特許第6252797号(P6252797)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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特許6252797近距離無線通信装置、近距離無線通信方法、コンピュータプログラム及び記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6252797
(24)【登録日】2017年12月8日
(45)【発行日】2017年12月27日
(54)【発明の名称】近距離無線通信装置、近距離無線通信方法、コンピュータプログラム及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04B 1/59 20060101AFI20171218BHJP
   G06K 19/07 20060101ALI20171218BHJP
【FI】
   H04B1/59
   G06K19/07 230
【請求項の数】15
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2015-150660(P2015-150660)
(22)【出願日】2015年7月30日
(62)【分割の表示】特願2011-225683(P2011-225683)の分割
【原出願日】2011年10月13日
(65)【公開番号】特開2016-6996(P2016-6996A)
(43)【公開日】2016年1月14日
【審査請求日】2015年8月12日
(31)【優先権主張番号】10013644.9
(32)【優先日】2010年10月14日
(33)【優先権主張国】EP
(73)【特許権者】
【識別番号】000002185
【氏名又は名称】ソニー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100095957
【弁理士】
【氏名又は名称】亀谷 美明
(74)【代理人】
【識別番号】100096389
【弁理士】
【氏名又は名称】金本 哲男
(74)【代理人】
【識別番号】100101557
【弁理士】
【氏名又は名称】萩原 康司
(74)【代理人】
【識別番号】100128587
【弁理士】
【氏名又は名称】松本 一騎
(72)【発明者】
【氏名】ブシェミ メイク
(72)【発明者】
【氏名】ティーデマン シュテシェン
(72)【発明者】
【氏名】ダヴィドフスキー フランク
(72)【発明者】
【氏名】レーレ クラウス
(72)【発明者】
【氏名】シル ディトマール
【審査官】 原田 聖子
(56)【参考文献】
【文献】 特開2000−069028(JP,A)
【文献】 特開2005−018747(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 1/59
G06K 19/07
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
リーダライタ装置と通信する無線通信インターフェースと、
前記無線通信インターフェースと接続され、第1及び第2の識別子を含むパラメータ群を記憶する第1のメモリを有するフロントエンド部と、
前記フロントエンド部と接続され、第2のメモリを有する処理部と、
を備え、
前記フロントエンド部は、前記無線通信インターフェースを介して前記リーダライタ装置からある第1の識別子を含む通信確立要求が受信されたときに、前記ある第1の識別子が前記第1のメモリに記憶されている場合、前記第2の識別子を含む応答を前記リーダライタ装置に送信し、前記ある第1の識別子が前記第1のメモリに記憶されていたか否かを示す応答情報を前記処理部に送信し、
前記処理部は、前記応答情報が、前記ある第1の識別子が前記第1のメモリに記憶されていないことを示す場合、前記ある第1の識別子を含むあるパラメータ群を前記第2のメモリから取り出し、前記あるパラメータ群を前記フロントエンド部に送信する、近距離無線通信装置。
【請求項2】
前記処理部は、どのパラメータ群を前記第1のメモリに記憶させるかを前記応答情報に従って制御する、
請求項1に記載の近距離無線通信装置。
【請求項3】
前記フロントエンド部は、前記通信確立要求が受信される度に、前記応答情報を前記処理部に送信する、
請求項2に記載の近距離無線通信装置。
【請求項4】
前記通信確立要求は衝突防止要求であり、前記応答は衝突防止要求応答である、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の近距離無線通信装置。
【請求項5】
前記第1のメモリはアプリケーションの第1の数のパラメータ群を記憶し、各パラメータ群は第1の識別子と第2の識別子とを含み、
前記第2のメモリは、前記アプリケーション及び前記アプリケーションの第2の数の前記パラメータ群を記憶する、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の近距離無線通信装置。
【請求項6】
