(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6244172
(24)【登録日】2017年11月17日
(45)【発行日】2017年12月6日
(54)【発明の名称】原子炉の燃料集合体用グリッド
(51)【国際特許分類】
G21C 3/34 20060101AFI20171127BHJP
【FI】
G21C3/34 B
【請求項の数】2
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2013-230129(P2013-230129)
(22)【出願日】2013年11月6日
(65)【公開番号】特開2014-224796(P2014-224796A)
(43)【公開日】2014年12月4日
【審査請求日】2016年7月7日
(31)【優先権主張番号】特願2013-87369(P2013-87369)
(32)【優先日】2013年4月18日
(33)【優先権主張国】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】000165697
【氏名又は名称】原子燃料工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100078813
【弁理士】
【氏名又は名称】上代 哲司
(74)【代理人】
【識別番号】100094477
【弁理士】
【氏名又は名称】神野 直美
(72)【発明者】
【氏名】乃村 一郎
【審査官】
右田 純生
(56)【参考文献】
【文献】
特公昭39−026778(JP,B1)
【文献】
特開平01−086094(JP,A)
【文献】
特開昭62−249097(JP,A)
【文献】
特開昭61−215991(JP,A)
【文献】
実開昭56−167296(JP,U)
【文献】
西独国特許出願公開第02019271(DE,A)
【文献】
独国特許出願公開第19915444(DE,A1)
【文献】
特開昭64−083189(JP,A)
【文献】
特開平10−123275(JP,A)
【文献】
特開昭57−069287(JP,A)
【文献】
特開2002−071875(JP,A)
【文献】
特表2007−500339(JP,A)
【文献】
特開昭57−054894(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G21C 3/32− 3/34
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
正方形状に配列された複数の燃料棒の各々を支持する支持板を備えた原子炉の燃料集合体用グリッドであって、
前記支持板により、上下を逆にして縦横に交互に連続するように二等辺三角形状のセルが形成されており、
前記二等辺三角形状が、前記燃料棒の配列ピッチの2倍の長さの底辺と、前記燃料棒の配列ピッチと等しい長さの高さとを有する二等辺三角形状に形成されている
ことを特徴とする原子炉の燃料集合体用グリッド。
【請求項2】
前記支持板が、平板形状の複数の第1支持板と、山折りおよび谷折りが繰り返された形状の複数の第2支持板とで構成され、前記第1支持板と前記第2支持板とが組み合わされて接合されることによって、上下を逆にして縦横に交互に連続するように二等辺三角形状の前記セルが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の原子炉の燃料集合体用グリッド。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、原子炉炉心に装填される燃料集合体において燃料棒を支持するために使用される原子炉の燃料集合体用グリッドに関する。
【背景技術】
【0002】
原子炉に使用される燃料集合体は、複数の燃料集合体用グリッド(燃料集合体用支持格子)により、燃料棒を支持して束ねている(例えば、特許文献1)。
【0003】
この燃料集合体用グリッドは、断面形状が正方形の燃料集合体に合わせて、一般的に、
図6に示すように、薄い金属板からなる複数の支持板30を直交させて格子状に形成されている。
【0004】
そして、支持板30により形成された正方形状の空間(セル)32のそれぞれに、円柱形状の複数の燃料棒34の各々が垂直に挿入されて支持されることにより、複数の燃料棒34が正方格子状に配置されて燃料集合体が構成される。なお、必要に応じて一部燃料棒に替えて制御棒案内管が使用されることもある。
【0005】
なお、この支持板30は、
図7に示すように、下側にスリット31aが形成されている平板形状の複数の第1支持板30aと、上側にスリット31bが形成されている平板形状の複数の第2支持板30bとで構成されている。このスリット31aとスリット31bが噛み合わされて、第1支持板30aと第2支持板30bとが直交するように組み合わされることにより燃料集合体用グリッドが形成される。なお、第1支持板30aと第2支持板30bの接合部分は溶接などで固定されている。
【0006】
