特許第6249431号(P6249431)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6249431
(24)【登録日】2017年12月1日
(45)【発行日】2017年12月20日
(54)【発明の名称】革製品用洗浄剤
(51)【国際特許分類】
   C11D 1/72 20060101AFI20171211BHJP
   C11D 3/08 20060101ALI20171211BHJP
   C11D 3/33 20060101ALI20171211BHJP
   C11D 3/20 20060101ALI20171211BHJP
【FI】
   C11D1/72
   C11D3/08
   C11D3/33
   C11D3/20
【請求項の数】2
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2017-108428(P2017-108428)
(22)【出願日】2017年5月31日
【審査請求日】2017年5月31日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】516017765
【氏名又は名称】株式会社SSKプロテクト
(74)【代理人】
【識別番号】100120868
【弁理士】
【氏名又は名称】安彦 元
(72)【発明者】
【氏名】佐々木 博司
【審査官】 林 建二
(56)【参考文献】
【文献】 特開2006−008801(JP,A)
【文献】 特表2012−530856(JP,A)
【文献】 特開2003−226898(JP,A)
【文献】 特開昭63−110297(JP,A)
【文献】 中国特許出願公開第103666795(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C11D 1/00−19/00
B68F 1/00
C14B 1/00−99/00
C14C 1/00−99/00
CAplus/REGISTRY(STN)
JSTPlus/JMEDPlus/JST7580(JDreamIII)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル:2.00重量%以上4.00重量%以下と、
メタケイ酸ナトリウム九水和物:2.00重量%以上3.00重量%以下と、
エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム塩:0.10重量%以上1.50重量%以下と、
3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール:10.00重量%以上20.00重量%以下と、
を含有することを特徴とする革製品用洗浄剤。
【請求項2】
前記ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量は、2.00重量%以上3.00重量%以下であり、
前記エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム塩の含有量は、0.10重量%以上1.00重量%以下であり、
前記3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールの含有量は、10.00重量%以上15.00重量%以下であること
を特徴とする請求項1記載の革製品用洗浄剤。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、革製品用洗浄剤に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、革製品等の汚れ落としに用いられる洗浄剤として、例えば特許文献1のスプレー用液体洗浄用組成物等が開示されている。
【0003】
特許文献1に開示されたスプレー用液体洗浄組成物は、下記の(A)成分と、(B)成分と、(C)成分とを含有することを特徴とする。(A)最大繊維径が1000nm以下で、数平均繊維径が2〜100nmのセルロース繊維であって、そのセルロースが、I型結晶構造を有するとともに、セルロース分子中のグルコースユニットのC6位の水酸基が選択的に酸化されてアルデヒド基およびカルボキシル基に変性されており、上記カルボキシル基量が0.6〜2.0mmol/gの範囲である、セルロース繊維。(B)界面活性剤。(C)水。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2011−057747号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、革製品の汚れ落としに洗浄剤を用いた場合、洗浄組成物の組み合わせ次第で革表面を劣化させる懸念がある。これにより、革製品の美観性を損なう可能性があり得る。
【0006】
他方、表面の劣化を抑制できる酸性洗浄剤等を用いると、汚れが十分に落とせない場合がある。また、酸性洗浄剤等は、長時間の洗浄を必要とする場合があり、それに伴い洗浄部と被洗浄部との間の色ムラ等を発生させる恐れがある。これらにより、革製品の美観性を損なう可能性があり得る。
【0007】
この点、特許文献1に開示された技術では、洗浄組成物の洗浄性に関する記載がされているに過ぎず、革表面を劣化させる懸念を解決する旨の記載がされていない。このため、特許文献1に開示された技術では、革製品の美観性を損なう可能性があり得る。従って、革製品の美観性を保つことが可能な洗浄剤が望まれている。
【0008】
