(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記複数の検出器のうちの各検出器は前記複数の光源のうちの対応する光源と関連付けられており、前記レンズは、各検出器上に、前記集光された光の、前記検出器の対応する光源からの光を含む部分をそれぞれ合焦させるように構成されている、請求項1のLIDAR装置。
前記複数の光源のうちの前記光源は前記伝送ブロック内の前記湾曲した焦点面に略対応するパターンで配置され、前記複数の検出器のうちの前記検出器は前記受光ブロック内の前記湾曲した焦点面に略対応するパターンで配置される、請求項5のLIDAR装置。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[0022] 以下の詳細な説明は、開示されるシステム、装置及び方法の様々な特徴及び機能を、添付の図面を参照して説明するものである。図面中、文脈がそうでないと規定しない限りは、同様の符号は同様の構成要素と同一であると見なす。本明細書に記載の説明的なシステム、装置及び方法の実施形態は限定的であることを意図されてはいない。当業者によれば、開示されるシステム、装置及び方法の特定の態様は、多様な異なる構成で配置及び組み合わせ可能であり、本明細書においてはそのすべてが想定されることが、容易に理解されるであろう。
【0009】
[0023] 光検出及び測距(LIDAR)装置は、複数の光源から発せられる光パルスを伝送してもよく、また、反射された光パルスを受光してもよい。この反射された光パルスはその後複数の検出器により検出される。本明細書に記載の例においては、複数の光源からの光をコリメートし且つ反射光を複数の検出器上に合焦させる伝送/受光レンズを含むLIDAR装置が提供される。コリメート用の伝送レンズ及び合焦用の受光レンズに代えてこれらの機能の両方を行う伝送/受光レンズを用いることにより、寸法、費用、及び/又は複雑さに関して利点がもたらされ得る。
【0010】
[0024] LIDAR装置は、軸を中心として回転するように構成されたハウジングを備える。いくつかの例においては、軸は略垂直である。ハウジングは、複数の光源を含む伝送ブロック、複数の検出器を含む受光ブロック、出射された光が伝送ブロックから伝送/受光レンズへと通過するとともに反射光が伝送/受光レンズから受光ブロックへと通過する共有空間、及び出射された光をコリメートし反射光を合焦させる伝送/受光レンズなどの様々な構成要素を含む内部空間を有していてもよい。様々な構成要素を含むハウジングを回転させることにより、いくつかの例においては、LIDAR装置の環境の360度視野の三次元地図が、様々な構成要素の配置の頻繁な再校正を行うことなく決定され得る。
【0011】
[0025] いくつかの例においては、ハウジングは、伝送ブロックと受光ブロックとの間に無線周波数(RF)及び光学的遮蔽を含んでいてもよい。例えば、ハウジングは、RF遮蔽を提供するために、金属、金属インク、又は金属フォームにより形成及び/又は被覆されてもよい。遮蔽のために用いられる金属は、例えば、銅又はニッケルを含み得る。
【0012】
[0026] 伝送ブロックに含まれる複数の光源は、例えば、レーザダイオードを含んでいてもよい。一例においては、光源はおよそ905nmの波長を有する光を放射する。伝送/受光レンズは光源により出射された光を伝送経路を通じて受け取るが、いくつかの例においては、その伝送経路が鏡又はプリズムなどの反射素子を含んでいてもよい。反射素子を含むことによって伝送経路は折り曲げられ、より寸法の小さな伝送ブロック、及びひいてはより小さなLIDAR装置のハウジングが提供され得る。また、伝送経路は伝送ブロックの出口孔を含み、出射された光はこれを通って共有空間に入り伝送/受光レンズへと通過する。
【0013】
[0027] いくつかの例においては、複数の光源の各光源は、シリンドリカルレンズ又はアシリンドリカルレンズなど、それぞれレンズを含む。光源はコリメートされていない光ビームを放射してもよく、この光ビームは第2の方向よりも第1の方向により多く発散する。これらの例においては、光源のそれぞれのレンズは、コリメートされていない光ビームを第1の方向に予めコリメートして部分的にコリメートされた光ビームを提供し、それによって第1の方向への発散を減少させてもよい。いくつかの例においては、部分的にコリメートされた光ビームは、第2の方向よりも第1の方向により少なく発散する。伝送/受光レンズは、1つ以上の光源から伝送ブロックの出口孔を介して部分的にコリメートされた光ビームを受光する。また、伝送/受光レンズは、部分的にコリメートされた光ビームをコリメートして、LIDAR装置の環境へと伝送されるコリメートされた光ビームを提供する。この例においては、光源により出射された光は第1の方向よりも第2の方向により大きな発散を有していてもよく、出口孔は光源からの光のビームの垂直及び水平の範囲を収容可能である。
【0014】
[0028] ハウジングは伝送/受光レンズを搭載しており、これを通って複数の光源からの光がハウジングから出ることが可能であるとともに、反射光がハウジングに入り受光ブロックに到達することができる。伝送/受光レンズは、複数の光源により出射された光をコリメートし受光ブロック内の複数の検出器上に反射光を合焦させるのに十分な光パワーを有していてもよい。一例においては、伝送/受光レンズは、ハウジングの外側の非球面形状を備えた表面と、ハウジングの内側のトロイダル形状を備えた表面と、およそ120mmの焦点距離とを有する。
【0015】
[0029] 受光ブロックに含まれる複数の検出器は、例えば、窒素などの不活性ガスを充填された密閉環境内のアバランシェフォトダイオードを含み得る。受光ブロックは入口孔を含んでいてもよく、これを通って伝送/受光レンズからの合焦された光が検出器の方に向かって通過する。いくつかの例においては、入口孔は、複数の光源により出射された波長範囲内の波長を有する光は通し他の波長を有する光は減衰させるフィルタリング窓を含んでいてもよい。
【0016】
[0030] LIDAR装置から環境内へと伝送されたコリメートされた光は、環境内の1つ以上の対象物に反射して対象物反射光を提供し得る。伝送/受光レンズは、対象物反射光を集光し、その対象物反射光を焦点経路(「受光経路」)を介して複数の検出器上に合焦させてもよい。いくつかの例においては、受光経路は、合焦された光を複数の検出器に向ける反射面を含んでいてもよい。追加的又は代替的には、反射面は、受光ブロックへと向かう合焦された光を折り曲げてもよく、それによって共有空間及びLIDAR装置のハウジングの空間の節約を提供することができる。
【0017】
[0031] いくつかの例においては、反射面は、伝送ブロックと共有空間との間に出口孔を含む壁を画定してもよい。この場合、伝送ブロックの出口孔は、反射面の透明及び/又は非反射性の部分に対応する。透明の部分は反射面の穴又は切欠部であってもよい。代替的には、反射面は透明基板(例えばガラス)上に反射性材料の層を形成することにより形成されてもよく、透明の部分は、基板の、反射性材料で被覆されていない部分であってもよい。このように、共有空間は伝送経路及び受光経路の両方に用いられ得る。いくつかの例においては、伝送経路は、共有空間内で少なくとも部分的に受光経路と重なっている。
【0018】
