【国等の委託研究の成果に係る記載事項】(出願人による申告)平成23年度、独立行政法人科学技術振興機構、研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラムに係る委託研究、産業技術力強化法第19条の適用を受ける特許出願
【文献】
DATABASE REGISTRY [online],[検索日 2017.07.25], Retrieved from STN, <URL:https://stnweb-japan.cas.org/>, RN:351193-33-4, (Entered STN: 13 Aug 2001), CN:1H-Indole-3-acetamide, N-(2-ethylhexyl)-2,3-dihydro-α,2-dioxo- (CA INDEX NAME)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0015】
(化合物、その互変異性体、幾何異性体、乃至それらの塩、抗菌化合物またはその塩)
本発明の化合物は、下記一般式(1)〜一般式(3)のいずれかで表される新規化合物、及び下記一般式(4)、及び一般式(5)のいずれかで表される抗菌化合物である。下記一般式(1)〜一般式(3)のいずれかで表される新規化合物、及び下記一般式(4)及び一般式(5)のいずれかで表される抗菌化合物は、それぞれ、3−アシルオキシインドール化合物、あるいは3−アシル−4−ヒドロキシクマリン化合物に属する化合物であり、以下、一般式(1)で表される化合物を化合物AI、一般式(2)で表される化合物を化合物AII、一般式(3)で表される化合物を化合物B、一般式(4)で表される化合物を化合物BI、一般式(5)で表される化合物を化合物BIIと称することがある。
【化8】
【化9】
ただし、前記一般式(1)から一般式(5)において、
X
1は、単結合、及び炭素数1〜8のアルキレン基のいずれかを表す。
Y
1は、単結合、−O−、−NHCO−、−NHCOO−、−S−、−SO−、及び−SO
2−のいずれかを表す。
Z
1は、ハロゲン原子を有していてもよい炭素数8〜30の環状のアルキル基、直鎖または分岐アルキル基のいずれかを表す。
X
2は、単結合、−CO−、−CONH−、及び−COO−のいずれかを表す。
Y
2は、−CN、−NO
2、アルコキシ基及びハロゲン原子の少なくともいずれかを有していてもよい炭素数1〜30の炭化水素基、及び水素原子のいずれかを表す。
Z
2は、ハロゲン原子を有していてもよい炭素数5〜30の炭化水素基で表される基のいずれかを表す。
X
3は、単結合、及び−NH−のいずれかを表す。
Y
3は、−O−、−NH−、−NHCO−、−NHCOO−、−S−、−SO−、及び−SO
2−のいずれかを表す。
X
4は、炭素数1〜8のアルキレン基のいずれかを表す。
Zは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルコキシ基、及び炭素数1〜20の炭化水素基のいずれかを表す。
R
1は、アルコキシ基、−OH、−CN、−NO
2及びハロゲン原子の少なくともいずれかを有していてもよい炭素数1〜30の炭化水素基で表される基のいずれかを表す。
Z
2は、ハロゲン原子を有していてもよい炭素数5〜30の炭化水素基で表される基のいずれかを表す。
【0016】
前記一般式(1)〜一般式(3)で表される化合物の中でも、後述する(i)から(iii)のいずれかの態様が好ましい。
【0017】
前記(i)の態様は、前記一般式(1)〜一般式(3)において、X
1及びX
4がメチレン基であり、X
2が−CO−、及び−CONH−のいずれかであり、X
3が単結合であり、Y
1及びY
3が−O−であり、Y
2がメチル基、及び置換基としてアルコキシ基、トリフルオロメチル基、及びハロゲン原子の少なくともいずれかを有していてもよいフェニル基のいずれかであり、Zが水素原子、メチル基、及びハロゲン原子のいずれかであり、Z
1及びZ
2が炭素数8〜12の環状のアルキル基、直鎖または分岐アルキル基のいずれかである態様である。
前記Zは、水素原子、及びハロゲン原子のいずれかであることが好ましい。
前記ハロゲン原子としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子などが挙げられる。
【0018】
前記(ii)の態様は、前記一般式(1)〜一般式(3)において、X
1及びX
4がメチレン基であり、X
2が−CO−、及び−CONH−のいずれかであり、X
3が単結合であり、Y
1及びY
3が−S−であり、Y
2がメチル基、及び置換基としてアルコキシ基、トリフルオロメチル基、及びハロゲン原子の少なくともいずれかを有していてもよいフェニル基のいずれかであり、Zが水素原子、メチル基、及びハロゲン原子のいずれかであり、Z
1及びZ
2が炭素数8〜12の環状のアルキル基、直鎖または分岐アルキル基のいずれかである態様である。
前記Zは、水素原子、及びハロゲン原子のいずれかであることが好ましい。
前記ハロゲン原子としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子などが挙げられる。
【0019】
前記(iii)の態様は、前記一般式(1)〜一般式(3)において、X
1、X
3、及びY
1が単結合であり、X
2が−CO−、及び−CONH−のいずれかであり、X
4がメチレン基であり、Y
3が−O−、及び−S−のいずれかであり、Y
2がメチル基、及び置換基としてアルコキシ基、トリフルオロメチル基、及びハロゲン原子の少なくともいずれかを有していでもよいフェニル基のいずれかであり、Zが水素原子、メチル基、及びハロゲン原子のいずれかであり、Z
1及びZ
2が炭素数8〜12の環状のアルキル基、直鎖または分岐アルキル基のいずれかである態様である。
前記Zは、水素原子、及びハロゲン原子のいずれかであることが好ましい。
前記ハロゲン原子としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子などが挙げられる。
また、前記(iii)の態様では、R
1がメチル基、アルコキシメチル基、あるいは置換基として水酸基、フッ素原子、塩素原子、及び臭素原子の少なくともいずれかを有してもよいフェニル基であることが好ましい。
【0020】
前記(i)から(iii)のいずれかの態様におけるZ
1及びZ
2における炭素数8〜12の環状のアルキル基、直鎖または分岐アルキル基としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、n−オクチル基、n−ノニル基、n−デシル基、n−ウンデシル基、n−ドデシル基、4−ブチルシクロヘキシル基が好ましい。
【0021】
前記(i)から(iii)のいずれかの態様におけるY
2としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、メチル基、フェニル基、4−メトキシフェニル基、4−クロロフェニル基、4−フルオロフェニル基、4−ブロモフェニル基、(4−トリフルオロメチル)フェニル基、4−トリフルオロメトキシフェニル基などが挙げられる。
【0022】
前記(i)から(iii)のいずれかの態様におけるR
1としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、メチル基、メトキシメチル基、フェニル基、4−メトキシフェニル基、4−クロロフェニル基、4−フルオロフェニル基、4−ブロモフェニル基、2−ヒドロキシフェニル基などが挙げられる。
【0023】
前記一般式(4)〜一般式(5)で表される化合物におけるZの具体例としては、水素原子、メチル基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子などが挙げられる。
前記一般式(4)〜一般式(5)で表される化合物におけるZ
2のハロゲン原子を有していてもよい炭素数5〜30の炭化水素基で表される基の炭化水素基の具体例としては、炭素数8〜12の環状のアルキル基、直鎖または分岐アルキル基が好ましく、n−オクチル基、n−ノニル基、n−デシル基、n−ウンデシル基、n−ドデシル基、4−ブチルシクロヘキシル基がより好ましい。
前記一般式(4)〜一般式(5)で表される化合物におけるZ
3の具体例としては、メチル基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子などが挙げられる。
【0024】
前記化合物AI、AII、B、及び前記抗菌化合物BI、BIIのそれぞれが、前記一般式(1)〜(5)のいずれかで表される構造を有するか否かは、適宜選択した各種の分析方法により確認することができ、例えば、核磁気共鳴分光法(NMR)などの分析を行うことにより、確認することができる。
【0025】
前記化合物AI及びAIIは互変異性体、幾何異性体を有しており、したがって、前記化合物AI及びAIIにはその互変異性体、幾何異性体も含まれる。前記互変異性体、幾何異性体としては、例えば、下記の化学式(1)に示す構造のものが挙げられる。前記化合物AI及びAIIは、このような数種類の構造パターンをとり得、ある一定の状態では固定されていない状態で存在している。
【0026】
【化10】
ただし、上記化学式(1)において、R
2及びR
3は、任意の置換基を表す。
【0027】
また、前記化合物AI、AII、B、及び前記抗菌化合物BI、BII、並びに前記化合物AI及びAIIの互変異性体、幾何異性体は、塩の状態であってもよい。前記塩としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ナトリウム、カリウム等とのアルカリ金属塩;カルシウム、マグネシウム等とのアルカリ土類金属塩;メチルアミン、エチルアミン、ジエタノールアミン等との有機アミン塩;などが挙げられる。
【0028】
前記化合物AI、AII、B、及び前記抗菌化合物BI、BII、並びに前記化合物AI及びAIIの互変異性体、幾何異性体、乃至それらの塩を製造する方法としては、特に制限はなく、常法により行うことができる。中でも、前記化合物AI、AII、B、及び前記抗菌化合物BI、BII並びに前記化合物AI及びAIIの互変異性体、幾何異性体、乃至それらの塩は、後述する本発明の、化合物、その互変異性体、幾何異性体、乃至それらの塩、または抗菌化合物またはその塩の製造方法により得られることが好ましい。
【0029】
前記化合物AI、AII、B、及び前記抗菌化合物BI、BII、並びに前記化合物AI及びAIIの互変異性体、幾何異性体、乃至それらの塩は、後述するように、優れた抗菌活性を有するものである。そのため、前記化合物AI、AII、B、及び前記抗菌化合物BI、BII、並びに前記化合物AI及びAIIの互変異性体、幾何異性体、乃至それらの塩は、例えば、後述する本発明の抗菌剤の有効成分として、好適に利用可能である。
【0030】
<化合物AI及び化合物AII>
前記化合物AI及び化合物AIIは、前記一般式(1)あるいは前記一般式(2)で表される3−アシルオキシインドール化合物である。
前記化合物AI及び化合物AIIとして、例えば、下記の構造式(1)〜構造式(60)で表される3−アシルオキシインドール化合物が挙げられる。
【0031】
構造式(1)
【化11】
A001(3−デカノイル−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.88(t,3H,J=6.6Hz),1.18−1.52(m,12H),1.71−1.86(m,2H),2.74(t,2H,J=7.5Hz),7.32(d,1H,J=7.5Hz),6.98−7.36(m,3H),9.48−9.68(br,1H)
