【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様によれば、デュアルチャネル溶媒支援入口イオン化(「SAII」)インターフェイスを具備する質量分析計が提供される。
【0007】
語句「デュアルチャネル」は、SAIIインターフェイスが2つ以上のチャネルを具備する実施形態を含むことを意図するものであることを理解するべきである。
【0008】
溶媒支援入口イオン化インターフェイスは、好ましくは、電圧をインターフェイスに印加する必要なく、被検物をイオン化するために配置及び適合される。
【0009】
第一の物質を質量分析計に導入するための第一のキャピラリー又は流体供給デバイスは、好ましくは、第一のデュアルチャネル内に収容され、第二の物質を質量分析計に導入するための第二の分離キャピラリー又は流体供給デバイスは、好ましくは、第二のデュアルチャネル内に収容される。
【0010】
第一及び/又は第二のチャネルは、好ましくは、金属、ガラス、石英、金属皮膜ガラス又は導電ガラスを含む。
【0011】
第一の物質は、好ましくは、被検物を含む。
【0012】
第二の物質は、好ましくは、標準物質、校正用物質、ロックマス用物質又は試薬を含む。
【0013】
第一の物質は、(i)ポンプ、(ii)液体クロマトグラフィー(「LC」)デバイス、(iii)キャピラリーゾーン電気泳動(「「CZE」)デバイス、(iv)超臨界流体(「SCF」)クロマトグラフィーデバイス又は(v)ガスクロマトグラフィー(「GC」)デバイスのいずれか1つを介して、好ましくは、第一のキャピラリー又はチャネルに導入され、且つ/又は第二の物質は、好ましくは、第二のキャピラリー又はチャネルに導入される。
【0014】
任意の動作モードでは、第一の物質及び第二の物質は、同時にデュアルチャネルに導入されてもよい。
【0015】
代替動作モードでは、第一の物質及び第二の物質は、非同時に又は非連続的にデュアルチャネルに導入されてもよい。
【0016】
インターフェイスの第一端部は、好ましくは、大気圧に維持され、且つ/又は、インターフェイスの第二端部は、好ましくは、100mbar未満の圧力に維持圧力に維持される。
【0017】
本発明の一実施形態によれば、インターフェイスの第一端部は、圧力xに維持され、インターフェイスの第二端部は、好ましくは、0.1xより低い、0.01xより低い、0.001x低い又は0.0001x未満の圧力に維持される。一実施形態によれば、相対的圧力は、第一端部及び第二端部は、少なくともx10、x100、x1000又はx10,000である。
【0018】
インターフェイスの第二端部は、好ましくは、真空チェンバー内に収容される。
【0019】
質量分析計は、好ましくは、真空チェンバー内にRFイオンガイドを更に含み、使用中、イオンが、好ましくは、擬ポテンシャルによって、RFイオンガイド内に放射状に閉じ込められる。
【0020】
RFイオンガイドは、好ましくは、第一のイオンガイド経路及び任意で独立した任意のイオンガイド経路を含む。
【0021】
RFイオンガイドに入るイオンは、好ましくは、第一のイオンガイド経路又は第二のイオンガイド経路のいずれかに導かれる。
【0022】
一実施形態によれば、質量分析計は、好ましくは、イオン伝達モードからイオン減衰モードに切り替えることができるデバイスを更に含み、これによってイオンが第一のイオンガイド経路及び/又は第二のイオンガイド経路に沿って通過する又は出るのが阻止、或いは実質的に低減される。
【0023】
第一のイオンガイド経路に導かれたイオンは、第一の質量分析装置によって質量分析されてもよく、第二のイオンガイド経路に導かれたイオンは、第二の異なる質量分析装置によって質量分析されてもよい。
【0024】
第一のイオンガイド経路及び第二のイオンガイド経路又はRFイオンガイドの下流部において、接合又は合流してもよい。
