特許第6261925号(P6261925)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6261925
(24)【登録日】2017年12月22日
(45)【発行日】2018年1月17日
(54)【発明の名称】冷蔵庫及び冷蔵庫の製造方法
(51)【国際特許分類】
   F25D 23/08 20060101AFI20180104BHJP
   F25D 23/06 20060101ALI20180104BHJP
【FI】
   F25D23/08 S
   F25D23/06 V
【請求項の数】2
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2013-193293(P2013-193293)
(22)【出願日】2013年9月18日
(65)【公開番号】特開2015-59689(P2015-59689A)
(43)【公開日】2015年3月30日
【審査請求日】2016年7月7日
(73)【特許権者】
【識別番号】503376518
【氏名又は名称】東芝ライフスタイル株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100076314
【弁理士】
【氏名又は名称】蔦田 正人
(74)【代理人】
【識別番号】100112612
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 哲士
(74)【代理人】
【識別番号】100112623
【弁理士】
【氏名又は名称】富田 克幸
(74)【代理人】
【識別番号】100124707
【弁理士】
【氏名又は名称】夫 世進
(74)【代理人】
【識別番号】100163393
【弁理士】
【氏名又は名称】有近 康臣
(74)【代理人】
【識別番号】100189393
【弁理士】
【氏名又は名称】前澤 龍
(74)【代理人】
【識別番号】100059225
【弁理士】
【氏名又は名称】蔦田 璋子
(72)【発明者】
【氏名】吉田 隆明
【審査官】 西山 真二
(56)【参考文献】
【文献】 特開2003−042652(JP,A)
【文献】 実開昭56−161287(JP,U)
【文献】 特開昭60−036868(JP,A)
【文献】 国際公開第03/081152(WO,A1)
【文献】 特開2012−237524(JP,A)
【文献】 実開昭59−139888(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F25D 23/06 − 23/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
冷却空間を形成する内箱と前記内箱を外側から囲う外箱とにより形成される断熱領域の中に真空断熱パネルと断熱材を備える冷蔵庫であって、
前記断熱領域内であって少なくとも一部の前記真空断熱パネルの内箱側又は外箱側の位置に、断熱性と通気性を有する挿入部材を備え
前記内箱又は前記外箱の少なくとも前記挿入部材が接する方の箱に複数の孔が形成され、前記挿入部材が接する部分の孔が他の部分の孔よりも大きい冷蔵庫。
【請求項2】
冷却空間を形成する内箱と前記内箱を外側から囲う外箱とにより形成される断熱領域の中に真空断熱パネルと断熱材を備え、前記断熱領域内であって少なくとも一部の前記真空断熱パネルの内箱側又は外箱側の位置に、断熱性と通気性を有する挿入部材を備え、前記内箱又は前記外箱の少なくとも前記挿入部材が接する方の箱に複数の孔が形成され、前記挿入部材が接する部分の孔が他の部分の孔よりも大きい冷蔵庫の製造方法であって、
前記内箱又は前記外箱の少なくとも一方に形成された注入口より前記断熱領域内に断熱材を注入するとともに、前記挿入部材が接する大きい孔の外側に、前記断熱領域内の空気を前記挿入部材が接する大きい孔から吸引して前記断熱領域外へ排出する排気装置を設置し、これにより前記断熱領域内の空気を前記断熱領域外へ排出することにより、前記断熱領域内に前記断熱材を充填する、冷蔵庫の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、冷蔵庫及び冷蔵庫の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
冷蔵庫本体は、冷却空間を形成する内箱と、内箱を外側から囲う外箱とにより形成される。内箱と外箱の間は、断熱材が充填された断熱領域である。断熱材の充填は、内箱と外箱を一体化させて断熱領域を形成した後、外箱に設けられた注入口から断熱領域内へ断熱材を注入することによって行われる。断熱材は、一般に発泡合成樹脂であり、断熱領域内で発泡する。
