特許第6244451号(P6244451)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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特許6244451渋滞判定装置、渋滞判定方法、渋滞判定プログラム、端末装置、渋滞情報表示方法、及び、渋滞情報表示プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6244451
(24)【登録日】2017年11月17日
(45)【発行日】2017年12月6日
(54)【発明の名称】渋滞判定装置、渋滞判定方法、渋滞判定プログラム、端末装置、渋滞情報表示方法、及び、渋滞情報表示プログラム
(51)【国際特許分類】
   G08G 1/01 20060101AFI20171127BHJP
   G08G 1/13 20060101ALI20171127BHJP
【FI】
   G08G1/01 E
   G08G1/13
【請求項の数】16
【全頁数】20
(21)【出願番号】特願2016-509729(P2016-509729)
(86)(22)【出願日】2014年3月26日
(86)【国際出願番号】JP2014058658
(87)【国際公開番号】WO2015145637
(87)【国際公開日】20151001
【審査請求日】2016年9月14日
(73)【特許権者】
【識別番号】000005016
【氏名又は名称】パイオニア株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100107331
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 聡延
(72)【発明者】
【氏名】鎌田 喬浩
(72)【発明者】
【氏名】堀内 直明
【審査官】 吉村 俊厚
(56)【参考文献】
【文献】 特開2012−137834(JP,A)
【文献】 特開2012−048444(JP,A)
【文献】 特開2009−134529(JP,A)
【文献】 特開2013−167943(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G08G 1/01
G08G 1/13
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
交差点間を結ぶ道路に対応する区間毎に移動体の平均速度を取得する速度取得手段と、
取得した平均速度が所定速度以下である区間を低速区間として検出する低速区間検出手段と、
前記低速区間が所定距離より短い場合は、当該短い低速区間に隣接する前後の区間を結合した結合区間における移動体の平均速度を取得し、当該結合区間における平均速度が所定速度以下である場合に前記結合区間に含まれる区間のうち前記短い低速区間のみを渋滞区間と判定する判定手段と、
を備えることを特徴とする渋滞判定装置。
【請求項2】
前記判定手段は、前記結合区間における移動体の平均速度が所定速度より大きい場合は前記短い低速区間を渋滞区間と判定しないことを特徴とする請求項1に記載の渋滞判定装置。
【請求項3】
前記判定手段は、前記低速区間が所定距離より長い場合は、当該低速区間を渋滞区間と判定することを特徴とする請求項2に記載の渋滞判定装置。
【請求項4】
前記区間は、地図データを構成する道路リンクであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の渋滞判定装置。
【請求項5】
前記渋滞区間に対応する道路に対して、渋滞していることを示す情報を関連付けて記憶部に記憶する登録手段を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の渋滞判定装置。
【請求項6】
サーバ装置によって実行される渋滞判定方法であって、
交差点間を結ぶ道路に対応する区間毎に移動体の平均速度を取得する速度取得工程と、
取得した平均速度が所定速度以下である区間を低速区間として検出する低速区間検出工程と、
前記低速区間が所定距離より短い場合は、当該短い低速区間に隣接する前後の区間を結合した結合区間における移動体の平均速度を取得し、当該結合区間における平均速度が所定速度以下である場合に前記結合区間に含まれる区間のうち前記短い低速区間のみを渋滞区間と判定する判定工程と、
を備えることを特徴とする渋滞判定方法。
【請求項7】
コンピュータを備えるサーバ装置によって実行される渋滞判定プログラムであって、
交差点間を結ぶ道路に対応する区間毎に移動体の平均速度を取得する速度取得手段、
取得した平均速度が所定速度以下である区間を低速区間として検出する低速区間検出手段、
前記低速区間が所定距離より短い場合は、当該短い低速区間に隣接する前後の区間を結合した結合区間における移動体の平均速度を取得し、当該結合区間における平均速度が所定速度以下である場合に前記結合区間に含まれる区間のうち前記短い低速区間のみを渋滞区間と判定する判定手段、
として前記コンピュータを機能させることを特徴とする渋滞判定プログラム。
【請求項8】
サーバ装置と通信可能な端末装置であって、
前記サーバ装置は、交差点間を結ぶ道路に対応する区間毎に移動体の平均速度を取得する速度取得手段と、取得した平均速度が所定速度以下である区間を低速区間として検出する低速区間検出手段と、前記低速区間が所定距離より短い場合は、当該短い低速区間に隣接する前後の区間を結合した結合区間における移動体の平均速度を取得し、当該結合区間における平均速度が所定速度以下である場合に前記結合区間に含まれる区間のうち前記短い低速区間のみを渋滞区間と判定する判定手段とを備え、
前記サーバ装置に渋滞情報を要求する要求手段と、
前記渋滞区間を示す渋滞情報を前記サーバ装置から受信する受信手段と、
前記渋滞区間が渋滞していることを示す情報を表示部に表示する表示手段と、
を備えることを特徴とする端末装置。
【請求項9】
サーバ装置と通信可能な端末装置によって実行される渋滞情報表示方法であって、
前記サーバ装置は、交差点間を結ぶ道路に対応する区間毎に移動体の平均速度を取得する速度取得手段と、取得した平均速度が所定速度以下である区間を低速区間として検出する低速区間検出手段と、前記低速区間が所定距離より短い場合は、当該短い低速区間に隣接する前後の区間を結合した結合区間における移動体の平均速度を取得し、当該結合区間における平均速度が所定速度以下である場合に前記結合区間に含まれる区間のうち前記短い低速区間のみを渋滞区間と判定する判定手段とを備え、
前記サーバ装置に渋滞情報を要求する要求工程と、
前記渋滞区間を示す渋滞情報を前記サーバ装置から受信する受信工程と、
前記渋滞区間が渋滞していることを示す情報を表示部に表示する表示工程と、
を備えることを特徴とする渋滞情報表示方法。
【請求項10】
サーバ装置と通信可能であり、コンピュータを備える端末装置によって実行される渋滞情報表示プログラムであって、
