(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6252131
(24)【登録日】2017年12月8日
(45)【発行日】2017年12月27日
(54)【発明の名称】電動モータ及び電動パワーステアリング装置
(51)【国際特許分類】
H02K 5/00 20060101AFI20171218BHJP
B62D 5/04 20060101ALI20171218BHJP
H02K 7/116 20060101ALI20171218BHJP
【FI】
H02K5/00 A
B62D5/04
H02K7/116
【請求項の数】2
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-241909(P2013-241909)
(22)【出願日】2013年11月22日
(65)【公開番号】特開2015-104189(P2015-104189A)
(43)【公開日】2015年6月4日
【審査請求日】2016年10月7日
(73)【特許権者】
【識別番号】000001247
【氏名又は名称】株式会社ジェイテクト
(72)【発明者】
【氏名】内喜 裕人
(72)【発明者】
【氏名】外山 祐一
(72)【発明者】
【氏名】塚原 康介
(72)【発明者】
【氏名】高橋 博之
【審査官】
土田 嘉一
(56)【参考文献】
【文献】
特開2012−090496(JP,A)
【文献】
特開2006−105335(JP,A)
【文献】
特開2009−174366(JP,A)
【文献】
特開2012−090495(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B62D 5/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ステータが内側に固定される有底円筒状のケース本体と、
このケース本体に外嵌される円筒状のプレートと、を有するモータケースを備え、
前記プレートは、
円筒状の円筒部と、
この円筒部の軸方向の一方の縁から径方向の外側に延出するつば部と、を有し、
前記つば部には、前記円筒部を挟んで対向する位置において径方向の外側に延出するとともに貫通孔を形成した一対の取付部が設けられており、
前記つば部が、前記貫通孔に挿通される締結部材により被取付体に取り付けられる電動モータであって、
前記つば部は、前記被取付体に取り付けたときに前記被取付体の平坦な面に当接する接続面を有し、
前記つば部の周方向で隣接する前記各取付部の間で中央の位置を中間位置とし、前記各取付部の位置を取付位置とし、
前記各取付部において、径方向の外側にそれぞれ延出する基端となる位置を基端位置とし、この各基端位置からさらに径方向の外側にそれぞれ延出した位置を延出位置とし、
前記プレートを前記被取付体に取り付けていない状態で、前記接続面は、軸方向において前記各延出位置が対応する前記基端位置より他方側にそれぞれ位置し、且つ前記各基端位置が隣接する前記中間位置より他方側にそれぞれ位置する湾曲形状を有し、
前記プレートを前記被取付体に取り付けた状態で、前記プレートは、前記中間位置と、前記延出位置及び前記基端位置を含む前記取付部とを除いて、前記被取付体から離間していることを特徴とする電動モータ。
【請求項2】
請求項1に記載の電動モータを備える電動パワーステアリング装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動モータ及び電動パワーステアリング装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、車両用のパワーステアリング装置には、電動モータを駆動源とした電動パワーステアリング装置(EPS)がある。こうしたEPSにおいて、駆動源である電動モータは、例えば減速機構が収容されるハウジング等の車両本体に固定された被取付体に取り付けられている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
具体的には、例えば
図6に示すように、電動モータ91は、ステータ92が内側に固定される有底円筒状のケース本体93と、ケース本体93に外嵌される円環状のプレート94とを有するモータケース95を備えている。プレート94は、円筒状の円筒部96と、円筒部96から径方向外側に延出されるとともに貫通孔97aが形成された取付部97とからなり、円筒部96がケース本体93の外周に圧入されることで同ケース本体93に固定される。そして、電動モータ91は、貫通孔97aに挿通される締結ボルト98によって被取付体99に取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2012−90496号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、電動モータ91の回転駆動時において、ステータ92は、ロータ100との間で吸引力及び反発力が作用することにより径方向に拡縮する。そして、プレート94と被取付体99とが当接する面では、それぞれが平坦な面であっても、それぞれの面の製造バラツキなどにより微少な隙間で離間している箇所が存在する。例えば、取付部97の位置は締結ボルト98を締め付けるときの締付トルクが作用して被取付体99に密着するが、隣接する取付部97の間の中間位置は取付部97から最も遠いので締付トルクが作用し難く微少な隙間で離間する場合がある。このようにプレート94と被取付体99との間の密着状態が悪いときに、ステータ92の拡縮に起因する振動により、異音が発生することとなる。そこで、電動モータ91及び電動パワーステアリング装置は、電動モータ91とこれを取り付ける被取付体99との密着性を向上させて異音を抑えることが課題となっていた。
