特許第6249063号(P6249063)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6249063自動復旧機能を有するエレベーターの制御盤及び保守用端末
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6249063
(24)【登録日】2017年12月1日
(45)【発行日】2017年12月20日
(54)【発明の名称】自動復旧機能を有するエレベーターの制御盤及び保守用端末
(51)【国際特許分類】
   B66B 5/02 20060101AFI20171211BHJP
   B66B 5/00 20060101ALI20171211BHJP
【FI】
   B66B5/02 F
   B66B5/00 G
【請求項の数】2
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-170819(P2016-170819)
(22)【出願日】2016年9月1日
【審査請求日】2016年12月9日
(73)【特許権者】
【識別番号】000236056
【氏名又は名称】三菱電機ビルテクノサービス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100082175
【弁理士】
【氏名又は名称】高田 守
(74)【代理人】
【識別番号】100106150
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 英樹
(74)【代理人】
【識別番号】100142642
【弁理士】
【氏名又は名称】小澤 次郎
(72)【発明者】
【氏名】山▲崎▼ 智史
【審査官】 井上 信
(56)【参考文献】
【文献】 特開2003−165679(JP,A)
【文献】 特開平8−169659(JP,A)
【文献】 特開昭60−77081(JP,A)
【文献】 特開2005−112486(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B66B 5/00 − 5/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
エレベーターに設けられた地震感知器に対してリセット要求信号を送信する感知器リセット部と、
前記感知器リセット部からのリセット要求信号によって前記地震感知器がリセットされたことを示す自動リセット履歴を記憶する記憶部と、
地震発生後に実行され得る自動診断運転の動作テストを実行する機能を有し、前記記憶部に自動リセット履歴が記憶されていない場合に前記動作テストを実行しない自動診断制御部と、
を備えた自動復旧機能を有するエレベーターの制御盤。
【請求項2】
請求項1に記載の自動復旧機能を有するエレベーターの制御盤と通信可能であり、前記自動診断制御部に前記動作テストを実行させるための操作を受け付ける機能を有し、前記記憶部に自動リセット履歴が記憶されていない状態で当該操作を受け付けた場合に警告情報を報知する保守用端末。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、エレベーターの制御盤及び保守用端末に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、地震により運転休止した後に実行され得る自動診断運転の結果に基づいて自動復旧する機能を有するエレベーターが知られている。自動復旧機能を有するエレベーターの制御盤は、例えば、地震感知器と電気的に接続されている。地震感知器は、例えば、地震発生後に、制御盤からのリセット要求に基づいて自動リセットされる。地震感知器が自動リセットされると、自動復旧機能が実行可能となる。エレベーターに設けられた地震感知器として、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−159123号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
制御盤と地震感知器との間の結線ミス等により地震感知器の自動リセットが失敗した場合、自動復旧機能は実行されない。自動復旧機能が実行不能となることを防止するため、自動復旧機能の施工時には、自動診断運転の動作テストを実施するだけでなく、地震感知器の自動リセットが正常に行われることを確認する必要がある。自動復旧機能の施工時に保守作業者が上記確認を実施しなかった場合、実際の地震発生後にエレベーターが自動復旧できないことがある。
【0005】
本発明は、上記の課題を解決するためになされた。その目的は、地震感知器の自動リセットが正常に行われることの確認を確実に実施させることができる自動復旧機能を有するエレベーターの制御盤及び保守用端末を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る自動復旧機能を有するエレベーターの制御盤は、エレベーターに設けられた地震感知器に対してリセット要求信号を送信する感知器リセット部と、感知器リセット部からのリセット要求信号によって地震感知器がリセットされたことを示す自動リセット履歴を記憶する記憶部と、地震発生後に実行され得る自動診断運転の動作テストを実行する機能を有し、記憶部に自動リセット履歴が記憶されていない場合に動作テストを実行しない自動診断制御部と、を備えたものである。
【0007】
本発明に係る保守用端末は、上記の自動復旧機能を有するエレベーターの制御盤と通信可能であり、自動診断制御部に動作テストを実行させるための操作を受け付ける機能を有し、記憶部に自動リセット履歴が記憶されていない状態で当該操作を受け付けた場合に情報を報知するものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明において、自動診断制御部は、記憶部に自動リセット履歴が記憶されていない場合に動作テストを実行しない。このため、本発明によれば、地震感知器の自動リセットが正常に行われることの確認を確実に実施させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】エレベーターの構造の一例を示す模式図である。
図2】実施の形態1におけるエレベーターの制御盤及び保守用端末の構成図である。
図3】エレベーターの制御盤からのリセット要求信号と地震感知器からの加速度信号との関係を模式的に示すタイミングチャートである。
図4】実施の形態1におけるエレベーターの制御盤及び保守用端末の動作例を示すフローチャートである。
図5】エレベーターの制御盤のハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
添付の図面を参照して、自動復旧機能を有するエレベーターの制御盤及び保守用端末を詳細に説明する。各図では、同一又は相当する部分に同一の符号を付している。重複する説明は、適宜簡略化あるいは省略する。
【0011】
実施の形態1.
