特許第6261496号(P6261496)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6261496
(24)【登録日】2017年12月22日
(45)【発行日】2018年1月17日
(54)【発明の名称】車載用アナログ時計の組立構造
(51)【国際特許分類】
   G01D 11/28 20060101AFI20180104BHJP
   G01D 11/24 20060101ALI20180104BHJP
   G04B 19/30 20060101ALI20180104BHJP
   B60K 35/00 20060101ALI20180104BHJP
【FI】
   G01D11/28 L
   G01D11/28 P
   G01D11/28 A
   G01D11/24 A
   G01D11/24 B
   G04B19/30 Q
   B60K35/00 Z
【請求項の数】3
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2014-256780(P2014-256780)
(22)【出願日】2014年12月19日
(65)【公開番号】特開2016-118415(P2016-118415A)
(43)【公開日】2016年6月30日
【審査請求日】2016年8月19日
(73)【特許権者】
【識別番号】000115773
【氏名又は名称】リズム時計工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100082784
【弁理士】
【氏名又は名称】森 正澄
(72)【発明者】
【氏名】岩永 英治
【審査官】 榮永 雅夫
(56)【参考文献】
【文献】 特開2010−243292(JP,A)
【文献】 特開2006−300788(JP,A)
【文献】 特開昭63−018289(JP,A)
【文献】 特開2001−240136(JP,A)
【文献】 特開平10−133607(JP,A)
【文献】 欧州特許出願公開第01870786(EP,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01D 11/28
G01D 11/24
G04B 19/30
G04G 21/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車室内に設置される車載用アナログ時計において、
ガラス板を設けた前ケースと、裏ケースとの間の空間に、裏ケース側から順に、ムーブメント、回路基板、導光板、円形状の文字板、及び時分針などの指針を備え、
前記回路基板には、前記導光板に向けて光を照射するLEDを複数配置し、
前記導光板は、前記LEDからの光を当該導光板に導入する導入部と、円板状本体部と、前記文字板の周縁に位置して正面側へ突出するリング状突出部を備え、
前記導光板の前記円板状本体部と前記指針とを平行に設け、
前記導光板に対向する箇所の前記回路基板に反射板を設け、
前記文字板は、光を通過しない無透過タイプのものと、光を通過する透過タイプのものとを択一的に設置し、
前記指針は、反射部材で形成されるとともに、当該指針の側部には光を正面側へ反射させる反射部を備え、
前記LEDが発光すると、その光が前記導光板の前記導入部から導入されて前記リング状突出部から導出され、これにより前記指針が発光して見えるように構成されていることを特徴とする車載用アナログ時計の組立構造。
【請求項2】
前記ガラス板と前記裏ケースとの間に、ガラス固定用テープを接着したことを特徴とする請求項1記載の車載用アナログ時計の組立構造。
【請求項3】
前記回路基板の背面にはコネクターが設けられており、このコネクターにゴミ防止用クッションを巻き付けて、前記裏ケースと前記コネクターとの隙間を当該ゴミ防止用クッションで遮蔽したことを特徴とする請求項1記載の車載用アナログ時計の組立構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、時計の指針が間接照明される形式の車載用アナログ時計の組立構造に関する。
【背景技術】
【0002】
本願出願人は、発光装置を用いて、時計の指針や文字板を照明する車載用アナログ時計を提案した(特許文献1)。近時においては、この発光装置にLEDを用いるものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実公平7−47759号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のLEDを用いた車載用アナログ時計は、一般にLEDを文字板の外周端(見返し)に配置して、光を文字板の中央部分に投光するものである。
【0005】
