特許第6252584号(P6252584)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6252584情報処理装置、その処理方法、およびプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6252584
(24)【登録日】2017年12月8日
(45)【発行日】2017年12月27日
(54)【発明の名称】情報処理装置、その処理方法、およびプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0485 20130101AFI20171218BHJP
【FI】
   G06F3/0485
【請求項の数】10
【全頁数】28
(21)【出願番号】特願2015-519774(P2015-519774)
(86)(22)【出願日】2014年5月13日
(86)【国際出願番号】JP2014062709
(87)【国際公開番号】WO2014192536
(87)【国際公開日】20141204
【審査請求日】2017年4月5日
(31)【優先権主張番号】特願2013-111386(P2013-111386)
(32)【優先日】2013年5月27日
(33)【優先権主張国】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】000004237
【氏名又は名称】日本電気株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100110928
【弁理士】
【氏名又は名称】速水 進治
(72)【発明者】
【氏名】丸山 康成
【審査官】 ▲高▼瀬 健太郎
(56)【参考文献】
【文献】 特開2013−047945(JP,A)
【文献】 特開2012−014524(JP,A)
【文献】 特開2012−008625(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/0485
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
操作に応じてスクロールするスクロール可能領域を含む表示対象の一部を表示する表示部の操作面に対する操作を検出する操作検出手段と、
前記操作検出手段により検出される操作に応じた移動量で前記表示対象の前記スクロール可能領域を前記表示部のスクロール表示範囲に一部分ずつ出力するスクロール表示を行う表示制御手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、前記表示部のスクロール表示範囲の外縁が前記スクロール可能領域を超える前記移動量を示す操作が前記操作検出手段で検出された場合、該操作が所定操作か否かに応じて、前記表示部のスクロール表示範囲の外縁が前記スクロール可能領域を超えないように前記スクロール可能領域のスクロールを停止させるか、または、前記表示部のスクロール表示範囲内に前記スクロール可能領域に加えて前記表示対象以外を表示させるかを切り替える情報処理装置。
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置において、
前記操作検出手段は、前記操作の種別を検出し、
前記表示制御手段は、前記操作検出手段により検出される前記操作の種別に基づいて、該操作が前記所定操作か否かを判定し、前記表示部のスクロール表示範囲の外縁を前記スクロール可能領域内で停止させるか、または、前記表示部のスクロール表示範囲内に前記スクロール可能領域に加えて前記表示対象以外を表示させるかを切り替える情報処理装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の情報処理装置において、
前記操作検出手段により検出される前記操作の少なくとも始点が、所定の範囲内か否かを判定する操作位置判定手段をさらに備え、
前記表示制御手段は、
前記操作位置判定手段による判定結果に基づき、前記操作の少なくとも始点が前記所定の範囲内ではない場合、該操作が前記所定操作ではないと判定し、前記操作の少なくとも始点が前記所定の範囲内である場合、該操作が前記所定操作であると判定し、
前記操作が前記所定操作ではないと判定された場合、前記表示部のスクロール表示範囲の外縁が前記スクロール可能領域を超えないように前記スクロール可能領域のスクロールを停止させ、
前記操作が前記所定操作であると判定された場合、前記表示部の前記スクロール表示範囲内に前記スクロール可能領域に加えて前記表示対象以外を表示させる情報処理装置。
【請求項4】
請求項3に記載の情報処理装置において、
前記操作位置判定手段は、さらに、前記操作の始点および終点が、所定の範囲内か否かを判定し、
前記表示制御手段は、
前記操作位置判定手段による判定結果に基づき、前記操作の前記始点および終点が前記所定の範囲内ではない場合、該操作が前記所定操作ではないと判定し、前記操作の前記始点および終点が前記所定の範囲内である場合、該操作が前記所定操作であると判定し、
前記操作が前記所定操作ではないと判定された場合、前記表示部のスクロール表示範囲の外縁が前記スクロール可能領域を超えないように前記スクロール可能領域のスクロールを停止させ、
前記操作が前記所定操作であると判定された場合、前記表示部のスクロール表示範囲内に前記スクロール可能領域に加えて前記表示対象以外を表示させる情報処理装置。
【請求項5】
請求項1乃至4いずれかに記載の情報処理装置において、
前記操作検出手段により検出される前記操作の距離が、所定値以下か否かを判定する操作距離判定手段をさらに備え、
前記表示制御手段は、
前記操作距離判定手段による判定結果に基づき、前記操作の前記距離が前記所定値以下ではない場合、該操作が前記所定操作ではないと判定し、前記操作の前記距離が前記所定値以下である場合、該操作が前記所定操作であると判定し、
前記操作が前記所定操作ではないと判定された場合、前記表示部のスクロール表示範囲の外縁が前記スクロール可能領域を超えないように前記スクロール可能領域のスクロールを停止させ、
前記操作が前記所定操作であると判定された場合、前記表示部のスクロール表示範囲内に前記スクロール可能領域に加えて前記表示対象以外を表示させる情報処理装置。
【請求項6】
請求項1乃至5いずれかに記載の情報処理装置において、
前記表示制御手段は、
前記スクロール表示範囲内に前記スクロール可能領域に加えて表示される前記表示対象以外を、前記表示部の前記操作面に対する所定の操作可能範囲に、前記スクロール可能領域が残る範囲で、表示させる情報処理装置。
【請求項7】
請求項1乃至6いずれかに記載の情報処理装置において、
前記表示制御手段は、前記表示対象以外に、前記表示対象とは別の表示情報を表示する情報処理装置。
【請求項8】
請求項1乃至7いずれかに記載の情報処理装置において、
前記表示制御手段は、
前記表示対象以外を表示した後、前記操作検出手段により検出される前記操作が所定操作の場合、前記表示対象以外の表示をやめ、前記スクロール可能領域内の表示に、少なくとも一回の前記操作で戻す情報処理装置。
【請求項9】
情報処理装置が、
操作に応じてスクロールするスクロール可能領域を含む表示対象の一部を表示する表示部の操作面に対する操作を検出し、
検出される操作に応じた移動量で前記表示対象の前記スクロール可能領域を前記表示部のスクロール表示範囲に一部分ずつ出力するスクロール表示を行うよう前記表示部の表示を制御し、
前記表示部のスクロール表示範囲の外縁が前記スクロール可能領域を超える前記移動量を示す操作が検出された場合、該操作が所定操作か否かに応じて、前記表示部のスクロール表示範囲の外縁が前記スクロール可能領域を超えないように前記スクロール可能領域のスクロールを停止させるか、または、前記表示部のスクロール表示範囲内に前記スクロール可能領域に加えて前記表示対象以外を表示させるかを切り替える、
情報処理装置の処理方法。
【請求項10】
操作に応じてスクロールするスクロール可能領域を含む表示対象の一部を表示する表示部の操作面に対する操作を検出する手順、
前記操作を検出する手順により検出される操作に応じた移動量で前記表示対象の前記スクロール可能領域を前記表示部のスクロール表示範囲に一部分ずつ出力するスクロール表示を行うよう前記表示部の表示を制御する手順、
をコンピュータに実行させ、
前記制御する手順において、
前記表示部のスクロール表示範囲の外縁が前記スクロール可能領域を超える前記移動量を示す操作が前記操作を検出する手順で検出された場合、該操作が所定操作か否かに応じて、前記表示部のスクロール表示範囲の外縁が前記スクロール可能領域を超えないように前記スクロール可能領域のスクロールを停止させるか、または、前記表示部のスクロール表示範囲内に前記スクロール可能領域に加えて前記表示対象以外を表示させるかを切り替える手順、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、その処理方法、およびプログラムに関し、特に、操作に応じたスクロール表示を制御する情報処理装置、その処理方法、およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、情報処理端末は、接触または接近等の操作位置を検出可能なタッチパネル型表示部が多く利用されている。
ここで、接触または接近等の操作位置を検出可能なタッチパネル型表示部(以降、「表示部」と称する)に対するスクロール操作により、表示部に表示される表示対象を順にスクロール方向に移動させることが可能である。このスクロール操作によって、表示部に表示されずに隠れている部分の表示対象の外縁が表示範囲の外縁に至るまで移動させることができる。
【0003】
