特許第6250111号(P6250111)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6250111
(24)【登録日】2017年12月1日
(45)【発行日】2017年12月20日
(54)【発明の名称】無停電取替工具
(51)【国際特許分類】
   G01R 11/00 20060101AFI20171211BHJP
   G01R 11/04 20060101ALI20171211BHJP
【FI】
   G01R11/00 H
   G01R11/04 B
【請求項の数】3
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2016-157420(P2016-157420)
(22)【出願日】2016年8月10日
【審査請求日】2016年8月10日
(73)【特許権者】
【識別番号】000211307
【氏名又は名称】中国電力株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】390009999
【氏名又は名称】日動電工株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】特許業務法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】領野 昌治
(72)【発明者】
【氏名】石谷 直樹
(72)【発明者】
【氏名】元家 正信
【審査官】 荒井 誠
(56)【参考文献】
【文献】 特開2016−080687(JP,A)
【文献】 特開昭62−274266(JP,A)
【文献】 実開昭62−007077(JP,U)
【文献】 米国特許出願公開第2003/0161092(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01R 11/00−11/66
G01R 21/00−21/14
G01R 22/00−22/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
充電部である充電端子、及び充電部ではなく且つ雌ネジを有する非充電端子を備える電力量計の端子ブロックに取り付けられる無停電取替工具であって、
ケースと、
前記ケースから突出し、前記雌ネジに取り付けられる固定ネジと、
前記充電端子同士を短絡させるための部材であって、前記ケースから突出し、前記充電端子の表面に接触させられる接触ピンと、
を備える無停電取替工具。
【請求項2】
前記充電端子の長手方向における前記接触ピンの位置は、前記長手方向における前記固定ネジの位置に対してずれている
請求項1に記載の無停電取替工具。
【請求項3】
前記ケースは、前記端子ブロックに向かって突出する複数の筒状突出部を備え、
前記固定ネジ及び前記接触ピンは、それぞれ前記筒状突出部から突出する
請求項1又は2に記載の無停電取替工具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無停電取替工具に関する。
【背景技術】
【0002】
電力使用量を計測する電力量計の計量器を、交換、点検又は修理等のために取り替える際、取替作業の間に停電させないように、無停電取替工具を用いて無停電で電力量計の取替作業が行われる。具体的には、電力量計に接続された電源側配線及び負荷側配線が無停電取替工具により短絡された状態で、電力量計の取替作業が行われる。このように、無停電で電力量計の取替作業を行うための工具として、例えば特許文献1に記載される電力量計用バイパス工具が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−150753号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の電力量計用バイパス工具は、両端に配置された固定用ピンによって電力量計の端子ブロックに固定されている。固定用ピンが締め付けられることで、複数の接触ピンが端子ブロックの端子に接触させられる。しかしながら、固定用ピンが両端に配置されているので、複数の接触ピンのそれぞれに対して均等に力が加わらない可能性がある。このため、接触ピンと端子ブロックの端子との間における接触不良が生じる可能性がある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、接触ピンと端子ブロックの端子との間における接触不良を抑制できる無停電取替工具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係る無停電取替工具は、充電部である充電端子、及び充電部ではなく且つ雌ネジを有する非充電端子を備える電力量計の端子ブロックに取り付けられる無停電取替工具であって、ケースと、前記ケースから突出し、前記雌ネジに取り付けられる固定ネジと、前記ケースから突出し、前記充電端子の表面に接触させられる接触ピンと、を備える。
