【文献】
biomolecules,2014年 3月31日,vol. 4,p. 374-389,doi:10.3390/biom4020374
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
水、コーラ風味付与剤、カフェイン、エリスリトール、D−プシコース、少なくともリン酸を含む酸味料、及び甘味を付与できる量のレバウジオシドMを含む甘味料構成成分を含む飲料製品であって、
前記レバウジオシドMが前記甘味料構成成分の少なくとも50質量%であり、前記D−プシコースが前記飲料製品の最大2.1質量%の量で存在する、
ことを特徴とする、飲料製品。
前記甘味料構成成分は、甘味を付与できる量の少なくとも1つの追加の甘味料を更に含み、該追加の甘味料は、レバウジオシドA、レバウジオシドB、レバウジオシドC、レバウジオシドD、スクロース、モナチン、タウマチン、モネリン、ブラゼイン、L‐アラニン、グリシン、羅漢果、モグロシド、ヘルナンズルチン、フィロズルチン、トリロバチン、及びこれらのうちの任意の2つ以上の組合せからなる群から選択されることを特徴とする、請求項1または2に記載の飲料製品。
果汁、野菜汁、果肉、着色料、ビタミン、ミネラル、電解質、D‐タガトース及びグリセリンからなる群から選択される、少なくとも1つの追加の成分を更に含むことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の飲料製品。
水、コーラ風味付与剤、カフェイン、エリスリトール、D−プシコース、少なくともリン酸を含む酸味料、及び甘味を付与できる量のレバウジオシドMを含む甘味料構成成分を含む飲料シロップであって、
前記レバウジオシドMが前記甘味料構成成分の少なくとも50質量%であり、前記D−プシコースが前記飲料製品の最大12.6質量%の量で存在する、
ことを特徴とする、飲料シロップ。
前記甘味料構成成分が、レバウジオシドA、レバウジオシドB、レバウジオシドC、レバウジオシドD、スクロース、モナチン、タウマチン、モネリン、ブラゼイン、L‐アラニン、グリシン、羅漢果、モグロシド、ヘルナンズルチン、フィロズルチン、トリロバチン、及びこれらのうちの任意の2つ以上の組合せからなる群から選択される少なくとも1つの追加の甘味料を甘味を付与できる量で含むことを特徴とする、請求項7または8に記載の飲料シロップ。
果汁、野菜汁、果肉、着色料、ビタミン、ミネラル、電解質、D‐タガトース及びグリセリンからなる群から選択される、少なくとも1つの追加の成分を更に含むことを特徴とする、請求項7〜11のいずれか1項に記載の飲料シロップ。
【発明を実施するための形態】
【0019】
予期せぬことに、レバウジオシドMを、甘味料組成物又は食品製品中の甘味料成分として、例えば、例えば炭酸化された又は炭酸化されていないダイエットタイプ酸性飲料である水溶液中の唯一の甘味料成分として、又は他の甘味料成分と組み合わせて使用できることが発見された。例えば酸性水性炭酸飲料の、それ以外の点では同一の配合において比較した場合に、レバウジオシドMは、同一濃度の他の強力な甘味料(レバウジオシドA等)よりも有意に低い苦味を提供することが発見された。更にレバウジオシドMは、唯一の甘味料として又は他の甘味料と組み合わせてレバウジオシドMが使用される飲料及び他の食品において、有利な甘味付与及び味覚プロファイルを提供することが発見された。特にレバウジオシドMをレバウジオシドA(及び任意に1つ若しくは複数の他のレバウジオシド及び/又は1つ若しくは複数の他の甘味料)と併用すると、レバウジオシドA甘味料に典型的に関連する予想された苦味を有しない、コスト効率の高い甘味付与が提供されることが分かった。例えば、レバウジオシドM及びレバウジオシドAの組合せを用いてコスト効率の高い様式で甘味を付与した、又はレバウジオシドM、レバウジオシドA及びレバウジオシドDを(例えばレバウジオシドDとレバウジオシドAとの重量比7:3で)併用して甘味を付与したダイエットコーラ飲料製品は、驚くべきことに有利な甘味付与及び味覚プロファイルを有することが分かっている。
【0020】
本出願で開示される発明的主題の様々な実施例及び実施形態が可能であり、またこれらは、本開示を利用すれば当業者には明らかであろう。本開示において使用される場合、句「特定の実施形態(certain embodiments)」、「特定の例示的実施形態(certain exemplary embodiments)」、「例示的実施形態(exemplary embodiments)」及び同様の句は、これらの実施形態が、発明的主題の単なる非限定的な例であること、及び代替実施形態又は異なる実施形態が排除されていないことを意味する。以下の実施形態及び実施例並びに上述の発明の概要中の、代替要素又は特徴は、そうでないことが明示されていない限り、又はこれらが説明されている文脈からそうでないことが明らかでない限り、互いに相互交換可能である。即ち、ある実施例又は実施形態において説明されている要素は、別の実施例において説明されている1つ又は複数の対応する要素と相互交換又は置換してよい。同様に、特定の実施形態又は実施例に関連して開示される任意の又は実質的でない特徴は、開示されている主題の任意の他の実施形態において使用するために開示されているものとして理解されるべきである。より一般には、実施例及び例示的実施形態の要素は、概して、本出願で開示されるデバイス及び方法の他の態様、実施形態及び実施例と共に使用するために開示されているものとして理解されるべきである。ある構成成分又は成分が有効である、即ち1つ又は複数の機能、タスク及び/又は動作等を実施できるという言及は、上記構成成分又は成分が、少なくとも特定の実施形態において、明示的に列挙されている1つ又は複数の機能、タスク及び/又は動作を実施できること、並びに1つ又は複数の他の機能、タスク及び/又は動作も実施できるよう大いに有効であり得ることを意味することを意図したものである。本開示は、現時点で好ましい様式又は実施形態を含む具体的な実施例を含むが、当業者は、添付の請求項に記載されている本発明の精神及び範囲内に多数の変更例及び修正例が存在することを理解するだろう。請求項で使用される各単語及び句は、本開示中での使用法並びに/又は任意の関連技術領域での技術的及び産業的使用法と矛盾しない、その全ての辞書的な意味を含むことを意図したものである。用語「約(about)」は、本開示及び添付の請求項全体を通して、製品製造中の測定、試験等における通常の誤差及び可変性を説明するために使用されていることが理解されるべきである。
【0021】
本開示において使用される場合、そうでないことが言明されていない限り、用語「添加される、追加される(added)」又は「組み合わされる(combined)」及び同様の用語は、言及されている複数の成分又は構成成分(例えば油、乳化剤、保存料等)が、撹拌等を行って又は行わずに、加熱を行って又は行わずに、等の条件で、任意の方法及び任意の順序で組み合わされることを意味している。例えば1つ又は複数の成分は、1つ若しくは複数の他の成分中に溶解させることができ、又は1つ若しくは複数の他の成分と共に噴霧すること等もできる。本出願で使用される場合、溶液は真正溶液、スラリー、懸濁液、又は他の形態の液体若しくは流動性材料であってよい。特定の実施形態では、例えば、複数の材料を組み合わせて均一の溶液を形成する、と言う場合がある。
【0022】
便宜上、特定の場合には、(添付の請求項を含む)本出願において、いくつかの成分について、製品に対する産業分野での名称、又は飲料若しくは他の食品製品の配合又は製造に使用される原初形態を参照して、言及又は説明することを当業者は理解するだろう。このような成分の原初形態は、完成品の飲料製品中に見られる上記成分の形態とは異なり得る。例えば上記成分は、溶解若しくは分離形態といった、完成品の食品製品中で上記成分が有する形態によって、又は反応生成物若しくは完成品の食品製品中の1つ若しくは複数の他の成分(若しくは完成品の食品製品の製造過程における中間産物)との複合体として、ではなく、食品製品の製造中に添加される原初形態において言及され得る。従って例えば、本開示による飲料製品の特定の例示的実施形態では、スクロース及び液体スクロースは典型的には食料品製品中に均一に溶解及び分散されることになる。同様に、固体、濃縮物(例えば果汁/野菜汁濃縮物)等として識別される他の成分は典型的には、その原初形態のままではなく、飲料全体に又は飲料濃縮物全体に均一に分散されることになる。別の例としては、塩として説明される成分は飲料中に溶解形態で存在してよい。従って、飲料製品配合の成分の形態に関する言及は、飲料製品中の上記成分の形態に対する限定として解釈されるべきではなく、上記成分を上記製品配合の別個の構成成分として説明する便利な手段として解釈されるべきである。
【0023】
ステビア及びステビオールグリコシド甘味料に関する主要な文献、「Stevia, The genus Stevia」(A.Douglas Kinghorn編集、2002年)は、レバウジオシドMの存在を認識していないか又はレバウジオシドMの存在について言及していない。レバウジオシドMの分子式はC
56H
90O
33であり、分子量は1291.3である。レバウジオシドMはCAS No.1220616‐44‐3を有し、純粋な形態(例えば98質量%以上の純度)におけるその外観は白色粉末である。レバウジオシドMは、Jin Tan Natural Product MFR Co. Ltd.(City of Industry,カリフォルニア州)から入手できる。レバウジオシドMは、Moritaらによる米国特許出願公開第2011/0183056号明細書(米国特許出願第13/122,232号明細書)中に挙げられており、ここではレバウジオシドMは以下の構造:
【0025】
を有すると言われており、この構造は以下のように表してもよく:
【0027】
ここで部分R
1及び部分R
2はそれぞれ以下の構造:
【0030】
上述のように、レバウジオシドAは、甘味料としてのレバウジオシドAの使用を問題のあるものにしてしまう異味を有することが判定されている。甘味料としてのRebAの持続性の苦い異味は、例えば全体的な苦味にカフェイン及び炭酸化が寄与し得るダイエットタイプの炭酸コーラソフトドリンクにおいて、知覚可能であり、また問題となる。驚くべきことに、本発明によるレバウジオシドMを用いて甘味を付与されたこのような飲料製品並びに甘味料組成物及び他の食品製品は、レバウジオシドAを用いて甘味を付与した場合よりも良好な味覚プロファイルを呈することが発見された。同様にレバウジオシドMは、このような食品及び飲料に、アスパルテーム、スクラロース、シクラメート等といった人工甘味料よりも良好な味覚プロファイルを提供することが分かっている。レバウジオシドMを用いて甘味を付与したダイエットコーラ飲料の特定の実施形態では、スクロースによって提供されるものに近い甘味が達成された。
【0031】
上述のように、レバウジオシドMで甘味を付与された食品製品は、レディ・トゥ・イートシリアル等の乾燥食品及び1つ又は複数の穀物成分、ゲル、スナックバー等を含有する他の食品である。用語「穀物成分(grain constituent)」は、全粒の任意の構成成分、例えば全粒粉、胚、ふすま、胚乳及びこれらの任意の組合せを含むことを意図している。全粒は典型的には穀粒の胚、ふすま及び胚乳を指し、粉砕される等してよく、粉砕されていなくてもよい。精製した穀粒は、典型的には穀物製品と呼ばれ、ふすま及び胚の大半又は全てが除去され、主に又は完全に胚乳しか残っていない。「穀物成分(grain constituent)」は、例えば、細粉に挽かれた、様々なサイズの片に切断された、又はそのまま使用された、穀物の1つ又は複数の構成成分の任意の組合せであってよい。本出願で使用される場合、用語「レディ・トゥ・イートシリアル(ready‐to‐eat cereal)」は、例えば牛乳、牛乳代用品、ジュース等の液体の任意追加を除いて更なる調製を必要とせずに食べることができる穀物製品を指す。本出願で使用される場合、用語「スナック(snack)」は、任意に更なる調製を行うことなく、梱包又はコンテナから消費できる穀物製品を含む。スナック穀物製品は例えば、例えば穀物バー、朝食バー、グラノーラバー(例えばクランチタイプ及び/又はソフトタイプ)、栄養成分バー、ダイエットタイプバー等のスナックバーを含む。本出願に記載のレディ・トゥ・イート穀物製品及び/又はスナック穀物製品は、例えばパフ、フレーク、シュレッド、クラスタ、シート及びこれらの任意の組合せ等の様々な物理的形態とすることができる。
