特許第6253625号(P6253625)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6253625
(24)【登録日】2017年12月8日
(45)【発行日】2017年12月27日
(54)【発明の名称】車体後部構造
(51)【国際特許分類】
   B62D 25/08 20060101AFI20171218BHJP
   B60R 22/22 20060101ALI20171218BHJP
   B60N 2/28 20060101ALI20171218BHJP
【FI】
   B62D25/08 K
   B62D25/08 L
   B60R22/22
   B60N2/28
【請求項の数】8
【全頁数】17
(21)【出願番号】特願2015-206409(P2015-206409)
(22)【出願日】2015年10月20日
(65)【公開番号】特開2017-77776(P2017-77776A)
(43)【公開日】2017年4月27日
【審査請求日】2016年7月27日
(73)【特許権者】
【識別番号】000005326
【氏名又は名称】本田技研工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100076428
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 康徳
(74)【代理人】
【識別番号】100115071
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 康弘
(74)【代理人】
【識別番号】100112508
【弁理士】
【氏名又は名称】高柳 司郎
(74)【代理人】
【識別番号】100116894
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 秀二
(74)【代理人】
【識別番号】100130409
【弁理士】
【氏名又は名称】下山 治
(74)【代理人】
【識別番号】100134175
【弁理士】
【氏名又は名称】永川 行光
(74)【代理人】
【識別番号】100166648
【弁理士】
【氏名又は名称】鎗田 伸宜
(74)【代理人】
【識別番号】100161399
【弁理士】
【氏名又は名称】大戸 隆広
(74)【代理人】
【識別番号】100067356
【弁理士】
【氏名又は名称】下田 容一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100160004
【弁理士】
【氏名又は名称】下田 憲雅
(74)【代理人】
【識別番号】100120558
【弁理士】
【氏名又は名称】住吉 勝彦
(74)【代理人】
【識別番号】100148909
【弁理士】
【氏名又は名称】瀧澤 匡則
(74)【代理人】
【識別番号】100161355
【弁理士】
【氏名又は名称】野崎 俊剛
(72)【発明者】
【氏名】石島 茂雄
【審査官】 梶本 直樹
(56)【参考文献】
【文献】 特開2002−002347(JP,A)
【文献】 特開2010−247610(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B62D 25/08
B60R 22/22
B60N 2/28
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
フロアパネルからリヤバルクヘッドが立ち上げられた状態で車体に結合され、前記リヤバルクヘッドで車室と荷室とに区切る車体後部構造において、
前記リヤバルクヘッドに結合され、チャイルドシートを支えるシートアンカを備え
前記シートアンカは、
前記リヤバルクヘッドに車幅方向へ間隔をおいて少なくとも2箇所が結合されるアンカブラケットと、
該アンカブラケットに両端部が取り付けられる略U字状のアンカ部と、を備え、
前記アンカブラケットの車幅方向中央と前記アンカ部の車幅方向中央とが重なる1箇所に結合部を有し、該結合部が前記フロアパネルに結合されることを特徴とする車体後部構造。
【請求項2】
前記リヤバルクヘッドは、
前記車体に結合される部位へ向けて指向するビードを有する請求項1記載の車体後部構造。
【請求項3】
前記車体後部構造は、さらに、
前記フロアパネルの左右側に設けられるリヤフレームと、
該リヤフレーム間に架け渡され、前記フロアパネルの下面に接合されるクロスメンバと、を備え、
前記クロスメンバの内部にバルクヘッドが設けられ、
前記バルクヘッドに前記アンカブラケットが結合される請求項1記載の車体後部構造。
【請求項4】
前記車体後部構造は、さらに、
前記クロスメンバのうち前記バルクヘッドの近傍に設けられ、シートベルトを支えるシートベルトアンカが結合される結合ブラケットと、
該結合ブラケットに設けられ、前記結合ブラケットに前記シートベルトアンカを結合する結合部材を覆うカバー部材と、
を備える請求項記載の車体後部構造。
【請求項5】
前記車体後部構造は、さらに、