そこで本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、革製品の美観性を保つことが可能な革製品用洗浄剤を提供するところにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1記載の革製品用洗浄剤は、上述した課題を解決するために、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル:2.00重量%以上4.00重量%以下と、メタケイ酸ナトリウム九水和物:2.00重量%以上3.00重量%以下と、エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム塩:0.10重量%以上1.50重量%以下と、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール:10.00重量%以上20.00重量%以下と、を含有することを特徴とする。
【0010】
請求項2記載の革製品用洗浄剤は、請求項1の発明において、前記ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量は、2.00重量%以上3.00重量%以下であり、前記エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム塩の含有量は、0.10重量%以上1.00重量%以下であり、前記3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールの含有量は、10.00重量%以上15.00重量%以下であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
上述した構成からなる本発明を適用した革製品用洗浄剤は、革表面の汚れを落とすとともに、革表面の劣化を抑制することができる。これにより、革製品の美観性を保つことが可能となる。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明を適用した革製品用洗浄剤の実施形態について、詳細に説明する。
【0013】
本発明を適用した革製品用洗浄剤は、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル:2.00重量%以上4.00重量%以下と、メタケイ酸ナトリウム九水和物:2.00重量%以上3.00重量%以下と、エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム塩:0.10重量%以上1.50重量%以下と、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール:10.00重量%以上20.00重量%以下と、を含有する。革製品用洗浄剤は、上記のほか、希釈剤として水:71.50重量%以上85.90重量%以下を含有する。
【0014】
以下、本発明を適用した革製品用洗浄剤における数値限定理由について説明する。
【0015】
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル:2.00重量%以上4.00重量%以下
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルは、界面活性剤に分類され、革製品に付着した汚れをミセルとして水中に浮かせるものである。ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量が2.00重量%未満の場合、革製品に付着した汚れが浮遊しない。このため、汚れ除去性が低下する。また、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量が4.00重量%を超える場合、洗浄後の水洗において革製品上に塗布した革製品用洗浄剤の拭き取りに時間がかかるほか、汚れが革製品に残り易くなる。このため、拭き取り容易性及び汚れ除去性が低下し、作業性の低下を引き起こす。よって、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量は、2.00重量%以上4.00重量%以下とする。より好ましくは、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量が2.00重量%以上3.00重量%以下とすることで、汚れ除去性及び拭き取り容易性の向上をさらに図ることができる。
【0016】
メタケイ酸ナトリウム九水和物:2.00重量%以上3.00重量%以下
メタケイ酸ナトリウム九水和物は、アルカリ剤に分類され、革製品に付着した汚れを離間させるものである。メタケイ酸ナトリウム九水和物の含有量が2.00重量%未満の場合、革製品に付着した汚れが離間しない。このため、汚れ除去性が低下する。また、メタケイ酸ナトリウム九水和物の含有量が3.00重量%を超える場合、革製品用洗浄剤の安定性が悪くなる。このため、革製品用洗浄剤が濁ったり沈殿物が発生したりすることで、汚れが革製品に残り易くなるほか、革製品用洗浄剤の拭き取りに時間がかかる。これにより、汚れ除去性及び拭き取り容易性が低下し、作業性の低下を引き起こす。よって、メタケイ酸ナトリウム九水和物の含有量は、2.00重量%以上3.00重量%以下とする。
【0017】
エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム塩:0.10重量%以上1.50重量%以下
エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム塩は、キレート剤に分類され、革製品に付着した汚れに含まれる金属を包み、汚れの再付着を抑制するものである。エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム塩の含有量が0.10重量%未満の場合、革製品から離間した汚れが再付着する。このため、汚れ除去性が低下する。また、エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム塩の含有量が1.50重量%を超える場合、他の組成物の効果を十分に得られず、革製品から汚れを除去することができないほか、革製品用洗浄剤の拭き取りに時間がかかる。これにより、汚れ除去性及び拭き取り容易性が低下し、作業性の低下を引き起こす。よって、エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム塩の含有量は、0.10重量%以上1.50重量%以下とする。
【0018】
3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール:10.00重量%以上20.00重量%以下
3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールは、溶剤に分類され、特に油系の汚れの除去を促進するものである。3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールの含有量が10.00重量%未満の場合、油系の汚れを除去しきれない。このため、汚れ除去性が低下する。また、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールの含有量が20.00重量%を超える場合、革製品の表面を劣化させる。このため、革製品の美観性が低下する。よって、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールの含有量は、10.00重量%以上20.00重量%以下とする。
【0019】
水:71.50重量%以上85.90重量%以下
水は、希釈剤に分類され、例えば純水である。水の含有量は、他の成分の含有量に応じて調整される。上述した他の成分の含有量を踏まえ、水の含有量は、71.50重量%以上85.90重量%以下とする。本発明を適用した革製品用洗浄剤は、例えば上述した5つの成分からなる。
【0020】
なお、本発明を適用した革製品用洗浄剤は、例えば3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールの含有量が10.00重量%以上15.00重量%以下とすることで、革製品の表面の劣化をさらに抑制することができ、革製品の美観性を容易に保つことが可能となる。このとき、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量が2.00重量%以上3.00重量%以下、メタケイ酸ナトリウム九水和物の含有量が2.00重量%以上3.00重量%以下、及びエチレンジアミン四酢酸四ナトリウム塩の含有量が0.10重量%以上1.00重量%以下とすることで、拭き取り容易性の向上をさらに図ることができる。
【実施例】
【0021】
以下、本発明を適用した革製品用洗浄剤の特性について、実施例及び比較例を挙げて具体的に説明する。
【0022】
【表1】
本実施例において、革製品用洗浄剤に含有される各成分を上記表1の割合で混合し、実施例及び比較例の特性を評価した。特性の評価項目として、汚れ除去性、拭き取り容易性、及び革製品の損傷性の3項目を評価した。各評価項目に用いたサンプル作成の手順は、「JISL1919:繊維製品の防汚性試験方法」を参考に、下記方法に沿って実施した。
【0023】
評価サンプルとして、約3年間使用された自動車用のレザーシート(牛革)を準備し、60mm×100mmに切り出したものを用いた。評価サンプルにおいて、洗浄部(評価対象部)及び未洗浄部(評価基準部)を二分するためのマスキングテープを貼った。その後、洗浄部に各洗浄剤をスプレーにより1グラム噴射し、10秒間置いた後、豚毛ブラシで力を入れずに5往復した。その後、水で湿らせたマイクロファイバータオルにて洗浄剤を拭き取り、乾いたタオルで洗浄部表面に残った水分を拭き取った。最後に、マスキングテープを剥がして各評価を実施した。
【0024】
汚れ除去性の評価は、「JISL0805:染色用グレースケール」を参考にした目視評価を用い、洗浄部と未洗浄部との外観を比較して10段階で評価した。すなわち、評価1は洗浄部と未洗浄部との差が見えない状態を示し、評価2から評価10へ増加するに伴い、洗浄部と未洗浄部の差が明確になった状態を示す。
【0025】
拭き取り容易性の評価は、洗浄部において下記5レベルを基準とした目視を実施し、10段階で評価した。すなわち、レベル1は目視で洗浄剤の残りが見える状態を示し、評価2とした。レベル2は目視では見えないが、触ると油分が残っており明らかに手に付着する状態を示し、評価4とした。レベル3は、目視では見えないが、油分が少し残っており、指を擦ると付着する状態を示し、評価6とした。レベル4は、手で触れても油分を確認できないが、水滴を垂らすと撥水する状態を示し、評価8とした。レベル5は、手で触れても油分を確認できず、水滴を垂らしても撥水しない状態を示し、評価10とした。
【0026】
また、レベル1に比べて明らかに洗浄剤の残りが見える状態を、評価1とした。レベル1とレベル2との間の状態を、評価3とした。レベル2とレベル3との間の状態を、評価5とした。レベル3とレベル4との間の状態を、評価7とした。レベル4とレベル5との間の状態を、評価9とした。
【0027】