【0006】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、電動モータとこれを取り付ける被取付体との密着性を向上させて異音を抑えることができる電動モータ及び電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、請求項1に係る電動モータの構成上の特徴は、ステータが内側に固定される有底円筒状のケース本体と、このケース本体に外嵌される円筒状のプレートと、を有するモータケースを備え、前記プレートは、円筒状の円筒部と、この円筒部の軸方向の一方の縁から径方向の外側に延出するつば部と、を有し、前記つば部には、
前記円筒部を挟んで対向する位置において径方向の外側に延出するとともに貫通孔を形成した
一対の取付部が設けられており、前記つば部が、前記貫通孔に挿通される締結部材により被取付体に取り付けられる電動モータであって、前記つば部は、前記被取付体に取り付けたときに前記被取付体の平坦な面に当接する接続面を有し、前記つば部の周方向で隣接する前記各取付部の間で中央の位置を中間位置とし、前記各取付部の位置を取付位置と
し、前記各取付部において、径方向の外側にそれぞれ延出する基端となる位置を基端位置とし、この各基端位置からさらに径方向の外側にそれぞれ延出した位置を延出位置とし、前記プレートを前記被取付体に取り付けていない状態で、前記接続面は、軸方向において前記各延出位置が対応する前記基端位置より他方側にそれぞれ位置し、且つ前記各基端位置が隣接する前記中間位置より他方側にそれぞれ位置する湾曲形状を有し、前記プレートを前記被取付体に取り付けた状態で、前記プレートは、前記中間位置と、前記延出位置及び前記基端位置を含む前記取付部とを除いて、前記被取付体から離間していることである。
【0008】
請求項1の電動モータによれば、つば部を締結部材により被取付体に取り付けるときに、各中間位置は、締結部材を締め付ける前の状態から被取付体にそれぞれ当接している。一方、各取付位置は、締結部材を締め付ける前の状態では被取付体に対して離間しているが、締結部材を締め付けた後の状態では締付トルクが作用することにより各取付位置が弾性変形して被取付体にそれぞれ当接している。これにより、この電動モータでは、少なくとも各取付位置及び各中間位置が被取付体にそれぞれ当接して締結されるので、被取付体に対する密着性が向上する。よって、この電動モータは、電動モータとこれを取り付ける被取付体との間での異音を抑えることができる。
【0010】
さらに、つば部を締結部材により被取付体に取り付けるときに、各中間位置は、締結部材を締め付ける前の状態から被取付体にそれぞれ当接している。一方、各延出位置及び各基端位置は、締結部材を締め付ける前の状態では被取付体に対して離間しているが、締結部材を締め付けた後の状態ではこれらの位置が締結部材に近いので締付トルクが作用することにより各延出位置及び各基端位置が弾性変形して被取付体にそれぞれ当接している。これにより、この電動モータでは、少なくとも各延出位置、各基端位置及び各中間位置が被取付体にそれぞれ当接して締結されるので、被取付体に対する密着性がさらに向上する。よって、この電動モータは、電動モータとこれを取り付ける被取付体との間での異音をさらに抑えることができる。
【0011】
請求項
2に係る電動パワーステアリング装置の構成上の特徴は、請求項
1に記載の電動モータを備えることである。
【0012】
請求項
2の電動パワーステアリング装置によれば、電動モータとこれを取り付ける被取付体との密着性を向上させて異音を抑えることができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、電動モータとこれを取り付ける被取付体との密着性を向上させて異音を抑えることができる電動モータ及び電動パワーステアリング装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本発明の電動パワーステアリング装置の概略構成図である。
【
図2】
図1に示すEPSアクチュエータの概略構成を示す断面図である。
【
図5】
図4に示すプレートをハウジングに取り付けた状態を説明する断面図である。
【
図6】従来の電動モータの取付構造を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明を具体化した実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の電動パワーステアリング装置の概略構成図である。
図1に示すように、電動パワーステアリング装置(EPS)1において、ステアリング2が固定されたステアリングシャフト3は、ラックアンドピニオン機構4を介してラック軸5と連結されている。これにより、ステアリング操作に伴うステアリングシャフト3の回転は、ラックアンドピニオン機構4によりラック軸5の往復直線運動に変換される。なお、ステアリングシャフト3は、コラムシャフト8、インターミディエイトシャフト9、及びピニオンシャフト10を連結してなる。そして、ステアリングシャフト3の回転に伴うラック軸5の往復直線運動が、ラック軸5の両端に連結されたタイロッド11を介して図示しないナックルに伝達されることにより、転舵輪12の舵角、すなわち車両の進行方向が変更される。
