特許第6247313号(P6247313)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6247313
(24)【登録日】2017年11月24日
(45)【発行日】2017年12月13日
(54)【発明の名称】棘突起固定システムおよびその方法
(51)【国際特許分類】
   A61F 2/44 20060101AFI20171204BHJP
   A61B 17/58 20060101ALI20171204BHJP
   A61B 17/70 20060101ALI20171204BHJP
【FI】
   A61F2/44
   A61B17/58
   A61B17/70
【請求項の数】10
【全頁数】25
(21)【出願番号】特願2015-550857(P2015-550857)
(86)(22)【出願日】2013年12月31日
(65)【公表番号】特表2016-507281(P2016-507281A)
(43)【公表日】2016年3月10日
(86)【国際出願番号】US2013078428
(87)【国際公開番号】WO2014106227
(87)【国際公開日】20140703
【審査請求日】2016年9月15日
(31)【優先権主張番号】13/731,504
(32)【優先日】2012年12月31日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】507400686
【氏名又は名称】グローバス メディカル インコーポレイティッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000338
【氏名又は名称】特許業務法人HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
(72)【発明者】
【氏名】ザッパコスタ,ジェイスン
(72)【発明者】
【氏名】リード,ドン
(72)【発明者】
【氏名】インギャラリカル,アディティヤ
【審査官】 宮崎 敏長
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2012/0143252(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2008/0312741(US,A1)
【文献】 台湾特許出願公開第201215370(TW,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61F 2/44
A61B 17/58
A61B 17/70
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の部分および第2の部分を有するバレルと、
第1のプレートの片側から伸びる複数の突起を有する前記第1のプレートであって、前記バレルの前記第1の部分に可動に結合するように構成される第1のプレートと、
第2のプレートの片側から伸びる複数の突起を有する前記第2のプレートであって、前記バレルの前記第2の部分に可動に結合するように構成される第2のプレートと、
を備える埋め込み可能装置であって、
前記バレルは、フレームと、第1の終板と、第2の終板と、前記フレームに挿入される分割ランプを有する第1のアクチュエータと、前記フレームに挿入される分割ランプを有する第2のアクチュエータと、前記第1のアクチュエータおよび前記第2のアクチュエータを通して挿入される中心ネジとを備え、前記第1のアクチュエータおよび前記第2のアクチュエータは、前記中心ネジの回転に応答して前記第1の終板および前記第2の終板に作用するように構成され、
前記バレルは、第1の高さを有する折り畳まれた形から第2の高さを有する展開された形へ移行するように構成されて、前記第2の高さは前記第1の高さより大きい埋め込み可能装置。
【請求項2】
前記バレルは、フレームと、湾曲形状を有する第1の終板と、湾曲形状を有する第2の終板とを備え、前記第1の終板および前記第2の終板は、前記バレルを形成するために前記フレームに結合し、前記バレルは、横方向および後方向の両方でビュレット形状を有する請求項1に記載の埋め込み可能装置。
【請求項3】
前記バレルは第1のウインドウおよび第2のウインドウを備え、前記第1のウインドウおよび前記第2のウインドウは、移植パッキング材料を受け入れるように構成される請求項1に記載の埋め込み可能装置。
【請求項4】
前記バレルは、成形溝を有する第1の終板と、成形溝を有する第2の終板とを備える請求項1に記載の埋め込み可能装置。
【請求項5】
前記第1の部分および前記第2の部分は、前記バレルの同じ側部から伸びるレールである請求項1に記載の埋め込み可能装置。
【請求項6】
前記第1の部分および前記第2の部分は、前記バレルの異なる側部から各々伸びるレールである請求項1に記載の埋め込み可能装置。
【請求項7】
前記第1のプレートおよび前記第2のプレートは、湾曲形状に各々成形される請求項1に記載の埋め込み可能装置。
【請求項8】
前記第1のプレートは、前記第1のプレートがブッシングのまわりに角度変更することを可能にするために前記ブッシングを備え、そして前記第2のプレートは、前記第2のプレートがブッシングのまわりに角度変更することを可能にするために前記ブッシングを備える請求項1に記載の埋め込み可能装置。
【請求項9】
前記第1のプレートは、前記第1のプレートのための運動の範囲の中のいかなる位置でも第1の取付ネジを使用して適所に係止され、そして前記第2のプレートは、前記第2のプレートのための運動の範囲の中のいかなる位置でも第2の取付ネジを使用して適所に係止される請求項1に記載の埋め込み可能装置。
