【文献】
Researc In Motion, UK Limited,PRACH Enhancement and UL Power Control for CoMP Scenario4,3GPP TSG-RAN WG1 #66 R1-112372,2011年 8月16日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0014】
次に、様々な図を参照しながら、例示の実施形態の詳細な説明について記述する。この説明は可能な実装の詳細な例を提供するが、詳細は例示的なものであることが意図され、いかなる場合にも本出願の範囲を制限するものではないことに留意されたい。本明細書で使用される場合、他の修飾または特徴付けのない冠詞「a」または「an」は、たとえば「1または複数」または「少なくとも1つ」を意味するものと理解され得る。
【0015】
図1Aは、1または複数の開示された実施形態が実装可能な、例示の通信システム100の図である。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージング、放送などのコンテンツを、複数のワイヤレスユーザに提供する、多重アクセスシステムとすることができる。通信システム100は、複数のワイヤレスユーザが、ワイヤレス帯域幅を含むシステムリソースの共有を通じて、こうしたコンテンツにアクセスできるようにすることが可能である。たとえば通信システム100は、符号分割多重アクセス(CDMA:code division multiple access)、時分割多重アクセス(TDMA:time division multiple access)、周波数分割多重アクセス(FDMA:frequency division multiple access)、直交FDMA(OFDMA:orthogonal FDMA)、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA:single-carrier FDMA)などの、1または複数のチャネルアクセス方法を採用することができる。
【0016】
図1Aに示されるように、通信システム100は、ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、102d、無線アクセスネットワーク(RAN:radio access network)104、コアネットワーク106、公衆交換電話網(PSTN:public switched telephone network)108、インターネット110、および他のネットワーク112を含むことが可能であるが、開示された実施形態は、任意数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を企図していることを理解されよう。WTRU 102a、102b、102c、102dのそれぞれは、ワイヤレス環境で動作および/または通信するように構成された、任意のタイプのデバイスとすることができる。例を挙げると、WTRU 102a、102b、102c、102dは、ワイヤレス信号を送信および/または受信するように構成され得、ユーザ機器(UE:user equipment)、移動局、固定または移動加入者ユニット、ページャ、携帯電話、携帯情報端末(PDA:personal digital assistant)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、ワイヤレスセンサ、家庭用電化製品などを含むことができる。
【0017】
通信システム100は、基地局114aおよび基地局114bも含むことができる。基地局114a、114bのそれぞれは、コアネットワーク106、インターネット110、および/またはネットワーク112などの、1または複数の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU 102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つとワイヤレスにインターフェースするように構成された、任意のタイプのデバイスとすることができる。例を挙げると、基地局114a、114bは、送受信基地局(BTS:base transceiver station)、ノードB、eノードB、ホームeノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP:access point)、ワイヤレスルータ、などとすることができる。基地局114a、114bはそれぞれ単一の要素として示されるが、基地局114a、114bは任意数の相互接続された基地局および/またはネットワーク要素を含むことができる。
【0018】
基地局114aは、基地局コントローラ(BSC:base station controller)、無線ネットワークコントローラ(RNC:radio network controller)、リレーノードなどの、他の基地局および/またはネットワーク要素(図示せず)を含むことも可能な、RAN 104の一部とすることが可能である。基地局114aおよび/または基地局114bは、セル(図示せず)と呼ばれることのある特定の地理的領域内で、ワイヤレス信号を送信および/または受信するように構成可能である。セルは、さらにセルセクタに分割され得る。たとえば、基地局114aに関連付けられたセルは、3つのセクタに分割され得る。したがって一実施形態では、基地局114aは3つの送受信器、すなわちセルの各セクタに付いて1つ、を含むことができる。他の実施形態では、基地局114aは多入力多出力(MIMO)技術を採用することが可能であるため、セルの各セクタに付いて複数の送受信器を利用することができる。
【0019】
基地局114a、114bは、任意の好適なワイヤレス通信リンク(たとえば、無線周波数(RF:radio frequency)、マイクロ波、赤外線(IR:infrared)、紫外線(UV:ultraviolet)、可視光など)とすることが可能なエアインターフェース116を介して、WTRU 102a、102b、102c、102dのうちの1または複数と通信可能である。エアインターフェース116は、任意の好適な無線アクセス技術(RAT:radio access technology)を使用して確立することができる。
【0020】
より具体的に言えば、前述のように、通信システム100は多重アクセスシステムとすることが可能であり、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAなどの、1または複数のチャネルアクセス方式を採用することができる。たとえばRAN 104内の基地局114aおよびWTRU 102a、102b、102cは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標):wideband CDMA)を使用してエアインターフェース116を確立することが可能な、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)地上無線アクセス(UTRA:UMTS Terrestrial Radio Access)などの無線技術を実装することができる。WCDMAは、高速パケットアクセス(HSPA:High-Speed Uplink Packet Access)および/または進化型HSPA(HSPA+:Evolved HSPA)などの、通信プロトコルを含むことができる。HSPAは、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA:High-Speed Downlink Packet Access)および/または高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA:High-Speed Uplink Packet Access)を含むことができる。
【0021】
他の実施形態では、基地局114aおよびWTRU 102a、102b、102cは、ロングタームエボリューション(LTE)および/またはLTEアドバンスト(LTE−A)を使用してエアインターフェース116を確立することが可能な、進化型UMTS地上無線アクセス(E−UTRA:Evolved UMTS Terrestrial Radio Access)などの無線技術を実装することができる。
【0022】
他の実施形態では、基地局114aおよびWTRU 102a、102b、102cはIEEE 802.16(すなわちWorldwide Interoperability for Microwave Access(WiMAX))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV−DO、Interim Standard 2000(IS−2000)、Interim Standard 95(IS−95)、Interim Standard 856(IS−856)、Blobal System for Mobile communications(GSM(登録商標))、Enhanced Data rates for GSM Evolution(EDGE)、GSM EDGE(GERAN)などの、無線技術を実装することができる。
【0023】
図1Aの基地局114bは、たとえばワイヤレスルータ、ホームノードB、ホームeノードB、またはアクセスポイントとすることが可能であり、職場、家庭、車、学校などの局所化された地域でのワイヤレス接続を容易にするために、任意の好適なRATを利用することが可能である。一実施形態において、基地局114bおよびWTRU 102c、102dは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立するために、IEEE 802.11などの無線技術を実装することができる。他の実施形態では、基地局114bおよびWTRU 102c、102dは、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)を確立するために、IEEE 802.15などの無線技術を実装することができる。さらに他の実施形態では、基地局114bおよびWTRU 102c、102dは、ピコセルまたはフェムトセルを確立するために、セルラベースのRAT(たとえばWCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE−Aなど)を利用することができる。
図1Aに示されるように、基地局114bはインターネット110への直接接続を有することができる。したがって基地局114bは、コアネットワーク106を介してインターネット110にアクセスする必要がない場合がある。
【0024】
RAN 104は、音声、データ、アプリケーション、および/またはボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)のサービスを、WTRU 102a、102b、102c、102dのうちの1または複数に提供するように構成された、任意のタイプのネットワークとすることが可能な、コアネットワーク106と通信しているものとすることができる。たとえばコアネットワーク106は、呼制御、課金サービス、移動体位置ベースサービス、プリペイド電話、インターネット接続、ビデオ配布などを提供すること、および/または、ユーザ認証などの高水準セキュリティ機能を実行することが、可能である。
図1Aには示されていないが、RAN 104および/またはコアネットワーク106は、RAN 104と同じRATまたは異なるRATを採用している他のRANと、直接または間接的に通信しているものとすることが可能であることを理解されよう。たとえば、E−UTRA無線技術を利用している可能性のあるRAN 104に接続されていることに加えて、コアネットワーク106は、GSM無線技術を採用している他のRAN(図示せず)と通信していることも可能である。
【0025】
コアネットワーク106は、PSTN 108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするために、WTRU 102a、102b、102c、102d用のゲートウェイとして働くこともできる。PSTN 108は、簡易電話サービス(POTS)を提供する回線交換電話網を含むことができる。インターネット110は、伝送制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、および、TCP/IPインターネットプロトコル群におけるインターネットプロトコル(IP)などの、一般的な通信プロトコルを使用する、相互接続されたコンピュータネットワークおよびデバイスのグローバルシステムを含むことができる。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運用される、ワイヤードまたはワイヤレス通信ネットワークを含むことができる。たとえばネットワーク112は、RAN 104と同じRATまたは異なるRATを採用することが可能な1または複数のRANに接続された、他のコアネットワークを含むことができる。
【0026】
通信システム100内のWTRU 102a、102b、102c、102dのいくつかまたはすべては、マルチモード機能を含むことが可能であり、すなわちWTRU 102a、102b、102c、102dは、異なるワイヤレスリンクを介して異なるワイヤレスネットワークと通信するために複数の送受信器を含むことができる。たとえば、
図1Aに示されたWTRU 102cは、セルラベースの無線技術を採用している可能性のある基地局114a、およびIEEE 802無線技術を採用している可能性のある基地局114bと、通信するように構成可能である。
【0027】
図1Bは、例示のWTRU 102のシステム図である。
図1Bに示されるように、WTRU 102は、プロセッサ118、送受信器120、送受信要素122、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、取り外し不可能メモリ130、取り外し可能メモリ132、電源134、全地球測位システム(GPS)チップセット136、および他の周辺装置138を含むことができる。WTRU 102は、実施形態との適合を維持しながら、前述の要素の任意の副結合を含むことが可能であることを理解されよう。
【0028】
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、特定用途向けプロセッサ、従来型プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連した1または複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、任意の他のタイプの集積回路(IC)、状態機械などとすることができる。プロセッサ118は、信号符号化、データ処理、電力制御、入出力処理、および/または、WTRU 102がワイヤレス環境で動作できるようにする任意の他の機能を実行することができる。プロセッサ118は、送受信要素122に結合可能な送受信器120に結合可能である。
図1Bはプロセッサ118および送受信器120を別々の構成要素として示しているが、プロセッサ118および送受信器120は電子パッケージまたはチップ内に一体化できることを理解されよう。
【0029】
送受信要素122は、エアインターフェース116を介して、基地局(たとえば基地局114a)に信号を送信、または基地局から信号を受信するように、構成可能である。たとえば一実施形態において、送受信要素122は、RF信号を送信および/または受信するように構成されたアンテナとすることができる。他の実施形態では、送受信要素122は、たとえばIR、UV、または可視光の信号を送信および/または受信するように構成された、エミッタ/検出器とすることができる。さらに他の実施形態では、送受信要素122は、RF信号および光信号の両方を送信および受信するように構成可能である。送受信要素122は任意の組み合わせのワイヤレス信号を送信および/または受信するように構成可能であることを理解されよう。
【0030】
加えて、送受信要素122は
図1Bでは単一の要素として示されているが、WTRU 102は任意数の送受信要素122を含むことができる。より具体的に言えば、WTRU 102はMIMO技術を採用することができる。したがって一実施形態において、WTRU 102は、エアインターフェース116を介してワイヤレス信号を送信および受信するための、2つまたはそれ以上の送受信要素122(たとえば複数のアンテナ)を含むことができる。
【0031】
送受信器120は、送受信要素122によって送信されることになる信号を変調し、送受信要素122によって受信される信号を復調するように、構成可能である。前述のように、WTRU 102はマルチモード機能を有することができる。したがって送受信器120は、WTRU 102が、たとえばUTRAおよびIEEE 802.11などの複数のRATを介して通信できるようにするために、複数の送受信器を含むことができる。
【0032】
WTRU 102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128(たとえば液晶ディスプレイ(LCD)表示ユニットまたは有機発光ダイオード(OLED)表示ユニット)に結合可能であり、それらからユーザ入力データを受信可能である。プロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128にユーザデータを入力することも可能である。加えてプロセッサ118は、取り外し不可能メモリ130および/または取り外し可能メモリ132などの、任意の好適なタイプのメモリからの情報にアクセスし、メモリにデータを格納することができる。取り外し不可能メモリ130は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、ハードディスク、または任意の他のタイプのメモリ記憶デバイスを含むことができる。取り外し可能メモリ132は、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(SD)メモリカードなどを含むことができる。他の実施形態では、プロセッサ118は、サーバまたはホームコンピュータ(図示せず)上などのWTRU 102上に、物理的に配置されていないメモリからの情報にアクセスし、メモリにデータを格納することができる。
【0033】
プロセッサ118は、電源134から電力を受け取ることが可能であり、WTRU 102内の他の構成要素に電力を配布および/または制御するように構成可能である。電源134は、WTRU 102に電力を供給するための任意の好適なデバイスとすることができる。たとえば電源134は、1または複数の乾電池(たとえばニッケルカドミウム(NiCd)、ニッケル亜鉛(NiZn)、ニッケル水素(NiMH)、リチウムイオン(Li−ion)など)、太陽電池、燃料電池などを含むことができる。
【0034】
プロセッサ118は、WTRU 102の現在位置に関する位置情報(たとえば緯度および経度)を提供するように構成可能な、GPSチップセット136にも結合可能である。GPSチップセット136からの情報に加えて、またはその代わりに、WTRU 102は、基地局(たとえば基地局114a、114b)からエアインターフェース116を介して位置情報を受信すること、および/または、2つまたはそれ以上の近隣基地局からの信号受信のタイミングに基づいてその位置を決定することが、可能である。WTRU 102は、実施形態との適合を維持しながら、任意の好適な位置決定方法を用いて位置情報が獲得可能であることを理解されよう。
【0035】
プロセッサ118は、追加の特徴、機能性、および/またはワイヤードもしくはワイヤレス接続性を提供する、1または複数のソフトウェアおよび/またはハードウェアモジュールを含むことが可能な、他の周辺装置138にさらに結合可能である。たとえば周辺装置138は、加速度計、電子コンパス、衛星送受信器、デジタルカメラ(写真またはビデオ用)、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、振動デバイス、テレビジョン送受信器、ハンドフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)無線ユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ、などを含むことができる。
【0036】
図1Cは、実施形態に従ったRAN 104およびコアネットワーク106のシステム図である。前述のように、RAN 104は、エアインターフェース116を介してWTRU 102a、102b、102cと通信するためのE−UTRA無線技術を採用することができる。RAN 104は、コアネットワーク106とも通信していることが可能である。
【0037】
RAN 104は、eノードB 140a、140b、140cを含むことができるが、RAN 104は、実施形態との適合を維持しながら任意数のeノードBを含むことが可能であることを理解されよう。eノードB 140a、140b、140cは、エアインターフェース116を介してWTRU 102a、102b、102cと通信するための1または複数の送受信器をそれぞれ含むことができる。一実施形態において、eノードB 140a、140b、140cは、MIMO技術を実装することができる。したがって、たとえばeノードB 140aは、WTRU 102aにワイヤレス信号を送信するため、およびWTRU 102aからワイヤレス信号を受信するために、複数のアンテナを使用することができる。
【0038】
eノードB 140a、140b、140cのそれぞれは、特定のセル(図示せず)に関連付けること、ならびに、無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、アップリンクおよび/またはダウンリンクでのユーザのスケジューリングなどを処理するように構成することが可能である。
図1Cに示されるように、eノードB 140a、140b、140cは、X2インターフェースを介して互いに通信可能である。
【0039】
図1Cに示されるコアネットワーク106は、移動性管理ゲートウェイ(MME)142、サービングゲートウェイ144、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ146を含むことができる。前述の要素はそれぞれコアネットワーク106の一部として示されているが、これらの要素のいずれも、コアネットワークオペレータ以外のエンティティによって所有および/または動作可能であることを理解されよう。
【0040】
MME 142は、S1インターフェースを介してRAN 104内のeノードB 140a、140b、140cのそれぞれに接続可能であり、制御ノードとして働くことが可能である。たとえばMME 142は、WTRU 102a、102b、102cのユーザの認証、ベアラの活動化/非活動化、WTRU 102a、102b、102cの初期接続中の特定サービングゲートウェイの選択などについて、責務を負うことができる。MME 142は、RAN 104と、GSMまたはWCDMAなどの他の無線技術を採用している他のRAN(図示せず)との間で切り換えるための、制御プレーン機能を提供することもできる。
【0041】
サービングゲートウェイ144は、RAN 104内のeノードB 140a、140b、140cのそれぞれに、S1インターフェースを介して接続可能である。サービングゲートウェイ144は、一般に、WTRU 102a、102b、102cへの/からのユーザデータパケットを経路指定/転送することができる。サービングゲートウェイ144は、eノードB間のハンドオーバ中にユーザプレーンを固定すること、ダウンリンクデータがWTRU 102a、102b、102cに使用可能な場合にページングをトリガすること、WTRU 102a、102b、102cのコンテキストを管理および記憶することなどの、他の機能も実行可能である。
【0042】
サービングゲートウェイ144は、WTRU 102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU 102a、102b、102cに提供することが可能な、PDNゲートウェイ146にも接続可能である。
【0043】
コアネットワーク106は、他のネットワークとの通信を容易にすることができる。たとえばコアネットワーク106は、WTRU 102a、102b、102cと従来の固定電話通信デバイスとの間の通信を容易にするために、PSTN 108などの回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU 102a、102b、102cに提供することが可能である。たとえばコアネットワーク106は、コアネットワーク106とPSTN 108との間のインターフェースとして働くIPゲートウェイ(たとえばIPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含むか、またはこれと通信することができる。加えて、コアネットワーク106は、他のサービスプロバイダによって所有および/または動作される他のワイヤードまたはワイヤレスネットワークを含むことが可能な、ネットワーク112へのアクセスをWTRU 102a、102b、102cに提供することが可能である。
【0044】
実施形態は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)リリース8/9/10/11が、単一のサービングセル(以下LTE R8+)で動作し、2x2構成の場合、ダウンリンク(DL)で100Mbps、アップリンク(UL)で50Mbpsまでをサポートしていることを認識している。LTE DL伝送方式は、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)エアインターフェースに基づいている。
【0045】
実施形態は、柔軟な展開のために、とりわけLTE R8+システムが[1.4、2.5、5、10、15、または20]MHzのうちの1つのスケーラブルな伝送帯域幅をサポートしていることを認識している。LTE R8+では(キャリアアグリゲーション(carrier aggregation)を用いるLTE R10+にも適用可能)、1または複数の、もしくはそれぞれの無線フレーム(10ms)が、1msサイズに等しく分けられた10のサブフレームを含むことができる。1または複数の、もしくはそれぞれのサブフレームは、それぞれ0.5msサイズに等しく分けられた2つのタイムスロットを含む。タイムスロット当たり7または6つのOFDMシンボルが存在可能であり、タイムスロット当たり7つのシンボルは通常の巡回プレフィックス長さで使用可能であり、タイムスロット当たり6つのシンボルは拡張された巡回プレシックス長さの代替システム構成で使用可能である。LTE R8/9システム用のサブキャリア間隔は15kHzである。7.5kHzを使用する代替の低減サブキャリア間隔モードが企図される。
【0046】
実施形態は、リソース要素(RE)が、1 OFDMシンボル間隔中の1サブキャリアに(いくつかの実施形態ではおそらく精密に)対応可能であることを認識しており、0.5msタイムスロット中の12の連続するサブキャリアが1リソースブロック(RB)を構成することができる。したがって、タイムスロット当たり7つのシンボルの場合、1または複数、またはそれぞれのRBは、12
*7=84 REを含む。DLキャリアは、最低6 RBから最高110 RBまでの、スケーラブルな数のリソースブロック(RB)を含むことが可能である。これは、全体としておおよそ1MHzから20MHzのスケーラブルな伝送帯域幅に対応可能である。いくつかの実施形態では、たとえば1.4、3、5、10、または20MHzの共通伝送帯域幅のセットが指定可能である。
【0047】
動的スケジューリングのための基本時間領域ユニットは、少なくとも2つの連続するタイムスロットを含むことが可能な1つのサブフレームである。1または複数の実施形態において、これはリソースブロックペアと呼ばれることがある。時間周波数グリッド内でパイロット信号を搬送するために、なんらかのOFDMシンボル上にいくつかのサブキャリアを割り振ることができる。いくつかの実施形態では、とりわけスペクトルマスク要件に準拠するために、伝送帯域幅の縁部で所与の数のサブキャリアが伝送できない場合がある。
【0048】
LTEの場合、ダウンリンク物理チャネルは、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH:Physical Control Format Indicator Channel)、物理ハイブリッドARQインジケータチャネル(PHICH:Physical Hybrid ARQ Indicator Channel)、物理データ制御チャネル(PDCCH:Physical Data Control Channel)、物理マルチメディアデータチャネル(PMCH:Physical Multicast data Channel)、物理ブロードキャストチャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)、および物理データ共有チャネル(PDSCH:Physical Data Shared Channel)を含むことができるが、これらには限定されない。PCFICH上で、WTRUは、DLコンポーネントキャリア(CC:component carrier)の制御領域のサイズを示す制御データを受信する。PHICH上で、WTRUは、前のアップリンク伝送に関するハイブリッド自動再送要求(HARQ)肯定応答/否定応答(HARQ A/N、HARQ ACK/NACK、またはHARQ−ACK)フィードバックを示す制御データを受信する。PDCCH上で、WTRUは、ダウンリンクおよびアップリンクのリソースをスケジューリングするために使用可能な、ダウンリンク制御情報(DO:downlink control information)メッセージを受信する。PDSCH上で、WTRUは、ユーザおよび/または制御データを受信することができる。たとえばWTRUは、UL CC上で伝送可能である。
【0049】
LTEの場合、アップリンク物理チャネルは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)、および物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)を含むことができるが、これらには限定されない。PUSCH上で、WTRUは、ユーザおよび/または制御データを伝送可能である。PUCCH上で、およびいくつかの場合にはPUSCH上で、WTRUは、アップリンク制御情報(チャネル品質インジケータ/プリコーディングマトリクスインジケータ/ランクインジケータまたはスケジューリング要求(CQI/PMI/RIまたはSR)、および/またはハイブリッド自動再送要求(特にHARQ)肯定応答/否定応答(ACK/NACK)フィードバックなど)を伝送可能である。UL CC上で、ユーザ機器(UE)またはワイヤレス送受信ユニット(WTRU)(この用語は本明細書全体を通じて互換的に使用可能である)に、サウンディング基準信号(SRS)の伝送用の専用リソースを割り振ることも可能である。
【0050】
LTE R8+システムでは、WTRUは、異なる目的のためにセル固有ダウンリンク基準信号を受信することができる。たとえばセル固有基準信号(以下、CRS)の場合、WTRUは、TM7、TM8、またはTM9で構成されたPMCHおよびPDSCHを除く、任意のダウンリンク物理チャネルのコヒーレント復調のためのチャネル推定に、CRSを使用することができる。WTRUは、チャネル状態情報(CSI)測定にCRSを使用することもできる。WTRUは、セル選択および移動性関係の測定にもCRSを使用することができる。CRSは任意のサブフレーム内で受信可能である。1または複数、もしくはそれぞれのアンテナポート(1、2、または4)について1つのCRSが存在可能である。CRSは、1または複数、もしくはそれぞれのスロットの、第1および第3の最終OFDMシンボルを占有可能である。
