技術分野
位置決め部材および建方方法に関する。詳しくは、鉄骨部材の鉄筋コンクリート部材に対する高さを決定する位置決め部材、および、この位置決め部材を用いた建方方法
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
しかしながら、上述の受け金物を複合柱梁架構の構築に適用しようとすると、以下のような問題がある。
すなわち、鉄筋コンクリート柱のコンクリート打設時には、この柱型枠の内部にコンクリートホースを挿入してコンクリートを打設する。しかし、上述の受け金物のプレートは、鉄筋コンクリート柱の略中心に配置されるので、このプレートがコンクリートホースに干渉して、コンクリート打設作業を円滑に実施できないおそれがあった。
また、受け金物の型枠連結ボルトを柱型枠に取り付けると、この型枠連結ボルトが柱筋に干渉してしまい、実際には、受け金物を柱型枠に取り付けることは困難であった。
また、コンクリートを打設した直後に受け金物をコンクリートに埋め込んだ場合には、コンクリートの締まり具合によっては受け金物が沈み込んでレベルが下がったり、受け金物が傾いたりするおそれがあった。
本発明は、コンクリート打設作業を円滑に行うことができ、かつ、鉄骨梁の高さを高精度で位置決めできる位置決め部材および建方方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
請求項1および2に記載の位置決め部材(例えば、後述の位置決め部材10)は、鉄筋コンクリート部材(例えば、後述の下階柱20A)に鉄骨部材(例えば、後述の鉄骨梁30)が接合される複合架構(例えば、後述の複合柱梁架構1)について、当該鉄骨部材の前記鉄筋コンクリート部材に対する高さを決定する位置決め部材であって、前記鉄骨部材が載置されるボルト(例えば、後述のボルト11)と、当該ボルトが螺合されるナッ・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、位置決め部材を、ボルト、ナット、および支持部材を含んで構成し、さらに、支持部材を鉄筋コンクリート部材の鉄筋に取り付けた。したがって、位置決め部材を確実に固定できる。また、位置決め部材が鉄筋の近傍に配置されるので、この位置決め部材はコンクリート打設時にコンクリートホースに干渉しないから、コンクリート打設作業を円滑に行うことができる。また、コンクリートを打設した後、位置決め部材のボルトを回して、このボルトのナットからの突出寸法を調整することで、鉄骨部材を高精度で位置決めできる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の一位置決め部材が取り付けられた複合架構の側断面図である。
【図2】 図1のA−A断面図である。
【図3】 前記位置決め部材の平面図および側面図である。
【図4】 前記位置決め部材を用いて鉄筋コンクリート部材に鉄骨部材を取り付ける手順のフローチャートである。
【図5】 前記位置決め部材を用いて鉄筋コンクリート部材に鉄骨部材を取り付ける手順を説明するための図(その1)である。
【図6】 前記位置決め部材を用いて鉄筋コンクリート部材に鉄骨部材を取り付ける手順を説明するための図(その2)である。
C…コンクリート打設面
1…複合柱梁架構
10…位置決め部材
11…ボルト
12…高ナット
13…支持部材
14…プレート
15…ひげ筋
20A…下階柱(鉄筋コンクリート部材)
20B…上階柱
21…コンクリート体
22…柱筋
23…柱主筋
24…フープ筋
25…柱型枠
30…鉄骨梁(鉄骨部材)
31…フランジ
32…ウエブ
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