(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記1又は複数のコンピュータプロセッサは、更に、前記ユーザに対する提案の進捗が所定の段階となったときにアドバイザに対して所定の料金を課金する処理を実行する請求項1ないし4何れかのシステム。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
【0012】
図1は、本発明の一実施形態に係る提案管理システム10を含むネットワークの構成を概略的に示す構成図である。提案管理システム10は、
図1に示すように、インターネット等のネットワーク20を介してユーザ端末30及びアドバイザ端末40と通信可能に接続されている。システム10は、アドバイザによるユーザに対する提案を管理する提案管理サービスを、ユーザ端末30及びアドバイザ端末40を介して提供する。
【0013】
本実施形態における提案管理サービスは、様々な種類の商品又はサービス(以下、「商品等」と言うことがある。)に関するアドバイザによる提案を管理するものとして構成され得る。例えば、本実施形態の提案管理サービスにおいて、ライフプランに関するアドバイザ(例えば、ファイナンシャルプランナー等)による保険商品等の提案が管理され、又は、不動産に関するアドバイザによる不動産の提案が管理される。
【0014】
システム10は、一般的なコンピュータとして構成されており、
図1に示すように、CPU(コンピュータプロセッサ)11と、メインメモリ12と、ユーザI/F13と、通信I/F14と、ストレージ(記憶装置)15と、を備え、これらの各構成要素が図示しないバス等を介して電気的に接続されている。
【0015】
CPU11は、ストレージ15等に記憶されている様々なプログラムをメインメモリ12に読み込んで、当該プログラムに含まれる各種の命令を実行する。メインメモリ12は、例えば、DRAM等によって構成される。
【0016】
ユーザI/F13は、ユーザとの間で情報をやり取りするための各種の入出力装置を含む。ユーザI/F13は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス(例えば、マウス、タッチパネル等)等の情報入力装置、マイクロフォン等の音声入力装置、カメラ等の画像入力装置を含む。また、ユーザI/F13は、ディスプレイ等の情報出力装置、スピーカ等の音声出力装置を含む。
【0017】
通信I/F14は、ネットワークアダプタ等のハードウェア、各種の通信用ソフトウェア、又はこれらの組み合わせとして実装され、ネットワーク20等を介した有線又は無線の通信を実現できるように構成されている。
【0018】
ストレージ15は、例えば磁気ディスク、フラッシュメモリ等によって構成される。ストレージ15は、オペレーティングシステムを含む様々なプログラム、及び各種データ等を記憶する。
【0019】
本実施形態において、システム10は、それぞれが上述したハードウェア構成を有する複数のコンピュータを用いて構成され得る。例えば、システム10は、1又は複数のサーバ装置を用いて構成され得る。
【0020】
このように構成された提案管理システム10は、ウェブサーバ及びアプリケーションサーバとしての機能を有し、ユーザ端末30及びアドバイザ端末40にインストールされているウェブブラウザ又はその他のアプリケーションからの要求に応答して各種の処理を実行し、当該処理の結果に応じた画面データ(例えば、HTMLデータ)及び制御データ等をユーザ端末30及びアドバイザ端末40に送信する。ユーザ端末30及びアドバイザ端末40では、受信したデータに基づくウェブページ又はその他の画面が表示される。
【0021】
ユーザ端末30は、一般的なコンピュータとして構成されており、
図1に示すように、CPU(コンピュータプロセッサ)31と、メインメモリ32と、ユーザI/F33と、通信I/F34と、ストレージ(記憶装置)35と、を備え、これらの各構成要素が図示しないバス等を介して電気的に接続されている。
【0022】
CPU31は、ストレージ35等に記憶されている様々なプログラムをメインメモリ32に読み込んで、当該プログラムに含まれる各種の命令を実行する。メインメモリ32は、例えば、DRAM等によって構成される。
【0023】
ユーザI/F33は、ユーザとの間で情報をやり取りするための各種の入出力装置である。ユーザI/F33は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス(例えば、マウス、タッチパネル等)等の情報入力装置、マイクロフォン等の音声入力装置、カメラ等の画像入力装置を含む。また、ユーザI/F33は、ディスプレイ等の情報出力装置、スピーカ等の音声出力装置を含む。
【0024】
通信I/F34は、ネットワークアダプタ等のハードウェア、各種の通信用ソフトウェア、及びこれらの組み合わせとして実装され、ネットワーク20等を介した有線又は無線の通信を実現できるように構成されている。
【0025】
