特許第6248642号(P6248642)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6248642
(24)【登録日】2017年12月1日
(45)【発行日】2017年12月20日
(54)【発明の名称】デジタルメディアプレーヤ
(51)【国際特許分類】
   H04N 5/93 20060101AFI20171211BHJP
   H04N 5/91 20060101ALI20171211BHJP
   H04N 21/482 20110101ALI20171211BHJP
   H04N 21/436 20110101ALI20171211BHJP
   G11B 27/34 20060101ALI20171211BHJP
   G11B 27/00 20060101ALI20171211BHJP
   G11B 20/10 20060101ALI20171211BHJP
【FI】
   H04N5/93
   H04N5/91
   H04N21/482
   H04N21/436
   G11B27/34 P
   G11B27/00 D
   G11B20/10 D
【請求項の数】9
【全頁数】21
(21)【出願番号】特願2014-6590(P2014-6590)
(22)【出願日】2014年1月17日
(65)【公開番号】特開2015-136038(P2015-136038A)
(43)【公開日】2015年7月27日
【審査請求日】2016年12月12日
(73)【特許権者】
【識別番号】000201113
【氏名又は名称】船井電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100096703
【弁理士】
【氏名又は名称】横井 俊之
(72)【発明者】
【氏名】田路 茂
(72)【発明者】
【氏名】河北 満
【審査官】 川中 龍太
(56)【参考文献】
【文献】 特開2007−179207(JP,A)
【文献】 特開2012−182853(JP,A)
【文献】 特開2011−097560(JP,A)
【文献】 特開2008−160525(JP,A)
【文献】 特開2006−246427(JP,A)
【文献】 特開2013−051649(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 5/76 − 5/956
H04N 21/00 − 21/858
G11B 20/10 − 20/16
G11B 27/00 − 27/34
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークに接続し、テレビ放送を録画するデジタルメディアサーバからコンテンツを受信して再生するデジタルメディアプレーヤであって、
所定の規格のコマンドを用い、前記デジタルメディアサーバのディレクトリ構造を取得する構造取得手段と、
前記規格のコマンドを用い、前記デジタルメディアサーバに対してコンテンツの情報を問合せるブラウザー手段と、
前記構造取得手段が取得したディレクトリ構造と前記ブラウザー手段が取得したコンテンツの情報とに基づいて、放送チャンネルと放送日を枠組みとする番組表形式で録画済みのコンテンツを表示する表示手段とを備えることを特徴とするデジタルメディアプレーヤ。
【請求項2】
前記構造取得手段と前記ブラウザー手段は、前記ネットワークに接続された複数の前記デジタルメディアサーバから前記情報を取得し、前記表示手段は、複数のデジタルメディアサーバからの前記情報に基づいて一つの番組表を表示することを特徴とする請求項1に記載のデジタルメディアプレーヤ。
【請求項3】
前記構造取得手段が取得したディレクトリ構造に基づいて放送チャンネルと放送日の情報を取得し、前記ブラウザー手段が取得したコンテンツの情報に基づいて番組名と開始時刻の情報を取得し、
前記表示手段は、放送チャンネルと放送日を枠組みとする番組表形式で録画済みのコンテンツを表示することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデジタルメディアプレーヤ。
【請求項4】
前記ブラウザー手段は、番組名と開始時刻を取得し、前記表示手段は、各番組名に対応させて不足する情報を表示しないで前記番組表を表示し、その後に、前記ブラウザー手段は、各番組名に対応する詳細な情報を取得し、前記表示手段は、不足する情報を補って番組表を表示することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のデジタルメディアプレーヤ。
【請求項5】
前記表示手段は、前記詳細な情報を得たら、表示中の番組表の表示に反映させる処理を行うことを特徴とする請求項4に記載のデジタルメディアプレーヤ。
【請求項6】
前記表示手段は、前記詳細な情報を得た後、表示中の各番組名の問い合わせの要求を受けて番組表の表示に反映させる処理を行うことを特徴とする請求項4に記載のデジタルメディアプレーヤ。
【請求項7】
前記ブラウザー手段は、ブラウザーコマンドを使って前記デジタルメディアサーバに前記情報を問合せ、問い合わせ時にフィルタパラメータを設定して取得する情報量を変化させることを特徴とする請求項6に記載のデジタルメディアプレーヤ。
【請求項8】
前記表示手段は、表示装置の大きさを取得し、同大きさに対応して放送チャンネルの表示幅を決定して番組表の表示に反映させる処理を行うことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載のデジタルメディアプレーヤ。
