(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記編集手段は、前記第1の接触位置が前記表示要素上にあって、前記第2の接触位置が前記付随要素上から前記付随要素外に移動した場合に、前記第2の接触位置の移動先に前記付随要素を移動させる、
請求項1に記載の情報処理装置。
前記編集手段は、前記第1の接触位置が前記表示要素上にあって、前記第2の接触位置が前記付随要素上から予め定められた位置まで移動した場合に、前記付随要素を削除する、
請求項1に記載の情報処理装置。
前記編集手段は、前記第1の接触位置が前記付随要素上にあって、前記第2の接触位置が前記付随要素上から前記付随要素外に移動した場合に、前記第2の接触位置の移動先に前記付随要素を複製する、
請求項1に記載の情報処理装置。
前記編集手段は、前記第1の接触位置の移動が前記表示要素上のみ又は前記付随要素上のみで行われる場合であっても、前記第1の接触位置の移動量がしきい値以上である場合は、前記付随要素に対して行なわれる編集を中止する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、簡易かつ迅速に付随要素を編集することが可能な情報処理装置及びプログラムを提供することを主な目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に記載の発明は、表示装置と、前記表示装置の画面への接触を検出する接触検出器であって、複数の接触位置を検出可能な接触検出器と、表示要素と、前記表示要素上に配置される付随要素と、を前記画面に表示させる表示制御手段と、予め定められた種類の接触位置の変化があった場合に、当該変化に応じて前記表示要素及び前記付随要素の前記画面に表示される範囲を変更する表示範囲変更手段と、第1の接触位置が検出された後、前記第1の接触位置が維持されたまま、予め定められた種類の第2の接触位置の変化があった場合に、当該変化と対応付けられた前記付随要素の編集を実行する編集実行手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置である。
【0006】
請求項2に記載の発明は、前記画面に表示される範囲を変更するための前記接触位置の変化と、前記付随要素の編集を実行するための前記第2の接触位置の変化と、が同じである、請求項1に記載の情報処理装置である。
【0007】
請求項3に記載の発明は、前記編集実行手段は、前記第1の接触位置が前記付随要素とは異なる位置で検出された後、前記第1の接触位置が維持されたまま、前記第2の接触位置が前記付随要素上から前記付随要素外に移動した場合に、前記第2の接触位置の移動先に前記付随要素を移動する、請求項1に記載の情報処理装置である。
【0008】
請求項4に記載の発明は、前記編集実行手段は、前記第1の接触位置が前記付随要素とは異なる位置で検出された後、前記第1の接触位置が維持されたまま、前記第2の接触位置が前記付随要素上から予め定められた位置まで移動した場合に、前記付随要素を削除する、請求項1に記載の情報処理装置である。
【0009】
請求項5に記載の発明は、前記編集実行手段は、前記第1の接触位置が前記付随要素上で検出された後、前記第1の接触位置が維持されたまま、前記第2の接触位置が前記付随要素上から前記付随要素外に移動した場合に、前記第2の接触位置の移動先に前記付随要素を複製する、請求項1に記載の情報処理装置である。
【0010】
請求項6に記載の発明は、前記編集実行手段は、前記付随要素の編集の実行が完了する前までに前記第1の接触位置が検出されなくなった場合に、前記付随要素の編集を中止する、請求項1に記載の情報処理装置である。
【0011】
請求項7に記載の発明は、前記編集実行手段は、前記第1の接触位置が前記付随要素とは異なる位置で検出された後、前記第1の接触位置が維持されたまま、前記付随要素上で前記第2の接触位置と第3の接触位置とが回転した場合に、前記付随要素を回転させる、請求項1に記載の情報処理装置である。
【0012】
請求項8に記載の発明は、表示装置と、前記表示装置の画面への接触を検出する接触検出器であって、複数の接触位置を検出可能な接触検出器と、を備える情報処理装置のコンピュータを、表示要素と、前記表示要素上に配置される付随要素と、を前記画面に表示させる表示制御手段、予め定められた種類の接触位置の変化があった場合に、当該変化に応じて前記表示要素及び前記付随要素の前記画面に表示される範囲を変更する表示範囲変更手段、及び、第1の接触位置が検出された後、前記第1の接触位置が維持されたまま、予め定められた種類の第2の接触位置の変化があった場合に、当該変化と対応付けられた前記付随要素の編集を実行する編集実行手段、として機能させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0013】