【0025】
RFイオンガイドは、使用中、各電極内に提供された又は各電極によって画成された開口部からイオンが伝達される複数の電極を含むイオンファンネル又はイオントンネルイオンガイドを含み得る。
【0026】
RFイオンガイドは、イオンがRFイオンガイド内でフラグメント化する又は反応するような動作モードで操作することもあり得る。
【0027】
イオンは、イオンガイド内で電子移動解離(「ETD」)、陽子移動反応(「PTR」)又は気相水素−重水素交換(「HDx」)を実施するように配置されてもよい。
【0028】
デュアルチャネルインターフェイスから発生する被検物は、脱溶媒及び/又はイオン化を支援するために、衝撃面に導かれてもよい。
【0029】
デュアルチャネルは、一般的なヒーターによって加熱されてもよく、且つ/又は同一のチューブヒーター内に配置されてもよい。
【0030】
別の実施形態によれば、デュアルチャネルは、独立したチューブヒーター内に配置されても、且つ/又はデュアルチャネルが、独立したヒーターによって別々に加熱されてもよい。
【0031】
チューブヒーターは、好ましくは、互いに隔置される。
【0032】
本発明の別の態様によれば、デュアルチャネル溶媒支援入口イオン化(「SAII」)インターフェイスを介してイオンを質量分析計の真空チェンバーに導入することを含む、質量分析方法が提供される。
【0033】
本発明の一態様によれば、
第一の真空チャンバーと、
第一のイオン入口と、
第一の真空チェンバー又はその後の下流真空チェンバーに導入する溶媒支援入口イオン化(「SAII」)インターフェイスと、
を具備する質量分析計が提供され、大気圧イオン源からのイオンは、使用中、第一のイオン入口を通って第一の真空チェンバーに伝達される。
【0034】
大気圧イオン源は、エレクトロスプレーイオン化(「ESI」)イオン源、大気圧化学イオン化(「APCI」)イオン源、大気圧光イオン化(「APPI」)イオン源又は衝撃スプレーイオン化イオン源を含み得る。
【0035】
溶媒支援入口イオン化(「SAII」)インターフェイスは、好ましくは、大気圧領域と第一の真空チェンバーとの間で伝達が行われるシングルチャネル又はデュアルチャネル溶媒支援入口イオン化インターフェイスを具備する。
【0036】
第一の物質を質量分析計に導入するための第一のキャピラリー又は流体供給デバイスは、好ましくは、シングルチャネル又はデュアルチャネル溶媒支援入口イオン化インターフェイス内に収容される。
【0037】
第一の物質は、好ましくは、標準物質、校正用物質、ロックマス用物質、試薬又は被検物を含む。
【0038】
一実施形態によれば、シングルチャネル又はデュアルチャネルSAIIインターフェイスは、1つ以上の大気圧イオン源の内部校正又はマスロックを行うために使用できる。溶媒支援入口イオン化(「SAII」)インターフェイスは、好ましくは、第一の真空チェンバーを有する大気圧領域に連結するシングルチャネル又はデュアルチャネルを具備する。第一の物質を質量分析計に導入するための第一のキャピラリー又は流体供給デバイスは、好ましくは、インターフェイスのチャネル内に収容される。
【0039】
質量分析計は、好ましくは、更に真空チェンバーの下流にインターフェイスが提供される1つ以上のRFイオンガイドを具備する。1つ以上のRFイオンガイドは、好ましくは、溶媒支援入口イオン化インターフェイスによって又は溶媒支援入口イオン化インターフェイス内で発生されるイオンとは別に、イオンが大気圧イオン源によって発生され続けるために動作モードに配置及び適合される。1つ以上のRFイオンガイドは、少なくとも第一のイオンガイド経路及び独立した第二のイオンガイド経路を含み得る。1つ以上のRFイオンガイドに入るイオンは、第一のイオンガイド経路又は第二のイオンガイド経路のいずれかに導かれてもよい。第一及び第二のイオンガイド経路は、RFイオンガイドの下流部において合流又は接合してもよい。
