(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6244546
(24)【登録日】2017年11月24日
(45)【発行日】2017年12月13日
(54)【発明の名称】加湿機
(51)【国際特許分類】
F24F 6/06 20060101AFI20171204BHJP
F24F 6/00 20060101ALI20171204BHJP
【FI】
F24F6/06
F24F6/00 B
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-196434(P2013-196434)
(22)【出願日】2013年9月24日
(65)【公開番号】特開2015-64114(P2015-64114A)
(43)【公開日】2015年4月9日
【審査請求日】2016年9月7日
(73)【特許権者】
【識別番号】314012076
【氏名又は名称】パナソニックIPマネジメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100106116
【弁理士】
【氏名又は名称】鎌田 健司
(74)【代理人】
【識別番号】100170494
【弁理士】
【氏名又は名称】前田 浩夫
(72)【発明者】
【氏名】稲田 泰之
(72)【発明者】
【氏名】松岡 俊介
(72)【発明者】
【氏名】濱田 大輔
【審査官】
石田 佳久
(56)【参考文献】
【文献】
特開2008−224171(JP,A)
【文献】
実開昭55−046175(JP,U)
【文献】
特開2013−011433(JP,A)
【文献】
実開平05−047731(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F24F 6/06
F24F 6/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
吸気口と吹出口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられた加湿手段と送風手段とを備え、前記加湿手段は、略コップ形状の加湿フィルターと、前記加湿フィルターを固定し回転自在に設けられた加湿フィルター枠と、前記加湿フィルター枠を水平方向の回転軸で回転させる回転手段と、前記加湿手段の下部に設けた水槽とからなり、前記加湿フィルターは、筒形状の筒部と、この筒部の一方側の開口を塞ぐように設けた蓋部とからなり、前記加湿フィルター枠は、前記加湿フィルターの前記筒部の周面の一部が前記水槽に供給された水に常時浸るように前記加湿フィルター枠を設けると共に、前記加湿フィルターは前記蓋部の中心を中心軸として回転し、前記送風手段は、前記吸気口から前記本体ケース内に吸気した空気を前記加湿フィルターを順次介して前記吹出口へと送風し、前記吸気口から流入した空気が加湿フィルターの前記筒部または前記蓋部を通過することで加湿され、前記加湿フィルター枠は、前記加湿フィルターの前記蓋部を覆う蓋枠部を有し、前記蓋枠部は、前記回転手段によって回転するギアー部分を有し、前記加湿フィルターの前記蓋部は、前記筒部の内方へ突出し、前記ギアー部分と前記蓋部との間には空間部を備えることを特徴とした加湿機。
【請求項2】
加湿フィルターの蓋部の略中央部が浸水しない構成の請求項1に記載の加湿機。
【請求項3】
加湿フィルターの風下側に送風手段を配置してなる請求項1または2に記載の加湿機。
【請求項4】
加湿フィルターの前記筒部の他方側の開口を風上側に、蓋部を風下側に配置してなる請求項1から3のいずれかに記載の加湿機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転式加湿手段を備えた加湿機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のこの種の加湿機の構成は以下のようになっていた。
【0003】
すなわち、吸気口と吹出口とを有する本体ケースと、この本体ケース内で、前記吸気口から前記吹出口へ送風される送風路に送風手段と加湿手段とを設け、この加湿手段は筒部と蓋部からなる略コップ形状であり、前記吸気口から前記本体ケース内に吸気した空気を前記加湿手段の筒部を通して一旦加湿手段内部へ吸込み、その後蓋部を通過して吹出口から吹出す風路構成となっていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】登録実用新案第1482198号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記従来例における課題は、加湿手段の筒部と蓋部の2箇所を連通して空気が通過するため、筒部と蓋部を足した面積を有する加湿手段に1パスで同一風量を送風した場合に比べて圧力損失が2倍になり、圧力損失が大きいため圧力特性の高い送風機を使用する必要があった。また、加湿手段の面風速が2倍になることから、送風された空気が加湿手段から水分を吸収する時間が半分になるため加湿効率が低かった。また、筒部を通過することで一度加湿された空気を、さらに蓋部を通過して再加湿させるため、蓋部での加湿時は蓋部の加湿手段と空気との湿度差が筒部の加湿手段の湿度差に比べて低いため、加湿手段の容積の割に加湿効率が低かった。