ストレージ35は、例えば磁気ディスク又はフラッシュメモリ等によって構成される。ストレージ35は、オペレーティングシステムを含む様々なプログラム及び各種データ等を記憶する。ストレージ35が記憶するプログラムには、アプリケーションマーケット等からダウンロードされてインストールされた各種のアプリケーションが含まれ得る。
【0026】
本実施形態において、ユーザ端末30は、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブルデバイス、又はパーソナルコンピュータ等として構成され得る。
【0027】
このように構成されたユーザ端末30を操作するユーザは、ストレージ35等にインストールされているウェブブラウザ又はその他のアプリケーションを介したシステム10との通信を実行することによって、システム10が提供する提案管理サービスを利用することができる。
【0028】
アドバイザ端末40は、ユーザ端末30と同様に、一般的なコンピュータとして構成されており、例えば、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブルデバイス、又はパーソナルコンピュータ等として構成され得る。アドバイザ端末40を操作するアドバイザは、ウェブブラウザ又はその他のアプリケーションを介したシステム10との通信を実行することによって、システム10が提供する提案管理サービスを利用することができる。
【0029】
次に、本実施形態の提案管理システム10が有する機能について説明する。
図2は、システム10が有する機能を概略的に示すブロック図である。システム10は、図示するように、様々な情報を記憶及び管理する情報記憶管理部51と、提案管理サービスの基本機能を制御する基本機能制御部52と、ユーザ情報を管理するユーザ情報管理部53と、アドバイザによる提案を管理する提案管理部54と、ユーザとアドバイザとの間の所定のコミュニケーションを管理するコミュニケーション管理部55とを有する。これらの機能は、CPU11及びメインメモリ12等のハードウェア、並びに、ストレージ15等に記憶されている各種プログラムやデータ等が協働して動作することによって実現され、例えば、メインメモリ12に読み込まれたプログラムに含まれる命令をCPU11が実行することによって実現される。また、
図2に示す機能の一部又は全部は、システム10と、ユーザ端末30又はアドバイザ端末40とが協働することによって実現され、或いは、ユーザ端末30又はアドバイザ端末40によって実現され得る。
【0030】
システム10の情報記憶管理部51は、ストレージ15等において様々な情報を記憶及び管理する。例えば、情報記憶管理部51は、
図2に示すように、ユーザに関する情報を管理するユーザ情報テーブル511と、アドバイザに関する情報を管理するアドバイザ情報テーブル512と、アドバイザによって提供される提案に関する情報を管理する提案情報テーブル513とを有するように構成される。
【0031】
システム10の基本機能制御部52は、提案管理サービスの基本機能の制御に関する様々な処理を実行する。例えば、基本機能制御部52は、基本機能に関する様々な画面のHTMLデータ又は制御データをユーザ端末30又はアドバイザ端末40に送信し、ユーザ端末30又はアドバイザ端末40で表示される当該画面を介したユーザ又はアドバイザによる操作入力に応答して様々な処理を実行し、当該処理の結果に応じたHTMLデータ又は制御データをユーザ端末30又はアドバイザ端末40に送信する。基本機能制御部52によって制御される基本機能には、例えば、アカウントの新規登録、及び、ログイン認証等が含まれる。
【0032】
システム10のユーザ情報管理部53は、ユーザ情報の管理に関する様々な処理を実行する。例えば、ユーザ情報管理部53は、ユーザからの要求に応じて、ユーザのユーザ情報の一部又は全部を複数のアドバイザに公開する。具体的には、ユーザ情報管理部53は、例えば、ユーザ端末30に表示される画面を介してユーザ情報の公開が要求されたときに、ユーザ情報テーブル511において管理されているユーザ情報を複数のアドバイザに公開する。ユーザ情報が公開されると、ユーザ情報管理部53は、例えば、アドバイザからの要求に応じて、当該ユーザ情報を含む画面をアドバイザ端末40に表示する。ユーザ情報を公開する処理は、アドバイザによるユーザ情報へのアクセスを許可する処理であると言うこともできる。
【0033】
システム10の提案管理部54は、アドバイザによる提案の管理に関する様々な処理を実行する。例えば、提案管理部54は、アドバイザによって提供される提案情報を対応するユーザに提示する。具体的には、提案管理部54は、例えば、アドバイザ端末40に表示される画面を介して入力された提案情報を提案情報テーブル513に登録し、ユーザからの要求に応じて、当該提案情報を含む画面をユーザ端末30に表示する。
【0034】
