(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6262805
(24)【登録日】2017年12月22日
(45)【発行日】2018年1月17日
(54)【発明の名称】トンネル内の移動自在の昇降柱付仮設車道及びその仮設車道による道路構築工法
(51)【国際特許分類】
E21D 11/40 20060101AFI20180104BHJP
E01C 9/08 20060101ALI20180104BHJP
【FI】
E21D11/40 Z
E01C9/08 A
E01C9/08 B
【請求項の数】5
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2016-111483(P2016-111483)
(22)【出願日】2016年6月3日
(65)【公開番号】特開2017-218727(P2017-218727A)
(43)【公開日】2017年12月14日
【審査請求日】2016年9月16日
(73)【特許権者】
【識別番号】000161817
【氏名又は名称】ケイコン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100109966
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 哲夫
(72)【発明者】
【氏名】山本 佳顕
【審査官】
苗村 康造
(56)【参考文献】
【文献】
特開2002−004791(JP,A)
【文献】
特開2012−241333(JP,A)
【文献】
特開昭57−193610(JP,A)
【文献】
実開昭58−156710(JP,U)
【文献】
特開昭54−112501(JP,A)
【文献】
特開昭60−019802(JP,A)
【文献】
特開2017−008619(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E21D 9/00
E21D 11/00〜 19/06
E21F 13/00、 17/00
E01C 9/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
道路トンネル内の道路面上を移動自在とした昇降柱付仮設車道において、車両通行可能な強度と車両通行幅を確保した路面用デッキ、該路面用デッキの左右側端部の前端部側と後端部側に設けた各々2本の支柱及びその間に一定間隔で設けた支柱とで少なくとも左右側端部に各々3本以上の該路面用デッキの水平確保と工事の進捗状況に合わせて移動箇所で個別に昇降させることのできる複数本の支柱、該路面用デッキの底面側に設けた走行用車輪、該路面用デッキの後端部に設けた別体の昇降柱付仮設車道と連結するための連結部とよりなる本体と、該本体の前端部と後端部又は該本体の前端部と上記連結部によって連結された同様の構成の別体の昇降柱付仮設車道の後端部に設置する該路面用デッキの表面と道路面上とを段差のない通路として連結するテーパ状傾斜路形成部材とよりなることを特徴とする移動自在の昇降柱付仮設車道。
【請求項2】
複数本の昇降自在な支柱は、路面用デッキの左右側端部の対向位置に該路面用デッキを貫通して一定間隔毎に設けたことを特徴とする請求項1記載の移動自在の昇降柱付仮設車道。
【請求項3】
複数本の昇降自在な支柱は、該支柱の側部に設けたラックと駆動装置側のピニオンとの噛合による駆動装置により個別に高さ位置を変換できるようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の移動自在の昇降柱付仮設車道。
【請求項4】
路面用デッキの左右側端部に設けた複数本の昇降自在な支柱の内側となる位置に各々ガードレールを設けてなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の移動自在の昇降柱付仮設車道。
【請求項5】
車両通行可能な強度と車両通行幅を確保した路面用デッキ、該路面用デッキの左右側端部に設けた各々3本以上の該路面用デッキの水平確保と工事の進捗状況に合わせて個別に昇降させることのできる複数本の昇降自在の支柱、該路面用デッキの底面側に設けた走行用車輪、該路面用デッキの後端部に設けた連結部とよりなる本体を、道路トンネル内の施工区間となる車路中央部に移動し、上記複数本の支柱を個別に昇降して設置固定し、必要に応じて該本体と同様の構成の別体の昇降柱付仮設車道を同様に移動して上記連結部により連結して本体とし、上記複数本の支柱を個別に昇降して水平な路面用デッキを確保し、それら本体の前端部と後端部にテーパ状傾斜路形成部材を設置して車両の通行が可能となる道路面上と路面用デッキの表面を連続した路面として確保した昇降柱付仮設車道とし、その下方側及び該路面用デッキから外れた幅方向側を施工