前記サーバ装置は、交差点間を結ぶ道路に対応する区間毎に移動体の平均速度を取得する速度取得手段と、取得した平均速度が所定速度以下である区間を低速区間として検出する低速区間検出手段と、前記低速区間が所定距離より短い場合は、当該短い低速区間に隣接する前後の区間を結合した結合区間における移動体の平均速度を取得し、当該結合区間における平均速度が所定速度以下である場合に前記結合区間に含まれる区間のうち前記短い低速区間のみを渋滞区間と判定する判定手段とを備え、
前記サーバ装置に渋滞情報を要求する要求手段、
前記渋滞区間を示す滞情報を前記サーバ装置から受信する受信手段、
前記渋滞区間が渋滞していることを示す情報を表示部に表示する表示手段、
として前記コンピュータを機能させることを特徴とする渋滞情報表示プログラム。
【請求項11】
交差点間を結ぶ道路に対応する区間毎に移動体の平均速度を取得する速度取得手段と、
取得した平均速度が所定速度以下である区間を低速区間として検出する低速区間検出手段と、
前記区間が、所定距離より短いか否かを検出する区間長検出手段と、
前記区間が、前記低速区間であり、かつ、前記所定距離より短い場合は、当該短い低速区間に隣接する前後の区間を結合した結合区間における移動体の平均速度を取得し、当該結合区間における平均速度が所定速度以下である場合に、前記結合区間に含まれる区間のうち前記短い低速区間のみを渋滞区間と判定する判定手段と、
を備えることを特徴とする渋滞判定装置。
【請求項12】
サーバ装置によって実行される渋滞判定方法であって、
交差点間を結ぶ道路に対応する区間毎に移動体の平均速度を取得する速度取得工程と、
取得した平均速度が所定速度以下である区間を低速区間として検出する低速区間検出工程と、
前記区間が、所定距離より短いか否かを検出する区間長検出工程と、
前記区間が、前記低速区間であり、かつ、前記所定距離より短い場合は、当該短い低速区間に隣接する前後の区間を結合した結合区間における移動体の平均速度を取得し、当該結合区間における平均速度が所定速度以下である場合に、前記結合区間に含まれる区間のうち前記短い低速区間のみを渋滞区間と判定する判定工程と、
を備えることを特徴とする渋滞判定方法。
【請求項13】
コンピュータを備えるサーバ装置によって実行される渋滞判定プログラムであって、
交差点間を結ぶ道路に対応する区間毎に移動体の平均速度を取得する速度取得手段、
取得した平均速度が所定速度以下である区間を低速区間として検出する低速区間検出手段、
前記区間が、所定距離より短いか否かを検出する区間長検出手段、
前記区間が、前記低速区間であり、かつ、前記所定距離より短い場合は、当該短い低速区間に隣接する前後の区間を結合した結合区間における移動体の平均速度を取得し、当該結合区間における平均速度が所定速度以下である場合に、前記結合区間に含まれる区間のうち前記短い低速区間のみを渋滞区間と判定する判定手段、
として前記コンピュータを機能させることを特徴とする渋滞判定プログラム。
【請求項14】
サーバ装置と通信可能な端末装置であって、
前記サーバ装置は、交差点間を結ぶ道路に対応する区間毎に移動体の平均速度を取得する速度取得手段と、取得した平均速度が所定速度以下である区間を低速区間として検出する低速区間検出手段と、前記区間が、所定距離より短いか否かを検出する区間長検出手段と、前記区間が、前記低速区間であり、かつ、前記所定距離より短い場合は、当該短い低速区間に隣接する前後の区間を結合した結合区間における移動体の平均速度を取得し、当該結合区間における平均速度が所定速度以下である場合に、前記結合区間に含まれる区間のうち前記短い低速区間のみを渋滞区間と判定する判定手段と、を備え、
前記サーバ装置に渋滞情報を要求する要求手段と、
前記渋滞区間を示す渋滞情報を前記サーバ装置から受信する受信手段と、
前記渋滞区間が渋滞していることを示す情報を表示部に表示する表示手段と、
を備えることを特徴とする端末装置。
【請求項15】
サーバ装置と通信可能な端末装置によって実行される渋滞情報表示方法であって、
前記サーバ装置は、交差点間を結ぶ道路に対応する区間毎に移動体の平均速度を取得する速度取得手段と、取得した平均速度が所定速度以下である区間を低速区間として検出する低速区間検出手段と、前記区間が、所定距離より短いか否かを検出する区間長検出手段と、前記区間が、前記低速区間であり、かつ、前記所定距離より短い場合は、当該短い低速区間に隣接する前後の区間を結合した結合区間における移動体の平均速度を取得し、当該結合区間における平均速度が所定速度以下である場合に、前記結合区間に含まれる区間のうち前記短い低速区間のみを渋滞区間と判定する判定手段と、を備え、
前記サーバ装置に渋滞情報を要求する要求工程と、
前記渋滞区間を示す渋滞情報を前記サーバ装置から受信する受信工程と、
前記渋滞区間が渋滞していることを示す情報を表示部に表示する表示工程と、
を備えることを特徴とする渋滞情報表示方法。
【請求項16】
サーバ装置と通信可能であり、コンピュータを備える端末装置によって実行される渋滞情報表示プログラムであって、
前記サーバ装置は、交差点間を結ぶ道路に対応する区間毎に移動体の平均速度を取得する速度取得手段と、取得した平均速度が所定速度以下である区間を低速区間として検出する低速区間検出手段と、前記区間が、所定距離より短いか否かを検出する区間長検出手段と、前記区間が、前記低速区間であり、かつ、前記所定距離より短い場合は、当該短い低速区間に隣接する前後の区間を結合した結合区間における移動体の平均速度を取得し、当該結合区間における平均速度が所定速度以下である場合に、前記結合区間に含まれる区間のうち前記短い低速区間のみを渋滞区間と判定する判定手段と、を備え、
前記サーバ装置に渋滞情報を要求する要求手段、
前記渋滞区間を示す滞情報を前記サーバ装置から受信する受信手段、
前記渋滞区間が渋滞していることを示す情報を表示部に表示する表示手段、
として前記コンピュータを機能させることを特徴とする渋滞情報表示プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、渋滞情報を提供する手法に関する。
【背景技術】
【0002】
VICS(Vehicle Information and Communication System:登録商標)による交通情報の提供サービスが知られている。VICSの交通情報は、VICSリンクと呼ばれる専用のリンクデータの単位で提供される。一般的に、VICSリンクは通常の地図データを構成する道路リンクよりも長いリンクの単位で構成されている。よって、ナビゲーション装置は、VICSリンク番号と、当該VICSリンク番号のVICSリンクに対応する道路区間との対応情報を予め記憶しており、記憶した対応情報に基づいて、受信した交通情報に対応する道路区間を算定している(特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−214784号公報(段落0004〜0005)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の方法では、交通情報を提供するための専用リンクを作らねばならず、作成までの時間とコストがかかる。また、専用リンクに関する情報を保持するための記憶容量が送信側のサーバと受信側のナビゲーション装置の双方に必要となる。