【請求項10】
前記第1の取付ネジは、前記第1のプレートを適所に係止するために放物線形状の先端を含み、そして前記第2の取付ネジは、前記第2のプレートを適所に係止するために放物線形状の先端を含む請求項に記載の埋め込み可能装置。
【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【0001】
[技術分野]
この説明は、医療装置およびシステム、より詳細には、棘突起固定システムおよびその方法に関する。特に、一つ以上の実施態様において、この説明は、隣接する椎骨の棘突起を伸延させ、そして/または固定する棘突起固定装置に関する。
[背景技術]
様々な医療装置および医療装置システムは、患者の体の部分または複数の部分をサポートするために、患者の体内に埋め込むことができる。例えば、いくつかの医療装置は埋め込まれて、患者の脊椎の背骨または部分に結合することができて、患者の脊髄骨構造をサポートするように構成できる。
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
通常、脊椎の弱点は、一つ以上の椎骨を一緒に融合させる装置を使用して修正される。隣接する椎骨に構造安定性を与える埋め込み可能装置を有して、変性椎間板疾患、脊椎すべり症、外傷(すなわち、挫傷または脱臼)、腫瘍および/または他の原因による脊椎の弱点を治療するために補足的な融合を達成することが望ましい。
[課題を解決するための手段]
一つの一般的態様によれば、埋め込み可能装置はバレルを含む。バレルは第1の部分および第2の部分を有する。埋め込み可能装置は、第1のプレートの片側から伸びる複数の突起を有する第1のプレートを含み、そこにおいて第1のプレートはバレルの第1の部分に可動に結合するように構成される。埋め込み可能装置は、第2のプレートの片側から伸びる複数の突起を有する第2のプレートを含み、そこにおいて第2のプレートはバレルの第2の部分に可動に結合するように構成される。バレルは、第1の高さを有する折り畳まれた形から第2の高さを有する展開された形へ移行するように構成され、そこにおいて第2の高さは第1の高さより大きい。
【0002】
実施態様は、以下の特徴の一つ以上を含むことができる。例えば、バレルは、フレーム、湾曲形状を有する第1の終板、および湾曲形状を有する第2の終板を含むことができる。第1の終板および第2の終板は、バレルを形成するためにフレームに結合することができて、そこにおいてバレルは、横方向および後方向の両方においてビュレット形状を有する。バレルは、フレーム、第1の終板、第2の終板、フレームに挿入される分割ランプを有する第1のアクチュエータ、フレームに挿入される分割ランプを有する第2のアクチュエータ、および第1のアクチュエータおよび第2のアクチュエータを通して挿入される中心ネジを含むことができて、そこにおいて、第1のアクチュエータおよび第2のアクチュエータは、中心ネジの回転に応答して第1の終板および第2の終板に作用するように構成される。バレルは第1のウインドウおよび第2のウインドウを含むことができて、そこにおいて、第1のウインドウおよび第2のウインドウは、移植パッキング材料を受け入れるように構成できる。バレルは、成形溝を有する第1の終板および成形溝を有する第2の終板を含むことができる。
【0003】
例えば、一実施態様で、第1の部分および第2の部分は、バレルの同じ側部から伸びるレールでありえる。例えば、別の実施態様で、第1の部分および第2の部分は、各々がバレルの異なる側部から伸びるレールでありえる。
【0004】
例えば、第1のプレートおよび第2のプレートは、前湾姿勢の形状に各々成形される。第1のプレートは、第1のプレートがブッシングのまわりに角張らせることを可能にするためにブッシングを含むことができ、そして第2のプレートは、第2のプレートがブッシングのまわりに角張らせることを可能にするためにブッシングを含むことができる。第1のプレートは、第1のプレートのための運動の範囲内のいかなる位置でも第1の取付ネジを使用して適所に固定することができ、そして第1のプレートは、第2のプレートのための運動の範囲内のいかなる位置でも第2の取付ネジを使用して適所に固定することができる。第1の取付ネジは、第1のプレートを適所に固定するためにカップ形端を含むことができ、そして第2の取付ネジは、第2のプレートを適所に固定するためにカップ形端を含むことができる。
【0005】
別の一般的な態様において、埋め込み可能装置は、第1の部分および第2の部分を有するバレル、第1のプレートの片側から伸びる複数の突起を有する第1のプレート(そこにおいて、第1のプレートは、バレルの第1の部分に可動に結合して、第1の部分の軸のまわりに角張らせるように構成される)、および第2のプレートの片側から伸びる複数の突起を有する第2のプレート(そこにおいて、第2のプレートは、バレルの第2の部分に可動に結合して、第2の部分の軸のまわりに角張らせるように構成される)を含む。第1のプレートおよび第2のプレートは、前湾姿勢の形状に各々成形される。
【0006】
実施態様は、以下の特徴の一つ以上を含むことができる。例えば、第1のプレートは、第1の部分の軸のまわりに最高約25度に角張らせるように構成することができ、そして第2のプレートは、第2の部分の軸のまわりに最高約25度に角張らせるように構成することができる。一実施態様では、第1の部分および第2の部分は、バレルの同じ側部から伸びるレールでありえる。別の実施態様では、第1の部分および第2の部分は、各々がバレルの異なる側部から伸びるレールでありえる。
【0007】