このような従来の車載用アナログ時計は、外周側から指針や文字板を投光するので、照明される箇所の輝度が場所により異なることがあった。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、LEDを用いるとともに、これに導光板を介在させて、指針などを間接照明することにより、照明される箇所の輝度を可及的に平均化することができる車載用アナログ時計の組立構造を提案するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願第1請求項に記載した発明は、実施例で用いた符号を付して記すと、車室内に設置される車載用アナログ時計1において、
ガラス板3を設けた前ケース2と、裏ケース4との間の空間に、裏ケース側から順に、ムーブメント5、回路基板6、導光板8、円形状の文字板9、及び時分針などの指針10,10を備え、
回路基板6には、導光板8に向けて光を照射するLED7,7を複数配置し、
導光板8は、LED7,7からの光を当該導光板に導入する導入部8aと、円板状本体部8cと、文字板9の周縁に位置して正面側へ突出するリング状突出部8bを備え、
導光板8の円板状本体部8cと指針10,10とを平行に設け、
導光板8に対向する箇所の回路基板6に反射板18を設け、
文字板9は、光を通過しない無透過タイプのものと、光を通過する透過タイプのものとを択一的に設置し、
指針10は、反射部材で形成されるとともに、当該指針の側部には光を正面側へ反射させる反射部10aを備え、
LED7,7が発光すると、その光が導光板8の前記導入部8aから導入されてリング状突出部8bから導出され、これにより指針10が発光して見えるように構成されていることを特徴とする車載用アナログ時計の組立構造である。
【0008】
本願第2請求項に記載した発明は、請求項1において、ガラス板3と裏ケース4との間に、ガラス固定用テープ15を接着したことを特徴とする車載用アナログ時計の組立構造である。
【0009】
本願第3請求項に記載した発明は、請求項1において、回路基板6の背面にはコネクター19が設けられており、このコネクター19にゴミ防止用クッション16を巻き付けて、裏ケース4とコネクター19との隙間を当該ゴミ防止用クッション16で遮蔽したことを特徴とする車載用アナログ時計の組立構造である。
【発明の効果】
【0011】
本願第1請求項に記載した発明によれば、回路基板6に設けられたLED7,7から導光板8に向けて光が照射され、この光は導光板8の導入部8aに導入されて、リング状突出部8bから導出され、この光が指針10の反射部10aで正面側へ反射されるとともに、このリング状突出部8bから導出された光が文字板9も照明する。このようにして、指針及び文字板が間接照明される。そして、この間接照明は、導光板8のリング状突出部8bから導出された光により行われるので、文字板9の周縁から均一になされて、照明される箇所の輝度を可及的に平均化することができ、視認性の向上を図ることができる。更に、導光板8に対向する箇所の回路基板6に反射板18を設けたので、導光板8から漏洩する光は反射板18で反射して、再び導光板8に導入されることとなり、導光板8における導光量の損失を可及的に低減することが可能となる。また、指針10は、反射部材で形成されるとともに、指針の側部には光を正面側へ反射させる反射部10aを備えているため、この反射部10aによって光が正面側へ反射して、指針が発光して見えるので、照明度を向上させることができる。
【0012】
更に、文字板9に、光を通過しない無透過タイプのものを用いた場合は、文字板9、指針10は導光板8のリング状突出部8bから導出された光による間接照明がなされる。
【0013】
また、文字板9に、光を通過する透過タイプのものを用いた場合は、指針10は導光板8のリング状突出部8bから導出された光による間接照明がなされる一方で、文字板9は、直接、導光板8からの透過照明がなされ得る。このように、文字板9が直接、導光板8からの透過照明がなされ得る場合は、例えば、文字板の指標に相応する箇所を適宜の色彩で透過照明可能とし、それ以外の箇所は黒色印刷で覆うなどすれば、指標をより一層際立たせることが可能となる。
【0014】
本願第2請求項に記載した発明によれば、ガラス板3と裏ケース4との間に、ガラス固定用テープ15を接着したので、振動の多い車載用アナログ時計において、ガラス板3と裏ケース4との間の装着の保持を行うことができる。更に、このテープがいわゆるセキュリティテープの作用を奏するものとなる。つまり、ガラス板3を外して指針などを改変することがないようにさせるとともに、万一ガラス板3を外した場合は、このテープの痕跡によって容易に当該事実を把握することができるようにしたものである。
【0015】