[0032] 出口孔の垂直及び水平の範囲は、光源からの出射光ビームのビーム幅を収容するのに十分である。しかしながら、出口孔は非反射性の性質が、受光経路内の集光され合焦された光の一部が反射面で受光ブロックの検出器へと向かって反射するのを妨げる。したがって、出口孔の寸法を最小化し集光された光の損失部分を少なくするためには、伝送ブロックからの出射光ビームのビーム幅を縮小するのが望ましい。上記のいくつかの例においては、出口孔を通って通過するビーム幅の縮小は、各光源に隣接したシリンドリカルレンズ又はアシリンドリカルレンズなどそれぞれのレンズを含むことで、出射光ビームを部分的にコリメートすることにより、達成され得る。
【0019】
[0033] 追加的又は代替的には、出射光ビームのビーム幅を縮小するべく、いくつかの例においては、伝送/受光レンズは、垂直面及び/又は水平面内に実質的な湾曲を有する焦点面を定義するように構成されていてもよい。例えば、伝送/受光レンズは、非球面と、垂直面及び/又は水平面に沿って湾曲した焦点面を提供する上述のトロイダル面とを有するように構成されていてもよい。この構成においては、伝送ブロック内の光源は、伝送ブロック内の伝送/受光レンズの湾曲した焦点面に沿って配置されてもよく、受光ブロック内の検出器は受光ブロック内の伝送/受光レンズの湾曲した焦点面上に配置されてもよい。したがって、湾曲した焦点面に沿って配置された光源からの出射光ビームは、略平行及び/又は発散性の光ビーム用の孔よりも小さな寸法を有する出口孔に収束し得る。
【0020】
[0034] 光源のそのような湾曲した配置を容易にするために、いくつかの例においては、光源は、1つ以上の垂直配向されたプリント回路基板(PCB)の湾曲端縁上に、PCBの湾曲端縁がPCBの垂直面内の焦点面の湾曲と略一致するように、取り付けられてもよい。この例においては、1つ以上のPCBは、伝送ブロック内に、1つ以上のPCBの水平面内の焦点面の湾曲と略一致する水平湾曲に沿って取り付けられてもよい。例えば、伝送ブロックは4つのPCBを含んでいてもよく、各PCBは、伝送ブロック内の伝送/受光レンズの湾曲した焦平面に沿って64個の光源を提供するように、16個の光源を搭載している。この例においては、64個の光源は、出射光ビームが伝送ブロックの出口孔に向かって収束するように、伝送/受光レンズにより定義される湾曲した焦点面に略対応するパターンで配置される。
【0021】
[0035] 受光ブロックについて、いくつかの例においては、複数の検出器は、受光ブロックに取り付けられたフレキシブルPCB上に、伝送/受光レンズの焦点面の形状に適合するように配設される。例えば、フレキシブルPCBは、焦点面の形状に対応した表面を有する2つの挟持片の間に保持されてもよい。さらに、この例においては、複数の検出器の各々が、複数ある光源の各光源に対応する伝送/受光レンズからの合焦された光を受光するように、フレキシブルPCB上に配置されてもよい。この例においては、検出器は、受光ブロック内の伝送/受光レンズの湾曲した焦点面に略対応するパターンで配置されてもよい。したがって、この例においては、伝送/受光レンズは、複数ある検出器の各検出器上に、その検出器に対応する光源からの光を含む集光された光のそれぞれの部分を合焦させるように構成されていてもよい。
【0022】
[0036] よって、本開示のいくつかの実施形態は、共用伝送/受光レンズを用いるLIDAR装置のためのシステム及び方法を提供する。いくつかの例においては、そのようなLIDAR装置は、光源からの光が、集光された光を検出器の方に向かって反射する反射面に含まれる小さな出口孔を通過するように、伝送を行う光源及び受光を行う検出器のための湾曲した焦平面を提供するように構成された共用レンズを含み得る。
【0023】
[0037]
図1は、例示的なLIDAR装置100のブロック図である。LIDAR装置100は、LIDAR装置100内に含まれる伝送ブロック120、受光ブロック130、共有空間140、及びレンズ150などの様々な構成要素の配置を収容するハウジング110を備える。LIDAR装置100は様々な構成要素の配置を含み、この配置は、伝送ブロック120から、レンズ150によりコリメートされるとともにコリメートされた光ビーム104としてLIDAR装置100の環境へと伝送される出射光ビーム102を提供するほか、LIDAR装置100の環境内の1つ以上の対象物からの反射光106をレンズ150によって集光し、合焦された光108として受光ブロック130に向かって合焦させる。反射光106は、LIDAR装置100の環境内の1つ以上の対象物により反射されたコリメートされた光ビーム104からの光を含む。出射光ビーム102及び合焦された光108は、やはりハウジング110に含まれている共有空間140を通過する。いくつかの例においては、出射光ビーム102は伝送経路により共有空間140を通って伝播しており、合焦された光108は受光経路により共有空間140を通って伝播している。いくつかの例においては、伝送経路は共有空間140において少なくとも部分的に受光経路と重なる。LIDAR装置100は、受光ブロック130が受光した合焦された光108を処理することによって、LIDAR装置100の環境内の1つ以上の対象物の態様(例えば位置、形状など)を判定することができる。例えば、LIDAR装置100は、出射光ビーム102に含まれるパルスが伝送ブロック120により出射された時刻と、合焦された光108に含まれる対応するパルスが受光ブロック130により受光された時刻とを比較し、その比較に基づいて1つ以上の対象物とLIDAR装置100との間の距離を判定することができる。
【0024】
[0038] LIDAR装置100に含まれるハウジング110は、LIDAR装置100に含まれる様々な構成要素を取り付けるためのプラットフォームを提供し得る。ハウジング110は、ハウジング110の内部空間に含まれるLIDAR装置100の様々な構成要素を支持することが可能な任意の材料から形成可能である。例えば、ハウジング110は、プラスチック又は金属などの構造材から形成されてもよい。
【0025】
[0039] いくつかの例においては、ハウジング110は、周辺光及び/又は伝送ブロック120からの出射光ビーム102の受光ブロック130への意図せぬ伝送を低減するための光学的遮蔽用に構成されていてもよい。LIDAR装置100の環境の周辺光からの光学的遮蔽は、ハウジング110の外面を、環境からの周辺光を遮断する材料で形成及び/又は被覆することによって達成することができる。さらに、ハウジング110の内面が、伝送ブロック120を受光ブロック130から光学的に隔離するべく、上記の材料を含み及び/又はこの材料により被覆されて、出射光ビーム102がレンズ150に到達する前に受光ブロック130が出射光ビーム102を受光するのを防止してもよい。
【0026】
[0040] いくつかの例においては、ハウジング110は、LIDAR装置110の周囲の環境からの電磁ノイズ(例えば無線周波数(RF)ノイズなど)及び/又は伝送ブロック120と受光ブロック130との間の電磁ノイズを低減させるための電磁遮蔽用に構成されていてもよい。電磁遮蔽は、伝送ブロック120により出射される出射光ビーム102の品質を向上させるとともに、受光ブロック130により受光及び/又は提供される信号のノイズを低減させることができる。電磁遮蔽は、電磁放射を吸収する金属、金属インク、金属フォーム、炭素フォームなどの材料、又は電磁放射を吸収するように構成された任意の他の材料でハウジング110を形成及び/又は被覆することにより達成することができる。電磁遮蔽のために使用可能な金属は、例えば銅又はニッケルを含み得る。
【0027】