【0007】
端子ブロックにおいて、非充電端子は充電端子と充電端子の間に配置されている。このため、無停電取替工具は、充電端子と充電端子の間の位置で固定ネジによって端子ブロックに固定される。これにより、複数の接触ピンのそれぞれに対して均等に力が加わりやすい。したがって、無停電取替工具は、電力量計の端子と接触ピンとの間における接触不良を抑制できる。
【0008】
無停電取替工具の望ましい態様として、前記充電端子の長手方向における前記接触ピンの位置は、前記長手方向における前記固定ネジの位置に対してずれていることが好ましい。
【0009】
これにより、接触ピンの位置が充電端子の雌ネジに対してずれる。これにより、接触ピンが雌ネジではなく充電端子の表面に対向しやすくなっている。このため、接触ピンと充電端子との間における接触不良を抑制される。
【0010】
無停電取替工具の望ましい態様として、前記ケースは、前記端子ブロックに向かって突出する複数の筒状突出部を備え、前記固定ネジ及び前記接触ピンは、それぞれ前記筒状突出部から突出することが好ましい。
【0011】
これにより、端子ブロックにおいて充電端子及び非充電端子が配置される凹部にそれぞれの筒状突出部が嵌まる。このため、無停電取替工具を端子ブロックに取り付けるときの、無停電取替工具の位置決めが容易である。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、接触ピンと端子ブロックの端子との間における接触不良を抑制できる無停電取替工具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1図1は、電力量計を示す正面図である。
図2図2は、電力量計の端子ブロックを示す正面図である。
図3図3は、本実施形態に係る無停電取替工具を示す正面図である。
図4図4は、本実施形態に係る無停電取替工具を示す背面図である。
図5図5は、図3におけるA−A断面図である。
図6図6は、本実施形態に係る無停電取替工具の電気回路を示す模式図である。
図7図7は、本実施形態に係る無停電取替工具が端子ブロックに取り付けられた状態の、図3におけるA−A断面図である。
図8図8は、変形例1に係る無停電取替工具を示す正面図である。
図9図9は、変形例1に係る無停電取替工具の電気回路を示す模式図である。
図10図10は、変形例2に係る無停電取替工具を示す正面図である。
図11図11は、変形例2に係る無停電取替工具の電気回路を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の発明を実施するための形態(以下、実施形態という)により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、下記実施形態で開示した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
【0015】
(実施形態)
図1は、電力量計を示す正面図である。電力量計100は、電力を積算することで電力量を計量する装置である。電力量計100は、例えば通信装置を備えており、計量した電力量をデジタル信号として発信することができる。すなわち、電力量計100はスマートメーターである。また、電力量計100は、定格電流が60Aであるスマートメーターである。
【0016】
以下の説明において、壁に取り付けられた電力量計100を正面から見たときの、電力量計100の左右方向をX方向、電力量計100の奥行き方向をY方向、鉛直方向をZ方向としたXYZ直交座標系を用いる。図1において、右方向を+X方向とし、紙面手前から奥に向かう方向を+Y方向とし、上方向を+Z方向とする。
【0017】
図1に示すように、電力量計100は、電力量を計量する計量器1と、複数の計器用配線9が連結される端子ブロック2と、を備える。計器用配線9は、電源側配線9a、電源側配線9b、電源側配線9c、負荷側配線9d、負荷側配線9e及び負荷側配線9fを含む。電源側配線9a、電源側配線9b、電源側配線9c、負荷側配線9d、負荷側配線9e及び負荷側配線9fは、それぞれ端子ブロック2の電線挿入穴21に挿入された状態で、端子ネジ22によって固定されている。
【0018】
電源側配線9aは、計量器1を介して負荷側配線9fと接続されている。電源側配線9cは、計量器1を介して負荷側配線9dと接続されている。一方、電源側配線9bは、計量器1を介さずに負荷側配線9eと接続されている。また、電源側配線9bは、アースされている(接地されている)。
【0019】
