特許第6254611号(P6254611)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6254611ロック式ダブルカラビナのためのシステムおよび方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6254611
(24)【登録日】2017年12月8日
(45)【発行日】2017年12月27日
(54)【発明の名称】ロック式ダブルカラビナのためのシステムおよび方法
(51)【国際特許分類】
   F16B 45/02 20060101AFI20171218BHJP
   A63B 29/02 20060101ALI20171218BHJP
【FI】
   F16B45/02 A
   A63B29/02 A
【請求項の数】16
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2015-551809(P2015-551809)
(86)(22)【出願日】2014年1月6日
(65)【公表番号】特表2016-509655(P2016-509655A)
(43)【公表日】2016年3月31日
(86)【国際出願番号】US2014010331
(87)【国際公開番号】WO2014107659
(87)【国際公開日】20140710
【審査請求日】2017年1月5日
(31)【優先権主張番号】61/749,342
(32)【優先日】2013年1月6日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】513181366
【氏名又は名称】ナイト・アイズ,インコーポレーテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100140109
【弁理士】
【氏名又は名称】小野 新次郎
(74)【代理人】
【識別番号】100075270
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 泰
(74)【代理人】
【識別番号】100101373
【弁理士】
【氏名又は名称】竹内 茂雄
(74)【代理人】
【識別番号】100118902
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 修
(74)【代理人】
【識別番号】100117411
【弁理士】
【氏名又は名称】串田 幸一
(72)【発明者】
【氏名】オームスビー,ボウデン
(72)【発明者】
【氏名】ザゴーン,ピーター
【審査官】 杉山 豊博
(56)【参考文献】
【文献】 特開2004−123378(JP,A)
【文献】 特開平10−299756(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2009/0000086(US,A1)
【文献】 特開平09−166124(JP,A)
【文献】 実開昭52−005164(JP,U)
【文献】 米国特許出願公開第2010/0186202(US,A1)
【文献】 欧州特許出願公開第01229258(EP,A2)
【文献】 米国特許出願公開第2008/0127465(US,A1)
【文献】 英国特許出願公開第00266644(GB,A)
【文献】 米国特許第05384943(US,A)
【文献】 国際公開第2013/134405(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16B 45/02
A63B 29/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
物品を取り付けるための装置であって、
本体と、
前記本体の第1および第2の側に配置された第1および第2のフックと、
前記本体に取り付けられ、前記第1のフックを閉じるように配置された第1のゲート、および前記本体に取り付けられ、前記第2のフックを閉じるように配置された第2のゲートと、
前記本体に配置された枢動ロックであって、前記枢動ロックの第1の端部が前記第1のゲートに寄りかかり、前記枢動ロックの第2の端部が前記第2のゲートに寄りかかり、前記第1および第2のゲートが開くのを防ぐ第1の位置、および前記枢動ロックの前記第1の端部が前記第1のゲートに寄りかからず、前記枢動ロックの前記第2の端部が前記第2のゲートに寄りかからず、前記第1および第2のゲートを開くことができる第2の位置を有する枢動ロックと
を含む装置。
【請求項2】