請求項1及び8によると、簡易かつ迅速に付随要素を編集することが可能である。
【0014】
請求項2によると、画面に表示される範囲の変更と、付随要素の編集とに同じ種類の変化を割り当てることが可能である。
【0015】
請求項3によると、簡易な操作で付随要素を移動することが可能である。
【0016】
請求項4によると、簡易な操作で付随要素を削除することが可能である。
【0017】
請求項5によると、簡易な操作で付随要素を複製することが可能である。
【0018】
請求項6によると、簡易な操作で付随要素の編集を中止することが可能である。
【0019】
請求項7によると、簡易な操作で付随要素を回転させることが可能である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
本発明の情報処理装置及びプログラムの実施形態を、図面を参照しながら説明する。
【0022】
図1は、情報処理装置1の構成の一例を表す図である。情報処理装置1は、制御部10と、表示装置2と、接触検出器3と、通信部4と、記憶部5と、を備えている。情報処理装置1は、例えば、タブレット型コンピュータ等の携帯情報端末によって実現される。
【0023】
制御部10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の演算部と、RAM(Ramdom Access Memory)等の記憶部とを含んでおり、プログラムに従って情報処理を実行する。プログラムは、CD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体から提供されてもよいし、インターネット等の通信線を介して提供されてもよい。
【0024】
表示装置2は、例えば、液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイ等の薄型ディスプレイである。接触検出器3は、例えば、表示装置2の画面上に重ねて設けられるタッチパネルであり、画面上に定められた検出領域へのユーザによる指または例えばスタイラスのようなペン状の指示器具を用いたタッチ(接触の一例)を検出する。ここで言うタッチとは、画面への直接的な接触だけでなく、画面からわずかに指を浮かせた状態などを含んでいる。
【0025】
通信部4は、通信ネットワークを介して他の装置と通信するための機器である。通信部4は、他の装置から受信したデータを制御部10に受け渡し、制御部10から受け入れたデータを他の装置に送信する。
【0026】
記憶部5は、例えば、SSD(Solid State Drive)である。記憶部5には、制御部10がアクセス可能なデータベースが構築されている。なお、データベースは、情報処理装置1とは別の装置内に構築されてもよい。
【0027】
情報処理装置1は、電子文書閲覧機能を実現しており、電子文書を表すページオブジェクト(表示要素の一例)と、ページオブジェクト上に配置されるアノテーション(付随要素の一例)と、を表示装置2の画面に表示する。また、情報処理装置1は、接触検出器3でスクロールのための操作等を受け付ける。さらに、情報処理装置1は、接触検出器3でアノテーションを編集するための操作を受け付ける。アノテーションの編集については後に詳しく述べる。
【0028】
記憶部5に構築されるデータベースは、ページデータベースと、アノテーションデータベースとを含んでいる。
【0029】
図2は、ページデータベースの一例を表す図である。ページデータベースは、ページオブジェクトのデータをページ単位で管理している。ページデータベースは、「ページ番号」、「ページオブジェクトデータ」フィールドを含んでいる。「ページ番号」フィールドは、ページオブジェクトの識別情報となるページ番号を示す。「ページオブジェクトデータ」フィールドは、ページオブジェクトを構成する画像データのデータ名を示す。
【0030】
図3は、アノテーションデータベースの一例を表す図である。アノテーションデータベースは、ページオブジェクト上に配置されるアノテーションのデータを管理している。アノテーションデータベースは、「アノテーション番号」、「アノテーションデータ」、「付随先ページ」、「アノテーション座標」フィールドを含んでいる。「アノテーション番号」フィールドは、アノテーションの識別情報となるアノテーション番号を示す。「アノテーションデータ」フィールドは、アノテーションを構成する画像データのデータ名を示す。「付随先ページ」は、アノテーションが配置されるページオブジェクトのページ番号を示す。「アノテーション座標」フィールドは、アノテーションが配置される座標を示す。