前記第1及び第2の識別子は、前記近距離無線通信装置のアプリケーションを識別するためのアプリケーション識別子である、
請求項1に記載の近距離無線通信装置。
【請求項7】
前記第2のメモリは、セキュアエレメントに含まれており、前記第2のメモリは、少なくとも1つのアプリケーションのパラメータ群を記憶する、
請求項1〜6のいずれか1項に記載の近距離無線通信装置。
【請求項8】
前記第1の識別子は、データ構造の管理を担当する機関を、前記第2のメモリ内で識別する、
請求項1〜7のいずれか1項に記載の近距離無線通信装置。
【請求項9】
前記第1の識別子は、ISO/IEC14443規格に準拠したアプリケーションファミリー識別子である、
請求項1〜8のいずれか1項に記載の近距離無線通信装置。
【請求項10】
前記第2の識別子は、少なくとも1つの通信セッションに固有のカード番号を含む、
請求項1〜9のいずれか1項に記載の近距離無線通信装置。
【請求項11】
前記処理部は、どのパラメータ群を前記第1のメモリに記憶させるかを更新アルゴリズムに応じて制御する、
請求項1に記載の近距離無線通信装置。
【請求項12】
前記第1のメモリは、近距離無線通信アプリケーションの一部の第1の識別子を記憶する、
請求項1〜11のいずれか1項に記載の近距離無線通信装置。
【請求項13】
リーダライタ装置と無線通信インターフェースで通信することと、
前記無線通信インターフェースと接続され、第1及び第2の識別子を含むパラメータ群を記憶する第1のメモリを有するフロントエンド部が、前記無線通信インターフェースを介して前記リーダライタ装置からある第1の識別子を含む通信確立要求が受信されたときに、前記ある第1の識別子が前記第1のメモリに記憶されている場合、前記第2の識別子を含む応答を前記リーダライタ装置に送信し、前記ある第1の識別子が前記第1のメモリに記憶されていたか否かを示す応答情報を、前記フロントエンド部と接続され、第2のメモリを有する処理部に送信することと、
記処理部が、前記ある第1の識別子が前記第1のメモリに記憶されていないことを前記応答情報が示す場合、前記ある第1の識別子を含むあるパラメータ群を前記第2のメモリから取り出し、前記あるパラメータ群を前記フロントエンド部に送信することと、
を含む、近距離無線通信方法。
【請求項14】
コンピュータに、
リーダライタ装置と無線通信インターフェースで通信することと、
前記無線通信インターフェースと接続され、第1及び第2の識別子を含むパラメータ群を記憶する第1のメモリを有するフロントエンド部が、前記無線通信インターフェースを介して前記リーダライタ装置からある第1の識別子を含む通信確立要求が受信されたときに、前記ある第1の識別子が前記第1のメモリに記憶されている場合、前記第2の識別子を含む応答を前記リーダライタ装置に送信し、前記ある第1の識別子が前記第1のメモリに記憶されていたか否かを示す応答情報を、前記フロントエンド部と接続されて第2のメモリを有する処理部に送信することと、
記処理部が、前記ある第1の識別子が前記第1のメモリに記憶されていないことを前記応答情報が示す場合、前記ある第1の識別子を含むあるパラメータ群を前記第2のメモリから取り出し、前記あるパラメータ群を前記フロントエンド部に送信することと、
を実行させる、コンピュータプログラム。
【請求項15】
コンピュータに、
リーダライタ装置と無線通信インターフェースで通信することと、
前記無線通信インターフェースと接続され、第1及び第2の識別子を含むパラメータ群を記憶する第1のメモリを有するフロントエンド部が、前記無線通信インターフェースを介して前記リーダライタ装置からある第1の識別子を含む通信確立要求が受信されたときに、前記ある第1の識別子が前記第1のメモリに記憶されている場合、前記第2の識別子を含む応答を前記リーダライタ装置に送信し、前記ある第1の識別子が前記第1のメモリに記憶されていたか否かを示す応答情報を、前記フロントエンド部と接続されて第2のメモリを有する処理部に送信することと、
記処理部が、前記ある第1の識別子が前記第1のメモリに記憶されていないことを前記応答情報が示す場合、前記ある第1の識別子を含むあるパラメータ群を前記第2のメモリから取り出し、前記あるパラメータ群を前記フロントエンド部に送信することと、
を実行させる、コンピュータプログラムが記憶された記憶媒体。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、近距離無線通信装置に関する。本発明の別の実施形態は近距離無線通信方法に関する。本発明のさらに別の実施形態はコンピュータプログラム及びコンピュータプログラムが記憶された記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