このようなタッチスクリーンディスプレイにおけるリストまたはドキュメントのスクローリング方法の一例が特許文献1に記載されている。特許文献1のスクローリング方法では、指などのオブジェクトがディスプレイ上で検出されている間に、オブジェクトの移動が検出された場合、リストまたはドキュメントを移動して、リストまたはドキュメントの縁を越えるエリアを表示し、ディスプレイ上でオブジェクトが検出されなくなった後には、リストまたはドキュメントの縁を越えるエリアは表示されなくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特表2010−515978号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したスクローリング方法においては、リストまたはドキュメントの縁を越えるエリアを、指などのオブジェクトがディスプレイ上で検出されている間に表示し、指などがディスプレイ上から離れた場合には、リストまたはドキュメントの縁を越えるエリアは表示されなくなる。たとえば、端末を把持した手(以下、把持手と呼ぶ)の親指でのタッチ操作に応じてスクロール表示させる場合、ディスプレイ上での親指による操作可能な範囲が限られるため、表示内容によって、当該操作可能な範囲外に操作用表示物(たとえば、アイコン等)が表示され、片手では操作できないという問題点があった。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、表示対象に対する操作性を向上する情報処理装置、その処理方法、およびプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の情報処理装置は、
操作に応じてスクロールするスクロール可能領域を含む表示対象の一部を表示する表示部の操作面に対する操作を検出する操作検出手段と、
前記操作検出手段により検出される操作に応じた移動量で前記表示対象の前記スクロール可能領域を前記表示部のスクロール表示範囲に一部分ずつ出力するスクロール表示を行う表示制御手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、前記表示部のスクロール表示範囲の外縁が前記スクロール可能領域を超える前記移動量を示す操作が前記操作検出手段で検出された場合、該操作が所定操作か否かに応じて、前記表示部のスクロール表示範囲の外縁が前記スクロール可能領域を超えないように前記スクロール可能領域のスクロールを停止させるか、または、前記表示部のスクロール表示範囲内に前記スクロール可能領域に加えて前記表示対象以外を表示させるかを切り替える。
【0008】
本発明の情報処理装置の処理方法は、
情報処理装置が、
操作に応じてスクロールするスクロール可能領域を含む表示対象の一部を表示する表示部の操作面に対する操作を検出し、
検出される操作に応じた移動量で前記表示対象の前記スクロール可能領域を前記表示部のスクロール表示範囲に一部分ずつ出力するスクロール表示を行うよう前記表示部の表示を制御し、
前記表示部のスクロール表示範囲の外縁が前記スクロール可能領域を超える前記移動量を示す操作が検出された場合、該操作が所定操作か否かに応じて、前記表示部のスクロール表示範囲の外縁が前記スクロール可能領域を超えないように前記スクロール可能領域のスクロールを停止させるか、または、前記表示部のスクロール表示範囲内に前記スクロール可能領域に加えて前記表示対象以外を表示させるかを切り替える。
【0009】
本発明のコンピュータプログラムは、
操作に応じてスクロールするスクロール可能領域を含む表示対象の一部を表示する表示部の操作面に対する操作を検出する手順、
前記操作を検出する手順により検出される操作に応じた移動量で前記表示対象の前記スクロール可能領域を前記表示部のスクロール表示範囲に一部分ずつ出力するスクロール表示を行うよう前記表示部の表示を制御する手順、
をコンピュータに実行させ、
前記制御する手順において、
前記表示部のスクロール表示範囲の外縁が前記スクロール可能領域を超える前記移動量を示す操作が前記操作を検出する手順で検出された場合、該操作が所定操作か否かに応じて、前記表示部のスクロール表示範囲の外縁が前記スクロール可能領域を超えないように前記スクロール可能領域のスクロールを停止させるか、または、前記表示部のスクロール表示範囲内に前記スクロール可能領域に加えて前記表示対象以外を表示させるかを切り替える手順、
をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
【0010】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【0011】
また、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
【0012】
また、本発明の処理方法およびコンピュータプログラムには複数の手順を順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の手順を実行する順番を限定するものではない。このため、本発明の処理方法およびコンピュータプログラムを実施するときには、その複数の手順の順番は内容的に支障のない範囲で変更することができる。
【0013】
さらに、本発明の処理方法およびコンピュータプログラムの複数の手順は個々に相違するタイミングで実行されることに限定されない。このため、ある手順の実行中に他の手順が発生すること、ある手順の実行タイミングと他の手順の実行タイミングとの一部ないし全部が重複していること、等でもよい。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、表示対象に対する操作性を向上する情報処理装置、その処理方法、およびプログラムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0015】
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
【0016】
図1】本発明の実施の形態に係る情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。
図2】本発明の実施の形態に係る情報処理装置の動作の一例を示すフローチャートである。
図3】本発明の実施の形態に係る情報処理装置の動作を説明するための図である。
図4】本発明の実施の形態に係る情報処理装置を実現するスマートフォンの構成を示すブロック図である。
図5】本発明の実施の形態に係る情報処理装置における、表示対象を説明するための図である。
図6】本発明の実施の形態に係る情報処理装置の動作の一例を示すフローチャートである。
図7】本発明の実施の形態に係る情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。
図8】本発明の実施の形態に係る情報処理装置の動作の一例を示すフローチャートである。
図9】本発明の実施の形態に係る情報処理装置において、所定の範囲を説明するための図である。
図10】本発明の実施の形態に係る情報処理装置における、表示部の操作面に対する操作と所定の範囲の関係を説明するための図である。
図11】本発明の実施の形態に係る情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。
図12】本発明の実施の形態に係る情報処理装置における、表示部の操作面に対する操作の距離を説明するための図である。
図13】本発明の実施の形態に係る情報処理装置の動作の一例を示すフローチャートである。
図14】本発明の実施の形態に係る情報処理装置における、スクロール制御を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
【0018】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る情報処理装置100の構成を示す機能ブロック図である。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置100は、操作に応じてスクロールするスクロール可能領域を含む表示対象の一部を表示する表示部(不図示)の操作面に対する操作を検出する操作検出部102と、操作検出部102により検出される操作に応じた移動量で表示対象のスクロール可能領域を表示部のスクロール表示範囲に一部分ずつ出力するスクロール表示を行う表示制御部104と、を備える。表示制御部104は、表示部のスクロール表示範囲の外縁がスクロール可能領域を超える移動量を示す操作が操作検出部102で検出された場合、該操作が所定操作か否かに応じて、表示部のスクロール表示範囲の外縁がスクロール可能領域を超えないようにスクロール可能領域のスクロールを停止させるか、表示部のスクロール表示範囲内にスクロール可能領域に加えて表示対象以外を表示させるかを切り替える。
【0019】
ここで、操作に応じた移動量とは、操作による移動の方向および距離を示すベクトルで表すことができる。また、操作の速度や操作面に対する圧力に応じて移動量を変えることも考えられ、実際の操作面上での操作の始点から終点までの距離に、操作速度や操作圧等を考慮して(たとえば、速度が速い程、または操作圧が強い程、操作の距離より移動距離を長くする等)移動量を求めることができる。操作に応じた移動量の求め方等については、本発明の本質には関わらないので、詳細な説明は省略する。
【0020】
なお、本実施の形態の情報処理装置100の各構成要素は、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを備える任意のコンピュータのハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。図1は、ハードウェア単位の構成ではなく、論理的な機能単位のブロックを示している。
【0021】
本実施の形態の情報処理装置100では、本発明の実施の形態に係るコンピュータプログラムに対応する各種の処理動作をコンピュータが実行することにより、前述のような各種ユニットが各種機能として実現される。
本発明の情報処理装置は、上記コンピュータを備えるスマートフォン、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、ゲーム機、音響電子機器、デジタルカメラ、画像表示装置、またはその他の電子機器等に適用することができる。なお、情報処理装置と、表示部は一体となっていなくてもよく、情報処理装置に接続され、情報処理装置により制御される表示装置であってもよい。