そして、このように構成された複数の燃料集合体が原子炉炉心に装填される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2003−75574号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、このように原子炉炉心に装填された複数の燃料集合体は、地震発生時、横方向に揺れるため、その揺れの程度によっては、燃料集合体同士が燃料集合体用グリッド部分で衝突してしまうことがある。
【0009】
このような衝突が発生して、グリッドがその衝突による衝撃を受けると、
図8に示すように支持板30が座屈して、セル32の形状が正方形から菱形に変形し、燃料集合体の変形を招くと共に、支持している燃料棒を損傷する恐れ並びに制御棒案内管の位置がずれたり変形したりして制御棒が挿入しにくくなる恐れがある。
【0010】
このため、地震などによって複数の燃料集合体同士が衝突した場合でも、支持板に座屈が発生せず、セルの変形を招くことがない燃料集合体用グリッドを備えた燃料集合体が強く求められていた。
【0011】
そして、このような要求は、既存の燃料集合体に対しても同様に強くあったが、原子炉内への燃料集合体の形状並びに燃料棒や制御棒案内管の配置は変更できないため、燃料集合体の形状や配置の変化を招かないようにする必要があった。
【0012】
そこで、本発明は、従来の正方格子状の燃料集合体用グリッドと、支持する燃料棒や制御棒案内管の本数や位置を同じにして互換性を保ち、地震などによって複数の燃料集合体同士がグリッドで衝突した場合でも、支持板に座屈が発生せず、セルの変形を招くことがない耐震性能に優れた燃料集合体用グリッドを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
請求項1に記載の発明は、
正方形状に配列された複数の燃料棒の各々を支持する支持板を備えた原子炉の燃料集合体用グリッドであって、
前記支持板により、上下を逆にして縦横に交互に連続するように二等辺三角形状のセルが形成されており、
前記二等辺三角形状が、前記燃料棒の配列ピッチの2倍の長さの底辺と、前記燃料棒の配列ピッチと等しい長さの高さとを有する二等辺三角形状に形成されている
ことを特徴とする原子炉の燃料集合体用グリッドである。
【0014】
請求項2に記載の発明は、
前記支持板が、平板形状の複数の第1支持板と、山折りおよび谷折りが繰り返された形状の複数の第2支持板とで構成され、前記第1支持板と前記第2支持板とが組み合わされて接合されることによって、上下を逆にして縦横に交互に連続するように二等辺三角形状の前記セルが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の原子炉の燃料集合体用グリッドである。
【0017】
本発明者は、上記課題の解決に当って、支持板の耐震性能を向上させてセルの変形を防止するためには、従来、四角形状に形成されていたセルを三角形状もしくは台形状に変更すればよいと考えた。即ち、四角形状は負荷が加わると容易に菱形に変形するが、三角形状や台形状でセルを構成させることにより、負荷に対しても容易に変形せず、横方向への負荷に対して充分耐えることができるため、グリッドの耐震性能が向上して、支持板の座屈やセルの変形が生じることが抑制される。
【0018】
そして、上記の三角形状を二等辺三角形状としたり、台形状を等脚台形状とした場合、上下を逆にして縦横に交互に連続して配置することができ、各セルに対して掛かる力が均等になると共に、隣り合った2つのセルの重なり合う2つの辺で衝撃を支えることができるため、より耐震性能が向上する。
【0019】
このように、グリッドの耐震性能が向上して、支持板の座屈やセルの変形が生じることが抑制されることにより、地震などによって複数の燃料集合体同士がグリッドで衝突した場合でも、支持板の座屈やセルの変形が生じることが抑制されるため、燃料集合体の耐震性能が従来に比べて大幅に向上する。
【0020】
本発明者は、さらに、このようなセルの二等辺三角形状や等脚台形状を、正方形状に複数の燃料棒が配列された既存の燃料集合体において、燃料棒の配列を変更することなく設けることができれば、従来の燃料集合体と互換性よく使用することができると考え、検討を行った。
【0021】
その結果、二等辺三角形状のセルの場合には燃料棒の配列ピッチの2倍の長さの底辺と燃料棒の配列ピッチと等しい長さの高さとを有する二等辺三角形状であればよく、また、等脚台形状のセルの場合には上底と下底の長さの和が前記燃料棒の配列ピッチの2倍の長さで高さが前記燃料棒の配列ピッチと等しい長さを有する等脚台形状であればよいことが分かり、本発明を完成するに至った。
【発明の効果】
【0022】
本発明によれば、従来の正方格子状の燃料集合体用グリッドと、支持する燃料棒や制御棒案内管の本数や位置を同じにして互換性を保ち、地震などによって複数の燃料集合体同士がグリッドで衝突した場合でも、支持板に座屈が発生せず、セルの変形を招くことがない耐震性能に優れた燃料集合体用グリッドを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【