【0032】
本出願で使用される場合、用語「甘味を付与できる量で存在するレバウジオシドM(rebaudioside M present in a sweetening amount)」、及び代替的な用語「甘味を付与できる量のレバウジオシドM(sweetening amount of rebaudioside M)」は、食品製品中で官能パネルにとって知覚可能な甘味に寄与するために十分な量でレバウジオシドMが存在していることを表す。即ち本出願で使用される場合、これらの用語は、問題となっている食品製品の配合において、飲料又は他の食品の味覚特性の評価を実施するために食品業界で一般的に使用されるタイプの専門的な官能パネルの少なくとも大部分が知覚可能な甘味付与を引き起こす、量又は濃度を意味する。レディ・トゥ・ドリンク飲料を製造するためのシロップ、例えばレディ・トゥ・ドリンク炭酸飲料を製造するための1+5杯の炭酸水での希釈に好適なシロップの場合、甘味を付与できる量は、レディ・トゥ・ドリンク飲料の知覚可能な甘味付与をもたらすシロップの量又は濃度である。この文脈におけるこのようなパネルは、試料を初めに口中に入れてから、試料を吐き出して3秒後までの複数の時点において、甘味料の知覚を評価して甘味を測定するために訓練された、8〜12人の個人を含むものとする。精確性のために、各評価者は、各試料の試験を例えば1つの試料につき3〜約5回反復してよく、各反復の間にはすすぎ及び例えば5分の休憩期間を設け、また新しい試料と過去の試料との間には休憩期間を設ける。結果は、レバウジオシドM成分を有する特定の配合の食品試料と同一の配合であるがレバウジオシドM成分を有しない対照食品試料との比較に関する統計的分析を用いて決定してよい。本出願で使用される場合、「知覚可能な甘味(perceptible sweetness)」(及び「知覚可能な甘味付与(perceptible sweetening)」等の対応する用語)は、試験期間中の任意の時点において官能パネルの少なくとも大部分が検出する、レバウジオシドM成分を有する1つ又は複数の試験試料中の甘味として発生し得る。レバウジオシドM成分を有しない試料においてある程度の甘味が検出された場合、知覚可能な甘味付与は、試験期間のある特定の時点において、レバウジオシドM成分を有する1つ若しくは複数の試験試料における甘味の、検出された上昇として、又は例えば1つ若しくは複数の対照試料において甘味の上昇が検出されなかった時点において検出された甘味として、発生し得る。評価者のパネルは、当業者には公知の手順を用いて、例えばSpectrum(商標)DescriptiveAnalysisMethod(Meilgaardら、SensoryEvaluationTechniques,3rd edition,Chapter11)によって訓練される。
【0033】
本出願で使用される場合、用語「飲料製品の全体的な甘味付与(total sweetening of the beverage product)」は、任意の及び全ての甘味付与成分が寄与する飲料製品の甘味を含む。「甘味付与成分(sweetening ingredient)は、この用語が本出願で使用される場合、それ自体が甘く、かつそれ自体が、(上述のような)官能パネルが知覚可能な飲料製品中の甘味に寄与するような成分である。従って本出願で使用される場合、特定の飲料又は他の食品中で特定の甘味料成分が寄与する全体的な甘味付与のパーセントは、問題となっている飲料又は他の食品中の、上記特定の甘味料の濃度及び効力、並びに甘味付与成分全ての累計の対応する値に基づいて、上記特定の飲料又は他の食品中の甘味料間で発生し得る任意の相乗効果を無視して、及び上記特定の配合中に含まれ得る任意の甘味増強剤等の効果を無視して決定される。従って特定の甘味料の濃度×効力が分子となり、配合中の甘味料成分全てに関するこのような値(濃度×効力)の累計が分母となる。パーセンテージで表される、結果として得られる値は、問題となっている特定の飲料又は他の食品中で、問題となっている特定の甘味料によって提供される、全体的な甘味付与のパーセント又はパーセンテージである。
【0034】
例えばコーラ飲料製品を含む、本出願で開示される食品製品は、必要に応じて、レバウジオシドMが飲料製品全体の甘味付与の少なくとも10%を提供する量でレバウジオシドMを含む。例えばコーラ飲料製品を含む、本出願で開示される食品製品の特定の実施形態は、必要に応じて、レバウジオシドMが飲料製品の甘味付与成分の総重量の少なくとも10質量%となるような量でレバウジオシドMを含む。本出願で使用される場合、「飲料製品中の甘味付与成分の総重量(total weight of sweetening ingredients in the beverage product)」は、飲料製品が含む(上で定義した)1つ又は複数の甘味付与成分の合計の重量を含む。特定の実施形態は、他の甘味付与成分を有さずにレバウジオシドMを含み、特定の実施形態は1つの他の甘味付与成分と共にレバウジオシドMを含み、及び特定の実施形態は2つ以上の他の甘味付与成分と共にレバウジオシドMを含む。本発明の特定のこのような実施形態では、他の甘味付与成分は、1つ又は複数の高強度甘味料を含み、又はこれらから実質的になる。本発明の特定のこのような実施形態では、栄養性甘味料(例えばスクロース)は、上記他の甘味付与成分から除外される。
【0035】
上で議論したように、他のステビオールグリコシド、例えば他のレバウジオシド類、例えばレバウジオシドA、レバウジオシドD、ステビオシド等を、本出願で開示されるコーラ飲料製品並びに他の飲料及び他の食品製品中で、甘味付与のためにレバウジオシドM甘味料と併用できる。これらの化合物は合成によって製造してよく(例えば化学的に、若しくは遺伝子組み換え微生物の発酵によって等)、又はステビア植物からの抽出によって(例えば抽出とそれに続く酵素変換によって)得てよい。ステビア(例えばStevia rebaudiana Bertoni)は市販用に栽培されている甘味植物である。その葉は、天然の甘いジテルペングリコシドの複合体混合物を含有する。ステビオールグリコシド及びレバウジオシドは、様々な度合いの甘味に寄与するステビアの構成成分である。必要に応じて、例えばコーラ飲料製品を含む、本出願で開示される甘味料組成物並びに飲料製品及び他の食品製品は、レバウジオシドMと共に1つ又は複数の他のステビオールグリコシド、例えばレバウジオシドA、レバウジオシドB、レバウジオシドC、レバウジオシドD、レバウジオシドE、ステビオシド、ステビオールビオシド、ズルコシドA又はこれらのうちの任意の2つ以上の混合物を含んでよい。
【0036】
例えばレバウジオシドD並びにレバウジオシドM及びその他を含む特定のレバウジオシドの調製のためのプロセスは、Su Zhou Jing Hong Biotech Co.,Ltd.(Wujiang, Jiangsu Province,中華人民共和国)が2012年12月10日に出願した国際特許出願第104002121号明細書、及びこれに対応する2011年12月22日に出願された米国仮特許出願第61/579,016号明細書に示されており、上記文献の全ての内容は参照により本出願に援用される。本出願で開示される飲料及び他の食品製品の様々な代替実施形態によると、甘味を付与できる量の、上述の特許文献に示されているレバウジオシドのいずれか1つは、これらのうちの2つ以上の任意の組合せで、他の甘味料と共に又は他の甘味料を用いずに、レバウジオシドMと共に任意に使用してよい。
【0037】
本出願で開示される甘味料組成物、飲料製品及び他の食品製品の特定の実施形態では、レバウジオシドM甘味料は、場合によっては微量の他のステビオールグリコシド又は他の化合物を有する、約70質量%のレバウジオシドD、及び30質量%のレバウジオシドAを含むレバウジオシド類の組合せ(任意に、可溶性レバウジオシドD、又は可溶性RebDと呼ばれる)と共に使用される。可溶性RebDは、Pure Circle Limitedから市販されている。可溶性RebDと組み合わせられたレバウジオシドMは、ダイエットコーラ及び他の飲料並びに他の食品において、望ましい味覚プロファイルを有するコスト効率の高い甘味付与を達成することが分かっている。驚くべきことに、上記組合せのレバウジオシドA構成成分から、レバウジオシドA甘味料の使用に典型的に関連する望ましくない持続性の又は苦い後味を生じることなく、有意な甘味付与が得られる。
【0038】
ステビアの葉の抽出物を精製して、ステビア抽出物の選択された構成成分を濃縮してよい。本開示の利点を利用すれば、Stevia rebaudiana抽出物を精製してレバウジオシドMを選択的に単離することは、当業者の能力の範囲内であろう。例えばカラムクロマトグラフィを用いて、生の抽出物中の他のステビオールグリコシドからレバウジオシドMを単離してよい。クロマトグラフィ分離に続いて、レバウジオシドMを任意に少なくとも1回又は複数回再結晶化して、所望のレベルの純度のレバウジオシドMを含むステビア抽出物を得る。本発明の特定の実施形態では、本出願で開示されるレバウジオシドM甘味料として使用される精製されたステビア抽出物は、93質量%以上、又は少なくとも94質量%、又は少なくとも95質量%、又は少なくとも96質量%、又は少なくとも97質量%、又は少なくとも98質量%、又は少なくとも99質量%の純度のレバウジオシドMを有する。特定の例示的実施形態では、レバウジオシドM甘味料は、天然で比較的高いレバウジオシドMの含有量を有するステビアの栽培品種からの抽出物の精製によって得られる。
【0039】
レバウジオシドMに加えて、例えばコーラ飲料製品を含む本出願で開示される飲料製品は、任意に1つ又は複数の追加の甘味料を含んでよい。このような任意の追加の甘味料は、天然甘味料及び人工又は合成甘味料を含む。好適な甘味料及び甘味料の組合せは、所望の栄養特性、飲料の味覚プロファイル、食感及び他の感覚器官的因子に関して選択される。例えばコーラ飲料製品を含む、本出願で開示される飲料製品の特定の例示的実施形態によると、甘味付与成分の総重量は、10.0質量%のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の特定の例示的実施形態は、甘味付与成分の総重量の少なくとも20質量%のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の特定の例示的実施形態は、甘味付与成分の総重量の少なくとも25質量%のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の特定の例示的実施形態は、甘味付与成分の総重量の少なくとも30質量%のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の特定の例示的実施形態は、甘味付与成分の総重量の少なくとも40質量%のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の特定の例示的実施形態は、甘味付与成分の総重量の少なくとも50質量%のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の特定の例示的実施形態は、甘味付与成分の総重量の少なくとも60質量%のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の特定の例示的実施形態は、甘味付与成分の総重量の少なくとも70質量%のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の特定の例示的実施形態は、甘味付与成分の総重量の少なくとも75質量%のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の特定の例示的実施形態は、甘味付与成分の総重量の少なくとも80質量%のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の特定の例示的実施形態は、甘味付与成分の総重量の少なくとも90質量%のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の特定の例示的実施形態は、甘味付与成分の総重量の少なくとも95質量%のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の特定の例示的実施形態は、甘味付与成分の総重量の少なくとも99質量%のレバウジオシドMを含む。
