【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 平成25年 8月 9日 http://pf.gree.jp/58703/?url=http%3A%2F%2Fonepi.gree−pf.net%2F%3Frc%3DRaidに発表
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 平成25年 9月 6日 http://pf.gree.jp/58703/?url=http%3A%2F%2Fonepi.gree−pf.net%2F%3Frc%3DRaidに発表
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 平成25年 9月20日 http://pf.gree.jp/58703/?url=http%3A%2F%2Fonepi.gree−pf.net%2F%3Frcに発表
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記ゲームプログラムは、さらに、コンピュータに、前記第1のグループ作成機能が前記第1のグループを作成する際に、同一のグループ内に、前記ゲームへのログイン時間が近いユーザが配置されるよう調整する調整機能を実現させる
ことを特徴とする請求項1に記載のゲームプログラム。
前記プレイ履歴は、前記ユーザが敵キャラクタを倒した数、前記ユーザが勝利した戦闘ラウンドの数、および、前記ユーザの前記ゲームへのログイン時間のうち少なくともいずれか一つに基づく履歴であることを特徴とする請求項1または2に記載のゲームプログラ
ム。
【発明を実施するための形態】
【0018】
初めに、本発明の情報処理装置の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0019】
図1は、本発明の情報処理装置の一例を模式的に示したブロック図である。
図1に示すように、本発明の情報処理装置100は、複数のユーザがゲーム内で順位を競い合うゲームの情報処理装置100であって、第1のポイント付与部110と、第2のポイント付与部120と、第1のユーザ群作成部130と、第2のユーザ群作成部140と、第1のグループ作成部150とを備える。
【0020】
第1のポイント付与部110は、ユーザに対し、第1のポイントを付与する。
【0021】
第2のポイント付与部120は、ユーザに対し、第2のポイントを付与する。
【0022】
上記第1のポイントおよび第2のポイントは、例えば、敵キャラクタを倒した数に応じて、および/または、勝利した戦闘ラウンドの数に応じて付与されるものとすることができ、あるいは、ログイン時間に基づいて付与されるものとすることができる。すなわち、第1のポイントは、ゲーム内におけるユーザの強さを表す第1の基準として、第2のポイントは、ゲーム内におけるユーザの強さを表す第2の基準として用いることができるものである。これらは、互いに独立して付与されるものとしてもよいし、一方が他方に基づいて付与されるものとしてもよい。詳細については具体例とともに後述する。
【0023】
第1のユーザ群作成部130は、第1のポイント付与部110によって付与された第1のポイントの値に基づいて、複数の第1のユーザ群を作成する。例えば、第1のユーザ群作成部130は、第1のポイント部110によって付与された第1のポイントの値が同じユーザごとに、複数の第1のユーザ群を作成する。具体的には、第1のポイント付与部110によって付与された第1のポイントの値が10,5,2,1,0であった場合、第1のポイントの値が10であるユーザ群、5であるユーザ群、2であるユーザ群、1であるユーザ群、0であるユーザ群が作成される。
【0024】
第2のユーザ群作成部140は、第1ユーザ群の各々において、第2のポイント付与部120によって付与された第2のポイントに基づいて、複数の第2のユーザ群を作成する。例えば、第2のユーザ群作成部140は、第1ユーザ群の各々において、第2のポイント付与部120によって付与された第2のポイントに基づいて、ユーザを並び替えて分割し、複数の第2のユーザ群を作成する。この並び替えは、例えば第2のポイントが高い順や低い順等とすることができる。また、この分割は、第2のユーザ群の数が、後述する第1のグループ内の人数と同じになるよう行われることができる。
【0025】
第1のグループ作成部150は、第2のユーザ群の各々から、少なくとも1のユーザを抽出し、複数の第1のグループを作成する。この第1のグループの作成は、例えば各ユーザ群の上位1名を抽出することにより行われることができる。また、この第1のグループは、各第2のユーザ群のユーザが抽出できなくなるまで行われることができる。すなわち、各第2のユーザ群に5人ずつのユーザが配置されている場合、第2のユーザ群の各々から、1のユーザを抽出すると、第1のグループは5つ作成されることになる。
