(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6248161
(24)【登録日】2017年11月24日
(45)【発行日】2017年12月13日
(54)【発明の名称】冷温水器
(51)【国際特許分類】
B67D 1/08 20060101AFI20171204BHJP
F16L 21/02 20060101ALI20171204BHJP
F16L 21/08 20060101ALI20171204BHJP
F16L 37/092 20060101ALI20171204BHJP
B67D 1/07 20060101ALI20171204BHJP
【FI】
B67D1/08 Z
B67D1/08 A
F16L21/02 E
F16L21/08 D
F16L37/092
B67D1/07
【請求項の数】12
【全頁数】12
(21)【出願番号】特願2016-191302(P2016-191302)
(22)【出願日】2016年9月29日
(65)【公開番号】特開2017-165484(P2017-165484A)
(43)【公開日】2017年9月21日
【審査請求日】2016年9月29日
(31)【優先権主張番号】10-2016-0031399
(32)【優先日】2016年3月16日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】516235439
【氏名又は名称】ウォンボン カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100104215
【弁理士】
【氏名又は名称】大森 純一
(74)【代理人】
【識別番号】100196575
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 満
(74)【代理人】
【識別番号】100168181
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 哲平
(74)【代理人】
【識別番号】100117330
【弁理士】
【氏名又は名称】折居 章
(74)【代理人】
【識別番号】100160989
【弁理士】
【氏名又は名称】関根 正好
(74)【代理人】
【識別番号】100168745
【弁理士】
【氏名又は名称】金子 彩子
(74)【代理人】
【識別番号】100176131
【弁理士】
【氏名又は名称】金山 慎太郎
(74)【代理人】
【識別番号】100197398
【弁理士】
【氏名又は名称】千葉 絢子
(74)【代理人】
【識別番号】100197619
【弁理士】
【氏名又は名称】白鹿 智久
(72)【発明者】
【氏名】リー ウォンヒョク
(72)【発明者】
【氏名】リー ドンヨン
(72)【発明者】
【氏名】キム ジュンへ
(72)【発明者】
【氏名】キム ハンチョン
【審査官】
正木 裕也
(56)【参考文献】
【文献】
特開2014−169120(JP,A)
【文献】
特開2005−001694(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B67D 1/08− 3/04
F16L 21/02
F16L 21/08
F16L 37/092
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
外観を形成するキャビネットと、
前記キャビネットの上部に設けられ、冷水が貯蔵される冷水タンクと、
前記キャビネットの上部に設けられ、温水が貯蔵される温水タンクと、
前記キャビネットの下部に設けられ、引入または引出が可能な引出部と、
前記引出部に係着される水桶と、
前記水桶に収容された水を前記冷水タンクまたは前記温水タンクに上昇させる圧力を提供する第1ポンプと、
前記引出部に設けられ、前記水桶から水が排出される流路を形成する第1連結管と、
前記第1連結管から水が前記温水タンクまたは前記冷水タンクに供給される流路を形成する第2連結管と、
前記第2連結管に水が移動する流路を形成する第3連結管と、
前記第1連結管、前記第2連結管及び前記第3連結管を連結して、選択的に二つの連結管による流路を形成する第1三方弁と、を含み、
前記第2連結管と前記第3連結管は、
それぞれ前記第1三方弁に連結される第1パイプと、
前記第1パイプに連結される第2パイプと、
前記第2パイプに連結される第3パイプと、
前記第1パイプと前記第2パイプを回転可能に結合して、前記第2パイプと前記第3パイプを回転可能に結合するコネクターを具備し、
前記第1パイプ、前記第2パイプ及び前記第3パイプはステンレス材質からなり、
