(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
苗載置面である表面側に複数の苗載置部を備える主苗のせ台と、その主苗のせ台の左右方向での横側端部に対して連結及び連結解除可能な端部苗のせ台との組み合わせによって構成された苗のせ台を備え、
前記端部苗のせ台が前記主苗のせ台の横側端部に連結されて一連の苗載置面を構成する作業姿勢連結状態と、前記端部苗のせ台が前記主苗のせ台の表面側で重なるように支持された格納支持状態とに、前記主苗のせ台に対する前記端部苗のせ台の姿勢を切換可能な連結支持装置を備え、
前記連結支持装置は、前記主苗のせ台の裏面側に設けられたスライド案内部と、前記端部苗のせ台に一端側を連結され、他端側が前記スライド案内部に対して左右方向で相対移動可能に案内支持された支持腕とを備え、
前記支持腕は、前記端部苗のせ台に連結された一端側が、前記スライド案内部の延長方向に沿う状態と、前記主苗のせ台の表面側へ向けて起立した状態とにわたって、前記他端側に備えた揺動軸心周りで揺動可能に構成されているとともに、
前記支持腕は、前記スライド案内部に沿ってスライド移動する横移動腕部と、その横移動腕部の横外側端部に連結された起伏揺動腕部とを備えて、前記横移動腕部の延長方向に前記起伏揺動腕部が沿う伸展姿勢と、前記横移動腕部に対して、前記起伏揺動腕部が前記主苗のせ台の表面側へ向けて起立した屈折姿勢とに姿勢変更可能に構成されており、
前記支持腕は、前記スライド案内部に対して、転動用ローラを介して相対移動可能に支持されている苗植付装置。
前記スライド案内部に、前記支持腕のスライド方向に沿う案内溝を形成してあり、前記支持腕に、前記案内溝内を転動する前記転動用ローラが枢支されている請求項1記載の苗植付装置。
前記支持腕に、その支持腕のスライド方向に沿う案内溝を形成してあり、前記スライド案内部に、前記案内溝内を転動する前記転動用ローラが枢支されている請求項1記載の苗植付装置。
苗載置面である表面側に複数の苗載置部を備える主苗のせ台と、その主苗のせ台の左右方向での横側端部に対して連結及び連結解除可能な端部苗のせ台との組み合わせによって構成された苗のせ台を備え、
前記端部苗のせ台が前記主苗のせ台の横側端部に連結されて一連の苗載置面を構成する作業姿勢連結状態と、前記端部苗のせ台が前記主苗のせ台の表面側で重なるように支持された格納支持状態とに、前記主苗のせ台に対する前記端部苗のせ台の姿勢を切換可能な連結支持装置を備え、
前記連結支持装置は、前記主苗のせ台の裏面側に設けられたスライド案内部と、前記端部苗のせ台に一端側を連結され、他端側が前記スライド案内部に対して左右方向で相対移動可能に案内支持された支持腕とを備え、
前記支持腕は、前記スライド案内部に沿ってスライド移動する横移動腕部と、その横移動腕部の横外側端部に連結された起伏揺動腕部とを備えて、前記横移動腕部の延長方向に前記起伏揺動腕部が沿う伸展姿勢と、前記横移動腕部に対して、前記起伏揺動腕部が前記主苗のせ台の表面側へ向けて起立した屈折姿勢とに姿勢変更可能に構成されている苗植付装置。
前記スライド案内部に、前記支持腕のスライド方向に沿う案内溝を形成してあり、前記横移動腕部における前記起伏揺動腕部との連結箇所よりも、左右方向で前記主苗のせ台の横内方側寄り箇所の前記横移動腕部に、前記案内溝内を転動する転動用ローラが枢支されている請求項4記載の苗植付装置。
前記横移動腕部における前記起伏揺動腕部との連結箇所よりも、左右方向で前記主苗のせ台の横内方側寄り箇所における前記横移動腕部に、その横移動腕部のスライド方向に沿う案内溝を形成してあり、前記スライド案内部に、前記案内溝内を転動する転動用ローラが枢支されている請求項4記載の苗植付装置。
前記クラッチ泥除けカバーの前記一端側は前記主苗のせ台側に取り付けてあり、前記駆動側回転体と前記従動側回転体とが噛合するクラッチ入り状態、及び前記主苗のせ台と前記端部苗のせ台との連結状態で前記駆動側回転体と前記従動側回転体とが離反するクラッチ切り状態では前記駆動側回転体と前記従動側回転体との両回転体を覆い、前記端部苗のせ台の連結解除状態では前記駆動側回転体を覆うように設けられている請求項7記載の苗植付装置。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記[1]に記載した従来の技術では、主苗のせ台の裏面側に設けられたスライド案内部に対して左右方向で相対移動可能に案内支持された支持腕を備え、その支持腕をスライド及び起立可能に構成したものであるが、この構造のものでは、スライド案内部に形成した長孔に対して、支持腕側の支軸を挿通した状態でスライド操作するものである。このため、スライド操作が軽快に行い難く、またコジレの発生を生じる虞がある点で改善の余地がある。
【0005】
上記[2]に記載した従来の技術では、主苗のせ台の裏面側に設けられたスライド案内部に対して左右方向で相対移動可能に案内支持された支持腕を備え、その支持腕をスライド及び起立可能に構成し、かつスライド案内部は、支持腕の揺動軸心よりも外側にまで延設されている。この構造のものでは、スライド案内部に形成した長孔に対して、支持腕側の支軸を挿通した状態でスライド操作、及び支軸回りでの起伏揺動により起立可能なものである。しかしながら、長孔と支軸との摺動部分でのスライド操作が軽快に行い難く、またコジレの発生を生じる虞がある点、ならびに、起伏揺動の支点となる支軸を主苗のせ台の横側外方へ大きく突出させる必要があることから、支持腕の揺動軸心よりも外側にまで延設される固定側のスライド案内部の端部も主苗のせ台の横側外方へ大きく突出する状態となり、端部苗のせ台を格納姿勢とした割に苗のせ台の横幅を十分に狭め難く、また全体として支持腕の案内構造が重くなり易いという点で改善の余地がある。
【0006】
上記[3]に記載した従来の技術では、主苗のせ台と端部苗のせ台との分割箇所に、主苗のせ台側の縦送り装置を駆動する駆動軸から、端部苗のせ台側の縦送り装置を駆動する駆動軸への駆動力の伝達を断続する縦送りクラッチを配設してあるが、この縦送りクラッチ部分に対して、進行方向前方側の後輪などから飛散する泥土が付着する虞がある点で改善の余地がある。
【0007】
上記[4]に記載した従来の技術では、上端側で苗の浮き上がりを抑制するための苗ステーを、平面視で略U字状に形成し、かつ両端側を苗載置部の両側のリブ上に立設し高さ調節ステーに対して係脱可能な形状に屈曲形成し、さらに側面視では上端側をクランク状に屈曲させて形成している。このため苗ステーとして複雑に屈曲形成した構造となり、コスト増に繋がる傾向がある点で改善の余地がある。
【0008】
本発明は、スライド案内部に対して支持腕のスライド操作を軽快に、かつ操作性良く行い易くしようとするものである。
また、固定側のスライド案内部の端部が主苗のせ台の横側外方へ大きく突出する必要のない構造として、全体の軽量化を図るものである。
また、固定側のスライド案内部の端部から横側外方へ突出する支持脚部分の前後方向への動きを安定支持できるようにするものである。
また、縦送りクラッチに対する飛散泥土の付着を軽減できるようにするものである。