システム10のコミュニケーション管理部55は、ユーザとアドバイザとの間の所定のコミュニケーションの管理に関する様々な処理を実行する。例えば、コミュニケーション管理部55は、ユーザからの要求に応じて、当該ユーザに対する提案情報を提供したアドバイザであって当該ユーザによって特定されたアドバイザと当該ユーザとの間の所定のコミュニケーションを可能とする。具体的には、コミュニケーション管理部55は、例えば、ユーザ端末30に表示される画面を介した特定のアドバイザとの所定のコミュニケーションの開始の要求に応じて、当該特定のアドバイザとユーザとの間の所定のコミュニケーションを可能とする。
【0035】
このように、本実施形態の提案管理システム10は、ユーザ情報が公開されたユーザに対して提案情報を提供したアドバイザのうち、ユーザによって特定されたアドバイザと当該ユーザとの間の所定のコミュニケーションを可能とするように構成されているから、ユーザは、当該所定のコミュニケーションを介してアドバイザとの相談を進めることができる。また、当該所定のコミュニケーションは、提案情報を提供したアドバイザのうちユーザによって特定されたアドバイザとの間で可能となるから、ユーザにとって不要なアドバイザからの連絡が抑制される。
【0036】
本実施形態における所定のコミュニケーションは、様々な手段によるコミュニケーションを含み、特に限定されないが、例えば、テキストチャットを含む。この場合、コミュニケーション管理部55は、ユーザによって特定されたアドバイザと当該ユーザとの間のテキストチャットを可能とするように構成される。具体的には、コミュニケーション管理部55は、例えば、ユーザからの要求に応じて、当該テキストチャットを行うためのチャットルームを作成する。当該チャットルームの作成は、ユーザからアドバイザへの初回のメッセージの送信を伴う場合がある。
【0037】
本実施形態において、ユーザ情報は、ユーザに関する情報であって、アドバイザが提案情報を作成するときに参照し得る様々な情報を含み得る。例えば、ユーザ情報は、提案情報に対するユーザの意向を含み、この場合、ユーザ情報管理部53は、複数のアドバイザのうち、当該ユーザ情報に含まれる提案情報に対するユーザの意向に対応するアドバイザに対してユーザ情報を公開するように構成され得る。提案管理サービスが保険商品の提案を取り扱う場合において、提案情報に対する意向は、例えば、保険商品の種類(生命保険又は損害保険等)等である。提案情報の分類とアドバイザとの対応関係は、例えば、アドバイザ情報テーブル512において管理される。こうした構成は、ユーザ情報の公開(提案の依頼)がユーザの意向に適合するアドバイザに対して行われることを促進し、この結果、不必要なアドバイザに対するユーザ情報の公開が抑制される。
【0038】
また、ユーザ情報管理部53は、ユーザ情報に基づいてユーザの分類(セグメント)を特定し、特定した分類に対応する参考情報をユーザ及び/又はアドバイザに提示するように構成され得る。当該参考情報は、例えば、提案対象となる商品等の検討に際して参考となる情報であり、例えば、ユーザの分類毎の商品等の購入状況(例えば、特定の種類の保険加入率)を含む。こうした構成は、ユーザによる商品等の検討、及び、アドバイザによる提案の作成を支援する。
【0039】
また、ユーザ情報管理部53は、ユーザに対する提案の進捗に応じて、アドバイザに対して追加のユーザ情報を提示するように構成され得る。提案の進捗は、例えば、「提案前」、「提案の完了」、「所定のコミュニケーションの開始」、「面会の約束」、及び、「面会の実施」の少なくとも一部を含む。例えば、ユーザ情報管理部53は、ユーザとの間の所定のコミュニケーションが開始されたアドバイザに対して追加のユーザ情報を提示する。また、例えば、ユーザ情報管理部53は、ユーザとの面会の約束が登録されたアドバイザに対して追加のユーザ情報を提示する。追加のユーザ情報は、例えば、ユーザの個人情報(氏名、住所、電話番号、メールアドレス、及びSNSアカウント等)を含む。つまり、ユーザ情報管理部53は、ユーザからの要求に応じて個人情報を含まないユーザ情報を複数のアドバイザに公開し、当該ユーザに対する提案の進捗に応じて、対応するアドバイザに個人情報を提示するように構成され得る。こうした構成は、個人情報等の重要な情報が不必要に公開されることを抑制する。
【0040】
また、提案管理部54は、ユーザに対する提案の進捗が所定の段階となったときにアドバイザに対して所定の料金を課金するように構成され得る。この場合、所定の段階は、アドバイザ毎に設定され得る。つまり、提案管理部54は、第1のアドバイザについては、提案の進捗が第1の段階(例えば、所定のコミュニケーションが開始された段階)となったときに所定の料金を課金し、第2のアドバイザについては、提案の進捗が第2の段階(例えば、面会の約束が登録された段階)となったときに所定の料金を課金するように構成され得る。また、1のアドバイザに対する所定の料金の課金を、提案の進捗に応じて複数回行うようにしても良い(例えば、提案を完了した段階、所定のコミュニケーションが開始された段階、及び、面会の約束が登録された段階のそれぞれの段階で所定の料金を課金するようにしても良い。)また、所定の料金は、提案の進捗に応じて変化するように構成され得る。例えば、第1の段階で課金される場合の所定の料金は、第1の段階よりも進んだ第2の段階で課金される場合の所定の料金よりも安くなるように設定される。所定の料金は、アドバイザに対するユーザの紹介手数料と言うこともできる。こうした構成は、アドバイザに対する柔軟な課金体系を可能とする。