また、本発明の情報処理装置は、1つのチップや装置として実現されてもよく、さらに、他の装置に装着するような形態で実現されてもよい。
【0022】
本実施形態のコンピュータプログラムは、情報処理装置100を実現させるためのコンピュータに、操作に応じてスクロールするスクロール可能領域を含む表示対象の一部を表示する表示部の操作面に対する操作を検出する手順、操作を検出する手順により検出される操作に応じた移動量で表示対象のスクロール可能領域を表示部のスクロール表示範囲に一部分ずつ出力するスクロール表示を行うよう表示部の表示を制御する手順、を実行させ、制御する手順において、表示部のスクロール表示範囲の外縁がスクロール可能領域を超える移動量を示す操作が操作を検出する手順で検出された場合、該操作が所定操作か否かに応じて、表示部のスクロール表示範囲の外縁がスクロール可能領域を超えないようにスクロール可能領域のスクロールを停止させるか、または、表示部のスクロール表示範囲内にスクロール可能領域に加えて表示対象以外を表示させるかを切り替える手順、を実行させるように記述されている。
【0023】
本発明のコンピュータプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。記録媒体は特に限定されず、様々な形態のものが考えられる。また、プログラムは、記録媒体からコンピュータのメモリにロードされてもよいし、ネットワークを通じてコンピュータにダウンロードされ、メモリにロードされてもよい。
【0024】
上述のような構成において、本発明の実施の形態に係る情報処理装置100による処理方法を以下に説明する。図2は、本発明の実施の形態に係る情報処理装置100の動作の一例を示すフローチャートである。図3は、本発明の実施の形態に係る情報処理装置100の動作を説明するための図である。
【0025】
本発明の実施の形態に係る情報処理装置の処理方法は、情報処理装置100が、操作に応じてスクロールするスクロール可能領域を含む表示対象の一部を表示する表示部の操作面に対する操作を検出し(ステップS101)、検出される操作に応じた移動量で表示対象のスクロール可能領域を表示部のスクロール表示範囲に一部分ずつ出力するスクロール表示を行うよう表示部の表示を制御し(ステップS103)、表示部のスクロール表示範囲の外縁がスクロール可能領域を超える移動量を示す操作が検出された場合(ステップS105のYES)、該操作が所定操作か否かに応じて(ステップS107)、表示部のスクロール表示範囲の外縁がスクロール可能領域を超えないようにスクロール可能領域のスクロールを停止させるか(ステップS109)、または、表示部のスクロール表示範囲内にスクロール可能領域に加えて表示対象以外118を表示させるか(ステップS111)を切り替えるものである。
【0026】
詳細には、ステップS101において、操作検出部102が、操作に応じてスクロールするスクロール可能領域を含む表示対象の一部を表示する表示部の操作面に対する操作を検出する。なお、ステップS105〜ステップS111の処理は、ステップS103を行う際に、判定(ステップS105、ステップS107)を行い、操作に応じた移動量でのスクロール表示を制御するものである。
本図の処理手順は、操作検出部102による操作面に対する操作が検出されたときに開始される。一連の処理手順が終了した後、または一連の処理手順が行われている間も、一連の処理手順とは独立して操作の検出により並列して動作開始することができる。複数の操作が検出された場合の処理については、適用されるアプリケーションに応じて、適宜優先順位や条件を定めることが好ましい。
【0027】
ステップS103において、たとえば、図3(a)に示すように、表示制御部104が、ステップS101で検出された操作112aに応じた移動量で表示対象のスクロール可能領域114を表示部26のスクロール表示範囲116に一部分ずつ出力するスクロール表示を行うよう表示部26の表示を制御する。その結果、図3(b)に示すように、表示部26のスクロール表示範囲116が下方に移動する。
【0028】
ステップS105において、表示制御部104は、たとえば、ステップS101で検出された操作の移動量が、表示部26のスクロール表示範囲116の外縁がスクロール可能領域114を超える量か否かを判定することができる。また、ステップS107において、表示制御部104は、ステップS101で検出された操作が、所定操作であるか否かを判定することができる。
そして、表示部26のスクロール表示範囲116の外縁がスクロール可能領域114を超える移動量を示す操作である場合(ステップS105のYES)、表示制御部104が、該操作が所定操作か否かを判定する(ステップS107)。
【0029】
たとえば、図3(b)の状態でなされた操作112bが所定操作ではない場合(ステップS107のNO)、表示制御部104が、図3(c)に示すように、操作に応じた移動量で途中までスクロールさせ、表示部26のスクロール表示範囲116の外縁がスクロール可能領域114を超えないようにスクロール可能領域114のスクロールを停止させる(ステップS109)。一方、図3(b)の状態でなされた操作112bが所定操作である場合(ステップS107のYES)、図3(d)に示すように、表示制御部104が、操作に応じた移動量でスクロールさせて、表示部26のスクロール表示範囲116内にスクロール可能領域114に加えて表示対象以外118を表示させる(ステップS111)。
ステップS105において、表示部26のスクロール表示範囲116の外縁がスクロール可能領域114内である場合(ステップS105のNO)、情報処理装置100は、操作に応じた移動量でスクロールさせて、処理を終了する。
【0030】
以上説明したように、本発明の実施の形態の情報処理装置100によれば、表示部のスクロール表示範囲の外縁がスクロール可能領域を超える移動量を示す操作が操作検出部102で検出された場合、該操作が所定操作か否かに応じて、表示部のスクロール表示範囲の外縁がスクロール可能領域を超えないようにスクロール可能領域のスクロールを停止させるか、表示部のスクロール表示範囲内にスクロール可能領域に加えて表示対象以外を表示させるかを切り替えるので、表示対象に対する操作性を向上することができる。
【0031】
たとえば、表示対象のスクロール可能領域に対する操作が、所定操作(把持した手(以降、把持手と称する)等による操作)で行われている場合等には、表示部のスクロール表示範囲内にスクロール可能領域に加えて表示対象以外を表示させることができるので、スクロール可能領域に含まれる操作対象領域が、所定操作(把持手等による操作)による操作可能な範囲にない場合でも、操作可能な範囲に、所定操作(把持手等)で移動させることができ、結果として所定操作(把持手等による操作)が可能になる。一方、表示対象のスクロール可能領域に対する操作が、所定操作以外(把持手以外による操作)で行われている場合等には、表示部のスクロール表示範囲の外縁がスクロール可能領域を超える移動量の操作がなされても、表示部のスクロール表示範囲の外縁がスクロール可能領域を超えないようにスクロール可能領域のスクロールを停止させることができるので、スクロールにより表示部から表示対象のうち、たとえば、ユーザが必要としている内容部分が画面上から消えてしまうこと等がなく、操作性がよい。
【0032】
(第2の実施の形態)
以下、本発明の情報処理装置を、スマートフォン10により実現する実施形態について説明する。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置は、上記実施形態の情報処理装置100とは、操作の種別で表示を切り替える点で相違する。本発明の実施の形態に係る情報処理装置は、図1の上記実施形態の情報処理装置100と同様な操作検出部102と、表示制御部104と、を備える。以下、図1を用いて説明する。
【0033】
本発明の実施の形態に係る情報処理装置100において、上記実施形態と同様な構成を有するとともに、さらに、操作検出部102は、操作の種別を検出し、表示制御部104は、操作検出部102により検出される操作の種別に基づいて、該操作が所定操作か否かを判定し、表示部のスクロール表示範囲の外縁をスクロール可能領域内で停止させるか、または、表示部のスクロール表示範囲内にスクロール可能領域に加えて表示対象以外118を表示させるかを切り替える。
【0034】
図4は、本発明の実施の形態に係る情報処理装置100を実現するスマートフォン10の構成を示すブロック図である。
なお、本実施形態では、スマートフォン10により情報処理装置100が実現される例について説明するが、これに限定されない。情報処理装置100は、たとえば、スマートフォン以外に、携帯電話機、PDA、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、ゲーム機、音響電子機器、デジタルカメラ、画像表示装置、またはその他の電子機器等にも適用できる。
【0035】
図4に示すように、本実施形態のスマートフォン10は、CPU12と、メモリ14と、I/O(Input/Output)16と、通信制御部18と、操作部22と、操作受付部24と、表示部26と、表示制御部28と、スピーカ32と、マイク34と、音声制御部36と、を備える。
【0036】
CPU12は、スマートフォン10の各要素とバス40を介して接続され、各要素とともにスマートフォン10全体を制御する。メモリ14は、スマートフォン10を動作させるためのプログラムや、そのプログラムが動作する際に使用する各種設定データ、アプリケーションデータ等を含むユーザデータを記憶するとともに、プログラムが動作するための作業領域など一時的にデータを記憶する領域を有する。I/O16は、スマートフォン10のCPU12と各要素とのバス40を介した入出力を制御する。
【0037】
本実施形態では、スマートフォン10は、通信手段として、アンテナ19を介して、IEEE802.11シリーズに準拠した無線LAN(Local Area Network)通信(所謂Wi−Fi(Wireless Fidelity))が可能な他の通信装置と無線LAN通信を行う通信制御部18を備える。あるいは、スマートフォン10は、中継局(不図示)を介して他の通信装置と通信してもよい。また、スマートフォン10は、他の通信手段を備えてもよい。
