特許第6253557号(P6253557)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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特許6253557光源ユニット支持部材及び包装箱入り光源ユニット
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6253557
(24)【登録日】2017年12月8日
(45)【発行日】2017年12月27日
(54)【発明の名称】光源ユニット支持部材及び包装箱入り光源ユニット
(51)【国際特許分類】
   B65D 85/42 20060101AFI20171218BHJP
   B65D 5/50 20060101ALI20171218BHJP
   B65D 81/02 20060101ALI20171218BHJP
【FI】
   B65D85/42 C
   B65D5/50 101A
   B65D81/02
【請求項の数】14
【全頁数】21
(21)【出願番号】特願2014-194361(P2014-194361)
(22)【出願日】2014年9月24日
(65)【公開番号】特開2016-64847(P2016-64847A)
(43)【公開日】2016年4月28日
【審査請求日】2016年12月27日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006013
【氏名又は名称】三菱電機株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】390014546
【氏名又は名称】三菱電機照明株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】000122298
【氏名又は名称】王子ホールディングス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100099461
【弁理士】
【氏名又は名称】溝井 章司
(74)【代理人】
【識別番号】100176728
【弁理士】
【氏名又は名称】北村 慎吾
(72)【発明者】
【氏名】岩瀬 恵悟
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 麻美
(72)【発明者】
【氏名】此本 高裕
(72)【発明者】
【氏名】池谷 博文
(72)【発明者】
【氏名】小津 祥平
【審査官】 吉澤 秀明
(56)【参考文献】
【文献】 特開平04−279471(JP,A)
【文献】 特開平07−125772(JP,A)
【文献】 実開昭50−032366(JP,U)
【文献】 特開平10−024979(JP,A)
【文献】 実開昭55−080273(JP,U)
【文献】 特開平08−230867(JP,A)
【文献】 実開昭63−059862(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 85/42
B65D 5/50
B65D 81/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
長手状の底面と前記底面の長手方向に沿って延びる一対の側面とが内側に形成された包装箱に、長手状の底板と前記底板の一方の面から立ち上がる一対の側板と前記底板の他方の面に取り付けられる光源と前記光源を覆うカバーとを有する光源ユニットが、前記底面と前記底板の前記一方の面とを相対させて収納された状態にて、前記光源ユニットを支持するために使用される光源ユニット支持部材であって、
前記底板と前記一対の側板のうち一方の側板との境界部分に接触するための第1接触部が幅方向の一端に形成され、前記底板と前記一対の側板のうち他方の側板との境界部分に接触するための第2接触部が幅方向の他端に形成され、幅方向の途中の少なくとも一箇所が折れ曲がることで、前記底面に接触するための第3接触部が形成されたシート状の底受け部
を備える光源ユニット支持部材。
【請求項2】
前記底受け部を幅方向に沿って切った断面がV字形状である、請求項1に記載の光源ユニット支持部材。
【請求項3】
前記包装箱は、前記底面の短手方向に沿って延びる端面が内側に形成され、
前記光源ユニット支持部材は、さらに、
前記底受け部と一体に形成され、前記端面と、前記底板及び前記カバーのうち少なくともいずれかとの間で緩衝材となるシート状の端受け部
を備える、請求項1又は2に記載の光源ユニット支持部材。
【請求項4】
前記端受け部が、一枚のシート材の一部が折れ曲がって重なり合うことで多重シート状に形成されている、請求項3に記載の光源ユニット支持部材。
【請求項5】
前記端受け部の幅方向の途中の少なくとも一箇所が折れ曲がることで、前記第3接触部が前記底受け部と前記端受け部とに跨って形成されている、請求項3又は4に記載の光源ユニット支持部材。
【請求項6】
前記端受け部を幅方向に沿って切った断面がV字形状である、請求項5に記載の光源ユニット支持部材。
【請求項7】
前記端受け部を幅方向に沿って切った断面が多角形状である、請求項5に記載の光源ユニット支持部材。
【請求項8】
前記光源ユニット支持部材は、さらに、
前記端受け部と一体に形成され、前記一対の側面と、前記側板及び前記カバーのうち少なくともいずれかとの間で緩衝材となるシート状の一対の横受け部
を備える、請求項3から7のいずれか1項に記載の光源ユニット支持部材。
【請求項9】
前記一対の横受け部が前記底受け部の高さ方向に沿って前記第3接触部と同じ位置まで延びることで、前記底面に接触するための第4接触部が前記一対の横受け部に形成されている、請求項8に記載の光源ユニット支持部材。
【請求項10】
前記一対の横受け部のそれぞれの一部が、一枚のシート材の一部が折れ曲がって重なり合うことで多重シート状に形成されている、請求項8又は9に記載の光源ユニット支持部材。
【請求項11】
前記包装箱は、前記底面に対向する蓋面が内側に形成され、
前記一対の横受け部のそれぞれの一部が前記底受け部の高さ方向に沿って前記第3接触部のある側と逆側に延びることで、前記蓋面に接触するための第5接触部が前記一対の横受け部に形成されている、請求項8から10のいずれか1項に記載の光源ユニット支持部材。