【0005】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、専用リンクを使用することなく、通常の地図データの道路リンクを利用して渋滞情報を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項に記載の発明は、渋滞判定装置であって、交差点間を結ぶ道路に対応する区間毎に移動体の平均速度を取得する速度取得手段と、取得した平均速度が所定速度以下である区間を低速区間として検出する低速区間検出手段と、前記低速区間が所定距離より短い場合は、当該短い低速区間に隣接する前後の区間を結合した結合区間における移動体の平均速度を取得し、当該結合区間における平均速度が所定速度以下である場合に前記結合区間に含まれる区間のうち前記短い低速区間のみを渋滞区間と判定する判定手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】
他の請求項に記載の発明は、サーバ装置によって実行される渋滞判定方法であって、交差点間を結ぶ道路に対応する区間毎に移動体の平均速度を取得する速度取得工程と、取得した平均速度が所定速度以下である区間を低速区間として検出する低速区間検出工程と、前記低速区間が所定距離より短い場合は、当該短い低速区間に隣接する前後の区間を結合した結合区間における移動体の平均速度を取得し、当該結合区間における平均速度が所定速度以下である場合に前記結合区間に含まれる区間のうち前記短い低速区間のみを渋滞区間と判定する判定工程と、を備えることを特徴とする。
【0008】
他の請求項に記載の発明は、コンピュータを備えるサーバ装置によって実行される渋滞判定プログラムであって、交差点間を結ぶ道路に対応する区間毎に移動体の平均速度を取得する速度取得手段、取得した平均速度が所定速度以下である区間を低速区間として検出する低速区間検出手段、前記低速区間が所定距離より短い場合は、当該短い低速区間に隣接する前後の区間を結合した結合区間における移動体の平均速度を取得し、当該結合区間における平均速度が所定速度以下である場合に前記結合区間に含まれる区間のうち前記短い低速区間のみを渋滞区間と判定する判定手段、として前記コンピュータを機能させることを特徴とする。
【0009】
他の請求項に記載の発明は、サーバ装置と通信可能な端末装置であって、前記サーバ装置は、交差点間を結ぶ道路に対応する区間毎に移動体の平均速度を取得する速度取得手段と、取得した平均速度が所定速度以下である区間を低速区間として検出する低速区間検出手段と、前記低速区間が所定距離より短い場合は、当該短い低速区間に隣接する前後の区間を結合した結合区間における移動体の平均速度を取得し、当該結合区間における平均速度が所定速度以下である場合に前記結合区間に含まれる区間のうち前記短い低速区間のみを渋滞区間と判定する判定手段とを備え、前記サーバ装置に渋滞情報を要求する要求手段と、前記渋滞区間を示す渋滞情報を前記サーバ装置から受信する受信手段と、前記渋滞区間が渋滞していることを示す情報を表示部に表示する表示手段と、を備えることを特徴とする。
【0010】
他の請求項に記載の発明は、サーバ装置と通信可能な端末装置によって実行される渋滞情報表示方法であって、前記サーバ装置は、交差点間を結ぶ道路に対応する区間毎に移動体の平均速度を取得する速度取得手段と、取得した平均速度が所定速度以下である区間を低速区間として検出する低速区間検出手段と、前記低速区間が所定距離より短い場合は、当該短い低速区間に隣接する前後の区間を結合した結合区間における移動体の平均速度を取得し、当該結合区間における平均速度が所定速度以下である場合に前記結合区間に含まれる区間のうち前記短い低速区間のみを渋滞区間と判定する判定手段とを備え、前記サーバ装置に渋滞情報を要求する要求工程と、前記渋滞区間を示す渋滞情報を前記サーバ装置から受信する受信工程と、前記渋滞区間が渋滞していることを示す情報を表示部に表示する表示工程と、を備えることを特徴とする。
【0011】
他の請求項に記載の発明は、サーバ装置と通信可能であり、コンピュータを備える端末装置によって実行される渋滞情報表示プログラムであって、前記サーバ装置は、交差点間を結ぶ道路に対応する区間毎に移動体の平均速度を取得する速度取得手段と、取得した平均速度が所定速度以下である区間を低速区間として検出する低速区間検出手段と、前記低速区間が所定距離より短い場合は、当該短い低速区間に隣接する前後の区間を結合した結合区間における移動体の平均速度を取得し、当該結合区間における平均速度が所定速度以下である場合に前記結合区間に含まれる区間のうち前記短い低速区間のみを渋滞区間と判定する判定手段とを備え、前記サーバ装置に渋滞情報を要求する要求手段、前記渋滞区間を示す滞情報を前記サーバ装置から受信する受信手段、前記渋滞区間が渋滞していることを示す情報を表示部に表示する表示手段、として前記コンピュータを機能させることを特徴とする。
他の請求項に記載の発明は、渋滞判定装置であって、交差点間を結ぶ道路に対応する区間毎に移動体の平均速度を取得する速度取得手段と、取得した平均速度が所定速度以下である区間を低速区間として検出する低速区間検出手段と、前記区間が、所定距離より短いか否かを検出する区間長検出手段と、前記区間が、前記低速区間であり、かつ、前記所定距離より短い場合は、当該短い低速区間に隣接する前後の区間を結合した結合区間における移動体の平均速度を取得し、当該結合区間における平均速度が所定速度以下である場合に、前記結合区間に含まれる区間のうち前記短い低速区間のみを渋滞区間と判定する判定手段と、を備えることを特徴とする。
他の請求項に記載の発明は、サーバ装置によって実行される渋滞判定方法であって、交差点間を結ぶ道路に対応する区間毎に移動体の平均速度を取得する速度取得工程と、取得した平均速度が所定速度以下である区間を低速区間として検出する低速区間検出工程と、前記区間が、所定距離より短いか否かを検出する区間長検出工程と、前記区間が、前記低速区間であり、かつ、前記所定距離より短い場合は、当該短い低速区間に隣接する前後の区間を結合した結合区間における移動体の平均速度を取得し、当該結合区間における平均速度が所定速度以下である場合に、前記結合区間に含まれる区間のうち前記短い低速区間のみを渋滞区間と判定する判定工程と、を備えることを特徴とする。
他の請求項に記載の発明は、コンピュータを備えるサーバ装置によって実行される渋滞判定プログラムであって、交差点間を結ぶ道路に対応する区間毎に移動体の平均速度を取得する速度取得手段、取得した平均速度が所定速度以下である区間を低速区間として検出する低速区間検出手段、前記区間が、所定距離より短いか否かを検出する区間長検出手段、前記区間が、前記低速区間であり、かつ、前記所定距離より短い場合は、当該短い低速区間に隣接する前後の区間を結合した結合区間における移動体の平均速度を取得し、当該結合区間における平均速度が所定速度以下である場合に、前記結合区間に含まれる区間のうち前記短い低速区間のみを渋滞区間と判定する判定手段、として前記コンピュータを機能させることを特徴とする。