【0038】
操作部22は、操作キー、操作ボタン、スイッチ、ジョグダイヤル、タッチパッド、タッチパネルなどを含む。操作受付部24は、ユーザによる操作部22の操作を受け付け、CPU12に通知する。表示部26は、LED(Light Emitting Diode)表示器や、液晶ディスプレイ、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイなどを含む。表示制御部28は、CPU12からの指示に従い、表示部26に各種画面表示を行う。
【0039】
スマートフォン10の場合、操作部22の少なくとも一部は表示部26と一体でタッチパネルユニット30により構成される。
音声制御部36は、CPU12からの指示に従い、スピーカ32またはマイク34、あるいは、外部の音響デバイスとの音声入出力を制御する。
【0040】
上述した情報処理装置100の各構成要素は、CPU12、メモリ14、メモリ14にロードされる図1の構成要素を実現するプログラム42、ネットワーク接続用インタフェース(I/O16)を備える任意のコンピュータ(スマートフォン10)のハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。図1および以下に説明する機能ブロック図の各図は、ハードウェア単位の構成ではなく、論理的な機能単位のブロックを示している。
【0041】
図1の情報処理装置100の各構成要素は、本実施形態のスマートフォン10等の装置を制御するオペレーティングシステム、ドライバ、および、スマートフォン10が実行するアプリケーション等の少なくともいずれかのソフトウェアまたは、装置を構成するハードウェアと前記ソフトウェアとの協働によって実現することができる。
【0042】
本実施の形態の情報処理装置100では、本発明の実施の形態に係るコンピュータプログラム42に対応する各種の処理動作をスマートフォン10のCPU12が実行することにより、前述のような各種ユニットが各種機能として実現される。
【0043】
本発明の実施の形態に係るコンピュータプログラム42は、上記実施形態のコンピュータプログラムの手順に加え、さらに、操作の種別を検出する手順、検出される操作の種別に基づいて、該操作が所定操作か否かを判定する手順、表示部26のスクロール表示範囲の外縁をスクロール可能領域内で停止させるか、または、表示部26のスクロール表示範囲内にスクロール可能領域に加えて表示対象以外118を表示させるかを切り替える手順、をコンピュータ(スマートフォン10のCPU12)に実行させるように記述されている。
【0044】
ここで、操作体(手、指、タッチペン等)による接触等の操作を検出可能なタッチパネル型表示部(図では、タッチパネルユニット30の表示部26)に対する操作により、タッチパネルユニット30の表示部26のスクロール表示範囲に表示される表示対象のスクロール可能領域内の表示範囲を移動させることができる。
【0045】
たとえば、ユーザは、タッチパネルユニット30の表示部26に表示された表示対象を閲覧しながら、操作面上を指でなぞることで、指の動き(操作)に合わせて、表示部26のスクロール表示範囲に表示される内容をスクロールさせることができる。
【0046】
表示制御部104は、検出される操作に応じた移動量で表示対象のスクロール可能領域を表示部のスクロール表示範囲に順次スクロールさせながら表示させる。しかし、スクロール可能領域の端部まで、表示範囲が移動した後に、さらに同方向への移動操作が検出されたとしても当該操作による表示制御が行えない状態となる。
【0047】
たとえば、スマートフォン10を把持した手の親指で、タッチパネルユニット30の操作面に対して操作する場合、タッチパネルユニット30の操作面上に対する親指操作可能な範囲が限られている。そのため、タッチパネルユニット30の表示部26の表示内容によっては、当該操作可能な範囲外に操作用表示オブジェクト(たとえば、画像、アイコン、またはリンク等)が表示されることがある。
【0048】
その場合、ユーザがスマートフォン10を片手で把持した状態においては、他方の手指により操作することが多い。
このように、把持手ではない他方の手指で操作することにより、表示内容を確認しその都度、操作する手指を切り替える必要があり、操作が煩雑になることがあった。
【0049】
本発明では、把持手での操作態様(種別)に応じて、タッチパネルユニット30の表示部26のスクロール表示範囲に表示されるスクロール可能領域の移動を制御し、所定の操作種別の場合に、スクロール可能領域に加えて、表示対象以外118を表示させることができるので、スクロール可能領域内の操作用表示オブジェクトの位置を、ユーザの把持手の親指で操作可能な範囲にまで移動させることができる。
【0050】
本実施形態において、操作の種別は、たとえば、フリック、ドラッグ等の種別である。所定操作が、ドラッグ操作であり、所定操作以外の操作が、フリック、またはスワイプ操作等である。これらの操作種別は、OS(Operating System)で検出することができる。
すなわち、操作検出部102は、OSから操作種別の情報を取得することができる。
【0051】
ここで、各操作について、本明細書では下記のように定義するものとする。
フリックとは、タッチパネルユニット30の操作面上で、始点を指(操作物)で触れた後、終点方向に向けてはじくようにさっと動かす操作である。操作の終点が特定されない動作がこれにあたる。
ドラッグとは、タッチパネルユニット30の操作面上を、始点から終点に向かって指(操作物)で引きずりながら移動する操作である。操作の始点と終点が特定される動作がこれにあたる。
スワイプとは、タッチパネルユニット30の操作面上を、始点から終点に向かって指(操作物)でなでるように移動する操作である。操作の始点と終点が特定されない動作もこれに含まれる。
【0052】
フリックまたはスワイプ操作の場合、操作によって表示対象は操作体で移動指示した移動速度や距離等に応じて移動量が決定されて、操作体で移動指示した距離よりも長く滑るように移動する。ドラッグ操作の場合、操作によって表示対象は操作体で移動指示した距離だけ少しずつ移動する。
【0053】
本実施形態では、ドラッグ操作(所定操作)である場合に、スクロール表示範囲内にスクロール可能領域に加えて表示対象以外118を表示させ、ドラッグ操作以外、たとえば、フリック操作の場合に、スクロール表示範囲の外縁がスクロール可能領域を超えないように停止させる。
なお、本発明において、操作は、画面に接触しないホバー操作も含む。手や指以外の操作物、たとえば、タッチペンによる操作も含む。
【0054】
また、スクロール可能領域を超えないように停止する場合に、必ずしも、表示部26のスクロール表示範囲にスクロール可能領域を固定しなくてもよく、ある程度の移動は許容してもよい。
【0055】
次に、本発明の表示対象、スクロール可能領域、スクロール表示範囲について図5を用いて説明する。
表示対象110において、ヘッダ部120を含む全体がスクロールする場合(図5(a))と、固定メニュー(固定ヘッダ部122)が含まれ、固定メニュー以外がスクロールする場合(図5(b))がある。
【0056】
本発明において、表示対象110は、ウェブページ、文書ファイル、画像ファイル、テキストファイル等、様々なものが例示され、特に限定されない。また、表示対象110を表示するためのアプリケーションも特に限定されない。表示対象以外118(図3(d))は、たとえば、何も表示しない態様や表示対象110の終端に、先頭を続けてスクロール表示させる態様なども含むことができる。
【0057】
表示対象の全体がスクロールする場合(図3(a)参照)、表示対象の全部がスクロール可能領域114であり、スクロール可能領域114はタッチパネルユニット30の表示部26のスクロール表示範囲116内に表示される。タッチパネルユニット30の操作面上で操作112aが行われた場合、スクロール可能領域114がスクロール表示範囲116内をスクロールする。なお、図5(a)に示す通り、スクロール可能領域114aに固定ではないメニュー(ヘッダ部120)が含まれており、メニューを含むスクロール可能領域114aの全体(すなわち、表示対象110全体)が、操作によりスクロールしてもよい。
【0058】
図5(b)は、表示対象110に固定メニュー(固定ヘッダ部122)が含まれ、固定メニュー以外がスクロールする場合を示す図である。表示対象110の一部が固定メニュー(固定ヘッダ部122)、残りがスクロール可能領域114bであり、タッチパネルユニット30の表示部26におけるスクロール表示範囲116b以外の部分には常に固定メニュー(固定ヘッダ部122)が表示され、スクロール可能領域114bだけがタッチパネルユニット30の表示部26のスクロール表示範囲116b内に表示される。タッチパネルユニット30の操作面上で操作が行われた場合、固定メニュー(固定ヘッダ部122)はそのままに、スクロール可能領域114bだけがスクロール表示範囲116b内をスクロールする。
【0059】
なお、本実施形態では、表示対象110が表示部26に表示されたときの形状は、矩形であり、上下左右の4つの端を有する。しかし、表示対象110の表示形状は矩形に限定されず、端の位置および数もこれらに限定されるものではない。端の形状も直線に限定されず、曲線であってもよい。
さらに、本実施形態では、表示部26の表示枠の形状は、矩形であり、上下左右の4つの縁を有する。しかし、表示部26の表示枠の形状は、矩形に限定されず、縁の位置および数もこれらに限定されるものではない。縁の形状も直線に限定されず、曲線であってもよい。
【0060】
次に、このように構成される本実施形態に係る情報処理装置の処理方法を説明する。図6は、本実施形態にかかる情報処理装置100の動作の一例を示すフローチャートである。
【0061】
本実施形態の情報処理装置の処理方法は、図2の上記実施形態とは、ステップS107の所定操作の判別処理方法が下記の通り異なる。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置において、さらに、操作検出部102が、操作の種別を検出する(ステップS201)。