近い将来、近距離無線通信装置が大量消費製品として広く利用されることが期待されている。従って、これらの装置の製造原価は低いことが望ましい。また、近距離無線通信装置は、リーダライタ装置と高速に接続を確立できることが望ましい。例えば、近距離無線通信装置を地下鉄の入り口に入る際の支払いに利用する場合、多くの人はできるだけ短い時間で通過することを望んでいる。よって、リーダライタと近距離無線通信装置との間の接続は高速に確立する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の実施形態の目的は、製造原価が低く、リーダライタ装置との接続を高速に確立することが可能な近距離無線通信装置を提供することである。また、さらなる目的は、それぞれの方法、コンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
これらの目的は、請求項1、15、16、及び17にそれぞれ記載の近距離無線通信装置、近距離無線通信方法、コンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体により解決される。
【0005】
本発明のさらなる詳細は、図面及びこれに続く説明を考慮することにより明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0006】
添付の図面は、実施形態のさらなる理解をもたらすために含まれ、本出願の一部に組み込まれて本出願の一部を構成する。図面は、実施形態を示し、明細書と共に実施形態の原理を説明するために用いられる。他の実施形態や実施形態の意図する効果は、以下の詳細な説明を参照して良く理解することにより容易に正しく認識されるであろう。図面の要素は相互に相対的にスケールされる必要なない。同様の参照符号は対応する類似の部分を指し示す。
【0007】
図1】近距離無線通信装置の実施形態を示す。
図2】近距離無線通信装置の処理部に記憶されるデータの例を示す。
図3】近距離無線通信装置に備えられている処理部とフロントエンド部に記憶されるデータのフォーマットの例を示す。
図4】ホスト、フロントエンド部、及び外部のリーダライタ装置の間の通信を説明するためのフローチャートである。
図5】フロントエンド部において実行される処理のフローチャートである。
図6】ホストにおいて実行される処理のフローチャートである。
図7】外部のリーダライタ装置において実行される処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態を説明する。以下で説明される全ての実施形態はどのような方法でも組み合わせられ得ることに留意することが重要である。すなわち、説明されたある実施形態が他の実施形態と組み合わせられないという限定はない。また、同じ参照記号は図面を通して同一又は類似の要素を示すことに留意されたい。
【0009】
本発明の他の実施形態が利用され得ること、及び、構造的又は論理的な変更が本発明の範囲から離れることなく行われ得ることは、理解されるべきである。このため、以下の詳細な説明は限定の意味で捉えられず、本発明の範囲は添付の請求の範囲により定義される。
【0010】
ここで説明される多様な実施形態の特徴は、特段の記載が無くても、相互に組合せられ得ることは、理解されるべきである。
【0011】
図1は、近距離無線通信装置100を示す。近距離無線通信装置100は、フロントエンド部102と処理部104を含む。処理部104は、例えば、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)であってもよい。処理部104は、「ホスト」とも称されうる。付加的に、処理部104は、例えば、クレジットカード番号などのような決済サービスに関するデータを格納する、アプリケーション固有の1又はそれ以上のデータ構造を含んでいてもよい。また、処理部104は、SIM(Subscriber Identity Module)カードなど、他の記憶部に含まれる1又はそれ以上のセキュアエレメント(図示せず)に接続されることも可能である。「処理部」という用語は、必ずしも高い処理能力を有するという限定的な意味で理解されるべきではない。近距離無線通信装置100の設計に応じて、処理部104は単に処理能力の小さいメモリであってもよい。
【0012】
付加的に、近距離無線通信装置100は追加の処理部106を備えてもよい。追加の処理部106は、独立したハードウェア処理部であってもよい。また、追加の処理部106は、複数のアプリケーションのデータを記憶するセキュアエレメントであってもよい。図1の例では、追加の処理部106は、例えば決済サービスなどのような、対応するアプリケーションに使用されるデータ構造124−1、124−2、124−3、124−4を含む。決済サービスの場合、クレジットカード番号などの決済サービスに関するデータを安全に記憶できるように、追加の処理部がセキュアエレメントであるほうが都合がよい。セキュアエレメントの例として、SIMカードが挙げられる。
【0013】
近距離無線通信装置100はさらに、フロントエンド部102に接続された近距離無線通信インターフェース108を備える。近距離無線通信インターフェース108は、例えば、同じように別の近距離無線通信インターフェース116を備えるリーダライタ装置114と信号を送受信するためのアンテナを備える。
【0014】
フロントエンド部102は、第1の容量を有する第1のメモリ110を含み、処理部104は、第2の容量を有する第2のメモリ112を備える。第1のメモリ110は、第2のメモリ112より小さい。すなわち、第1の容量は、第2の容量より小さい。