【0040】
質量分析計は、イオン伝達モードからイオン減衰モードに切り替えることができるデバイスを更に含むことができ、これによってイオンが第一及び/又は第二のイオンガイド経路に沿って通過する又は出るのが阻止、或いは実質的に低減される。イオンガイド経路に導かれたイオンは、第一の質量分析装置によって質量分析され、第二のイオンガイド経路に導かれたイオンは、第二の質量分析装置によって質量分析されてもよい。
【0041】
本発明の一態様によれば、
大気圧イオン源、第一の真空チェンバー及び第一のイオン入口を提供すること、
第一のイオン入口を介して大気圧イオン源から第一真空チェンバーへイオンを伝達することと、
第一の真空チェンバー又はその後の下流真空チェンバーに導入する溶媒支援入口イオン化(「SAII」)インターフェイスを提供することと、
を含む質量分析方法が提供される。
【0042】
本発明の一態様によれば、被検物キャピラリー及び独立した標準物質キャピラリーがインターフェイス内に挿入されるシングルチャネル溶媒支援入口イオン化(「SAII」)インターフェイスを具備する質量分析計が提供される。
【0043】
本発明の一態様によれば、シングルチャネル溶媒支援入口イオン化(「SAII」)インターフェイスを提供することを含む質量分析方法が提供され、この方法は、
インターフェイス内に収容された被検物キャピラリーを介してインターフェイス内に被検物を導入することと、
インターフェイス内に収容された独立した標準物質キャピラリーを介して標準物質をインターフェイスに導入することと、
を更に含む。
【0044】
語句「デュアルチャネル」は、SAIIインターフェイスが2つ以上のチャネルを具備する実施形態を含むことを意図するものであることを理解するべきである。
【0045】
好ましい実施形態は、2つ以上の独立した入口チューブをSAIIインターフェイス中に導入する方法に関する。これにより、校正用標準物質を被検物として同時に導入し、イオン化することができる。
【0046】
用語「溶媒支援入口イオン化」インターフェイスは、被検物が電位差が典型的に2.5〜4kVであるエレクトロスプレーイオン化インターフェイスを含むものとして構成されるべきではないものと理解されるべきである。
【0047】
好ましい実施形態は、2つ以上の加熱された金属又はガラス入口チャネルを具備するインターフェイスを具備する。チャネルは、同一のチューブ内で異なるチャネルであってもよく、又はチャネルは同一若しくは異なるヒーター要素によって加熱させた異なるチューブ内に提供されてもよい。
【0048】
好ましい実施形態は、公知のSAII装置の改善を提供する。
【0049】
好ましい実施形態は、特に、SAIIインターフェイスへの校正用標準物質(ロックマス)の独立した導入に関する。理解されるとおり、本概念は、シングルSAIIチャネルがエレクトロスプレーイオン源などの大気圧イオン源と併せて使用される状況にも適用することもできる。したがって、SAIIチャネルは、独立した大気圧イオン源用の校正用標準物質又は「ロックマス」として使用できる。
【0050】
好ましい実施形態によれば、別の標準物質をSAIIインターフェイスに導入することができ、このため、標準物質と分析溶液とを混合させ、双方を同一の溶媒導管を通って導入させる必要がなくなる。
【0051】
公知のインターフェイスに比較して、好ましい実施形態は、多数の試料を同時にSAIIインターフェイス内に導入させることができる2つ以上のチャンネルを具備する。
【0052】
