(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記一群のコンタクトに転送される全ての前記アドレス情報を搬送するように構成される複数の信号線を有する少なくとも1つのバスを更に備え、前記第1のコンタクトは前記少なくとも1つのバスと電気的に接続される、請求項1に記載の回路パネル。
前記少なくとも1つのバスは、前記一群のコンタクトに転送される全てのコマンド信号を搬送するように構成され、前記コマンド信号は、書込みイネーブル信号、行アドレスストローブ信号及び列アドレスストローブ信号である、請求項4に記載の回路パネル。
第1のバス及び第2のバスを更に備え、前記第1のバスは、前記第1のコンタクトのうちの少なくとも幾つかと電気的に接続されており、前記一群のコンタクトに転送される全ての前記アドレス情報を搬送するように構成される複数の信号線を有し、前記第2のバスは、前記第2のコンタクトのうちの少なくとも幾つかと電気的に接続されており、前記アドレス情報以外の情報を搬送するように構成される複数の信号線を有する、請求項3に記載の回路パネル。
前記組のコンタクトのそれぞれの前記コンタクトは、前記理論面に対して平行な方向に延在する少なくとも1つのそれぞれの列内に配置される、請求項1に記載の回路パネル。
前記第1の接続サイト及び前記第2の接続サイトに転送される全ての前記アドレス情報を搬送するように構成される複数の信号線を有する少なくとも1つのバスを更に備え、前記第1の接続サイト及び前記第2の接続サイトの前記コンタクトは、前記少なくとも1つのバスと電気的に接続される、請求項8に記載の回路パネル。
前記第1のコンタクトに電気的に接続されるデバイスを更に備え、前記デバイスは、前記第1のコンタクトに前記アドレス情報を送出するように動作可能である、請求項2に記載の回路パネル。
前記デバイスは、前記回路パネルを前記第1のタイプの超小型電子パッケージと接続するための第1のモード及び前記回路パネルを前記第2のタイプの超小型電子パッケージと接続するための第2のモードにおいてそれぞれ動作するように構成される、請求項12に記載の回路パネル。
前記回路パネルは前記主面に対向する第2の表面を有するモジュールカードであり、前記回路パネルは前記一群のコンタクトに結合される複数のモジュールコンタクトを更に備え、前記モジュールコンタクトは、前記一群のコンタクトとの間で転送するための情報を搬送するように構成され、前記モジュールコンタクトは、前記モジュールカードの外部にある構成要素と接続するように構成される、請求項1に記載の回路パネル。
前記接続サイトにおいて露出する前記コンタクトは、前記理論面の前記第1の側及び前記第2の側にそれぞれ配置される第1の組の第2のコンタクト及び第2の組の第2のコンタクトを更に含み、前記端子は、前記第2のコンタクトに結合され、少なくともデータ信号及びデータストローブ信号を搬送するように構成される第2の端子を含み、前記第2の端子の第1の部分は、前記第1の端子と、前記超小型電子パッケージの前記前面の第1の縁部との間に配置され、前記第2の端子の第2の部分は、前記第1の端子と、前記第1の縁部に対向する前記超小型電子パッケージの第2の縁部との間に配置され、前記第1の部分及び第2の部分はともに前記超小型電子パッケージのデータバス及びデータストローブを備える、請求項17に記載の超小型電子アセンブリ。
前記回路パネルの前記コンタクトは、前記メモリストレージアレイ内の単一の記憶場所を一意に指定するのに必要な前記信号を受信するように構成される、請求項17に記載の超小型電子アセンブリ。
前記回路パネルの前記コンタクトは、前記メモリストレージアレイ内の単一の記憶場所を一意に指定するのに必要な前記信号の大部分を受信するように構成される、請求項17に記載の超小型電子アセンブリ。
前記超小型電子パッケージは、少なくとも1つの半導体チップの表面において露出するアドレス入力を有する1つ以上の半導体チップと、前記端子において受信されたアドレス情報を前記アドレス入力に結合するように構成される導電性構造とを含む、請求項17に記載の超小型電子アセンブリ。
前記超小型電子パッケージに転送される全ての前記アドレス情報を搬送するように構成される複数の信号線を有する少なくとも1つのバスを更に備え、前記第1のコンタクトは前記少なくとも1つのバスと電気的に接続される、請求項17に記載の超小型電子アセンブリ。
各超小型電子アセンブリが、各超小型電子アセンブリとの間で信号を伝達するために第2の回路パネルに実装され、かつ電気的に接続される、請求項17に記載の複数の超小型電子アセンブリを含むモジュール。
【発明を実施するための形態】
【0031】
本発明の一実施形態による構成要素5が
図1に例示される。
図1において見られるように、構成要素5は超小型電子アセンブリ10と接続されるように構成される。
【0032】
超小型電子アセンブリ10は、1組の端子25と、所与の数の記憶場所を有するメモリストレージアレイを有する超小型電子素子30とを含む。超小型電子素子30は、記憶場所のうちの1つを指定するコマンド及びアドレス情報を受信するために端子25と接続される入力35aと、コマンド及びアドレス情報以外の情報(例えば、データ情報)を送信及び受信する他の素子コンタクト35bとを含む、素子コンタクト35を有する。超小型電子アセンブリ10は、例えば、
図2〜
図5を参照しながら以下で説明されるように、種々の形をとることができる。
【0033】
超小型電子アセンブリ10は、その上に能動素子、例えば、トランジスタの能動デバイス又は他の能動素子を含むことができ、それらの能動素子は、更なる素子とともに、又は更なる素子を用いることなく、メモリストレージアレイを画定する。一例では、能動素子、及び能動素子によって画定されるメモリストレージアレイは、超小型電子アセンブリ10の超小型電子素子30の一部に組み込むことができるか、又は1つ以上の超小型電子素子、例えば、1つ以上の半導体チップに組み込むことができるか、又は超小型電子アセンブリの1つ以上の超小型電子パッケージ内に組み込むことができる。
【0034】
限定はしないが、一例では、超小型電子アセンブリ10は、例えば、超小型電子パッケージ又はその一部とすることができ、端子25は、超小型電子パッケージの表面において露出する。別の例では、超小型電子アセンブリは、電気的に接続される複数の超小型電子パッケージを含むことがあるか、又は電気的に接続される超小型電子素子、半導体チップ、若しくは超小型電子素子若しくは半導体チップの一部、若しくは超小型電子パッケージの一部を含む構造体を含むことがある。
【0035】
本明細書において用いられるときに、導電性素子が構造体の表面「において露出する」という言い方は、その表面に対して垂直な方向に、その構造体の外部からその表面に向かって移動する理論点と接触するために、その導電性素子が利用可能であることを示す。したがって、構造体の表面において露出する端子又は他の導電性素子は、そのような表面から突出することもできるし、そのような表面と同一平面をなすこともできるし、そのような表面より奥まって位置し、構造体内の穴又は凹部を通して露出することもできる。
【0036】
一例では、1つ以上の超小型電子素子30のメモリストレージアレイは、その役割が超小型電子アセンブリの別の機能部分に従属する場合がある、超小型電子アセンブリ10の機能部分を含む。例えば、超小型電子アセンブリ10は、論理機能部分、例えば、プロセッサとメモリ機能部分とを含むことができ、メモリ機能部分は、論理機能部分の機能を補助するか、又は論理機能部分の機能を果たすのを助けることができる。しかしながら、特定の例では、超小型電子アセンブリ10は、主にメモリストレージアレイ機能を提供するように構成することができる。後者の場合、超小型電子アセンブリ10は、メモリストレージアレイ機能を提供するように構成される能動素子、例えば、トランジスタ等の能動デバイスを、メモリストレージアレイ機能以外の機能を提供するように構成される超小型電子アセンブリの他の構成要素内の能動素子の数よりも、多く有することができる。
【0037】
一例では、超小型電子アセンブリ10は、その中に、1組の端子25、例えば、「第1の端子」25aを超小型電子素子30の対応するアドレス入力35aと電気的に直接結合する配線を含みうる。本明細書において用いられるとき、各「第1の端子」25aは、アドレス入力35aのうちの1つ以上のものを含む、超小型電子アセンブリ10上の信号割当てを有する。別の例では、以下で更に説明されるように、超小型電子アセンブリ10は、その上に、複数の能動素子を有する半導体チップ等のバッファ素子を含むことができ、そのような半導体チップは、超小型電子構造体によってアドレス入力に転送するために端子25において受信されたアドレス又はコマンド情報の少なくとも1つを再生するか、部分的に復号するか、又は完全に復号するかの少なくとも1つを実施するように構成される。コマンド情報は、超小型電子アセンブリ10内のメモリストレージアレイ又はその一部の動作モードを制御する情報とすることができる。
【0038】
超小型電子アセンブリ10は、第1の端子25aにおいて受信されたアドレス情報を、1つ以上の超小型電子素子30のアドレス入力35aに与えるように構成される。本明細書において、超小型電子素子若しくはその一部のアドレス情報、又はコマンドアドレスバス情報若しくは信号及びアドレス入力の文脈において用いられるときに、端子上のアドレス情報が「アドレス入力に与えられる」という言い方は、端子上のアドレス情報が、その電気的接続を介して、又は端子において受信されたアドレス情報の再生、部分的復号又は完全復号のうちの少なくとも1つを実行することができるバッファ素子を通して、アドレス入力に転送されることを意味する。
【0039】
1つのタイプのそのような超小型電子素子30では、アドレス入力35aの幾つかのコンタクトはそれぞれ、超小型電子素子に供給されるアドレス情報のうちの特定のアドレス情報を受信するように構成することができる。特定の実施形態では、そのようなコンタクトはそれぞれ、超小型電子素子の外部から、すなわち、ワイヤボンド等の超小型電子パッケージ10の配線を通して、かつ第1の端子25aを通して超小型電子素子30に供給されるアドレス情報を受信するように構成されるアドレス入力35aとすることができる。また、超小型電子素子30のコンタクトは、超小型電子素子の外部から他の情報又は信号を受信するように構成することもできる。
【0040】
例えば、超小型電子素子30がDRAM半導体チップを含むか、又はDRAM半導体チップであるとき、第1の端子25aは、超小型電子アセンブリ内の超小型電子素子内部のメモリストレージアレイの全ての利用可能なアドレス指定可能記憶場所の中から1つのアドレス指定可能記憶場所を決定するのに、超小型電子アセンブリ内の回路、例えば、行アドレスデコーダ及び列アドレスデコーダと、存在するなら、バンク選択回路とによって使用可能である、超小型電子アセンブリ10に転送されるアドレス情報を搬送するように構成することができる。特定の実施形態では、第1の端子25aは、そのようなメモリストレージアレイ内の1つのアドレス指定可能記憶場所を決定するために超小型電子アセンブリ10内のそのような回路によって使用される全てのアドレス情報を搬送するように構成することができる。第1の端子25aはそれぞれ、超小型電子アセンブリ10のメモリストレージアレイ内の1つの場所を指定するのに十分なアドレス情報を搬送するように構成することができる。
【0041】
通常、超小型電子アセンブリ10内の超小型電子素子30が、DRAMチップであるか、又はDRAMチップを含むとき、一実施形態におけるアドレス情報は、DRAMチップへの読出しアクセスのための、又はDRAMチップへの読出し、若しくは書込みいずれかのアクセスのための超小型電子アセンブリ内のランダムアクセスアドレス指定可能記憶場所を決定するために用いられる、超小型電子構造体の外部にある構成要素、例えば、構成要素5から超小型電子アセンブリに転送される全てのアドレス情報を含みうる。
【0042】
特定の実施形態では、第1の端子25aは、超小型電子素子30のうちの1つ以上のの超小型電子素子の動作モードを制御する情報を搬送するように構成することができる。より具体的には、第1の端子25aは、超小型電子アセンブリ10に転送される特定の1組のコマンド信号及び/又はクロック信号の全てを搬送するように構成することができる。一実施形態では、第1の端子25aは、外部構成要素、例えば、構成要素5からアセンブリ10に転送されるコマンド信号、アドレス信号、バンクアドレス信号及びクロック信号の全てを搬送するように構成することができ、コマンド信号は行アドレスストローブ、列アドレスストローブ及び書込みイネーブルを含む。
【0043】
超小型電子素子30のうちの1つ以上のものが、ダイナミックランダムアクセスメモリ(「DRAM」)半導体チップ、又はDRAMチップのアセンブリ等によって提供されるダイナミックメモリストレージアレイ機能を提供するように構成される実施形態では、コマンド信号は、書込みイネーブル信号、行アドレスストローブ信号及び列アドレスストローブ信号とすることができる。ODT(オンダイターミネーション)、チップ選択、クロックイネーブル等の他の信号が、第1の端子25aによって搬送される場合もあるし、搬送されない場合もある。クロック信号は、アドレス信号をサンプリングするために超小型電子素子のうちの1つ以上のものによって用いられるクロックとすることができる。
【0044】
第1の端子25aに加えて、端子25(又は本明細書において説明される他の実施形態のいずれかにおける端子)は、データ信号等の、コマンド及びアドレス情報以外の情報を搬送する(送信し、及び/又は受信する)ように構成される第2の端子25bも含みうる。第2の端子25bのうちの少なくとも幾つかは、第1の端子25aによって搬送されるアドレス信号以外の信号を搬送するように構成することができる。特定の例では、第2の端子25bは、データ信号、データストローブ信号、又はチップ選択、リセット、電源電圧、例えば、Vdd、Vddq及び接地、例えば、Vss及びVssq等の他の信号若しくは基準電位のうちの1つ以上のものを搬送することができる。第2の端子25bは、コマンド及びアドレス情報以外の情報を送信及び受信する他の素子コンタクト35bと電気的に接続することができる。
【0045】
一例では、第2の端子25bは、超小型電子素子30への、及び/又は超小型電子素子30からの一方向又は双方向データ信号、及びデータストローブ信号、並びにデータマスク、及び終端抵抗への並列終端をオン又はオフにするために用いられるODT、すなわち「オンダイターミネーション」信号を搬送するために用いられる端子を含みうる。特定の例では、第2の端子25bは、リセット等の信号、並びに電源電圧、例えば、Vdd、Vddq、又は接地、例えば、Vss及びVssq等の基準電位を搬送することができる。
【0046】
そのような超小型電子素子30の1つの特定の例では、素子コンタクト35aにおいて存在するコマンド及びアドレス情報は、それぞれの超小型電子素子によって用いられるクロックのエッジに対して、すなわち、異なる第1の電圧状態と第2の電圧状態との間のクロックの遷移時にサンプリングすることができる。すなわち、各コマンド及びアドレス信号は、クロックの低電圧状態と高電圧状態との間の立ち上がり遷移時に、又はクロックの高電圧状態と低電圧状態との間の立ち下がり遷移時にサンプリングすることができる。したがって、複数のコマンド及びアドレス信号は全て、クロックの立ち上がり遷移時にサンプリングすることができるか、若しくはそのようなコマンド及びアドレス信号は全て、クロックの立ち下がり遷移時にサンプリングすることができるか、又は別の例では、素子コンタクト35aのうちの1つにおけるコマンド又はアドレス信号は、クロックの立ち上がり遷移時にサンプリングすることができ、1つの他の外部コンタクトにおけるコマンド又はアドレス信号は、クロックの立ち下がり遷移時にサンプリングすることができる。
【0047】
主にメモリストレージアレイ機能を提供するように構成することができる別のタイプの超小型電子素子30では、その上にあるコマンド又はアドレスコンタクト35aのうちの1つ以上のものを多重化して用いることができる。この例では、それぞれの超小型電子素子30の特定の素子コンタクト35aは、外部から超小型電子素子に供給される2つ以上の異なる信号を受信することができる。したがって、第1のコマンド又はアドレス信号は、異なる第1の電圧状態と第2の電圧状態との間のクロックの第1の遷移(例えば、立ち上がり遷移)時に特定のコンタクト35aにおいてサンプリングすることができ、第1のコマンド又はアドレス信号以外の信号は、第1の遷移と逆である第1の電圧状態と第2の電圧状態との間のクロックの第2の遷移(例えば、立ち下がり遷移)時に特定のコンタクトにおいてサンプリングすることができる。
【0048】
そのように多重化する場合、それぞれの超小型電子素子30の同じ素子コンタクト35a上でクロックの同じサイクル内に2つの異なる信号を受信することができる。特定の場合には、このように多重化することによって、それぞれの超小型電子素子30の同じ素子コンタクト35a上で同じクロックサイクル内に、第1のコマンド又はアドレス信号と、異なる信号とを受信できるようになる。更に別の例では、このように多重化することによって、それぞれの超小型電子素子30の同じ素子コンタクト35a上で同じクロックサイクル内に、第1のコマンド又はアドレス信号と、第2の異なるコマンド又はアドレス信号とを受信できるようになる。
【0049】
一例では、動作パラメータは、行アドレスストローブ信号が超小型電子アセンブリ10の回路によってイネーブル状態において検出された後の待ち時間(これ以降、「RAS待ち時間」)のクロックサイクル数等のタイミングに関連することができるか、又は列アドレスストローブ信号が超小型電子アセンブリの回路によってイネーブル状態において検出された後の待ち時間のクロックサイクル数に関連することができるか、又は、例えば、1ギガビット(「1Gb」)、2ギガビット(「2Gb」)等の超小型電子アセンブリの容量に関連することができるか、又は「単一ランク」、「2ランク」、「4ランク」若しくは他の構造体等の超小型電子アセンブリの編成に関連することができるか、又は他の動作パラメータに、若しくは上記の動作パラメータの組み合わせに、若しくは他の動作パラメータに関連することができる。一例では、限定はしないが、不揮発性メモリが上記のパラメータのうちの1つのパラメータの情報を記憶することができるか、又は動作パラメータの任意の組み合わせの情報を記憶することができる。特定の例では、不揮発性メモリは、メモリストレージアレイに対する読出し又は書込みアクセス中に回避されるべきである、超小型電子アセンブリ10のメモリストレージアレイ内の既知の不良記憶場所のテーブルを含みうる。
【0050】
構成要素5は、コマンド及びアドレス情報を搬送するように構成される第1の組の導体70を支持する支持構造体60(例えば、回路パネル)を含む。支持構造体60は、数ある中でも、回路パネル160(
図2A)、モジュールカード160b(
図2B)、相互接続基板342(
図4B)、モールド領域348(
図4C)、超小型電子素子440(
図5B)、又は超小型電子素子の上に重なる誘電体層(図示せず)等の、数多くの異なる形をとることができる。
【0051】
構成要素5は、1組の導体70に結合され、超小型電子アセンブリ10の端子25の対応する端子と接続するように構成される複数の第1のコンタクト65も含む。第1の組の導体70は、第1のコンタクト65に転送される全てのアドレス情報を搬送するように構成される複数の信号線を有する少なくとも1つのバスを含みうる。第1のコンタクト65は、第1の組の導体70からなる少なくとも1つのバスと電気的に接続することができる。
【0052】
構成要素5のコンタクト65と、超小型電子アセンブリ10の端子25との間の接続は、例えば、
図2〜
図5を参照しながら以下で説明されるように、種々の形をとることができる。コンタクト65は、アドレス及びコマンド情報割当ての複数の所定の割当てを有し、それにより、コンタクトは、複数のタイプ(例えば、DDRx、GDDRx、LPDDRx等)の1つ以上の超小型電子素子30を有する超小型電子アセンブリ10の端子25と接続することができる。
【0053】
コンタクト65は、第1のタイプの超小型電子アセンブリ10と接続するための第1の所定の配置に従って配置され、第1のタイプの超小型電子アセンブリでは、1つ以上の超小型電子素子30が、第1の数のコンタクト(それはコンタクトのうちの幾つか又は全てとすることができる)を含む、コンタクトの第1のサブセットを通してその超小型電子素子に結合されるコマンド及びアドレス情報を第1のサンプリング速度でサンプリングするように構成される(例えば、DDR3又はDDR4)。同じコンタクト65を第2のタイプの超小型電子アセンブリ10と接続するための第2の所定の配置に従って配置することができ、第2のタイプの超小型電子アセンブリでは、1つ以上の超小型電子素子30が、第1の数より少ない第2の数のコンタクトを含む、コンタクトの第2のサブセットを通してその超小型電子素子に結合されるコマンド及びアドレス情報を、第1のサンプリング速度より速い第2のサンプリング速度でサンプリングするように構成される(例えば、LPDDR3)。コンタクト65の第1のサブセット及び第2のサブセットは、同一の位置を占有する幾つかのコンタクトを含む。2つの異なるタイプの超小型電子アセンブリ10と接続するための2つの異なる所定の配置に従ってそれぞれ配置することができるコンタクト65は、本明細書において「共通サポートコンタクト」とも呼ばれる。
【0054】
特定の実施形態では、第2のサンプリング速度は、第1のサンプリング速度の整数倍とすることができる。例えば、DDR3又はDDR4メモリを有する第1のタイプの超小型電子アセンブリ10が構成要素5に取り付けられるとき、超小型電子アセンブリ内の超小型電子素子30を、第1の数のコンタクト65を通してその超小型電子素子に結合されるコマンド及びアドレス情報をクロックサイクル当たり1回等の第1のサンプリング速度で(例えば、クロックサイクルの立ち上がりエッジにおいて)サンプリングするように構成できるように、構成要素5を構成することができる。この同じ例において、その中にLPDDR3メモリを有する第2のタイプの超小型電子アセンブリ10が構成要素5に取り付けられるときに、超小型電子アセンブリ内の超小型電子素子30を、第2の数のコンタクト65を通してその超小型電子素子に結合されるコマンド及びアドレス情報をクロックサイクル当たり2回等の第2のサンプリング速度で(例えば、クロックサイクルの立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジのそれぞれにおいて1回)サンプリングするように構成できるように、構成要素5を構成することができる。それゆえ、この例では、第2のサンプリング速度は、第1のサンプリング速度の整数(2)倍である。
【0055】
第2のサンプリング速度が第1のサンプリング速度の整数倍である別の実施形態では、その中にDDR3又はDDR4メモリを有する第1のタイプの超小型電子アセンブリ10が構成要素5に取り付けられるときに、超小型電子アセンブリ内の超小型電子素子30を、第1の数のコンタクト65を通してその超小型電子素子に結合されるコマンド及びアドレス情報をクロックサイクル当たり1回の第1のサンプリング速度でサンプリングするように構成できるように、構成要素5を構成することができる。この同じ例において、その中に異なるタイプのメモリを有する第2のタイプの超小型電子アセンブリ10が構成要素5に取り付けられるときに、超小型電子アセンブリ内の超小型電子素子30を、第2の数のコンタクト65を通してその超小型電子素子に結合されるコマンド及びアドレス情報をクロックサイクル当たり4回の第2のサンプリング速度で(例えば、クロックサイクルの4分の1ごとに1回)サンプリングするように構成できるように、構成要素5を構成することができる。それゆえ、この例でも、第2のサンプリング速度は第1のサンプリング速度の整数(4)倍である。