【0041】
さらに、こうした提案の進捗に応じた課金に代えて、又は、これに加えて、所定期間における提案可能数(例えば、1ヵ月毎の提案可能数)に応じた料金をアドバイザに対して課金するようにしても良い。例えば、提案可能数が30件/月である第1の料金プラン、提案可能数が100件/月である第2の料金プラン、及び、提案可能数が無制限である第3の料金プランの中からアドバイザが所望の料金プランを選択できるようにしても良い。
【0042】
また、提案管理部54は、ユーザによるアドバイザに対する評価を管理するように構成され得る。この場合、提案管理部54は、提案情報をユーザに提示するときに、当該提案情報を提供したアドバイザの評価を提示するように構成され得る。こうした構成は、ユーザによる提案情報の検討を支援する。
【0043】
次に、このような機能を有する本実施形態の提案管理システム10の動作について具体例を用いて説明する。この具体例のシステム10が提供する提案管理サービスは、ファイナンシャルプランナー等のアドバイザによる保険商品等の提案を管理するものである。
【0044】
図3は、この例において、ユーザ情報テーブル511が管理する情報を例示する。ユーザ情報テーブル511は、提案管理サービスを利用するユーザに関する情報を管理し、図示するように、個別のユーザを識別する「ユーザID」に対応付けて、ユーザのライフプランに関連する情報である「ライフプラン関連情報」、及び、アドバイザによる提案に対するユーザの意向に関する情報である「意向情報」等の情報を管理する。
【0045】
図4は、この例において、アドバイザ情報テーブル512が管理する情報を例示する。アドバイザ情報テーブル512は、提案管理サービスを利用するアドバイザに関する情報を管理し、図示するように、個別のアドバイザを識別する「アドバイザID」に対応付けて、このアドバイザが対応可能な保険商品の種類を示す「対応保険種類」、このアドバイザに対するユーザによる評価に関する情報である「評価情報」、及びこのアドバイザに対する課金に関する情報である「課金情報」等の情報を管理する。
【0046】
図5は、この例において、提案情報テーブル513が管理する情報を例示する。提案情報テーブル513は、アドバイザによって提供される提案に関する情報を管理し、図示するように、個別の提案を識別する「提案ID」に対応付けて、この提案を提供したアドバイザを識別する「提案元アドバイザID」、提案先であるユーザを識別する「提案先ユーザID」、提案内容そのものを示す「提案情報」、ユーザとアドバイザとの面会の予定に関する情報である「面会予定情報」等の情報を管理する。
【0047】
次に、この具体例における提案管理システム10の動作について説明する。
図6は、この例において、提案管理システム10が実行する処理の一例を示すフロー図である。まず、図示するように、ユーザのライフプラン関連情報が受け付けられる(ステップS100)。ライフプラン関連情報は、ユーザ端末30に表示される画面を介して受け付けられる。
【0048】
図7は、ライフプラン関連情報の一部であるユーザの基本情報を入力するための基本情報入力画面60を例示する。基本情報入力画面60は、ユーザが、提案管理サービスを初めて利用するときに初期表示される画面である。基本情報入力画面60は、図示するように、ユーザの基本情報として、性別、誕生年月、居住地域、住宅タイプ(所有/賃貸)、車の有無、配偶者の有無、及び、子供の有無を入力できるように構成されている。
【0049】
基本情報入力画面60の続行ボタン601が選択されると、
図8に例示する仕事状況入力画面62が表示される。仕事状況入力画面62は、ライフプラン関連情報の一部であるユーザの仕事状況を入力するための画面である。仕事状況入力画面62は、図示するように、ユーザの仕事状況として、職業、退職時期、退職金の有無、及び、勤続年数を入力できるように構成されている。
【0050】
仕事状況入力画面62の続行ボタン621が選択されると、
図9に例示する家族構成入力画面64が表示される。家族構成入力画面64は、ライフプラン関連情報の一部であるユーザの家族構成を入力するための画面である。家族構成入力画面64は、図示するように、ユーザの家族構成として、配偶者の誕生年月、配偶者の職業、及び、1又は複数の子供の誕生年月を入力できるように構成されている。
【0051】
家族構成入力画面64の続行ボタン641が選択されると、
図10に例示する収支入力画面66が表示される。収支入力画面66は、ライフプラン関連情報の一部であるユーザの収入及び支出に関する情報を入力するための画面である。収支入力画面66は、図示するように、年収、住宅費、生活費、及び、老後の生活スタイルを入力できるように構成されている。
【0052】
収支入力画面66の下端に位置し「ライフプランを見る」と表示された確定ボタン661が選択されると、ライフプラン関連情報の入力が確定し、システム10は、当該ライフプラン関連情報を受け付ける(