例えば、バレルは、第1の高さを有する折り畳まれた形から第2の高さを有する展開された形へ移行するように構成することができて、そこにおいて第2の高さは第1の高さより大きい。第1のプレートは、第1のプレートのための運動の範囲内のいかなる位置でも第1の取付ネジを使用して適所に固定することができて、そこにおいて第1の取付ネジはカップ形端を有し、そして第2のプレートは、第2のプレートのための運動の範囲内のいかなる位置でも第2の取付ネジを使用して適所に固定することができて、そこにおいて第2の取付ネジはカップ形端を有する。
【0008】
別の一般的な態様において、方法は、埋め込み可能装置のバレルを棘突起間空間に挿入することを含む。埋め込み可能医療装置は、第1の部分および第2の部分を有するバレル、第1のプレートの片側から伸びる複数の突起を有する第1のプレート、および第2のプレートの片側から伸びる複数の突起を有する第2のプレートを含む。方法は、第1の高さを有する折り畳まれた形から第2の高さを有する展開された形へバレルを展開すること(そこにおいて、第2の高さは第1の高さより大きい)、棘突起と係合するために第1の部分上の第1のプレートを動かすこと、および棘突起と係合するために第2の部分上の第2のプレートを動かすことを含む。
【0009】
実施態様は、以下の特徴の一つ以上を含むことができる。例えば、方法は、第1のプレートおよび第2のプレートの取付ネジを係止して、第1のプレートおよび第2のプレートを適所に係止することを含むことができる。方法は、第1の部分に関して所望の角度に第1のプレートを配置すること、第2の部分に関して所望の角度に第2のプレートを配置すること、および第1のプレートおよび第2のプレートの取付ネジと係合して、第1のプレートおよび第2のプレートを適所に係止することを含むことができる。
【0010】
一つ以上の実施態様の詳細は、添付の図面および下記の説明に記載される。他の特徴は、説明および図面から、そして請求項から明らかである。
[図面の簡単な説明]
図1]実施態様例による医療装置の斜視図である。
【0011】
図2図1の医療装置の上面図である。
【0012】
図3図1の医療装置の正面図である。
【0013】
図4図1の医療装置の側面図である。
【0014】
図5]実施態様例による医療装置の斜視図である。
【0015】
図6図5の医療装置の上面図である。
【0016】
図7図5の医療装置の正面図である。
【0017】
図8図5の医療装置の側面図である。
【0018】
図9]実施態様例による医療装置の斜視図である。
【0019】
図10図9の医療装置の上面図である。
【0020】
図11図9の医療装置の正面図である。
【0021】
図12図9の医療装置の側面図である。
【0022】
図13]実施態様例による医療装置の斜視図である。
【0023】
図14図13の医療装置の上面図である。
【0024】
図15図13の医療装置の正面図である。
【0025】
図16図13の医療装置の側面図である。
【0026】
図17]実施態様例による医療装置の斜視図である。
【0027】
図18図17の医療装置の上面図である。
【0028】
図19図17の医療装置の正面図である。
【0029】
図20図17の医療装置の側面図である。
【0030】
図21]実施態様例による医療装置の上面図である。
【0031】
図22図21の医療装置の側面図である。
【0032】
図23図22の挿し込み図Aの詳細図である。
【0033】
図24図27]実施態様例による医療装置のプレートの側面図である。
【0034】
図28]実施態様例による医療装置のバレルの上面図である。
【0035】
図29]実施態様例による医療装置のバレルの分解正面図である。
【0036】
図30]実施態様例による医療装置のバレルの分解上面図である。
【0037】
図31]実施態様例による医療装置の斜視図である。
【0038】
図32図31の医療装置の上面図である。
【0039】
図33図31の医療装置の正面図である。
【0040】
図34図31の医療装置の側面図である。
【0041】
図35]実施態様例による医療装置の斜視図である。
【0042】
図36図35の医療装置の上面図である。
【0043】
図37図35の医療装置の正面図である。
【0044】
図38図35の医療装置の側面図である。
【0045】
図39]実施態様例による医療装置の斜視図である。
【0046】
図40図39の医療装置の上面図である。
【0047】
図41図39の医療装置の正面図である。
【0048】
図42図39の医療装置の側面図である。
【0049】
図43]実施態様例による医療装置の斜視図である。
【0050】
図44図43の医療装置の上面図である。
【0051】
図45図43の医療装置の正面図である。
【0052】
図46図43の医療装置の側面図である。
【0053】
図47]実施態様例による医療装置のバレルの分解上面図である。
【0054】
図48図1の医療装置を含む典型的な方法を例示するフローチャートである。
[発明を実施するための形態]
本発明の実施態様がここに開示されるが、開示された実施態様が、様々な形態で実施できる本発明の実施例に過ぎないことを理解すべきである。従って、本願明細書に開示される特定の構造的且つ機能的な詳細は、制限として解釈されるべきではなくて、単に請求項の根拠として、そして実質的にいかなる適切な詳細構造でも本発明をさまざまに用いることを当業者に教示するための代表的な根拠として解釈されるべきである。更に、本願明細書に用いられる用語および表現は、制限することを目的とせず、むしろ本発明の理解できる説明を提供することを目的とする。
【0055】