図2は、電力量計の端子ブロックを示す正面図である。図2に示すように、端子ブロック2は、充電端子3aと、非充電端子4bと、充電端子3cと、充電端子3dと、非充電端子4eと、充電端子3fと、を備える。充電端子3aは、電源側配線9aと接続されており、且つ雌ネジ31aを備える。非充電端子4bは、電源側配線9bと接続されており、且つ雌ネジ41bを備える。充電端子3cは、電源側配線9cと接続されており、且つ雌ネジ31cを備える。充電端子3dは、負荷側配線9dと接続されており、且つ雌ネジ31dを備える。非充電端子4eは、負荷側配線9eと接続されており、且つ雌ネジ41eを備える。充電端子3fは、負荷側配線9fと接続されており、且つ雌ネジ31fを備える。雌ネジ31a、雌ネジ41b、雌ネジ31c、雌ネジ31d、雌ネジ41e及び雌ネジ31fは、互いに同じ直径D1を有する。
【0020】
充電端子3a、充電端子3c、充電端子3d及び充電端子3fは、充電部である。充電部とは、大地との間に1kΩの抵抗を接続したときに当該抵抗を流れる電流が1mA以下である部分を意味する。一方、電源側配線9bがアースされているので、非充電端子4b及び非充電端子4eは充電部ではない。
【0021】
図3は、本実施形態に係る無停電取替工具を示す正面図である。図4は、本実施形態に係る無停電取替工具を示す背面図である。図5は、図3におけるA−A断面図である。図6は、本実施形態に係る無停電取替工具の電気回路を示す模式図である。
【0022】
無停電取替工具5は、無停電で電力量計100の計量器1が取り換えられるときに使用される工具である。無停電取替工具5は、図1に示すように、端子ブロック2の正面側を覆うように取り付けられる。図3から図6に示すように、無停電取替工具5は、ケース50と、固定ネジ60bと、固定ネジ60eと、接触ピン62aと、押込ネジ61aと、弾性部材63aと、接触ピン62cと、接触ピン62dと、押込ネジ61cdと、弾性部材63cdと、接触ピン62fと、押込ネジ61fと、弾性部材63fと、バイパス金具65と、カレントトランスフォーマー66と、バイパス金具67と、カレントトランスフォーマー68と、回路基板70と、ランプ71と、ランプ72と、を備える。
【0023】
ケース50は、例えば合成樹脂等の絶縁体で形成された中空部材である。ケース50は、筒状突出部51aと、筒状突出部51bと、筒状突出部51cと、筒状突出部51dと、筒状突出部51eと、筒状突出部51fと、ケース雌ネジ52bと、ケース雌ネジ52eと、を備える。
【0024】
図4及び図5に示すように、筒状突出部51aから筒状突出部51fは、例えば円筒状の部材であって、ケース50の背面側から+Y方向に突出している。すなわち、筒状突出部51aから筒状突出部51fは、無停電取替工具5が端子ブロック2に取り付けられた状態において、端子ブロック2に向かって突出している。図4に示すように、筒状突出部51a、筒状突出部51c、筒状突出部51d及び筒状突出部51fは、仮想直線L1上に並んでいる。筒状突出部51b及び筒状突出部51eは、仮想直線L2上に並んでいる。仮想直線L2は、仮想直線L1と平行であって、仮想直線L1に対してZ方向にずれている。仮想直線L1から仮想直線L2までの距離D2は、図2に示す直径D1以上である。また、ケース雌ネジ52bは、図5に示すようにY方向で筒状突出部51bに重なる位置に配置されている。ケース雌ネジ52eは、Y方向で筒状突出部51eに重なる位置に配置されている。
【0025】
固定ネジ60b及び固定ネジ60eは、無停電取替工具5と端子ブロック2を連結するための部材であって、例えば鋼材で形成されている。固定ネジ60bは、ケース雌ネジ52bに噛み合っており、且つケース雌ネジ52bを貫通している。固定ネジ60eは、ケース雌ネジ52eに噛み合っており、且つケース雌ネジ52eを貫通している。
【0026】
固定ネジ60b及び固定ネジ60eは、ケース50の正面側からドライバー等の工具によって右回りに回転させられることで、ケース50の背面側に突出する。また、図5に示すように、固定ネジ60b及び固定ネジ60eの頭部から先端までの長さL1は、ケース50の正面側表面から筒状突出部51aの先端までの長さL2より小さい。このため、固定ネジ60b及び固定ネジ60eの位置が調節されることで、固定ネジ60b及び固定ネジ60eはケース50から突出しない。
【0027】