【0015】
一般的に、フロントエンド部102に利用できるのは、小さい容量のメモリのみである。さらに、フロントエンド部のメモリの容量を増やすにはとても費用がかかる。従って、第1のメモリ110の容量を最低限必要な容量に抑えることが望ましい。
【0016】
いくつかの実施形態では、第1のメモリ110はほんの1キロバイトの容量を有する。容量を、1〜4キロバイト、4〜8キロバイト、8〜16キロバイト、16〜32キロバイト、又は32〜50キロバイトの範囲とすることも可能である。第1のメモリはさらに、RAM部分とフラッシュメモリ部分とを含んでもよい。この場合、RAMが5キロバイトの容量を有し、フラッシュメモリが52キロバイトの容量を有してもよい。また、第2のメモリは、1メガバイトあるいは少なくとも32キロバイトの容量を有しうる。第2のメモリはさらに、50キロバイトのRAMを有する大容量SIMと16メガバイトのフラッシュメモリでありうる。他のホストプラットフォームは、さらに大きい容量を有しうる(数百メガバイトのRAM)。
【0017】
近距離無線通信装置100とリーダライタ装置114との間の通信確立を可能にしつつ、第1のメモリ110の容量を第2のメモリ112と比較して小さくすることをどのように達成するかについて、以下に説明する。
【0018】
第1のメモリ110は、アプリケーションの第1の数のパラメータ群を記憶する。図1の例では、第1のメモリ110は、第1のパラメータ群118−1と第2のパラメータ群118−2とを記憶できるだけの容量を有する。従って、図1の例では、第1の数は2である。この仮定は、本実施例をよりよく理解するためだけのものであり、いかなる限定の意味にも捉えられるものではない。他の実施例では、第1の数は、3〜5、4〜6、5〜7、あるいはそれ以上であってもよい。
【0019】
各パラメータ群は、第1の識別子と第2の識別子とを含む。第1のパラメータ群118−1は、第1の識別子A1と第2の識別子A2とを含む。また、第2のパラメータ群118−2は、第1の識別子B1と第2の識別子B2とを含む。
【0020】
また、第2のメモリ112もパラメータ群を記憶する。第2のメモリ112に含まれるパラメータ群は、本質的に第1のメモリ110に記憶されるパラメータ群と同じフォーマットを有する。第2のメモリ112に記憶されるパラメータ群も、各第1及び第2の識別子を含む。
【0021】
図2は、図1の第2のメモリ112の内容の例を示す。上記のように、第2のメモリ112の容量は第1のメモリ110より大きく、第1の数より大きい第2の数のパラメータ群を記憶できるだけの容量を有する。従って、より大きい数のパラメータ群を記憶しうる。図1図2の例において、第2のメモリは、4つのパラメータ群118−1、118−2、118−3、118−4を記憶できるだけの容量を有するものとする。従って、第2の数は4である。この仮定もまた、本実施例をよりよく理解するためのみのものであり、いかなる限定の意味にも捉えられるものではない。他の実施例では、第2の数は、4〜6、5〜7、10〜15、15〜20、20〜30あるいはそれ以上であってもよい。しかし、上記のように、第2の数が一般的に第1の数より大きくなるように、一般的に第2のメモリ112の容量は第1のメモリ110よりも大きい。
【0022】
上記の通り、処理部104は、接続部130を介してフロントエンド部102と接続される。処理部104は、接続部130を介してパラメータ群をフロントエンド部102に転送してもよく、そしてパラメータ群は第1のメモリ110に記憶されてもよい。パラメータ群を転送するために、予め定義された通信プロトコルが利用される。このプロトコルは、処理部104によりパラメータ群をフロントエンド部102にアップロードすることを可能にする。さらに、処理部104は、どのパラメータ群を転送してフロントエンド部102の第1のメモリ110に記憶させるかを、通信プロトコルに基づいて制御してもよい。また、処理部104は、通信プロトコルに基づいて、第1のメモリ110に記憶されているパラメータ群を削除及び/又は上書きしてもよい。
【0023】
フロントエンド部102が、第1のメモリ110に記憶されたある第1の識別子を含む通信確立要求120を受信した場合、フロントエンド部102は、通信確立要求120に、直ちに、それぞれの第2の識別子を含む応答122によって応答することができる。例えば、第1の識別子A1を含む通信確立要求120が受信されたと仮定すると、図1に示す例において、第1の識別子A1を含むパラメータ群118−1は第1のメモリ110に記憶されているので、フロントエンド部102は、直ちに第2の識別子A2を含む応答122を送信することができる。「直ちに」は、「可能な限り早く」を意味しうる。いくつかの実施形態において、「直ちに」が、「次のタイムスロット内に」を意味することもある。なお、いくつかの実施形態においては、リーダライタ装置114とフロントエンド部102との間の通信プロトコルは、少なくとも部分的に時間ベース(時分割多重)である。
【0024】