そして、表示制御部104が、操作検出部102により検出される操作の種別に基づいて、該操作が所定操作か否かを判定し(ステップS203)、表示部26のスクロール表示範囲の外縁をスクロール可能領域内で停止させる(ステップS109)か、または、表示部26のスクロール表示範囲内にスクロール可能領域に加えて表示対象以外118を表示させる(ステップS111)かを切り替える。
【0062】
以下、詳細に説明するが、本実施形態において、上記実施形態と同じ動作については、説明を省略する。
ステップS105で検出された操作について、ステップS201において、操作検出部102が、操作の種別を検出する。たとえば、操作検出部102は、図3(b)の状態でなされた操作112bについて、ドラッグ、フリック、スワイプ等のいずれかの種別を検出する。
【0063】
ステップS203において、表示制御部104は、ステップS201で検出された操作112bが所定操作か否かを判定する。本実施形態では、所定操作は、ドラッグ操作である。
たとえば、検出された操作の種別が所定操作(ドラッグ操作)に該当しない場合(ステップS203のNO)、表示制御部104は、図3(c)に示すように、操作に応じた移動量で途中までスクロールさせ、表示部26のスクロール表示範囲116の外縁がスクロール可能領域114を超えないようにスクロール可能領域114のスクロールを停止させる(ステップS109)。一方、検出された操作の種別が所定操作(ドラッグ操作)である場合(ステップS203のYES)、表示制御部104は、図3(d)に示すように、操作に応じた移動量でスクロールさせて、表示部26のスクロール表示範囲116内にスクロール可能領域114に加えて表示対象以外118を表示させる(ステップS111)。
その後、情報処理装置100は、操作に応じた移動量でスクロールさせて、処理を終了する。
【0064】
以上説明したように、本発明の実施の形態の情報処理装置によれば、上記実施形態と同様な効果を奏するとともに、特に、把持手の場合の一般的な操作方法であるドラッグ操作の場合は、表示部26のスクロール表示範囲116内にスクロール可能領域114に加えて表示対象以外118を表示させるので、ドラッグ操作に応じて、表示部26のスクロール表示範囲116内のスクロール可能領域114の表示内容を所望の位置までスクロールさせることができる。すなわち、スクロール可能領域に含まれる操作対象領域が、把持手による操作可能な範囲にない場合でも、操作可能な範囲に、把持手操作で移動させることができ、把持手による操作が可能になる。
【0065】
また、把持手以外によるドラッグ操作の場合には、表示内容をユーザが意図的に少しずつ移動していることが想定されるので、表示部26のスクロール表示範囲116の外縁がスクロール可能領域114を超えないようにスクロール可能領域114のスクロールを停止させずに、表示対象以外118を表示させて表示内容をスクロールさせた方が、ユーザの意図に合致している可能性が高く、使い勝手がよい。
【0066】
一方、把持手では操作が困難な、フリックやスワイプ等の操作の場合は、表示部26のスクロール表示範囲の外縁がスクロール可能領域を超える移動量の操作がなされても、表示部26のスクロール表示範囲116の外縁がスクロール可能領域114を超えないようにスクロール可能領域114のスクロールを停止させるので、スクロールにより表示部26から表示対象のうち、たとえば、ユーザが必要としている内容部分が画面上から消えてしまうこと等がなく、操作性がよい。
【0067】
(第3の実施の形態)
図7は、本発明の実施の形態に係る情報処理装置200の構成を示す機能ブロック図である。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置は、上記実施の形態とは、操作位置(始点)が所定の範囲内に収まっているか否かで操作を判別する点で相違する。本発明の実施の形態に係る情報処理装置200は、図1の上記実施形態の情報処理装置100と同様な操作検出部102と、表示制御部104とを備えるとともに、さらに操作位置判定部202を備える。以下、図7を用いて説明する。本実施形態の情報処理装置200は、他の実施形態の情報処理装置の構成を組み合わせることもできる。
【0068】
本発明の実施の形態に係る情報処理装置200において、操作検出部102により検出される操作の少なくとも始点が、所定の範囲内か否かを判定する操作位置判定部202をさらに備える。表示制御部104は、操作位置判定部202による判定結果に基づき、操作の少なくとも始点が所定の範囲内ではない場合、該操作が所定操作ではないと判定し、操作の少なくとも始点が所定の範囲内である場合、該操作が所定操作であると判定し、操作が所定操作ではないと判定された場合、表示部26のスクロール表示範囲の外縁がスクロール可能領域を超えないようにスクロール可能領域のスクロールを停止させ、操作が所定操作であると判定された場合、表示部26のスクロール表示範囲内にスクロール可能領域に加えて表示対象以外118を表示させる。
【0069】
なお、操作の始点がはっきり特定できない場合も想定されるが、たとえば、操作面に対する操作圧が閾値以上になった時点を始点とすることもできる。
【0070】
ここで、スマートフォンやタブレット端末を操作する場合、端末を持つ手と操作する手の関係は以下に示すように複数のケースが考えられる。
(a)片手で端末を把持して、把持手で操作する
(b)片手で端末を把持して、把持手以外の手で操作する
(c)両手で端末を把持して、その両手(のうち少なくとも一方)で操作する
【0071】
ケース毎に、端末の操作面上での操作範囲は異なることが想定される。
本発明において、ケース(a)とケース(c)が所定操作に相当する。これらのケースでは、表示制御部104は、表示部26のスクロール表示範囲内にスクロール可能領域に加えて表示対象以外118を表示させる。把持手で操作している場合、表示部26のスクロール表示範囲の外縁がスクロール可能領域を超えないようにスクロール可能領域のスクロールを停止させてしまうと、ユーザが把持手から遠い位置にある操作対象の操作を行うことが困難であるからである。
また、ケース(b)は、所定操作以外の操作に相当する。このケースでは、表示部26のスクロール表示範囲の外縁がスクロール可能領域を超えないようにスクロール可能領域のスクロールを停止させる。把持手以外の手で操作している場合、表示部26のスクロール表示範囲の外縁がスクロール可能領域を超えないようにスクロール可能領域のスクロールを停止させてもユーザは何も不自由ではない。
【0072】
すなわち、本発明で検出すべき所定の範囲内の所定操作は、ケース(a)とケース(c)の操作となる。所定の範囲とは、たとえば、端末の表示部26の操作面上で、端末を操作しているときの向きで左右の側の端から所定の幅を有する端部領域とすることができる。
所定の範囲は、端末を把持した場合に、表示部26の操作面に把持手のいずれかの指が届く範囲で設定することができる。所定の範囲は、表示部26の形状やサイズ、端末の種類、形状、サイズ、重さ、操作体の種類等に応じて、一般的な操作範囲としてもよいし、ユーザの操作位置を学習して設定してもよい。
【0073】
操作検出部102は、たとえば、端末が有するタッチパネル(タッチパネルユニット30)に対する操作から表示部26の操作面に対する操作を受け付け、受け付けた操作の位置等を検出することができる。
所定の範囲は、端末をユーザが把持した時の端末の向きに応じても変わる。たとえば、情報処理装置200において、操作検出部102は、端末が有する加速度センサ(不図示)、ジャイロセンサ(不図示)、および接触センサ(不図示)等のいずれか、または組み合わせ、端末の表示部26の向き、把持手(右手か左手か両手か)、または把持位置等を検出することができる。
【0074】
図9(a)に示すように、端末の表示部26が縦向きの場合、たとえば、端末の正面図における表示部26の左右の下方の両端部の範囲をそれぞれ所定の範囲210a、210bとすることができる。また、端末の表示部26が横向きの場合、図9(b)に示す範囲を、それぞれ所定の範囲210c、210dとすることができる。
把持手または把持位置のいずれかが特定できる場合は、特定された方の把持手側の範囲を所定の範囲とすることができる。また、把持手と把持位置のどちらも特定できない場合、または、両手把持の場合は、両方を所定の範囲とすることができる。
なお、図9では、所定の範囲210が、表示部26の下方の領域である場合を例示したが、たとえば、下方、中程、および上方等のいずれか、またはこれらの組み合わせの領域であってもよい。
【0075】
このように構成される本実施形態に係る情報処理装置の処理方法を説明する。図8は、本実施形態にかかる情報処理装置200の動作の一例を示すフローチャートである。
本実施形態の情報処理装置200の処理方法は、図2の上記実施形態とは、ステップS107の所定操作の判別処理方法が下記の通り異なる。
【0076】
本発明の実施の形態に係る情報処理装置200において、さらに、操作位置判定部202が、操作検出部102により検出される操作の少なくとも始点が、所定の範囲内か否かを判定する(ステップS301)。
そして、表示制御部104が、操作位置判定部202による判定結果に基づき、操作の少なくとも始点が所定の範囲内ではない場合、操作が所定操作ではないと判定し(ステップS303)、操作の少なくとも始点が所定の範囲内である場合、操作が所定操作であると判定する(ステップS305)。
【0077】
操作が所定操作ではないと判定された場合、表示制御部104は、表示部26のスクロール表示範囲の外縁がスクロール可能領域を超えないようにスクロール可能領域のスクロールを停止させ(ステップS109)、操作が所定操作であると判定された場合、表示制御部104は、表示部26のスクロール表示範囲内にスクロール可能領域に加えて表示対象以外118を表示させる(ステップS111)。
【0078】
以下、詳細に説明するが、本実施形態において、上記実施形態と同じ動作については、説明を省略する。
