(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記制御手段は、前記他方のファンの回転数を、前記第2所定回転数変更した後に、前記回転数変更処理の完了指令が入力されないときには、前記一方のファン及び前記他方のファンの少なくともいずれか一方のファンの回転数を、更に変更する、
請求項1ないし4のいずれかに記載の浴室暖房乾燥機。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のように、浴室天井面と浴室暖房乾燥機本体とを、シール材を用いてシールしても、浴室暖房乾燥機本体のファンの回転による振動数と、シール材を含む浴室天井面等の構造物の固有振動数とが一致する場合には、共振して大きな運転音(ファンの回転音)が生じる。
【0006】
また、一般的に、浴室暖房乾燥機は、ユニットバスに設置されることが多い。ユニットバスには多種多様のものがあり、これらのユニットバスに浴室暖房乾燥機が設置されて、浴室暖房乾燥機のファンが回転したときに、ファンに生じる振動が、浴室暖房乾燥機が設置されたユニットバスに伝播する特性及びユニットバスに伝播した上記振動がユニットバスにおいて増幅または減衰される、ユニットバスの振動特性は、浴室暖房乾燥機が設置されるユニットバスの種類やユニットバスの設置状況によって異なる。
【0007】
したがって、浴室天井面と浴室暖房乾燥機本体とを、シール材を用いてシールする特許文献1では、ユニットバスのように振動特性が様々に異なる浴室に浴室暖房乾燥機を設置するような場合に、共振による大きな運転音を効果的に抑制するのは困難である。
【0008】
本発明は、このような実情に着目してなされたものであって、浴室暖房乾燥機のファンの回転に起因する共振が生じた場合に、共振状態を解消して大きな運転音が発生するのを防止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明では次のように構成している。
【0010】
(1)本発明の浴室暖房乾燥機は、浴室内の空気を換気する換気ファン、浴室内の空気を循環する循環ファン、及び、循環する空気を加熱する加熱手段を備え、
前記換気ファン及び前記循環ファンを作動させると共に、前記加熱手段によって空気を加熱する温風乾燥運転と、
前記換気ファン及び前記循環ファンを作動させると共に、前記加熱手段による空気の加熱を行わない送風乾燥運転と、
前記換気ファンを作動させることなく、前記循環ファンを作動させると共に、前記加熱手段によって空気を加熱する暖房運転と、を実行可能な浴室暖房乾燥機において、
操作に応じて、ファンの回転数変更処理の開始指令及び完了指令を出力する回転数変更処理指令手段と、
前記回転数変更処理指令手段から入力される前記回転数変更処理の開始指令及び完了指令に基づいて、前記換気ファン及び前記循環ファンの少なくともいずれか一方のファンの回転数を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記温風乾燥運転または前記送風乾燥運転の実行中に、前記回転数変更処理の開始指令が入力された場合には、前記換気ファン及び前記循環ファンの内の一方のファンの回転数を、第1所定回転数変更し、前記一方のファンの回転数を、前記第1所定回転数変更した後に、再び前記回転数変更処理の開始指令が入力されたときには、前記換気ファン及び前記循環ファンの内の他方のファンの回転数を、第2所定回転数変更することを特徴とする。
【0011】
前記第1所定回転数と前記第2所定回転数は、同じ回転数であってもよいし、異なる回転数であってもよい。
【0012】
本発明によると、換気ファン及び循環ファンを共に作動させる温風乾燥運転または送風乾燥運転を実行した場合に、ファンの回転に起因する共振が生じて運転音が大きくなると、大きな運転音を聴覚で確認した、例えば、当該浴室暖房乾燥機のメンテナンスを行うメンテナンス技術者が、回転数変更処理指令手段を操作して回転数変更処理の開始指令を制御手段に与える。制御手段は、開始指令に応答して、換気ファン及び循環ファンの内の一方のファンの回転数を、第1所定回転数変更し、これによって、前記一方のファンの回転に起因する共振である場合には、その共振状態が解消され、運転音が小さくなる。
【0013】
また、前記一方のファンの回転数を第1所定回転数変更しても、共振状態が解消せず、運転音が小さくならないときには、例えば、前記メンテナンス技術者は、回転数変更処理指令手段を操作して回転数変更処理の開始指令を制御手段に再び与える。制御手段は、再度の開始指令に応答して、前記一方のファンの回転に起因する共振ではなく、他方のファンの回転に起因する共振であるとして、前記他方のファンの回転数を、第2所定回転数変更して共振状態を解消する。
【0014】