前記第2連結管の前記第3パイプと前記第3連結管の前記第3パイプは、前記キャビネットに固定されるように設置された連結管に連結され、
前記第3パイプと前記連結管は前記コネクターによって回転可能に結合される
ことを特徴とする冷温水器。
【請求項2】
前記コネクターは、
中空が形成されたハウジングと、
前記中空に固定され、それぞれのパイプが係着されるパッキンと、
前記ハウジングの両端に結合されるキャップと、
前記キャップの内側に固定されるコレットと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の冷温水器。
【請求項3】
前記パッキンは、
外側面に陷沒形成された陷沒片と、
内側面に突出形成された突出片と、を含むことを特徴とする請求項2に記載の冷温水器。
【請求項4】
前記陷沒片と前記突出片は、前記回転の中心軸に対して同心円状に配置されることを特徴とする請求項3に記載の冷温水器。
【請求項5】
前記コレットは、
前記パイプで内側に形成された係着溝に係着される胴体部と、
前記胴体部で互いに割れるように延長された延長部と、
前記延長部の一端から放射方向に突出し、前記キャップに係合する突出部を含むことを特徴とする請求項2に記載の冷温水器。
【請求項6】
前記第2連結管と前記第3連結管は、
前記引出部は、
前記キャビネットに引入された場合、前記コネクターを中心に折り畳まれ、
前記キャビネットから引出された場合、開かれることを特徴とする請求項1に記載の冷温水器。
【請求項7】
前記水桶から水が前記冷水タンクまたは前記温水タンクに供給される場合、
前記第1三方弁は前記第1連結管と前記第2連結管を連結し、前記第1ポンプが駆動されることを特徴とする請求項1に記載の冷温水器。
【請求項8】
前記第2連結管と前記冷水タンクまたは前記温水タンクに連結される流路を選択的に連結する第2三方弁をさらに含む請求項1に記載の冷温水器。
【請求項9】
前記温水タンクと前記第2三方弁が連結される流路には前記温水タンクから前記第2三方弁に温水を移動させる第2ポンプが設けられることを特徴とする請求項8に記載の冷温水器。
【請求項10】
前記第3連結管と冷水バルブまたは常温水バルブに連結される流路を選択的に連結する第3三方弁をさらに含む請求項9に記載の冷温水器。
【請求項11】
前記第2連結管と前記第3連結管に殺菌が実行された場合、
前記第2ポンプが駆動され、
前記第1三方弁は前記第2連結管と前記第3連結管を連結し、
前記第2三方弁は前記第2ポンプと前記第2連結管を連結し、
前記第3三方弁は前記第3連結管と前記常温水バルブを連結することを特徴とする請求項10に記載の冷温水器。
【請求項12】
前記常温水バルブは前記冷水タンクの内部上側に連結され、
前記冷水バルブは前記冷水タンクの内部下側に連結されることを特徴とする請求項11に記載の冷温水器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷温水器に関するものであり、より詳細には、清潔度を向上させることができる冷温水器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
昨今、急激な産業発達によって環境汚染がひどくなってきており、その中でも水質汚染は深刻な水準に到逹して家庭や官公署など大多数の所では水を浄水処理して飲み水として飲用しているのが実情である。
【0003】
冷温水器は広い意味では水を加熱するか、または冷却させて冷水及び温水で供給する装置を意味し、外部の給水源から供給された水を浄水して提供するか、または生水桶に貯蔵された水を供給する装置を含むことができる。
【0004】
このような冷温水器は冷水及び温水をそれぞれ分離して貯蔵できるように冷水タンク及び温水タンクがそれぞれ別に具備され、冷水タンクには水を冷却させるための冷却装置が具備されて温水タンクには水を加熱させるための加熱装置が具備される。冷水タンクと温水タンクは別途の連結管を通じて相互連結されて冷水タンク内部空間に供給された水は連結管を通じて温水タンクに供給される。
【0005】
このような冷温水器に対して、清潔度を向上させようとする研究が進行されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、前記のような問題点を解決するためのものであり、本発明は清潔度が向上された冷温水器を提供するものである。
【0007】
また、本発明は温水タンクの温水によって殺菌される部分を増加することができる冷温水器を提供するものである。
【0008】