図10は、本発明の実施の形態に係る情報処理装置200における、表示部26の操作面に対する操作112と所定の範囲210の関係を説明するための図である。
たとえば、図10(a)に示す通り、操作位置判定部202によって、操作112cの始点220aが、所定の範囲210内にある操作であると判定される(ステップS301のYES)。この場合、表示制御部104は、操作112cが所定の操作であると判定する(ステップS305)。そして、図3(d)に示すように、表示部26のスクロール表示範囲116内にスクロール可能領域114に加えて表示対象以外118を表示させる(ステップS111)。
【0079】
同様に、操作112dは、操作位置判定部202によって、その始点220bが所定の範囲210内にある操作であると判定される(ステップS301のYES)。この場合、表示制御部104は、操作112dも所定の操作であると判定する(ステップS305)。そして、図3(d)に示すように、表示部26のスクロール表示範囲116内にスクロール可能領域114に加えて表示対象以外118を表示させる(ステップS111)。
【0080】
一方、操作112eは、操作位置判定部202によって、始点220cが所定の範囲210の外にある操作であると判定される(ステップS301のNO)。この場合、表示制御部104は、操作112eが所定の操作ではないと判定する(ステップS303)。そして、図3(c)に示すように、表示部26のスクロール表示範囲116の外縁がスクロール可能領域114を超えないようにスクロール可能領域114のスクロールを停止させる(ステップS109)。
【0081】
なお、図10(a)においては、表示部26内の左下の領域が所定の範囲210である場合を例示したが、上述したように、左下以外の領域、たとえば左上、右下、右上、中央などの領域であってもよい。また、図10(a)においては、片手把持で操作されることを想定して表示部26内の1つの領域が所定の範囲210である場合を例示したが、両手把持で操作されることを想定して表示部26内の2つの領域を所定の範囲210としてもよい。
【0082】
また、本実施形態において、情報処理装置200は、操作位置(始点と終点)が所定の範囲210内で完結しているか否かで表示を切り替えてもよい。
具体的には、本実施形態の情報処理装置200において、操作位置判定部202は、さらに、操作の始点および終点が、所定の範囲210内か否かを判定する。表示制御部104は、操作位置判定部202による判定結果に基づき、操作の始点および終点が所定の範囲210内ではない場合、該操作が所定操作ではないと判定し、操作の始点および終点が所定の範囲210内である場合、該操作が所定操作であると判定する。そして、操作が所定操作ではないと判定された場合、表示制御部104は、表示部26のスクロール表示範囲の外縁がスクロール可能領域を超えないようにスクロール可能領域のスクロールを停止させ、操作が所定操作であると判定された場合、表示制御部104は、表示部26のスクロール表示範囲内にスクロール可能領域に加えて表示対象以外118を表示させてもよい。
【0083】
この場合、ステップS301において、操作位置判定部202が、操作検出部102によって検出された操作の始点および終点が、所定の範囲210内か否かを判定する。そして表示制御部104が、操作位置判定部202による判定結果に基づき、操作の始点および終点が所定の範囲210内ではない場合、操作が所定操作ではないと判定し(ステップS303)、操作の始点および終点が所定の範囲210内である場合、操作が所定操作であると判定する(ステップS305)。
【0084】
たとえば、図10(b)に示す通り、操作112cは、操作位置判定部202によって、始点220aおよび終点222aが所定の範囲210内にある操作であると判定される(ステップS301のYES)。この場合、表示制御部104は、操作112cが所定の操作であると判定する(ステップS305)。そして、図3(d)に示すように、表示部26のスクロール表示範囲116内にスクロール可能領域114に加えて表示対象以外118を表示させる(ステップS111)。
【0085】
操作112dは、操作位置判定部202によって、始点220bは所定の範囲210内にあるが、終点222bは所定の範囲外にある操作であると判定される(ステップS301のNO)。この場合、表示制御部104は、操作112dが所定の操作ではないと判定する(ステップS303)。そして、図3(c)に示すように、表示部26のスクロール表示範囲116の外縁がスクロール可能領域114を超えないようにスクロール可能領域114のスクロールを停止させる(ステップS109)。
【0086】
操作112eは、操作位置判定部202によって、始点220cおよび終点222cが所定の範囲外にある操作であると判定される(ステップS301のNO)。この場合、表示制御部104は、操作112eが所定の操作ではないと判定する(ステップS303)。そして、図3(c)に示すように、表示部26のスクロール表示範囲116の外縁がスクロール可能領域114を超えないようにスクロール可能領域114のスクロールを停止させる(ステップS109)。
【0087】
この例では、上記の例では所定操作であると判定された操作112dが、所定操作ではないと判定される。いずれの判定方法を採用するかは、端末の仕様、たとえば、表示部26の形状やサイズ、端末の種類、形状、サイズ、重さ、操作体の種類、操作方法や操作の検出方法などに応じて、適宜選択すればよい。
【0088】
なお、操作112の始点または終点がはっきり特定できない場合も想定されるが、たとえば、操作面に対する操作圧が閾値以上になった時点を始点とすることもできる。そして、始点が特定された後、従操作面に対する操作圧が閾値未満になった時点を終点としてもよいし、操作速度に応じて、終点を予測してもよい。
【0089】
以上説明したように、本発明の実施の形態の情報処理装置200によれば、上記実施形態と同様な効果を奏するとともに、特に、操作の始点(または始点および終点)が所定の範囲内か否かで所定操作か否かを判別するので、操作範囲が把持手による操作の場合に操作可能であると想定される所定の範囲内の場合に所定操作(把持手操作)であると判別し、表示部26のスクロール表示範囲116内にスクロール可能領域114に加えて表示対象以外118を表示させるので、把持手操作に応じて、表示部26のスクロール表示範囲116内のスクロール可能領域114の表示内容を所望の位置までスクロールさせることができる。すなわち、スクロール可能領域に含まれる操作対象領域が、把持手による操作可能な範囲にない場合でも、操作可能な範囲に、把持手操作で移動させることができ、把持手による操作が可能になる。
【0090】
また、把持手以外による所定の範囲内での操作の場合には、表示内容をユーザが意図的に少しずつ移動していることが想定されるので、表示部26のスクロール表示範囲116の外縁がスクロール可能領域114を超えないようにスクロール可能領域114のスクロールを停止させずに、表示対象以外118を表示させて表示内容をスクロールさせた方が、ユーザの意図に合致している可能性が高く、使い勝手がよい。
【0091】
一方、把持手では操作が困難な、所定の範囲外での操作の場合は、表示部26のスクロール表示範囲の外縁がスクロール可能領域を超える移動量の操作がなされても、表示部26のスクロール表示範囲116の外縁がスクロール可能領域114を超えないようにスクロール可能領域114のスクロールを停止させるので、スクロールにより表示部26から表示対象のうち、たとえば、ユーザが必要としている内容部分が画面上から消えてしまうこと等がなく、操作性がよい。
【0092】
(第4の実施の形態)
図11は、本発明の実施の形態に係る情報処理装置300の構成を示す機能ブロック図である。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置300は、上記実施の形態とは、操作の距離で表示を切り替える点で相違する。本発明の実施の形態に係る情報処理装置300は、図1の上記実施形態の情報処理装置100と同様な操作検出部102と、表示制御部104とを備えるとともに、さらに、操作距離判定部302を備える。以下、図11を用いて説明する。本実施形態の情報処理装置300は、他の実施形態の情報処理装置の構成を組み合わせることもできる。
【0093】
本発明の実施の形態に係る情報処理装置300において、操作検出部102により検出される操作の距離が、所定値以下か否かを判定する操作距離判定部302をさらに備える。表示制御部104は、操作距離判定部302による判定結果に基づき、操作の距離が所定値以下ではない場合、該操作が所定操作ではないと判定し、操作の距離が所定値以下である場合、該操作が所定操作であると判定する。操作が所定操作ではないと判定された場合、表示制御部104は、表示部26のスクロール表示範囲の外縁がスクロール可能領域を超えないようにスクロール可能領域のスクロールを停止させ、操作が所定操作であると判定された場合、表示制御部104は、表示部26のスクロール表示範囲内にスクロール可能領域に加えて表示対象以外118を表示させる。
【0094】
情報処理装置300において、たとえば、操作検出部102は、端末が有するタッチパネル(タッチパネルユニット30)に対する操作から表示部26の操作面に対する操作を受け付け、受け付けた操作の始点から終点の距離を検出することができる。
【0095】
なお、操作の始点または終点がはっきり特定できない場合も想定されるが、たとえば、操作面に対する操作圧が閾値以上になった時点を始点とすることもできる。そして、始点が特定された後、操作面に対する操作圧が閾値未満になった時点を終点としてもよいし、操作速度に応じて、終点を予測してもよい。また、非接触操作の場合は、操作面と操作体との距離が一定以下となった時点(始点)から一定以上になるまで(終点)の距離としてもよい。
なお、操作が直線でない場合、操作の軌跡を距離としてもよいし、操作の始点と終点を結んだ直線を距離としてもよい。
【0096】
図12は、本発明の実施の形態に係る情報処理装置300における、表示部26の操作面に対する操作112の距離を説明するための図である。