【0016】
また、EPS1は、電動モータ21を駆動源として操舵系にステアリング操作を補助するためのアシスト力を付与するEPSアクチュエータ22を備えている。EPSアクチュエータ22は、所謂コラム型のEPSアクチュエータとして構成されており、電動モータ21は、減速機構24を介してコラムシャフト8と駆動連結されている。なお、減速機構24は、コラムシャフト8に連結されたホイールギア25と、電動モータ21に連結されたウォームギア26とを噛合することにより構成されている。そして、電動モータ21の回転を減速機構24により減速してコラムシャフト8に伝達することによって、そのモータトルクをアシスト力として操舵系に付与する構成になっている。
【0017】
次に、EPSアクチュエータの構成について説明する。
図2は、
図1に示すEPSアクチュエータ22の概略構成を示す断面図である。
図2に示すように、EPSアクチュエータ22は、減速機構24を収容するハウジング31(被取付体)を備えている。電動モータ21は、ハウジング31に貫設されたステアリングシャフト3(コラムシャフト8)の軸線方向に対して、その出力軸21aの軸線方向が直交するように、ハウジング31に固定されている。そして、電動モータ21の出力軸21aに駆動連結されたウォームギア26は、その両端がハウジング31内に設けられた軸受32,33により回転可能に支持されるとともに、ステアリングシャフト3に連結されたホイールギア25に噛合されている。
【0018】
電動モータ21は、モータケース41内に収容されるステータ42と、ステータ42の径方向内側において回転可能に支持されるロータ43とを備えたブラシレスモータとして構成されている。なお、モータケース41には、電動モータ21の作動を制御するECU(電子制御装置)44が固定されている。
【0019】
ステータ42は、モータケース41の内周に固定された円筒部45と、円筒部45から径方向内側に向って延びる複数(本実施形態では、12本)のティース46とを備えてなる。そして、これら各ティース46には、それぞれインシュレータ47を介してコイル48が巻回されている。
【0020】
一方、ロータ43は、出力軸21aとともに一体回転するロータコア51の外周に複数のマグネット52を固着することにより形成される。ロータ43は、その出力軸21aの両端がモータケース41内に設けられた軸受53,54によって回転可能に支持されることにより、上記ステータ42の内側において回転可能に設けられている。ロータコア51には、複数(本実施形態では、10枚)のマグネット52が、周方向に交互に異なる磁極配置となるように固着されており、10極の磁極が形成されている。
【0021】
このように構成された電動モータ21は、各ティース46に巻回されたコイル48に三相(U,V,W)の駆動電力が供給されることにより形成される磁界と、マグネット52との間に生じる磁気的な吸引力及び反発力によりロータ43が出力軸21aと一体回転する。そして、ロータ43の回転により生ずるモータトルクを操舵系に付与する構成となっている。
【0022】
次に、電動モータ21のハウジング31に対する取付構造について説明する。
図2に示すように、モータケース41は、一端(
図2における上端)が開口した有底円筒状に形成されるとともに内側にステータ42が固定されるケース本体61と、ケース本体61の他端(
図2における下端)側に外嵌固定されるプレート62とを有している。ケース本体61は、ステータ42が内周面に固定される円筒状の円筒部71と、円筒部71の他端から径方向内側に延出される円環状の底部72とからなる。ここで、ケース本体61の材料としては、例えば、亜鉛メッキ鋼板「SECE」の厚み1.4mmのものが用いられる。
【0023】
図3は、
図2に示すプレート62の正面図である。
図4は、
図3におけるA−A矢視の断面図である。
図3及び
図4に示すように、プレート62は、円筒状の円筒部63と、円筒部63の他端(
図4における下端)から径方向の外側に延出するつば部64とを有する。つば部64には、その外周縁から径方向の外側に延出するとともに貫通孔65aを形成した一対の取付部65が設けられている。そして、
図2に示すように、電動モータ21は、締結ボルト(締結部材)69が貫通孔65aを介してハウジング31に形成されたボルト孔67に螺合されることでハウジング31に取り付けられている。
【0024】
図3及び
図4に示すように、プレート62のつば部64は、ハウジング31に取り付けたときにハウジング31の平坦な面に当接する接続面66を有する。接続面66では、一対の取付部65の間で略中央の位置を中間位置66aとし、一対の取付部65において径方向の外側にそれぞれ延出する基端となる位置を基端位置66bとし、基端位置66bから径方向の外側にそれぞれ延出した先端の位置を先端位置(延出位置)66cとする。そして、接続面66は、軸方向において先端位置66cが対応する基端位置66bより、例えば0.1mm程度一方側(
図4における上側)に位置し、且つ基端位置66bが隣接する中間位置66aより、例えば0.1mm程度一方側に位置する湾曲形状を有している。