本願明細書に用いられる用語「a」または「an」は、1または1以上と定義される。本願明細書に用いられる用語「別の」は、少なくとも第2の、またはそれ以上と定義される。本願明細書に用いられる用語「含む」および/または「有する」は、成る(すなわち、開放移行)と定義される。
【0056】
本願明細書に記載されている装置および方法は、通常、患者の体内の解剖学的構造をサポートし、安定させ、そして/または交換するために用いることができる医療装置を目的とする。いくつかの実施態様において、本願明細書に記載されている装置および方法は、患者の脊椎または背中の2つの椎骨の間でサポートすることを含んで、患者の脊椎または背中をサポートするように構成される。他の実施態様では、患者の体の他の部分は、本願明細書に記載されている装置によってサポートされることができる。
【0057】
本願明細書に記載されている医療装置は、患者の脊椎の通常の生理運動を維持するのを助けるために、患者の体内に埋め込むことができる。
【0058】
用語「患者」は、本発明に開示される医療装置または方法により利益を得る人に対して以下に用いることができる。例えば、患者は、その体が外科的療法で本発明により開示される医療装置を受け入れる人でありえる。例えば、いくつかの実施形態では、患者は、人間の女性、人間の男性、またはその他の哺乳類でありえる。
【0059】
この文書は、非頸椎に用いるための後部の非茎補足的な固定装置として用いることができる埋め込み可能医療装置の実施態様を説明する。医療装置は、棘突起間融合装置として用いることができる。医療装置は、棘上靭帯の除去の有無にかかわらず挿入できる。一つ以上の実施態様において、棘上靭帯を維持できる。医療装置は、棘突起間空間の上下で棘突起にしっかりと取り付けることができる。医療装置は、埋め込まれる他の装置なしで、腰部の運動部分を後部に固定できる。医療装置は、腰椎に見られる圧縮、ねじれ、および剪断の荷重に耐えることができる。医療装置は、補足的な融合を達成して、例えば、変性椎間板疾患、脊椎すべり症、外傷(すなわち、挫傷または脱臼)、腫瘍および/または他の病状のような、脊椎の病を治療するために用いることができる。
【0060】
この文書は埋め込み可能医療装置の実施態様を説明し、そこにおいて、医療装置は、終板と接触するポリエーテルエーテルケトン(PEEK)骨を備えた展開可能な中心バレルを含むことができて、2つのスパイクドプレートは後部レールに一緒に保持される。プレートは、装置を適所に固定するために棘突起に食い込む突起(例えば、スパイク)を含む。プレートの各々は、患者の解剖学的構造に適合するために角張らせることができる。プレートは、取付ネジで係止することができて、腰部の解剖学的構造に適合させるために、前湾姿勢の形状を有することができる。展開可能なバレルは、棘突起間伸延、プレートのスパイクをオフロードすること、そして棘突起を壊す可能性を減らすことを提供できる。バレルは、抵抗なしに棘突起間空間に嵌まって、展開するように大きさを設定できる。バレルは、移植ウインドウを前後に含むことができて、後部ウインドウを使用して展開の後に移植材料を詰め込まれることができる。PEEK終板は、最適な骨の接触および適合のための解剖学的に成形された溝を含むことができる。
【0061】
図1〜4は、一実施態様例による医療装置10を例示する。医療装置10は患者に埋め込むことができて、棘突起融合装置と呼ばれる。図1は、医療装置10の斜視図であり、バレルは折り畳まれたかまたは収縮した位置に示され、そしてプレートは互いと関連して分離した位置に示される。図2〜4は、折り畳まれたかまたは収縮した位置にあるバレルを例示する図1の医療装置10の上面図、正面図、および側面図をそれぞれ例示する。
【0062】
医療装置10は、第1のプレート12、第2のプレート14、および展開可能な中心バレル(バレルとも呼ばれる)16を含む。バレル16は折り畳まれた状態で例示される。バレル16は、第1の部分18(例えば、第1のレール18)および第2の部分20(例えば、第2のレール18)を含む。第1のレール18および第2のレール20は、レール18および20とも呼ばれることがある。第1のレール18および第2のレール20は、バレル16と一体的に形成できる。第1のレール18および第2のレール20は、後部レールとも呼ばれることがある。第1のプレート12および第2のプレート14(プレート12および14とも呼ばれる)は、第1のプレート12を第1のレール18に、そして第2のプレート14を第2のレール20に結合することによって、バレル16に固着できる。第1のプレート12および第2のプレート14は、各々、プレート12および14に組み立てられるブッシング22(例えば、球状ブッシング)を含むことができて、そこにおいてプレート12および14は、ブッシング22を通ってそれぞれのレール18および20上を摺動して、取付ネジ24を使用して固定される。以下に詳述するように、各プレート12および14は、棘突起間空間の上下に隣接する椎骨の棘突起に係合するために、そのそれぞれのレール18および20に沿って横に移動できる。図1〜4は、互いに関して分離した位置にあるプレート12および14を例示する。また、以下に詳述するように、各プレート12および14は、患者に埋め込まれるときに患者の解剖学的構造によりよく適合するために、レール18および20に関して一連の角度によって角張らせることができる。
【0063】