[0041] いくつかの例においては、ハウジング110は、略円筒形の形状を有するように、且つLIDAR装置100の軸を中心として回転するように構成されていてもよい。例えば、ハウジング110は、およそ10センチメートルの直径を備えた略円筒形の形状を有し得る。いくつかの例においては、軸は略垂直である。様々な構成要素を含むハウジング110を回転させることによって、いくつかの例においては、LIDAR装置100の環境の360度視野の三次元地図を、LIDAR装置100の様々な構成要素の配置の頻繁な再校正を行うことなく決定することができる。追加的又は代替的には、LIDAR装置100は、LIDAR装置100の視野を制御するべくハウジング110の回転軸を傾けるように構成されていてもよい。
【0028】
[0042]
図1には図示されていないが、LIDAR装置100は、ハウジング110のための取り付け構造を任意選択的に含み得る。取り付け構造は、LIDAR装置100の軸を中心としてハウジング110を回転させるためのモータ又は他の手段を含んでいてもよい。代替的には、取り付け構造は、LIDAR装置100以外の装置及び/又はシステムに含まれていてもよい。
【0029】
[0043] いくつかの例においては、伝送ブロック120、受光ブロック130、及びレンズ150といったLIDAR装置100の様々な構成要素は、各構成要素及び/又は各構成要素に含まれる下位構成要素の配置の校正の負担を軽くするために、所定の位置で取り外し可能にハウジング110に取り付けられてもよい。このように、ハウジング110は、LIDAR装置100の組み立て、整備、校正、及び製造を容易にするために、LIDAR装置100の様々な構成要素のためのプラットフォームを提供する。
【0030】
[0044] 伝送ブロック120は複数の光源122を含み、これらの光源は複数の出射光ビーム102を出口孔124を介して出射するように構成されていてもよい。いくつかの例においては、複数の出射光ビーム102の各々は、複数の光源122の1つに対応する。伝送ブロック120は、光源122と出口孔124との間の出射光ビーム102の伝送経路に沿って、鏡126を任意選択的に含んでいてもよい。
【0031】
[0045] 光源122は、レーザダイオード、発光ダイオード(LED)、垂直共振器面発光レーザ(VCSEL)、有機発光ダイオード(OLED)、高分子発光ダイオード(PLED)、発光高分子(LEP)、液晶ディスプレイ(LCD)、微小電気機械システム(MEMS)、又は複数の出射光ビーム102を提供するべく光を選択的に伝送、反射、及び/又は出射するように構成された任意の他の素子を含み得る。いくつかの例においては、光源122は、受光ブロック130内に含まれる検出器132により検出可能な波長範囲の出射光ビーム102を出射するように構成されていてもよい。波長範囲は、例えば、電磁スペクトルの紫外線部分、可視部分、及び/又は赤外線部分であり得る。いくつかの例においては、波長範囲は、レーザによって提供されるような狭い波長範囲であってもよい。一例においては、波長範囲は、およそ905nmの波長を含む。さらに、光源122は、出射光ビーム102をパルスの形で出射するように構成されていてもよい。いくつかの例においては、複数の光源122は、1つ以上の基板(例えばプリント回路基板(PCB)、フレキシブルPCBなど)上に配設され、出口孔124に向かって複数の光ビーム102を出射するように配置されてもよい。
【0032】
[0046] いくつかの例においては、複数の光源122は、出射光ビーム102に含まれるコリメートされていない光ビームを出射するように構成されていてもよい。例えば、出射ビーム102は、複数の光源122により出射されたコリメートされていない光ビームに起因して、伝送経路に沿った1つ以上の方向に発散してもよい。いくつかの例においては、伝送経路に沿った任意の位置における出射光ビーム102の垂直及び水平の範囲は、複数の光源122により出射されたコリメートされていない光ビームの発散の範囲に基づいていてもよい。
【0033】
[0047] 出射光ビーム102の伝送経路に沿って配置された出口孔124は、複数の光源122により出射された複数の光ビーム102の垂直及び水平の範囲を出口孔124において収容するように構成されていてもよい。ただし、
図1に示されるブロック図は、説明の便宜のため、機能モジュールとの関連において記載されている。しかしながら、
図1のブロック図の機能モジュールは、他の位置で物理的に実装されてもよい。例えば、出口孔124は伝送ブロック120に含まれるものとして図示されているが、出口孔124は物理的に伝送ブロック120及び共有空間140の両方に含まれることが可能である。例えば、伝送ブロック120と共有空間140とが、出口孔124を含む壁によって分離されていてもよい。この場合、出口孔124は壁の透明の部分に対応していてもよい。一例においては、透明の部分は壁の穴又は切欠部であってもよい。別の一例においては、壁は不透明な材料で被覆された透明基板(例えばガラス)から形成されていてもよく、出口孔124は基板の不透明な材料で被覆されていない部分であってもよい。
【0034】
[0048] LIDAR装置100のいくつかの例においては、出口孔124の寸法は、複数の光ビーム102の垂直及び水平の範囲を収容しつつ最小化することが望ましいかもしれない。例えば、出口孔124の寸法を最小化することは、ハウジング110の機能という点で上述した光源122の光学的遮蔽を向上させ得る。追加的又は代替的には、伝送ブロック120と共有空間140とを分離する壁は、合焦された光108の受光経路に沿って配置されてもよく、したがって出口孔124は、合焦された光108のうちより大きな部分が壁に到達できるように最小化され得る。例えば、壁は反射性材料(例えば共有空間140の反射面142)で被覆されていてもよく、受光経路は合焦された光108を反射性材料によって受光ブロック130の方へと反射することを含んでいてもよい。この場合、出口孔124の寸法を最小化することによって、合焦された光108のうちより大きな部分が壁を被覆している反射性材料に反射することが可能となる。
【0035】
[0049] 出口孔124の寸法を最小化するために、いくつかの例においては、光源122により出射されたコリメートされていない光ビームを部分的にコリメートして出射光ビーム102の垂直及び水平の範囲を最小化しひいては出口孔124の寸法を最小化することによって、出射光ビーム102の発散が減少されてもよい。例えば、複数ある光源122の各光源は、光源に隣接して配置されたシリンドリカルレンズを含み得る。光源は対応するコリメートされていない光ビームを出射してもよく、この光ビームは第2の方向よりも第1の方向により多く発散する。シリンドリカルレンズは、第1の方向のコリメートされていない光ビームを予めコリメートして部分的にコリメートされた光ビームを提供し、それによって第1の方向の発散を減少させてもよい。いくつかの例においては、部分的にコリメートされた光ビームは、第2の方向よりも第1の方向により少なく発散する。同様に、複数ある光源122の他の光源からのコリメートされていない光ビームは、第1の方向に縮小されたビーム幅を有していてもよく、したがって出射光ビーム102は、部分的にコリメートされた光ビームによってより小さな発散を有していてもよい。この例においては、出口孔124の垂直及び水平の範囲のうち少なくとも一方が、光ビーム102を部分的にコリメートすることによって縮小されてもよい。
【0036】