【0056】
更に別の実施形態では、第2のサンプリング速度は第1のサンプリング速度の非整数倍とすることができる。例えば、その中にメモリを有する第1のタイプの超小型電子アセンブリ10が構成要素5に取り付けられるときに、超小型電子アセンブリ内の超小型電子素子30を、第1の数のコンタクト65を通してその超小型電子素子に結合されるコマンド及びアドレス情報をクロックサイクル当たり4回の第1のサンプリング速度で(例えば、クロックサイクルの4分の1ごとに1回)サンプリングするように構成できるように、構成要素5を構成することができる。この同じ例において、その中にメモリを有する第2のタイプの超小型電子アセンブリ10が構成要素5に取り付けられるときに、超小型電子アセンブリ内の超小型電子素子30を、第2の数のコンタクト65を通してその超小型電子素子に結合されるコマンド及びアドレス情報をクロックサイクル当たり6回の第2のサンプリング速度で(例えば、クロックサイクルの6分の1ごとに1回)サンプリングするように構成できるように、構成要素5を構成することができる。それゆえ、この例では、第2のサンプリング速度は第1のサンプリング速度の非整数(1.5)倍である。
【0057】
第2のサンプリング速度が第1のサンプリング速度の非整数倍である別の実施形態では、第1のサンプリング速度と第2のサンプリング速度との間のそのような非整数の関係は、超小型電子素子30によるコマンド及びアドレス情報のサンプリングが幾つかのクロックサイクル中にのみ実行され、他のクロックサイクル中に実行されないときに生じることができる。例えば、その中にDDR3又はDDR4メモリを有する第1のタイプの超小型電子アセンブリ10が構成要素5に取り付けられるときに、超小型電子アセンブリ内の超小型電子素子30を、第1の数のコンタクト65を通してその超小型電子素子に結合されるコマンド及びアドレス情報を1つおきのクロックサイクルに1回の第1のサンプリング速度でサンプリングするように構成できるように、構成要素5を構成することができる。この同じ例において、その中に別のタイプのメモリを有する第2のタイプの超小型電子アセンブリ10が構成要素5に取り付けられるときに、超小型電子アセンブリ内の超小型電子素子30を、第2の数のコンタクト65を通してその超小型電子素子に結合されるコマンド及びアドレス情報を2つおきのクロックサイクル当たり2回の第2のサンプリング速度で(例えば、2つおきのクロックサイクルの立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジそれぞれに1回)サンプリングするように構成できるように、構成要素5を構成することができる。それゆえ、この例では、第2のサンプリング速度は第1のサンプリング速度の非整数(1.5)倍である。
【0058】
本発明は、上記の具体例に加えて、超小型電子素子30によるコマンド及びアドレス情報のサンプリングがクロックサイクルごとに実行される例において、及び超小型電子素子によるコマンド及びアドレス情報のサンプリングが幾つかのクロックサイクル中にのみ実行され、他のクロックサイクル中に実行されない例において、第2のサンプリング速度と第1のサンプリング速度との間の数多くの他の整数及び非整数倍の関係を考慮する。
【0059】
一例では、構成要素5のコンタクト65の同じ所定の配置を用いて、業界標準DDR3又はDDR4仕様に従って動作する超小型電子素子を含む第1のタイプの超小型電子アセンブリ10と接続することができるか、又は業界標準LPDDR3仕様に準拠する超小型電子素子を含む第2のタイプの超小型電子構造体と接続することができる。
【0060】
本明細書において図示される例では、第1のタイプより少ないコンタクト60を用いてコマンド及びアドレス情報をサンプリングする第2のタイプの超小型電子アセンブリ10において、端子25のうちの幾つかは、超小型電子アセンブリ10内の1つ以上のメモリストレージアレイのアドレス入力35aにアドレス情報を転送するために必要とされない場合がある非接続端子とすることができる。
【0061】
本明細書において用いられるときに、超小型電子アセンブリの「非接続端子」は、いかなる電気経路にも接続されない端子、例えば、そのような非接続端子上に何らかの情報が存在することがあってもなくても、超小型電子アセンブリ10内の任意の超小型電子素子30、例えば、半導体チップに情報を伝達するための経路に接続されない端子を意味する。したがって、非接続端子に接続される構成要素5から非接続端子に結合される場合等がある情報が、非接続端子上に存在する場合であっても、非接続端子上に存在する情報は、いかなる経路においても、超小型電子アセンブリ10内のいかなる超小型電子素子30にも与えられない。
【0062】
本明細書における実施形態のいずれかにおいて、第1のコンタクト65に加えて、構成要素5は、第2の組の導体71に結合され、超小型電子アセンブリ10の第2の端子25bのうちの対応する端子と接続するように構成される複数の第2のコンタクト67も含みうる。第2のコンタクト67は、超小型電子アセンブリ10の対応する第2の端子25bと接続するように構成することができ、第2のコンタクトは、データ信号等の、コマンド及びアドレス情報以外の情報を搬送するように構成される。第2の組の導体71は、第2のコンタクト67のうちの少なくとも幾つかに電気的に接続される少なくとも1つの第2のバスを有することができる。そのような第2のバスは、アドレス及びコマンド情報以外の情報を搬送するように構成される複数の信号線を有することができる。
【0063】
構成要素5は、1組の導体に結合されるデバイス80も含むことができ、そのデバイスは、コマンド及びアドレス情報をコンタクトに送出(drive)するように動作可能である。一例では、デバイス80は、1組の導体70に電気的に接続される送出素子(driving element)とすることができる。例えば、デバイス80は、マイクロプロセッサ又はダイレクトメモリアクセスコントローラ(「DMAコントローラ」)とすることができる。特定の実施形態では、デバイス80は、バッファリング素子とすることができるか、又は構成要素5によって用いることができる第1のプロトコルを有するアドレス情報を、超小型電子アセンブリ10内の特定のタイプの超小型電子素子30によって用いることができる第2のプロトコルに変換するように構成されるプロトコル変換器とすることができる。デバイス80は、構成要素5をアドレス及びコマンド情報割当ての第1の配置を介して第1のタイプの超小型電子アセンブリ10と接続するための第1のモード、並びにアドレス及びコマンド情報割当ての第2の配置を介して第2のタイプの超小型電子アセンブリと接続するための第2のモードにおいてそれぞれ動作するように構成することができる。
【0064】
特定の例では、デバイス80は、少なくとも1つの中央演算装置(「CPU」)とすることができ、CPUは超小型電子アセンブリ10からの読出し演算及び超小型電子アセンブリへの書込み演算を含む、システム内の複数の構成要素の演算を制御するように構成される。構成要素5は、例えば、ダイレクトメモリアクセスコントローラ及びCPUの両方を含む、2つ以上のデバイス80も含みうる。一実施形態では、構成要素5は、構成要素及び超小型電子アセンブリ10が使用する電力を供給するように構成される電源を更に含みうる。
【0065】
図1は、構成要素5に電気的に接続される単一の超小型電子アセンブリ10のみを示すが、他の実施形態では、複数の超小型電子アセンブリを構成要素に電気的に接続することができる。
【0066】
図2Aは、
図1に示される本発明の特定の例による構成要素105を示す。
図2Aにおいて見られるように、構成要素105は回路パネル160を含み、コンタクト165が回路パネルの第1の表面161において露出している。回路パネル160(及び本明細書において説明される他の実施形態における回路パネル)は、数ある中でも、デュアルインラインメモリモジュール(「DIMM」)において用いられるプリント回路基板、システム内の他の構成要素と接続されることになる回路基板若しくは回路パネル、又はマザーボード等の種々のタイプからなることがある。
【0067】
回路パネル160に接合される超小型電子アセンブリは、超小型電子パッケージ110の形をとる。超小型電子パッケージ110はその中に、パッケージ基板120の第1の表面121に面する表面を有する1つ以上の超小型電子素子130を有する。超小型電子素子130は、第1の表面121の反対に位置する基板120の第2の表面122において露出する端子125に電気的に接続されるアドレス入力135を有する。第2の表面122は、超小型電子パッケージ110の露出面である。端子125は表面実装端子(例えば、タイプBGA、LGA、PGA等からなる)とすることができる。
【0068】
図2Aは構成要素105と電気的に接続される単一の超小型電子パッケージ110のみを示すが、他の実施形態では、複数の超小型電子パッケージを構成要素と電気的に接続することができる。そのような実施形態では、全ての超小型電子パッケージ110を回路パネル160の第1の表面161に取り付けることもできるし、全ての超小型電子パッケージを回路パネルの第2の表面162に取り付けることもできるし、1つ以上の超小型電子パッケージを回路パネルの第1の表面に取り付けることもでき、1つ以上の超小型電子パッケージを第2の表面に取り付けることができる。
【0069】
超小型電子パッケージ110は、メモリストレージアレイ内の場所を指定するアドレス情報を受信するための複数のアドレス入力135を有することができる。したがって、アドレス入力135は、上記のように超小型電子素子130の表面において露出するコンタクトとすることができる。超小型電子パッケージ110は、超小型電子構造体の特定の端子125において受信されたアドレス情報を入力アドレス135に転送するように構成される。例えば、超小型電子パッケージ110は、構造体の特定の端子125上で受信された信号を対応する特定のアドレス入力135に結合することができる。
【0070】
特定の例では、アドレス入力135は、超小型電子素子130、例えば、半導体チップの面において露出することができ、その面は基板120の第1の表面121に面する。別の例では、アドレス入力135は、第1の表面121から離れて面する、超小型電子素子130の面において露出することができる。場合によっては、アドレス入力135が、第1の表面121から離れて面する、超小型電子素子130の面において露出するとき、超小型電子素子の背面と基板120の第1の表面121との間にダイアタッチ接着剤を配置することができ、それにより、超小型電子素子と基板との間の接続を機械的に補強することができる。
【0071】
図2Aの特定の例において更に見られるように、超小型電子アセンブリ110内に組み込まれる超小型電子素子130は、その表面において、基板120の第1の表面121又は第2の表面122においてそれぞれの基板コンタクト124に電気的に接続される素子コンタクト135を有することができる。一例では、超小型電子素子130は超小型電子素子の素子コンタクト135と、基板120の第1の表面121にある対応する基板コンタクト124との間に延在する導電性接合素子を介して基板120にフリップチップボンディングすることができる。
【0072】
別の例では、ワイヤボンドが基板120内の開口部を通って延在することができ、素子コンタクト135を基板の第2の表面122にある基板コンタクトと電気的に接続することができる。代替的には、他のタイプの導体、例えば、リードフレームの一部、可撓性リボンボンド等を用いて、素子コンタクト135をそれぞれの基板コンタクト124と電気的に接続することができ、場合によっては、素子コンタクトを、第1の表面121からの高さが超小型電子素子130の前面より高い場所に配置される他の導電性素子と接続することもできる。
【0073】
幾つかの実施形態では、コンタクト135は、場合によっては、半導体のバックエンドオブライン(「BEOL」)配線を通して、半導体チップ130の能動デバイスと電気的に接続される場合もあり、その配線はビア又は他の導電性構造体を含むことができ、場合によってはコンタクト135の下に配置される場合がある。
【0074】
端子125(及び本明細書において説明される他の端子のいずれか)は、超小型電子パッケージ110の第1の表面112において露出する導電性素子、例えば、コンタクト、パッド、ポスト、ピン、ソケット、配線又は他の導電性構造体とすることができ、
図2Aに示される例では、その表面は、基板120の第2の表面122と同じ表面である。
【0075】
場合によっては、端子125は、導電性接合素子111等を用いて、回路パネル160等の別の素子の対応するコンタクト165に導通可能に結合されるように構成することができる。導電性接合素子111は、数ある中でも、ハンダ、スズ、インジウム、金、共晶材料、金属を含む導電性マトリックス材料及び高分子材料等の可融導電性材料の結合金属、又は他の導電性結合材料の結合金属を含むことができ、場合によっては、導電性パッド若しくはポスト等の、基板120の導電性構造体に取り付けられる導電性バンプ等の付加構造体も含みうる。他の場合には、端子125は、各構成要素の対応する導電性素子間の圧入又は締り嵌め等によって、回路パネル160の対応する機構と機械的かつ電気的に係合するように構成することができ、場合によっては、それらの端子が係合する対応する導電性表面に対して滑らせるか、又は擦りつけることができる。端子125は、例えば、トレース及びビア等の、基板120上の導電性構造体を通して基板コンタクト124と電気的に接続することができる。
【0076】
図2Aに示されるように、導電性接合ユニット111(例えば、ハンダボール)は、超小型電子アセンブリの全ての端子125と、対応する回路パネルコンタクト165との間に延在することができる。しかしながら、超小型電子アセンブリ110の端子125のうちの幾つかが非接続端子である実施形態では(例えば、超小型電子素子が、LPDDR3等の第2のタイプからなるとき)、そのような非接続端子は対応する回路パネルコンタクト165に接続することができるが、超小型電子アセンブリ内の超小型電子素子130に情報を伝達するためのいかなる電気経路においても、超小型電子アセンブリ110内に接続されない。
【0077】
幾つかの実施形態では、
図2Aに示される基板120(又は本明細書において説明される他のパッケージ基板のいずれか)及び/又は回路パネル160(又は本明細書において説明される他の回路パネルのいずれか)は、シート状又は板状の誘電体素子を含むことができ、誘電体素子は基本的に高分子材料、例えば、数ある中でも、樹脂又はポリイミドからなることができる。代替的には、基板120及び/又は回路パネル160は、ガラス繊維強化エポキシ等の複合構成物、例えば、BT樹脂又はFR−4構成物を有する誘電体素子を含みうる。幾つかの例では、基板120及び/又は回路パネル160の誘電体素子は、誘電体素子の平面において、すなわち、その第1の表面110に対して平行な方向において、最大で摂氏1度当たり30百万分率(これ以降、「ppm/℃」)の熱膨張係数を有することができる。
【0078】
別の例では、基板120は、摂氏1度当たり12百万分率未満の熱膨張係数(「CTE」)を有する材料からなり、その上に端子125及び他の導電性構造体を配置することができる支持素子を含みうる。例えば、そのような低CTE素子は、基本的に、ガラス、セラミック若しくは半導体材料若しくは液晶ポリマー材料、又はそのような材料の組み合わせからなることができる。
【0079】
一例では、1組の導体170は、回路パネル160の第1の表面161に対して平行な第1の方向Xに延在することができる少なくとも1つのバスを含みうる。特定の例では、1組の導体170からなる少なくとも1つのバスは、回路パネル160の第1の表面161に対して平行な第2の方向Yに延在することができ、第2の方向は第1の方向Xを横切る。幾つかの実施形態では、1組の導体170からなるバスの信号線は、互いに同じ平面内に位置することができ、個々の信号線は、複数の平面内に、かつ複数の方向に延在する導体部分を含みうる。
【0080】
1組の導体170からなる少なくとも1つのバスは、回路パネル160のコンタクト165に転送される全てのアドレス情報を搬送するように構成される複数の信号線を有することができる。コンタクト165は、1組の導体170からなる少なくとも1つのバスと電気的に接続することができる。一例では、1組の導体170からなる少なくとも1つのバスは、コンタクト165に転送される全てのコマンド信号を搬送するように構成することができ、コマンド信号は書込みイネーブル信号、行アドレスストローブ信号及び列アドレスストローブ信号を含む。
【0081】
回路パネル160は、任意選択的に1つ以上の終端抵抗を含むことができ、終端抵抗は端子電圧源に接続することができる。1組の導体170からなるバスのうちの1つ以上のバスの複数の信号線のうちの1つ以上のものは、任意選択的に終端抵抗に電気的に接続することができる。
【0082】
図2Aに示されるコンタクト165は、アドレス及びコマンド情報並びにデータを搬送するコンタクトの、回路パネル160の第1の表面161(又はコンタクト165が第2の表面において露出する場合には第2の表面162)上の相対的な位置を規定する所定の配置に従って配置することができる。
【0083】
回路パネル160は、第1のモード及び第2のモードにおいて変更を必要とすることなく使用可能にすることができ、各モードは、所与の1組のコンタクト165が対応するタイプの超小型電子パッケージ110の端子と接続されるときに生じる。例えば、構成要素105が、回路パネル160と、回路パネルの第1のコンタクト165に接合される第1の端子125を有する第1のタイプの超小型電子パッケージ110とを含みうる。別の例では、構成要素5が、回路パネル160と、回路パネルの第1のコンタクト165に接合される第1の端子125を有する第2のタイプの超小型電子パッケージ110とを含みうる。
【0084】
例えば、第1のモードでは、回路パネル160は第1のタイプの超小型電子パッケージ110に結合することができ、そのパッケージは、第1のコンタクト165によって搬送されるアドレス及びコマンド情報をクロックサイクル当たり1回サンプリングするように動作可能である。そのような超小型電子パッケージは、例えば、タイプDDR3若しくはDDR4からなることができるか、又はタイプGDDR3、GDDR4若しくはGDDR5からなることができる。
【0085】
これからしばらくの間、将来にわたって継続することが予想されるダブルデータレートDRAMメモリ及び低電力ダブルデータレートDRAM並びにグラフィックスダブルデータレートDRAMメモリに関連する標準規格の策定が進められる。DDR3標準規格、LPDDR3標準規格及びGDDR3標準規格を始めとする現在及び将来の標準規格は、本明細書では、まとめてそれぞれ「DDRx」、「LPDDRx」及び「GDDRx」と呼ばれる。
【0086】
特定の例では、第2のモードにおいて、回路パネル160は第2のタイプの超小型電子パッケージ110に結合することができ、そのパッケージは、第1のコンタクト165によって搬送されるアドレス及びコマンド情報をクロックサイクル当たり2回サンプリングするように動作可能である。そのような超小型電子パッケージ110は、既存の標準規格及び計画される標準規格の中でも、タイプLPDDRx、例えば、LPDDR3又はLPDDR4からなることができる。
【0087】
一実施形態では、回路パネル160は、第1のコンタクト165の第1のサブセットを用いて第1のタイプの超小型電子パッケージ110に結合することができ、同回路パネルは、第1のコンタクトの第2のサブセットを用いて第2のタイプの超小型電子パッケージに結合することができる。第2のサブセットは第1のサブセットより少ない数のコンタクトを有する。そのような実施形態では、第1のタイプの超小型電子パッケージ110は、第2のタイプの超小型電子パッケージ110が第1のコンタクトの第2のサブセットによって搬送されるアドレス及びコマンド情報をサンプリングするために動作可能であるクロックサイクル当たりの回数と同じ回数(例えば、クロックサイクル当たり1回)だけ、第1のコンタクト165の第1のサブセットによって搬送されるアドレス及びコマンド情報をサンプリングするように動作可能である。
【0088】
この実施形態では、第1のタイプの超小型電子パッケージ110はタイプDDR4の超小型電子素子を有することができ、第2のタイプの超小型電子パッケージはタイプDDR3の超小型電子素子を有することができる。第1のコンタクト165の第1のサブセットは、例えば、ALERT_N(パリティエラーを知らせるために用いられる出力とすることができるI/O信号)、BG(バンクグループ信号)、任意の他のコマンド−アドレス信号と同様にサンプリングされる、チップPARに入力されるパリティビット、ACT入力、チップによって受信され、アドレス情報、PARビット及び受信されたコマンド情報(すなわち、RAS、CAS、ACT(アクティブローの信号を起動する))を含む情報に基づいてパリティをチェックするDRAM等の、第1のコンタクトの第2のサブセットによって搬送されないコマンド及びアドレス情報を搬送するように構成される幾つかのコンタクトを含みうる。さらに、第1のコンタクト165の第2のサブセットには、第1のサブセットより少ないコンタクトが存在するが、第1のコンタクトの第2のサブセットは3つのバンクアドレス信号(DDR3超小型電子素子とともに用いられる)を含むことができ、一方、第1のコンタクトの第1のサブセットは2つのバンクアドレス信号(DDR4超小型電子素子とともに用いられる)を含みうる。
【0089】
特定の実施形態では、第1のタイプの超小型電子パッケージ内の1つ以上の超小型電子素子130は、第2のタイプの超小型電子パッケージ内の1つ以上の超小型電子素子とは異なるタイプのメモリストレージアレイを組み込むことができる。別の例では、回路パネル160は、第1のコンタクト165によって搬送されるアドレス及びコマンド情報をクロックサイクル当たり4回サンプリングするように動作可能である別のタイプの超小型電子パッケージ110に結合することができる。
【0090】
図2Aの実施形態では、第1のタイプの超小型電子パッケージ110が複数の超小型電子素子130を含むとき等の一例において、第1のタイプの超小型電子パッケージの全ての超小型電子素子は、単一の1組のコマンド−アドレス信号を搬送するように構成される同じ1組の導体170と接続するように構成することができる。そのような実施形態では、その中にDDR3又はDDR4メモリを有する第1のタイプの超小型電子パッケージ110が構成要素105に取り付けられるときに、超小型電子パッケージ内の超小型電子素子130を、第1の数のコンタクト165を通してその超小型電子素子に結合されるコマンド及びアドレス情報をクロックサイクル当たり1回等の第1のサンプリング速度で(例えば、クロックサイクルの立ち上がりエッジにおいて)サンプリングするように構成できるように、構成要素105を構成することができる。
【0091】