【請求項9】
前記表示手段は、ユーザの設定を取得し、同ユーザの設定に対応して放送チャンネルの表示幅を決定して番組表の表示に反映させる処理を行うことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載のデジタルメディアプレーヤ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ネットワークに接続し、テレビ放送を録画するデジタルメディアサーバからコンテンツを受信して再生するデジタルメディアプレーヤに関する。
【背景技術】
【0002】
ネットワークを介してデジタルメディアサーバ(DMS)とデジタルメディアプレーヤ(DMP)が接続され、デジタルメディアサーバに録画されたコンテンツをデジタルメディアプレーヤで再生して視聴することが可能である。近年、DMSは複数のテレビ放送用のチューナを備え、普段から同時に複数の放送チャンネルを受信して録画しておくことで、あたかも過去のテレビ放送を視聴できるようにするタイムシフト機能(全番組録画)が利用されつつある。
【0003】
特許文献1は、複数の再生機器のコンテンツのリストを生成するデジタルテレビ放送受信装置に関する。請求項1には、複数の記録再生装置と接続され、映像コンテンツデータのリスト情報を生成するデジタルテレビ放送受信装置が開示されている。
特許文献2は、コンテンツ一覧を二次元的に配列して表示する電子機器及び配信制御方法に関する。請求項9と、図9および図10、段落0012には、ループ録画機能を有するサーバ装置が、二次元的に配置された複数のオブジェクトを含むコンテンツ一覧をクライアント装置に表示する。
【0004】
特許文献3は、表示領域を算出して表示する大量のコンテンツの一覧表示方法及び一覧表示装置に関する。請求項1と請求項7、図1には、多種のソースの情報を一画面内に出力するために、表示領域に対した割当量を算出するとの開示がある。
特許文献4は、特定の情報を集約して表示するユーザインタフェース制御装置、方法及び記憶媒体に関する。請求項1と請求項2、図9図10には、さまざまな映像ソースからのコンテンツを再生する表示装置において、特定の番組をピックアップして1つの画面に集約して表示器に表示するとの開示がある。また、段落0040には、過去1ヶ月間に記録した視聴履歴から最も視聴確率の高かった10局が選ばれるとの開示がある。
【0005】
特許文献5は、第1の情報を送信した後に第2の情報を送信する情報提供装置および方法、情報受信装置および方法に関する。請求項1には、全番組の、番組の識別コード、番組の放送開始時刻、および第2の情報の参照情報を含む第1の情報を生成し、番組の概要に関する概要情報とを含む第2の情報を生成し、第1の情報と第2の情報をEPG情報として合成するとの開示がある。
【0006】
特許文献6は、受信した情報から表示する番組案内情報の送信方法および番組受信装置に関する。請求項1と請求項2、および図2には、「番組案内情報チャンネルの伝送帯域は複数の分割単位に分割され、複数の異なる種類の番組情報項目にわりあてられ、複数の異なる番組情報項目は所定の順に階層化されている。複数の異なる番組情報項目として、送信時から所定時間後に放送される予定の番組情報、放送番組のジャンル、番組名、番組開始時刻、番組継続時間、番組終了時刻、番組詳細内容のうち、少なくとも一つを含む。」との開示がある。
【0007】
特許文献7は、番組経過情報をバーグラフ表示する電子番組表に関する。請求項2と図7には、番組の経過割合を示すバーグラフを番組表に表示するとの開示がある。
視聴済みの割合ではない。
特許文献8は、レジューム情報を関連付けて記憶する録画装置、端末装置及び録画−視聴予約システムに関する。請求項11と図20には、受信した視聴情報が、放送番組の視聴の中断を意味する情報を含む場合には、録画コンテンツ記憶手段に記憶され放送番組に対応するコンテンツに、視聴の中断を意味する情報を関連付けるとの開示がある。
【0008】
特許文献9は、番組表の一部を先に送信する番組情報取得システム、および取得方法に関する。請求項4には、「送信部は、第1の番組情報を多重化して送信し、その後に第2の番組情報を送信する。第1の番組情報は、選局動作を行なうために必要な情報を含み、第2の番組情報は、全サービスに対する電子番組表を作成するための情報を含む。」との開示がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2005-012652号公報
【特許文献2】特開2013-051649号公報
【特許文献3】特開2009-267526号公報
【特許文献4】特開2001-136454号公報
【特許文献5】特開平11-069314号公報
【特許文献6】特開2001-119674号公報
【特許文献7】特開2000-013706号公報
【特許文献8】国際公開第2008/035653号公報
【特許文献9】特開2002-369094号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
例えば、タイムシフト機能を持つ各種のDMSがある場合、専用コマンドなどを利用するDMSと特殊な対応付けがあるような場合を除き、デジタルメディアプレーヤの側の処理だけで、タイムシフト機能で録画された一覧を番組表(過去番組表とも呼ぶ)の形式で表示する手法の開示はなかった。
