【0065】
尚、上述した各実施形態およびその変形例の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。しかしながら、上述した実施形態及びその実施例により例示的に説明した本発明は、以下には限らない。即ち、
(付記1)
光源ON符号の時間長を示す光源発光安定化時間長値を記憶する記憶部と、
外部装置から電気信号の形で受け取ったパケットの前に、前記光源発光安定化時間長値で示される時間長を有する前記光源ON符号、または、該光源ON符号に続けて同期符号、を付加する付加処理と、前記パケットを予め定めた符号化方法により符号化して符号化パケットに変換する符号化処理と、前記光源ON符号および前記符号化パケットを含む光変換対象パケットを電気信号の形で外部に出力する出力処理とを行うデータ成形部と、
前記データ成形部から電気信号の形で出力される前記光変換対象パケットを受け取り、受け取った前記光変換対象パケットを光信号に変換して、光パケット信号として外部に出力する光源を含む電気−光変換部と、
を備え、
前記光源は、前記光変換対象パケットの前記光源ON符号の先端部を受け取った時点から発光を開始する
ことを特徴とする電気−光変換装置。
(付記2)
光源ON符号の時間長を示す光源発光安定化時間長値を記憶する記憶部と、
外部装置から電気信号の形で受け取ったパケットの前に、前記光源発光安定化時間長値で示される時間長を有する前記光源ON符号、または、該光源ON符号に続けて同期符号、を付加する付加処理と、前記光源ON符号、および前記パケットを含む光変換対象パケットを電気信号の形で外部に出力する出力処理とを行うデータ成形部と、
前記データ成形部から電気信号の形で出力される前記光変換対象パケットを受け取り、受け取った前記光変換対象パケットを光信号に変換して、光パケット信号として外部に出力する光源を含む電気−光変換部と
を備え、
前記光源は、前記光変換対象パケットの前記光源ON符号の先端部を受け取った時点から発光を開始する
ことを特徴とする電気−光変換装置。
(付記3)
光源発光安定化時間長値を記憶する光源情報記憶部と、
外部装置から電気信号の形で受け取ったパケットを予め定めた符号化方法により符号化して符号化パケットに変換する符号化処理と、前記符号化パケットを含む光変換対象パケットを電気信号の形で外部に出力する出力処理とを行うデータ成形部と、
前記データ成形部から電気信号の形で出力される前記光変換対象パケットを受け取り、受け取った前記光変換対象パケットを光信号に変換して、光パケット信号として外部に出力する光源を含む電気−光変換部と、
を備え、
前記光源は、前記光変換対象パケットの前記光パケット信号への変換の開始時点よりも前記光源発光安定化時間長値分だけ前の時点から発光を開始する
ことを特徴とする電気−光変換装置。
(付記4)
光源発光安定化時間長値を記憶する光源情報記憶部と、
外部装置から電気信号の形で受け取ったパケットを含む光変換対象パケットを電気信号の形で外部に出力する出力処理を行うデータ成形部と、
前記データ成形部から電気信号の形で出力される前記光変換対象パケットを受け取り、受け取った前記光変換対象パケットを光信号に変換して、光パケット信号として外部に出力する光源を含む電気−光変換部と、
を備え、
前記光源は、前記光変換対象パケットの前記光パケット信号への変換の開始時点よりも前記光源発光安定化時間長値分だけ前の時点から発光を開始する
ことを特徴とする電気−光変換装置。
(付記5)
前記光源発光安定化時間長値は、実際に使用される前記光源が発光を開始し始めてから発光が安定するまでの時間に等しい値である
ことを特徴とする付記1乃至4のいずれかに記載の電気−光変換装置。
(付記6)
前記記憶部は、光源OFF符号の時間長を示す光源発光停止時間長値を記憶し、
前記電気−光変換部は、前記外部装置から電気信号の形で受け取ったパケットの後に前記光源発光停止時間長値で示される時間長を有する前記光源OFF符号を付加する光源OFF符号付加処理を行い、前記出力処理おいて、前記符号化パケットおよび前記光源OFF符号を含む光変換対象パケットを電気信号の形で外部に出力し、
前記光源は、前記光変換対象パケットの前記光源OFF符号の先端部を受け取った時点から発光の停止を開始する
ことを特徴とする付記1または2記載の電気−光変換装置。
(付記7)
前記光源発光停止時間長値は、実際に使用される前記光源の発光が停止し始めてから完全に発光が停止するまでの時間と等しい値である
ことを特徴とする付記6記載の電気−光変換装置。
(付記8)
同期符号の時間長を示す同期時間長値を記憶する記憶部と、
外部装置から電気信号の形で受け取ったパケットの前に、前記同期時間長値で示される時間長値を有する前記同期符号を付加する同期符号付加処理と、前記パケットを予め定めた符号化方法により符号化して符号化パケットに変換する符号化処理と、前記同期符号および前記符号化パケットを含む光変換対象パケットを電気信号の形で外部に出力する出力処理とを行うデータ成形部と、
前記データ成形部から電気信号の形で出力される前記光変換対象パケットを受け取り、受け取った前記光変換対象パケットを光信号に変換して、光パケット信号として外部に出力する電気−光変換部と
を備えたことを特徴とする電気−光変換装置。
(付記9)
同期符号の時間長を示す同期時間長値を記憶する記憶部と、
外部装置から電気信号の形で受け取ったパケットの前に、前記同期時間長値で示される時間長値を有する前記同期符号を付加する同期符号付加処理と、前記同期符号および前記パケットを含む光変換対象パケットを電気信号の形で外部に出力する出力処理とを行うデータ成形部と、