図2Aの実施形態では、第2のタイプの超小型電子パッケージ110が複数の超小型電子素子130を含むとき等の別の例において、第1のコンタクト165の第1のグループが、超小型電子素子の第1の半分に接続することができる、1組の導体170からなる第1のコマンド−アドレス信号バスに接続することができ、コンタクト165の第2のグループが、超小型電子素子の第2の半分に接続することができる、1組の導体からなる第2のコマンド−アドレス信号バスに接続することができる。その中にLPDDR3メモリを有する第2のタイプの超小型電子パッケージ100が構成要素105に取り付けられるときに、超小型電子パッケージ内の超小型電子素子130を、第2の数のコンタクト165を通してその超小型電子素子に結合されるコマンド及びアドレス情報をクロックサイクル当たり2回等の第2のサンプリング速度で(例えば、クロックサイクルの立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジにおいてそれぞれ1回)サンプリングするように構成できるように、構成要素105を構成することができる。
【0092】
例えば、第2のタイプの超小型電子パッケージ110が複数の超小型電子素子130を含むことができ、超小型電子素子の第1の半分は第1のコンタクトの第1のグループ内の第1のコンタクト165と接続するが、第1のコンタクトの第2のグループと接続しないように構成され、超小型電子素子の第2の半分は第1のコンタクトの第2のグループ内の第1のコンタクトと接続するが、第1のコンタクトの第1のグループと接続しないように構成される。そのような実施形態では、1組の導体170は、同一の2組のコマンド−アドレス信号を搬送するように構成することができ、それにより、超小型電子素子130のそれぞれ半分を、1組の導体の2組のコマンド−アドレス信号のうちの一方に接続できるようになる。本発明の利点は、導体に電気的に接続される超小型電子パッケージ110のタイプにかかわらず、導体170の物理的配置が変更されない可能性があることである。
【0093】
1組の導体170の全てが信号を搬送するために用いられる必要はない。例えば、1組の導体170が同一の2組のコマンド−アドレス信号を搬送するように構成される一実施形態では、導体が超小型電子パッケージ110に電気的に接続されるとき、全ての導体が超小型電子パッケージに信号を搬送する必要はない。1組の導体170が同一の2組のコマンド−アドレス信号を搬送するように構成されるときでも、1組の導体170によって搬送される信号を切り替える回数を減らし、電力損を削減するために、超小型電子アセンブリは、重複する組のコマンド−アドレス信号を搬送するように構成される導体のうちの幾つか又は全てを使用しないことができる。
【0094】
特定の例では、第2のタイプの超小型電子パッケージ110は、第1のコンタクトの第1のグループ内の第1のコンタクト165と接続されるが、第1のコンタクトの第2のグループと接続されない単一の超小型電子素子を含むことができ、それにより、単一の超小型電子素子は、1組の導体170からなる第1のコマンド−アドレス信号バスと接続されるが、1組の導体からなる第2のコマンド−アドレス信号バスと接続されない。
【0095】
構成要素105は1組の導体170に結合されるデバイス180も含むことができ、そのデバイスは、コンタクト165にコマンド及びアドレス情報を送出するように動作可能である。デバイス180は、導体170の物理的構成を変更することなく、構成要素105をアドレス及びコマンド情報割当ての第1の配置を介して第1のタイプの超小型電子アセンブリ110と接続するための第1のモード、並びにアドレス及びコマンド情報割当ての第2の配置を介して第2のタイプの超小型電子アセンブリと接続するための第2のモードにおいてそれぞれ動作するように構成することができる。
【0096】
図2Bは、
図2Aに示される本発明の変形形態による構成要素105bを示す。
図2Bにおいて見られるように、構成要素105bは回路パネル160bを含み、その回路パネルは、回路パネルの縁部163に隣接する少なくとも1列の露出したコンタクト164を有する。露出したコンタクト164は、例えば、1つ以上の平行な列に構成することができ、露出したコンタクトは、
図3A〜
図3Cを参照しながら以下で説明される方法のいずれかにおいて構成することができる。構成要素105bは、第2の回路パネルの対応するソケット193の中に縁部163を挿入することによって、第2の回路パネル190に結合することができる。構成要素105bは、
図3A〜
図3Cを参照しながら以下で説明される方法のいずれかにおいて、回路パネル190に結合することができる。
【0097】
第2の回路パネル190は、第2の回路パネルの1組の導体195に結合されるデバイス180aを含むことができ、そのデバイスは、回路パネル160bのコンタクト165にコマンド及びアドレス情報を送出するように動作可能である。構成要素105bは、1組の導体に結合されるデバイス180bを含みうる。一例では、デバイス180bはバッファリング素子とすることができるか、又は構成要素5若しくは回路パネル190によって用いることができる第1のプロトコルを有するアドレス情報を、超小型電子アセンブリ110内の特定のタイプの超小型電子素子130によって用いることができる第2のプロトコルに変換するように構成されるプロトコル変換器とすることができる。
【0098】
デバイス180a及び180bの一方又は両方を、構成要素105をアドレス及びコマンド情報割当ての第1の配置を介して第1のタイプの超小型電子アセンブリ110と接続するための第1のモード、並びにアドレス及びコマンド情報割当ての第2の配置を介して第2のタイプの超小型電子アセンブリ110と接続するための第2のモードにおいてそれぞれ動作するように構成することができる。
【0099】
本明細書において説明される実施形態のいずれかにおいて示される回路パネル(例えば、
図2C及び
図2Dの回路パネル160c)は、回路パネル190等の第2の回路パネルとの電気的接続のためのコネクタインターフェースを有する、回路パネル160b等の第1の回路パネルとすることができ、コネクタインターフェースは、コンタクト165との間で転送するために情報を搬送するように構成される。そのような配置の特定の例が
図9に示されており、それぞれが回路パネル160bを含みうる複数の構成要素906が示され、それぞれのコネクタインターフェースを介して第2の回路パネル902に結合される。
【0100】
図9に示される例では、コネクタインターフェースは、ソケットの片側又は両側に複数のコンタクト907を有するソケット905を含むことができ、ソケットは回路パネルの少なくとも1つの縁部163に配置される対応する露出したエッジコンタクトを有する回路パネル160b等の回路パネルを収容するように構成される。他の実施形態では、回路パネル160cと第2の回路パネル190との間のコネクタインターフェースは、
図3A及び
図3Bに示されるタイプからなることができるか、又は表面実装接続(例えば、BGA、LGA等)とすることができる。
【0101】
図2Cは、1つ以上の超小型電子パッケージ110cに結合するように構成される回路パネル160cを含む構成要素105cを示す。
図2C及び
図2Dに示される回路パネル160cは、同じ回路パネルであり、
図2C及び
図2Dはそれぞれ、異なる超小型電子アセンブリ110c又は110dに結合される回路パネル160cを含む構成要素105cを示す。
【0102】
図2Cにおいて見ることができるように、回路パネル160cは、第1の表面161及び第2の表面162を画定することができる。回路パネル160cは、メモリストレージアレイを有する1つ以上の超小型電子素子131を組み込む超小型電子パッケージ110cの対応する表面実装端子125及び127(例えば、タイプBGA、LGA等からなる)と接続するために第1の表面161において露出する少なくとも1組のコンタクト168を有することができる。
【0103】
回路パネル160cは、複数の組のコンタクト165及び167を有することができ、各組168のコンタクト165、167は単一の超小型電子パッケージ110cに接続するように構成される。各組168内のコンタクトは、アドレス及びコマンド情報を搬送する第1のコンタクト165と、コマンド及びアドレス情報以外の情報(例えば、データ入力/出力情報)を搬送する第2のコンタクト167とを含みうる。
【0104】
図2Aと同様に、各組168のコンタクトは、アドレス及びコマンド情報並びにデータを搬送するコンタクトの、第1の表面161(又は1組のコンタクトが第2の表面において露出する場合には第2の表面162)上の相対的な位置を規定する所定の配置を有することができる。各組168内のコンタクトは、所定の配置に従って配置することができる。2つの異なるタイプの超小型電子アセンブリ110とそれぞれ接続するための2つの異なる所定の配置に従って配置することができる1組168のコンタクトは、本明細書において1組の「共通サポートコンタクト」とも呼ばれる。
【0105】
回路パネル160cは、変更を必要とすることなく、第1のモード及び第2のモードにおいて使用可能とすることができ、各モードは、所与の1組168のコンタクトが対応するタイプの超小型電子パッケージ110c又は110dの端子と接続されるときに生じる。例えば、構成要素105cが、回路パネルの第1のコンタクト165に接合される第1の端子125を有する第1のタイプの超小型電子パッケージ110c(
図2c)と接合することができる。別の例では、同じ構成要素105cが、回路パネルの第1のコンタクト165に接合される第1の端子125を有する第2のタイプの超小型電子パッケージ110d(
図2D)と接合することができる。
【0106】
例えば、第1のモードでは、回路パネル160cは第1のタイプの超小型電子パッケージ110cに結合することができ、第1のタイプの超小型電子パッケージは、第1のコンタクト165によって搬送されるアドレス及びコマンド情報をクロックサイクル当たり1回サンプリングするように動作可能である。そのような第1のタイプの超小型電子パッケージの例は、
図2Cに示されるように、4つの超小型電子素子131a、131b、131c及び131dを有するか、以下で説明されるように他の数の超小型電子素子を有する超小型電子パッケージ110cを含む。そのような超小型電子パッケージ110cは、例えば、タイプDDR3若しくはDDR4(包括的にDDRxと呼ばれる)からなるか、又はタイプGDDR3又はGDDR4(包括的にGDDRxと呼ばれる)からなる超小型電子素子131を含みうる。
【0107】
特定の例では、第2のモードにおいて、回路パネル160cは第2のタイプの超小型電子パッケージ110dに結合することができ、第2のタイプの超小型電子パッケージは、第1のコンタクト165によって搬送されるアドレス及びコマンド情報をクロックサイクル当たり2回サンプリングするように動作可能である。そのような第2のタイプの超小型電子パッケージの例は、
図2Dに示される、4つの超小型電子素子132a、132b、132c及び132dを有するか、以下で説明されるように他の数の超小型電子素子を有する超小型電子パッケージ110dを含む。そのような超小型電子パッケージ110dは、タイプLPDDR3又はLPDDR4(包括的にLPDDRxと呼ばれる)からなる超小型電子素子132を含みうる。
【0108】
特定の実施形態では、第1のタイプの超小型電子パッケージ(例えば、
図2Cに示される超小型電子パッケージ110c)内の1つ以上の超小型電子素子131cは、第2のタイプの超小型電子パッケージ(例えば、
図2Dに示される超小型電子パッケージ110d)内の1つ以上の超小型電子素子とは異なるタイプのメモリストレージアレイを組み込むことができる。
【0109】
図2Cにおいて見ることができるように、回路パネル160cは、各組のコンタクト168内に第1のコンタクト165を含むことができ、第1のコンタクトは、第1のグループの第1のコンタクト165a及び第2のグループの第1のコンタクト165bを含みうる。各グループの第1のコンタクト165a及び165bは、1つ以上の超小型電子素子131のメモリストレージアレイ内の場所を指定するために使用可能なアドレス情報を搬送するために割り当てることができる。
【0110】
回路パネル160cが
図2Cに示される超小型電子パッケージ110c等の第1のタイプの超小型電子パッケージに接続されるとき、第1及び第2の両方のグループの第1のコンタクト165a及び165bを用いて、1つ以上の超小型電子素子110cのメモリストレージアレイ内の場所をまとめて指定することができる。
【0111】
そのような例では、第1のグループの第1のコンタクト165aは、各超小型電子素子131に接続することができる1組の導体170からなる第1のコマンド−アドレス信号バスF0に接続することができ、第2のグループのコンタクト165bは、同じく各超小型電子素子131に接続することができる1組の導体からなる第2のコマンド−アドレス信号バスF1に接続することができる。特定の実施形態では、第1のタイプの超小型電子パッケージは1つ又は2つの超小型電子素子131を含むことができ、各超小型電子素子は、第1及び第2のそれぞれのグループの第1のコンタクト165a、165b内の第1のコンタクト165と接続するように構成される。他の実施形態では、第1のタイプの超小型電子パッケージは3つ以上の超小型電子素子131を含むことができ、各超小型電子素子は、第1及び第2のそれぞれのグループの第1のコンタクト165a、165b内の第1のコンタクト165と接続するように構成される。
【0112】
図2Cに示される例では、超小型電子パッケージ110cは4つの超小型電子素子131を有し、それらの超小型電子素子はそれぞれ、1組の導体170からなる第1及び第2の両方のコマンド−アドレス信号バスF0及びF1に接続することができる。
図2Cに示される例では、各超小型電子素子131a、131b、131c及び131dは、16ビットのコマンド−アドレス信号情報(信号バスF0から8ビット及び信号バスF1から8ビット)を受信することができる。信号バスF0及びF1と超小型電子素子131との間のこれらの接続が、
図2Cにおいて、信号バスF0と接続される導体G0及び信号バスF1と接続される導体G1として概略的に示される。
【0113】
図2Cに示される実施形態の変形形態では、第1のタイプの超小型電子パッケージ110cは8つの超小型電子素子131を有することができ、これらの超小型電子素子はそれぞれ、第1及び第2の両方のコマンド−アドレス信号バスF0及びF1に接続することができる。そのような例では、各超小型電子素子131は16ビットのコマンド−アドレス信号情報(信号バスF0から8ビット及び信号バスF1から8ビット)を受信することができる。
【0114】
代替的には、回路パネル160cが
図2Dに示される超小型電子パッケージ110d等の第2のタイプの超小型電子パッケージに接続されるとき、第1及び第2の両方のグループの第1のコンタクト165a及び165bを別々に用いて、1つ以上の超小型電子素子132a、132b、132c及び132dのメモリストレージアレイ内の場所をそれぞれ指定することができる。
【0115】
そのような例では、第1のグループの第1のコンタクト165aは、超小型電子素子132の第1の半分に接続することができる1組の導体170からなる第1のコマンド−アドレス信号バスF0に接続することができ、第2のグループのコンタクト165bは、超小型電子素子132の第2の半分に接続することができる1組の導体からなる第2のコマンド−アドレス信号バスF1に接続することができる。例えば、第2のタイプの超小型電子パッケージは複数の超小型電子素子132を含むことができ、超小型電子素子の第1の半分は第1のグループの第1のコンタクト165a内の第1のコンタクト165と接続するが、第2のグループの第1のコンタクト165bと接続しないように構成され、超小型電子素子の第2の半分は、第2のグループの第1のコンタクト165b内の第1のコンタクトと接続するが、第1のグループの第1のコンタクト165aと接続しないように構成される。
【0116】
特定の例では、第2のタイプの超小型電子パッケージが単一の超小型電子素子132を含むことができ、第2のタイプの超小型電子パッケージは、第1のグループの第1のコンタクト165a内の第1のコンタクト165と接続されるが、第2のグループの第1のコンタクト165bとは接続されず、それにより、単一の超小型電子素子は第1のコマンド−アドレス信号バスF0と接続されるが、第2のコマンド−アドレス信号バスF1とは接続されない。
【0117】
図2Dでは、超小型電子パッケージ110dは4つの超小型電子素子132a、132b、132c及び132dを有する。それらの超小型電子素子のうちの2つ132a及び132bは、第1のグループの第1のコンタクト165aと接続することができるが、第2のグループの第1のコンタクト165bとは接続できず、それにより、超小型電子素子132a及び132bは、1組の導体170からなる第1のコマンド−アドレス信号バスF0と接続されるが、第2のコマンド−アドレス信号バスF1とは接続さない。超小型電子素子のうちの2つ132c及び132dは、第2のグループの第1のコンタクト165bと接続することができるが、第1のグループの第1のコンタクト165aとは接続できず、それにより、超小型電子素子132c及び132dは、第2のコマンド−アドレス信号バスF1に接続されるが、第1のコマンド−アドレス信号バスF0には接続されない。
【0118】
この実施形態では、各信号バスF0及びF1は同一の2組のコマンド−アドレス信号を搬送するように構成され、それにより、4つの超小型電子素子132はそれぞれ、特定の信号バスF0又はF1の2組のコマンド−アドレス信号のうちの一方に接続することができる。
【0119】
図2Dに示される実施形態の一例では、超小型電子素子のうちの2つ132a及び132bが、第1のコマンド−アドレス信号バスF0から32ビットのコマンド−アドレス信号情報を受信することができ、超小型電子素子のうちの2つ132c及び132dが、第2のコマンド−アドレス信号バスF1から32ビットのコマンド−アドレス信号情報を受信することができる。
図2Dに示される実施形態の別の例では、超小型電子素子のうちの2つ132a及び132bが、第1のコマンド−アドレス信号バスF0から16ビットのコマンド−アドレス信号情報を受信することができ、超小型電子素子のうちの2つ132c及び132dが、第2のコマンド−アドレス信号バスF1から16ビットのコマンド−アドレス信号情報を受信することができる。信号バスF0及びF1と超小型電子素子132との間のこれらの接続が、
図2Dにおいて、信号バスF0と接続される導体G0及び信号バスF1と接続される導体G1として概略的に示される。
【0120】
図2Dに示される実施形態の変形形態では、第2のタイプの超小型電子パッケージ110dは、2つの超小型電子素子132を有することができる。超小型電子素子132のうちの第1の超小型電子素子は、第1のグループの第1のコンタクト165aと接続することができるが、第2のグループの第1のコンタクト165bとは接続できず、それにより、第1の超小型電子素子は第1のコマンド−アドレス信号バスF0と接続されるが、第2のコマンド−アドレス信号バスF1とは接続されない。超小型電子素子132のうちの第2の超小型電子素子は、第2のグループの第1のコンタクト165bと接続することができるが、第1のグループの第1のコンタクト165aとは接続できず、それにより、第2の超小型電子素子は第2のコマンド−アドレス信号バスF1と接続されるが、第1のコマンド−アドレス信号バスF0とは接続されない。そのような例では、各超小型電子素子132が、第1のコマンド−アドレス信号バスF0又は第2のコマンド−アドレス信号バスF1のいずれかから32ビットのコマンド−アドレス信号情報を受信することができる。
【0121】
図2Cに示される回路パネル160cの特定の実施形態では、第1のグループの第1のコンタクト165aはそれぞれ、第2のグループの対応する第1のコンタクト165bの信号割当てと理論軸174に対して対称である信号割当てを有することができる。理論軸174に対して対称である信号割当てを有する超小型電子パッケージ110c等の第1のタイプの超小型電子パッケージ、又は理論軸に対して対称である(例えば、アドレス信号及び非接続対称)信号割当てを有する超小型電子パッケージ110d等の第2のタイプの超小型電子パッケージは、同じ回路パネル160cに実装することができる。
【0122】
本明細書において示される回路パネル160cの実施形態は、第2のグループの対応する第1のコンタクト165bの信号割当てと理論軸174(
図2C)に対して対称である信号割当てを有する第1のグループの第1のコンタクト165aを有するが、その要件はいつでも当てはまるとは限らない。本明細書において説明され、特許請求される発明は、第2のグループの対応する第1のコンタクト165bの信号割当てと理論軸に対して対称でない信号割当てを有する第1のグループの第1のコンタクト165aを有する回路パネル160cも考慮する。
【0123】
図2Cにおいて見ることができるように、回路パネル160cは、各組のコンタクト168内に第2のコンタクト167を更に含むことができ、各組のコンタクト内のそのような第2のコンタクトは、第1のグループ及び第2のグループの第2のコンタクト167a及び167bを含みうる。第2のコンタクト167は、アドレス及びコマンド情報以外の情報を搬送するために割り当てることができる。回路パネル160cは、第2のコンタクト167のうちの少なくとも幾つかと電気的に接続される1組の導体171からなる少なくとも1つの第2のバスF2、F3を有することができる。そのような第2のバスF2、F3は、アドレス及びコマンド情報以外の情報を搬送するように構成される複数の信号線を有することができる。
【0124】
一例では、4つの超小型電子素子131はそれぞれ、1組の導体171内の異なる信号線と電気的に接続することができる。例えば、超小型電子素子131aは、信号バスF2の導体の第1の半分から16ビットのデータ信号情報を受信することができ、超小型電子素子131bは、信号バスF2の導体の第2の半分から16ビットのデータ信号情報を受信することができ、超小型電子素子131cは、信号バスF3の導体の第1の半分から16ビットのデータ信号情報を受信することができ、超小型電子素子131dは、信号バスF3の導体の第2の半分から16ビットのデータ信号情報を受信することができる。信号バスF2及びF3と超小型電子素子との間のこれらの接続が、
図2C及び
図2Dにおいて、信号バスF2と接続される導体G2及び信号バスF3と接続される導体G3として概略的に示される。
【0125】
一例では、
図2Cにおいて見ることができるように、少なくとも1組のコンタクト168のそれぞれの第2のコンタクト167のうちの少なくとも幾つかを、各組のコンタクトの所定の周辺部に対向して位置する少なくとも第1の縁部168a及び第2の縁部168bに隣接する第1のエリア167a及び第2のエリア167b内に配置することができ、それにより、各組のコンタクトの第1のコンタクト165の全てを各組のコンタクトの第1のエリアと第2のエリアとの間に配置できるようにする。
【0126】
また、そのような例では、少なくとも1組のコンタクト168のそれぞれの第2のコンタクト167のうちの少なくとも幾つかは、各組のコンタクトの所定の周辺部に対向して位置する少なくとも第3の縁部及び第4の縁部に隣接する第3のエリア及び第4のエリア内に配置することができ、第3の縁部及び第4の縁部は、第1の縁部168aと第2の縁部168bとの間の方向に延在し、各組のコンタクトの第1のコンタクト165の全てが各組のコンタクトの第3のエリアと第4のエリアとの間に配置されるようにする。