前記フロアパネルの左右側に設けられるリヤフレームを備え、
前記リヤバルクヘッドの左外側部、右外側部に前記シートアンカが結合され、
前記シートアンカは、
前記アンカブラケットが前記リヤフレームに結合される請求項1記載の車体後部構造。
【請求項6】
前記アンカブラケットは、
前記リヤバルクヘッドの角部に沿った折線部を有し、
前記折線部の外側に設けられるU字状の補強部材を備える請求項記載の車体後部構造。
【請求項7】
前記車体後部構造は、さらに、
前記リヤフレームに接合されるリヤホイールハウスと、
該リヤホイールハウスの上部に架け渡されるアッパクロスメンバと、を備え、
前記リヤホイールハウスおよび前記アッパクロスメンバに前記リヤバルクヘッドの上部が結合される請求項記載の車体後部構造。
【請求項8】
フロアパネルからリヤバルクヘッドが立ち上げられた状態で車体に結合され、前記リヤバルクヘッドで車室と荷室とに区切る車体後部構造において、
前記リヤバルクヘッドに結合され、チャイルドシートを支えるシートアンカを備え、
前記リヤバルクヘッドは
該リヤバルクヘッドの下端部で、かつ、車幅方向中央に下方へ張り出される張出部を有し、
該張出部に、シートクッションを取り付ける連結部が設けられることを特徴とする車体後部構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、フロアパネルからリヤバルクヘッドが立設される車体後部構造に関する。
【背景技術】
【0002】
車体後部構造として、フロアパネルにリヤバルクヘッドが設けられることによりリヤバルクヘッドで車室と荷室とに仕切られる燃料電池車両が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
一方、車体後部構造のなかには、フロアパネルにシートベルトアンカが設けられるものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
一般に、リヤバルクヘッドとシートベルトアンカとの2部材をフロアパネルに設ける場合、リヤバルクヘッドとシートベルトアンカとがフロアパネルに別々に取り付けられる。このため、リヤバルクヘッドとシートベルトアンカとの組付け作業に手間がかかり、この観点から改良の余地が残されている。
【0003】
ところで、車体後部構造のなかには、チャイルドシートを支持するシートアンカを備えたものがある。このシートアンカは、通常、シートベルトアンカと同様に、フロアパネルにリヤバルクヘッドと別々に取り付けられる。このため、リヤバルクヘッドとシートアンカとの組付け作業に手間がかかっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第4648733号公報
【特許文献2】特許第3506367号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、リヤバルクヘッドやシートアンカの組付け作業性を高めることができる車体後部構造を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1または8に係る発明は、フロアパネルからリヤバルクヘッドが立ち上げられた状態で車体に結合され、前記リヤバルクヘッドで車室と荷室とに区切る車体後部構造において、前記リヤバルクヘッドに結合され、チャイルドシートを支えるシートアンカを備える車体後部構造を提供する。
【0007】
このように、リヤバルクヘッドにチャイルドシートのシートアンカを結合した。すなわち、リヤバルクヘッドを車体に取り付けることにより、シートアンカを車体に取り付けることができる。よって、リヤバルクヘッドやシートアンカを別々に車体に取り付ける場合と比べて、車体に組み付ける部品数を減らすことができる。すなわち、車体に組み付ける部品数の簡素化が図れる。
これにより、リヤバルクヘッドやシートアンカの組付け作業性を高め、生産性の向上を図ることができる。
【0008】
請求項2に係る発明では、好ましくは、前記リヤバルクヘッドは、前記車体に結合される部位へ向けて指向するビードを有する。
【0009】
このように、車体に結合される部位へ向けてビードを指向させた。よって、車体に結合される部位の強度・剛性をビードで高めることができる。これにより、シートアンカに作用する引張荷重に対して強度(いわゆる、支持強度)を高め、引張荷重をシートアンカで支えることができる。
【0010】
請求項に係る発明では、好ましくは、前記シートアンカは、前記リヤバルクヘッドに車幅方向へ間隔をおいて少なくとも2箇所が結合されるアンカブラケットと、該アンカブラケットに両端部が取り付けられる略U字状のアンカ部と、を備え、前記アンカブラケットの車幅方向中央と前記アンカ部の車幅方向中央とが重なる1箇所に結合部を有し、該結合部が前記フロアパネルに結合される。
【0011】
このように、アンカブラケットの車幅方向中央とアンカ部の車幅方向中央とが重なる1箇所に結合部を有し、結合部をフロアパネルに結合した。よって、シートからアンカ部に引張荷重が作用した際に、引張荷重の延長線上に結合部が位置する。