図1】本発明の第1の実施の形態に係る原子炉の燃料集合体用グリッドを説明する図である。
【
図2】
図1に示した燃料集合体用グリッドの組み立て図である。
【
図3】本発明の第2の実施の形態に係る原子炉の燃料集合体用グリッドを説明する図である。
【
図4】
図3に示した燃料集合体用グリッドの組み立て図である。
【
図5】本発明の第3の実施の形態に係る原子炉の燃料集合体用グリッドを説明する図である。
【
図6】従来の燃料集合体用グリッドを説明する図である。
【
図7】従来の燃料集合体用グリッドの組み立て図である。
【
図8】従来の燃料集合体用グリッドにおいて、衝撃による座屈の発生を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、本発明を実施の形態に基づき、図面を参照して説明する。
【0025】
1.第1の実施の形態
図1は、第1の実施の形態に係る原子炉の燃料集合体用グリッドを説明する図であり、燃料集合体の枠体内に設けられている。なお、
図1において、2は燃料集合体用グリッド1に形成されたセルであり、4はセル2において支持板8により支持された燃料棒である。また、
図2は、
図1に示した燃料集合体用グリッド1の組み立て図である。
【0026】
図1に示すように、この燃料集合体用グリッド1は、複数の第1支持板8aと複数の第2支持板8bとで構成された支持板8を備えている。
【0027】
複数の第1支持板8aは、平板形状の薄い金属板から成り、燃料集合体用グリッド1の横方向に配置されている。
【0028】
複数の第2支持板8bは、各第1支持板8aに±45度の角度となるように直角に山折りおよび谷折りが繰り返された形状の薄い金属板から成り、燃料集合体用グリッド1の横方向に配置されている。
【0029】
第1支持板8aと第2支持板8bとは、
図2に示すように第1支持板8aを間にして第2支持板8bが対向するように組み合わされて、接合部分が溶接などで固定されている。これによって、
図1に示すように二等辺三角形状のセル2が上下を逆にして縦横に交互に連続して配置された燃料集合体グリッド1が形成される。
【0030】
このセル2の二等辺三角形状は、正方格子状に配列された燃料棒4の配列ピッチの2倍の長さの底辺と、燃料棒4の配列ピッチと等しい長さの高さとを有する二等辺三角形状に形成されている。
【0031】
このように、二等辺三角形状に形成されたセル2が、上下を逆にして縦横に交互に連続して配置されているため、燃料集合体の枠体近傍に形成されたセル2を除いて、殆どのセル2に対して掛かる力が均等になると共に、隣り合った2つのセル2の重なり合う辺で衝撃を支えることができる。
【0032】
この結果、地震などによって複数の燃料集合体においてグリッド同士が衝突した場合でも、支持板8の座屈やセル2の変形が生じることが抑制されて、衝突により発生する支持板8の座屈やセル2の変形に対する抵抗性が向上するため、燃料集合体の耐震性能が従来に比べて大幅に向上する。
【0033】
そして、セル2における二等辺三角形状を上記のような形状とすることにより、
図1に示すように、従来の正方格子状に配列された複数の燃料棒4の配列を変更することなく、燃料集合体用グリッド1を形成することができる。
【0034】
即ち、
図1に点線で示す支持板30と横方向の支持板(第1支持板8aと重なっている)とで形成された従来の燃料集合体用グリッドのセル32(
図6参照)に配置された燃料棒4の配列を変更することなく、燃料集合体用グリッド1を形成することができる。
【0035】
このため、第1の実施の形態による燃料集合体用グリッド1は、従来の燃料集合体と互換性よく使用することができ、従来の燃料集合体における燃料集合体用グリッドと置き換えることにより、従来の燃料集合体と燃料棒の配列を同じに保ちながら、耐震性能を大きく向上させることができる。
【0036】
2.第2の実施の形態
図3は、第2の実施の形態に係る原子炉の燃料集合体用グリッドを説明する図であり、燃料集合体の枠体内に設けられている。なお、
図3において、12は燃料集合体用グリッド10に形成されたセルであり、4はセル12において支持板18により支持された燃料棒である。また、
図4は、
図3に示した燃料集合体用グリッド10の組み立て図である。
【0037】
図3に示すように、この燃料集合体用グリッド10は、複数の第1支持板18aと複数の第2支持板18bとで構成された支持板18を備えている。
【0038】
複数の第1支持板18aは、平板形状の薄い金属板から成り、燃料集合体用グリッド10の横方向に配置されている。
【0039】
複数の第2支持板18bは、等脚台形状に山折り、谷折りが繰り返された薄い金属板から成り、燃料集合体用グリッド10の横方向に配置されている。
【0040】
第1支持板18aと第2支持板18bとは、
図4に示すように第1支持板18aを間にして第2支持板18bが対向するように組み合わされて、接合部分が溶接などで固定されている。これによって、