【0026】
このように、本発明の情報処理装置によれば、第1のグループの各々が、ユーザの強さの第1の基準となる第1のポイントが同じユーザで構成されるため、第1のグループ内でのユーザの強さはある程度均一化される。一方で、第1のグループの各々が、ユーザの強さの第2の基準となる第2のポイントが異なるユーザで構成されるため、第1のグループ内でのユーザの強さはある程度ばらつくことになる。
したがって、本発明の情報処理装置によれば、ユーザの強さが適切なバランスを有する第1のグループを作成することができる。
これにより、本発明の情報処理装置は、すべてのユーザに対して、ランキングの上位に上がる可能性を持たせることができ、ゲームに対するユーザの参加意欲を向上させることができる。
【0027】
また、本発明の情報処理装置100は、さらに、第3のポイント付与部160と、第4のポイント付与部170と、第3のユーザ群作成部180と、第4のユーザ群作成部190と、第2のグループ作成部200とを備えることができる。
【0028】
第3のポイント付与部160は、第1のグループのユーザに対し、第3のポイントを付与する。
【0029】
第4のポイント付与部170は、第1のグループのユーザに対し、第4のポイントを付与する。
【0030】
上記第3のポイントは、第1のポイントに対応し、上記第4のポイントは、第2のポイントに対応するものとすることができる。例えば、第3のポイントおよび第4のポイントは、第1のポイントおよび第2のポイントが付与された日の翌日に付与されることができる。詳細については具体例とともに後述する。
【0031】
第3のユーザ群作成部180は、第3のポイント付与部160によって付与された第3のポイントの値と、第1のポイント付与部110によって付与された第1のポイントの値との合計に基づいて、複数の第3のユーザ群を作成する。例えば、第3のユーザ群作成部180は、第3のポイント付与部160によって付与された第3のポイントの値と、第1のポイント付与部110によって付与された第1のポイントの値との合計が同じユーザごとに、複数の第3のユーザ群を作成する。
【0032】
第4のユーザ群作成部190は、第4のポイント付与部170によって付与された第4のポイントの値と、第2のポイント付与部120によって付与された第2のポイントの値との合計に基づいて、複数の第4のユーザ群を作成する。例えば、第4のユーザ群作成部190は、第4のポイント付与部170によって付与された第4のポイントの値と、第2のポイント付与部120によって付与された第2のポイントの値との合計に基づいて、各第3のユーザ群のユーザを並び替えて分割し、複数の第4のユーザ群を作成する。
【0033】
第2のグループ作成部200は、第4のユーザ群の各々から、少なくとも1のユーザを抽出し、複数の第2のグループを作成する。
【0034】
また、本発明の情報処理装置100は、さらに、初期ポイント付与部210と、初期グループ作成部220とを備え、第1のポイント付与部110は、初期グループの各々において、ユーザに、第2のポイントに基づいて、第1のポイントを付与することができる。
【0035】
初期ポイント付与部210は、ユーザに対し、初期ポイントを付与する。
【0036】
上記初期ポイントは、第2のポイントに対応するものとすることができる。例えば、初期ポイントは、第2のポイントが付与された日の前日に付与されることができる。詳細については具体例とともに後述する。
【0037】
初期グループ作成部220は、初期ポイントに基づいて、複数の初期グループを作成する。例えば、初期グループ作成部220は、初期ポイントに基づいて、ユーザを並び替えて分割し、複数の初期グループを作成する。
【0038】
上記ユーザの各々がユニットに所属する場合、本発明の情報処理装置100は、さらに、調整部230を備えるのが好ましい。ユニットとは、例えばギルド等の、複数の仲間であるユーザの集合をいう。
【0039】
調整部230は、第1のグループ作成部150が第1のグループを作成する際に、同一のグループ内に、同じユニットに所属するユーザが配置されないよう調整する。これにより、仲間であるユーザ同士が競うことを避けることができる。
【0040】
図2は、本発明の第一の実施形態に従う情報処理を説明するための模式図である。この例では、複数のユーザの各々がボスキャラクタを倒す数日間に亘るイベントに参加し、ボスキャラクタを倒すことにより、その倒した数に応じて討伐ポイントを得る場合を示す。
【0041】
この時、第1のポイントを、今回のイベントにおける第1日目の勝ち点とし、第2のポイントを、今回のイベントにおける第1日目の討伐ポイントとし、初期ポイントを、前回のイベントにおける累積の討伐ポイントとし、第3のポイントを、今回のイベントにおける第2日目の勝ち点とし、第4のポイントを、今回のイベントにおける第2日目の討伐ポイントとすることができる。