前記データ成形部から電気信号の形で出力される前記光変換対象パケットを受け取り、受け取った前記光変換対象パケットを光信号に変換して、光パケット信号として外部に出力する電気−光変換部と
を備えたことを特徴とする電気−光変換装置。
(付記10)
前記同期時間長値は、前記光パケットを受信する装置で実際に使用される同期回路での同期の確立に要する実際の時間に等しい値である
ことを特徴とする付記8または9に記載の電気−光変換装置。
(付記11)
光源ON符号の時間長を示す光源発光安定化時間長値を記憶部から読み出す時間長値読み出しステップと、
外部装置から電気信号の形で受け取ったパケットの前に、前記読み出しステップで読み出された前記光源発光安定化時間長値で示される時間長を有する光源ON符号、または、該光源ON符号に続けて同期符号、を付加する付加ステップと、
前記パケットを予め定められた符号化方法により符号化して符号化パケットに変換する符号化ステップと、
前記光源ON符号および前記符号化パケットを含む光変換対象パケットを、光源を含む電気−光変換部により光信号に変換し、光パケット信号として送信先へ送出する光変換ステップと
を含み、
前記光変換ステップにおいて、前記光源は、前記光変換対象パケットの前記光源ON符号の先端部を受け取った時点から発光を開始する
ことを特徴とする電気−光変換方法。
(付記12)
光源ON符号の時間長を示す光源発光安定化時間長値を記憶部から読み出す時間長値読み出しステップと、
外部装置から電気信号の形で受け取ったパケットの前に、前記読み出しステップで読み出された前記光源発光安定化時間長値で示される時間長を有する前記光源ON符号、または、該光源ON符号に続けて同期符号、を付加する付加ステップと、
前記光源ON符号、および前記パケットを含む光変換対象パケットを、光源を含む電気−光変換部により光信号に変換し、光パケット信号として送信先に送出する光変換ステップと
を含み、
前記光変換ステップにおいて、前記光源は、前記光変換対象パケットの前記光源ON符号の先端部を受け取った時点から発光を開始する
ことを特徴とする電気−光変換方法。
(付記13)
外部装置から電気信号の形で受け取ったパケットを予め定められた符号化方法により符号化して符号化パケットに変換する符号化ステップと、
前記符号化パケットを含む光変換対象パケットを光源を含む電気−光変換部により光信号に変換し、光パケット信号として送信先に送出する光変換ステップと
を含み、
前記光変換ステップにおいて、光源発光安定化時間長値が光源情報記憶部から読み出され、前記光源は、前記光変換対象パケットの前記光パケット信号への変換の開始時点よりも前記光源発光安定化時間長値分だけ前の時点から発光を開始する
ことを特徴とする電気−光変換方法。
(付記14)
外部装置から電気信号の形で受け取ったパケットを含む光変換対象パケットを光信号に変換し、光パケット信号として送信先に送出する光変換ステップと
を含み、
前記光変換ステップにおいて、光源発光安定化時間長値が光源情報記憶部から読み出され、前記光源は、前記光変換対象パケットの前記光パケット信号への変換の開始時点よりも前記光源発光安定化時間長値分だけ前の時点から発光を開始する
ことを特徴とする電気−光変換方法。
(付記15)
前記光源発光安定化時間長値は、実際に使用される前記光源が発光を開始し始めてから発光が安定するまでの時間に等しい値である
ことを特徴とする付記11乃至14のいずれかに記載の電気−光変換方法。
(付記16)
前記記憶部には、光源OFF符号の時間長を示す光源発光停止時間長値が記憶され、
前記外部装置から電気信号の形で受け取ったパケットの後に、前記光源発光停止時間長値で示される時間長を有する前記光源OFF符号を付加する光源OFF符号付加ステップを含み、
前記光変換ステップにおいて、前記光源ON符号、前記同期符号、前記符号化パケットおよび前記光源OFF符号を含む光変換対象パケットを光信号に変換し、
前記光源は、前記光変換対象パケットの前記光源OFF符号の先端部を受け取った時点から発光の停止を開始する
ことを特徴とする付記11または12記載の電気−光変換方法。
(付記17)
前記光源発光停止時間長値は、実際に使用される前記光源の発光が停止し始めてから完全に発光が停止するまでの時間と等しい値である
ことを特徴とする付記16記載の電気−光変換方法。
(付記18)
同期符号の時間長を示す同期時間長値を記憶部から読み出す時間長値読み出しステップと、
外部装置から電気信号の形で受け取ったパケットの前に、前記同期時間長値で示される時間長値を有する前記同期符号を付加する同期符号付加ステップと、
前記パケットを予め定められた符号化方法により符号化して符号化パケットに変換する符号化ステップと、
前記同期符号および前記符号化パケットを含む光変換対象パケットを光信号に変換し、光パケット信号として送信先へ送出する光変換ステップと
を含むことを特徴とする電気−光変換方法。
(付記19)
同期符号の時間長を示す同期時間長値を記憶部から前読み出す時間長値読み出しステップと、
外部装置から電気信号の形で受け取ったパケットの前に、前記同期時間長値で示される時間長値を有する前記同期符号を付加する同期符号付加ステップと、
前記同期符号および前記パケットを含む光変換対象パケットを光信号に変換し、光パケットとを含む光パケット信号として送信先に送出する光変換ステップと
を含むことを特徴とする電気−光変換方法。
(付記20)
前記同期時間長値は、前記光パケットを受信する装置で実際に使用される同期回路での同期の確立に要する実際の時間に等しい値である
ことを特徴とする付記18または19に記載の電気−光変換方法。