接触ピン62aは、充電端子3aの表面に接触する部材であって、例えば銅で形成されている。接触ピン62aは、後述する接触ピン62c及び接触ピン62dと同様に−Y方向の端部に小径部を備える。接触ピン62aの小径部はバイパス金具65を貫通している。接触ピン62aの小径部が加締められることで、接触ピン62aがバイパス金具65に固定されている。バイパス金具65は、バイパス工具雌ネジ651aを有する。押込ネジ61aは、バイパス工具雌ネジ651aに噛み合っている。図6に示すように、押込ネジ61aのZ方向の位置は、接触ピン62aのZ方向の位置に対してずれている。押込ネジ61aの頭部は、ケース50の外表面に接している。弾性部材63aは、例えば圧縮コイルバネである。押込ネジ61aは、弾性部材63aを貫通している。弾性部材63aの一端はケース50の内壁に接合されており、弾性部材63aの他端はバイパス金具65に接合されている。このため、押込ネジ61aが回転しても、バイパス金具65及び接触ピン62aは回転しない。
【0028】
押込ネジ61aは、ケース50の正面側からドライバー等の工具によって左回りに回転させられることで、バイパス工具雌ネジ651aから抜けていく。すなわち、押込ネジ61aが左回りに回転させられると、バイパス金具65及び接触ピン62aが+Y方向に移動する。また、図5に示すように、押込ネジ61aの頭部から接触ピン62aの先端までの最小の長さL1は、長さL2より小さい。このため、接触ピン62aが最も−Y方向寄りに位置するとき、押込ネジ61a及び接触ピン62aはケース50から突出しない。
【0029】
接触ピン62cは、充電端子3cの表面に接触する部材であって、例えば銅で形成されている。接触ピン62dは、充電端子3dの表面に接触する部材であって、例えば銅で形成されている。接触ピン62c及び接触ピン62dは、バイパス金具67で連結されている。接触ピン62cは、−Y方向の端部に小径部622cを備え、接触ピン62dは、−Y方向の端部に小径部622dを備える。小径部622c及び小径部622dはバイパス工具67を貫通している。小径部622c及び小径部622dが加締められることで、接触ピン62c及び接触ピン62dがバイパス金具67に固定されている。図5に示すように、押込ネジ61cdは、バイパス工具67に設けられたバイパス工具雌ネジ671を貫通しており且つバイパス工具雌ネジ671に噛み合っている。押込ネジ61cdの頭部は、ケース50の外表面に接している。弾性部材63cdは、例えば圧縮コイルバネである。押込ネジ61cdは、弾性部材63cdを貫通している。弾性部材63cdの一端はケース50の内壁に接合されており、弾性部材63cdの他端はバイパス工具67に接合されている。このため、押込ネジ61cdが回転しても、バイパス工具67、接触ピン62c及び接触ピン62dは回転しない。
【0030】
押込ネジ61cdは、ケース50の正面側からドライバー等の工具によって左回りに回転させられることで、バイパス工具雌ネジ671から抜けていく。すなわち、押込ネジ61cdが左回りに回転させられると、接触ピン62c及び接触ピン62dが+Y方向に移動する。また、押込ネジ61cdが右回りに回転させられると、接触ピン62c及び接触ピン62dが−Y方向し、小径部622c及び小径部622dがケース50に接する。これにより、接触ピン62c及び接触ピン62dの可動範囲が規制されている。図5に示すように、小径部622c及び小径部622dがケース50に接している時、押込ネジ61cdの頭部から接触ピン62c(接触ピン62d)の先端までの長さL1は、長さL2より小さい。このため、接触ピン62c及び接触ピン62dが最も−Y方向寄りに位置するとき、押込ネジ61cd、接触ピン62c及び接触ピン62dはケース50から突出しない。
【0031】
接触ピン62fは、充電端子3fの表面に接触する部材であって、例えば銅で形成されている。接触ピン62fは、接触ピン62c及び接触ピン62dと同様に−Y方向の端部に小径部を備える。接触ピン62fの小径部はバイパス金具65を貫通している。接触ピン62fの小径部が加締められることで、接触ピン62fがバイパス金具65に固定されている。バイパス金具65は、バイパス工具雌ネジ651fを有する。押込ネジ61fは、バイパス工具雌ネジ651fに噛み合っている。図6に示すように、押込ネジ61fのZ方向の位置は、接触ピン62fのZ方向の位置に対してずれている。押込ネジ61fの頭部は、ケース50の外表面に接している。弾性部材63fは、例えば圧縮コイルバネである。押込ネジ61fは、弾性部材63fを貫通している。弾性部材63fの一端はケース50の内壁に接合されており、弾性部材63fの他端はバイパス金具65に接合されている。このため、押込ネジ61fが回転しても、バイパス金具65及び接触ピン62fは回転しない。
【0032】
押込ネジ61fは、ケース50の正面側からドライバー等の工具によって左回りに回転させられることで、バイパス工具雌ネジ651fから抜けていく。すなわち、押込ネジ61fが左回りに回転させられると、バイパス金具65及び接触ピン62fが+Y方向に移動する。また、図5に示すように、押込ネジ61fの頭部から接触ピン62fの先端までの最小の長さL1は、長さL2より小さい。このため、接触ピン62fが最も−Y方向寄りに位置するとき、押込ネジ61f及び接触ピン62fはケース50から突出しない。