本願第3請求項に記載した発明によれば、コネクター19にゴミ防止用クッション16を巻き付けて、裏ケース4とコネクター19との隙間を当該ゴミ防止用クッション16で遮蔽したので、とりわけ走行時において裏ケース4からの塵埃の侵入を封止することができる。また、裏ケース4とコネクター19との接触がゴミ防止用クッション16で回避できるので、これらの接触による部材の消耗やノイズ発生を阻止することが可能になる。
【0017】
このように、本願発明によれば、LEDに導光板を介在させて、指針などを間接照明することにより、照明される箇所の輝度を可及的に平均化することができて、視認性の向上を図ることができる。また、文字板のみを、無透過タイプ又は透過タイプのものを選択することにより、基本的な光の導光構造を変えずに、間接照明の方式と、間接照明に透過照明を加えた方式の2方式を、適宜実現できるといった利便性も有するものである。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明の実施例に係り、車載用アナログ時計の正面図である。
図2】本発明の実施例に係り、図1のX-X線断面図である。
図3】本発明の実施例に係り、車載用アナログ時計の分解斜視図である。
図4】本発明の実施例に係り、回路基板を示す図である。
図5】本発明の実施例に係り、車載用アナログ時計の要部断面図である。
図6】本発明の実施例に係り、車載用アナログ時計の照明時における正面図である。
図7】本発明の実施例に係り、車載用アナログ時計の他の例を示す要部断面図である。
図8】本発明の実施例に係り、ガラス板を示す車載用アナログ時計の正面図である。
図9】本発明の実施例に係り、ガラス板及び裏ケースを示す車載用アナログ時計の斜視図である。
図10】本発明の実施例に係り、ガラス板、見返し及び裏ケースの部分を示す車載用アナログ時計の縦断面図である。
図11】本発明の実施例に係り、ガラス爪を備えたガラス板を示す図である。
図12】本発明の実施例に係り、回路基板、コネクター及び裏ケースの部分を示す車載用アナログ時計の縦断面図である。
図13】本発明の実施例に係り、車載用アナログ時計の背面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。本例の車載用アナログ時計1は、図1図3に示すように、ガラス板3を設けた前ケース2と、裏ケース4との間の空間に、裏ケース側から順に、ムーブメント5、回路基板6、導光板8、円形状の文字板9、時分針などの指針10,10、及び見返し13を備える。
【0020】
回路基板6には、導光板8に向けて光を照射するLED7,7を複数配置している。この例では、図4に示すように、回路基板の中央に4個のLED7,7を均等に配置している。
【0021】
導光板8は、LED7,7からの光を当該導光板に導入する導入部8aと、文字板9の周縁に位置して正面側へ突出するリング状突出部8bを備える。この例では、文字板9は、光を通過しない無透過タイプのものを用いている。尚、図中、8dは導光板8の脚部である。この脚部8dは、回路基板6の切り欠き部を挿通して位置決めされた後、裏ケース4の背面から挿入したタッピンねじ17(図3参照)により、固定される。
【0022】
前記導光板8は、図示を省略した導光手段により当該導光板8の導入部8aから導入された光が、リング状突出部8bから放射されるものである。
【0023】
また、指針10は、反射部材で形成されるとともに、指針の側部には光を正面側へ反射させる反射部10aを備える。このように反射部10aを備えていると、この反射部10aによって光が正面側へ反射して、指針が発光して見えるので、照明度を向上させることができる。
【0024】
上記のように構成される本例の車載用アナログ時計1は、LED7,7が発光すると、その光が導光板8の導入部8aから導入されてリング状突出部8bから導出され、これにより指針10の反射部10aで光が反射して、当該指針が発光して見える。尚、本例では、回路基板の中央に4個のLED7,7を均等に配置したが、車載用アナログ時計1が比較的小型である場合は、これより少なく、例えば2個のLED7,7であってもよい。
【0025】
また、本例の車載用アナログ時計1では、文字板9は、光を通過しない無透過タイプのものを用いている。そのため、指針10及び文字板9は双方とも、導光板8のリング状突出部8bから導出された光による間接照明がなされる。
【0026】
尚、この場合、文字板9は、導光板8との間に、例えば両面テープを介在させることにより、固着の簡易化がなされ得る。従って、後記する文字板押え11は用いなくてもよい。
【0027】
一方、図7に示すものは、文字板9に、光を通過する透過タイプのものを用いている。この場合、指針10は、導光板8のリング状突出部8bから導出された光による間接照明がなされる一方で、文字板9は、直接、導光板8からの透過照明がなされ得る。このように、文字板9が直接、導光板8からの透過照明がなされ得る場合は、例えば、文字板の指標に相応する箇所を適宜の色彩で透過照明可能とし、それ以外の箇所は黒色印刷で覆うなどすれば、指標をより一層際立たせることが可能となる。