【請求項12】
一枚の矩形状のシート材が折れ曲がって形成されている、請求項1から11のいずれか1項に記載の光源ユニット支持部材。
【請求項13】
長手状の底面と前記底面の長手方向に沿って延びる一対の側面とが内側に形成された包装箱と、
長手状の底板と前記底板の一方の面から立ち上がる一対の側板と前記底板の他方の面に取り付けられる光源と前記光源を覆うカバーとを有し、前記包装箱に、前記底面と前記底板の前記一方の面とを相対させて収納された光源ユニットと、
前記光源ユニットを支持する光源ユニット支持部材であって、前記底板と前記一対の側板のうち一方の側板との境界部分に接触するための第1接触部が幅方向の一端に形成され、前記底板と前記一対の側板のうち他方の側板との境界部分に接触するための第2接触部が幅方向の他端に形成され、幅方向の途中の少なくとも一箇所が折れ曲がることで、前記底面に接触するための第3接触部が形成されたシート状の底受け部を備える光源ユニット支持部材と
を備える包装箱入り光源ユニット。
【請求項14】
前記光源ユニット支持部材が、前記包装箱の内側で、前記底板の長手方向における前記光源ユニットの両端部に一つずつ取り付けられている、請求項13に記載の包装箱入り光源ユニット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光源ユニット支持部材及び包装箱入り光源ユニットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、緩衝材を用いずに、一枚の紙を折り曲げてランプ包装箱とするものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002−225849号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、樹脂製のカバーを有するランプを包装する場合には、振動や衝撃によってカバーの表面に打痕やキズが生じないように、カバーと包装材との接触を防止する必要がある。樹脂製のカバーが、ランプの意匠部分であったり光学機能を有する部分であったりする場合には、特に重要である。従来のランプ包装箱では、ランプを貫通口に挿入して固定する構造を採用しているため、特にカバーがランプの長手方向全体に延びている場合、カバーの表面と貫通口の内周面との接触が避けられない。カバー又はランプ全体をビニール製の保護シート等で覆うという対策も可能であるが、開梱時の作業効率が落ちてしまうという課題がある。
【0005】
本発明は、例えば、カバーを有する光源ユニットを包装箱に収納する場合に、カバーの表面と接触することなく光源ユニットを支持できる部材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一の態様に係る光源ユニット支持部材は、
長手状の底面と前記底面の長手方向に沿って延びる一対の側面とが内側に形成された包装箱に、長手状の底板と前記底板の一方の面から立ち上がる一対の側板と前記底板の他方の面に取り付けられる光源と前記光源を覆うカバーとを有する光源ユニットが、前記底面と前記底板の前記一方の面とを相対させて収納された状態にて、前記光源ユニットを支持するために使用される。
前記光源ユニット支持部材は、
前記底板と前記一対の側板のうち一方の側板との境界部分に接触するための第1接触部が幅方向の一端に形成され、前記底板と前記一対の側板のうち他方の側板との境界部分に接触するための第2接触部が幅方向の他端に形成され、幅方向の途中の少なくとも一箇所が折れ曲がることで、前記底面に接触するための第3接触部が形成されたシート状の底受け部を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明では、カバーを有する光源ユニットが包装箱に収納された状態にて、光源ユニット支持部材の底受け部が、幅方向の両端で光源ユニットの底板と一対の側板のそれぞれとの境界部分に接触するとともに、幅方向の途中の折れ曲がった箇所で包装箱の底面に接触する。このため、本発明によれば、光源ユニット支持部材が、カバーの表面と接触することなく光源ユニットを支持できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】実施の形態1に係る包装箱入り光源ユニットの斜視図。
図2】実施の形態1に係る包装箱入り光源ユニットの斜視図。
図3】実施の形態1に係る包装箱の斜視図。
図4】実施の形態1に係る光源ユニットの斜視図。
図5】実施の形態1に係る光源ユニットの斜視図。
図6】実施の形態1に係る光源ユニット支持部材の斜視図。
図7】実施の形態1に係る光源ユニット支持部材の六面図。
図8】実施の形態1に係る包装箱入り光源ユニットの部分斜視図。
図9】実施の形態1に係る包装箱入り光源ユニットの部分斜視図。
図10】実施の形態1に係る照明装置の斜視図。
図11】実施の形態1に係る照明装置の分解斜視図。
図12】実施の形態1に係る照明装置の取り付けバネによる光源ユニットと照明器具との連結を解除する様子を示す部分斜視図。
図13】実施の形態1に係る包装箱の展開図。
図14】実施の形態1に係る光源ユニット支持部材の展開図。
図15】実施の形態1に使用可能な補助支持部材の斜視図。
図16】実施の形態1に使用可能な補助支持部材の展開図。
図17】実施の形態2に係る光源ユニット支持部材の斜視図。
図18】実施の形態2に係る光源ユニット支持部材の六面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付している。実施の形態の説明において、同一又は相当する部分については、その説明を適宜省略又は簡略化する。また、実施の形態の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」、「表」、「裏」といった配置や向き等は、説明の便宜上、そのように記しているだけであって、装置、器具、部品等の配置や向き等を限定するものではない。装置、器具、部品等の構成について、その材質、形状、大きさ等は、本発明の範囲内で適宜変更することができる。
【0010】
実施の形態1.