【0033】
バイパス金具65は、接触ピン62aと接触ピン62fとを接続するための部材であって、例えば銅で形成されている。図6に示すように、バイパス金具65は略U字形状であって、バイパス金具67を迂回している。接触ピン62aが充電端子3aに接触し且つ接触ピン62fが充電端子3fに接触すると、バイパス金具65を介して接触ピン62aから接触ピン62fへ電流が流れる。
【0034】
カレントトランスフォーマー66は、電流の大きさを変換するための装置である。カレントトランスフォーマー66は、回路基板70と接続されている。図5に示すように、接触ピン62aがカレントトランスフォーマー66を貫通している。接触ピン62aから接触ピン62fへ電流が流れると、カレントトランスフォーマー66は、所定の比率で小さくした電流を回路基板70に送る。
【0035】
バイパス金具67は、接触ピン62cと接触ピン62dとを接続するための部材であって、例えば銅で形成されている。接触ピン62cが充電端子3cに接触し且つ接触ピン62dが充電端子3dに接触すると、バイパス金具67を介して接触ピン62cから接触ピン62dへ電流が流れる。
【0036】
カレントトランスフォーマー68は、電流の大きさを変換するための装置である。カレントトランスフォーマー68は、回路基板70と接続されている。図5に示すように、接触ピン62dがカレントトランスフォーマー68を貫通している。接触ピン62cから接触ピン62dへ電流が流れると、カレントトランスフォーマー68は、所定の比率で小さくした電流を回路基板70に送る。
【0037】
回路基板70は、ランプ71及びランプ72を点灯させるための電気回路が配置された基板である。ランプ71及びランプ72は、例えばLEDランプである。ランプ71は、接触ピン62aから接触ピン62fへ電流が流れたとき点灯する。ランプ72は、接触ピン62cから接触ピン62dへ電流が流れたとき点灯する。
【0038】
図7は、本実施形態に係る無停電取替工具が端子ブロックに取り付けられた状態の、図3におけるA−A断面図である。無停電取替工具5が端子ブロック2に取り付けられるとき、まず無停電取替工具5の位置決めが行われる。具体的には、図7に示すように、充電端子3aが配置された凹部25aに筒状突出部51aが嵌められ、非充電端子4bが配置された凹部25bに筒状突出部51bが嵌められ、充電端子3cが配置された凹部25cに筒状突出部51cが嵌められ、充電端子3dが配置された凹部25dに筒状突出部51dが嵌められ、非充電端子4eが配置された凹部25eに筒状突出部51eが嵌められ、充電端子3fが配置された凹部25fに筒状突出部51fが嵌められる。より具体的には、筒状突出部51bが非充電端子4bの雌ネジ41bに重なり且つ筒状突出部51eが非充電端子4eの雌ネジ41eに重なるように、無停電取替工具5の位置が調節される。筒状突出部51a、筒状突出部51b、筒状突出部51c、筒状突出部51d、筒状突出部51e及び筒状突出部51fにより、位置決めが容易である。
【0039】
位置決めされた後、固定ネジ60b及び固定ネジ60eが回転させられる。ケース50から突出した固定ネジ60bは、図7に示すように、非充電端子4bの雌ネジ41bに噛み合う。ケース50から突出した固定ネジ60eは、非充電端子4eの雌ネジ41eに噛み合う。これにより、無停電取替工具5が端子ブロック2に固定される。非充電端子4b及び非充電端子4eは上述したように充電部ではないので、無停電取替工具5を取り付ける作業中での作業者の感電が防がれる。
【0040】
無停電取替工具5が端子ブロック2に固定された後、押込ネジ61a、押込ネジ61cd及び押込ネジ61fがそれぞれ回転させられる。これにより、図7に示すように、接触ピン62aが筒状突出部51aから突出し、充電端子3aに接触する。接触ピン62cが筒状突出部51cから突出し、充電端子3cに接触する。接触ピン62dが筒状突出部51dから突出し、充電端子3dに接触する。接触ピン62fが筒状突出部51fから突出し、充電端子3fに接触する。
【0041】
接触ピン62aが充電端子3aに接触し且つ接触ピン62fが充電端子3fに接触すると、接触ピン62aから接触ピン62fへ電流が流れる。この時ランプ71が点灯するので、作業者は図1に示した電源側配線9aと負荷側配線9fとが接続されたことを確認することができる。また、接触ピン62cが充電端子3cに接触し且つ接触ピン62dが充電端子3dに接触すると、接触ピン62cから接触ピン62dへ電流が流れる。この時ランプ72が点灯するので、作業者は図1に示した電源側配線9cと負荷側配線9dとが接続されたことを確認することができる。また、接触ピン62a、接触ピン62c、接触ピン62d、接触ピン62f、バイパス金具65及びバイパス金具67が銅で形成されているので、発熱が抑制されている。