これにより、アンカ部に作用した引張荷重を結合部で安定的に支持でき、いわゆる荷重支持の安定性を高くできる。
【0012】
さらに、アンカブラケットの車幅方向中央に結合部を備えることにより、結合部に伝えられる引張荷重をアンカブラケットの全域に効率よく分散でき、いわゆる荷重分散効果を高くできる。
このように、荷重支持の安定性や、荷重分散効果を高くすることにより、アンカブラケットに1箇所の結合部を備えるだけで、引張荷重に対して十分な支持強度が得られる。
【0013】
請求項に係る発明では、好ましくは、前記車体後部構造は、さらに、前記フロアパネルの左右側に設けられるリヤフレームと、該リヤフレーム間に架け渡され、前記フロアパネルの下面に接合されるクロスメンバと、を備え、前記クロスメンバの内部にバルクヘッドが設けられ、前記バルクヘッドに前記アンカブラケットが結合される。
【0014】
このように、クロスメンバの内部にバルクヘッドを設けた。このバルクヘッドにアンカブラケットを結合した。よって、アンカブラケットをバルクヘッドで強固に支持できる。
これにより、シートアンカに作用する引張荷重をアンカブラケットで十分に支持でき、荷重の支持強度を一層高めることができる。
【0015】
請求項に係る発明では、好ましくは、前記車体後部構造は、さらに、前記クロスメンバのうち前記バルクヘッドの近傍に設けられ、シートベルトを支えるシートベルトアンカが結合される結合ブラケットと、該結合ブラケットに設けられ、前記結合ブラケットに前記シートベルトアンカを結合する結合部材を覆うカバー部材と、を備える。
【0016】
このように、クロスメンバのうちバルクヘッドの近傍に結合ブラケットを設け、結合ブラケットにシートベルトアンカ(すなわち、通常のシートベルトアンカ)を結合させた。よって、シートベルトアンカを結合ブラケットで強固に支持できる。
これにより、シートベルトアンカに作用する引張荷重を結合ブラケットで十分に支持できる。
【0017】
ここで、結合ブラケットの車体後方に燃料タンク(具体的には、水素タンク)などの車載部材が設けられることが考えられる。そこで、結合ブラケットにカバー部材を設け、カバー部材で結合部材を車体後方側から覆うようにした。これにより、例えば、後面衝突の場合に、結合部材が燃料タンクなどの車載部材に衝突することを防止でき、車載部材を保護できる。
【0018】
請求項に係る発明では、好ましくは、前記車体後部構造は、さらに、前記フロアパネルの左右側に設けられるリヤフレームを備え、前記リヤバルクヘッドの左外側部、右外側部に前記シートアンカが結合され、前記シートアンカは、前記アンカブラケットが前記リヤフレームに結合される。
【0019】
このように、リヤバルクヘッドの左側部、右側部にアンカブラケットを結合し、左側部、右側部のアンカブラケットをリヤフレームに結合した。リヤフレームは車体前後方向へ延びる大きな長尺部材である。この長尺部材のリヤフレームにアンカブラケットを結合することにより、アンカブラケットに作用する引張荷重をリヤフレームに効率よく分散できる。これにより、アンカブラケットに作用する引張荷重をリヤフレームで十分に支えることができる。
【0020】
ここで、リヤフレームは車体を構成する部材である。このリヤフレームを利用してアンカブラケットを支えることにより、アンカブラケットを支える専用の部材を除去できる。これにより、車体後部構造を簡素にでき、かつ、軽量化を図ることができる。
【0021】
請求項に係る発明では、好ましくは、前記アンカブラケットは、前記リヤバルクヘッドの角部に沿った折線部を有し、前記折線部の外側に設けられるU字状の補強部材を備える。
【0022】
このように、アンカブラケットに折線部を形成し、折線部の外側にU字状の補強部材を設けた。よって、アンカブラケットの両側の強度・剛性を、折線部の存在に影響されることなく補強部材で確保される。
これにより、アンカブラケットに車幅方向(すなわち、左右方向)の引張荷重が作用した場合でも、折線部が変形することなく、作用する引張荷重をアンカブラケットで支えることができる。
【0023】
請求項に係る発明では、好ましくは、前記車体後部構造は、さらに、前記リヤフレームに接合されるリヤホイールハウスと、該リヤホイールハウスの上部に架け渡されるアッパクロスメンバと、を備え、前記リヤホイールハウスおよび前記アッパクロスメンバに前記リヤバルクヘッドの上部が結合される。
【0024】
このように、リヤホイールハウスおよびアッパクロスメンバにリヤバルクヘッドの上部を結合した。ここで、リヤホイールハウスおよびアッパクロスメンバは車体後部構造を構成する部材である。これにより、車体後部構造をリヤバルクヘッドで補強でき、車体後部構造の強度・剛性を向上させることができる。
【0025】
請求項に係る発明では、好ましくは、前記リヤバルクヘッドは、該リヤバルクヘッドの下端部で、かつ、車幅方向中央に下方へ張り出される張出部を有し、該張出部に、シートクッションを取り付ける連結部が設けられる。
【0026】