図6のステップS100)。ライフプラン関連情報の受付に伴って、当該ライフプラン関連情報が、ユーザ情報テーブル511に登録される。
【0053】
図11は、収支入力画面66の確定ボタン661の選択に応じて表示されるライフプラン画面70を例示する。ライフプラン画面70は、ユーザが、提案管理サービスを利用する際の起点となる画面であり、初回の利用時にライフプラン関連情報を入力した後、2回目以降の利用時においては、ライフプラン画面70が初期表示される。ライフプラン画面70は、図示するように、左上隅に位置し追加メニュを表示するための追加メニュオブジェクト80と、ライフプランに関する情報を表示する情報表示領域701と、情報表示領域701の右下隅に位置し「相談する」と表示された相談ボタン702と、画面下端に位置する基本メニュ領域82とを有する。
【0054】
情報表示領域701は、ユーザの「定年まで」及び「老後」のライフプランに関する情報を、タブ形式で切り替え可能に表示する。ライフプランに関する情報は、収入及び支出の変化を時系列で表現したグラフ、及び、収支のバランス等を含む。また、この例において、情報表示領域701は、ユーザによって入力されているライフプラン関連情報に基づく参考情報を表示する。当該参考情報は、ユーザが保険商品等を検討するときに参考となる情報であり、ライフプラン関連情報に基づくユーザの分類(セグメント)に対応する情報である。例えば、参考情報は、ユーザと同じ分類に属するユーザ(ライフプラン関連情報が類似するユーザ)の保険の種類毎の加入率、及び、平均的な収支状況を含む。また、参考情報は、ライフプラン関連情報に基づいて自動的に特定されたお薦めの保険商品等に関する情報を含む。
【0055】
基本メニュ領域82は、リスク管理メニュ821と、ライフプランメニュ822と、保障管理メニュ823と、メッセージメニュ824とを有する。リスク管理メニュ821は、死亡、就業不能、及び、病気・ケガ等のリスク毎の保障状況を管理するためのメニュである。ライフプランメニュ822は、ライフプラン画面70を表示するためのメニュである。保障管理メニュ823は、加入済みの保険を管理するためのメニュである。メッセージメニュ824は、アドバイザからのメッセージ(提案)を管理するためのメニュである。
【0056】
図6のフロー図に戻り、ライフプラン関連情報が受け付けられると、次に、ユーザの意向情報が受け付けられる(ステップS110)。
図12は、ユーザの意向情報の一部を入力するための第1意向情報入力画面71を例示する。第1意向情報入力画面71は、ライフプラン画面70の相談ボタン702の選択に応じて表示される。第1意向情報入力画面71は、図示するように、ユーザの意向情報の一部として、被保険者、保険金の受取人、毎月の支払可能額、及び、重視したいこと(保険料、貯蓄性、及び、複数の保障等)を入力できるように構成されている。
【0057】
第1意向情報入力画面71の続行ボタン711が選択されると、
図13に例示する第2意向情報入力画面72が表示される。第2意向情報入力画面72は、図示するように、ユーザの意向情報の一部として、検討したいリスク(生活習慣病、入院、子供の教育費、及び、介護等)を選択できるように構成されている。
【0058】
第2意向情報入力画面72の下端に位置し「プロに依頼する」と表示された確定ボタン721が選択されると、意向情報の入力が確定し、システム10は、当該意向情報を受け付ける(
図6のステップS110)。意向情報の受付に伴って、当該意向情報が、ユーザ情報テーブル511に登録される。
【0059】
図6のフロー図に戻り、ユーザの意向情報が受け付けられると、次に、ユーザ情報がアドバイザに公開される(ステップS120)。具体的には、意向情報がユーザ情報テーブル511に登録されると、対応するユーザのアドバイザによる検索が可能となる。
【0060】
図14は、アドバイザ端末40において表示されるユーザ検索画面90を例示する。ユーザ検索画面90は、図示するように、「検索条件」と表示された検索ボタン901と、ユーザを一覧表示する一覧表示領域902とを有する。また、ユーザ検索画面90の左側には、メニュ領域100が配置されている。メニュ領域100は、ユーザ検索メニュ101と、提案履歴メニュ102と、スケジュールメニュ103と、今月の支払額メニュ104と、チャットメニュ105とを有する。ユーザ検索画面90は、ユーザ検索メニュ101の選択に応じて表示される。
【0061】
ここで、メニュ領域100の上端には、「今月の提案可能数」が表示されている。この例においては、1人のアドバイザが1ヵ月に提供可能な提案数が制限されている。
図14の例では、1ヵ月に提供可能な提案数は30件に制限されており、当月に提供可能な残りの提案数は12件である(つまり、既に18件の提案が提供されている)。アドバイザによる提案の履歴は、提案履歴メニュ102を介して参照される。このように、アドバイザの提案数を制限することにより、ユーザに提供される提案の品質の低下が抑制され得る。
【0062】