タイムシフト機能を持つDMSを選択した場合、リスト表示のままだと、ルートから数回層下に遷移しないとタイムシフトで録画した番組がないため、ユーザが目的の番組を選択するまでに移動する操作が複数回必要になり、非常に手間がかかる。
【0011】
特に、ネットワークで接続されている機器間では情報取得に時間がかかることが多く、デジタルメディアプレーヤの側が主体となって情報取得を制御できる場合に高速な処理を実現する手法の開示もなかった。
なお、EPGでは番組表は提供する側の都合で情報を分離して送られており、番組表を受信する側が主体となって分離して受信することはできない。
【0012】
本発明は、汎用的な構成を維持したままでデジタルメディアプレーヤの側で高速で利便性の高い録画一覧を表示するデジタルメディアプレーヤを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明は、ネットワークに接続し、テレビ放送を録画するデジタルメディアサーバからコンテンツを受信して再生するデジタルメディアプレーヤであって、所定の規格のコマンドを用い、前記デジタルメディアサーバのディレクトリ構造を取得する構造取得手段と、前記規格のコマンドを用い、前記デジタルメディアサーバに対してコンテンツの情報を問合せて取得するブラウザー手段と、前記構造取得手段が取得したディレクトリ構造と前記ブラウザー手段が取得したコンテンツの情報とに基づいて、放送チャンネルと放送日を枠組みとする番組表形式で録画済みのコンテンツを表示する表示手段とを備えた構成としてある。
【0014】
前記構成において、デジタルメディアプレーヤはネットワークに接続され、テレビ放送を録画するデジタルメディアサーバからコンテンツを受信して再生する。ここで、構造取得手段は、所定の規格のコマンドを用い、前記デジタルメディアサーバのディレクトリ構造を取得する。また、ブラウザー手段は、前記規格のコマンドを用い、前記デジタルメディアサーバに対してコンテンツの情報を問合せて取得する。すると、表示手段は前記構造取得手段が取得したディレクトリ構造と前記ブラウザー手段が取得したコンテンツの情報とに基づいて、放送チャンネルと放送日を枠組みとする番組表形式で録画済みのコンテンツを表示する。
【0015】
すなわち、所定の規格のコマンドを利用するだけで、ディレクトリ構造が取得できるので、その情報に基づけば放送チャンネルと放送日を枠組みとする番組表を実現できる。枠組みができれば、同様のコマンドだけでコンテンツの情報を得られ、内容を伴った番組表を実現できる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、所定の規格のコマンド、例えばDLNA規格のコマンドような汎用的なコマンドだけを利用することで、デジタルメディアプレーヤの側が主体となって録画済み一覧を番組表の形式で表示することが可能となる。
すなわち、デジタルメディアプレーヤがタイムシフト機能を持つデジタルメディアサーバを選択したと判断した場合に、タイムシフト機能で録画した番組を番組表の形で表示する。これにより、ユーザが操作する手間を減らし、ユーザが視聴したい番組を簡単に選択することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明のデジタルメディアプレーヤが適用されるネットワークシステムの概略図である。
図2】本発明のデジタルメディアプレーヤが実行する手順を示すフローチャートである。
図3】本発明のデジタルメディアプレーヤが実行する番組情報取得の手順を示すフローチャートである。
図4】サーバのディレクトリ構成例を示す概略図である。
図5】サーバのディレクトリ構成例を示す概略図である。
図6】サーバの判定手順を示すフローチャートである。
図7】ブラウザーコマンドに対するサーバの返答例を示す図である。
図8】ブラウザーコマンドのパラメータを示す図である。
図9】フィルタを設定したブラウザーコマンドに対する返答例を示す図である。
図10】フィルタを設定したブラウザーコマンドに対する返答例を示す図である。
図11】番組情報を示す図である。
図12】番組表の構築例を示す図である。
図13】表示装置が小さい場合の番組表の構築例を示す図である。
図14】表示装置が大きい場合の番組表の構築例を示す図である。
図15】ユーザの設定を反映させた番組表の構築例を示す図である。
図16】第二実施例でサーバが複数ある場合のネットワークシステムの概略図である。
図17】サーバが複数ある場合の番組表の構築例を示す図である。
図18】第三実施例にかかるデジタルメディアプレーヤの番組表構築のフローチャートである。
図19】デジタルメディアプレーヤの簡易情報取得のフローチャートである。
図20】デジタルメディアプレーヤの詳細情報取得のフローチャートである。
図21】簡易情報取得後の番組表の構築例を示す図である。
図22】詳細情報取得後の番組表の構築例を示す図である。
図23】デジタルメディアプレーヤの再生情報取得のフローチャートである。
図24】再生情報の内容を示す図である。
図25】再生情報を反映した簡易情報取得後の番組表の構築例を示す図である。
図26】再生情報を反映した詳細情報取得後の番組表の構築例を示す図である。
図27】再生情報を反映した簡易情報取得後の番組表の他の構築例を示す図である。