他の実施態様例(図示せず)において、第1の部分18および第2の部分20は、バレル16の溝でありえる。この例では、第1のプレート12および第2のプレート14は、各々、バレル16の対応する溝に可動に挿入される突起(例えば、レール)を含むことができる。この実施態様例は、上下に記載の同じ方法で機能することができて、レールの構造以外はプレート12および14で実施されることができて、それらはバレル16の第1の部分18および第2の部分20に受け入れられ、そこにおいて第1の部分18および第2の部分20はバレル16の溝である。
【0064】
第1のプレート12は、上部26および下部28を含むことができる。第2のプレート14は、上部30および下部32を含むことができる。プレート12および14は、上部26および30ならびに下部28および32の両方に複数の突起34(例えば、スパイク)を含むことができる。用語「スパイク」が突起34のために用いることができる一方、突起に対してより先細の先端または丸い先端または他のタイプの終了を有することができる他のタイプの突起が用いられることができる。スパイク34は堅く付着して、棘突起間空間の上下に棘突起に食い込むために用いることができる。スパイク34はプレート12および14と一体に形成できるか、またはスパイク34はプレート12および14に固着する別々の部品でありえる。スパイク34は、プレート12および14に固着されるかまたは一体に形成されるベース部分によって角錐の形に成形できる。スパイク34の側面は、角錐の形をした先端を形成するためにベースから伸びることができる。他の実施態様例において、スパイク34は、スパイクが棘突起に係合することを可能にするために先端まで上げる他の形状に形成できる。上記のように、スパイク34の端は、例えば、丸い先、四角い先、または他の形の先のような先端以外の先を含むことができる。
【0065】
プレート12および14ならびにスパイク34はチタン製でありえる。他の実施態様において、プレート12および14ならびにスパイク34は、他の生体適合性材料でありえる。
【0066】
医療装置10の実施態様例は、プレート12および14の各部分26、28、30および32に4つのスパイク34を含む。他の実施態様例において、増減した数のスパイク34を含むことができる。一実施態様例において、対向する部分(すなわち、上部26および30ならびに下部28および32)のスパイク34は、互いの向かいに整列配置できる。他の実施態様例において、対向する部分のスパイク34は互いからずれることができる。
【0067】
第1のプレート12および第2のプレート14は、腰部の解剖学的構造に適合するために、前湾姿勢の形状に形成できる。第1のプレート12に関して、上部26は中心部36によって下部28に連結している。上部26、下部28、および中心部36は、単一のプレート構成要素として一体に形成できる。中心部36は、図24〜27に更に詳細に例示するように、ブッシング22を受け入れる開いた側面(例えば、C字形の開口)および取付ネジ24を受け入れる開口(例えば、穴)を含む。他の実施態様例において、第1のプレート12および第2のプレート14は、特定のアプリケーションに適している他の形状でありえる。
【0068】
第1のプレート12と同様に、第2のプレート14は、上部30を下部32に連結する中心部38を含む。上部30、下部32、および中心部38は、単一のプレート構成要素として一体に形成できる。中心部38は、図24〜27に更に詳細に例示するように、ブッシング22を受け入れる開いた側面(例えば、C字形の開口)および取付ネジ24を受け入れる開口(例えば、穴)を含む。取付ネジ24は、プレート12および14を角度運動のそれらの範囲の中のいかなる位置の角位置にも係止するために用いる。
【0069】
中心バレル16は、抵抗なしに棘突起間空間の患者への挿入のために折り畳まれた位置にあり、それからバレルの最大高さまで展開する展開可能バレルである。一実施態様例において、バレルの最大展開高さは、折り畳まれた高さより約4mm大きいことがありえる。
【0070】
中心バレル16は、図3に最もよく見えるように、第1の終板40および第2の終板42(終板40および42とも呼ばれる)を含む。終板40および42の各々は、それぞれの溝44および46を含む。溝44および46は、患者の骨と最適に接触且つ適合する解剖学的に形成された溝でありえる。終板40および42は、終板と接触するPEEK骨でありえる。バレル16は、患者への挿入を容易にするために、横方向および後方向において両端でビュレット形でありえる。展開可能バレル16は、棘突起間伸延を提供することができて、棘突起を傷つける可能性を減らすために、プレート12および14のスパイク34の力をオフロードすることができる。バレル16は、横または後方に、より小さい高さで挿入されて、それから、伸延を行うために展開して、棘突起に対する力および埋め込みを実行する外科医の潜在的フラストレーションを除去できる。
【0071】
バレル16は、第1のウインドウ48(例えば、開口部または前方ウインドウとも呼ばれる)および第2のウインドウ50(例えば、開口部または後方ウインドウとも呼ばれる)を含む。第1のウインドウ48および第2のウインドウ50は、医療装置10の患者への挿入および設置に続いて骨移植材料を詰めるための移植ウインドウとして用いることができる。一実施態様では、バレル16が展開された後に、バレル16は第2のウインドウ50を使用して骨移植片を詰めることができる。このように、ウインドウ48および50によってアクセアスされる移植収納域は、より大きい移植域を提供することができて、バレル16の展開の後に詰めることができる。
【0072】