また、苗のせ台の上端側で苗の浮き上がりを抑制するための苗ステーの構造を簡素化して、低コスト化を図るものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために講じた本発明における苗植付装置の技術手段は、次の点に構成上の特徴、及び作用効果がある。
【0010】
〔解決手段1〕
上記課題を解決するために講じた本発明の技術手段は、苗載置面である表面側に複数の苗載置部を備える主苗のせ台と、その主苗のせ台の左右方向での横側端部に対して連結及び連結解除可能な端部苗のせ台との組み合わせによって構成された苗のせ台を備え、前記端部苗のせ台が前記主苗のせ台の横側端部に連結されて一連の苗載置面を構成する作業姿勢連結状態と、前記端部苗のせ台が前記主苗のせ台の表面側で重なるように支持された格納支持状態とに、前記主苗のせ台に対する前記端部苗のせ台の姿勢を切換可能な連結支持装置を備え、前記連結支持装置は、前記主苗のせ台の裏面側に設けられたスライド案内部と、前記端部苗のせ台に一端側を連結され、他端側が前記スライド案内部に対して左右方向で相対移動可能に案内支持された支持腕とを備え、前記支持腕は、前記端部苗のせ台に連結された一端側が、前記スライド案内部の延長方向に沿う状態と、前記主苗のせ台の表面側へ向けて起立した状態とにわたって、前記他端側に備えた揺動軸心周りで揺動可能に構成されているとともに、
前記支持腕は、前記スライド案内部に沿ってスライド移動する横移動腕部と、その横移動腕部の横外側端部に連結された起伏揺動腕部とを備えて、前記横移動腕部の延長方向に前記起伏揺動腕部が沿う伸展姿勢と、前記横移動腕部に対して、前記起伏揺動腕部が前記主苗のせ台の表面側へ向けて起立した屈折姿勢とに姿勢変更可能に構成されており、前記支持腕は、前記スライド案内部に対して、転動用ローラを介して相対移動可能に支持されていることである。
【0011】
〔解決手段1にかかる発明の作用及び効果〕
上記解決手段1にかかる発明によると、主苗のせ台の裏面側に設けられたスライド案内部に対して左右方向で相対移動可能に案内支持された支持腕を、スライド案内部に対して転動用ローラを介して相対移動可能に支持させたものであるから、スライド案内部に対する支持腕の左右方向移動を軽快に行うことができ、端部苗のせ台の姿勢切換を簡便に行い易いという利点がある。
また、転動用ローラで軽快に操作可能であることにより、スライド案内部に対する支持腕の相対移動方向での操作にコジレを生じるような不具合が発生する度合いも少なくなる点でも有利である。
加えて、支持腕が、スライド案内部に沿ってスライド移動する横移動腕部と、その横移動腕部の横外側端部に連結された起伏揺動腕部とを備えていて、横側外方に引き出された伸展姿勢と、起立する屈折姿勢とに姿勢変更可能に構成されているので、支持腕の揺動軸心位置を、スライド案内部の横外側端部の位置によって規制されることなく、任意の位置に設定することができる。
したがって、スライド案内部の横外側端部の位置を、支持腕の揺動軸心位置よりも横外側にまで延長する必要がなく、スライド案内部の横外方への突出方向長さを短縮することが可能となる。これによってスライド案内部の小型・軽量化を図り得る利点がある。
【0012】
〔解決手段2〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記スライド案内部に、前記支持腕のスライド方向に沿う案内溝を形成してあり、前記支持腕に、前記案内溝内を転動する前記転動用ローラが枢支されていることである。
【0013】
〔解決手段2にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段2にかかる発明によると、スライド方向に沿う案内溝はスライド案内部に形成してあり、主苗のせ台の裏面側から横側外方へ突出する支持腕部分に案内溝が形成されていないので、支持腕自体の強度低下を免れ、比較的断面積の小さい支持腕であっても強度を保ち易く、苗植付装置全体の軽量化を図り得る利点がある。
【0014】
〔解決手段3〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記支持腕に、その支持腕のスライド方向に沿う案内溝を形成してあり、前記スライド案内部に、前記案内溝内を転動する前記転動用ローラが枢支されていることである。
【0015】
〔解決手段3にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段3にかかる発明によると、スライド案内部に、案内溝内を転動する転動用ローラが枢支されているので、その転動用ローラをスライド案内部の最も横外側端部に近い位置に配備するなどして、支持腕の支持を横外側端部に近い位置で行うことができる。これによって、スライド案内部の横外側端部から突出する支持腕の実質的な支持長さをできるだけ短くした状態で比較的軽く支持し易いという利点がある。
【0016】
〔解決手段4〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、苗載置面である表面側に複数の苗載置部を備える主苗のせ台と、その主苗のせ台の左右方向での横側端部に対して連結及び連結解除可能な端部苗のせ台との組み合わせによって構成された苗のせ台を備え、前記端部苗のせ台が前記主苗のせ台の横側端部に連結されて一連の苗載置面を構成する作業姿勢連結状態と、前記端部苗のせ台が前記主苗のせ台の表面側で重なるように支持された格納支持状態とに、前記主苗のせ台に対する前記端部苗のせ台の姿勢を切換可能な連結支持装置を備え、前記連結支持装置は、前記主苗のせ台の裏面側に設けられたスライド案内部と、前記端部苗のせ台に一端側を連結され、他端側が前記スライド案内部に対して左右方向で相対移動可能に案内支持された支持腕とを備え、前記支持腕は、前記スライド案内部に沿ってスライド移動する横移動腕部と、その横移動腕部の横外側端部に連結された起伏揺動腕部とを備えて、前記横移動腕部の延長方向に前記起伏揺動腕部が沿う伸展姿勢と、前記横移動腕部に対して、前記起伏揺動腕部が前記主苗のせ台の表面側へ向けて起立した屈折姿勢とに姿勢変更可能に構成されていることである。
【0017】
〔解決手段4にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段4にかかる発明によると、支持腕が、スライド案内部に沿ってスライド移動する横移動腕部と、その横移動腕部の横外側端部に連結された起伏揺動腕部とを備えていて、横側外方に引き出された伸展姿勢と、起立する屈折姿勢とに姿勢変更可能に構成されているので、支持腕の揺動軸心位置を、スライド案内部の横外側端部の位置によって規制されることなく、任意の位置に設定することができる。
したがって、スライド案内部の横外側端部の位置を、支持腕の揺動軸心位置よりも横外側にまで延長する必要がなく、スライド案内部の横外方への突出方向長さを短縮することが可能となる。これによってスライド案内部の小型・軽量化を図り得る利点がある。
【0018】