【0042】
押込ネジ61aは、通常のネジを締める時と同様に右回りに回転させられると−Y方向に移動する(引っ込む)。このため、接触ピン62aの充電端子3aへの不用意な接触が防がれる。また、接触ピン62aには、弾性部材63aによって+Y方向の力が加えられている。これにより、接触ピン62aが充電端子3aに接触した状態が保たれやすい。すなわち、接触ピン62aと充電端子3aとの間の接触不良が生じにくい。さらに、仮に経年変化により弾性部材63aの弾性力が弱まったとしても、接触ピン62aに加えられる+Y方向の力は、押込ネジ61aにより調節可能である。このため、無停電取替工具5は、弾性部材63aの弾性力に関わらず使用することができる。これらの説明は、押込ネジ61cd及び押込ネジ61fについても適用できる。
【0043】
なお、接触ピン62a、接触ピン62c、接触ピン62d及び接触ピン62fは、必ずしもそれぞれ押込ネジ61a、押込ネジ61cd及び押込ネジ61fによって移動させられなくてもよい。例えば、接触ピン62a、接触ピン62c、接触ピン62d及び接触ピン62fは、固定ネジ60b及び固定ネジ60eと同様に、ケース50に設けられたケース雌ネジに噛み合っていてもよい。このような場合、接触ピン62a、接触ピン62c、接触ピン62d及び接触ピン62fがドライバー等の工具で直接操作される。
【0044】
なお、接触ピン62c及び接触ピン62dは、必ずしも押込ネジ61cdによって同時に移動させられなくてもよい。例えば、接触ピン62c及び接触ピン62dは、それぞれ別の押込ネジによって移動させられてもよい。すなわち、押込ネジ61cdに代えて、接触ピン62cを移動させる押込ネジと、接触ピン62dを移動させる押込ネジとが設けられていてもよい。
【0045】
なお、無停電取替工具5は、必ずしも弾性部材63a、弾性部材63cd及び弾性部材63fを備えていなくてもよい。また、ランプ71及びランプ72は、必ずしもLEDランプでなくてもよく、例えばハロゲンランプ、蛍光ランプ等であってもよい。また、ランプ71及びランプ72はなくてもよい。
【0046】
以上で説明したように、無停電取替工具5は、充電部である充電端子(充電端子3a、充電端子3c、充電端子3d及び充電端子3f)、及び充電部ではなく且つ雌ネジを有する非充電端子(非充電端子4b及び非充電端子4e)を備える電力量計100の端子ブロック2に取り付けられる工具である。無停電取替工具5は、ケース50と、ケース50から突出し雌ネジ(雌ネジ41b及び雌ネジ41e)に取り付けられる固定ネジ(固定ネジ60b及び固定ネジ60e)と、ケース50から突出し充電端子(充電端子3a、充電端子3c、充電端子3d及び充電端子3f)の表面に接触させられる接触ピン(接触ピン62a、接触ピン62c、接触ピン62d及び接触ピン62f)と、を備える。
【0047】
端子ブロック2において、非充電端子は充電端子と充電端子の間に配置されている。このため、無停電取替工具5は、充電端子と充電端子の間の位置で固定ネジ(固定ネジ60b及び固定ネジ60e)によって端子ブロック2に固定される。これにより、複数の接触ピン(接触ピン62a、接触ピン62c、接触ピン62d及び接触ピン62f)のそれぞれに対して均等に力が加わりやすい。したがって、無停電取替工具5は、接触ピンと端子ブロック2の端子との間における接触不良を抑制できる。
【0048】
無停電取替工具5においては、充電端子の長手方向(Z方向)における接触ピン(接触ピン62a、接触ピン62c、接触ピン62d及び接触ピン62f)の位置は、充電端子の長手方向(Z方向)における固定ネジ(固定ネジ60b及び固定ネジ60e)の位置に対してずれている。より具体的には、上述したように、距離D2(図4参照)が直径D1(図2参照)以上である。
【0049】
これにより、接触ピン(接触ピン62a、接触ピン62c、接触ピン62d及び接触ピン62f)の位置が充電端子の雌ネジ(雌ネジ31a、雌ネジ31c、雌ネジ31d及び雌ネジ31f)に対してずれる。これにより、接触ピンが雌ネジではなく充電端子の表面に対向しやすくなっている。このため、接触ピンと充電端子との間における接触不良を抑制される。
【0050】
無停電取替工具5においては、ケース50は、端子ブロック2に向かって突出する複数の筒状突出部(筒状突出部51a、筒状突出部51b、筒状突出部51c、筒状突出部51d、筒状突出部51e、及び筒状突出部51f)を備える。固定ネジ(固定ネジ60b及び固定ネジ60e)及び接触ピン(接触ピン62a、接触ピン62c、接触ピン62d及び接触ピン62f)は、それぞれ筒状突出部(筒状突出部51a、筒状突出部51b、筒状突出部51c、筒状突出部51d、筒状突出部51e、及び筒状突出部51f)から突出する。