このように、温風乾燥運転または送風乾燥運転の実行時に、共振が生じて運転音が大きくなるときには、その大きな運転音を聴覚で確認したメンテナンス技術者等による回転数変更処理指令手段の操作によって、換気ファン及び循環ファンの内の少なくともいずれか一方のファンの回転数を所定回転数変更して共振が生じる回転数領域からずらすことができるので、共振状態を解消して運転音を小さくすることができる。
【0015】
特に、浴室暖房乾燥機は、ユニットバスのように振動特性の異なる多様な浴室に設置されるので、浴室の種類や設置の状況によって共振周波数も異なり、共振を生じ易いが、本発明によれば、共振が生じて運転音が大きくなっても、その共振状態を解消して運転音を小さくすることができる。
【0016】
しかも、メンテナンス技術者等が、その聴覚によって、共振が生じて運転音が大きくなったことを確認し、回転数変更処理指令手段を操作することによって、ファンの回転数変更処理の開始指令を制御手段に与えるので、共振が生じたか否か等を検出するセンサ等を設ける必要がなく、その分コストを低減することができる。
【0017】
(2)本発明の好ましい実施態様では、前記制御手段は、記憶部を有し、
前記制御手段は、前記一方のファンの回転数を、前記第1所定回転数変更した後に、前記回転数変更処理の完了指令が入力されたときには、変更後の前記一方のファンの回転数を、該一方のファン用の変更後回転数として前記記憶部に記憶し、
前記他方のファンの回転数を、前記第2所定回転数変更した後に、前記回転数変更処理の完了指令が入力されたときには、変更後の前記他方のファンの回転数を、該他方のファン用の変更後回転数として前記記憶部に記憶し、
前記制御手段は、前記変更後回転数が前記記憶部に記憶されている場合には、前記温風乾燥運転または前記送風乾燥運転の実行時に、ファンの回転数を、前記記憶部に記憶されている対応するファン用の変更後回転数に制御する。
【0018】
この実施態様によると、一方のファンの回転数を、第1所定回転数変更することによって、共振状態が解消されて運転音が小さくなったときには、運転音が小さくなったことを聴覚で確認したメンテナンス技術者等が、回転数変更処理指令手段を操作して回転数変更処理の完了指令を制御手段に与える。制御手段は、完了指令に応答して、変更後の回転数を一方のファン用の変更後回転数として記憶部に記憶する。
【0019】
また、他方のファンの回転数を、第2所定回転数変更することによって、共振状態が解消されて運転音が小さくなったときには、運転音が小さくなったことを聴覚で確認したメンテナンス技術者等が、回転数変更処理指令手段を操作して回転数変更処理の完了指令を制御手段に与える。制御手段は、完了指令に応答して、変更後の回転数を他方のファン用の変更後回転数として記憶部に記憶する。
【0020】
制御手段は、記憶部に各ファン用の変更後回転数が記憶されている場合には、温風乾燥運転または前記送風乾燥運転の実行時に、ファンの回転数を、記憶されている対応するファン用の変更後回転数に制御するので、次回以降の運転時には、共振が生じて大きな運転音が生じるのを防止することができる。
【0021】
(3)本発明の更に他の実施態様では、前記一方のファンの前記第1所定回転数の変更、及び、前記他方のファンの前記第2所定回転数の変更が、いずれも回転数を増加させる変更である。
【0022】
この実施態様によると、換気ファンや循環ファンの回転数を増加させるので、換気風量や循環風量が増加することになるが、共振が生じる回転数からずらすように回転数を増加させればよいので、風量の増加量は比較的少なく、しかも、温風乾燥運転は、一般的に入浴後の浴室の乾燥や衣類の乾燥などに使用されるために、風量を多少増加させても不都合は生じにくく、送風乾燥運転も、涼風モードとして主に夏場の入浴時に涼風感を得るために使用されるために、風量を多少増加させても不都合は生じにくく、更に、換気を行っている場合にも、風量を多少増加させても問題は生じにくい。
【0023】
(4)本発明の他の実施態様では、前記暖房運転における前記循環ファンの回転数が複数段階で設定可能な設定手段を備え、
前記制御手段は、前記設定手段の設定に基づいて、前記循環ファンの回転数を制御するものであり、
前記制御手段は、前記循環ファンの回転数が前記複数段階の内の回転数が最も低い段階の回転数に設定された状態の前記暖房運転の実行中に、前記回転数変更処理の開始指令が入力されたときには、前記循環ファンの回転数を、第3所定回転数減少させ、前記最も低い段階以外の回転数に設定された状態の前記暖房運転の実行中に、前記回転数変更処理の開始指令が入力されたときには、前記循環ファンの回転数を、第4所定回転数増加させる。
【0024】
前記第3所定回転数は、前記第4所定回転数と同じ回転数であってもよいし、異なる回転数であってもよい。また、これら回転数は、上記第1所定回転数または上記第2所定回転数と同じ回転数であってもよいし、異なる回転数であってもよい。