[0050] 追加的又は代替的には、出口孔124の寸法を最小化するべく、いくつかの例においては、光源122は、伝送ブロック120により定義される略湾曲面に沿って配置されてもよい。湾曲面は、出射光ビーム102が出口孔124に向かって収束するように、またひいては出口孔124における出射光ビーム102の垂直及び水平の範囲が伝送ブロック120の湾曲面に沿った光源122の配置によって縮小されるように構成されていてもよい。いくつかの例においては、伝送ブロック120の湾曲面は、複数の光ビーム102が伝送経路に沿って複数の光源122の前の中央領域に向かって収束するように、出射光ビーム102の発散の第1の方向に沿った湾曲と、出射光ビーム102の発散の第2の方向に沿った湾曲とを含み得る。
【0037】
[0051] 光源122のそのような湾曲した配置を容易にするために、いくつかの例においては、光源122は、1つ以上の方向に沿って湾曲を有するフレキシブル基板(例えばフレキシブルPCB)上に配設されてもよい。例えば、湾曲したフレキシブル基板は、出射光ビーム102の発散の第1の方向と出射光ビーム102の発散の第2の方向とに沿って湾曲していてもよい。追加的又は代替的には、光源122のそのような湾曲した配置を容易にするために、いくつかの例においては、光源122は、1つ以上の垂直配向されたプリント回路基板(PCB)の湾曲端縁上に、PCBの湾曲端縁が第1の方向(例えばPCBの垂直面)の湾曲と略一致するように、配設されてもよい。この例においては、1つ以上のPCBは、伝送ブロック120内に、第2の方向(例えば1つ以上のPCBの水平面)の湾曲と略一致する水平湾曲に沿って取り付けられてもよい。例えば、伝送ブロック120は4つのPCBを含んでいてもよく、各PCBは、伝送ブロック120の湾曲面に沿って64個の光源を提供するように、16個の光源を搭載している。この例においては、64個の光源は、出射光ビーム102が伝送ブロック120の出口孔124に向かって収束するように、あるパターンで配置される。
【0038】
[0052] 伝送ブロック120は、光源122と出口孔124との間の出射光ビーム102の伝送経路に沿って、鏡126を任意選択的に含んでいてもよい。伝送ブロック120内に鏡126を含むことによって、出射光ビーム102の伝送経路は折り曲げられ、伝送経路が折り曲げられない別の伝送ブロックの寸法よりも小さな寸法を有するLIDAR装置100の伝送ブロック120及びハウジング110を提供することができる。
【0039】
[0053] 受光ブロック130は複数の検出器132を含み、これらは合焦された光108を入口孔134を介して受光するように構成されていてもよい。いくつかの例においては、複数の検出器132の各々は、合焦された光108の、複数の光源122のうち対応する光源により出射されLIDAR装置100の環境内の1つ以上の対象物に反射された光ビームに対応する部分を受光するように構成及び配置される。受光ブロック130は、任意選択的には、不活性ガス136を有する密閉環境内に検出器132を含んでいてもよい。
【0040】
[0054] 検出器132は、フォトダイオード、アバランシェフォトダイオード、フォトトランジスタ、カメラ、能動画素センサ(APS)、電荷結合素子(CCD)、極低温検出器、又は出射光ビーム102の波長範囲の波長を有する合焦された光108を受光するように構成された任意の他の光のセンサを備え得る。
【0041】
[0055] 検出器132の各々が、合焦された光108の、複数の光源122のうち対応する光源に由来する部分を受光することを容易にするために、検出器132は、1つ以上の基板上に配設され、それに応じて配置されてもよい。例えば、光源122は伝送ブロック120の湾曲面に沿って配置されてもよく、検出器132もまた受光ブロック130の湾曲面に沿って配置されてもよい。受光ブロック130の湾曲面は、受光ブロック130の湾曲面の1つ以上の軸に沿って同様に湾曲していてもよい。したがって、検出器132の各々は、元々は複数の光源122のうち対応する光源により出射された光を受光するように構成されている。
【0042】
[0056] 受光ブロック130の湾曲面を提供するために、検出器132は、伝送ブロック120内に配設された光源122と同様に、1つ以上の基板上に配設されてもよい。例えば、検出器132は、各々が光源122のうち対応する光源から発せられる合焦された光を受光するように、フレキシブル基板(例えばフレキシブルPCB)上に配設されフレキシブル基板の湾曲面に沿って配置されてもよい。この例においては、フレキシブル基板は、受光ブロック130の湾曲面の形状に対応した表面を有する2つの挟持片の間に保持されてもよい。したがって、この例においては、フレキシブル基板を受光ブロック130上へと摺動すること及び2つの挟持片を用いてこの基板を正しい曲率に保持することによって、受光ブロック130の組み立てを簡略化することが可能である。
【0043】
[0057] 受光経路に沿って通過する合焦された光108は、入口孔134を介して検出器132により受光されてもよい。いくつかの例においては、入口孔134は、複数の光源122により出射された波長範囲内の波長を有する光は通し他の波長を有する光は減衰させるフィルタリング窓を含んでいてもよい。この例においては、検出器132は、波長範囲内の波長を有する光を実質的に含む合焦された光108を受光する。
【0044】
[0058] いくつかの例においては、受光ブロック130に含まれる複数の検出器132は、例えば、不活性ガス136を充填された密閉環境内のアバランシェフォトダイオードを含んでいてもよい。不活性ガス136は、例えば窒素を含み得る。
【0045】
[0059] 共有空間140は、伝送ブロック120からレンズ150への出射光ビーム102用の伝送経路を含むとともに、レンズ150から受光ブロック130への合焦された光108用の受光経路を含む。いくつかの例においては、伝送経路は、共有空間140において、少なくとも部分的に受光経路と重なる。共有空間140内に伝送経路と受光経路とを含むことにより、LIDAR装置100の組み立て、製造、及び/又は整備の寸法、費用、及び/又は複雑さに関して利点がもたらされ得る。
【0046】
[0060] いくつかの例においては、共有空間140は反射面142を含んでいてもよい。反射面142は、受光経路に沿って配置され、合焦された光108を入口孔134へ向かって及び検出器132上へと反射するように構成され得る。反射面142は、合焦された光108を受光ブロック130内の入口孔134に向かって反射するように構成されたプリズム、鏡、又は任意の他の光学素子を備えていてもよい。いくつかの例においては、壁が共有空間140を伝送ブロック120から分離する。これらの例においては、壁は透明基板(例えばガラス)を備えていてもよく、反射面142は壁に反射性の被覆を備え、出口孔124のための被覆されていない部分を有していてもよい。
【0047】
[0061] 反射面142を含む実施形態においては、反射面142は、伝送ブロック120内の鏡126と同様に受光経路を折り曲げることによって、共有空間140の寸法を縮小することができる。追加的又は代替的には、いくつかの例においては、反射面142は、合焦された光103を受光ブロック130に向けて、ハウジング110内の受光ブロック130の配置にさらに柔軟性をもたらしてもよい。例えば、反射面142の傾きを変化させると、合焦された光108がハウジング110の内部空間の様々な部分へと反射されることになり得るため、受光ブロック130はハウジング110内の対応する位置に配置され得る。追加的又は代替的には、この例においては、LIDAR装置100は、反射面142の傾きを変化させることによって校正されてもよい。
【0048】