また、本発明は引出部を利用して水桶を積置する時に使用者便宜性が向上され、ステンレスパイプを利用して清潔度を向上させることができる冷温水器を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記目的を達成するために、本発明は外管を形成するキャビネットと、前記キャビネットの上部に設けられ、冷水が貯蔵される冷水タンクと、前記キャビネットの上部に設けられ、温水が貯蔵される温水タンクと、前記キャビネットの下部に設けられ、引入または引出が可能な引出部と、前記引出部に係着される水桶と、前記水桶に収容された水を前記冷水タンクまたは前記温水タンクに上昇させる圧力を提供する第1ポンプと、前記引出部に設けられ、前記水桶から水が排出される流路を形成する第1連結管と、前記第1連結管から水が前記温水タンクまたは前記冷水タンクに供給される流路を形成する第2連結管と、前記第2連結管に水が移動する流路を形成する第3連結管と、及び前記第1連結管、前記第2連結管及び前記第3連結管を連結して、選択的に二つの連結管による流路を形成する第1三方弁と、を含み、前記第2連結管と前記第3連結管は、それぞれ前記第1三方弁に連結される第1パイプと、前記第1パイプに連結される第2パイプと、前記第2パイプに連結される第3パイプと、前記第1パイプと前記第2パイプを回転可能に結合して、前記第2パイプと前記第3パイプを回転可能に結合するコネクターを具備し、前記第1パイプ、前記第2パイプ及び前記第3パイプはステンレス材質からなることを特徴とする冷温水器を提供する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば温水タンクの温水によって殺菌されることができる部分が増加されて、冷温水器の配管の清潔度を向上させることができる。
【0011】
また、本発明は水桶を入れ替える時には引出部を引出して、水桶を入れ替えた後には引出部をキャビネットに引入させることが可能であり使用者の利便性を向上させることができる。
【0012】
また、水桶と連結された管の材質としてステンレスパイプを利用することで清潔度を向上さえることができ、温水を利用して殺菌を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図2】
図1でキャビネットが除去された状態を示した正面図である。
【
図7】コネクターに設置される構成要素を示した図面である。
【
図8】引出部が引出または引入される状態を示した図面である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、前記の目的を具体的に実現することができる本発明の望ましい実施例を添付した図面を参照して説明する。
【0015】
この過程で図面に示された構成要素の大きさや形状などは説明の明瞭性と便宜上、誇張されるように示され得る。また、本発明の構成及び作用を考慮して特別に定義された用語らは使用者、運用者の意図または慣例によって変わることがある。このような用語に対する定義は本明細書の全般にわたった内容を基礎に判断されなければならない。
【0017】
図1を参照すれば、冷温水器は外観を形成するキャビネット10を具備し、前記キャビネット10には使用者が押すことができるレバー6が設置される。使用者は前記レバー6を押して前記コーク4を通じて水を出水することができる。
【0018】
この時、前記コーク4には別途のボタン2が設置され、使用者が前記レバー6を押して、前記ボタン2を押した場合に限って使用者に水が出水されるようにすることができる。例えば、前記コーク4に温水が提供される場合に、温水は使用者に火傷を負わせることが可能な温度を有するため、幼い子供が不注意に前記レバー6を押してボタン2を押さない場合に温水が吐出されるのを防止することができる。
【0019】
前記キャビネット10の上側には前記コーク4を通じて排出される水の種類を選択することができる操作部20が具備される。使用者は前記操作部20を通じて前記コーク4を通じて、温水、冷水、常温水中に何れか一つが排出されるように選択することが可能である。また、前記操作部20には冷温水器の殺菌を行うことができるボタンが設けられる。使用者は前記ボタンを押して所望の時期に冷温水器の内部殺菌を実行することができる。この時、殺菌は温水タンクに収容された温水を利用することが可能である。
【0020】
前記キャビネット10の上側には冷温水器に関連される情報を提供することができる表示部22が設けられる。前記表示部22は冷温水器に関する情報を使用者に表示することができ、具体的には前記コーク4を通じて排出される水の種類を表示することが可能である。例えば、表示部22で温水が活性化されていれば、前記コーク4を通じて温水が出水されることを表示することができる。また、前記表示部22は冷温水器に対する殺菌が実行されるかに対する情報を使用者に提供することができる。
