特許第6245870号(P6245870)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6245870
(24)【登録日】2017年11月24日
(45)【発行日】2017年12月13日
(54)【発明の名称】経鼻チューブ先端位置確認装置
(51)【国際特許分類】
   A61J 15/00 20060101AFI20171204BHJP
   A61B 1/00 20060101ALI20171204BHJP
【FI】
   A61J15/00 A
   A61B1/00 552
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-145157(P2013-145157)
(22)【出願日】2013年7月11日
(65)【公開番号】特開2015-16137(P2015-16137A)
(43)【公開日】2015年1月29日
【審査請求日】2016年6月10日
(73)【特許権者】
【識別番号】599135178
【氏名又は名称】株式会社 メディカル プロジェクト
(74)【代理人】
【識別番号】100086438
【弁理士】
【氏名又は名称】東山 喬彦
(72)【発明者】
【氏名】小林 信明
【審査官】 増山 慎也
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許第04840614(US,A)
【文献】 特開2011−072512(JP,A)
【文献】 特開2013−066503(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3153651(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61J 15/00
A61B 1/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ほぼ密閉された空間を構成する筐体と、この筐体から外部に連通し、且つ患者の体内に挿入される経鼻チューブの基端側と接続される接続部と、前記筐体内に配置されるセンサエレメントと、このセンサエレメントが受ける空圧変化を電気信号として出力する電子回路と、電子回路からの出力を受けて前記空圧変化を認識可能状態に表示する表示手段と、を具えて成ることを特徴とする経鼻チューブ先端位置確認装置。
【請求項2】
前記センサエレメントと経鼻チューブとの間には、通気性を有するとともに通水性を有しないフィルタが具えられていることを特徴とする請求項1記載の経鼻チューブ先端位置確認装置。
【請求項3】
前記経鼻チューブの基端側と接続部との間には、バクテリアやウィルスを遮断可能なフィルタが具えられていることを特徴とする請求項1または2記載の経鼻チューブ先端位置確認装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は経鼻経管栄養等における経鼻チューブの先端位置確認に関するものであって、特に経鼻チューブが胃に到達したのか否かを、安全且つ確実に確認することのできる経鼻チューブ先端位置確認装置に係るものである。
【背景技術】
【0002】
従来より医療現場において、飲食物の経口摂取が困難な患者に対しては、経鼻経管栄養と呼ばれる方法によって飲食物を直接胃に供給することが行われている。具体的には、患者の鼻腔から柔らかな経鼻チューブを挿入し、その先端部を胃まで到達させ、このチューブの基端部から、流動食や栄養剤を注入するといったものである(例えば特許文献1参照)。
このような経鼻経管栄養においては、潤滑ゼリーを塗布した経鼻チューブを鼻孔に挿入し、少しずつ経鼻チューブの先端部を奥へ送りながら、患者に嚥下動作を繰り返してもらい、経鼻チューブの先端部を食道側へ導いて胃に到達させるものである。
しかしながら人間の喉の奥は、気管と食道の二つの流路に分岐しているため、このような経鼻チューブの挿入作業は非常に難しく、飲食物等が肺に入ってしまった場合には、誤嚥性肺炎等を起こしてしまうこともあるため、経鼻チューブの先端部が胃まで到達したことの確認作業が必須となっている。
【0003】
このような確認作業は、簡易的には経鼻チューブに勢い良く少量の空気を供給し、胃液から生じる泡沫音を、聴診器で聴取することによって行われている。
しかしながら経鼻チューブの先端部が誤って肺内に位置してしまっている場合であっても、胃内で観測される泡沫音と紛らわしい音が聴取されることがある。このためレントゲン撮影にて確認することが推奨されているものの、微量ではあるものの被ばくは避けられなく、もとより在宅医療等ではレントゲン撮影を行うことは不可能である。
【0004】
このため現実には、上述の泡沫音の確認と併せて胃内容物や胃液、二酸化炭素を確認することが行われている。