図28】再生情報を反映した詳細情報取得後の番組表の他の構築例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、図面にもとづいて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかるデジタルメディアプレーヤをブロック図により示している。
同図はDLNA規格に基づくネットワーク機器であり、家庭内LAN(ネット)10に対して、DLNA規格対応のデジタルメディアサーバ(以下、DMSと呼ぶ)としてのサーバA21とサーバB22が接続されている。また、DLNA規格対応のデジタルメディアプレーヤ(以下、DMPと呼ぶ)30が接続されている。DMP30は、家庭内LAN10と接続するためのネットワークインターフェイス31と、各種の制御の主体となる制御部32と、各種の制御での記憶領域となるRAM33と、ネットワークインターフェイス31を介して得られたデジタルメディアのデータをデコードするデコーダ部34と、デコード結果を映像としてデータ出力するデータ出力部35と、コンテンツとしての映像に当該機器の操作情報やメッセージおよび番組表を表示するためのOSD部36とを備えている。
【0019】
なお、DMPを実現する構成は様々であり、図1に示すブロック図も汎用的な一構成例に過ぎない。DMSは、AV機器のみならず、情報家電も含まれるが、本実施例のサーバA21とサーバB22はいわゆるタイムシフト機能を備えたテレビ放送の録画再生機である。タイムシフト機能については、全番組録画など各種の呼び名が存在するものの、この名称で限定されるものではない。
【0020】
図2は、本発明のデジタルメディアプレーヤが実行する手順をフローチャートにより示している。本実施例および以降の実施例において、制御部32内のCPU(以下、単に制御部32と呼ぶ)がフローチャートに示す手順に対応するプログラムを実行している。
同図に示すように、制御部32は、ステップS100において、ネットワークに接続されているDLNA規格に対応したサーバを検出し、ステップS110において、同サーバがタイムシフト機能を備えているか(以下、タイムシフトマシンと呼ぶ)を判定し、ステップS120において、番組表を構築する。
【0021】
図3は、番組情報取得の手順をフローチャートにより示している。
ステップS120で番組表を構築する際には、番組情報が必要となるため、図3に示す手順のステップS300で番組情報を取得する。
以下、これらの詳細を説明する。
ステップS100において、DLNA規格のサーバが検出されたら、ステップS110ではそれらがタイムシフト機能を備えているか判定する。判定する手法として、以下の二つを並行して実施する。
【0022】
一つめの手法では、各サーバ毎にディレクトリ構造を取得し、ルートから順番にディレクトリ構造を調べていって”タイムシフトマシン”というコンテナを探す。”タイムシフトマシン”は、タイムシフト機能を持つ多くの機種のDMSで採用しているコンテナ名称である。むろん、”タイムシフトマシン”以外でもほぼ汎用的と言えるコンテナ名称が有ればそれらを順次探していっても良い。コンテナ名称は、ディレクトリ構造としてはディレクトリ名称と呼んで差し支えない。また、コンテナ自体はディレクトリと呼んで差し支えない。
【0023】
二つめの手法では、各サーバ毎にサーバから取得した情報(機種名orモデル名:Device DescriptionのModelName)からタイムシフト機能を持つDMSであるかどうかを判断する。予め、タイムシフト機能を持つDMSの機種名をリストとして持っておくことで可能となる。
図4図5は、それぞれ異なるサーバのディレクトリ構成例を概略図により示している。また、図6は、サーバの判定手順をフローチャートにより示している。
【0024】
まず、サーバAは”タイムシフトマシン”というコンテナ名称を持つDMSであり、サーバBは”タイムシフトマシン”というコンテナ名称は持たないがその機種名はタイムシフト機能を持つDMSの機種名リストに登録されているとする。
制御部32は、ステップS330にて、ルートディレクトリをブラウズする。ディレクトリ構造を取得してルートディレクトリのディレクトリ構造を調べる。ステップS340で、ルートディレクトリに”タイムシフトマシン”というコンテナ名称のディレクトリが有ると判断されれば、ステップS350にて、そのサーバは、タイムシフト機能を持つDMSと判定して終了する。サーバAは、外部に表示するルートディレクトリが図4に示す”VIDEO”ディレクトリであるため、ステップS340,S350の処理を経てタイムシフト機能を持つDMSと判定される。しかし、サーバBは”VIDEO”ディレクトリに”タイムシフトマシン”というコンテナ名称のディレクトリは無いので、ステップS340ではNOと判定される。その場合、さらにステップS360にてルートにある全コンテナをブラウズする。すなわち、”VIDEO”ディレクトリの下位階層を全て参照する。このときに、下位層であっても”タイムシフトマシン”というコンテナ名称のディレクトリがあれば、ステップS380にてタイムシフト機能を持つDMSと判定される。しかし、サーバBの全コンテナに”タイムシフトマシン”というコンテナ名称のディレクトリは無いので、ステップS370ではNOと判定され、ステップS390にてタイムシフト機能を持つDMSと判定されない。
【0025】
”タイムシフトマシン”というコンテナ名称のディレクトリが無い場合は、機種名で判定する。