【0042】
図2に示す例では、初めに、初期ポイント付与部210が、ユーザに対し、初期ポイントP
0を付与することができる。この初期ポイントP
0は、前回のイベントにおける累積の討伐ポイントとすることができる。前回のイベントとは、後述する今回のイベントとは異なる、今回のイベントの直前に行われたイベントのことである。討伐ポイントとは、ボスキャラクタを倒すことによって得られ、その倒した数に応じて付与される。そして、累積の討伐ポイントとは、前回のイベントの各日の討伐ポイントの合計である。
【0043】
続いて、初期グループ作成部220は、初期ポイントP
0に基づいてユーザを並び替えて分割し、複数の初期グループG
0を作成することができる。この例において、上記初期グループG
0の各々の人数は5人とするが、これに限定されるものではない。
【0044】
次に、第2のポイント付与部120は、ユーザに対し、第2のポイントP
2を付与することができる。この第2のポイントP
2は、今回のイベントにおける第1日目の討伐ポイントとすることができる。
【0045】
続いて、第1のポイント付与部110は、初期グループG
0の各々において、ユーザに、第2のポイントP
2に基づいて、第1のポイントP
1を付与することができる。この第1のポイントP
1は、今回のイベントにおける第1日目の勝ち点とすることができる。例えば、第2のポイントP
2に従って各初期グループG
0内で順位をつけ、1位に10点、2位に5点、3位に2点、4位に1点、5位に0点の勝ち点を付与することができる。
【0046】
続いて、第1のユーザ群作成部130は、第1のポイント付与部110によって付与された第1のポイントP
1の値が同じユーザごとに、複数の第1のユーザ群T
1を作成する。なお、
図2では、第1のユーザ群T
1として、第1のポイントP
1が最高得点(この例では10点)の群が示されている。
【0047】
続いて、第2のユーザ群作成部140は、第1ユーザ群T
1の各々において、第2のポイント付与部120によって付与された第2のポイントP
2に基づいて、ユーザを並び替えて分割し、複数の第2のユーザ群T
2を作成する。
【0048】
続いて、第1のグループ作成部110は、第2のユーザ群T
2の各々から、少なくとも1のユーザを抽出し、複数の第1のグループG
1を作成する。
【0049】
上記ユーザの各々がユニットに所属している場合、調整部230は、第1のグループ作成部150が第1のグループG
1を作成する際に、同一のグループ内に、同じユニットに所属するユーザが配置されないよう調整するのが好ましい。このユニットとは、例えばギルド等の複数の仲間のユーザの集合とすることができる。
【0050】
また、調整部230は、第1のグループ作成部150が第1のグループG
1を作成する際に、同一のグループ内に、ゲームへのログイン時間が近いユーザが配置されるよう調整することもできる。
【0051】
さらに、調整部230は、第1のグループ作成部150が第1のグループG
1を作成する際に、同一のグループ内に、イベントにエントリした時間が近いユーザが配置されるよう調整することもできる。具体的には、先にイベントにエントリしたユーザが優先的に上位の第1のグループに配置されるよう調整することができる。
【0052】
次に、第4のポイント付与部170は、第1のグループG
1のユーザに対し、第4のポイントP
4を付与することができる。この第4のポイントP
4は、今回のイベントにおける第2日目の討伐ポイントとすることができる。
【0053】
次に、第3のポイント付与部160が、第1のグループG
1のユーザに、第4のポイントP
4に基づいて、第3のポイントP
3を付与することができる。この第3のポイントP
3は、今回のイベントにおける第2日目の勝ち点とすることができる。例えば、上述した第1のポイントP
1と同様に、第4のポイントP
4に従って各第1のグループG
1内で順位をつけ、1位に10点、2位に5点、3位に2点、4位に1点、5位に0点の勝ち点を付与することができる。
【0054】
続いて、第3のユーザ群作成部180は、第3のポイント付与部160によって付与された第3のポイントP
3の値と、第1のポイント付与部110によって付与された第1のポイントP
1の値との合計S
1が同じユーザごとに、複数の第3のユーザ群T
3を作成することができる。なお、
図2では、第3のユーザ群T
3として、第3のポイント付与部160によって付与された第3のポイントの値と、第1のポイント付与部110によって付与された第1のポイントの値との合計S
1が最高得点(この例では20点)の群が示されている。
【0055】
続いて、第4のユーザ群作成部190は、第4のポイント付与部170によって付与された第4のポイントP
4の値と、第2のポイント付与部120によって付与された第2のポイントP
2の値との合計S
2に基づいて、各第3のユーザ群T