【0040】
例えば特定の実施形態では、飲料製品(例えばコーラ飲料製品)中の甘味付与成分は、レバウジオシドMと、レバウジオシドA、レバウジオシドB、レバウジオシドC、レバウジオシドD、レバウジオシドE、モナチン、タウマチン、モネリン、ブラゼイン、L‐アラニン、グリシン、羅漢果(例えば羅漢果汁濃縮物、モグロシド等)、ヘルナンズルチン、フィロズルチン、トリロバチン、又はこれらのうちの任意の2つ以上の組合せ等の、1つ又は複数の他の高強度甘味料との両方からなる。このような実施形態では、甘味付与成分は、20質量%〜99.9質量%のレバウジオシドM、及び0.1質量%〜80質量%(累計)の他の高強度甘味料からなってよい。他の実施形態では、甘味付与成分は、50質量%〜99.9質量%のレバウジオシドM、及び0.1質量%〜50質量%の他の高強度甘味料又は80質量%〜99.9質量%のレバウジオシドM、及び0.1質量%〜20質量%の他の高強度甘味料からなってよい。更に、レバウジオシドMと他の高強度甘味料との比は、特定の実施形態では、レバウジオシドM:他の高強度甘味料の累計=1:5〜99:1の任意の調合を含んでよい。
【0041】
例えばコーラ飲料製品を含む、本出願で開示される飲料製品の特定の実施形態によると、製品は、レバウジオシドMが飲料製品の全体的な甘味付与の少なくとも10%を提供するような量で、レバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の特定の例示的実施形態は、飲料製品の全体的な甘味付与の少なくとも20%を提供する量のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の特定の例示的実施形態は、飲料製品の全体的な甘味付与の少なくとも25%を提供する量のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の特定の例示的実施形態は、飲料製品の全体的な甘味付与の少なくとも30%を提供する量のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の特定の例示的実施形態は、飲料製品の全体的な甘味付与の少なくとも40%を提供する量のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の特定の例示的実施形態は、飲料製品の全体的な甘味付与の少なくとも50%を提供する量のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の特定の例示的実施形態は、飲料製品の全体的な甘味付与の少なくとも60%を提供する量のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の特定の例示的実施形態は、飲料製品の全体的な甘味付与の少なくとも70%を提供する量のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の特定の例示的実施形態は、飲料製品の全体的な甘味付与の少なくとも75%を提供する量のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の特定の例示的実施形態は、飲料製品の全体的な甘味付与の少なくとも80%を提供する量のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の特定の例示的実施形態は、飲料製品の全体的な甘味付与の少なくとも90%を提供する量のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の特定の例示的実施形態は、飲料製品の全体的な甘味付与の少なくとも95%を提供する量のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の特定の例示的実施形態は、飲料製品の全体的な甘味付与の少なくとも99%を提供する量のレバウジオシドMを含む。
【0042】
例えば、飲料製品(例えばコーラ飲料製品)がレバウジオシドMと、レバウジオシドA、レバウジオシドD、スクロース、モナチン、タウマチン、モネリン、ブラゼイン、L‐アラニン、グリシン、羅漢果(例えば羅漢果汁濃縮物、モグロシド等)、ヘルナンズルチン、フィロズルチン、トリロバチン、又はこれらのうちの任意の組合せ等の、1つ又は複数の他の甘味料との両方を含む特定の実施形態では、飲料製品の全体的な甘味付与の20%〜99.9%をレバウジオシドMによって任意に提供してよく、かつ全体的な甘味付与の0.1%〜80%を他の甘味料によって提供してよく、又は飲料製品の全体的な甘味付与の50%〜99.9%をレバウジオシドMによって提供し、かつ全体的な甘味付与の0.1%〜50%を他の甘味料によって提供し、又は飲料製品の全体的な甘味付与の80%〜99.9%をレバウジオシドMによって提供し、かつ全体的な甘味付与の0.1%〜20%を他の甘味料によって提供する。更に、このような飲料製品において、レバウジオシドMが提供する甘味付与と、他の甘味料が提供する甘味付与との比は、レバウジオシドMが提供する甘味付与:他の甘味料が提供する甘味付与=1:5〜99:1の任意の選択された比であってよい。レバウジオシドMによって又は別の甘味料によって提供される甘味又は甘味付与に関する本開示における言及は、問題となっている飲料製品(例えばコーラ飲料製品)に関連して提供される甘味付与を意味していることを理解されたい。従って例えば、特定の飲料配合のレバウジオシドM含有量によって提供される甘味又は甘味付与は、飲料の他の成分が引き起こす任意の甘味増強効果を含む、レバウジオシドMが提供する甘味又は甘味付与を意味している。同様に、その飲料配合中に含まれる別の甘味料によって提供される甘味付与は、飲料の他の成分が引き起こす任意の甘味増強効果を含む、上記甘味料が提供する甘味付与を意味している。
【0043】
本発明の特定の実施形態によると、レバウジオシドMを含有する飲料製品(例えばコーラ飲料製品)は、レバウジオシドMに加えて、例えば任意の1つ若しくは複数の保存料、味覚改質剤若しくはマスキング剤、風味付与剤、レバウジオシドMと共に抽出される他の成分、又はこれらのうちのいずれ及び/若しくは消費に好適な他の成分の組合せを含むがこれらに限定されない、1つ又は複数の他の好適な成分を含む。本開示によるレバウジオシドMを含有する飲料製品に任意に含まれる他の甘味料は、例えば任意の1つ又は複数の天然又は合成甘味料を含む。このような他に含まれる甘味料は、強力な甘味料(即ち少なくともスクロースの2倍甘い)であってよく、又は強力でない甘味料であってよい。例えばこのような他の甘味料は典型的には:レバウジオシドMと共に抽出された1つ若しくは複数の他のステビオールグリコシド;スクロース;タウマチン、モナチン、モネリン、ブラゼイン、L‐アラニン、グリシン、羅漢果、ヘルナンズルチン、フィロズルチン及びトリロバチンといった1つ若しくは複数の甘味料;並びにこれらのうちの任意の組合せであってよい。
【0044】
特定の例示的実施形態では、水及び本出願で開示されるレバウジオシドMを含む、レディ・トゥ・ドリンク飲料製品(例えばコーラ飲料製品)が開示され、ここでレバウジオシドMは飲料中に、飲料中のレバウジオシドMの量(即ち濃度)が100ppm〜1200ppm、例えば360ppm〜600ppmとなるように存在する。必要に応じて、飲料製品は更に、酸味料、果汁及び/又は野菜汁、果肉等、風味付与剤、着色剤、保存料、ビタミン、ミネラル、電解質、エリスリトール、D‐タガトース、D‐プシコース、グリセリン並びに二酸化炭素からなる群から選択された、1つ又は複数の成分を更に含む。このような成分については後に更に説明する。特定の例示的実施形態によると、飲料製品は飲料濃縮物、即ちレディ・トゥ・ドリンク飲料を形成するために希釈される飲料製品である。
【0045】
本発明のいくつかの実施形態では、水、少なくとも1つの酸を含む酸味料、及び本出願で開示されるようなレバウジオシドMを含む、例えばコーラ飲料製品を含む飲料製品が提供される。このような飲料製品の特定の例示的実施形態では、レバウジオシドMは、例えばステビア植物の葉からの天然抽出物であるステビア抽出物から実質的になってよい。特定の例示的実施形態では、このような天然抽出物は、少なくとも80質量%、少なくとも90質量%、少なくとも93質量%、少なくとも95質量%、少なくとも97質量%、少なくとも98質量%又は少なくとも99質量%の純度のレバウジオシドMを有するように精製されている。特定の例示的実施形態では、飲料製品は少なくとも93質量%の純度のレバウジオシドM、又は更に少なくとも95質量%のレバウジオシドM、少なくとも97質量%のレバウジオシドM、若しくは少なくとも99質量%のレバウジオシドMを含む。必要に応じて、レバウジオシドMは飲料(例えばコーラ飲料)中に、飲料中の濃度が50ppm〜1500ppm、例えば200ppm〜600ppmとなるようにレバウジオシドMを提供するのに十分な量で存在する。
【0046】
飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の特定の例示的実施形態は更に、後に更に説明するように、例えば果汁及び/又は野菜汁、果肉等、風味付与剤、着色剤、保存料、ビタミン、ミネラル、電解質、エリスリトール、D‐タガトース、D‐プシコース、グリセリン並びに二酸化炭素といった、1つ又は複数の他の好適な飲料成分を更に含む。このような飲料製品は、飲料濃縮物又は炭酸レディ・トゥ・ドリンク飲料等の任意の好適な形態で提供してよい。
【0047】
本出願で開示されるレバウジオシドM甘味料組成物の特定の例示的実施形態は、1つ又は複数の他の好適な飲料成分、例えば1つ又は複数の嵩高剤を含む。嵩高剤は例えば、マルトデキストリン、ポリデキストロース、デキストリン、イヌリン、オリゴ糖、β‐グルカン、難消化性デンプン、親水コロイド及び固形コーンシロップであってよい。親水コロイドは例えば、アラビアガム、ペクチン、グアーガム、アルギン酸塩、カラギーナン、キサンタンガム、セルロースガム又はこれらのうちの任意の2つ以上の組合せであってよい。
【0048】
本発明の実施形態によると、水、少なくとも1つの酸を含む酸味料、及びステビア抽出物を含む、天然飲料製品(例えば天然コーラ飲料製品)が提供され、上記ステビア抽出物は、(初めに抽出されたままの状態又はその後精製された状態で)少なくとも40質量%のレバウジオシドM、例えば少なくとも50質量%、少なくとも60質量%、少なくとも70質量%、少なくとも80質量%、少なくとも90質量%、少なくとも95質量%のレバウジオシドMを有する。特定の例示的実施形態によると、このような天然飲料製品は、後に更に説明するように、1つ又は複数の他の飲料成分を更に含む。
【0049】
本開示の特定の態様は溶液の「濃度(concentration)」に関し、これは、所定の量の溶媒又は溶液中の溶質の量を意味するものとして解釈される。濃度を表す方法は多数存在する。例えば濃度は、単位体積あたりの質量の単位(例えばmg/mL、mg/cm
3等)、質量百分率(単に溶質の質量を溶液の全質量で除算して100%を乗算したもの(例えば質量%、percent by weight、wt.percent、wt.%、w/w等))、体積百分率(単に溶質の体積を他の構成成分の体積の合計で除算して100%を乗算したもの(例えば体積%、percent by volume、v/v等))、容積モル濃度(溶液1リットル中に溶解する溶質のモル数)、質量モル濃度(溶液1キログラム中に溶解する溶質のモル数)、及び百万分率(1リットルあたりのミリグラム)で定義してよい。
【0050】