【0031】
以下、情報処理装置1における画面表示の一例について説明する。
【0032】
図4は、表示範囲変更について説明するための、画面表示の一例を表す図である。画面21には、ページオブジェクト6と、その上に配置されたアノテーション8と、が表示される。ユーザが画面21にタッチした指7を移動させると(いわゆるスクロール操作)、ページオブジェクト6及びアノテーション8の画面21に表示される範囲が指7の移動方向にスライドする。また、ユーザが画面21にタッチした指7を閾値以上の速度で移動させると(いわゆるスワイプ操作)、画面21に表示されるページオブジェクト9がページが捲られるように切り替わる。また、ユーザが画面21をタッチした2つの指7の距離を変化させるように両方の指7を移動させると(いわゆるピンチ操作)、ページオブジェクト6及びアノテーション8の画面21に表示される範囲が拡大又は縮小する。このように、ユーザが画面21にタッチした指7を予め定められたパターンに従って移動させると、当該パターンに応じてページオブジェクト6及びアノテーション8の画面21に表示される範囲が変更される。以下、画面21に表示される範囲を変更するための操作を「閲覧操作」という。なお、予め定められたパターンとは、例えば、予め定められた種類の接触位置の変化のことを言い、接触位置の変化とは、例えば、画面への直接的な接触が移動することだけでなく、画面を叩く動作である「タップ」や、画面からわずかに浮かせた指を移動させること等も含むものとする。
【0033】
図5〜
図7は、アノテーション8の編集について説明するための、画面表示の一例を表す図である。アノテーション8の編集は、次の操作により実行される。すなわち、ユーザが第1の指71で画面21をタッチし、第1の指71のタッチ位置を維持したまま、第2の指72のタッチ位置を移動させることにより、アノテーション8の編集が実行される。なお、第1の指71は、先に画面21にタッチした指を表し、第2の指72は、後に画面21にタッチした指を表す。以下、アノテーション8を編集するための操作を「編集操作」という。
【0034】
図5は、アノテーション8の移動を説明する図である。アノテーション8の移動は、次の操作により実行される。すなわち、ユーザが第1の指71で画面21のアノテーション8以外の部分(例えばページオブジェクト6上)をタッチし、第1の指71のタッチ位置を維持したまま、第2の指72のタッチ位置をアノテーション8上からアノテーション8の外まで移動させることにより、第2の指72のタッチ位置の移動先にアノテーション8が移動する。
【0035】
図6は、アノテーション8の削除を説明する図である。アノテーション8の削除は、次の操作により実行される。すなわち、ユーザが第1の指71で画面21のアノテーション8以外の部分(例えばページオブジェクト6上)をタッチし、第1の指71のタッチ位置を維持したまま、第2の指72のタッチ位置をアノテーション8上から画面21の端まで移動させることにより、アノテーション8が削除される。
【0036】
図7は、アノテーション8の複製を説明する図である。アノテーション8の複製は、次の操作により実行される。すなわち、ユーザが第1の指71及び第2の指72で同じアノテーション8をタッチし、第1の指71のタッチ位置を維持したまま、第2の指72のタッチ位置をアノテーション8上からアノテーション8の外まで移動させることにより、第2の指72のタッチ位置の移動先にアノテーション8が複製される。
【0037】
なお、
図5〜
図7において、アノテーション8の編集の実行が完了する前、例えば第2の指72のタッチ位置の移動が終了する前までに、ユーザが第1の指71を画面21から離すと、当該編集は中止される。
【0038】
以下、以上に説明した画面表示を実現するための構成について説明する。
【0039】
図9は、情報処理装置1の機能構成の一例を表す図である。同図は、情報処理装置1で実現される機能のうち、本発明に関連する機能を主に示す機能ブロック図である。情報処理装置1の制御部10は、タッチ情報取得部101と、表示制御部102と、表示範囲変更部103と、編集実行部104と、を備えている。
【0040】
以上の各部は、情報処理装置1の制御部10がプログラムに従って処理を実行することによって実現される。また、制御部10は、記憶部5に構築されたページデータベースとアノテーションデータベースとにアクセス可能である。
【0041】