検索ボタン901は、ユーザの検索条件を設定するためのボタンである。一覧表示領域902には、設定された検索条件に適合するユーザが一覧表示される。一覧表示領域902には、具体的には、ユーザID、職業、年齢、性別、居住地域、世帯年収、配偶者の有無、子供の数等のライフプラン関連情報、意向情報の一部、及び、提案受信件数が表示される。一覧表示領域902に表示される意向情報の一部は、上述した第2意向情報入力画面72を介して入力された、ユーザが検討したいリスクである。なお、当該検討したいリスクが入力されていないユーザの場合には、「フリー」と表示される。
【0063】
ここで、ユーザの意向情報に基づいて、ユーザ情報を公開するアドバイザを制限することも可能である。具体的には、例えば、第2意向情報入力画面72を介して入力されたユーザが検討したいリスクに対応する保険商品を取り扱うアドバイザのみにユーザ情報を公開する(ユーザを検索可能とする)ようにしても良い。アドバイザが取り扱う保険商品の種類に関する情報は、アドバイザ情報テーブル513の対応保険種類において管理されている。
【0064】
一覧表示領域902に表示されている何れかのユーザをアドバイザが選択すると、
図15に例示するユーザ詳細画面91が表示される。ユーザ詳細画面91は、「提案する」と表示された提案ボタン911と、ユーザ情報の詳細を表示する詳細表示領域912とを有し、左側に上述したメニュ領域100が配置されている。詳細表示領域912は、具体的には、ユーザ情報テーブル511に登録されている意向情報及びライフプラン関連情報を表示する。詳細表示領域912において、ユーザ用のライフプラン画面70に表示される参考情報を表示するようにしても良い。アドバイザは、ユーザ詳細画面91に表示されるこれらの情報を参照して提案情報を作成する。
【0065】
図6のフロー図に戻り、ユーザ情報がアドバイザに公開されると、次に、アドバイザによる提案情報が受け付けられてユーザに提示される(ステップS130)。
図16は、アドバイザが提案情報を入力するための提案情報入力画面92を例示する。提案情報入力画面92は、ユーザ詳細画面91の提案ボタン911の選択に応じて表示される。
【0066】
提案情報入力画面92は、図示するように、「送信する」と表示された送信ボタン921と、ユーザに対するコメントを入力するためのコメント入力領域922と、提案する保険商品に関する情報を入力するための商品情報入力領域923とを有する。商品情報入力領域923は、具体的には、保険会社、商品名、主契約、保険料、保険金額等の情報を入力できるように構成されており、添付ファイルの添付も可能である。さらに、商品情報入力領域923は、タブを追加することにより、複数の保険商品に関する情報を入力できるように構成されている。このように、この例では、1つの提案に対して複数の保険商品を含ませることができる。
【0067】
提案情報入力画面92の送信ボタン921が選択されると、提案情報の入力が確定し、システム10は、当該提案情報を受け付ける。提案情報の受付に伴って、当該提案情報が、提案情報テーブル513に登録される。
【0068】
図17は、アドバイザから提案情報を受信したユーザのユーザ端末30に表示されるライフプラン画面70を例示する。図示するように、基本メニュ領域82のメッセージメニュ825上にメッセージ(提案情報)の未読件数を通知するオブジェクトNが表示されている。ユーザは、当該オブジェクトNを参照することにより新たな提案情報の受信を知ることができる。なお、他の画面又はプッシュ通知等を介して提案情報の受信をユーザに通知するようにしても良い。
【0069】
ユーザがメッセージメニュ825を選択すると、
図18に例示するメッセージ一覧画面73が表示される。メッセージ一覧画面73は、図示するように、メッセージ(提案情報)を一覧表示する一覧表示領域731と、上述した追加メニュオブジェクト80及び基本メニュ領域82とを有する。一覧表示領域731は、具体的には、個別のメッセージに関する情報として、アドバイザに関する情報、メッセージの一部、及び、メッセージの送信日時(提案日時と言うこともできる。)等の情報を表示する。
【0070】
一覧表示領域731において表示されるアドバイザに関する情報は、アドバイザの画像、氏名、及び会社名等の他、評価情報(
図18において、星型の図形に隣接する数値)を含む。当該評価情報は、アドバイザ情報テーブル512において管理されており、詳しくは後述するが、複数のユーザそれぞれによる5段階の評価の平均値である。
【0071】
メッセージ一覧画面73の一覧表示領域731に表示されている何れかのメッセージが選択されると、
図19に例示するメッセージ詳細画面74が表示される。メッセージ詳細画面74は、アドバイザに関する情報、メッセージの全部、及び、アドバイザによって提案された保険商品に関する情報を表示し、画面下端には、「詳細を聞く」と表示された続行ボタン741が配置されている。メッセージは、提案情報入力画面92のコメント入力領域922を介して入力されたコメントである。このように、アドバイザによる提案情報は、メッセージ詳細画面74を介してユーザに提示される。