〔解決手段5〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記スライド案内部に、前記支持腕のスライド方向に沿う案内溝を形成してあり、前記横移動腕部における前記起伏揺動腕部との連結箇所よりも、左右方向で前記主苗のせ台の横内方側寄り箇所の前記横移動腕部に、前記案内溝内を転動する転動用ローラが枢支されていることである。
【0019】
〔解決手段5にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段5にかかる発明によると、横移動腕部に、前記案内溝内を転動する転動用ローラが枢支されているので、横移動腕部の左右方向移動を軽快に行うことができる利点がある。
【0020】
〔解決手段6〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記横移動腕部における前記起伏揺動腕部との連結箇所よりも、左右方向で前記主苗のせ台の横内方側寄り箇所における前記横移動腕部に、その横移動腕部のスライド方向に沿う案内溝を形成してあり、前記スライド案内部に、前記案内溝内を転動する転動用ローラが枢支されていることである。
【0021】
〔解決手段6にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段6にかかる発明によると、横移動腕部にスライド方向に沿う案内溝を形成してあり、スライド案内部に転動用ローラが枢支されているので、横移動腕部の左右方向移動を軽快に行うことができる利点がある。
また、転動用ローラをスライド案内部の最も横外側端部に近い位置に配備するなどして、支持腕の支持を横外側端部に近い位置で行うことができ、スライド案内部の横外側端部から突出する支持腕の実質的な支持長さをできるだけ短くした状態で比較的軽く支持し易いという利点がある。
【0022】
〔解決手段7〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、苗載置面である表面側に複数の苗載置部を備える主苗のせ台と、その主苗のせ台の左右方向での横側端部に対して連結及び連結解除可能な端部苗のせ台との組み合わせによって構成された苗のせ台を備え、前記端部苗のせ台が前記主苗のせ台の横側端部に連結されて一連の苗載置面を構成する作業姿勢連結状態と、前記端部苗のせ台が前記主苗のせ台の表面側で重なるように支持された格納支持状態とに、前記主苗のせ台に対する前記端部苗のせ台の姿勢を切換可能な連結支持装置を備え、前記連結支持装置は、前記主苗のせ台の裏面側に設けられたスライド案内部と、前記端部苗のせ台に一端側を連結され他端側が前記スライド案内部に対して左右方向で相対移動可能に案内支持された支持腕とを備え、前記支持腕は、前記端部苗のせ台に連結された一端側が、前記スライド案内部の延長方向に沿う状態と、前記主苗のせ台の表面側へ向けて起立した状態とにわたって、前記他端側に備えた揺動軸心周りで揺動可能に構成され、前記主苗のせ台に、その主苗のせ台の裏面側で、かつ前記スライド案内部の横外方側の端部よりも横外方側の位置で、前記支持腕の前記裏面側への倒れを抑制しながら案内する補助ガイド部材を設けてあることである。
【0023】
〔解決手段7にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段7にかかる発明によると、主苗のせ台に、その主苗のせ台の裏面側で、かつスライド案内部の横外方側の端部よりも横外方側の位置で、支持腕の裏面側への倒れを抑制しながら案内する補助ガイド部材を設けたものであるから、スライド案内部の横外方側の端部の突出量を少なくして苗のせ台全体の軽量化を図りながら、支持腕の横側外方へ突出した箇所の姿勢維持を確実に行える利点がある。
【0024】
〔解決手段8〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記支持腕は、前記スライド案内部に沿ってスライド移動する横移動腕部と、その横移動腕部の横外側端部に連結された起伏揺動腕部とを備えて、前記横移動腕部の延長方向に前記起伏揺動腕部が沿う伸展姿勢と、前記横移動腕部に対して、前記起伏揺動腕部が前記主苗のせ台の表面側へ向けて起立した屈折姿勢とに姿勢変更可能に構成され、前記補助ガイド部材は、前記主苗のせ台の裏面側で、かつ前記横移動腕部における前記起伏揺動腕部との連結箇所よりも、左右方向で前記主苗のせ台の横内方側寄り箇所の前記横移動腕部に接触して、前記横移動腕部の前記裏面側への倒れを抑制するように構成されていることである。
【0025】
〔解決手段8にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段8にかかる発明によると、補助ガイド部材が、横移動腕部における起伏揺動腕部との連結箇所よりも、左右方向で主苗のせ台の横内方側寄り箇所の横移動腕部に接触するように設けられているので、横移動腕部の裏面側への倒れを、単なる当て板部材を用いるなど、簡単な構造によって抑制し得る利点がある。
【0026】
〔解決手段9〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、苗載置面である表面側に複数の苗載置部を備える主苗のせ台と、その主苗のせ台の左右方向での横側端部に対して連結及び連結解除可能な端部苗のせ台との組み合わせによって構成された苗のせ台を備え、前記主苗のせ台と前記端部苗のせ台とのそれぞれに備えられた前記苗載置部に、載置されている苗を苗取り出し口側へ縦送りする縦送り装置を備え、前記主苗のせ台と前記端部苗のせ台との分割箇所に、前記主苗のせ台側の縦送り装置を駆動する駆動軸から、前記端部苗のせ台側の縦送り装置を駆動する駆動軸への駆動力の伝達を断続する縦送りクラッチを配設し、前記縦送りクラッチは、前記主苗のせ台側の駆動側回転体と、前記端部苗のせ台側の従動側回転体とが、前記主苗のせ台と前記端部苗のせ台との分割に伴って分離されるように、前記主苗のせ台と前記端部苗のせ台とに振り分けて設けられたものであり、かつ、進行方向前方側からの飛散泥土の降りかかりを抑制するためのクラッチ泥除けカバーを前記縦送りクラッチの前方側に備え、前記クラッチ泥除けカバーは、前記主苗のせ台又は前記端部苗のせ台のいずれかに一端側を片持ち状態に支持させて取り付けてあり、前記主苗のせ台と前記端部苗のせ台との分割に伴って、前記一端側とは反対側で前記主苗のせ台又は前記端部苗のせ台に取り付けられていない側の端部が、前記端部苗のせ台又は前記主苗のせ台から分離可能であるように構成されていることである。
【0027】
〔解決手段9にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段9にかかる発明によると、進行方向前方側からの飛散泥土の降りかかりを抑制するためのクラッチ泥除けカバーを縦送りクラッチの前方側に備えたものであるから、苗のせ台の前方側からの飛散泥土が縦送りクラッチに降りかかることを抑制し得る利点がある。
そして、クラッチ泥除けカバーは、主苗のせ台又は端部苗のせ台のいずれかに一端側を片持ち状態に支持させて取り付けてあるので、主苗のせ台と端部苗のせ台との分割に際して、事前に着脱操作を行う手数を要しないという利点がある。
【0028】