本開示による甘味料組成物、飲料及び他の食品製品は、多数の異なる具体的配合又は構成のうちのいずれを有してよいことを理解されたい。配合は、製品が目標とする市場区画、配合の所望の栄養特性、風味プロファイル等の因子に応じて変化し得る。追加の(即ち更なる及び/又は他の)甘味料を添加してよく、また典型的には風味付与剤、電解質、ビタミン、果汁若しくは他の果物製品、味物質、マスキング剤等、風味増強剤及び/又は炭酸を、任意のこのような配合に添加して、味覚、食感、栄養特性等を変化させてよい。一般に、例えばコーラ飲料製品を含む、本開示によるレバウジオシドMで甘味を付与された飲料製品は、典型的には少なくとも水、レバウジオシドM、酸味料及び風味付与剤を含む。本開示による少なくとも特定の実施形態に好適であり得る例示的な風味付与剤は、コーラ風味付与剤、柑橘類風味付与剤、香辛料風味付与剤等を含む。二酸化炭素の形態の炭酸を、発泡のために添加してよい。必要な場合、他の成分、製造技術、所望の貯蔵期間等に応じて保存料を添加してよい。任意にカフェインを添加してよい。本出願で開示される飲料の特定の例示的実施形態は、コーラ風味炭酸飲料であり、これは炭酸水、甘味料、コーラナッツ抽出物及び/又は他の風味付与剤、カラメル着色剤、少なくとも1つの酸並びに任意に他の成分を含有することを特徴とする。当業者は、本開示を利用して、追加の及び代替的な好適な成分を認識するだろう。
【0051】
本出願で開示される飲料製品は例えば、飲料製品、例えばレディ・トゥ・ドリンク液体配合、飲料濃縮物又はシロップ等を含む。本出願で使用される場合、用語「レディ・トゥ・ドリンク(ready‐to‐drink)」は、そのままの状態で摂取又は消費できる飲料を指す。即ちレディ・トゥ・ドリンク飲料は、消費者が摂取する前に希釈又は添加を行う必要が無い。レディ・トゥ・ドリンク飲料製品は例えば、炭酸及び無炭酸ソフトドリンク、ソーダファウンテン用飲料、炭酸及び無炭酸フローズンタイプレディ・トゥ・ドリンク飲料、コーヒー飲料、茶飲料、乳飲料、粉末ソフトドリンク、並びに液体濃縮物、風味が付与された水、機能性強化水、果汁及び果汁風味のドリンク、スポーツドリンク並びにアルコール製品を含む。本開示の一態様によるレバウジオシドMによって甘味を付与されたレディ・トゥ・ドリンク低カロリーフローズンタイプ飲料は、直接又は濃縮シロップから調製できる。必要に応じて、配合は風味付与剤、強力でない甘味料、保存料及び/又は他の好適な成分を含んでよい。レバウジオシドMによって甘味を付与された低カロリーフローズンタイプ飲料を濃縮シロップから調製するために、事前に製造したシロップを例えば水を用いた1+5杯の飲料混合物を製造できる。飲料混合物をフローズンタイプ飲料ユニット(例えばTaylor428若しくは430フローズンタイプ飲料ユニット、又はUltra I若しくはUltra IIフローズンタイプ飲料ユニット)のホッパに注入して、フローズンタイプ炭酸飲料を生成及び吐出できる。あるいは、水及びシロップを吐出時点で組み合わせることができる。任意に、フローズンタイプ炭酸飲料を、風味付与されたシロップを添加することによって吐出後に風味付与できる。
【0052】
本開示の一態様によるフローズンタイプ炭酸飲料実施形態、例えば低カロリー実施形態及びダイエットタイプ実施形態は、レディ・トゥ・ドリンク飲料として、又はフローズンタイプ炭酸飲料用機械(本出願では任意に「FCBディスペンサ」とも呼ばれる)内に保持されるシロップとして、直接調製でき、上記フローズンタイプ炭酸飲料用機械は、シロップを低温に保持し、消費時に炭酸水をシロップに添加してレディ・トゥ・ドリンクフローズンタイプ炭酸飲料を吐出するよう構成される。好適なFCBディスペンサは当業者には公知であり、例えばIMI plcの子会社であるIMI Cornelius,Inc.から入手可能なCorneliusV3モデル及び更に新しいバージョンを含む。例えばフローズンタイプ炭酸飲料用の飲料シロップは、CSD風味ベースの成分を1つ若しくは複数の嵩高剤及び/又は他の成分と組み合わせることによって調製できる。例えばエリスリトール(例えば完成品の飲料の最高3.5質量%)、D‐プシコース(例えば完成品の飲料の最高2.1質量%)及び/又はD‐タガトース(例えば完成品の飲料の最高3.0質量%)を、水、風味材料、保存料等を含有する甘味を付与された若しくは甘味を付与されていないCSDベース(例えばコーラCSDベース若しくはレモンライムCSDベース)又は他の飲料ベースに、撹拌しながら添加して、ある程度の又は完全な溶解を達成できる。例えば完成品の飲料の500ppmのレバウジオシドMを、部分的な又は完全な溶解のために撹拌しながら、任意の好適な時点において、例えば上述の他の成分の添加前又は後に添加できる。完成品のレディ・トゥ・ドリンクダイエットタイプフローズンタイプ炭酸飲料の1食分を吐出する前、又は吐出する際に、シロップに炭酸水を添加するよう構成されたフローズンタイプ炭酸飲料用機械(「FCBディスペンサ」)に、シロップを投入できる。完成品のフローズンタイプ炭酸飲料のレディ・トゥ・ドリンク状態の1食分は、良好な二酸化炭素オーバラン、なめらかでクリーミーな食感、及び良好な味覚プロファイルを有するべきである。必要に応じて、フローズンタイプ炭酸飲料シロップは、FCBディスペンサを連続的に通過して、完成品のフローズンタイプ炭酸飲料の、一貫して高品質なレディ・トゥ・ドリンク状態の供給を達成できる。
【0053】
例えばレディ・トゥ・ドリンクダイエットコーラ飲料を含む、本出願で開示されるレディ・トゥ・ドリンク飲料の特定の例示的実施形態では、飲料製品は少なくとも約50ppmのレバウジオシドMを含む。本出願で開示されるレディ・トゥ・ドリンク飲料の特定の例示的実施形態は、約50ppm〜約600ppmのレバウジオシドM、例えば約100ppm、約200ppm、約300ppm、約400ppm、約500ppmのレバウジオシドMを含む。これに対応して、飲料濃縮物又はシロップ中で、より高い濃度のレバウジオシドMを、例えば約100ppm〜500ppm又は配合中のレバウジオシドMの可溶限界まで使用する。
【0054】
例えばコーラ飲料濃縮物を含む、本出願で開示される飲料濃縮物の特定の実施形態によると、飲料濃縮物は、レバウジオシドMが飲料濃縮物の全体的な甘味付与の少なくとも10%を提供するような量で、レバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料濃縮物(例えばコーラ飲料濃縮物)の特定の例示的実施形態は、飲料濃縮物の全体的な甘味付与の少なくとも20%を提供する量のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料濃縮物(例えばコーラ飲料濃縮物)の特定の例示的実施形態は、飲料濃縮物の全体的な甘味付与の少なくとも25%を提供する量のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料濃縮物(例えばコーラ飲料濃縮物)の特定の例示的実施形態は、飲料濃縮物の全体的な甘味付与の少なくとも30%を提供する量のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料濃縮物(例えばコーラ飲料濃縮物)の特定の例示的実施形態は、飲料濃縮物の全体的な甘味付与の少なくとも40%を提供する量のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料濃縮物(例えばコーラ飲料濃縮物)の特定の例示的実施形態は、飲料濃縮物の全体的な甘味付与の少なくとも50%を提供する量のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料濃縮物(例えばコーラ飲料濃縮物)の特定の例示的実施形態は、飲料濃縮物の全体的な甘味付与の少なくとも60%を提供する量のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料濃縮物(例えばコーラ飲料濃縮物)の特定の例示的実施形態は、飲料濃縮物の全体的な甘味付与の少なくとも70%を提供する量のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料濃縮物(例えばコーラ飲料濃縮物)の特定の例示的実施形態は、飲料濃縮物の全体的な甘味付与の少なくとも75%を提供する量のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料濃縮物(例えばコーラ飲料濃縮物)の特定の例示的実施形態は、飲料濃縮物の全体的な甘味付与の少なくとも80%を提供する量のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料濃縮物(例えばコーラ飲料濃縮物)の特定の例示的実施形態は、飲料濃縮物の全体的な甘味付与の少なくとも90%を提供する量のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料濃縮物(例えばコーラ飲料濃縮物)の特定の例示的実施形態は、飲料濃縮物の全体的な甘味付与の少なくとも95%を提供する量のレバウジオシドMを含む。本出願で開示される飲料濃縮物(例えばコーラ飲料濃縮物)の特定の例示的実施形態は、飲料濃縮物の全体的な甘味付与の少なくとも100%を提供する量のレバウジオシドMを含む。
【0055】
本出願で開示されるレバウジオシドMで甘味を付与されたシロップの特定の例示的実施形態では、シロップは(特定の配合中の可溶性限界に従って)少なくとも約1000ppm、約1500ppm、約2000ppm、約2500ppm、約3000ppm、約3500ppm、約4000ppm、約4500ppm又は約5000ppmのレバウジオシドMを含む。用語「飲料濃縮物(beverage concentrate)」、「throw飲料シロップ(throw beverage syrup)」及び「シロップ(syrup)」は、本開示全体を通して相互交換可能に使用される。考察対象の飲料濃縮物の少なくとも特定の例示的実施形態は、初期体積の水を用いて調製され、この水には追加の成分が添加される。原濃度飲料組成物(即ちレディ・トゥ・ドリンク状態の濃度の飲料組成物)は、飲料濃縮物又はシロップから、濃縮物に更なる体積の水を添加して濃縮物を1倍まで希釈することによって形成してよい。典型的には例えば、例えば炭酸コーラ飲料を含む原濃度飲料は、濃縮物から、約1部の濃縮物をおよそ3〜およそ32部以上の水と、例えばいくつかの市販の飲料瓶詰め動作においては1部の濃縮物に対して約5部の水、又はいくつかのソーダファウンテンの動作(場合によってはスーパーファウンテン用配合と呼ぶ)においては1部の濃縮物に対して32部もの水と組み合わせることによって調製し得る。特定の例示的実施形態では、原濃度飲料は、1部の濃縮物を5部の水と組み合わせることによって調製され、即ち濃縮物又はシロップは、所謂1+5杯希釈動作での使用のために調製される。特定の例示的実施形態では、原濃度飲料を形成するために使用される追加の水は炭酸水である。特定の他の実施形態では、原濃度飲料は、濃縮物の形成及びそれに続く希釈を行うことなく直接調製される。
【0056】
本出願で開示される飲料製品の天然実施形態は、食品において通常予期されるものである(その源に関係なく任意の着色添加剤を含む)人工又は合成物を含有しないという点で、天然のものである。従って本出願で使用される場合、「天然の(natural)」飲料組成物は、以下のガイドラインに従って定義される。天然成分の原材料は天然に存在するか又は由来する。発酵及び酵素を伴う生物学的合成を採用できるが、化学試薬との合成は利用されない。人工着色、防腐剤及び風味料は天然成分とは見做されない。成分は、少なくとも以下を含む特定の指定された技術によって加工又は精製してよい:物理的プロセス、発酵、及び酵素分解。適切なプロセス及び精製技術は少なくとも以下を含む:吸収、吸着、凝集、遠心分離、チョッピング、調理(焼き、揚げ、茹で、焙煎)、冷却、切断、クロマトグラフィ、コーティング、結晶化、消化、乾燥(噴霧、凍結乾燥、真空)、蒸発、蒸留、電気泳動、乳化、カプセル化、抽出、押出、濾過、発酵、粉砕、注入、浸軟、微生物学的なもの(レンネット、酵素)、混合、剥離、パーコレーション、冷蔵/フローズンタイプ、圧搾、浸漬、洗浄、加熱、混合、イオン交換、凍結乾燥、浸透、析出、塩析、昇華、超音波処理、濃縮、凝集、均質化、再構成、(天然に見られる酵素を用いた)酵素分解。(清澄剤、触媒、凝集剤、濾過助剤及び結晶化阻害剤等を含む、現在、食品構成成分の魅力又は有用性を高めるための製造助剤として使用される物質として定義される)加工助剤(連邦行政規則集第21巻170章3(o)(24)を参照のこと)は、偶発的な添加剤と見做され、適切に除去されるならば使用してよい。