【0127】
図2C及び
図2Dの実施形態のいずれかに示される回路パネル160cは、第1の表面161にある第1の組のコンタクト168と、第2の表面162にある第2の組のコンタクト168とを有することができ、各組のコンタクト168内の第1のコンタクト165及び第2のコンタクト167はそれぞれ、同じ所定の配置に従って配置される。
図2C及び
図2Dの実施形態のいずれかに示される回路パネル160cは、第1の表面161にある第1の組のコンタクト168と、第1の組から離間し、第1の表面に対して平行な方向に配置される、第1の表面にある第2の組のコンタクト168とを有することができ、各組のコンタクト168内の第1のコンタクト165及び第2のコンタクト167はそれぞれ同じ所定の配置に従って配置される。
【0128】
幾つかの実施形態では、2組以上のコンタクト168を有する回路パネル160cが、複数組のコンタクトの各組にコンタクト及びアドレス情報を搬送するための導体170からなる同じチャネルを用いることができる。他の実施形態では、2組以上のコンタクト168を有する回路パネル160cが、導体170からなる異なるチャネルを用いることができ、各導体のチャネルは、複数組のコンタクトのうちの異なる1組のコンタクトにコマンド及びアドレス情報を搬送するように構成される。
【0129】
図3Aは、
図1に示される本発明の特定の例による構成要素205aを示す。
図3Aにおいて見られるように、構成要素205aは、回路パネル260を含み、コンタクト265aは、回路パネルの第1の表面261に取り付けられるソケット266a内に配置され、1組の導体270と電気的に接続される。
【0130】
回路パネル260aに接合される超小型電子アセンブリは、モジュールカード220aと、モジュールカードに取り付けられる1つ以上の超小型電子素子230とを含むモジュール210aであり、各超小型電子素子はモジュールカードの第1の表面221に面する表面を有する。超小型電子素子230は、モジュールカード220aの端子225aに電気的に接続されるアドレス入力235を有する。特定の実施形態では、モジュール210aは、超小型電子素子が第1のタイプからなるか、第2のタイプからなるかによって、
図2C又は
図2Dに関して図示及び説明されたのと同じようにして1組の導体270のバスF0、F1、F2及びF3と接続される複数の超小型電子素子230を含みうる。
【0131】
図3Aにおいて見ることができるように、端子225aは、モジュールがソケットに挿入されるときに、より多くのソケット226aのコンタクト265aと係合するためにモジュールカード220aの第1の表面221及び第2の表面222の少なくとも一方の縁部223に隣接する複数の露出した平行な縁部端子である。
図3Aには、モジュールカード220aの第1の表面221及び第2の表面222の両方において露出する端子225aが示されるが、端子225aは、モジュールカードの第1の表面のみ、第2の表面のみ、又は第1の表面及び第2の表面の両方において露出することができる。
【0132】
図3Cにおいて見ることができるように、モジュールカード220aは、縁部223に隣接する1列の露出した平行な縁部端子225aを有することもできるし、第1の列の露出した平行な縁部端子226aと、第1の列の端子に隣接する第2の列の露出した平行な端子226bとを有することもできるし、第1の列の露出した平行な縁部端子227aと、複数の列の露出した平行な縁部端子227b、227c(
図3Cには2つの更なる列227b及び227cが示されるが、モジュールカードは3つ以上の更なる列を含みうる)とを有することもできる。第2の列の端子227bは第1の列の端子227aに隣接し、第3の列の端子227cは第2の列の端子227bに隣接する。モジュールカード220aは、縁部223から延在する切欠き228を有することができ、そのような切欠きは、モジュールカードと、モジュールカードを収容するように構成されるマルチパートソケット266aとの位置合わせを容易にする。
図3Cに示される端子225、226及び227はモジュールカード220aの第1の表面221において露出するように示されるが、端子225、226及び227は、モジュールカードの第1の表面においてのみ、第2の表面222においてのみ、又は第1の表面及び第2の表面の両方において露出することができる。
【0133】
図3Bは、
図3Aに示される本発明の変形形態による構成要素205bを示す。
図3Bにおいて見られるように、構成要素205bは回路パネル260を含み、コンタクト265bは、回路パネルの第1の表面261に取り付けられるコネクタ266b内に配置され、1組の導体270と電気的に接続される。モジュール210bの端子225bは、モジュールがコネクタに取り付けられるときに、コネクタ226bのコンタクト265bと係合するためにモジュールカード220bの第1の表面221及び第2の表面222の一方において露出する複数の平行な端子である。特定の実施形態では、モジュール210bは、超小型電子素子が第1のタイプからなるか、第2のタイプからなるかによって、
図2C又は
図2Dに関して図示及び説明されたのと同じようにして1組の導体270のバスF0、F1、F2及びF3と接続される複数の超小型電子素子230を含みうる。
【0134】
上記の
図3Aの実施形態と同様に、モジュールカード220bは、モジュールカードの表面において露出する2列の露出した平行な端子225bを有することもできるし、4つの平行な列の露出した端子(例えば、各列の端子225bに隣接して配置される1つの更なる列の平行な端子)を有することもできるし、又は6つ以上の平行な列の露出した端子(例えば、各列の端子225bに隣接して配置される2つ以上の更なる列の平行な端子)を有することもできる。また、
図3Aの実施形態と同様に、モジュールカード220bは、モジュールカードと、モジュールカードを収容するように構成されるソケット266bとの位置合わせを容易にするように構成される1つ以上の切欠きを有することができる。
【0135】
この実施形態では、モジュール210bのソケット266b、コンタクト265b及び端子225bは、モジュールがソケットに取り付けられるときに、モジュールカード220bの第2の表面222が回路パネル260bの第1の表面261に対して実質的に平行に向けられるように構成される。
【0136】
図3A及び
図3Bはそれぞれ構成要素205a又は205bと電気的に接続される単一のモジュール210a又は210bのみを示すが、他の実施形態では、複数のモジュールを構成要素と電気的に接続することができる。そのような実施形態では、モジュール210a若しくは210bの全てを回路パネル260a若しくは260bの第1の表面261に取り付けることができるか、モジュールの全てを回路パネルの第2の表面262に取り付けることができるか、又は1つ以上のモジュールを回路パネルの第1の表面に取り付けることができ、1つ以上のモジュールを第2の表面に取り付けることができる。
【0137】
図3A及び
図3Bは、回路パネル260a又は260bの第1の表面261に対して実質的に垂直に(
図3A)又は平行に(
図3B)向けられるモジュールカード220a又は220bを示すが、他の実施形態では、モジュール210a又は210bに類似のモジュールのモジュールカードは、例えば、15度、30度、45度、60度又は75度等の、回路パネルの第1の表面に対する任意の他の角度に傾けることができる。
【0138】
図3A及び
図3Bは、ソケット266a、266bを介して回路パネル260a、260bに電気的に接続されるモジュールカード220a、220bを示すが、他の接続構成を用いることもできる。例えば、本発明は、モジュールカードの端子と回路パネルのコンタクトとの間に延在するリボンコネクタを用いて、回路パネルに電気的に接続されるモジュールカードを考慮する。
【0139】
図4Aは、
図1に示される本発明の別の特定の例による構成要素305を示す。
図4Aにおいて見られるように、構成要素305は回路パネル360を含み、コンタクト365は、第2の超小型電子アセンブリの第1の表面347において露出する第2の超小型電子アセンブリ340の上側端子である。第2の超小型電子アセンブリ340は、回路パネルの第1の表面361に取り付けられ、1組の導体370と電気的に接続される。第2の超小型電子アセンブリ340の下側端子345は、回路パネル360の第1の表面361において露出する対応するコンタクト375と電気的に接続される。
【0140】
回路パネル360に接合される超小型電子アセンブリは、第1の超小型電子アセンブリ310の形をとる。
図4Aに示される例では、超小型電子アセンブリ310は、その中に、1つ以上の超小型電子素子330を有する超小型電子パッケージであり、それらの超小型電子素子はパッケージ基板320の第1の表面321に面する表面を有する。特定の実施形態では、第1の超小型電子アセンブリ310は、超小型電子素子が第1のタイプからなるか、又は第2のタイプからなるかによって、
図2C又は
図2Dに関して図示及び説明されたのと同じようにして1組の導体370のバスF0、F1、F2及びF3と接続される複数の超小型電子素子330を含みうる。
【0141】
特定の例では、超小型電子アセンブリ310は、スルーシリコンビア(「TSV」)等の導電性構造体によって電気的に相互接続される複数の積重された超小型電子素子330を含みうる。超小型電子素子330は、第1の表面321の反対に位置する基板320の第2の表面322において露出する端子325に電気的に接続されるアドレス入力335を有する。
【0142】
第2の超小型電子アセンブリ340は、その中に能動デバイスを有する超小型電子素子341を含み、第2の超小型電子アセンブリの上側端子365は第2の超小型電子アセンブリを通って延在する回路パネルの1組の導体370と電気的に接続される。
【0143】
図4Aの実施形態では、第1の超小型電子アセンブリ(又は超小型電子パッケージ)310の超小型電子素子330はメモリストレージアレイ機能を有することができ、第2の超小型電子アセンブリ(又は超小型電子パッケージ)340の超小型電子素子341はマイクロプロセッサ機能を有することができる。
【0144】
例示的な実施形態では、第1の超小型電子アセンブリ310の超小型電子素子330は、第1及び第2の超小型電子アセンブリ内にのみ延在し、回路パネル360内に延在しない電気的接続によって、第2の超小型電子アセンブリ340の超小型電子素子341に電気的に直接接続することができる。本明細書において用いられるときに、第1の超小型電子素子と第2の超小型電子素子との間に延在する電気的接続が第1の超小型電子アセンブリ及び第2の超小型電子アセンブリ内にのみ延在し、第1の超小型電子アセンブリ及び第2の超小型電子アセンブリの外部にある構造体(例えば、回路パネル)内に延在しないときに、第1の超小型電子アセンブリの第1の超小型電子素子及び第2の超小型電子アセンブリの第2の超小型電子素子は互いに「直接」接続される。
【0145】
一例では、第1の超小型電子アセンブリ310の超小型電子素子330と第2の超小型電子アセンブリ340の超小型電子素子341との間の電気的接続は、第2の超小型電子アセンブリの上側端子(コンタクト365)が露出する第2の超小型電子アセンブリの第1の表面347に対して垂直な方向に延在する相互接続素子を含むことができ、相互接続素子はパッケージオンパッケージによって積重するように構成される。
【0146】
一実施形態では、第1の超小型電子アセンブリ310の超小型電子素子330と第2の超小型電子アセンブリ340の超小型電子素子341との間の電気的接続は、第2の超小型電子アセンブリの端子365から第2の超小型電子アセンブリの基板の表面343において露出するコンタクトまで延在するボンドビアアレイを含みうる。
【0147】
図4Bは、
図1に示される本発明の別の特定の例による、
図4Aの構成要素305の変形形態である構成要素305bを示す。
図4Bにおいて見られるように、構成要素305bは、
図4Aに示される同じ第2の超小型電子アセンブリ340を含むが、回路パネル360を含まない。1組の導体370が、第2の超小型電子アセンブリ340の基板342によって支持され、及び/又は基板342内に位置する。1組の導体370は、第2の超小型電子アセンブリ340の第1の表面347にあるコンタクト365と電気的に接続される。構成要素305bは、第2の超小型電子アセンブリ340の下面344において露出する端子345を通して、回路パネル360等の回路パネルと電気的に接続することができる。
【0148】
図4Cは、
図1に示される本発明の別の特定の例による、
図4Bの構成要素305bの変形形態である構成要素305cを示す。
図4Cにおいて見られるように、構成要素305cは、
図4Bに示される第2の超小型電子アセンブリ340に類似であるが、基板342を含まない第2の超小型電子アセンブリ340cを含む。1組の導体370cが、第2の超小型電子アセンブリ340cのモールド領域348によって支持され、及び/又はモールド領域348内に位置する。1組の導体370cは、第2の超小型電子アセンブリ340の第1の表面347にあるコンタクト365と電気的に接続される。1組の導体370cは、超小型電子素子341の素子コンタクト349を、第2の超小型電子アセンブリ340cの下面344において露出する端子345と電気的に接続することができる。
【0149】
図5Aは、
図1に示される本発明の更に別の特定の例による構成要素405を示す。
図5Aにおいて見られるように、構成要素405は回路パネル460を含み、コンタクト465は、第2の超小型電子アセンブリの第1の表面477において露出するか、又は第2の超小型電子アセンブリの第1の表面にある誘電体層(図示せず)において露出する、第2の超小型電子アセンブリ440の上側端子である。第2の超小型電子アセンブリ440は、回路パネルの第1の表面461に取り付けられ、1組の導体470と電気的に接続される。第2の超小型電子アセンブリ440の第2の表面444において露出する下側端子445が、回路パネル460の第1の表面461において露出する対応するコンタクト475と電気的に接続される。
【0150】
回路パネル460に接合される超小型電子アセンブリは、第1の超小型電子アセンブリ410の形をとる。
図5Aに示される例では、超小型電子アセンブリ410は、その中に1つ以上の超小型電子素子430を有する超小型電子パッケージであり、超小型電子素子はパッケージ基板420の第1の表面421に面する表面を有する。超小型電子素子430は、第1の表面421の反対に位置する基板420の第2の表面422において露出する端子425に電気的に接続されるアドレス入力435を有する。特定の例では、第1の超小型電子アセンブリ410は、超小型電子素子が第1のタイプからなるか、第2のタイプからなるかによって、
図2C又は
図2Dに関して図示及び説明されたのと同じようにして1組の導体470のバスF0、F1、F2及びF3と接続される複数の超小型電子素子430を含みうる。
【0151】
図5Aの実施形態では、第1の超小型電子アセンブリ410は、それぞれその中に能動デバイスを有する、第1の超小型電子素子430及び更なる超小型電子素子を含みうる。一例では、第1の超小型電子アセンブリ410の端子425は、第1の超小型電子素子430を貫通して延在するスルーシリコンビアによって、更なる超小型電子素子と電気的に接続することができる。
【0152】
第2の超小型電子アセンブリ440は、それぞれその中に能動デバイスを有する1つ以上の超小型電子素子を含むことができ、第2の超小型電子アセンブリの上側端子465は、第2の超小型電子パッケージ内に少なくとも部分的に延在する電気的接続によって、回路パネルの1組の導体470と電気的に接続することができる。コンタクト(又は上側端子)465は、第2の超小型電子アセンブリ440の第1の表面447の上に重なる誘電体層において露出することができる。例示的な実施形態では、第2の超小型電子アセンブリ440の超小型電子素子のうちの1つ以上のものは論理機能を有することができる。
【0153】
特定の例では、第2の超小型電子アセンブリ440の上側端子465と1組の導体470との間のこれらの電気的接続は、1つ以上の超小型電子素子を貫通して延在するスルーシリコンビア446を含みうる。これらの電気的接続は、下側端子445と、回路パネル460の第1の表面461において露出する対応するコンタクト475との間に延在する接合ユニットも含みうる。
【0154】
一例では、第2の超小型電子アセンブリ440は、第1の超小型電子素子と、少なくとも1つの第2の超小型電子素子とを含むことができ、各超小型電子素子はその中に能動デバイスを有し、第1の超小型電子素子及び第2の超小型電子素子はスタック構成において配置される。特定の実施形態では、第2の超小型電子アセンブリ440の上側端子465は、第2の超小型電子アセンブリの少なくとも1つの第2の超小型電子素子を貫通して延在するスルーシリコンビア446によって、回路パネル460の1組の導体470と電気的に接続することができる。
図5Aでは、各上側端子465が、スルーシリコンビア446と(水平方向において)位置合わせされ、かつ接続されるように示されるが、上側端子はスルーシリコンビアと位置合わせされる必要はなく、上側端子の全てがこれらのスルーシリコンビアに接続される必要もない。
【0155】
第1の超小型電子アセンブリ410及び第2の超小型電子アセンブリ440はパッケージされた構造体として示されるが、その要件は必ずしも当てはまらない。一実施形態では、第1の超小型電子アセンブリ410はメモリストレージアレイ機能を有する超小型電子素子とすることができ、第2の超小型電子アセンブリ440は、論理機能を有する超小型電子素子とすることができる。第1の超小型電子アセンブリ410は、端子425とコンタクト465との間にフリップチップ接続を有するように示されるが、その要件は必ずしも当てはまらない。一例では、第1の超小型電子アセンブリ410は、メモリストレージアレイ機能を有し、そのコンタクト支持面が第2の超小型電子アセンブリ440の上面447に面しないように向けられる超小型電子素子とすることができ、第1の超小型電子アセンブリ410の端子425(それは素子コンタクトとすることができる)は、第2の超小型電子アセンブリの上面にあるコンタクト465にワイヤボンディングすることができる。
【0156】
特定の例では、第2の超小型電子アセンブリ440の上面477にあるコンタクト465は、その中にDDR3又はDDR4メモリ素子を有する超小型電子アセンブリ410の共通サポートを提供することができる。
【0157】
図5Bは、
図1に示される本発明の別の特定の例による、
図5Aの構成要素405の変形形態である構成要素405bを示す。
図5Bにおいて見られるように、構成要素405bは
図5Aに示される同じ第2の超小型電子アセンブリ440を含むが、回路パネル460を含まない。
【0158】
1組の導体470bを、第2の超小型電子アセンブリ440の超小型電子素子によって支持することができ、及び/又は超小型電子素子内に配置することできる。1組の導体470bは、例えば、TSV、及び/又はTSVに接続される再分配トレースを含みうる。1組の導体470は、第2の超小型電子アセンブリ440の第1の表面447にあるコンタクト465と電気的に接続することができる。構成要素405bは、第2の超小型電子アセンブリ440の下面444において露出する端子445を通して、回路パネル460等の回路パネルと電気的に接続することができる。
図5Bの実施形態では、超小型電子アセンブリ440内の超小型電子素子のうちの1つ以上のものを1組の導体470bのための支持構造体とすることもできるし、超小型電子アセンブリ内の超小型電子素子のうちの1つの上に重なる誘電体層を1組の導体のための支持構造体とすることもできる。
【0159】
本発明の一実施形態による超小型電子構造500が
図6A及び
図6Bに示される。
図6Aにおいて見られるように、構造500は第1の表面601と、第1の表面において露出する複数の端子、例えば、第1の端子504及び第2の端子506とを有する。
【0160】
超小型電子構造500は、その上に能動素子602、例えば、トランジスタ等の能動デバイス又は他の能動素子を含むことができ、それらの能動素子は、更なる素子とともに、又は更なる素子を用いることなく、メモリストレージアレイ604を画定する。一例では、能動素子602、及び能動素子によって画定されたメモリストレージアレイ604は、超小型電子構造の1つの超小型電子素子の一部に、又は1つ以上の超小型電子素子、例えば、1つ以上の半導体チップに組み込むことができるか、又は超小型電子構造の1つ以上の超小型電子パッケージ、又はそのアセンブリに組み込むことができる。
【0161】
限定はしないが、一例では、超小型電子構造500は、例えば、超小型電子パッケージ又はその一部とすることができ、超小型電子パッケージの第1の表面601において端子が露出する。別の例では、超小型電子構造は、電気的に接続される複数の超小型電子パッケージを含むアセンブリとすることができるか、又は電気的に接続される複数の超小型電子素子、複数の半導体チップ又は複数の超小型電子素子若しくは複数の半導体チップの複数の部分、又は複数の半導体パッケージの複数の部分を含む構造とすることができる。
【0162】
一例では、メモリストレージアレイ604は、その役割が超小型電子構造の別の機能部分に従属する場合がある、超小型電子構造の機能部分を含む。例えば、超小型電子構造は論理機能部分、例えば、プロセッサと、メモリ機能部分とを含むことができ、メモリ機能部分は、論理機能部分の機能を支援するか、又は論理機能部分の機能を果たすのを助けることができる。しかしながら、特定の例では、超小型電子構造は、主にメモリストレージアレイ機能を提供するように構成することができる。後者の場合、超小型電子構造は、メモリストレージアレイ機能以外の機能を提供するように構成されるその構造の他の構成要素内の能動素子の数より多くの数の、メモリストレージアレイ機能を提供するように構成される能動素子602、例えば、トランジスタ等の能動デバイスを有することができる。
【0163】
超小型電子構造は、メモリストレージアレイ604内の場所を指定するアドレス情報を受信するための複数のアドレス入力606を有することができる。したがって、アドレス入力は、上記のような超小型電子素子の表面において露出するコンタクトとすることができる。超小型電子構造は、超小型電子構造の特定の端子において受信されたアドレス情報をアドレス入力606に転送するように構成される。例えば、超小型電子構造は、その構造の特定の端子において受信された信号を対応する特定のアドレス入力606に結合することができる。特定の例では、アドレス入力606は、超小型電子素子501、例えば、半導体チップの面607において露出することができ、その面607は超小型電子構造の第1の表面601に面している。別の例では、アドレス入力606は、第1の表面601に面しない超小型電子素子501の面609において露出することができる。
【0164】
一例では、超小型電子構造500は、その中に、1組の端子、例えば、「第1の端子」504を超小型電子構造の対応するアドレス入力と電気的に直接結合する配線を含みうる。別の例では、下記で更に説明されるように、超小型電子構造500は、その上に複数の能動素子を有する半導体チップ等のバッファ素子を含むことができ、そのような半導体チップは、超小型電子構造によってアドレス入力に転送するために、第1の端子において受信されたアドレス情報又はコマンド情報の少なくとも1つの再生、部分的復号又は完全復号の少なくとも1つを実行するように構成される。