一般的に、把持手による操作は、操作する指の付け根が固定されるため、可動範囲が制約され、把持手以外の操作に比べて、距離が短くなる。把持手以外の操作は、可動範囲に制約がないため、把持手操作に比べて、距離を長くすることができる。また、把持手以外の操作であっても、ユーザが表示対象を閲覧しながら少しずつ移動させる操作を行っているような場合、その操作によって、表示対象以外118が表示されても操作性は損なわれない。
したがって、本実施形態では、把持手による操作の場合の可動範囲を考慮して、操作の距離の所定値を設定することができる。所定値は、表示部26の形状やサイズ、端末の種類、形状、サイズ、重さ、操作体の種類等に応じて、一般的な操作範囲としてもよいし、ユーザの操作の癖を学習して設定してもよい。
【0097】
このように構成される本実施形態に係る情報処理装置300の処理方法を説明する。図13は、本実施形態にかかる情報処理装置300の動作の一例を示すフローチャートである。
【0098】
本実施形態の情報処理装置300の処理方法は、図2の上記実施形態とは、ステップS107の所定操作の判別処理方法が下記の通り異なる。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置300において、さらに、操作距離判定部302は、操作検出部102により検出される操作の距離が所定値以下か否かを判定する(ステップS401)。
そして、表示制御部104が、操作距離判定部302による判定結果に基づき、操作の距離が所定値以下ではない場合(ステップS401のNO)、操作が所定操作ではないと判定し(ステップS403)、操作の距離が所定値以下である場合(ステップS401のYES)、操作が所定操作であると判定する(ステップS405)。
【0099】
操作が所定操作ではないと判定された場合、表示制御部104は、表示部26のスクロール表示範囲の外縁がスクロール可能領域を超えないようにスクロール可能領域のスクロールを停止させ(ステップS109)、操作が所定操作であると判定された場合、表示制御部104は、表示部26のスクロール表示範囲内にスクロール可能領域に加えて表示対象以外118を表示させる(ステップS111)。
【0100】
以下、詳細に説明するが、本実施形態において、上記実施形態と同じ動作については、説明を省略する。
たとえば、図12に示す通り、操作検出部102により、表示部26に対する操作112(操作112fまたは操作112g)が検出されるとする。そして、操作距離判定部302は、検出された操作112の距離Lが所定値以下か否かを判定する。距離Lは、たとえば、操作112の始点から終点までの距離とすることができる。
【0101】
操作112fは、操作距離判定部302によって、操作の距離L1が所定値以下であると判定される(ステップS401のYES)。この場合、表示制御部104は、操作112fが所定の操作であると判定する(ステップS405)。そして、図3(d)に示すように、表示部26のスクロール表示範囲116内にスクロール可能領域114に加えて表示対象以外118を表示させる(ステップS111)。
操作112gは、操作距離判定部302によって、操作の距離L2が所定値以下ではないと判定される(ステップS401のNO)。この場合、表示制御部104は、操作112gが所定の操作ではないと判定する(ステップS403)。そして、図3(c)に示すように、表示部26のスクロール表示範囲116の外縁がスクロール可能領域114を超えないようにスクロール可能領域114のスクロールを停止させる(ステップS109)。
【0102】
以上説明したように、本発明の実施の形態の情報処理装置300によれば、上記実施形態と同様な効果を奏するとともに、特に、操作の距離が所定値以下か否かで所定操作か否かを判別するので、操作距離が把持手による操作の場合に操作可能であると想定される所定値以下の場合に所定操作(把持手操作)であると判別し、表示部26のスクロール表示範囲116内にスクロール可能領域114に加えて表示対象以外118を表示させるので、把持手操作に応じて、表示部26のスクロール表示範囲116内のスクロール可能領域114の表示内容を所望の位置までスクロールさせることができる。すなわち、スクロール可能領域に含まれる操作対象領域が、把持手による操作可能な範囲にない場合でも、操作可能な範囲に、把持手操作で移動させることができ、把持手による操作が可能になる。
【0103】
また、把持手以外による距離が所定値以下の操作の場合には、表示内容をユーザが意図的に少しずつ移動していることが想定されるので、表示部26のスクロール表示範囲116の外縁がスクロール可能領域114を超えないようにスクロール可能領域114のスクロールを停止させずに、表示対象以外118を表示させて表示内容をスクロールさせた方が、ユーザの意図に合致している可能性が高く、使い勝手がよい。
【0104】
一方、把持手では操作が困難な、操作の距離が所定値を超える操作の場合は、表示部26のスクロール表示範囲の外縁がスクロール可能領域を超える移動量の操作がなされても、表示部26のスクロール表示範囲116の外縁がスクロール可能領域114を超えないようにスクロール可能領域114のスクロールを停止させるので、スクロールにより表示部26から表示対象のうち、たとえば、ユーザが必要としている内容部分が画面上から消えてしまうこと等がなく、操作性がよい。
【0105】
(第5の実施の形態)
本発明の実施の形態に係る情報処理装置は、上記実施の形態とは、スクロール範囲を、操作可能領域を考慮して制御する点で相違する。本発明の実施の形態に係る情報処理装置は、図1の上記実施形態の情報処理装置100と同様な操作検出部102と、表示制御部104と、を備える。以下、図1を用いて説明する。本実施形態の情報処理装置は、他の実施形態の情報処理装置の構成を組み合わせることもできる。
【0106】
図14は、本発明の実施の形態に係る情報処理装置における、スクロール制御を説明するための図である。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置において、表示制御部104は、スクロール表示範囲116内にスクロール可能領域114に加えて表示される表示対象以外118を、表示部26の操作面に対する所定の操作可能範囲510(2点鎖線)に、スクロール可能領域114が残る範囲で、表示させる。
【0107】
本発明において、操作可能範囲510とは、把持手による操作が可能な範囲である。
図14(b)に示すように、操作可能範囲510内にスクロール可能領域114が残らないように、表示対象以外118が表示されてしまうと、スクロール可能領域114に含まれる操作対象にユーザの手指が届かない可能性がある。したがって、本実施形態では、図14(a)に示すように、操作可能範囲510内にスクロール可能領域114が残るように、表示対象以外118の表示を制御する。
【0108】
操作可能範囲510は、実際の移動操作の位置から学習して特定されてもよいし、たとえば、端末の種類や形状等に応じた把持位置を予め想定して予め定められる範囲を設定されてもよい。
さらに、表示制御部104は、表示対象に含まれる操作対象の配置を考慮して、操作可能範囲510に、スクロール可能領域114内の操作対象が含まれる範囲までスクロールさせるように制御してもよい。
【0109】
以上説明したように、本発明の実施の形態の情報処理装置によれば、上記実施形態と同様な効果を奏するとともに、さらに、把持手による操作に応じて、表示部26のスクロール表示範囲116内のスクロール可能領域114の表示内容を所望の位置までスクロールさせた場合に、移動させ過ぎることがなく、スクロール可能領域114に対する操作ができなくなることがないので、使い勝手がよい。
【0110】
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、他の実施形態の情報処理装置において、表示制御部104は、表示対象以外118の領域に、表示対象とは別の補足的な表示情報を表示してもよい。
別の表示情報の例としては、たとえば、背景として設定されている背景画像等が挙げられる。
さらに、表示対象以外118の領域は、表示部26が矩形の場合、たとえば、上端、下端、左端、右端に設けることができるが、それぞれの領域において、異なる表示情報を表示させることもできる。
この構成によれば、上記実施形態と同様な効果を奏するとともに、さらに、視覚的効果、視覚的な娯楽性をもたらすこともできる。
【0111】
さらに、他の実施形態の情報処理装置において、表示制御部104は、表示対象以外118を表示した後、操作検出部102により検出される操作が所定操作の場合、表示対象以外118の表示をやめ、スクロール可能領域114内の表示に、少なくとも一回の操作で戻してもよい。
【0112】
この場合の所定操作とは、フリックまたはタップ等の特定の操作、または所定の操作位置における操作等である。所定の操作位置としては、たとえば、表示部26における表示対象以外118の領域が挙げられる。
この表示対象以外118の表示をやめるための所定操作は、一回の操作に限られず、複数回の操作によって段階的に戻してもよい。
この構成によれば、上記実施形態と同様な効果を奏するとともに、さらに、所定操作により表示対象以外118を表示させていた場合にも、簡単な操作で表示対象以外118の表示をやめて元の表示に戻すことができるので、潤滑な操作性をもたらすことが可能になる。
【0113】
以上、実施形態および実施例を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態および実施例に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
【0114】
以下、参考形態の例を付記する。
1.情報処理装置が、
操作に応じてスクロールするスクロール可能領域を含む表示対象の一部を表示する表示部の操作面に対する操作を検出し、
検出される操作に応じた移動量で前記表示対象の前記スクロール可能領域を前記表示部のスクロール表示範囲に一部分ずつ出力するスクロール表示を行うよう前記表示部の表示を制御し、