以下では、本実施の形態に係る物の構成、本実施の形態に係る物の機能、本実施の形態の奏する効果等について順番に説明する。
【0011】
***構成の説明***
図1及び図2は、本実施の形態に係る包装箱入り光源ユニット10の斜視図である。図1は、包装箱20の蓋部21が開いた状態を示している。図2は、包装箱20の蓋部21が閉じた状態を示している。
【0012】
図1に示すように、包装箱入り光源ユニット10は、包装箱20と、光源ユニット30と、一対の光源ユニット支持部材50とを備える。
【0013】
包装箱20は、蓋部21と、収納部22とを有する。包装箱入り光源ユニット10が運搬又は保管される際には、図2に示すように、蓋部21が閉じられて収納部22にテープ11で固定される。このとき、包装箱20は、直方体状になる。なお、蓋部21又は収納部22の表面には、包装箱入り光源ユニット10の上下方向の正しい向きを示す文字や記号等が印刷されていてもよい。本実施の形態では、収納部22の少なくとも一端の表面に、包装箱入り光源ユニット10の上下方向の正しい向きを示す記号である矢印が印刷されている。
【0014】
光源ユニット30は、長手状である。光源ユニット30は、カバー31を有する。カバー31は、例えば、光源ユニット30の長手方向全体に延びている。図1に示すように、光源ユニット30は、カバー31を上向きにした状態で包装箱20の収納部22に収納される。
【0015】
光源ユニット支持部材50は、包装箱20の内側で、光源ユニット30の長手方向の両端部32に一つずつ取り付けられる。光源ユニット支持部材50は、光源ユニット30を支持する。
【0016】
以下では、包装箱20、光源ユニット30、光源ユニット支持部材50の詳細な構成について順番に説明する。
【0017】
図3は、包装箱20の斜視図である。
【0018】
図3に示すように、包装箱20は、底面23と、互いに対向する一対の側面24と、互いに対向する一対の端面25と、底面23に対向する蓋面26とが内側に形成されている。
【0019】
底面23は、長手状である。具体的には、底面23は、長方形状であり、幅が光源ユニット30の幅より広く、長さが光源ユニット30の長さより長くなっている。底面23は、収納部22の底部の内表面に相当する。
【0020】
側面24は、底面23の長手方向に沿って延びる。具体的には、側面24は、底面23の短手方向の両端縁全体から立ち上がっている。側面24は、長方形状であり、長さが底面23の長さと同じで、高さが光源ユニット30の高さより高くなっている。側面24は、収納部22の両側部の内表面に相当する。
【0021】
端面25は、底面23の短手方向に沿って延びる。具体的には、端面25は、底面23の長手方向の両端縁全体から立ち上がっている。端面25は、長方形状であり、幅が底面23の幅と同じで、高さが側面24の高さと同じである。端面25は、収納部22の両端部の内表面に相当する。
【0022】
蓋面26は、長手状である。具体的には、蓋面26は、長方形状であり、幅が底面23の幅と同じで、長さも底面23の長さと同じである。蓋面26は、蓋部21の内表面の一部に相当する。
【0023】
包装箱20は、後述するように、一枚のシート材が折れ曲がって形成されている。シート材の材料は、段ボールであることが望ましいが、他の材料であってもよい。
【0024】
なお、包装箱20の全体形状及び全体構成、蓋部21及び収納部22の形状、底面23、側面24、端面25及び蓋面26の形状は、前述又は図示したものに限らず、光源ユニット30の形状等に合わせて適宜変更することができる。例えば、蓋部21と収納部22は、別体として、即ち、分離可能な形態で設けられていてもよい。
【0025】
図4及び図5は、光源ユニット30の斜視図である。図4は、光源ユニット30のカバー31を上向きにした状態を示している。図5は、光源ユニット30のカバー31を下向きにした状態を示している。
【0026】
図4及び図5に示すように、光源ユニット30は、カバー31を有するほか、底板33と、互いに対向する一対の側板34と、光源35と、電源装置36と、取り付け部40とを有する。
【0027】
底板33は、長手状である。
【0028】
側板34は、底板33の一方の面である器具対向面37から立ち上がる。
【0029】
光源35は、底板33の他方の面、即ち、底板33の器具対向面37と逆側の面に取り付けられる。光源35は、例えば、発光ダイオード(Light・Emitting・Diode(以下、「LED」と称す))モジュールであり、複数のLED38と、これら複数のLED38が実装された基板39とからなる。
【0030】
カバー31は、光源35を覆うように側板34に取り付けられる。カバー31は、光源35から照射される光を透過する。カバー31は、例えば、樹脂製であり、外郭が蒲鉾形状をなし、内部が中空状となっている。カバー31は、光を拡散する機能、光の波長を変換する光学機能等を備えていてもよい。
【0031】
電源装置36は、底板33の器具対向面37に取り付けられる。電源装置36は、光源35に点灯電力を供給して光源35を点灯させる。電源装置36は、光源35の点灯を制御する制御機能等を備えていてもよい。
【0032】
取り付け部40は、底板33の二箇所に、底板33の長手方向に離れて取り付けられる。取り付け部40は、光源ユニット30を器具に取り付けるために使用される。取り付け部40の詳細、及び、器具に光源ユニット30を取り付ける方法については後述する。
【0033】
本実施の形態では、底板33及び側板34が、フレーム41と一対の保持部材42との組み合わせで構成されている。フレーム41は、長方形状の金属板の短手方向の両端部が折り曲げられることで、平坦部41aと、平坦部41aから立ち上がる一対の側面部41bとが形成されたものである。一方、保持部材42は、長方形状の金属板の長手方向の両端部が複数回折り曲げられることで、平坦部42aと、平坦部42aから立ち上がる一対の挟み込み部42bとが形成されたものである。フレーム41の側面部41bには、カバー31が嵌められる。保持部材42は、フレーム41の二箇所に、フレーム41の長手方向に離れて取り付けられる。保持部材42の挟み込み部42bは、フレーム41の側面部41bとカバー31とが分離しないようにフレーム41の側面部41bとカバー31の一部とを挟み込んで保持する。底板33は、フレーム41の平坦部41aと保持部材42の平坦部42aとを合わせたものに相当する。側板34は、フレーム41の側面部41bと保持部材42の挟み込み部42bとを合わせたものに相当する。