【0165】
半導体構造500は、超小型電子構造の「SPD素子」として、直列プレゼンス検出(「SPD:serial presence detect」)機能を実行するように構成される少なくとも一部を有する不揮発性メモリを更に含みうる。そのようなSPD素子は、超小型電子構造の編成、タイミング又は容量のうちの少なくとも1つに関連する動作パラメータを含みうる。一実施形態では、SPD素子は、その中にメモリストレージアレイが設けられ、アドレス入力を経由してアドレス情報が与えられる1つ以上の半導体チップ以外の半導体チップ内に組み込むことができる。一例では、動作パラメータは、行アドレスストローブ信号が超小型電子構造の回路によってイネーブル状態において検出された後の待ち時間(これ以降、「RAS待ち時間」)のクロックサイクル数等のタイミングに関連することができるか、又は列アドレスストローブ信号が超小型電子構造の回路によってイネーブル状態において検出された後の待ち時間のクロックサイクル数に関連することができるか、又は、例えば、1ギガビット(「1Gb」)、2ギガビット(「2Gb」)等の超小型電子構造の容量に関連することができるか、又は「単一ランク」、「2ランク」、「4ランク」若しくは他の構造等の超小型電子構造の編成に関連することができるか、又は他の動作パラメータに、若しくは上記の動作パラメータの組み合わせに、若しくは他の動作パラメータに関連することができる。一例では、限定はしないが、不揮発性メモリが上記のパラメータのうちの単一のパラメータの情報を記憶することができるか、又は動作パラメータの任意の組み合わせの情報を記憶することができる。特定の例では、SPDは、メモリストレージアレイに対する読出し又は書込みアクセス中に回避されるべきである、超小型電子構造のメモリストレージアレイ内の既知の不良記憶場所のテーブルを含みうる。
【0166】
理論面532は、超小型電子構造の逆向きの第1の縁部540と第2の縁部541との間の場所において、第1の表面601に垂直な方向に超小型電子構造500を貫通して延在する。理論面532と他の構造との間の関係は、以下に与えられる例から明らかになるであろう。
図6Bにおいて更に見られるように、超小型電子構造500は、その上に、理論面532の第1の側及び第2の側の両側に配置される複数の第1の端子、例えば、端子504を有する。
【0167】
図6Dにおいて更に見られるように、第1の組の第1の端子504が理論面532の第1の側に配置され、第2の、例えば、全く同じ1組の第1の端子504が、第1の側に対向する理論面532の第2の側に配置される。超小型電子構造500は、第1の端子において受信されたアドレス情報をアドレス入力に与えるように構成される。
図6Dにおいて更に見られるように、第1の組の第1の端子504の信号割当ては、第2の組の第1の端子504の信号割当ての鏡像である。
【0168】
本明細書において用いられるときに、理論面532の両側にそれぞれ配置される一対の第1の端子の信号割当ては、その対の各端子に割り当てられる信号が機能的に等価であるときに互いの鏡像である。アドレス空間内の場所を指定する際に別の信号と同じ機能を有するアドレス信号は、他のアドレス信号と機能的に等価である。これは、超小型電子構造上の一対のアドレス端子514−1及び514−2(
図6D)、例えば、「A2L」(A2_Left)及び「A2R」(A2_Right)がそれぞれ、同じアドレス空間内の場所を指定するために用いられるアドレスにおいて重み2
∧2(2の2乗)のビットを指定する例において、最も都合良く確認することができる。信号A2L及びA2Rはそれぞれ同じアドレス空間又は等価なアドレス空間内のアドレスの同様の部分を指定するために用いることができるので、これらの端子は同じ信号割当てを有する。
【0169】
本発明による一例では、パッケージの端子A2L及びA2Rのうちのいずれか一方又は両方に転送されるアドレス情報は、超小型電子構造500(
図6A)に組み込まれる1つ以上の超小型電子素子上の対応するアドレス入力、例えば、同じ名称「A2」を有する素子コンタクトに転送できることが明らかである。したがって、一例では、鏡像信号割当てを有する第1の端子の各対に割り当てられる信号、例えば、第1の組の第1の端子内の信号A2L及び第2の組内の信号A2Rは、超小型電子構造の外部の場所にあるドライバ回路の同一の出力から生じることができることが可能である。そのような例において更に、信号A2L及びA2Rがそこを通して超小型電子構造の端子において受信される、回路パネルの外面に露出するパネルコンタクトは別々であるが、場合によっては、パネルコンタクトは、回路パネルの1つ以上の他の場所において電気的に結び付けることができる。したがって、場合によっては、一対の等価な信号A2L及びA2Rは、そのような他の回路パネルの場所において単一の信号として送出される。
【0170】
別の例では、超小型電子構造500は複数の超小型電子素子を備えることができ、アドレス情報が、超小型電子構造内の超小型電子素子の1つ以上のものに、同じ構造の超小型電子素子の異なる1つ以上の超小型電子素子に与えられるアドレス情報から別々に与えられる。この場合、アドレス情報は理論面の第1の側及び第2の側のそれぞれにおいて第1の組の端子及び第2の組の端子上で受信されるが、理論面の第1の側にある第1の端子において受信されるアドレス情報は、超小型電子構成要素の第1の1つ以上の超小型電子素子のアドレス入力にのみ与えることができる。逆に、第1の側に対向する理論面の第2の側にある第1の端子において受信されるアドレス情報は、超小型電子構造の超小型電子素子のうちの第2の1つ以上の超小型電子素子のアドレス入力にのみ与えることができる。
【0171】
一例では、第1の1つ以上の超小型電子素子は、理論面の第1の側に存在することができ、第2の1つ以上の超小型電子素子は理論面の第2の側に存在することができる。そのような場合には、信号割当てA2Lを有するパッケージの端子において受信されるアドレス情報、及びその鏡像である信号割当てA2Rを有するパッケージの端子におけるアドレス情報はそれぞれ、超小型電子構造500(
図6A)の第1の超小型電子素子及び第2の超小型電子素子の同じ名称「A2」を有する素子コンタクトに転送することができる。
【0172】
図6Dにおいて、第1のグリッド514及び第2のグリッド524内に配置することができる第1の組の第1の端子及び第2の組の第1の端子のそれぞれの信号割当ては理論面532に対して対称であるように示されており、それにより、信号A15を受信するために割り当てられた第1の組の端子514−1は、信号A15を受信するために割り当てられた第2の組の対応する端子524−1と理論面532に対して対称である。理論面532の両側にある第1の端子間の同じ関係は、本出願における
図6A及び他の図において与えられる種々の断面図において表される。具体的には、そのような図における表記「A」は、アドレス入力に転送されることになるアドレス情報を受信するために同じ信号割当てを有する一対の第1の端子の位置を表しており、そのような第1の端子は、各超小型電子構造500等の内のそれぞれの鏡像位置に配置される。
【0173】
場合によっては、理論面532の第1の側及び第2の側のそれぞれの第1の端子504は、ストレージアレイ内の単一の記憶場所を一意に指定するのに必要な各信号を受信するように構成することができる。場合によっては、第1の側及び第2の側のそれぞれの第1の端子504は、ストレージアレイ内の単一の記憶場所を一意に指定するのに必要な信号の大部分のみを受信するように構成することができる。
【0174】
理論面532は、縁部541より縁部540に近くすることができるか、又は縁部540より縁部541に近くすることができる幾つかの場所において超小型電子構造を貫通して延在することができるが、特定の例では、
図6Dに示されるように、理論面は縁部540と541との間の中間の場所において構造500を貫通して延在することができる。
【0175】
別の例では、第1の組の第1の端子からの一方の側(例えば、第1の側641)にある各第1の端子の信号割当て(例えば、A2L)と、その反対側(例えば、第2の側642)にある同じ信号割当て(例えば、A2R)を有する第2の組の第1の端子内の対応する第1の端子との間の対称性に関する上記の要件が満たされる限り、
図6Bに示されるように、各組の第1の端子内の端子が全て面532の同じ側(例えば、第1の側641)に位置する必要はなく、その面のいずれかの側にある任意の適切な場所に配置することができる。
【0176】
例えば、黒い長方形及び黒い楕円形(例えば、514−1及び514−2)によって示される第1の組の第1の端子、並びに白い長方形及び白い楕円形(例えば、524−1及び524−2)によって示される第2の組の第1の端子は、面532の両側にわたって分散して配置することができる。各組の第1の端子は面532の同じ側(例えば、第1の側641)に位置する必要はなく、一方の側(例えば、第1の側641)にある第1の組からの特定のアドレス信号割当てを有する各第1の端子と、その反対側(例えば、第2の側642)にある第2の組からの同じアドレス信号割当てを有する第1の端子との間の対称性に関する上記の要件が満たされる限り、その面のいずれかの側にある任意の適切な位置に配置することができる。例えば、黒い長方形及び黒い楕円形(例えば、514−1及び514−2)によって示される1組の第1の端子内の各端子が、白い長方形及び白い楕円形(例えば、524−1及び524−2)によって示される第2の組の第1の端子内の各端子と、面532に対して対称であることを
図6Bにおいて見ることができる。
【0177】
図6Aに更に示されるような特定の例では、超小型電子構造の第1の表面601は第1の方向614を向いており、超小型電子構造500は、同じ第1の方向を向いている第1の表面510を有する基板502を含む。基板502の第2の表面508は、第1の方向と逆の第2の方向616を向くことができる。そのような例において、場合によっては、能動素子602の幾つか又は全てがその上に設けられる、半導体チップ等の超小型電子素子501が、基板502の第2の表面508に面しない面609を有することができる。
【0178】
図6Fの特定の例において更に見られるように、超小型電子構造500に組み込まれる超小型電子素子501が、その前面505において素子コンタクト511、513を有することができ、素子コンタクトは、基板502の第2の表面508にある基板コンタクト521、523にそれぞれ電気的に接続される。例えば、ワイヤボンド512が、素子コンタクト511、513を基板コンタクト521、523と電気的に接続することができる。代替的には、他のタイプの導体、例えば、リードフレームの一部、可撓性リボンボンド等を用いて、素子コンタクト511、513をそれぞれの基板コンタクト521、523と電気的に接続することができ、場合によっては、素子コンタクト511、513を、超小型電子素子501の前面505よりも、第1の表面508から高い場所に配置される他の導電性素子と接続することもできる。
【0179】
1つのタイプのそのような超小型電子素子501では、素子コンタクト511、513のうちの幾つかのコンタクトをそれぞれ、超小型電子素子に供給されるアドレス情報のうちの特定のアドレス情報を受信するように構成することができる。特定の実施形態では、そのようなコンタクト511、513はそれぞれ、超小型電子素子の外部から、すなわち、ワイヤボンド512等のパッケージの配線を通して、かつ第1の端子504を通して、超小型電子素子501に供給されるアドレス情報を受信するように構成されるアドレス入力とすることができる。コンタクト511、513は、超小型電子素子の外部から、限定はしないが、ワイヤボンド512及び第2の端子506を通して、他の情報又は信号を受信するように構成することもできる。
【0180】
そのような超小型電子素子501の1つの特定の例では、素子コンタクト511、513において存在するアドレス情報は、それぞれの超小型電子素子によって用いられるクロックのエッジに対して、すなわち、異なる第1の電圧状態と第2の電圧状態との間のクロックの遷移時にサンプリングすることができる。すなわち、各アドレス信号は、クロックの低電圧状態と高電圧状態との間の立ち上がり遷移時に、又はクロックの高電圧状態と低電圧状態との間の立ち下がり遷移時にサンプリングすることができる。したがって、複数のアドレス信号を全てクロックの立ち上がり遷移時にサンプリングすることができるか、又はそのようなアドレス信号を全てクロックの立ち下がり遷移時にサンプリングすることができるか、又は別の実施形態では、素子コンタクト511、513のうちの1つにおけるアドレス信号をクロックの立ち上がり遷移時にサンプリングすることができ、他方の外部コンタクトにおけるアドレス信号をクロックの立ち下がり遷移時にサンプリングすることができる。
【0181】
メモリストレージアレイ機能を主に提供するように構成することができる別のタイプの超小型電子素子501では、その上にあるアドレスコンタクトのうちの1つ以上のものを多重化して用いることができる。この例では、それぞれの超小型電子素子501の特定の素子コンタクト511、513が、外部から超小型電子素子に供給される2つ以上の異なる信号を受信することができる。したがって、異なる第1の電圧状態と第2の電圧状態との間のクロックの第1の遷移(例えば、立ち上がり遷移)時に特定のコンタクト511、513において第1のアドレス信号をサンプリングすることができ、第1のアドレス信号以外の信号は、第1の遷移と反対である第1の電圧状態と第2の電圧状態との間のクロックの第2の遷移(例えば、立ち下がり遷移)時に特定のコンタクトにおいてサンプリングすることができる。
【0182】
そのように多重化する場合、それぞれの超小型電子素子501の同じ素子コンタクト511、513において、クロックの同じサイクル内で2つの異なる信号を受信することができる。特定の場合には、このように多重化することによって、それぞれの超小型電子素子501の同じ素子コンタクト511、513において同じクロックサイクル内で第1のアドレス信号及び異なる信号を受信できるようになる。更に別の例では、このように多重化することによって、それぞれの超小型電子素子501の同じ素子コンタクト511、513において同じクロックサイクル内で第1のアドレス信号及び異なる第2のアドレス信号を受信できるようになる。
【0183】
幾つかの実施形態では、
図6A及び
図6Fに示される基板502は、シート状又は板状の誘電体素子を含むことができ、誘電体素子は基本的に高分子材料、例えば、数ある中でも、樹脂又はポリイミドからなることができる。代替的には、基板は、ガラス繊維強化エポキシ等の複合構成物、例えば、BT樹脂又はFR−4構成物を有する誘電体素子を含みうる。幾つかの例では、誘電体素子は、誘電体素子の平面において、すなわち、その第1の表面510に対して平行な方向において、最大で摂氏1度当たり30百万分率(これ以降、「ppm/℃」)の熱膨張係数を有することができる。別の例では、基板は、摂氏1度当たり12百万分率未満の熱膨張係数(「CTE」)を有する材料からなり、その上に端子及び他の導電性構造が配置される支持素子を含みうる。例えば、そのような低CTE素子は、基本的に、ガラス、セラミック若しくは半導体材料若しくは液晶ポリマー材料、又はそのような材料の組み合わせからなることができる。
【0184】
図6Fにおいて見られるように、第1の組521の基板コンタクト及び第2の組523の基板コンタクトが、基板の第2の表面508において露出することができる。第1の組521の基板コンタクトは、超小型電子素子の面505の上方に延在する導電性構造等を通して、超小型電子素子の素子コンタクトの列511と電気的に接続することができる。例えば、導電性構造はワイヤボンド512とすることができる。場合によっては、超小型電子素子の背面507と基板502の第2の表面508との間にダイアタッチ接着剤を配置することができ、それにより、超小型電子素子と基板との間の接続を機械的に補強することができる。第2の組523の基板コンタクトは、素子コンタクト531の列513と電気的に接続することができる。
【0185】
超小型電子素子は、素子コンタクトの列内に配置されない場合がある更なるコンタクトも含みうる。幾つかの例では、更なるコンタクトは、電源、接地への接続のために用いることができるか、又は試験のために用いられる場合があるような、プロービングデバイスと接触させるために利用可能なコンタクトとして用いることができる。
【0186】
ワイヤボンド512(
図6F)等の導電性構造が、コンタクト511、513を基板の第2の表面508において露出する対応するコンタクト521、523と電気的に接続することができる。幾つかの実施形態では、コンタクト511、513は、場合によっては、半導体のバックエンドオブライン(「BEOL」)配線を通して、半導体チップの能動デバイスと電気的に接続することができ、その配線はビア又は他の導電性構造を含むことができ、場合によってはコンタクト511、513の下に配置することができる。
【0187】
別の例では、超小型電子素子501のコンタクトは、
図6Dにおいて超小型電子素子の境界を示す破線によって指示される超小型電子素子の1つ以上の周縁部に隣接する1組又は複数組のコンタクト内に配置することができる。特定の例では、超小型電子素子は単一の半導体チップとすることができ、その上にあるコンタクト511又は513は、半導体チップのコンタクトである「チップコンタクト」とすることができる。
【0188】
本明細書において用いられるときに、半導体チップの超小型電子素子の面の「中央領域」は、その面の対向する第1の縁部及び第2の縁部に対して平行な方向において面の寸法の端から端まで延在する平行な境界を有する面のエリアを意味し、中央領域は、対向する第1の縁部と第2の縁部との間の面の最も短い寸法の中央3分の1に及ぶ。したがって、第1の周辺領域は中央領域と第1の縁部との間の面の最も短い寸法の3分の1に及び、第2の周辺領域は、中央領域と第2の縁部との間の最も短い寸法の3分の1に及ぶ。
【0189】
図6Eにおいて見られるように、超小型電子構造500は、超小型電子構造500を、例えば、回路パネル等の、超小型電子構造500の外部にある構成要素と電気的に、かつ機械的に接続するための第1の端子504及び第2の端子506を有することができる。端子504、506は、導電性パッド、ポスト、又は他の導電性構造とすることができる。
図6Eにおいて見られる例では、端子は、場合によっては、接合素子530を含むことができ、例えば、数ある中でも、ハンダ、スズ、インジウム、金、共晶材料等の結合金属、又は他の導電性結合材料を含むことができ、場合によっては、導電性パッド若しくはポスト等の、基板の導電性構造に取り付けられる導電性バンプ等の付加構造も含みうる。第1の端子504及び第2の端子506は、例えば、トレース及びビア等の、基板上の導電性構造を通して基板コンタクト521、523と電気的に接続することができる。
【0190】
特定の例では、
図6Bにおいて見ることができるように、第1の組の第1の端子504は、第2の表面508に対向する基板502の第1の表面510において露出する第1のグリッド514内の位置に配置することができる。第2の組の第1の端子504は、第1の組の第1の端子に対向する理論面532の側に配置される基板の第1の表面510において露出する第2のグリッド524内の位置に配置することができる。図の幾つかでは、超小型電子素子の前面の外側境界を越えて延在する第1の組及び第2の組が示されるが、そうである必要はない。本発明の特定の実施形態では、各組内の1組の第1の端子は、上記で言及されたアドレス情報を搬送するように構成することができるか、又は特定の実施形態では、上記で言及されたアドレス信号及びコマンド−アドレスバスの特定の信号を搬送するように構成することができる。
【0191】
例えば、超小型電子素子501がDRAM半導体チップであるか、又はDRAM半導体チップを含むとき、第1の組及び第2の組はそれぞれ、パッケージ内の超小型電子素子内のメモリストレージアレイの全ての利用可能なアドレス指定可能記憶場所を判断するために、パッケージ内の回路、例えば、行アドレスデコーダ及び列アドレスデコーダ、並びに存在するなら、バンク選択回路によって使用可能である、超小型電子構造500に転送されるアドレス情報を搬送するように構成される。特定の実施形態では、第1の組の第1の端子504及び第2の組の第1の端子504はそれぞれ、そのようなメモリストレージアレイ内のアドレス指定可能記憶場所を判断するために超小型電子構造500内のそのような回路によって用いられる全てのアドレス情報を搬送するように構成することができる。
【0192】
そのような実施形態の変形形態では、第1のグリッド514及び第2のグリッド524内の位置に配置される第1の端子は、そのようなメモリストレージアレイ内のアドレス指定可能記憶場所を判断するために超小型電子構造500内のそのような回路によって用いられるアドレス情報の大部分を搬送するように構成することができ、その際、超小型電子構造上の上記で参照された第2の端子506のうちの少なくとも幾つか等の他の端子が、アドレス情報の残りの部分を搬送するように構成されることになる。そのような変形形態において、特定の実施形態では、第1の組及び第2の組のそれぞれの第1の端子504は、そのようなメモリストレージアレイ内のアドレス指定可能記憶場所を判断するために超小型電子構造500内のそのような回路によって用いられるアドレス情報の4分の3以上を搬送するように構成することができる。
【0193】
特定の実施形態では、第1の組及び第2の組、例えば、グリッド514、524のそれぞれの端子は、チップ選択情報、例えば、チップ内のメモリ記憶場所にアクセスする場合に超小型電子構造500内の特定のチップを選択するために使用可能な情報を搬送するように構成されない場合がある。別の実施形態では、第1の組及び第2の組のうちの少なくとも一方の第1の端子504は実際にはチップ選択情報を搬送することができる。
【0194】
通常、超小型電子構造500内の超小型電子素子501がDRAMチップであるか、又はDRAMチップを含むとき、一実施形態では、アドレス情報は、超小型電子構造の外部にある構成要素、例えば、下記で説明される回路パネル554(
図7A)等の回路パネルから超小型電子構造に転送される全てのアドレス情報を含むことができ、そのアドレス情報は、読出しアクセスの場合に、又は読出し若しくは書込みいずれかのアクセスの場合に超小型電子パッケージ内のランダムアクセスアドレス指定可能記憶場所を判断するために用いられる。
【0195】
第2の端子506のうちの少なくとも幾つかは、第1の組の第1の端子504及び第2の組の第1の端子504によって搬送されるアドレス信号以外の信号を搬送するように構成することができる。特定の例では、第2の端子506は、データ、データストローブ信号、又はチップ選択、リセット、電源電圧、例えば、Vdd、Vddq及び接地、例えば、Vss及びVssq等の他の信号若しくは基準電位のうちの1つ以上のものを搬送することができる。また、幾つか又は全ての第2の端子を、第1の組の第1の端子及び第2の組の第1の端子が配置される同じ第1のグリッド514及び第2のグリッド524内の場所に配置することもできる。そのような場合、第1のグリッド514及び第2のグリッド524内の場所に配置される幾つかの端子は、データ、データストローブ信号、又はチップ選択、リセット、電源電圧、例えば、Vdd、Vddq及び接地、例えば、Vss及びVssq等の他の信号若しくは基準電位の1つ以上のものを搬送するように構成することができる。第3のグリッド516及び第4のグリッド526内の場所に配置される幾つかの端子は、データ、データストローブ信号、又はチップ選択、リセット、電源電圧、例えば、Vdd、Vddq及び接地、例えば、Vss及びVssq等の他の信号若しくは基準電位の1つ以上のものを搬送するように構成することができる。