タッチ情報取得部101は、接触検出器3により検出されるタッチ情報を取得する。例えば、タッチ情報取得部101は、タッチ位置が閾値以上の速さで移動するスワイプイベントが発生したことや、ダウンイベントが発生したこと(すなわち、画面21に指7が置かれたこと)、アップイベントが発生したこと(すなわち、画面21から指が離れたこと)、タッチ位置が移動するムーブイベント(スワイプイベントを除く)が発生したこと等を検出する。
【0042】
表示制御部102は、ページデータベースからページオブジェクト6のデータを読み出し、アノテーションデータベースからアノテーション8のデータを読み出して、ページオブジェクト6及びアノテーション8を画面21に表示させる。
【0043】
表示範囲変更部103は、タッチ情報取得部101から閲覧操作に係るタッチ情報を受けると、ページオブジェクト6及びアノテーション8の画面21に表示される範囲を変更するための表示範囲変更指令を表示制御部102に出力する。示制御部102は、表示範囲変更指令を受けると、ページオブジェクト6及びアノテーション8の画面21に表示される範囲を変更する。
【0044】
編集実行部104は、タッチ情報取得部101から編集操作に係るタッチ情報を受けると、アノテーションデータベースに記憶されたアノテーション8のデータを編集すると共に、編集内容に応じた表示指令を表示制御部102に出力する。
【0045】
例えば、アノテーション8の移動のための編集操作が行われた場合には、編集実行部104は、アノテーションデータベースに記憶されたアノテーション8のアノテーション座標を変更すると共に、移動後のアノテーション8を表示させるための表示指令を表示制御部102に出力する。表示制御部102は、当該表示指令を受けると、移動後の位置にアノテーション8を描画する。
【0046】
また、アノテーション8の削除のための編集操作が行われた場合には、編集実行部104は、アノテーションデータベースに記憶されたアノテーション8の情報を削除すると共に、アノテーション8を画面21から消去するための表示指令を表示制御部102に出力する。表示制御部102は、当該表示指令を受けると、アノテーション8の描画を中止する。
【0047】
また、アノテーション8の複製のための編集操作が行われた場合には、編集実行部104は、アノテーションデータベースに複製されるアノテーション8の情報を新たに記憶すると共に、複製後のアノテーション8を表示させるための表示指令を表示制御部102に出力する。表示制御部102は、当該表示指令を受けると、複製されたアノテーション8を描画する。
【0048】
次に、情報処理装置1の動作について説明する。
図9〜
図18は、情報処理装置1の動作の一例を表す図である。当該動作は、情報処理装置1の制御部10がプログラムに従って処理を実行することによって実現される。
【0049】
[ダウンイベント処理]
図9は、ダウンイベント処理を説明するための、情報処理装置1の動作の一例を表す図である。制御部10は、ダウンイベントが発生したときに、ダウンイベント処理を開始する。
【0050】
S11において、制御部10は、タッチカウンタを+1する。S12において、制御部10は、タッチカウンタの値が1であるか否かを判定する。タッチカウンタの値が1である場合(S12:YES)、制御部10は、S13に進み、後述する1個目ダウン処理を実行する。タッチカウンタの値が1でない場合(S12:NO)、制御部10は、S14に進み、タッチカウンタの値が2であるか否かを判定する。タッチカウンタの値が2である場合(S14:YES)、制御部10は、S15に進み、後述する2個目ダウン処理を実行する。タッチカウンタの値が2でない場合(S14:NO)、S13における1個目ダウン処理が終了した場合、又は、S15における2個目ダウン処理が終了した場合、制御部10は、ダウンイベント処理を終了する。
【0051】
[1個目ダウン処理]
図10は、1個目ダウン処理を説明するための、情報処理装置1の動作の一例を表す図である。制御部10は、上記ダウンイベント処理のS13において1個目ダウン処理を開始する。
【0052】
S21において、制御部10は、タッチIDを1個目タッチIDとして記憶する。S22において、制御部10は、現在のクロックを記憶する。S23において、制御部10は、ホールド中フラグを「YES」にする。S24において、制御部10は、オブジェクト移動フラグを「NO」にする。S25において、制御部10は、ダウン座標をスクリーン座標(接触検出器3の検出領域内の座標)からページ座標(画面21に表示される空間内の座標)に変換する。S26において、制御部10は、ダウン座標がアノテーションに含まれているかを判定する。以上により、1個目ダウン処理が終了する。
【0053】