【0034】
なお、光源ユニット30の全体形状及び全体構成、カバー31、底板33及び側板34の形状、光源35の構成は、前述又は図示したものに限らず、光源ユニット30の用途等に合わせて適宜変更することができる。例えば、光源35は、LED38の代わりに、有機EL(Organic・Electro−Luminescence)、半導体レーザ(Semiconductor−Laser)等、他の種類の発光素子を備えていてもよい。また、例えば、保持部材42は、省略してもよい。
【0035】
図6は、光源ユニット支持部材50の斜視図である。図7は、光源ユニット支持部材50の六面図である。
【0036】
図6及び図7に示すように、光源ユニット支持部材50は、底受け部51と、端受け部52と、一対の横受け部53とを備える。
【0037】
底受け部51は、シート状である。底受け部51の幅方向の一端には、第1接触部61が形成されている。底受け部51の幅方向の他端には、第2接触部62が形成されている。また、底受け部51には、底受け部51の幅方向の途中の少なくとも一箇所が折れ曲がることで第3接触部63が形成されている。
【0038】
第1接触部61は、光源ユニット30の底板33と光源ユニット30の一対の側板34のうち一方の側板34との境界部分に接触するためのものである。第2接触部62は、光源ユニット30の底板33と光源ユニット30の一対の側板34のうち他方の側板34との境界部分に接触するためのものである。第3接触部63は、包装箱20の底面23に接触するためのものである。
【0039】
本実施の形態では、底受け部51の幅方向の途中の一箇所のみが折れ曲がり、底受け部51を幅方向に沿って切った断面がV字形状になっている。本実施の形態の変形例として、底受け部51の幅方向の途中の二箇所が折れ曲がり、第3接触部63が幅広に形成されていてもよい。別の変形例として、底受け部51の幅方向の途中の三箇所が折れ曲がり、底受け部51を幅方向に沿って切った断面がW字形状になっていてもよい。その場合、第3接触部63が二つ形成されることになる。さらに別の変形例として、底受け部51の幅方向の途中の四箇所以上が折れ曲がり、第3接触部63が二つ以上形成されていてもよい。
【0040】
端受け部52は、シート状である。端受け部52は、底受け部51と一体に形成される。端受け部52は、包装箱20の端面25と、光源ユニット30の底板33及びカバー31のうち少なくともいずれかとの間で緩衝材となる。そのため、端受け部52は、長さが包装箱20の底面23の長さと光源ユニット30の長さとの差の約半分になっている。
【0041】
本実施の形態では、端受け部52が、一枚のシート材の一部が折れ曲がって重なり合うことで多重シート状に形成されている。具体的には、端受け部52が、二重シート状に形成されている。
【0042】
本実施の形態では、端受け部52の幅方向の途中の少なくとも一箇所が折れ曲がることで、前述した第3接触部63が底受け部51と端受け部52とに跨って形成されている。具体的には、端受け部52の幅方向の途中の一箇所が折れ曲がり、端受け部52を幅方向に沿って切った断面がV字形状になっている。底受け部51と端受け部52とでは、折り目が共通である。よって、本実施の形態の変形例として、底受け部51の幅方向の途中の二箇所以上が折れ曲がっているのであれば、端受け部52も幅方向の途中の二箇所が折れ曲がっていることになる。
【0043】
横受け部53は、シート状である。横受け部53は、端受け部52と一体に形成される。横受け部53は、包装箱20の側面24と、光源ユニット30の側板34及びカバー31のうち少なくともいずれかとの間で緩衝材となる。そのため、横受け部53は、高さが包装箱20の側面24又は端面25の高さとほぼ同じになっている。
【0044】
本実施の形態では、横受け部53の一部である第1横受け部53aが、一枚のシート材の一部が折れ曲がって重なり合うことで多重シート状に形成されている。具体的には、第1横受け部53aが、二重シート状に形成されている。
【0045】
横受け部53には、横受け部53が底受け部51の高さ方向に沿って第3接触部63と同じ位置まで延びることで第4接触部64が形成されている。また、横受け部53には、横受け部53の一部である第2横受け部53bが底受け部51の高さ方向に沿って第3接触部63のある側と逆側に延びることで第5接触部65が形成されている。
【0046】
第4接触部64は、包装箱20の底面23に接触するためのものである。第5接触部65は、包装箱20の蓋面26に接触するためのものである。
【0047】
本実施の形態では、一対の横受け部53のそれぞれが、第1横受け部53aと第2横受け部53bとで構成されている。第1横受け部53aは、長方形のシート状である。第1横受け部53aの長方形の上辺に相当する部分は、端受け部52とつながっている。第1横受け部53aの長方形の下辺に相当する部分は、第4接触部64の一部になっている。第2横受け部53bは、高さが第1横受け部53aの長方形の高さよりも高い長方形のシート状である。第2横受け部53bの長方形の下辺に相当する部分は、第4接触部64の一部になっている。第2横受け部53bの長方形の上辺に相当する部分は、第5接触部65になっている。
【0048】
光源ユニット支持部材50は、後述するように、一枚の矩形状のシート材が折れ曲がって形成されている。シート材の材料は、段ボールであることが望ましいが、他の材料であってもよい。また、光源ユニット支持部材50は、パルプモールド、樹脂モールド等の成形品であってもよい。
【0049】
なお、光源ユニット支持部材50の全体形状及び全体構成、底受け部51、端受け部52及び横受け部53の形状は、前述又は図示したものに限らず、包装箱20の形状、光源ユニット30の形状等に合わせて適宜変更することができる。例えば、底受け部51、端受け部52及び横受け部53は、いくつか又はそれぞれが別体として、即ち、分離可能な形態で設けられていてもよい。
【0050】
***機能の説明***
図8及び図9は、包装箱入り光源ユニット10の部分斜視図である。図8及び図9は、主に包装箱20の内側を示しており、包装箱20については内面のみを波線で示している。図8は、包装箱入り光源ユニット10の通常の状態を示している。一方、図9は、包装箱入り光源ユニット10を上下逆さまにした状態を示している。図8の状態では、光源ユニット30のカバー31が上向きになるが、図9の状態では、光源ユニット30のカバー31が下向きになる。