区間となる箇所に合わせて支柱の昇降を行って掘削をし、インバートを設置し、他の工事及び埋め戻しにより当該施工区間の路面工事をし、その後、上記により完成した路面を支持手段として支柱の昇降の再調整を行い、続く施工区間となる箇所の掘削をし、インバートを設置し、他の工事及び埋め戻しにより当該施工区間の路面工事をし、この施工を繰り返すことにより車両交通を確保した状態下で現場施工を続行してなることを特徴とする移動自在の昇降柱付仮設車道を使用しての道路構築工法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、トンネル内の道路の構築や改修において、車両通行を確保しながら所定箇所の道路の掘削、構築、改修及び埋め戻して路面を完成させる等の各種工事を行うことのできるトンネル内の移動自在の昇降柱付仮設車道及びその仮設車道による道路構築工法に関する。
【背景技術】
【0002】
利用中のトンネル内の道路面の掘削を伴う工事においては、工事区間の車両交通を閉鎖することがしばしば行われている。他方、車両交通を確保する手段として片側車路のみを生かして他方側の車路の工事を行い、その完成後、別側の車路の工事を行ったり、車路面に覆工工事を行い、その下方側で工事を行う等が採用されている。
【0003】
上記トンネル内の片側車路のみを生かしての工事は、トンネルの両側側壁基部間を連結して沈下や変形等に対抗する目的での耐力増強手段となるインバートのような一体性の必要な工事等には向いていなかった。
【0004】
また、車路面を掘削してその上面側を車路とし、その下方側を施工空間とする場合には、一時的ではあっても掘削工事、その上方部の覆工工事及びそれらの撤去工事が必要となり、そのために車両交通を閉鎖しなければならず、また、十分な施工空間を得ることができず、工事がスムーズに進行できない欠点があった。
【0005】
他方、車両通行を確保できる構造の仮設足場を配置し、その下方の空間を施工空間とすることが考えられるが、トンネル内のような高さに制限があり、且つ、狭い幅の通行空間しか得られない箇所で、大型車両の重量に耐える強度の有る仮設足場の構築やその撤去には、トンネル内に重量のある仮設足場用資材を搬入して組み立てをする作業或いは撤去する作業等が必要となり、車両交通の一時的閉鎖と同時に、狭い空間での困難な作業が強いられていた。
【0006】
下記する特許文献1は、トンネル内での諸作業のためにその都度トンネル内で足場を組むことなく、自走式の作業用台車としたものである。このものは作業デッキの位置が高く、その作業デッキはトンネル内の側壁及び天井に設置される設備の点検、補修、交換等のために使用するものであり、車両通行は該作業デッキの下面と道路面との間の空間を利用するものであり、該作業デッキが仮設車道となるものではなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2005−200844号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、車両交通を確保した状態で路面下の工事を行うことのできる仮設車道としての役割と工事空間を確保するための作業用仮設物としての役割とを備え、且つ、トンネル内に移動して所定箇所に設置固定するだけで上記各々の役割を達成できるものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、道路トンネル内の道路面上を移動自在
とした昇降柱付仮設車道において、車両通行可能な強度と車両通行幅を確保した路面用デッキ、該路面用デッキの
左右側端部の前端部側と後端部側に設けた各々2本の支柱及びその間に一定間隔で設けた支柱とで少なくとも左右側端部に各々3本以上の該路面用デッキの水平確保と工事の進捗状況に合わせて移動箇所で個別に昇降させることのできる複数本の支柱、該路面用デッキの底面側に設けた走行用車輪、該路面用デッキの
後端部に設けた
別体の昇降柱付仮設車道と連結するための連結部
とよりなる本体と、
該本体の前端部
と後端部
又は該本体の前端部と上記連結部によって連結された同様の構成の別体の昇降柱付仮設車道の後端部に
設置する該路面用デッキの表面
と道路面上とを段差のない通路として連結するテーパ状傾斜路形成部材とよりなる移動自在の昇降柱付仮設車道を特徴とする。
【0010】
また、上記複数本の昇降自在な支柱は、路面用デッキ
の左右側端部の対向位置に該路面用デッキを貫通して一定間隔毎に設けた移動自在の昇降柱付仮設車道を特徴とする。
【0011】
更に、上記複数本の昇降自在な支柱は、該支柱の側部に設けたラックと駆動装置
側のピニオンとの噛合によ
る駆動装置により個別に高さ位置を変換でき
るようにした移動自在の昇降柱付仮設車道を特徴とする。
【0012】
また、上記路面用デッキの左右側端部に設けた複数本の昇降自在な支柱の内側