【0051】
これにより、端子ブロック2において充電端子及び非充電端子が配置される凹部(凹部25a、凹部25b、凹部25c、凹部25c、凹部25e及び凹部25f)にそれぞれの筒状突出部が嵌まる。このため、無停電取替工具5を端子ブロック2に取り付けるときの、無停電取替工具5の位置決めが容易である。
【0052】
(変形例1)
図8は、変形例1に係る無停電取替工具を示す正面図である。図9は、変形例1に係る無停電取替工具の電気回路を示す模式図である。なお、上述した実施形態で説明したものと同じ構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
【0053】
変形例1に係る無停電取替工具5Aは、定格電流が30Aである電力量計に用いられる。定格電流が30Aである電力量計は、2つの充電端子と、2つの非充電端子と、を備える。X方向に、充電端子、非充電端子、非充電端子、充電端子の順に並んでいる。また、上述した実施形態と同様に、充電端子及び非充電端子には雌ネジが設けられている。
【0054】
ケース50Aは、接触ピン62aA、固定ネジ60bA、固定ネジ60cA及び接触ピン62dAのそれぞれに対応する4つの筒状突出部を備える。固定ネジ60bA及び固定ネジ60cAは、ケース50Aの正面側からドライバー等の工具によって右回りに回転させられることで、ケース50Aの背面側に突出する。
【0055】
押込ネジ61aAは、バイパス金具65Aに設けられたバイパス工具雌ネジに噛み合っている。図9に示すように、押込ネジ61aAのZ方向の位置は、接触ピン62aAのZ方向の位置に対してずれている。接触ピン62aAは、上述した実施形態と同様に弾性部材を介してケース50Aに接合されている。押込ネジ61aAが左回りに回転させられると、接触ピン62aAが+Y方向に移動する。
【0056】
押込ネジ61dAは、バイパス金具65Aに設けられたバイパス工具雌ネジに噛み合っている。図9に示すように、押込ネジ61dAのZ方向の位置は、接触ピン62dAのZ方向の位置に対してずれている。接触ピン62dAは、上述した実施形態と同様に弾性部材を介してケース50Aに接合されている。押込ネジ61dAが左回りに回転させられると、接触ピン62dAが+Y方向に移動する。
【0057】
バイパス金具65Aは、金具片651と、金具片652と、ブリッジ653と、を備える。金具片651は、接触ピン62aAと接続されている。金具片652は、接触ピン62dAと接続されている。ブリッジ653は、金具片651と金具片652とを接続している。接触ピン62aA及び接触ピン62dAが充電端子に接触すると、バイパス金具65Aを介して接触ピン62aAから接触ピン62dAへ電流が流れる。
【0058】
カレントトランスフォーマー66Aは、回路基板70Aと接続されている。図9に示すように、ブリッジ653がカレントトランスフォーマー66Aを貫通している。接触ピン62aAから接触ピン62dAへ電流が流れると、カレントトランスフォーマー66Aは、所定の比率で小さくした電流を回路基板70Aに送る。
【0059】
回路基板70Aは、ランプ71Aを点灯させるための電気回路が配置された基板である。ランプ71Aは、例えばLEDランプである。ランプ71Aは、接触ピン62aAから接触ピン62dAへ電流が流れたとき点灯する。
【0060】
(変形例2)
図10は、変形例2に係る無停電取替工具を示す正面図である。図11は、変形例2に係る無停電取替工具の電気回路を示す模式図である。なお、上述した実施形態で説明したものと同じ構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
【0061】
変形例2に係る無停電取替工具5Bは、定格電流が120Aである電力量計に用いられる。定格電流が120Aである電力量計は、4つの充電端子と、2つの非充電端子と、を備える。X方向に、充電端子、非充電端子、充電端子、充電端子、非充電端子、充電端子の順に並んでいる。また、上述した実施形態と同様に、充電端子及び非充電端子には雌ネジが設けられている。
【0062】
ケース50Bは、接触ピン62aB、固定ネジ60bB、接触ピン62cB、接触ピン60dB、固定ネジ60eB、及び接触ピン62fBのそれぞれに対応する6つの筒状突出部を備える。固定ネジ60bB及び固定ネジ60eBは、ケース50Bの正面側からドライバー等の工具によって右回りに回転させられることで、ケース50Bの背面側に突出する。
【0063】