【0051】
図8及び図9に示すように、光源ユニット支持部材50は、包装箱20に、光源ユニット30が、包装箱20の底面23と光源ユニット30の底板33の一方の面である器具対向面37とを相対させて収納された状態にて、光源ユニット30を支持するために使用される。具体的には、光源ユニット支持部材50は、包装箱20の内側で、底板33の長手方向における光源ユニット30の両端部32に一つずつ取り付けられる。これにより、光源ユニット支持部材50は、光源ユニット30を支持する。
【0052】
以下では、光源ユニット支持部材50が両端部32に取り付けられた光源ユニット30が、包装箱20の底面23と光源ユニット30の底板33の一方の面である器具対向面37とを相対させて収納された状態のことを「梱包状態」という。
【0053】
梱包状態にて、光源ユニット支持部材50の底受け部51に形成された第1接触部61は、光源ユニット30の底板33と光源ユニット30の一対の側板34のうち一方の側板34との境界部分に接触する。なお、図9において、フレーム41の平坦部41aと側面部41bとの境界部分41c、及び、保持部材42の平坦部42aと挟み込み部42bとの境界部分42cは、いずれも底板33と側板34との境界部分に相当する。底受け部51に形成された第2接触部62は、光源ユニット30の底板33と光源ユニット30の一対の側板34のうち他方の側板34との境界部分に接触する。底受け部51に形成された第3接触部63は、包装箱20の底面23に接触する。
【0054】
底受け部51は、第1接触部61と第2接触部62とで光源ユニット30に接触して光源ユニット30を受けるとともに、第3接触部63で包装箱20の底面23に接触して底面23を受けることで、光源ユニット30と包装箱20の底面23との間に一定の隙間を確保しながら光源ユニット30を支持する。また、底受け部51は、光源ユニット30と包装箱20の底面23との間で緩衝材となり、振動や衝撃から光源ユニット30を保護する。
【0055】
梱包状態にて、光源ユニット支持部材50の端受け部52に形成された第3接触部63は、包装箱20の底面23に接触する。また、端受け部52は、光源ユニット30に対向する面がカバー31の端面に接触又は接近して対向し、光源ユニット30に対向する面と逆側の面が包装箱20の端面25に接触又は接近して対向する。
【0056】
端受け部52は、光源ユニット30を受けている底受け部51につながるとともに、第3接触部63で包装箱20の底面23に接触して底面23を受けることで、光源ユニット30と包装箱20の底面23との間に一定の隙間を確保しながら光源ユニット30を支持する。また、端受け部52は、光源ユニット30と包装箱20の端面25との間で緩衝材となり、振動や衝撃から光源ユニット30を保護する。なお、本実施の形態では、強い衝撃を受けたときでも、カバー31の端面との接触状態を維持することができるように、端受け部52が多重シート状になっている。
【0057】
梱包状態にて、光源ユニット支持部材50の横受け部53に形成された第4接触部64は、包装箱20の底面23に接触する。横受け部53に形成された第5接触部65は、包装箱20の蓋面26に接触する。また、横受け部53は、光源ユニット30に対向する面がカバー31の側面に接触又は接近して対向し、光源ユニット30に対向する面と逆側の面が包装箱20の側面24に接触又は接近して対向する。
【0058】
横受け部53は、光源ユニット30を受けている底受け部51につながっている端受け部52につながるとともに、第4接触部64で包装箱20の底面23に接触して底面23を受けることで、光源ユニット30と包装箱20の底面23との間に一定の隙間を確保しながら光源ユニット30を支持する。また、横受け部53は、第4接触部64で包装箱20の底面23に接触して底面23を受けるとともに、第5接触部65で包装箱20の蓋面26に接触して蓋面26を受けることで、光源ユニット30と包装箱20の蓋面26との間にも一定の隙間を確保しながら光源ユニット30を支持する。さらに、横受け部53は、光源ユニット30と包装箱20の側面24との間で緩衝材となり、振動や衝撃から光源ユニット30を保護する。なお、本実施の形態では、光源ユニット30を確実に固定するために、横受け部53の一部である第1横受け部53aが多重シート状になっている。
【0059】
包装箱入り光源ユニット10は、光源ユニット30が使用される場所まで運搬されて開梱される。開梱時には、包装箱20の蓋部21が開けられ、包装箱20の中から光源ユニット30が取り出される。そして、光源ユニット30が器具に取り付けられる。
【0060】
図10は、光源ユニット30が照明器具70に取り付けられて構成される、本実施の形態に係る照明装置80の斜視図である。図11は、照明装置80の分解斜視図である。
【0061】
図10及び図11に示すように、照明装置80は、照明器具70と、光源ユニット30とを備える。照明器具70は、一面が開口する箱状をなす。光源ユニット30は、照明器具70の内部に着脱自在に取り付けられる。
【0062】
照明装置80は、天井に設置して使用される。よって、光源ユニット30が照明器具70に取り付けられる際には、光源ユニット30が押し上げられる。即ち、光源ユニット30が上方向に押し付けられる。一方、光源ユニット30が照明器具70から取り外される際には、光源ユニット30が引き下ろされる。光源ユニット30が下方向に引き離される。
【0063】
なお、照明装置80は、天井以外の場所に設置されてもよい。照明器具70と光源ユニット30との位置関係は、前者が上で、後者が下であってもよいし、両者が左右に位置するような関係であってもよいし、互いに斜めに位置するような関係であってもよい。
【0064】
図11に示すように、照明器具70は、器具本体71と、一対の取り付けバネ72とを備える。
【0065】
器具本体71は、長手状である。器具本体71は、下面に開口が形成され、当該開口を通して光源ユニット30の一部を収容する。
【0066】
取り付けバネ72は、器具本体71の二箇所に、器具本体71の長手方向に離れて取り付けられる。取り付けバネ72は、光源ユニット30を照明器具70に連結し、弾性力によって光源ユニット30を照明器具70に固定する。