〔解決手段10〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記クラッチ泥除けカバーの前記一端側は前記主苗のせ台側に取り付けてあり、前記駆動側回転体と前記従動側回転体とが噛合するクラッチ入り状態、及び前記主苗のせ台と前記端部苗のせ台との連結状態で前記駆動側回転体と前記従動側回転体とが離反するクラッチ切り状態では前記駆動側回転体と前記従動側回転体との両回転体を覆い、前記端部苗のせ台の連結解除状態では前記駆動側回転体を覆うように設けられていることである。
【0029】
〔解決手段10にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段10にかかる発明によると、クラッチ泥除けカバーの一端側は主苗のせ台側に取り付けてあり、主苗のせ台と端部苗のせ台との連結状態では、クラッチ入り状態でも切り状態でも駆動側回転体と従動側回転体との両回転体を覆い、端部苗のせ台の連結解除状態では駆動側回転体を覆うように設けられている。
したがって、クラッチ泥除けカバーによる泥除け作用を、主苗のせ台と端部苗のせ台との連結状態のみならず、端部苗のせ台の連結を解除した状態で機体を走行させた際にも、進行方向前方側からの飛散泥土がクラッチ部分に降りかかることを抑制し得る利点がある。
【0030】
〔解決手段11〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、苗のせ台に備えた各苗載置部ごとに、苗載置面上の苗の浮き上がりを抑制するための苗ステーを設けてあり、前記苗ステーは、上端部側に固定された横支軸周りで下端側を上下位置変更可能に構成され、前記横支軸は、前記苗のせ台における前記苗載置部の仕切枠から立設された支柱に対して着脱可能に、かつ、前記支柱に対して前記横支軸の軸端が突き合わせ状態で連結支持されていることである。
【0031】
〔解決手段11にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段11にかかる発明によると、苗ステーの横支軸は、苗のせ台における苗載置部の仕切枠から立設された支柱に対して着脱可能に、かつ、支柱に対して横支軸の軸端が突き合わせ状態で連結支持されているので、苗ステーの着脱操作が簡便に行い易いものであるとともに、苗ステーも簡単な構造のもので取り付けやすいという利点がある。
【0032】
〔解決手段12〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記支柱の上部に、前記苗のせ台の後方側を照らす作業灯を取り付けてあることである。
【0033】
〔解決手段12にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段12にかかる発明によると、苗ステーの取付構造を作業灯の取付手段として兼用でき、構造の簡素化を図り得る利点がある。
【発明を実施するための形態】
【0035】
以下、本発明を実施するための形態の一例として、本発明に係る苗植付装置を適用した乗用型田植機の一例を図面に基づいて説明する。
【0036】
〔乗用型田植機〕
図1に示すように、本実施形態で例示する乗用型田植機は、走行車体1の後部にリンク機構2を油圧式の昇降シリンダ2Aの作動で上下揺動するように連結し、このリンク機構2の後端下部に、8条用の苗植付装置4を前後方向の揺動軸心回りでローリング可能に連結して8条植え用に構成している。
【0037】
走行車体1は、車体フレーム5の前部に搭載したエンジン6からの動力を、主変速装置として備えた静油圧式無段変速装置(図示せず)、及び、トランスミッションケース7に副変速装置として内蔵したギア式変速装置(図示せず)、などを介して左右の前輪8及び左右の後輪9に伝達する4輪駆動型に構成している。エンジン6の後方には、前輪操舵用のステアリングホイール10及び運転座席11などを配備して搭乗運転部12を形成している。走行車体1における前部の左右両横側方箇所には、4枚の予備苗を上下方向に所定間隔をあけて載置する予備苗載装置13を立設している。
【0038】
〔苗植付装置〕
図1〜5に示すように、苗植付装置4は、リンク機構2に連結する動力分配ケース14、8条分のマット状苗を載置することが可能な状態に8条分の苗載置面15aを区画形成した苗のせ台15、苗のせ台15を一定ストロークで左右方向に往復移動させる横送り機構16、苗のせ台15が左右のストローク端に達するごとに苗のせ台上の各マット状苗を苗のせ台15の下端の苗取り出し口40C側に向けて所定ピッチで縦送りする縦送り装置17、苗のせ台15に載置した各マット状苗の下端から所定量ずつの苗を切り取って圃場の泥土部に植え付けることが可能な状態に左右方向に一定間隔をあけて配置した8基のロータリ式の植付機構18、及び、走行車体1の走行に伴って圃場を滑走することにより苗植え付け予定箇所などの圃場泥面を整地する5つの整地フロート19、などを植付フレーム20に装備して最大8条の苗の植え付けを行えるように構成してある。
【0039】
動力分配ケース14には、トランスミッションケース7が出力する植え付け作業用の動力を受け取って、横送り機構16、縦送り装置17、及び、各植付機構18に分配供給する動力分配機構(図示せず)が内蔵されている。
【0040】
植付フレーム20は、苗植付装置4の前下部で左右向きに配備した角パイプ状の主支持部材21、苗のせ台15の上部側を左右方向に往復移動可能な状態で支持するように、前記主支持部材21に前傾姿勢で立設した門型の苗のせ台支持フレーム22、及び、左右方向に一定間隔をあけた状態で主支持部材21から後方に向けて延出した支持部材兼用の4つの植付伝動ケース23、などから構成されている。
【0041】
〔苗のせ台の支持構造〕
図1〜9に示すように、植付フレーム20と、その植付フレーム20に支持される苗のせ台15との間には、苗植え付け作業時に、苗載置面15aと交差する方向への苗のせ台15の変位を阻止した状態で、苗のせ台15を左右方向に移動案内するための上側ガイド機構24と下側ガイド機構25とが備えられている。
【0042】
上側ガイド機構24は、苗のせ台15の背面側における上部箇所で苗のせ台15の左右両端部にわたる左右向き姿勢で固定された上側被支持部材26と、苗のせ台支持フレーム22の上端部で左右方向に所定間隔をあけた状態で苗のせ台15の背面に沿う前傾姿勢で配備した6本の支軸27と、その各支軸27の上端部に相対回転可能に外嵌装備した6個の上側回転体28とを備えている。
そして、上側被支持部材26は、
図2に示すように断面形状が下向きU字状に形成されていて、左右両端にわたる状態で係合溝26aが形成されている。この係合溝26aに各上側回転体28が係入するように、各上側回転体28に対して上側被支持部材26を上方から外嵌させてある。これにより、各上側回転体28が上側被支持部材26の苗載置面15aと交差する方向への変位を阻止しながら左右方向への移動を許容する状態が得られるようにしている。
このように構成された上側ガイド機構24により、苗植え付け作業時に苗載置面15aと交差する方向への苗のせ台15の変位を阻止しながら苗のせ台15を左右方向に移動案内するように構成している。
【0043】