図1は、エレベーターの構造の一例を示す模式図である。
【0012】
図1に示すように、エレベーター1は、昇降路2、巻上機3、ロープ4、かご5、釣合おもり6、制御盤7及び地震感知器8を備える。昇降路2は、例えば、図示しない建物の各階を貫くように形成されている。巻上機3は、例えば、図示しない機械室等に設けられている。ロープ4は、巻上機3に巻き掛けられている。かご5及び釣合おもり6は、ロープ4によって昇降路2内に吊り下げられている。かご5及び釣合おもり6は、巻上機3が駆動することにより昇降する。巻上機3は、制御盤7によって制御される。
【0013】
図1に示すように、制御盤7及び地震感知器8は、例えば、昇降路2のピットに設けられる。制御盤7及び地震感知器8は、例えば、機械室等に設けられてもよい。地震感知器8は、制御盤7と電気的に接続される。
【0014】
制御盤7は、図1に図示しない保守用端末と通信可能である。制御盤7と保守用端末との通信は、有線通信であっても無線通信であってもよい。保守作業者は、例えば、エレベーターの自動復旧機能の施工時に保守用端末を用いて制御盤7を操作する。
【0015】
図2は、実施の形態1におけるエレベーターの制御盤及び保守用端末の構成図である。図2は、保守用端末9が制御盤7と接続された状態を示している。
【0016】
図2に示すように、保守用端末9は、操作部10、報知部11及び報知制御部12を有する。地震感知器8は、加速度検出部13、テストボタン14及びリセットボタン15を有する。制御盤7は、運転制御部16、加速度信号検出部17、感知器リセット部18、記憶部19、判定部20及び自動診断制御部21を有する。
【0017】
保守用端末9は、例えば、ノートパソコン、タブレット端末又はスマートフォン等である。操作部10は、例えば、押しボタン、キーボード及び各種ポインティングデバイス等である。報知部11は、例えば、液晶ディスプレイ又はタッチパネル等である。報知部11は、視覚情報を表示する機能に加えて、音声情報を放送する機能を有してもよい。
【0018】
加速度検出部13は、地震等の揺れを加速度として検出する。加速度検出部13は、例えば、一定以上の加速度が掛かるとOFF状態からON状態になる接点を有する。加速度検出部13は、接点がON状態である間に加速度信号を出力する。加速度検出部13は、接点がOFF状態である間に加速度信号を出力しない。
【0019】
加速度検出部13は、例えば、第1の接点及び第2の接点を有する。第1の接点は、例えば、予め設定された第1の値以上の加速度が掛かるとON状態になる。第2の接点は、例えば、第2の値以上の加速度が掛かるとON状態になる。第2の値は、第1の値よりも高い値として予め設定されている。つまり、地震等の揺れによって第2の接点がON状態になった場合は、第1の接点もON状態になっている。加速度検出部13は、例えば、第1の接点がON状態である間に低加速度信号を出力する。加速度検出部13は、例えば、第2の接点がON状態である間に高加速度信号を出力する。つまり、地震等の揺れによって高加速度信号が出力された場合は、低加速度信号も出力されている。
【0020】
テストボタン14は、例えば、保守作業者によって操作される押しボタンである。テストボタン14が操作されると、加速度検出部13の接点がON状態になる。テストボタン14が1回操作されると、例えば、第1の接点がON状態になる。テストボタン14が2回操作されると、例えば、第2の接点がON状態になる。
【0021】
リセットボタン15は、例えば、保守作業者によって操作される押しボタンである。リセットボタン15が操作されると、例えば、加速度検出部13の全ての接点がOFF状態になる。つまり、リセットボタン15が操作されると、加速度検出部13は、低加速度信号及び高加速度信号の出力を停止する。以下、リセットボタン15の操作によって加速度検出部13の接点がOFF状態に戻ることを、地震感知器8の「手動リセット」とも呼ぶ。
【0022】
運転制御部16は、巻上機3の駆動を制御することで、エレベーター1の運転を制御する。つまり、運転制御部16は、かご5の移動を制御する。
【0023】
加速度信号検出部17は、地震感知器8から出力された加速度信号を検出する。運転制御部16は、例えば、加速度信号検出部17により加速度信号が検出された場合にエレベーター1を休止させる。
【0024】
感知器リセット部18は、地震感知器8に対してリセット要求信号を送信する機能を有する。感知器リセット部18は、例えば、加速度信号検出部17により加速度信号が検出され始めてから予め設定された時間の経過後にリセット要求信号を送信する。当該時間は、例えば、1分間である。
【0025】
地震感知器8がリセット要求信号を受信すると、加速度検出部13の第1の接点がON状態からOFF状態になる。つまり、地震感知器8がリセット要求信号を受信すると、加速度検出部13は、低加速度信号の出力を停止する。以下、制御盤7からのリセット要求信号によって加速度検出部13の第1の接点がOFF状態に戻ることを、地震感知器8の「自動リセット」とも呼ぶ。