なお、アプリケーションの中には、非常に高速な接続確立を要求するものもある。実際、アプリケーションの中には、各第1の識別子が第1のメモリ110に記憶されている場合にのみ、実行できるものもある。従って、図1の実施形態により、このようなアプリケーションを近距離無線通信装置100で実行することが可能になる。
【0025】
つまり、フロントエンド部102は、通信確立要求120が受信されたときに、(通信確立要求120に含まれる)ある第1の識別子が第1のメモリ110に記憶されているかどうかを確認する。記憶されている場合、各第2の識別子を含んでいる応答122が「直ちに」リーダライタ装置に送信される(上記参照)。以下に、「通信確立要求が直ちに処理される」場合を例として、このケースを説明する。
【0026】
フロントエンド部102が通信確立要求120を受信する度に(受信するときはいつでも)、フロントエンド部102は応答情報126を生成する。応答情報126は、通信確立要求120が受信されたときに、通信確立要求120に含まれている(ある)第1の識別子が現在第1のメモリ110に記憶されているか否かを示す。さらに、応答情報126は、フロントエンド部102によって受信された通信確立要求120に、どの(ある)第1の識別子が含まれるかという情報を含む。
【0027】
また、フロントエンド部102が通信確立要求120を受信する度に、生成された応答情報126が、接続部130を利用して処理部104に送信される。
【0028】
受信された通信確立要求120に含まれていたある第1の識別子が、第1のメモリ110に含まれていない(つまり、要求された第1のパラメータを含むパラメータ群が、第1のメモリには記憶されていない)場合は、上記の通り、このことが応答情報126により示される。この場合、各応答情報126は、処理部104により、通信確立要求120に含まれるある第1の識別子を含むパラメータ群をフロントエンド部102に転送する要求として解釈される。例えば、通信確立要求120が、第1の識別子C1を含むと仮定する。第1の識別子C1は、図1の例では第1のメモリ110には記憶されておらず、第2のメモリ112にのみ記憶されている(cf.図2)。この場合、フロントエンド部102はこのことを示す各応答情報126を、処理部104に送信する。そうすることにより、処理部104が、第1の識別子C1を含むパラメータ群、すなわち、パラメータ群118−3(図2参照)を第2のメモリ112から取り出し、取り出したパラメータ群をフロントエンド部102に転送する。もちろん、他の実施形態では、第2の識別子のみが転送されてもよい。本実施形態では、フロントエンド部102は、処理部104に送信される応答情報126にどの第1の識別子が含まれるかという情報を記憶することができる。
【0029】
ひとたびパラメータ群118−3が第1のメモリ110に記憶され、第1の識別子C1を含む通信確立要求120がさらに受信されると、フロントエンド部102は、リーダライタ装置114に応答を送信することができる。この応答は、パラメータ群118−3に含まれる第2の識別子C2を含む。応答情報126の送信および、処理部104からフロントエンド部102へのパラメータ群118−3の転送にはいくらか時間がかかるため、フロントエンド部102は、「直ちに」、すなわち、次のタイムフレームには、第2の識別子C2を含む応答122を送信できない。従って、この場合の接続確立は、上述の、通信確立要求120に含まれるある第1の識別子を含むパラメータ群が第1のメモリ110に記憶されている場合と比べて、遅くなる。以下に、「通信確立要求が直ちに処理されない」場合を例に、このケースを説明する。
【0030】
通信確立要求120は「衝突防止要求」とも称され、応答122は「衝突防止応答」とも称されうる。また、通信確立要求120は、通信を確立するためのリーダライタ装置からの、最初の要求でありうることに留意されたい。すなわち、通信が確立される時点で、リーダライタ装置114と近距離無線通信装置100との間では、他にはどのような要求あるいはメッセージもやりとりされていない、ということである。衝突防止要求は、いかなる時点で送信されてもよく、通信を再始動するために使用してもよい。
【0031】
上述の例が示すように、リーダライタ装置114と近距離無線通信装置100との間の通信を高速に、すなわち、「直ちに」確立するためには、第1のメモリに多数のパラメータ群が記憶されていることが望ましい。ところが、上述の通り、フロントエンド部102ではメモリが高価なため、第2のメモリ112に記憶されたすべての実行できるアプリケーションのすべてのパラメータ群を、第1のメモリに記憶させることは可能ではない。従って、どのパラメータ群を第1のメモリ110に記憶させ、どのパラメータ群を記憶させないかを決めるための解決策を見出す必要がある。
【0032】
そのような解決策を提供するために、図1に示される実施形態によると、応答情報126はフロントエンド部102から処理部104へ転送される。上記のように、フロントエンド部102が通信確立要求120を受信する度に毎回、すなわち、受信するときはいつでも、応答情報126がフロントエンド部102から処理部104へ転送される。