13C NMR(75MHz)
14.1,22.6,25.9,29.2,29.3,29.39,29.45,31.8,33.9,101.6,110.5,119.9,121.98,122.47,125.2,136.3,173.2,178.1
【0032】
構造式(2)
【化12】
A002(3−デカノイル−6−クロロ−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.88(t,3H,J=6.6Hz),1.16−1.83(m,14H),2.36(t,2H,J=7.5Hz),6.82−7.35(m,3H),8.92−9.29(br,1H)
【0033】
構造式(3)
【化13】
ただし、構造式(3)においてBocはtert−ブトキシカルボニル基を表す(以下同様)。
A003(N−Boc−3−デカノイル−6−クロロ−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.88(t,3H,J=6.9),1.22−1.52(m,14H),1.67(s,9H),2.73(t,2H,J=7.5Hz),7.15−2.27(m,2H),8.00(d,1H,J=1.8Hz)
【0034】
構造式(4)
【化14】
A004(3−デカノイル−5−フルオロ−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.6),1.15−1.82(m,14H),2.34(t,2H,7.5Hz),6.79−7.04(m,3H),9.48−9.67(br,1H)
【0035】
構造式(5)
【化15】
A005(1、3−ジデカノイル−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.88(t,6H,J=6.9Hz),1.13−1.86(m,28H),2.35(t,2H,J=7.2Hz),2.77(t,2H,J=7.2Hz),6.97−7.39(m,4H),9.39−9.82(br,1H)
13C NMR(75MHz)
14.1,22.6,24.7,25.9,29.1,29.2,29.33,29.37,29.44,31.8,33.9,34.1,101.5,110.7,119.9,122.2,122.4,125.3,136.1,173.3,178.5,179.9
【0036】
構造式(6)
【化16】
A007(N−メチル−3−デカノイル−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.86(t,3H,J=6.3Hz),1.12−1.82(m,14H),2.72(t,2H,7.8Hz),3.34(s,3H),6.94(d,1H,J=7.8Hz),7.05−7.28(m,2H),7.34(d,1H,J=7.8Hz)
【0037】
構造式(7)
【化17】
A008(N−Boc−3−(4−ブチルシクロヘキシルカルボニル)−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.91(t,3H,J=6.9Hz),0.98−1.99(m,15H),1.65(s,9H),2.85−2.94(m,1H,),7.17−7.36(m,3H),7.92(d,1H,J=7.8Hz)
【0038】
構造式(8)
【化18】
A009(N−Boc−3−(4−ブチルシクロヘキシルカルボニル)−6−クロロ−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.90(t,3H,J=6.9Hz),0.96−1.80(m,12H),1.67(s,9H),1.88−1.98(m,3H),2.85(t,1H,2.7Hz),7.14−7.22(m,2H),7.99(d,1H,1.8Hz)
【0039】
構造式(9)
【化19】
A010(N−アセチル−3−(4−ブチルシクロヘキシルカルボニル)−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.91(t,3H,J=6.9Hz),0.99−2.02(m,15H),2.75(s,3H),2.85−2.98(m,1H),7.16−7.37(m,3H),8.32(dd,1H,J=1.8,7.8Hz)
13C NMR(75MHz)
14.1,22.9,27.0,28.33,28.35,29.0,32.6,36.9,42.6,99.8,116.5,119.3,122.5,124.8,125.7,135.1,170.7,172.6,183.5
【0040】
構造式(10)
【化20】
A011(N−Boc−3−デカノイルアミノアセチル−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.86(t,3H,J=6.9Hz),0.99−1.80(m,14H),1.64(s,9H),2.20−2.40(m,2H),4.50−4.65(bs,2H),6.40−6.52(br,1H),7.12−8.05(m,3H)
【0041】
構造式(11)
【化21】
A012(N−Boc−3−デシロキシアセチル−6−クロロ−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.9Hz),1.16−1.73(m,16H),1.67(s,9H),3.56(t,2H,J=6.6Hz),4.49(s,2H),7.09−7.44(m,2H),7.97(d,1H,J=1.8Hz)
【0042】
構造式(12)
【化22】
A013(N−アセチル−3−デシロキシアセチル−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.9Hz),1.02−1.78(m,16H),2.76(s,3H),3.60(t,2H,J=6.9Hz),4.54(s,2H),7.17−7.32(m,2H),7.43(dd,1H,J=2.0,7.2Hz),8.30(d,1H,J=7.8Hz)
【0043】
構造式(13)
【化23】
A014(N−ベンゾイル−3−(4−ブチルシクロヘキシルカルボニル)−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.91(t,3H,J=6.9Hz),1.00−2.07(m,15H),2.93−2.98(m,1H),7.21−8.00(m,9H)
【0044】
構造式(14)
【化24】
A015(N−(ブチルアミノカルボニル)−3−(4−ブチルシクロヘキシルカルボニル)−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.91(t,3H,J=6.9Hz),0.93(t,3H,J=6.9Hz),1.20−2.06(m,19H),2.94−3.00(m,1H),3.37−3.46(m,2H),7.15−7.39(m,3H),8.40(d,1H,7.8Hz),8.56−8.78(br,1H),13.50(s,1H)
13C NMR(75MHz)
13.7,14.1,20.1,22.9,28.4,29.1,31.6,32.6,36.8,36.9,40.0,42.7,100.1,116.3,119.3,121.5,124.0,125.7,136.0,152.2,172.6,183.6
【0045】
構造式(15)
【化25】
A016(N−(フェニルアミノカルボニル)−3−(4−ブチルシクロヘキシルカルボニル)−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.91(t,3H,J=6.9Hz),0.98−2.13(m,15H),2.95−3.02(m,1H),7.07−7.44(m,6H),7.61(dd,2H,J=2.1,6.9Hz),8.44(d,1H,J=7.8Hz),10.78(s,1H),13.40(s,1H)
13C NMR(75MHz)
14.1,22.9,28.3,28.4,29.0,32.5,36.9,42.8,100.0,110.3,116.4,119.3,120.4,121.6,124.3,125.9,129.0,135.4,137.3,149.4,172.5,184.3
【0046】
構造式(16)
【化26】
A017(N−アセチル−3−デシロキシアセチル−6−クロロ−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.9Hz),1.02−1.80(m,16H),2.77(s,3H),3.61(t,2H,J=6.9Hz),4.56(s,2H),7.10−7.44(m,2H),8.02(d,1H,J=1.8Hz)
【0047】
構造式(17)
【化27】
A018(N−アセチル−3−(2−デシロキシプロピオニル)−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.9Hz),1.13−1.71(m,16H),1.57(d,3H,J=6.6Hz),2.77(s,3H),3.37−3.67(m,2H),4.60(q,1H,J=6.6Hz),7.09−7.31(m,2H),7.62−7.71(m,1H),8.24−8.39(m,1H)
13C NMR(75MHz)
14.1,18.1,19.6,16.0,27.0,29.2,29.3,29.5,29.66,29.73,31.8,70.1,75.0,101.1,116.4,121.5,122.4,124.8,126.4,135.5,170.5,173.0,178.8
【0048】
構造式(18)
【化28】
A019(N−(フェニルアミノカルボニル)−3−デシロキシアセチル−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.88(t,3H,J=6.9Hz),1.00−2.00(m,16H),3.62(t,2H,J=6.6Hz),4.58(s,2H),6.40−7.71(m,8H),8.42(d,1H,J=7.8Hz),10.67(s,1H)
【0049】
構造式(19)
【化29】
A020(N−(ブチルアミノカルボニル)−3−(2−デシロキシプロピオニル)−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.9Hz),0.91(t,3H,J=6.9Hz),1.13−1.71(m,20H),1.58(d,3H,J=6.6Hz),3.37−3.67(m,2H),3.64(t,2H,J=6.9Hz),4.62(q,1H,J=6.6Hz),7.10−7.70(m,3H),8.25(d,1H,J=1.8Hz),10.8(s,1H)
【0050】
構造式(20)
【化30】
A021(N−(フェニルアミノカルボニル)−3−(2−デシロキシプロピオニル)−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.88(t,3H,Hz=6.6Hz),1.19−1.72(m,16H),1.61(d,3H,J=6.6Hz),3.39−3.67(m,2H),5.30(q,1H,J=6.3Hz),7.09−7.90(m,8H),8.48(d,1H,J=9.0Hz),11.13(s,1H),13.45(s,1H)
【0051】
構造式(21)
【化31】
A022(N−デカノイル−3−アセチル−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.88(t,3H,6.3Hz),1.17−1.45(m,14H),2.50(s,3H),3.15(t,2H,J=7.2Hz),7.17−7.39(m,3H),8.33(dd,1H,J=1.8,7.5Hz)