【0196】
特定の実施形態では、各超小型電子構造500の第1のグリッド514及び第2のグリッド524内に配置される第1の端子は、超小型電子素子501の動作モードを制御する情報を搬送するように構成することができる。より具体的には、第1の組の第1の端子504及び第2の組の第1の端子504はそれぞれ、超小型電子構造500に転送される特定の1組のコマンド信号及び/又はクロック信号の全てを搬送するように構成することができる。一実施形態では、第1の組及び第2の組のそれぞれの第1の端子504は、外部構成要素、例えば、回路パネル又は他のデバイスから超小型電子構造500に転送されるコマンド信号、アドレス信号、バンクアドレス信号及びクロック信号の全てを搬送するように構成することができ、コマンド信号は、行アドレスストローブ、列アドレスストローブ及び書込みイネーブルを含む。
【0197】
超小型電子素子のうちの1つ以上のものが、ダイナミックランダムアクセスメモリ(「DRAM」)半導体チップ、又はDRAMチップのアセンブリ等によって提供される、動的メモリストレージアレイ機能を提供するように構成される実施形態では、コマンド信号は、書込みイネーブル信号、行アドレスストローブ信号及び列アドレスストローブ信号とすることができる。ODT(オンダイターミネーション)、チップ選択、クロックイネーブル等の他の信号は、グリッド514、524内等の、第1の組及び第2の組内に配置される端子によって搬送されても、搬送されなくてもよい。クロック信号は、アドレス信号をサンプリングするために超小型電子素子のうちの1つ以上のものによって用いられるクロックとすることができる。例えば、
図7Aの超小型電子パッケージ500A、500Bにおいて、そして
図6Fに更に示されるように、第1の端子504は、クロック信号CK及びCKB、行アドレスストローブRAS、列アドレスストローブCAS及び書込みイネーブル信号WE、並びにアドレス信号A0〜A15及びバンクアドレス信号BA0、BA1及びBA2を搬送するように構成することができる。
【0198】
図6B及び
図6Cにおいて示される実施形態では、第3のグリッド516及び第4のグリッド526(
図6B)内、又は第3のグリッド648及び第4のグリッド642(
図6C)内の位置に配置することができる第2の端子506のうちの少なくとも幾つかは、第1のグリッド514及び第2のグリッド524内の位置に配置される第1の端子504によって搬送されるコマンド信号、アドレス信号及びクロック信号以外の信号を搬送するように構成することができる。チップ選択、リセット、電源電圧、例えば、Vdd、Vddq及び接地、例えば、Vss及びVssq等の信号又は基準電位は、他に言及されない限り、本明細書において参照される実施形態のいずれかにおいて、第2の端子506によって搬送されても、搬送されなくてもよい。
【0199】
一実施形態では、アドレス信号以外の信号を搬送するように構成される第2の端子506のうちの少なくとも幾つかは、第1のグリッド514及び第2のグリッド524内の位置に配置することができる。一例では、コマンド信号、アドレス信号及びクロック信号以外の信号を搬送するように構成される第2の端子506のうちの少なくとも幾つかは、第1のグリッド514及び第2のグリッド524内の位置に配置することができる。図には第2の端子506の特定の構成が示されるが、図示される特定の構成は例示することを目的としており、限定することは意図していない。例えば、第2の端子506は、電源信号又は接地信号に接続されるように構成される端子も含みうる。
【0200】
パッケージの第1のグリッド514及び第2のグリッド524内の第1の端子の配置が
図6Dに詳細に示される。一例では、各グリッド514、524は、平行な第1の列及び第2の列536の端子を含みうる。各グリッド内の端子の列536は互いに隣接することができる。代替的には、
図6Dには示されないが、第1の列の端子と第2の列の端子との間に少なくとも1つの端子を配置することができる。
【0201】
別の例では、
図6Eにおいて見られるように、グリッドは1列の端子を含むことができ、この列の端子に関して、列軸519はそのような列の端子504の大部分を通って延在し、すなわち、その列の中心に位置する。しかしながら、そのような列において、端子のうちの1つ以上のものは、端子504’の場合のように、列軸519の中心に位置しない場合がある。この場合、そのような端子(複数の場合もある)が軸519の中心に位置しない場合であっても、任意の他の列の軸よりその特定の列の軸519に近いので、これらの1つ以上の端子はその特定の列の一部と見なされる。列軸519は、列軸の中心に位置しないこれらの1つ以上の端子を通って延在することができるか、又は場合によっては、列軸519がその列の中心に位置しない端子を通り抜けない場合もあるように、これらの中心に位置しない端子は列軸から更に離間する場合もある。1つの列内、又はグリッド内のそれぞれの列の列軸の中心に位置しない1つの列内、又は2つ以上の列内に1つ、幾つか、又は数多くの端子が存在することができる。
【0202】
さらに、端子のグリッドは、環状、多角形状、又は更に分散した分布の端子の配置等のように、列以外にグループ化された端子の配置を含みうる。
図6Fに示されるように、封入剤546が基板の第2の表面508の上に重なることができ、そこにある超小型電子素子501と接触することができる。場合によっては、封入剤は、基板502に面しない超小型電子素子の前面505の上に重なることができる。
【0203】
図6Dにおいて与えられる上記の例と同様に、そして
図6Bにおいても見られるように、第2のグリッド524内の第1の端子の信号割当ては、第1のグリッド514内の第1の端子の信号割当ての鏡像である。別の言い方をすると、第1のグリッド及び第2のグリッド内の第1の端子の信号割当ては、第1のグリッド514と第2のグリッド524との間にある理論面又は軸532に対して対称であり、この場合に軸532は、第1の端子の列536が延在する方向542に延在する。第2のグリッド524内の信号割当てが第1のグリッド514内の信号割当ての鏡像ある場合、信号A15を搬送するために割り当てられる第1のグリッド514の第1の端子514−1は、信号A15を搬送するために割り当てられる第2のグリッド524内の対応する第1の端子524−1と、グリッド内で同じ相対的な垂直位置(方向542)にある。しかしながら、第1のグリッド514は2つの列536を含み、信号A15を搬送するために割り当てられる第1のグリッド514の端子514−1は、第1のグリッド514の2つの列536のうちの左列にあるので、鏡像配置は、信号A15を搬送するために割り当てられる第2のグリッド524の対応する端子524−1が第2のグリッド524の2つの列のうちの右列内にあることを必要とする。
【0204】
この配置の別の結果は、信号A9を搬送するために割り当てられる端子も第1のグリッド514及び第2のグリッド524のそれぞれのグリッド内の同じ相対的垂直位置内にあることである。しかしながら、第1のグリッド514では、A9を搬送するために割り当てられる第1の端子514−1は第1のグリッド514の2つの列536のうちの右列内にあり、鏡像配置は、信号A9を搬送するために割り当てられる第2のグリッド524の対応する端子524−2が第2のグリッド524の2つの列のうちの左列内にあることを必要とする。
図6Dにおいて見ることができるように、同じ関係は、少なくとも、上記で論じられたような超小型電子構造のアドレス入力によって受信するためのアドレス情報を搬送するために割り当てられる各第1の端子に関して、第1のグリッド及び第2のグリッドのそれぞれの各第1の端子の場合に当てはまる。
【0205】
第1の端子の信号割当てがそれに対して対称である理論面532は、基板上の種々の位置に位置することができる。理論面532は1つの軸と見なすことができ、幾つかの実施形態では、第1の端子の列536が縁部540、541に対して平行な方向に延在するときに特に、その軸は、基板の両側にある第1の縁部540及び第2の縁部541から等距離に位置するパッケージの中心軸とすることができ、第1のグリッド及び第2のグリッドはこの中心軸に対して対称である場所に配置される。一例では、軸532は、基板の第1の縁部540及び第2の縁部541に対して平行であり、かつ等距離にある線から、任意の2つの隣接する端子列間の最小ピッチの3.5倍以下の距離内に位置することができる。代替的には、この対称軸532は、縁部540と541との間の等距離にある中心軸から、水平方向535においてオフセットすることができる。
【0206】
特定の例では、第1のグリッド及び第2のグリッド内の端子は、パッケージの中央領域に位置することができる。一例では、第1のグリッド514及び第2のグリッド524のそれぞれの少なくとも1つの端子列536は、基板の第1の縁部540及び第2の縁部541にから等距離にあり、かつ平行である線から、任意の2つの隣接する平行な端子列536間の最小ピッチの3.5倍以下の距離内に配置することができる。
【0207】
上記で言及されたように、第2の端子506は、上記で言及されたアドレス情報以外、又は上記で言及されたコマンド−アドレスバスの信号以外の信号の情報を搬送するように構成することができる。一例では、第2の端子506は、超小型電子素子への、及び/又は超小型電子素子30からの一方向又は双方向データ信号、及びデータストローブ信号、並びにデータマスク、及び終端抵抗への並列終端をオン又はオフにするために用いられるODT、すなわち「オンダイターミネーション」信号を搬送するために用いられる端子を含みうる。特定の例では、第2の端子は、チップセレクト、リセット、クロックエネーブル等の信号、並びに電源電圧、例えば、Vdd、Vddq、又は接地、例えば、Vss及びVssq等の基準電位を搬送することができる。
【0208】
幾つかの実施形態では、コマンド−アドレスバス信号以外の信号を搬送するように構成される幾つかの端子又は全ての端子を、適切に配置できる場合にはいつでも、パッケージ上の第2の端子506として配置することができる。例えば、第2の端子506のうちの幾つか又は全てを、第1の端子504が配置される基板502上の同じグリッド514、524内に配置することができる。第2の端子506のうちの幾つか又は全てを、第1の端子504のうちの幾つか又は全てと同じ列内に、又は異なる列内に配置することができる。場合によっては、1つ以上の第2の端子の中に同じグリッド又はその列内の第1の端子を点在させることができる。
【0209】
特定の例では、
図6Dにおいて見ることができるように、第2の端子506のうちの幾つか又は全てを、基板の第1の表面510において露出する第3のエリア又はグリッド516内に配置することができ、別の組の第2の端子を第1の表面510において露出する第4のエリア又はグリッド526内に配置することができる。特定の場合には、第3のエリア又はグリッド516内の第2の端子の信号割当ては、第1のグリッド及び第2のグリッドの場合に上記で説明されたのと同じようにして、第4のエリア又はグリッド526内の第2の端子の信号割当ての鏡像とすることができる。
【0210】
第3のグリッド516及び第4のグリッド526は、場合によっては、第1のグリッド及び第2のグリッドが延在する方向542に延在し、互いに平行にすることができる。第3のグリッド及び第4のグリッドも、第1のグリッド514及び第2のグリッド524と平行にすることができる。代替的には、
図6Dを参照すると、第2の端子が配置されるグリッド527、537は、方向542を横切るか、又は更には直交する別の方向535に延在することができる。別の例では、幾つかの第2の端子は、
図6Dに示されるグリッド516、526、527、537のそれぞれに配置することができる。幾つかの第2の端子は、第1のグリッド514及び第2のグリッド524内の位置に配置することもできるが、配置されなくてもよい。
【0211】
また、
図6Dに示されるように、グリッド527内の第2の端子の信号クラス割当ては垂直軸532に対して対称とすることができ、グリッド537内の第2の端子の信号クラス割当ては垂直軸532に対して対称とすることができる。本明細書において用いられるときに、クラス内の数値指標が異なる場合であっても、信号割当てが同じ割当てクラス内にある場合には、2つの信号クラス割当ては互いに対称とすることができる。例示的な信号クラス割当ては、データ信号、データストローブ信号、データストローブ相補信号、及びデータマスク信号を含みうる。特定の例では、グリッド527において、信号割当てDQSH及びDQSLを有する第2の端子は、それらの第2の端子が異なる信号割当てを有する場合であっても、データストローブであるそれらの信号クラス割当てに関して、垂直軸532に対して対称である。
【0212】
図6Dに更に示されるように、例えば、データ信号DQ0、DQ1、...の場合等の、超小型電子パッケージ上の第2の端子の空間位置へのデータ信号の割当ては、垂直軸532に対して、モジュロX対称性を有することができる。モジュロX対称性は、1つ以上の対の第1のパッケージ及び第2のパッケージが互いに対向して回路パネルに実装され、回路パネルが、対向して実装された対内のそれらの第1のパッケージ及び第2のパッケージの対応する第2の端子対を電気的に接続する、
図7A及び
図7Bにおいて見られるようなアセンブリ600又は754内の信号完全性を保存するのを助けることができる。端子の信号割当てが1つの軸に対して「モジュロX対称性」を有するとき、同じ数の「モジュロX」を有する信号を搬送する端子は、その軸に対して対称である位置に配置される。
【0213】
したがって、
図7A及び
図7B等の場合の、そのようなアセンブリ600又は754では、モジュロX対称性によって、第1のパッケージの端子DQ0を、回路パネルを通して、同じ数のモジュロX(この場合、Xは8である)を有する第2のパッケージの端子DQ8に電気的に接続できるように、回路パネルを通して電気的接続を行うことができるようになり、それにより、回路パネルの厚みを基本的に一直線で貫通する方向、すなわち、その厚みに対して垂直な方向に接続を行うことができる。したがって、8を法とする8の演算からの数は0であり、8を法とする9の演算からの数は1である。それゆえ、信号割当てがモジュロ8対称性を有するとき、モジュロ8演算が「1」の結果をもたらす、DQ1等の信号を搬送するように構成される端子は、モジュロ8演算が同じ結果、すなわち、「1」をもたらす、DQ9又はDQ17等の信号を搬送するように構成される別の端子と、1つの軸に対して対称である基板上の位置に配置される。
【0214】
一例では、「X」は数6n(2のn乗)とすることができるか(ただし、nは6以上である)、又はXは8×Nとすることができる(ただし、Nは2以上である)。したがって、一例では、Xは、半バイト(4ビット)、バイト(8ビット)、複数バイト(8×N、Nは2以上)、ワード(32ビット)又は複数ワード内のビット数に等しくすることができる。そのようにして、一例では、
図6Dにおいて示されるように、モジュロ8対称性であるとき、データ信号DQ0を搬送するように構成される、グリッド527内のパッケージ端子DQ0の信号割当ては、データ信号DQ8を搬送するように構成される別のパッケージ端子DQ8の信号割当てと、垂直軸532に対して対称である。さらに、垂直軸に対してグリッド527内のパッケージ端子DQ0及びDQ8の信号割当ての場合にも同じことが当てはまり、グリッド537の場合にも同じことが当てはまる。本明細書において説明されるようなモジュロ8対称性は、パッケージ端子DQ0〜DQ15の各信号割当てに関して、グリッド527、537において見ることができる。
【0215】
図示されないが、モジュロ数「X」は6n(2のn乗)以外の数とすることができ、2より大きい任意の数とすることができることに留意することが重要である。したがって、対称性が基にするモジュロ数Xは、パッケージが構築又は構成されるデータサイズ内に何ビットが存在するかによることができる。例えば、データサイズが8ビットではなく、50ビットであるとき、信号割当てはモジュロ10対称性を有することができる。データサイズが奇数ビットを有するとき、モジュロ数Xがそのような数を有することができる場合まである。
【0216】
一例では、ボールアウト(ball-out)、すなわち、
図6D等において表される端子構成を有する超小型電子構造は、業界標準DDR3又はDDR4仕様に従って動作する超小型電子素子を含む超小型電子構造の場合に用いることができる。
【0217】
図6Gの変形形態は、超小型電子構造640の理論面532の第1の側641に配置される第1の組642の第1の端子と、理論面の第2の側643に配置される第2の組644の第1の端子との間に対称性を与えることができる別の方法を示す。この例では、上記の例と同様に、第1の組の第1の端子及び第2の組の第1の端子はそれぞれ、メモリストレージアレイ内の場所を指定するのに十分なアドレス情報を搬送するように構成することができる。場合によっては、各組642、644は、メモリストレージアレイ内の場所を指定するのに必要とされるアドレス情報の大部分のみを搬送することができる。
【0218】
図6Cに示されるような例では、理論面532の各側に、超小型電子構造内の1つ以上のメモリストレージアレイのアドレス入力にアドレス情報を転送するために必要とされない場合がある1組の非接続端子が存在することができる。本明細書において用いられるときに、超小型電子構造の「非接続端子」は、いかなる電気経路にも接続されない端子、例えば、そのような非接続端子上に何らかの情報が存在することがあってもなくても、超小型電子構造内の任意の超小型電子素子、例えば、半導体チップに情報を伝達するための経路に接続されない端子を意味する。したがって、非接続端子に接続される超小型電子構造の別の構成要素から非接続端子に結合される場合等がある情報が、非接続端子上に存在する場合であっても、非接続端子上に存在する情報は、いかなる経路においても、超小型電子構造内のいかなる超小型電子素子にも与えられない。
【0219】
この場合、第1の側の各第1の端子の位置は、面532の第2の側の非接続端子の位置と、理論面532に対して対称とすることができ、第2の側の各第1の端子の位置は、第1の側の非接続端子の位置と、理論面に対して対称である。したがって、
図6Gにおいて見られるように、例えば、フィールド0(642)として示される、面の第1の側641における1組の第1の端子内の各第1の端子の位置は、フィールド0(NC)(例えば、
図6Gにおいて第1の組642の第1の端子内にNCとして示される)として示される、面532の第2の側643に配置される1組の非接続端子内の非接続端子の位置と、理論面532に対して対称である。また、
図6Gにおいて、フィールド1(644)として示される、面532の第2の側643における1組の第1の端子内の各第1の端子の位置は、フィールド1(NC)として示される、面の第1の側641上に配置される1組の非接続端子内の非接続端子の位置と、理論面532に対して対称である。
【0220】
面の同じ側(例えば、第1の側641)にある1組の第1の端子及び1組の非接続端子は、一方の側にある第1の端子とその反対側にある非接続端子との間の対称性に関する上記の要件が満たされる限り、任意の適切な位置に配置することができる。面532の一方の側において1組の端子が配置される空間は連続している必要はない。面532の一方の側において1組の非接続端子が配置される空間も連続している必要はない。したがって、理論面の同じ第1の側641におけるフィールド0(642)として示される1組の第1の端子及びフィールド1(NC)として示される1組の非接続端子の位置は、その構造の表面の重なり合わないエリアを占有する必要はなく、すなわち、第1の側641における1組の第1の端子内の第1の端子の位置は、互いに混在することを含む、第1の側641における非接続端子に対して任意の適切な位置に配置することができる。さらに、同じ関係を面532の第2の側にある第1の端子及び非接続端子にも適用することができる。実際には、一例では、面の一方の側における各第1の端子及び各非接続端子は、共通のグリッド内の任意の位置に配置することができる。
【0221】
一例では、ボールアウト、すなわち、
図6C又は
図6G等において表される端子構成を有する超小型電子構造は、業界標準LPDD3仕様に準拠する超小型電子素子を含む超小型電子構造の場合に用いることができる。
【0222】
図6Cに示される別の例では、各組の第1の端子内の端子及び各組の非接続端子内の端子は、面532の同じ側(例えば、第1の側641)に位置する必要はなく、一方の側(例えば、第1の側641)にある各第1の端子とその反対側(例えば、第2の側642)にある非接続端子との間の対称性に関する上記の要件が満たされる限り、その面のいずれかの側における任意の適切な位置に配置することができる。したがって、黒い長方形によって示される第1の組の第1の端子、及び黒い楕円形によって示される第2の組の第1の端子は、面532の両側にわたって分散して配置することができる。各組の第1の端子及び各組の非接続端子は、面532の同じ側(例えば、第1の側641)に位置する必要はなく、一方の側(例えば、第1の側641)にある各第1の端子とその反対側(例えば、第2の側642)にある非接続端子との間の対称性に関する上記の要件が満たされる限り、その面のいずれかの側にある任意の適切な位置に配置することができる。例えば、
図6Cにおいて見ることができるように、黒い長方形によって示される1組の第1の端子内の各端子、及び黒い楕円形によって示される第2の組の第1の端子内の各端子は、その面の反対側にある非接続端子(NC)と対称である。
【0223】
図7Aは、回路パネル554の対向する第1の表面550及び第2の表面552に実装されるような、第1の超小型電子パッケージ500A及び第2の超小型電子パッケージ500Bのアセンブリ600を示す。幾つかの例において、特定の内部構造を有する超小型電子構造が示されるが、各超小型電子構造500は
図6B又は
図6Cを参照しながら上記で図示及び説明されたようにすることができるか、又は本明細書において別に図示及び説明されるようにすることができる。各超小型電子構造500Aは、反対側に実装される超小型電子構造500Bと同じ内部構造を有することができるか、又は超小型電子構造500Aは、他方の超小型電子構造500Bと異なる内部構造を有することができる。回路パネルは、数ある中でも、デュアルインラインメモリモジュール(「DIMM」)モジュール内で用いられるプリント回路基板、システム内の他の構成要素と接続されることになる回路基板又はパネル、又はマザーボード等の種々のタイプからなることができる。第1の超小型電子構造500A及び第2の超小型電子構造500Bはそれぞれ、回路パネル554の第1の表面550及び第2の表面552において露出する対応するコンタクト560、562に実装することができる。
【0224】