【0025】
設定手段では、暖房運転の温風の風量、すなわち、循環ファンの回転数を複数段階、例えば、「強」、「弱」の2段階で設定可能であり、一般に、「強」は、主に入浴前の浴室を暖める予備暖房に使用され、「弱」は、主に入浴中の暖房に使用される。
【0026】
この実施態様によると、循環ファンのみを作動させて循環空気を加熱する暖房運転を実行した場合に、ファンの回転に起因して共振が生じて運転音が大きくなると、運転音が大きくなったことを聴覚で確認したメンテナンス技術者等が、回転数変更処理指令手段を操作して回転数変更処理の開始指令を制御手段に与える。制御手段は、開始指令に応答して、循環ファンの回転に起因する共振であるとして、循環ファンの回転数を、設定手段による暖房運転の設定状態に応じて、第3所定回数減少、あるいは、第4所定回転数増加させるので、循環ファンに起因する共振状態を解消して運転音を小さくすることができる。
【0027】
しかも、循環ファンの回転数が、設定手段で設定可能な複数段階の内の回転数が最も低い段階、例えば、「弱」に設定された状態の暖房運転、主に入浴中の暖房に使用される暖房運転の実行中は、循環ファンの回転数を減少させるので、回転数を増加させて風量を増やす場合のように、浴室内の使用者の濡れた肌に当たる風量が増えて、使用者が肌寒さを感じるといったことがない。また、循環ファンの回転数が、前記最も低い段階以外の段階、例えば、「強」に設定された状態の暖房運転、主に入浴前に浴室を暖める予備暖房に使用される暖房運転の実行中は、循環ファンの回転数を増加させるので、浴室を暖める予備暖房に支障が生じることもない。
【0028】
(5)本発明の他の実施態様では、前記制御手段は、前記他方のファンの回転数を、前記第2所定回転数変更した後に、前記回転数変更処理の完了指令が入力されないときには、前記一方のファン及び前記他方のファンの少なくともいずれか一方のファンの回転数を、更に変更する。
【0029】
ファンの回転数の更なる変更は、上記(1)と同様に行ってもよい、すなわち、前記一方のファンの回転数を、更に所定回転数変更し、変更しても運転音が小さくならず、回転数変更処理の完了指令が与えられないときには、前記他方のファンの回転数を、更に所定回転数変更するといったように繰り返してもよく、この場合、変更する回転数を初回の変更時と異ならせてもよい。
【0030】
この実施態様によると、ファンの回転数を変更しても、共振状態が解消せず、運転音が小さくならないために、回転数変更処理の完了指令が与えられないときには、再びファンの回転数を変更して共振状態の解消を図ることができる。
【発明の効果】
【0031】
本発明によれば、浴室暖房乾燥機の運転時に、共振が生じて運転音が大きなったときには、運転音が大きくなったことを聴覚で確認したメンテナンス技術者等が、回転数変更処理指令手段を操作することによって、ファンの回転数が、所定回転数変更されて共振が生じる回転数領域からずらされるので、共振状態を解消して運転を小さくすることができる。
【発明を実施するための形態】
【0033】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0034】
図1は、本発明の一実施形態に係る浴室暖房乾燥機の設置状態を示す斜視図である。
【0035】
浴室暖房乾燥機1は、ユニットバス等の浴室2の浴槽3の上方位置の天井4に設置される。この実施形態の浴室暖房乾燥機1は、ミスト機能付の浴室暖房乾燥機であり、浴室2内の暖房、浴室2内の換気、浴室2内の乾燥、浴室2内に干した洗濯物の乾燥、浴室2内への涼風の送風、浴室2内に温水のミストを噴霧するミスト浴、浴室2内に温水のミストを噴霧すると共に温風を吹き出すミストサウナ浴、を実行する機能を有する。
【0036】
この浴室暖房乾燥機1の本体5は、天井裏に配置され、吊り金具6にて天井スラブ等に吊り支持され、本体5の下面が、浴室2の天井4の開口部7に臨む。天井4の下面には、開口部7を覆うグリル板20(
図3参照)を配置してあり、グリル板20を本体5の下面側に取り付けてあり、グリル板20の外周縁が天井4に当接した状態となっている。
【0037】
浴室暖房乾燥機1の本体5には、給湯暖房機等の屋外の熱源機8から温水が供給される。
【0038】
また浴室暖房乾燥機1は、浴室2外の脱衣室に設けた脱衣室用操作器9や浴室2内に設けた浴室用操作器10によってリモコン操作される。
【0039】
図2は、
図1の浴室暖房乾燥機1の内部の配管を説明するための管路図であり、
図3は、
図1の浴室暖房乾燥機1の断面図であり、
図1に対応する部分には、同一の参照符号を付す。
【0040】