【0033】
上記のように、通信確立要求120が受信される度に、応答情報126はフロントエンド部102から処理部104へ転送される。
【0034】
つまり、どのような場合でも、すなわち、通信確立要求120に含まれている第1の識別子が現在(すなわち、要求が受信されたとき)第1のメモリ110に記憶されているか否かということに関係なく、フロントエンド部102は応答情報126を生成し、それを処理部104に送信する。
【0035】
処理部104は、受信した応答情報126を評価し、第1のメモリ110の中のどのパラメータ群を転送し、記憶し、又は削除するかを制御する。つまり、処理部104は通信プロトコルに基づいて第1のメモリ110の内容を制御する。この制御は応答情報126に依存する。この制御は、予め定義されたアルゴリズムに基づいて行われてもよい。ある例では、アルゴリズムは、ある第1の識別子が、フロントエンド部102とリーダライタ装置114との間の通信に使用された回数を考慮にいれてもよい。つまり、本実施形態では、アルゴリズムは、ある第1の識別子が、通信確立要求120に含まれている回数を考慮に入れる(上記のように、応答情報126は、どのパラメータ群、すなわち、通信確立要求の第1の識別子を含むどのパラメータ群が、直ちに通信確立要求120を処理するために使われるかという情報を含む)。ありうる他のアルゴリズムは、第1のメモリ110から最も古いパラメータ群を削除することに基づくものであってもよい。リングリストなど、キャッシュ更新アルゴリズムで知られているほかのアルゴリズムも利用できる。
【0036】
上記の手順には、以下のような利点がある。第1のメモリ110は非常に小さな容量を有するので、製造原価が低くなる。ところが、容量が小さい第1のメモリ110ではあるが、処理部104が、応答情報126による高性能なアルゴリズムに基づいてどのパラメータ群を第1のメモリ110に記憶させるかを制御するため、ほとんどの場合接続は直ちにセットアップできる。従って、通信確立要求が直ちに、すなわち、応答情報126に基づいた高性能の更新されたアルゴリズムが使われない場合と比べて遅延なしに、処理される可能性は高くなる。上記のように、ある第1の識別子が第1のメモリ110に記憶されている場合、要求は直ちに処理されうる。一方、ある第1の識別子が第1のメモリ110に記憶されていない場合、要求は直ちには処理されない。この場合、要求を後で、例えば、次のサイクルで処理できるように、衝突防止データが更新される、すなわち、第1のメモリ110に読み込まれてもよい。
【0037】
近距離無線通信装置100は、多数のアプリケーションを提供してもよい。ある実施形態では、第1及び第2の識別子がアプリケーション識別子であってもよい。つまり、第1及び第2の識別子は、アプリケーションを識別するために利用されてもよい。しかし、このことは必須ではない。第1及び第2の識別子は、他のエンティティを識別してもよい。
【0038】
アプリケーションの例としては、決済、公共交通機関の切符発券、イベントチケット、ロイヤルティプログラム、クーポン、例えば名刺などのデータ交換、ウェブアドレス、ネットワーク構成データ(例えば、Wi−Fiネットワーク用)、画像などが挙げられる。
【0039】
さらに、他の実施形態において、近距離無線通信装置は、FeliCa(登録商標)サービス対応の近距離無線通信装置であってもよい、すなわち、近距離無線通信装置はFeliCaカードをエミュレートするものでありうる。この場合、第1の識別子はシステムコードと称されてもよく、第2の識別子はカード番号(IDm)と称されてもよい。システムコードは、カードのメモリの管理を担当している機関を識別する。機関の例としては、例えば、JR東日本(JR East)が提供する交通チケット「SuiCa」(登録商標)が挙げられる。つまりある実施形態では、第1の識別子が、第2のメモリ内で、データ構造の管理を担当している機関を識別する。機関は、各メモリ領域の暗号鍵を所有していてもよい。
【0040】
第2のメモリ112の中のファイルシステムに対応するカードのファイルシステムは、非常に単純なものであってよく、必ずしもシンボル名を有さなくてもよい。(FeliCa(登録商標)において、「エリア」や「サービス」と名前を付けられた)ディレクトリやファイルは、番号によって識別されてもよい。
【0041】
なお、これに関して、いくつかの実施形態では、例えばFeliCa(登録商標)の場合では、後でファイルシステムにアクセスする必要のある、システムコードやIDmからなる衝突防止データのみが、第1のメモリに記憶されている。
【0042】
従って、FeliCa(登録商標)の場合、同じカードに備わっている二つのアプリケーションは、同じメモリアドレスを使わないように管理されていなくてはならない。システムコードは別の階層をメモリアドレス指定に追加し(二つのアプリケーションは、別々のシステムコードに属する場合、同じエリア・サービスを使用することができる)、また通常は、メモリを管理する機関を示す。さらに、各機関は、それぞれが管理するメモリへのアクセスを制御するための異なるセキュリティキーを使用することができる。例えば、JRは、あるシステムコードを割り当てられ、複数のアプリケーションがカード上でそのシステムコードと同じメモリを使用しないようにしなければならない。