図7は、ブラウザーコマンドに対するサーバの返答例を図により示している。ルートディレクトリをブラウズしたときにはディレクトリ構造のみならず、同図に示すサーバの情報も取得される。この際、Deviceの情報の中には、Device Descriptionの情報が含まれ、さらにその中にはmodelNameという情報が含まれる。いわゆる機種名であるが、図7においても、タグ情報を付した<modelName>モデル名</modelName>という情報が含まれており、サーバBの本来のモデル名が得られる。従って、得られたモデル名を予め保持しておいたタイムシフト機能を持つDMSの機種名リストの中で検索し、見つかればサーバBについてもタイムシフト機能を持つDMSと判定する。
【0026】
タイムシフト機能を持つDMSと判定されたものについては、ステップS120にて番組表を構築することになる。番組表の枠組みの情報を得る前に、ステップS130にて枠組みサブ情報を取得する。本実施例では、表示するテレビのサイズに応じて一度に表示するチャンネルの最大数を決めたり、特定のチャンネルについては表示枠を大きくする。このためのサブ情報を取得する。なお、第一実施例では、一点鎖線で示す処理は実施しない。
【0027】
まず、表示装置としてのテレビサイズを取得する。テレビサイズは、実際のテレビの表示画面の大きさあるいは、解像度の高低を指す。そして、テレビの大きさが小さいか、解像度が低い場合は、表示するチャンネル数や表示可能な時間帯を減らすし、テレビの大きさが大きいか、解像度が高い場合は、表示するチャンネル数や表示可能な時間帯を増やす。なお、HDMI接続によってこれらの情報はテレビから取得可能である。もし、得られない場合のために、デフォルトの表示幅を備えている。
また、テレビのサイズに対応するのに代えて、ユーザの嗜好に合わせてチャンネルの表示幅を変更するものとしてもよい。このような情報はメニューのユーザ設定の項目の一つとして設定できるようにしておく。むろん、この場合のデフォルト値も設定しておけば、あえてユーザ設定しなくてもデフォルト値が設定されることになる。
【0028】
次に、ステップS140では番組情報を取得する。具体的にはステップS300の番組情報取得処理の中で、ステップS310にてディレクトリ構造を取得し、ディレクトリ構造に基づいて放送日と放送局(放送チャンネル)という枠組みの情報を得られる。DLNA規格に対応したタイムシフト機能を持つDMSの場合、上述した”タイムシフトマシン”のディレクトリの下位には、さらに階層構造として放送日と放送チャンネルを採用している。いずれが上位か下位かは任意である。例えば、”タイムシフトマシン”のディレクトリの中には放送日ごとに独立したディレクトリが作成されていき、さらに、放送日毎にその日に録画可能であった放送チャンネル毎の独立したディレクトリが作成されていく。各番組の内容自体は、そのような放送チャンネル毎の独立したディレクトリの中に、各番組毎に独立したファイルとして記録されている。ただし、各番組毎に記録するファイル構成はDLNA規格に準じていればよいのであり、ファイル数が単一であるか複数であるかとか、ヘッダの構造などは特に限定されるものではない。
【0029】
ステップS310で枠組みの情報を得られてから、ステップS320にてブラウザーコマンドでコンテンツ情報を取得する。なお、本実施例においては、ステップS310は構造取得手段に相当し、ステップS320はブラウザー手段に相当する。
図8は、ブラウザーコマンドのパラメータを図により示しており、図9は、フィルタを設定したブラウザーコマンドに対する返答例を図により示しており、図10は、フィルタを設定したブラウザーコマンドに対する返答例を図により示している。
【0030】
DMPの側からディレクトリ構造を指定してブラウザーコマンドを送出すると、DMSの側が所定の返答を出す。ディレクトリ構造を得たり、機種名を得た場合と同様である。このブラウザーコマンドには、図8に示すようにパラメータが用意されており、同パラメータを設定してブラウザーコマンドを送出することで、返答して得られる情報が変化する。
【0031】
図9は、パラメータの一つであるFilter(フィルタパラメータ)に”dc:date”を設定してブラウザーコマンド(なお、ブラウズコマンドとも呼ぶ)をDMSへ送った場合の、同サーバから返答されるデータを示している。なお、ステップS310で放送チャンネルまでの情報は確定しる。また、図10は、同パラメータFilterに”dc:date,upnp:genre,upnp:longDescription,res,res@duration”を設定してブラウザーコマンド(なお、ブラウズコマンドとも呼ぶ)をDMSへ送った場合の、同サーバから返答されるデータを示している。なお、図9に示す返答例は、簡易情報と言えるし、図10に示す返答例は、詳細情報と言える。
【0032】
番組情報は、必要に応じて簡易情報も詳細情報も得られるが、ステップS310で枠組み、ステップS320で番組ごとのコンテンツを得られれば、ステップS150にて表構築するのに特別な処理は不要であり、当業者にとっては容易なので詳細は省略する。タイムシフト機能で録画した番組(タイムシフトマシン以下にあるコンテンツ)を番組表の形で表示するだけである。なお、ステップS150は、表示手段に相当する。
【0033】
このように、家庭内LAN10に接続し、テレビ放送を録画するデジタルメディアサーバ21,22からコンテンツを受信して再生するデジタルメディアプレーヤ30であって、DLNA規格のコマンドを用い、前記デジタルメディアサーバ21,22のディレクトリ構造を取得する構造取得手段(ステップS310)と、前記DLNA規格のコマンドを用い、前記デジタルメディアサーバ21,22に対してコンテンツの情報を問合せるブラウザー手段(ステップS320)と、前記構造取得手段が取得したディレクトリ構造と前記ブラウザー手段が取得したコンテンツの情報とに基づいて、放送チャンネルと放送日を枠組みとする番組表形式で録画済みのコンテンツを表示する表示手段(ステップS150)とを備えている。