【0067】
図12は、取り付けバネ72による光源ユニット30と照明器具70との連結を解除する様子を示す部分斜視図である。
【0068】
図12に示すように、光源ユニット30の取り付け部40は、断面がL字形状をなし、固定部43と、挿入部44とを備える。固定部43は、器具対向面37に固定される。挿入部44には、取り付けバネ72を挿入するための四角形状の貫通孔45が形成される。この貫通孔45に取り付けバネ72が挿入されることにより、光源ユニット30が照明器具70に装着される。光源ユニット30が照明器具70から引き離され、貫通孔45から取り付けバネ72が抜かれると、光源ユニット30と照明器具70との連結が解除される。
【0069】
以下では、天井に設置された照明器具70に、作業者が光源ユニット30を取り付ける手順を説明する。即ち、器具に光源ユニット30を取り付ける方法について説明する。
【0070】
取り付けバネ72は、長手方向の一端が根元に相当し、長手方向の他端が先端に相当する。取り付けバネ72の根元は、ネジ等により照明器具70の器具本体71の内側上面に固定されている。取り付けバネ72は、先端が照明器具70の器具本体71の内側上面に当たる方向に弾性力を発揮する。そのため、光源ユニット30が照明器具70から完全に分離した状態では、取り付けバネ72の先端が、照明器具70の器具本体71の内側上面に当たり、器具本体71を押圧する。このとき、取り付けバネ72は、重力方向である下方にたわむように湾曲している。
【0071】
上記のように光源ユニット30が照明器具70から完全に分離した状態から、まず、作業者は、取り付けバネ72に対して弾性力に抗する力を加えることで、取り付けバネ72を垂直状態になるように弾性変形させる。垂直状態とは、取り付けバネ72の先端が器具本体71から離れて長手方向の根元の真下付近に位置する状態のことである。この状態では、取り付けバネ72が垂直方向に延びて真っ直ぐに近い状態となる。作業者は、取り付けバネ72を垂直状態にする過程或いはその後で、取り付けバネ72の先端を取り付け部40の貫通孔45に挿入する。取り付けバネ72の先端は、屈曲しており、この屈曲した部分は、取り付け部40の貫通孔45の周縁に引っ掛かるようになっている。そのため、取り付けバネ72の先端が取り付け部40の貫通孔45に挿入された状態では、光源ユニット30が照明器具70から吊り下がる。このとき、取り付けバネ72は、照明器具70の長手方向の両端に近い位置に1個ずつ配置されており、光源ユニット30を照明器具70に対して略平行な状態で保持する。よって、作業者は、光源ユニット30を手で支える必要がなく、例えば、照明装置80の施工時には、電源端子台コネクタと電源装置コネクタとを接続する作業等を容易に行うことができる。
【0072】
次に、作業者は、光源ユニット30を持ち上げる。このとき、取り付けバネ72は、弾性力によって取り付け部40の貫通孔45の周縁に対して摺動し、根元に近い部分まで貫通孔45に徐々に挿入されていく。そして、取り付けバネ72は、最終的に元の状態に戻る。元の状態では、取り付けバネ72の先端が、照明器具70の器具本体71の内側上面に当たり、器具本体71を押圧する。このとき、取り付けバネ72は、重力方向である下方にたわむように湾曲している。取り付けバネ72は、光源ユニット30を保持できる程度の弾性力を有する。よって、光源ユニット30は、照明器具70に固定された状態となる。この状態において、電源装置36等、光源ユニット30の一部は、照明器具70の器具本体71に収納されるが、カバー31等、その他の部分は、器具本体71より下方に露出する。
【0073】
以下では、照明器具70から、作業者が光源ユニット30を取り外す手順を説明する。
【0074】
光源ユニット30を取り外す手順は、光源ユニット30を取り付ける手順の逆である。
【0075】
前述したように、光源ユニット30が照明器具70に取り付けられた状態では、取り付けバネ72の先端が、照明器具70の器具本体71の内側上面に当たり、器具本体71を押圧する。このとき、取り付けバネ72は、重力方向である下方にたわむように湾曲している。
【0076】
まず、作業者は、光源ユニット30を引き下げる。このとき、取り付けバネ72は、弾性力によって取り付け部40の貫通孔45の周縁に対して摺動し、根元に近い部分から徐々に貫通孔45を抜け出していく。そして、取り付けバネ72は、最終的に垂直状態となる。
【0077】
次に、作業者は、取り付けバネ72の先端を取り付け部40の貫通孔45から抜き出す。これにより、取り付けバネ72は、弾性力によって元の状態に戻る。電源端子台コネクタと電源装置コネクタとの接続を解除すれば、光源ユニット30を照明器具70から完全に分離させることができる。
【0078】
なお、光源ユニット30は、包装箱20に収納可能で、光源ユニット支持部材50の第1接触部61及び第2接触部62が接触して受けることのできる構造であれば、上記のような照明器具70に取り付けて使用されるものでなくてもよい。即ち、光源ユニット30が取り付けバネ72とは別の手段で器具に取り付けられるものであっても、本実施の形態を適用することができる。
【0079】
以下では、包装箱入り光源ユニット10の製造方法について説明する。
【0080】
包装箱入り光源ユニット10は、以下の手順で製造される。
・ステップ1:包装箱20を組み立てる。
・ステップ2:光源ユニット支持部材50を組み立てる。
・ステップ3:光源ユニット支持部材50を光源ユニット30の両端部32に取り付ける。
・ステップ4:カバー31を上向きにして光源ユニット30を包装箱20に収納する。
・ステップ5:付属品等を包装箱20に収納する。
・ステップ6:包装箱20の蓋部21を閉じる。
【0081】
なお、ステップ1〜6の順序は適宜変更することができる。また、ステップ5は省略することができる。
【0082】
図13は、包装箱20の展開図である。
【0083】
前述したステップ1では、一枚のシート材である平シート27から包装箱20を組み立てることができる。平シート27は、段ボール製であり、目方向が縦向きになっている。
【0084】