【0052】
構造式(22)
【化32】
A023(N−アセチル−3−デシロキシアセチル−5−フルオロ−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.86(t,3H,J=6.6Hz),1.16−1.76(m,16H),2.74(s,3H),3.71(t,2H,J=6.9Hz),4.84(s,2H),6.88−7.55(m,2H),8.29(d,1H,J=7.8Hz),8.73(s,1H)
【0053】
構造式(23)
【化33】
A024(N−アセチル−3−(10−ブロモデカノイル)−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
1.21−1.81(m,14H),2.76(s,3H),2.78(t,2H,J=7.5Hz),3.40(t,2H,J=6.6Hz),7.18−7.38(m,3H),8.31(d,1H,J=0.00Hz)
【0054】
構造式(24)
【化34】
A025(N−(フェニルアミノカルボニル)−3−(10−ブロモデカノイル)−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
1.19−1.91(m,14H),2.82(t,2H,J=7.5Hz),3.40(t,2H,J=6.9Hz),7.10−7.64(m,6H),7.61(d,2H,J=7.5Hz),8.44(d,1H,J=7.8Hz)
【0055】
構造式(25)
【化35】
A026(N−アセチル−5−ブロモ−3−デカノイル−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.88(t,3H,J=6.9Hz),1.23−1.85(m,14H),2.74(s,3H),2.78(t,2H,J=7.5Hz),7.31−7.44(m,2H),8.19(d,1H,J=8.7Hz)
【0056】
構造式(26)
【化36】
A027(N−Boc−3−(4−ブチルシクロヘキシルカルボニル)−5−フルオロ−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.92(t,3H,J=6.9Hz),1.24−1.95(m,15H),1.65(s,9H),2.76−2.84(m,1H),6.86−7.03(m,2H),7.90(d,1H,J=9.0Hz)
【0057】
構造式(27)
【化37】
A029(N−アセチル−5−ブロモ−3−デシロキシアセチル−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.3Hz),1.16−1.22(m,16H),2.73(s,3H),3.71(t,2H,J=6.6Hz),4.82(s,2H),7.28−7.95(m,2H),8.16(d,1H,8.7Hz)
【0058】
構造式(28)
【化38】
A030(N−アセチル−5−ブロモ−3−デシルチオアセチル−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.6Hz),1.18−1.71(m,16H),2.69−2.74(m,2H),2.74(s,3H),3.64(s,2H),7.25−7.42(m,3H),8.19(d,1H,8.7Hz)
13C NMR(75MHz)
14.1,22.6,26.9,28.7,29.1,29.3,29.4,29.5,30.9,31.9,32.7,33.1,100.4,118.0,118.2,122.9,123.6,129.1,139.8,170.3,172.2,176.1
【0059】
構造式(29)
【化39】
A031(N−(オクチルアミノカルボニル)−3−ベンゾイル−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.88(t,3H,J=6.6Hz),1.19−1.90(m,12H),3.45(q,2H,J=5.7Hz),6.90−7.77(m,8H),8.34(d,1H,J=7.8Hz),8.60−8.68(br,1H)
【0060】
構造式(30)
【化40】
A033(N−(フェニルアミノカルボニル)−5−ブロモ−3−デカノイル−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.89(t,3H,J=6.6Hz),1.19−1.89(m,14H),2.80(t,2H,7.5Hz),7.13−7.65(m,5H),7.61(d,2H,J=8.7Hz),8.34(d,1H,J=8.7Hz),10.67(s,1H),13.25(s,1H)
【0061】
構造式(31)
【化41】
A034(N−(フェニルアミノカルボニル)−5−ブロモ−3−(4−ブチルシクロヘキシルカルボニル)−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.92(t,3H,J=6.6Hz),1.01−2.05(m,15H),2.87(t,1H,J=12Hz),7.12−7.63(m,5H),7.59(d,2H,J=7.8Hz),8.32(d,1H,J=8.7Hz),10.67(s,1H),13.29(s,1H)
【0062】
構造式(32)
【化42】
A035(N−(フェニルアミノカルボニル)−5−ブロモ−3−デシロキシアセチル−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.89(t,3H,J=6.6Hz),1.15−1.79(m,16H),3.73(t,2H,6.6Hz),4.82(s,2H),7.08−7.44(m,5H),7.58(d,2H,J=7.5Hz),8.24(d,1H,J=9.0Hz),8.86(s,1H),10.95(s,1H),12.48−13.39(br,1H)
【0063】
構造式(33)
【化43】
A036(N−(フェニルアミノカルボニル)−3−(4−ブチルシクロヘキシルカルボニル)−5−フルオロ−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.83(t,3H,J=6.9),1.18−2.13(m,16H),3.70(t,1H,J=6.6Hz),3.70(t,1H,J=6.6Hz),4.83(s,1H),6.88−7.59(m,7H),8.26(dd,1H,J=4.8,9.0Hz),8.81(s,1H),10.95(s,1H)
【0064】
構造式(34)
【化44】
A037(N−(フェニルアミノカルボニル)−3−デシルチオアセチル−5−フルオロ−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.83(t,3H,J=6.6Hz),1.01−1.74(m,16H),2.68(t,2H,J=7.2Hz),3.61(s,2H),6.74−7.38(m,5H),7.53(d,2H,J=7.5Hz),8.34(dd,1H,J=4.8,9.0Hz),10.56(s,1H),12.81−13.40(br,1H)
【0065】
構造式(35)
【化45】
A038(N−(4−ブロモフェニルアミノカルボニル)−3−デシロキシアセチル−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.88(t,3H,J=6.6Hz),1.13−1.77(m,16H),3.71(t,2H,J=6.6Hz),4.81(s,2H),7.12−7.59(m,6H),7.80(d,1H,J=7.8Hz),8.29(d,1H,J=7.8Hz),8.58−8.94(br,1H),11.11(s,1H)
13C NMR(75MHz)
14.1,22.7,25.7,25.9,29.28,29.34,29.4,29.5,31.9,67.7,72.1,115.6,116.3,120.9,121.7,122.0,124.3,126.7,131.9,135.6,136.3,136.8,149.9,167.1,174.2
【0066】
構造式(36)
【化46】
A039(N−(4−ブロモフェニルアミノカルボニル)−3−デカノイル−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.88(t,3H,J=6.6Hz),1.20−1.81(m,14H),2.78(t,2H,J=7.5Hz),7.01−7.55(m,7H),8.38(d,1H,J=8.1Hz),10.79(s,1H),12.98−13.36(br,1H)
13C NMR(75MHz)
14.1,22.6,25.6,29.2,29.3,29.4,30.9,31.8,34.3,101.0,116.4,116.6,116.9,119.3,121.8,124.4,126.0,132.0,135.3,136.4,149.2,172.2,180.8
【0067】
構造式(37)
【化47】
A040(N−(4−ブロモフェニルアミノカルボニル)−3−(4−ブチルシクロヘキシルカルボニル)−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.90(t,3H,J=6.6Hz),0.98−2.23(m,15H),2.98(t,1H,J=6.7Hz),7.19−7.56(m,7H),8.42(d,3H,J=7.8Hz),10.85(s,1H),11.70(s,1H)
【0068】
構造式(38)
【化48】
A041(N−(4−フルオロフェニルアミノカルボニル)−3−デシロキシアセチル−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.3Hz),1.08−1.79(m,16H),3.73(t,1H,J=6.6Hz),4.58(s,1H),8.40(d,1H,J=7.2Hz),6.98(m,7H),11.04(s,1H)10.64(s,1H),12.90−13.10(br,1H)
【0069】
構造式(39)
【化49】
A042(N−(4−フルオロフェニルアミノカルボニル)−3−デカノイル−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.90(t,3H,J=6.6Hz),1.08−1.91(m,14H),2.83(t,2H,7.8Hz),6.92−7.72(m,7H)8.43(d,1H,J=7.8Hz),10.77(s,1H),13.21(s,1H)
【0070】
構造式(40)
【化50】
A043(N−(4−フルオロフェニルアミノカルボニル)−3−(4−ブチルシクロヘキシルカルボニル)−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.92(t,3H,J=6.6Hz),1.20−2.07(m,15H),2.96−3.04(m,1H),7.04−7.62(m,7H),8.44(d,1H,J=7.5Hz),10.78(s,1H),13.18(s,1H)
【0071】
構造式(41)
【化51】
A044(N−(フェニルアミノカルボニル)−3−デカノイル−5−フルオロ−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.89(t,3H,J=6.6Hz),1.17−1.87(m,14H),2.77(t,2H,J=7.5Hz),6.85−7.44(m,5H),7.59(d,2H,J=7.5Hz),8.40(dd,1H,J=4.8,9.0Hz),10.68(s,1H),13.19−13.23(br,1H)