【0021】
一方、前記コーク4の下部には使用者が水を過度に取り出して容器からあふれたりした水を収容可能なトレー8が設けられる。前記トレー8は内側に所定の大きさの収容空間を具備し、水が一時的に収容されるように配置される。もちろん前記トレー8には別途のドレンパイプが設置されて、前記トレー8に収容された水が前記キャビネット10の外部にドレン排出されるように構成することも可能である。
【0022】
前記キャビネット10の下部にはカバー12が設けられ、使用者は前記カバー12を開放して前記キャビネット10内部に設けられた引出部を引き出すことができる。使用者は引出部を前記キャビネット10の内部に引入させた後に前記カバー12を閉めて、前記キャビネット10の内部が外部から密閉されるようにすることができる。
【0023】
図2は、
図1でキャビネットが除去された状態を示した正面図であり、
図3は
図2の背面図であり、
図4は本発明で管の連結状態を示した図面であり、
図5は本発明の腰部を示した図面である。また、
図2、3、5では引出部が除去された状態の図面であり、水が入っている水桶80は引出部の上側に据え置きされる。
【0024】
以下、
図2乃至
図5を参照して説明する。
【0025】
前記キャビネット10の内部には、前記キャビネット10の上部に設けられて冷水が貯蔵される冷水タンク50、前記キャビネット10の上部に設けられて、温水が貯蔵される温水タンク30が設けられる。
【0026】
前記温水タンク30と前記冷水タンク50の下部には水が収容される水桶80が配置される。使用者は前記水桶80を入れ替えることができる。
【0027】
本発明は、前記水桶80に収容された水を前記冷水タンク50または前記温水タンク30に上昇させる圧力を提供する第1ポンプ110を含む。前記水桶80は前記冷水タンク50と前記温水タンク30の下側に配置されるため、前記水桶80の水を移動させるために前記第1ポンプ110が具備される。
【0028】
本発明は、引出部90に設けられ前記水桶80から水が排出される流路を形成する第1連結管300、前記第1連結管300から水が前記温水タンク30または前記冷水タンク50に供給される流路を形成する第2連結管340、前記第2連結管340に水が移動する流路を形成する第3連結管360を含む。
【0029】
本発明は、前記第1連結管300、前記第2連結管340及び前記第3連結管360を連結して、選択的に二つの連結管による流路を形成する第1三方弁210を具備する。前記第1三方弁210は前記第1連結管300と前記第2連結管340を連結することができ、前記第2連結管340と前記第3連結管360を連結することができる。前記第1三方弁210の連結流路によって水の移動方向が変わるようになる。
【0030】
前記第2連結管340と前記第3連結管360は、それぞれ前記第1三方弁210に連結される第1パイプ342、362と、前記第1パイプ342、362に連結される第2パイプ344、364と、前記第2パイプ344、364に連結される第3パイプ348、368を含む。前記第2連結管340と前記第3連結管356は、お互いに区分された3個のパイプで構成される。
【0031】
前記第1パイプ342、362と前記第2パイプ344、364を回転可能に結合し、前記第2パイプ344、364と前記第3パイプ348、368を回転可能に結合するコネクター400が設けられ、前記第1パイプ、前記第2パイプ前記第3パイプは前記コネクター400を中心に折り畳まれるか、または開かれながら回転することができる。
【0032】
一方、前記第1パイプ342、362、前記第2パイプ344、364及び前記第3パイプ348、368はステンレス材質からなり、プラスチックなどの材質を利用した管に比べて衛生性を向上させることができる。
【0033】
前記第2連結管340の前記第3パイプ348と前記第3連結管360の前記第3パイプ368は前記キャビネット10に固定されるように設置された連結管370に連結されて、前記第3パイプ348、368と前記連結管370は前記コネクター400によって回転可能に結合される。
【0034】
すなわち、前記第2連結管340と前記第3連結管360は、中間に複数個のコネクター400によって折り畳まれるか、または開かれることが可能であり、一端に前記コネクター400によって外部に連結される。
【0035】