まず胃内容物や胃液をシリンジで吸引してpHを確認することにより、経鼻チューブの先端部が胃まで到達したことを確認することができるが、実際に胃液を吸引することができるケースは50%以下と低く、更に制酸剤を服用している患者には適用することができない。
また色の変化によって二酸化炭素を確認することのできる使い捨ての検知管を、経鼻チューブが20cm程挿入された状態で用いることにより、経鼻チューブの先端部が気管に誤挿入されていることを確認することができるが、検知管のコストが嵩んでしまうことは避けられない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005−160534号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明はこのような背景を考慮してなされたものであって、経鼻チューブが胃に到達したのか否かを、安全、確実且つ低コストで確認することのできる、新規な経鼻チューブ先端位置確認装置の開発を技術課題としたものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
すなわち請求項1記載の経鼻チューブ先端位置確認装置は、ほぼ密閉された空間を構成する筐体と、この筐体から外部に連通し、且つ患者の体内に挿入される経鼻チューブの基端側と接続される接続部と、前記筐体内に配置されるセンサエレメントと、このセンサエレメントが受ける空圧変化を電気信号として出力する電子回路と、電子回路からの出力を受けて前記空圧変化を認識可能状態に表示する表示手段とを具えて成ることを特徴として成るものである。
【0008】
また請求項2記載の経鼻チューブ先端位置確認装置は、前記請求項1記載の要件に加え、前記センサエレメントと経鼻チューブとの間には、通気性を有するとともに通水性を有しないフィルタが具えられていることを特徴として成るものである。
【0009】
更にまた請求項3記載の経鼻チューブ先端位置確認装置は、前記請求項1または2記載の要件に加え、前記経鼻チューブの基端側と接続部との間には、バクテリアやウィルスを遮断可能なフィルタが具えられていることを特徴として成るものである。
そしてこれら各請求項記載の発明を手段として前記課題の解決が図られる。
【発明の効果】
【0010】
まず請求項1記載の発明によれば、経鼻チューブを患者の鼻腔から挿入した状態で、患者の腹部を外部から押圧することにより、胃に空圧変化を生じさせ、これをセンサエレメントに感知させ、センサエレメントが空圧変化を受けたことを表示手段に表示させ、この表示の状態により、経鼻チューブが適切な位置に挿入されたか否かを判別することができる。
【0011】
また請求項2記載の発明によれば、経鼻チューブを通じて逆流した患者の体液が、直接センサエレメントに接することを回避することができるため、センサエレメントの誤操作を防止するとともに、その寿命を縮めてしまうことを防ぐことができる。
【0012】
更にまた請求項3記載の発明によれば、筐体内にバクテリアやウィルスが侵入してしまうことを回避して、二次感染を回避することができるとともに、洗浄等のメンテナンスを容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の経鼻チューブ先端位置確認装置を患者に適用した様子を一部透視して示す斜視図である。
図2】本発明の経鼻チューブ先端位置確認装置を示す分解斜視図である。
図3】センサエレメントと経鼻チューブとの接続形態を示す平面図である。
図4】経鼻チューブの先端が正しく胃内に位置した状態で、呼吸を止めたときの表示装置の画面、大きく呼吸したときの表示装置の画面及び指で胃の部分を押圧したときの表示装置の画面を示す写真である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明の経鼻チューブ先端位置確認装置の最良の形態は以下に示すとおりであるが、この形態に対して本発明の技術的思想の範囲内において適宜変更を加えることも可能である。
【実施例】
【0015】
図中、符号1で示すものは本発明の経鼻チューブ先端位置確認装置であり、このものは、ほぼ密閉された空間を構成する筐体10と、この筐体10から外部に連通し、且つ患者Pの体内に挿入される経鼻チューブ6の基端側と接続される接続部2と、前記筐体10内に配置されるセンサエレメント3と、このセンサエレメント3が受ける空圧変化を電気信号として出力する電子回路31と、電子回路31からの出力を受けて前記空圧変化を認識可能状態に表示する表示手段5とを具えて成るものである。
以下、経鼻チューブ先端位置確認装置1の構成要素について詳しく説明する。
【0016】
まず前記筐体10は、経鼻チューブ先端位置確認装置1の構成部材を収容する部材であって、片手で保持することができる程度の外形寸法に設定されたものである。