一実施形態によれば、質量分析計は、(i)エレクトロスプレーイオン化(「ESI」)イオン源、(ii)大気圧光イオン化(「APPI」)イオン源、(iii)大気圧化学イオン化(「APCI」)イオン源、(iv)マトリックス支援レーザー脱離イオン化(「MALDI」)イオン源、(v)レーザー脱離イオン化(「LDI」)イオン源、(vi)大気圧イオン化(「API」)イオン源、(vii)シリコン上脱離イオン化(「DIOS」)イオン源、(viii)電子衝撃(「EI」)イオン源、(ix)化学イオン化(「CI」)イオン源、(x)電界イオン化(「FI」)イオン源、(xi)電界脱離(「FD」)イオン源、(xii)誘導結合プラズマ(「ICP」)イオン源、(xiii)高速原子衝撃(「FAB」)イオン源、(xiv)液体二次イオン質量分析(「LSIMS」)イオン源、(xv)脱離エレクトロスプレーイオン化(「DESI」)イオン源、(xvi)ニッケル63放射性イオン源、(xvii)大気圧マトリックス支援レーザー脱離イオン化イオン源、(xviii)サーモスプレーイオン源、(xix)大気圧サンプリンググロー放電イオン化(「ASGDI」)イオン源、(xx)グロー放電(「GD」)イオン源、及び(xxi)衝撃スプレーイオン化イオン源からなる群から選択される1つ以上のイオン源を含む。
【0053】
質量分析計は、更に1つ以上の連続又はパルスイオン源を含むことができる。質量分析計は、更にインターフェイス下流に配置された1つ以上のイオンガイドを含むことができる。質量分析計は、インターフェイスの上流及び/又は下流に配置された1つ以上のイオン移動度分離デバイス及び/若しくは1つ以上の電界非対称イオン移動度分光計デバイスを具備し得る。
【0054】
質量分析計は、更に、インターフェイスの下流に配置された1つ以上のイオントラップ又はイオントラップ領域を含み得る。質量分析計は、更にインターフェイスの下流に配置された1つ以上の衝突、フラグメント化又は反応セルを具備することができ、1つ以上の衝突、フラグメント化又は反応セルは、(i)衝突誘起解離(「CID」)フラグメント化デバイス、(ii)表面誘起解離(「SID」)フラグメント化デバイス、(iii)電子移動解離(「ETD」)フラグメント化デバイス、(iv)電子捕獲解離(「ECD」)フラグメント化デバイス、(v)電子衝突または衝撃解離フラグメント化デバイス、(vi)光誘起解離(「PID」)フラグメント化デバイス、(vii)レーザー誘起解離フラグメント化デバイス、(viii)赤外線誘起解離装置、(ix)紫外線誘起解離デバイス、(x)ノズル−スキマーインターフェイスフラグメント化デバイス、(xi)インソースフラグメントデバイス、(xii)インソース衝突誘起解離フラグメント化デバイス、(xiii)熱源又は温度源フラグメント化デバイス、(xiv)電界誘起フラグメント化デバイス、(xv)磁場誘起フラグメント化デバイス、(xvi)酵素消化又は酵素分解フラグメント化デバイス、(xvii)イオン−イオン反応フラグメント化デバイス、(xviii)イオン−分子反応フラグメント化デバイス、(xix)イオン−原子反応フラグメント化デバイス、(xx)イオン−準安定性イオン反応フラグメント化デバイス、(xxi)イオン−準安定性分子反応フラグメント化デバイス、(xxii)イオン−準安定性原子反応フラグメント化デバイス、(xxiii)付加イオン又はプロダクトイオンを形成するためにイオンを反応させるイオン−イオン反応デバイス、(xxiv)付加イオン又はプロダクトイオンを形成するためにイオンを反応させるイオン−分子反応デバイス、(xxv)付加イオン又はプロダクトイオンを形成するためにイオンを反応させるイオン−原子反応デバイス、(xxvi)付加イオン又はプロダクトイオンを形成するためにイオンを反応させるイオン−準安定性イオン反応デバイス、(xxvii)付加イオン又はプロダクトイオンを形成するためにイオンを反応させるイオン−準安定性分子反応デバイス、(xxviii)付加イオン又はプロダクトイオンを形成するためにイオンを反応させるイオン−準安定性原子反応デバイス、(xxix)電子イオン化解離(「EID」)フラグメント化デバイス、からなる群から選択される。