【0051】
加えてWTRUは、以下のダウンリンク基準信号のうちの1または複数を受信することができる。1)復調基準信号(DM−RS:Demodulation Reference Signals)。WTRU固有基準信号は、TM7、TM8、またはTM9を用いるPDSCHの復調のためのチャネル推定に使用可能である。DM−RSは、該当するWTRUに関するPDSCH伝送に割り当てられたリソースブロック内で伝送可能である。および/または、2)CSI基準信号(CSI−RS)。WTRUは、チャネル状態情報測定にCSI−RSを使用することができる。CSI−RSはTM9に使用可能であり(またはいくつかの実施形態では、そのようにのみ使用可能であり)、CRSよりもネットワークにより低密度で伝送可能である。
【0052】
UE OR WTRUは、同期化を取得可能であり、セルの識別(以下、セルID)を検出可能であり、同期信号を使用して巡回プレフィックスの長さ(通常/拡張)(1次同期信号と2次同期信号との間の持続時間の差異に基づき得る)を決定可能である。UE OR WTRUは、PBCH上でマスタ情報ブロック(以下、MIB)を受信可能であり、MIBは、PHICH情報、ダウンリンク帯域幅、およびシステムフレーム数を含む。UE OR WTRUは、PBCHを使用して、その検出がPBCH CRCを使用して検証される伝送アンテナポートの数を盲目的に検出することができる。
【0053】
LTEシステムにおいて、NWは、PDCCHを使用して物理無線リソースを制御することが可能であり、制御メッセージは特定のメッセージ、たとえばデータ制御情報(DCI:data control information)メッセージを使用して伝送可能である。UE OR WTRUは、特定の位置で既知の無線ネットワーク一時識別子(以下、RNTI)を使用して、固有のDCIスクランブルに関して、または、アグリゲーションレベル(以下、AL、1、2、4、または8のいずれかのCCEに対応する1または複数、もしくはそれぞれ)に基づく物理リソース(たとえば、制御チャネル要素、以下CCE:control channel element)の異なる組み合わせを使用して、検索スペースに関して、PDCCHを監視することによって、所与のサブフレーム内での制御シグナリング上で作用するために有用であるか否かを判別することができる。CCEは、36のQPSKシンボル、または72のチャネル符号化ビットを含む。
【0054】
1または複数の実施形態において、PDCCHは概念上、2つの別個の領域に分離可能である。UEまたはWTRUがその上で動作可能なDCIを発見し得るCCE位置のセットは、検索スペース(以下、SS:Search Space)と呼ぶことができる。SSは概念上、共通SS(以下、CSS:Common SS)およびUE OR WTRU固有SS(以下、UESS)に分割可能であり、CSSは、所与のPDCCHを監視している1または複数、もしくはすべてのUEに共通とすることができるが、UESSはUE OR WTRUによって異なる。いくつかの実施形態において、どちらのSSも所与のサブフレーム内の所与のUE OR WTRUに関して重複可能である。これはランダム化機能の関数とすることが可能であり、この重複はサブフレームによって異なる可能性がある。
【0055】
共通検索スペース(CSS)を構成するCCE位置のセットおよびその開始ポイントは、セル識別およびサブフレーム数の関数とすることができる。LTE R8/9の場合、DCIはCSS内でAL4(4 CCE)またはAL8(8 CCE)で送信可能である(またはいくつかの実施形態では、そのようにのみ送信可能である)。UE OR WTRUがPDCCHを監視するサブフレームの場合、UE OR WTRUは、CSSにおける合計最大12のブラインド復号試行について、AL4に関する4 CCEの4つまでの異なるセット(たとえば8つのブラインド復号)およびAL8に関する8 CCEの2つまでの異なるセット(たとえば4つのブラインド復号)において、2つのDCIフォーマットサイズ(たとえば、以下を参照すると、フォーマット1Aおよび1C、ならびに電力制御に使用されるフォーマット3A)を復号するように試行することができる。CSSは、AL4に関する4つの復号候補(たとえば、CCE 0〜3、4〜7、8〜11、12〜15)およびAL8に関する2つの復号候補(CCE 0〜7、8〜15)を示唆する、CCE 0〜15に対応する。
【0056】
UE OR WTRU固有検索スペース(UESS:UE OR WTRU-Specific Search Space)を構成するCCE位置のセットおよびその開始ポイントは、UE OR WTRU識別およびサブフレーム数の関数とすることができる。LTE R8+の場合、DCIはUESS内でAL1、AL2、AL4、またはAL8で送信可能である。UEまたはWTRUがPDCCHを監視するサブフレームの場合、UEまたはWTRUは、UESSにおける合計最大32のブラインド復号試行について、AL1に関する6つまでの異なるCCES(たとえば12のブラインド復号)、AL2に関する2 CCEの6つまでの異なるセット(たとえば12のブラインド復号)、AL8に関する8 CCEの2つまでの異なるセット(たとえば4つのブラインド復号)、および、AL8に関する8 CCEの2つまでの異なるセット(たとえば4つのブラインド復号)において、2つのDCIフォーマットを復号するように試行することができる。
【0057】
UEまたはWTRUがどのDCIフォーマットを復号するかは、構成済みの伝送モード(たとえば空間多重化が使用可能であるか否か)に依存することができる。いくつかの異なるDCIフォーマット、たとえばフォーマット0(UL許可)、フォーマット1(非MIMO)、フォーマット2(DL MIMO)、およびフォーマット3(電力制御)が存在可能である。制御メッセージの例示の詳細なフォーマットは、TS 36.212、セクション5.3.3.1で定義可能である。UEまたはWTRUが復号する1または複数、もしくはそれぞれのDCIフォーマットのバージョンは、少なくとも部分的に、構成済み伝送モード(たとえば、リリース8およびリリース9の場合はモード1〜7)によって管理され得る。
【0058】
例示の用途の要約リストを、以下に提示する。
− DCIフォーマット0(UL許可)
− DCIフォーマット1(DL割り当て)
− DCIフォーマット1A(コンパクトなDL割り当て/ランダムアクセス用のPDCCH順)
− DCIフォーマット1B(プリコーディング情報によるDL割り当て)
− DCIフォーマット1C(非常にコンパクトなDL割り当て)
− DCIフォーマット1D(プリコーディング情報+電力オフセット情報によるコンパクトなDL割り当て)
− DCIフォーマット2(空間多重化のためのDL割り当て)
− DCIフォーマット2A
− DCIフォーマット3(PUCCH/PDSCH用のTPC、2ビット)
− DCIフォーマット3A(PUCCH/PDSCH用のTPC、単一ビット)
【0059】
異なるシステム帯域幅構成の結果として生じる異なるDCIサイズの例を示す表が、
図2に与えられている。
【0060】
LTE R8+システムにおいて、PDCCH上で受信された制御シグナリングが、アップリンクコンポーネントキャリアまたはダウンリンクコンポーネントキャリアのいずれに関係するかは、UEまたはWTRUによって復号されたDCIのフォーマットに関係する可能性があり、DCIフォーマットは、UEまたはWTRUが接続されるセルの、アップリンクコンポーネントキャリア上およびダウンリンクコンポーネントキャリア上でのUE通信を制御するために使用可能である。UEまたはWTRUは、スケジューリング要求(以下、SR:scheduling request)をeNBに送信することによって、アップリンク伝送のための無線リソースを要求することが可能であり、SRは、構成済みであればPUCCH上の専用リソース上で(以下、D−SR)、または、そうでなければランダムアクセス手順(以下、RACH)を使用して(以下、RA−SR)、伝送可能である。
【0061】
本明細書では以下の用語が使用可能である。いくつかの実施形態において、「ポイント」は、地理的に共同設置された伝送アンテナのセットを指すことができる。本明細書で説明される1または複数の実施形態において、この定義はやや一般化されている場合があるため、「ポイント」は、地理的に共同設置されたアンテナのセットが送信用であるか受信用であるかにかかわらず、それらを指すこともできる。
【0062】
第1のUEまたはWTRU伝送の「意図された受信ポイント」または「宛先ポイント」は、ネットワーク側のポイント、もしくは、いくつかの実施形態では、この第1のUEまたはWTRU伝送を受信および処理することが予測し得る、第2のUEまたはWTRUを指すことが可能である。1または複数の実施形態において、宛先ポイントは、この宛先ポイントによって伝送される信号(セル固有基準信号、CSI−RS、または宛先ポイントが第2のWTRUに対応する場合、DM−RS、SRS、PRACHプリアンブル、もしくは他のタイプの信号などのWTRU固有基準)の特徴により、第1のUEまたはWTRUによって識別可能である。実施形態は、以下の用語の用途および意味を、それらの適用可能性を限定することなく企図している。
− コンポーネントキャリア(CC)、DL CC、およびUL CC
− 1次セル(PCell:primary cell)、PCell DL、PCell UL、および2次セル(SCell:secondary cell)、SCell DL、SCell UL
− セル、サービングセル、1次サービングセル、および2次サービングセル
【0063】
以下で言及される場合、「コンポーネントキャリア(CC)」という用語は、その一般性を失うことなく、UEまたはWTRUが動作する周波数を含むことができる。たとえばUEまたはWTRUは、ダウンリンクCC(以下、「DL CC」)上で伝送を受信することが可能であり、DL CCは複数のDL物理チャネルを含むことができる。他の例として、UEまたはWTRUはアップリンクCC(以下、「UL CC」)上で伝送を実行することが可能であり、UL CCは前述のように、複数のUL物理チャネルを含むことができる。
【0064】
セルは、DL CC上でブロードキャストされるか、または場合によってはネットワークからの専用構成シグナリングを使用して、UEまたはWTRUによって受信されるシステム情報(SI:system information)に基づいてUL CCにリンクされ得るDL CC内に、最小限に存在することができる。たとえばDL CC上でブロードキャストされる場合、UEまたはWTRUは、(たとえば、LTE用のRRC_IDLE内の場合、またはWCDMA用のアイドル/CELL_FACH内の場合、たとえば、UEまたはWTRUがまだネットワークへの無線リソース接続を有さない場合)リンクされたUL CCのアップリンク周波数および帯域幅を、システム情報要素の一部として受信することができる。
【0065】
以下で言及される場合、「1次セル(PCell)」という用語は、その一般性を失うことなく、UEまたはWTRUがシステムへの初期アクセスを実行する1次周波数(primary frequency)で動作するセル、たとえば、初期接続確立手順を実行するかまたは接続再確立手順を開始するセル、もしくは、ハンドオーバ手順において1次セルとして示されるセル、などを含む。これは、無線リソース接続構成手順の一部として示される周波数にも対応可能である。いくつかの機能がPCell上でサポートされ得る(またはいくつかの実施形態では、サポートのみされ得る)。たとえばPCellのUL CCは、物理アップリンク制御チャネルリソースが、所与のUEまたはWTRU用の1または複数、もしくはすべてのHARQ ACK/NACKフィードバックを搬送するように構成可能な、CCに対応可能である。
【0066】
たとえばLTEにおいて、UEまたはWTRUは、PCellを使用して、セキュリティ機能、または、NAS移動性情報などの上部層システム情報に関するパラメータを導出することができる。PCell DL上でサポート可能な(またはいくつかの実施形態では、サポートのみ可能な)他の機能は、ブロードキャストチャネル(BCCH)上でのシステム情報(SI)獲得および変更監視手順、ならびにページングを含む。
【0067】
以下で言及される場合、「2次セル(SCell)」という用語は、その一般性を失うことなく、無線リソース制御接続が確立可能であれば構成可能であり、追加の無線リソースを提供するために使用可能な、2次周波数(secondary frequency)上で動作するセルを含む。該当するSCell内での動作に関連するシステム情報は、SCellをUEまたはWTRUの構成に追加できる場合、専用シグナリングを用いて提供され得る。パラメータは、システム情報(SI)シグナリングを用いて該当するSCellのダウンリンク上でブロードキャストされるものとは異なる値を有することが可能であるが、この情報は、本明細書では、この情報を獲得するためにUEまたはWTRUによって使用される方法とは無関係に、該当するSCellのSIと呼ばれることが可能である。
【0068】
以下で言及される場合、「PCell DL」および「PCell UL」という用語は、一般性を失うことなく、それぞれPCellのDL CCおよびUL CCに対応する。同様に、「SCell DL」および「SCell UL」という用語は、それぞれ(構成済みの場合)SCellのDL CCおよびUL CCに対応する。
【0069】
以下で言及される場合、「サービングセル」という用語は、一般性を失うことなく、1次セル(たとえばPCell)または2次セル(たとえばSCell)を含む。より具体的に言えば、いかなるSCellでも構成され得ない、または複数のコンポーネントキャリア上での動作(たとえばキャリアアグリゲーション)をサポートしていない、UEまたはWTRUの場合、PCellを含む1つのサービングセルが存在可能(またはいくつかの実施形態では、おそらくそれのみが存在可能)であり、少なくとも1つのSCellで構成されたUEまたはWTRUの場合、「サービングセル」という用語は、PCellおよび1または複数、もしくはすべての構成済みSCellを含む、1または複数のセルのセットを含むことができる。
【0070】
1または複数の実施形態において、UEまたはWTRUが少なくとも1つのSCellで構成可能である場合、少なくとも1つのPCell DLおよび少なくとも1つのPCell ULが存在可能であり、1または複数、もしくはそれぞれの構成済みSCellの場合、少なくとも1つのSCell DL、および、1または複数の実施形態ではおそらく1つのSCell UL(たとえば構成済みの場合)が存在可能である。
【0071】
1または複数の実施形態は、UEまたはWTRUが、動的ベース(dynamic basis)で伝送の宛先ポイントまたは宛先ポイントのセットを選択することが可能な、1または複数の技法を企図している。これらの技法は、この少なくとも1つの宛先ポイントでの受信および復号を容易にすることが可能な、アップリンク伝送のある特徴の調整を可能にする。たとえばこの特徴は、伝送パワー、伝送タイミング、および/または、その基本シーケンス、その循環シフト、または直交カバーコードなどの、復調目的またはサウンディング目的で使用される基準信号のプロパティを含むことができる。こうした技法は、ネットワークの見地からのキャパシティ最適化、ならびに、UEまたはWTRUの見地からの堅固な動作のためのフォールバックメカニズムを、サポートすることができる。
【0072】
他の方法は、複数の潜在的宛先ポイントがUEまたはWTRU伝送用であることが可能な場合に生じる、宛先ポイント選択および他の機能に関する問題に対処する。たとえば、HARQ再伝送がどのように処理できるかを決定することが有用な場合がある。加えて、現行のパワーヘッドルーム報告メカニズムでは、複数の潜在的受信ポイントが存在する場合、ネットワークが最適なアップリンクスケジューリングを決定できない可能性がある。他の問題は、UEまたはWTRUが少なくとも1つの宛先ポイントとの接続を失う可能性があり、それによって、UEまたはWTRUがこの宛先ポイントへの送信を試行した場合、過度の干渉が生じ得ることから発生する。
【0073】
他の方法は、複数の潜在的宛先ポイントを伴う展開で動作する場合に生じる問題に対処する。たとえば、2つの共通にスケジューリングされたUEまたはWTRUの間で、直交性を達成するために同じBW割り当てを割り振るスケジューリング制約は、より厳しくなる可能性がある。
【0074】
特に、複数のUEが同じサブフレームのセル内でアップリンク伝送用に共通スケジューリング可能な場合、相互干渉を最小限にするために、1または複数、もしくはそれぞれのUEまたはWTRUに使用される基準信号の中で、相互直交性(または大幅に減少された相互相関)を有することが有用な可能性がある。現行の3GPP規格リリースでは、これは、1または複数の、もしくはすべての共通スケジューリングされたUEに対して同一の帯域幅(BW)リソースを共有できる場合、同じ基本シーケンスグループおよび異なる循環シフト(CS)設定を割り振ることによって達成可能である。特に、多地点アップリンク受信において発生するセル間MU−MIMO動作(inter-cell MU-MIMO operation)について、ネットワークスケジューリング効率を向上させるために、ネットワークは、部分的に重複可能な不対BWでUEをスケジューリングすることが必要な場合がある。
図3は、2つのUEに関する不対BW割り振り(unpaired BWs allocation)の2つの例示のシナリオを示す。
【0075】
不対BW割り振りの結果として、1または複数、もしくはそれぞれのUEまたはWTRUに使用される基準信号間で大きなピーク相互相関(peak cross-correlation)が時折見られるため、異なるCS設定によって達成されるオリジナルの直交性は失われる可能性がある。問題は、RB割り振りの変化によって、相関ピークが時間領域内の異なる位置にドリフトするという事実から発生する。このドリフトしたピークが、別のUEまたはWTRUのRSに割り当てられた他のCS領域に侵入し、重大な干渉を生成する可能性がある。これが
図4の例に示されており、12RBの等しいBW長さが使用され、重複部分は6RBである。
図4からわかるように、ドリフトの量はかなり大きい可能性がある(時には折り返される)。加えて、ウィンドウ効果が重複部分の幅に比例するため、相関ピークはより広くなり、特に2つのRSの重複部分が非常に小さい可能性がある場合、相関性能をさらに低下させる可能性がある。
【0076】
循環シフトホッピング(CSホッピング)が宛先ポイントのうちのいくつかで使用中の可能性がある、複数の潜在的宛先ポイントを伴う展開で発生する問題に対処するための方法も提供される。したがって、結果としてこれらのポイントに対する過度の干渉を発生させない、UEまたはWTRUの伝送用にCSを割り当てることは、より困難になる可能性がある。
【0077】
循環ホッピングは、他のUEへの干渉をランダム化するために、復調基準信号(DMRS:demodulation reference signal)に適用可能である。現行の3GPP規格では、1または複数の、もしくはそれぞれのUEまたはWTRUについて、λによってインデックス付けされた層の循環シフトα
λは、以下に従って定義され、
【0081】
はそれぞれ、UEまたはWTRU固有および層固有のパラメータであり得、
n
PN(n
s)は、
【0083】
によって定義される、セル固有のCSホッピングパターンであり、これは、以下によって開始される。
【0085】
いくつかの実施形態では、シーケンスシフトパターン
【0087】
は、たとえば基本シーケンスグループを定義する際に使用される同じ値を共有することができる。
【0088】
セル間の多ユーザ多入力多出力(MU−MIMO)動作の場合、複数のセルまたはポイントにまたがる基準信号の直交性を強化するために、共通スケジューリングされたUEへの基本シーケンスの動的割り当てを可能にすることが有利な可能性がある。したがって、
【0090】
は、たとえばここでは経時的に変化するか、またはもはやセル固有ではない可能性があるため、CSホッピングの定義には適切でない可能性がある。
【0091】
本明細書で説明される方法は、単独または組み合わせることが可能であり、複数の宛先ポイントが存在し得るシステム展開において、UEまたはWTRUが異なるタイプのアップリンクチャネルまたは信号をどのように伝送可能であるかを説明する。
【0092】
サブフレーム内の所与のチャネルまたは信号の伝送を実行する際、UEまたはWTRUは、少なくとも1つのUTCのセットから選択されるアップリンク伝送コンテキスト(以下、UTC)に依存する可能性のある伝送特徴を決定することができる。本明細書では、UTCの選択方法の様々な実施形態について説明する。
【0093】
様々な実施形態において、UEまたはWTRUは、選択されたUTCを使用して所与のチャネルまたは信号に対する伝送を実行することができるため、当該伝送に関するアップリンク周波数および/または帯域幅と、当該伝送に適用するための伝送パワーと、当該伝送に適用するためのタイミングアドバンス(またはタイミング整合)と、(i)たとえばPUSCHまたはSRS用の(周期的または非周期的)、少なくとも1つの復調基準信号(たとえば循環シフト、シーケンスグループ、アンテナポート)、(ii)たとえばPUCCH伝送の場合の、伝送フォーマットおよび/またはリソース、ならびに(iii)たとえばPRACH伝送の場合の、少なくとも1つのランダムアクセスプリアンブルのプロパティなどの、伝送されるチャネルまたは信号に固有であり得る少なくとも1つのプロパティとの、伝送特徴のうちの、少なくとも1つを決定することができる。
【0094】
UEまたはWTRUが選択されたUTCに従ってアップリンク伝送を実行できるようにする情報を表すように、UTCを定義することが可能である。UTCは、概念上、該当するUTCに関連付けられた以下のタイプの情報のうちの少なくとも1つに関して分割することができる。
【0095】
− UTCパラメータ:RRCによって構成される半静的パラメータなどの、UEまたはWTRUの構成のパラメータ(たとえば、該当するUTCに関する伝送のための伝送パワーを決定するために使用可能な最大伝送パワー)を含むがこれらに限定されない、1または複数のパラメータのセット、
− UTCプロパティ:UEまたはWTRUの構成(たとえば、グループ化機能から導出されるDL経路損失および/またはタイミング基準)、UEまたはWTRUによって実行される手順(たとえば、該当するUTCに関する伝送のための伝送パワーを決定するために使用可能なDL PL基準から導出されるDL経路損失推定)、などから導出されるプロパティを含むがこれらに限定されない、1または複数のプロパティのセット、および/または、
− UTC変数:状態変数(たとえば、UTCが活動化状態にあるか否か)、タイマ(たとえばタイミングアドバンス値の妥当性に関するタイマ)などを含むがこれらに限定されない、1または複数の変数のセット。
【0096】
言い換えれば、アップリンク伝送コンテキストは、概念上、半静的パラメータのセット、所与の伝送に関してUEまたはWTRUによって決定され、1または複数の実施形態ではパラメータの構成に基づく場合のある値、および/または、該当するUTCに関してUEまたはWTRUによって維持および更新可能な変数、のうちの少なくとも1つを含むように表現されることが可能である。
【0097】
本明細書で説明される表現は、本明細書で説明される方法の、UTCの等価の記述およびその関連方法の異なる表現への適用可能性を制限するものではない。
【0098】
UTCは、以下のうちの少なくとも1つに従った、アップリンクチャネルまたはアップリンク信号の1または複数のタイプに関連付けることができる。
【0099】
− アップリンクチャネル(または伝送信号)固有:たとえば、UTC(またはその一部)は、所与のアップリンクチャネルに適用可能であり、たとえばUEまたはWTRUは、PUSCH、PUCCH、PRACH、またはSRS構成のうちの1または複数、もしくはそれぞれについて、1または複数のUTCで構成可能である。
【0100】
− サービングセル固有:たとえば、UTC(またはその一部)は、UEまたはWTRUの構成の所与のサービングセルに関する複数のアップリンク伝送に適用可能であり、この場合、UTCは、1または複数の、もしくはすべての伝送に共通な可能性のある態様(たとえば、DL PLおよび/またはタイミング基準)、および/または、所与のタイプの伝送に固有な可能性のある態様(たとえば、たとえばSRS伝送に適用するための伝送パワーオフセット)を含むことができる。
【0101】
− セルグループ固有:たとえば、UTC(またはその一部)は、UEまたはWTRUの構成の1または複数のサービングセルに関する伝送に適用可能であり、この場合、UTCは、サービングセルのグループに関する1または複数の、もしくはすべての伝送に共通な可能性のある態様(たとえば、DL PLおよび/またはタイミング基準)を含むことができる。および/または、
− 上記の組み合わせ:たとえば、UTC(またはその一部)は、以下のうちの1または複数に従って適用可能である。UTCは所与のサービングセルに適用可能であり、たとえば、SCell用に構成可能である。UTCは所与のアップリンクチャネルに適用可能であり、たとえばPUSCH上の伝送に適用可能である。たとえば1または複数の、もしくはそれぞれのUTCが異なるPtRSおよび最大パワーを含むことができる。UEまたはWTRUは、当該セルのPUSCHに関する複数のUTCで構成可能である。UEまたはWTRUは、どのUTCが所与の伝送に適用可能であるかを決定するために、本明細書で説明したような選択方法を使用することができる。
【0102】
他の例として、UTC(またはその一部)は、以下に従って適用可能である:UTCは、アップリンクリソースで構成された複数のサービングセルに適用可能であり、たとえば、同じTAグループの1または複数の、もしくはすべてのSCellについて構成可能である;UTCは、1または複数の、もしくはすべてのアップリンク伝送に適用可能であり、たとえばPUSCH、PRACH、およびSRS上での伝送に適用可能である;たとえば、1または複数の、もしくはそれぞれのUTCは、異なるPtRS、DL PL基準、およびDLタイミング基準を含むことができる;UEまたはWTRUは、該当するセルに関する複数のUTCで構成可能である;UEまたはWTRUは、どのUTCが該当するセルのアップリンクリソース上での伝送に適用可能であるかを決定するために、本明細書で説明したような選択方法を使用することができる。
【0103】
他の例として、UTC(またはその一部)は、以下に従って適用可能である:UTCは、1つのサービングセルに関する複数のチャネル(たとえばPUSCH/PUCCH/PRACH)に適用可能である;UEまたはWTRUは、チャネルのグループに関する複数のUTCで構成可能である;UEまたはWTRUは、グループ内の1または複数の、もしくはすべてのチャネルにどのUTCを使用するかを決定するために、本明細書で説明したような選択方法を使用することができる;UEまたはWTRUは、他のタイプのチャネルまたは伝送タイプ(たとえばSRS)に適用可能な他のUTCでさらに構成可能である;UEまたはWTRUは、伝送タイプSRSに関する複数のUTCで構成可能である;UEまたはWTRUは、どのUTCをSRS伝送に使用するかを決定するために、本明細書で説明したような選択方法を使用することができる(たとえば、どのUTCを使用するかを決定するためにSRSのタイプが使用可能である)。
【0104】
UTCパラメータ:UTCに関連付けることが可能なパラメータは、以下の構成パラメータのうちの少なくとも1つを含むことができる。これらのパラメータのうちのいくつかは、複数のUTC、もしくは1または複数の、もしくはすべてのUTCに共通であると定義することができる。これらは、L1/物理層パラメータ、L2/MACパラメータ、および/またはL3/RRCパラメータを含むことができる。
【0105】
L1/物理層パラメータは、以下のうちの少なくとも1つとすることができる:所与の伝送の意図された受信ポイントを表すことが可能であり、複数の意図された受信ポイントの場合、複数のPtRSを含むことが可能である、少なくとも1つのダウンリンクポイント基準信号(以下、PtRS);UEまたはWTRUが、たとえばあるアップリンク信号またはチャネル(たとえばPUSCH、DMRS、SRS)の生成において少なくとも1つのセル識別を使用することが可能であり、この識別はUTCが適用可能なサービングセルの識別に対応するかまたは対応しない場合がある、物理セル識別;既存のシステムと同じ解釈を有することが可能な、cyclicShift、groupAssignmentPUSCH(ΔSS)、Activate−DMRS−with OCC、Sequence−hopping−enabled、groupHoppingEnabled、pusch−HoppingOffset、n−SB、PUCCH内でのDM−RSの生成のためのホッピングモード、PUSCH内のDM−RS、および/またはPUSCHなどの、既存のシステムのPUSCH−Config情報要素に含まれるものに対応する使用パラメータを含むことが可能な、あるアップリンク信号の生成に使用される他のパラメータ。UEまたはWTRUは、本明細書で説明されるように、こうした信号を生成するために新しい(たとえば実施形態によって企図された)パラメータを使用することも可能である。他の例では、UEまたはWTRUは、1PUCCH−AN(
【0107】
)、n1PUCCH−AN−CS−List、nCS−Anなどの、既存のシステムのPUCCH−Config情報要素に含まれるものに対応するパラメータと、たとえばUEまたはWTRUが、所与の伝送に適応するための伝送パワーを決定するためにPtRS測定と組み合わせて使用可能な、パワー制御パラメータとを、使用することが可能である。たとえばこうしたパラメータは、該当するUTCを使用する伝送に適用可能な最大伝送パワー(Pmax)、および/または、経路損失推定の目的でTpRSの伝送パワーを示す、1または複数の、もしくはそれぞれのTpRSに関する基準伝送パワーと、たとえばUEまたはWTRUが、該当するUTCに対応するPDCCH上のDCIフォーマットの復号の少なくとも1つの態様を決定することが可能な、スケジューリング関係パラメータとを、含むことが可能であり、DCIフォーマットは、場合によってはアップリンク伝送をトリガするダウンリンク情報を含むこと、および/または、場合によっては該当するUTCの少なくとも1つの態様に適用可能なTPCコマンドを含むことが、可能である。たとえばUEまたはWTRUは、該当するPDCCHの少なくとも1つの検索スペースを決定することができる。1または複数の実施形態では、異なる検索スペースが異なるUTCに対応可能である。UEまたはWTRUは、該当するPDCCHのDCIフォーマットの少なくとも1つのセットを決定することができる。1または複数の実施形態では、異なるDCIフォーマットおよび/またはコンテンツが異なるUTCに対応可能である。別の方法として、所与のサービングセルに関するUTC活動化状態に応じて、DCI復号はアクティブな(または選択された)UTCに対応する異なるDCIフォーマットを使用することができる。UEまたはWTRUは、該当するPDCCHの少なくとも1つのRNTIを決定することができる。1または複数の実施形態では、異なるRNTIが異なるUTCに対応可能である。
【0108】
たとえばL2/MACパラメータは、たとえばUEまたはWTRUが、選択されたUTCに基づいて所与の伝送に関するDLタイミング基準を決定可能な、タイミングパラメータと、たとえばUEまたはWTRUが、該当するUTCの活動化状態に基づいて所与のUTCに対応するPDCCHをRNTIが監視することを決定可能な、スケジューリング関係パラメータと、のうちの少なくとも1つを含むことができる。
【0109】
L3/RRCパラメータは、たとえばUEまたはWTRUが、たとえばUTCの追加、修正、および/または除去の目的で、UTCの識別として使用することが可能な、UTCの識別、もしくは、たとえばUEまたはWTRUが、アップリンク伝送用にUTCが選択され得るか否かを決定するための方法として、RLM動作用の構成として使用することが可能な、UTCの1または複数の選択基準もしくはパラメータ、のうちのたとえば少なくとも1つ。