図5〜8を参照すると、図1〜4の医療装置10の実施態様例では、バレル16は展開された状態で示されて、プレート12および14は互いに関して分離された位置に示される。すなわち、プレート12および14は、各々、レール18および20の外端部の方へ配置される。バレル16は、サイド12および14の上部26および30ならびに下部28および32の方へ終板40および42をそれぞれ展開したり、収縮したりすることによって展開し、そして収縮する。バレル16を展開し、そして収縮する機構は、以下の図28〜30に更に詳細に例示される。
【0073】
通常は、中心ネジ52は、2つの独立した内蔵アクチュエータを作動させるために回転する。アクチュエータは、中心ネジ52が回転するときに終板40および42を上下させる分割ランプを含む。図7および8は、完全に展開された状態のバレル16を例示する図を示す。上記のように、バレル16は、棘突起間空間へ挿入した後に展開できる。展開の後に、バレル16は、ウインドウ50を使用して骨移植材料を詰めることができる。展開の前に、いくつかの骨移植材料は、ウインドウ48を使用してバレル16に詰めることができる。
【0074】
図9〜12を参照すると、図1〜4の医療装置10の実施態様例が例示されて、バレル16は折り畳まれた状態で示され、そしてプレート12および14は閉位置に示される。すなわち、プレート12および14は、互いの方へレール18および20に沿って横断した。プレート12および14は、レール18および20に沿って摺動することができて、取付ネジ24を使用してレール18および20に沿っていかなる点でも適所に固定できる。プレート12および14がレール18および20に沿って一緒に摺動するときに、プレート12および14のスパイク34は、棘突起と係合して、固定する(または食い込む)ことができる。このように、上部26および30のスパイク34は、一つの棘突起を一緒に締めつけて、それに入ることができて、下部28および32のスパイク34は、隣接する棘突起を一緒に締めつけて、それに入ることができる。
【0075】
図9〜12に示すように、一つのプレートのスパイク34は、対向するプレートのスパイク34と同じ位置で嵌合するように整列配置される。他の実施態様例において、一つのプレートのスパイク34は、対向するプレートのスパイク34に関してずれることがありえる。
【0076】
図13〜16を参照すると、図1〜4の医療装置10の実施態様例が例示されて、バレル16は展開された状態で示され、そしてプレート12および14は閉位置に示される。このように、プレート12および14が、隣接する椎骨の棘突起を締め付けるためにレール18および20に沿って横断して、バレル16が中心ネジ52を使用して展開されたように、これは患者への挿入後の状態の医療装置10を例示する。
【0077】
図17〜23を参照すると、図1〜4の医療装置10の実施態様例が例示されて、バレル16は展開された状態で示され、そしてプレート12および14は開かれたまたは分離した位置に、且つ角張った構成で示される。上記のように、プレート12および14は、レール18および20に関して角度回転できる。プレート12および14は、ブッシング22のまわりを枢動することができて、取付ネジ24を使用して適所に係止することができる。一実施態様例において、プレート12および14は、レール18および20に関して約25度ずれる運動の範囲を有することができる。プレート12および14の角形成は、各プレートが特定の患者の解剖学的構造とそれぞれに適合することを可能にする。各プレート12および14は、他のプレートから独立しているそれらの運動の範囲のいかなる位置でも枢動して、係止できる。
【0078】
図22および23において、側面図(図22)および挿し込み図A図23)の詳細図は、プレート12および14が取付ネジ24を使用して係止されることを示す。レール18および20は、C字形であるか、または湾曲していて、そして溝領域60を含む。取付ネジ24は、先端62に湾曲したカップ形デザインを含むことができる。湾曲した先端62は、レール20の溝領域62と係合して、プレート14を適所に固定して、係止するために、レール14の開口部を、そしてブッシング22を貫通する。プレート14がその運動の範囲を通して枢動するときに、湾曲した先端62は、レール20の溝領域62との表面接触を最大にする。以下の図24〜27はまた、取付ネジ24の湾曲した(またはカップ形またはビュレット状)先端62を例示する。
【0079】
図24〜27を参照すると、プレート12および14のアセンブリが例示される。これらの実施例の図において、プレート14は説明の便宜上参照される。プレート14は、ブッシング22をその最終的な位置から最初に90度だけずれたプレートの中に入れることによって組み立てることができる。上述の通り、ブッシング22は、バレル16上のレール20に配置されて、それを横断するように成形される球状ブッシングでありえる。ブッシング22は、取付ネジ24を受け入れるためにブッシングの後部にスロット64または開口部を含むことができる。
【0080】
一旦ブッシング22がプレート14(図25)に挿入されると、ブッシング22は90度回転して、プレート14のその最終的な位置になる(図26)。それから、湾曲した先端62を有する取付ネジ24は、プレート14の後部の開口部およびブッシング22のスロット64を通して挿入できる。取付ネジ24は、ブッシング22がプレート14から後ろに回転するのを防止するのに役立つ。
【0081】