図2に示すように、本体5内には、空気を加熱する加熱手段としての温風用熱交換器11や循環ファン12を内装してある。この温風用熱交換器11は、内部に温水を通すことで外部を流れる空気、つまり浴室2内に送り込まれる空気と温水とを熱交換して、空気を加熱するもので、この温風用熱交換器11は、本体5に配管した暖房用温水管路13の途中に配置してあり、暖房用温水管路13には、給湯暖房機等の熱源機8から温水が供給される。暖房用温水管路13には、温風用熱交換器11への温水の供給を開閉する熱動弁14を設けてあり、暖房用温水管路13には、この管路を流れる温水の温度を検出する暖房温水サーミスタ15を配設してある。
【0041】
図3に示すように、浴室暖房乾燥機1の本体5には、浴室内空気を循環させる上記循環ファン12と、浴室内空気を外部へ排出する換気ファン16とが設けられている。
図3では、換気ファン16の逆風止め17が示されている。
【0042】
また本体5の下面側には、循環ファン12で送風される空気を浴室内に吹き出す吹き出し口18を設けてあり、この吹き出し口18には、可動ルーバー19を回動自在に装着してあり、可動ルーバー19を回動することにより吹き出し口18の開閉、および、吹き出し口18から吹き出す風向の変更が可能にしてある。グリル板20には、浴室2内に空気を吸い込む吸い込み口21を設けてあり、この吸い込み口21の近傍に浴室温度サーミスタ22を配設してある。
【0043】
また浴室暖房乾燥機1には、ミスト浴の機能を具備するためにミスト発生部23を組み込んである。ミスト発生部23からのミストを噴霧するミストノズル24は、グリル板20の一部に配置してあり、ミスト用給水管路25がミストノズル24に連通する。
図2に示すように、このミストノズル24として、2個のミストノズル24a,24bがあり、各ミストノズル24a,24bは、0.5リットル/min程度の流量で温水のミストを噴霧する。
【0044】
ミストノズル24a,24bの手前には、電磁弁等で構成されるミスト開閉弁26a,26bを設けてあり、ミスト開閉弁26a,26bの開閉にてミストノズル24aやミストノズル24bから選択的に温水のミストが噴霧される。2つのミストノズル24a,24bから温水のミストを噴霧すると、「強」のミスト量で噴霧し、一方のミストノズル24a又はミストノズル24bから温水のミストを噴霧すると、「弱」のミスト量で噴霧するように構成される。本例の場合、ミスト発生部23は本体5の上に搭載してある。
【0045】
ミスト用給水管路25には、水道水、いわゆる上水が供給され、入口側から順にストレーナ27、給水電磁弁28を設けてある。上記暖房用温水管路13には、温風用熱交換器11と並列になるようにミスト加熱用管路29を設けてあり、このミスト加熱用管路29には、ミスト加熱用管路29を流れる温水の流れを制御する比例弁30を設けてある。またミスト加熱用管路29とミスト用給水管路25との間には、液―液熱交換器で構成されるミスト用熱交換器31を配設してあり、ミスト加熱用管路29を流れる温水でミスト用給水管路25を流れるミスト用の水を加熱するようになっている。ミスト用給水管路25におけるミスト用熱交換器31とミスト開閉弁26a,26bとの間には、ミスト用給水管路25を流れる温水の温度を検出するミスト温度サーミスタ32を配設してある。
【0046】
図4に示すように、脱衣室用操作器9には、タイマー表示部33、タイマー設定スイッチ34、風向スイッチ35、ミストサウナスイッチ36、乾燥スイッチ37、暖房スイッチ38、涼風スイッチ39、換気スイッチ40、停止スイッチ41を設けてある。
【0047】
図5に示すように、浴室用操作器10には、状態表示部42、ミストサウナスイッチ43、ミストスイッチ44、温度設定スイッチ45、暖房スイッチ46、涼風スイッチ47、風向スイッチ48、ミスト入浴時間計測用のストップウォッチのスタート/ストップスイッチ49、リセットスイッチ50、停止スイッチ51を設けてある。各操作器9,10は、各運転や風量等の設定を行う設定手段としての機能を有する。また、この実施形態では、浴室用操作器10は、後述の回転数変更処理指令手段としての機能を有する。
【0048】
図6は、浴室暖房乾燥機1の制御系統の構成例を示すブロック図である。
【0049】
浴室暖房乾燥機1は、メモリ52及び演算回路53等を内蔵した制御手段としての制御部54を備えている。
【0050】
上記操作器9や操作器10をリモコン操作することで制御部54は、以下のように制御する。
【0051】
制御部54は、操作器9や操作器10からの指令に基づいて、循環用モータによって回転駆動される循環ファン12および換気用モータによって回転駆動される換気ファン16の通風作動を制御するなどして、浴室2内を乾燥する乾燥運転(温風乾燥運転)、浴室2内の空気を循環させるとともに換気する涼風運転(送風乾燥運転)、浴室2内を暖房する暖房運転、浴室2内を通常設定換気量にて換気する通常換気運転、浴室2内を24時間設定換気量にて換気する24時間換気運転などの各種の運転を実行するように構成されている。
【0052】