3のユーザを並び替えて分割し、複数の第4のユーザ群T
4を作成する。
【0056】
続いて、第2のグループ作成部200は、第4のユーザ群T
4の各々から、少なくとも1のユーザを抽出し、複数の第2のグループG
2(図示せず)を作成することができる。
【0057】
図3は、本発明の第二の実施形態に従う情報処理を説明するための模式図である。この例では、複数の戦闘ラウンドが用意された戦闘イベントにおいて、到達した戦闘ラウンドの数に応じて到達戦闘ラウンドポイントを、特定の戦闘ラウンドに到達した際に特定報酬ポイントを得る場合を示す。
【0058】
第1のポイント付与部110は、ユーザに対し、第1のポイントP
1を付与することができる。この第1のポイントP
1は、前回参加した戦闘イベントにおける累積の特定報酬ポイントとすることができる。
【0059】
続いて、第2のポイント付与部120は、ユーザに、第2のポイントP
2を付与することができる。この第2のポイントP
2は、前回参加した戦闘イベントにおける最大の到達戦闘ラウンド数に応じた到達戦闘ラウンドポイントとすることができる。
【0060】
続いて、第1のユーザ群作成部130は、第1のポイント付与部110によって付与された第1のポイントP
1の値が同じユーザごとに、複数の第1のユーザ群T
1を作成する。なお、
図3では、第1のユーザ群T
1として、第1のポイントP
1が最高得点の群が示されている。
【0061】
続いて、第2のユーザ群作成部140は、第1ユーザ群T
1の各々において、第2のポイント付与部120によって付与された第2のポイントP
2に基づいて、ユーザを並び替えて分割し、複数の第2のユーザ群T
2を作成する。
図3では、ユーザを、1位から400位、401位から600位、601位から1000位の3つの群に分割し、3つの第2のユーザ群T
2を作成した例が示されている。
【0062】
続いて、第1のグループ作成部110は、第2のユーザ群T
2の各々から、少なくとも1のユーザを抽出し、複数の第1のグループG
1を作成する。
図3では、1位から400位の群から上位2名を、401位から600位の群から上位1名を、601位から1000位の群から上位2名を抽出し、第1のグループG
1を作成した例が示されている。このグループの作成は、抽出するユーザがいなくなるまで続けられる。
【0063】
上記特定報酬ポイントは、このようにして作成されたグループ内のランキングに基づいて付与されることもできる。
【0064】
続いて、本発明のゲーム処理方法の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0065】
図4は、本発明の実施形態に従うゲーム処理方法のフローを説明するためのフローチャートである。
【0066】
図4に示すように、本発明のゲーム処理方法は、複数のユーザがゲーム内で順位を競い合うゲームのゲーム処理方法であって、第1のポイント付与ステップ(S110)と、第2のポイント付与ステップ(S120)と、第1のユーザ群作成ステップ(S130)と、第2のユーザ群作成ステップ(S140)と、第1のグループ作成ステップ(S150)とを備える。
【0067】
第1のポイント付与ステップ(S110)では、第1のポイント付与手段が、ユーザに対し、第1のポイントを付与する。第1のポイント付与手段は、例えば、上記第1のポイント付与部110とすることができる。第1のポイント付与部110における処理については上述した通りである。
【0068】
第2のポイント付与ステップ(S120)では、第2のポイント付与手段が、ユーザに対し、第2のポイントを付与する。第2のポイント付与手段は、例えば、上記第2のポイント付与部110とすることができる。第2のポイント付与部120における処理については上述した通りである。
【0069】
第1のユーザ群作成ステップ(S130)では、第1のユーザ群作成手段が、第1のポイント付与ステップ(S110)によって付与された第1のポイントに基づいて、複数の第1のユーザ群を作成する。第1のユーザ群作成手段は、例えば、上記第1のユーザ群作成部130とすることができる。第1のユーザ群作成部130における処理については上述した通りである。
【0070】
第2のユーザ群作成ステップ(S140)では、第2のユーザ群作成手段が、第1ユーザ群の各々において、第2のポイント付与ステップ(S120)において付与された第2のポイントに基づいて、複数の第2のユーザ群を作成する。第2のユーザ群作成手段は、例えば、上記第2のユーザ群作成部140とすることができる。第2のユーザ群作成部140における処理については上述した通りである。
【0071】
第1のグループ作成ステップ(S150)では、第1のグループ作成手段が、第2のユーザ群の各々から、少なくとも1のユーザを抽出し、複数の第1のグループを作成する。第1のグループ作成手段は、例えば、上記第1のグループ作成部150とすることができる。第1のグループ作成部150における処理については上述した通りである。