となる位置に各々ガードレールを設けてなる移動自在の昇降柱付仮設車道を特徴とする。
【0013】
更に、車両通行可能な強度と車両通行幅を確保した路面用デッキ、該路面用デッキの
左右側端部に設けた各々3本以上の該路面用デッキの水平確保と工事の進捗状況に合わせて個別に昇降させることのできる複数本の昇降自在の支柱、該路面用デッキの底面側に設けた走行用車輪、該路面用デッキの後端部に設けた連結部
とよりなる本体を、道路トンネル内の施工区間となる車路中央部に移動し、上記複数本の支柱を個別に昇降して設置固定し、必要に応じて該本体と同様の
構成の別体の昇降柱付仮設車道
を同様に移動して上記連結部により連結して
本体とし、上記複数本の支柱を個別に昇降して
水平な路面用デッキを確保し、
それら本体の前端部と後端部にテーパ状傾斜路形成部材を設置して車両の通行
が可能と
なる道路面
上と
路面用デッキの表面を連続した路面
として確保した昇降柱付仮設車道とし、その下方側及び該路面用デッキから外れた幅方向側を
施工区間となる箇所に合わせて支柱の昇降を行って掘削をし、インバート
を設置
し、他の
工事及び埋め戻しにより
当該施工区間の路面工事をし、
その後、上記により完成した路面を支持手段として支柱の昇降の再調整を行い、続く施工区間となる箇所の掘削をし、インバートを設置し、他の工事及び埋め戻しにより当該施工区間の路面工事をし、この施工を繰り返すことにより車両交通を確保した状態下で現場施工を続行してなる移動自在の昇降柱付仮設車道を使用しての道路構築工法を特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明の昇降柱付仮設車道を使用することにより車両交通を閉鎖させることなくトンネル内の掘削、構築、埋め戻し、仕上げ工事等を続行させることが可能となった。
【0015】
本発明の昇降柱付仮設車道を必要とする施工箇所へ自由に移動させ、車路面となる路面用デッキの高さ及び水平状態を複数の支柱の各々を個別に昇降調整しながら設置固定することにより、どのような施工箇所でも所定の高さで水平状態を維持することができる仮設車道を確保することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】(a)トンネル内に本発明の昇降柱付仮設車道を設置固定した短手方向の概略断面図、(b)同長手方向の概略断面図。
【
図2】昇降柱付仮設車道を連結延設した長手方向の概略断面図。
【
図3】昇降柱付仮設車道相互の連結部の一実施例を示す側面図。
【
図4】(a)本発明の昇降柱付仮設車道の短手方向の側面図、(b)同長手方向の側面図。
【
図5】本発明の昇降柱付仮設車道を施工区間に設置固定して仮設車道と工事空間を形成した断面図。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【実施例1】
【0018】
図1(a)、(b)は、トンネル内の工事を必要とする道路面A上に本発明の移動自在の昇降柱付仮設車道1を設置固定した状態を示す図で、該移動自在の昇降柱付仮設車道1は、路面用デッキ2、該路面用デッキ2の昇降を可能とするために該路面用デッキ2の左右側端部に設けた複数本の昇降自在の支柱3、4、該路面用デッキ2の底面側に設けた道路面A上を移動自在とした走行用車輪5、6、該路面用デッキ2の前端部7又は/及び後端部8に設けた連結部9とよりなる本体と、道路面A上と該本体の該路面用デッキ2の上面とを段差なく連続した平面として連結する本体の前方側及び後方側に設置する傾斜路形成部材10、11とより構成されている。
【0019】
上記移動自在の昇降柱付仮設車道1の本体を、掘削、プレキャスト部材の搬入設置、構築物の構築、埋め戻し、仕上げ等の道路の構築や改修、補修のために必要となる施工箇所へ移動する。移動に際しては、複数本の伸縮自在の支柱3、4を上昇させ、走行用車輪5、6が本体の最下部に位置するようにして走行移動させる。該支柱3、4の昇降は、該支柱3、4に沿って配設した駆動装置12を駆動させることにより個別に昇降させることができる。該支柱3、4の下端部が該走行用車輪5、6より上昇した位置とし、その状態で施工箇所へ道路面A上を自動又は手動或いは他の車両による牽引等により走行させることになる。
【0020】
施工箇所では該駆動装置12により各々の支柱3、4を下降させ、路面用デッキ2が一定の高さを保って水平位置を確保できるようにする。該支柱3、4は、該路面用デッキ2の長手方向の左右側端部の対向位置に複数本所定間隔を有して設けられ、且つ、その各々が個別に昇降自在とされ、各々が該駆動装置12により上下方向の所定位置で固定できるようにしている。設置固定箇所における高さの相違や掘削、構築又は埋め戻し等の諸作業を考慮して各々の支柱3、4の固定位置を決めることになるが、段差のある設置位置でも対応することができる。