前記本体ならびに前記第1および第2のフックが「S」字形であり、前記本体が、丸みのある中央部分、ならびに前記S字形の両側に第1および第2の切欠きを有し、前記枢動ロックが、前記丸みのある中央部分の周りに配置される第1および第2のタブを含み、前記枢動ロックが前記第1の位置にあるとき、前記第1および第2のタブがそれぞれ前記第1および第2の切欠きに配置される、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記第1および第2のゲートが、閉じているとき本質的に平行であり、前記第1のゲートから前記第2のゲートまでの距離が、前記枢動ロックの前記第1の端部から前記枢動ロックの前記第2の端部までの長さよりわずかに短い、請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記第1および第2のタブがそれぞれ前記第1および第2の切欠きに留まっているとき、前記枢動ロックが、前記第1および第2のゲートのそれぞれに対して鋭角であり、前記枢動ロックを前記第2の位置へ動かすために、前記枢動ロックが前記第1および第2のゲートに対して垂直な位置を通らなければならず、前記位置を通るためには、前記第1のゲートから前記第2のゲートまでの前記距離が、前記枢動ロックの前記第1の端部から前記枢動ロックの前記第2の端部までの前記長さよりわずかに短いため、前記枢動ロックがわずかに変形しなければならない、請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記枢動ロックを前記第1および第2の切欠きまで回すためには、前記第1および第2のタブがわずかに撓まなければならないように、前記丸みのある中央部分がわずかに非対称である、請求項2に記載の装置。
【請求項6】
前記第1の切欠き前の前記丸みのある中央部分の一部から前記第1のゲートまでの第1の距離が、前記第1のタブの厚さよりもわずかに短く、前記第1のタブが、前記第1の切欠きまで通り抜けるためにわずかに変形しなければならない、請求項2に記載の装置。
【請求項7】
前記第1の位置では、前記枢動ロックが、前記第1のゲートおよび前記第2のゲートに対して垂直でない角度となる、請求項1に記載の装置。
【請求項8】
前記第1の位置から前記第2の位置まで動くために、前記第1のゲートおよび前記第2のゲートに対して前記枢動ロックが垂直な角度となる位置を前記枢動ロックが越える、請求項7に記載の装置。
【請求項9】
前記第1の位置では、前記ゲートへの内側圧力が、前記第1のゲートおよび前記第2のゲートに対して垂直な角度から前記枢動ロックを離すように、かつ前記本体の止め部の方へ押そうとするように、前記装置は構成される、請求項8に記載の装置。
【請求項10】
第1の端部に第1のフック、および第2の端部に第2のフックを有するS字形本体と、
前記第1および第2のフックを閉じるように配置された第1および第2のゲートであって、前記S字形本体の前記中央の方へ内向きに開く第1および第2のゲートと、
前記S字形本体の中央に配置された枢動ロックであって、第1および第2の端部がそれぞれ、前記第1および第2のゲートに近接し、前記第1および第2のゲートが開くのを防ぐ第1の位置、および前記第1および第2の端部が前記第1および第2のゲートに近接せず、前記第1および第2のゲートが操作可能な第2の位置を有する枢動ロックと
を含む、物品を取り付けるための装置。
【請求項11】
前記S字形本体が、丸みのある中央部分と、前記第1および第2のゲートのそれぞれの枢動点の近くで、前記S字形本体の両側に第1および第2の切欠きとを有し、前記枢動ロックが第1および第2のタブを含み、前記第1および第2のタブが、前記丸みのある中央部分の周りに配置され、前記枢動ロックが前記第1の位置にあるとき、前記第1および第2のタブが、それぞれ前記第1および第2の切欠きに配置される、請求項10に記載の装置。
【請求項12】
前記枢動ロックが前記第1の位置にあるとき、前記第1のゲートへの圧力によって、前記第1のタブが前記第1の切欠きの中へ押され、前記第1の切欠きによって、前記枢動ロックがさらに回転するのが防止される、請求項10に記載の装置。
【請求項13】
前記第1および第2のゲートが、閉じているとき本質的に平行であり、前記第1のゲートから前記第2のゲートまでの距離が、前記枢動ロックの前記第1の端部から前記枢動ロックの前記第2の端部までの長さよりわずかに短い、請求項10に記載の装置。
【請求項14】
前記枢動ロックは、前記第1の位置では、前記第1のゲートおよび前記第2のゲートに対して垂直でない角度となる、請求項10に記載の装置。
【請求項15】
前記第1の位置から前記第2の位置まで動くために、前記第1のゲートおよび前記第2のゲートに対して前記枢動ロックが垂直な角度となる位置を前記枢動ロックが越える、請求項14に記載の装置。
【請求項16】
前記第1の位置では、前記ゲートへの内側圧力が、前記枢動ロックを、前記第1のゲートおよび前記第2のゲートに対して垂直な角度から離れるように、かつ前記本体の止め部の方へ押そうとするように、前記装置が構成される、請求項15に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
カラビナは、多くの状況において、様々な取付け点から安全に物体を吊すために使用される。たまに、カラビナのゲートは、動きの中での出来事によって外れることがあり、また、ゲートが開き、カラビナが脱離することがある。こうした脱離は望ましくない。
