(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6244867
(24)【登録日】2017年11月24日
(45)【発行日】2017年12月13日
(54)【発明の名称】車両前部構造
(51)【国際特許分類】
B60R 19/18 20060101AFI20171204BHJP
B60R 19/16 20060101ALI20171204BHJP
B60R 19/48 20060101ALI20171204BHJP
【FI】
B60R19/18 P
B60R19/16
B60R19/48 Q
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-255130(P2013-255130)
(22)【出願日】2013年12月10日
(65)【公開番号】特開2015-112952(P2015-112952A)
(43)【公開日】2015年6月22日
【審査請求日】2016年11月21日
(73)【特許権者】
【識別番号】000002082
【氏名又は名称】スズキ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000349
【氏名又は名称】特許業務法人 アクア特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】柏木 克文
【審査官】
林 政道
(56)【参考文献】
【文献】
特開2009−269564(JP,A)
【文献】
特開2011−069433(JP,A)
【文献】
特開2007−091117(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60R 19/00−19/56
B60R 21/34
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
フロントバンパと、該フロントバンパの裏側下部にて車幅方向にわたって設置されるロアアブソーバとを備える車両前部構造であって、
前記ロアアブソーバは、
前記フロントバンパの裏側下部に配置されるアブソーバ前方部と、
前記アブソーバ前方部から車両後方に連続し該アブソーバ前方部よりも車両前後方向に長いアブソーバ中間部と、
前記アブソーバ中間部の上面に車幅方向に複数設けられそれぞれ車両前後に延びる縦リブと、
前記縦リブの車両前後方向の途中に設けられ該縦リブから車幅方向両側に延びる横リブと、を有し、
前記横リブは、車幅方向において隣の縦リブには到達しない長さを有し、
前記ロアアブソーバはさらに、前記アブソーバ中間部から車両後方に連続するアブソーバ後方部を備え、
前記アブソーバ後方部の上面は、前記アブソーバ中間部の上面よりも高さが低く、
前記縦リブは、前記アブソーバ中間部の上面から前記アブソーバ後方部の上面にわたって設けられているものを含んでいることを特徴とする車両前部構造。
【請求項2】
前記横リブは、車両前後方向において、隣の縦リブに設けられた横リブとは異なる位置に設けられることを特徴とする請求項1に記載の車両前部構造。
【請求項3】
前記フロントバンパは、上下に延びる縦壁部分と、該縦壁部分の下部から車両後方へ延びる下端部分とを有し、
前記ロアアブソーバの前記アブソーバ前方部の下面は、前記フロントバンパの下端部分の上面に重なって設置され、
前記ロアアブソーバの前記アブソーバ中間部の下面は、前記アブソーバ前方部の下面から下方へ一段下がっていて前記フロントバンパの下端部分の下面と連続する高さになることを特徴とする請求項1または2に記載の車両前部構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、フロントバンパと、フロントバンパの裏側下部にて車幅方向にわたって設置されるロアアブソーバとを備える車両前部構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
車両前部には、衝突時の衝撃を緩和するためにフロントバンパが備えられている。フロントバンパ(バンパフェイシアとも称する)は柔軟な素材によって形成されているが、過度に柔軟であると歩行者の下肢が車両の下に入り込んでしまうおそれがある。そこで車両との接触時に歩行者の下肢を保護するために、フロントバンパの裏側にはロアアブソーバが設けられることがある。これにより、車両前部の剛性が高まるため車両との接触時に歩行者の身体をボンネットの上等に払い上げることができ、脚部の角度変化を抑制して脚部への負荷の低減を図ることが可能になる。
【0003】
近年では、車両の軽量化を考慮し、ロアアブソーバがアンダーカバー(フロントバンパ近傍の車両下面を覆う部材)としての役割も兼ねるような構造が採用されている。そのため、ロアアブソーバは、フロントバンパの裏側のほぼ車幅方向全域にわたる、比較的大きな部材となっている。
【0004】