図13において、A1〜A3はガイド凹部、Bは補助側板、Cは天板、D1及びD2は長側板、Eは底板、F1及びF2は短側板、G1〜G6は折り返し片である。A1〜A3は、テープ11の位置を示すために設けられている。BとCとの境目、CとD1との境目、D1とEとの境目、F1とG3との境目、F2とG6との境目には、折り曲げやすくするために複数の細長い穴又は切れ目が設けられている。F1とG3との境目の中央には、G1及びG2の一辺にある差し込み片を挿入するための差し込み孔が設けられている。EとF1との境目の中央には、G3の一辺にある差し込み片を挿入するための差し込み孔が設けられている。F2とG6との境目の中央には、G4及びG5の一辺にある差し込み片を挿入するための差し込み孔が設けられている。EとF2との境目の中央には、G6の一辺にある差し込み片を挿入するための差し込み孔が設けられている。
【0085】
平シート27を折り曲げて組み立てられた包装箱20において、底面23はE、側面24はD1及びD2、端面25はG3及びG6、蓋面26はCに形成される。
【0086】
図14は、光源ユニット支持部材50の展開図である。
【0087】
前述したステップ2では、一枚の矩形状のシート材である平パッド54から光源ユニット支持部材50を組み立てることができる。平パッド54は、段ボール製であり、目方向が横向きになっている。
【0088】
図14において、H1及びH2は底受け部51と端受け部52の一部とを形成する領域、I1及びI2は端受け部52の残りの部分を形成する領域、J1は一方の横受け部53の一部を形成する領域、J2は他方の横受け部53の一部を形成する領域、K1は一方の横受け部53の残りの部分を形成する領域、K2は他方の横受け部53の残りの部分を形成する領域である。H1とJ1との境目には、平パッド54の一方の長辺から切れ込み55が入れられている。H2とJ2との境目にも、平パッド54の一方の長辺から切れ込み56が入れられている。H1とH2との境目、I1とI2との境目、I1とK1との境目、I2とK2との境目には、折り曲げやすくするために少なくとも一つの細長い穴又は切れ目が設けられている。H1及びH2とI1及びI2との境目には、切れ込み57が入れられている。なお、この切れ込み57は、後述する実施の形態2では必要であるが、本実施の形態では入れられていなくてもよい。
【0089】
平パッド54は、K1とI1とI2とK2とがJ1とH1とH2とJ2の上に重なるように、J1とK1との境目、H1とI1との境目、H2とI2との境目、J2とK2との境目で折り曲げられる。これにより、端受け部52及び第1横受け部53aが二重シート状になる。
【0090】
切れ込み55,56が入れられている部分のH1側には、第1接触部61及び第2接触部62が形成される。H1とH2との境目には、折り曲げられることで第3接触部63が形成される。平パッド54の一方の短辺に相当するJ1及びK1のH1及びI1と逆側の端縁には、第4接触部64が形成される。平パッド54の他方の短辺に相当するJ2及びK2のH2及びI2と逆側の端縁にも、第4接触部64が形成される。切れ込み55が入れられている部分のJ1側には、第5接触部65が形成される。切れ込み56が入れられている部分のJ2側にも、第5接触部65が形成される。
【0091】
***効果の説明***
本実施の形態では、梱包状態にて、光源ユニット支持部材50の底受け部51が、幅方向の両端にある第1接触部61と第2接触部62とで光源ユニット30の底板33と一対の側板34のそれぞれとの境界部分に接触するとともに、幅方向の途中の折れ曲がった箇所にある第3接触部63で包装箱20の底面23に接触する。このため、本実施の形態によれば、光源ユニット支持部材50が、カバー31の表面と接触することなく光源ユニット30を支持できる。
【0092】
本実施の形態では、梱包状態にて、光源ユニット支持部材50の端受け部52も、幅方向の途中の折れ曲がった箇所にある第3接触部63で包装箱20の底面23に接触する。このため、本実施の形態によれば、光源ユニット支持部材50が、より確実に光源ユニット30を支持できる。
【0093】
本実施の形態では、光源ユニット30と包装箱20の端面25との間で緩衝材となる端受け部52が、多重シート状になっている。このため、本実施の形態によれば、光源ユニット支持部材50が、強い衝撃を受けたときでも、光源ユニット30から外れにくい。
【0094】
本実施の形態では、光源ユニット支持部材50の横受け部53も、高さ方向の一端にある第4接触部64で包装箱20の底面23に接触する。このため、本実施の形態によれば、光源ユニット支持部材50が、より確実に光源ユニット30を支持できる。
【0095】
本実施の形態では、横受け部53が、高さ方向の一端にある第4接触部64で包装箱20の底面23に接触するとともに、高さ方向の他端にある第5接触部65で包装箱20の蓋面26に接触する。このため、本実施の形態によれば、光源ユニット支持部材50が、包装箱20の内側で支柱の役割を果たし、包装箱20の強度を高めることができる。したがって、光源ユニット30の中央部を支持するセンターパッドを使用しなくても、光源ユニット30の両端部32を支持するサイドパッドである光源ユニット支持部材50を使用するだけで、包装箱20の強度を十分に保つことができる。また、カバー31の表面と光源ユニット支持部材50の表面との接触、或いは、カバー31の表面と包装箱20の内面との接触を確実に回避することができる。光源ユニット30をビニール製の保護シート等で覆う必要がないので、光源ユニット30を天井等に設置するために開梱する際の作業効率が向上し、廃棄物の削減にも貢献する。即ち、施工性が向上する。
【0096】
本実施の形態では、光源ユニット30と包装箱20の側面24との間で緩衝材となる第1横受け部53aが、多重シート状になっている。このため、本実施の形態によれば、光源ユニット支持部材50が、確実に固定される。また、包装箱入り光源ユニット10が包装箱20の角から床等に落下してしまっても、包装箱20の角がつぶれにくい。
【0097】
本実施の形態では、光源ユニット支持部材50が、一枚の矩形状のシート材から形成される。このため、本実施の形態によれば、必要な材料を最小限に留めるとともに、材料を無駄なく使用することが可能となり、二酸化炭素の排出量の削減に貢献できる。
【0098】
なお、前述したように、本実施の形態では、包装箱20の強度を保つためにセンターパッドを使用する必要はないが、長手状の光源ユニット30が自重によりたわむことを防止するためにセンターパッドを使用してもよい。
【0099】
図15は、本実施の形態に使用可能な補助支持部材90の斜視図である。図16は、補助支持部材90の展開図である。