図7Aに詳細に示されるように、各パッケージの第2のグリッド内の第1の端子の信号割当ては、各パッケージの第1のグリッド内の第1の端子の信号割当ての鏡像であるので、パッケージ500A、500Bが互いに対向して回路パネルに実装されるとき、第1のパッケージ500Aの第1のグリッド514A内の各第1の端子は、同じ信号割当てを有し、かつその端子が電気的に接続される第2のパッケージ500Bの第2のグリッド524B内の対応する第1の端子と位置合わせすることができる。さらに、第1のパッケージ500Aの第2のグリッド524A内の各第1の端子は、同じ信号割当てを有し、かつその端子が電気的に接続される第1のグリッド514B内の対応する第1の端子と位置合わせすることができる。
【0225】
もちろん、各対の接続される端子の位置合わせは、各対の接続される端子を、回路パネル554の第1の表面550に沿って直交するx方向及びy方向において互いの1ボールピッチ以内に位置合わせできるような許容範囲内とすることができる。
図7Aから明らかであるように、各グリッドの第1の端子は、回路パネルの第1の表面550に対して平行な直交するx方向及びy方向において互いの1ボールピッチ内に位置合わせすることができ、ボールピッチは、いずれかのパッケージ上の任意の2つの隣接する平行な端子列間の最小ピッチ以下である。特定の例では、グリッドは、第1の超小型電子パッケージ及び第2の超小型電子パッケージ上の第1の端子のうちの少なくとも幾つかが互いに同じ場所を占めるように、x方向及びy方向において互いに位置合わせすることができる。本明細書において用いられるときに、回路パネルの両面にあるパッケージの第1の端子が互いに「同じ場所を占める」とき、その位置合わせは、通常の製造公差内にすることができるか、又は第1の回路パネル表面及び第2の回路パネル表面に対して平行な直交するx方向及びy方向において互いの1ボールピッチの半分未満の許容範囲内にすることができる。ボールピッチは上記で説明されたとおりである。
【0226】
特定の例では、第1のパッケージ500A及び第2のパッケージ500Bのそれぞれの位置合わせされたグリッド(例えば、第1のパッケージの第1のグリッド514A及び第2のパッケージの第2のグリッド524B)の位置の少なくとも半分は、回路パネル554の第1の表面550に沿って直交するX方向及びY方向において互いに位置合わせすることができる。
【0227】
したがって、
図7Aに更に示されるように、第1のパッケージ500Aのグリッド514A内の「A」を付された信号を搬送する特定の第1の端子は、同じ信号「A」を搬送する第2のパッケージ500Bのグリッド524Bの対応する第1の端子と位置合わせされる。第1のパッケージ500Aのグリッド524A内の「A」を付された信号を搬送する特定の第1の端子が同じ信号「A」を搬送する第2のパッケージ500Bのグリッド514Bの対応する第1の端子と位置合わせされることに関しても、同じことが当てはまる。
【0228】
このようにして、
図7Aにおいて更に見られるように、第1のパッケージ500A及び第2のパッケージ500Bの各対の電気的に接続される第1の端子間の回路パネルを通る電気的接続の長さは、これらの各対の電気的に接続される第2の端子内の端子が重なり合うことができるか、又は少なくとも互いの1ボールピッチ内に位置合わせすることができるという点で、著しく短くすることができる。これらの電気的接続の長さの短縮は、回路パネル及びアセンブリ内のスタブ長を短縮することができ、それにより、第1の端子によって搬送され、第1のパッケージ及び第2のパッケージの両方の超小型電子素子に転送される上記で言及された信号に関して、数ある中でも、整定時間を短縮すること、リンギング、ジッタ又はシンボル間干渉を少なくすること等、電気的性能を改善するのを助けることができる。さらに、回路パネルの構造を簡単にすること、又は回路パネルの設計若しくは製造の複雑性及びコストを削減すること等の他の利点を得られる場合もある。
【0229】
図7Aに更に示されるように、各パッケージ500A、500Bの第2の端子が、例えば、
図6Dに関して上記で説明された特定の鏡像配置を有する第3のグリッド及び第4のグリッド内に配置されるとき、各パッケージの第3のグリッドの各端子は、同じ信号割当てを有し、かつその端子が電気的に接続される他のパッケージの第4のグリッドの対応する第2の端子と位置合わせすることができる。したがって、
図7Aにおいて見られるように、第1のパッケージ500Aの第3のグリッド516A内の各端子は、同じ信号割当てを有し、かつその端子が電気的に接続される第2のパッケージ500Bの第4のグリッド526B内の対応する端子の1ボールピッチ内に位置合わせすることができる。さらに、第1のパッケージ500Aのグリッド526A内の各端子は、同じ信号割当てを有し、かつその端子が電気的に接続される第3のグリッド516B内の対応する端子の1ボールピッチ内に位置合わせすることができる。ここでも、各対の電気的に接続される端子の位置合わせは、各対の電気的に接続される端子が、回路パネル554の第1の表面550に沿って直交するX方向及びY方向において互いの1ボールピッチ内に位置合わせできるような許容範囲内にある。特定の実施形態では、位置合わせは、パッケージ500A、500Bの対応する接続される端子が互いに同じ場所を占めるようにすることができる。
【0230】
したがって、
図7Aに更に示されるように、第1のパッケージ500Aのグリッド516A内の「B」を付された信号を搬送する特定の第1の端子は、同じ信号「B」を搬送すし、かつその端子が電気的に接続される第2のパッケージ500Bのグリッド526Bの対応する第1の端子の1ボールピッチ以内に位置合わせすることができる。第1のパッケージ500Aのグリッド526A内の「B」を付された信号を搬送する特定の第1の端子が同じ信号「B」を搬送し、かつその端子が電気的に接続される第2のパッケージ500Bのグリッド516Bの対応する第1の端子の1ボールピッチ内に位置合わせできることに関しても、同じことが当てはまる。
【0231】
上記のような第1のパッケージ及び第2のパッケージの対応する第1の端子504間の接続と同じように、この実施形態では、第1のパッケージ及び第2のパッケージの電気的に接続される第2の端子506の対間の回路パネルを通る電気的接続の長さは、これらの各対の電気的に接続される第2の端子が互いに同じ場所を占めることができるか、又は回路パネル表面に対して平行な直交するX方向及びY方向において互いに少なくとも1ボールピッチ以内に位置合わせできるという点で、著しく短縮することができる。さらに、超小型電子パッケージの第2の端子、すなわち、コマンド−アドレスバスの上記で言及された信号以外の信号を搬送するように割り当てることができる端子がこのようにして配置されるとき、第1のパッケージと第2のパッケージとの間の接続のためのスタブ長を短縮すること、及び回路パネルの構成を簡単にすることに関して上記で説明されたのと同様の利点を得ることができる。
【0232】
図7Cは、1つ以上の超小型電子パッケージ730(
図7Cにおいて730A、730Bとして示される)を結合するように構成される回路パネル720を含む、超小型電子アセンブリ700を示す。各超小型電子パッケージ730は、
図6Bに示される超小型電子パッケージ500(例えば、DDR3又はDDR4パッケージ)とすることができるか、又は
図6Cに示される超小型電子パッケージ640(例えば、LPDDR3パッケージ)とすることができる。
図7C〜
図7Hに示される構成を有する回路パネルは、その回路パネルに結合される超小型電子パッケージ500又は640のいずれかのタイプを有することができる。
【0233】
図7Cにおいて見ることができるように、各超小型電子パッケージ730は1つ以上の半導体チップ731を含むことができ、1つ以上の半導体チップのうちの少なくとも1つの半導体チップの面732の上に重なる表面734を有する誘電体層733を含みうる。誘電体層733の表面734は、1つ以上の半導体チップ731の面732に面しないことができる。各超小型電子パッケージ730は、誘電体層733に沿って延在するトレース735と、トレースから延在し、1つ以上の半導体チップのうちの少なくとも1つの半導体チップの面732において露出するアドレス入力737と電気的に接続される金属化ビア736とを含みうる。各超小型電子パッケージ730は、第1の端子504上で受信されたアドレス情報を、トレース735及び金属化ビア736を通してアドレス入力737に結合するように構成することができる。
【0234】
図7Bを参照すると、回路パネル720は、回路パネルの主面721の第1の接続サイト761において露出するコンタクト760と、主面に対向する回路パネルの第2の表面722の第2の接続サイト763において露出するコンタクト762とを有することができる。コンタクト760、762は、超小型電子パッケージ500の前面において露出する端子504及び506(
図6B)に、又は超小型電子パッケージ640の前面において露出する端子642、644、646、648、650及び652(
図6C)に結合されるように構成することができる。第1の接続サイト761は、単一の第1の超小型電子パッケージ730Aに結合されるように構成される一群のコンタクト760を包囲する主面721上の周辺境界764を有することができる。第2の接続サイト763は、単一の第2の超小型電子パッケージ730Bに結合されるように構成される一群のコンタクト762を包囲する第2の表面722上の周辺境界765を有することができる。
【0235】
主面721の第1の接続サイト761において露出する対応するコンタクト760は、主面721に対して垂直な理論面532に対向する第1の側741及び第2の側743に配置される第1の組A0の第1のコンタクト704及び第2の組A0’の第1のコンタクト704を含みうる。第1の組A0の第1のコンタクト704の信号割当ては、第2の組A0’の第1のコンタクトの信号割当てと、理論面532に対して対称とすることができる。コンタクト760は、理論面532の第1の側741及び第2の側743にそれぞれ配置される第3の組A1’の第1のコンタクト704及び第4の組A1の第1のコンタクト704も含みうる。第3の組A1’の第1のコンタクト704の信号割当ては、第4の組A1の第1のコンタクトの信号割当てと、理論面に対して対称とすることができる。それらの組A0の第1のコンタクト704、A0’の第1のコンタクト704、A1’の第1のコンタクト704及びA1の第1のコンタクト704はそれぞれ同一の信号を搬送するように構成することができ、それらの組の第1のコンタクトはそれぞれ、コンタクト760に結合される第1の超小型電子パッケージ730Aのメモリストレージアレイ内の場所を指定するのに十分なアドレス情報を搬送するように構成することができる。
【0236】
第2の表面722の第2の接続サイト763において露出するコンタクト762は、理論面532の対向する第1の側741及び第2の側743にそれぞれ配置される第5の組B0’ の第1のコンタクト704及び第6の組B0の第1のコンタクト704を含みうる。第5の組B0’の第1のコンタクト704の信号割当ては、第6の組B0の第1のコンタクト704の信号割当てと、理論面532に対して対称とすることができる。コンタクト762は、理論面532の第1の側741及び第2の側743にそれぞれ配置される第7の組B1の第1のコンタクト704及び第8の組B1’の第1のコンタクト704も含みうる。第7の組B1の第1のコンタクト704の信号割当ては、第8の組B1’の第1のコンタクトの信号割当てと、理論面に対して対称とすることができる。それらの組B0の第1のコンタクト704、B0’の第1のコンタクト704、B1’の第1のコンタクト704及びB1の第1のコンタクト704はそれぞれ同一の信号を搬送するように構成することができ、それらの組の第1のコンタクトはそれぞれ、コンタクト762に結合される第2の超小型電子パッケージ730Bのメモリストレージアレイ内の場所を指定するのに十分なアドレス情報を搬送するように構成することができる。
【0237】
一例では、第1の組A0の第1のコンタクト704及び第5の組B0’の第1のコンタクト704は、回路パネル720の主面721に対して平行な直交するX方向及びY方向において互いに位置合わせすることができ、第2の組A0’の第1のコンタクト704及び第6の組B0の第1のコンタクト704は、直交するX方向及びY方向において互いに位置合わせすることができる。第1の組A0の第1のコンタクト704及び第5の組B0’の第1のコンタクト704の位置合わせ、並びに第2の組A0’の第1のコンタクト及び第6の組B0の第1のコンタクトの位置合わせは、第1のコンタクトの隣接するコンタクト間の最小ピッチ750(
図7C)に等しい距離以内とすることができる。
【0238】
同様に、第3の組A1’の第1のコンタクト704及び第7の組B1の第1のコンタクト704は、回路パネル720の主面721に対して平行な直交するx方向及びy方向において互いに位置合わせすることができ、第4の組A1の第1のコンタクト704及び第8の組B1’の第1のコンタクト704は、直交するx方向及びy方向において互いに位置合わせすることができる。第3の組A1’の第1のコンタクト704及び第7の組B1の第1のコンタクト704の位置合わせ、並びに第4の組A1の第1のコンタクト及び第8の組B1’の第1のコンタクトの位置合わせは、第1のコンタクトの隣接するコンタクト間の最小ピッチ750(
図7C)に等しい距離以内とすることができる。
【0239】
一例では、各組の第1のコンタクトA0、A0’、A1’、A1、B0、B0’、B1’及びB1のコンタクト704は、理論面532に対して平行な方向Yに延在する少なくとも1つのそれぞれの列内に配置することができる。第2のコンタクト706(
図7C)も、理論面532に対して平行な方向Yに延在する1つ以上の列内に配置することができるか、又は理論面に対して垂直な方向Xに延在する1つ以上の列内に配置することができるか、又は
図6Cに例として示されるように、方向Xに延在する少なくとも1つ列及び方向Yに延在する少なくとも1つの列内に配置することができる。
【0240】
他の例では、それらの組の第1のコンタクト704はそれぞれ、理論面532に対する対称性に関する上記の要件が満たされる限り、任意の適切な位置に配置することができる。理論面532の一方の側において特定の組のコンタクト704が配置される空間は連続している必要はない。例えば、第1の組A0のコンタクト704及び第3の組A1’のコンタクト704は、理論面532の第1の側741における第1の共通端子グリッド内の場所において互いに混在することができ、第2の組A0’の第1のコンタクト及び第4の組A1の第1のコンタクトは、理論面の第2の側743における第2の共通端子グリッド内の場所において混在することができる。
【0241】
図7Bの実施形態による特定の回路パネル720の場合、コンタクト760に結合される超小型電子パッケージ730A及びコンタクト762に結合される超小型電子パッケージ730Bは、
図6Bに示される超小型電子パッケージ640等の第1のタイプの超小型電子パッケージ、又は
図6Cに示される第2のタイプの超小型電子パッケージ500のうちの1つとすることができる。
【0242】
超小型電子パッケージ730Aが
図6Gに示される超小型電子パッケージ640等の第1のタイプの超小型電子パッケージ(例えば、LPDDR3パッケージ)である例では、第1のタイプの超小型電子パッケージの端子は、第1の組A0の第1のコンタクト704及び第4の組A1の第1のコンタクト704に結合されるように構成される第1の端子642、644(
図6Gのフィールド0及びフィールド1)と、第2の組A0’の第1のコンタクト及び第3の組A1’の第1のコンタクトに結合されるように構成される非接続端子(
図6Gのフィールド0NC及びフィールド1NC)とを含みうる。
図6Gを参照しながら上記で説明されたように、かつ
図6Cに示されるように、理論面の第1の側641における各第1の端子642の位置は、第2の側643における非接続端子の位置と、理論面532に対して対称とすることができ、第2の側における各第1の端子644の位置は、第1の側における非接続端子の位置と、理論面に対して対称とすることができる。
【0243】
図7Dに示される例では、超小型電子パッケージ730が第1のタイプの超小型電子パッケージ(例えば、LPDDR3パッケージ)であるとき、第1の超小型電子パッケージ730Aの端子504a及び第2の超小型電子パッケージ730Bの端子504cは、上記のような第1の端子504とすることができ、第1の超小型電子パッケージ730Aの端子504b及び第2の超小型電子パッケージ730Bの端子504dは、上記のような非接続端子とすることができる。そのような例では、超小型電子パッケージ730A及び730Bはそれぞれ、バスF0及びF1のそれぞれに接続される1組の第1の端子を有することができ、超小型電子パッケージ730A及び730Bはそれぞれ2組の非接続端子を有することができ、各組の非接続端子は、理論面の他方の側における1組の第1の端子の位置と、理論面532に対して対称である。
【0244】
上記のように、各非接続端子504b及び504dは、そのような非接続端子上に何からの情報が存在するにしても、存在しないにしても、超小型電子パッケージ730A又は730B内のいかなる電気経路内にも接続されず、例えば、任意の超小型電子素子、例えば、半導体チップに情報を伝達するための経路内に接続されない。
図7Cに示されるように、各超小型電子パッケージ730A及び730Bの全ての端子と対応する回路パネルコンタクト760及び762との間に導電性接合ユニット711(例えば、ハンダボール)が延在することができる。しかしながら、そのような実施形態では、非接続端子504b及び504dは、対応する回路パネルコンタクト760及び762に接続されるが、超小型電子パッケージ内の半導体チップ731に情報を伝達するためのいかなる電気経路においても、超小型電子パッケージ730内に接続されない。
【0245】
超小型電子パッケージ730Aが
図6Bに示される超小型電子パッケージ500等の第2のタイプの超小型電子パッケージ(例えば、DDR3又はDDR4パッケージ)である例では、第1の端子504を含む第2のタイプの超小型電子パッケージの端子は、第1の組A0の第1のコンタクト704、第2の組A0’の第1のコンタクト704、第3の組A1’の第1のコンタクト704及び第4の組A1の第1のコンタクト704に結合されるように構成される。そのような例では、全ての端子504a、504b、504c及び504dを第1の端子504とすることができる。
図6Bに示され、
図6Bを参照しながら上記で説明されたように、理論面532の第1の側における第1の端子(例えば、第1のグリッド514内の位置に位置する)の信号割当ては、理論面の第2の側における第1の端子(例えば、第2のグリッド524内の位置に位置する)の信号割当ての鏡像とすることができる。
【0246】
再び
図7Bを参照すると、回路パネル720は、コンタクト704、706に転送される全てのアドレス情報を搬送するように構成される複数の信号線708を有する少なくとも1つのバスF0、F1を含みうる。第1のコンタクト704は、少なくとも1つのバスF0、F1と電気的に接続することができる。例えば、第1の組A0の第1のコンタクト704及び第4の組A1の第1のコンタクト704は第1のバスF0と電気的に接続することができ、第2の組A0’の第1のコンタクト及び第3の組A1’の第1のコンタクトは第2のバスF1に電気的に接続することができる。
【0247】
一例では、少なくとも1つのバスF0、F1は、主面721に対して平行な第1の方向Xに延在することができ、第1の方向は理論面532を横切る。特定の例では、少なくとも1つのバスF0、F1は、主面721に対して平行な第2の方向Yに延在することができ、第2の方向は理論面532に対して平行である。バスF0及びF1は
図7Bにおいて、互いに分離され、それぞれが互いに平行に延在する複数の信号線708を有するように示されるが、そうである必要はない。幾つかの実施形態では、バスF0及びF1の信号線708は、互いに同じ平面内に位置することができ、個々の信号線は、複数の平面内に、かつ複数の方向に延在する導体部分を含みうる。一例では、少なくとも1つのバスF0、F1は、コンタクト704、706に転送される全てのコマンド信号を搬送するように構成することができ、コマンド信号は書込みイネーブル信号、行アドレスストローブ信号及び列アドレスストローブ信号である。
【0248】
図7Bにおいて見ることができるように、少なくとも1つのバスF0、F1は第1の接続サイト761及び第2の接続サイト763のコンタクト760、762に転送される全てのアドレス情報を搬送するように構成される複数の信号線708を有することができる。第1の接続サイト761及び第2の接続サイト763のコンタクト760、762は、少なくとも1つのバスF0、F1と電気的に接続することができる。
【0249】
図7Bに示される例では、主面721における各組のコンタクト760は、第2の表面722における対応する1組のコンタクト762とX方向及びY方向において位置合わせされ、それらの対応する組のコンタクトはバスF0又はF1内の同じ組の信号線708に接続することができる。対向する2組のコンタクト760、762と同じバスとのそのような接続は、
図7Bの場所707において概略的に示される。
【0250】
例えば、第1の組A0のコンタクト760は、第5の組B0’のコンタクト762とX方向及びY方向において位置合わせすることができ、両方の組A0及びB0’は同じ1組のアドレス信号を搬送するように構成されるバスF0内の信号線708に接続することができる。第2の組A0’のコンタクト760は第6の組B0のコンタクト762とX方向及びY方向において位置合わせすることができ、両方の組A0’及びB0は同じ1組のアドレス信号を搬送するように構成されるバスF0内の信号線708に接続することができる。図示される例では、4つ全ての組A0、A0’、B0及びB0’が同じ1組のアドレス信号を搬送するように構成される同じバスF0内の同じ1組の信号線708に接続される。
【0251】
同様に、第3の組A1’のコンタクト、第4の組A1のコンタクト、第7の組B1のコンタクト及び第8の組B1’のコンタクトは、同じ1組のアドレス信号を搬送するように構成することができる。例えば、第3の組A1’のコンタクト760は、第7の組B1のコンタクト762とX方向及びY方向において位置合わせすることができ、両方の組A1’及びB1は同じ1組のアドレス信号を搬送するように構成されるバスF1内の信号線708に接続することができる。第4の組A1のコンタクト760は、第8の組B1’のコンタクト762とX方向及びY方向において位置合わせすることができ、両方の組A1及びB1’は同じ1組のアドレス信号を搬送するように構成されるバスF1内の信号線708に接続することができる。図示される例では、4つ全ての組A1、A1’、B1及びB1’が、同じ1組のアドレス信号を搬送するように構成される同じバスF1内の同じ1組の信号線708に接続される。
【0252】
そのような例では、回路パネル720は、全く同じ2組のアドレス情報信号(第1の組A0のコンタクト、第2の組A0’のコンタクト、第5の組B0’のコンタクト及び第6の組B0のコンタクトに接続されるバスF0における第1の組、並びに第3の組A1’のコンタクト、第4の組A1のコンタクト、第7の組B1のコンタクト及び第8の組B1’のコンタクトに接続されるバスF1における第2の組)を搬送するように構成することができる。