【0072】
図6のフロー図に戻り、提案情報がユーザに提示されると、次に、ユーザが選択したアドバイザとユーザとの間のテキストチャットが開始される(ステップS140)。この例において、テキストチャットを開始する場合、ユーザは、メッセージ詳細画面74の続行ボタン741を選択する。
【0073】
続行ボタン741が選択されると、
図20に例示する初回メッセージ送信画面75が表示される。初回メッセージ送信画面75は、図示するように、メッセージ選択領域751を有する。当該メッセージ選択領域751は、複数のメッセージの雛形の中からアドバイザに対して送信するメッセージを選択できるように構成されており、具体的には、「詳細を伺いたいのでご連絡を頂けますでしょうか?」、「提案の内容について興味があります。」、及び、「提案についてわからない点があります。」という3つのメッセージの中から所望のメッセージを選択できるように構成されている。
【0074】
メッセージ選択領域751を介して何れかのメッセージが選択されると、選択されたメッセージがアドバイザに対して送信され、当該アドバイザとユーザとの間のテキストチャットが開始される。
図21は、初回メッセージ送信画面75のメッセージ選択領域751を介した初回のメッセージの送信に応じてユーザ端末30に表示されるチャット画面76を例示する。チャット画面76は、アドバイザとの間でテキストチャットを行うための画面であり、図示するように、チャットの内容を表示するチャット表示領域761と、メッセージ入力領域762と、送信ボタン763とを有する。チャット画面76の画面構成は、一般的なテキストチャット用の画面と同様であるので、これ以上の詳細な説明は省略する。テキストチャットを開始することは、チャットルームを作成することと言うこともできる。
【0075】
図22は、アドバイザ端末40に表示されるチャット初期画面93を例示する。チャット初期画面93は、メニュ領域100のチャットメニュ105の選択に応じて表示される。チャット初期画面93は、チャットルームを一覧表示する一覧表示領域931を有し、左側に上述したメニュ領域100が配置されている。一覧表示領域931は、アドバイザがテキストチャットを開始しているユーザを一覧表示する領域と言うこともできる。一覧表示領域931は、具体的には、チャットルームに関する情報として、対応するユーザに関する情報(性別、ユーザID、職業、居住地域、年齢等)、及び、最新のメッセージの一部を表示する。
【0076】
チャット初期画面93の一覧表示領域931に表示されている何れかのチャットルーム(ユーザ)が選択されると、
図23に例示するチャット画面94が表示される。チャット画面94は、ユーザとの間でテキストチャットを行うための画面であり、図示するように、チャットの内容を表示するチャット表示領域941と、メッセージ入力領域942と、「送信する」と表示された送信ボタン943と、「面会予定設定」と表示された面会予定設定ボタン944とを有し、左側に上述したメニュ領域100が配置されている。
【0077】
図6のフロー図に戻り、テキストチャットが開始されると、次に、面会予定が登録される(ステップS150)。チャット画面94の面会予定設定ボタン944は、アドバイザがユーザとの面会予定を設定するためのボタンである。面会予定設定ボタン944が選択されると、
図24に例示する面会予定送信画面95が表示される。面会予定送信画面95は、図示するように、面会の予定日、開始時刻、終了時刻、及び、場所が入力できるように構成されている。送信ボタン951が選択されると、面会予定の入力が確定される。
【0078】
図25は、ユーザ端末30に表示される面会予定受諾画面77を例示する。面会予定受諾画面77は、面会予定の入力の確定に応じて表示され、例えば、ライフプラン画面70等における通知又はプッシュ通知等を介して表示される。面会予定受諾画面77は、
図25に示すように、アドバイザから送信された面会予定(日時及び場所)を表示すると共に、ユーザの氏名及び連絡先を入力できるように構成されており、「受諾する」と表示された受諾ボタン771と、「拒否する」と表示された拒否ボタン772とを有する。ユーザが、氏名及び連絡先を入力した上で受諾ボタン771を選択すると、面会予定が確定し、ユーザが拒否ボタン772を選択すると、面会予定が取り消される。面会予定の確定に応じて、面会予定が登録され(
図6のステップS150)、具体的には、提案情報テーブル513の面会予定情報が設定される。このように、この例において、ユーザの個人情報(氏名及び連絡先)は、面会予定が登録される段階でアドバイザに提示され、それまでは、アドバイザに公開されない。
【0079】
この例において、面会予定が確定すると、確定した面会予定に関する情報が、チャットに反映される。
図26は、面会予定に関する情報が反映されたチャット画面76を例示する。図示するように、面会が確定したことを示すと共に面会予定に関する情報を表示するオブジェクトO1がチャット表示領域761に表示されている。なお、アドバイザは、各画面のメニュ領域100のスケジュールメニュ103を介してユーザとの面会予定を参照することもできる。