【0100】
補助支持部材90は、光源ユニット30の中央部を支持するセンターパッドの一例である。梱包状態にて、補助支持部材90は、光源ユニット30の中央部又は中央部と電源装置36との間の任意の位置に嵌められる。
【0101】
図15に示すように、補助支持部材90は、幅方向の途中の三箇所が折れ曲がり、幅方向に沿って切った断面がM字形状になっている。梱包状態にて、補助支持部材90の幅方向の両端及び中央の折れ曲がった箇所は、包装箱20の底面23に接触する。補助支持部材90の幅方向の中央以外の折れ曲がった箇所は、光源ユニット30の底板33と光源ユニット30の一対の側板34のそれぞれとの境界部分に接触する。
【0102】
補助支持部材90は、光源ユニット支持部材50と同様に、図16に示すような一枚の矩形状のシート材が折れ曲がって形成されている。シート材の材料は、段ボールであることが望ましいが、他の材料であってもよい。また、補助支持部材90は、パルプモールド、樹脂モールド等の成形品であってもよい。
【0103】
実施の形態2.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
【0104】
***構成の説明***
実施の形態1では、光源ユニット支持部材50の端受け部52が、二重シート状、即ち、二枚のシートを重ね合わせたような形状になっている。そして、端受け部52を幅方向に沿って切った断面がV字形状になっている。本実施の形態では、端受け部52が、上記二枚のシートのうち一方を逆側に折り曲げたような形状になっている。これにより、端受け部52を幅方向に沿って切った断面が多角形状になっている。
【0105】
図17は、光源ユニット支持部材50の斜視図である。図18は、光源ユニット支持部材50の六面図である。なお、図17では、図6とは逆側の端が見えるように光源ユニット支持部材50を示している。
【0106】
図17及び図18に示すように、本実施の形態では、端受け部52を幅方向に沿って切った断面が菱形状になっている。
【0107】
本実施の形態では、実施の形態1と同様に、端受け部52の幅方向の途中の少なくとも一箇所が折れ曲がることで、第3接触部63が底受け部51と端受け部52とに跨って形成されている。しかし、端受け部52を構成する二枚のシート52a,52bが、実施の形態1のように重なり合うのではなく、第3接触部63が形成されていないシート52bが、第3接触部63が形成されているシート52aとは逆側に折れ曲がっている。具体的には、第3接触部63が形成されているシート52aを幅方向に沿って切った断面がV字形状になっているとすると、第3接触部63が形成されていないシート52bを幅方向に沿って切った断面が逆V字形状になっている。即ち、前述したように、端受け部52を幅方向に沿って切った断面が菱形状になっている。なお、第3接触部63が形成されていないシート52bの幅方向の途中の二箇所以上が折れ曲がっていてもよい。即ち、端受け部52を幅方向に沿って切った断面は、五角形状等、菱形状以外の多角形状になっていてもよい。また、本実施の形態における光源ユニット支持部材50は、パルプモールド、樹脂モールド等の成形品であってもよい。
【0108】
***機能の説明***
梱包状態にて、光源ユニット支持部材50の端受け部52の第3接触部63が形成されているシート52aは、実施の形態1と同様に、光源ユニット30に対向する面がカバー31の端面に接触又は接近して対向し、光源ユニット30に対向する面と逆側の面が包装箱20の端面25に接触又は接近して対向する。端受け部52の第3接触部63が形成されていないシート52bは、光源ユニット30のカバー31の高さが低ければ、光源ユニット30に対向する面が存在しないが、光源ユニット30のカバー31の高さが一定以上あれば、光源ユニット30に対向する面がカバー31の端面に接触又は接近して対向し、光源ユニット30に対向する面と逆側の面が包装箱20の端面25に接触又は接近して対向する。そのため、端受け部52の第3接触部63が形成されていないシート52bも、光源ユニット30と包装箱20の端面25との間で緩衝材となる。
【0109】
***効果の説明***
本実施の形態では、光源ユニット30のカバー31の高さが一定以上あれば、梱包状態にて、光源ユニット支持部材50の端受け部52の第3接触部63が形成されているシート52aと第3接触部63が形成されていないシート52bが、上下方向に離れて光源ユニット30と包装箱20の端面25との間で緩衝材となる。このため、本実施の形態によれば、特に高さが一定以上ある光源ユニット30を振動や衝撃から保護することができる。
【0110】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらの実施の形態のうち、いくつかを組み合わせて実施しても構わない。或いは、これらの実施の形態のうち、いずれか1つ又はいくつかを部分的に実施しても構わない。例えば、これらの実施の形態の説明において「部」として説明するもののうち、いずれか1つのみを採用してもよいし、いくつかの任意の組み合わせを採用してもよい。なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
【符号の説明】
【0111】
10 包装箱入り光源ユニット、11 テープ、20 包装箱、21 蓋部、22 収納部、23 底面、24 側面、25 端面、26 蓋面、27 平シート、30 光源ユニット、31 カバー、32 端部、33 底板、34 側板、35 光源、36 電源装置、37 器具対向面、38 LED、39 基板、40 取り付け部、41 フレーム、41a 平坦部、41b 側面部、41c 境界部分、42 保持部材、42a 平坦部、42b 挟み込み部、42c 境界部分、43 固定部、44 挿入部、45 貫通孔、50 光源ユニット支持部材、51 底受け部、52 端受け部、52a シート、52b シート、53 横受け部、53a 第1横受け部、53b 第2横受け部、54 平パッド、55 切れ込み、56 切れ込み、57 切れ込み、61 第1接触部、62 第2接触部、63 第3接触部、64 第4接触部、65 第5接触部、70 照明器具、71 器具本体、72 取り付けバネ、80 照明装置、90 補助支持部材。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18