【0006】
すなわち、従来の物においては、圧力特性の高い送風機を使用することから、送風機の大型化が必要となり、また、加湿効率が低いため加湿手段の大型化と高い送風量が必要になることから、本体が大型化となった。さらには、機体内部の圧損が高くなり、送風量も大きいことから、騒音の問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、加湿手段の容積辺りの加湿効率が向上させることで、本体の小型化や大容量加湿を行うことを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
そしてこの目的を達成するために本発明は、吸気口と吹出口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられた加湿手段と送風手段とを備え、前記加湿手段は、略コップ形状の加湿フィルターと、前記加湿フィルターを固定し回転自在に設けられた加湿フィルター枠と、前記加湿フィルター枠を水平方向の回転軸で回転させる回転手段と、前記加湿手段の下部に設けた水槽とからなり、前記加湿フィルターは、筒形状の筒部と、この筒部の一方側の開口を塞ぐように設けた蓋部とからなり、前記加湿フィルター枠は、前記加湿フィルターの前記筒部の周面の一部が前記水槽に供給された水に常時浸るように前記加湿フィルター枠を設けると共に、前記加湿フィルターは前記蓋部の中心を中心軸として回転し、前記送風手段は、前記吸気口から前記本体ケース内に吸気した空気を前記加湿フィルターを順次介して前記吹出口へと送風し、前記吸気口から流入した空気が加湿フィルターの前記筒部または前記蓋部を通過することで加湿され
、前記加湿フィルター枠は、前記加湿フィルターの前記蓋部を覆う蓋枠部を有し、前記蓋枠部は、前記回転手段によって回転するギアー部分を有し、前記加湿フィルターの前記蓋部は、前記筒部の内方へ突出し、前記ギアー部分と前記蓋部との間には空間部を備えることを特徴とするものである。
【0009】
これにより、初期の目的を達成するものである。
【発明の効果】
【0010】
以上のように本発明は、吸気口と吹出口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられた加湿手段と送風手段とを備え、前記加湿手段は、略コップ形状の加湿フィルターと、前記加湿フィルターを固定し回転自在に設けられた加湿フィルター枠と、前記加湿フィルター枠を水平方向の回転軸で回転させる回転手段と、前記加湿手段の下部に設けた水槽とからなり、前記加湿フィルターは、筒形状の筒部と、この筒部の一方側の開口を塞ぐように設けた蓋部とからなり、前記加湿フィルター枠は、前記加湿フィルターの前記筒部の周面の一部が前記水槽に供給された水に常時浸るように前記加湿フィルター枠を設けると共に、前記加湿フィルターは前記蓋部の中心を中心軸として回転し、前記送風手段は、前記吸気口から前記本体ケース内に吸気した空気を前記加湿フィルターを順次介して前記吹出口へと送風し、前記吸気口から流入した空気が加湿フィルターの前記筒部または前記蓋部を通過することで加湿され
、前記加湿フィルター枠は、前記加湿フィルターの前記蓋部を覆う蓋枠部を有し、前記蓋枠部は、前記回転手段によって回転するギアー部分を有し、前記加湿フィルターの前記蓋部は、前記筒部の内方へ突出し、前記ギアー部分と前記蓋部との間には空間部を備えるものである。
【0011】
すなわち、加湿フィルターの筒部および蓋部のそれぞれを1パスで通風することから通風面の全てに長時間の湿度交換が行え、容積辺りの加湿効率が向上および
、ギアー部分と蓋部との間には空間部を備えているので、通風抵抗を低減できることで、本体の小型化や大容量加湿を行うことができるものである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本実施形態を添付図面を用いて説明する。
【0014】
(実施の形態)
図1〜
図5に示すように、本実施形態の加湿装置は、吸気口1と吹出口2を有する本体ケース3と、この本体ケース3内で吸気口1から吹出口2に送風される送風路に、送風手段4と加湿手段5とを備えている。加湿手段5は、送風手段4の送風路における風上側に配置されている。
【0015】
本体ケース3は略立方体形状で、他方側である背面に吸気口1を設け、天面に吹出口2を備えている。