【0072】
続いて、本発明のゲームプログラムの実施形態について説明する。
【0073】
本発明のゲームプログラムは、複数のユーザがゲーム内で順位を競い合うゲームのゲームプログラムであって、コンピュータに、第1のポイント付与機能と、第2のポイント付与機能と、第1のユーザ群作成機能と、第2のユーザ群作成機能と、第1のグループ作成機能とを実現させることを特徴とする。
【0074】
第1のポイント付与機能では、ユーザに対し、第1のポイントを付与する。この機能は、例えば上述した第1のポイント付与部110によって実現されることができる。第1のポイント付与部110における処理については上述した通りである。
【0075】
第2のポイント付与機能では、ユーザに対し、第2のポイントを付与する。この機能は、例えば上述した第2のポイント付与部120によって実現されることができる。第2のポイント付与部120における処理については上述した通りである。
【0076】
第1のユーザ群作成機能では、第1のポイント付与機能によって付与された第1のポイントに基づいて、複数の第1のユーザ群を作成する。この機能は、例えば上述した第1のユーザ群作成部130によって実現されることができる。第1のユーザ群作成部130における処理については上述した通りである。
【0077】
第2のユーザ群作成機能では、第1ユーザ群の各々において、第2のポイント付与機能によって付与された第2のポイントに基づいて、複数の第2のユーザ群を作成する。この機能は、例えば上述した第2のユーザ群作成部140によって実現されることができる。第2のユーザ群作成部140における処理については上述した通りである。
【0078】
第1のグループ作成機能では、第2のユーザ群の各々から、少なくとも1のユーザを抽出し、複数の第1のグループを作成する。この機能は、例えば上述した第1のグループ作成部150によって実現されることができる。第1のグループ作成部150における処理については上述した通りである。
【0079】
上記ゲームプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されて提供することができる。記録媒体としては、CD−ROMやDVD等、コンピュータが読み取り可能なものであれば特に限定されるものではない。
【0080】
図5は、本発明に関するゲームシステムを模式的に示した図である。
【0081】
図5に示すように、本発明に関するゲームシステム1は、サーバ装置2と、1以上のユーザ端末3とがネットワーク4を介して接続される。
【0082】
上述した本発明のゲームプログラムは、サーバ装置2またはユーザ装置3の単独で実行されることもできるし、サーバ装置2およびユーザ装置3で分割して実行されることもできる。
【0083】
同様に、本発明の情報処理装置は、サーバ装置2またはユーザ装置3の単独で構成することもできるし、サーバ装置2およびユーザ装置3を組み合わせて構成することもできる。
【0084】
図6は、本発明の情報処理装置、ゲーム処理方法、ゲームプログラムにより実現されるゲームのフローの一例を説明するためのフローチャートである。
【0085】
図6に示すように、ユーザがゲームを開始すると、ゲームトップ画面に続いてイベントのトップ画面が表示される(S1,S2)。次に、ステージの選択、パートナーの選択を経てクエストが開始される(S3〜S5)。クエストが進むと、ボスキャラクタが出現し、ボスバトル準備画面が表示される(S6,S7)。
【0086】
ユーザは、保有するカードを組み合わせて自分のデッキを編集し、パワーの選択、パートナーの選択を経て、ボスバトルが開始される(S8〜S11)。
【0087】
ユーザがボスバトルで勝った場合には、ユーザに討伐ポイントが付与され、ユーザがボスバトルで負けた場合には、ボスバトル準備画面が表示される(S12、S7,S13)
【0088】
ユーザに討伐ポイントが付与された場合、グループ内のランキングが更新される(S14)。
【0089】
当日のイベント期間が終了すると、ユーザに勝ち点が付与される(S15〜S17)。その後、ランキングに応じてランキング報酬が配布され(S18)、翌日のグループマッチングが行われる(S19)。
【0090】
上記ランキング報酬は、ランキングの上位から所定の人数に配布するよう設定することができるが、配布対象となる人数を把握するため、予めシミュレーションを行い、適切な報酬配置のバランスを取るのが好ましい。
【0091】
また、翌日のゲーム開始時には、前日の結果(順位、獲得勝ち点、獲得報酬)をユーザにわかりやすく伝える表示処理を行う等の演出を行うことができる。
【0092】
上述したところは、代表的な実施形態の例を示したものであって、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。