【0026】
加速度検出部13の第2の接点の状態は、地震感知器8がリセット要求信号を受信したことに基づいて変化することはない。つまり、地震感知器8がリセット要求信号を受信しても、加速度検出部13は、例えば、高加速度信号の出力を停止しない。
【0027】
図3は、エレベーターの制御盤からのリセット要求信号と地震感知器からの加速度信号との関係を模式的に示すタイミングチャートである。図3は、t1の時点でテストボタン14が操作され、t2の時点で地震感知器8が自動リセットされたことを示している。
【0028】
記憶部19は、自動リセット履歴を記憶する。判定部20は、記憶部19に自動リセット履歴が記憶されているか否かを判定する。自動リセット履歴とは、地震感知器8が自動リセットされたことを示す情報である。自動リセット履歴は、加速度信号検出部17により低加速度信号が検出され続けている場合には記憶されない。
【0029】
自動リセット履歴は、例えば、感知器リセット部18からリセット要求信号を送信された時点と加速度信号検出部17により低加速度信号が検出されなくなった時点との間の時間差が一定の値未満である場合に記憶される。自動リセット履歴は、例えば、当該時間差が当該値以上である場合には記憶されない。
【0030】
自動診断制御部21は、自動診断運転を実行する機能を有する。自動診断運転とは、エレベーター1を自動復旧してもよいか否かを判定するために、実際の地震発生後に行われる運転である。自動診断運転は、例えば、加速度信号検出部17により低加速度信号が検出され且つ高加速度信号が検出されていない場合に行われる。自動診断運転は、例えば、加速度信号検出部17により高加速度信号が検出された場合には行われない。
【0031】
自動診断制御部21は、自動診断運転の動作テストを実行する機能を有する。動作テストとは、自動診断運転に相当する内容でエレベーター1を運転させることである。保守作業者は、例えば、エレベーターの自動復旧機能の施工時に、自動診断制御部21に動作テストを実行させるための操作を保守用端末9の操作部10に対して行う。
【0032】
自動診断制御部21は、記憶部19に自動リセット履歴が記憶されていると判定部20により判定された場合に、保守用端末9の操作部10が受け付けた操作に基づいて動作テストを実行する。つまり、自動診断制御部21は、記憶部19に自動リセット履歴が記憶されている場合には、動作テストを実行可能である。自動診断制御部21は、記憶部19に自動リセット履歴が記憶されていないと判定部20により判定された場合に、動作テストを実行しない。つまり、自動診断制御部21は、記憶部19に自動リセット履歴が記憶されていない場合には、動作テストを実行不能である。
【0033】
報知制御部12は、記憶部19に自動リセット履歴が記憶されていないと判定部20により判定され且つ操作部10が自動診断制御部21に動作テストを実行させるための操作を受け付けた場合に、報知部11から警告情報を報知させる。警告情報は、例えば、地震感知器8の自動リセットが確認されていない旨のメッセージである。
【0034】
図4は、実施の形態1におけるエレベーターの制御盤及び保守用端末の動作例を示すフローチャートである。
【0035】
保守作業者は、例えば、エレベーターの自動復旧機能の施工時に、保守用端末9を用いて動作テストを指示する(ステップS101)。制御盤7は、地震感知器8の自動リセット履歴があるか否かを判定する(ステップS102)。
【0036】
ステップS102で自動リセット履歴がないと判定された場合、保守用端末9は、保守作業者に対して警告情報を報知する(ステップS103)。保守作業者は、地震感知器8が正常に自動リセットされるための処置を行う(ステップS104)。ステップS104における処置とは、例えば、制御盤7と地震感知器8との間の結線ミスを修整すること等である。その後、例えばテストボタン14が操作されると、地震感知器8が自動リセットされる(ステップS105)。制御盤7は、自動リセット履歴を記憶する(ステップS106)。
【0037】
保守作業者が再びステップS101で動作テストを指示すると、ステップS102の処理が行われる。ステップS102で自動リセット履歴があると判定された場合、制御盤7は、自動診断運転の動作テストを実行する(ステップS107)。
【0038】