このように、リヤバルクヘッドの下端部から張出部を張り出した。この張出部に連結部を設けた。連結部にシートクションの連結具が取り付けられる。
ところで、車体後部構造は、リヤバルクヘッドの車体前方に、シートクッションを取り付ける取付ブラケットを備える。この取付ブラケットにシートクションの係止具が取り付けられる。
【0027】
ここで、張出部に連結部を設けることにより、連結部を張出部と別部材とすることができる。よって、連結部の強度・剛性を確保した状態で、連結部の板厚寸法を取付ブラケットと同一にすることが可能になる。これにより、例えば、リヤバルクヘッドをアルミニウム合金で鋼板の板厚寸法より大きく形成した場合でも、鋼板で形成された既存のシートクションの連結具を変更することなく連結部の取付孔に取り付けることができる。
【0028】
このように、既存のシートクションを使用できるので、新たなシートクションを用意する必要がなく、部品管理の容易化が図れる。
また、張出部に連結部を設けることにより、リヤバルクヘッドにアルミニウム合金などの材質を用いて、リヤバルクヘッドの軽量化を図ることができる。
【発明の効果】
【0029】
本発明によれば、リヤバルクヘッドにシートアンカを結合することにより、リヤバルクヘッドやシートアンカの組付け作業性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
図1】本発明に係る車体後部構造を示す斜視図である。
図2図1の車体後部構造を示す分解斜視図である。
図3図2の第1ロアクロスメンバおよびアンカ取付部を示す斜視図である。
図4図1の4−4線断面図である。
図5図1の5−5線断面図である。
図6図1のリヤバルクヘッドを示す斜視図である。
図7図1の7部拡大図である。
図8図6の8矢視図である。
図9図6の9矢視図である。
図10図3の10矢視図である。
図11図1の11部拡大図である。
図12図7の12−12線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前(Fr)」、「後(Rr)」、「左(L)」、「右(R)」は運転者から見た方向にしたがう。
【実施例】
【0032】
実施例に係る車体後部構造10について説明する。
なお、車体後部構造10は左右略対称の構造である。よって、車体後部構造10の左側部材および右側部材に同じ符号を付して左側部材について詳説し、右側部材の説明を省略する。
【0033】
図1図2に示すように、車体後部構造10は、一例として、燃料電池車体11の後部構造を構成する部位である。以下、燃料電池車体11を「車体11」と略記する。
車体後部構造10は、車体前後方向へ延びるフロアフレーム12と、フロアフレーム12から車体後方へ延びるリヤフレーム13と、両側のリヤフレーム13に架け渡される第1ロアクロスメンバ(クロスメンバ)14および第2ロアクロスメンバ15と、リヤフレーム13に接合されるリヤホイールハウス16と、両側のリヤホイールハウス16の上部16aに架け渡されるアッパクロスメンバ17とを備える。
【0034】
第1ロアクロスメンバ14の車体前方に第2ロアクロスメンバ15が設けられる。第2ロアクロスメンバ15の上部に、鋼板の取付ブラケット18が取り付けられる。取付ブラケット18に複数の取付孔19が形成される。複数の取付孔19にシートクッション21の連結具(例えば、フック)が取り付けられる。
【0035】
また、車体後部構造10は、リヤフレーム13を上方から覆うリヤサイドパネル23と、両側のリヤサイドパネル23間に配置されるリヤフロアパネル(フロアパネル)24と、リヤフロアパネル24から立ち上げられるリヤバルクヘッド25とを備える。
リヤフロアパネル24の左右側にリヤフレーム13がそれぞれ設けられる。また、リヤバルクヘッド25がリヤフロアパネル24から立ち上げられることにより、車内空間がリヤバルクヘッド25で車室27と荷室28とに区切られる。
【0036】
図3図4に示すように、第1ロアクロスメンバ14は、縦壁31、横壁32、上フランジ33、下フランジ34を有する。縦壁31および横壁32で第1ロアクロスメンバ14が断面略V字状に形成される。上フランジ33および下フランジ34がリヤフロアパネル24の下面24aに接合される。
上フランジ33および下フランジ34がリヤフロアパネル24の下面24aに接合されることにより第1ロアクロスメンバ14およびリヤフロアパネル24で閉断面が形成される。
【0037】
第1ロアクロスメンバ14のうち中央寄りの部位35(図2も参照)にアンカ取付部36が設けられる。アンカ取付部36は、第1ロアクロスメンバ14の内部39に設けられる一対のバルクヘッド37と、一対のバルクヘッド37を連結する取付プレート38とを有する。
【0038】
バルクヘッド37は、縦フランジ37aが縦壁31に接合され、横フランジ37bが横壁32に接合される。この状態において、バルクヘッド37の隔壁37cが第1ロアクロスメンバ14の長手方向に対して交差するように配置される。よって、第1ロアクロスメンバ14の内部39が隔壁37cで仕切られる。
