特許6252250IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

負荷を平準化してピーク電力を抑制するために、需要家側の機器による最大需要電力値が目標値を超えないように機器への給電を制御するデマンド制御方法及びデマンド制御システムに関するものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

特許文献1に記載された従来技術では、オペレータが変更部を介して入力操作することによって目標電力値を変更しているため、その作業が煩わしいと共に、誤った目標電力値への変更ミスや変更忘れ等を生じる恐れがある。
一方、特許文献2,3のように、目標電力値を自動的に変更する場合には、オペレータの操作上の煩雑さを解消し、変更ミスや変更忘れを防止することができる。
しかし、特許文献2,3では、何れの場合も過去の消費電力積算値や最大需要電力値等に基づいて目標電力値を変更しているため、これらの実績データが十分に蓄積されていない場合や、冷夏や暖冬時における特異データが実績データに含まれる場合には、目標電力値を最適値に変更することができないおそれがあった。その結果、変更後の目標電力値が低過ぎる場合にはデマンド制御が頻繁に行われて機器の運転に支障をきたしたり、逆に目標電力値が高過ぎる場合には必要なデマンド制御が実行されない等の問題を生じていた。 そこで、本発明の解決課題は、オペレータの操作を要することなく、目標電力値を自動的かつ最適値に変更して設定可能としたデマンド制御方法及びデマンド制御システムを提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決するため、請求項1に係るデマンド制御方法は、コンピュータシステムを用いて、機器による最大需要電力値が契約電力値以下の目標電力値を超えないように前記機器への給電を制御するためのデマンド制御方法において、 値が異なる複数の目標電力値からなる目標電力値群を備え、デマンド時限内の現時点における前記機器の総消費電力値から予測される将来時点の総消費電力値が、前記目標電力値群の中から予め・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、一定時間以上のデマンド制御の発生回数やデマンド制御が発生しないデマンド時限の回数等に基づいて目標電力値の変更の要否を判定し、必要に応じて目標電力値を変更して設定することができる。
このため、オペレータが人為的に目標電力値を変更する煩わしさがないと共に、過去の実績データにとらわれず、当日の状況に応じて適切な目標電力値に変更することが可能であり、実績データの不備や冷夏、暖冬時の特異データの存在に関係なく、適切なデマンド制御を可能にして省エネルギー化を図ることができる。
その結果として、目標電力値の最適化により最大需要電力を抑え、電気料金の節減に寄与することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の実施形態を示す全体構成図である。

【図2】本発明の実施形態における契約電力値、目標電力値の設定例を示す図である。

【図3】本発明の実施例1の動作説明図である。

【図4】本発明の実施例2の動作説明図である。

【図5】本発明の実施例3の動作説明図である。

【図6】特許文献1に記載された電力デマンド監視装置の構成図である。

【図7】特許文献1に記載されたデマンド監視曲線の説明図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10:デマンド制御装置   11:総電力測定機能   12:デマンド制御判定機能   13:デマンド制御機能   14:目標電力値格納領域   20:デマンド制御対象機器   21:冷凍機   22:空調機   23:照明コントローラ   24:ショーケース   25:換気扇   30:電力監視機器群   31〜35:電力監視機器   40:通信回線

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