下側ガイド機構25は、苗のせ台15の背面側における下部箇所で苗のせ台15の左右両端部にわたる左右向き姿勢で固定したアルミ押出材からなる下側被支持部材29と、その下側被支持部材29を下方から受け止め支持が可能な左右向き姿勢で所定の植付伝動ケース23に支持させたアルミ押出材からなる摺動ガイド部材40とを備えている。
摺動ガイド部材40には、下側被支持部材29の下面側を受け止める回転周面を備えて左右方向に回転する7個の移動用回転体40a(
図5乃至
図8参照)が、左右方向に所定間隔をあけて並ぶように配置され、これらの移動用回転体40aを介して下側被支持部材29を左右方向に移動可能に支持するように構成されている。
このように構成された下側ガイド機構25により、苗植え付け作業時に苗載置面15aと交差する方向への苗のせ台15の変位を阻止しながら苗のせ台15を左右方向に円滑に移動案内するように構成している。
【0044】
〔連結支持装置〕
図3〜7に示すように、苗のせ台15は、苗載置面15aを6条分の苗載置部に区画形成した右側の主苗のせ台15Aと、苗載置面15aを2条分の苗載置部に区画形成した左側の端部苗のせ台15Bとの、左右に分割可能な2分割構造に構成されている。
主苗のせ台15Aと端部苗のせ台15Bとは、端部苗のせ台15Bが主苗のせ台15Aの横側端部に連結されて一連の苗載置面15aを構成する作業姿勢連結状態と、端部苗のせ台15Bが主苗のせ台15Aの表面側で重なるように左右幅を狭くした格納支持状態とに、姿勢切換可能に連結支持装置3を介して連結されている。
【0045】
図4〜12に示すように、連結支持装置3は、左右向き姿勢で主苗のせ台15Aの背面側に固定されたチャンネル状の断面形状を有したスライド案内部30と、そのスライド案内部30に対して左右方向で相対移動可能に支持された支持腕31とを備えている。
支持腕31は、スライド案内部30のチャンネル状の断面の内側に内接する寸法及び形状のチャンネル状断面を有して、スライド案内部30の長手方向に沿って左右にスライド移動可能に配設された横移動腕部32と、その横移動腕部32の横外側端部に一端側が連結された角筒状の起伏揺動腕部33とを備えている。起伏揺動腕部33は、横移動腕部32のスライド移動方向に交差する方向で、かつ苗のせ台15の背面に沿う前傾姿勢の揺動軸心P1回りで起伏揺動可能に連結され、横移動腕部32に連結された側とは反対側の端部が、端部苗のせ台15Bの背面側に連結されている。
これによって支持腕31は、横移動腕部32の延長方向に起伏揺動腕部33が沿う伸展姿勢と、横移動腕部32に対して、起伏揺動腕部33が主苗のせ台15Aの表面側へ向けて起立した屈折姿勢とに姿勢変更可能に構成されている。
【0046】
スライド案内部30は、チャンネル状のスライド案内部30の上下の壁部分30A,30Aを貫通する脚部34a,34aを備えた門型金具34が一体に固定されている。この門型金具34の脚部34a,34aは支持腕31のスライド方向と交差する方向の軸心を備え、支持腕31のスライド方向に所定の間隔L1を隔てた状態で固定されている。そして、この門型金具34の脚部34a,34aのそれぞれに転動用ローラ35が回転自在に挿嵌されている。
【0047】
支持腕31の横移動腕部32には、スライド案内部30のチャンネル状の断面の内側に内接する寸法及び形状のチャンネル状断面を有したチャンネル状外壁32Aの、チャンネル状の開口側に、平板状の板壁32Bを溶接して固定してある。そして、チャンネル状外壁32Aの上下の側壁部分に、前記門型金具34の脚部34a,34a、及び転動用ローラ35を挿通可能な長尺の長孔で構成された案内溝36が形成されている。この案内溝36は、前記門型金具34の脚部34a,34a同士の間隔L1よりも十分に長く形成されており、案内溝36の長さL2と門型金具34の脚部34a,34a同士の間隔L1との差分程度が支持腕31の左右方向でのスライド移動範囲となるように構成されている。
【0048】
案内溝36の溝幅W1は、転動用ローラ35が嵌り込んだ状態で回転可能であるように、転動用ローラ35の外径d1とほぼ同程度、もしくは僅かに大きく形成されている。したがって、案内溝36内で転動用ローラ35が接触して回転しながら横移動腕部32のスライド移動を案内する。
このとき、チャンネル状の開口側に設けられた平板状の板壁32Bは、案内溝36の一方の側縁36aとほぼ同じ位置に設けてあり、かつ、案内溝36の長さL2と同程度以上の長さ範囲にわたって設けられている。
【0049】
この横移動腕部32に連結される側の起伏揺動腕部33の端部は、案内溝36の左横外側(
図10中では右側)の端部よりも横外側箇所で、横移動腕部32のスライド移動方向に交差する方向で、かつ苗のせ台15の背面に沿う前傾姿勢の揺動軸心P1回りで起伏揺動可能に連結されている。
起伏揺動腕部33の端部苗のせ台15Bに連結される側の端部は、端部苗のせ台15Bの左外側端近くで、前記揺動軸心P1と平行な揺動軸心P2回りで回動自在に連結されている。
【0050】
このように構成された連結支持装置3は、そのスライド案内部30に対する支持腕31の左右摺動によって端部苗のせ台15Bを左右方向に摺動変位させ、かつ、スライド案内部30に対する支持腕31の起伏揺動によって端部苗のせ台15Bを上下方向に揺動変位させるように構成している。そして、この構成から、苗のせ台15の格納支持状態では、端部苗のせ台15Bが主苗のせ台15Aと平行な姿勢で主苗のせ台15Aの苗載置面15aの上方に重なるように主苗のせ台15A側に寄せ上げられて所定の格納位置に位置する状態となり、これにより、作業姿勢連結状態よりも苗のせ台15の左右幅を狭くすることができる。
【0051】
図2、
図3、
図9、及び
図12乃至
図14に示すように、主苗のせ台15Aにおける表面側(苗載置面15a側)の左端部には、端部苗のせ台15Bの上部側を所定の格納位置にて受け止め支持する上側支持フレーム61と、端部苗のせ台15Bの下部側を所定の格納位置にて受け止め支持する下側支持フレーム62とが立設されている。
したがって、連結支持装置3に連結されている端部苗のせ台15Bを左右方向に摺動変位させ、かつ、スライド案内部30に対する支持腕31の起伏揺動によって端部苗のせ台15Bを上下方向に揺動変位させることにより、端部苗のせ台15Bが上側支持フレーム61と下側支持フレーム62とに載置され、主苗のせ台15Aと平行な姿勢で主苗のせ台15Aの苗載置面15aの上方に重なる状態で所定の位置に格納される。
【0052】
下側支持フレーム62には、端部苗のせ台15Bを所定の格納位置にて固定保持するロック機構63を備えている。ロック機構63は、端部苗のせ台15Bを所定の格納位置に係合保持するロック位置と、端部苗のせ台15Bの所定の格納位置からの変位を許容するロック解除位置とにわたって揺動操作可能な門型の係合部材64、係合部材64との当接により係合部材64の揺動範囲をロック位置とロック解除位置との間に制限するコの字状の当接部材65、及び、係合部材64のロック位置とロック解除位置との切り換え保持が可能となる状態に係合部材64と当接部材65とに掛け渡したトグルバネ66、などにより構成している。そして、この構成では、当接部材65がバネ受け部材を兼ねることにより、部品点数の削減及び構成の簡素化などを図ることができる。