13C NMR(75MHz)
14.1,22.6,25.5,29.1,29.2,29.3,29.4,31.8,34.2,100.8,106.5(d),112.3(d),117.4(d),120.3,122.9(d),124.4,129.0,131.3,137.1,149.0,158.3,160.5(d),172.0,181.7
【0072】
構造式(42)
【化52】
A045 (N−(4−メトキシフェニルアミノカルボニル)−3−デシロキシアセチル−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.9Hz),1.14−1.77(m,16H),3.61(t,2H,J=6.6Hz),3.81(s,3H),4.56(s,2H),6.83−7.57(m,7H),8.40(d,1H,J=7.8Hz),8.62−8.93(br,1H),10.49(s,1H)
【0073】
構造式(43)
【化53】
A046(N−(4−メトキシフェニルアミノカルボニル)−3−デカノイル−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.89(t,3H,J=6.9Hz),1.18−1.87(m,14H),2.79(t,2H,J=7.8Hz),3.81(s,3H),6.90(dt,2H,J(doublet)=6.9Hz),7.16−7.39(m,3H),7.51(dt,2H,J(doublet)=6.9Hz),8.42(d,1H,J=7.5Hz),10.59(s,1H),13.04−13.21(br,1H)
13C NMR(75MHz)
14.1,22.6,25.7,29.2,29.28,29.37,29.43,31.8,34.3,55.4,101.1,114.2,116.4,119.2,121.6,122.2,124.2,126.0,130.2,135.6,149.6,156.5,172.2,180.5
【0074】
構造式(44)
【化54】
A047(N−(4−メトキシフェニルアミノカルボニル)−3−デシロキシアセチル−5−フルオロ−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.88(t,3H,J=6.6Hz),0.98−1.78(m,16H),3.60(t,2H,J=6.6Hz),3.80(s,3H),4.82(s,2H),6.76−7.56(m,6H),8.26(dd,1H,J=4.8,9.0Hz),8.74−9.01(br,1H),10.79(s,1H)
【0075】
構造式(45)
【化55】
A048(N−(4−メトキシフェニルアミノカルボニル)−3−デカノイル−5−フルオロ−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.88(t,3H,J=6.6Hz),1.18−1.87(m,14H),2.78(t,2H,J=7.5Hz),6.88−7.10(m,5H),7.50(dt,2H,J(doublet)=6.6Hz),8.40(dd,1H,J=4.8,9.0Hz),10.51(s,1H),13.10−13.22(br,1H)
【0076】
構造式(46)
【化56】
A049(N−デカノイル−3−メトキシアセチル−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.9Hz),0.97−1.83(m,14H),3.14(t,2H,J=6.9Hz),3.52(s,3H),4.51(s,2H),7.14−7.44(m,3H),8.30(d,1H,J=7.8Hz)
【0077】
構造式(47)
【化57】
A050(N−デカノイル−3−メトキシアセチル−5−フルオロ−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.6Hz),1.14−1.85(m,14H),3.13(t,2H,J=7.5Hz),3.51(s,3H),4.47(s,2H),6.86−7.31(m,2H),8.30(d,1H,J=7.8Hz)
【0078】
構造式(48)
【化58】
A051(N−デカノイル−3−アセチル−5−フルオロ−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.88(t,3H,J=6.6Hz),1.06−1.81(m,16H),2.47(s,3H),3.13(t,2H,J=7.2Hz),6.85−7.07(m,2H),8.29(dd,1H,J=4.8,9.2Hz)
【0079】
構造式(49)
【化59】
A052(N−デカノイル−3−ベンゾイル−5−フルオロ−2−オキシインドール)
1H NMR(300 MHz)
0.88(t,3H,J=6.9Hz),1.04(m,14H),3.18(t,2H,J=7.5Hz),6.74(dd,1H,J=2.7,9.3Hz),6.88(dt,1H,J=2.7,9.0Hz),7.44−7.77(m,5H),8.28(dd,1H,J=4.8,9.0Hz)
【0080】
構造式(50)
【化60】
A053(N−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニルアミノカルボニル)−3−デカノイル−2−オキシインドール)
1H NMR(300 MHz)
0.87(t, 3H, J=6.6Hz),1.18−1.89(m, 14H),2.83(t,2H,J=7.5Hz),7.10−7.69(m,5H),7.64(dt,2H,J(doublet)=8.8Hz),8.43(d,1H,J=8.4Hz),10.9(s,1H),13.2(s,1H)
【0081】
構造式(51)
【化61】
A054(N−(2−(トリフルオロメチル)フェニルアミノカルボニル)−3−デカノイル−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.6Hz),1.18−1.90(m,14H),2.84(t,2H,J=7.5Hz),7.20−7.40(m,4H),7.62(t,1H,J=7.8Hz),7.64(d,1H,J=7.8Hz),8.22(d,1H,J=8.4Hz),8.34(d,1H,J=8.4Hz),11.5(s,1H)
【0082】
構造式(52)
【化62】
A055(N−Boc−3−デシロキシアセチル−5−フルオロ−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.86(t,3H,J=6.9Hz),1.18−1.40(m,14H),1.64(s,3H),1.65−1.75(m,2H),3.56(t,2H,J=6.0Hz),4.48(s,2H),6.92(dt,1H,J=2.5,8.8Hz),7.21(dd,1H,J=2.5,8.8Hz),7.86(dd,1H,J=4.8,8.8Hz)
【0083】
構造式(53)
【化63】
A056(N−Boc−6−クロロ−3−デシロキシアセチル−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.86(t,3H,J=6.9Hz),1.18−1.42(m,14H),1.66(s,3H),1.52−1.76(m,2H),3.55(t,2H,J=6.0Hz),4.48(s,2H),7.10−7.20(m,1H),7.39(d,1H,J=8.4Hz), 7.98(d,1H,J=2.1Hz)
【0084】
構造式(54)
【化64】
A057(N−アセチル−3−オクチロキシアセチル−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.9Hz),1.13−1.87(m,12H),2.76(s,3H),3.60(t,2H,J=6.9Hz),4.54(s,2H),7.17−7.32(m,2H),7.43(dd,1H,J=2.1,7.8Hz),8.30(d,1H,J=7.8Hz)
【0085】
構造式(55)
【化65】
A058(N−(フェニルアミノカルボニル)−3−オクチロキシアセチル−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.9Hz),1.13−1.87(m,12H),3.60(t,2H,J=6.9Hz),4.58(s,2H),6.98−7.45(m,6H),7.61(dt,2H,J(doublet=8.7Hz),8.44(d,1H,J=7.8Hz),10.67(s,1H)
【0086】
構造式(56)
【化66】
A059(N−(フェニルアミノカルボニル)−5−フルオロ−3−ノナノイル−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.90(t,3H,J=6.6Hz),1.21−1.85(m,12H),2.72(t,2H,J=6.9Hz),6.86−7.20(m,3H),7.35(t,2H,J=8.8Hz),7.58(d,2H,J=8.8Hz),8.38(dd,1H,J=4.8,8.8Hz),10.62(s,1H)
【0087】
構造式(57)
【化67】
A060(N−デカノイル−3−(4−クロロベンゾイル)−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.89(t,3H,J=6.3Hz),1.10−1.56(m,12H),1.74−1.86(m,2H),3.20(t,2H,J=7.6Hz),6.98−7.30(m,4H),7.55(dt,2H,J(doublet=8.7Hz),7.72(dt,2H,J(doublet=8.7Hz),8.31(d,1H,J=8.1Hz),13.80(brs,1H)
【0088】
構造式(58)
【化68】
A061(N−デカノイル−3−(4−フルオロベンゾイル)−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.89(t,3H,J=6.3Hz),1.10−1.56(m,12H),1.74−1.88(m,2H),3.20(t,2H,J=7.6Hz),3.92(s,3H),6.98−7.30(m,4H),7.23(dd,2H,J=7.8,8.4Hz),7.78(dd,2H,J=7.8,8.4Hz),8.34(d,1H,J=8.1Hz),13.85(brs,1H)
【0089】
構造式(59)
【化69】
A062(N−デカノイル−3−(4−メトキシベンゾイル)−2−オキシインドール)
1HNMR(300MHz)
0.88(t,3H,J=6.3Hz),1.10−1.56(m,12H),1.74−1.86(m,2H),3.21(t,2H,J=7.6Hz),6.98−7.30(m,4H),7.05(dt,2H,J(doublet=8.7Hz),7.78(dt,2H,J(doublet=8.7Hz),8.30(d,1H,J=8.1Hz),13.78(brs,1H)
【0091】
【化70】
A063(N−デカノイル−3−(2−ヒドロキシベンゾイル)−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.88(t,3H,J=6.3Hz),1.10−1.56(m,12H),1.74−1.86(m,2H),3.16(t,2H,J=7.6Hz),7.02−8.40(m,8H)
【0092】
<化合物B>
前記化合物Bは、前記一般式(3)で表される3−アシル−4−ヒドロキシクマリン化合物である。