【0016】
加湿手段5は、加湿フィルター6と、加湿フィルター枠7と、回転手段(図示せず)と、水槽10とからなる。加湿フィルター6は、加湿フィルター枠7によって、水槽10に回転自在に保持されている。加湿フィルター6は、回転手段によって、水槽10に入った水道水に加湿フィルター6の一部が常に浸漬するように、加湿フィルター枠7と共に回転する。
【0017】
加湿フィルター6は、略コップ形状をしており、筒形状の筒部8と、この筒部8の一方の開口を塞ぐように設けた蓋部9とで構成されている。蓋部9は、略円板の中央部が筒部8の内側へ突出した凸形状の立体構造で形成している。加湿フィルター6は、筒部8の軸方向が水平方向で、筒部8の他方側の開口が、本体ケース3の吸気口1に対向するように、加湿フィルター枠7によって保持される。なお、筒部8と、蓋部9とは別部品でも良い。
【0018】
加湿フィルター枠7は、加湿フィルター6の蓋部9を覆う蓋枠部13と、加湿フィルター6の筒部8を覆う筒枠部14とからなる。
【0019】
蓋枠部13は、後述する蓋枠側軸受部分27に回転自在に装着可能な略円柱形状の蓋枠側軸部分15と、この蓋枠側軸部分15から放射状に伸びた複数の板形状の桟である第1の蓋枠側桟部分16と、第1の蓋枠側桟部分16の先端に備えた筒形状の歯車であるギアー部分22を有している。更に、このギアー部分22から放射状に伸びた複数の板形状の桟である第2の蓋枠側桟部分29と、第2の蓋枠側桟部分29の先端に備えた略筒形状の蓋枠側周部分17を備えている。
【0020】
筒枠部14は、後述する筒枠側軸受部分28に装着可能な筒枠側軸部分18と、筒枠側軸部分18から放射状に伸びた複数の桟である筒枠側桟部分19と、この筒枠側桟部分19の先端に設けた円環板形状の筒枠側リング部分20を有する。筒枠側リング部分20に外周端部からは、筒枠側軸部分18の軸方向で、加湿フィルター枠7の内方へ伸びた板形状の複数の筒枠側外周部分21を備えている。これらの筒枠側外周部分21の先端には、筒枠側外周部分21の先端を連結する筒形状の筒枠側外周連結部分30を有している。筒枠側リング部分20に内周端部からは、筒枠側軸部分18の軸方向で、加湿フィルター枠7の内方へ伸びた板形状の複数の筒枠側内周部分23を備えている。これらの筒枠側内周部分23の先端には、筒枠側内周部分23の先端を連結する筒形状の筒枠側内周連結部分31を有している。
【0021】
加湿フィルター6の筒部8を、加湿フィルター枠7の筒枠部14である筒枠側外周部分21と筒枠側内周部分23との間に挿入し、加湿フィルター6の蓋部9側に加湿フィルター枠7の蓋枠部13を嵌めると、筒枠側外周連結部分30の外周面に、蓋枠側周部分17の内周面が嵌り、加湿フィルター6を加湿フィルター枠7内に固定できる。ここで、蓋部9は、略円板の中央部が筒部8の内側へ突出した凸形状の立体構造であるので、蓋枠部13である蓋枠側軸部分15とギアー部分22と蓋部9との間には空間部24を備えている。
【0022】
回転手段は、本体ケース3内に設けられ、回転手段は、加湿フィルター枠7のギアー部分22を介して、加湿フィルター枠7と加湿フィルター6とを回転できる。
【0023】
水槽10は、椀形状で、上端から上方へ伸びた、縦長四角形状の平板である一方側支持部25と他方側支持部26とを有する。この一方側支持部25の上部内方には、蓋枠部13の蓋枠側軸部分15を回転自在に支持する凹形状の蓋枠側軸受部分27を備えている。他方側支持部26の上部内方には、筒枠部14の筒枠側軸部分18を回転自在に支持する凹形状の筒枠側軸受部分28を備えている。一方側支持部25と他方側支持部26とは対向し、蓋枠側軸受部分27と筒枠側軸受部分28も対向している。
【0024】
略コップ形状の加湿フィルター6と、この加湿フィルター6を保持し、本体ケース3に回転自在に設けられた加湿フィルター枠7とで形成されている。
【0025】
加湿フィルター6は吸気口1の近傍であり、吸気口1から流入した室内の空気が筒部8の他方の開口以外へ流出しない大きさおよび位置関係で配置されている。また、筒部8は他方の開口を風上側へ、蓋部9を風下側へ向けて配置されている。
【0026】
加湿手段5は、筒部8の中心軸を水平方向の回転軸として加湿フィルター枠7と一体となって回転する。また、本体ケース3の内部には加湿手段5を回転させる回転手段を設けている。
【0027】
加湿手段5の下部には、一定量の水道水が入った水槽10を設けている。この水槽10内の水道水に加湿フィルター6の蓋部9の周縁の一部と筒部8の下部が常時浸漬・湿潤されている。
【0028】
このような構成において、送風手段4によって、本体ケース3の吸気口1から吸込まれた室内の空気が、加湿手段5を通過する。この時、室内の空気は加湿フィルター6の筒部8の他方の開口から流入して筒部8を通過して送風手段4へ吸い込まれる通過風路11と、加湿フィルター6の筒部8の他方の開口部から流入して蓋部9を通過して送風手段4へ吸い込まれる通過風路12の両方の経路を使用して本体ケース3の吹出口2から室内へ吹き出される。