【0039】
取付プレート38は、第1ロアクロスメンバ14の上フランジ33および下フランジ34に架け渡される。取付プレート38の上端部38aが、第1ロアクロスメンバ14の上フランジ33にリヤフロアパネル24とともに接合される。また、取付プレート38の下端部38bが、第1ロアクロスメンバ14の下フランジ34にリヤフロアパネル24とともに接合される。
【0040】
取付プレート38の下面38cのうち上端部35aよりの部位にナット42が接合される。ナット42にボルト43を締め付けることにより、第1シートアンカ(シートアンカ)45がアンカ取付部36に締結される。
第1シートアンカ45は、チャイルドシート47(図1参照)を支える車幅方向中央側のアンカである。
【0041】
図5に示すように、リヤフレーム13の内フランジ13aにリヤサイドパネル23の内段部23aが上方から接合される。内段部23aの内フランジ23bに上方からリヤフロアパネル24が接合される。リヤフレーム13の内フランジ13aの下面にナット51が接合される。
ナット51にボルト52を締め付けることにより、第2シートアンカ(シートアンカ)46がリヤフレーム13の内フランジ13aとリヤサイドパネル23の内段部23aとに締結される。第2シートアンカ46は、チャイルドシート47(図1参照)を支える車幅方向外側のアンカである。
【0042】
図6に示すように、第1シートアンカ45や第2シートアンカ46が、鋼板より板厚寸法が大きいアルミニウム合金のリヤバルクヘッド25に取り付けられる。リヤバルクヘッド25は平面視略矩形状に形成される。このリヤバルクヘッド25は、補強用の複数のビード54〜57と、下端部25aの車幅方向中央から下方へ張り出される張出部58とを有する。
【0043】
リヤバルクヘッド25の下端部25aにおいて、車幅方向中央側に第1シートアンカ45が設けられ、車幅方向外側に第2シートアンカ46が設けられる。また、張出部58の両端部にリベット59が締結されることにより、張出部58に鋼製の連結部61がリベット59で取り付けられる。連結部61の左右側に第1シートアンカ45が取り付けられる。
【0044】
図4図7に示すように、第1シートアンカ45は、リヤバルクヘッド25の下端部25aにおいて左側の車幅方向中央寄りの部位25bに結合されるアンカブラケット63と、アンカブラケット63に取り付けられる略U字状のアンカ部64とを備える。
リヤバルクヘッド25の下端部25aにおいて左側の車幅方向中央寄りの部位25bを、以下、「中央寄りの部位25b」という。
アンカブラケット63の上端部63aがリヤバルクヘッド25の下端部25aに車体後方から重ね合わされる。重ね合わされた上端部63aが中央寄りの部位25bに複数のリベット(具体的には、4個のリベット)65で結合される。
【0045】
リベット65の個数は2個以上より多くすると荷重を分散させて板材のリヤバルクヘッドでもアンカブラケット63の上端部63aを支持可能である。アルミニウム合金のリヤバルクヘッド25にアンカブラケット63の上端部63aをリベット固定する場合は、4個のリベット65が好ましい。
【0046】
図8に示すように、アンカブラケット63の両側部63bに凹部67が形成される。凹部67は上方へ膨出されることにより、下方が凹状に形成される。両凹部67の内部に略U字状のアンカ部64の両端部64aが下方から接合される。
略U字状のアンカ部64は、鋼棒が略U字状に折り曲げられ、さらに、側面視略L字状に折り曲げられる。
【0047】
アンカ部64の両端部64aが両凹部67に接合されることにより、略U字状のアンカ部64の開口がアンカブラケット63の下端部63cで塞がれる。これにより、アンカ部64がアンカブラケット63に強固に取り付けられる。
アンカ部64にチャイルドシート47の取付部材48(図1参照)が係止される。
【0048】
ここで、アンカブラケット63の車幅方向中央71とアンカ部64の車幅方向中央72とが重なる(交差する)1箇所73に結合孔(結合部)74が形成される。これにより、結合孔74を1箇所73に減少させることができる。
アンカブラケット63の車幅方向中央71とは、アンカブラケット63の上端部63a(すなわち、リヤバルクヘッド25の下端部25aに複数のリベット65で結合される部位)の車幅方向中央71をいう。
【0049】
図3図4に示すように、アンカブラケット63がリヤフロアパネル24、アンカ取付部36の取付プレート38に重ね合わされた状態において、結合孔74(図8参照)から差し込まれたボルト43がナット42に結合される。よって、アンカブラケット63がリヤフロアパネル24とともに取付プレート38(すなわち、アンカ取付部36、一対のバルクヘッド37)にボルト43、ナット42で締結される。
【0050】
ここで、一対のバルクヘッド37が第1ロアクロスメンバ14の内部39に設けられ、第1ロアクロスメンバ14に縦フランジ37aおよび横フランジ37bが接合されている。よって、バルクヘッド37は強度・剛性の高い部材である。