【0110】
前述の1または複数、もしくはそれぞれについて、UTCは、1または複数の、もしくはそれぞれのタイプのアップリンク伝送に固有であり得るパラメータの別個のセット(たとえば、PRACH、PUSCH、非周期SRS、周期SRS、PUCCHについて1つのセット)を含むことが可能である。
【0111】
実施形態はUTCプロパティを企図している。UTCに関連付けることが可能なプロパティは、以下のうちの少なくとも1つを含むことが可能である。たとえば、少なくとも1つのチャネルまたは信号について、このチャネルまたは信号の伝送がこのUTCに対して許可され得るか否か。たとえば、PUCCHの伝送はUTCに対して可能であるかまたは可能でない場合がある。少なくとも2つのチャネルまたは信号について、これらのチャネルまたは信号の同時伝送が同じサブフレーム内で可能であるか否か(PUCCHとPUSCH、PUCCHとSRSなど)。たとえば少なくとも1つのチャネルまたは信号について、DL経路損失基準および/またはDLタイミング基準および/またはTAグループを、所与のUTCに関連付けることができる。
【0112】
実施形態はUTC変数を企図している。上記に加えて、アップリンク伝送コンテキストに関連付けられた以下の状態変数が、伝送特徴の決定に使用可能である:UTCが選択され得る場合(たとえばTPC蓄積)、伝送パワーの決定で使用されることになるUTCに関するパワー制御調整状態;場合によってはそのPtRSなどの基準信号に関する、UTCに関する伝送タイミング調整状態(たとえばTA調整またはTAアキュムレータ);UEまたはWTRUは、たとえば選択されたUTCに基づいてTAオフセットを所与の伝送に適用することが決定可能である;UTCに関するタイミングアドバンスタイマ(たとえばTAT);UTCを選択する目的に使用されることになる伝送コンテキストの活動化状態;および/または、企図された他の目的の中で、このUTCの選択が可能であるかどうかを判定する目的に使用されることになる、UTCの接続状態。
【0113】
上記の構成パラメータおよび状態変数のうちの少なくとも1つが、少なくとも1つのUTCのグループ内で共有可能である。たとえば、UTCのグループを、同じPtRSを共有している1または複数の、もしくはすべてのUTCに対して定義することができる。この場合、こうしたUTCのグループは、同じ伝送タイミング調整状態、タイミングアドバンスタイマ、および接続状態を共有することも可能である。
【0114】
UTCは、PtRSが宛先ポイントのうちの1つに対応する「送信ポイント」から送信されるとの想定の下で、UEまたはWTRU伝送に関する少なくとも1つの「意図された受信ポイント」または「宛先ポイント」に対応するものとみなすことができる。ネットワークでの少なくとも1つのこうしたポイントは、このUEまたはWTRU伝送を受信および処理することが予測可能である。したがって、UTCのPtRSは、送信ポイントに関連付けられたダウンリンク基準信号にも対応可能である。こうした送信ポイントは、それ自体が、UEまたはWTRUによって受信可能なダウンリンク伝送の特徴(または「ダウンリンク伝送コンテキスト」)を定義する、それ独自の構成に関連付けられることが可能である。特有のUTCを所与のダウンリンク伝送コンテキストにリンクづけることが可能な場合がある。こうしたリンク付けが定義できる場合、UTCのいくつかの特徴(PDCCH用の検索スペースまたはPtRSの識別の決定に使用される特徴など)を、対応するダウンリンク伝送コンテキストの一部として定義することができる。UEまたはWTRUについて構成されるUTCのセットは、同じセル識別に関連付けられるかまたは関連付けられない可能性がある。
【0115】
ダウンリンクポイント基準信号(PtRS):ポイント基準信号(PtRS)は、所与のダウンリンクキャリア上でUEまたはWTRUによって測定可能なダウンリンク基準信号として定義することができる。UEまたはWTRUは、以下のうちの少なくとも1つを実行する目的でPtRSを使用することができる:経路損失推定、たとえばUEまたはWTRUはPtRSをDL PL基準として使用可能である;パワー制御;タイミング整合、UEまたはWTRUは、PtRSをDLタイミング基準として使用可能である;測定、たとえば受信されたパワーまたは品質;無線リンク監視および接続状態の決定;UTCの選択または制限。
【0116】
UTC用に構成されたPtRSは、共通基準信号(CRS)またはCSI−RS基準信号を含む、既存のシステム内ですでに定義されたような基準信号を含むことができる。別の方法として、PtRSは、UTCに関する経路損失推定の目的で最適化できるような、任意の他の基準信号を含むことができる。こうした最適化信号の例として、物理リソースブロックのサブセット内、たとえば、アンテナポートインデックスに依存することが可能なオフセットを伴うN個の物理リソースブロックからの1つ内で、この基準信号を伝送することができる。時間領域内で、基準信号は、あらゆる時間スロットまたはあらゆるサブフレーム内などで、より頻繁に伝送可能である。周波数分解能は重要でないが、追跡時間高速変動は有用な可能性がある場合、周波数領域内では疎であるが、時間領域内では密であるような構成は、経路損失推定のために有利な可能性がある。1または複数の実施形態では、PtRSは、それぞれがアンテナポートインデックスで識別可能な少なくとも1つのアンテナポート上で伝送可能である。
【0117】
実施形態は、UEまたはWTRUにおいてUTCの構成を実現するための1または複数の技法を企図している。無線リソース構成の態様は以下の通りである。UEまたはWTRUは、キャリアアグリゲーションの原理に従った動作のために、1次サービングセル(たとえばPCell)およびゼロまたはそれ以上の追加のサービングセル(たとえばSCell)上で動作するために、たとえば、最新のRRC接続再構成手順と同様の手順、および/または、RRCConnectionReconfigurationメッセージ(mobilityControlIinfo情報要素を伴うかまたは伴わない)を使用して、構成可能である。
【0118】
加えて、所与のサービングセルについて、UEまたはWTRUはUTCの1または複数でさらに構成可能である。1または複数の実施形態では、これは、構成済みアップリンクリソースを伴うサービングセルについて実行可能である(またはいくつかの実施形態では、それについてのみ実行可能である)。たとえばUEまたはWTRUは、サービングセルについて複数のUTCで構成可能であり、選択されたUTCは、該当するセルの無線リソース上の任意のアップリンク伝送に適用できる可能性がある。
【0119】
1または複数の実施形態では、UTC構成は、たとえばPUCCH、PUSCH、PRACHなどの特定タイプのアップリンクチャネル、および/または、所与のサービングセルに対するSRSなどの特定タイプのアップリンク伝送に、適用できる可能性がある。たとえばUEまたはWTRUは、PCellのPUCCHチャネルに関する複数のUTCで構成可能であり、単一のUTCは、該当するサービングセルに関するPRACHおよびPUSCHに対して構成可能である。言い換えれば、所与のサービングセルについて、異なるタイプのアップリンク伝送が異なるUTCで構成可能であるか、または無しである(それによって結果として生じる構成はデフォルトUTCを表すことができる)。
【0120】
1または複数の実施形態では、UTC構成は、複数のサービングセルにまたがって、特定タイプのアップリンク伝送、および/または、アップリンクチャネル、たとえばPUCCH、PUSCH、PRACH、またはSRSに適用できる可能性がある。たとえばUEまたはWTRUは、UEまたはWTRUの構成の1または複数の、もしくはすべてのサービングセルのPUSCH伝送に適用可能な複数のUTCで、構成可能である。別の方法として、UTCは、サービングセルのサブセット、たとえば、UEまたはWTRUの構成の1または複数の、もしくはすべてのSCellのPUSCH伝送に適用可能な複数のUTCに、適用できる可能性がある。
【0121】
1または複数の実施形態では、UTCを適用できるサブセットは、グループ化に基づくものとすることができる。たとえばUEまたはWTRUは、たとえば、同じタイミングアドバンスグループ(TAグループ)の一部として、または、RRCシグナリングによって受信された明示的グループ化構成に基づいて、1または複数の、もしくはすべてのSCellについて、セルのグループ内の複数のサービングセルのPUSCHチャネルに関するUTCで、構成可能である。
【0122】
UTCグループは、共通の以下の特徴のうちの少なくとも1つを有することができる:DLタイミング基準、および/またはタイミングアドバンス、および/またはTAタイマ;DL経路損失基準および/または経路損失推定;無線リンク監視のためのDL基準;たとえばUTCのグループに対応するDL基準のRLM関数が、基準がもはや好適でない可能性があることを決定できる場合、UEまたはWTRUは、同じグループの1または複数の(もしくはすべての)UTCに適用可能ないくつかのアクションを実行することができる。たとえば、UEまたはWTRUは対応するUTCを非活動化することが可能である;パワー制御パラメータ、たとえば名目上の所望の伝送パワーPo、および/または最大パワーPcmax、および/またはTPC累積;該当するグループのUTCを適用可能な制御シグナリングを識別するためのRNTI;および/またはグループの識別。
【0123】
UEまたはWTRUは、PCellに関するUEまたはWTRUの無線リソースを構成するPhysicalConfigDedicated情報要素を含む、RRCシグナリングを受信することができる。加えてUEまたはWTRUは、1または複数のSCellに関するUEまたはWTRUの無線リソースを構成するPhysicalConfigDedicatedSCell情報要素を含む、RRCシグナリングを受信することができる。こうした情報要素は、たとえば、pucch−ConficDedicated、pusch−ConfigDedicated、uplinkPowerControlDedicated、tpc−PDCCH−ConfigPUCCH、tpc−PDCCH−ConfigPUSCH、cqi−ReportConfig、soundingRS−UL−ConfigDedicated、antennaInfo、schedulingRequestConfig、cqi−ReportConfig、csi−RS−Config、soundingRS−UL−ConfigDedicatedAperiodic、ul−AntennaInfo、などの、アップリンクチャネルおよび伝送に関する構成情報を含むことが可能である。
【0124】
UEまたはWTRUは、PhysicalConfigDedicated情報要素および/またはPhysicalConfigDedicatedSCell情報要素におけるUTC構成を受信することができる。
【0125】
一実施形態において、所与のチャネルは、所与のサービングセルに適用可能な物理チャネル構成内部に該当するチャネルに関する複数のパラメータを含めることによって、複数のUTCで構成可能である。1または複数の実施形態では、最新の構成をデフォルトのUTC構成とすることが暗黙的に可能であり、所与のチャネルに関する追加のUTCは、追加のUTCのリスト内部のそれらの相対位置に従ってインデックス付けすることが可能である。
図5は、Pcellに関する例を示す。
【0126】
他の実施形態では、所与のUTCが構成可能であり、所与のサービングセルに関する複数のチャネルUTCを含むことができる。一実施形態において、最新の構成をデフォルトのUTC構成とすることが暗黙的に可能であり、所与のサービングセルに関する追加のUTCは、追加のUTCのリスト内部のそれらの相対位置に従ってインデックス付けすることが可能である。
図6は、Pcellに関する例を示す。
【0127】
他の実施形態では、UEまたはWTRUは、複数の情報要素を使用することによって、所与のサービングセルに関する複数の「サブセル」構成で構成可能である。1または複数の実施形態では、情報要素は、同じセル識別を使用することによって所与のサービングセルに関連付けることが可能であり、たとえば同じservCellIDを備える複数の構成が存在可能である。1または複数の実施形態では、サービングセル構成に関する(たとえば所与のservCellIDに関連付けられた)情報要素の順序を使用して、所与のサービングセルに関するUTCの識別を導出することができる。たとえばPCell(暗黙的にid「0」を有する)の場合、構成は、PCellに適用可能な1または複数の、もしくはそれぞれのUTCについて1つの、複数のPhysicalConfigDedicatedを(および/または「Common」も)含むことができる。たとえば同様に、明示的なservCellIDで識別されるSCellの場合、構成は、該当するSCellに適用可能な1または複数の、もしくはそれぞれのUTCについて1つの、複数のPhysicalConfigDedicatedSCell情報要素を(および/または「Common」も)含むことができる。
【0128】
他の実施形態では、情報要素は、IEがアップリンク伝送の単一もしくは複数のチャネルまたはタイプに関する構成パラメータを含むことが可能な、UTCについて定義可能である。
【0129】
他の実施形態では、UTC構成をパワー制御構成の一部として提供することができる。1または複数、もしくはそれぞれのUTCについて、1または複数の、もしくはすべてのチャネルおよび伝送タイプに必要なパラメータを含む、新しい(たとえば実施形態によって企図された)パワー制御専用IEが追加可能である。以下に、pathlossReferencePointLinking−rxxが所与のUTCに関するダウンリンクポイント基準信号に対応する、一例が示される。前述の基準信号情報は、送信ポイントに関するダウンリンク構成の一部として提供されたか(たとえば、UTC1は送信ポイント1に対応し、UTC2は送信ポイント2に対応する)、または、1または複数の、もしくはそれぞれのUTCに対して明示的に提供された可能性がある。
【0130】
図7は、例示のUplinkPowerControl情報要素を示す。
【0131】
所与のチャネルまたは送信タイプに関するUTC構成は、物理層態様に関して以下で説明される方法の1つまたは組み合わせを使用して、さらに実現可能である。
【0132】
所与のサービングセル(たとえばPcellまたはScell)について、所与のチャネルおよび/または伝送タイプに関するUTCの原理は、以下で説明される方法の1つまたは組み合わせを使用して実装可能である。
【0133】
1または複数の、もしくはそれぞれのTMに関する追加の欄を、36.213の表8−3に加えることができる(以下にコピー)。実施形態は、伝送モード(TM)につき複数のUTCを企図している。UEまたはWTRUは、構成済みサービングセルにつき単一のTMで構成可能である(たとえばPUSCHに関するTM1またはTM2)。加えて、UEまたはWTRUは、複数のUTCで、1または複数の、もしくはそれぞれのTMについて構成可能であり、1または複数のUTCは、たとえば以下で説明される方法の1つまたは組み合わせを使用して、チャネルまたは伝送タイプの1つまたはサブセットについて構成可能である。
【0135】
上記の表は、サービングセルに関する複数の表8−3で拡張可能である。実施形態は、サービングセルにつき複数のUTCを企図している。UEまたはWTRUは、構成済みサービングセルに関する複数のUTCで構成可能である。この場合、UTCは、概念上、サービングセルの構成内の「サブセル」としてみることができる。1または複数の実施形態では、各UTCは単一のTMで構成可能である。
【0136】
上記の表は、サービングセルに関する追加の行で拡張可能である。実施形態は、サービングセルにつき複数のTMを企図している。UEまたはWTRUは、アップリンク動作に対するLTE R10 TM1およびTM2に加えて導入可能な、追加の伝送モードで構成可能である。1または複数の、もしくはそれぞれの追加のTMについて、複数のUTCが構成可能である。たとえばこうした追加のTMは、たとえばDCIフォーマット(および/またはフォーマットタイプ)が特定のUTCの使用を示すように構成可能である。より具体的に言えば、1または複数の、もしくはそれぞれのDCIフォーマット0および4について、UTCが構成可能であり(またはデフォルトのUTCが使用可能であり)、場合によっては、構成された1つまたは複数のUTCを有することが可能な、新しい(たとえば実施形態によって企図された)DCIフォーマットが導入可能である。いくつかの実施形態では、新しい(たとえば実施形態によって企図された)DCIフォーマット内で使用されることになるUTCは、本明細書で説明される実施形態に従って決定可能である。
【0137】
特に、上記は、PUSCHチャネルに関するUTCの構成に適用できる可能性がある。
【0138】
1または複数の実施形態では、UTCの原理は以下のうちの1または複数に従って実装可能である。
【0139】
− チャネル当たり1または複数のUTC:UEまたはWTRUは、UL構成内の構成パラメータの一部として、チャネル(たとえばPUCCH、PRACH、または場合によってはPUSCHも)当たり、または伝送タイプ(たとえばSRS)当たり、複数のUTCで構成可能である。たとえばUEまたはWTRUは、PUCCH構成の一部として、UTCまたはそのサブセットで構成可能である。UTCは、PUCCHに関する活動化状態、ならびに、ARIを使用してインデックス付けされた構成済みPUCCHリソースのセットを含むことができる;ARIおよび/またはPUCCH活動化状態を使用して、PtRSおよび/またはPUCCH伝送用の適用可能なUTCを決定することができる。たとえばUEまたはWTRUは、周期SRS用および/または非周期SRS用のSRS構成の一部として、UTCまたはそのサブセットで構成可能である。UTCは、該当するSRS構成に関する活動化状態を含むことができる。より具体的に言えば、UEまたはWTRUは、非周期SRS伝送および周期SRS伝送に関する別々のUTC構成で構成可能である。したがってSRSのタイプ(たとえばSRSタイプ0またはSRSタイプ1)を使用して、どのUTCを所与のサービングセルに関するSRS伝送に適用するか(場合によってはどのPtRSを基準として使用するかを含む)を決定することができる。加えて、UEまたはWTRUは、異なるUTCを伴う、いずれかのタイプに関する複数の、場合によっては1または複数、もしくはそれぞれの構成で構成可能である。たとえばUEまたはWTRUは、PRACH構成の一部として、UTCまたはそのサブセットで構成可能である。より具体的に言えば、UEまたはWTRUは、異なるタイプの専用プリアンブル、ランダムアクセストリガ(たとえばPDCCHまたはRA−SRによる)、および/またはPRACHリソースインデックスに関する別々のUTC構成で、構成可能である。1または複数の実施形態では、UEまたはWTRUは、msg3のアップリンク伝送に関するPDCCH DCIフォーマット1a内および/またはRAR(たとえば許可)内のインジケーションに基づいて、どのUTCがプリアンブルに適用可能であるかを決定することができる。別の方法として、UEまたはWTRUは、受信したPDCCHおよび/またはRAR受信に関連付けられたPtRSに基づいて、プリアンブルに適用可能なUTCを決定することができる。
【0140】
− 1または複数のUTCを複数のチャネル/信号に適用可能である:UEまたはWTRUは、他のチャネル(たとえばPUCCH)または伝送タイプ(たとえばSRS)のサブセットの伝送に対して、(たとえば場合によっては、UTCの活動化状態に基づいて)PUSCHチャネルのUTCを使用することができる。および/または、
− それらの組み合わせ:一実施形態において、PUCCHがPUSCHのUTC構成を使用可能であり、SRSに対する別のUTCが構成可能である、組み合わせが提供可能である。特に、上記は、PUCCH、PRACH、および/またはSRS伝送用のUTCの構成に適用できる可能性がある。
【0141】
異なる物理チャネルまたは伝送タイプに関する伝送パワーレベルは、以下の変数のうちの少なくとも1つの組み合わせに依存可能である:P
CMAX,c−UTCcに関する構成済みの最大UEまたはWTRU伝送パワー;M−チャネルの帯域幅;P
o−所望の受信パワー;PL
c−UTCcに適用可能なアップリンク経路損失;部分経路損失補償;パワー制御調整状態;および/または構成可能オフセット。
【0142】
物理チャネルまたは伝送タイプに関するUTCが動的に変更可能であるものとすると、1または複数の、もしくはそれぞれのUTCは、伝送パワーパラメータのそれ自体のセットを有することができる。さらに1または複数の、もしくはそれぞれの物理チャネル(たとえばPUSCH、PUCCH、およびPRACH)または伝送タイプ(たとえばSRS)は、1または複数の、もしくはそれぞれのUTCに関する伝送パワーパラメータのそれ自体のセットを有することができる。1または複数の実施形態では、これらのパラメータセットは、いくつかもしくは1または複数の、もしくはすべてのパラメータについて、同じ値を重複および再使用することができる。異なるパラメータセットを有するには、1または複数の、もしくはそれぞれのUTCが経路損失に関する別個の値を有することが必要な場合がある。したがってUEまたはWTRUは、1または複数の、もしくはすべての可能な送信ポイントまたはUTC、ならびに1または複数の、もしくはそれぞれについて特有の基準信号の、伝送パワーレベルで構成可能である。したがって経路損失は、UTCcについて、PL
c=cの基準信号パワー − cのより高位層のフィルタリング済みRSRP、として定義可能である。
【0143】
RSRPは、以下のうちの少なくとも1つから算出可能である:PtRSまたは新しい(たとえば実施形態によって企図された)UTC固有の基準信号;CRS;および/またはCSI−RS。
【0144】
実施形態は、経路損失を決定するためにいずれの基準シンボルのセットを使用するかを決定するために、とりわけ、より高位層のシグナリングを介して、UTCと基準シンボルの適切なセットとの間のリンクをUEまたはWTRUに通知できるように、企図している。UTCを(本明細書で説明されるように)選択すると、UEまたはWTRUは経路損失値を導出することができる。
【0145】
実施形態では、物理チャネルまたは伝送タイプのUTCは、複数の経路損失測定値が導出可能な複数のPtRSで構成可能である。この場合、使用される経路損失を選択するための方法は、以下のうちの1または複数とすることができる:任意のPtRSに関する最低経路損失値;任意のPtRSに関する最高経路損失値;PtRSのセットの経路損失値の線形平均(linear average);および/または、特定PtRSの事前構成済み経路損失値;および/または、PtRSのセットの経路損失値の関数(たとえば、1または複数の、もしくはすべての個別の経路損失値の加算)。1または複数の実施形態では、PtRS選択を使用して、UL伝送および経路損失基準の決定の目的で、UTCを選択することも可能である。
【0146】
さらに、UTCが複数のPtRSで構成可能なケースでは、他のパラメータ(たとえば所望の受信パワーPo)を同様に選択することも可能である(たとえば、所望の受信パワーの最大、最低、平均、または事前構成済み選択のうちの1つ)。選択メカニズムは、より高位層のRRCシグナリングを介して信号送信可能であり、1または複数の、もしくはすべてのパラメータについて同じである必要はない。
【0147】
現行のパワー制御調整状態は、以前のパワー制御調整状態と最新の補正値との合計(TPCコマンドとも呼ばれる)、または最新の補正値のみ(最新のTPCコマンド)の、いずれかで構成され得る。適切なパワー制御調整状態を実行可能にするために、UEまたはWTRUは、以下のうちの少なくとも1つ(またはそれらの任意の組み合わせ)を実行することができる:構成されたUTCごとにTPCコマンドチェーンを維持する;PtRSごとにTPCコマンドチェーンを維持する(TPCコマンドチェーンを経路損失にリンクさせる);物理チャネルまたは伝送タイプごとにTPCコマンドチェーンを維持する;それらの組み合わせ;たとえば、物理チャネルのセット(たとえばPUSCH/PUCCH)に対して1つのTPCコマンドチェーンが維持可能であり、他のチャネルまたは伝送タイプ(たとえばSRS)に対して、UTCごとにTPCコマンドが維持可能である。別の方法として、いくつかの実施形態では、PUSCH/PUCCHに使用されているUTCにSRSが送信されている場合、PUSCHと同じTPCコマンドが使用可能であり、他のポイントへのSRS伝送に対して独立したものが維持可能である(たとえばUTC)。
【0148】
UEまたはWTRUが複数のTPCコマンドチェーンを維持することが有用であるものとわかり得る場合の例は、物理チャネルが伝送タイプに応じて異なるUTCを使用するように構成される場合とすることができる。たとえば、HARQに使用されるPUCCHは、スケジューリング要求に使用されるPUCCHとは異なるUTCを使用することが可能であるため、1または複数、もしくはそれぞれがそれ自体のTPCコマンドチェーンを有することが可能である。
【0149】
UEまたはWTRUは、以下のうちの少なくとも1つによって、TPCコマンドをいずれのUTC用とすることができるかを決定する:1または複数の、もしくはすべてのTPCコマンドに接続されたUTCインジケーション;DCIが復号可能な検索スペース;DCIのCRCにスクランブルするための異なるRNTI(UTC当たり1つ)の使用;TPCコマンドが受信可能な時点のサブフレーム数;および、そこからTPCコマンドが送信可能なダウンリンク送信ポイント。
【0150】
新しい(たとえば新たな、または更新された)UTCがアップリンク伝送用に選択可能な場合、更新されたパワー制御調整状態は、以下のうちの少なくとも1つとすることができる:事前構成済みレベル(たとえば、0dBm)にリセットされる。このレベルはUTCに固有であるか、またはアップリンク物理チャネルに固有とすることができる;事前構成済みオフセットによって修正され、オフセットは新しいUTCまたは以前のUTCに固有であるか、もしくはアップリンク物理チャネルに固有であるとすることができる;将来のTPCコマンドがパワー制御調整状態を適切に改善することが可能である旨の理解の下で引き続き影響を受けない(たとえば、UTCに関係なく任意の後続のTPCコマンドをチャネルに関する以前の累積されたTPCに追加することができる);新しい(たとえば新たな、または更新された)UTCに関する新しい(たとえば新たな、または更新された)所望の受信パワーおよび経路損失にかかわらず、全体の伝送パワーが未変更のままであるようにスケーリングされる;UTCが使用された最新の時点から取り出される。こうしたシナリオでは、UEまたはWTRUは、1または複数の、もしくはすべてのチャネルについて、および1または複数の、もしくはすべてのUTCについて、1または複数の、もしくはすべての最新のパワー制御調整状態を保存できる(またはいくつかの実施形態では、おそらく、しなければならない);および/または、そのUTCへの、および/またはそのPtRSへのアップリンク伝送用に、および/またはその物理チャネル用に、および/またはその伝送タイプ用に、使用された最新の値にリセットされる。
【0151】
1または複数の実施形態では、UEまたはWTRUは、複数のUTCで構成可能であり、チャネル用のUTCを自律的に選択可能である。アップリンクチャネル上での電流伝送用のUTCを選択するために、UEまたはWTRUは、以下のうちの少なくとも1つを使用することができる:最低伝送パワーを必要とするUTC。このような場合、伝送パワーはそのUTCに関するパワー設定パラメータの適切なセットを用いることによって決定可能である;UTCは、本明細書で説明されるメカニズムのいずれかに従って選択可能である;UTCはパラメータのいずれかに選択メカニズムを適用することによって選択可能である。可能な選択メカニズムは、最大、最低、以前に選択されたUTCのパラメータにわたる最低(または最大)しきい値差を含む。たとえばUEまたはWTRUは、経路損失を最低にするものを選択することによって、UTCを選択することができる。その後、パワー設定は、そのUTCに適用する1または複数の、もしくはすべてのパラメータを適用することによって決定可能である。他の例として、UEまたはWTRUは、以前のUTCと新しい(たとえば新たな、または更新された)UTCとの間の名目上のパワーにおける差が所定のしきい値未満であることを保証することによって、新しい(たとえば新たな、または更新された)UTCを選択することができる。パラメータリストはMCSを含むように拡張可能である。
【0152】
他の実施形態では、新しい(たとえば実施形態によって企図された)パワーレベルオフセットを、UTCが複数のPtRSで構成可能なケースに使用することができる。このオフセットは、1または複数の、もしくはすべての意図された受信ポイントが適切な復号の機会を有することを保証するために正であるか、または、データを復号するためにより多くの受信ポイントの協働があり、必要なパワーが少なくてよいとネットワークが決定した場合は、負とすることができる。オフセットは、より高位層を介して事前に構成可能であるか、または、CRCが新しい(たとえば実施形態によって企図された)RNTI(たとえばTPC−COMP−RNTIなど)でスクランブル可能なDCIフォーマット3/3Aを伴うPDCCHにおいて、他のTPCコマンドと合同で符号化可能である。
【0153】
本明細書で考察される任意のパワー制御パラメータ(PCMAX,cなど)は、こうしたUL伝送が発生する場合、サブフレームと結合可能である。たとえば、異なるパワー制御パラメータのセットを必要とするサブフレームのサブセットが存在する場合がある。こうしたシナリオでは、1または複数の、もしくはそれぞれの物理チャネルまたは伝送タイプに関するUTCは、サブフレーム数に関係なく、同じままであるとすることができる。しかしながら、いくつかのパワー制御パラメータはサブフレーム数に依存する場合がある。たとえば、あるサブフレームのサブセットでは、UEまたはWTRUは、UTCおよび/または物理チャネルおよび/または伝送タイプに依存する場合のあるオフセット値のセットを使用可能であり、他のサブフレームのサブセットでは、他のオフセットのセットを使用可能である。1または複数の実施形態では、1または複数の、もしくはそれぞれの物理チャネルまたは伝送タイプに使用されるUTCは、サブフレーム数に依存する場合がある。
【0154】
実施形態は、SRSパワー制御に対する1または複数の機能強化を企図している。機能強化は、1)1または複数の、もしくはすべてのSRS伝送、または、2)非周期SRS(いくつかの実施形態では、おそらく非周期SRSのみ)(たとえばタイプ1 SRSトリガ)、もしくは周期SRS(いくつかの実施形態では、おそらく周期SRSのみ)(たとえばタイプ0 SRSトリガ)、のうちの、1または複数に適用可能である。さらに、非周期SRSについて本明細書で説明される機能強化は、場合によっては、非周期SRSがSRS要求フィールドの1または複数の特定の値でトリガされ得る場合に適用可能であり、他の値では適用不可能である。
【0155】
実施形態は、SRSパワー制御を企図している。SRSに使用されるUTCがPUSCHに使用されるものと異なり得るとすると、c上にPUSCH伝送が存在し得ない場合、UTC cに関するサブフレームi上で伝送されるSRSに関するUEまたはWTRU伝送パワーP
SRSの設定は、以下のように定義可能であり、
P
SRS,c(i)=min{P
CMAX,c(i),10log
10(M
SRS,c)+P
O_SRS,c(j)+α
c(j)・PL
c+h
c(i)}[dBm]
上式で、P
CMAX,c(i)はサブフレームiおよびUTCcにおける構成済みWTRU伝送パワーとすることが可能であり、M
SRS,cはSRS伝送の帯域幅とすることが可能であり、α
c(j)はUTCc用の高位層によって提供される3ビットパラメータとすることが可能である。PL