図3に示すように等脚台形状のセル12が上下を逆にして縦横に交互に連続して配置された燃料集合体用グリッド10が形成される。
【0041】
このセル12の等脚台形状は、上底と下底の長さの和が正方格子状に配列された燃料棒4の配列ピッチの2倍の長さで、高さが燃料棒4の配列ピッチと等しい等脚台形状に形成されている。
【0042】
このように、等脚台形状に形成されたセル12が、上下を逆にして縦横に交互に連続して配置されているため、燃料集合体の枠体近傍に形成されたセル12を除いて、殆どのセル12に対して掛かる力が均等になると共に、隣り合った2つのセル12の重なり合う辺で衝撃を支えることができる。
【0043】
この結果、地震などによって複数の燃料集合体においてグリッド同士が衝突した場合でも、支持板18の座屈やセル12の変形が生じることが抑制されて、衝突により発生する支持板18の座屈やセル12の変形に対する抵抗性が向上するため、燃料集合体の耐震性能が従来に比べて大幅に向上する。
【0044】
そして、セル12における等脚台形状を上記のような形状とすることにより、
図3に示すように、従来の正方格子状に配列された複数の燃料棒4の配列を変更することなく、燃料集合体用グリッド10を形成することができる。
【0045】
即ち、
図3に点線で示す支持板30と横方向の支持板(第1支持板18aと重なっている)とで形成された従来の燃料集合体用グリッドのセル32(
図6参照)に配置された燃料棒4の配列を変更することなく、燃料集合体用グリッド10を形成することができる。
【0046】
このため、第2の実施の形態による燃料集合体用グリッド10は、従来の燃料集合体と互換性よく使用することができ、従来の燃料集合体における燃料集合体用グリッドと置き換えることにより、従来の燃料集合体と燃料棒の配列を同じに保ちながら、耐震性能を大きく向上させることができる。
【0047】
3.第3の実施の形態
図5は、第3の実施の形態に係る原子炉の燃料集合体用グリッドを説明する図であり、燃料集合体の枠体内に設けられている。なお、
図5において、22は燃料集合体用グリッド20に形成されたセルであり、4はセル22において支持板により支持された燃料棒である。
【0048】
図5に示すように、この燃料集合体用グリッド20は、横方向に配置された薄い金属板の支持板28a〜28fと、それぞれ±45度の角度に配置された支持板24a〜24eおよび26a〜26eを組み合わせることにより、二等辺三角形状のセル22を形成して、セル22は上下を逆にして縦横に交互に連続して配置されている。
【0049】
そして、このセル22の二等辺三角形状は、正方格子状に配列された燃料棒4の配列ピッチの2倍の長さの底辺と、燃料棒4の配列ピッチと等しい長さの高さとを有する二等辺三角形状に形成されている。
【0050】
このように、二等辺三角形状に形成されたセル22が、上下を逆にして縦横に交互に連続して配置されているため、燃料集合体の枠体近傍に形成されたセルを除いて、殆どのセルに対して掛かる力が均等になると共に、隣り合った2つのセルの重なり合う2つの辺で衝撃を支えることができる。
【0051】
この結果、地震などによって複数の燃料集合体においてグリッド同士が衝突した場合でも、支持板の座屈やセルの変形が生じることが抑制されて、衝突により発生する支持板の座屈やセルの変形に対する抵抗性が向上するため、燃料集合体の耐震性能が従来に比べて大幅に向上する。
【0052】
そして、セル22における二等辺三角形状を上記のような形状とすることにより、
図5に示すように、従来の正方格子状に配列された複数の燃料棒の配列を変更することなく、燃料集合体用グリッドを形成することができる。
【0053】
即ち、
図5に点線で示す従来の燃料集合体用グリッドにおける縦方向の支持板と、横方向の支持板(支持板28a〜28fと重なっている)とで形成された従来の燃料集合体用グリッドのセルに配置された燃料棒の配列を変更することなく、燃料集合体用グリッドを形成することができる。
【0054】
このため、第3の実施の形態によるグリッドは、従来の燃料集合体と互換性よく使用することができ、従来の燃料集合体における燃料集合体用グリッドと置き換えることにより、従来の燃料集合体と燃料棒の配列を同じに保ちながら、耐震性能を大きく向上させることができる。
【0055】
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明と同一および均等の範囲内において、上記の実施の形態に対して種々の変更を加えることができる。
【符号の説明】
【0056】
1、10、20 燃料集合体用グリッド
2、12、22、32 セル
4、34 燃料棒
8、18 支持板
8a、18a 第1支持板
8b、18b 第2支持板
24a〜24e、26a〜26e (斜め方向の)支持板
28a〜28f (横方向の)支持板
30 (従来の燃料集合体用グリッドにおける)支持板
30a (従来の燃料集合体用グリッドにおける)第1支持板
30b (従来の燃料集合体用グリッドにおける)第2支持板