脱衣室用操作器9や浴室用操作器10には、上記
図4、
図5に示すように、乾燥運転(温風乾燥運転)を指令する乾燥運転スイッチ37、涼風運転(送風乾燥運転)を指令する涼風運転スイッチ39,47、暖房運転を指令する暖房運転スイッチ38,46、通常換気運転を指令する換気運転スイッチ40、タイマー表示部33などが設けられている。なお、通常換気運転スイッチ40を押し操作する毎に、「換気強」、「換気弱」の運転に切り替わる。
【0053】
また、換気運転スイッチ40を3秒以上押し操作することで、24時間換気運転を行う「24時間換気」の運転に切り替わる。
【0054】
停止スイッチ41を押し操作することで、上記各運転は停止するが、停止スイッチ41を押し操作しても、24時間換気運転は停止しない。24時間換気運転中に、換気運転スイッチ40を3秒以上押し操作することで、24時間換気運転を停止する。
【0055】
乾燥運転(温風乾燥運転)は、循環ファン12を作動させ、かつ、浴室2内の温度が乾燥用の設定温度範囲に維持されるように、熱動弁14の開閉を制御して温風用熱交換器11に温水を循環供給するとともに、設定風量となるように換気ファン16を作動させて、浴室2内から吸引した空気の一部を、排気ダクトを通して屋外に排出させながら、温風用熱交換器11により加熱された循環空気を吹き出し口18から浴室2内に吹出すようにしている。
【0056】
涼風運転(送風乾燥運転)は、循環ファン12を作動させるとともに、設定風量となるように換気ファン16を作動させて、浴室2内から吸引した空気の一部を、屋外に排出させながら、吸い込み口21から吸引された循環空気を吹き出し口18から浴室2内に吹出すようにしている。
【0057】
暖房運転は、換気ファン16を停止させた状態で、循環ファン12を作動させ、かつ、浴室2内の温度が暖房用の設定温度範囲に維持されるように、熱動弁14の開閉を制御して温風用熱交換器11に温水を循環供給させるとともに、浴室2内から吸引した空気の全量を温風用熱交換器11により加熱し、その加熱された循環空気を吹き出し口18から浴室2内に吹出すようにしている。
【0058】
通常換気運転は、通常設定換気量となるように換気ファン16を作動させて、浴室2内から吸引した空気を換気するようにしている。
【0059】
24時間換気運転は、24時間設定換気量となるように換気ファン16を作動させて、浴室2内から吸引した空気を換気するようにして、24時間継続して換気するようにしている。
【0060】
浴室暖房乾燥機1は、ユニットバスのように振動特性の異なる多様な浴室に設置されるので、浴室の種類や設置状況によっては、浴室暖房乾燥機1の循環ファン12や換気ファン16の回転によって生じる振動数が、浴室天井4等の構造物の固有振動数に近接、あるいは、一致して共振し、大きな運転音が生じることが考えられる。
【0061】
この実施形態の浴室暖房乾燥機1では、循環ファン12や換気ファン16の回転に起因する共振によって大きな運転音が生じる場合には、その共振が生じないようにして大きな運転音の発生を防止するために、次のように構成している。
【0062】
例えば、浴室暖房乾燥機1の運転時に、共振が生じて運転音が大きいとユーザが感じたときに、ユーザが、サービスメンテナンス会社にメンテナンスを依頼し、依頼に基づいて、メンテナンス技術者は、次のような手順で作業を行って、共振が生じないようにする。
【0063】
すなわち、メンテナンス技術者は、浴室暖房乾燥機1を運転し、共振が生じて運転音が大きいことを聴覚で確認すると、回転数変更処理指令手段としての浴室用操作器10を操作して、制御部54に対して、ファンの回転数変更処理の開始指令を与える。
【0064】
ここでは、循環ファン12及び換気ファン16を共に作動させる温風乾燥運転時または送風乾燥運転時に共振が生じて運転音が大きくなった場合と、換気ファン16を作動させることなく、循環ファン12を作動させる暖房運転時に共振が生じて運転音が大きくなった場合について説明する。
【0065】
先ず、循環ファン12及び換気ファン16を共に作動させる温風乾燥運転時または送風乾燥運転時に共振が生じて運転音が大きくなった場合について説明する。
【0066】
メンテナンス技術者は、浴室暖房乾燥機1の温風乾燥運転時または送風乾燥運転時に、運転音が大きくなっていることを聴覚で確認すると、上記のように浴室用操作器10を操作して、制御部54に対して、ファンの回転数変更処理の開始指令を与える。この実施形態では、開始指令用の操作は、例えば、
図5の浴室用操作器10の暖房スイッチ46と涼風スイッチ47とを同時押ししながら、スタート/ストップスイッチ49を押す操作である。
【0067】