また筐体10の上面には表示枠11が開口されており、更に一つの側面には円筒状の接続部2が筐体10の内部空間に連通した状態となるように具えられる。なお接続部2については、筐体10と一体成型してもよいが、後述するように接続部2に経鼻チューブ6及び管体9が接続されることを考慮すると、図1に示すように細径部21と太径部22とが形成されたものを別部材として用意するのが好ましい。
【0017】
また前記センサエレメント3は、経鼻チューブ6の管内空間を通じて伝搬してくる空気振動を感知するための素子である。そしてセンサエレメント3及び各種電子部品によって構成される電子回路31が基板上に搭載されてセンサモジュール30が構成される。
なお前記電子回路31は、オペアンプ等を具えて成るものであり、センサエレメント3の出力を適宜増幅する等して、後述するプロセッサ52の入力信号のスペックに適合した出力信号を得るものである。
【0018】
なおこの実施例では、前記センサエレメント3として一例として焦電センサが適用されるものであり、空気は微小な圧力変化で温度変化を生じることを利用して、検出された微小な温度変化から圧力変化を導出するような処理が行われるものとした。
ここで焦電センサに用いられている焦電素子について説明すると、誘電体の一種に焦電体(チタン酸ジルコン酸鉛等)というものがあり、この焦電体は赤外線を受けると、熱エネルギーを吸収して自発分極に変化が生じ、その変化量に比例して表面に電荷が誘起されることとなる(焦電効果)。この特性を利用して赤外線を含む光を感知する(変化を見る)ものが焦電センサである。
この実施例では一例として、前記センサエレメント3として富士セラミックス社製、FKS−HM02を適用した。因みにこの実施例で示されるセンサモジュール30は、1パスカルの変化を検出できるものである。
【0019】
なおセンサエレメント3としては、圧力センサまたはマイクロフォンを適用するようにしてもよく、この場合のマイクロフォンとしては、ダイナミックマイク、コンデンサマイク等が挙げられる。
【0020】
また前記表示手段5は、一例として液晶、有機EL等が適用された表示装置50と、この表示装置50を駆動するためのドライバ回路51と、前記センサモジュール30からの入力信号を処理して表示装置50の規格に適合した出力信号を生成するためのプロセッサ52とを具えて成るものである。
なお前記プロセッサ52によってバンドパスフィルタ処理を行い、心拍に近い1Hz付近の周波数成分を除去したり、呼吸に近い0.6Hz付近の周波数成分を除去するようにして波形の平滑化を図るようにしてもよい。
【0021】
また前記経鼻チューブ6は、外径6〜10Fr(1Fr=1/3mm)程度の柔軟な樹脂チューブが適用されるものであり、一例としてシリコンゴム製のものが採用されるが、塩化ビニール、ポリウレタン製のものを採用することもできる。
【0022】
そしてこれらセンサモジュール30及び表示手段5を前記筐体10内に収容するものであり、この際、センサエレメント3と、接続部2における太径部22とを、図3(a)に示すように管体9によって連結するものとする。このような構成とすることにより、接続部2の細径部21に接続される経鼻チューブ6内の圧力変動が、センサエレメント3に対してダイレクトに伝わることとなり、ノイズの少ない測定が可能となる。
また経鼻チューブ6を通じて筐体10内に患者Pの体液等が逆流した場合に、この体液等が直接センサエレメント3に接することのないように、空気は通すが液体を通さない素材が適用された逆流防止材90を、経鼻チューブ6とセンサエレメント3との間に介在させる。図3(a)に示す実施例では、一例として管体9中に逆流防止材90を配するようにした。なお逆流防止材90は、前記センサエレメント3による圧力変動の検知能力を著しく低下させてしまうことがない程度の通気性を有するものである。
このような逆流防止材90としては、ポリテトラフルオロエチレンのフィルムとポリウレタンポリマーを複合化して作成された、WLゴア&アソシエイツ社(日本ゴア株式会社)製ゴアテックス(登録商標)等が適用される。
【0023】
更に前記経鼻チューブ6の基端側と接続部2との間には、バクテリアやウィルスを遮断可能なフィルタ7が設けられる。
このフィルタ7は、中空状の収容体70に対して、前記経鼻チューブ6の内径よりも細径の接続管71と、前記接続部2における細径部21の外径よりも太径の接続管72が形成され、収容体70内にフィルタエレメント73が具えられて成るものである。
前記フィルタエレメント73は、バクテリアやウィルスを遮断可能であって、且つ前記センサエレメント3による圧力変動の検知能力を著しく低下させてしまうことがない程度の通気性を有するフィルタ材である。このように空気は通すが菌を通さない素材としては、具体的には特殊加工が施されれた不織布等が挙げられるものであり、一例として岐阜プラスチック工業社製、医療エアフィルタ(TPF−11)が適用される。