実施の形態1において、感知器リセット部18は、エレベーター1に設けられた地震感知器8に対してリセット要求信号を送信する。記憶部19は、感知器リセット部18からのリセット要求信号によって地震感知器8がリセットされたことを示す自動リセット履歴を記憶する。自動診断制御部21は、地震発生後に実行され得る自動診断運転の動作テストを実行する機能を有し、記憶部19に自動リセット履歴が記憶されていない場合に動作テストを実行しない。つまり、保守作業者は、地震感知器8の自動リセットを確認せずに動作テストを実施することはできない。このため、実施の形態1によれば、地震感知器の自動リセットが正常に行われることの確認を確実に実施させることができる。その結果、地震発生後におけるエレベーターの自動復旧率を向上させることができる。これにより、エレベーター利用者の利便性が低下することを抑制するとともに、保守作業者の作業負荷を軽減できる。
【0039】
実施の形態1において、保守用端末9は、制御盤7と通信可能である。保守用端末9は、自動診断制御部21に動作テストを実行させるための操作を受け付ける機能を有する。保守用端末9は、記憶部19に自動リセット履歴が記憶されていない状態で当該操作を受け付けた場合に、警告情報を報知する。つまり、保守作業者は、動作テストを実施するために必要な処置を容易に認識することができる。このため、実施の形態1によれば、地震感知器の自動リセットが正常に行われることの確認を確実に実施させることができる。
【0040】
図5は、エレベーターの制御盤のハードウェア構成図である。
【0041】
制御盤7の運転制御部16、加速度信号検出部17、感知器リセット部18、記憶部19、判定部20及び自動診断制御部21の各機能は、処理回路により実現される。処理回路は、専用ハードウェア50であってもよい。処理回路は、プロセッサ51及びメモリ52を備えていてもよい。処理回路は、一部が専用ハードウェア50として形成され、更にプロセッサ51及びメモリ52を備えていてもよい。図5は、処理回路が、その一部が専用ハードウェア50として形成され、プロセッサ51及びメモリ52を備えている場合の例を示している。
【0042】
処理回路の少なくとも一部が、少なくとも1つの専用ハードウェア50である場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらを組み合わせたものが該当する。
【0043】
処理回路が少なくとも1つのプロセッサ51及び少なくとも1つのメモリ52を備える場合、運転制御部16、加速度信号検出部17、感知器リセット部18、記憶部19、判定部20及び自動診断制御部21の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェア及びファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ52に格納される。プロセッサ51は、メモリ52に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。プロセッサ51は、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。メモリ52は、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリー、EPROM、EEPROM等の、不揮発性又は揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等が該当する。
【0044】
このように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって、制御盤7の各機能を実現することができる。なお、地震感知器8及び保守用端末9の各機能も、図5に示す処理回路と同様の処理回路により実現される。
【符号の説明】
【0045】
1 エレベーター
2 昇降路
3 巻上機
4 ロープ
5 かご
6 釣合おもり
7 制御盤
8 地震感知器
9 保守用端末
10 操作部
11 報知部
12 報知制御部
13 加速度検出部
14 テストボタン
15 リセットボタン
16 運転制御部
17 加速度信号検出部
18 感知器リセット部
19 記憶部
20 判定部
21 自動診断制御部
50 専用ハードウェア
51 プロセッサ
52 メモリ
【要約】
【課題】本発明は、地震感知器の自動リセットが正常に行われることの確認を確実に実施させることができる自動復旧機能を有するエレベーターの制御盤及び保守用端末を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る自動復旧機能を有するエレベーターの制御盤7は、エレベーター1に設けられた地震感知器8に対してリセット要求信号を送信する感知器リセット部18と、感知器リセット部18からのリセット要求信号によって地震感知器8がリセットされたことを示す自動リセット履歴を記憶する記憶部19と、地震発生後に実行され得る自動診断運転の動作テストを実行する機能を有し、記憶部19に自動リセット履歴が記憶されていない場合に動作テストを実行しない自動診断制御部21と、を備えたものである。
【選択図】図4
図1
図2
図3
図4
図5