(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6246122
(24)【登録日】2017年11月24日
(45)【発行日】2017年12月13日
(54)【発明の名称】二重鋸歯状給仕用フォーク
(51)【国際特許分類】
A47G 21/02 20060101AFI20171204BHJP
A47J 43/28 20060101ALI20171204BHJP
【FI】
A47G21/02 Z
A47J43/28
【請求項の数】2
【全頁数】5
(21)【出願番号】特願2014-526335(P2014-526335)
(86)(22)【出願日】2012年6月29日
(65)【公表番号】特表2014-526281(P2014-526281A)
(43)【公表日】2014年10月6日
(86)【国際出願番号】AL2012000001
(87)【国際公開番号】WO2013026073
(87)【国際公開日】20130228
【審査請求日】2015年6月26日
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】514045821
【氏名又は名称】エレジ、ダシャミール
【氏名又は名称原語表記】ELEZI,Dashamir
(74)【代理人】
【識別番号】100130111
【弁理士】
【氏名又は名称】新保 斉
(72)【発明者】
【氏名】エレジ、ダシャミール
【審査官】
大瀬 円
(56)【参考文献】
【文献】
実公昭36−16889(JP,Y1)
【文献】
米国特許第2007237(US,A)
【文献】
米国特許第1747039(US,A)
【文献】
実開昭61−9069(JP,U)
【文献】
特開2009−89798(JP,A)
【文献】
米国特許第4656740(US,A)
【文献】
意匠登録第1166963(JP,S)
【文献】
米国意匠特許発明第168127(US,S)
【文献】
米国特許第5119563(US,A)
【文献】
米国特許第3931758(US,A)
【文献】
実開昭57−194416(JP,U)
【文献】
仏国特許発明第940747(FR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47G 21/02
A47J 37/04、43/28
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
1つの平面を曲げて形成される平行な2つの平面に2つずつ位置付けられた4つの歯を含み一定の厚さである二重フォーク状であり、当該4つの歯は、当該4つの歯の中央部に位置する中央孔を介して保持テールに接合される二重鋸歯状の給仕用のフォークであって、
前記各平面の2つの歯の間隔は、歯の先端側ほど狭く、各歯の先端部には、それぞれ2つの歯の内側に向かってラチェットを備え、
また、前記4つの歯は、正方形の四隅を表す位置に配置されて、前記中央孔から同一距離であり、保持テールに接続される柄の軸に関して対称なことで、柄を軸にして回転容易である
ことを特徴とする二重鋸歯状給仕用フォーク。
【請求項2】
保持テールに接続された柄が円筒状ある
請求項1に記載の二重鋸歯状給仕用フォーク。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、料理の分野で使用する鋸歯状の二重フォークに関するものであって、具体的には、給仕長(大食堂の支配人)が、大食堂において客のいるところで、または客の前で、料理を完成させて支度する、現代的なレストランで使用する鋸歯状の二重フォークに関する。
【背景技術】
【0002】
本発明は、ファストフード(ファストフード、持ち帰り料理)に関連するさまざまなもてなし料理において利用法が見いだされる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
各図面からわかるように、このタイプの用具は、器具の4つの歯が正方形の四隅を表す位置に配置されており、かつ、扱われるべき生産物をしっかりと保持している間、その生産物の安定性を維持するラチェット(荒地型の歯)を備えているため、調製を行う(皮の除去または生産物の破砕)際の生産物の安定性が得られる。
【発明の効果】
【0004】
本器具は、さまざまな食品に対するさまざまな状況における使用に向けてさまざまなサイズで提供される。このように、切断する間に生産物を損傷せずに正しい方向に切断することができ、客の前で給仕することによって、生産物をそのまましまっておくことができ、管理の簡易化が可能になる。
一方、以前に使用されていた方法には、不適正な安定性、料理用生産物の正確な取り扱い性の欠如、料理用生産物を切断する際の精度の欠如といったいくつかの欠点があり、経済的な効果が見られないことがよくある。
【発明を実施するための形態】
【0006】
図1は、半径Rが6mmのアーチ型の外形を有し、伸長要素(後方へ引っ張られていない/広げられた)の長さが96mmで、幅が19mm、厚さが1.5mm、保持テールに接続する働きをする中央孔の直径がφ4mmである、ラチェット状の歯を示す図である。
【0007】
図2は、半径Rが9mmのアーチ型の外形を有し、伸長した要素(後方へ引っ張られていない/広げられた)の長さが106mmで、幅が21mm、厚さが1.5mm、保持テールに接続する働きをする中央孔の直径がφ4mmである、ラチェット状の歯を示す図である。
【0008】
図3は、半径Rが10mmで長さが6mmのアーチ型の外形を有し、伸長した要素(後方へ引っ張られていない)の長さが146mmで、幅が40.31mm、厚さが2mm、保持テールに接続する働きをする中央孔の直径がφ4mmであり、中央歯の長さが10mmで内半径が4mmである、ラチェット状の歯を示す図である。
【0009】
図4は、半径Rが14.5mmで長さが10mmのアーチ型の外形を有し、伸長した要素(後方へ引っ張られていない/広げられた)の長さが146mmで、幅が40.31mm、厚さが2mm、保持テールに接続する働きをする中央孔の直径がφ4mmであり、中央歯の長さが10mmで内半径が4mmである、ラチェット状の歯を示す図である。
【0010】
図5は、半径Rが9.28mmで長さが6mmのアーチ型の外形を有し、伸長した要素(後方へ引っ張られていない/広げられた)の長さが146mmで、幅が48.83mm、厚さが2mm、保持テールに接続する働きをする中央孔の直径がφ4mmであり、中央歯の長さが10mmで内半径が7mmである、ラチェット状の歯を示す図である。
【0011】
図6は、半径Rが14.5mmで長さが10mmのアーチ型の外形を有し、伸長した要素(後方へ引っ張られていない/広げられた)の長さが146mmで、幅が48.83mm、厚さが2mm、保持テールに接続する働きをする中央孔の直径がφ4mmであり、中央歯の長さが10mmで内半径が7mmである、ラチェット状の歯を示す図である。