cは本明細書で説明されるようにUTCごとに定義可能であり、P
O_SRS,c(j)はUTCcに関する所望のまたはターゲットの受信パワーとすることが可能である。この変数jは、所望のターゲット受信パワーが、SRSが非周期または周期であるか、もしくは正規SRSまたはプロービングSRSであるかに依存し得ることを示すために使用可能であり、h
c(i)はUTCcに関する現行のSRSパワー制御調整状態とすることが可能であり、以前のパワー制御調整状態h
c(i−1)とSRS用のTPCコマンドの合計、または、SRS用のTPCコマンドのみの、いずれかとすることが可能である。非周期SRSの場合、SRS用のTPCコマンドは非周期SRSトリガに含めることができる。周期SRSの場合、TPCコマンドは、UTCcに関するDCIフォーマット0/4を伴うPDCCH内に含められるか、または、CRCパリティビットがTPC−SRS−RNTIでスクランブルされ得るDCIフォーマット3/3Aを伴うPDCCH内の他のTPCコマンドと共に符号化されるかの、いずれかが可能である。
【0156】
DL CoMPの場合、DL CoMP送信ポイントを決定するために、1または複数の、もしくはすべてのCoMP協働セットセルにSRS(たとえばプロービングに使用されるSRS)を受信させることが有用な可能性がある。このようなケースでは、SRSに使用されるパワー設定は、動的スケジューリングに使用される正規SRS用とは異なることが有用な可能性がある。したがって、UEまたはWTRUは、1または複数、もしくはそれぞれが、それ自体のパワー設定パラメータ(たとえば所望のパワー、TPCコマンドチェーン、経路損失基準など)を備える、少なくとも2つのタイプの周期SRSで構成可能である。周期SRSのタイプは、以下のうちの少なくとも1つによって区別することが可能である:所望のまたはターゲットの受信パワーP
O_SRS,c(j);サブフレーム周期性;サブフレームオフセット;周波数ホッピングの使用(たとえば、多くの宛先ポイント用のSRSの場合、使用可能パワーを狭帯域に集中させるために周波数ホッピングを使用することが有用な場合がある);異なるスクランブリング;基準信号シーケンスを、1または複数、もしくはそれぞれが異なるタイプのSRSに関連付けられた、2つのセットに分けることが可能である。セットはより高位層のシグナリングを介して信号送信可能である。
【0157】
SRS伝送の伝送パワーを決定するために、PLcを推定するために使用する基準ポイント(PtRS)またはUTCは、本明細書で説明されるいずれかの方法に従って決定することができる。たとえば1または複数の、もしくはすべてのCoMPセルに送信するために使用されるSRS構成の場合、経路損失推定に使用するためのPtRSまたはUTCは、以下のうちの1または複数に従って決定可能である:経路損失が最高のポイント(たとえば、1または複数の、もしくはすべてのセルがSRSを取得することを保証するため);もしくは、このタイプのSRSに使用されるデフォルトUTCまたは事前構成済みUTC、および、特定のUTCに送信するために使用される(またはいくつかの実施形態では、おそらく送信するためのみに使用される)SRSに関する経路損失は、上記で説明されたように、または、PUSCH伝送がそのUTC用に実行可能な場合は、PUSCH伝送に使用される経路損失に従って、決定することができる。
【0158】
1または複数の実施形態では、2つのタイプのSRS(プロービングおよび正規)に同じパワー設定パラメータが使用可能であるが、プロービングSRSに関する受信パワーを増加させるためには周波数ホッピングが使用可能であり、正規SRSには非周波数ホッピングが使用可能である。
【0159】
1または複数の実施形態では、2つのタイプのSRSに同じパワー制御パラメータが使用可能であるが、プロービングタイプのSRSのパワーを設定する場合にUEまたはWTRUが使用可能な新しい(たとえば実施形態によって企図された)オフセットを含めることが可能である。
【0160】
1または複数の実施形態では、非周期SRS用の少なくとも1つのパワー設定パラメータ、TPCコマンド、およびSRSパワー制御調整状態は、PUCCHのパラメータ、TPCコマンド、および/またはSRSパワー制御調整状態に対応可能である。実施形態は、たとえSRS伝送が存在し得なくとも、SRSに関するパワー制御調整状態は、ダウンリンク割り当てにおけるTPCコマンドの受信によって修正可能であることを企図している。
【0161】
非周期SRSがトリガ可能な場合、トリガがいずれのタイプのSRS向けであるかを示すIEを含むことができる。このような場合、UEまたはWTRUは、SRS伝送に適切なパワー設定パラメータを使用することができる。別の方法として、非周期SRSが許可される場合、オフセットを非周期SRS用に(またはいくつかの実施形態では、おそらく非周期SRS用にのみ)使用し、他のSRSには使用せずに、SRSに関するパワー設定を修正するよう、UEまたはWTRUに通知する、ワンタイムオフセットが伝送可能である。
【0162】
1または複数の実施形態では、異なるUTCが異なるSRSに関するパラメータのサブセットを共有することができる。さらに、UTCによって使用される物理チャネルまたは伝送タイプにリンクされたいくつかのパラメータは、別のUTCによって構成または伝送されることが可能である。このような場合には、構成またはパラメータを対象とし得るUTCのインジケーションを、構成またはパラメータの伝送に追加することができる。これにより、構成またはパラメータがいずれのUTCおよび/またはチャネルおよび/または伝送タイプを対象とし得るかを、WTRUが知ることが保証できる。こうしたシナリオの1つは、WTRUが、1つのUTCについては周期SRS(PSRS)用に、別のUTCについては非周期SRS(ASRS)用に、構成され得る場合とすることができる。この例は、ポイント(またはセル)Aからのアップリンク伝送を支援するためにはPSRSが使用可能であり、ポイント(またはセル)Bからのダウンリンク伝送を支援するためにはASRSが使用可能である場合とすることができる。こうしたシナリオでは、2つのSRSは異なるパワー制御パラメータを必要とする場合がある。たとえばWTRUは、1または複数の、もしくはそれぞれのUTCについて、異なるP
O_SRS,c(j)(または同等に、P
SRS_OFFSET,c(m))値によって示すことが可能である。さらにP
O_SRS,c(j)(またはP
SRS_OFFSET,c(m))は、L1シグナリングによって動的に示されるために有用な可能性がある。たとえばオフセット値(P
SRS_OFFSET,c(m))は、SRS要求フィールドの値の関数とすることができる。
【0163】
実施形態は、非周期SRS(ASRS)、周期SRS(PSRS)、およびPUSCHの間でのTPCコマンドの分離を企図している。TPCコマンドは、ASRS、PSRS、およびPUSCHの間で、また場合によってはASRSのトリガに使用されるSRS要求フィールドの値に応じて、別々に維持されることが有用な可能性がある。このような場合、ASRS、PSRS、およびPUSCHは、それら独自のTPCコマンドチェーンを維持することができる。ASRSおよびPSRSのTPCコマンドチェーンがPUSCHのTPCコマンドチェーンから分離され得る場合、TPCコマンドがいずれのUTC(またはSRS)を対象とし得るかを示すための機能強化が必要な可能性がある。1つの方法は、新しい(たとえば実施形態によって企図された)情報要素(IE)を、TPCコマンドを提供するASRSトリガに追加することであり得る。さらにこのTPCコマンドは、ASRS、PSRS、PUSCH、またはこれらの伝送タイプの任意の組み合わせに使用可能である。TPCコマンドがいずれのポイントを対象とし得るかを示すために、新しい(たとえば実施形態によって企図された)ビットフィールドを含めることができる。このビットフィールドは、事前構成済みマッピングを使用することができる。たとえば値00はASRS用のTPCコマンドを示し、値01はPSRS用のTPCコマンドを示す、という具合である。1または複数の実施形態では、いずれのASRSパラメータを使用するかを示すことに加えて、SRS要求フィールドを使用して、TPCコマンドがいずれの伝送タイプに使用可能であるかを示すことができる。1または複数の実施形態では、新しい(たとえば実施形態によって企図された)ビットフィールドを、TPCコマンドがいずれの伝送タイプ(ASRS、PSRS、またはPUSCH)の組み合わせを対象とし得るかを示すPUSCH TPCコマンドに追加することができる。1または複数の実施形態では、TPCフィールド自体が、パワー制御調整と、調整がASRS、PSRS、またはPUSCHのうちの少なくとも1つに適用されるかどうかのインジケーションとの両方を示すように、再解釈されることが可能である。
【0164】
1または複数の実施形態では、非周期SRSがトリガされ得ないことをSRS要求フィールドが示す(たとえば「非タイプ1 SRSトリガ」)アップリンク許可を含むDCIの一部として、TPCコマンドが受信され得る場合、TPCコマンドをPUSCHに(またはいくつかの実施形態では、おそらくPUSCHのみに)適用することができる。SRS要求フィールドの他の値の場合、PUSCHパワーは調整できない。
【0165】
1または複数の実施形態では、(他の企図された条件の中で)非周期SRSがトリガされることをSRS要求フィールドが示す(たとえばフィールドのいずれの値も「非タイプ1 SRSトリガ」に設定されていない)アップリンク許可を含むDCIの一部として、TPCコマンドが受信され得る場合、TPCコマンドをASRSに(またはいくつかの実施形態では、おそらくASRSのみに)適用する。SRS要求フィールドの他の値の場合、ASRSパワーは調整できない。
【0166】
1または複数の実施形態では、SRS要求フィールドの異なる値でトリガされるASRSは、別々のパワー制御調整状態を維持することができる。こうしたシナリオでは、アップリンク許可を含むDCIの一部として受信されるTPCコマンドは、同じDCI内のSRS要求フィールドの値でトリガされるASRSに適用すること(またはいくつかの実施形態では、おそらく適用することのみ)が可能である。
【0167】
1または複数の実施形態では、(他の企図された条件の中で)移送ブロック(アップリンク内)の伝送が使用不可であるようなDCIが可能な場合、たとえばI
MCSが0に設定され、N
PRBが1より大きく設定された場合、またはI
MCSが28に設定され、N
PRBが1に設定された場合など、TPCコマンドをASRSに適用する(またはいくつかの実施形態では、おそらくASRSのみに適用する)ことができる。1または複数の実施形態では、TPCコマンドは同じ条件下でPUSCHに適用しない。
【0168】
1または複数の実施形態では、TPCコマンドを示すためにDCI(たとえばアップリンク許可、ダウンリンク割り当て、またはDCI 3/3A)を使用することができる。さらに、DCIの異なる期間/オフセットと、異なる伝送タイプ(ASRS、PSRS、PUSCH)または伝送タイプの組み合わせ用のTPCコマンドとの間のリンクは、WTRUで事前に構成することができる。このような場合には、DCIを受信するサブフレームに基づき、WTRUは、TPCコマンドがいずれのUTC/伝送タイプを対象とし得るかを知ることまたは決定することができる。
【0169】
1または複数の実施形態では、TPCコマンドの適用可能性は、受信され得るDCIフォーマットに依存することができる。たとえばDCIフォーマット3で受信されるTPCコマンドは、PUSCHにのみ(またはASRSにのみ、またはPSRSにのみ)適用可能であり、DCIフォーマット4で受信されるTPCコマンドは、ASRSにのみ適用可能である。1または複数の実施形態では、TPCコマンドの適用可能性は、DCIのCRCをマスクするために使用されるRNTIの値に依存することができる。
【0170】
1または複数の実施形態では、1または複数の、もしくはそれぞれの周期SRSおよび複数の非周期SRS(ここで1または複数の、もしくはそれぞれのASRSは異なるSRS要求フィールド値にマッピング可能である)は、場合によっては異なるUTCで構成可能である。このような場合、あるいは複数の伝送タイプが同じUTCで構成可能である場合、1または複数の、もしくはそれぞれのPSRS、および複数のASRS、ならびにPUSCHおよびPUCCHについて、異なるTPCコマンドループを維持することが有用な可能性がある。1または複数の実施形態では、SRSタイプおよびPUSCHおよびPUCCHの組み合わせは、それらのパワー制御式で同じTPCコマンド値を使用することができる。例として、PSRSおよび/またはASRSのサブセットおよび/またはPUSCHは同じTPCコマンド値を使用可能であり、ASRSの他のサブセットおよびPUCCHは別の値を使用可能である。他の例では、ダウンリンク割り当て(たとえばDCIフォーマット1A/1B/1D/1/2A/2B/2C/2)に含まれるTPCコマンドは、1または複数のASRSパワー制御式に(累積的または累積的でなく)使用可能である(他の代替では、このTPCコマンドはPUCCH TPCコマンドの再使用とすることができる)。
【0171】
1または複数の実施形態では、アップリンク許可(たとえばDCIフォーマット0/4)に含まれるTPCコマンドは、PSRS、PUSCH、および1または複数のASRSパワー制御式に使用可能である。さらに、DCIフォーマット3/3Aは、適切なCRCパリティビットスクランブリングを使用することによって、任意のTPCコマンドに使用可能である。こうした例では、1または複数の、もしくはそれぞれのPSRS、および複数のASRSおよびPUCCHおよびPUSCHは、それ自体のスクランブリングRNTIを有することができる。したがってこの例では、アップリンク許可またはダウンリンク割り当て内で伝送されるTPCコマンドは、(PSRS、複数のASRS、PUCCH、およびPUSCHのいくつか、または任意の事前構成済みの組み合わせに応じて)UTCのグループによって使用可能であり、UTCのサブセットに対するさらなる改善は、DCIフォーマット3上でTPCコマンドを伝送することによって達成可能である。こうしたシナリオでは、1または複数の、もしくはそれぞれの物理チャネルまたは伝送タイプ(PSRSまたはASRS)について、UEまたはWTRUは別々のパワー制御調整状態を維持することができる。
【0172】
1または複数の実施形態では、UTCのグループ(たとえばDCIフォーマット0/1/1A/1B/1D/2/2A/2B/2C/4の)に適用可能なTPCコマンド(またはいくつかの実施形態では、おそらくTPCコマンドのみ)は累積可能であり、単一のUTC(たとえばDCIフォーマット3/3Aの)に使用されるTPCコマンドは、UTC上でのUL伝送の場合に有効(または複数の実施形態では、その場合にのみ有効)とすることができる。1または複数の実施形態では、物理チャネルまたは伝送タイプのグループは、同じTPCコマンドで更新(またはいくつかの実施形態では、おそらく常時更新)可能であり、こうしたシナリオでは、UEまたはWTRUは1または複数の、もしくはそれぞれのグループについて別々のパワー制御調整状態を維持することができる。1または複数の実施形態では、TPCコマンドが対象とするパワー制御ループは、TPCコマンドが伝送可能なサブフレームの数に依存するものとすることができる。たとえば、物理チャネルおよび/または伝送タイプのグループは、特定のDCIフォーマットでTPCコマンドを受信するように構成され得る。いくつかの実施形態では、グループのメンバーはさらにサブグループに細分することが可能であり、結果としてDCIフォーマットがサブフレームのサブセット内で伝送(たとえば高位層によって構成)可能な場合(またはいくつかの実施形態では、おそらくそのような場合にのみ)、サブグループはTPCコマンドを適用することができる。こうしたシナリオでは、物理チャネルおよび/または伝送タイプの1または複数の、もしくはそれぞれのサブグループは、1または複数の高位層によって、サブフレームのサブセットに結合されるように事前に構成可能である。
【0173】
物理チャネルおよび/または伝送タイプのグループ(PSRSまたは任意のASRS)がTPCコマンドを共有する場合(それらがUTCを共有するか否かにかかわらず)、1または複数の、もしくはそれぞれの別個の物理チャネルおよび/または伝送タイプは、異なるオフセットをTPCコマンドチェーン全体に適用するようにも構成可能である。1または複数の実施形態では、物理チャネルおよび/または伝送タイプのグループがTPCコマンドを共有する場合、1または複数の、もしくはそれぞれの別個は、TPCコマンドコードポイントを異なって解釈することができる。たとえば1または複数の、もしくはそれぞれのグループは、高位層による、伝送されるTPCコマンド値と、パワー制御式内で使用されることになる値との間のマッピングによって、事前に構成可能である。いくつかの実施形態では、物理チャネルおよび/または伝送タイプのグループは、たとえば単一要素によって構成可能である。
【0174】
1または複数の実施形態では、UTCの選択はサブフレーム数に依存することができる。たとえば同じ物理チャネルまたは伝送タイプを、事前構成済みのサブフレームのサブセットに基づき、特定のサブフレームに応じて異なるUTCに結合することができる。サブフレームのサブセットは、フレーム数、サブフレーム数、オフセット、および周期性のうちの少なくとも1つから決定することができる。このような場合には、TPCコマンドは、TPCコマンドが伝送されたサブフレーム内でそのUTCが使用可能な、物理チャネルまたは伝送タイプ(たとえばPSRSまたは複数のASRS)に適用可能である(またはいくつかの実施形態では、おそらく適用のみが可能である)。1または複数の実施形態では、TPCコマンドがサブフレームサブセット内で伝送され得る場合、その後(またはいくつかの実施形態では、おそらくその後にのみ)、そのサブフレームのサブセットに使用されるように構成されたUTCおよび/または物理チャネルおよび/または伝送タイプ(PSRSまたは複数のASRS)は、TPCコマンドを使用することができる。1または複数の実施形態では、TPCコマンドは、UTCに関係なく、特定の物理チャネルおよび/または伝送タイプに結合可能である。したがってTPCコマンドは、サブフレーム数に関係なく有効とすることができる。1または複数の実施形態では、DCIフォーマット3で伝送されるTPCコマンド(またはいくつかの実施形態では、おそらくこうしたTPCコマンドのみ)が、1または複数の、もしくはすべてのサブフレームに使用可能である。1または複数の実施形態では、任意の他のTPCコマンドをサブフレームのサブセットに対して有効とすることが可能(またはいくつかの実施形態では、おそらく有効とすることのみが可能)である。
【0175】
複数のUTCに対する複数のSRSが、異なる目的で働くことができる(たとえば、PSRSはULスケジューリングに使用可能であり、ASRSはDL設定管理に使用可能である)。したがって、1または複数の、もしくはそれぞれのSRSが伝送され得る周波数は、異なる可能性がある。したがって、TPCコマンドがSRSに対して送信され得る周波数(および/または周期性)と、このSRSがWTRUによって伝送され得る周波数(および/または周期性)との間には、リンクが存在し得る。さらに、開ループパワー制御が精度に欠ける可能性がある場合、低周波数(および/または高周期性)のTPCコマンドは、パワー制御が適切なソリューションに収束しない可能性がある。これに対処するための1つの方法は、TPCコマンドチェーンで使用される補正値の細分性を修正することである。たとえば1タイプのSRS(またはPUSCH)を、TPCコマンドフィールド値および補正値の特定のマッピングで再構成することができる。さらに他のタイプのSRS(またはPUSCH)を、他のマッピングで再構成することもできる。1または複数の実施形態では、これによって、異なるUTCに関する異なるSRSに、異なるTPCコマンドの細分性を持たせることができる可能性がある。
【0176】
実施形態は、PRACHパワー制御を企図している。SIB2では、ランダムアクセスパラメータをUEまたはWTRUに提供することができる。これらは、経路損失の計算にいずれの信号基準を使用するか(たとえば、CRS、CSI−RS、または他のUTC依存基準信号のいずれか)、ならびに、PRACHにいずれのリソースを使用するかを、含むことができる。UEまたはWTRUに提供される複数セットのPRACHパラメータが存在可能である。これらのパラメータセットは、1または複数の、もしくはそれぞれのUTCについて、PRACHリソース、可能なプリアンブルシーケンスのセット、プリアンブルが受信するターゲットパワー、および/またはRA−RNTIのうちの、少なくとも1つを含むことができる。
【0177】
たとえば、1つのセットをUEまたはWTRUが特定セル上でアクセスを試行するためのものとし、別のセットをCoMP動作用の複数のセル上でアクセスを試行するためのものとすることができる。たとえば、1つのパラメータセットは、ネットワークにUEのUTCを示す1つのプリアンブルセットを有することができる。SIB2では、UEまたはWTRUがCoMP機能を有することを必要とするパラメータセットに関するインジケーションが存在する場合もある。1つのパラメータセット(場合によってはUTCにリンク付けされる)は、フォールバックパラメータ/UTCとみなすことができる。1または複数の実施形態では、選択されたUTCを、ランダムアクセスのタイプ(コンテンションベースまたは非コンテンションベース)にリンク付けすることもできる。
【0178】
UTCが複数のPtRSを含む場合では、経路損失を以下のうちの少なくとも1つから決定することができる:任意のPtRSに関する経路損失の最低値;任意のPtRSに関する経路損失の最大値;1または複数の、もしくはすべてのPtRSに関する経路損失の線形平均;1または複数の、もしくはすべてのPtRSに関する経路損失のセットからの任意の事前構成済み値。
【0179】
ランダムアクセス応答(RAR)メッセージでは、ネットワークはUEまたはWTRUにCoMP協働セットを示すことができる。さらにRARメッセージに含められたTPCコマンドは、それに対して有効であり得るUTCを含むことができる。
【0180】
ランダムアクセス試行が失敗した場合、UEまたはWTRUはフォールバックUTCおよび単一のセル経路損失を使用して、ランダムアクセスを新規に開始することができる。1または複数の実施形態では、UEまたはWTRUは同じUTCで続行し、パワーを適宜ランプアップ(ramp up)させることができる。
【0181】
実施形態は、アップリンク基準信号を伝送し、初期に異なる周波数割り当てで直交性を維持する、1または複数の技法を企図している。
【0182】
1または複数の実施形態は、循環シフト(CS)補償によってピーク相関を低減することを企図している。相関ピークドリフトの量は、周波数領域内のRSの相対位置の関数として見つけることが可能であり、以下のようにサンプル数に関して導出可能であり、
【0184】
上式で、k
01およびk
00は、2つのRSの開始位置のサブキャリアインデックスとすることが可能である。qは、vを用いて
【0186】
によって3GPP規格に定義された、Zadoff−Chu生成インデックスであり、
【0188】
は、それぞれ、シーケンスグループインデックス、基本シーケンスインデックス、およびRSシーケンスの長さである。Nは、SC−FDMAベースバンド生成元(generator)における離散逆フーリエ変換(IDFT)のサイズとすることが可能であり、1または複数の実施形態では、N=2048とすることができる。
【0189】
ピーク相関の問題を軽減するための解決策として、とりわけ、UEまたはWTRUが特定のリソースブロック(RB)割り振りに従ってスケジューリング可能であるとすると、計画されたCS設定に加えてオフセット値を適用することにより、相関ピークのドリフトは事前に補償されることが可能である。特にn
PREによって示される追加のオフセット値は、循環シフト計算に追加することができる。たとえば物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)DMRS基準信号生成の場合、循環シフトは以下のように計算可能であり、
【0193】
はそれぞれ、本明細書に十分に記載のように参照により本明細書に組み込まれている規格(たとえば、被特許文献1参照)によって定義された、UEまたはWTRU固有、層固有、および、CSホッピングCS変数とすることが可能である。
【0194】
例示の実施形態のように、事前補償オフセット変数n
PREは、以下のように相関ピークドリフトの逆方向で算出可能である。
【0196】
PUCCHまたはSRSに対するDMRSなどの他のタイプの基準信号生成の場合、CS事前補償の同じ概念が適用可能であり、数式にはいくつかの相違点が提示されている場合がある。
【0197】
CS事前補償方法の第1の実装において、UEまたはWTRUは、ネットワーク動作への関与なしにCS補償を自律的に実行することができる。UEまたはWTRUは、ネットワークによってスケジューリング許可からすでに送信された、k
01、
【0199】
、およびqの値に直接アクセスすることができる。しかしUEまたはWTRUは、一般に、基準RSの開始位置、k
00は利用できない。1または複数の実施形態では、MU−MIMO動作において合同でスケジューリングされ得るWTRUは、高位層を介してネットワークによって事前定義または構成され得る共通のk
00値で構成可能である。アップリンク関係ダウンリンク制御情報(DCI)を介して、1または複数の、もしくはそれぞれのアップリンク許可を受信すると、UEまたはWTRUは、伝送時間間隔(TTI)ごとに、またはより長い期間、CS補償を実行することができる。別の方法として、共通スケジューリングの下で他のUEによって使用されるk
00値をUEまたはWTRUに通知するために、追加の動的シグナリングメカニズムを導入することができる。1または複数の実施形態では、k
00値は(たとえばある潜在的な宛先ポイントのプロパティに対応する)アップリンク伝送コンテキストの一部として信号送信することが可能であり、これによってネットワークは、示されたアップリンク伝送コンテキストから複数のk
00値のうちの1つを示すことができる。
【0200】
CS事前補償方法の第2の実装において、CS補償はネットワーク側で実行可能である。1または複数の実施形態では、ネットワークスケジューラは、共通スケジューリングの下で1または複数の、もしくはそれぞれのUEまたはWTRUが利用可能なすべての必要な、または有用な情報を有することができる。したがって、決定したスケジューリングに従ってCS補償を計算し、1または複数の、もしくはそれぞれのアップリンク許可においてUEまたはWTRUに送信可能な、アップリンク関係DCI内の循環シフトフィールドを事前に修正することが可能である。例として、循環シフトフィールドは、
図8に示されたように修正可能であり、循環シフトフィールド内のビットは、n
PREに関して所与の表へのエントリポインタをオフセットすることによって修正可能である。いくつかの実施形態では、表の終わりに達すると折り返しが実行可能である。
【0201】
別の方法として、CSの動的構成に対して追加の動的シグナリングメカニズムが導入されると、他の条件の中でとりわけ、CSシグナリングを直接修正することによって、CS補償を適用することができる。
【0202】
企図されたCS補償技法の有用性の少なくとも1つの態様は、基本シーケンスのグループ化および様々なレベルのホッピング方式の構成などの、基準信号を生成する現行の技法を変更することが有用でない場合があることであり、これが標準化の影響を最小限にするのに役立ち、レガシーWTRUへの後方互換性をより容易にすることができる。
【0203】
実施形態は、さらにランダム化によってピーク相関を低減することを企図している。アップリンク伝送のための基準信号を定義する際に、基本シーケンス生成のためにZadoff−Chuシーケンスが使用され、
【0205】
上式で、qは、異なる基本シーケンスを定義するための主要パラメータとして働くことが可能なルートインデックスである。長さ
【0209】
で示される基準信号の長さと比べて最大の素数として選択可能である。長さ
【0211】
のZadoff−Chuシーケンスは巡回性とすることが可能であり、長さ
【0213】
の基本シーケンスまで拡張可能である。
【0214】
使用可能な基本シーケンスのセットは、たとえば、u,u=0、1、2、...、29によってラベル付けされる30の基本シーケンスグループを含むことができる。1または複数の、もしくはそれぞれのグループは、異なるサイズの
【0216】
の基本シーケンスのセットを有することが可能であり、
【0218】
の場合、シーケンスラベルv,v=0,1が割り当てられた2つの基本シーケンスが存在し得る。グループおよびシーケンスラベルとルートインデックスとの関係は、現行の3GPP規格では、以下によって定義される。
【0220】
グループホッピングが実行可能な場合、グループ数uは、グループホッピングパターンf
gh(n
s)に従い、スロット番号n
sによって以下のように変化することが可能であり、
u=(f
gh(n
s)+f
ss)mod30
上式で、f
ssは高位層によって構成されるセル固有のシーケンスシフトパラメータとすることができる。
【0221】
基本シーケンスグループ内の1または複数の、もしくはすべての基本シーケンスについては、共通ホッピングパターンを共有していることがわかる。したがって、不対BW割り振りの場合、使用されている基準信号は、ホッピングパターンがどのように変化するかにかかわらず固定ペア関係を有することが(またはいくつかの実施形態では、常に有することが)可能である。不十分なピーク相互相関が稀に現れる場合があるため、長さが不均等な基準信号のいくつかのペア(またはいくつかの実施形態では、おそらくこうしたペアのみ)の中で、異なるサイズの基準信号全体にわたってさらにホッピングを実行することが有用な場合がある。言い換えれば、RS長さに依存可能な別の層のホッピングが企図される。例として、グループ数uは、以下のように定義可能であり、
【0225】
は、本明細書で企図されるRS長さのホッピングパターンとすることが可能であり、これはRS長さの関数
【0227】
とすることが可能である。さらに、RS長さのホッピングパターンは、
【0229】
によって定義可能であり、これはRS長さに依存する値、たとえば
【0231】
で開始可能であり、上式でc(i)は擬似ランダムシーケンス生成関数とすることができる。
【0232】
他の例として、RS長さ依存ホッピングをグループホッピングパターンに組み込むことが可能である。特に、グループホッピングパターンは、以下のようにRS長さに依存させることが可能であり、
【0234】
これはRS長さに依存する値、たとえば
【0236】
で開始可能である。別の方法として、グループホッピングが非セル固有である場合、初期値は
【0238】
によって定義可能であり、上式で、GroupHoppingConfigは高位層によって構成されるか、または動的に更新されることが可能である。
【0239】
実施形態は、1つまたは複数のCSホッピング機能強化を企図している。以下の段落では、複数の潜在的宛先ポイントを伴う展開において、UEまたはWTRUによるCSホッピングの使用を強化するための企図された技法について説明する。
【0240】
伝送層λについてスロットn
s内で伝送されるDM−RSは、α
λ=2πn
cs,λ/12に従った循環シフトα
λの関数とすることが可能であり、ここでn
cs,λは循環シフトインデックスとすることができる。循環シフトインデックスは、以下の式に従って計算可能であり、
【0246】
のうちの少なくとも1つは、UTCに割り当てられるパラメータとすることができる。これらのパラメータの値は、高位層から取得可能であるか、または、アップリンク関係ダウンリンク制御信号内の循環シフトフィールド(CSF)の値からなどの、動的選択方法から取得可能である。量n
PN(n
s)は「循環シフト(CS)ホッピングシーケンス」と呼ぶことができる。これは、現行システム内と同じ関係に従って擬似ランダムシーケンスc(i)から導出可能な、スロット数n