上述したように、ロアアブソーバは歩行者の下肢を払いあげる必要があるため十分な剛性を確保しなければならない。そのために、例えば特許文献1に記載されているように、ロアアブソーバの上面には、剛性確保のために複数のリブが設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2011−235850号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1のロアアブソーバが有するリブは、ロアアブソーバの上面のほぼ全体にわたって格子状に設けられている。このロアアブソーバには、車両走行中においてフロントバンパ周辺の隙間から入り込んだ雨水が触れるおそれがある。その場合の対策として、特許文献1では、格子状のリブに囲われた面のそれぞれに水抜き穴を設けている。特許文献1では水抜き穴にはロアアブソーバの重量を軽減する役割もあるとされている。しかしながら、ロアアブソーバはアンダーカバーとして外気に触れる部位でもあり、水抜き穴を多数設ける構造は空力性能の面において好ましいものではない。
【0007】
本発明では、このような課題に鑑み、リブによって剛性を効率よく確保しつつも、空力性能の向上に資することが可能なロアアブソーバを含んだ車両前部構造を提供することを目的とする。
【0008】
上記課題を解決するために、本発明にかかる車体前部構造の代表的な構成は、フロントバンパと、フロントバンパの裏側下部にて車幅方向にわたって設置されるロアアブソーバとを備える車両前部構造であって、ロアアブソーバは、フロントバンパの裏側下部に配置されるアブソーバ前方部と、アブソーバ前方部から車両後方に連続しアブソーバ前方部よりも車両前後方向に長いアブソーバ中間部と、アブソーバ中間部の上面に車幅方向に複数設けられそれぞれ車両前後に延びる縦リブと、縦リブの車両前後方向の途中に設けられ縦リブから車幅方向両側に延びる横リブと、を有し、横リブは、車幅方向において隣の縦リブには到達しない長さを有することを特徴とする。
【0009】
上記ロアアブソーバのアブソーバ中間部では、横リブが隣の縦リブには接続していない。そのため、例え走行中に雨水等が縦リブの間に流れ込んだとしても、その雨水は縦リブの間にとどまることなく風圧等によって車両後方へ排出される。したがって、アブソーバ中間部には排水孔を設ける必要がなく、排水孔を設けることによる空力性能の低下の心配はない。このように、上記車両前部構造では、簡潔な構成のロアアブソーバによって、空力性能を下げることなく剛性を確保することが可能になっている。
【0010】
上記の横リブは、車両前後方向において、隣の縦リブに設けられた横リブとは異なる位置に設けられてもよい。隣り合う縦リブ同士で横リブを設ける位置を互いに異ならせることで、アブソーバ中間部の剛性を偏らせることなく高めることができる。
【0011】
上記のロアアブソーバはさらに、アブソーバ中間部から車両後方に連続するアブソーバ後方部を備え、アブソーバ後方部の上面は、アブソーバ中間部の上面よりも高さが低くてもよい。このアブソーバ後方部であれば、前方のアブソーバ中間部からの雨水が流れ込みやすくなる。したがって、雨水の車両後方への排出がより行いやすくなる。
【0012】
上記のフロントバンパは、上下に延びる縦壁部分と、縦壁部分の下部から車両後方へ延びる下端部分とを有し、ロアアブソーバのアブソーバ前方部の下面は、フロントバンパの下端部分の上面に重なって設置され、ロアアブソーバのアブソーバ中間部の下面は、アブソーバ前方部の下面から下方へ一段下がっていてフロントバンパの下端部分の下面と連続する高さになるとよい。
【0013】
上記構成によればフロントバンパの下端部分の下面とアブソーバ中間部の下面とを連続させることで、走行中における空気抵抗を減らすことが可能になる。したがって、空力性能の向上に資することが可能である。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、リブによって剛性を効率よく確保しつつも、空力性能の向上に資することが可能なロアアブソーバを含んだ車両前部構造を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】本実施形態にかかる車両前部構造を示した図である。
【
図2】
図1(a)の車両前部構造を下方から見た図である。
【
図3】
図1(b)のロアアブソーバを単独で示す図である。
【
図4】
図1(b)のロアアブソーバのC−C断面をそれぞれ異なる方向から示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
【0017】
図1は、本実施形態にかかる車両前部構造100を示した図である。
図1(a)は、車両前部構造100を前方から示した図である。
図1(a)に示すように、車両前部構造100には、フロントバンパ102が含まれている。フロントバンパ102は、バンパフェイシアとも呼ばれる車両外側の構造部材であり、車両前部にて車両の意匠を構成している。
【0018】
フロントバンパ102は、例えば繊維強化プラスチックなど軽量で衝撃吸収性能の高い素材で形成されている。フロントバンパ102には照明取付部104のほか、上部にアッパグリル取付部106、および下部にロアグリル取付部108が設けられている。