【0043】
なお、また、ISO/IEC14443によって指定されたタイプBは、第1の識別子に対する他の実施形態である概念を含む。タイプBは、「アプリケーションファミリー識別子」(AFI;Application Family Identifier)という概念を有する。様々なアプリケーションファミリー(例えば、公共交通の支払い)に指定された値がある。リーダライタは、特定のAFIを「検索」することができ、そしてカードは、衝突防止の間中、それらのAFIをリーダライタに知らせる。
【0044】
さらに、他の実施形態において、第2の識別子は、近距離無線通信装置100がエミュレートするカードのカード番号であってもよい。カード番号は、少なくとも1つの通信セッションの間、固有のものであってもよい。あるいは、カード番号は、カードの有効期間中、固有であることも可能である。この番号は、カードの「アドレス」である。それゆえに、アドレスは、通信確立要求120に対する応答122に含まれており、また、フィールド内のカードにアドレスするためにリーダライタ装置114による第1の通信に使用される(次に続くコマンドはそれぞれ、典型的に、このようなアドレスを第1のパラメータの1つとして含む)。そうでなければ、リーダライタ装置114は、コマンドを、特定のカード(近距離無線通信装置100によってエミュレートされているカード)にではなく、そのフィールドにありコマンドに応答しうるすべてのカード(例えば、他の近距離無線通信装置)に送信しうる。従って、この番号(第2の識別子)は、アプリケーションにではなく、(複数のIPベースのアプリケーションを有するコンピュータのIPアドレスと同様に)リーダライタカード通信で使用される一般的な手段に対応付けられる。
【0045】
カード番号が、少なくとも1つの通信セッションに固有のものである場合、通信中に、カード及び/又はアプリケーションに一意にアドレスすることが可能になり、NFC磁界の範囲にある他のカードがアドレスされることを回避できる。
【0046】
図3は、第1のメモリ110及び第2のメモリ112に記憶されたデータのデータ構造の実施形態を示す。データ構造は、FeliCa(登録商標)仕様に従ったものであり、システムコード、カードID(FeliCa(登録商標)では、IDm(Manufacture ID)とも称される)、PMm(Manufacture Parameters;製造パラメータ、例えば、カードバージョンやコマンド処理時刻に関する情報を供給する)、およびサービスコードを含む。この例では、図1および図2に示されるように、システムコードを第1の識別子とみなし、カードIDを第2の識別子とみなす。
【0047】
図4は、ホスト104’、フロントエンド部102、外部のリーダライタ装置114との間の通信を説明する図である。ホスト104’は、図1の処理部104の一例である。
【0048】
図示されているように、S400において、ホスト104’はフロントエンド部102に衝突防止データを供給する。「衝突防止データ」は、例えば、図1及び2に示したパラメータ群118−1、・・・118−4を含みうる。
【0049】
S402において、外部のリーダライタ装置114は、衝突防止要求をフロントエンド部102に送信する。衝突防止要求は、図1の通信確立要求120に相当する。
【0050】
衝突防止要求を受信すると、フロントエンド部102は、第1のメモリ110に記憶された衝突防止データを評価する。つまり、S402で送信された衝突防止要求に含まれている各第1の識別子が、第1のメモリ110に記憶されているか否かが評価される。各第1の識別子が第1のメモリ110に含まれている場合、S404において、衝突防止応答が直ちに、例えば、次のタイムフレーム内に、外部のリーダライタ装置114に送信される。この衝突防止応答は、図1の応答122に相当する。
【0051】
そして、S406において、フロントエンド部102はホスト104’に通知を送信する。通知は、要求されたデータ(例えば、衝突防止要求の第1の識別子が含まれているパラメータ群に含まれている第2の識別子)と、衝突防止要求が直ちに処理されるか否か、を示す。
【0052】
マッチする場合(S404において衝突防止応答が直ちに送信される場合)、フロントエンド部102は、ホスト104’からフロントエンド部102へのデータの転送を要求する必要がない。つまり、衝突防止要求に含まれている第1の識別子を含んでいるパラメータ群が、既に第1のメモリ110に記憶されているので、ホスト104’は、パラメータ群を転送する必要がない。どのような場合でも、すなわち、マッチする場合もしない場合も、マッチするかしないかの情報は、フロントエンド部102からホスト104’へ転送される。この情報は、上記の応答に相当する。
【0053】