なお上記フィルタエレメント73を交換式としてもよいが、消毒・洗浄等のメンテナンスとコストとを考慮すると、フィルタ7全体をディスポーザブルとすることが望ましい。
また収容体70内には、フィルタエレメント73に加えて、前記逆流防止材90を配するようにしてもよい。
【0024】
また前記筐体10内には、前記表示手段5及びセンサモジュール30の電源となる電池8が収容されるものであり、この電池8をセットするための電池ボックス80が具えられる。
【0025】
本発明の経鼻チューブ先端位置確認装置1は、一例として上述のような構成要素を組み付けることにより構成されるものであり、以下、この装置を用いた経鼻チューブ先端位置確認方法について説明する。
【0026】
〔経鼻チューブの挿入〕
まず、患者Pの鼻腔Cから胃Sまでのおおよその長さを、患者Pの体に経鼻チューブ6を沿わせるようにして測り、鼻腔C出口付近となる部位に油性インク等でマーキングMを付しておく。
次いで経鼻チューブ6の先端に適宜ゼリー状の麻酔薬を塗布してから鼻腔Cに挿入し、順次送り込んで挿入を進めてゆき、前記マーキングMの部位まで挿入する。
この際、胃Sの内容物等が逆流しないように、経鼻チューブ6の適宜の位置を折り曲げて(クランプ)、流路を遮断しておくことが好ましい。
なお患者Pに嚥下動作を行ってもらうことにより、経鼻チューブ6の挿入が、より円滑に行われることとなる。
【0027】
〔経鼻チューブ先端位置確認装置のセッティング〕
次いで経鼻チューブ6の基端を、フィルタ7の接続管71に繋ぐとともに、接続管72を接続部2の細径部21に繋ぎ、続いて経鼻チューブ先端位置確認装置1の電源をオンにして起動する。
【0028】
〔腹部の押圧と波形確認〕
そして前記折り曲げ(クランプ)を解除し、患者Pの胃Sの部分を外側から指で軽くたたく(押圧する)ものであり、経鼻チューブ6の先端が正しく胃S内に位置しているときには、表示手段5において図4(c)に示すような押圧に追随した波形が確認される。
このようにして経鼻チューブ6の先端が正しく胃S内に位置していることが確認されたときには、プローブとして機能していた経鼻チューブ6の基端側をフィルタ7から取り外して、経鼻チューブ6を用いた飲食物や薬剤の投与が行われることとなる。
【0029】
一方、経鼻チューブ6の先端が誤って気管Tや肺L内に位置しているときには、表示手段5において押圧による反応は確認されることがなく、図4(a)に示す呼吸を停止したときの波形あるいは図4(b)に示す大きく呼吸をしているときの波形に近い波形が確認される。
そしてこの場合、経鼻チューブ6を引き戻して再度挿入操作を行い、再度前述の波形確認が行われる。
【0030】
〔胃の内容物等の逆流があった場合の対処〕
なお経鼻チューブ6が経鼻チューブ先端位置確認装置1に接続された状態で、胃Sの内容物等の逆流があった場合には、逆流防止材90によって液体の通過が阻止されるため、センサエレメント3の損傷を回避することができるものであり、その後、逆流防止材90の交換を行うものとする。
【0031】
〔装置の取り外しとメンテナンス〕
そして次回の使用に具えて、経鼻チューブ先端位置確認装置1のメンテナンスが行われるものであり、フィルタ7の接続管72を接続部2の細径部21から外すとともに、接続部2を適宜アルコール等の消毒液を用いて消毒する。
なお前記フィルタ7については、その内部に患者Pの体内からバクテリアやウィルス、血液、体液等が入り込んでいる可能性があるため、廃棄処分するものとする。
【0032】
〔他の形態例〕
本発明は以上述べた実施例を基本となる実施例とするものであるが、本発明の技術的思想の範囲内において適宜変更を加えることも可能である。
具体的には、図3(b)に示すように、筐体10内に、密閉された検知室91を設け、この検知室91内にセンサモジュール30を配するような形態を採ることができる。この場合、検知室91の一部に接続部2を形成し、この接続部2を筐体10の外部に突出させるとともに、ここにフィルタ7または経鼻チューブ6を接続するようにする。また接続部2の内側には逆流防止材90が貼設される。
【符号の説明】
【0033】
1 経鼻チューブ先端位置確認装置
10 筐体
11 表示枠
2 接続部
21 細径部
22 太径部
3 センサエレメント
30 センサモジュール
31 電子回路
5 表示手段
50 表示装置
51 ドライバ回路
52 プロセッサ
6 経鼻チューブ
7 フィルタ
70 収容体
71 接続管
72 接続管
73 フィルタエレメント
8 電池
80 電池ボックス
9 管体
90 逆流防止材
91 検知室
B 腹
C 鼻腔
E 食道
L 肺
M マーキング
P 患者
S 胃
T 気管
図1
図2
図3
図4