【0019】
図1(b)は、
図1(a)の車両前部構造100をA−A線で切断し、車両後方の上方から見た斜視図である。
図1(b)を参照すると、フロントバンパ102と、車幅方向に延びるロアクロスメンバ110との間に、ロアアブソーバ112が設置されていることが確認できる。ロアアブソーバ112は車両前部(特にフロントバンパ102の下部)の剛性を確保する部材であり、フロントバンパ102の裏側下部にて車幅方向にわたって設置されている。
【0020】
当該車両前部構造100では、ロアアブソーバ112を設けて剛性を確保することで、フロントバンパ102に歩行者が接触した場合に、歩行者の脚部を身体ごとボンネットの上へ払い上げることが可能になっている。このように、あえて歩行者を払い上げることで、歩行者の脚部に負荷が集中することを防ぎ、下肢を中心に歩行者の保護を図っている。
【0021】
図2は
図1(a)の車両前部構造100を下方から見た図である。
図2に示すように、ロアアブソーバ112は、フロントバンパ102よりも後方側に設けられる部材を覆うアンダーカバーとしての役割も兼ね備えている。このため、ロアアブソーバ112は、フロントバンパ102の裏側のほぼ全域に設置される、比較的大型の部材となっている。
【0022】
図3は、
図1(b)のロアアブソーバ112を単独で示す図である。
図3は、ロアアブソーバ112を上方から見て示している。ロアアブソーバ112には、上記目的が達成可能な剛性を確保するために、各種のリブが設けられている。
【0023】
ロアアブソーバ112は、車両前方から大きく分けてアブソーバ前方部114、アブソーバ中間部116、およびアブソーバ後方部118の3つの部位に分けることができる。まず、車両前方のアブソーバ前方部114は、フロントバンパ102の裏側下部に配置される、アブソーバ中間部116等に比べて車両前後方向に狭い部位である。アブソーバ前方部114は、その上面に車幅方向にX字形状のクロスリブ120が複数設けられていて、高い剛性を保っている。
【0024】
アブソーバ中間部116は、アブソーバ前方部114を車両後方から支えている部位である。アブソーバ中間部116は、アブソーバ前方部114よりも車両前後方向に長く、その上面には剛性確保のための縦リブ122および横リブ124が複数設けられている。
【0025】
図3(b)は、
図3(a)のB−B断面図である。
図3(b)に示すように、縦リブ122は、車両前後方向に延びるリブである。この縦リブ122は、アブソーバ前方部114とアブソーバ中間部116との間にて車幅方向に延びている車幅リブ126を介して、クロスリブ120から連続して設けられている。この縦リブ122によって、アブソーバ中間部116は、クロスリブ120を有するアブソーバ前方部114を車両後方から好適に支えている。
【0026】
図3(a)に示すように、縦リブ122には、車両前後方向の途中に横リブ124が設けられている。横リブ124は、縦リブ122の所定の箇所から車幅方向に延びているリブであり、縦リブ122の剛性をさらに向上させる機能を有している。
【0027】
図4は、
図1(b)のロアアブソーバ112のC−C断面をそれぞれ異なる方向から示した図である。
図4(a)はC−C断面におけるロアアブソーバ112の斜視図である。
図4(a)に示すように、横リブ124は、車両前後方向において、隣の縦リブに設けられた横リブとは異なる位置に設けてもよい。隣り合う縦リブ122同士で横リブ124を設ける位置を互いに異ならせることで、アブソーバ中間部116の剛性を偏らせることなく向上させることができる。
【0028】
図3(a)を再び参照する。横リブ124は、車幅方向において、隣の縦リブには到達しない長さに設定されている。そのため、例え走行中に雨水等が縦リブ122の間に流れ込んだとしても、雨水は縦リブ122の間にとどまることはなく、風圧等によって車両後方のアブソーバ後方部118へ排出される。
【0029】
アブソーバ後方部118は、アブソーバ中間部116に連続して設けられている。アブソーバ後方部118は、上面に車両前後方向に延びるリブ128が設けられていて、大部分がロアクロスメンバ110(
図1(b)参照)の下側に配置される。
【0030】
図4(b)は、
図1(b)のロアアブソーバ112のC−C断面を車幅方向から見た図である。
図4(b)に示すように、アブソーバ後方部118の上面は、アブソーバ中間部116の上面よりも高さが低く設定されている。これは、ロアクロスメンバ110の配置スペースを確保し、また、前方のアブソーバ中間部116からの雨水を流れ込みやすくするためである。
図3(a)に示すように、アブソーバ後方部118には排水孔130が複数設けられていて、アブソーバ中間部116から流れ込んだ雨水は排水孔130から排出される。
【0031】
本実施形態では、アブソーバ中間部116には排水孔を設けていない。例えば、