【0025】
ここで、プレート62の材料としては、例えば、亜鉛メッキ鋼板「SECE」の厚み2.6mmのものが用いられる。また、プレート62は、ケース本体61に外嵌された後、プレート62の円筒部63と
図2に示すケース本体61の円筒部71とが、周方向の4箇所にてスポット溶接されてケース本体61に強固に固定されている。
図3に示すように、スポット溶接される4箇所は、基端位置66b近傍の位置P1の2箇所と、中間位置66a近傍の位置P2の2箇所としている。
【0026】
図5は、
図4に示すプレート62をハウジング31に取り付けた状態を説明する断面図である。
図5に示すように、プレート62のつば部64を締結ボルト69によりハウジング31に取り付けるときに、中間位置66aは、締結ボルト69を締め付ける前の状態からハウジング31に当接している。一方、先端位置66c及び基端位置66bは、締結ボルト69を締め付ける前の状態ではハウジング31に対して離間しているが、締結ボルト69を締め付けた後の状態ではこれらの位置が締結ボルト69に近いので締付トルクが作用することにより先端位置66c及び基端位置66bを含む取付部65が弾性変形してハウジング31に当接している。その結果、プレート62は、少なくとも中間位置66aと、先端位置66c及び基端位置66bを含む取付部65とが、ハウジング31に当接して取り付けられる。
【0027】
ところで、電動モータ21の回転駆動時において、ステータ42は、ロータ43に固定されたマグネット52との間で吸引力及び反発力が作用することにより径方向に拡縮する。なお、電動モータ21は「10極12スロット」の電動モータとして構成されているため、ステータ42は、軸方向に垂直な平面内で見た場合に、楕円形状に拡縮する。こうしたステータ42の拡縮に伴ってケース本体61の円筒部71は径方向に僅かに変形する。
【0028】
以上のように、本実施の形態に係る電動パワーステアリング装置1によれば、電動モータ21は、少なくとも中間位置66aと、先端位置66c及び基端位置66bを含む取付部65とが、ハウジング31に当接して取り付けられるので、ハウジング31に対する密着性が向上する。これにより、電動パワーステアリング装置1は、電動モータ21とハウジング31との間での、ステータ42の拡縮に起因した振動による異音を効果的に抑えることができる。
【0029】
なお、本発明は本実施形態に限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の形態で実施することができる。
本実施形態では、本発明の延出位置が取付部65の先端位置66cとしたが、それに限るものではなく、例えば、貫通孔65aの中心の位置とする構成に適用してもよい。
【0030】
また、本実施形態では、プレート62の接続面66は、軸方向において先端位置66cが対応する基端位置66bより一方側に位置し、且つ基端位置66bが隣接する中間位置66aより一方側に位置する湾曲形状を有しているとしたが、それに限るものではなく、例えば、接続面66は、軸方向において取付部65の位置、例えば貫通孔65aの中心の位置が隣接する中間位置66aより一方側に位置する湾曲形状を有している構成に適用してもよい。
【0031】
また、本実施形態では、つば部64には取付部65が2箇所に設けられるとしたが、それに限るものではなく、例えば、周方向の3箇所に等配して設けられる構成に適用してもよい。
【0032】
また、本実施形態では、本発明を所謂コラム型の電動パワーステアリング装置1に具体化したが、それに限るものではなく、例えばピニオンシャフト10に対してアシスト力を付与する所謂ピニオン型の電動パワーステアリング装置に適用してもよい。また、ボール螺子機構を用いて電動モータ21の回転をラック軸5の往復動に変換して伝達することにより、操舵系にアシスト力を付与する所謂ラックアシスト型の電動パワーステアリング装置に適用してもよい。
【0033】
また、本実施形態では、本発明を電動パワーステアリング装置用の電動モータに具体化したが、それに限るものではなく、電動パワーステアリング装置以外の用途に用いられる電動モータに適用してもよい。
【符号の説明】
【0034】
1:電動パワーステアリング装置、 2:ステアリング、 3:ステアリングシャフト、 4:ラックアンドピニオン機構、 5:ラック軸、 8:コラムシャフト、 9:インターミディエイトシャフト、 10:ピニオンシャフト、 11:タイロッド、 12:転舵輪、 21:電動モータ、 22:EPSアクチュエータ、 24:減速機構、 25:ホイールギア、 26:ウォームギア、 31:ハウジング(被取付体)、 32,33,53,54:軸受、 41:モータケース、 42:ステータ、 43:ロータ、 44:ECU、 45:円筒部、 46:ティース、 47:インシュレータ、 48:コイル、 51:ロータコア、 52:マグネット、 61:ケース本体、 62:プレート、 63:円筒部、 64:つば部、 65:取付部、 65a:貫通孔、 66:接続面、 66a:中間位置、 66b:基端位置、 66c:
先端位置(延出位置)、 67:ボルト孔、 69:締結ボルト(締結部材)、 71:円筒部、 72:底部、91:電動モータ、 92:ステータ、 93:ケース本体、 94:プレート、 95:モータケース、 96:円筒部、 97:取付部、 97a:貫通孔、 98:締結ボルト、 99:被取付体、 100:ロータ