前記化合物Bとして、例えば、下記の構造式(61)〜構造式(75)で表される3−アシル−4−ヒドロキシクマリン化合物が挙げられる。
【0093】
構造式(61)
【化71】
B006(4−ヒドロキシ−3−メンチロキシアセチルクマリン)
1H NMR(300MHz)
0.81(d,3H,J=6.9Hz),0.91(d,6H,J=6.9Hz),0.75−2.40(m,9H),3.20−3.30(m,1H),4.87 and 5.00(ABq,2H,J=20.4Hz),7.29−7.40(m,2H),7.71(dt,1H,J=1.5,8.4Hz),8.08(dd,1H,J=1.5,7.8Hz)
【0094】
構造式(62)
【化72】
B011(3−(2−デカノイルアミノプロピオニル)−4−ヒドロキシクマリン)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.6Hz),1.11−1.69(m,14H),1.49(d,3H,J=7.2Hz),2.24(t,2H,J=7.5Hz),5.78−5.94(m,1H),6.20(d,1H,J=7.5Hz),7.24−7.39(m,2H),7.72(dt,2H,J=1.5,8.4Hz),8.06(dd,1H,J=1.5,7.8Hz)
【0095】
構造式(63)
【化73】
B013(3−ベンゾイルアミノアセチル−4−ヒドロキシクマリン)
1H NMR(300MHz)
4.49(s,2H),7.36−7.84(m,9H),7.93−8.04(br,1H),12.57(s,1H)
【0096】
構造式(64)
【化74】
B015(3−デシロキシアセチル−4−ヒドロキシクマリン)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.9Hz),1.18−1.75(m,16H),3.61(t,2H,J=6.6Hz),4.89(s,2H),7.23−7.40(m,2H),7.72(dt,1H,J=1.5,8.4Hz),8.07(dd,1H,J=1.5,7.8Hz)
【0097】
構造式(65)
【化75】
B016(3−デカノイルアミノアセチル−4−ヒドロキシクマリン)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.9Hz),0.91−1.76(m,14H),2.36(t,2H,J=6.6Hz),4.87(d,2H,6.0Hz),6.30−6.42(br,1H),7.26−7.44(m,2H),7.72(dt,1H,J=1.5,8.4Hz),8.07(dd,1H,J=1.5,7.8Hz)
【0098】
構造式(66)
【化76】
B017(3−(2−デシロキシプロピオニル)−4−ヒドロキシクマリン)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.9Hz),1.18−1.42(m,14H),1.46(d,3H,J=6.6Hz),1.57−1.70(m,2H),3.33−3.57(m,2H),5.29(q,1H,J=6.6Hz),7.22−7.35(m,2H),7.66(dt,1H,J=1.5,8.4Hz),8.03(dd,1H,J=1.2,7.8Hz)
13C NMR(75MHz)
14.1,18.4,22.7,26.0,29.3,29.4,29.5,29.7,29.9,31.9,70.5,78.0,100.1,115.0,117.0,124.6,125.6,136.4,154.8,159.4,178.9,208.8
【0099】
構造式(67)
【化77】
B019(3−デシロキシアセチル−6−フルオロ−4−ヒドロキシクマリン)
1H NMR(300MHz)
0.91(t,3H,J=6.9Hz),1.18−1.78(m,16H),3.64(t,2H,J=6.9Hz),4.92(s,2H),7.22−7.35(m,1H),7.39(dt,1H,J=3.0,9.0Hz),7.70(dd,1H,J=3.0,7.8Hz)
13C NMR(75MHz)
14.1,22.7,26.0,29.3,29.4,29.5,29.6,29.7,31.9,72.1,75.4,100.1,110.9,119.0,124.0,150.9,157.2,159.3,160.4,176.9,204.6
【0100】
構造式(68)
【化78】
B021(4−ヒドロキシ−3−(ペンチロキシアセチル)クマリン)
1H NMR(300MHz)
0.90(t,3H,J=6.9Hz),1.29−1.82(m,6H),3.60(t,2H,J=6.9Hz),4.87(s,2H),7.22−7.35(m,2H),7.66(dt,1H,J=1.3,10.5Hz),8.03(dd,1H,J=1.3,7.8Hz)
【0101】
構造式(69)
【化79】
B023(3−デシルチオアセチル−4−ヒドロキシクマリン)
1H NMR(300MHz)
0.86(t,3H,J=6.6Hz),1.17−1.68(m,16H),2.57(t,2H,J=7.5Hz),4.00(s,2H),7.25−7.38(m,2H),7.69(dt,1H,J=1.5,8.4Hz),8.04(dd,1H,J=1.5,7.5Hz)
13C NMR(75MHz)
14.1,22.6,28.7,29.0,29.1,29.2,29.42,29.47,31.8,32.0,40.0,99.8,114.9,117.0,124.5,125.4,136.1,154.6,159.5,178.6,201.9
【0102】
構造式(70)
【化80】
B024(3−(4−ブチルフェニルメトキシ)アセチル−4−ヒドロキシクマリン)
1H NMR(300MHz)
0.92(t,3H,J=6.6Hz),1.24−1.64(m,4H),2.60(t,2H,J=7.5Hz),4.68(s,2H),4.92(s,2H),7.17(d,2H,J=7.8Hz),7.30−7.40(m,4H),7.72(dt,1H,J=1.5,8.4Hz),8.08(dd,1H,J=1.5,7.8Hz)
13C NMR(75MHz)
13.9,22.3,33.6,35.4,73.4,74.3,100.0,114.7,117.1,124.7,125.5,128.1,128.6,134.4,136.3,142.8,154.7,159.6,177.7,204.2
【0103】
構造式(71)
【化81】
B026(3−(デシルスルホニル)アセチル−4−ヒドロキシクマリン)
1H NMR(300MHz)
0.88(t,3H,J=6.6Hz),1.17−1.91(m,16H),2.94(dt,2H,J=2.7,7.5Hz),4.30 and 4.74(ABq,2H,J=13.2Hz),7.31−7.42(m,2H),7.75(dt,1H,J=1.5,8.4Hz),8.09(dd,1H,J=1.5,7.8Hz)
【0104】
構造式(72)
【化82】
B027(3−デシルチオアセチル−6−フルオロ−4−ヒドロキシクマリン)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.6Hz),1.12−1.67(m,16H),2.57(t,2H,J=7.5Hz),3.99(s,2H),7.23−7.34(m,1H),7.41(dt,1H,J=3.0,9.0Hz),7.70(dd,1H,J=3.0,7.8Hz)
【0105】
構造式(73)
【化83】
B028(3−デシロキシアセチル−6−クロロ−4−ヒドロキシクマリン)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.9Hz),1.20−1.50(m,14H),1.62−1.78(m,2H),3.60(t,2H,J=6.0Hz),4.87(s,2H),7.28 (d,1H,J=8.8Hz),7.63(dd,1H,J=2.4,8.8Hz),8.02(d,1H,J=2.4Hz)
13C NMR(75MHz)
14.1,22.7,26.0,29.3,29.4,29.50,29.54,29.6,31.9,72.2,75.4,100.2,110.3,118.7,124.8,130.4,136.3,153.1,160.8,178.2,204.6
【0106】
構造式(74)
【化84】
B029(3−デシロキシアセチル−6−メチル−4−ヒドロキシクマリン)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.9Hz),1.18−1.48(m,14H),1.60−1.78(m,2H),2.44(s,3H),3.60(t,2H,J=6.0Hz),4.88(s,2H),7.22(d,1H,J=8.8Hz),7.52(dd,1H,J=2.4,8.8Hz),7.84(d,1H,J=2.4Hz)
13C NMR(75MHz)
14.1,20.8,22.6,26.0,29.3,29.4,29.51,29.54,29.6,31.8,72.0,75.4,99.8,114.3,116.8,124.9,134.6,137.5,152.9,159.8,177.8,204.4
【0107】
構造式(75)
【化85】
B030(3−オクチロキシアセチル−4−ヒドロキシクマリン)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.9Hz),1.13−1.87(m,12H),3.60(t,2H,J=6.9Hz),4.88(s,2H),7.22−7.35(m,2H),7.66(dt,1H,J=1.5,8.4Hz),8.03(dd,1H,J=1.2,7.8Hz)
【0108】
<化合物BI及び化合物BII>
前記抗菌化合物BI及び抗菌化合物BIIは、前記一般式(4)あるいは一般式(5)で表される3−アシル−4−ヒドロキシクマリン化合物である。
前記抗菌化合物BI及び抗菌化合物BIIとして、例えば、下記の構造式(76)〜構造式(83)で表される3−アシル−4−ヒドロキシクマリン化合物が挙げられる。
【0109】
構造式(76)
【化86】
B001(3−デカノイル−4−ヒドロキシ−7−メトキシクマリン)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.9Hz),0.98−1.82(m,14H),3.15(t,2H,J=7.5Hz),3.90(s,3H),6.73(d,1H,J=2.4Hz),6.88(dd,1H,J=2.4,8.7Hz),7.94(d,1H,J=8.7Hz)
13C NMR(75MHz)
14.1,22.6,24.2,24.8,25.2,29.3,29.4,31.9,41.5,56.0,99.4,100.1,108.4,113.3,127.0,156.9,160.2,166.2,178.6,208.4
【0110】
構造式(77)
【化87】
B003(6−クロロ−3−デカノイル−4−ヒドロキシクマリン)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.6Hz),1.21−1.77(m,14H),3.19(t,2H,J=7.5Hz),7.23−7.27(m,1H),7.62(dd,1H,J=2.4,9.0Hz),8.02(d,1H,J=2.4Hz)
【0111】
構造式(78)
【化88】
B004(3−デカノイル−6−フルオロ−4−ヒドロキシクマリン)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.6Hz),1.17−2.78(m,14H),3.19(t,2H,J=7.5Hz),7.25−7.35(m,1H),7.40(dt,1H,J=3.0,9.0Hz),7.70(dd,1H,J=3.0,7.8Hz)