【0029】
加湿フィルター6は、水槽10内の水道水に蓋部9の周縁の一部と筒部8の下部が常時浸漬・湿潤され、加湿手段5が回転することで筒部8の全体が水槽10に浸され湿潤する。また、蓋部9の周縁の一部が加湿手段5の上部へ回転移動し、周縁の一部に付着した水分が重力により蓋部9の中央部へ移動することが順次おこなわれることで蓋部9の全体を湿潤する。
【0030】
このように全体を湿潤した加湿フィルター6を通過風路11および通過風路12を通過した空気が通過することで加湿された空気が室内へ吹き出されるものである。
【0031】
本実施形態における特徴は、加湿フィルター6の筒部8の容積に、筒部8と蓋部9の通風され加湿を行う通風面を有し、その通風面を通過風路11および通過風路12を通風することで、容積に対して大きな通風面に1パスで通風することから、加湿手段の容積辺りの加湿効率を向上させることができ、本体の小型化や本体サイズに対して大容量加湿をおこなうことができる。または、従来の風量より小風量で同等の加湿をおこなうことができるため、騒音や消費電力の低減をおこなうことができる。
【0032】
また、水槽10の水位が蓋部9の中央まで有した場合に比べて、加湿フィルター6の蓋部9通風面を多く使用することができ、加湿効率の向上、機内圧損の低減ができる。
【0033】
また、加湿手段5の風上側に送風手段4を配置することから、空気が加湿フィルター6の筒部8および蓋部9を負圧で吸引されて通風するため、通風面の風速分布を略均一にムラが少ない最小の風速、すなわち最大の加湿効率の状態で加湿をおこなうことができ、加湿効率の最適化が図れる。
【0034】
また、加湿フィルター6の他方の開口を風上側に配置することで、加湿フィルター6の通風後出口の面を筒部8の他方の開口以外の面と特定することがでる。すなわち、吸気口1と筒部8の他方の開口の風路的な接続のみを考慮すれば、本体ケース3内での加湿手段5および送風手段4のレイアウトの自由度が増し、加湿フィルター6へ無理のない風路設計や風路圧損が最小とした設計ができる。これにより、加湿効率の向上や省エネ化が図れる。
【0035】
また、蓋部9を凸形状、つまり略円錐形状にすることで、円形平面に比べて通風面積が大きくすることができ、加湿効率の向上が図れる。なお、蓋部9は円錐形状に限定するものではなく、円形平面の中心部が突出した立体形状であれば効果に差異はない。また、蓋部9を凸形状、つまり略円錐形状にすることで、蓋枠部13である蓋枠側軸部分15とギアー部分22と蓋部9との間には空間部24を備えているので、通風抵抗を低減できる。
【産業上の利用可能性】
【0036】
以上のように本発明は、吸気口と吹出口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられた加湿手段と送風手段とを備え、前記加湿手段は、略コップ形状の加湿フィルターと、前記加湿フィルターを固定し回転自在に設けられた加湿フィルター枠と、前記加湿フィルター枠を水平方向の回転軸で回転させる回転手段と、前記加湿手段の下部に設けた水槽とからなり、前記加湿フィルターは、筒形状の筒部と、この筒部の一方側の開口を塞ぐように設けた蓋部とからなり、前記加湿フィルター枠は、前記加湿フィルターの前記筒部の周面の一部が前記水槽に供給された水に常時浸るように前記加湿フィルター枠を設けると共に、前記加湿フィルターは前記蓋部の中心を中心軸として回転し、前記送風手段は、前記吸気口から前記本体ケース内に吸気した空気を前記加湿フィルターを順次介して前記吹出口へと送風し、前記吸気口から流入した空気が加湿フィルターの前記筒部または前記蓋部を通過することで加湿されることを特徴とするものであり、本体の小型化や本体サイズに対して大容量加湿をおこなうことができる。または、従来の風量より小風量で同等の加湿をおこなうことができるため、騒音や消費電力の低減をおこなうことができるものである。
【0037】
従って、家庭用や事務所用などの、加湿機として活用が期待されるものである。
【符号の説明】
【0038】
1 吸気口
2 吹出口
3 本体ケース
4 送風手段
5 加湿手段
6 加湿フィルター
7 加湿フィルター枠
8 筒部
9 蓋部
10 水槽
11 通過風路
12 通過風路
13 蓋枠部
14 筒枠部
15 蓋枠側軸部分
16 第1の蓋枠側桟部分
17 蓋枠側周部分
18 筒枠側軸部分
19 筒枠側桟部分
20 筒枠側リング部分
21 筒枠側外周部分
22 ギアー部分
23 筒枠側内周部分
24 空間部
25 一方側支持部
26 他方側支持部
27 蓋枠側軸受部分
28 筒枠側軸受部分
29 第2の蓋枠側桟部分
30 筒枠側外周連結部分
31 筒枠側内周連結部分