図2の車両前部構造100を下方から見た図においても、排水孔130はアブソーバ後方部118のみ設けられていて、アブソーバ中間部116には設けられていないことが確認できる。
【0032】
排水孔130は、構造的に、走行時における空気抵抗となるおそれがある。しかし、
図4(a)に示すように、アブソーバ中間部116とアブソーバ後方部118との間には、エアダム132が設けられている。エアダム132は、走行中に車両下への空気の流入を抑える部材であり、揚力を低減する効果がある。このエアダム132によって、アブソーバ後方部118の排水孔130に空気が流入することは防がれている。
【0033】
上述したように、アブソーバ中間部116(
図2参照)はエアダム132よりも車両前方に位置しているが、アブソーバ中間部116には排水孔が存在していない。したがって、空力性能の低下の心配はない。仮に、アブソーバ中間部116に排水孔を設けた場合、その排水孔を覆う部位も必要になる。例えば、フロントバンパ102の下端部分134を車両後方に伸ばしてロアアブソーバ112のアブソーバ中間部116を覆うことなども考えられる。しかし、本実施形態ではその対策を取る必要はない。本実施形態では、アブソーバ前方部114(
図3(a)参照)のクロスリブ120に囲まれた領域にも排水孔136が設けられていて、
図2のフロントバンパ102の下端部分134はこの排水孔136を隠すようにアブソーバ前方部114を覆っている。しかしながら、下端部分134は、アブソーバ中間部116までは覆う必要がなく、車両前後に短い形状に設定されている。このことは、フロントバンパ102の重量増加を防ぐ作用もある。
【0034】
空力性能を向上させる工夫は、他にも施されている。
図4(b)に示すように、フロントバンパ102は、上下に延びる縦壁部分138と、縦壁部分138の下部から車両後方へ延びる下端部分134とを有している。ロアアブソーバ112のアブソーバ前方部114の下面は、フロントバンパ102の下端部分134の上面に上から重なって設置される。このとき、ロアアブソーバ112のアブソーバ中間部116の下面140は、アブソーバ前方部114の下面から下方へ一段下がっていて、フロントバンパ102の下端部分134の下面142と連続する高さになる。
【0035】
上記構成によればフロントバンパ102の下端部分134の下面142とアブソーバ中間部116の下面140とを連続させることで、走行中における空気抵抗を減らすことが可能になる。したがって、空力性能の向上に資することが可能である。
【0036】
以上説明したように、当該車両前部構造100では、ロアアブソーバ112のうちフロントバンパ102の裏側下部に配置されるアブソーバ前方部114にクロスリブ120を設けていて、アブソーバ前方部114が高い剛性に設定されている。そして、アブソーバ前方部114は、縦リブ122および横リブ124を有するアブソーバ中間部116によって車両後方から支えられている。このアブソーバ中間部116はアブソーバ前方部114よりも広い部位であり、アブソーバ中間部116の縦リブ122および横リブ124はアブソーバ前方部114のクロスリブ120に比べて構造が簡潔である。すなわち、上記のロアアブソーバ112は、フロントバンパ102の裏側下部に配置されるアブソーバ前方部114にて局所的に高い剛性を確保し、このアブソーバ前方部114を広く簡潔な構成のアブソーバ中間部116で支えている。このようにして、上記構成では、高い剛性を車両前方へ向かって効率よく発揮することが可能になっている。
【0037】
またロアアブソーバ112のアブソーバ中間部116では、横リブ124が隣の縦リブに接続されていない。そのため、例え走行中に雨水等が縦リブ122の間に流れ込んだとしても、雨水は風圧等によって車両後方のアブソーバ後方部118へ排出される。したがって、アブソーバ中間部116には排水孔130等を設ける必要がなく、排水孔を設けることによる空力性能の低下の心配はない。また、このように、上記車両前部構造100では、簡潔な構成のロアアブソーバ112によって、空力性能を下げることなく剛性を確保することが可能になっている。
【0038】
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本発明は、フロントバンパと、フロントバンパの裏側下部にて車幅方向にわたって設置されるロアアブソーバとを備える車両前部構造に利用することができる。
【符号の説明】
【0040】
100…車両前部構造、102…フロントバンパ、104…照明取付部、106…アッパグリル取付部、108…ロアグリル取付部、110…ロアクロスメンバ、112…ロアアブソーバ、114…アブソーバ前方部、116…アブソーバ中間部、118…アブソーバ後方部、120…クロスリブ、122…縦リブ、124…横リブ、126…車幅リブ、128…アブソーバ後方部のリブ、130…排水孔、132…エアダム、134…フロントバンパの下端部分、136…アブソーバ前方部の排水孔、138…フロントバンパの縦壁部分、140…アブソーバ中間部の下面、142…フロントバンパの下端部分の下面