【0112】
構造式(79)
【化89】
B009(3−(4−ブチルシクロヘキシルカルボニル)−6−フルオロ−4−ヒドロキシクマリン)
1H NMR(300MHz)
0.89(t,3H,J=6.9Hz),1.00−2.05(m,15H),3.77(tt,1H,J=2.7,7.2Hz),7.22−7.35(m,1H),7.39(dt,1H,J=3.0,9.0Hz),7.70(dd,1H,J=3.0,7.8Hz)
【0113】
構造式(80)
【化90】
B012(3−デカノイル−6−メチル−4−ヒドロキシクマリン)
1H NMR(300MHz)
0.86(t,3H,J=6.9Hz),1.18−1.86(m,14H),2.41(s,3H),3.17(t,2H,J=7.2Hz),7.17(d,1H,J=9.0Hz),7.45(d,1H,9.0Hz),7.80(s,1H)
13C NMR(75MHz)
14.1,20.8,22.6,24.1,29.21,29.24,29.4,29.5,31.8,41.7,100.9,114.9,116.7,124.9,134.2,137.1,152.8,160.1,178.7,208.8
【0114】
構造式(81)
【化91】
B020(3−(オクチルアミノカルボニル)−4−ヒドロキシクマリン)
1H NMR(300MHz)
0.86(t,3H,J=6.9Hz),1.17−1.77(m,12H),3.37−3.47(m,2H),7.22−7.35(m,2H),7.66(dt,1H,J=1.5,8.4Hz),8.03(dd,1H,J=1.5,7.8Hz),9.11−9.32(br,1H)
13C NMR(75MHz)
14.0,22.6,26.9,29.1,29.2,30.9,31.7,39.5,91.3,116.2,116.9,124.5,125.0,134.7,153.4,162.7,170.5,177.1
【0115】
構造式(82)
【化92】
B022(6−フルオロ−3−(オクチルアミノカルボニル)−4−ヒドロキシクマリン)
1H NMR(300MHz)
0.89(t,3H,J=6.9Hz),1.17−1.67(m,12H),2.85−2.97(m,2H),5.45−5.53(br,1H),7.22−7.35(m,1H),7.39(dt,1H,J=3.0,9.0Hz),7.70(dd,1H,J=3.0,7.8Hz)
【0116】
構造式(83)
【化93】
B025(3−(ドデシルアミノカルボニル)−4−ヒドロキシクマリン)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.6Hz),1.18−1.69(m,20H),3.38−3.47(m,2H)7.26−7.38(m,2H),7.65(dt,1H,J=1.5,8.4Hz),8.03(dd,1H,J=1.5,7.5Hz),9.18−9.29(br,1H)
13C NMR(75MHz)
14.1,22.6,26.9,29.13,29.18,29.31,29.35,29.46,29.52,29.57,31.9,39.5,91.3,116.2,116.9,124.5,125.0,134.7,153.4,162.7,170.5,177.1
【0117】
(化合物、その互変異性体、幾何異性体、乃至それらの塩の製造方法、抗菌化合物またはその塩の製造方法)
本発明の化合物、その互変異性体、幾何異性体、乃至それらの塩の製造方法、抗菌化合物またはその塩の製造方法は、下記の合成法1〜合成法5のいずれかである。
【0118】
<化合物、並びに抗菌化合物>
前記化合物、並びに抗菌化合物は、前記一般式(1)〜(5)で示される、3−アシルオキシインドール化合物、及び3−アシル−4−ヒドロキシクマリン化合物のいずれかに属する化合物(化合物AI、AII、B、BI、BII)である。
【0119】
<その互変異性体、幾何異性体>
前記その互変異性体、幾何異性体としては、前記一般式(1)で表される化合物AI及び前記一般式(2)で表される化合物AIIは、互変異性体、幾何異性体を有しており、したがって、前記化合物AI及びAIIのいずれかの互変異性体、幾何異性体が含まれる。前記化合物A及びCは、例えば前記化学式(1)に示されるような数種類の構造パターンをとり得、ある一定の状態では固定されていない状態で存在しているものと考えられる。
【0120】
<塩>
前記塩としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ナトリウム、カリウム等とのアルカリ金属塩;カルシウム、マグネシウム等とのアルカリ土類金属塩;メチルアミン、エチルアミン、ジエタノールアミン等との有機アミン塩;などが挙げられる。
【0121】
<合成法1>
前記合成法1は、前記一般式(1)〜一般式(3)のいずれかで表される化合物、その互変異性体、幾何異性体、乃至それらの塩の製造方法であって、基質である、一般式(6)または一般式(7)で表されるオキシインドール化合物(以下、それぞれ「オキシインドール(Aa)、オキシインドール(Ab)」と称することがある)、及び一般式(8)で表される4−ヒドロキシクマリン化合物(以下「4−ヒドロキシクマリン(Ba)」と称することがある)のいずれかを、有機溶媒中、縮合剤及びアミン塩基の存在下で、カルボン酸と混合することで反応させる工程を含有してなり、更に必要に応じてその他の工程を含有してなる。
【化94】
ただし、前記一般式(6)から一般式(8)において、
Z
1は、ハロゲン原子を有していてもよい炭素数8〜30の環状のアルキル基、直鎖または分岐アルキル基のいずれかを表す。
X
2は、単結合、−CO−、−CONH−、及び−COO−のいずれかを表す。
Y
2は、−CN、−NO
2、アルコキシ基及びハロゲン原子の少なくともいずれかを有していてもよい炭素数1〜30の炭化水素基、及び水素原子のいずれかを表す。
X
3は、単結合、及び−NH−のいずれかを表す。
Zは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルコキシ基、及び炭素数1〜20の炭化水素基のいずれかを表す。
【0122】
−オキシインドール化合物−
前記オキシインドール化合物(オキシインドール(Aa)、及びオキシインドール(Ab))としては、前記一般式(6)あるいは一般式(7)で表されるものであれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。市販品を用いてもよいし、新たに合成した合成品を用いてもよい。前記オキシインドール化合物として、例えば、下記の構造式(85)〜(106)で表されるオキシインドール化合物などが挙げられる。
【化95】
【化96】
【化97】
【0123】
前記構造式(85)〜(91)で表されるオキシインドール(A−b−1〜A−b−7)は、下記一般式(9)で示されるオキシインドール(A−e)に対して、有機溶媒中、カルボン酸無水物又はカルボン酸ハライドを作用させ、50〜120℃の温度範囲で12〜24時間混合することで合成することができる。
【化98】
ただし、前記一般式(9)中、Zは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜20の炭化水素基のいずれかを表す。
【0124】
前記構造式(92)〜(103)で表されるオキシインドール(A−c−1〜A−c−12)は、前記一般式(9)で示されるオキシインドール(A−e)に対して、有機溶媒中、イソシアネートを作用させ、50〜120℃の温度範囲で12〜24時間混合することで合成することができる。
【0125】
前記構造式(104)〜(106)で表されるオキシインドール(A−d−1〜A−d−3)は、前記一般式(9)で示されるオキシインドール(A−e)に対して、有機溶媒中、炭酸エステル無水物を作用させ、50〜120℃の温度範囲で12〜24時間混合することで合成することができる。
【0126】
−−−オキシインドール(A−e)−−−
前記オキシインドール(A−e)としては、前記一般式(9)で表されるものであれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。前記オキシインドール(A−e)として、市販品を用いても良いし、新たに合成した合成品を用いてもよいが、市販品であることが好ましい。前記オキシインドール(A−e)として、例えば2−オキシインドール、6−クロロ−2−オキシインドール、5−ブロモ−2−オキシインドール、5−フルオロ−2−オキシインドールなどが挙げられる。
【0127】
−4−ヒドロキシクマリン化合物−
前記4−ヒドロキシクマリン化合物(4−ヒドロキシクマリン(Ba))としては、一般式(8)で表されるものであれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。市販品を用いても良いし、新たに合成した合成品を用いてもよい。前記4−ヒドロキシクマリン(Ba)として、例えば6−クロロ−4−ヒドロキシクマリン、7−メトキシ−4−ヒドロキシクマリン、6−フルオロ−4−ヒドロキシクマリン、4−ヒドロキシクマリン、6−メチル−4−ヒドロキシクマリンなどが挙げられる。
【0128】
−有機溶媒−
前記有機溶媒としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ジクロロメタン、ジクロロエタン等の塩化アルカン類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類、ジメチルホルムアミド等のアミド類、酢酸エチル等のエステル類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類などが挙げられる。これらの中でも、ジクロロメタン、アセトニトリルが好ましい。
【0129】
−縮合剤−
前記縮合剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、N,N'−ジシクロヘキシルカルボジイミド等の置換カルボジイミド類などが挙げられる。これらの中でも、N−[3−(ジメチルアミノ)]プロピル−N'−エチルカルボジイミド及びその塩酸塩のいずれかが好ましい。
【0130】
−アミン塩基−
前記アミン塩基としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等の3級アミン、ピリジン、4−(ジメチルアミノ)ピリジン等のピリジン類などが挙げられる。これらの中でも、4−(ジメチルアミノ)ピリジンが好ましい。
【0131】
−カルボン酸−
前記カルボン酸としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。市販品を用いてもよいし、新たに合成した合成品を用いてもよい。前記カルボン酸としては、例えば、下記の構造式(107)〜(114)で表される化合物(D−a−01〜D−a−5、D−b−01、D−c−01、D−c−02)などが挙げられる。
【0132】
構造式(107)(化合物D−a−01)
【化99】
【0133】
構造式(108)(化合物D−a−02)
【化100】
【0134】
構造式(109)(化合物D−a−03)
【化101】
【0135】
構造式(110)(化合物D−a−04)
【化102】
【0136】
構造式(111)(化合物D−a−05)
【化103】
【0137】
構造式(112)(化合物D−b−01)
【化104】
【0138】
構造式(113)(化合物D−c−01)
【化105】
【0139】