図28〜30を参照すると、バレル16およびバレル16のアセンブリが詳細に例示される。上記のように、バレル16は第1の終板40および第2の終板42を含む。終板40および42はPEEK終板でありえる。バレル16は、第1のネジ部66および第2のネジ部68を有する中心ネジ52を含む。バレル16は、フレーム65、第1のアクチュエータ70および第2のアクチュエータ72(アクチュエータ70および72とも呼ばれる)、ならびに2つの組立てピン(図示せず)を含む。一実施態様例において、フレーム65、アクチュエータ70および72、ならびに中心ネジ52は、チタン製でありえる。他の実施態様例において、構成要素は他の生体適合性材料でありえる。
【0082】
アクチュエータ70および72の各々は、バレル16の湾曲形状に適応するために、分割ランプ74および76を含むことができる。バレル16は湾曲形状であって、棘突起間空間へのより簡単な挿入を可能にするために、各端においてビュレット状(または卵子形)でありえる。バレル16の湾曲形状は、最大移植充てん容積を提供できる。
【0083】
アクチュエータ70および72は、バレル16のフレーム65にゆるく組み立てられることができて、分割ランプ74および76はアクチュエータ70および72の上に配置される。アクチュエータがネジ52の1回転当たり特定の間隔を有するように、中心ネジ52はアクチュエータ70および72に挿入して、設定できる。一旦ネジ52が完全に挿入されると、2つのピン(図示せず)は、ネジ52を捕獲して、その分解を防止するためにフレーム65後方に圧入される。
【0084】
ネジ52の回転によって、アクチュエータ70および72が回転して、アクチュエータ70および72上のランプ74および76が終板40および42を押して、終板40および42を折り畳まれた位置から展開させる。ネジ52の反回転によって、アクチュエータ70および72が回転して、アクチュエータ70および72上のランプ74および76が終板40および42を押すことから後退して、終板40および42を展開された状態から折り畳む。
【0085】
図31〜34は、実施態様例による医療装置100を例示する。医療装置10と同様に、医療装置100は患者に埋め込むことができて、棘突起融合装置と呼ばれる。図1〜30と図31〜34、および医療装置100を描く以下の他の図の間の類似の参照番号は、2つの医療装置の間の同一または類似の構成要素および特徴を指す。医療装置100は、医療装置10と同じ特徴および機能を有することができる。
【0086】
医療装置100は、第1のプレート12および第2のプレート14を含む。医療装置100はバレル116を含む。図31〜34の実施例において、バレル116は、医療装置10のバレル16からのレール18および20のように同じ側部から展開する代わりに、バレル116の異なる側部から各々展開するレール118および120を含む。バレル116は、バレル16と比較して基本的に90度回転する。他の態様において、バレル116は展開可能なバレルであって、バレル16と同じ機能を有する。バレル116は、患者の棘突起間空間に横方向に挿入できる。バレル116は、より小さい高さで(または折り畳まれた状態で)挿入されて、それから、伸延を行って、棘突起に対する力および外科医のフラストレーションを除去するために展開できる。
【0087】
図31〜34において、医療装置100は、開いた状態のプレート12および14および折り畳まれた状態のバレル116を例示する。このように、医療装置100は患者に挿入されて、それからバレル116は展開できる。
【0088】
図35〜38を参照すると、医療装置100が例示されて、バレル116は展開された状態にある。一実施態様例において、バレル116の展開されたバレル高さは、折り畳まれた高さより約7mm大きいことがありえる。側部12および14は開かれた状態で例示される。バレル116は、中心ネジ152を使用して折り畳まれた状態から展開された状態へ展開できる。同様に、バレル116は、中心ネジ152を使用して展開された状態から折り畳まれた状態へ折り畳むことができる。
【0089】
図39〜42を参照すると、医療装置100が例示されて、バレル116は展開された状態にあり、そしてプレート12および14は閉位置にある。医療装置10に関して上述したように、医療装置100のプレート12および14も、開位置と閉位置の間でバレルのレール118および120を横断できる。閉位置において、プレート12および14は、詳細に上述したように、棘突起を締め付けて、食い込むように設計される。
【0090】
図43〜46を参照すると、医療装置100が例示されて、バレル116は展開された状態にあり、そしてプレート12および14は閉じた角のある位置にある。図17〜20に関して上述したように、プレート12および14は、患者の解剖学的構造によりよく適合するために、レール118および120に関して約25度の角をつけることができる。プレート12および14は、取付ネジ24を使用して適所に係止できる。
【0091】
図47を参照すると、バレル116は、図28〜30に関して上述したように、バレル16と類似の方法で組み立てられる。バレル116は、第1の終板140および第2の終板142、ランプを備えた2つの独立したアクチュエータ、ならびに中心ネジ152を含む。終板140および142はアクチュエータ・ランプにゆるく組み立てられ、そして中心ネジ152はアクチュエータ・ランプに挿入されて、それはアセンブリを一緒に固定する。
【0092】
図48を参照すると、実施例のフローチャートは、医療装置10および100を使用する実例プロセス200を例示する。例えば、プロセス200は、医療装置10または100のバレル16または116をそれぞれ棘突起間空間に挿入することを含む(210)。上記のように、医療装置は、第1の部分(例えば、レール18または118)および第2の部分(例えば、レール20または120)を有するバレル16または116、第1のプレート12の片側から伸びる複数の突起34を有する第1のプレート12、および第2のプレートの片側から伸びる複数の突起34を有する第2のプレート14を含む(210)。