【0034】
図11は、番組情報を図により示しており、図12は、一日ごとの番組表の構築例を図により示している。横軸に放送チャンネル、縦軸に時間(日付)を割り当てた、表を作成し、放送チャンネル毎に時間と日付で各番組の情報を割り当てることで番組表は完成する。一画面で全ての時間と日付は入りきらないので、縦方向にスクロールさせて所望の時間や日付の番組を表示させる。また、以下のように表示の態様を変え、利便性を向上させている。
【0035】
図13は、表示装置が小さい場合の番組表の構築例を図により示している。
ステップS130の枠組みサブ情報では、テレビのサイズや解像度を取得している。この情報に従い、テレビのサイズが小さかったり解像度が低い場合には、図13に示すように一度に表示する放送チャンネルの数を3チャンネルに減らすということが可能である。接続しているテレビの大きさが小さかったり、解像度が低い場合に、番組表の表示量が多いと文字が小さくなりすぎ、見えにくくなる。このような不便さを解消できる。
【0036】
図14は、表示装置が大きい場合の番組表の構築例を図により示している。
ステップS130で得られたテレビのサイズが大きかったり解像度が高い場合には、図14に示すように一度に表示する放送チャンネルの数を6チャンネルに増やすということが可能である。すなわち、接続しているテレビの大きさ(インチサイズ)や解像度によって、表示するチャンネル数と表示可能な時間帯を変更し、番組表の表示量を最適化している。むろん、表示するチャンネル数を変更することは表示幅を変更することにもなる。
【0037】
ステップS130ではユーザ設定も取得しており、見やすく表示したいチャンネルをユーザが設定するということができる例を示す。
図15は、ユーザの設定を反映させた番組表の構築例を図により示している。
ユーザが、見やすく表示したいチャンネルとして、チャンネル”041”を設定しているので、放送チャンネル”041”については他の放送チャンネルの表示幅よりも広い表示幅が割り当てられるということが可能である。これにより、ユーザがよく視聴しているチャンネル、もしくはユーザが指定したチャンネルの番組情報を他のチャンネルの番組情報よりも表示幅を広げ、表示する情報を増やしている。
【0038】
(第二実施例)
DMPが主体となってDLNA規格のコマンドで番組表を構築することのメリットとして、タイムシフト機能を持つ複数のDMSを対象として番組表を構築できる点も上げられる。すなわち、二台以上のタイムシフト機能を持つDMSのそれぞれから録画番組を取得し、一つの番組表を構築して表示する。
【0039】
図16は、第二実施例でサーバが複数ある場合のネットワークシステムを概略図により示している。
同図には、家庭内LAN10上に、三台のDMS23,24,25が接続され、また、DMP30はルータ37を介して家庭内LAN10に接続されている。
ここで、DMS23とDMS24は、タイムシフト機能を持つDMSであり、DMS25は、タイムシフト機能を持たないDMSであるとする。
【0040】
図2に示すフローチャートを参照すると、第二実施例では、ステップS130で枠組みサブ情報を取得する際、一点鎖線で示したサーバ数取得を実施する。サーバ数はステップS110で判定されており、図16に示すシステムであれば、二台となる。このサーバ数だけステップS140では番組情報を取得する。すなわち、枠組み情報を得るためにステップS310にてサーバ毎にディレクトリ構造で放送日と放送局を取得し、ステップS320にてブラウザーコマンドでコンテンツ情報を取得する。
【0041】
基本的には、それぞれのサーバ毎に、ステップS150にて図12に示すような表構築をすればよいが、縦軸の時間と日付表示は重複するので、一台目のサーバについては図12に示すような表構築を行い、二代目以降のサーバについては放送チャンネルが増加したものと同様に扱って表構築する。
【0042】
図17は、サーバが複数ある場合の番組表の構築例を図により示している。
同図に示すように、構築される番組表の左半分はDMS23で得られた情報に基づいているが、右半分はDMS24で得られた情報に基づいて、あたかも放送チャンネルが増えているかのように一つの番組表を拡大するように表構築をしている。すなわち、DMPが同一ネットワーク上にあるタイムシフト機能を持つDMSを全て探し、それらから録画番組を取得し、DMPで一つの番組表を作成し表示している。
【0043】
このように複数のDMSが存在していても、DMPが主体であれば、一つの番組表として構築することが可能である。DMSが自分自身で録画した番組リストを番組表のごとくに表示することは専用のフローを用意しておけば可能である。しかし、他のDMSの番組内容まで組み入れるようなことは実現されていない。また、その実現のために専用のフローを組み込むと汎用性に欠ける。
【0044】
また、タイムシフト機能を持つという場合でも、必ずしも受信可能な全てのチャンネルを同時に録画できるとは限らない。チューナの数の制約もあるし、ハードディスクドライブなどの記録装置の制限もあるからである。一方、家庭内LANでは、各部屋毎にテレビと共にDMSを設置する傾向が増えている。この場合に、各部屋のDMSごとにタイムシフト機能で録画する放送チャンネルを重複しないように設定しておけば、より多くの放送チャンネルについてタイムシフト再生が可能となる。