構造式(114)(化合物D−c−02)
【化106】
【0140】
前記カルボン酸としては、前記構造式(107)〜(114)のいずれかで表される化合物以外にも、例えば、ノナン酸、デカン酸、ウンデカン酸、ドデカン酸、メトキシ酢酸、4−ブチルシクロヘキサンカルボン酸、N−ベンゾイルグリシン、N−Boc−アラニン、N−ベンゾイルアラニン、N−Boc−グリシン、4−クロロ安息香酸、4−フルオロ安息香酸、4−メトキシ安息香酸、2−アセトキシ安息香酸、10−ブロモデカン酸などが挙げられる。
【0141】
−その他の工程−
前記その他の工程としては、本発明の効果を損なわない範囲内であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、3−アシルオキシインドール化合物、及び3−アシル−4−ヒドロキシクマリン化合物のいずれかに属する前記化合物、その互変異性体、幾何異性体、並びに抗菌化合物に塩を付加する工程や、それらをさらに修飾する工程、並びに3−アシルオキシインドール化合物、及び3−アシル−4−ヒドロキシクマリン化合物のいずれかに属する前記化合物、その互変異性体、幾何異性体、並びに抗菌化合物、乃至それらの塩を精製する工程などが挙げられる。
【0142】
前記合成法1の反応させる工程における反応温度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、0℃〜120℃が好ましく、0℃〜50℃がより好ましく、20℃〜30℃がさらに好ましい。
【0143】
前記合成法1の反応させる工程における反応時間としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、12時間〜24時間が好ましい。
【0144】
<合成法2>
前記合成法2は、前記一般式(1)〜一般式(3)のいずれかで表される化合物、その互変異性体、幾何異性体、乃至それらの塩の製造方法であって、基質である前記一般式(6)または一般式(7)で表されるオキシインドール化合物、及び前記一般式(8)で表される4−ヒドロキシクマリン化合物のいずれかを、縮合剤を用いることなく、有機溶媒中、アミン塩基の存在下で、カルボン酸クロリドと混合することで反応させる工程を含有してなり、更に必要に応じてその他の工程を含有してなる。
【0145】
−オキシインドール化合物−
前記オキシインドール化合物については<合成法1>の記載と同様である。
【0146】
−4−ヒドロキシクマリン化合物−
前記4−ヒドロキシクマリン化合物については<合成法1>の記載と同様である。
【0147】
−有機溶媒−
前記有機溶媒については<合成法1>の記載と同様である。
−アミン塩基−
前記アミン塩基については<合成法1>の記載と同様である。
【0148】
−カルボン酸クロリド−
前記カルボン酸クロリドとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。市販品を用いてもよいし、新たに合成したものを用いてもよい。前記カルボン酸クロリドとして、例えば、デカン酸クロリド、塩化ベンゾイルなどが挙げられる。
【0149】
−その他の工程−
前記その他の工程については<合成法1>の記載と同様である。
【0150】
前記合成法2の反応させる工程における反応温度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、0℃〜120℃が好ましく、0℃〜50℃がより好ましく、20℃〜30℃がさらに好ましい。
【0151】
前記合成法2の反応させる工程における反応時間としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、12時間〜24時間が好ましい。
【0152】
<合成法3>
前記合成法3は、前記一般式(1)〜一般式(3)のいずれかで表される化合物、その互変異性体、幾何異性体、乃至それらの塩の製造方法であって、基質である前記一般式(6)または一般式(7)で表されるオキシインドール化合物、及び前記一般式(8)で表される4−ヒドロキシクマリン化合物のいずれかを、縮合剤を用いることなく、有機溶媒中、アミン塩基の存在下で、カルボン酸無水物と混合することで反応させる工程を含有してなり、更に必要に応じてその他の工程を含有してなる。
【0153】
−オキシインドール化合物−
前記オキシインドール化合物については<合成法1>の記載と同様である。
【0154】
−4−ヒドロキシクマリン化合物−
前記4−ヒドロキシクマリン化合物については<合成法1>の記載と同様である。
【0155】
−有機溶媒−
前記有機溶媒については<合成法1>の記載と同様である。
【0156】
−アミン塩基−
前記アミン塩基については<合成法1>の記載と同様である。
【0157】
−カルボン酸無水物−
前記カルボン酸無水物としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。市販品を用いてもよいし、新たに合成したものを用いてもよい。前記カルボン酸無水物として、例えば、デカン酸無水物、無水酢酸、無水安息香酸などが挙げられる。
【0158】
−その他の工程−
前記その他の工程については<合成法1>の記載と同様である。
【0159】
前記合成法3の反応させる工程における反応温度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、0℃〜120℃が好ましく、0℃〜50℃がより好ましく、20℃〜30℃がさらに好ましい。
【0160】
前記合成法3の反応させる工程における反応時間としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、12時間〜24時間が好ましい。
【0161】
<合成法4>
前記合成法4は、前記一般式(5)で表される抗菌化合物またはその塩の製造方法であって、基質である前記一般式(8)で表される4−ヒドロキシクマリン化合物を、有機溶媒中、縮合剤及びアミン塩基の存在下で、カルボン酸と混合することで反応させる工程を含有してなり、更に必要に応じてその他の工程を含有してなる。
【0162】
−4−ヒドロキシクマリン化合物−
前記4−ヒドロキシクマリン化合物については<合成法1>の記載と同様である。
【0163】
−有機溶媒−
前記有機溶媒については<合成法1>の記載と同様である。
【0164】
−縮合剤−
前記縮合剤については<合成法1>の記載と同様である。
【0165】
−アミン塩基−
前記アミン塩基については<合成法1>の記載と同様である。
【0166】
−カルボン酸−
前記カルボン酸については<合成法1>の記載と同様である。
【0167】
−その他の工程−
前記その他の工程については<合成法1>の記載と同様である。
【0168】
前記合成法4の反応させる工程における反応温度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、0℃〜120℃が好ましく、0℃〜50℃がより好ましく、20℃〜30℃がさらに好ましい。
【0169】
前記合成法4の反応させる工程における反応時間としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、12時間〜24時間が好ましい。
【0170】
<合成法5>
前記合成法4は、前記一般式(4)で表される抗菌化合物またはその塩の製造方法であって、基質である前記一般式(8)で表される4−ヒドロキシクマリン化合物を、縮合剤を用いることなく、有機溶媒中、アミン塩基の存在下で、イソシアネートと混合することで反応させる工程を含有してなり、更に必要に応じてその他の工程を含有してなる。
【0171】
−4−ヒドロキシクマリン化合物−
前記4−ヒドロキシクマリン化合物については<合成法1>の記載と同様である。
【0172】
−有機溶媒−
前記有機溶媒としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ジクロロメタン、ジクロロエタン等の塩化アルカン類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類、ジメチルホルムアミド等のアミド類、酢酸エチル等のエステル類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類などが挙げられる。これらの中でも、ジクロロメタン、トルエンが好ましい。
【0173】
−アミン塩基−
前記アミン塩基については<合成法1>の記載と同様である。
【0174】
−イソシアネート−
前記イソシアネートとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。市販品を用いてもよいし、新たに合成したものを用いてもよい。前記イソシアネートとして、例えば、オクチルイソシアネート、デシルイソシアネート、ドデシルイソシアネートなどが挙げられる。
【0175】
−その他の工程−
前記その他の工程としては、3−アシル−4−ヒドロキシクマリン化合物に属する前記化合物に塩を付加する工程や、それらをさらに修飾する工程、並びに3−アシル−4−ヒドロキシクマリン化合物に属する前記化合物、乃至それらの塩を精製する工程などが挙げられる。
【0176】
前記合成法5の反応させる工程における反応温度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、0℃〜120℃が好ましく、0℃〜50℃がより好ましく、20℃〜30℃がさらに好ましい。
【0177】
前記合成法5の反応させる工程における反応時間としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、12時間〜24時間が好ましい。
【0178】
(抗菌剤)
本発明の抗菌剤は、本発明の化合物、その互変異性体、幾何異性体、乃至それらの塩、及び本発明の抗菌化合物またはその塩の少なくともいずれかを含有してなり、更に必要に応じてその他の成分を含有してなる。
【0179】
<化合物、その互変異性体、幾何異性体、乃至それらの塩、抗菌化合物またはその塩>
前記抗菌剤における本発明の化合物、その互変異性体、幾何異性体、乃至それらの塩、及び本発明の抗菌化合物またはその塩の少なくともいずれかの含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。また、前記抗菌剤は、本発明の化合物、その互変異性体、幾何異性体、乃至それらの塩そのものであってもよいし、本発明の抗菌化合物またはその塩そのものであってもよいし、両者からなるものであってもよい。
【0180】
<その他の成分>
前記その他の成分としては、本発明の効果を損なわない範囲内であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、エタノール、水、デンプン等の薬理学的に許容され得る担体などが挙げられる。
前記抗菌剤中の、前記その他の成分の含有量としては、特に制限はなく、前記化合物、並びに抗菌化合物の効果を損なわない範囲内で、目的に応じて適宜選択することができる。
【0181】
<対象>
前記抗菌剤が抗菌活性を示す対象としては、細菌であれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、薬剤耐性菌であることが好ましく、多剤耐性菌であることがより好ましく、MRSA、VRE及び
C.difficileの少なくともいずれかであることがさらに好ましい。
【0182】
<剤型>
前記抗菌剤の剤型としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、経口固形剤、経口液剤、注射剤、吸入散剤などが挙げられる。