【0057】
本出願で開示される飲料製品の実質的に透明な実施形態は、この飲料が実質的に濁りを有さず、また実質的に色を有しないという点で実質的に透明である。
【0058】
水は、例えばコーラ飲料製品を含む、本出願で開示される製品の基本成分であり、典型的には媒質又は主要液体部分であり、その中でレバウジオシドMが提供され、かつ飲料製品の残りの成分が溶解、乳化、懸濁又は分散されている。本出願で開示される飲料製品の特定の実施形態の製造において精製水を使用でき、また飲料の味覚、臭気又は外観に悪影響を与えないように、標準的な飲料品質の水を採用できる。水は典型的には透明であり、無色であり、不快なミネラル、味覚及び臭気を含まず、有機物質を含まず、低アルカリ性であり、その飲料の製造時点で適用可能な工業及び行政規格に基づいて許容可能な微生物学的品質を有するものとする。飲料製品の特定の典型的な実施形態では、水は飲料の約80質量%〜約99.9質量%のレベルで存在する。少なくとも特定の実施形態では、本出願で開示される飲料及び濃縮物中で使用される水は「処理済みの水(treated water)」であり、これは、例えば米国特許第7,052,725号明細書に開示されているようなカルシウムによる任意の補給の前に、水に溶解した固体の総量を低減するための処理を施された水を指す。処理済みの水を製造する方法は当業者には公知であり、これは特に脱イオン化、蒸留、濾過及び逆浸透圧法(「r‐o」)を含む。用語「処理済みの水」、「精製水(purified water)」、「脱塩水(demineralized water)」、「蒸留水(distilled water)」及び「r‐o水」は、本開示では概ね同義として理解され、略全てのミネラル含有量が除去され、典型的には約500ppm以下の溶解固体総量、例えば250ppmの溶解固体総量を含有する水を指す。
【0059】
本出願で使用される場合、「味覚(taste)」は甘味の知覚;甘味の知覚の時間的効果、即ち開始及び持続期間;異味、例えば苦味及び金属味;残留知覚(後味)及び触覚、例えばコク及び厚さの組合せを指す。本出願で使用される場合、「完全カロリー(full‐calorie)」飲料配合は、栄養性甘味料を用いて完全に甘味を付与した飲料配合である。用語「栄養性甘味料(nutritive sweetener)」は一般に、典型的な使用料において有意なカロリー含有量、例えば飲料1食分8オンス(226.8グラム)あたり約5カロリー超を提供する甘味料を指す。本出願で使用される場合、「強力な甘味料(potent sweetener)」は、砂糖の少なくとも2倍甘い甘味料、即ち同等の甘味を達成するために重量ベースで砂糖の重量の半分以下しか必要としない甘味料を意味する。例えば強力な甘味料は、砂糖を用いてBrix値10度まで甘味を付与した飲料中と同等の甘味を達成するために、砂糖の重量の1/2未満を必要とし得る。強力な甘味料は、栄養性甘味料(例えば羅漢果汁濃縮物)及び無栄養性甘味料(例えば典型的には羅漢果粉末)の両方を含む。更に、強力な甘味料は、天然の強力な甘味料(例えばステビオールグリコシド、羅漢果等)及び人工の強力な甘味料(例えばネオテーム等)の両方を含む。しかしながら本出願で開示される天然飲料製品に関しては、天然の強力な甘味料のみが採用される。
【0060】
本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の少なくとも特定の例示的実施形態においてレバウジオシドMと組み合わせるのに好適な甘味料は例えば、エリスリトール、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、ラクチトール、イソマルト及びマルチトール等の糖アルコールを含む。他の甘味料は、D‐プシコース、D‐タガトース、糖アルコールであるエリスリトールとD‐プシコースとの組合せ、並びに糖アルコールであるエリスリトールとD‐タガトース及びD‐プシコースとの組合せを含む。後に更に議論するように、例えばコーラ飲料製品を含む、本出願で開示される飲料製品のいくつか又は全ての実施形態に好適な例示的な天然栄養性甘味料は、リンゴ、チコリ、蜂蜜等の天然源由来の結晶質又は液体スクロース、フルクトース、グルコース、デキストロース、マルトース、トレハロース、フラクトオリゴ糖、グルコース‐フルクトースシロップ、例えば高フルクトースコーンシロップ、転化糖等及びこれらのうちの任意の混合物を含み;本出願で開示される飲料製品のいくつか又は全ての実施形態に好適な例示的な人工甘味料は、スクラロース、サッカリン、シクラメート、アスパルテーム、他のジペプチドエステル、アセスルファムカリウム及び他のこのような強力な甘味料、並びにこれらのうちの任意の混合物を含み;並びに本出願で開示されるレバウジオシドMを含む飲料製品のいくつか又は全ての実施形態に好適な例示的な無栄養性の強力な甘味料は、ステビオールグリコシド(例えばステビオシド、ステビオールビオシド、ズルコシドA、レバウジオシドA、レバウジオシドB、レバウジオシドC、レバウジオシドD、レバウジオシドE、これらのうちの任意の混合物等)並びに羅漢果及びその関連化合物、並びにこれらのうちの任意の組合せを含む。また、本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の少なくとも特定の例示的実施形態では、レバウジオシドMと、1つ若しくは複数の天然栄養性甘味料、1つ若しくは複数の人工甘味料及び/又は1つ若しくは複数の天然の無栄養性の強力な甘味料との組合せを使用して、甘味並びに所望の味覚プロファイル及び栄養特性といった他の側面を提供する。また、本出願で開示される飲料の様々な実施形態において、特定のこのような甘味料は、問題となっている飲料中でその甘味知覚閾値未満の量で使用した場合、更に又は代わりに味物質、マスキング剤等として作用することになることも理解されたい。例えば、甘味料としてレバウジオシドA(単独で又は例えばレバウジオシドDである更に他の甘味料と共に)と組み合わせたレバウジオシドMを用いて甘味を付与された飲料又は他の食品中にエリスリトール及びD‐プシコースの両方を含む、特定の実施形態では、エリスリトールは、苦味マスキング又は低減剤として作用することが分かっており、及びD‐プシコースは配合の初期の甘味を改善することが分かっている。
【0061】
例えばコーラ飲料製品を含む、本出願で開示される飲料製品の配合中に含まれる甘味料は、消費に及び飲料中での使用に好適な可食消費物である。「可食消費物(edible consumables)」は、ヒト又は動物が消費するための飲料又は飲料の成分を意味する。本出願及び請求項において使用される甘味料又は甘味付与剤は、飲料に甘味を提供する、即ち味覚によって甘いものとして知覚される、栄養性又は無栄養性の、天然又は合成飲料成分又は添加物(又はこれらの混合物)である。風味付与剤及び甘味付与剤の知覚は、複数の要素の相互関係にある程度左右され得る。風味及び甘味は別個に知覚される場合もあり、即ち風味及び甘味の知覚が互いに依存し、かつ互いから独立している場合もある。例えば、風味付与剤を大量に使用した場合、少量の甘味付与剤は容易に知覚できる場合があり、その逆の場合もある。従って、風味付与剤と甘味付与剤との間の、口内における及び嗅覚に関する相互作用は、複数の要素の相互関係に関連し得る。
【0062】
例えばコーラ飲料製品を含む、本出願で開示される飲料製品の少なくとも特定の例示的実施形態では、甘味料構成成分は、任意の追加の甘味料として、リンゴ、チコリ、蜂蜜等の天然源由来のスクロース、液体スクロース、フルクトース、液体フルクトース、グルコース、液体グルコース、グルコース‐フルクトースシロップ、例えば高フルクトースコーンシロップ、転化糖、メープルシロップ、メープルシュガー、蜂蜜、ブラウンシュガー、糖蜜(例えば一番糖蜜、二番糖蜜、廃糖蜜等のサトウキビ糖蜜及び甜菜糖蜜)、モロコシシロップ並びに/又はその他といった、栄養性天然の結晶質又は液体甘味料を含んでよい。このような甘味料は、少なくとも特定の例示的実施形態において、飲料製品に関する所望の甘味レベルに応じて、飲料の約0.1質量%〜約20質量%、例えば飲料の約6質量%〜約16質量%の量で存在する。所望の均一性、テクスチャ及び味覚を達成するために、本出願で開示される天然飲料製品の特定の例示的実施形態では、食品産業界で一般に使用されているような標準化された液糖を使用できる。典型的なこのような標準化された甘味料は、飲料製品の風味、色又は粘度に悪影響を与え得る、ごく少量の砂糖ではない固体も含まない。
【0063】
用語「栄養性甘味料(nutritive sweetener)」は一般に、典型的な使用量において有意なカロリー含有量、例えば飲料1食分8オンス(226.8グラム)あたり約5カロリー超を提供する甘味料を指す。本出願で使用される場合、「完全カロリー(full‐calorie)」飲料配合は、栄養性甘味料を用いて完全に甘味を付与した飲料配合である。本出願で使用される場合、「強力な甘味料(potent sweetener)」は、砂糖の少なくとも2倍甘い甘味料、即ち同等の甘味を達成するために重量ベースで砂糖の重量の半分以下しか必要としない甘味料を意味する。例えば強力な甘味料は、砂糖を用いてBrix値10度まで甘味を付与した飲料中と同等の甘味を達成するために、砂糖の重量の1/2未満を必要とし得る。本出願で開示される天然飲料製品及び他の天然食料品に関しては、天然の強力な甘味料しか採用されない。特定の配合では特定の甘味料は、問題となっている配合中でその甘味知覚閾値未満の量で使用した場合、味物質、マスキング剤等として作用することになることも理解されたい。本出願で使用される場合、「無栄養性甘味料(non‐nutritive sweetener)」は、典型的な使用量では有意なカロリー含有量を提供しない甘味料、即ち砂糖のBrix値10度と同等の甘味を達成するために、飲料1食分8オンス(226.8グラム)あたり5カロリー未満を付与する甘味料である。本出願で使用される場合、「カロリーオフ飲料(reduced calorie beverage)」は、完全カロリーバージョン、典型的には過去に市販されている完全カロリーバージョンと比較して、飲料1食分8オンス(226.8グラム)あたりのカロリーが少なくとも25%低減された飲料を意味する。少なくとも特定の実施形態では、低カロリー飲料は、完全カロリーバージョンと比較して、1食分8オンス(226.8グラム)あたりのカロリーが約50%低減されている。本出願で使用される場合、「低カロリー飲料(low‐calorie beverage)」は飲料1食分8オンス(226.8グラム)あたり40カロリー未満である。本出願で使用される場合、「0カロリー(zero‐calorie)」又は「ダイエットタイプ(diet)」は、飲料1食分、例えば8オンス(226.8グラム)当たり5カロリー未満であることを意味する。
【0064】