sの関数とすることができる。こうした擬似ランダムシーケンスは、1または複数の、もしくはそれぞれの無線フレームの開始時に、「CSホッピングの初期値」と呼ぶことができる値c
initで開始することができる。循環シフトホッピングシーケンスイニシエータの値c
initは、UTCに依存可能であり、本明細書で説明されるいくつかの企図された技法のうちの少なくとも1つを使用して取得可能である。UTCが、ポイント固有の基準信号および/またはポイント固有のパワー制御パラメータの識別などの、ある受信ポイントでの適切なレベルのアップリンク信号の受信を可能にするパワー制御パラメータも含む場合、c
initのUTC固有の値の利用を可能にし得る実施形態は、MU−MIMOの結合の目的で基準信号の構造が最適な可能性のあるポイントに適切なレベルで、基準信号が受信できることを保証する。
【0247】
1または複数の実施形態では、CSホッピングに使用される擬似ランダム生成元の初期値は、
【0249】
から分離可能であり、たとえば以下のように依然としてセル固有であり得、
【0251】
上式で、N
cellIDは、物理セル識別、またはUTCに関連付けられた識別に、対応可能である。1または複数の実施形態では、CSホッピングは、c
init=Δ
cshを介して独立に構成可能である。2つの企図された技法を組み合わせると、CSホッピングパターンは、
【0254】
1または複数の実施形態では、UEまたはWTRU固有の調整を最新のアップリンク関係DCIに(または、現行のUL伝送が関係可能なアップリンク関係DCIに)動的に割り当てることができる。1または複数の実施形態では、UEまたはWTRU固有の調整Δ
cshはUEまたはWTRUで暗黙的に導出可能である。1つの可能な暗黙導出(implicit derivation)は、現行の基本シーケンスグループに依存可能である。
【0255】
1または複数の実施形態では、暗黙導出は現行の基本シーケンスグループならびに以前の基本シーケンスグループの関数とすることができる。
【0256】
1または複数の実施形態では、本明細書で説明される概念と同様に、異なる長さのDMRSを介して追加のランダム化が実行可能である。例示の実現は、
【0258】
によってCSホッピングパターンを定義することであり得、これは、
【0262】
のように、同様に開始可能であるか、または別の方法として、UEまたはWTRU固有の調整が使用できる場合は、以下の通りである。
【0264】
1または複数の実施形態では、CSは現行のシステムと同様の数式を使用して取得可能であるが、
【0266】
あるパラメータがUEまたはWTRU固有のパラメータに置き換えられる場合があり、いくつかの実施形態では、アップリンク伝送コンテキストに提供可能である。アップリンク伝送コンテキストに提供可能なパラメータは、以下を含むことができる。
− セルID(N
cellID)は、UTC固有値(N
UTCID)に置き換え可能である。
− シーケンスシフトパターン
【0270】
に置き換え可能である。
後者の場合、UTC固有値
【0272】
は直接提供可能であるか、または、UTC固有のセルIDパラメータ(N
UTCID)から、いくつかの実施形態では、おそらく他のUTC固有パラメータ(Δ
UTCss)から、導出可能である。これらの値は、たとえば基本シーケンスなどの、UTCの他のプロパティの計算で使用される、可能な他のUTC固有のセルIDパラメータから、独立に構成されるかまたはされない場合がある。1または複数の実施形態は、以下を企図している。
【0274】
いくつかの実施形態では、パラメータΔ
UTCssが存在しないかまたは定義されていない可能性がある場合、この数式は以下のように単純化することが可能である。
【0276】
このような場合には、擬似ランダムシーケンス生成元の初期値c
initは、以下のように要約することができる。
【0278】
こうした実施形態は、ネットワークが、他の共通スケジューリングされたUEまたはWTRUによる使用が可能な宛先ポイントで使用可能な循環シフトホッピングパターンマッチングを使用してUEまたはWTRUをスケジューリングできるようにし、この共通スケジューリングされたUEまたはWTRUとの干渉を最小限にすることができる。複数のUTC(本明細書で説明される)のうちの1つを選択できる企図された技法は、複数のこうした宛先ポイントが存在する場合、干渉を最小限にすることが最も適切な可能性のある宛先ポイントおよび対応する共通スケジューリングされたUEまたはWTRUの、ネットワークによる選択を可能にすることができる。
【0279】
前述の実施形態では、DM−RSをPUCCHまたはPUSCHの一部として伝送できるか否かにかかわらず、CSホッピングを決定するためのパラメータは同じとすることができる。別の方法として、少なくとも1つのパラメータが、PUCCHとPUSCHとの間で異なる可能性がある。この場合、UEまたはWTRUは、PUCCHまたはPUSCHを介した伝送用に同じUTCの一部として別個のパラメータを使用することが可能であるか、または、PUCCHまたはPUSCHを介する伝送用に異なるUTCを定義することが可能である。
【0280】
UL伝送用のUTCの選択について、以下の方法を単独または組み合わせて使用することができる。以下の実施形態において、ダウンリンク制御シグナリングは、アップリンク伝送がこのシグナリングを使用してトリガされる場合、このアップリンク伝送に「適用可能である」ということができる。これはたとえば、PUSCH伝送の許可を示すDCI(PDCCHまたはE−PDCCHで復号)、非周期SRS伝送を示すDCI、RACHオーダーを示すDCI、または、HARQフィードバックがPUCCHを介して伝送されることが有用な可能性のあるダウンリンク割り当てを示すDCIを含むことができる。
【0281】
あるアップリンク伝送用に使用するUTCを決定するために、UEまたはWTRUは第1に、他の企図条件の中でとりわけ、少なくとも1つの企図された制約技法を使用して、候補UTCのサブセットを決定することができる。次にUEまたはWTRUは、候補UTCのサブセット内の使用可能なUTCから、UTCを選択することができる。この場合、サブセットは空である可能性があり、UEまたはWTRUは、使用可能な(またはいくつかの実施形態では、常時使用可能な)可能性のある「デフォルト」UTCを使用することができる。こうした「デフォルト」UTCは、セルのほとんどのポイントからの受信を可能にするUTCに対応することができる。たとえば「デフォルト」UTCは、共通の基準信号をPtRSとして使用可能である。
【0282】
いくつかの例示の制約方法が、以下に提供される。1方法では、UEまたはWTRUは、PtRSから推定される経路損失がしきい値未満である場合、UTCが候補であり得るものと決定することができる。経路損失は、送信パワーと受信パワー(RSRP)とのdB単位での差異として推定することができる。1または複数の実施形態では、UEまたはWTRUは、PtRSから測定された受信信号のパワーまたは品質がしきい値を超える場合、UTCが候補であり得るものと決定することができる。1または複数の実施形態では、UEまたはWTRUは、このUTCに対する接続が存在する場合、UTCが候補であり得ないものと決定することができる。1または複数の実施形態では、UEまたはWTRUは、このUTCに関連付けられた活動化状態が非活動化された場合、UTCが候補であり得ないものと決定することができる。
【0283】
UEまたはWTRUは、アップリンク伝送のタイプに基づいて、場合によっては高位層のインジケーションまたは構成に従って、UTCを決定することができる。一例において、非周期SRS伝送は、第1のUTCの伝送パラメータを使用して伝送されるように構成され得、周期SRS伝送は、第2のUTCの伝送パラメータを使用して伝送されるように構成され得る。他の例では、第1の周期およびオフセットで実施するように構成された第1の周期SRS伝送について、UEまたはWTRUは第1のUTCを使用可能であり、第2の周期およびオフセットで実施するように構成された第2の周期SRS伝送について、UEまたはWTRUは第2のUTCを使用可能である。他の例では、UEまたはWTRUは、PUSCH伝送に第1のUTCを、PUCCH伝送用に第2のUTCを使用することができる。他の例で、UEまたはWTRUは、動的許可によってトリガされたPUSCH伝送に第1のUTCを、半永続的スケジューリング(SPS)許可によってトリガされたPUSCH伝送に第2のUTCを使用することができる。1または複数の実施形態では、UEまたはWTRUは、同じサブフレーム内のSPS許可の代わりにダイナミック許可が実行される場合、これによってトリガされたPUSCH伝送に第2を使用することができる。1または複数の実施形態では、UEまたはWTRUは、PUSCH伝送によって搬送される移送ブロックまたは移送ブロックのセット内に多重化されたデータに基づいて、UTCを決定することができる。たとえばUTCは、論理チャネル、論理チャネルのタイプ、論理チャネルグループ、および/または、移送ブロックに含まれる無線ベアラまたはデータのタイプのうちの、1または複数に依存することができる。論理チャネルのUTCへのマッピングは、1または複数の高位層によってWTRUに提供可能である。別の方法として、WTRUは、論理チャネルグループ(LCG)の優先順位に基づいて論理チャネルのUTCへのマッピングを決定することができる。1または複数の実施形態では、ある論理チャネルについて、UTC選択は、TBがユーザプレーンデータまたは制御プレーンデータを含んでいるかどうかをさらに考慮することが可能であり、制御プレーンデータは、RLC制御PDU(状況PDUなど)、またはMAC制御PDU、またはRRCメッセージに対応可能である。いくつかの実施形態では、この挙動および/またはUTC選択は、論理チャネルのサブセットに対して構成可能である。複数のMACエンティティまたはMACインスタンスが構成される場合、UEまたはWTRUは、PUSCH伝送によって搬送される移送ブロックのセットを提供するMACエンティティまたはMACインスタンスに基づいて、UTCを決定することができる。
【0284】
UEまたはWTRUは、アップリンク伝送に適用可能な受信されたダウンリンク制御シグナリングに基づいて、UTCを決定することができる。1方法では、PUSCH伝送の場合、ダウンリンク制御シグナリングは、PUSCH伝送に関するUTCを示すフィールドを含むことができる。
【0285】
たとえばフィールドは、アップリンク関係ダウンリンク制御シグナリング内に循環シフトフィールド(CSF)を含むことが可能であり、フィールドの解釈は既存のシステムにおける解釈と比較して修正可能である。1または複数の、もしくはそれぞれのCSFは、特定のUTCの使用、またはUTCに関連付けられた少なくとも1つのパラメータの使用、ならびに場合によっては、直交カバーコード(OCC)、もしくは、1または複数の、もしくはそれぞれの伝送層に関する循環シフトインデックス
【0287】
などの、他のパラメータの使用を示すことができる。たとえばCSFの値は、以下のうちの少なくとも1つを示すことができる:UTCインデックスなどのUTCに固有のパラメータ、またはセル識別の代わりに使用されるUTC固有パラメータ;1または複数の、もしくはそれぞれのスロットn
sに関する基本シーケンスグループ数uおよび基本シーケンス数vのうちの、少なくとも1つを決定するために使用される少なくとも1つのパラメータ。少なくとも1つのパラメータは、UTCに関連付けるか、もしくは、1または複数の、もしくはすべてのUTCに共通とすることができる。たとえば、少なくとも1つのパラメータは、セル識別(N
UTCID)の代わりに使用されるUTC固有パラメータと、場合によっては、基本シーケンスパラメータを計算する目的でセル固有のΔ
ssの代わりに使用されるUTC固有パラメータ(Δ
UTCss)とを含むことができる;CSホッピングに関する初期値を計算する目的で使用されるUTC固有値(Δ
cshまたはc
initCSH_UTC)またはUTC固有識別(N
UTCID)、または、CSホッピングに関する初期値を計算する目的で使用されるUTC固有パラメータΔ
UTCssなどの、CSホッピングに関する初期値c
initを決定するために使用される少なくとも1つのパラメータ;または、1つのサブフレーム内のPUSCHに使用可能な(または等しく、RBが1つのサブフレーム内のPUCCHに使用可能な)リソースブロックを決定するために使用される少なくとも1つのパラメータ。少なくとも1つのパラメータは、UTCに関連付けるか、もしくは、1または複数の、もしくはすべてのUTCに共通とすることができる。たとえば少なくとも1つのパラメータは、内部にPUSCHを配置可能なRBを決定するためにWTRUによる使用が可能な、pusch−HoppingOffsetならびにn−SBおよびhoppinnguModeに関するUTC固有パラメータを含むことができる。
【0288】
図9は、CSFに関する可能な修正済みマッピングの例を示し、1または複数の、もしくはそれぞれの伝送層λに関する、循環シフトインデックス
【0290】
および直交カバーコード[w
(λ)(0) w
(λ)(1)]に加えて、CSホッピングの初期値は、1または複数の、もしくはそれぞれのコードポイントについて示すことができる。1または複数の実施形態は、(最終列内の)各コードポイントに関するCSホッピングの初期値を直接示す代わりに、1または複数の以前に説明された実施形態、たとえば、
【0292】
に従って、CSホッピングのこの初期値を計算する目的で使用可能なUTC固有パラメータΔ
UTCssが示され得ることを企図している。
【0293】
CSFが上記のように解釈され得る場合、UEまたはWTRUは、CSホッピングに関する初期値の(または他の企図された技法では、他のUTC固有パラメータの)示された値に基づいて、UTCを(いくつかの実施形態では、おそらく暗黙的に)決定し、このUTCに基づいてアップリンク伝送の他のプロパティを推測することが可能である。たとえばUEまたはWTRUは、CSホッピングに関する初期値の示された値が第1の値であり得る場合、伝送パワーがUTC固有パラメータの第1のセットに基づいて計算可能であること、および、示された値が第2の値であり得る場合、伝送パワーがUTC固有パラメータの第2のセットに基づいて計算可能であることを、決定することができる。UEまたはWTRUは、CSFフィールドを構成パラメータに応じて異なって解釈することができる。たとえばUEまたはWTRUは、単一のUTCで構成され得る場合はCSFフィールドを既存のシステムと同様に解釈し、複数のUTCで構成され得る場合は
図9を使用することが可能である。
【0294】
1または複数の実施形態では、非周期SRS伝送の場合、SRS要求を示すフィールドは、可能なUTCのセット、ならびに非周期SRS伝送の他の特徴のうちの1つを示すことができる。
【0295】
1または複数の実施形態では、HARQフィードバックの伝送用に使用されるPUCCH伝送の場合、A/Nリソースインジケータは、使用するUTC、ならびに(PUCCH伝送のリソースインデックスまたは他のプロパティなどの)使用可能なPUCCHリソースに関する他の情報を示すことができる。たとえば、リソースインデックスの決定に使用されるパラメータ
【0297】
を、第1のUTCにおける第1の値および第2のUTCにおける第2の値に設定することが可能であり、これによってより良好なパフォーマンスのために隣り合う受信ポイント間で別個のPUCCH領域が使用できるようになる。他の例では、PUCCH用のDM−RSの基本シーケンスの決定に使用されるパラメータ(セル識別を置換するパラメータなど)を、第1のUTCにおける第1の値のセットおよび第2のUTCにおける第2の値のセットに設定することが可能である。他の例では、PUSCHに使用されるRBの決定に使用されるパラメータ(pusch−HoppingOffsetなど)を、第1のUTCにおける第1の値のセットおよび第2のUTCにおける第2の値のセットに設定することが可能である。
【0298】
他の例では、PUCCH用のDM−RSのCSホッピングの初期値の決定に使用されるパラメータ(初期値自体またはセル識別を置換するパラメータなど)を、第1のUTCにおける第1の値のセットおよび第2のUTCにおける第2の値のセットに設定することが可能である。他の例では、1または複数の、もしくはそれぞれのスロットn
sおよびシンボル数に関する循環シフト項
【0300】
の決定に使用される擬似ランダムシーケンスの初期値c(i)を、第1のUTCにおける第1の値および第2のUTCにおける第2の値に設定することが可能である。1または複数の、もしくはそれぞれのUTCにおける値は、UTC固有のセル識別パラメータに対応することができる。
【0301】
1または複数の実施形態では、PDCCHオーダーによってトリガされるPRACH伝送の場合、他の企図された条件の中でとりわけ、PDCCHオーダー内のフィールドがUTCを示すことができる。
【0302】
上記の方法では、UTCのインジケーションは、1または複数の、もしくはそれぞれの可能なUTC、またはそのグループについて構成された、いくつかのパラメータのセットのうちの1つを指すインデックス(この目的で使用される場合は「宛先ポイントインデックス」または「キャリアインジケーションフィールド」または「UTC」または「送信ポイント」)を含むことができる。別の方法として、インジケーションは、送信ポイントへのインデックス、または、(たとえばUTCに割り当てられた)宛先ポイントから送信され、パワー制御またはタイミング整合の目的で使用される、DL基準信号などの、UTCを独自に識別することができる任意の他のパラメータへのインジケーションを含むことができる。
【0303】
WTRUは、アップリンク伝送に適用可能なダウンリンク制御シグナリングのプロパティに基づいて、アップリンク伝送用のUTCを(いくつかの実施形態では、おそらく暗黙的に)決定することができる。1方法では、UTCは、適用可能なダウンリンク制御情報(DCI)を含むPDCCHまたはE−PDCCHが復号されている可能性のある検索スペース(または時間周波数グリッド内の場所)に基づいて、決定することができる。たとえば、ダウンリンク割り当て用のDCIが共通検索スペース内で復号され得る場合、この割り当てに関するHARQフィードバックを含むPUCCH用のUTCは、セルの共通基準信号(CRS)をそのポイント基準信号として使用できるUTCに対応することが可能である。
【0304】
他の例では、アップリンク許可用のDCIがUEまたはWTRU固有の検索スペース内で復号され得る場合、PUSCHに関するUTCは、他の基準信号(たとえばCSI−RS)をそのポイント基準信号として使用できるUTCに対応することが可能である。1または複数の実施形態では、UTCは、適用可能なダウンリンク制御情報(DCI)を含む、物理制御チャネルのタイプ(現行システム内で定義されたようなPDCCH、もしくは、UEまたはWTRU固有の基準信号に基づくE−PDCCH)に基づいて、決定され得る。たとえば、DCIがPDCCHから復号され得る場合、この割り当てに関するHARQフィードバックを含むPUCCH用のUTCは、セルの共通基準信号(CRS)をそのポイント基準信号として使用できる宛先ポイントに対応することが可能である。
【0305】
他の例では、DCIがE−PDCCHから復号され得る場合、UTCは、他の基準信号をそのポイント基準信号として使用できる宛先ポイントに対応することが可能である。1または複数の実施形態では、UTCは、対応するダウンリンク制御シグナリングの伝送に使用される基準信号またはアンテナポートに基づいて、決定することが可能である。たとえば、ダウンリンク割り当て用のDCIが、共通基準信号に対応するアンテナポートを介して伝送され得る場合、この割り当てに関するHARQフィードバックを含むPUCCH用のUTCは、セルの共通基準信号(CRS)をそのポイント基準信号として使用できるUTCに対応することが可能である。他の例では、アップリンク許可用のDCIが、DM−RS基準信号に対応するアンテナポートを介して伝送され得る場合、PUSCH用のUTCは、他の基準信号(たとえばCSI−RS)をそのポイント基準信号として使用できる宛先ポイントに対応することが可能である。ダウンリンク制御シグナリングを伝送するために使用されるアンテナポートと、アップリンク伝送のUTCに関するポイント基準信号として使用される基準信号(またはアンテナポート)との間の関係は、1または複数の高位層によって提供され得る。
【0306】
1または複数の実施形態では、UTCは、対応するダウンリンク制御シグナリングの符号化の際に使用されるCRCをマスクするために使用されるRNTIに基づいて、決定することができる。たとえば、ダウンリンク割り当てに関するDCIの符号化に使用されるCRCを、第1のRNTIでマスクできる場合、この割り当てに関するHARQフィードバックを含むPUCCH用のUTCは、第1のポイント基準信号を使用することが可能な宛先ポイントに対応することが可能である。他の例では、ダウンリンク割り当てに関するDCIの符号化に使用されるCRCを、第2のRNTIでマスクできる場合、この割り当てに関するHARQフィードバックを含むPUCCH用のUTCは、第2のポイント基準信号を使用することが可能な宛先ポイントに対応することが可能である。他の例では、アップリンク許可用のDCIの符号化に使用されるCRCが一時C−RNTIである場合、対応するPUSCH伝送で使用されるDM−RS用のUTCは、デフォルトUTCに対応可能であり、伝送プロパティは物理セル識別から導出することが可能である。1または複数の実施形態では、RNTIとUTC(またはそのポイント基準信号)との間のマッピングは、1または複数の高位層によって提供可能である。他の例では、アップリンク許可に関するDCIの符号化に使用されるCRCが第1のRNTIでマスクできる場合、PUSCH伝送および関連付けられたDM−RSに関するUTC(たとえばDM−RSの基本シーケンスを生成するために使用されるパラメータを含む)は、第1のUTCに対応することが可能である。DCIの符号化に使用されるCRCが第2のRNTIでマスクできる場合、PUSCH伝送および関連付けられたDM−RSに関するUTCは、第2のUTCに対応することが可能である。
【0307】
1または複数の実施形態では、UTCは使用されるDCIフォーマットに基づいて決定することができる。伝送モードまたは構成モードに基づいて、DCIフォーマットのUTCへの直接マッピングを指定することができる。このモードで構成される時に、DCIフォーマット、たとえばDCIフォーマット5を受信できる場合、UEまたはWTRUは、UL伝送用に対応する構成済みのUTCを使用することが可能であり、受信できなければ、UEまたはWTRUは、異なるDCIフォーマットを受信する場合、デフォルトまたは関連付けられたUTCを使用することができる。
【0308】
1または複数の実施形態では、UTCまたはUTCに結合される少なくとも1つのパラメータ(たとえばPUSCHホッピングオフセット)は、対応するDCI割り当ての伝送に使用されるPDCCHを構築するために使用される、最下位のCCEインデックスに基づいて決定することができる。
【0309】
UEまたはWTRUは、少なくとも1つのUTCに関連付けられた少なくとも1つの基準信号に対して実行される測定に基づいて、UTCを(いくつかの実施形態では、おそらく暗黙的に)決定することができる。測定を実行するために使用される基準信号は、UTCのポイント基準信号などの、本明細書の基準信号のうちの少なくとも1つに対応することが可能である。UTCの所与の基準信号に使用されることが可能な測定のタイプは、以下のうちの少なくとも1つを含むことができる:受信される信号パワー(たとえばRSRPと同様);受信される信号品質(たとえばRSRQと同様);送信されるパワーと受信されるパワーとの間の差異(dB単位)として推定される経路損失であって、送信されるパワーは構成の一部として提供可能である;別の方法として、経路損失の負数とすることが可能な経路利得;および/またはチャネル品質インジケーション。
【0310】
1または複数の実施形態では、UTCは、最も近い受信ポイントの1つまたはサブセットに到達する(またはいくつかの実施形態では、おそらく到達するのみである)ように、選択可能である。こうしたUTCは、関連付けられた基準信号の経路損失が最も小さい可能性のある(または経路利得が最も大きい可能性のある)UTC、関連付けられた基準信号の受信される信号パワー(または受信される信号品質、またはチャネル品質インジケーション)が最も大きい可能性のあるUTC、および/または、このUTCに関する伝送パワー制御コンテキストによって決定される送信されるパワーが最も小さい可能性のあるUTC、の基準のうちの、少なくとも1つを使用して選択可能である。
【0311】
1または複数の実施形態では、UTCは、より大きな受信ポイントのセットに到達するように選択可能である。こうしたUTCは、関連付けられた基準信号の経路損失が最も大きい可能性のある(または経路利得が最も小さい可能性のある)UTC、関連付けられた基準信号の受信される信号パワー(または受信される信号品質、またはチャネル品質インジケーション)が最も小さい可能性のあるUTC、および/または、このUTCに関する伝送パワー制御コンテキストによって決定される送信されるパワーが最も大きい可能性のあるUTC、の基準のうちの、少なくとも1つを使用して選択可能である。
【0312】
UEまたはWTRUは、以下のうちの少なくとも1つに基づき、複数の上記基準のうちの1つがUTCの選択に使用できるものと決定することができる。
【0313】
− アップリンク伝送(チャネルまたは信号)のタイプ。たとえば、最大のパワーを伴うUTCは、アップリンク伝送のタイプに適用可能な高位層インジケーションに従って、周期SRS伝送の場合に選択可能である。たとえばある非周期SRS伝送は、最大のパワーを伴うUTCを使用するように構成可能である。
【0314】
− アップリンク伝送に適用可能なダウンリンク制御情報に基づく。たとえば、アップリンク許可を示すDCI内のフィールドは、最大または最小のパワーを伴うUTCを使用するかどうかを示すことができる。および/または、
− サブフレームタイミングに基づく。
【0315】
1または複数の実施形態では、UEまたはWTRUは、アップリンク伝送が実行されるサブフレームのタイミング、またはダウンリンク制御情報がアップリンク伝送に適用可能なサブフレームのタイミングに基づいて、UTCを(いくつかの実施形態では、おそらく暗黙的に)決定することができる。タイミングは、フレーム数、サブフレーム数、周期性、およびオフセットのうちの、少なくとも1つを使用して定義することができる。この方法の1適用例は、UEまたはWTRUが、受信ポイントとして選択できないノードに極度に干渉する可能性がある場合とすることができる。このような場合に、ネットワークは、UEまたはWTRUを、正規のアップリンク伝送を使用できるサブフレームのサブセット、および制限された伝送を使用できるサブフレームの他のサブセットで、構成することができる。伝送に関する制限は、1または複数の、もしくはすべての物理チャネルおよび/または伝送タイプに関する伝送パワーの削減とすることができる。または、適用可能なCSホッピングおよび/またはPUSCHホッピングにおける削減とすることができる。他の例では、UEまたはWTRUは、1または複数の可能なサブフレーム構成の特定セットに基づいて、所与のサブフレーム内で使用するUTCを決定することが可能であり、サブフレーム構成は、MACインスタンス(1つまたは複数)またはMACエンティティ(1つまたは複数)がPUSCHを介して伝送可能な、いくつかまたはそれぞれのサブフレームについて、もしくは別の方法として、サブフレームのサブセットがPUSCHを介して伝送するために使用可能な、いくつかまたはそれぞれのMACインスタンスまたはMACエンティティについて、定義することができる。
【0316】
1例示方法では、そのフレーム数(Nf)およびサブフレーム数(Ns)が(10×Nf+Ns)mod T1=O1を満たし、T1およびO1は1または複数の高位層によって提供可能なパラメータとすることが可能な、サブフレームのサブセット内で生じるアップリンク伝送に使用されるUTCは、セルの共通基準信号(CRS)をそのポイント基準信号として使用することができるUTCに対応するように決定することができる。他の例では、アップリンク伝送に使用されるUTCは、高位層によって提供されるビットマップに基づいて決定することが可能であり、ビットマップの1または複数の、もしくはそれぞれの位置は、あるサブフレームに対応し、ビットマップの値は使用するUTCを示す。
【0317】
他の例示方法では、CSホッピングおよび/またはPUSCHホッピングオフセットに関する初期値を、偶数番号付けされたサブフレームの場合は(場合によっては第1のUTCに対応する)第1の値、奇数番号付けされたサブフレームの場合は(場合によっては第2のUTCに対応する)第2の値となるように、決定することができる。2つの値は高位層によって提供可能である。伝送パワーは、それぞれの対応するUTCに関連付けられたパラメータに基づいて決定することも可能である。たとえばサブフレームの1サブセットでは、UEまたはWTRUは、1または複数、もしくはそれぞれが、特定の伝送パワーオフセットで構成された、UTCの1セットで構成可能である。サブフレームの他のサブセットでは、UEまたはWTRUは、UTCの第1のセットのニアレプリカ(near replica)とすることが可能なUTCの他のセットで構成可能であり、異なる伝送パワーオフセットなどのいくつかのパラメータにおけるいくつかの差異に備えることができる。
【0318】
1または複数の実施形態では、UEまたはWTRUは、アップリンク伝送が実行されるサブフレームのタイプに基づいて、UTCを(いくつかの実施形態では、おそらく暗黙的に)決定することが可能であり、サブフレームのタイプは、「MBSFN」サブフレーム、「ほぼブランクの」サブフレーム、または「通常の」サブフレームの、少なくとも特定のサブセットの1つとすることができる。たとえば、MBSFNサブフレームの第1のサブセット中に実行されるアップリンク伝送に使用されるUTCは、第1のポイント基準信号を使用可能なUTCに対応するように決定されることが可能であり、通常のサブフレーム中に実行されるアップリンク伝送に使用されるUTCは、共通基準信号をそのポイント基準信号として使用可能なUTCに、またはデフォルトUTCに対応するように決定されることが可能である。
【0319】
UEまたはWTRUは、許可において動的に信号送信、または半静的に構成されてきた、このアップリンク伝送のプロパティに基づいて、アップリンク伝送用のUTCを決定することができる。たとえばPUSCH伝送に使用されるUTCは、このPUSCH伝送に関するリソースブロック割り当てまたはホッピングオフセットに基づいて選択可能である。たとえばこれは、開始リソースブロックまたはリソースブロックの数またはサブバンドの数またはホッピングオフセットの関数とすることができる。他の例では、UTCは、PUSCH伝送に使用される変調または符号化方式に基づいて選択可能である。
【0320】
他の例では、PUCCH伝送に使用されるUTCは、PUCCH伝送が実行される物理リソースブロック(PRB)に基づいて選択可能である。たとえば、PUCCH伝送に使用されるUTCは、PRBがPRBの第1のセットに属する場合は第1のUTCに、PRBがPRBの第2のセットに属する場合は第2のUTCに、設定することができる。したがって、たとえば物理セル識別、ならびにパワー制御パラメータおよび変数のうちの少なくとも1つは、PUCCHに使用されるPRBに基づいて選択可能である。
【0321】
他の例では、PUCCH伝送に使用されるUTCは、あるPUCCHフォーマットについてPUCCHリソースインデックスによって示されるように、PUCCHのアップリンク伝送プロパティの特定のセットに基づいて選択可能である。たとえばPUCCH伝送に使用されるUTCは、リソースインデックスが値の第1の範囲(またはセット)内に有り得る場合、第1のUTCに、リソースインデックスが値の第2の範囲(またはセット)内に有り得る場合、第2のUTCに、設定することができる。
【0322】