端部苗のせ台15Bを搭載する下側支持フレーム62の表面側には、クッションゴム62aなどの弾性材が付設してあり、端部苗のせ台15Bの仕切枠などを受け止めて安定良く支持できるように構成されている。
【0053】
〔分割・連結構造〕
図1〜9に示すように、主苗のせ台15Aの分割端には、その上部側に位置する第1接続部材41、上下中間部に位置する第2接続部材42、下部側の表面側に位置する第3接続部材43、及び、下部側の裏面側に位置する第4接続部材44を備えている。端部苗のせ台15Bの分割端には、その上部側に位置する第1接続部材45、上下中間部に位置する第2接続部材46、下部側の表面側に位置する第3接続部材47、及び、下部側の裏面側に位置する第4接続部材48を備えている。
【0054】
主苗のせ台15Aの第1接続部材41と第2接続部材42と第4接続部材44には、位置決め孔41a,42a,44aを形成している。端部苗のせ台15Bの第1接続部材45と第2接続部材46と第4接続部材48には、右方に突出する位置決めピン45a,46a,48aを備えている。そして、主苗のせ台15Aの各位置決め孔41a,42a,44aに端部苗のせ台15Bの対応する位置決めピン45a,46a,48aを挿通することにより、端部苗のせ台15Bを、主苗のせ台15Aと左右に連接する状態となる所定の作業位置に位置決めすることができる。
このうち、端部苗のせ台15B側の位置決めピン46aと対向する主苗のせ台15Aの第2接続部材42に形成された位置決め孔42aは、第2接続部材42の右側方(
図6,7中では左側)に上側被支持部材26の係合溝26aを有した部分が溶接固定された箇所に形成されている(
図17(a),(b)参照)。このため、第2接続部材42の位置決め孔42aを形成した部分は、上側被支持部材26が裏側から当てつけられた状態で固定されていることにより補強されている。また、第2接続部材42の上端部には、
図17(a),(b)に示すように、上側被支持部材26の前面側に回り込むように折り曲げられた接続片42bが設けられていて、上側被支持部材26の前面側に溶接固定されている。
【0055】
苗のせ台15には、その作業姿勢連結状態において主苗のせ台15Aの第1接続部材41と端部苗のせ台15Bの第1接続部材45とを連結する第1ロック機構51、主苗のせ台15Aの第2接続部材42と端部苗のせ台15Bの第2接続部材46とを連結する第2ロック機構52、主苗のせ台15Aの第3接続部材43と端部苗のせ台15Bの第3接続部材47とを連結する第3ロック機構53、及び、主苗のせ台15Aの第4接続部材44と端部苗のせ台15Bの第4接続部材48とを連結する第4ロック機構54を備えている。
【0056】
第1ロック機構51は、主苗のせ台15Aの第1接続部材41に備えた溶接ナット55に、端部苗のせ台15Bの第1接続部材45に備えたハンドル付きの長尺ボルト56を螺合して、主苗のせ台15Aの第1接続部材41に端部苗のせ台15Bの第1接続部材45を接合保持した状態をロック状態とする螺合式に構成している。
【0057】
第2ロック機構52は、主苗のせ台15Aの第2接続部材42に備えた被挟持部位42Aと、端部苗のせ台15Bの第2接続部材46に備えた被挟持部位46Aとを、主苗のせ台15Aの第2接続部材42に上下揺動可能に備えた断面U字状の板バネからなるロック具57により挟持して、主苗のせ台15Aの第2接続部材42に端部苗のせ台15Bの第2接続部材46を接合保持した状態をロック状態とする挟持式に構成している。
【0058】
第3ロック機構53は、主苗のせ台15Aの第3接続部材43に備えた被挟持部位43Aと、端部苗のせ台15Bの第3接続部材47に備えた被挟持部位47Aとを、主苗のせ台15Aの第3接続部材43に上下揺動可能に備えた断面U字状の板バネからなるロック具58により挟持して、主苗のせ台15Aの第3接続部材43に端部苗のせ台15Bの第3接続部材47を接合保持した状態をロック状態とする挟持式に構成している。
【0059】
第4ロック機構54は、主苗のせ台15Aの第4接続部材44に備えた溶接ナット59に、端部苗のせ台15Bの第4接続部材48に備えたハンドル付きの長尺ボルト60を螺合して、主苗のせ台15Aの第4接続部材44に端部苗のせ台15Bの第4接続部材48を接合保持した状態をロック状態とする螺合式に構成している。
【0061】
図1〜9に示すように、縦送り装置17は、各苗載置面15aに備えたベルト式の縦送り部82、隣接する2つの縦送り部82を連動連結する4本の連動軸83、各連動軸83を駆動する駆動軸84、及び、駆動軸84から各連動軸83への伝動を個々に断続する4つの縦送りクラッチ85、などを備えて構成している。
【0062】
縦送り装置17において、主苗のせ台15Aに配備する3つの連動軸83及び駆動軸84は、駆動軸84に各連動軸83を相対回転可能に外嵌した2重軸構造で、対応する連動軸83と駆動軸84との間に介装した縦送りクラッチ85の断続操作によって駆動軸84から各連動軸83への伝動を個々に断続することができるように構成している。
端部苗のせ台15Bに配備する連動軸83は、苗のせ台15の作業姿勢連結状態において駆動軸84と同心上で左右に隣接し、それらの間に介装した縦送りクラッチ85の断続操作によって駆動軸84から連動軸83への伝動を断続するように構成している。
そして、この端部苗のせ台15Bの連動軸83に対する縦送りクラッチ85は、苗のせ台15を作業姿勢連結状態から格納支持状態に切り換えるときに、縦送り装置17の主苗のせ台15A側と端部苗のせ台15B側との分割を可能にする分割機構を兼ねるように構成している。
【0063】
つまり、
図4乃至
図7に示すように、縦送りクラッチ85は、主苗のせ台15Aと端部苗のせ台15Bとの分割箇所に設けてあって、縦送りクラッチ85の駆動側のクラッチ爪85a(駆動側回転体に相当する)と従動側のクラッチ爪85b(従動側回転体に相当する)とが、主苗のせ台15Aの駆動軸84側と端部苗のせ台15Bの連動軸83側とに振り分けられた状態で設けてある。
したがって、
図7及び
図15(c)に示すように、主苗のせ台15Aと端部苗のせ台15Bとを分割したとき、縦送りクラッチ85の駆動側のクラッチ爪85aと従動側のクラッチ爪85bとが、主苗のせ台15Aと端部苗のせ台15Bとに分離するように取り付けられている。
【0064】
図15に示すように、主苗のせ台15Aと端部苗のせ台15Bとの分割箇所に設けてある縦送りクラッチ85の背面側、すなわち機体進行方向での前方側に相当する、主苗のせ台15A側の背部には、走行車体1の進行方向前方側からの飛散泥土の降りかかりを抑制するためのクラッチ泥除けカバー85cが設けられている。
このクラッチ泥除けカバー85cは、主苗のせ台15A側に固定されていて、
図15(a)及び(b)に示すように、主苗のせ台15Aと端部苗のせ台15Bとが一体に連結された状態では、縦送りクラッチ85が入り状態(
図15(a)参照)でも、縦送りクラッチ85が切り状態(
図15(b)参照)であっても、縦送りクラッチ85の前方に位置して、進行方向前方側からの飛散泥土の降りかかりを抑制するように設けられている。