このバルクヘッド37にアンカブラケット63が結合される。よって、アンカブラケット63をバルクヘッド37で強固に支持できる。これにより、チャイルドシート47(図1参照)からアンカ部64に作用する引張荷重をアンカブラケット63で十分に支持でき、荷重の支持強度を高めることができる。
【0051】
また、アンカブラケット63の車幅方向中央71とアンカ部64の車幅方向中央72とが重なる1箇所73に結合孔74(図8参照)が形成される。さらに、結合孔74をボルト43、ナット42でリヤフロアパネル24とともに取付プレート38(すなわち、アンカ取付部36、一対のバルクヘッド37)に結合した。
よって、チャイルドシート47からアンカ部64に引張荷重が作用した際に、引張荷重の延長線上に結合孔74が位置する。これにより、アンカ部64に作用した引張荷重を結合孔74(具体的には、ボルト43)で安定的に支持でき、いわゆる荷重支持の安定性を高くできる。
【0052】
さらに、アンカブラケット63の車幅方向中央71とアンカ部64の車幅方向中央72とが重なる1箇所73に結合孔74(図8参照)が形成されることにより、結合孔74(すなわち、ボルト43)に伝えられる引張荷重をアンカブラケット63の全域に効率よく分散でき、いわゆる荷重分散効果を高くできる。
このように、荷重支持の安定性や、荷重分散効果を高くすることにより、アンカブラケット63に1箇所の結合孔74を備えるだけで、引張荷重に対して十分な支持強度が得られる。
【0053】
図6に戻って、リヤバルクヘッド25の下端部25aにおいて、第1シートアンカ45の車幅方向外側に第2シートアンカ46が設けられる。すなわち、第2シートアンカ46は、リヤバルクヘッド25の下端部25aにおいて、車幅方向外側の角部(左側の外側部)25cに取り付けられる。
【0054】
図5図9に示すように、第2シートアンカ46は、リヤバルクヘッド25の下端部25aにおいて車幅方向外側の角部25cに結合されるアンカブラケット76と、アンカブラケット76に取り付けられる略U字状のアンカ部77と、アンカ部77に隣接して取り付けられるU字状の補強部材78とを備える。
リヤバルクヘッド25の下端部25aにおいて車幅方向外側の角部25cを、以下、「車幅方向外側の角部25c」という。
【0055】
アンカブラケット76は、車幅方向中央より外側に折線部79を有する。折線部79は、リヤバルクヘッド25の車幅方向外側の角部25cに沿って折り曲げられる。換言すると、折線部79は、アンカブラケット76の幅方向に延びる。折線部79の外側にU字状の補強部材78が設けられる。
アンカブラケット76の上端部76aがリヤバルクヘッド25の車幅方向外側の角部25cに車体後方から重ね合わされる。重ね合わされた上端部76aが車幅方向外側の角部25cに複数のリベット81で結合される。
【0056】
アンカブラケット76の略車幅方向略中央より内側に結合孔83が形成され、アンカブラケット76の両側部76bに凹部82が形成される。凹部82は上方へ膨出される。外側の凹部82に隣接して(すなわち、車幅方向中央より外側に)折線部79が形成され、アンカブラケット76の下端部76cが下方へ凹状に形成される。
【0057】
両凹部82に略U字状のアンカ部77の両端部77aが接合される。よって、略U字状のアンカ部77の開口がアンカブラケット76の下端部76cで塞がれる。これにより、アンカ部77がアンカブラケット76に強固に取り付けられる。
アンカ部77にチャイルドシート47の取付部材49(図1参照)が係止される。
また、両凹部82に略U字状の補強部材78の両端部78aが接合される。
【0058】
リヤフレーム13の内フランジ13aにリヤサイドパネル23の内段部23aが上方から接合された状態において、ボルト52が結合孔83を経てナット51に締め付けられる。これにより、第2シートアンカ46がリヤサイドパネル23の内段部23aとリヤフレーム13の内フランジ13aとに締結される。
【0059】
このように、リヤバルクヘッド25の車幅方向外側の角部25cにアンカブラケット76が結合され、アンカブラケット76がリヤサイドパネル23の内段部23aとリヤフレーム13の内フランジ13aとに結合される。
リヤフレーム13は車体前後方向へ延びる大きな長尺部材である。この長尺部材のリヤフレーム13の内フランジ13aにアンカブラケット76を結合することにより、アンカブラケット76に作用する引張荷重をリヤフレーム13に効率よく分散できる。これにより、アンカブラケット76に作用する引張荷重をリヤフレーム13で十分に支えることができる。
【0060】
ここで、リヤフレーム13は車体11を構成する部材である。このリヤフレーム13を利用してアンカブラケット76が支えられる。よって、アンカブラケット76を支える専用の部材を除去できる。これにより、車体後部構造10を簡素にでき、かつ、軽量化を図ることができる。
【0061】
さらに、アンカブラケット76に折線部79が幅方向に延出され、折線部79の外側にU字状の補強部材78が設けられる。よって、アンカブラケット76の両側の強度・剛性が、折線部79に影響されることなく、補強部材78で確保される。