【0253】
特定の例では、回路パネル720は、主面において第2の接続サイトを有することができ、これは
図7Bにおいて接続サイト768として概略的に示される。そのような例では、第1の接続サイト761のコンタクトの構造を第2の接続サイト768において再現することができ、それにより、第2の接続サイト768は、第1の接続サイトにおけるコンタクトと同じ少なくとも1つのバスF0、F1内の信号線708に電気的に接続される第5のコンタクト760、第6のコンタクト760、第7のコンタクト760及び第8の組のコンタクト760を有することができる。
【0254】
そのような例では、第1の接続サイト761における第1の組のコンタクト760及び第2の組のコンタクト760、並びに第2の接続サイト768における第5の組のコンタクト及び第6の組のコンタクトは、同じ1組のアドレス信号を搬送するように構成される同じバスF0内の同じ1組の信号線708に接続することができる。同様に、第1の接続サイト761における第3の組のコンタクト760及び第4の組のコンタクト760、並びに第2の接続サイト768における第7の組のコンタクト及び第8の組のコンタクトは、同じ1組のアドレス信号を搬送するように構成される同じバスF1内の同じ1組の信号線708に接続することができる。
【0255】
上記の実施形態と同様に、各組の第1のコンタクトA0、A0’、A1、A1’、B0、B0’、B1及びB1’は、1組の第1のコンタクトが接続される超小型電子素子730のメモリストレージアレイ内の記憶場所を一意に指定するのに十分なアドレス情報を搬送するように構成することができる。他の場合には、各組の第1のコンタクトA0、A0’、A1、A1’、B0、B0’、B1及びB1’は、1組の第1のコンタクトが接続される超小型電子素子730のメモリストレージアレイ内の記憶場所を一意に指定するのに必要な信号の大部分のみを搬送するように構成することができる。
【0256】
ここで
図7Cを参照すると、主面721において露出するコンタクト760は、理論面532の第1の側741及び第2の側743にそれぞれ配置される第1の組A2の第2のコンタクト706及び第2の組A2’の第2のコンタクト706も含むことができ、第1の組A2の第2のコンタクトは周辺境界764(
図7B)の第1の縁部766と、第1の組A0の第1のコンタクト704及び第3の組A1’の第1のコンタクト704との間に配置され、第2の組A2’の第2のコンタクトは、第1の縁部に対向する周辺境界の第2の縁部767と、第2の組A0’の第1のコンタクト及び第4の組A1の第1のコンタクトとの間に配置される。第1の組A2の第2のコンタクト706及び第2の組A2’の第2のコンタクト706はともに、データバス信号及びデータストローブ信号を搬送するように構成することができる。
【0257】
図7Cを参照すると、回路パネル720は、第2のコンタクト706のうちの少なくとも幾つかと電気的に接続される少なくとも1つの第2のバスF2を有することがある。そのような第2のバスF2は、アドレス情報以外の情報を搬送するように構成される複数の信号線708を有することがある。そのような実施形態では、少なくとも1つの第1のバスF0、F1は、第1のコンタクト704のうちの少なくとも幾つかと電気的に接続することができ、コンタクト704及び706に転送される全てのアドレス情報を搬送するように構成される複数の信号線708を有することができ、第2のコンタクト706のうちの少なくとも幾つかと電気的に接続される少なくとも1つの第2のバスF2は、アドレス情報以外の情報を搬送するように構成することができる。
【0258】
超小型電子アセンブリ700は、少なくとも1つのバスF0、F1に電気的に接続される駆動素子701を含みうる。駆動素子701は、少なくとも1つの第2のバスF2に電気的に接続することもできる。駆動素子701は、例えば、マイクロプロセッサ又はダイレクトメモリアクセスコントローラ(「DMAコントローラ」)とすることができる。
【0259】
回路パネル720は、任意選択的に、終端電圧源に接続することができる1つ以上の終端抵抗器702を含みうる。バスF0、F1及びF2のうちの1つ以上のバスの複数の信号線708のうちの1つ以上の信号線は、任意選択的に、終端抵抗器702に電気的に接続することができる。
【0260】
図7Dは、
図7A及び
図7Cの超小型電子アセンブリ700の変形形態である超小型電子アセンブリ700dを示しており、超小型電子パッケージ730Aは
図6Cに示される超小型電子パッケージ640等の第1のタイプの超小型電子パッケージ(例えば、LPDDR3パッケージ)であり、導電性接合ユニット711が各超小型電子パッケージ730A及び730Bの第1の端子504a及び504cと、対応する回路パネルコンタクト760及び762との間に延在するが、各超小型電子パッケージ730A及び730Bの非接続端子504b及び504dと、非接続端子に面する対応する回路パネルコンタクト760及び762との間の導電性接合ユニットは除去される。
【0261】
図7Eは、
図7A及び
図7Cの超小型電子アセンブリ700の変形形態である超小型電子アセンブリ700eを示しており、超小型電子パッケージ730Aは
図6Cに示される超小型電子パッケージ640等の第1のタイプの超小型電子パッケージ(例えば、LPDDR3パッケージ)とすることができるか、又は
図6Bに示される超小型電子パッケージ500等の第2のタイプの超小型電子パッケージ(例えば、DDR3又はDDR4パッケージ)とすることができる。ただし、超小型電子パッケージ730Bは除去され、回路パネル720eの第2の表面722の上に重なり、第2の表面にあるコンタクト762の上に重なる誘電体層723が設けられる。一例では、誘電体層723は、第2の表面722の全体に沿って延在することができる。
図7Eの一実施形態では、当該回路パネル720eは、回路パネル720eが更なるプロセスを経て誘電体層723を形成することができることを除いて、回路パネル720と同じ製造プロセスを用いて製造される、
図7A、
図7C及び
図7Dの回路パネル720と同じ回路パネルとすることができる。
【0262】
図7Fは、
図7Eの超小型電子アセンブリ700eの変形形態である超小型電子アセンブリ700fを示しており、超小型電子パッケージ730Aは
図6Cに示される超小型電子パッケージ640等の第1のタイプの超小型電子パッケージ(例えば、LPDDR3パッケージ)であり、導電性接合ユニット711が超小型電子パッケージ730Aの第1の端子504aと、対応する回路パネルコンタクト760との間に延在するが、超小型電子パッケージ730Aの非接続端子504bと、非接続端子に面する対応する回路パネルコンタクト760との間の導電性接合ユニットは除去される。
【0263】
図7Gは、
図7Eの超小型電子アセンブリ700eの変形形態である超小型電子アセンブリ700gを示しており、超小型電子パッケージ730Aは
図6Cに示される超小型電子パッケージ640等の第1のタイプの超小型電子パッケージ(例えば、LPDDR3パッケージ)とすることができるか、又は
図6Bに示される超小型電子パッケージ500等の第2のタイプの超小型電子パッケージ(例えば、DDR3又はDDR4パッケージ)とすることができる。ただし、第2の表面722にあるコンタクト762は除去され、回路パネル720eの第2の表面722の上に重なる誘電体層723が設けられる。第2の表面722においてコンタクトを有する代わりに、回路パネル720gは、少なくとも1つのバスF0、F1に接続される複数の信号線708を有し、信号線708のうちの少なくとも幾つかが、回路パネルの第2の表面において露出する端部709において終端する。
図7Gの実施形態では、回路パネル720gは、回路パネル720gが第2の表面722においてコンタクト762を形成する更なるプロセス又はプロセスの一部を除去することを除いて、回路パネル720eと同じ製造プロセスを用いて製造される、
図7Eの回路パネル720eと同じ回路パネルとすることができる。
【0264】
図7Hは、
図7Gの超小型電子アセンブリ700gの変形形態である超小型電子アセンブリ700hを示すが、第2の表面722において露出する信号線708のうちの少なくとも幾つかの信号線の露出した端部709が除去され、それにより、酸化からの保護を必要とする場合がある第2の表面における信号線の露出した端部が存在しないので、第2の表面の上に重なる誘電体層を形成する必要はない。
【0265】
図7Iは、上記で説明されているか、又は下記で説明される構成をそれぞれ有する、2対の超小型電子パッケージ500A−500B又は更に多くの対の超小型電子パッケージを、パッケージ500A、500Bと同様の向きにおいて、回路パネル754、例えば、デュアルインラインメモリモジュール(「DIMM」)の基板上のそれぞれのパネルコンタクトと電気的に相互接続できることを更に示す。したがって、
図7Iは3対のパッケージ500A−500Bを示しており、各対は上記のように互いに面して対向する向きにおいて回路パネル754と電気的に相互接続される。
【0266】
図7Iは、回路パネルと、対向する第1の表面及び第2の表面に互いに向かい合って実装される複数の超小型電子パッケージとを組み込む、例えば、数ある中でもDIMM等の超小型電子アセンブリを示す。
図7Iにおいて見られるように、上記で言及されたアドレス情報、又は場合によってはコマンド−アドレスバス信号を、各対の超小型電子パッケージ500A−500Bが回路パネルの両側に接続される接続サイトI、II又はIII間の少なくとも1つの方向543において、バス36、例えば、回路パネル又は回路基板754上のアドレスバス又はコマンド−アドレスバス上でルーティングすることができる。そのようなバス36の信号は、それぞれの接続サイトI、II又はIIIにある各対のパッケージに、わずかに異なる時間において達する。少なくとも1つの方向543は、各パッケージ500A又は500B内の少なくとも1つの超小型電子素子上の複数のコンタクトの少なくとも1つの列511が延在する方向542を横切ることができるか、又はその方向542と直交することができる。そのようにして、回路パネル754上(すなわち、パネル上又はパネル内)のバス36の信号導体は、場合によっては、回路パネルに接続されるパッケージ500A又は500B内の超小型電子素子上の少なくとも1列511のコンタクトに対して平行である方向542において互いに離間して配置することができる。
【0267】
そのような構成は、特に、各超小型電子パッケージの第1のグリッド504の端子がそのような方向542に延在する1つ以上の列内に配置されるときに、バス36の信号をルーティングするために用いられる、回路パネル上の1つ以上のグローバルルーティング層の信号導体のルーティングを簡単にするのを助けることができる。例えば、相対的に少ない第1の端子が各パッケージ上の同じ垂直レイアウト位置に配置されるとき、回路パネル上のコマンド−アドレスバス信号のルーティングを簡単にできるようにすることができる。したがって、
図6Cに示される例では、各パッケージの第1のグリッド514及び第2のグリッド524が有する、例えば、
図6Dに更に示されるように、アドレス信号A3及びA1を受信するように構成される第1のグリッド514及び第2のグリッド524の端子等の、同じ垂直レイアウト位置に配置される端子は4つのみである。
【0268】
一実施形態では、超小型電子アセンブリ754は、アセンブリ754の超小型電子パッケージ500A、500Bに転送される少なくとも幾つかの信号のバッファリングを実行するように構成される半導体チップを含みうる超小型電子素子758を有することがある。バッファリング機能を有するそのような超小型電子素子758は、超小型電子アセンブリ754の外部にある構成要素に対して、超小型電子パッケージ500A及び500B内の各超小型電子素子のためのインピーダンス分離を提供するのを助けるように構成することができる。
【0269】
例示的な実施形態では、超小型電子アセンブリ754は、固体ドライブコントローラ等の論理機能を実行するように主に構成される半導体チップを含みうる超小型電子素子758を有することがあり、超小型電子パッケージ500A及び500B内の超小型電子素子のうちの1つ以上のものがそれぞれ、不揮発性フラッシュメモリ等のメモリストレージ素子を含みうる。超小型電子素子758は、システム800(
図8)等のシステムの中央演算装置を超小型電子素子内に含まれるメモリストレージ素子との間のデータの転送の管理から解放するように構成される専用プロセッサを含みうる。固体ドライブコントローラを含むそのような超小型電子素子754は、システム800等のシステムのマザーボード(例えば、
図8に示される回路パネル802)上のデータバスとの間のダイレクトメモリアクセスを提供することができる。
【0270】
コントローラ機能及び/又はバッファリング機能を含む超小型電子素子758を有する超小型電子アセンブリ754のそのような実施形態では、コマンド−アドレスバス信号は、超小型電子素子758と、それぞれの接続サイトI、II又はIIIにある各対のパッケージ500A及び500Bとの間でルーティングすることができる。
図7Iにおいて示される特定の例では、接続サイトI、II又はIIIを過ぎて延在するコマンド−アドレスバス36の部分は、方向543に、又は方向543を横切る別の方向に延在し、超小型電子素子758のコンタクトに達することができる。一実施形態では、コマンド−アドレスバス36は、方向543に延在し、超小型電子素子758のコンタクトに達することができる。
【0271】
上記で例示され、論じられた各例は、その中にある超小型電子素子が、超小型電子アセンブリの第1の表面が面する同じ方向に面するか、又は超小型電子アセンブリの第1の表面が面する方向に面しないことができる面上にコンタクトを有するように実現することができる。したがって、特定の例では、超小型電子アセンブリは、共同所有される米国特許出願第13/439317号の
図13〜
図20のいずれかの例において図示及び説明されるようにすることができ、その開示は引用することにより本明細書の一部をなすものとする。
【0272】
上記の例は基板の上に重なる超小型電子素子を参照するが、誘電体層が超小型電子素子上のトレース及び電気的相互接続を支持するために超小型電子素子のコンタクト支持面上に、又はその上方に形成される場合があるモールドされたユニット、例えば、ウェハーレベルユニット内に超小型電子素子が一緒に配置されるときのように、適切な場合には基板を除外することができる。
【0273】
他の例では、その中に複数の積重された超小型電子素子を有する超小型電子アセンブリを、共同所有される米国特許出願第13/439317号の
図21〜
図25を参照しながら図示及び/又は説明されるように単一又は複数スタックの実施態様とすることができ、その開示は引用することにより本明細書の一部をなすものとする。
【0275】
上記の
図1〜
図7を参照しながら説明された超小型電子パッケージ及び超小型電子アセンブリは、
図8に示されるシステム800等の、多様な電子システムの構成において利用することができる。例えば、本発明の更なる実施形態によるシステム800は、他の電子構成要素808、810及び811とともに、上記で説明したような超小型電子パッケージ及び/又は超小型電子アセンブリ等の複数のモジュール又は構成要素806を含む。
【0276】
図示される例示的なシステム800において、そのシステムは、回路パネル、マザーボード、又はフレキシブルプリント回路基板等のライザーパネル802を含むことができ、回路パネルは、
図8にその1つのみが示されており、モジュール又は構成要素806、808、810を相互接続する数多くの導体804を含みうる。そのような回路パネル802は、システム800内に含まれる超小型電子パッケージ及び/又は超小型電子アセンブリのそれぞれとの間で信号を伝達することができる。しかしながら、これは例示にすぎない。モジュール又は構成要素806間に電気的接続を形成するための任意の適切な構造体を用いることができる。
【0277】
特定の実施形態では、システム800は、半導体チップ808等のプロセッサも含むことができ、それにより、各モジュール又は構成要素806は、数Nのデータビットを1クロックサイクル内で並列に転送するように構成することができ、プロセッサは、数Mのデータビットを1クロックサイクル内で並列に転送するように構成することができる。MはN以上である。
【0278】
図8に示される例では、構成要素808は半導体チップであり、構成要素810は表示画面であるが、システム800において任意の他の構成要素を用いることもできる。明確に例示するために、
図8には2つの更なる構成要素808及び811しか示されないが、当然ながら、システム800は任意の数のそのような構成要素を含みうる。
【0279】
モジュール又は構成要素806並びに構成要素808及び811は、破線において概略的に示される共通のハウジング801内に実装することができ、所望の回路を形成するように必要に応じて電気的に相互接続することができる。ハウジング801は、例えば、携帯電話又は携帯情報端末において使用可能なタイプのポータブルハウジングとして示され、画面810は、ハウジングの表面において露出することができる。構造体806が撮像チップ等の感光素子を含む実施形態では、その構造体に光を送るように、レンズ811又は他の光学デバイスを設けることもできる。ここでもまた、
図8に示される簡略化されたシステムは例示にすぎない。上記で論じられた構造体を用いて、デスクトップコンピュータ、ルータ等の固定構造体と一般的に見なされるシステムを含む、他のシステムを形成することもできる。
【0280】
図1〜
図5を参照しながら上記で説明された超小型電子パッケージ及び超小型電子アセンブリは、
図9に示されるシステム900等の電子システムの構成において利用することもできる。例えば、本発明の更なる実施形態によるシステム900は、構成要素806が複数の構成要素906で置き換えられていることを除いて、
図8に示されるシステム800と同じである。
【0281】
各構成要素906は、
図1〜
図5を参照しながら上記で説明された超小型電子パッケージ若しくは超小型電子アセンブリのうちの1つ以上のものとすることができるか、又は超小型電子パッケージ若しくは超小型電子アセンブリのうちの1つ以上のものを含みうる。特定の例では、構成要素906のうちの1つ以上のものは、
図1に示される構成要素5の変形形態とすることができ、支持構造体90は露出したエッジコンタクトを含み、各構成要素5の支持構造体はソケット905に挿入するのに適することができる。
【0282】
各ソケット905は、ソケットの片側又は両側において複数のコンタクト907を含むことができ、それにより、各ソケット905は、構成要素5の上記の変形形態等の対応する構成要素906の対応する露出したエッジコンタクトと係合するのに適することができる。図示される例示的なシステム900において、そのシステムは、フレキシブルプリント回路基板等の第2の回路パネル902又はマザーボードを含むことがあり、第2の回路パネルは、
図9において1つのみが示されており、構成要素906を相互接続する数多くの導体904を含みうる。
【0283】
特定の例では、システム900等のモジュールが複数の構成要素906を含むことがあり、各構成要素906は構成要素5の上記の変形形態である。各構成要素906は、各構成要素906との間で信号を伝達するように、第2の回路パネル902に実装し、第2の回路パネル902と電気的に接続することができる。システム900のその具体例は例示にすぎない。構成要素906間に電気的接続を形成するための任意の適切な構造体を用いることができる。
【0284】
本発明の上記の実施形態の種々の特徴は、本発明の範囲又は主旨から逸脱することなく、上記で具体的に説明された以外の方法において組み合わせることができる。本開示は、上記の本発明の実施形態の全てのそのような組み合わせ及び変形形態を包含することを意図している。
【0285】
以下の項では、本発明の特徴及び実施形態を更に説明する。
超小型電子パッケージファミリであって、
それぞれが外部構成要素の対応するコンタクトと接続する端子を有し、かつそれぞれが所与の数の記憶場所を有するメモリストレージアレイを有する超小型電子素子を含む複数の超小型電子パッケージであって、各超小型電子パッケージの端子は記憶場所のうちの1つを指定する対応するコマンド及びアドレス情報を受信するように構成され、各超小型電子素子はそれぞれの超小型電子パッケージの端子と接続される入力を有する、複数の超小型電子パッケージを含み、
そのファミリの第1の超小型電子パッケージの超小型電子素子は、第1のパッケージの端子を通してその超小型電子素子に結合される第1のコマンド及びアドレス情報を第1のサンプリング速度でサンプリングするように構成され、
そのファミリの第2の超小型電子パッケージの超小型電子素子は、第2のパッケージの端子を通してその超小型電子素子に結合される第2のコマンド及びアドレス情報を第1のサンプリング速度より速い第2のサンプリング速度でサンプリングするように構成され、
第1のパッケージの端子は、第1のコマンド及びアドレス情報を受信するための第1の所定の配置に従って配置される外部構成要素の1組のコンタクトに接続するように構成され、第2のパッケージの端子は、第2のコマンド及びアドレス情報を受信するための第2の所定の配置に従って配置される外部構成要素の1組のコンタクトに接続するように構成され、
第2の所定の配置に従って配置される1組のコンタクトは、第1の所定の配置に従って配置される1組のコンタクトと同一の位置を占有する少なくとも幾つかのコンタクトを含み、第2の所定の配置に従って配置される1組のコンタクトは、第1の所定の配置に従って配置される1組のコンタクトより数が少ない、超小型電子パッケージファミリ。
【0286】
したがって、例えば、
図1に示される超小型電子パッケージ10は、上記の実施形態のいずれかにおいて、上記の実施形態において説明されたパッケージのタイプのいずれかとすることができる。例えば、第1のタイプの超小型電子パッケージ110c(
図2C)は、そのようなパッケージの端子125を通してその超小型電子素子に結合される第1のコマンド及びアドレス情報を第1のサンプリング速度でサンプリングするように構成される超小型電子素子131を含みうる。例えば、第2のタイプの超小型電子パッケージ110dは、第2のパッケージの端子125を通してその超小型電子素子に結合される第2のコマンド及びアドレス情報を第1のサンプリング速度より速い第2のサンプリング速度でサンプリングするように構成される超小型電子素子132を含みうる。
【0287】
図2Cにおいて見ることができるように、第1のパッケージ110cの端子125は、第1のコマンド及びアドレス情報を受信するための第1の所定の配置に従って配置される外部構成要素105cの1組のコンタクト165に接続するように構成することができる。
図2Dにおいて見ることができるように、第2のパッケージ110dの端子125は、第2のコマンド及びアドレス情報を受信するための第2の所定の配置に従って配置される外部構成要素105dの1組のコンタクト165に接続するように構成することができる。
【0288】
図2C及び
図2Dを参照すると、第2の所定の配置に従って配置される1組168のコンタクト165は、第1の所定の配置に従って配置される1組のコンタクトと同一の位置を占有する少なくとも幾つかのコンタクトを含みうる。第2の所定の配置に従って配置される1組168のコンタクト165は、第1の所定の配置に従って配置される1組のコンタクトより数を少なくすることができる。