人工及び天然の無栄養性の強力な甘味料は、本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料)の少なくとも特定の例示的実施形態において、又はレバウジオシドM及び任意に例えば本出願で開示される少なくとも1つの酸を含む酸味料等の他の成分を含む飲料において、補助甘味料として含まれるのに好適である。このような人工の強力な甘味料は例えば:ペプチド系甘味料、例えばアスパルテーム、ネオテーム及びアリテーム;並びに非ペプチド系甘味料、例えば、サッカリンナトリウム、サッカリンカルシウム、アセスルファムカリウム、シクラミン酸ナトリウム、シクラミン酸カルシウム、ネオヘスペリジンジヒドロカルコン及びスクラロースを含む。特定の例示的実施形態では、レバウジオシドMを含む飲料製品は更に、例えばアスパルテームである補助甘味料を、単独で又は1つ若しくは複数の他の補助甘味料と共に含む。特定の他の例示的実施形態では、補助甘味料は、アスパルテーム及びアセスルファムカリウムを含むか、又はこれらから実質的になる。少なくとも特定の実施形態における、レバウジオシドMに対する補助甘味料としての使用に好適な、天然の無栄養性の強力な甘味料は例えば、後に更に議論するように、他のステビオールグリコシド(例えばステビオシド、ステビオールビオシド、ズルコシドA、レバウジオシドA、レバウジオシドB、レバウジオシドC、レバウジオシドD、レバウジオシドE、これらのうちの任意の混合物等)、羅漢果及びその関連化合物を含む。無栄養性の高強度甘味料は、典型的には、例えばコーラ飲料を含む本出願で開示される飲料において、その甘味付与力、その飲料が市場流通する国の任意の適用可能な規制規定、飲料の甘味の所望のレベル等に応じて、飲料1液量オンス(28.4mL)あたり数ミリグラムのレベルで利用される。本開示を利用すれば、本出願で開示される飲料製品の様々な実施形態において、レバウジオシドMと共に使用するための好適な追加の又は代替的な甘味料の選択は、当業者の能力の範囲内であろう。
【0065】
甘味料である羅漢果(Lo Han Guo、これは様々な異なるスペル及び発音を有する)は、本出願で開示されるレバウジオシドMの特定の例示的実施形態において、及びレバウジオシドMを含む少なくとも特定の飲料(例えばコーラ飲料製品)において、補助甘味料として使用してよい。羅漢果は、植物のウリ科、Jollifieae族、Thladianthinae亜族、ラカンカ類の果物から得られる。羅漢果は、S.grosvenorii、S.siamensis、S.silomaradjae、S.sikkimensis、S.africana、S.borneensis及びS.taiwanianaの属/種から得られる場合もある。好適な果実としては、羅漢果と呼ばれることが多い、属/種S.grosvenoriiの果実が挙げられる。羅漢果は、トリテルペングリコシド又はモグロシドを含有し、これらの成分を羅漢果甘味料として使用できる。羅漢果は果汁又は果汁濃縮物、粉末等として使用してよい。LHGジュース濃縮物は、モグロシドV、モグロシドIV、(11‐オキソ‐モグロシドV)、シアメノシド及びこれらの混合物等のモグロシドを、約3質量%〜約12質量%、例えば約6質量%含有してよい。羅漢果は例えば、米国特許第5,411,755号明細書において議論されているように製造できる。他の果物、野菜又は植物からの甘味料も、本出願で開示される飲料製品の少なくとも特定の例示的実施形態において、天然の又は加工された甘味料又は甘味増強剤として使用してよい。
【0066】
本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の少なくとも特定の例示的実施形態における、及びレバウジオシドMを含む少なくとも特定の飲料における、補助甘味料としての使用に好適な他の甘味料は、グリチルリチン、ネオヘスペリジンジヒドロカルコン、ラクトース、キシロース、アラビノース及びリボース、並びにタウマチン、モナチン、モネリン、ブラゼイン、L‐アラニン、グリシン、羅漢果、ヘルナンズルチン、フィロズルチン及びトリロバチン等の甘味料を含む。
【0067】
本発明の特定の態様は、本出願で開示される液体、飲料、飲料製品及び様々な他の構成成分の撹拌に関連する。本出願で使用される場合、用語「混合する(mixing)」は、叩解、調合(blending)、撹拌、高剪断力撹拌、低剪断力撹拌、泡立て、かき混ぜ(folding in)、音波処理、篩過、裏漉し等を含んでよいがこれらに限定されない。
【0068】
pHは、溶液の酸性又は塩基性の測定単位である。本出願で使用される場合、用語「低pH(low pH)」は、約1〜約6の範囲等、pH6未満の酸性pHを指す。本出願で開示される飲料の特定の例示的実施形態(例えばコーラ飲料製品)は、約2.0〜5.0の範囲、又は約2.5〜4.0の範囲、又は約2.8〜3.3の範囲、又は約3.0〜3.2の範囲のpHを有する。少なくとも特定の実施形態本出願で使用される場合、用語「高pH(high pH)は、約7(例えば約6.0〜8.0又は約6.5〜約7.5の範囲)のpHを指す。本出願で開示される飲料の特定の例示的実施形態は高pHを有し、例えば約pH8〜14の範囲のpHを有する。本出願で開示される飲料製品の特定の例示的実施形態は、中性のpH、例えば約pH6〜pH8の範囲、又は約pH6.5〜7.5の範囲のpHを有する。
【0069】
例えばコーラ飲料を含む、本出願で開示される飲料製品の特定の実施形態において、少なくとも1つの可食性の酸を含む酸味料が使用され、これは、飲料の味覚に酸味を付与する、嗜好性を高める、喉の渇きを癒やす効果を増大させる、甘味を修正する、及び保存料として作用するといった複数の機能のうちの任意の1つ又は複数の機能を果たしてよい。好適な酸は公知であり、本開示を利用すれば当業者には明らかであろう。本出願で開示される飲料製品のいくつかの又は全ての実施形態における使用に好適な例示的な酸は、リン酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸、フマル酸、アスコルビン酸、グルコン酸、コハク酸、マレイン酸、アジピン酸、桂皮酸、グルタル酸及びこれらのうちの任意の混合物を含む。典型的には、上記酸はリン酸、クエン酸、リンゴ酸又はこれらのうちの任意の組合せ、例えばリン酸及びクエン酸である。天然飲料製品(例えば天然コーラ飲料製品)を含む実施形態では、上記酸は例えば、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、ギ酸、グルコン酸、乳酸、フマル酸、アジピン酸、コハク酸、マレイン酸、桂皮酸、グルタル酸及びこれらのうちの任意の混合物からなる群から選択できる。例えば特定の実施形態では、上記酸は乳酸、酒石酸及びクエン酸を含むか又はこれらから実質的になり、また特定の実施形態では、上記酸は乳酸並びに酒石酸及びクエン酸のうちの少なくとも1つを含むか又はこれらから実質的になる。
【0070】
滴定酸度は、飲料製品の全体としての酸度の指標である。滴定酸度は、所定の体積の飲料の酸を中和するために必要なアルカリの量を測定する。滴定酸度は、飲料100mlをポテンショメータを用いた終点pH8.75まで滴定するために必要な0.1N NaOHのミリリットルである。本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の特定の実施形態及び少なくとも1つの酸の滴定酸度は典型的には、約8.75〜約12.5、又は約9〜約11である。好適な滴定酸度は例えば約9、9.25、9.5、9.75、10、10.25又は10.9を含む。
【0071】
酸は例えば溶液の形態で、及び飲料の所望のpHを提供するために十分な量で使用してよい。選択される特定の1つ又は複数の酸及び使用される量は、他の成分、飲料製品の所望の貯蔵期間、並びに飲料のpH、滴定酸度及び味覚に対する効果に部分的に左右されることになる。典型的には例えば、酸味料の1つ又は複数の酸は、飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の使用される酸味料、所望のpH、使用される他の成分等に応じて、合計で飲料の約0.01質量%〜約1.0質量%、例えば約0.01質量%〜約0.5質量%、約0.05質量%〜約0.5質量%、約0.05質量%〜約0.25質量%、約0.1質量%〜約0.25質量%の量で使用される。本出願で開示される飲料の少なくとも特定の例示的実施形態のpHは、約2.0〜5.0、約2.5〜4.0、約2.8〜3.3又は約3.0〜3.2の範囲内、例えば3.1の値を有してよい。特定の例示的実施形態において、酸は飲料の風味を増強する。酸が多すぎると、飲料の風味が損なわれる場合があり、酸味又は他の異味が発生する場合があるが、酸が少なすぎると、飲料の味覚が平板なものとなり得る。
【0072】
当業者は本開示を利用すれば、レバウジオシドMに加えて、アスパルテーム等のペプチド系人工甘味料といった甘味料を含有する飲料製品(例えばコーラ飲料製品)を調製する際、得られる飲料組成物は好適なpHに最も良好に維持されることを認識するだろう。具体的には、アスパルテームに関するpH/安定性曲線は、正規分布曲線であり、pH約4.2は一般に最良の安定性又は貯蔵期間を提供する。より具体的には、このようなpH値は一般に、人工甘味料の甘味付与効果を最も良好に保持することが分かっている。カルシウム補給飲料の形成において、1つ又は複数のカルシウム塩の存在は、上記塩の溶解を補助すること、及び人工甘味料の安定性のための望ましいpHを維持することの両方のために、追加の酸を必要とし得る。飲料組成物中の上記追加の酸の存在は、組成物の滴定酸度を上昇させ、得られる飲料に更なる酸味をもたらす。好適な酸又は酸の組合せ、及び本出願で開示される飲料製品の任意の特定の実施形態の酸味料構成成分のための上記酸の量の選択は、本開示を利用すれば当業者の能力の範囲内となる。
【0073】
例えばコーラ飲料製品を含む本出願で開示される飲料製品の特定の例示的実施形態では、例えばpHの調整又は他の目的のために、少量のアルカリ化剤も含有してよい。このようなアルカリ化剤は例えば、クエン酸カリウム及びクエン酸ナトリウムを含む。例えば上記アルカリ化剤である水酸化カリウムは、(飲料の重量に対して)約0.005質量%〜約0.02質量%の量で使用してよく、特定の飲料に関しては約0.01質量%の量が典型的である。この量は当然のことながら、アルカリ化剤のタイプ、及びpHが調整されることになる度合いに左右される。
【0074】
本出願で開示される飲料製品は任意に風味組成物、例えば天然及び合成果実風味、植物風味、他の風味並びにこれらの混合物を含有する。本出願で使用される場合、用語「果物風味(fruit flavor)」は一般に、種子植物の可食生殖部に由来する風味を指す。バナナ、トマト、クランベリー等の、甘い果肉が種と関連しているもの、及び小さい多肉質の液果を有するものの両方が含まれる。用語「液果(berry)」は、集合果、即ち「真の(true)」液果ではないが一般に液果として受容されているものも含んで使用される。用語「果物風味」には、天然源由来の果物風味をシミュレートするために作製された、合成的に調製された風味も含まれる。好適な果物又は液果源の例は、完全な状態の液果又はその一部分、液果汁、液果汁濃縮物、液果ピューレ及びその調合物、乾燥液果粉末、乾燥液果汁粉末等を含む。
【0075】
例示的な果物風味は、例えばオレンジ、レモン、ライム、グレープフルーツ、タンジェリン、ミカン、タンジェロ及びザボンといった柑橘類風味、並びにリンゴ、ブドウ、サクランボ、パイナップル風味等といった風味、並びにこれらの混合物を含む。特定の例示的実施形態では、飲料濃縮物及び他の飲料製品は、例えばジュース濃縮物又はジュースといった果物風味構成成分を含む。本出願で使用される場合、用語「植物風味(botanical flavor)」は、果物でない植物の部分に由来する風味を指す。従って植物風味は、堅果、樹皮、根及び葉の精油及び抽出物に由来する風味を含んでよい。用語「植物風味」には、天然源由来の植物風味をシミュレートするために作製された、合成的に調製された風味も含まれる。このような風味の例は、コーラ風味、茶風味等及びこれらの混合物を含む。風味構成成分は更に、上述の風味のうちの複数の調合物を含んでよい。飲料濃縮物及び飲料の特定の例示的実施形態では、コーラ風味構成成分又は茶風味構成成分を使用する。風味構成成分は更に、上述の風味のうちの複数の調合物を含んでよい。本発明の飲料製品に風味特性を付与するために使用できる風味構成成分の特定の量は、選択された1つ又は複数の風味、所望の風味の効果、及び風味構成成分の形態によって左右される。本開示を利用すれば、当業者は、所望の風味の効果を達成するために使用される任意の特定の1つ又は複数の構成成分の量を容易に決定できるだろう。
【0076】