[2個目ダウン処理]
図11は、2個目ダウン処理を説明するための、情報処理装置1の動作の一例を表す図である。制御部10は、上記ダウンイベント処理のS15において2個目ダウン処理を開始する。
【0054】
S31において、制御部10は、タッチIDを2個目タッチIDとして記憶する。S32において、制御部10は、ホールド中フラグが「YES」であるか否かを判定する。ホールド中フラグが「YES」である場合(S32:YES)、制御部10は、S33に進み、1個目ダウンからのクロックの間隔がしきい値以下であるか判定する。
【0055】
1個目ダウンからのクロックの間隔がしきい値以下である場合(S33:YES)、制御部10は、S35に進み、ダウン座標をスクリーン座標からページ座標に変換する。S36において、制御部10は、変換されたダウン座標がアノテーション8に含まれているか否かを判定する。変換されたダウン座標がアノテーション8に含まれている場合(S36:YES)、制御部10は、S37に進み、後述するアノテーション移動開始処理を実行し、2個目ダウン処理を終了する。
【0056】
また、1個目ダウンからのクロックの間隔がしきい値以下でない場合(S33:NO)、制御部10は、S34に進み、ホールド中フラグを「NO」にし、2個目ダウン処理を終了する。また、ホールド中フラグが「YES」でない場合(S32:NO)、又は、変換されたダウン座標がアノテーション8に含まれていない場合(S36:NO)にも、制御部10は、2個目ダウン処理を終了する。
【0057】
[アノテーション移動開始処理]
図12は、アノテーション移動開始処理を説明するための、情報処理装置1の動作の一例を表す図である。制御部10は、上記2個目ダウン処理のS37においてアノテーション移動開始処理を開始する。
【0058】
S41において、制御部10は、オブジェクト移動中フラグを「YES」にする。S42において、制御部10は、1回目にページオブジェクト6が押さえられたか否かを判定する。1回目にページオブジェクト6が押さえられていない場合(S42:NO)、制御部10は、S43に進み、1回目と同じアノテーション8が押さえられたか否かを判定する。
【0059】
1回目にページオブジェクト6が押さえられた場合(S42:YES)、又は、1回目と同じアノテーション8が押さえられていない場合(S43:NO)、制御部10は、移動対象を2回目に押さえたアノテーションにし、アノテーション移動開始処理を終了する。
【0060】
1回目と同じアノテーション8が押さえられた場合(S43:YES)、制御部10は、アノテーション8を複製する。S45において、制御部10は、移動対象を複製されたアノテーションにし、アノテーション移動開始処理を終了する。
【0061】
[ムーブイベント処理]
図13は、ムーブイベント処理を説明するための、情報処理装置1の動作の一例を表す図である。制御部10は、ムーブイベントが発生したときに、ムーブイベント処理を開始する。
【0062】
S51において、制御部10は、ムーブIDが1個目のタッチと一致するか否かを判定する。ムーブIDが1個目のタッチと一致する場合(S51:YES)、制御部10は、S52に進み、後述する1個目ムーブ処理を実行する。
【0063】
ムーブIDが1個目のタッチと一致しない場合(S51:NO)、制御部10は、S53に進み、ムーブIDが2個目のタッチと一致するか否かを判定する。ムーブIDが2個目のタッチと一致する場合(S53:YES)、制御部10は、S54に進み、後述する2個目ムーブ処理を実行する。
【0064】
ムーブIDが2個目のタッチと一致しない場合(S53:NO)、S52における1個目ムーブ処理が終了した場合、又は、S54における2個目ムーブ処理が終了した場合、制御部10は、ムーブイベント処理を終了する。
【0065】
[1個目ムーブ処理]
図14は、1個目ムーブ処理を説明するための、情報処理装置1の動作の一例を表す図である。制御部10は、上記ムーブイベント処理のS52において1個目ムーブ処理を開始する。
【0066】
S61において、制御部10は、ムーブ座標をスクリーン座標からページ座標に変換する。S62において、制御部10は、ホールド中フラグが「YES」であるか否かを判定する。ホールド中フラグが「YES」である場合(S62:YES)、制御部10は、S63に進み、ダウン座標からの移動量がしきい値以上であるか否かを判定する。ダウン座標からの移動量がしきい値以上である場合(S63:YES)、制御部10は、S64に進み、ホールド中フラグを「NO」にし、1個目ムーブ処理を終了する。
【0067】