本発明は、前記第2連結管340と前記冷水タンク220または前記温水タンク30に連結される流路222、224を選択的に連結する第2三方弁220をさらに含む。前記第2三方弁220は前記第2連結管340と前記冷水タンク220を連結する流路224に水が移動するようにするか、または前記第2連結管340と前記温水タンク30を連結する流路222に水が移動するように流路を選択的に変更することができる。前記第2連結管340と前記第2三方弁220との間には連結管370が設けられ、その間を連結して水を移動させることができる。
【0036】
前記温水タンク30と前記第2三方弁220が連結される流路222には前記温水タンク30から前記第2三方弁220に温水を移動させる第2ポンプ120が設けられる。前記第2ポンプ120は前記温水タンク30から前記第2三方弁220に向けて温水を移動させて、前記第1ポンプ110が駆動される時とは前記流路222で水の流れを反対方向することができる。
【0037】
本発明は、前記第3連結管360と前記冷水バルブ52または前記常温水バルブ54で連結される流路232、234を選択的に連結する第3三方弁230をさらに含むことができる。本発明では前記冷水バルブ52で流路を開放すれば、前記コーク4を通じて冷水を排出することができ、前記常温水バルブ54で流路を開放すれば、前記コーク4を通じて常温水を排出することができる。また、温水バルブ32が流路を開放すれば、前記コーク4を通じて温水を排出することができる。
【0038】
前記常温水バルブ54は前記冷水タンク50の内部上側に連結され、前記冷水バルブ52は前記冷水タンク50の内部下側に連結され、一つの冷水タンク50を利用して常温水と冷水を供給することができる。通常、冷水タンクの下側は相対的に温度が低く、上側は相対的に温度が高いためである。
【0039】
前記第3三方弁230は、前記第3連結管360と前記冷水バルブ52を連結する流路232を開放するか、または前記第3連結管360と前記常温水バルブ54を連結する流路234を選択的に開放することができる。前記第3連結管360と前記第3三方弁230との間には連結管370が設けられ、その間を連結して水を移動させることができる。
【0040】
前記連結管370は前記キャビネット10に固定されて、前記引出部90が前記キャビネット10に引入されるか、または前記キャビネット10から引出されても移動しない。
【0041】
前記水桶80で水が前記冷水タンク50または前記温水タンク30に供給される時には、前記第1三方弁210は前記第1連結管300と前記第2連結管340を連結して、前記第1ポンプ110が駆動される。
【0042】
図5に示されたように、前記第2連結管340と前記第3連結管360には複数個のコネクター400が互いに対称となる部分に設置されて、水が移動する流路を構成することができる。
【0043】
図6はコネクターの断面図であり、
図7はコネクターに設置される構成要素を示した図面である。
【0044】
以下、
図6及び
図7を参照して説明すれば、前記コネクター400の一端には前記第2連結管340、前記第3連結管360または連結管370が結合され、他の一端には前記第2連結管340または前記第3連結管360が結合される。
【0045】
前記コネクター400は、中空414が形成されたハウジング410と、前記中空414に固定されて、それぞれのパイプが係着されるパッキン430と、前記ハウジング410の両端に結合されるキャップ450と、前記キャップ450の内側に固定されるコレット470を含む。
【0046】
前記中空414を通じて前記コネクター400の両端に連結されたパイプを流れる水は一つのパイプから他のパイプに移動する。
【0047】
前記パッキン430は外周面で陷沒形成された陷沒片432と、内周面で突出形成された突出片434を含み、前記陷沒片432と前記突出片434は中心が垂直方向に対して互いに重畳されるように配置される。
【0048】
前記陷沒片432は前記パッキンの外周面が前記コネクター400の中空414に接触する面積を減らして前記パッキン430が回転される時に発生される前記パッキン430と前記コネクター400の摩擦を減らすことができる。
【0049】
前記突出片434はパイプと前記パッキンの内周面が接触する面積を減らして、パイプが回転される時に前記パッキン430とパイプの摩擦を減らすことができる。
【0050】
したがって、前記コネクター400に前記パッキン430の摩擦による消耗程度が小さくて、前記パッキン430を長い間に使用することができる。
【0051】
前記キャップ450は前記コネクター400の前記ハウジング410の両端の露出された部分をカバーして、前記コレット470が結合可能な形状を提供する。
【0052】