他の請求項に記載の発明は、サーバ装置と通信可能な端末装置であって、前記サーバ装置は、交差点間を結ぶ道路に対応する区間毎に移動体の平均速度を取得する速度取得手段と、取得した平均速度が所定速度以下である区間を低速区間として検出する低速区間検出手段と、前記区間が、所定距離より短いか否かを検出する区間長検出手段と、前記区間が、前記低速区間であり、かつ、前記所定距離より短い場合は、当該短い低速区間に隣接する前後の区間を結合した結合区間における移動体の平均速度を取得し、当該結合区間における平均速度が所定速度以下である場合に、前記結合区間に含まれる区間のうち前記短い低速区間のみを渋滞区間と判定する判定手段と、を備え、前記サーバ装置に渋滞情報を要求する要求手段と、前記渋滞区間を示す渋滞情報を前記サーバ装置から受信する受信手段と、前記渋滞区間が渋滞していることを示す情報を表示部に表示する表示手段と、を備えることを特徴とする。
他の請求項に記載の発明は、サーバ装置と通信可能な端末装置によって実行される渋滞情報表示方法であって、前記サーバ装置は、交差点間を結ぶ道路に対応する区間毎に移動体の平均速度を取得する速度取得手段と、取得した平均速度が所定速度以下である区間を低速区間として検出する低速区間検出手段と、前記区間が、所定距離より短いか否かを検出する区間長検出手段と、前記区間が、前記低速区間であり、かつ、前記所定距離より短い場合は、当該短い低速区間に隣接する前後の区間を結合した結合区間における移動体の平均速度を取得し、当該結合区間における平均速度が所定速度以下である場合に、前記結合区間に含まれる区間のうち前記短い低速区間のみを渋滞区間と判定する判定手段と、を備え、前記サーバ装置に渋滞情報を要求する要求工程と、前記渋滞区間を示す渋滞情報を前記サーバ装置から受信する受信工程と、前記渋滞区間が渋滞していることを示す情報を表示部に表示する表示工程と、を備えることを特徴とする。
他の請求項に記載の発明は、サーバ装置と通信可能であり、コンピュータを備える端末装置によって実行される渋滞情報表示プログラムであって、前記サーバ装置は、交差点間を結ぶ道路に対応する区間毎に移動体の平均速度を取得する速度取得手段と、取得した平均速度が所定速度以下である区間を低速区間として検出する低速区間検出手段と、前記区間が、所定距離より短いか否かを検出する区間長検出手段と、前記区間が、前記低速区間であり、かつ、前記所定距離より短い場合は、当該短い低速区間に隣接する前後の区間を結合した結合区間における移動体の平均速度を取得し、当該結合区間における平均速度が所定速度以下である場合に、前記結合区間に含まれる区間のうち前記短い低速区間のみを渋滞区間と判定する判定手段と、を備え、前記サーバ装置に渋滞情報を要求する要求手段、前記渋滞区間を示す滞情報を前記サーバ装置から受信する受信手段、前記渋滞区間が渋滞していることを示す情報を表示部に表示する表示手段、として前記コンピュータを機能させることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】実施例に係る渋滞情報提供システムの構成を示す。
図2】サーバの概略構成を示す。
図3】ナビゲーション装置の概略構成を示す。
図4】短い道路リンクの問題点を説明する図である。
図5】走行履歴データ記録処理のフローチャートである。
図6】走行履歴データ送信処理のフローチャートである。
図7】第1の渋滞度判定方法の説明図である。
図8】第1の渋滞度判定方法による判定処理のフローチャートである。
図9】第2の渋滞度判定方法の説明図である。
図10】第2の渋滞度判定方法による判定処理のフローチャートである。
図11】渋滞情報送信処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の好適な実施形態では、渋滞判定装置は、移動体の速度を取得する速度取得手段と、取得した速度に基づいて、前記移動体が所定速度以下で移動している低速区間を検出する低速区間検出手段と、前記低速区間が所定距離より長いか否かを判定し、前記所定距離より長い低速区間を渋滞区間と判定する判定手段と、を備える。
【0014】
上記の渋滞判定装置は、車両などの移動体の速度に基づいて、移動体が所定速度以下で移動している低速区間を検出する。そして、低速区間が所定距離より長いか否かを判定し、所定距離より長い低速区間を渋滞区間と判定する。所定距離より短い低速区間は、例えば信号待ち、一時停止など実際には渋滞は発生していない場合もあるので、これらを除外することにより渋滞判定の精度を向上させることができる。
【0015】
上記の渋滞判定装置の一態様では、前記速度取得手段は、移動体が走行する地点毎に移動体の速度を取得し、前記低速区間検出手段は、移動体の速度が前記所定速度以下である複数の連続する地点を接続してなる区間を前記低速区間として検出する。この態様では、移動体の速度が所定速度以下である複数の連続する走行地点を接続して低速区間を検出する。
【0016】
上記の渋滞判定装置の他の一態様では、前記速度取得手段は、移動体が走行する区間毎に移動体の平均速度を取得し、前記低速区間検出手段は、移動体の平均速度が前記所定速度以下である区間を前記低速区間として検出する。この態様では、移動体の走行区間毎の平均速度により低速区間を検出する。
【0017】
この態様において、前記低速区間検出手段は、検出した低速区間が前記所定距離より短いと前記判定手段によって判定された場合には、隣接する前後の区間を結合して結合区間を生成し、当該結合区間における移動体の平均速度が前記所定速度以下である場合に当該結合区間を前記低速区間として検出する。これにより、渋滞区間の判定は、所定距離より長い低速区間について行われることになる。好適な例では、前記区間は、地図データを構成する道路リンクである。
【0018】
上記の渋滞判定装置の他の一態様は、前記渋滞区間に対応する道路に対して、渋滞していることを示す情報を関連付けて記憶部に記憶する登録手段を備える。この態様では、判定された渋滞区間について渋滞であることを示す情報が関連付けて記憶される。
【0019】
本発明の他の好適な実施形態では、サーバ装置によって実行される渋滞判定方法は、移動体の速度を取得する速度取得工程と、取得した速度に基づいて、前記移動体が所定速度以下で移動している低速区間を検出する低速区間検出工程と、前記低速区間が所定距離より長いか否かを判定し、前記所定距離より長い低速区間を渋滞区間と判定する判定工程と、を備える。この方法によっても、所定距離より短い低速区間を除外することにより渋滞判定の精度を向上させることができる。
【0020】
本発明の他の好適な実施形態では、コンピュータを備えるサーバ装置によって実行される渋滞判定プログラムは、移動体の速度を取得する速度取得手段、取得した速度に基づいて、前記移動体が所定速度以下で移動している低速区間を検出する低速区間検出手段、前記低速区間が所定距離より長いか否かを判定し、前記所定距離より長い低速区間を渋滞区間と判定する判定手段、として前記コンピュータを機能させる。このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記の渋滞判定装置を実現することができる。