【発明の概要】
【0002】
1つの実施形態では、物品を取り付けるための装置は、本体と、本体の第1および第2の側に配置された第1および第2のフックとを含む。装置はさらに、本体に取り付けられ、第1のフックを閉じるように配置された第1のゲート、および本体に取り付けられ、第2のフックを閉じるように配置された第2のゲートを含む。装置はさらに、本体に配置された枢動ロックであって、枢動ロックの第1の端部が第1のゲートに寄りかかり、枢動ロックの第2の端部が第2のゲートに寄りかかり、第1および第2のゲートが開くのを防ぐ第1の位置、および枢動ロックの第1の端部が第1のゲートに寄りかからず、枢動ロックの第2の端部が第2のゲートに寄りかからず、第1および第2のゲートを開くことができる第2の位置を有する枢動ロックを含む。任意選択で、本体ならびに第1および第2のフックは「S」字形であり、本体は、丸みのある中央部分、ならびにS字形の両側に第1および第2の切欠きを有し、枢動ロックは、丸みのある中央部分の周りに配置される第1および第2のタブを含み、枢動ロックが前記第1の位置にあるとき、第1および第2のタブはそれぞれ第1および第2の切欠きに配置される。1つの構成では、第1および第2のゲートは、閉じているとき本質的に平行であり、第1のゲートから第2のゲートまでの距離が、枢動ロックの第1の端部から枢動ロックの第2の端部までの長さよりわずかに短い。別の構成では、第1および第2のタブはそれぞれ第1および第2の切欠きに留まっているときに、枢動ロックは、第1および第2のゲートのそれぞれに対して鋭角であり、枢動ロックを第2の位置へ動かすために、枢動ロックは第1および第2のゲートに対して垂直な位置を通らなければならず、その位置を通るためには、第1のゲートから第2のゲートまでの距離は、枢動ロックの第1の端部から枢動ロックの第2の端部までの長さよりわずかに短いため、枢動ロックはわずかに変形しなければならない。任意選択で、丸みのある中央部分は、枢動ロックを第1および第2の切欠きまで回すためには、第1および第2のタブがわずかに撓まなければならないように、わずかに非対称である。1つの代替方法では、第1の切欠き前の丸みのある中央部分の一部から第1のゲートまでの第1の距離は、第1のタブの厚さよりもわずかに短く、第1のタブは、第1の切欠きまで通り抜けるためにわずかに変形しなければならない。任意選択で、第1の位置では、枢動ロックは、第1のゲートおよび第2のゲートに対して垂直でない角度となる。1つの構成では、枢動ロックは、第1の位置から第2の位置まで動くために、第1のゲートおよび第2のゲートに対して垂直な角度となる位置を越える。あるいは、装置は、第1の位置では、ゲートへの内側圧力が、枢動ロックを第1のゲートおよび第2のゲートに対して垂直な角度から離れるように、かつ本体の止め部の方へ押そうとするように構成される。
【0003】
1.別の実施形態では、物品を取り付けるための装置は、第1の端部に第1のフック、および第2の端部に第2のフックを有するS字形本体を含む。装置はさらに、第1および第2のフックを閉じるように配置された第1および第2のゲートであって、S字形本体の中央の方へ内向きに開く第1および第2のゲートを含む。装置はさらに、S字形本体の中央に配置された枢動ロックであって、第1および第2の端部がそれぞれ、第1および第2のゲートに近接し、第1および第2のゲートが開くのを防ぐ第1の位置、および第1および第2の端部が第1および第2のゲートに近接せず、第1および第2のゲートが開くことができる(または操作可能である)第2の位置を有する枢動ロックを含む。任意選択で、S字形本体は、丸みのある中央部分と、第1および第2のゲートのそれぞれの枢動点の近くで、S字形本体の両側に第1および第2の切欠きとを有し、枢動ロックは第1および第2のタブを含み、第1および第2のタブは、丸みのある中央部分の周りに配置され、枢動ロックが第1の位置にあるとき、それぞれ第1および第2の切欠きに配置される。任意選択で、枢動ロックが第1の位置にあるとき、第1のゲートへの圧力によって、第1のタブは第1の切欠きの中へ押され、第1の切欠きによって、枢動ロックがさらに回転するのが防止される。あるいは、第1および第2のゲートは、閉じているとき本質的に平行であり、第1のゲートから第2のゲートまでの距離は、枢動ロックの第1の端部から枢動ロックの第2の端部までの長さよりわずかに短い。任意選択で、枢動ロックは、第1の位置では、第1のゲートおよび第2のゲートに対して垂直でない角度となる。あるいは、枢動ロックは、第1の位置から第2の位置まで動くために、第1のゲートおよび第2のゲートに対して垂直な角度となる位置を越える。任意選択で、装置は、第1の位置では、ゲートへの内側圧力が、枢動ロックを、第1のゲートおよび第2のゲートに対して垂直な角度から離れるように、かつ本体の止め部の方へ押そうとするように構成される。
【図面の簡単な説明】