押込ネジ61aBは、バイパス金具65Bに設けられたバイパス工具雌ネジに噛み合っている。図11に示すように、押込ネジ61aBのZ方向の位置は、接触ピン62aBのZ方向の位置に対してずれている。接触ピン62aBは、上述した実施形態と同様に弾性部材を介してケース50Bに接合されている。押込ネジ61aBが左回りに回転させられると、接触ピン62aBが+Y方向に移動する。
【0064】
接触ピン62cB及び接触ピン62dBは、バイパス金具67Bで連結されている。接触ピン62cBに設けられた小径部622cB、及び接触ピン62dBに設けられた小径部622dBがバイパス金具67Bを貫通している。押込ネジ61cdBは、バイパス金具67Bに設けられたバイパス工具雌ネジを貫通しており、且つバイパス工具雌ネジに噛み合っている。バイパス金具67Bは、上述した実施形態と同様に弾性部材を介してケース50Bに接合されている。押込ネジ61cdBが左回りに回転させられると、接触ピン62cB及び接触ピン62dBが+Y方向に移動する。
【0065】
押込ネジ61fBは、バイパス金具65Bに設けられたバイパス工具雌ネジに噛み合っている。図11に示すように、押込ネジ61fBのZ方向の位置は、接触ピン62fBのZ方向の位置に対してずれている。接触ピン62fBは、上述した実施形態と同様に弾性部材を介してケース50Bに接合されている。押込ネジ61fBが左回りに回転させられると、接触ピン62fBが+Y方向に移動する。
【0066】
図11に示すように、バイパス金具65Bは略U字形状であって、バイパス金具67Bを迂回している。接触ピン62aB及び接触ピン62fBが充電端子に接触すると、バイパス金具65Bを介して接触ピン62aBから接触ピン62fBへ電流が流れる。
【0067】
カレントトランスフォーマー66Bは、回路基板70Bと接続されている。図11に示すように、接触ピン62aBがカレントトランスフォーマー66Bを貫通している。接触ピン62aBから接触ピン62fBへ電流が流れると、カレントトランスフォーマー66Bは、所定の比率で小さくした電流を回路基板70Bに送る。
【0068】
接触ピン62cB及び接触ピン62dBが充電端子に接触すると、バイパス金具67Bを介して接触ピン62cBから接触ピン62dBへ電流が流れる。
【0069】
カレントトランスフォーマー68Bは、回路基板70Bと接続されている。図11に示すように、接触ピン62cBがカレントトランスフォーマー68Bを貫通している。接触ピン62cBから接触ピン62dBへ電流が流れると、カレントトランスフォーマー68Bは、所定の比率で小さくした電流を回路基板70Bに送る。
【0070】
回路基板70Bは、ランプ71B及びランプ72Bを点灯させるための電気回路が配置された基板である。ランプ71B及びランプ72Bは、例えばLEDランプである。ランプ71Bは、接触ピン62aBから接触ピン62fBへ電流が流れたとき点灯する。ランプ72Bは、接触ピン62cBから接触ピン62dBへ電流が流れたとき点灯する。
【符号の説明】
【0071】
1 計量器
100 電力量計
2 端子ブロック
21 電線挿入穴
22 端子ネジ
25a、25b、25c、25d、25e、25f 凹部
3a、3c、3d、3f 充電端子
31a、31c、31d、31f 雌ネジ
4b、4e 非充電端子
41b、41e 雌ネジ
5、5A、5B 無停電取替工具
50、50A、50B ケース
51a、51b、51c、51d、51e、51f 筒状突出部
52b、52e ケース雌ネジ
60b、60e、60bA、60cA、60bB、60eB 固定ネジ
61a、61cd、61f、61aA、61dA、61aB、61cdB、61fB 押込ネジ
62a、62c、62d、62f、62aA、62dA、62aB、62cB、62dB、62fB 接触ピン
622c、622d 小径部
63a、63cd、63f 弾性部材
65、67、65A、65B、67B バイパス金具
651、652 金具片
651a、651f バイパス工具雌ネジ
653 ブリッジ
66、68、66A、66B、68B カレントトランスフォーマー
671 バイパス工具雌ネジ
70 回路基板
71、72、71A、71B、72B ランプ
9 計器用配線
9a、9b、9c 電源側配線
9d、9e、9f 負荷側配線
【要約】
【課題】接触ピンと端子ブロックの端子との間における接触不良を抑制できる無停電取替工具を提供すること。
【解決手段】無停電取替工具は、充電部である充電端子、及び充電部ではなく且つ雌ネジを有する非充電端子を備える電力量計の端子ブロックに取り付けられる。無停電取替工具は、ケースと、ケースから突出し雌ネジに取り付けられる固定ネジと、ケースから突出し充電端子の表面に接触させられる接触ピンと、を備える。
【選択図】図7
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11