【0021】
本発明の他の好適な実施形態では、サーバ装置と通信可能な端末装置は、前記サーバ装置に渋滞情報を要求する要求手段と、所定距離より長く、かつ、移動体が所定速度以下で移動している区間を渋滞区間と判定した渋滞情報を前記サーバ装置から受信する受信手段と、前記渋滞区間が渋滞していることを示す情報を表示部に表示する表示手段と、を備える。
【0022】
上記の端末装置は、サーバ装置に渋滞情報を要求する。そして、所定距離より長く、かつ、移動体が所定速度以下で移動している区間を渋滞区間と判定した渋滞情報を前記サーバ装置から受信する。そして、端末装置は、渋滞区間が渋滞していることを示す情報を表示部に表示する。これにより、端末装置に渋滞情報を表示することができる。
【0023】
本発明の他の好適な実施形態では、サーバ装置と通信可能な端末装置によって実行される渋滞情報表示方法は、前記サーバ装置に渋滞情報を要求する要求工程と、移動体が所定速度以下で移動している区間であり、かつ、所定距離より長い区間である渋滞区間の情報を前記サーバ装置から受信する受信工程と、前記渋滞区間が渋滞していることを示す情報を表示部に表示する表示工程と、を備える。この方法により、端末装置に渋滞情報を表示することができる。
【0024】
本発明の他の好適な実施形態では、サーバ装置と通信可能であり、コンピュータを備える端末装置によって実行される渋滞情報表示プログラムは、前記サーバ装置に渋滞情報を要求する要求手段、移動体が所定速度以下で移動している区間であり、かつ、所定距離より長い区間である渋滞区間の情報を前記サーバ装置から受信する受信手段、前記渋滞区間が渋滞していることを示す情報を表示部に表示する表示手段、として前記コンピュータを機能させる。このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記の端末装置を実現することができる。
【実施例】
【0025】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。
【0026】
[装置構成]
(全体構成)
図1は、実施例に係る渋滞情報提供システムの概略構成を示す。渋滞情報提供システムは、サーバ7と、複数のナビゲーション装置1により構成される。ナビゲーション装置1は、無線通信によりサーバ7とデータの送受信が可能である。
【0027】
(サーバ)
図2は、サーバ7の概略構成を示す。サーバ7は、コンピュータ装置であり、通信部71と、制御部(CPU)72と、ROM73と、RAM74と、地図データベース(以下、データベースを「DB」と記す。)75と、走行履歴DB76と、渋滞情報DB77と、を備える。
【0028】
通信部71は、無線通信によりナビゲーション装置1との間でデータの送受信を行う。制御部72は、サーバ7全体の制御を行う。ROM73は、サーバ7が実行するプログラムなどを記憶している。RAM74は、サーバ7が各種の処理を行う際のワークメモリとして機能する。
【0029】
図DB75は、道路地図データを記憶している。道路地図データは、道路ネットワークを交差点ノードと道路リンクにより示したものである。「交差点ノード」は交差点に相当する地点を示し、「道路リンク」は交差点間を結ぶ道路を示す。本実施例では、道路地図データを構成する道路リンクを利用して渋滞情報を提供する。
【0030】
走行履歴DB76は、ナビゲーション装置1が搭載された車両の走行履歴データを保存する。具体的には、ナビゲーション装置1は、車両の走行中に一定時間毎又は一定走行距離毎に車両の現在位置、進行方向(上り/下り)、時刻、速度などの各種の情報を測定している。そして、車両の走行中に所定の送信タイミングが到来すると、その車両の走行履歴データをサーバ7へ送信する。サーバ7は、複数のナビゲーション装置1から走行履歴データを受信し、走行履歴DB76に保存する。ナビゲーション装置1は、走行履歴データとして、例えば、時刻、車両の位置、進行方向(上り/下り)、走行速度などをサーバ7へ送信する。
【0031】
渋滞情報DB77は、上記の道路リンクに対応付けて、渋滞の有無を示す情報、具体的には渋滞度を記憶する。なお、渋滞度は、「順調」、「混雑」、「渋滞」の3つに分類される。
【0032】
上記の構成において、制御部72は本発明の速度取得手段、低速区間検出手段、判定手段及び登録手段の一例であり、渋滞情報DB77は本発明の記憶部の一例である。
【0033】
(ナビゲーション装置)
図3は、ナビゲーション装置1の構成を示す。図3に示すように、ナビゲーション装置1は、自立測位装置10、GPS受信機18、システムコントローラ20、ディスクドライブ31、データ記憶ユニット36、通信用インタフェース37、通信装置38、表示ユニット40、音声出力ユニット50、入力装置60を備える。
【0034】
システムコントローラ20、ディスクドライブ31、データ記憶ユニット36、通信用インタフェース37、表示ユニット40、音声出力ユニット50及び入力装置60は、バスライン30を介して相互に接続されている。
【0035】
自立測位装置10は、加速度センサ11、角速度センサ12及び距離センサ13を備える。加速度センサ11は、例えば圧電素子からなり、車両の加速度を検出し、加速度データを出力する。角速度センサ12は、例えば振動ジャイロからなり、車両の方向変換時における車両の角速度を検出し、角速度データ及び相対方位データを出力する。距離センサ13は、車両の車輪の回転に伴って発生されているパルス信号からなる車速パルスを計測する。
【0036】
GPS受信機18は、複数のGPS衛星から、測位用データを含む下り回線データを搬送する電波19を受信する。測位用データは、緯度及び経度情報等から車両の絶対的な位置(以後、「現在位置」とも呼ぶ。)を検出するために用いられる。
【0037】
システムコントローラ20は、インタフェース21、CPU(Central Processing Unit)22、ROM(Read Only Memory)23及びRAM(Random Access Memory)24を含んでおり、ナビゲーション装置1全体の制御を行う。
【0038】
インタフェース21は、加速度センサ11、角速度センサ12、距離センサ13、GPS受信機18とのインタフェース動作を行う。そして、これらから、車速パルス、加速度データ、相対方位データ、角速度データ、GPS測位データ、絶対方位データ等をシステムコントローラ20に入力する。
【0039】
CPU22は、システムコントローラ20全体を制御する。ROM23は、システムコントローラ20を制御する制御プログラム等が格納された図示しない不揮発性メモリ等を有する。RAM24は、入力装置60を介して使用者により予め設定された経路データ等の各種データを読み出し可能に格納したり、CPU22に対してワーキングエリアを提供したりする。
【0040】
ディスクドライブ31は、図示しないCD、DVDなどから音楽や映像のデータを読みだし、表示ユニット40や音声出力ユニット50へ出力する。
【0041】