前記コレット470は、前記パイプで外側に係着される胴体部472と、前記胴体部472で互いに割れるように延長された延長部474と、前記延長部474の一端から放射方向に突出して、前記キャップ450に係合する突出部476を含むことができる。
【0053】
前記延長部474は前記コレット470が前記キャップ450を一時的に通過する時には互いに接するように移動し、前記コレット470が前記キャップ450に完全に結合された場合には、元来の位置に互いに離れるように移動して結合力を確保することができる。
【0054】
図8は、引出部が引出または引入される状態を示した図面である。
【0055】
図8aは引出部90が前記キャビネット10の内側に引入される状態であり、
図8bは前記引出部90が前記キャビネット10の外部に引出された状態である。
【0056】
図8aの動作が実行された場合、前記第2連結管340と前記第3連結管360に設けられたコネクター400によってパイプが折り畳まれる。逆に、
図8bの動作が実行された場合、前記第2連結管340と前記第3連結管360に設けられたコネクター400によってパイプが開かれる。
【0057】
前記第2連結管340と前記第3連結管360はすべてステンレス材質からなるため、前記コネクター400がなければ前記引出部90を移動することができない。すなわち、前記コネクター400を利用するためにステンレス材質のパイプであるにも関わらず前記水桶80が係着された前記引出部90が移動可能な構造である。
【0058】
使用者は前記水桶80に水が不足し、前記水桶80を交換する必要がある場合、前記引出部90を引出した後、前記水桶80を入れ替えることができる。そして、前記カバー12を閉めて冷温水器の美観を害しないようにすることもできる。
【0059】
また、前記第2連結管340と前記第3連結管360は、ステンレス材質からなるため、前記温水タンク30に収容された温水を利用して前記第2連結管340と前記第3連結管360を殺菌することができる。仮に、ステンレス材質ではないプラスチック材質の場合、温水によって殺菌をする場合に変形する可能性が高く、水垢などが多く付着して細菌らが繁殖してしまう可能性があるという短所がある。しかし、本発明では前記水桶80で水が移動するパイプをステンレス材質で構成して、温水によって殺菌することができ、清潔度を向上させることができる。
【0060】
以下、本発明で前記第2連結管と前記第3連結管が殺菌される過程を説明する。
図4に矢印で表示された経路に沿って前記第2連結管340と前記第3連結管360に温水が移動して殺菌がなされる。
【0061】
前記第2連結管340と前記第3連結管360について殺菌が実行された場合、前記第2ポンプ120が駆動されて、前記第1ポンプ110は駆動されない。したがって、前記温水タンク30から前記第2ポンプ120に向けて温水が排出される。
【0062】
前記第1三方弁210は前記第2連結管340と前記第3連結管360を連結して、前記第1連結管300に移動する流路は遮断する。
【0063】
前記第2三方弁は前記第2ポンプ120と前記第2連結管360を連結して、前記第3三方弁230は前記第3連結管360と前記常温水バルブ54を連結する。
【0064】
殺菌が実行される間には前記冷水バルブ52、前記常温水バルブ54、前記温水バルブ32がすべて流路を遮断するため、前記コーク4に水は排出されない。
【0065】
殺菌が実行されると前記温水タンク120に収容された温水は前記第2ポンプ120で発生された圧力によって流路222を通じて前記第2三方弁220に向けて移動する。前記第2三方弁220は前記冷水タンク50に移動する流路224を遮断する。したがって、温水は前記第2三方弁220から連結管370に案内されて、前記第2連結管340に移動する。
【0066】
そして、温水は前記第1三方弁210を通過して前記第3連結管360、連結管370、前記第3三方弁230を順番どおりに通過した後、前記常温水バルブ54に連結される流路234に移動する。
【0067】
そして、前記温水タンク30に移動しながら温水が循環することができる流路を形成することができる。
【0068】
本発明では上述した方式で前記温水タンク30に収容された温水を移動させて前記水桶80で水が移動する通路も殺菌することができる。
【0069】
本発明は上述した実施例に限定されず、添付された請求の範囲で分かるように本発明が属した分野の通常の知識を持った者によって変形が可能で、このような変形は本発明の範囲に属する。
【符号の説明】
【0070】
10 キャビネット
30 温水タンク
50 冷水タンク
80 水桶
110 第1ポンプ
120 第2ポンプ
210 第1三方弁
220 第2三方弁
230 第3三方弁
300 第1連結管
340 第2連結管
360 第3連結管