【0093】
プロセス200は、バレル16または116を第1の高さを有する折り畳まれた形から第2の高さを有する展開された形へ展開することを含み、そこにおいて第2の高さは第1の高さより大きい(220)。上記のように、中心ネジ52または152は、棘突起間空間でバレル16または116を折り畳まれた形から展開された形へ展開するために、回転できる。
【0094】
プロセスは、棘突起と係合するために第1のプレート12を第1の部分(例えば、レール18または118)上で動かすこと(230)、および棘突起と係合するために第2のプレート14を第2の部分(例えば、レール20または120)上で動かすこと(240)を含む。例えば、プレート12および14がそれぞれのレールに沿って摺動するとき、プレート12および14の各々の突起34は隣接する椎骨の棘突起と係合できる。
【0095】
任意に、プロセス200は、第1の部分に関して所望の角度に第1のプレート12を配置すること、および第2の部分に関して所望の角度に第2のプレート14を配置することを含むことができる。一旦プレート12および14がそれらの所望の角度に配置されると、プレート12および14は取付ネジ24を使用して適所に係止できる。
【0096】
本願明細書に記載されている医療装置10および医療装置100のさまざまな構成要素は、この種の医療装置のために使用するいかなる生体適合性材料によっても形成できる。例えば、さまざまな構成要素の各々は、一つ以上の生体適合性プラスチックおよび/または一つ以上の生体適合性金属、例えばチタンおよびステンレス鋼によって形成できる。
【0097】
記載された実施態様の特定の特徴が本願明細書に記載されたように例示されたが、多くの変更態様、置換、改変、および等効物はすぐに当業者に生じる。従って、添付の特許請求の範囲が、実施形態の範囲に入るとしてすべてのこの種の変更態様と改変をカバーすることを目的とすると理解すべきである。それらが、ほんの例として提示されたものであり、制限するものではなく、そして形態および詳細のさまざまな改変が行われ得ることを理解すべきである。本願明細書に記載されている装置および/または方法のいかなる部分も、排他的な組み合せを除いて、いかなる組み合せでも組み合せることができる。本願明細書に記載されている実施形態は、記載されているいろいろな実施形態の機能、構成要素、および/または特徴のさまざまな組み合せおよび/または下位組み合せを含むことができる。
【図面の簡単な説明】
【0098】
図1】実施態様例による医療装置の斜視図である。
図2図1の医療装置の上面図である。
図3図1の医療装置の正面図である。
図4図1の医療装置の側面図である。
図5】実施態様例による医療装置の斜視図である。
図6図5の医療装置の上面図である。
図7図5の医療装置の正面図である。
図8図5の医療装置の側面図である。
図9】実施態様例による医療装置の斜視図である。
図10図9の医療装置の上面図である。
図11図9の医療装置の正面図である。
図12図9の医療装置の側面図である。
図13】実施態様例による医療装置の斜視図である。
図14図13の医療装置の上面図である。
図15図13の医療装置の正面図である。
図16図13の医療装置の側面図である。
図17】実施態様例による医療装置の斜視図である。
図18図17の医療装置の上面図である。
図19図17の医療装置の正面図である。
図20図17の医療装置の側面図である。
図21】実施態様例による医療装置の上面図である。
図22図21の医療装置の側面図である。
図23図22の挿し込み図Aの詳細図である。
図24】実施態様例による医療装置のプレートの側面図である。
図25】実施態様例による医療装置のプレートの側面図である。
図26】実施態様例による医療装置のプレートの側面図である。
図27】実施態様例による医療装置のプレートの側面図である。
図28】実施態様例による医療装置のバレルの上面図である。
図29】実施態様例による医療装置のバレルの分解正面図である。
図30】実施態様例による医療装置のバレルの分解上面図である。
図31】実施態様例による医療装置の斜視図である。
図32図31の医療装置の上面図である。
図33図31の医療装置の正面図である。
図34図31の医療装置の側面図である。
図35】実施態様例による医療装置の斜視図である。
図36図35の医療装置の上面図である。
図37図35の医療装置の正面図である。
図38図35の医療装置の側面図である。
図39】実施態様例による医療装置の斜視図である。
図40図39の医療装置の上面図である。
図41図39の医療装置の正面図である。
図42図39の医療装置の側面図である。
図43】実施態様例による医療装置の斜視図である。
図44図43の医療装置の上面図である。
図45図43の医療装置の正面図である。
図46図43の医療装置の側面図である。
図47】実施態様例による医療装置のバレルの分解上面図である。
図48図1の医療装置を含む典型的な方法を例示するフローチャートである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
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図15
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図17
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