データ記憶ユニット36は、例えば、HDDなどにより構成され、地図データなどのナビゲーション処理に用いられる各種データを記憶する。通信装置38は、ネットワークを介してサーバ7との間で無線通信を行う。なお、通信装置38は、ナビゲーション装置1に内蔵される専用の無線通信ユニットであってもよく、有線又は無線で携帯電話と接続し、携帯電話の通信機能を利用してネットワークに接続するユニットであってもよい。
【0042】
表示ユニット40は、システムコントローラ20の制御の下、各種表示データをディスプレイなどの表示装置に表示する。具体的には、システムコントローラ20は、データ記憶ユニット36から地図データを読み出す。表示ユニット40は、システムコントローラ20によってデータ記憶ユニット36から読み出された地図データなどを表示画面上に表示する。表示ユニット40は、バスライン30を介してCPU22から送られる制御データに基づいて表示ユニット40全体の制御を行うグラフィックコントローラ41と、VRAM(Video RAM)等のメモリからなり即時表示可能な画像情報を一時的に記憶するバッファメモリ42と、グラフィックコントローラ41から出力される画像データに基づいて、液晶、CRT(Cathode Ray Tube)等のディスプレイ44を表示制御する表示制御部43と、ディスプレイ44とを備える。ディスプレイ44は、画像表示部として機能し、例えば対角5〜10インチ程度の液晶表示装置等からなり、車内のフロントパネル付近に装着される。
【0043】
音声出力ユニット50は、システムコントローラ20の制御の下、ディスクドライブ31又はRAM24等からバスライン30を介して送られる音声デジタルデータのD/A(Digital to Analog)変換を行うD/Aコンバータ51と、D/Aコンバータ51から出力される音声アナログ信号を増幅する増幅器(AMP)52と、増幅された音声アナログ信号を音声に変換して車内に出力するスピーカ53とを備えて構成されている。
【0044】
入力装置60は、各種コマンドやデータを入力するための、キー、スイッチ、ボタン、リモコン、音声入力装置等から構成されている。入力装置60は、車内に搭載された当該車載用電子システムの本体のフロントパネルやディスプレイ44の周囲に配置される。また、ディスプレイ44がタッチパネル方式の場合、ディスプレイ44の表示画面上に設けられたタッチパネルも入力装置60として機能する。
【0045】
上記の構成において、CPU22は本発明の要求手段の一例であり、通信装置38は本発明の受信手段の一例であり、表示ユニット40は本発明の表示手段の一例である。
【0046】
[渋滞情報提供方法]
次に、ナビゲーション装置1とサーバ7との間で行われる渋滞情報提供方法について説明する。
【0047】
(短い道路リンクの問題)
上述のように、本実施例では、道路リンクの単位で渋滞度を判定して渋滞情報を提供する。この場合、道路リンクは実際の道路ネットワークにおける道路に対応するものであるため、リンクの長さ(以下、「リンク長」とも呼ぶ。)の短い道路リンクが存在する。ここで、短い道路リンクについて渋滞度の判定を行う際には以下のような問題がある。
【0048】
(1)道路内で十分な加速が行われない。
【0049】
この状態を図4(a)に示す。図示のように、リンクA〜Cの3つの道路リンクが連続しており、リンクAの先端にいる車両5が赤信号で停止しているものとする。信号が青に変わると車両5は発進して加速してゆくが、リンクBは短いため、車両5は加速途中でリンクBを脱出し、リンクCへ到達してしまう。即ち、リンクB内では車両5は未だ十分に加速できず、車速が十分に上昇しないので、最高速度・平均速度ともに低くなる。よって、加速途中の車速に基づいてリンクBの渋滞度を判定すると、リンクBは実際には混雑していないのにもかかわらず、渋滞又は混雑と誤判定されてしまう可能性がある。
【0050】
(2)渋滞の車列長が、渋滞と判定可能な長さに満たない。
【0051】
この状況を図4(b)に示す。図示のように、リンクBには2台の停止車両5a、5bが存在し、リンクBの道路長の全域を占めているので、通常の渋滞度判定によればリンクBは渋滞と判定される。しかし、現実には2台の車両は1回の青信号でリンクCへ脱出可能である。また、車列の最後部となる2台目の車両5bのドライバーからしても、前方には1台の車両5aしか存在せず、前方に車列が形成されているようには見えない。よって。この状況を渋滞と判定するのは適当ではない。
【0052】
一般に、渋滞と認知されるためには、複数台の静止又は低速の車列が構成されることが必要である。しかし、道路のリンク長が短いと、該当の道路上に十分な長さの車列が構成されず、渋滞か渋滞以外の交通状況(信号待ち、一時停止など)との区別ができず、渋滞情報の信頼性が損なわれる。
【0053】
以上の観点から、本実施例では、リンク長が短い場合でも上記のような不具合を生じることのない渋滞度判定方法を提供する。以下、各処理について順に説明する。
【0054】
(走行履歴データの収集)
まず、車両の走行履歴データの収集について説明する。図5は、走行履歴データ記録処理のフローチャートである。走行履歴データ記録処理は、ナビゲーション装置1が車両の走行履歴データを収集して内部に保存する処理である。この処理は、車両に搭載されたナビゲーション装置1、具体的にはCPU22により実行される。
【0055】
まず、CPU22は、自立型測位装置10の各種のセンサ及びGPS受信機18から情報を取得し(ステップS11)、現在位置を判定して道路リンクとマッチングさせる(S12)。これにより、CPU22は、車両の現在位置、進行方向(上り/下り)、現在走行中の道路リンクなどの情報を取得し、時刻に対応つけて走行履歴データとしてデータ記憶ユニット36又はRAM24に保存する(ステップS13)。
【0056】
そして、CPU22は、車両が停止したか否かを判定する(ステップSS14)。通常、車両の走行中には走行履歴データの収集を一定時間毎又は一定走行距離毎に繰り返し行うので、処理はステップS11へ戻る。一方、車両が停止し(ステップS14:Yes)、走行履歴データの収集が不要となった場合には、CPU22は処理を終了する。
【0057】
図6は、走行履歴データ送信処理のフローチャートである。走行履歴データ送信処理は、ナビゲーション装置1からサーバ7へ走行履歴データを送信する処理である。
【0058】
まず、ナビゲーション装置1は、各種センサの出力や時刻情報を取得し(ステップS21)、走行履歴データの送信タイミングが到来したか否かを判定する(ステップS22)。例えば、走行履歴データを一定時間毎にサーバ7へ送信する場合には、ナビゲーション装置1は一定時間が経過したか否かを判定する。また、走行履歴データを一定走行距離毎にサーバ7へ送信する場合には、ナビゲーション装置1は一定距離を走行したか否かを判定する。
【0059】
送信タイミングが到来した場合(ステップS22:Yes)、ナビゲーション装置1は、前述の走行履歴データ記録処理により保存されていた走行履歴データをサーバ7へ送信する(ステップS23)。そして、ナビゲーション装置1は、車両が停止したか否かを判定する(ステップS24)。車両が停止していない場合(ステップS24:No)、処理はステップS21へ戻り、送信タイミングが到来するたびに走行履歴データの送信が繰り返される。一方、車両が停止した場合(ステップS24:Yes)、処理は終了する。