【0045】
本実施例のDMPであれば、分散して全番組録画した場合、他の部屋のDMSの内容も加えることで、各部屋のDMSで生じる限界を超えた多チャンネルにわたってタイムシフトが可能であると共に、録画された番組表を一つにまとめて表示することで利便性が向上する。
【0046】
(第三実施例)
以上のようにDMPにおいて、タイムシフト機能のあるDMSからの情報により過去番組表を作成することができる。しかし、DLNA規格のコマンドを使用してDMSから通常の手法で情報を取得すると、表示までに時間がかかることが予想され、ユーザビリティが損なわれる。このため、本実施例においては、既存のDLNA規格のコマンドを駆使して高速に過去番組表の表示を行う。
【0047】
図18は、第三実施例にかかるデジタルメディアプレーヤの番組表構築をフローチャートにより示している。
まず、ステップS400では、コンテンツ名及び番組開始時刻だけを取得し、ステップS450にて、不足しているコンテンツ自体の時間を考慮せずに先行して番組表を生成する。すなわち、次のコンテンツの開始時刻が現在のコンテンツの終了時刻となる。その後、ステップS500にて、DMSより詳しい情報(録画時間、ジャンルなど)を取得し、S520にて追加情報ありと判断して、簡易に表示していた番組表を、ステップS550にて詳しく再示する。これにより、ユーザビリティーを損なわずに過去番組表の表示を行う事ができる。なお、ステップS450は、表示手段に相当する。
【0048】
図19は、デジタルメディアプレーヤの簡易情報取得をフローチャートにより示しており、図20は、詳細情報取得をフローチャートにより示している。
ステップS400の簡易情報取得の処理では、ステップS410にてDLNA規格のコマンドを使用してDMSのディレクトリ構造を取得し、ステップS300と同様にして取得したディレクトリ構造から放送日と放送局(放送チャンネル)を判断する。
【0049】
次に、ステップS420では、ブラウザーコマンドを使用して、コンテンツ名と開始時刻を取得する。具体的には、ブラウザーコマンドのFilterパラメータを利用する。図9に示すように、Filterパラメータに”dc:date”を設定してブラウザーコマンドをDMSへ送った場合、同サーバから返答されるタグデータには、
<dc:title>タイトル001</dc:title>

<dc:date>2013−12−16T15:58:00<dc:date>
とが含まれる。
<dc:title>タグに続いてコンテンツ名(番組名)として「タイトル001」が得られ、<dc:date>タグに続いて開始時刻として「2013年12月16日15時58分00秒」が得られている。一方、これらだけでは本来の番組情報としては不足している。
なお、本実施例においては、ステップS410は構造取得手段に相当し、ステップS420はブラウザー手段に相当する。
【0050】
むろん、これら以外にも同じ放送局についての他の時間帯の全ての番組毎にこのような情報が得られる。ただし、終了時刻や再生時刻がないので、終了時刻の正確な判別は不可能である。しかし、ある番組の後に放送される番組の開始時刻が分かるので、現実的にこの開始時刻を超えることはあり得ない。そこで、ステップS420の表構築においては、便宜的に次のコンテンツの開始時刻を前のコンテンツの終了時刻として扱うことで、番組表は構築できる。また、図9に示すように、Filterパラメータに日付の情報だけを指定して得られる情報量は、図10に示す他の情報を加えた場合の情報量よりも遙かに少ない。ブラウズコマンドを送ってから得られる情報量が少なければ、これに要する時間も遙かに少なくなる。従って、ステップS400とステップS450で完結する番組表構築の処理は高速に行える。
【0051】
図21は、簡易情報取得後の番組表の構築例を図により示している。
同図に示す番組表では、それぞれの番組枠が、本来の番組の放映時間を超えている。図で斜線で示す部分は本来の番組の放映時間ではない。しかし、次のコンテンツの開始時刻を流用しているので、番組枠自体は長めになっている。
しかし、この時点で番組表は完結するので、ユーザの操作が可能となる。
【0052】
その後、ユーザの操作を受け付けたり、再生を受け付けながら、同時処理でステップS500の中のステップS510にて詳細情報取得を行う。詳細情報取得では、図10に示すように、パラメータFilterに”dc:date,upnp:genre,upnp:longDescription,res,res@duration”を設定してブラウザーコマンドをDMSへ送る。時間はかかるものの詳細な情報を得ることができ、放送時間によって終了時刻がはっきりする。各番組の終了時刻が分かると、実際には未録画であった時間帯も確定する。また、各番組毎のジャンルや番組内容なども分かる。
【0053】
図10に示す返答例の場合、
<upnp:genre>タグにより、ジャンルとして「バラエティ」が分かり、
<upnp:longDescription>タグにより、番組情報として、詳細情報、出演者、ゲスト、番組内容などが分かる。
また、res@durationを指定しているので、録画時間に関して
duration=”00:48:51.000”
というデータが得られ、「48分51秒」であることが分かる。