これにより、アンカブラケット76に車幅方向(すなわち、左右方向)の引張荷重が作用した場合でも、折線部79が変形することなく、作用する引張荷重をアンカブラケット76で支えることができる。
【0062】
図2に示すように、リヤバルクヘッド25に第1シートアンカ45および第2シートアンカ46が結合される。よって、リヤバルクヘッド25を車体11に取り付けることにより、第1シートアンカ45および第2シートアンカ46を車体11に取り付けることができる。
これにより、リヤバルクヘッド25やシートアンカ45を別々に車体11に取り付ける場合と比べて、車体11に組み付ける部品数を減らすことができる。すなわち、車体11に組み付ける部品数の簡素化が図れる。
すなわち、リヤバルクヘッド25、第1シートアンカ45や第2シートアンカ46の組付け作業性を高め、生産性の向上を図ることができる。
【0063】
図3図4に示すように、第1ロアクロスメンバ14のうちアンカ取付部36(特に、一対のバルクヘッド37)の近傍で、かつ、横壁32および下フランジ34に結合ブラケット85が接合される。具体的には、結合ブラケット85の上端部85aおよび上フランジ85bが、横壁32および下フランジ34に車体後方側から接合される。
よって、結合ブラケット85が横壁32および下フランジ34に一対のバルクヘッド37で強固に支持される。
【0064】
結合ブラケット85にナット87が車体後方から接合され、ナット87がリヤフロアパネル24の車体後方側に配置される。結合ブラケット85にナット87にボルト(結合部材)86が結合され、結合ブラケット85にシートベルトアンカ(すなわち、通常のシートベルトアンカ)88が結合される。
【0065】
よって、結合ブラケット85にシートベルトアンカ88が強固に支持される。これにより、シートベルトアンカ88に作用する引張荷重を結合ブラケット85で十分に支持できる。
シートベルトアンカ88にはシートベルト(通常のシートベルト)が連結される。シートベルトにより、シートクッション21(図1参照)に着座した乗員が拘束される。
【0066】
また、図4図10に示すように、結合ブラケット85の下面85cにカバー部材91の一対の脚部91a(一方の脚部91aのみ図示)が設けられる。ナット87に結合されたボルト86の先端部86aが車体後方側からカバー部材91で覆われる。
【0067】
ここで、結合ブラケット85の車体後方に燃料タンク93(具体的には、水素タンク)などの車載部材が設けられることが考えられる。そこで、結合ブラケット85にカバー部材91を設け、カバー部材91でボルト86の先端部86aを車体後方側から覆うようにした。
これにより、例えば、後面衝突の場合に、ボルト86の先端部86aが燃料タンク93などの車載部材に衝突することを防止でき、車載部材を保護できる。
【0068】
図11に示すように、アッパクロスメンバ17の左前端部17aにリヤバルクヘッド25の左上辺(上部)25dおよび左上コーナ部(上部)25eがボルト95で結合される。また、リヤホイールハウス16の前上部16bにリヤバルクヘッド25の左上側辺(上部)25fがボルト96、ナット97で結合される。
【0069】
ここで、リヤホイールハウス16およびアッパクロスメンバ17は車体11を構成する部材である。すなわち、リヤバルクヘッド25の左上辺25d、左上コーナ部25eおよび左上側辺25fは車体11に結合される部位である。これにより、車体11をリヤバルクヘッド25で補強でき、車体11の強度・剛性を向上させることができる。
リヤバルクヘッド25の左上辺25d、左上コーナ部25eおよび左上側辺25fが車体11に結合される。
【0070】
また、図3に示すように、第1シートアンカ45がアンカ取付部36(すなわち、車体11)にボルト43、ナット42(図4参照)で締結される。第1シートアンカ45がリヤバルクヘッド25の中央寄りの部位25bに複数のリベット65で結合される。すなわち、リヤバルクヘッド25の中央寄りの部位25bが車体11に結合される。
【0071】
さらに、図5に示すように、第2シートアンカ46がリヤフレーム13の内フランジ13a(すなわち、車体11)にボルト52、ナット51で締結される。第2シートアンカ46がリヤバルクヘッド25の車幅方向外側の角部25cに複数のリベット81で結合される。
すなわち、リヤバルクヘッド25の車幅方向外側の角部25cが車体11に結合される。
【0072】
図6に示すように、リヤバルクヘッド25の左上辺25d、左上コーナ部25e、左上側辺25f、リヤバルクヘッド25の中央寄りの部位25b、およびリヤバルクヘッド25の車幅方向外側の角部25cへ向けて複数のビード54〜57が指向される。
左上辺25d、左上コーナ部25e、左上側辺25f、中央寄りの部位25bおよび車幅方向外側の角部25cは、車体11(図1参照)に結合される部位である。
【0073】