【0060】
一方、サーバ7は、ナビゲーション装置1から走行履歴データを受信し(ステップS25)、走行履歴DB76に保存する(ステップS26)。そして、処理を終了する。こうして、ナビゲーション装置1から走行履歴データがサーバ7へ送信され、走行履歴DB76に蓄積される。なお、サーバ7は、複数のナビゲーション装置1から走行履歴データを受信することにより、複数の車両の走行履歴データを蓄積することができる。
【0061】
(第1の渋滞度判定方法)
次に、第1の渋滞度判定方法について説明する。第1の渋滞度判定方法は、連続する低速の走行座標から十分な長さを有する低速区間を取り出す方法である。以下、詳しく説明する。
【0062】
図7は、第1の渋滞度判定方法を説明する図である。サーバ7は、走行履歴DB76から複数の走行座標及びその走行座標における車両の速度(車速)を取得する。ここで、「走行座標」とは、車両の走行地点を示す座標であり、走行履歴データに含まれる位置座標に対応する。走行履歴データに各走行地点の車速が含まれている場合には、サーバ7はその車速をその走行座標の速度とすればよい。また、走行履歴データに車速が含まれていない場合には、サーバ7は、連続する走行座標の時間及び間隔(距離)に基づいて、各走行座標における車速を算出すればよい。
【0063】
サーバ7は、図7に示すように、複数の走行座標を道路リンク上に配置する。その際、サーバ7は、車速を「高速」、「やや低速(中速)」、「低速」の3つに分類する。次に、サーバ7は、道路リンク上に配置した複数の走行座標から、「やや低速」及び「低速」(これらを併せて「低速度帯」と呼ぶ。)の走行座標が連続する区間を抽出し、低速度帯の走行座標を接続して「低速区間」を形成する。この低速区間は、車両の速度がやや低速又は低速となっているため、車列ができているであろうと推測される区間である。
【0064】
次に、サーバ7は、低速区間の長さが所定距離(長さ)より長いか否かを判定する。低速区間が所定距離より長い場合、その区間にわたって長い車列ができていると考えられるので、サーバ7はその低速区間を渋滞と判定する。一方、低速区間の長さが所定距離より短い場合、形成されている車列は短いと考えられる。この場合、前述のように例えば信号待ち、一時停止などの原因により短い車列ができている可能性もあり、必ずしも渋滞が発生しているとは限らない。よって、低速区間の長さが所定距離より短い場合、サーバ7はその低速区間を渋滞と判定しない。これにより、図4を参照して説明したような道路リンクが短い場合の誤判定を防止することができる。なお、この場合の「所定距離」とは、一般的に渋滞と認知される車列の長さに相当する距離であり、例えば50m以上などとすることができる。
【0065】
図8は、第1の渋滞度判定方法による判定処理のフローチャートである。この処理は、サーバ7の制御部72が予め用意されたプログラムを実行することにより行われる。
【0066】
まず、制御部72は、走行履歴DB76から走行履歴データを読み出し(ステップS31)、連続する低速度帯の走行座標、即ち、低速及びやや低速の走行座標を抽出する(ステップS32)。次に、制御部72は、抽出した低速度帯の走行座標を結んで線分を作り、これを低速区間として検出し(ステップS33)、低速区間が所定距離より長いか否かを判定する(ステップS34)。低速区間が所定距離より長い場合(ステップS34:Yes)、制御部72はその低速区間の渋滞度を「渋滞」と判定し、渋滞情報DB77に保存する(ステップS35)。一方、低速区間が所定距離以下である場合(ステップS34:No)、制御部72はその低速区間の渋滞度を「渋滞」とは判定せず、処理を終了する。
【0067】
なお、サーバ7は、ステップS35で渋滞情報DB77に保存した渋滞度「渋滞」をナビゲーション装置1へ送信して表示させることになる。この際、サーバ7は渋滞と判定した低速区間の線分形状を保存してもよい。こうすることにより、サーバ7はナビゲーション装置1へ渋滞情報を送信するときにその低速区間の線分形状を送信することができ、ナビゲーション装置1は受信した線分形状を利用して渋滞エリアを地図データ上に表示することができる。
【0068】
以上のように、第1の渋滞度判定方法によれば、連続する低速度帯の走行座標により形成される低速区間が所定距離以下である場合には、その低速区間の渋滞度を渋滞と判定しない。よって、信号待ち、一時停止などにより低速度帯が発生している状況を渋滞と誤判定することが防止できる。
【0069】
なお、前述のように、サーバ7の走行履歴DB76には複数のナビゲーション装置1から複数の車両の走行履歴データが保存される。サーバ7は、複数の車両の走行履歴データを同時に用いて上記の判定処理を実行しても良い。その代わりに、サーバ7は、1台の車両の走行履歴データ毎に上記の判定処理を実行して渋滞度を判定し、複数の車両の判定結果を総合して(例えば平均化するなどして)最終的な渋滞度を決定することとしてもよい。
【0070】
(第2の渋滞度判定方法)
次に、第2の渋滞度判定方法について説明する。第2の渋滞度判定方法は、道路リンク毎に平均速度を算出して渋滞度を判定する。また、短い道路リンクの平均速度が低い場合には、隣接する道路リンクを結合して十分なリンク長を確保した上で渋滞度の再判定を行う。以下、詳しく説明する。
【0071】
図9は、第2の渋滞度判定方法を説明する図である。図7と同様に、サーバ7は複数の走行座標を道路リンク上に配置する。そして、サーバ7は、各リンク毎に、平均時速(平均リンク旅行時間)を算出する。図9の例では、リンクAの平均時速が45km/h、リンクBの平均時速が14km/h、リンクCの平均時速が7km/hと算出されている。
【0072】
次に、サーバ7は、各リンク毎に、平均時速に基づいて渋滞度を判定する。いま、渋滞度の判定基準の一例として、一般道について、時速15km/h以下を「渋滞」、時速15〜25km/hを「混雑」、時速25km/h以上を「順調」と判定するものとする。なお、渋滞度の判定基準は道路種別毎に設定され、例えば高速道路では別の判定基準が使用される。この基準によれば、図9の例では、リンクAは「順調」、リンクBは「渋滞」、リンクCは「渋滞」と判定される。
【0073】
次に、サーバ7は、渋滞度が「渋滞」又は「混雑」と判定された道路リンクについて、そのリンク長が十分に長いか、具体的には所定リンク長より長いか否かを判定する。これにより、図9に示すように、リンクBは所定リンク長より短く、リンクCは所定リンク長より長いと判定される。
【0074】