制御部54は、この回転数変更処理の開始指令に応答して、循環ファン12及び換気ファン16の内の一方のファンである循環ファン12の回転数を、第1所定回転数HK1だけ増加させる。この第1所定回転数HK1は、例えば、回転数変更処理の実行前の循環ファン12の設定回転数の数%、例えば2%の回転数である。回転数変更処理の実行前の循環ファン12の設定回転数が、例えば、1500rpmの場合は、30rpm増加させて1530rpmに変更する。なお、第1所定回転数HK1は、前記数%に限らず、それ以上であってもよい。
【0068】
循環ファン12の回転数を第1所定回転数HK1だけ増加させる回転数変更処理の開始指令用の操作の後、メンテナンス技術者が、聴覚によって運転音が小さくなったことを確認し、共振状態が解消したと判断したときには、浴室用操作器10を操作して、制御部54に対して、ファンの回転数変更処理の完了指令を与える。この実施形態では、完了指令用の操作は、例えば、
図5の浴室用操作器10の暖房スイッチ46と涼風スイッチ47とを同時押ししながら、停止スイッチ51を押す操作である。
【0069】
制御部54は、この回転数変更処理の完了指令に応答して、第1所定回転数HK1だけ増加させた後の循環ファン12の変更後回転数である上記1530rpmを、設定回転数として制御部54に内蔵されているメモリ52に記憶し、次回以降の温風乾燥運転または送風乾燥運転の実行時に、循環ファン12の回転数を、メモリ52に記憶した変更後回転数である1530rpmに制御して運転する。これによって、次回以降の運転では、循環ファン12の回転に起因する共振を防止することができる。
【0070】
これに対し、浴室用操作器10を操作して回転数変更処理の開始指令を与えたにも拘らず、メンテナンス技術者が、運転音が小さくなっていないことを聴覚で確認し、共振状態が解消していないと判断したときには、浴室用操作器10に対して上記の開始指令用の操作を再び行い、制御部54にファンの回転数変更処理の開始指令を再び与える。
【0071】
制御部54は、循環ファン12の回転数を、第1所定回転数HK1だけ増加させた後に、浴室用操作器10から回転数変更処理の開始指令が再び与えられると、循環ファン12に起因する共振ではないとして、他方のファンである換気ファン16の回転数を、第2所定回転数HK2だけ増加させる。この第2所定回転数HK2は、例えば、回転数変更処理の実行前の換気ファン16の設定回転数の数%、例えば2%の回転数である。回転数変更処理の実行前の換気ファン16の設定回転数が、例えば、1800rpmの場合は、36rpm増加させて1836rpmに変更する。なお、第2所定回転数HK2は、前記数%に限らず、それ以上であってもよい。
【0072】
そして、換気ファン16の回転数を、第2所定回転数HK2だけ増加させて、メンテナンス技術者が、聴覚によって運転音が小さくなったことを確認し、共振状態が解消したと判断したときには、浴室用操作器10に対して上記の完了指令用の操作を行い、制御部54にファンの回転数変更処理の完了指令を与える。
【0073】
制御部54は、この回転数変更処理の完了指令に応答して、第2所定回転数HK2だけ増加させた後の換気ファン16の変更後回転数である上記1836rpmを、設定回転数として制御部54に内蔵されているメモリ52に記憶し、次回以降の温風乾燥運転または送風乾燥運転の実行時に、換気ファン16の回転数を、メモリ52に記憶した変更後回転数である1836rpmに制御して運転する。これによって、次回以降の運転では、換気ファン16の回転に起因する共振を防止することができる。
【0074】
このようにして、換気ファン16または循環ファン12のいずれかの回転に起因する振動によって浴室暖房乾燥機1が設置されたユニットバスなどの浴室2が共振して運転音が大きくなっても、メンテナンス技術者の操作による開始指令に応じて、上記の回転数変更処理を実行することによって、換気ファン16または循環ファン12の回転数が、共振を生じる回転数からずれるので、共振を解消して運転音を小さくすることができる。
【0075】
しかも、ファンの回転に起因する共振が生じて運転音が大きくなっているときには、メンテナンス技術者による操作で回転数変更処理の開始指令を制御部54に与える一方、ファンの回転数の変更によって、共振状態が解消して運転音が小さくなったときには、同じくメンテナンス技術者等による操作で回転数変更処理の完了指令を制御部54に与えるので、共振が生じたことや共振が解消したことを検出するためのセンサ、例えば、振動によって共振の有無を検出する振動センサ等を設ける必要がなく、その分コストを低減することができる。
【0076】