図15(c)に示すように、主苗のせ台15Aと端部苗のせ台15Bとが分離された状態では、クラッチ泥除けカバー85cは主苗のせ台15A側に固定されていて、主苗のせ台15A側における縦送りクラッチ85の駆動側のクラッチ爪85aに対する進行方向前方側からの飛散泥土の降りかかりを抑制するように設けられている。
【0065】
又、この縦送りクラッチ85の操作部85A、この縦送りクラッチ85に対する操作具としての操作レバー86、及び、操作レバー86を操作部85Aに操作可能に連係する連係ワイヤ87や操作アーム88などを備えた操作系89を、他の縦送りクラッチ85に対する操作レバー86及び操作系89と同様に主苗のせ台15Aに配備している。
これにより、専用の分割機構を装備する場合に比較して、部品点数の削減及び縦送り装置17の分割に関する構造の簡素化などを図ることができる。又、専用の分割機構を装備する場合には、端部苗のせ台15Bの連動軸83に対する縦送りクラッチ85の全体、及び、この縦送りクラッチ85に対する操作系89を端部苗のせ台側に配備しなければならないことから、苗のせ台15の格納支持状態への切り換えを可能にするために、連係ワイヤ87の長さを長くする、あるいは、連係ワイヤ87の配索に工夫を凝らす、といった対策を講じる必要があるが、上記の構成では、このような対策を不要にすることができる。
【0066】
〔苗ステーの突き合わせ構造〕
図1乃至3、及び
図9に示すように、主苗のせ台15Aと端部苗のせ台15Bとのそれぞれには、苗載置面15aに搭載されたマット状苗の浮き上がりを抑制するための金属製の苗ステー70が装着されている。苗ステー70は、主苗のせ台15Aと端部苗のせ台15Bとで各別に固定支持されており、主苗のせ台15Aと端部苗のせ台15Bとの分割の際に苗ステー70を着脱する手数を省略できるようにしてある。
【0067】
苗ステー70のうち、端部苗のせ台15B側の苗ステー70は次のように構成されている。
図16に示すように、端部苗のせ台15Bの左右両側の仕切枠に取付スタンド71,71(支柱に相当する)が固定され、この取付スタンド71,71の上部に、苗ステー70の横杆72(横支軸に相当する)を支持可能な支持金具73が、取付スタンド71,71の上下方向でスライドして位置変更可能であるように装着されている。
横杆72は直線状の棒材で構成され、その左右方向の両端部が、左右の取付スタンド71,71と当接することによって左右方向への横移動が制限されるように固定してある。横杆72の左右方向の中間位置には複数本の押さえ杆72aが溶接固定されている。
【0068】
支持金具73の横側部には、
図16(a)に示すように、横杆72の挿通が可能な支持孔73aを形成してあり、この支持孔73aに横杆72の端部を挿入して支持させるものである。支持孔73aに対する横杆72の端部の挿入操作は、左右の取付スタンド71,71の上部同士の間隔を、左右方向で押し広げることによって、支持孔73aに横杆72の端部を挿入する。
これは、苗のせ台15が比較的薄い板状の合成樹脂製材料で構成され、しかも、その苗のせ台15から立設された取付スタンド71,71の上部に支持金具73が装着されているので、左右の取付スタンド71,71同士の間隔は、苗のせ台15自体の弾性復元可能な範囲での僅かな弾性変形を利用して、押し広げる方向に力を加えると、少しだけ拡げることができる。このように、左右の取付スタンド71,71同士の間隔を弾性復元可能な範囲で押し広げることにより、支持孔73aに横杆72の端部を挿入することができる。
横杆72の高さ位置の調節は、支持金具73の横側部に備えた蝶ネジ74を締め付け、又は緩めることによって、支持金具73毎、横杆72の上下位置を変更することによって行われる。
【0069】
取付スタンド71,71のうち、一方の取付スタンド71の頂部に、取付金具75を介して照明器具76を着脱可能に構成してある。
この照明器具76は、苗のせ台15の苗載置面15a、植付機構18、あるいは、苗のせ台15の後方側の圃場等を照射可能に構成してある。またその照射方向や照射高さも、取付スタンド71に対する取付金具75の位置調節、及び取付金具75に対する照明器具76の照射角度の調節によって行うことができる。
これによって、夜間の作業中にも、植え付け直後の既植苗の状況や苗のせ台15上の苗残量の確認などを行い易いという利点がある。
【0070】
〔その他〕
苗のせ台15の端部苗のせ台15Bを格納支持状態へ切り換えることによって、苗のせ台15の左右幅は狭められた状態となるが、これに応じて、下側ガイド機構25の摺動ガイド部材40は、
図8に示すように、その摺動ガイド部材40の両端部を機体内側に折り畳み格納可能に構成してある。
つまり、摺動ガイド部材40は、格納支持状態に切り換えた苗のせ台15の左右幅と略同じ長さで左右中央に位置する固定部40Aと左右両端の可動部40Bとを備えている。そして、固定部40Aの左右両端部に左右の可動部40Bを、固定部40Aに対する各可動部40Bの左右方向への摺動変位と上下方向への揺動変位とを許容する状態に、図示しない接続機構を介して接続することにより、固定部40Aと左右の可動部40Bとを左右に連接した作業姿勢連結状態と、
図8に示すように、苗のせ台15と同様に作業姿勢連結状態よりも左右幅を狭くした折り畳み格納状態とに切り換え可能に構成されている。
また、左右両端部の可動部40Bは、
図5乃至
図7に示されるように、作業姿勢連結状態時における固定部40Aの延長方向へ突出した姿勢を、端部苗のせ台15Bの背部側から延出した垂れ防止ブラケット49との係合によって支持されることにより維持されている。
【0071】
図1乃至
図4、
図9に示すように、植付フレーム20における主支持部材21の左右両端部には、下側ガイド機構25を保護する左右の保護部材90の取り付けを可能にする平面視L字状の取付板91を装備している。各保護部材90は、
図4に実線で示すように、下側ガイド機構25の横外側に張り出して下側ガイド機構25を保護する状態となる保護位置と、
図4に仮想線で示すように、下向き姿勢で収納されてスタンドとしての使用が可能となる収納位置とに切り換えることができる。
また、苗植付装置4の左右両側部には、植え付け作業時に次回の走行基準線を圃場の泥面に形成する線引きマーカ92が装備されている。
【0072】
〔別実施形態の1〕
連結支持装置3としては、実施の形態で示したよう支持腕31を、横移動腕部32と起伏揺動腕部33とを用いて揺動軸心P1回りで屈折可能に構成した構造に限られるものではない。
例えば
図18及び
図19に示されるように、支持腕31が一本の長尺部材で構成されたものであってもよい。
この構造によると、連結支持装置3は、左右向き姿勢で主苗のせ台15Aの左端部から左外方に延出する状態に主苗のせ台15Aに固定した断面形状がチャンネル状のスライド案内部30と、スライド案内部30に左右方向への摺動が可能は状態で内嵌する左右向き姿勢で断面形状がチャンネル状の支持腕31とを備えている。
【0073】