図4を参照して説明したように、リンク長が短い場合には、信号待ちや一時停止などを渋滞と誤判定する可能性がある。そこで、サーバ7は、「渋滞」又は「混雑」と判定された道路リンクのリンク長が所定リンク長より短い場合には、その道路リンクを隣接する前後の道路リンクと結合して渋滞度を再判定する。具体期には、リンクBに対して、前後のリンクA及びリンクCを結合した結合リンクを想定し、その結合リンクの平均速度を算出して渋滞度を再判定する。図9の例では、リンクBにリンクA及びリンクCを結合してなる結合リンクの平均速度が20km/hになったとする。前述の渋滞度の判定基準によれば、時速20km/hは「混雑」と判定される。よって、この例では、リンクBの渋滞度は最終的に「混雑」と判定される。なお、リンクA及びリンクBの渋滞度は、最初の判定結果のままであり、それぞれ「順調」、「渋滞」となる。
【0075】
このように、第2の渋滞度判定方法では、まず道路リンク毎に平均速度に基づいて渋滞度を判定した後、「渋滞」又は「混雑」と判定された道路リンクについては、そのリンク長が十分に長いかどうかが判定される。そして、リンク長が所定リンク長より短い道路リンクについては、接続されている前後の隣接リンクを結合した結合リンクの平均速度で渋滞度を判定する。これにより、最終的に「渋滞」又は「混雑」と判定される場合のリンク長は、所定リンク長より長いリンクとなることが確保される。即ち、所定リンク長より短い道路リンク又は結合リンクに基づいて「渋滞」又は「混雑」の判定がなされることはない。よって、短い道路リンクについての渋滞度の誤判定を防止することが可能となる。
【0076】
図10は、第2の渋滞度判定方法による判定処理のフローチャートである。この処理は、サーバ7の制御部72が予め用意されたプログラムを実行することにより行われる。なお、この判定処理は、1つのリンク毎に順に行われる。
【0077】
まず、制御部72は、走行履歴DB76から、判定対象となる1つの道路リンクの走行履歴データを読み出し(ステップS41)、その道路リンクの平均速度を算出して渋滞度を判定する(ステップS42)。具体的には、制御部72はその道路リンクが「順調」、「混雑」、「渋滞」のいずれかであるかを判定する。
【0078】
次に、制御部72は、その道路リンクの渋滞度が「渋滞」又は「混雑」であるか否かを判定する(ステップS43)。なお、渋滞度が「渋滞」又は「混雑」と判定されたリンクは、平均速度が低い区間であり、本発明の「低速区間」に相当する。
【0079】
その道路リンクの渋滞度が「順調」である場合(ステップS43:No)、制御部72は渋滞情報DB77にその道路リンクの混雑度として「順調」を保存し(ステップS45)、処理を終了する。
【0080】
一方、その道路リンクの渋滞度が「渋滞」又は「混雑」である場合(ステップS43:Yes)、制御部72はその道路リンクのリンク長が十分に長いか、即ち、所定リンク長より長いか否かを判定する(ステップS44)。その道路リンクのリンク長が十分に長い場合(ステップS44:Yes)、制御部72は渋滞情報DB77にその道路リンクの混雑度として現在の判定結果である「渋滞」又は「混雑」を保存し(ステップS45)、処理を終了する。
【0081】
一方、その道路リンクのリンク長が十分に長くない場合、即ち、所定リンク長以下である場合(ステップS44:No)、制御部72は、その道路リンクに隣接する道路リンクの走行履歴データを取得し(ステップS46)、隣接するリンクを結合してなる結合リンクの平均速度を算出して渋滞度を再判定する(ステップS47)。そして、処理はステップS43へ戻る。そして、ステップS43以下の処理が繰り返される。
【0082】
これにより、結合リンクの混雑度が「順調」となった場合、判定対象となっている元のリンクの渋滞度として「順調」が保存される(ステップS45)。また、結合リンクの混雑度が「渋滞」又は「混雑」である場合、さらに結合リンクが十分なリンク長であるか否かが判定され、十分なリンク長であればその混雑度が保存される(ステップS45)。一方、結合リンクが未だ十分なリンク長でない場合(ステップS44:No)、処理はステップS46へ進み、さらに前後の隣接リンクを結合した結合リンクについて混雑度の再判定が行われる(ステップS47)。
【0083】
このように、第2の渋滞度判定方法によれば、判定対象の道路リンク又はその結合リンクのリンク長が十分に長い場合にのみ、その判定対象の道路リンクについて「渋滞」又は「混雑」の渋滞度が保存されることになる。よって、短い道路リンクについて、信号待ちや一時停止の状態を渋滞と誤判定することが防止される。
【0084】
(渋滞情報送信処理)
次に、上記のようにして決定された渋滞情報をナビゲーション装置1へ送信する処理について説明する。図11は、渋滞情報送信処理のフローチャートである。この処理は、ナビゲーション装置1とサーバ7により実行される。
【0085】
まず、ナビゲーション装置1は、各種センサの出力や時刻情報を取得し(ステップS51)、渋滞情報の受信タイミングが到来したか否かを判定する(ステップS52)。例えば、渋滞情報を一定時間毎にサーバ7から取得する場合には、ナビゲーション装置1は一定時間が経過したか否かを判定する。また、渋滞情報を一定走行距離毎にサーバ7から取得する場合には、ナビゲーション装置1は一定距離を走行したか否かを判定する。
【0086】
渋滞情報の受信タイミングが到来した場合(ステップS52:Yes)、ナビゲーション装置1は、サーバ7に対して渋滞情報の要求を送信する(ステップS53)。この際、ナビゲーション装置1は、車両の現在位置を含めて渋滞情報の要求を送信する。
【0087】
サーバ7は、ナビゲーション装置1から渋滞情報要求を受信すると(ステップS54)、渋滞情報DB77を参照し、渋滞情報要求に含まれている車両の現在位置の周辺の渋滞情報を取得する(ステップS55)。具体的には、サーバ7は、車両の現在位置から所定範囲内の道路リンク毎に、対応する渋滞度を取得する。そして、サーバ7は、取得した道路リンク毎の渋滞度を渋滞情報としてナビゲーション装置1へ送信する(ステップS56)。
【0088】
ナビゲーション装置1は、サーバ7から渋滞情報を受信し(ステップS57)、ディスプレイ44に表示されている地図上に重ねて表示する(ステップS58)。こうして、渋滞情報送信処理は終了する。
【0089】
なお、上記の例では、ナビゲーション装置1は渋滞情報要求に車両の現在位置を含めているが、その代わりに、渋滞情報を要求する範囲を指定して渋滞情報を要求するようにしてもよい。また、上記の例では、ナビゲーション装置1からの要求に応じてサーバ7が渋滞情報を提供しているが、その代わりに、サーバ7からプッシュ型配信により渋滞情報をナビゲーション装置1に提供してもよい。例えば、ナビゲーション装置1からサーバ7へ目的地までの走行ルートなどの情報を送信し、サーバ7に登録しておく。サーバ7は、一定時間毎に又は走行ルート上の渋滞情報が変化するたびに、ナビゲーション装置1へ渋滞情報を送信する。
【0090】
[変形例]
上記の実施例では、車載用のナビゲーション装置を例示しているが、その代わりに、ナビゲーションアプリを実行するスマートフォンなどの携帯端末をナビゲーション装置として本発明を適用することもできる。
【符号の説明】
【0091】
1 ナビゲーション装置
5 車両
7 サーバ
22 CPU
72 制御部
76 走行履歴DB
77 渋滞情報DB
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11