次のコンテンツ開始時刻が「0分0秒」から始まっているとすれば、前のコンテンツが「48分51秒」で終わっていることで、「11分9秒」の枠が別の番組か、未録画であったことが確定する。
【0054】
以上の詳細な情報がステップS500で得られるので、ステップS550の表更新では、ステップS560にて不足していた番組詳細の情報や終了時間の表示を補って更新し、ステップS570にて未収録の枠表示をして更新する。なお、本実施例においては、ステップS510はブラウザー手段に相当し、ステップS550は、表示手段に相当する。
【0055】
図22は、詳細情報取得後の番組表の構築例を図により示している。
【0056】
ステップS580では一括更新か番組毎更新のいずれかの処理を実施している。これは、予め設定に応じて、取得できただけの情報に基づいて表示中の番組表自体を全て更新して表示(一括更新)するのか、ユーザが番組表をスクロールさせたりするなどして個別の番組を選択した時点でその番組に対する要求があったものとして同番組の情報を更新して表示(番組毎更新)するのかを選択可能としていることを表している。むろん、このように選択できるようにしておいても良いし、一方だけでも良い。 このように、ステップS400では、DMSのディレクトリ構成が”放送日”と”放送局”を表すので、放送開始時刻と番組名だけを取得し、ステップS450では、取得した情報を使用して番組表を作成する。次に、ステップS500では、番組詳細情報(放送時間、ジャンル、番組内容など)をDMSより取得し、ステップS550にて、番組表を更新する。番組毎更新の場合には、次のようなメリットもある。全番組の詳細情報を保持するとメモリーを消費する為、簡易情報のみ全番組分を取得しておき、現在アクティブになっているページの詳細情報のみを取得し、詳細番組表を表示する。また、同様に、ページ切り替え(日付切り替えや時間帯切り替え)を行った際には、まず簡易情報を使用して高速に表示したのち、詳細情報により再描画するということも可能である。
このほか、高速化させる手法として、汎用なDMSでも情報を取得できるように、一度選択したDMSの番組表取得のためのディレクトリ構成を覚えておき、次回から固定させたディレクトリ構成によって、より高速に表示するということもできる。
【0057】
(第四実施例)
ところで、タイムシフト機能で実現する過去番組表と、通常の未来番組表とで異なる点として、過去番組表の番組の中には、ユーザがすでに録画を再生して視聴した番組も含まれている点が上げられる。本実施例では、既に再生した番組が番組表で分かるようにして表示する。
【0058】
図23は、デジタルメディアプレーヤの再生情報取得をフローチャートにより示している。
S600にて、再生したことのある番組として、今迄DMP側で再生したコンテンツの情報を取得する。これをS610では、再生番組情報を含めた番組表示とする。一例として、表構築した番組表の情報と今迄DMP側で再生したコンテンツの情報と比較し、一致した場合はResume情報として番組表の各番組枠にマーキングする。
【0059】
図24は、再生情報の内容を図により示しており、図25は、再生情報を反映した簡易情報取得後の番組表の構築例を図により示しており、図26は、再生情報を反映した詳細情報取得後の番組表の構築例を図により示している。
再生した情報(Resume情報)には、番組名、放送局、放送日、放送時刻、再生時間を記録している。
図25図26に示す例では、11月15日の番組表内で番組Jと番組Sには(Resume)と表示している。
Resume情報として、単に見たことがあるか否かだけでなく、再生時間も記録することで後述するような利便性を向上させることができる。
【0060】
図27は、再生情報を反映した簡易情報取得後の番組表の他の構築例を図により示しており、図28は、再生情報を反映した詳細情報取得後の番組表の他の構築例を図により示している。
再生時間が分かることにより、録画時間を取得できた時点で、視聴済み部分の全体に対する割合を計算可能となる。この割合を示すため、再生時間があれば、開始時刻から同再生時間分だけ枠内の色を変えて表示する。
【0061】
このように、Resume情報内の再生した時間を保持しておき、番組表内の番組マスの再生した比率分を色を変えて表示する。すなわち、1時間番組で15分再生した場合、番組マスの1/4を別の色にする事でどこまで再生したかが一目で認識できる。
なお、本発明は前記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
【0062】
・前記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって前記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が前記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
【符号の説明】
【0063】
10…家庭内LAN、21…サーバA、22…サーバB、23,24,25…DMS、30…デジタルメディアプレーヤ、31…ネットワークインターフェイス、32…制御部、33…RAM、34…デコーダ部、35…データ出力部、36…OSD部、37…ルータ。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
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