革製品の損傷性の評価は、洗浄部において下記5レベルを基準とした目視を実施し、10段階で評価した。すなわち、レベル1は色合いが濃くなっており、擦った部分が荒れている状態を示し、評価2とした。レベル2は色合いが若干濃くなっており、擦った部分が少し異なる感触の状態を示し、評価4とした。レベル3は、色合いの変化はないが、擦った部分が少し荒れた感じになっている状態を示し、評価6とした。レベル4は、色合いの変化も擦りの変化もないが若干風合いの差が感じられる状態を示し、評価8とした。レベル5は、色合い、擦り、風合いの変化もなくしっとり感が出ている状態を示し、評価10とした。
【0028】
また、レベル1に比べて色合いが明らかに濃く、擦った部分が明らかに荒れている状態を、評価1とした。レベル1とレベル2との間の状態を、評価3とした。レベル2とレベル3との間の状態を、評価5とした。レベル3とレベル4との間の状態を、評価7とした。レベル4とレベル5との間の状態を、評価9とした。
【0029】
表1に示すように、比較例1〜4では、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量が2.00重量%未満、及びメタケイ酸ナトリウム九水和物の含有量が2.00重量%未満の少なくとも何れかである。このため、革製品に対する汚れ除去性が6未満であり、革製品の美観性を保てないことが確認された。
【0030】
比較例5では、エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム塩の含有量が0.09重量%である。このため、革製品に対する汚れ除去性が5であり、革製品の美観性を保てないことが確認された。
【0031】
比較例6では、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールの含有量が9.00重量%である。このため、革製品に対する汚れ除去性が5であり、革製品の美観性を保てないことが確認された。
【0032】
比較例7では、メタケイ酸ナトリウム九水和物の含有量が3.10重量%である。このため、革製品に対する汚れ除去性が5、及び拭き取り容易性が5であり、革製品の美観性を保てないことが確認された。
【0033】
比較例8では、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量が4.10重量%である。このため、革製品に対する汚れ除去性が4、及び拭き取り容易性が5であり、革製品の美観性を保てないことが確認された。
【0034】
比較例9では、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールの含有量が21.00重量%である。このため、革製品の損傷性が5であり、革製品の美観性を保てないことが確認された。
【0035】
比較例10では、エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム塩の含有量が1.60重量%である。このため、革製品に対する汚れ除去性が5、及び拭き取り容易性が5であり、革製品の美観性を保てないことが確認された。
【0036】
上述した比較例1〜10に対し、本実施例1〜8では、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量が2.00重量%以上4.00重量%以下であり、メタケイ酸ナトリウム九水和物の含有量が2.00重量%以上3.00重量%以下であり、エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム塩が0.10重量%以上1.50重量%以下であり、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールの含有量が10.00重量%以上20.00重量%以下である。このため、革製品に対する汚れ除去性が6以上、拭き取り容易性が6以上、及び革製品の損傷性が6以上であり、革製品の美観性を保つことが確認された。
【0037】
また、本実施例1〜3、及び本実施例5では、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルの含有量が2.00重量%以上3.00重量%以下であり、メタケイ酸ナトリウム九水和物の含有量が2.00重量%以上3.00重量%以下であり、エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム塩が0.10重量%以上1.00重量%以下であり、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールの含有量が10.00重量%以上15.00重量%以下である。このため、革製品に対する汚れ除去性が6以上、拭き取り容易性が7以上、及び革製品の損傷性が8以上であり、引き取り容易性及び革製品の損傷性の向上が確認された。
【0038】
以上、本実施形態における革製品用洗浄剤によれば、革表面の汚れを落とすとともに、革表面の劣化を抑制することができる。これにより、革製品の美観性を保つことが可能となる。
【0039】
本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【要約】
【課題】革製品の美観性を保つことが可能な革製品用洗浄剤を提供する。
【解決手段】ポリオキシアルキレンアルキルエーテル:2.0重量%以上4.0重量%以下と、メタケイ酸ナトリウム九水和物:2.0重量%以上3.0重量%以下と、エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム塩:0.1重量%以上1.5重量%以下と、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール:10.0重量%以上20.0重量%以下と、を含有することを特徴とする。
【選択図】なし