【0003】
ところで、注入された断熱材は、まず注入口の下方に溜まり、その後その周辺に充填されていく。その結果、注入口の下方から遠い所や、空間が狭い所等には、断熱材が廻りにくくなる。特に、断熱領域内に真空断熱パネルが備えてある場合は、内箱又は外箱の壁面と真空断熱パネルとの間が狭いため、この部分に断熱材が廻りにくい。そのため、内箱又は外箱の壁面と、真空断熱パネルとの間には、断熱材が充填されない空間であるボイドが形成され易い。
【0004】
この問題を解決するために、様々な試みがなされている(例えば特許文献1参照)。例えば、従来は断熱材の注入口が一般に2箇所であったが、断熱材を断熱領域へ均一に充填するため注入口を4箇所にする試みがなされている(特許文献1の図1〜5)。しかし、注入口を4つにすると、注入ヘッドも4つ必要となり、設備費が多大なものとなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2012−237524号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、真空断熱パネルを備える冷蔵庫であって、ボイドの形成を防ぐことができる冷蔵庫及びその製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の冷蔵庫は、冷却空間を形成する内箱と前記内箱を外側から囲う外箱とにより形成される断熱領域の中に真空断熱パネルと断熱材を備える冷蔵庫であって、前記断熱領域内であって少なくとも一部の前記真空断熱パネルの内箱側又は外箱側の位置に、断熱性と通気性を有する挿入部材を備え、前記内箱又は前記外箱の少なくとも前記挿入部材が接する方の箱に複数の孔が形成され、前記挿入部材が接する部分の孔が他の部分の孔よりも大きいことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】実施形態の冷蔵庫の冷蔵庫本体の正面側から見た斜視図。
図2】実施形態の冷蔵庫の冷蔵庫本体の正面側から見た斜視図(真空断熱パネル及び挿入部材を表示したもの)。
図3】実施形態の冷蔵庫の冷蔵庫本体の背面側から見た斜視図。
図4】実施形態の冷蔵庫の冷蔵庫本体の背面側から見た斜視図(真空断熱パネル及び挿入部材を表示したもの)。
図5】実施形態の冷蔵庫の冷蔵庫本体の拡大断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施形態の冷蔵庫及び冷蔵庫の製造方法について、図面に基づき説明する。
【0010】
(1)冷蔵庫の構造
実施形態の冷蔵庫は、図1〜4に示す、冷却空間10を形成する冷蔵庫本体13を備える。冷却空間10は、断熱仕切壁14によって、使用時に上方に位置する冷蔵空間2と、下方に位置する冷凍空間4とに区画されている。
【0011】
図示しないが、冷蔵空間2には、食品を置くための複数の棚や、野菜を収納するための引き出し式の容器が配置される。さらにそれらの背後には、冷気を発生させる蒸発器や冷気を循環させるファンが配置される。冷蔵空間2の前方開口は、観音式の扉や引き出し式の扉で閉塞される。
【0012】
また、図示しないが、冷凍空間4はさらに仕切られ、冷凍室や製氷室が形成される。さらにそれらの背後には、冷気を発生させる蒸発器や冷気を循環させるファンが配置される。冷凍室や製氷室の前方開口は扉や引き出し式の扉で閉塞される。
【0013】
冷蔵庫本体13の外側凹部3は、使用時において、冷蔵庫の背面側底部に位置し、圧縮機などが配置される。前記蒸発器は、この圧縮機から吐出される冷媒によって冷却される。
【0014】
(2)冷蔵庫本体13の構造
冷蔵庫本体13は、壁部である上壁16、下壁17、後壁18、側壁19によって、前方が開口した箱形に形成されている。この冷蔵庫本体13は、内箱11と、内箱11を外側から囲い冷蔵庫の外郭を形成する外箱12とが一体化されて形成されている。内箱11と外箱12により囲われた領域は、断熱性を有する断熱領域50となる。
【0015】
内箱11は、合成樹脂でできており、前方に開口した冷蔵空間2と冷凍空間4とが、断熱仕切壁14により区分されて形成されている。内箱11には、複数の孔15が形成されている。孔15は、断熱領域50に断熱材を充填する際の空気抜きの孔となる。従って、孔15は、断熱領域50に断熱材を充填していった場合に、最後まで空気が残りやすい場所に形成されることが望ましい。この実施形態の場合は、内箱11のうち、上壁16、下壁17、後壁18を構成する部分に、複数個ずつ形成されている。孔15の大きさは限定されないが、後述する挿入部材51に接する孔15aが、他の部分の孔15bと比較して大きいことが望ましい。この実施形態の場合、後述するように上壁16と下壁17の内側に挿入部材51が配置されるため、上壁16と下壁17の内箱11側に大きな孔15aが、後壁18の内箱11側にそれより小さな孔15bが、設けられている。