[0062] ハウジング110に取り付けられたレンズ150は、伝送ブロック120内の光源122からの出射光ビーム102をコリメートし且つLIDAR装置100の環境内の1つ以上の対象物からの反射光106を受光ブロック130内の検出器132上に合焦させる光パワーを有していてもよい。一例においては、レンズ150はおよそ120mmの焦点距離を有する。コリメート用の伝送レンズと合焦用の受光レンズとに代えて、同一のレンズ150を用いてこれらの両機能を実施することにより、寸法、費用、及び/又は複雑さに関して利点がもたらされ得る。いくつかの例においては、出射光ビーム102をコリメートしてコリメートされた光ビーム104を提供することで、コリメートされた光ビーム104がLIDAR装置100の環境内の1つ以上の対象物まで移動する距離を判定することができる。
【0049】
[0063] 例示的な筋書きでは、伝送経路に沿って通過する光源122からの出射光ビーム102は、LIDAR装置100の環境にコリメートされた光ビーム104を提供するべく、レンズ150によってコリメートされてもよい。コリメートされた光ビーム104は次いでLIDAR装置100の環境内の1つ以上の対象物に反射し、反射光106としてレンズ150に返ってきてもよい。すると、レンズ150は反射光106を集光し、合焦された光108として受光ブロック130内に含まれる検出器132上に合焦してもよい。いくつかの例においては、LIDAR装置100の環境内の1つ以上の対象物の態様は、出射光ビーム102を合焦された光ビーム108と比較することによって判定され得る。態様は、例えば、1つ以上の対象物の距離、形状、色彩、及び/又は材料を含んでいてもよい。追加的には、いくつかの例においては、ハウジング110を回転させることによって、LIDAR装置100の周囲の三次元地図が決定されてもよい。
【0050】
[0064] いくつかの例においては、複数の光源122は伝送ブロック120の湾曲面に沿って配置されたているが、その場合レンズ150は、伝送ブロック120の湾曲面に対応した焦点面を有するように構成されていてもよい。例えば、レンズ150は、ハウジング110の外側には非球面を、共有空間140に面したハウジング110の内側にはトロイダル面を、備えていてもよい。この例においては、レンズ150の形状が、レンズ150が出射光ビーム102をコリメートし且つ反射光106を合焦させることを可能にする。また、この例においては、レンズ150の形状が、レンズ150が伝送ブロック120の湾曲面に対応した焦点面を有することを可能にする。いくつかの例においては、レンズ150により提供される焦点面は、伝送ブロック120の湾曲形状に略一致する。また、いくつかの例においては、検出器132は、同様に受光ブロック130の湾曲形状に配置されて、レンズ150により提供される湾曲した焦点面に沿って合焦された光108を受光してもよい。したがって、いくつかの例においては、受光ブロック130の湾曲面もまた、レンズ150により提供される湾曲した焦点面に略一致していてもよい。
【0051】
[0065]
図2は、例示的なLIDAR装置200の断面図である。この例においては、LIDAR装置200は、伝送ブロック220と、受光ブロック230と、共有空間240と、レンズ250とを収容するハウジング210を含む。説明のため、
図2はx−y−z軸を示しており、ここでz軸は略垂直方向にあり、x軸及びy軸は略水平面を定義する。
【0052】
[0066] LIDAR装置200に含まれる様々な構成要素の構造、機能、及び動作は、
図1に記載のLIDAR装置100に含まれる対応する構成要素と同様である。例えば、ハウジング210、伝送ブロック220、受光ブロック230、共有空間240、及びレンズ250は、それぞれ
図1に記載のハウジング110、伝送ブロック120、受光ブロック130、及び共有空間140と同様である。
【0053】
[0067] 伝送ブロック220は、レンズ250により定義された湾曲した焦点面228に沿って配置された複数の光源222a〜cを含む。複数の光源222a〜cは、それぞれ波長範囲内の波長を有する複数の光ビーム202a〜cを出射するように構成されていてもよい。例えば、複数の光源222a〜cは、波長範囲内の波長を有する複数の光ビーム202a〜cを出射するレーザダイオードを備えていてもよい。複数の光ビーム202a〜cは、鏡224によって、出口孔226を通って共有空間240内へと反射され、レンズ250の方に向かう。複数の光源222a〜c、鏡224、及び出口孔226の構造、機能、及び動作は、それぞれ
図1のLIDAR装置100の説明において述べられた複数の光源122、鏡124、及び出口孔226と同様であってもよい。
【0054】
[0068]
図2は湾曲した焦点面228がx−y平面(水平面)内で湾曲していることを示しているが、追加的又は代替的には、複数の光源222a〜cは、垂直面内で湾曲した焦点面に沿って配置されてもよい。例えば、湾曲した焦点面228は垂直面内の湾曲を有していてもよく、複数の光源222a〜cは、湾曲した焦点面228に沿って垂直に配置されるとともに鏡224に向けられ出口孔226を通して反射される光ビームを出射するように構成された追加的な光源を含んでいてもよい。
【0055】
[0069] 湾曲した焦点面228に沿って複数の光源222a〜cを配置することにより、複数の光ビーム202a〜cは、いくつかの例においては、出口孔226に向かって収束し得る。したがって、これらの例においては、出口孔226は、複数の光ビーム202a〜cの垂直及び水平の範囲を収容可能としつつ、最小の寸法決めがなされていてもよい。また、いくつかの例においては、湾曲した焦点面228はレンズ250により定義されていてもよい。例えば、湾曲した焦点面228は、レンズ250の形状及び構成により、レンズ250の焦点面に対応していてもよい。この例においては、複数の光源222a〜cは、レンズ250によって伝送ブロックに定義される焦点面に沿って配置されていてもよい。
【0056】
[0070] 複数の光ビーム202a〜cは、伝送ブロック220と、出口孔226と、共有空間240とを通りレンズ250に向かって延伸する伝送経路を伝播する。レンズ250は、複数の光ビーム202a〜cをコリメートして、コリメートされた光ビーム204a〜cをLIDAR装置200の環境内へと提供する。コリメートされた光ビーム204a〜cはそれぞれ複数の光ビーム202a〜cに対応する。いくつかの例においては、コリメートされた光ビーム204a〜cは、反射光206としてLIDAR装置200の環境内の1つ以上の対象物に反射する。反射光206は、共有空間240を通って受光ブロック230上へと延伸する受光経路に沿って伝わる合焦された光208として、共有空間240内へとレンズ250により合焦されてもよい。例えば、合焦された光208は、受光ブロック230に向かって伝播する合焦された光208a〜cとして、反射面242により反射されてもよい。
【0057】
[0071] レンズ250は、複数の光ビーム202a〜cをコリメートし且つレンズ250の形状及び構成により受光経路208に沿って受光ブロック230に向かって反射光206を合焦させることが可能であってもよい。例えば、レンズ250は、ハウジング210の外側に面した非球面252と、共有空間240に面したトロイダル面254とを有していてもよい。コリメート用の伝送レンズと合焦用の受光レンズとに代えて、同一のレンズ250を用いてこれらの両機能を実施することにより、寸法、費用、及び/又は複雑性に関して利点がもたらされ得る。
【0058】
[0072] 出口孔226は、伝送ブロック220を共有空間240から分離する壁244に含まれている。いくつかの例においては、壁244は、反射性材料242で被覆された透明な材料(例えばガラス)から形成されていてもよい。この例においては、出口孔226は、壁244の、反射性材料242で被覆されていない部分に対応していてもよい。追加的又は代替的には、出口孔226は壁244に穴又は切欠を備え得る。