なお、制御部54が上記の回転数変更処理を実行して、循環ファン12の回転数を、第1所定回転数HK1だけ増加させた後に、更に、換気ファン16の回転数を、第2所定回転数HK2だけ増加させても、メンテナンス技術者が、運転音が小さくなっていないことを聴覚で確認し、共振状態が解消していないと判断したときには、上記の回転数変更処理を繰り返す、すなわち、浴室用操作器10に対して開始指令用の操作を行い、制御部54にファンの回転数変更処理の開始指令を更に与え、循環ファン12の回転数を、更に所定回転数変更し、それでも運転音が小さくならないときには、浴室用操作器10に対して開始指令用の操作を行い、制御部54にファンの回転数変更処理の開始指令を更に与え、換気ファン16の回転数を、更に所定回転数変更するといったように繰り返してもよく、この場合、変更する所定回転数を初回の変更時と異ならせてもよい。
【0077】
あるいは、制御部54が上記の回転数変更処理を実行して、循環ファン12の回転数を、第1所定回転数HK1だけ増加させた後に、更に、換気ファン16の回転数を、第2所定回転数HK2だけ増加させても、共振状態が解消せず、回転数変更処理の完了指令が与えられないときには、共振以外の原因によって運転音が大きくなっている可能性がある旨を、浴室用操作器10によって報知してもよい。
【0078】
本実施形態においては、温風乾燥運転または送風乾燥運転中に回転数変更処理を実行するときの第1所定回転数HK1及び第2所定回転数HK2は、共に正の値に設定され、回転数変更処理の実行によって循環ファン12及び換気ファン16の回転数を増加させるので、回転数を減少させるのに比べて、以下のような利点を有する。
【0079】
(1)温風乾燥運転は一般的に、入浴後の浴室2の乾燥や衣類の乾燥などに使用されるため、換気風量及び循環風量が、数%程度微増しても不都合は生じにくい。
【0080】
(2)送風乾燥運転は、涼風モードとして主に夏場の入浴時に涼風感を得るために使用されるため、換気風量及び循環風量が微増しても不都合は生じにくい。
【0081】
(3)24時間換気を行っている場合も、換気風量及び循環風量が微増しても問題は生じにくい。これに対し、24時間換気を行っている場合、換気風量が減少すると所望の風量にて換気が行われないという不都合が生じる。
【0082】
なお、第1所定回転数HK1及び第2所定回転数HK2を負の値とし、回転数変更制御の実行によって循環ファン12及び換気ファン16の回転数を減少させるようにしてもよい。
【0083】
本実施形態においては、温風乾燥運転または送風乾燥運転中に回転数変更処理を実行するときに、先ず循環ファン12の回転数を第1所定回転数HK1だけ増加させた後に、運転音が小さくならないときには、回転数変更処理の再度の開始指令に応答して、換気ファン16の回転数を第2所定回転数HK2だけ増加させるようにしているが、温風乾燥運転または送風乾燥運転中に回転数変更処理を実行するときに、先ず換気ファン16の回転数を第2所定回転数HK2だけ増加させた後に、運転音が小さくならないときには、回転数変更処理の再度の開始指令に応答して、循環ファン12の回転数を第1所定回転数HK1だけ増加させるように、換気ファン16の回転数を変更した後に循環ファン12の回転数を変更するようにしてもよい。
【0084】
本実施形態では、循環ファン12の回転数を、第1所定回転数HK1だけ増加させた後に、浴室用操作器10から回転数変更処理の開始指令が再び与えられることによって、換気ファン16の回転数を、第2所定回転数HK2だけ増加させるようにしたけれども、他の実施形態として、第1所定回転数HK1だけ増加させた後に、予め定められた時間が経過しても再度の開始指令が与えられないときには、自動的に換気ファン16の回転数を、第2所定回転数HK2だけ増加させるようにしてもよい。
【0085】
次に、換気ファン16を作動させることなく、循環ファン12を作動させる暖房運転時に共振が生じて運転音が大きくなる場合について説明する。
【0086】
本実施形態では、暖房運転において、循環ファン12の回転数が複数段階の回転数に設定可能であり、「暖房強」運転では、循環ファン12の回転数が暖房用高回転数、例えば、1800rpmに設定され、「暖房弱」運転では、循環ファン12の回転数が暖房用低回転数、例えば、1200rpmに設定される。
【0087】
メンテナンス技術者は、浴室暖房乾燥機1の、例えば、「暖房弱」の暖房運転時に、運転音が大きくなっていることを聴覚で確認すると、浴室用操作器10に対して回転数変更処理の開始指令用の操作を行い、制御部54にファンの回転数変更処理の開始指令を与える。
【0088】
制御部54は、この回転数変更処理の開始指令に応答して、循環ファン12の設定回転数を、第3所定回転数HK3だけ減少させる。この第3所定回転数は、例えば、暖房用回転数変更処理の実行前の循環ファン12の設定回転数の数%、例えば2%の回転数である。暖房用回転数変更処理の実行前の循環ファン12の設定回転数が、1200rpmであるので、24rpm減少させて1176rpmに変更する。なお、第3所定回転数HK3は、前記数%に限らず、それ以上であってもよい。
【0089】