【0016】
外箱12は、鋼等の金属でできており、前方に開口した直方体をしている。外箱12のうち、後壁18と側壁19の交わる角部であって、長手方向(使用時の高さ方向)の中央の部分には、後壁18から前方に向けて開口した、断熱材の原料を注入可能な注入口52が形成されている。注入口52はキャップで閉じられている。
【0017】
断熱領域50の所定の場所には、外箱12に接する状態で、高い断熱性を有する真空断熱パネル5が設けられている。使用される真空断熱パネル5の具体的構造は限定されないが、例えば、直方体の容器の中にグラスウール等が充填されたものであって、内部が排気されたものである。このような真空断熱パネル5は、一般に、後述する断熱材よりも断熱性が高い。真空断熱パネル5が設けられる場所は限定されないが、この実施形態の場合は、断熱領域50内のうち、上壁16、下壁17、側壁19の内側の部分に入れられている。上壁16と下壁17の内部には、それぞれ1枚の真空断熱パネル5が入れられている。側壁19の内部には、側壁19と断熱仕切壁14とが交わる部分を境にして、上下に1枚ずつ真空断熱パネル5が入れられている。
【0018】
少なくとも一部の真空断熱パネル5と、内箱11の大きな孔15aが形成されている部分との間には、挿入部材51が配置されている。挿入部材51が配置される場所は、いずれの真空断熱パネル5の内箱11側であっても良いが、この実施形態の場合は、上壁16と下壁17に入れられた真空断熱パネル5の内箱11側である。挿入部材51は断熱性と通気性を有する部材で、この実施形態では直方体をしている。ここで、断熱性を有するとは、その場所に何も配置されていない(空気しか存在しない)場合と比較して断熱性があることを言う。また、通気性の程度は問わないが、断熱領域50内に断熱材を充填する際に、断熱領域50内の空気が挿入部材51を通って孔15aから断熱領域50外へ排出される程度の通気性であることが望ましい。挿入部材51の材料としては、連通ウレタンや連通ポリエチレン等の合成樹脂、不織布等の繊維集合体、グラスウール、段ボール、紙の集合体等が挙げられる。図5に示す実施形態では、挿入部材51の1つの面は真空断熱パネル5に、その反対側の面は内箱11に、それぞれ密着している。ただし、挿入部材51の真空断熱パネル5側や内箱11側に、隙間があったりウレタンフォームが充填されていたりしても良い。
【0019】
断熱領域50内には、以上のように真空断熱パネル5及び挿入部材51が設けられた上で、断熱材が充填されている。断熱材は、断熱領域50への充填時に流動性があるものであれば良く、具体的な材質は限定されないが、この実施形態ではウレタンフォームとする。
【0020】
(3)冷蔵庫本体13及び冷蔵庫の製造方法
冷蔵庫本体13は次のようにして製造される。
【0021】
まず、外箱12に真空断熱パネル5が固定され、これに内箱11が組み合わされ、内箱11と外箱12とに挟まれた断熱領域50が形成される。この時、真空断熱パネル5と、内箱11の大きな孔15aが形成されている部分との間には、挿入部材51が挿入される。本実施形態の場合、挿入部材51は、外力を受けていない自然状態において真空断熱パネル5と内箱11の間隔よりやや厚く形成されている。そして、内箱11と外箱12が組み合わされると、断熱領域50内で真空断熱パネル5と内箱11に押さえ付けられて縮んだ状態となる。
【0022】
次に、断熱領域50にウレタンフォームが充填される。充填の際、冷蔵庫本体13は、前方開口21を下に、後壁18を上にして置かれる。このようにすると、2つの注入口52、52が上を向く。この状態で、2つの注入口52、52から、ウレタンフォームの原料であるポリオールとイソシアネートが注入される。すると、断熱領域50内で発泡し、ウレタンフォームが形成される。ウレタンフォームは断熱領域50内を流動し、まずは注入口の下方に溜まり、次に側壁19の内部、次に後壁18の内部に充填されていく。ウレタンフォームが断熱領域50内で広がるにつれ、断熱領域50内に当初あった空気が、孔15から抜けていく。ウレタンフォームは、上壁16と下壁17の内部に最後に充填される。その理由は、上壁16と下壁17が、注入口52、52や、ウレタンフォーム注入時における注入口52、52の下方の位置から遠く、さらに、上壁16と下壁17の内部に真空断熱パネル5が設けられていてウレタンフォームが通りにくいためである。ウレタンフォームが、上壁16と下壁17の内部の挿入部材51の周囲に隙間無く充填され、さらに挿入部材51に若干浸透した状態で、ウレタンフォームの充填が完了する。なお、上壁16と下壁17の内部に最後まで残っていた空気は、通気性のある挿入部材51及びこれに接する大きな孔15aを通って、外部へ排出される。また、充填されたウレタンフォームは、次第に固まっていく。ウレタンフォームの断熱領域50内への充填が終わると、注入口52のキャップが閉められる。