【0059】
[0073] 合焦された光208は、反射面242により反射され、受光ブロック230の入口孔234の方に向けられる。いくつかの例においては、入口孔234は、複数の光源222a〜cにより出射された複数の光ビーム202a〜cの波長範囲の波長は通し他の波長は減衰させるように構成されたフィルタリング窓を備えていてもよい。合焦された光208から反射面242により反射された合焦された光208a〜cはそれぞれ複数の検出器232a〜c上へと伝播する。入口孔234及び複数の検出器232a〜cの構造、機能、及び動作はそれぞれ、
図1に記載のLIDAR装置100に含まれる入口孔134及び複数の検出器132に類似している。
【0060】
[0074] 複数の検出器232a〜cは、受光ブロック230の湾曲した焦点面238に沿って配置されてもよい。
図2は湾曲した焦点面238がx−y平面(水平面)に沿って湾曲していることを示しているが、追加的又は代替的には、湾曲した焦点面238は垂直面内で湾曲していてもよい。焦点面238の湾曲は、レンズ250によっても定義される。例えば、湾曲した焦点面238は、受光経路に沿ってレンズ250により投影された光の、受光ブロック230における焦点面に対応していてもよい。
【0061】
[0075] 合焦された光208a〜cの各々は、それぞれ出射光ビーム202a〜cに対応しており、それぞれ複数の検出器232a〜c上に向けられる。例えば、検出器232aは、LIDAR装置200の環境内の1つ以上の対象物に反射したコリメートされた光ビーム204aに対応する、合焦された光208aを受光するように構成及び配置されている。この例においては、コリメートされた光ビーム204aは、光源222aにより出射された光ビーム202aに対応する。したがって、検出器232aは光源222aによって出射された光を受光し、検出器232bは光源222bによって出射された光を受光し、検出器232cは光源222cにより出射された光を受光する。
【0062】
[0076] 受光した光208a〜cを出射光ビーム202a〜cと比較することにより、LIDAR装置200の環境内の1つ以上の対象物の少なくとも1つの態様が判定され得る。例えば、複数の光ビーム202a〜cが複数の光源222a〜cにより出射された時刻と複数の検出器232a〜cが合焦された光208a〜cを受光した時刻とを比較することによって、LIDAR装置200とLIDAR装置200の環境内の1つ以上の対象物との間の距離が判定され得る。いくつかの例においては、形状、色彩、材料などといった他の態様もまた判定され得る。
【0063】
[0077] いくつかの例においては、LIDAR装置200の周囲の三次元地図を決定するために、LIDAR装置200が軸を中心として回転されてもよい。例えば、LIDAR装置200は、矢印290により図示されるように、略垂直軸を中心として回転されてもよい。LIDAR装置200は、矢印290により示されるように、軸を中心として反時計回りに回転されることが図示されているが、追加的又は代替的には、LIDAR装置200は時計回りの方向に回転されてもよい。いくつかの例においては、LIDAR装置200は、軸を中心として360度回転されてもよい。他の例においては、LIDAR装置200は、LIDAR装置200の360度の視野のうち一部に沿って正逆回転されてもよい。例えば、LIDAR装置200は、完全に回転することなく軸を中心として前後にぐらつくプラットフォームに搭載されてもよい。
【0064】
[0078]
図3Aは、本明細書に記載の少なくともいくつかの実施形態による、様々な構成要素が取り付けられた例示的なLIDAR装置300の斜視図である。
図3Bは、ハウジング310の内部空間を示すために様々な構成要素が取り除かれた状態の、
図3Aに示す例示的なLIDAR装置300の斜視図である。LIDAR装置300の構造、機能、及び動作は、
図1及び2にそれぞれ記載のLIDAR装置100及び200と同様である。例えば、LIDAR装置300はハウジング310を含み、このハウジングは伝送ブロック320、受光ブロック330、及びレンズ350を収容しているが、これらはそれぞれ
図1に記載のハウジング110、伝送ブロック120、受光ブロック130、及びレンズ150と同様である。また、
図1に記載のコリメートされた光ビーム104及び反射光106と同様、コリメートされた光ビーム304はレンズ350からLIDAR装置300の環境の方に向かって伝播するとともに、反射光306として環境内の1つ以上の対象物に反射する。
【0065】
[0079] LIDAR装置300は、取り付け構造360に取り付けられるとともに軸を中心として回転され、LIDAR装置300の周囲の環境の360度の視界を提供することができる。いくつかの例においては、取り付け構造360は、1つ以上の方向に傾いてLIDAR装置300の回転軸を変更し得る可動プラットフォームを備えていてもよい。
【0066】
[0080]
図3Bに図示されるように、LIDAR装置300の様々な構成要素は、ハウジング310に取り外し可能に取り付けることができる。例えば、伝送ブロック320は1つ以上のプリント回路基板(PCB)を備えていてもよく、このPCBはハウジング310内の伝送ブロック320を取り付け可能な部分に嵌装される。また、受光ブロック330は、フレキシブル基板に取り付けられた複数の検出器332を備えていてもよく、複数の検出器を含むブロックとしてハウジング310に取り外し可能に取り付けられ得る。同様に、レンズ350は、ハウジング310の別の側面に取り付けられてもよい。
【0067】
[0081] 複数の光ビーム302は、伝送ブロック320によって共有空間340内及びレンズ350の方へと伝送されてもよく、コリメートされてコリメートされた光ビーム304となる。同様に、受光された光306は、レンズ350によって合焦され、共有空間340を通って受光ブロック330上へと向けられてもよい。
【0068】
[0082]
図4は、本明細書に記載の少なくともいくつかの実施形態による例示的な伝送ブロック420を示す。伝送ブロック420は、
図1乃至3に記載の伝送ブロック120、220、及び320に対応していてもよい。例えば、伝送ブロック420は、
図2の伝送ブロック220に含まれる複数の光源222a〜cと同様の複数の光源422a〜cを含む。また、光源422a〜cは、垂直面内で湾曲している焦点面428に沿って配置される。光源422a〜cは、出口孔426を通って壁444内で収束し伝播する複数の光ビーム402a〜cを出射するように構成されている。
【0069】
[0083] 複数の光源422a〜cは垂直面内で湾曲している焦点面428に沿って配置可能であるが、追加的又は代替的には、複数の光源422a〜cは、水平面内で湾曲する焦点面又は垂直及び水平の両方に湾曲した焦点面に沿って配置されてもよい。例えば、複数の光源422a〜cは、三次元格子パターンで配置され得る。例えば、伝送ブロック420は複数のプリント回路基板(PCB)を備えていてもよく、このPCBは、複数の光源422a〜cのような光源の列が各PCBの垂直軸に沿うように、垂直に取り付けられる。また、複数のPCBの各々は、三次元格子パターンを提供するべく、他の垂直に取り付けられたPCBに隣接して、水平に湾曲した平面に沿って配置されてもよい。
【0070】
[0084]
図4に示されるように、光ビーム402a〜cは出口孔426に向かって収束し、これが、