【0055】
質量分析計は、好ましくは、更に、(i)四重極質量分析装置、(ii)二次元又はリニア四重極質量分析装置、(iii)ポール又は三次元四重極質量分析装置、(iv)ペニングトラップ型質量分析装置、(v)イオントラップ型質量分析装置、(vi)磁場型質量分析装置、(vii)イオンサイクロトロン共鳴(「ICR」)質量分析装置、(viii)フーリエ変換イオンサイクロトロン共鳴(「FTICR」)質量分析装置、(ix)静電又は直交質量分析装置、(x)フーリエ変換静電又は直交質量分析装置、(xi)フーリエ変換質量分析装置、(xii)飛行時間質量分析装置、(xiii)直交加速型飛行時間質量分析装置、及び(xiv)リニア加速型飛行時間質量分析装置、からなる群から選択される質量分析装置を具備する。
【0056】
質量分析計は、更に、インターフェイスの下流に配置された1つ以上のエネルギー分析装置又は静電気エネルギー分析装置を具備してもよい。質量分析計は、好ましくは、更にインターフェイスの下流に配置された1つ以上のイオン検出器を具備する。
【0057】
質量分析計は、インターフェイスの下流に配置された1つ以上のマスフィルターを更に含んでもよく、1つ以上のマスフィルターは(i)四重極マスフィルター、(ii)二次元又はリニア四重極イオントラップ、(iii)ポール又は三次元四重極イオントラップ、(iv)ペニングイオントラップ、(v)イオントラップ、(vi)磁場型マスフィルター、(vii)飛行時間マスフィルター、及び(viii)ウィーンフィルターからなる群から選択される。
【0058】
一実施形態によれば、質量分析計は、更にCトラップ及び静電質量分析器を具備してもよく、第一の動作モードでは、イオンはCトラップに伝達され、次いで、静電質量分析装置に投入され、第二の動作モードでは、イオンはCトラップ、次いで、衝突セル又は電子移動解離及び/又は陽子移動反応デバイスに伝達され、少なくともいくつかのイオンがフラグメントイオンにフラグメント化され、また、静電質量分析装置に投入される前に、次いでフラグメントイオンがCトラップに伝達される。
【0059】
質量分析計は、イオンが使用中伝達され、電極の間隔がイオン経路の長さに沿って増長される開口部を有する複数の電極を具備する積層リング型イオンガイドを更に含んでもよい。イオンガイドの上流部における電極内の開口部は、第一の直径を有してもよく、イオンガイドの下流部における電極内の開口部は、第一の直径よりも小さい第二の直径を有してもよい。AC又はRF電圧の逆位相は、好ましくは、一連の電極に印加される。
【0060】
溶媒支援入口イオン化技術の更なる利点は、非常に効率よくイオンを質量分析計へ移動させることであり、これは大気圧から質量分析計の第一の真空段階への比較的少ないガスフローによって得られる。SAIIに使用される加熱キャピラリーの伝導性は、例えば、エレクトロスプレーイオン源など、大気圧イオン源と共に使用されるサンプリングオリフィスの伝導性より非常に低くてもよいが、依然として、高イオン伝達が得られる。
【0061】
このような低い伝導性により、大気圧から質量分析計の低圧力領域まで、複数の入口オリフィスが必要である場合に導入されるいかなる特別な真空排気要件も最低限に低減される。これは、各源がほぼ同じ効果を得るために、大気圧からさらに低い圧力への伝導性がサンプリングオリフィス数に正比例して上昇する、複数のサンプリングオリフィス及び複数の大気圧イオン源を有するシングル質量分析計を使用した場合と対照的である。
【0062】
例示のみを目的として、本発明の様々な実施形態及び他の配置を、以下に挙げる添付の図面を参照して記載する。