【0028】
更に、図7に示す例の場合は、導光板8に対向する箇所の回路基板6に反射板18を設けている。このように反射板18を設けると、導光板8から漏洩する光は反射板18で反射して、再び導光板8に導入されることとなり、導光板8における導光量の損失を可及的に低減することが可能となる。
【0029】
尚、反射板18は、上述した回路基板6のみならず、導光板8の文字板9に面した側やその他、適宜な個所に設けてもよい。
【0030】
従って、文字板9を、無透過タイプ又は透過タイプのものを選択することにより、基本的な光の導光構造を変えずに、間接照明の方式と、間接照明に透過照明を加えた方式の2方式を、適宜実現することができる。
【0031】
図3及び図7に示す例において、図中、11は文字板押えであり、文字板9を導光板8に固定するためのものである。この文字板押え11には、下部に4個のボス11aを設けている。ボス11aは、導光板8の円板状本体部8cに、熱或いは超音波により融着される。このように、ボス11aを用いて融着するのは、例えばボス11aではなく爪で係止すると、固定強度の点で若干弱かったり、爪の箇所で光が乱反射する不具合があるので、これを回避するためである。
【0032】
更に、図3において、図中、12は中心キャップで、導光板8の円板状本体部8cを挿通される指針のシャフトを外嵌して保持している。これは、シャフトが長いので、これに固着される指針10の倒れを押えるとともに、光源(LED7,7)が近いので、このキャップで光漏れの封止を行うものである。
【0033】
図8図11に示す例において、図中、3aはガラス爪、15はガラス固定用テープである。
【0034】
この例では、ガラス板3と裏ケース4との間に、ガラス固定用テープ15を接着した。ガラス板3と裏ケース4との間には見返し13が装着されており、見返し13を挟んだガラス板3と裏ケース4との間の複数個所に、ガラス固定用テープ15を、容易に外すことができないように、設けている。この例ではガラス固定用テープ15を側面視L字形となるように、接着している。尚、ガラス板3には、ガラス爪3aが円周状に複数個所設けられている。ガラス爪3aは裏ケース4に係合する。
【0035】
本例の車載用アナログ時計1は、前述したように、前ケース2と、裏ケース4との間の空間に、裏ケース側から順に、ムーブメント5、回路基板6、導光板8、円形状の文字板9、時分針などの指針10,10、見返し13などを組込んで形成される。そのため、組込んだ車載用アナログ時計1は、例えば前ケース2を別の彩色のものに変更するなどのために、構造上、取外せるように構成されている。
【0036】
本例の場合、上述したように、ガラス板3と裏ケース4との間に、ガラス固定用テープ15を接着したので、これにより、振動の多い車載用アナログ時計において、ガラス板3と裏ケース4との間の装着の保持を行うことができる。更に、このテープがいわゆるセキュリティテープの作用を奏するものとなる。これは、ガラス板3を外して指針などを改変することがないようにさせるとともに、万一ガラス板3を外した場合は、このテープの痕跡によって、容易に当該事実を把握することができるようになる。
【0037】
また、図3図12及び図13に示すように、回路基板6の背面にはコネクター19が設けられており、このコネクター19にゴミ防止用クッション16を巻き付けて、裏ケース4とコネクター19との隙間を、当該ゴミ防止用クッション16で遮蔽している。
【0038】
この例では、コネクター19にゴミ防止用クッション16を巻き付けて、裏ケース4とコネクター19との隙間を当該ゴミ防止用クッション16で遮蔽したので、とりわけ走行時において裏ケース4からの塵埃の侵入を封止することができる。また、裏ケース4とコネクター19との接触がゴミ防止用クッション16で回避できるので、これらの接触による部材の消耗やノイズ発生を阻止することが可能になる。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本発明の車載用アナログ時計の組立構造は、指針などを間接照明することにより、照明される箇所の輝度を可及的に平均化することができ、あらゆる車種のものに好適に利用することができる。
【符号の説明】
【0040】
1 車載用アナログ時計
2 前ケース
3 ガラス板
3a ガラス爪
4 裏ケース
5 ムーブメント
6 回路基板
7 LED
8 導光板
8a 導入部
8b リング状突出部
8c 円板状本体部
8d 脚部
9 文字板
10 指針
10a 反射部
11 文字板押え
11a ボス
12 中心キャップ
13 見返し
15 ガラス固定用テープ
16 ゴミ防止用クッション
17 タッピンねじ
18 反射板
19 コネクター
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13