図2に記載の出口孔226と同様、光ビーム402a〜cの垂直及び水平の範囲を収容しつつ出口孔426の寸法を最小化することを可能にする。
【0071】
[0085]
図1の説明において上記したように、光源122からの光は、出口孔124を通るように部分的にコリメートされ得る。
図5A、5B、及び5Cは、そのような部分的なコリメートがどのようにして達成され得るのかの一例を図示する。この例においては、光源500は、レーザダイオード502とシリンドリカルレンズ504とからなる。
図5Aに示されるように、レーザダイオード502は、速軸508に対応する短い寸法と遅軸510に対応する長い寸法とを備えた孔506を有する。
図5B及び5Cは、コリメートされていないレーザビーム512がレーザダイオード502から出射されていることを示す。レーザビーム512は、速軸508により定義される一方の方向と、遅軸510により定義される別の概ね直交する方向という、2方向に発散する。
図5Bは速軸508に沿ったレーザビーム512の発散を示し、その一方で
図5Cは遅軸510に沿ったレーザビーム512の発散を示す。レーザビーム512は、遅軸510に沿ってよりも速軸508に沿っての方が、より迅速に発散する。
【0072】
[0086] 1つの具体例においては、レーザダイオード502は、約896nmから約910nmまでの波長範囲(公称波長905nm)の光のパルスを出射するOsram社のSPL DL90_3ナノスタックパルスレーザダイオードである。この具体例では、孔は、速軸に対応する約10ミクロンの短い寸法と、遅軸に対応する約200ミクロンの長い寸法とを有する。この具体例におけるレーザビームの発散は、速軸に沿って約25度及び遅軸に沿って約11度である。この具体例は説明的なものに過ぎないことが理解されるべきである。レーザダイオード502は、異なる構成、異なる孔寸法、異なるビーム発散を有し得るものであり、及び/又は異なる波長を出射し得る。
【0073】
[0087]
図5B及び5Cに示されるように、シリンドリカルレンズ504は、そのシリンダ軸514が概ね遅軸510に平行且つ速軸508に垂直の状態で、孔506の前に配置されてもよい。この配置においては、シリンドリカルレンズ504はレーザビーム512を速軸508に沿って予めコリメートすることができ、その結果部分的にコリメートされたレーザビーム516がもたらされる。いくつかの例においては、このように予めコリメートすることにより、速軸508に沿った発散が約1度以下にまで低減される。それにもかかわらず、遅軸510に沿った発散はシリンドリカルレンズ504によっては大部分が不変であり得るため、レーザビーム516は部分的にのみコリメートされる。このように、レーザダイオードにより出射されたコリメートされていないレーザビーム512が遅軸510に沿ってよりも速軸508に沿ってより大きな発散を有する一方で、シリンドリカルレンズ504により提供される部分的にコリメートされたレーザビーム516は、速軸508に沿ってよりも遅軸510に沿ってより大きな発散を有し得る。また、コリメートされていないレーザビーム512及び部分的にコリメートされたレーザビーム516における遅軸510に沿った発散は、実質的に等しくてもよい。
【0074】
[0088] 一例においては、シリンドリカルレンズ504は、約600ミクロンの直径を有し孔506の前方約250ミクロンに配置されたマイクロロッドレンズである。マイクロロッドレンズの材料は、例えば、溶融シリカ又はSchott社のBK7のようなホウケイ酸クラウンガラスであり得る。代替的には、マイクロロッドレンズは、成形プラスチックシリンダ又はアシリンダであり得る。シリンドリカルレンズ504は速軸508に沿った拡大を提供するためにも用いられ得る。例えば、前述のように孔506の寸法が10ミクロン×200ミクロンであり、シリンドリカルレンズ504が上述のようにマイクロロッドレンズである場合には、シリンドリカルレンズ504は、(速軸508に対応する)短い方の寸法を約20倍に拡大してもよい。この拡大は孔506の短い方の寸法を長い方の寸法と概ね同一にまで効果的に伸張する。その結果、レーザビーム516からの光が例えば検出器上に合焦されるとき、その集光スポットは孔506の長方形のスリット形状の代わりに略正方形状を有し得る。
【0075】
[0089]
図6Aは、本明細書に記載の少なくともいくつかの実施形態による、例示的な受光ブロック630を示す。
図6Bは、
図6Aの受光ブロック630に含まれている3つの検出器632a〜cの側面図を示す。受光ブロック630は、
図1乃至3に記載の受光ブロック130、230、及び330に対応していてもよい。例えば、
図2に記載の受光ブロック230、検出器232、及び湾曲平面238と同様に、受光ブロック630は、レンズ650により定義された湾曲面638に沿って配置された複数の検出器632a〜cを含む。
図2に記載の合焦された光208a〜c、レンズ250、反射面242、及び検出器232a〜cとそれぞれ同様に、レンズ650からの合焦された光608a〜cは反射面642を含む受光経路に沿って検出器632a〜c上に伝播する。
【0076】
[0090] 受光ブロック630はフレキシブル基板680を備え、その上には複数の検出器632a〜cが湾曲面638に沿って配置されている。フレキシブル基板680は、湾曲面638を有する受光ブロックハウジング690に取り付けられることによって、湾曲面638に一致する。
図6に示されるように、湾曲面638は、受光ブロック630の垂直軸及び水平軸に沿って湾曲した検出器632a〜cの配置を含む。
【0077】
[0091]
図7A及び7Bは、本明細書に記載の少なくともいくつかの実施形態による、非球面752とトロイダル面754とを備えた例示的なレンズ750を示す。
図7Bは、
図7Aに示す例示的なレンズ750の断面図を示す。レンズ750は、
図1乃至3に含まれるレンズ150、250、及び350に対応していてもよい。例えば、レンズ750は、光源からトロイダル面754に入射する光をコリメートして非球面752から出て伝播するコリメートされた光にするとともに非球面752から入ってくる反射光を検出器上に合焦させるように構成されていてもよい。非球面752とトロイダル面754とを含むレンズ750の構造は、レンズ750が上記の例において説明したコリメート及び合焦の両方の機能を実施することを可能にする。
【0078】
[0092] いくつかの例においては、レンズ750は、非球面752及びトロイダル面754によって、レンズ750を通って伝播する光の焦点面を定義する。これらの例においては、トロイダル面754に入る光を提供する光源は定義された焦点面に沿って配置されていてもよく、非球面752に入る光から合焦された光を受光する検出器もまた定義された焦点面に沿って配置されていてもよい。
【0079】
[0093] コリメート用の伝送レンズ及び合焦用の受光レンズに代えてこれらの機能(伝送された光のコリメート及び受光した光の合焦)の両方を行うレンズ750を用いることにより、寸法、費用、及び/又は複雑さに関して利点がもたらされ得る。
【0080】
[0094]
図8Aは、本明細書に記載の少なくともいくつかの実施形態による、車両800に搭載された例示的なLIDAR装置810を示す。
図8Aは車両800の右側面図、正面図、背面図、及び上面図を示す。車両800は
図8においては自動車として図示されているが、他の例が考えられる。例えば、車両800とは、数ある例の中でも、トラック、バン、セミトレーラ・トラック、オートバイ、ゴルフカート、オフロード車両、又は農作業車両を意味し得る。
【0081】
[0095]
図8Aに示されるLIDAR装置810の構造、機能、及び動作は、