【0080】
図6のフロー図に戻り、面会予定が登録されると、次に、アドバイザに対する紹介手数料の課金が行われる(ステップS160)。具体的には、ユーザの紹介手数料として予め定められている金額がアドバイザに対して課金され、アドバイザ情報テーブル513の課金情報に反映(加算)される。なお、アドバイザは、各画面のメニュ領域100の今月の支払額メニュ104を介して当月の課金総額を参照することもできる。
【0081】
そして、紹介手数料の課金が行われると、次に、ユーザによるアドバイザに対する評価が受け付けられる(ステップS170)。アドバイザに対する評価の受付は、ユーザ端末30に表示される評価入力画面78を介して行われる。
図27は、評価入力画面78を例示する。評価入力画面78は、登録されている面会予定日の翌日に表示可能となり、例えば、ライフプラン画面70等における通知又はプッシュ通知等を介して表示される。
【0082】
評価入力画面78は、
図27に示すように、アドバイザに関する情報を表示し、5段階の評価を入力するための評価入力領域781と、送信ボタン782とを有する。送信ボタン782が選択されると、評価入力領域781を介して入力された評価が送信され、アドバイザ情報テーブル513の評価情報に反映される。
【0083】
上述した例においては、面会予定が登録された段階で、アドバイザに対する紹介手数料の課金が行われるようにしたが、アドバイザに対する課金が行われる段階(提案の進捗)はこれに限定されず、例えば、テキストチャットが開始された段階等の他の段階で課金が行われるようにしても良い。また、上述したように、アドバイザ毎に異なる段階(アドバイザ情報テーブル512において管理され得る)で、紹介手数料の課金を行うようにしても良い。さらに、上述したように、提案の進捗に応じて複数回の課金を行うようにしたり、所定期間における提案可能数が異なる複数の料金プランを準備したりすることも可能である。
【0084】
以上説明した本実施形態に係る提案管理システム10は、ユーザ情報が公開されたユーザに対して提案情報を提供したアドバイザのうち、ユーザによって特定されたアドバイザと当該ユーザとの間の所定のコミュニケーション(例えば、テキストチャット)を可能とするように構成されているから、ユーザは、当該所定のコミュニケーションを介してアドバイザとの相談を進めることができる。また、当該所定のコミュニケーションは、提案情報を提供したアドバイザのうちユーザによって特定されたアドバイザとの間で可能となるから、ユーザにとって不要なアドバイザからの連絡が抑制される。このように、本発明の実施形態は、アドバイザによる提案を管理するサービスにおけるユーザの利便性を向上させる。
【0085】
本発明の他の実施形態においては、保険商品等の取引自体が、提案管理システム10において管理され得る。この場合、商品等の取引の発生に応じた報酬が、アドバイザ及び提案管理サービスの提供事業者に対して設定され得る。
【0086】
本明細書で説明された処理及び手順は、明示的に説明されたもの以外にも、ソフトウェア、ハードウェア又はこれらの任意の組み合わせによって実現される。例えば、本明細書で説明される処理及び手順は、集積回路、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、磁気ディスク等の媒体に、当該処理及び手順に相当するロジックを実装することによって実現される。また、本明細書で説明された処理及び手順は、当該処理・手順に相当するコンピュータプログラムとして実装し、各種のコンピュータに実行させることが可能である。
【0087】
本明細書中で説明された処理及び手順が単一の装置、ソフトウェア、コンポーネント、モジュールによって実行される旨が説明されたとしても、そのような処理又は手順は複数の装置、複数のソフトウェア、複数のコンポーネント、及び/又は複数のモジュールによって実行され得る。また、本明細書において説明されたソフトウェア及びハードウェアの要素は、それらをより少ない構成要素に統合して、又はより多い構成要素に分解することによって実現することも可能である。
【0088】
本明細書において、発明の構成要素が単数もしくは複数の何れか一方として説明された場合、又は、単数もしくは複数の何れとも限定せずに説明された場合であっても、文脈上別に解すべき場合を除き、当該構成要素は単数又は複数の何れであってもよい。
【解決手段】 本発明の一実施形態に係る提案管理システム10は、アドバイザによるユーザに対する提案を管理する提案管理サービスを、ユーザ端末30及びアドバイザ端末40を介して提供する。システム10は、ユーザからの要求に応じてユーザ情報を複数のアドバイザに公開する処理と、アドバイザによって提供されるユーザに対する提案情報をユーザに提示する処理と、ユーザからの要求に応じて、ユーザに対する提案情報を提供したアドバイザであって当該ユーザによって特定されたアドバイザと当該ユーザとの間の所定のコミュニケーションを可能とする処理と、を実行するように構成されている。