例えばコーラ飲料製品を含む、本出願で開示される飲料製品の少なくとも特定の例示的実施形態における使用に好適なジュースは、例えば果物汁、野菜汁及び液果汁を含む。ジュースは本発明において、濃縮物、ピューレ、原濃度ジュース又は他の好適な形態といった形態で利用してよい。本出願で使用される場合、用語「ジュース、汁(juice)」は、原濃度の果物、液果又は野菜汁、並びに濃縮物、ピューレ、ミルク及び他の形態を含む。複数の異なる果物、野菜及び/又は液果汁を、任意で他の風味付与剤と共に組み合わせて、所望の風味を有する飲料を生成してよい。好適なジュース源の例は、プラム、プルーン、ナツメヤシ、フサスグリ、イチジク、ブドウ、レーズン、クランベリー、パイナップル、モモ、バナナ、リンゴ、ナシ、グアバ、アンズ、サスカトゥーンベリー、ブルーベリー、プレーンズベリー、プレーリーベリー、クワ、ニワトコ、バルバドスチェリー(アセロラチェリー)、チョークチェリー、ナツメヤシ、ココナツ、オリーブ、ラズベリー、イチゴ、ハックルベリー、ローガンベリー、フサスグリ、デューベリー、ボイセンベリー、キウイ、サクランボ、ブラックベリー、マルメロ、クロウメモドキ、パッションフルーツ、アメリカスモモ、ナナカマド、スグリ、カシューアップル、ザクロ、カキ、マンゴー、ルバーブ、パパイヤ、ライチ、レモン、オレンジ、ライム、タンジェリン、マンダリン及びグレープフルーツ等を含む。少なくとも特定の実施形態における使用に好適な多数の追加の及び代替的なジュースは、本開示を利用すれば当業者には明らかであろう。ジュースを利用する本発明の飲料において、ジュースは例えば飲料の少なくとも約0.2質量%のレベルで使用してよい。特定の例示的実施形態では、ジュースは飲料の約0.2質量%〜約40質量%のレベルで利用される。典型的にはジュースは少なくとも、約1質量%〜約20質量%の量で使用してよい。
【0077】
色が薄い特定のこのようなジュースは、飲料の色を暗くすることなく風味を調整するため及び/又は飲料のジュース含有量を増加させるために、特定の例示的実施形態の配合に含まれる場合がある。このようなジュースの例は、リンゴ、ナシ、パイナップル、モモ、レモン、ライム、オレンジ、アンズ、グレープフルーツ、タンジェリン、ルバーブ、カシス、マルメロ、パッションフルーツ、パパイヤ、マンゴー、グアバ、ライチ、キウイ、ミカン、ココナッツ及びバナナを含む。必要に応じて、脱風味及び脱色ジュースを利用してよい。
【0078】
本出願で開示される飲料製品の少なくとも特定の例示的実施形態における使用に好適な他の風味付与剤は、例えばカッシア、クローブ、シナモン、トウガラシ、ショウガ、バニラ香辛料風味付与剤、カルダモン、コリアンダー、ルートビア、ササフラス、朝鮮人参及びその他等の香辛料風味付与剤を含む。少なくとも特定の例示的実施形態における使用に好適な多数の追加の及び代替的な風味付与剤は、本開示を利用すれば当業者には明らかであろう。風味付与剤は、抽出物、含油樹脂、ジュース濃縮物、ボトラーズベース(bottler’s base)又は当該技術分野で公知の他の形態であってよい。少なくとも特定の例示的実施形態では、このような香辛料又は他の風味は、ジュース又はジュースの組合せの風味を補足する。
【0079】
1つ又は複数の風味付与剤は、エマルジョンの形態で使用してよい。風味付与エマルジョンは、風味付与剤のうちのいくつか又は全てを、任意に飲料の他の成分及び乳化剤と共に混合することによって調製してよい。特定の例示的実施形態では、乳化剤は水溶性である。例示的な好適な乳化剤は、アラビアガム、修飾デンプン、カルボキシメチルセルロース、トラガカントガム、ガティガム及び他の好適なガムを含む。更なる好適な乳化剤は、本開示を利用すれば、飲料配合の分野における技術を有する者には明らかであろう。例示的実施形態中の乳化剤は、風味付与剤及び乳化剤の混合物の約3%超を含む。特定の例示的実施形態では、乳化剤は上記混合物の約5%〜約30%である。
【0080】
二酸化炭素は、例えばコーラ飲料を含む、本出願で開示される飲料の特定の例示的実施形態に、発泡を提供するために使用される。飲料を炭酸化するための当該技術分野で公知の技術及び炭酸化設備のいずれを利用してよい。二酸化炭素は飲料の味覚及び外観を増強でき、また不都合な微生物を阻害及び破壊することによって飲料の清潔さを保護する助けとなり得る。特定の実施形態では、例えば飲料は、最高約4.0ボリュームの二酸化炭素というCO
2レベルを有する。典型的な実施形態は例えば、約0.5〜5.0ボリュームの二酸化炭素を有してよい。本出願及び独立請求項で使用される場合、1ボリュームの二酸化炭素は、60°F(16℃)、1気圧において任意の所定の量の液体、例えば水に吸収される二酸化炭素の量として定義される。ガスのボリュームは、このガスが溶解される液体と同一の空間を占有する。二酸化炭素含有量は、当業者によって、所望の発泡レベル、及び飲料の味覚又は食感に対する二酸化炭素の影響に基づいて選択され得る。炭酸化は天然由来又は合成由来であってよい。
【0081】
必要に応じて、例えばコーラ飲料製品を含む、本出願で開示される飲料製品の様々な実施形態に、カフェインを添加してよい。添加されるカフェインの量は、所望の飲料特性、その飲料が市場流通する国の任意の適用可能な規制規定等によって決定される。特定の例示的実施形態では、カフェインは飲料の0.02質量%以下のレベルで含まれる。カフェインは、食品及び飲料中での使用に関して許容できる純度を有するものでなければならない。カフェインは天然由来又は合成由来であってよい。
【0082】
例えばコーラ飲料製品を含む、本出願で開示される飲料濃縮物及び他の飲料製品は、レバウジオシドMに対する適合性を有する、概して食料品配合中に典型的に見られる成分のいずれを含む追加の成分を含有してよい。これら追加の成分は例えば典型的には、安定化された飲料濃縮物に添加してよい。このような追加の成分の例は、カフェイン、カラメル及び他の着色剤又は染料、消泡剤、ガム、乳化剤、茶固形物、混濁構成成分並びにミネラル及び非ミネラル栄養補給成分を含むがこれらに限定されない。非ミネラル栄養補給成分の例は、当業者には公知であり、例えば抗酸化剤及びビタミン(ビタミンA、D、E(トコフェロール)、C(アスコルビン酸)、B(チアミン)、B
2(リボフラビン)、B
6、B
12、及びK、ナイアシン、葉酸、ビオチン、並びにこれらの任意の組合せを含む)を含む。任意の非ミネラル栄養補給成分は典型的には、良好な製造の実施において一般に許容される量で存在する。例示的な量は、RDV(recommended daily value:1日あたりの推奨値)が確立されている場合、約1%〜約100%RDVである。特定の例示的実施形態では、1つ又は複数の非ミネラル栄養補給成分は、RDVが確立されている場合、約5%〜約20%RDVの量で存在する。
【0083】
例えばコーラ飲料製品を含む、本出願で開示される飲料製品の少なくとも特定の実施形態において、保存料を使用してよい。即ち少なくとも特定の例示的実施形態は任意の保存システムを含有する。例えばpH4未満の溶液、及び特にpH3未満の溶液は典型的には「ミクロ安定状態(microstable)」であり、即ちこれら溶液は微生物の成長に対する耐性を有し、従って、更なる保存料を必要とすることなく、消費前の比較的長期の保存に好適となる。しかしながら必要に応じて、追加の保存システムを使用してよい。保存システムを使用する場合、これは、製造中の任意の好適な時点において、例えば場合によってはレバウジオシドMの添加前に、飲料製品に添加してよい。本出願で使用される場合、用語「保存システム(preservation system)」又は「保存料(preservative)」は、安息香酸(例えば安息香酸ナトリウム、カルシウム及びカリウム)、ソルビン酸(例えばソルビン酸ナトリウム、カルシウム及びカリウム)、クエン酸(例えばクエン酸ナトリウム、カルシウム及びカリウム)、ポリリン酸(例えばヘキサメタリン酸ナトリウム(SHMP))並びにこれらの混合物といった公知の化学的保存料、並びにアスコルビン酸EDTA、BHA、BHT、TBHQ、デヒドロ酢酸、ジメチルジカルボネート、エトキシキン、ヘプチルパラベン及びこれらの任意の組合せといった抗酸化剤を含むがこれらに限定されない、食品及び飲料組成物中での使用が認可されている全ての好適な保存料を含む。保存料は、適用可能な法律及び規制の下で命令された最高レベルを超えない量で使用してよい。典型的に使用される保存料のレベルは、計画された最終製品のpH及び特定の飲料配合の微生物性腐敗可能性の評価に従って調整される。採用される最大レベルは典型的には、飲料の約0.05質量%である。本開示を利用すれば、本開示による飲料のための好適な保存料又は保存料の組合せの選択は、当業者の能力の範囲内であろう。
【0084】
本出願で開示される飲料製品(例えばコーラ飲料製品)の少なくとも特定の例示的実施形態に好適な食品又は飲料の保存の他の方法は、例えば無菌梱包並びに/又は熱間充填及びトンネル・パストライゼーション(tunnel pasteurization)等の熱処理若しくは熱加工ステップを含む。このようなステップを用いて、飲料製品中の酵母、糸状菌及び微生物の成長を減少させることができる。例えばBraunらによる米国特許第4,830,862号明細書は、果汁飲料の製造におけるパストライゼーションの使用及び炭酸飲料中の好適な保存料の使用を開示している。Kastinによる米国特許第4,925,686号明細書は、安息香酸ナトリウム及びソルビン酸カリウムを含有する、加熱パストライゼーションを施されたフローズンタイプ可能な果汁組成物を開示している。一般に、熱処理は、短時間に亘る高温、例えば10秒間に亘って約190°F(約87.8℃)を典型的には使用する熱間充填法、より長い時間に亘る比較的低温、例えば10〜15分間に亘って約160°F(約71.1℃)を典型的には使用するトンネル・パストライゼーション法、及び例えば昇圧下、即ち1気圧超の圧力下において3〜5分間に亘って約250°F(約121.1℃)を典型的には使用する、レトルト法を含む。
【0085】
図面を参照すると、
図1は、市販のレバウジオシドD試料中にレバウジオシドA及びレバウジオシドMが微量存在する(保持時間11.336分)ことを示す、[UV210nmのダイオードアレイ検出器(DAD1)を用いた]高圧液体クロマトグラフィ(HPLC)クロマトグラムである。微量のレバウジオシドA及びレバウジオシドMは、市販のレバウジオシドD試料を用いて甘味を付与された飲料中で甘味付与効果を生成するには十分ではない。
【0086】
図2では、グラフは、レバウジオシドMの液体クロマトグラフィ‐質量分析(LC‐MS)単離の結果を示す。
図1及び
図2のグラフに示された結果を生成したLC‐MS実施時の条件を、以下の表1に示す。
【0088】
図3は、DMSO‐d6及びD
2Oを用いて得られた、レバウジオシドMに関するNMRスペクトルを示すグラフである。
【0089】
図4は、レバウジオシドMに関する示差走査熱量測定グラフである。ほとんど変化を示していない2回目の実施は、レバウジオシドMの良好な熱安定性を示している。
【0090】
本発明の態様は以下を含む:
レバウジオシドM及び少なくとも1つの他の可食成分を含む甘味料組成物。更なる態様では、上記少なくとも1つの可食成分は風味材料、流動化剤、着色剤、嵩高剤である。任意の態様において、甘味料組成物は1食分の量で梱包してよい。別の態様では、甘味料組成物は、甘味を付与できる量のレバウジオシドMと、嵩高剤、エリスリトール、D‐プシコース、D‐タガトース及びこれらのうちの2つ以上の組合せから選択される少なくとも1つの他の可食成分とを含む。
【実施例】
【0091】
実施例1
2セットの酸性化した水試料を用いた官能研究を実施した。これらについて以下に説明する。セット1:HFCS‐55 11.7%;アスパルテーム 400ppm、及びレバウジオシドM 400ppm;並びにセット2:アスパルテーム 400ppm、レバウジオシドM 400ppm、及びレバウジオシドD 400ppm。これらの官能研究を、14人の専門的な訓練を受けたパネリストによって実施し、各セットに関して2回の評価を行った。表2及び表3は、この官能研究によって得られた甘味スコアを示す。採点のスケールは0〜15であり、15が最も甘い。数字による甘味の値と共に表2及び表3に示す文字は、味覚に統計的に有意な差が見られたかどうかを表すものであることは、当業者には理解されるだろう。従って表1では、セット1に関して3つの甘味料の間に統計的に有意な差が見られたことを確認できる。表2では、セット2に関して、レバウジオシドMと他の2つの甘味料との間に統計的に有意な差が見られたことを確認できる。より一般には、セット1及びセット2の両方に関して、レバウジオシドMは際立って高い甘味値を有していたことを確認できる。従って表2及び表3の結果は、レバウジオシドMがアスパルテーム及びレバウジオシドDよりも有意に甘いことをはっきりと示す。