UEまたはWTRUは、このダウンリンク伝送のプロパティに基づいて、PDSCH上での少なくとも1つのダウンリンク伝送に関するHARQフィードバックを含むアップリンク伝送用のUTCを決定することができる。アップリンク伝送は、HARQフィードバックを含むPUCCHまたはPUSCHのうちの少なくとも1つを含むことができる。PDSCH伝送のプロパティは、(1または複数の、もしくはそれぞれの伝送に関する)伝送モード、PDSCH伝送に使用される基準信号のアンテナポートまたはタイプ、および/または、PDSCH伝送のキャリア周波数(またはキャリアインデックスもしくはセルインデックス)のうちの、少なくとも1つを含むことができる。
【0323】
たとえば、UEまたはWTRUは、少なくとも1つのPDSCH伝送が7から15の間のアンテナポートを使用して受信された場合、A/Nフィードバックを(PUCCHまたはPUSCHを介して)伝送し、そうでなければポイント基準信号が共通基準信号に対応するUTCを使用するために、第1のポイント基準信号に対応するUTCを使用することができる。
【0324】
UEまたはWTRUは、いずれのUTCを使用するかについての最も新しく受信したインジケーションに基づき、アップリンク伝送に使用するためのUTCを決定することができる。こうしたインジケーションは、物理、MAC、またはRRCシグナリングから受信されている可能性がある。
【0325】
たとえばUEまたはWTRUは、PDCCHに関するデジタル制御情報の受信に基づいてUTCを決定することが可能であり、デジタル制御情報の少なくとも1つのフィールドは、他のインジケーションが提供されるまで使用するUTCを示す。他の例示方法では、UEまたはWTRUは、MAC制御要素の受信に基づいてUTCを決定することが可能であり、MAC CEの少なくとも1つのフィールドは、他のインジケーションが提供されるまで使用するUTCを示す。
【0326】
他の例示方法では、UEまたはWTRUは、最も新しく受信したタイミングアドバンスコマンドに基づいてUTC(たとえば最新のTACが適用可能なUTC)を決定することができる。UEまたはWTRUは、TACの受信に応じて後続の伝送用にUTCを選択することができる。1または複数の実施形態では、受信されたTACがいずれのUTCに適用可能であるかをUEまたはWTRUが決定すると、UEまたはWTRUは、該当するチャネル、伝送タイプ、および/またはサービングセル、もしくはそれらのグループに関する後続の伝送用に、該当するUTCを選択することができる。
【0327】
たとえばUEまたはWTRUは、該当するサービングセルに関するSRSを(たとえば周期構成から、または非周期要求から)送信し、その後、該当するサービングセルに関するMAC TAC CEを受信することが可能であり、MAC TAC CEは、TACが適用されるUTCのインジケーションを含むことが可能であり、UEまたはWTRUは、PUSCH伝送などのサービングセル内での後続の伝送用にこのUTCを使用することができる。
【0328】
UEまたはWTRUは、活動化された状態に有り得る(またはいくつかの実施形態では、おそらく、同様に活動化された状態に有り得るサービングセルについてのみ)UTCを選択することが可能である。1つのUTCが(またはいくつかの実施形態では、おそらく1つのUTCのみが)所与のサービングセルについて同時に活動化された状態に有り得る場合、UEまたはWTRUは、企図された条件の中でとりわけ、活動化されたUTCを選択することができる。そうでなければ、複数のUTCが所与のサービングセルについて同時に活動化され得る場合、UEまたはWTRUは、アップリンク伝送を実行するためのUTCを選択するために、本明細書で説明される方法のいずれかをさらに適用することができる。
【0329】
PRACH用のUTC構成は、以下のパラメータのうちの少なくとも1つを含むことが可能である:初期伝送パワーpreambleInitialReceivedTargetPower;パワーランピング(power ramping)関数および/または係数powerRampingStep;最大数のプリアンブル伝送preambleTransMax;セルに関する伝送パワー、たとえばPcmax,c(およびdeltaPreabmeMsg3);プリアンブルフォーマットベースのオフセットDELTA_PREAMBLE;PRACHリソースのセット(たとえばprach−ConfigIndex);ランダムアクセスプリアンブルのグループ、グループあたりの使用可能プリアンブルのセット(たとえばsizeOfRA−PreamblesGroupA、numberOfRA−Preambles);プリアンブルグループBが存在する場合、messagePowerOffsetGroupBおよびmessageSizeGroupA;RA応答ウィンドウサイズ;最大数のMsg3 HARQ伝送;および/または、競合解決タイマ。
【0330】
たとえばUEまたはWTRUは、上記または下記で説明される1または複数の実施形態に従い、第1にUTCを選択することによって、サービングセルのリソース上でプリアンブル伝送を実行することができる。1または複数の実施形態では、UEまたはWTRUは、以下のうちの1または複数に応じて、UTCおよび/またはプリアンブルの伝送を実行する方法を選択することができる。
【0331】
− プリアンブル伝送のタイプ、たとえばプリアンブル伝送を、競合ベースランダムアクセス(CBRA)、無競合ランダムアクセス(CFRA)用、ハンドオーバ時のセルへの初期アクセス用、接続再確立用、スケジューリング要求(RA−SR)用、またはアップリンクタイミング整合の獲得用、とすることができるかどうか;たとえばUEまたはWTRUは、プリアンブル伝送がCBRAに対応する場合、または別の方法として、ハンドオーバ手順中のセルへの初期アクセスのためのプリアンブル伝送時、または他の代替として、RRC接続再確立手順中のプリアンブル伝送時に、該当するサービングセルのデフォルトUTCに対応するUTC(たとえばマクロセルへの伝送に対応するUTC)を選択することができる。別の方法として、スケジューリング要求、たとえばRA−SRによってトリガされたプリアンブル伝送時。たとえばUEまたはWTRUは、UEまたはWTRUが有効なアップリンクタイミング整合を有さない(たとえばUTC固有TATが満了している可能性がある)か、または代替としてSCellに関するプリアンブル伝送用の、UTCに対応するUTCを選択することが可能である;
− プリアンブルの伝送を開始したトリガ、たとえばネットワーク開始もしくはUEまたはWTRU開始のいずれか;たとえばUEまたはWTRUは、プリアンブル伝送が、UEまたはWTRUによって自律的に開始され得る、たとえばRA−SRに対応する場合、該当するサービングセルのデフォルトUTCに対応するUTC(たとえばマクロセルへの伝送に対応するUTC)を選択することができる。たとえばUEまたはWTRUは、プリアンブル伝送および/またはランダムアクセス手順を実行するために、プリアンブル伝送がPDCCHオーダー(たとえばDCIフォーマット1A)の受信によってトリガされ得る場合、該当するセルに対して現在アクティブなUTCに対応するUTCを選択することができる。1または複数の実施形態では、これは、PDCCHオーダーがScell上でのプリアンブル伝送を示す場合(またはいくつかの実施形態では、おそらくその場合にのみ)、または他の代替では、企図された条件の中でとりわけ、プリアンブル伝送がタイミングアドバンスを獲得するためであり得る場合(またはいくつかの実施形態では、おそらくその場合にのみ)、に実行可能である;
− プリアンブルが伝送され得るサービングセルのタイプ、たとえばプリアンブル伝送がUEまたはWTRUの構成のPCellまたはSCellに対応するか否か。たとえばUEまたはWTRUは、プリアンブル伝送がPCellに対するものであり得る場合、該当するサービングセルのデフォルトUTCに対応するUTC(たとえばマクロセルへの伝送に対応するUTC)を選択することができる。たとえばUEまたはWTRUは、プリアンブル伝送がSCellに対するものであり得る場合、該当するセルに対して現在アクティブなUTCに対応するUTCを選択することができる;
− 制御シグナリング内部、たとえばDCIフォーマット1AなどのPDCCHオーダー内で受信され得る明示的インジケーション。たとえばUEまたはWTRUは、任意のこうしたインジケーションが存在し得る場合、受信された制御シグナリング内に示されるUTCを選択することができる;および/または、
− 該当するセルに対して現在活動化されているUTC。たとえばUEまたはWTRUは、該当するセルに対して活動化され得るUTCを選択することができる(またはいくつかの実施形態では、常時選択することができる)。
【0332】
UEまたはWTRUは、その後、該当するUTCに適用可能なパラメータのセットを識別することができる。たとえばPRACHの場合、1または複数の、もしくはそれぞれのUTCは、異なるパワー関係パラメータで構成可能である。たとえばパワーランピング関数は、選択されるUTCの関数とすることができる。したがってUTCは、たとえばデフォルトUTCに関するパワーランピングよりも低速または高速の可能性があるランピングで構成可能である。同様に、PRACHに対するデフォルトUTCでない可能性のあるUTCは、より少ない再伝送試行で構成され得る。次にUEまたはWTRUは、対応するパラメータを使用してプリアンブルの伝送を開始することができる。UEまたはWTRUは、Pcmax,cに基づいてプリアンブルのグループを、さらにたとえば該当するUTCに固有であり得る基準信号を使用して該当するUTCに適用可能なPL推定を、選択することができる。
【0333】
プリアンブルの伝送用のパワー制御パラメータを導出するために使用される基準信号は、以下の例示の基準信号のうちの少なくとも1つを含むことができる。
【0334】
たとえばセル固有CRSは、デフォルト基準信号として(またはいくつかの実施形態では、おそらく常時、所与のセル、もしくは、1または複数の、もしくはすべてのセルに対して)使用可能である。たとえばUEまたはWTRUは、プリアンブル伝送用に使用されるUTCがCRSで構成されたUTCであり得ることを決定することができる。1または複数の実施形態では、これは該当するセルに対するデフォルトUTCとすることができる。たとえばUEまたはWTRUは、該当するセルに関するプリアンブル伝送に使用される基準信号が、プリアンブル伝送用に選択されたUTCとは独立に、セル固有の基準信号であり得る(またはいくつかの実施形態では、おそらく常時有り得る)ことを決定することができる。この場合、初期伝送パワーおよび/またはパワーランピングパラメータは、選択されたUTC(たとえばRRHまたはピコセルに対応するUTC)とデフォルトUTC(たとえばマクロセルに対応するUTC)との間の異なるパワーレベルを補償するように、選択されたUTCに対して構成可能である。ネットワークは、場合によっては1または複数の、もしくはそれぞれの受信ポイントに対して1つのタイミングアドバンスコマンドを生成することを含む、いずれのプリアンブル受信を考慮し(複数の受信ポイントでプリアンブルを正常に復号した場合)、適宜応答するかを決定することができる。
【0335】
セル固有CRSが使用できるか否かは、(たとえばCBRAに対する)プリアンブル伝送の特徴に応じる可能性がある。CRSが使用されない場合、UEまたはWTRU固有のRSおよび/またはUTC用に構成されたRSを使用することが可能であり;たとえばUEまたはWTRUは、プリアンブル伝送がUEまたはWTRU開始のプリアンブル伝送および/またはCBRAに対応する場合、該当するセルに対するプリアンブル伝送に使用される基準信号が、プリアンブル伝送用に選択されたUTCおよび/または現在アクティブなUTCとは独立に、セル固有の基準信号であり得ることを、決定することができる。そうでない場合、UEまたはWTRUは、プリアンブル伝送用に選択されたUTCに対応する、および/または、現在アクティブなUTCの、基準信号を使用することができる。
【0336】
セル固有CRSが使用できるか否かは、選択されたUTCの特徴に応じるものとすることができる。たとえば、選択されたUTCがデフォルトUTCに対応する場合、セル固有CRSを使用することができる。
【0337】
使用するRSは、明示的に示すことができる。たとえばUEまたはWTRUは、たとえばPDCCHオーダーDCIフォーマット1Aにおいて、対応するプリアンブル伝送にいずれのUTCおよび/または基準信号を使用するかの明示的インジケーションと共に、制御信号を受信することが可能である。
【0338】
UEまたはWTRUは、該当するセルに対して選択されたUTCに適用可能なPRACHリソース上で、初期プリアンブル伝送を実行することができる。その後UEまたはWTRUは、PDCCH上の制御シグナリングを復号するためにRA−RNTIを使用するランダムアクセス応答(RAR)メッセージを受信することが可能であり、RA−RNTI値は、たとえばいずれの時間周波数リソースが、プリアンブル伝送用に、および/または、プリアンブルが受信されたUTC(または受信ポイント)用にも使用されたかを、RA−RNTIが明瞭に識別できるように、選択されたUTCの関数であり得る。UEまたはWTRUは、RA−RNTI上での制御シグナリングの受信を使用して、RARがいずれのUTCに対応するかを決定することができる。より一般的には、UEまたはWTRUは、所与のRNTIに基づいてRNTIで正常に復号可能なDCIが、いずれのUTCに対するものであるかを(いくつかの実施形態では、おそらく暗黙的に)決定することが可能であり、たとえばUTCは、アップリンク伝送に対応するダウンリンク制御シグナリング(たとえば許可、TPC、またはSRS要求)を識別する目的でRNTIを含むことができる。
【0339】
たとえばUEまたはWTRUは、たとえば、RA−RNTI=1+(伝送されるプリアンブルに関するPRACHリソースの第1のサブフレームのインデックス)+10
*(周波数領域内のPRACHのインデックス)+(UTC識別)のように、該当するUTCの明示的識別子を含めることによって、所与のUTCに対するRA−RNTIを決定することができる。1または複数の実施形態では、所与のサービングセルに対するデフォルトUTC識別を0とすることができる。
【0340】
UEまたはWTRUが特定UTCに関する最大数のプリアンブル伝送に到達した場合、UEまたはWTRUは、以下のうちの少なくとも1つを実行することができる:UEまたはWTRUは、プリアンブル伝送が該当するセル(たとえばマクロセル)に対するデフォルトUTCとして構成されたUTCに対応する場合(またはいくつかの実施形態では、おそらくその場合にのみ)、RACH障害をトリガすることができる(たとえばMACが上位層に対する無線リンク問題を示す);1または複数の実施形態では、該当するセルがUEまたはWTRUの構成のPCellであり得る場合(またはいくつかの実施形態では、おそらくその場合にのみ)、UEまたはWTRUは該当するUTCを非活動化することができる;および/または、UEまたはWTRUは、該当するサービングセルに対するデフォルトUTCとして構成されたUTC上で(もしくは1または複数の実施形態では、おそらく、PCellに対応するデフォルトUTCについてのみ)、プリアンブル伝送(たとえばRACH手順)を開始することができる。
【0341】
実施形態は、LTE R8以降では、アップリンクHARQプロセスは同期式であり得ることを認識している。1または複数の実施形態では、UEまたはWTRUは、伝送が正常である、および/または、HARQプロセスが(たとえばHARQ肯定応答の受信によって)停止されるまで、進行中のHARQプロセスに対して(たとえば、プロセスに関して受信した最新のフィードバックがHARQ否定応答の可能性があるか、またはフィードバックが受信されなかった、HARQプロセスに対して)、自律的なアップリンク再伝送を実行することができる。UEまたはWTRUは、たとえば、MCSおよび/またはいずれのPRBが再伝送に使用可能であるかに関して、再伝送を適合させるために進行中のHARQプロセスのための再伝送の許可をさらに受信することができる。
【0342】
UEまたはWTRUが、進行中のHARQプロセスのための適合的な同期式HARQ再伝送を実行する場合、UEまたはWTRUは、他の条件の中でとりわけ、以下のうちの少なくとも1つに従って、該当する伝送にいずれのUTCを適用するかを選択することができる:UEまたはWTRUは、該当するHARQプロセスに対して初期の伝送と同じUTCを使用することができる;たとえばUEまたはWTRUは、このHARQプロセスに対して初期の伝送に適用したUTCを適用することができる(またはいくつかの実施形態では、常に適用することができる);いくつかの実施形態では、前の伝送が再伝送であった場合、および再伝送が、異なるUTCが使用されるように動的にスケジューリングされた(たとえばUEまたはWTRU自律的な再伝送ではなかった)場合、UEまたはWTRUは、このHARQプロセスに対して新しい(たとえば新たな、または更新された)伝送を開始できるまで、任意の後続のUEまたはWTRU自律的な再伝送について、このHARQプロセスのための初期の伝送のUTCに戻る;UEまたはWTRUは、該当するHARQプロセスに対して前の伝送の場合と同じUTCを使用することができる;たとえばUEまたはWTRUは、このHARQプロセスに対して前の伝送に適用したUTCを適用する;この含意は、前の伝送が再伝送であった場合のものとすることができる;再伝送が、異なるUTCが使用されるように動的にスケジューリングされた(たとえばUEまたはWTRU自律的な再伝送ではなかった)場合、UEまたはWTRUは、このHARQプロセスに対して初期の伝送とは異なるUTCを適用することができる;UEまたはWTRUは、該当するサービングセルに対してデフォルトUTCを使用することができる;たとえば任意のHARQプロセスに対して、UEまたはWTRUは、非適合的再伝送を実行する時にデフォルトUTCを適用することができる;UEまたはWTRUは、該当するサービングセルに対して現在アクティブなUTCを使用することができる。たとえば任意のHARQプロセスに対して、UEまたはWTRUは、他の企図された条件の中でとりわけ、所与のサブフレームにおいて1つのUTCがアクティブである場合(またはいくつかの実施形態では、1つのUTCがそのようにアクティブである場合のみ)、非適合的再伝送を実行する時に現在アクティブなUTCを適用することができる。
【0343】
UEまたはWTRUは、異なるサブセットに対して異なるUTCを使用できるサブフレームのサブセットで構成可能である。1または複数の実施形態は、1または複数の、もしくはそれぞれのサブフレームのサブセット、および1または複数の、もしくはそれぞれのUTCについて、異なるPCMAX,cが構成可能であることを企図している。こうしたシナリオでは、効率的な非適合的再伝送を達成するのが困難な場合がある。したがって非適合的再伝送は、元の再伝送と同じサブフレームのサブセット内で実行可能である(またはいくつかの実施形態において、おそらく実行のみが可能である)ように、機能強化することができる。こうしたシナリオでは、UEまたはWTRUは、元の伝送のサブフレームサブセットに基づいて、別々のHARQプロセスを維持することが可能である(またはいくつかの実施形態では、維持することが必要または有用な可能性がある)。
【0344】
UEまたはWTRUが進行中のHARQプロセスのためのHARQ再伝送の動的スケジューリングのための制御信号を受信すると、UEまたはWTRUは、以下のうちの少なくとも1つに従って、該当する伝送についていずれのUTCを適用するかを選択することが可能である:UEまたはWTRUは、上記および下記の段落で説明されるUTCの選択のための方法のいずれかを使用することができる;UEまたはWTRUは、該当するHARQプロセスのため初期伝送用と同じUTCを使用することができる;たとえば、他のUTC選択方法が適用可能でない限り(たとえばUTCは制御シグナリングにおいて明示的に信号送信され得る)、UEまたはWTRUは、このHARQプロセスのための初期伝送用と同じUTCを適用することができる。UEまたはWTRUは、該当するHARQプロセスのための前の伝送用と同じUTCを使用することができる;たとえば、他のUTC選択方法が適用可能でない限り(たとえばUTCは制御シグナリングにおいて明示的に信号送信され得る)、UEまたはWTRUは、このHARQプロセスのための前の伝送用と同じUTCを適用することができる。UEまたはWTRUは、該当するサービングセルにデフォルトUTCを使用することができる;たとえば、他のUTC選択方法が適用可能でない限り(たとえばUTCは制御シグナリングにおいて明示的に信号送信され得る)、UEまたはWTRUは、再伝送を実行する場合にデフォルトUTCを適用することができる;UEまたはWTRUは、該当するサービングセルに現行のアクティブUTCを使用することができる;たとえば、他のUTC選択方法が適用可能でない限り(たとえばUTCは制御シグナリングにおいて明示的に信号送信され得る)、UEまたはWTRUは、他の企図された条件の中でとりわけ、1つのUTCが所与のサブフレーム内でアクティブであり得る場合(またはいくつかの実施形態では、おそらくその場合にのみ)、再伝送を実行する時に、現行のアクティブUTCを使用することができる。
【0345】
UEまたはWTRUは、ランダムアクセス手順中に、MAC CEまたはRARメッセージ内でタイミングアドバンスコマンド(TAC)を受信することができる。UEまたはWTRUは、以下の方法のうちの少なくとも1つに従って、TACがいずれのUTCを(たとえばいずれのTAアキュムレータを)適用するかを決定することができる。
【0346】
TAC(たとえばMAC TAC CE、RAR)を含むメッセージ内の明示的に信号送信される識別子:TACを含むメッセージは、該当するUTC(および、場合によっては該当するサービングセルも)の、および/または、該当するUTCグループの識別を、たとえばTAグループ内に含む;たとえばUEまたはWTRUは、任意のサービングセルのダウンリンク上でMAC TAC CEを受信することができる;UEまたはWTRUは、いずれのUTCにTACが適用可能であるかの識別を含むフィールドに基づいて(またはビットオーダーがこうした識別を示すことが可能なビットマップに基づいて)、決定することができる。
【0347】
TACを用いてメッセージをスケジューリングする制御シグナリング内の明示的に信号送信される識別子:TACをスケジューリングするダウンリンク制御情報は、該当するサービングセル、UTC(および、場合によっては該当するサービングセルも)、および/または、該当するUTCグループの識別を、たとえばTAグループ内に含むことができる;たとえばUEまたはWTRUは、セル識別フィールドを使用してPDSCHをスケジューリングするPDCCH DCIを受信することができる。CIFはサービングセルを示すことが可能であり、この場合、他の方法を使用して、いずれのUTCにTACが適用可能であるか、たとえば示されたセルに対して活動化されたUTC、を決定することができる。別の方法として、CIFはUTCを示すことができる。
【0348】
アップリンク伝送と受信されたTACとの間の関連付け:受信されたTACは、UEまたはWTRUによって前に実行されたアップリンク伝送に関連付けることができる。たとえばUEまたはWTRUは、前のプリアンブル伝送に対応するRAR内部でTACを受信することができる。UEまたはWTRUは、いずれのプリアンブル伝送にRARが対応するかを決定すること、およびTACが当該プリアンブル伝送に対応するUTCに適用可能であり得ることを、決定することができる。別の方法として、UEまたはWTRUのRNTI、たとえば、その値がプリアンブルの伝送用に適用可能なUTCの関数であり得るRA−RNTIを、使用することができる。別の方法として、これは、TACに対応するダウンリンク伝送を復調する場合に使用されるPtRSに基づくものとすることができる。
【0349】
該当するサービングセルまたはTAグループに対する現行の活動化されたUTC:TACは、TACを含む伝送の受信時に活動化されるUTCに関連付けることができる。
【0350】
1または複数の実施形態では、サービングセルに対して活動化されたUTCおよび/またはTACを含むことができるメッセージ内に明示的に示されたTAグループ(たとえばMAC TAC CE)。1または複数の実施形態では、所与のサービングセルおよび/または所与のセルのグループおよび/または伝送チャネル、たとえば、同じUTCおよび/またはTAグループで構成されるセルおよび/またはPUSCHチャネル。いくつかの実施形態では、受信されたTACがいずれのUTCに適用可能であるかをUEまたはWTRUが決定できると、UEまたはWTRUは、該当するTACの活動化状態を「活動化済み」に変更することができる。1または複数の実施形態では、該当するチャネル、伝送タイプ、および/またはサービングセルについて、最大1つのUTCが活動化され得た場合はいつでも、該当するチャネル、伝送タイプ、および/またはサービングセルの、任意の他のUTCを非活動化することができる。1または複数の実施形態では、UEまたはWTRUは、該当するチャネル、伝送タイプ、および/またはサービングセルに関する後続の伝送について、該当するUTCを選択することができる。
【0351】
UEまたはWTRUは、以下のうちの少なくとも1つに従って、パワーヘッドルーム報告(PHR)の伝送をトリガおよび/または開始することができる。
【0352】
− 所与のUTCに関する経路損失推定が、しきい値を上回って変化する。UEまたはWTRUは、UTC固有基準信号に基づいて経路損失推定を実行することができる。該当するUTCは、該当するサービングセルに対するデフォルトUTCとすることができる。別の方法として、これは、活動化された状態であり得るUTCとすることができる。しきい値は、1または複数の、もしくはそれぞれのUTCについて構成可能である。別の方法として、これは、ネットワークから受信された明示的グループ化情報に基づくか、または該当するサービングセルについて、UTCのグループに適用可能なしきい値とすることができる。UEまたはWTRUは、対応するPL推定がしきい値だけ変化した時に、PHR報告をトリガすることができる;および/または、
− 所与のUTCに対する構成、活動化、および/または活動化状態の変化。UEまたはWTRUは、UTCの活動化状態が変化した時に、PHR報告をトリガすることができる。1実施形態では、これは、UTCの活動化時に実行することができる。代替の実施形態では、これは、UEまたはWTRUによって受信された明示的シグナリングからの活動化時に実行することができる。さらに他の実施形態では、これは、非活動化から活動化へと状態を変化させる活動化時に実行することができる。
【0353】
UEまたはWTRUは、PHRにおける以下のうちの少なくとも1つを含むことができる:
− UEまたはWTRUは、1または複数の、もしくはすべての構成されたUTCに関するPHR値を含むことができる。たとえばUEまたはWTRUは、構成済みであるが非活動化されたUTCに関するPHを含む、複数のPH値を報告することができる;
− UEまたはWTRUは、1または複数の、もしくはすべての活動化されたUTCに関するPHR値を含むことができる。たとえばUEまたはWTRUは、1または複数の、もしくはそれぞれの構成済みおよび活動化されたUTCについて1つ、複数のPH値を報告することができる;および/または、
− UEまたはWTRUは、1または複数のPHRを含むアップリンク伝送を実行するサブフレーム内に、選択されたUTCに関するPHR値を含むことができる。たとえばUEまたはWTRUは、UEまたはWTRUがアップリンク伝送を実行するサービングセルに対応する1または複数の、もしくはそれぞれのUTCについて1つ、複数のPH値を報告することができる。
【0354】
たとえば、上記のいずれかについて、および、UEまたはWTRUが1または複数のPHRを含むアップリンク伝送を実行するサブフレーム内でアップリンク伝送が実行されないUTCについて、UEまたはWTRUは、対応するUTCに関する伝送は実行されない(たとえば仮想PHR)が、そのサブフレーム内の伝送に関する特定パラメータに基づいて計算された値を含めることによって、PH値を報告することができる。したがって、複数のUTCで構成された所与のサービングセルについて、複数のPH値を報告することができる。
【0355】
1または複数の実施形態では、UEまたはWTRUは複数のサブフレームサブセットで構成可能である。1または複数の、もしくはそれぞれのサブフレームサブセットについて、UEまたはWTRUは、異なる伝送パワーを使用することが必要な可能性がある。これには、異なるサブフレームサブセットを異なるPCMAX,cで構成することが必要な可能性がある。こうした方法では、UEまたはWTRUは、1または複数の、もしくはそれぞれのサブフレームサブセットについて異なるUTCで構成可能である。したがって、1または複数の、もしくはそれぞれのUTCについて、UEまたはWTRUは、UTC固有のパワー制御パラメータに基づいてPHRを報告することが有用であるとわかり得る。1または複数の実施形態では、1または複数の、もしくはすべての異なるサブフレームサブセットを介する特定の物理チャネルおよび/または伝送タイプに、同じUTCを使用することができる。こうしたケースでは、UEまたはWTRUは、パワー制御パラメータの事前に構成されたセットを有する1または複数の、もしくはそれぞれのサブフレームサブセットを伴う、1または複数の、もしくはそれぞれのUTCについて、複数のパワー制御パラメータを有することができる。したがってUEまたはWTRUは、1または複数の、もしくはそれぞれのUTCに関する複数のPHR値を、サブフレームサブセットに対応する1または複数の、もしくはそれぞれのPHR値(したがって、伝送パワーパラメータの対応するセット)と共に、報告することができる。こうした方法では、UEまたはWTRUは、そのPHR報告内にサブフレームサブセット識別子を含めることができる。1または複数の実施形態では、PHR報告は、その内部で伝送され得るサブフレームのサブセットに対して有効(またはいくつかの実施形態では、おそらく、こうしたサブセットに対してのみ有効)な可能性がある。1または複数の実施形態では、サブフレームの1または複数の、もしくはそれぞれのサブセットは、それらに結合された特定のPHR報告インスタンスを有することができる。これらのPHR報告インスタンスは、サブフレームのサブセット内に存在しない可能性がある。
【0356】
UEまたはWTRUは、UTCが活動化され得るかまたは非活動化され得るかを示す活動化情報に、UTCを関連付けることができる。活動化状態は、所与のアップリンク伝送に適用可能なUTCを選択するために使用することができる。この活動化状態は、PCellが非活動化され得ないとすると、サービングセルの活動化状態から独立しているものとすることができる。1または複数の実施形態では、UTCの非活動化は、複数のUTCで構成されたPCellに適用可能である(またはいくつかの実施形態では、おそらく、こうしたPCellにのみ適用可能である)ものとすることができる。別の方法として、この状態は、いずれの構成済みUTCにも適用可能であるものとすることができる。
【0357】
UEまたはWTRUは、UEまたはWTRUの構成の1または複数のサービングセルに対するキャリアセグメントの使用を活動化する、制御シグナリングを受信することができる。制御シグナリングは、レイヤ1シグナリング、レイヤ2シグナリング、レイヤ3シグナリング、UEまたはWTRU自律型活動化のうちの、少なくとも1つを含むことができる。
【0358】
レイヤ1シグナリング:UEまたはWTRUは、1または複数のサービングセルに関するUTCの活動化を示すPDCCH上のDCIフォーマットを受信することができる。いくつかの実施形態では、インジケーションは、以下のうちの少なくとも1つに従うものとすることができる:UEまたはWTRUは、構成済みRNTI、たとえばUTC−RNTIを使用して、DCIフォーマットを正常に復号する;UEまたはWTRUは、DCIフォーマットがあるタイプであり得ること、および/または、明示的インジケーション、たとえばフィールドおよび/またはフラグを含むことを、決定することができる;および/または、UEまたはWTRUは、(たとえばPUSCHに関する)アップリンク伝送、SRS伝送の要求、または特定のUTCに適用可能なTPCを示す、DCIフォーマットを受信することができる。