【0021】
該昇降柱付仮設車道1の本体は、
図2に示すように、別体となる同様の形状の昇降柱付仮設車道1´と路面用デッキ2の前端部7又は後端部8に設けた連結部9により相互に連結し、本体の長手方向を延長することができる。連結部9の連結手段としては、例えば、
図3に示すように、路面用デッキ2の支持材となるH形鋼等の桁部材13に、その端縁部から外方へ突出する金具14を固定し、該金具14の突出部を他の路面用デッキ2´の桁部材13´の端縁部においてボルト連結やピン連結することで両者を一体のものとして延長することができる。
【0022】
昇降柱付仮設車道1の本体或いは必要に応じて同様の本体を複数連結したものを施工箇所へ移動して設置固定し、路面用デッキ2の前端部7及び後端部8に道路面A上と該路面用デッキ2の表面とを連続連結する補強されたテーパ状傾斜路形成部材10、11を本体と一体となるように設置固定する。該傾斜路形成部材10、11の本体との強固な固定により、道路面A上を移動してきた車両を該傾斜路形成部材10から路面用デッキ2へと導き、該路面用デッキ2上を移動させ、更に、該傾斜路形成部材11を通過させることができ、本体下方での施工工事を続行した状態で車両の通行が可能となる。
【0023】
複数本の支柱3、4は、その各々が駆動装置12によって個別に昇降できるようにしているが、昇降手段としては、該支柱3、4の側面に凹凸状のラックを設け、該ラックと噛み合うピニオンを駆動装置12側に設け、該ピニオンの回転により各々の支柱3、4の位置を変化させることができる。
【0024】
駆動装置12としてはエアー力や油圧力を利用した昇降手段とすることも可能である。また、自動、手動のいずれでも可能である。
【0025】
図4(a)、(b)は、昇降柱付仮設車道1の本体の概略実施例を示すもので、路面用デッキ2の左右側端部に各々3本の支柱3a、3b、3c、4a、4b、4cを設け、該路面用デッキ2の長手方向の長さ(L)を約10.5mとしている。前端部7と第1支柱3a、4a中芯部との間隔を1.75mとし、第1支柱3a、4aと第2支柱3b、4bとの間隔を3.5mとし、第2支柱3b、4bと第3支柱3c、4cとの間隔を3.5mとし、第3支柱3c、4cと後端部8との間隔を1.75mとしている。
【0026】
昇降柱付仮設車道1の本体に対し、同様の構成よりなる本体1´を連結部9によって連結することにより、端部側の第3支柱3c、4c側に隣接する本体1´の端部側の支柱との間隔を上記と同様に3.5mとすることができる。両者を連結したときに路面用デッキ2、2´の左右側端部に6本ずつの支柱を配設でき、その支柱間を等間隔とした連結した本体を形成することができる。
【0027】
また、
図4(b)に示すように、路面用デッキの幅方向の寸法(W)を6.5mとし、該路面用デッキ2の左右側端部の支柱3、4の各々の内側位置に少なくとも高さが90cm以上のガードレール15、16を強固に固定することができる。該ガードレール15、16間の内寸法(W1)を4.5mとすることにより大型トラックの幅寸法より1m以上余裕の有る幅とすることができるので車両の通行に支障をきたすことはない。
【0028】
上記構成の昇降柱付仮設車道1の本体を施工現場へ移動させ、支柱3、4の高さを各々調節して路面用デッキ2が所定の高さで水平となるように固定する。
図5の実施例に示すように、支柱3a、4aにあっては道路面A上に設置固定し、支柱3b、4bにあっては基礎部面或いは完成しているインバート面B上に各々設置固定している。
【0029】
また、新たにインバートを設置するための掘削工事、プレキャスト部材を搬入固定する工事或いは鉄筋の配筋やコンクリートの打設のための構築工事等のための作業空間を得るために、支柱3c、4cは上昇させ、少なくとも路面用デッキ2の底側と掘削部の表面側とが2〜3m確保できるようにする。本体と連結した他の昇降柱付仮設車道1´の端部側の支柱3a´、4a´は、道路面A上に設置固定し、他の支柱3b´、3c´、4b´、4c´も同様とし、それら支柱により路面用デッキ2、2´を同一高さの連結状態で水平を確保し、且つ、強固に支持することができる。
【0030】
同時に、昇降柱付仮設車道1の前端部7及び昇降柱付仮設車道1´の後端部8´に各々傾斜路形成部材10、11を強固に連結して設置固定することにより一体化した仮設車道を得ることができ、掘削、構築及び埋め戻し等の作業のための施工を続行しながら車両の通行を可能とすることができる。交通整理により昇降柱付仮設車道1、1´を左右の車路として利用することになる。
【符号の説明】
【0031】
1 昇降柱付仮設車道
2 路面用デッキ
3、4 支柱
5、6 走行用車輪
7 前端部
8 後端部
9 連結部
10、11 傾斜路形成部材
12 駆動装置
13 桁部材
14 金具
15、16 ガードレール