【0023】
以上のようにして完成した冷蔵庫本体13に、圧縮機や蒸発器等の冷気を発生させるために必要な機器、棚や引き出し式の容器等の食品の収納に必要な部材、冷蔵庫本体13の開口を閉塞する扉、その他必要な部材等が取り付けられて、冷蔵庫が完成する。
【0024】
(4)効果
以上の実施形態によれば、ウレタンフォームが充填されにくい場所、具体的には少なくとも一部の真空断熱パネル5の内箱11側の場所に、予め挿入部材51が配置されているため、この場所にボイドが形成されることを防ぐことができる。そのため、冷蔵庫本体13の断熱性の低下を防ぐことができる。
【0025】
上記の実施形態の場合、断熱領域50内の、ウレタンフォームが最後に到達するためにボイドが形成され易い場所、具体的には上壁16と下壁17の内部に、挿入部材51が配置されているため、効果的にボイドが形成されることを防ぐことができる。
【0026】
挿入部材51は通気性を有するため、ウレタンフォームが挿入部材51に迫ると、その場所にあった空気が挿入部材51を通って別の場所に移動できる。そのため、挿入部材51の周辺に空気が残ってボイドとなることを防ぐことができる。
【0027】
内箱11の挿入部材51が接する部分には孔15が形成されているため、挿入部材51の周辺にあった空気が挿入部材51及び孔15を通って断熱領域50の外へ抜けることができる。そのため、挿入部材51の周辺に空気が残ってボイドが形成されることを防ぐことができる。また、このように空気が断熱領域50の外へ抜けることにより、断熱領域50内でウレタンフォームにかかる圧力を下げることができるため、ウレタンフォームの密度を低くすることができる。そのため、ウレタンの使用量を減らしてコストダウンすることができる。ここで、挿入部材51が接する孔15は、大きな孔15aであるため、空気抜きの効果が高まる。
【0028】
真空断熱パネル5はウレタンフォーム等の断熱材よりも断熱性が高いため、挿入部材51の断熱性があまり高くない場合でも、冷蔵庫の壁部は十分な断熱性を得られる。
【0029】
(5)変更例
断熱領域50へのウレタンフォームの充填の際、内部に挿入部材51が設けられている部分の孔15aの断熱領域50外側に、断熱領域50内の空気を孔15aから吸引して断熱領域50の外へ排出する排気装置を設置し、これにより断熱領域50内の空気を断熱領域50外へ排出しても良い。これにより、断熱領域50内の空気を迅速かつ十分に外へ排出することができ、挿入部材51の周囲に隙間無くウレタンフォームを充填することができる。
【0030】
上記の実施形態において、孔15aや孔15bの数は、図1〜4に示された数に限定されない。例えば、図1〜4に示された孔15aと孔15bに追加して、さらに孔15bが設けられていても良い。その場合、上壁16、後壁18、下壁17のそれぞれにおいて、孔15aと孔15bが直線上に略等間隔で並ぶように、追加の孔15bが形成されることが望ましい。また、上壁16から下壁17にかけて、孔15aと孔15bが、同一断面上で、該断面に沿って略等間隔で並ぶように、追加の孔15bが形成されることも望ましい。
【0031】
上記の実施形態とは逆に、真空断熱パネル5が内箱11側に設けられ、挿入部材51が外箱12側に設けられていても良い。その場合、孔15が外箱12の挿入部材51が接する部分に形成されていることが望ましい。
【0032】
内箱11や外箱12の挿入部材51が接する部分には、孔15aが形成されていなくても良い。孔15aが無くても、挿入部材51があることにより、ボイドの形成を防ぐことができる。
【0033】
以上の実施形態は例示であり、発明の範囲はこれに限定されない。以上の実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置換、変更を行うことができる。以上の実施形態やその変形は、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
【符号の説明】
【0034】
10…冷却空間、11…内箱、12…外箱、13…冷蔵庫本体、14…断熱仕切壁、15…孔、15a…孔、15b…孔、16…上壁、17…下壁、18…後壁、19…側壁、2…冷蔵空間、21…前方開口、3…外側凹部、4…冷凍空間、5…真空断熱パネル、50…断熱領域、51…挿入部材、52…注入口
図1
図2
図3
図4
図5