【0359】
制御シグナリングは、当該DCIフォーマットが適用可能なUTCに関する活動化状態を活動化および/または変更することができる。1または複数の実施形態では、DCIフォーマットは、制御信号が適用可能なUTCの識別を含むことができる。別の方法として、制御シグナリングは、該当するサービングセルのUTCに順に適用することができる。たとえば、サービングセルが2つのUTCで構成可能であり、第1のUTCがアクティブであり得、第2のUTCが非アクティブであり得る場合、制御シグナリングは、第1のUTCを非活動化すると同時に、第2のUTCを活動化することができる。
【0360】
UEまたはWTRUは、活動化コマンドとして解釈された当該DCIの受信に肯定応答するために、HARQ ACKフィードバックを伝送することができる。たとえば、サブフレームn内で受信されたDCIシグナリングについて、UEまたはWTRUは、サブフレームn+k内のアップリンクチャネル上でHARQ ACKを伝送することが可能であり、ここでkは、遅延を処理するUEまたはWTRUを表すことが可能であり、たとえばk=4サブフレームである。
【0361】
レイヤ2シグナリング:UEまたはWTRUは、UEまたはWTRUの構成の1または複数のサービングセルについて少なくとも1つのUTCの活動化を示す、MAC制御要素(CE)を受信することができる。1または複数の実施形態では、MAC CEは、UEまたはWTRUの構成の任意のサービングセルのPDSCH上で受信可能である。1または複数の実施形態では、UEまたはWTRUは、MAC CEに含められた明示的インジケーション(たとえば、ビットマップまたはtransmissionContextId)に基づいて、サービングセルに対応するUTCを活動化する。別の方法として、UEまたはWTRUは、次のUTCを順に活動化することによって、そのPDSCH上でMAC CEが受信された、サービングセルに対応するUTCを活動化することができる。1または複数の実施形態では、MAC CEは、対応するUTCに使用するためのリソース割り振りの構成を含む。
【0362】
他の例示の実施形態では、UEまたはWTRUは、TACの受信に基づいて活動化状態を変更することができる。UEまたはWTRUは、TACの受信に応じてUTCの活動化状態を変更することができる。1または複数の実施形態では、UEまたはWTRUが、受信されたTACがいずれのUTCに適用され得るかを決定すると、UEまたはWTRUは、該当するTACの活動化状態を「活動化済み」に変更することができる。1または複数の実施形態では、該当するチャネル、伝送タイプ、および/またはサービングセル、もしくはそれらのグループについて、最大1つのUTCが活動化され得る場合はいつでも、該当するチャネル、伝送タイプ、および/またはサービングセルの任意の他のUTCを非活動化することが可能である。たとえばUEまたはWTRUは、該当するサービングセルに関するSRSを(周期構成または非周期要求のいずれかから)送信し、その後、該当するサービングセルに関するMAC TAC CEを受信することが可能であり、MAC TAC CEは、TACを適用するUTCのインジケーションを含むことが可能であり、UEまたはWTRUは、該当するUTCの活動化状態を「活動化済み」に変更することができる。
【0363】
レイヤ3シグナリング:UEまたはWTRUは、デフォルトUTCが活動化状態であり得る1または複数のUTCに関する構成を受信することができる。
【0364】
UEまたはWTRU自律型活動化(たとえば暗黙的):UEまたはWTRUは、所与のUTCに関する信号受信品質を測定することができる。1実施形態では、これは、RSRP測定を使用して実行可能である。代替の実施形態では、これはUTC固有基準信号を使用して実行可能である。UEまたはWTRUが対応する測定が特定のしきい値を超える可能性があることを検出した場合、UEまたはWTRUは該当するUTCを活動化することができる。1または複数の実施形態では、しきい値はRRCによって構成可能である。
【0365】
1または複数の実施形態では、UEまたはWTRUは、単一のUTCが任意の所与の時点で活動化され得るように、該当するサービングセルについて構成された任意の他のUTCをさらに非活動化することができる。いくつかの実施形態では、所与のサービングセルに関するUTCの使用の活動化は、即時(たとえばレイヤ1シグナリングの場合)、または1または複数の実施形態では、たとえばkサブフレームの固定された遅延後(たとえばレイヤ2/3シグナリングの場合)に、適用することができる。たとえば、サブフレームnで受信されるレイヤ2シグナリングの場合、UEまたはWTRUは、サブフレームn+kからの活動化された状態にあるUTCを考慮することが可能であり、ここでkは8サブフレームに等しいものとすることが可能であり、別の方法としては、MAC CEが受信された移送ブロックに関するHARQ ACKの伝送後のサブフレーム内である。1または複数の実施形態では、UEまたはWTRUは、HARQプロセスが正常に完了するまで、および/または、受信された制御シグナリングが(たとえば、DCIフォーマットのNew Dataインジケータ、NDIフィールドからの)新しい(たとえば新たな、または更新された)データ伝送を示すまで、所与の進行中のHARQプロセスに関するUTCの使用開始をさらに遅延させることが可能である。
【0366】
UEまたはWTRUが1または複数のUTCを活動化する制御シグナリングを受信すると、UEまたはWTRUは、使用されるUTCが変更可能なサービングセルに対応するHARQプロセスについて、新しい(たとえば新たな、または更新された)伝送として活動化状態が変化するサブフレームに続き、対応するHARQバッファに関する第1の割り当てを考慮することができる。たとえばUEまたはWTRUは、UEまたはWTRUが制御シグナリングを受信するサブフレームにおいて、上記のいずれか(または少なくとも一部)を実行することができる。別の方法として、UEまたはWTRUは、UEまたはWTRUが活動化されたUTCを第1に使用できるサブフレームにおいて(たとえば活動化のサブフレームにおいて)、上記の少なくとも一部を実行することができる。さらに他の代替では、UEまたはWTRUは、UTCの活動化状態を活動化済み状態に変更する制御シグナリングについて(またはいくつかの実施形態では、おそらく、こうした制御シグナリングについてのみ)、1または複数の前述の実施形態の少なくとも1つを実行することができる。
【0367】
UEまたはWTRUが、所与のサービングセルに関する複数のUTCで構成可能な場合、および、複数のUTCが所与のサブフレーム内で活動化可能な場合、UEまたはWTRUは、該当するサービングセル上でのアップリンク伝送にいずれのUTCを使用するかを決定するために、追加の選択プロセスを実行することができる。UEまたはWTRUは、対応するSCellが非活動化状態にあり得る場合、UTCが使用できないことをさらに考慮することができる。1または複数の実施形態では、該当するSCellが非活動化状態にあり得る場合、所与のSCellに対して構成された1または複数の、もしくはすべてのUTCを非活動化することができる。
【0368】
UEまたはWTRUは、UEまたはWTRUの構成の所与のサービングセルに対する1または複数のUTCの使用を非活動化する、制御シグナリングを受信することができる。制御シグナリングは、レイヤ1シグナリング、レイヤ2シグナリング、レイヤ3シグナリングのうちの、少なくとも1つを含むことができる。
【0369】
レイヤ1シグナリング:UEまたはWTRUは、1または複数のUTCの非活動化を示すPDCCH上のDCIフォーマットを受信することができる。いくつかの実施形態では、インジケーションは以下のうちの少なくとも1つに従うものとすることができる:UEまたはWTRUは、構成済みRNTI、たとえばCS−RNTIを使用して、DCIフォーマットを正常に復号する;UEまたはWTRUは、DCIフォーマットがあるタイプであり得ること、および/または、明示的インジケーション、たとえばフィールドおよび/またはフラグを含むことを、決定することができる;UEまたはWTRUは、該当するサービングセルに対して現在活動化されているUTCとは異なるUTCを活動化するためのインジケーションを受信し、単一のUTCは任意の所与の時点で活動化状態とすることができる。
【0370】
制御シグナリングは、当該DCIフォーマットが適用可能なUTCに関する活動化状態を非活動化および/または変更することができる。1または複数の実施形態では、DCIフォーマットは、制御シグナリングが適用されるUTCの識別を含むことができる。別の方法として、制御シグナリングは、該当するサービングセルのUTCに順に適用することができる。たとえばサービングセルが2つのUTCで構成可能である場合、第1のUTCが非アクティブ、第2のUTCがアクティブであることが可能であり、制御シグナリングは第1のUTCを活動化すると同時に、第2のUTCを非活動化することができる。
【0371】
UEまたはWTRUは、非活動化コマンドとして解釈された当該DCIの受信に肯定応答するために、HARQ ACKフィードバックを伝送することができる。たとえば、サブフレームn内で受信されたDCIシグナリングについて、UEまたはWTRUは、サブフレームn+k内のアップリンクチャネル上でHARQ ACKを伝送することが可能であり、ここでkは、遅延を処理するUEまたはWTRUを表すことが可能であり、たとえばk=4サブフレームである。
【0372】
レイヤ2シグナリング:UEまたはWTRUは、1または複数のサービングセルについて少なくとも1つのUTCの非活動化を示す、MAC制御要素(CE)を受信することができる。1または複数の実施形態では、MAC CEは、UEまたはWTRUの構成の任意のサービングセルのPDSCH上で受信可能である。1または複数の実施形態では、UEまたはWTRUは、MAC CEに含められた明示的インジケーション(たとえば、ビットマップまたはtransmissionContextId)に基づいて、サービングセルに対応するUTCを非活動化する。別の方法として、UEまたはWTRUは、次のUTCを順に活動化することによって、そのPDSCH上でMAC CEが受信された、サービングセルに対応するUTCを非活動化することができる。1または複数の実施形態では、MAC CEは、対応するUTCに使用するためのリソース割り振りの構成を含むことができる。
【0373】
1実施形態では、UEまたはWTRUは、該当するチャネル、伝送タイプ、および/またはサービングセル、もしくはそれらのグループについて、他のUTCを活動化するTACの受信に続いて、UTCを非活動化することができる。いくつかの実施形態では、これは、他の企図された条件の中でとりわけ、任意の所与の時点で単一のUTCがアクティブ状態にあり得る場合に(またはいくつかの実施形態では、おそらく、こうした場合にのみ)実行可能である。
【0374】
レイヤ3シグナリング:UEまたはWTRUは、1または複数のサービングセルに関する1または複数のUTCを修正および/または除去する構成を受信することが可能であり、これによって該当するUTCを非活動化することができる(たとえばUEまたはWTRUは、該当するサービングセルのデフォルトUTCに戻る)。UEまたはWTRUは、UTCを暗黙的に非活動化することが可能であり、1または複数の実施形態では、以下のうちの少なくとも1つに従って、デフォルトUTCに戻ることができる:
− 該当するUTCを使用した最新の伝送(または、たとえば、PDCCH上でのスケジューリング、たとえば許可、および/または、DL HARQフィードバック、たとえばHARQ肯定応答の、いずれかの、伝送に適用可能な制御シグナリングの受信)後の時間は、特定の値(場合によっては構成済み)よりも長い可能性がある(たとえばtc−DeactivationTimerを、複数のUTCで構成された1または複数の、もしくはそれぞれのサービングセルに使用することができる);
− 該当するUTCおよび/またはサービングセルに関するタイミングアドバンスは、たとえばタイミング整合タイマが満了したなど、もはや有効でない可能性がある;
− UEまたはWTRUは、1または複数の実施形態では、UTCがサービングセルに対するデフォルトUTCでない可能性がある場合(またはいくつかの実施形態では、おそらく、こうした場合にのみ)、該当するサービングセルに関するUTCの構成を修正する、制御シグナリングを受信する;
− 特定のUTCを使用することができるHARQプロセスが、最大数のHARQ伝送に到達した(たとえばHARQ障害)(1または複数の実施形態では、該当するUTCがデフォルトUTCであり得る場合、UEまたはWTRUは、アップリンクがなんらかの形の無線リンク障害、たとえばUL RLFを経験するものと決定することができる);
− UEまたはWTRUは、たとえばUEまたはWTRUが最大数のプリアンブル伝送に到達した時、該当するUTCに関するDLタイミングおよび/またはDL PL基準の障害時に、該当するUTCを使用する伝送が無線リンク障害を経験している可能性があることを決定することができる。1または複数の実施形態では、該当するUTCがデフォルトUTCであり得る場合、UEまたはWTRUは、アップリンクが、何らかの形の無線リンク障害、たとえばUL RLFを経験するものと決定することができる;および/または、
− SCellが非活動化され得る場合、所与のサービングセルに関する1または複数の、もしくはすべての構成済みUTCの暗黙的非活動化。
【0375】
UEまたはWTRUが、所与のサービングセルに関する1または複数のUTCを非活動化する制御シグナリングを受信した場合、UEまたはWTRUは、以下のうちの少なくとも1つを実行することができる:UTCが使用された可能性のあるHARQプロセスについて、UEまたはWTRUは、活動化状態が新しい(たとえば新たな、または更新された)伝送として変化するサブフレームに続く、対応するHARQバッファに対する第1の割り当てを考慮することができる;UEまたはWTRUは、適用可能であれば、CQI報告、SRS伝送などの他の手順に関するデフォルトUTCに戻ることができる。活動化に関する同様の遅延が、UTCの非活動化に適用可能である。1実施形態では、これは明示的シグナリングを使用する非活動化に対して実行可能である。
【0376】
UTCに対する接続性を決定するために、UEまたはWTRUは、以下、UTCに関するRLMと呼ばれる、UTCに関連付けられた無線リンクの無線リンク条件を監視することができる。送信ポイントの接続性は、RACH手順状況に従ってさらに決定することができる。RACH手順に障害が発生した場合、または所与のUTCへのタイミング整合が満了した場合、UEまたはWTRUは、UTCに対する接続性が失われたことを確立することができる。1または複数の実施形態では、UEまたはWTRUは、このUTCと第2のUTCとの間の経路損失の差異がしきい値より大きい可能性がある場合、UTCに対する接続性が存在しないものと決定することができる。
【0377】
UTCの無線リンク監視は、PtRSなどの所与のUTCに関連付けることが可能なダウンリンク固有の基準信号に基づくものとすることができる。基準信号は、こうした基準信号が所与のUTCに対して存在する場合、CRSに対応可能であるか、または、対応するUTCに対するPtRSとして構成された基準信号のうちの少なくとも1つに対応可能である。
【0378】
1または複数の、もしくはそれぞれの決定されたUTCについて、以下で説明されるように、UEまたはWTRUは、ダウンリンク無線リンク品質を監視および推定し、これをしきい値QoutおよびQinと比較することができる。無線リンク監視に関連付けられたしきい値(たとえばQout/Qin、T310、N310)は、UTC固有であるか、または、UEまたはWTRU内の無線リンク障害を評価するために、パラメータの1つの共通セットを構成および使用することができる。
【0379】
UEまたはWTRUは、以下のうちの少なくとも1つに従って、いずれのUTCの無線リンク品質または接続性状態を監視するかを決定することができる:1または複数の、もしくはすべての構成済みUTCに対する監視が実行可能である;1または複数の、もしくはすべてのUTCに対する監視が実行可能である;チャネル/信号の特定のサブセットの伝送に使用されるように構成された少なくとも1つのUTCに対する監視が実行可能である。たとえば、PUCCHの伝送に使用されるUTCに対して、RLMが実行可能である。他の例では、PUSCHに関するUTCまたはSRSのそれが監視可能である。さらに他の例では、PUCCH/PUSCH伝送に使用されることになるUTCに対してRLMが実行可能である;構成済みのデフォルトUTCに対する監視が実行可能である;チャネル品質(CQI)測定、所与のUTCに関連付けられたダウンリンクチャネルに関するRSRP/RSRQ、または最大RHR値を伴うUTCのうちの、少なくとも1つに従って決定された最良リンク上での監視が実行可能である(たとえば、1または複数の、もしくはすべての構成済み/アクティブUTCについてPHRが決定可能な場合);構成済みデフォルトUTCおよび前述の方法のいずれかに従って決定された他のUTCに対する監視が実行可能である。
【0380】
1または複数の、もしくはそれぞれの決定および選択されたUTCについて、関連付けられたダウンリンク基準ポイントでのRLMが実行可能である。1または複数の、もしくはそれぞれのダウンリンク信号の品質は独立に監視可能であり、特定リンク上の無線リンク障害の決定は、独立に決定および表明可能である。以下で言及される場合、UTCにおける無線リンク障害は、UTCに対する接続性が失われた可能性があることを決定するための条件の1つとして言及され得る。
【0381】
代替の実施形態では、無線リンク監視/障害決定は、1または複数の、もしくはすべての監視されるUTCに対して合同で実行することができる。より具体的に言えば、1または複数の、もしくはすべてのセットの物理層ダウンリンク品質は、独立に監視可能であるが、他の企図された条件の中でとりわけ、1または複数の、もしくはすべての監視されるセットの品質がQoutしきい値を下回る可能性がある場合、UEまたはWTRUは、高位層との同期外れを報告可能(またはいくつかの実施形態では、報告のみ可能)であり、それ以外の場合は、同期していることを報告可能である。
【0382】
少なくとも1つのUTCにおける接続性の損失が決定される(たとえば、RLF、同期外れ、RACH障害、またはある経路損失差が検出され得る)と、UEまたはWTRUは、以下のアクションのうちの1つまたは組み合わせを実行することができる:関連付けられたUTCへのUL伝送を停止する;関連付けられたUTCの活動化状態を考慮するかまたは非活動化に設定する;TATがUTCに対して満了したものとみなす;UTCの構成を除去する;もしくは、UEまたはWTRUは、障害を起こしたUTCを使用している対応するチャネルの伝送を停止し、構成済みチャネルに対する新しい(たとえば新たな、または更新された)UTCの使用を開始するための明示的命令または許可を待機することが可能であり、UEまたはWTRUは、デフォルトUTCまたは以下で説明されるようにフォールバックしたセットのダウンリンクの監視を開始することができる。
【0383】
UEまたはWTRUは、伝送チャネルまたは信号の1つまたはサブセットを伝送する目的で、および/または、PDCCHおよび他の構成済みダウンリンク信号のダウンリンク監視の目的で、異なるUTCへのフォールバックをさらに選択することができる。フォールバックするUTCは、以下のうちの少なくとも1つを使用して決定することができる:1)デフォルトUTCがフォールバックUTCとして選択可能である;または2)次の使用可能または活動化されたUTCを新しい(たとえば新たな、または更新された)UTCであると決定可能である。複数の活動化された/構成済みのセットが使用可能な場合、UEまたはWTRUは、i)最良のダウンリンクチャネル品質を提供するUTC、ii)第1の使用可能UTC、ここでUTCの順序は、RRCメッセージ内で構成された順序に従うか、または構成メッセージ内に提供された明示的インデックスに従うことが可能である、またはiii)伝送を実行するように他のチャネルが構成可能なUTCが選択可能である。たとえばPUCCHが伝送され得るUTCは、他のUL伝送を実行するための次のUTCとして選択することができる。
【0384】
1または複数の実施形態では、新しい(たとえば新たな、または更新された)選択されたUTCは、無線リンク接続を確立するため、およびPUCCHまたはPUSCHをeNBに通信/伝送するために、UEまたはWTRUによって使用されることが可能である。UEまたはWTRUは、新しい(新たな、または更新された)選択されたUTC上で、以下のアクションの1つまたは組み合わせを実行することができる:1)新しい(たとえば新たな、または更新された)選択されたUTCの伝送特徴/パラメータを使用して、プリアンブル伝送を開始する;2)伝送パラメータおよびリソースの選択されたセットを使用して、PUCCH上でのスケジューリング要求をトリガする。1または複数の実施形態では、このアクションは、有効なTATを有するUEまたはWTRUに依存可能であり、UTCは障害を起こしたUTCと同じグループの一部とすることができる;または、3)UEまたはWTRUは、メッセージの理由(たとえばUTC障害)、障害理由(たとえばRLF、RACH、TAT満了など)、障害が発生したUTCの識別、新しい(たとえば新たな、または更新された)選択されたセットのUTC識別、のうちの少なくとも1つを示すメッセージを、ネットワークに送信することによって、RLF、もしくは、ネットワークへの少なくとも1つの送信ポイントに対して発生した接続性の損失を、示すことができる。メッセージはRRCシグナリング、MAC制御要素を介して伝送可能であり、別の方法として、UEまたはWTRUは、新しい(新たな、または更新された)UTC特徴の使用を開始する。UTC特徴またはリソースインデックスの変更は、古いUTCに障害が発生したこと、UEまたはWTRUが新しい(新たな、または更新された)UTCを使用可能であることの、暗黙のインジケーションとして働くことが可能である。
【0385】
1または複数の実施形態では、デフォルトUTCに障害が発生した場合、他の企図された条件の中でとりわけ、UEまたはWTRUは、RLFを即時に表明することおよび/またはRRC再確立技法を開始することが可能であり、いくつかの実施形態では、他の非デフォルトUTCの接続状況に関係なく、これらを実行することができる。
【0386】
本明細書での説明および
図1〜
図9に鑑み、実施形態は、複数のアップリンク伝送コンテキスト(UTC)のうちの1つから導出される特徴を取得すること、および/または特徴のうちの少なくとも一部に基づいてWTRU(またはUE)から伝送することを含むことが可能な、1または複数の技法および/またはWTRU(またはUE)構成を企図している。1または複数の実施形態では、特徴は、ある意図された受信ポイントに対応可能である。意図された受信ポイントは、同じ周波数で動作可能である。いくつかの実施形態では、UTCは少なくとも1つのポイント基準信号によって特徴付けることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、UTCが少なくとも1つの構成パラメータおよび/または状態変数によって特徴付けられるものとすることができる。いくつかの実施形態では、特徴は、該当するUTC向けの伝送に関する伝送パワーを決定するために使用可能な最大伝送パワーを含む、無線リソースコントローラ(RRC)によって構成された半静的パラメータを含む、WTRUの構成のパラメータを含むがこれに限定されない、1または複数のパラメータのセットを含むことができる。
【0387】
企図された技法および/またはWTRU構成は、特徴が、該当するUTC向けの伝送に関する伝送パワーを決定するために使用されるDL経路損失基準から導出されるDL経路損失推定などの、UEによって実行される手順からのグループ化機能から導出される、ダウンリンク(DL)経路損失および/またはタイミング基準を含む、WTRUの構成から導出されるプロパティを含むがこれらに限定されない、1または複数のプロパティのセットを含むことが可能であるものとすることができる。
【0388】
企図された技法および/またはWTRU構成は、特徴が、活動化/非活動化されたUTCを含む状態変数、および/または、タイミングアドバンス値の妥当性に関するタイマを含むタイマを含む、1または複数の変数のセットを含むことが可能であるものとすることができる。
【0389】
企図された技法および/またはWTRU構成は、特徴が、以下のうちの1または複数を含むことが可能であるものとすることができる:当該伝送に関するアップリンク周波数および/または帯域幅;当該伝送に適用するための伝送パワー;当該伝送に適用するためのタイミングアドバンス(またはタイミング整合);(i)物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)またはサウンディング基準信号(SRS)周期またはSRS非周期に関する、循環シフト、シーケンスグループ、アンテナポートを含む、少なくとも1つの復調基準信号のプロパティ、(ii)伝送フォーマットおよび/またはリソース、および/または(iii)少なくとも1つのランダムアクセスプリアンブルのプロパティ、を含む、伝送されるチャネルまたは信号に固有であり得る少なくとも1つのプロパティ。
【0390】
実施形態は、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)、PUSCH、ランダムアクセスチャネル(RACH)、サウンディング基準信号(SRS)を含む、異なるタイプの伝送に関するアップリンク伝送コンテキストを選択するための技法および/またはWTRU構成を企図している。企図された技法および/またはWTRU構成は、選択が、ダウンリンク制御シグナリングを伝送するために使用されるアンテナポートに少なくとも部分的に基づき、および/または、選択が少なくとも部分的にダウンリンク測定に基づき得るものとすることができる。
【0391】
企図された技法および/またはWTRU構成は、UTCに適用可能な経路損失推定がしきい値を上回って変化し得る場合、パワーヘッドルーム報告(PHR)をトリガすることを含むことができる。
【0392】
実施形態は、UTCの活動化状態を決定すること、および/または、活動化または非活動化のうちの少なくとも1つに関するトリガを検出すること、を含むことが可能な、技法および/またはWTRU構成を企図している。企図された技法および/またはWTRU構成は、トリガが受信された信号品質に基づき得るものとすることができる。
【0393】
企図された技法および/またはWTRU構成は、(i)ポイント基準信号上での測定、(ii)RACH手順の成功/失敗、および(iii)デフォルトUTCへのフォールバックおよび/またはUTCの非活動化などの、接続性の損失の検出時のアクションのうちの、1または複数に少なくとも部分的に基づいて、UTCに対する接続性を決定することを含むことができる。
【0394】
企図された技法および/またはWTRU構成は、以下の伝送特徴のうちの少なくとも1つの特徴を決定することを含むことができる:当該伝送に関するアップリンク周波数および/または帯域幅;当該伝送に適用するための伝送パワー;当該伝送に適用するためのタイミングアドバンス(またはタイミング整合);および/または、(i)少なくとも1つの復調基準信号のプロパティ(循環シフト、シーケンスグループ、アンテナポートなど)、(ii)伝送フォーマットおよび/またはリソース、および/または、(iii)少なくとも1つのランダムアクセスプリアンブルのプロパティなどの、伝送されるチャネルまたは信号に固有であり得る少なくとも1つのプロパティ。
【0395】
企図された技法および/またはWTRU構成は、ランダムアクセス手順中に、媒体アクセスチャネル(MAC)制御要素(CE)内および/またはランダムアクセス応答(RAR)メッセージ内で、タイミングアドバンスコマンド(TAC)を受信すること、および/または、TACをいずれのUTCに適用するかを決定することを、含むことができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、UTCが、以下の方法のうちの少なくとも1つに従って決定され得るものとすることができる:(i)TACを含むメッセージ内の明示的に信号送信される識別子(たとえばMAC TAC CE、RAR)、(ii)TACでメッセージをスケジューリングする制御シグナリング内の明示的に信号送信される識別子;(iii)アップリンク送信と受信されるTACとの間の関係;および/または、(iv)該当するサービングセルまたはTAグループに関する現在活動化されたUTC。
【0396】
企図された技法および/またはWTRU構成は、(i)しきい値を上回る所与のUTCの変化に関する経路損失推定、および/または、(ii)所与のUTCに関する活動化状態の構成、活動化、および/または変更のうちの、少なくとも1つに従って、WTRUでのパワーヘッドルーム報告(PHR)の伝送をトリガおよび/または開始することを含むことができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、UTCの活動化時、および/またはWTRUによって受信された明示的シグナリングからの活動化時、または非活動化から活動化へ状態を変更する活動化時の、いずれかを含む、UTCの活動化状態が変化した時に、WTRUがパワーヘッドルーム(PHR)報告をトリガできるようにするものとすることができる。
【0397】
企図された技法および/またはWTRU構成は、PHRが、(i)1または複数の、もしくはすべての構成されたUTCに関するPHR値、(ii)1または複数の、もしくはすべての活動化されたUTCに関するPHR値、(iii)1または複数のPHRを含み得るアップリンク伝送を実行するサブフレーム内の選択されたUTCに関するPHR値のうちの、少なくとも1つを含み得るものとすることができる。
【0398】
企図された技法および/またはWTRU構成は、WTRU構成の1または複数のサービングセルに対するキャリアセグメントの使用を活動化することが可能な、制御シグナリングを受信することを含むことができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、制御シグナリングが、レイヤ1シグナリング、レイヤ2シグナリング、レイヤ3シグナリング、および/またはUE自律型活動化のうちの、少なくとも1つを含み得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、レイヤ1シグナリングが、1または複数のサービングセルに対するUTCの活動化を示すことが可能な物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)上で、DCIフォーマットを受信することを含み得るものとすることができる。
【0399】
企図された技法および/またはWTRU構成は、インジケーションが以下のうちの少なくとも1つに従い得るものとすることができる:WTRUは、UTC−RNTIを含む構成済みの無線ネットワーク一時識別子(RNTI)を使用して、DCIフォーマットを正常に復号する;WTRUは、DCIフォーマットがあるタイプであり得、ならびに/または、フィールドおよび/もしくはフラグを含む明示的インジケーションを含むものと決定することができる;および/または、WTRUは、アップリンク伝送に関する許可、SRS伝送に関する要求、または特定のUTCに適用可能なTPCを示す、DCIフォーマットを受信することができる。
【0400】