【0004】
図1図1aはロック式ダブルカラビナの1つの実施形態の正面図である。図1bは図1aのロック式ダブルカラビナの背面図である。
図2図1aのロック式ダブルカラビナのフック部分の図である。
図3図1aのロック式ダブルカラビナの枢動ロック部分の図である。
【発明を実施するための形態】
【0005】
ロック式ダブルカラビナには様々なシステムおよび方法がある。図1aは、ロック式ダブルカラビナ(LDC)100の1つの実施形態を示す。LDC100は、上部および下部のフック110を含む。ゲート120は、各フック110を覆って閉じるように配置される。枢動ロック130は、LDC100のゲート120をロックする。図面から明らかなように、枢動ロック130の端部は、LDC100のゲート120を突っ張る。したがって、ゲート120に圧力が加えられたとしても、ゲート120が開くことはない。枢動ロック130は回されて水平配置にされると、ゲート120は普通に開くことができる。図1bは、枢動ロック130のペグ部分およびキャップ140を示すLDC100の裏面図である。枢動ロックの端部を定位置に保持するために、円形キャップ140が取り付けられる。これによって、ペグ部分がLDC100の本体から外れないようになっている。
【0006】
図2は、付加の金具類を取り除いた状態のLDC100のフック110部分を示す。フック部分は、ゲート穴220、225、ロック穴230、およびゲート切欠き210を含む。フック部分110の中央部分の形状も重要である。湾曲部250および切欠き255によって、ロック部分130を回して定位置にロックすることができる。湾曲部分250は、ゲート120間の垂直距離が枢動ロック130のロッキングバー310の長さよりわずかに短くなるような形状になっている。したがって、タブ320が切欠き255内に収まるまで枢動ロック130を回すには、強い圧力をかける必要がある。一旦、タブ320が切欠き255内に収まると、ロックをはずすには枢動ロック130を同じように変形させる必要がある。
【0007】
代替の実施形態では、湾曲部分250は、わずかに非対称にして、湾曲部分250が切欠き255に近づくにつれて、わずかに出っ張らせた形状にすることができる。このような構成では、タブ320は切欠き255に近づくにつれてわずかに撓む。別の代替方法では、ゲート120と湾曲部分250との間の隙間は、タブ320が切欠き255に行くまでに通る領域で圧縮されるようにすることができる。枢動ロック130を定位置にロックする本明細書で説明する技法のすべては、枢動ロック130を定位置にロックするために、単独で、または協働して用いることができる。
【0008】
図3は枢動ロック130の側面図である。枢動ロック130は、ロッキングバー310、タブ320、およびペグ330を含む。
【0009】
図4はゲート120を示す。ゲート120は、ペグ410、440、角度付き部分430、およびアーム420を含む。
【0010】
角度付き部分430、およびペグ410、440を受け入れる、ずらして配置されたゲート穴220、225は、組み合わせた状態で、ゲート120を自動的に閉じるようにするばね型の圧力をゲート120に与えるように機能する。さらに、枢動ロック130は、タブ320によって湾曲部分250を越えるように回すことができる。枢動ロック130は、湾曲部分250とゲート120との間を進んでいるときにはわずかに圧縮されて、切欠き255に来て留まる。枢動ゲート130のロッキングバー310の長さは、LDC100の両側のゲート120からゲート120までの垂直距離よりもわずかに短い。枢動ロック130をはずすために、ロッキングバー320はゲート120と湾曲部分250との間で圧縮される。ロックをはずすためにはこの圧力に打ち勝たねばならないので、これによって、枢動ロック130は切欠き255内にロックされる。さらに、図1aに示すように、枢動ロック130の角度は、ゲート120からの圧力が枢動ロック130のタブ320をLDC100の本体の中へ押そうとするような角度である。ゲート120に対するこのような角度は、ゲート120への圧力が枢動ロック130をはずすようにしないので、一般により望ましい。
【0011】
一般に、LDC100の構成部品は、金属および/またはプラスチックから構成される。LDC100の機構は、非常に小型版のカラビナに適している。ゲート自体に配置されたロック機構を用いる他のロック式のカラビナはあるが、そのような配置は非常に小型の用途には実現できない、または操作するのが困難な場合がある。LDC100はまた、両方のゲートを同時にロック解除することができるという利点を有する。
【0012】
上記の詳細な説明は、ロック式ダブルカラビナのためのシステムおよび方法を実施するための少数の実施形態の説明であり、範囲を限定することが意図されたものではない。以下の特許請求の範囲では、開示されるロック式ダブルカラビナのシステムおよび方法の多数の実施形態が、より詳細に説明される。
図1A
図1B
図2
図3
図4