S408において、(衝突防止要求に含まれていた第1の識別子が第1のメモリ110に記憶されていないため、)衝突防止要求はフロントエンド部102によって直ちには処理されないが、アプリケーションがホストによってサポートされている(すなわち、S402において衝突防止要求に含まれる各第1の識別子が第2のメモリ112に記憶されている)場合、データはホスト104’からフロントエンド部102へと転送される。この場合、正しい衝突防止応答のために要求されるパラメータは、次のポーリングサイクルで使用される準備ができている。
【0054】
図5は、フロントエンド部102においてどのような動作が実行されているかを示すフローチャートである。
【0055】
S500において、衝突防止データがホストから受信される(cf.図4のS400)。
【0056】
S502において、衝突防止要求が外部のリーダライタ装置114から受信される。
【0057】
S504において、受信された衝突防止要求が評価され、フロントエンド部に記憶された衝突防止データ(上記ではパラメータ群とも称される)と比較される。
【0058】
S506においてマッチする場合(すなわち、S502の衝突防止要求に含まれる第1の識別子が、第1のメモリ110に記憶されている場合)、処理はS508へと続く。
【0059】
S508において衝突防止要求応答(図1の応答122)が、直ちに外部のリーダライタ装置114へ送信される。
【0060】
そして、S510において、通知がホストに送信される。通知は、上記では「応答情報」とも称されるが、この場合には、衝突防止要求を処理できるという情報を含んでいる。
【0061】
マッチしない場合、すなわち、S506においてS502の衝突防止要求に含まれている第1の識別子が、第1のメモリ110に記憶されていないと判断された場合、S512において、通知がホスト(図1の処理部104の一例)に送信される。この場合、通知(応答情報)には、衝突防止要求を直ちには処理されないという情報が含まれている。
【0062】
S514において、衝突防止要求に含まれている要求されたデータについての情報が、ホストへの通知に追加され、どのパラメータ群を第1のメモリ110に記憶するかを制御するためのアルゴリズムで使用される。つまり、第1のメモリの内容は、通知(応答情報)に基づいて制御される。
【0063】
また、図6は、処理部104で行われる処理を説明するフローチャートである。上記のように、処理部104の例としては、ホスト又はセキュアエレメントが挙げられる。
【0064】
S600において、衝突防止データは、フロントエンド部102へ送信される。これは、フロントエンド部102の「初期化」とみなされうるものであり、処理部104が初期パラメータ群を、第2のメモリ112から第1のメモリ110へと転送する。
【0065】
S602において、フロントエンド部102から通知が受信される。
【0066】
S604において、外部のリーダライタ装置114からの衝突防止要求が、直ちに処理されうるかが評価される。直ちに処理されうる場合、処理はS602に戻る。
【0067】
一方、直ちに処理され得ないできない場合、処理はS606へと続く。この場合、処理部104は、要求されたアプリケーション、すなわち、第1の識別子によって識別されたアプリケーションが、処理部104によってサポートされているか否かを確認する。サポートされている場合、S608において、更新された衝突防止データがフロントエンド部102へ送信される。そして、処理はS602に戻る。
【0068】
一方、S606において、アプリケーションがサポートされてないと判断された場合には、処理は直接S602に戻る。
【0069】
また、図7は、外部のリーダライタ装置114で行われる処理を説明するフローチャートである。
【0070】
S700において、衝突防止要求が送信される。既に図1に関連して述べたとおり、衝突防止要求(通信確立要求120)は、あるアプリケーションの第1の識別子を含む。
【0071】
S702において、衝突防止要求応答が受信される。
【0072】
上記のように、S700において衝突防止要求に含まれている第1の識別子が第1のメモリ110に記憶されている場合、近距離無線通信装置100とリーダライタ装置114との間の通信は「直ちに」確立される。なぜなら、フロントエンド部102が処理部104からパラメータ群を要求する必要がないからである。フロントエンド部102は、第1のメモリ110に各パラメータ群を記憶しているので、衝突防止要求に直接応答することができる。
【0073】
本発明の一例としての実施形態についてのこれまでの記述は、実例と説明とを提供しているものの、網羅的な説明を意図したものではなく、開示された通りの形態に本発明が限定されるものではない。上記内容を考慮して修正又は変形を行うことは可能であり、それらは本発明の実施によってもたらされ得る。本発明の範囲は、次の特許請求の範囲及びその均等の範囲により定義される。
【符号の説明】
【0074】
100 近距離無線通信装置
102 フロントエンド部
104 処理部
110 第1のメモリ
112 第2のメモリ
114 リーダライタ装置
118−1、118−2、118−3、118−4 パラメータ群
120 通信確立要求
122 応答
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7