すなわち、車体11に結合される部位の強度・剛性が複数のビード54〜57で高められる。よって、第1シートアンカ45や第2シートアンカ46に作用する引張荷重に対して強度(いわゆる、支持強度)を高めることができる。これにより、第1シートアンカ45や第2シートアンカ46で引張荷重を好適に支えることができる。
【0074】
図7図12に示すように、リヤバルクヘッド25の下端部25aの車幅方向中央から張出部58が下方へ張り出される。張出部58の中央に下方へ開口する凹部101が形成される。張出部58の両端部に鋼製の連結部61がリベット59で取り付けられる。
連結部61の中央に取付孔102が形成される。取付孔102は凹部101の対向する位置に配置される。取付孔102にはシートクッション21の連結具(例えば、ボルト、クリップ)が取り付けられる。
【0075】
また、図1図12に示すように、取付ブラケット18には左端部および右端部に取付孔19が形成されている。取付孔19にはシートクッション21の係止具(例えば、フック)が取り付けられる。
連結部61の取付孔102に連結具が取り付けられ、取付ブラケット18の取付孔19に係止具が取り付けられることにより、シートクッション21が車体11に支持される。
【0076】
ここで、張出部58に連結部61を設けることにより、連結部61を張出部58と別部材とすることができる。よって、連結部61の強度・剛性を確保した状態で、鋼製の連結部61の板厚寸法T1が取付ブラケット18と同一に形成される。
これにより、例えば、リヤバルクヘッド25をアルミニウム合金で、鋼製の取付ブラケット18の板厚寸法より大きく形成した場合でも、既存のシートクション21の連結具を変更することなく連結部61の取付孔102に取り付けることができる。
【0077】
このように、既存のシートクション21を使用できるので、新たなシートクションを用意する必要がなく、部品管理の容易化が図れる。
また、リヤバルクヘッド25にアルミニウム合金などの材質を用いて、リヤバルクヘッド25の軽量化を図ることができる。
【0078】
なお、本発明に係る車体後部構造は、前述した実施例に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施例では、本発明をチャイルドシート47を支える第1シートアンカ45、第2シートアンカ46を例に説明したが、これに限らないで、シートベルトを支えるシートベルトアンカに本発明を適用することも可能である。
【0079】
また、前記実施例では、第1シートアンカ45のアンカブラケット63をリヤバルクヘッド25の中央寄りの部位25bに4個のリベット65を用いて結合した例について説明したが、これに限定するものではない。例えば、2箇所以上の複数箇所をリベット65を用いてリヤバルクヘッド25の中央寄りの部位25bに結合することも可能である。
【0080】
また、前記実施例で示した車体後部構造、車体、リヤフレーム、第1ロアクロスメンバ、リヤホイールハウス、アッパクロスメンバ、取付ブラケット、シートクッション、リヤフロアパネル、リヤバルクヘッド、バルクヘッド、第1シートアンカ、第2シートアンカ、チャイルドシート、ビード、張出部、連結部、アンカブラケット、アンカ部、結合孔、補強部材、折線部、結合ブラケット、シートベルトアンカおよびカバー部材などの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
【産業上の利用可能性】
【0081】
本発明は、フロアパネルからリヤバルクヘッドが立ち上げられ、リヤバルクヘッドで車室と荷室とに区切る車体後部構造を備えた自動車への適用に好適である。
【符号の説明】
【0082】
10 車体後部構造
11 車体
13 リヤフレーム
14 第1ロアクロスメンバ(クロスメンバ)
16 リヤホイールハウス
16a リヤホイールハウスの上部
17 アッパクロスメンバ
18 取付ブラケット
21 シートクッション
24 リヤフロアパネル(フロアパネル)
24a リヤフロアパネルの下面
25 リヤバルクヘッド
25a リヤバルクヘッドの下端部
25b 中央寄りの部位(車体に結合される部位)
25c 車幅方向外側の角部(車体に結合される部位、角部)
25d 左上辺(車体に結合される部位、リヤバルクヘッドの上部)
25e 左上コーナ部(車体に結合される部位、リヤバルクヘッドの上部)
25f 左上側辺(車体に結合される部位、リヤバルクヘッドの上部)
27 車室
28 荷室
37 バルクヘッド
39 第1ロアクロスメンバの内部
45 第1シートアンカ(シートアンカ)
46 第2シートアンカ(シートアンカ)
47 チャイルドシート(シート)
54〜57 ビード54〜57
58 張出部
61 連結部
63,76 アンカブラケット
64,77 アンカ部
64a,77a アンカ部の両端部
71 アンカブラケットの車幅方向中央
72 アンカ部の車幅方向中央
74 結合孔(結合部)
78 補強部材
79 折線部
85 結合ブラケット
86 ボルト(結合部材)
88 シートベルトアンカ
91 カバー部材
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12