【0092】
【表2】
【0093】
【表3】
【0094】
以下の実施例は、本発明の具体的実施形態の有利な味覚、及び少なくともレバウジオシドM甘味料の使用又は以下に列挙する他の成分とレバウジオシド甘味料との併用に関して新規である特定の調製方法を例示する。これらの実施例は本発明を特定の配合又は調製方法に限定することを意図したものではない。
【0095】
実施例2、パートA
3つの異なる配合それぞれに関して、完成品のレディ・トゥ・ドリンクコーラ飲料の試料を調製した。これら配合は、シロップ変形例1が甘味料としてレバウジオシドAを使用し、シロップ変形例2が甘味料としてレバウジオシドDを使用し、シロップ変形例3が本開示の発明の一態様に従って甘味料としてレバウジオシドMを使用した点を除いて同一であった。配合変形例1及び配合変形例3のレディ・トゥ・ドリンクコーラ飲料試料に関して、1+5杯の炭酸水を使用して対応するレディ・トゥ・ドリンクコーラ飲料試料を作製するために好適な、2.0リットルのシロップを調製した。(甘味料としてレバウジオシドAを含む)変形例1及び(甘味料としてレバウジオシドMを含む)変形例3を調製するために、以下の表4に列挙した成分を、およそ1.0〜1.5リットルの精製水に撹拌しながら添加した。続いてシロップの体積が2リットルになるまで精製水を添加した。そしてこのシロップの50mL部分をそれぞれ、炭酸水の250mL部分に添加し、即ち「1+5杯」とし、2つのシロップ変形例それぞれに対応する完成品のレディ・トゥ・ドリンクコーラ飲料の試料を得た。レバウジオシドDは可溶性が低いため、レバウジオシドDによって甘味を付与されたシロップコーラ飲料試料は異なる様式で調製した。具体的には、まず、甘味を付与されていないコーラ飲料試料を試料瓶中で作製した。続いて各瓶に、400ppmのRebDを注意深く追加した。瓶を密閉して振盪し、RebDを確実に溶解させた。
【0096】
【表4】
【0097】
実施例2、パートB
それぞれ400ppmのレバウジオシドA、400ppmのレバウジオシドD及び400ppmのレバウジオシドMを用いて甘味を付与された、レディ・トゥ・ドリンクコーラ飲料の3つの異なる変形例の試料を、上述のようにして調製して保管した。数日保管した後、これらの試料を官能試験に供し、ダイエットコーラ飲料の味覚試験を含むコーラ飲料の味覚試験に精通している5人によって評価した。変形例3の試料(400ppmのレバウジオシドMを用いて甘味を付与されたレディ・トゥ・ドリンクコーラ飲料試料)は、これらの試料のうちで最も良好な味覚を有すると判定された。変形例1の試料、即ち400ppmのレバウジオシドAを用いて甘味を付与されたレディ・トゥ・ドリンクコーラ飲料試料は、有意に検出可能な苦い後味を有することが分かり、最も好ましくないと判定された。
【0098】
実施例3、パートA
本開示の発明の一態様によるダイエットコーラ飲料の、レバウジオシドMで甘味を付与された配合の味覚品質は、エリスリトール(0〜3.5質量%)、D‐タガトース(0〜1質量%)、D‐プシコース(FDA GRAS#400;0〜2.1質量%)又はこれらのうちの任意の組合せ等の低カロリーの強力でない甘味料を添加することによって改善された。完成品のレディ・トゥ・ドリンクコーラ飲料の試料を、6つの異なるこのような配合それぞれに関して調製した。これら配合は、500ppmのレバウジオシドMによって甘味を付与されたレディ・トゥ・ドリンクダイエットコーラ飲料であり、表5に示す低カロリーの低強度甘味料成分である嵩高剤以外は同一であった。表5に示すように、これら6つの変形例はそれぞれエリスリトール、D‐タガトース及び/又はD‐プシコースを含有していた。これら6つの変形例それぞれの試料を、コーラ飲料及びコーラ飲料の味覚試験に精通している5人によって評価した。具体的には、6つの配合の変形例の試料を試験し、互いに、及び上記低カロリーの低強度甘味料成分である嵩高剤を有しないことを除いて同一である対照試料と、比較した。
【0099】
【表5】
【0100】
実施例3、パートB
ダイエットコーラ飲料の味覚試験を含むコーラ飲料の味覚試験に精通している5人による、6つの変形例の試料の味覚試験の結果。味覚試験は、嵩高剤の添加によって、対照試料に対して試料の食感が増進されたことを示した。更に、予期せぬことに、D‐プシコースを有する変形例は初期の甘味も改善されたことが分かった。初期の甘味は一般に、ステビオールグリコシドによって甘味を付与された飲料には欠けており、変形例3、変形例5及び変形例6におけるこの追加の有利な効果は、予期せぬ現象であった。変形例5及び変形例6は、全ての変形例の中で最良であると判定された。変形例6は、アスパルテーム又は他の人工甘味料を用いて甘味を付与された、現在市販されているダイエットコーラの味覚に近い味覚を有するものの、有意に良好な食感を有するものとして知覚された。
【0101】
実施例4、パートA
本開示の発明の一態様による完成品のレディ・トゥ・ドリンクダイエットコーラ飲料の試料を、2つの配合変形例それぞれから調製した。これら配合は、レバウジオシドMによって甘味を付与されたレディ・トゥ・ドリンクダイエットコーラ飲料であった。以下の表6に示すように、変形例1は低強度甘味料成分を有さず、変形例2は強力でない甘味料成分を有していた。両方の変形例の試料を、コーラ飲料及びコーラ飲料の味覚試験に精通している2人によって評価した。
【0102】
【表6】
【0103】
実施例4、パートB
ダイエットコーラ飲料の味覚試験を含むコーラ飲料の味覚試験に精通している2人は、変形例1及び変形例2の試料を試飲した。これらはそれぞれ良好な甘味味覚プロファイル及び食感を有するものの、変形例2が変形例1よりも有意に良好な甘味品質及び食感を有することが分かった。
【0104】
実施例5、パートA
本開示の発明の一態様によるレバウジオシドMによって甘味を付与された完成品のレディ・トゥ・ドリンクダイエットコーラ飲料の試料を、2つの配合変形例それぞれに関して調製した。これら2つの変形例はそれぞれ、2.0gの可溶性RebD(即ちレバウジオシドDとレバウジオシドAとの重量比が7:3)と共に1.5gのレバウジオシドMを用いて甘味を付与された。以下の表5に示すように、変形例1は強力でない甘味料成分を有さず、変形例2は強力でない甘味料成分を有していた。両方の変形例の試料を、ダイエットコーラ飲料の味覚試験を含むコーラ飲料の味覚試験に精通している2人によって評価した。
【0105】
【表7】
【0106】
実施例5、パートB
ダイエットコーラ飲料の味覚試験を含むコーラ飲料の味覚試験に精通している2人は、変形例1及び変形例2の試料を試飲した。これらはそれぞれ良好な甘味味覚プロファイル及び食感を有するものの、変形例2が変形例1よりも有意に良好な甘味品質及び食感を有することが分かった。
【0107】
実施例6、パートA
本開示の発明の一態様による完成品のレディ・トゥ・ドリンクダイエットコーラ飲料の試料を、2つの配合変形例それぞれから調製した。これら配合は、レバウジオシドMによって甘味を付与されたレディ・トゥ・ドリンクダイエットコーラ飲料であった。以下の表8に示すように、変形例1は強力でない甘味料成分を有さず、変形例2は強力でない甘味料成分を有していた。両方の変形例の試料を、ダイエットコーラ飲料の味覚試験を含むコーラ飲料の味覚試験に精通している2人によって評価した。
【0108】
【表8】
【0109】
実施例6、パートB
ダイエットコーラ飲料の味覚試験を含むコーラ飲料の味覚試験に精通している6人は、変形例1及び変形例2の試料を試飲した。これらはそれぞれ良好な甘味味覚プロファイル及び食感を有するものの、変形例2が変形例1よりも良好な甘味味覚プロファイル及び食感を有することが分かった。
【0110】
実施例7
本開示の発明の一態様による、レバウジオシドMによって甘味を付与されたレディ・トゥ・ドリンク低カロリーフローズンタイプ飲料を、以下の表9に示す濃縮シロップから調製する。以下の表9に示すように、配合は強力でない甘味料成分を含む。表9の濃縮シロップを1+5杯の水で希釈して、飲料混合物を製造する。この飲料混合物をフローズンタイプ飲料ユニットのホッパに注入してフローズンタイプ飲料を生成し、このフローズンタイプ飲料は吐出され、風味付きシロップを添加することによって更に風味を付与される。
【0111】
【表9】
【0112】
実施例8
本開示の発明の一態様によるレバウジオシドMを含む、食品調製にあたってバルク状態で、又は卓上甘味料として使用するのに好適な甘味料組成物を、以下の表10に示す配合を用いて調製する。表10の甘味料組成物は、調理中の成分としての、又は即時消費用の水若しくは他の液体に若しくは他の食品に添加するための使用に好適である。甘味料組成物はバルク状態で、又は提案された1食分サイズをそれぞれ含有するパックに梱包できる。必要に応じて、表10に示す配合に微量の風味付与剤(例えば0.01g以下)又はより高い濃度の風味付与剤を添加できる。
【0113】
【表10】
【0114】
実施例9
ダイエットタイプフローズンタイプ炭酸飲料を、本開示の発明の一態様に従って調製する。フローズンタイプ炭酸飲料のための飲料シロップは、甘味が付与されていないレモン‐ライムCSDベース(例えばダイエットマウンテンデュー(登録商標)ベース又は他のレモン‐ライムCSDベース)1.0ガロンに、エリスリトール(完成品の飲料の3.5質量%)及びD‐プシコース(完成品のドリンクの2.1質量%)を添加することによって調製される。完全な溶解が起こるまでこの溶液を撹拌する。レバウジオシドM(完成品の飲料の500ppm)を添加し、完全な溶解が達成されるまでこの溶液を再び撹拌する。このようにして調製されたシロップを、完成品のフローズンタイプ炭酸飲料のレディ・トゥ・ドリンク状態の1食分を吐出する際にシロップに炭酸水を添加するよう構成されたフローズンタイプ炭酸飲料用機械(「FCBディスペンサ」)に投入する。得られた完成品のフローズンタイプ炭酸飲料のレディ・トゥ・ドリンク状態の1食分は、良好な二酸化炭素オーバラン、なめらかでクリーミーな口当たり、及び優れた味覚を有している。続いてシロップを、FCBディスペンサに連続的に通過させて、完成品のフローズンタイプ炭酸飲料の、高品質なレディ・トゥ・ドリンク状態の供給を安定して達成できる。
【0115】
例示的実施形態の以上の開示及び説明を利用すれば、当業者には、本出願で開示される発明の一般原理を守ったまま、多数の代替実施形態及び異なる実施形態が可能であることが理解されるだろう。当業者は、このような様々な修正例及び代替実施形態の全てが、本発明の正確な範囲及び精神の内にあると認識するだろう。添付の請求項はこのような修正例及び代替実施形態の全てを包含することを意図したものである。本開示及び以下の請求項中の、単数を表す不定冠詞又は定冠詞(例えば「a」、「an」、「the」等)は、ある特定の場合において、この用語が上記特定の場合には具体的に1つ及び1つのみを意味することを意図していることが文脈から明らかでない限り、特許における従来の使用法、即ち「少なくとも1つ(at least one)」を意味する使用法に従うものであることを理解されたい。同様に、従来の使用法に従い、用語「…を備える(comprising)」はここでは非限定的な意味で使用されており、即ち追加の項目、特徴、構成成分等を排除しないが、用語「…からなる(consisting of)」は限定的な意味であり、追加の項目、特徴、構成成分等を排除するものである。同様に、これもまた従来の使用法に従って、用語「…から実質的になる(consisting essentially of)」は、列挙されている1つ若しくは複数の材料又は1つ若しくは複数のステップへの限定を行うものであるが、請求されている発明の1つ又は複数の基本的かつ新規の特徴に実質的に影響しない1つ若しくは複数の材料又は1つ若しくは複数のステップを任意に含むこともできる。