前記表示部のスクロール表示範囲の外縁が前記スクロール可能領域を超える前記移動量を示す操作が検出された場合、該操作が所定操作か否かに応じて、前記表示部のスクロール表示範囲の外縁が前記スクロール可能領域を超えないように前記スクロール可能領域のスクロールを停止させるか、または、前記表示部のスクロール表示範囲内に前記スクロール可能領域に加えて前記表示対象以外を表示させるかを切り替える、
情報処理装置の処理方法。
2. 1.に記載の情報処理装置の処理方法において、
前記情報処理装置が、
前記操作の種別を検出し、
検出される前記操作の種別に基づいて、該操作が前記所定操作か否かを判定し、前記表示部のスクロール表示範囲の外縁を前記スクロール可能領域内で停止させるか、または、前記表示部のスクロール表示範囲内に前記スクロール可能領域に加えて前記表示対象以外を表示させるかを切り替える、
情報処理装置の処理方法。
3. 1.または2.に記載の情報処理装置の処理方法において、
前記情報処理装置が、
さらに、検出される前記操作の少なくとも始点が、所定の範囲内か否かを判定し、
その判定結果に基づき、前記操作の少なくとも始点が前記所定の範囲内ではない場合、該操作が前記所定操作ではないと判定し、前記操作の少なくとも始点が前記所定の範囲内である場合、該操作が前記所定操作であると判定し、
前記操作が前記所定操作ではないと判定された場合、前記表示部のスクロール表示範囲の外縁が前記スクロール可能領域を超えないように前記スクロール可能領域のスクロールを停止させ、
前記操作が前記所定操作であると判定された場合、前記表示部の前記スクロール表示範囲内に前記スクロール可能領域に加えて前記表示対象以外を表示させる、
情報処理装置の処理方法。
4. 3.に記載の情報処理装置の処理方法において、
前記情報処理装置が、
さらに、前記操作の始点および終点が、所定の範囲内か否かを判定し、
その判定結果に基づき、前記操作の前記始点および終点が前記所定の範囲内ではない場合、該操作が前記所定操作ではないと判定し、前記操作の前記始点および終点が前記所定の範囲内である場合、該操作が前記所定操作であると判定し、
前記操作が前記所定操作ではないと判定された場合、前記表示部のスクロール表示範囲の外縁が前記スクロール可能領域を超えないように前記スクロール可能領域のスクロールを停止させ、
前記操作が前記所定操作であると判定された場合、前記表示部のスクロール表示範囲内に前記スクロール可能領域に加えて前記表示対象以外を表示させる、
情報処理装置の処理方法。
5. 1.乃至4.いずれかに記載の情報処理装置の処理方法において、
前記情報処理装置が、
検出される前記操作の距離が、所定値以下か否かを判定し、
その判定結果に基づき、前記操作の前記距離が前記所定値以下ではない場合、該操作が前記所定操作ではないと判定し、前記操作の前記距離が前記所定値以下である場合、該操作が前記所定操作であると判定し、
前記操作が前記所定操作ではないと判定された場合、前記表示部のスクロール表示範囲の外縁が前記スクロール可能領域を超えないように前記スクロール可能領域のスクロールを停止させ、
前記操作が前記所定操作であると判定された場合、前記表示部のスクロール表示範囲内に前記スクロール可能領域に加えて前記表示対象以外を表示させる、
情報処理装置の処理方法。
6. 1.乃至5.いずれかに記載の情報処理装置の処理方法において、
前記情報処理装置が、
前記スクロール表示範囲内に前記スクロール可能領域に加えて表示される前記表示対象以外を、前記表示部の前記操作面に対する所定の操作可能範囲に、前記スクロール可能領域が残る範囲で、表示させる、
情報処理装置の処理方法。
7. 1.乃至6.いずれかに記載の情報処理装置の処理方法において、
前記情報処理装置が、
前記表示対象以外に、前記表示対象とは別の表示情報を表示する、
情報処理装置の処理方法。
8. 1.乃至7.いずれかに記載の情報処理装置の処理方法において、
前記情報処理装置が、
前記表示対象以外を表示した後、検出される前記操作が所定操作の場合、前記表示対象以外の表示をやめ、前記スクロール可能領域内の表示に、少なくとも一回の前記操作で戻す、
情報処理装置の処理方法。
9.操作に応じてスクロールするスクロール可能領域を含む表示対象の一部を表示する表示部の操作面に対する操作を検出する手順、
前記操作を検出する手順により検出される操作に応じた移動量で前記表示対象の前記スクロール可能領域を前記表示部のスクロール表示範囲に一部分ずつ出力するスクロール表示を行うよう前記表示部の表示を制御する手順、
をコンピュータに実行させ、
前記制御する手順において、
前記表示部のスクロール表示範囲の外縁が前記スクロール可能領域を超える前記移動量を示す操作が前記操作を検出する手順で検出された場合、該操作が所定操作か否かに応じて、前記表示部のスクロール表示範囲の外縁が前記スクロール可能領域を超えないように前記スクロール可能領域のスクロールを停止させるか、または、前記表示部のスクロール表示範囲内に前記スクロール可能領域に加えて前記表示対象以外を表示させるかを切り替える手順、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
10. 9.に記載のプログラムにおいて、
前記操作を検出する手順において、
前記操作の種別を検出する手順、
をコンピュータに実行させ、
前記表示を制御する手順において、
前記操作を検出する手順において検出される前記操作の種別に基づいて、該操作が前記所定操作か否かを判定し、前記表示部のスクロール表示範囲の外縁を前記スクロール可能領域内で停止させるか、または、前記表示部のスクロール表示範囲内に前記スクロール可能領域に加えて前記表示対象以外を表示させるかを切り替える手順、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
11. 9.または10.に記載のプログラムにおいて、
前記操作を検出する手順において検出される前記操作の少なくとも始点が、所定の範囲内か否かを判定する操作位置を判定する手順、
をさらにコンピュータに実行させ、
前記表示を制御する手順において、
前記操作位置を判定する手順における判定結果に基づき、前記操作の少なくとも始点が前記所定の範囲内ではない場合、該操作が前記所定操作ではないと判定し、前記操作の少なくとも始点が前記所定の範囲内である場合、該操作が前記所定操作であると判定し、
前記操作が前記所定操作ではないと判定された場合、前記表示部のスクロール表示範囲の外縁が前記スクロール可能領域を超えないように前記スクロール可能領域のスクロールを停止させ、
前記操作が前記所定操作であると判定された場合、前記表示部の前記スクロール表示範囲内に前記スクロール可能領域に加えて前記表示対象以外を表示する手順、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
12. 11.に記載のプログラムにおいて、
前記操作位置を判定する手順において、
さらに、前記操作の始点および終点が、所定の範囲内か否かを判定し、
前記表示を制御する手順において、
前記操作位置を判定する手順における判定結果に基づき、前記操作の前記始点および終点が前記所定の範囲内ではない場合、該操作が前記所定操作ではないと判定し、前記操作の前記始点および終点が前記所定の範囲内である場合、該操作が前記所定操作であると判定し、
前記操作が前記所定操作ではないと判定された場合、前記表示部のスクロール表示範囲の外縁が前記スクロール可能領域を超えないように前記スクロール可能領域のスクロールを停止させ、
前記操作が前記所定操作であると判定された場合、前記表示部のスクロール表示範囲内に前記スクロール可能領域に加えて前記表示対象以外を表示させる手順、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
13. 9.乃至12.いずれかに記載のプログラムにおいて、
前記操作を検出する手順において検出される前記操作の距離が、所定値以下か否かを判定する操作距離を判定する手順、
をさらにコンピュータに実行させ、
前記表示を制御する手順は、
前記操作距離を判定する手順における判定結果に基づき、前記操作の前記距離が前記所定値以下ではない場合、該操作が前記所定操作ではないと判定し、前記操作の前記距離が前記所定値以下である場合、該操作が前記所定操作であると判定し、
前記操作が前記所定操作ではないと判定された場合、前記表示部のスクロール表示範囲の外縁が前記スクロール可能領域を超えないように前記スクロール可能領域のスクロールを停止させ、
前記操作が前記所定操作であると判定された場合、前記表示部のスクロール表示範囲内に前記スクロール可能領域に加えて前記表示対象以外を表示させる手順、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
14. 9.乃至13.いずれかに記載のプログラムにおいて、
前記表示を制御する手順において、
前記スクロール表示範囲内に前記スクロール可能領域に加えて表示される前記表示対象以外を、前記表示部の前記操作面に対する所定の操作可能範囲に、前記スクロール可能領域が残る範囲で、表示させる手順、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
15. 9.乃至14.いずれかに記載のプログラムにおいて、
前記表示を制御する手順において、
前記表示対象以外に、前記表示対象とは別の表示情報を表示する手順、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
16. 9.乃至15.いずれかに記載のプログラムにおいて、
前記表示を制御する手順において、
前記表示対象以外を表示した後、前記操作を検出する手順において検出される前記操作が所定操作の場合、前記表示対象以外の表示をやめ、前記スクロール可能領域内の表示に、少なくとも一回の前記操作で戻す手順、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【0115】
この出願は、2013年5月27日に出願された日本出願特願2013−111386号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14