循環ファン12の回転数を第3所定回転数HK3だけ減少させる回転数変更処理の開始指令の後、メンテナンス技術者が、聴覚によって運転音が小さくなったことを確認し、共振状態が解消したと判断したときには、浴室用操作器10に対して回転数変更処理の完了指令用の操作を行い、制御部54にファンの回転数変更処理の完了指令を与える。
【0090】
制御部54は、この回転数変更処理の完了指令に応答して、第3所定回転数HK3だけ減少させた後の循環ファン12の変更後回転数である上記1176rpmを、設定回転数として制御部54に内蔵されているメモリ52に記憶し、次回以降の「暖房弱」の暖房運転の実行時に、循環ファン12の回転数を、メモリ52に記憶した変更後回転数である1176rpmに制御して運転する。これによって、次回以降の運転では、循環ファン12の回転に起因する共振を防止することができる。
【0091】
また、循環ファン12の回転数が暖房用低回転数に設定された状態での「暖房弱」運転時ではなく、「暖房強」運転時に運転音が大きくなっている場合について説明する。
【0092】
メンテナンス技術者は、浴室暖房乾燥機1の「暖房強」の暖房運転時に、運転音が大きくなっていることを聴覚で確認すると、浴室用操作器10に対して回転数変更処理の開始指令用の操作を行い、制御部54にファンの回転数変更処理の開始指令を与える。制御部54は、この回転数変更処理の開始指令に応答して、循環ファン12の設定回転数を、第4所定回転数HK4だけ増加させる。この第4所定回転数は、例えば、暖房用回転数変更処理の実行前の循環ファン12の設定回転数の数%、例えば2%の回転数である。暖房用回転数変更処理の実行前の循環ファン12の設定回転数が、1800rpmであるので、36rpm増加させて1836rpmに変更する。なお、第4所定回転数HK3は、前記数%に限らず、それ以上であってもよい。
【0093】
循環ファン12の回転数を第4所定回転数HK4だけ増加させる回転数変更処理の開始指令の後、メンテナンス技術者が、聴覚によって運転音が小さくなったことを確認し、共振状態が解消したと判断したときには、浴室用操作器10に対して回転数変更処理の完了指令用の操作を行い、制御部54にファンの回転数変更処理の完了指令を与える。
【0094】
制御部54は、この回転数変更処理の完了指令に応答して、第4所定回転数HK4だけ増加させた後の循環ファン12の変更後回転数である上記1836rpmを、設定回転数として制御部54に内蔵されているメモリ52に記憶し、次回以降の「暖房強」の暖房運転の実行時に、循環ファン12の回転数を、メモリ52に記憶した変更後回転数である1836rpmに制御して運転する。これによって、次回以降の運転では、循環ファン12の回転に起因する共振を防止することができる。
【0095】
このように暖房運転時に、循環ファン12の回転に起因して共振が生じて運転音が大きくなった場合であっても、暖房用回転数変更処理の実行によって循環ファン12の回転数が共振回転数からずれることになるから、共振状態が解消され、大きな運転音が生じるのを防止することができる。
【0096】
上記温風乾燥運転や送風乾燥運転と同様に、共振状態が解消した変更後の循環ファン12の回転数が、メモリ52に次回以降の暖房運転実行時の設定回転数として記憶される。
【0097】
なお、メモリ52に記憶された次回以降の運転実行時の各ファン12,16の設定回転数は、リセット操作によって、初期設定値、すなわち、回転数変更処理実行前の出荷時の設定回転数に戻すことができる。このリセット操作は、例えば、
図5の浴室用操作器10の暖房スイッチ46と涼風スイッチ47とを同時押ししながら、リセットスイッチ50を押す操作である。
【0098】
本実施形態によれば、更に次のような利点がある。
【0099】
(1)「暖房強」運転は、主に入浴前の浴室を暖める予備暖房に使用されるた め、循環風量が微増しても不都合は生じにくい。
【0100】
(2)「暖房弱」運転は、主に入浴中の暖房に使用され、循環風量が増加すると、 浴室内の使用者の濡れた肌に当たる風量が増えて、使用者が肌寒さを感じるが、循 環風量が微減しても不都合は生じにくい。
【0101】
上記の第1所定回転数HK1、第2所定回転数HK2、第3所定回転数HK3、第4所定回転数HK4は、適宜変更してもよい。
【0102】
上記実施形態では、メンテナンス技術者が、回転数変更処理指令手段としての浴室用操作器10を操作したけれども、メンテナンス技術者に限らず、浴室暖房乾燥機の施工作業者やユーザなどが操作するようにしてもよい。
【0103】
上記実施形態では、回転数変更処理指令手段を、浴室用操作器10で兼用したけれども、これに限らず、脱衣室用操作器9で兼用してもよく、両操作器9,10で兼用してもよく、あるいは、回転数変更処理指令手段としてスイッチを追加するなどしてもよい。また、回転数変更処理の開始指令用の操作及び完了指令用の操作も、上記実施形態の操作に限らず、任意の操作とすることができる。