企図された技法および/またはWTRU構成は、活動化コマンドとして解釈された当該DCIの受信に肯定応答するために、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)肯定応答(ACK)フィードバックを伝送することも、含むことができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、レイヤ2シグナリングが、WTRUの構成の1または複数のサービングセルに対する少なくとも1つのUTCの活動化を示すことが可能な、MAC制御要素(CE)を受信することを含み得るものとすることができる。
【0401】
企図された技法および/またはWTRU構成は、UEでのTACの受信に基づく活動化状態の変更を含むことができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、受信されたTACがいずれのUTCに適用可能であるかを決定すること、および/または、該当するTACの活動化状態を「活動化済み」に変更することを、含むことができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、該当するチャネル、伝送タイプ、および/またはサービングセルの、1または複数の他のUTCを非活動化することも含むことができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、レイヤ3シグナリングが、デフォルトUTCが活動化状態になり得る1または複数のUTCに関する構成を受信することを含み得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、UE自律型活動化が、所与のUTCに関する信号受信品質を測定することを含むものとすることができる。
【0402】
企図された技法および/またはWTRU構成は、所与のサービングセルに関する複数のUTCでWTRUを構成すること、および/または、該当するサービングセル上でのアップリンク伝送にいずれのUTCを使用するかを決定するために追加の選択プロセスを実行することを、含むことができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、対応するSCellが非活動化状態にあり得る場合、選択的にUTCを使用しないことを含むことができる。
【0403】
企図された技法および/またはWTRU構成は、WTRUの構成の所与のサービングセルに対する1または複数のUTCの使用を非活動化することが可能な、WTRUで制御シグナリングを受信することを含むことができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、制御シグナリングが、レイヤ1シグナリング、レイヤ2シグナリング、および/またはレイヤ3シグナリングのうちの、少なくとも1つを含み得るものとすることができる。
【0404】
企図された技法および/またはWTRU構成は、所与のサービングセルについて1または複数のUTCを非活動化することが可能な制御シグナリングを受信すること、および、以下のうちの少なくとも1つを実行することを、含むことができる:UTCが使用された可能性のあるHARQプロセスについて、WTRUは、活動化状態が新しい(たとえば新たな、または更新された)伝送として変更可能なサブフレームに続く、対応するHARQバッファに関する第1の割り当てを考慮可能であること;および/または、WTRUは、適用可能であれば、チャネル品質インジケータ(CQI)報告、SRS伝送などの、他の手順に対するデフォルトUTCに戻り得ること。
【0405】
企図された技法および/またはWTRU構成は、WTRUで、UTCに関連付けられた無線リンクの無線リンク条件を監視することによって、またはRACH手順状況に従って、および/または、このUTCとしきい値より高い可能性のある第2のUTCとの間の経路損失の決定された差異に従って、UTCに対する接続性を決定することを含むことができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、UTCの無線リンク監視が、ポイント基準信号(PtRS)などの、所与のUTCに関連付けられ得るダウンリンク固有の基準信号に、少なくとも部分的に基づき得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、1または複数の、もしくはそれぞれの決定されたUTCについて、WTRUが、ダウンリンク無線リンク品質を監視および推定すること、および/またはこれをしきい値QoutおよびQinと比較することを実行可能であるものとすることができる。
【0406】
企図された技法および/またはWTRU構成は、少なくとも1つのUTCにおける接続性の損失(無線リンク障害(RLF)、同期外れ、RACH障害、またはある経路損失差が検出され得ることを含む)を決定すること、以下のアクション:関連付けられたUTCへのUL伝送を停止する;関連付けられたUTCの活動化状態を考慮するかまたは非活動化に設定する;TATがUTCに対して満了したものとみなす;UTCの構成を除去する;および/または、WTRUは、障害を起こしたUTCを使用している対応するチャネルの伝送を停止し、構成済みチャネルに対する新しい(たとえば新たな、または更新された)UTCの使用を開始するための明示的命令または許可を待機する、のうちの1つまたは組み合わせを実行することを、含むことが可能である。
【0407】
企図された技法および/またはWTRU構成は、デフォルトUTCを選択すること、および/または次の使用可能なもしくは活動化されたUTCを選択すること、のうちの少なくとも1つを使用して、フォールバックするUTCを決定することを含むことができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、複数の活動化された/構成済みのセットが使用可能な場合、WTRUは、(i)最良のダウンリンクチャネル品質を提供するUTC、(ii)第1の使用可能UTC、ここでUTCの順序は、RRCメッセージ内で構成された順序に従うか、または構成メッセージ内に提供された明示的インデックスに従うことが可能である、および/または、(iii)伝送を実行するように他のチャネルが構成可能なUTC、のうちの1または複数を選択可能である。企図された技法および/またはWTRU構成は、無線リンク接続を確立し、eNBにPUCCHまたはPUSCHを通信/伝送するために、WTRUによって新しい(たとえば新たな、または更新された)選択されたUTCを使用することを含むことができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、WTRUが、新しい(新たな、または更新された)選択されたUTC上で、以下のアクションの1つまたは複数を実行し得るものとすることができる:新しい(たとえば新たな、または更新された)選択されたUTCの伝送特徴/パラメータを使用して、プリアンブル伝送を開始する;伝送パラメータおよびリソースの選択されたセットを使用して、PUCCH上でのスケジューリング要求をトリガする;メッセージの理由、障害理由、障害が発生したUTCの識別、および/または、新しい(たとえば新たな、または更新された)選択されたセットのUTC識別、のうちの少なくとも1つを示すメッセージを、ネットワークに送信することによって、RLF、もしくは、ネットワークへの少なくとも1つの送信ポイントに対して発生した接続性の損失を、示す。
【0408】
企図された技法および/またはWTRU構成は、PUSCH伝送の不在時にSRSのパワーを制御すること、および/または、UTCが複数のポイント基準信号を有し得る場合に、RACHプリアンブルのパワーを制御することのうちの、1または複数によって、パワーを制御することを含むことができる。
【0409】
企図された技法および/またはWTRU構成は、アップリンク伝送に関して複数のUEが共通スケジューリングできる場合、計画された循環シフト設定に加えて事前補償オフセット値を適用することにより、相関ドリフトピークを事前補償することを含むことが可能である。企図された技法および/またはWTRU構成は、事前補償オフセット値が相関ピークドリフトの反対方向で計算し得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、WTRUが、ネットワーク動作の関与なしにCS補償を自律的に実行し得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、共通スケジューリングの下で、他のWTRUによって使用される事前補償オフセット値をWTRUに通知するために、追加の動的シグナリングメカニズムを導入し得るものとすることができる。
【0410】
企図された技法および/またはWTRU構成は、ネットワークが、示されたアップリンク伝送コンテキストからの複数の事前補償オフセット値のうちの1つを示すことができるようにする、ある潜在的宛先ポイントのプロパティに対応するアップリンク伝送コンテキストの一部として、事前補償オフセット値が信号送信され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、ネットワークが事前補償オフセット値を適用し得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、基準信号RS長さに依存し得るホッピングの他の層を追加することも含むことができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、RS長さに依存するホッピングがグループホッピングパターンと組み合わせ得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、CSホッピングに関する初期値が分離され、依然としてセル固有であり得るものとすることができる。
【0411】
企図された技法および/またはWTRU構成は、CSホッピングが、WTRU固有の調整を用いる高位層シグナリングを介して独立に構成され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、WTRU固有の調整が、最新のアップリンク関係ダウンリンク制御情報(DCI)内で動的に割り当てられ得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、追加のランダム化が、異なる長さの復調基準信号(DMRS)を介して実行され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、循環シフトフィールドの再解釈に基づいて、循環シフトホッピングに関する初期値を決定することを含むことができる。
【0412】
企図された技法および/またはWTRU構成は、非周期サウンディング基準信号(ASRS)、周期SRS(PSRS)、および/または物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)に対して、異なる伝送パワー制御(TPC)を使用することを含むことができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、PUSCHリソースブロック(RB)が、動的PUSCH RB割り振りに鑑みて修正され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、1または複数の、もしくはそれぞれの物理チャネルがTPCコマンドチェーンを有し得るものとすることができる。
【0413】
企図された技法および/またはWTRU構成は、複数のTPCコマンドチェーンが、1または複数の、または、1または複数の、もしくはそれぞれの、構成済み物理チャネルに使用され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、異なるUTCが異なるSRS用のパラメータのサブセットを共有し得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、UTCによって使用される物理チャネルまたは伝送タイプにリンクされたいくつかのパラメータが、他のUTCによって構成または伝送され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、構成またはパラメータが適用可能なUTCのインジケーションが、構成またはパラメータの伝送中であり得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、ASRS、PSRS、および/またはPUSCHがTPCコマンドチェーンを維持し得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、ASRSトリガがTPCコマンドを提供する情報要素を含み得るものとすることができる。
【0414】
企図された技法および/またはWTRU構成は、TPCコマンドが、ASRS、PSRS、および/またはPUSCHのうちの少なくとも1つに使用され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、TPCコマンドがいずれのポイントに関するものであるかを示すために、ビットフィールドが使用され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、ビットフィールドが事前構成済みマッピングを使用できるものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、TPCコマンドがいずれの伝送タイプに使用できるかを示すために、SRS要求フィールドが使用され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、TPCコマンドが伝送タイプのいずれの組み合わせのためのものであるかを示すことが可能なビットフィールドを、PUSCH TPCコマンドが含み得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、TPCコマンドを示すためにDCIが使用され得るものとすることができる。
【0415】
企図された技法および/またはWTRU構成は、DCIの異なる期間/オフセットと異なる伝送タイプに関するTPCコマンドとの間のリンクが、WTRUで事前に構成され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、複数のUTCに対する複数のSRSが異なる目的で働くことができるものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、1または複数の、または、1または複数の、もしくはそれぞれのSRSが伝送される周波数が異なり得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、そのためにTPCコマンドを送信できる周波数と、このSRSがWTRUによって伝送されるときに用いる周波数との間に、リンクが存在し得るものとすることができる。
【0416】
企図された技法および/またはWTRU構成は、1または複数の、または、1または複数の、もしくはそれぞれのタイプのSRSまたはPUSCHが、TPCコマンドのフィールド値および補正値の特定のマッピングで事前構成され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、PUSCHに使用されるRBの決定に使用されるパラメータが、第1のUTC内の第1の値セットおよび第2のUTC内の第2の値セットに設定され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、UTCまたはUTCに関連付けられた少なくとも1つのパラメータが、対応するダウンリンク制御インジケータ(DCI)割り当ての伝送に使用される物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を構築するために使用される、最下位の制御チャネル要素(CCE)インデックスに基づいて決定され得るものとすることができる。
【0417】
企図された技法および/またはWTRU構成は、非周期SRS(ASRS)に関するパワー設定パラメータ、TPCコマンド、および/またはSRSパワー制御調整状態のうちの少なくとも1つが、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)のパワー設定パラメータ、TPCコマンド、および/またはSRSパワー制御調整状態に対応し得るものとすることができる。
【0418】
企図された技法および/またはWTRU構成は、SRSに関するパワー制御調整状態が、ダウンリンク割り当てにおけるTPCコマンドの受信によって修正され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、オフセットの値が、SRS要求フィールドの値の関数であり得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、TPCコマンドが、ASRS、周期SRS(PSRS)、および/またはPUSCH間で、ならびにASRSをトリガするために使用されるSRS要求フィールドの値に関して、別々に維持され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、TPCフィールドが、パワー制御調整と、パワー制御調整をASRS、PSRS、および/またはPUSCHのうちの少なくとも1つに適用するか否かのインジケーションとの、両方を示すように再解釈され得るものとすることができる。
【0419】
企図された技法および/またはWTRU構成は、TPCコマンドがアップリンク許可を含むことが可能なダウンリンク制御情報(DCI)の一部として受信され得る条件で、TPCコマンドがPUSCHに適用可能であり、SRS要求フィールドは、ASRSがトリガされ得ないことを示すものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、TPCコマンドがアップリンク許可を含むことが可能なDCIの一部として受信され得る条件で、TPCコマンドがASRSに適用可能であり、SRS要求フィールドは、ASRSがトリガされ得ることを示すものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、TPCコマンドがアップリンク許可を含むことが可能なダウンリンク制御情報(DCI)の一部として受信され得る条件で、TPCコマンドがPUSCHに適用可能であり、SRS要求フィールドは、ASRSがトリガされ得ないことを示し得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、ASRSが、別々のパワー制御調整状態を維持することが可能なSRS要求フィールドの異なる値でトリガされ得るものとすることができる。
【0420】
企図された技法および/またはWTRU構成は、アップリンク許可を含むDCIの一部として受信されたTPCコマンドが、同じDCI内のSRS要求フィールドの値でトリガされたASRSに適用可能であるものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、移送ブロックの(アップリンクでの)伝送が使用不可であるようなDCIが可能な条件で、TPCコマンドがASRSに適用可能であるものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、TPCコマンドの適用可能性が、受信され得るDCIフォーマットに依存可能であるものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、DCIフォーマット3で受信されたTPCコマンドが、PUSCH、ASRS、および/またはPSRSのうちの1または複数に適用可能であるものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、DCIフォーマット4で受信されたTPCコマンドが、ASRSに適用可能であるものとすることができる。
【0421】
企図された技法および/またはWTRU構成は、TPCコマンドの適用可能性が、DCIの巡回冗長検査(CRC)をマスクするために使用される無線ネットワーク一時識別子の値に依存可能であるものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、アップリンク許可に関するDCIの符号化に使用され得るCRCが第1のRNTIでマスクできる条件で、PUSCH伝送および関連付けられたDM−RSに関するUTCが、第1のUTCに対応可能であるものとすることができる。
【0422】
企図された技法および/またはWTRU構成は、DCIの符号化に使用されCRCが第2のRNTIでマスクできる条件で、PUSCH伝送および関連付けられたDM−RSに関するUTCが、第2のUTCに対応可能であるものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、PUCCH伝送に使用されるUTCが、PUCCH伝送が実行される物理リソースブロック(PRB)に基づいて選択され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、PUCCH伝送に使用されるUTCが、PRBがPRBの第1のセットに属する条件で第1のUTCに、およびPRBがPRBの第2のセットに属する条件で第2のUTCに、設定され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、物理セル識別、ならびにパワー制御パラメータおよび変数のうちの少なくとも1つが、PUCCHに使用されるPRBに基づいて選択され得るものとすることができる。
【0423】
企図された技法および/またはWTRU構成は、PUCCH伝送に使用されるUTCが、あるPUCCHフォーマットに関するPUCCHリソースインデックスによって示されるような、PUCCHのアップリンク伝送プロパティの特定のセットに基づいて選択され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、PUCCH伝送に使用されるUTCが、リソースインデックスが値の第1の領域(またはセット)内にあり得るという条件で第1のUTCに、および、リソースインデックスが値の第2の領域(またはセット)内にあり得るという条件で第2のUTCに、設定され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、パワー制御パラメータがサブフレームに結合され得るものとすることができる。
【0424】
企図された技法および/またはWTRU構成は、周期SRSの1または複数、または、1または複数、もしくはそれぞれ、および複数の非周期SRSが、異なるUTCで構成され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、PSRSの1または複数、または、1または複数、もしくはそれぞれ、複数のASRS、PUSCH、および/またはPUCCHについて、異なるTPCコマンドループが維持され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、SRSタイプならびにPUSCHおよびPUCCHの組み合わせが、パワー制御式において同じTPCコマンド値を使用可能であるものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、TPCコマンドが、累積的な可能性のあるUTCのグループに適用され得るものとすることができる。
【0425】
企図された技法および/またはWTRU構成は、単一のUTCに使用されるTPCコマンドが、UTC上でのUL伝送の1インスタンスに対して有効であり得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、物理チャネルまたは伝送タイプのグループが、同じTPCコマンドで更新され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、WTRUが、1または複数の、または、1または複数の、もしくはそれぞれのグループに対して別々のパワー制御調整状態を維持することが可能であるものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、TPCコマンドが対象とし得るパワー制御ループが、TPCコマンドが伝送されるサブフレーム数に依存可能であるものとすることができる。
【0426】
企図された技法および/またはWTRU構成は、物理チャネルおよび/または伝送タイプのサブグループが、サブフレームのサブセットに結合されるように事前構成され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、物理チャネルおよび/または伝送タイプのグループがTPCコマンドを共有する条件で、1または複数の、または、1または複数の、もしくはそれぞれの個々の物理チャネルおよび/または伝送タイプが、TPCコマンドチェーン全体に異なるオフセットを適用するように構成され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、物理チャネルおよび/または伝送タイプのグループがTPCコマンドを共有する場合、1または複数の、または、1または複数の、もしくはそれぞれの個々の物理チャネルおよび/または伝送タイプが、TPCコマンドコードポイントを異なって解釈可能であるものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、UTCの選択がサブフレーム数に依存可能であるものとすることができる。
【0427】
企図された技法および/またはWTRU構成は、サブフレームのサブセットが、フレーム数、サブフレーム数、オフセット、および/または周期性のうちの少なくとも1つから決定され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、TPCコマンドが、TPCコマンドが伝送されたサブフレーム内でそのUTCが使用され得る、物理チャネルまたは伝送タイプに適用可能であるものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、TPCコマンドがサブフレームサブセット内で伝送される条件で、そのサブフレームのサブセットに使用されるように構成されたUTCおよび/または物理チャネルおよび/または伝送タイプが、TPCコマンドを使用することが可能であるものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、TPCコマンドが、UTCとは独立に、特定の物理チャネルおよび/または伝送タイプに結合され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、DCIフォーマット3で伝送されるTPCコマンドが、1または複数の、もしくはすべてのサブフレームに使用可能であり、任意の他のTPCコマンドは、サブフレームのサブセットに有効であり得るものとすることができる。
【0428】
企図された技法および/またはWTRU構成は、ネットワークが、正規のアップリンク伝送を使用できるサブフレームのサブセット、および制限された伝送を使用できるサブフレームの他のサブセットで、UEを構成することが可能であるものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、1または複数、または、1または複数、もしくはそれぞれが、特定の伝送パワーオフセットで構成された、UTCの1セットで、WTRUが構成され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、サブフレームの他のサブセットにおいて、いくつかの伝送パラメータにおける差異を除き、WTRUが、UTCの第1のセットのニアレプリカとすることが可能なUTCの他のセットで構成され得るものとすることができる。
【0429】
企図された技法および/またはWTRU構成は、WTRUが、異なるサブセットに対して異なるUTCが使用可能な、サブフレームのサブセットで構成され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、サブフレームの1または複数の、もしくはそれぞれのサブセット、ならびに、1または複数の、もしくはそれぞれのUTCについて、異なるPCMAX,cが構成され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、WTRUが、元の伝送のサブフレームサブセットに基づいて別々のHARQプロセスを維持することが可能であるものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、WTRUが複数のサブフレームサブセットで構成され得るものとすることができる。
【0430】
企図された技法および/またはWTRU構成は、1または複数の、もしくはそれぞれのサブフレームサブセットについて、WTRUが異なる伝送パワーを使用可能であるものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、異なるサブフレームサブセットが異なるPCMAX,cで構成され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、WTRUが、サブフレームサブセットの1または複数、もしくはそれぞれについて異なるUTCで構成され得るものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、WTRUが、UTC固有のパワー制御パラメータに基づいてPHRを報告できるものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、同じUTCが、1または複数の、もしくはすべての異なるサブフレームサブセットを介して、特定の物理チャネルおよび/または伝送タイプに使用され得るものとすることができる。
【0431】
企図された技法および/またはWTRU構成は、WTRUが、1または複数の、もしくはそれぞれのUTCに対して複数のパワー制御パラメータを有することが可能であり、1または複数の、もしくはそれぞれのサブフレームサブセットは、パワー制御パラメータの事前構成されたセットを有することが可能であるものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、WTRUが、1または複数の、もしくはそれぞれのUTCについて複数のパワーヘッドルーム報告(PHR)値を報告することが可能であるものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、1または複数の、もしくはそれぞれのPHR値が、サブフレームサブセットに対応可能であるものとすることができる。企図された技法および/またはWTRU構成は、WTRUが、PHR内にサブフレームサブセット識別子を含むことが可能であるものとすることができる。企図された技法および/またはWTRUは、PHR報告が、その中で伝送され得るサブフレームのサブセットに対して有効であり得るものとすることができる。
【0432】
上記では、特徴および要素が特定の組み合わせで説明されているが、当業者であれば、それぞれの特徴および要素が単独で、または他の特徴および要素と組み合わせて使用可能であることを理解されよう。加えて、本明細書で説明された方法は、コンピュータまたはプロセッサによる実行のために、コンピュータ読み取り可能媒体に組み込まれたコンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェア内に実装可能である。コンピュータ読み取り可能媒体の例は、(ワイヤードまたはワイヤレス接続を介して伝送される)電子信号およびコンピュータ読み取り可能記憶媒体を含む。コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内部ハードディスクおよび取り外し可能ディスクなどの磁気媒体、光磁気媒体、ならびに、CD−ROMディスクおよびデジタル多用途ディスク(DVD)などの光媒体を含むが、それらに限定されない。ソフトウェアに関連付けられたプロセッサを使用して、WTRU、UE、端末、基地局、RNC、または任意のホストコンピュータで使用するための、無線周波数送受信器を実装することができる。