また、ホールド中フラグが「NO」である場合(S62:NO)、又は、ダウン座標からの移動量がしきい値以上でない場合(S63:NO)にも、制御部10は、1個目ムーブ処理を終了する。
【0068】
[2個目ムーブ処理]
図15は、2個目ムーブ処理を説明するための、情報処理装置1の動作の一例を表す図である。制御部10は、上記ムーブイベント処理のS54において2個目ムーブ処理を開始する。
【0069】
S71において、制御部10は、オブジェクト移動中フラグが「YES」であるか否かを判定する。オブジェクト移動中フラグが「YES」である場合(S71:YES)、制御部10は、S72に進み、アノテーション8を移動させ、2個目ムーブ処理を終了する。また、オブジェクト移動中フラグが「YES」でない場合(S71:NO)にも、制御部10は、2個目ムーブ処理を終了する。
【0070】
[アップイベント処理]
図16は、アップイベント処理を説明するための、情報処理装置1の動作の一例を表す図である。制御部10は、アップイベントが発生したときに、アップイベント処理を開始する。
【0071】
S81において、制御部10は、タッチカウンタを−1する。S82において、制御部10は、アップIDが2個目のタッチと一致するか否かを判定する。アップIDが2個目のタッチと一致する場合(S82:YES)、制御部10は、S83に進み、後述する2個目アップ処理を実行する。
【0072】
アップIDが2個目のタッチと一致しない場合(S82:NO)、制御部10は、S84に進み、アップIDが1個目のタッチと一致するか否かを判定する。アップIDが1個目のタッチと一致する場合(S84:YES)、制御部10は、S85に進み、後述する1個目アップ処理を実行する。
【0073】
アップIDが1個目のタッチと一致しない場合(S84:NO)、S83における2個目アップ処理が終了したとき、又は、S85における1個目アップ処理が終了したとき、制御部10は、アップイベント処理を終了する。
【0074】
[2個目アップ処理]
図17は、2個目アップ処理を説明するための、情報処理装置1の動作の一例を表す図である。制御部10は、上記アップイベント処理のS83において2個目アップ処理を開始する。
【0075】
S91において、制御部10は、オブジェクト移動中フラグが「YES」であるか否かを判定する。オブジェクト移動中フラグが「YES」である場合(S91:YES)、制御部10は、S92に進み、アップ座標をスクリーン座標からページ座標に変換する。S93において、制御部10は、アップ座標がページの外であるか否かを判定する。アップ座標がページの外でない場合(S93:NO)、制御部10は、S94に進み、アノテーション8を移動する。
【0076】
オブジェクト移動中フラグが「YES」でない場合(S91:NO)、又は、アップ座標がページの外である場合(S93:YES)、制御部10は、S95に進み、移動中のアノテーション8を削除する。
【0077】
S94においてアノテーション8を移動した後、又は、S95において移動中のアノテーション8を削除した後、制御部10は、S96に進み、オブジェクト移動中フラグを「NO」にし、2個目アップ処理を終了する。
【0078】
[1個目アップ処理]
図18は、1個目アップ処理を説明するための、情報処理装置1の動作の一例を表す図である。制御部10は、上記アップイベント処理のS85において1個目アップ処理を開始する。
【0079】
S97において、制御部10は、ホールド中フラグを「NO」にし、1個目アップ処理を終了する。
【0080】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が当業者にとって可能であるのはもちろんである。
【0081】
例えば、閲覧操作と編集操作とを2つのタッチ位置の回転と対応付けてもよい。
図19に示される閲覧操作では、ユーザが画面21にタッチした2つの指7のタッチ位置を回転させると、画面21内でページオブジェクト6がアノテーション8と一体的に同方向に回転する(表示範囲変更部103の機能)。ページオブジェクト6の回転は、例えば90度単位で行われる。これに対し、
図20に示される編集操作では、ユーザが第1の指71で画面21のアノテーション8以外の部分(例えばページオブジェクト6上)をタッチし、第1の指71のタッチ位置を維持したまま、アノテーション8上で第2及び第3の指72,73のタッチ位置を回転させると、ページオブジェクト6上でアノテーション8のみが同方向に回転する(編集実行部104の機能)。アノテーション8の回転量は、2つのタッチ位置の回転量に応じて決定される。なお、2つのタッチ位置の回転は、例えば2つのタッチ位置を結ぶ線分と直交する移動成分が互いに逆向きである場合に検知される。