スライド案内部30は、その延出端部である左端部に苗のせ台15の下部側部分に沿う前傾姿勢の揺動軸心P1となる支軸37を装備している。支持腕31は、スライド案内部30との連結側である右側部分に左右向きの長孔によって構成された案内溝36を形成している。又、その左端部には、苗のせ台15の下部側部分に沿って、前記揺動軸心P1と平行な揺動軸心P2となる前傾姿勢の支軸38を介して端部苗のせ台15Bを枢支連結している。そして、スライド案内部30に装備する揺動軸心P1となる支軸37を、支持腕31に形成した案内溝36に挿通してスライド案内部30に固定することにより、スライド案内部30に対する支持腕31の左右摺動と揺動軸心P1を揺動中心とした起伏揺動とが可能な状態に、スライド案内部30と支持腕31とが連結されている。
【0074】
これにより、連結支持装置3は、そのスライド案内部30に対する支持腕31の左右摺動によって端部苗のせ台15Bを左右方向に摺動変位させ、かつ、スライド案内部30に対する支持腕31の揺動軸心P1回りでの起伏揺動によって端部苗のせ台15Bを上下方向に揺動変位させるように構成されたものである。この構成により、苗のせ台15の格納支持状態では、
図18に示すように、端部苗のせ台15Bが主苗のせ台15Aと平行な姿勢で主苗のせ台15Aの苗載置面15aの上方に重なるように主苗のせ台側に寄せ上げられて所定の格納位置に位置する状態となり、作業姿勢連結状態よりも苗のせ台15の左右幅を狭くすることができる。
【0075】
この構造における連結支持装置3では、支軸37に転動用ローラ35を回転自在に装着してあり、この転動用ローラ35が支持腕31に形成した案内溝36に挿通されている。したがって、転動用ローラ35が案内溝36内で転動することにより、端部苗のせ台15Bを左右方向に摺動変位させる操作を軽快に行うことができる。
尚、この実施形態のように、スライド案内部30に揺動軸心P1となる支軸37を装備し、支持腕31に案内溝36を形成したものに限らず、逆に、スライド案内部30に左右方向に沿う案内溝36を形成し支持腕31に揺動軸心P1となる支軸37を装備させたものであってもよい。いずれの場合にも、支軸37に転動用ローラ35が装着され、案内溝36内を転動するように構成すればよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
【0076】
〔別実施形態の2〕
実施の形態では、スライド案内部30に門型金具34を取り付けて、その門型金具34の一対の脚部34a,34aが支持腕31の案内溝36に挿通されて、一対の脚部34a,34aのスパンを利用して、支持腕31の姿勢維持を行うように構成した構造のものを例示したが、これに限られるものではない。
例えば、
図20に示すように、スライド案内部30に支軸39を取り付けて、その支軸39が支持腕31の案内溝36に挿通された状態で、支持腕31のスライド移動が行われるように構成してもよい。この構造における連結支持装置3では、支軸39に転動用ローラ35を回転自在に装着してあり、この転動用ローラ35が支持腕31に形成した案内溝36に挿通されている。
【0077】
さらに、この構造では、スライド案内部30側に、スライド案内部30の横外方側端部よりも横外方へ突出した位置で、支持腕31の背面側(苗のせ台15の背面から離れる前方側)を受け止め支持する補助ガイド部材30Bが溶接固定されている。この補助ガイド部材30Bは、支持腕31の左右方向でのスライド移動は許しながら、苗のせ台15の背面から離れる前方側への支持腕31の動きを規制するものであり、支持腕31の最収縮状態から最突出状態に至る範囲で、支持腕31の背面側を受け止め支持し得るように配備されている。
【0078】
尚、この実施形態のように、スライド案内部30に支軸39を装備し、支持腕31に案内溝36を形成したものに限らず、逆に、スライド案内部30に左右方向に沿う案内溝36を形成し支持腕31に支軸39を装備させたものであってもよい。いずれの場合にも、支軸39に転動用ローラ35が装着され、案内溝36内を転動するように構成すればよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
【0079】
〔別実施形態の3〕
実施の形態では、案内溝36として長孔を用いた構造のものを例示したが、これに限られるものではなく、例えば左右方向に沿う凹溝など、転動用ローラ35が、ある程度支持腕31の移動方向に交差する方向での位置規制をされながら凹溝内で転動し得る構造のものであればよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
【0080】
〔別実施形態の4〕
実施の形態では、スライド案内部30と支持腕31との相対移動部分に、案内溝36と転動用ローラ35とによる転がり移動部分を設けた構造のものを例示したが、必ずしもこれに限られるものではない。
例えば、連結支持装置3としては、支持腕31を、一本の長尺部材で構成されたものではなく、横移動腕部32と起伏揺動腕部33とを用いて、中間位置の揺動軸心P1回りで屈折可能に構成した構造のものであれば、スライド案内部30と支持腕31との相対移動範囲も少なくて済むので、案内溝36と転動用ローラ35とによる転がり移動部分を省略して、単なる案内溝36と案内溝36に挿通された軸体とによる摺動可能な構造のもの、あるいは、単なる筒状部分同士の嵌合構造によって摺動可能に構成されたものであっても差し支えない。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
【0081】
〔別実施形態の5〕
実施の形態では、連結支持装置3によって、
図21(a)に示すように、2条分のマット状苗を載置可能な端部苗のせ台15Bを、左右方向へスライド移動、ならびに上下方向に揺動変位させるように構成した構造のものを示したが、これに限らず、例えば1条分のマット状苗を載置可能な端部苗のせ台15Bを、左右方向へスライド移動、ならびに上下方向に揺動変位させるように構成したものであってもよい。
この場合、
図21(b)に示すように、端部苗のせ台15Bの下部側を所定の格納位置にて受け止め支持する下側支持フレーム62では、端部苗のせ台15Bの背面側に付設されている垂れ防止ブラケット49との接触を避けられるように、部分的に凹入した部分を形成してあるとともに、その垂れ防止ブラケット49と反対側の仕切枠との間で端部苗のせ台15Bの背面側を受け止め支持し得るように、クッションゴム62aなどの弾性材を設けてある。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
【0082】
〔別実施形態の6〕
実施の形態では、苗のせ台15として、一つの主苗のせ台15Aと、一つの端部苗のせ台15Bとの分割形式に構成した構造のものを示したが、これに限られるものではない。
例えば、一つの主苗のせ台15Aと、その左右両側に分割可能な端部苗のせ台15Bを備えた三分割形式のもので構成してもよい。この場合、連結支持装置3は、左右両側の分割可能な端部苗のせ台15Bのそれぞれに対して取り付けても良いし、いずれか一方の端部苗のせ台15Bに対して取り付け、他方は単に着脱するだけのものに構成してもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。