図1乃至3に示される例示的なLIDAR装置100、200、及び300と同様である。例えば、LIDAR装置810は、軸を中心として回転しLIDAR装置810の周囲環境の三次元地図を決定するように構成されていてもよい。回転を容易にするため、LIDAR装置810はプラットフォーム802上に搭載されていてもよい。いくつかの例においては、プラットフォーム802は、車両800がLIDAR装置810の回転軸を制御することを可能にする可動台を備えていてもよい。
【0082】
[0096] LIDAR装置810は車両800上の特定の位置に搭載されるように図示されているが、いくつかの例においては、LIDAR装置810は車両800上の他の場所に搭載されてもよい。例えば、LIDAR装置810は車両800の上、車両800の側部、車両800の下、車両800のボンネット上、及び/又は車両800のトランク上のどこに搭載されてもよい。
【0083】
[0097] LIDAR装置810はレンズ812を含み、
図1乃至3に記載のレンズ150、250、及び350と同様、コリメートされた光はこのレンズを通ってLIDAR装置810からLIDAR装置810の周囲環境へと伝送される。同様に、レンズ812はまた、周囲環境内の1つ以上の対象物に反射されたLIDAR装置810の周囲環境からの反射光を受光するように構成されていてもよい。
【0084】
[0098]
図8Bは、本明細書に記載の少なくともいくつかの実施形態による、
図8Aに示すLIDAR装置810が1つ以上の対象物を含む環境830をスキャンしている筋書きを示す。この例示的な筋書きにおいて、車両800は環境830内の道路822上を移動していてもよい。プラットフォーム802により定義される軸を中心としてLIDAR装置810を回転させることにより、LIDAR装置810は、車線境界線824a〜b、他の車両826a〜c、及び/又は道路標識828といった周囲環境830内の対象物の態様を判定することができてもよい。このように、LIDAR装置810は、対象物の距離、形状、色彩、及び/又は材料の種類を含め、周囲環境830内の対象物についての情報を車両800に提供することができる。
【0085】
[0099]
図9は、本明細書に記載の少なくともいくつかの実施形態による、LIDAR装置の動作の方法900のフローチャートである。
図9に示される方法900は、例えばLIDAR装置100、200、及び300とともに用いられ得る方法の一実施形態を提示する。方法900は、ブロック902〜912のうち1つ以上により示される1つ以上の動作、機能、又は作用を含み得る。ブロックは順番に示されているが、場合によってはこれらのブロックは並行して及び/又は本明細書に記載されたものとは異なる順序で実施されてもよい。また、様々なブロックが組み合わされてより少数のブロックにされたり、分割されて追加的なブロックにされたり、及び/又は所望の実装形態に基づいて除去されたりしてもよい。
【0086】
[00100] さらに、方法900ならびに本明細書に記載の他のプロセス及び方法について、フローチャートは本発明の諸実施形態の1つの考え得る実装形態の機能性及び動作を示す。この点に関して、各ブロックは、モジュール、セグメント、あるいは製造又は動作プロセスの一部を表していてもよい。
【0087】
[00101] ブロック902において、方法900は、光検出及び測距(LIDAR)装置のハウジングを軸を中心として回転させることを含む。ここで、ハウジングは伝送ブロックと、受光ブロックと、共有空間とを含む内部空間を備え、伝送ブロックは出口孔を有し、受光ブロックは入口孔を有する。
【0088】
[00102] ブロック904において、方法900は、伝送ブロック内の複数の光源によって、伝送経路を介して共有空間に入る複数の光ビームを出射することを含む。光ビームは波長範囲の波長を有する光を含んでいる。
【0089】
[00103] ブロック906において、方法900は、伝送経路に沿ってハウジングに取り付けられたレンズにおいて光ビームを受光することを含む。
【0090】
[00104] ブロック908において、方法900は、レンズによって、LIDAR装置の環境内に伝送する光ビームをコリメートすることを含む。
【0091】
[00105] ブロック910において、方法900は、集光された光を、共有空間及び受光ブロックの入口孔を通って延伸する受光経路を介して、レンズにより受光ブロック内の複数の検出器上に合焦させることを含む。
【0092】
[00106] ブロック912において、方法900は、受光ブロック内の複数の検出器によって、波長範囲の波長を有する合焦された光からの光を検出することを含む。
【0093】
[00107] 例えば、LIDAR装置200のようなLIDAR装置が、軸を中心として回転されてもよい(ブロック902)。伝送ブロック220のような伝送ブロックは、波長範囲の波長を有する光ビームを出口孔及び共有空間を通してレンズへと出射する複数の光源を含んでいてもよい(ブロック904)。光ビームは、レンズによって受光され(ブロック906)、LIDAR装置の環境へと伝送するためにコリメートされてもよい(ブロック908)。すると、コリメートされた光はLIDAR装置の環境内の1つ以上の対象物に反射し、レンズによって集光された反射光として戻ってきてもよい。次に、レンズは、集光された光を、共有空間及び受光ブロックの入口孔を通って延伸する受光経路を介して、受光ブロック内の複数の検出器上に合焦してもよい(ブロック910)。その後、受光ブロック内の複数の検出器は、光源からの出射光ビームの波長範囲の波長を有する合焦された光からの光を検出してもよい(ブロック912)。
【0094】
[00108] 例において、記載された装置及び動作方法は、軸を中心として回転されるとともにコリメートされた光を伝送し反射光を合焦するように構成されたLIDAR装置を含む。コリメート及び合焦は共用レンズによって行われてもよい。コリメート用の伝送レンズ及び合焦用の受光レンズに代えてこれらの機能の両方を行う共用レンズを用いることにより、寸法、費用、及び/又は複雑性に関して利点がもたらされ得る。また、いくつかの例においては、共用レンズは湾曲した焦点面を定義してもよい。これらの例においては、共用レンズを通して光を出射する光源と、共用レンズにより合焦された光を受光する検出器とが、共用レンズにより定義される湾曲した焦点面に沿って配置されてもよい。
【0095】
[00109] 本明細書に記載の配置は例示を目的としたものに過ぎないことが理解されるべきである。したがって、当業者には、他の配置及び他の要素(例えば機械、インタフェース、機能、順序、及び機能のグループ分けなど)を代わりに用いることが可能であり、いくつかの要素は所望の結果に応じて完全に省略され得ることがわかるであろう。さらに、記載されている要素の多くは、別々のもしくは分散した構成要素として、又は任意の適切な組み合わせ及び位置で他の構成要素と連携して実装され得る機能実体であり、あるいは、独立した構造として記載されている他の構造要素が組み合わされてもよい。
【0096】
[00110] 本明細書においては様々な態様及び実施形態が開示されているが、当業者には、他の態様及び実施形態が明らかであろう。本明細書に記載の様々な態様及び実施形態は説明を目的とするものであって限定することを意図してはおらず、その真の範囲は、以下の特許請求の範囲と、そのような特許請求の範囲に認められる均等物の全範囲とにより示される。本明細書において用いられている用語は特定の実施形態を説明することのみを目的としており、限定的であることは意図されていないことも理解されるべきである。