【0183】
−経口固形剤−
前記経口固形剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、錠剤、被覆錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤などが挙げられる。
前記経口固形剤の製造方法としては、特に制限はなく、常法を使用することができ、例えば、前記化合物に、賦形剤、及び必要に応じて、前記その他の成分、各種添加剤を加えることにより、製造することができる。ここで、前記賦形剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、乳糖、白糖、塩化ナトリウム、ブドウ糖、デンプン、炭酸カルシウム、カオリン、微結晶セルロース、珪酸などが挙げられる。また、前記添加剤としても、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、着色剤、矯味/矯臭剤などが挙げられる。
前記結合剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、水、エタノール、プロパノール、単シロップ、ブドウ糖液、デンプン液、ゼラチン液、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルスターチ、メチルセルロース、エチルセルロース、シェラック、リン酸カルシウム、ポリビニルピロリドンなどが挙げられる。
前記崩壊剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、乾燥デンプン、アルギン酸ナトリウム、カンテン末、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸モノグリセリド、乳糖などが挙げられる。
前記滑沢剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、精製タルク、ステアリン酸塩、ホウ砂、ポリエチレングリコールなどが挙げられる。
前記着色剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、酸化チタン、酸化鉄などが挙げられる。
前記矯味/矯臭剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、白糖、橙皮、クエン酸、酒石酸などが挙げられる。
【0184】
−経口液剤−
前記経口液剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、内服液剤、シロップ剤、エリキシル剤などが挙げられる。
前記経口液剤の製造方法としては、特に制限はなく、常法を使用することができ、例えば、前記化合物、及び必要に応じて、前記その他の成分に、添加剤を加えることにより、製造することができる。ここで、前記添加剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、矯味/矯臭剤、緩衝剤、安定化剤などが挙げられる。
【0185】
前記矯味/矯臭剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、白糖、橙皮、クエン酸、酒石酸などが挙げられる。
前記緩衝剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、クエン酸ナトリウムなどが挙げられる。
前記安定化剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、トラガント、アラビアゴム、ゼラチンなどが挙げられる。
【0186】
−注射剤−
前記注射剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、溶液、懸濁液、用事溶解用固形剤などが挙げられる。
前記注射剤の製造方法としては、特に制限はなく、常法を使用することができ、例えば、前記化合物、及び必要に応じて、前記その他の成分に、pH調節剤、緩衝剤、安定化剤、等張化剤、局所麻酔剤などを添加することにより、製造することができる。ここで、前記pH調節剤及び前記緩衝剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、クエン酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、リン酸ナトリウムなどが挙げられる。また、前記安定化剤としても、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ピロ亜硫酸ナトリウム、EDTA、チオグリコール酸、チオ乳酸などが挙げられる。前記等張化剤としても、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、塩化ナトリウム、ブドウ糖などが挙げられる。前記局所麻酔剤としても、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、塩酸プロカイン、塩酸リドカインなどが挙げられる。
【0187】
<投与>
前記抗菌剤の投与方法、投与量、投与時期、及び投与対象としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記投与方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、経口投与法、注射による方法、吸入による方法などが挙げられる。
前記投与量としては、特に制限はなく、投与対象個体の年齢、体重、体質、症状、他の成分を有効成分とする医薬の投与の有無など、様々な要因を考慮して適宜選択することができる。
前記投与対象となる動物種としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ヒト、サル、ブタ、ウシ、ヒツジ、ヤギ、イヌ、ネコ、マウス、ラット、トリなどが挙げられるが、これらの中でもヒトに好適に投与される。
【0188】
<抗菌活性>
本発明の抗菌剤が抗菌活性を示す対象としては、前記のように、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、薬剤耐性菌であることが好ましく、多剤耐性菌であることがより好ましく、MRSA、VRE及び
C.difficileの少なくともいずれかであることがさらに好ましいが、前記対象が、特定の薬剤に対する耐性菌(例えばバンコマイシン耐性菌)である場合、前記抗菌剤は、前記薬剤に対する感受性菌(例えばバンコマイシン感受性菌)には無効であることが好ましい。
【0189】
前記抗菌活性を測定する方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、最小発育阻止濃度(以下、「MIC」と称することがある。)を求める方法などが挙げられる。
前記MICを求める方法としては、特に制限はなく、公知の方法を適宜用いることができる。
【0190】
前記薬剤耐性菌、特に前記多剤耐性菌に対するMICとしては、特に制限はなく、対象となる細菌の種類などに応じて適宜選択することができるが、8mg/L未満が好ましく、4mg/L未満がより好ましく、2mg/L未満が更に好ましく、1mg/L未満が特に好ましい。前記MICが、8mg/L以上であると、抗菌活性が弱く、細菌の増殖を阻害できないことがある。
また、本発明において、本発明の抗菌剤が薬剤感受性菌に無効であるとは、前記薬剤感受性菌に対する抗菌活性が低い場合も含むものとする。前記抗菌剤の前記薬剤感受性菌に対するMICとしては、特に制限はなく、細菌の種類などに応じて適宜選択することができるが、8mg/L以上が好ましい。
【0191】
<使用>
前記抗菌剤は、1種単独で使用してもよいし、他の成分を有効成分とする医薬と併せて使用してもよい。また、前記抗菌剤は、他の成分を有効成分とする医薬中に、配合された状態で使用してもよい。
前記抗菌剤は、薬剤感受性菌を耐性化させないために、薬剤感受性菌には抗菌活性を示さないことが好ましいことから、薬剤感受性菌にのみ抗菌活性を有する他の成分を有効成分とする薬剤と併用又は前記他の成分を有効成分とする薬剤に配合することが特に好ましい。
【0192】
<用途>
前記抗菌剤は、前記一般式(1)〜(5)で表される、3−アシルオキシインドール化合物、及び3−アシル−4−ヒドロキシクマリン化合物のいずれかに属する化合物の少なくともいずれかを含有し、優れた抗菌活性を示すことから、本発明の感染症治療薬に好適に利用可能である。
【0193】
(感染症治療薬)
本発明の感染症治療薬は、本発明の抗菌剤を含有してなり、更に必要に応じてその他の成分を含有してなる。
【0194】
<抗菌剤>
前記感染症治療薬における本発明の抗菌剤の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。また、前記感染症治療薬は、本発明の抗菌剤そのものであってもよい。
【0195】
<その他の成分>
前記その他の成分としては、本発明の効果を損なわない範囲内であれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、エタノール、水、デンプン等の薬理学的に許容され得る担体などが挙げられる。
前記感染症治療薬中の、前記その他の成分の含有量としては、特に制限はなく、前記一般式(1)〜前記一般式(5)で表される、3−アシルオキシインドール化合物、及び3−アシル−4−ヒドロキシクマリン化合物のいずれかに属する化合物の効果を損なわない範囲内で、目的に応じて適宜選択することができる。
【0196】
<使用>
前記感染症治療薬は、1種単独で使用してもよいし、他の成分を有効成分とする医薬と併せて使用してもよい。また、前記感染症治療薬は、他の成分を有効成分とする医薬中に、配合された状態で使用してもよい。
前記感染症治療薬は、薬剤感受性菌を耐性化させないために、薬剤感受性菌には抗菌活性を示さないことが好ましいことから、薬剤感受性菌にのみ抗菌活性を有する他の成分を有効成分とする薬剤と併用又は前記他の成分を有効成分とする薬剤に配合することが好ましい。
【実施例】
【0197】
以下に本発明の実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
【0198】
(調製例1)
<D−a−01(デシロキシ酢酸)の合成>
ブロモデカン(市販品、3.00g、13.6mmol)、グリコール酸メチル(市販品、1.34g、15.0mmol、1.1equiv.)をジメチルホルムアミド(5mL)−テトラヒドロフラン(市販品、5mL)混合溶媒に溶解し、水素化ナトリウム(0.60g、1.1equiv.)を室温で加えた。
60℃で12時間撹拌した後、溶媒を減圧下で留去した。
得られた油状物質をエタノール(15mL)に溶解し、次に水酸化ナトリウム(1.1g、2.7mmol、2equiv.)を水(5mL)に溶解した水溶液を室温で加えた。
室温で12時間撹拌した後、6mol/L塩酸(0.5mL)を加え、混合物の溶媒を減圧下で留去し、酢酸エチル−ヘキサン混合溶媒を用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製することで、構造式(107)で表されるD−a−01(デシロキシ酢酸)(2.35g、80%)が得られた。
【0199】
構造式(107)
【化107】
D−a−01(デシロキシ酢酸)
1H NMR(300MHz)0.86(t,3H,J=6.6Hz),1.19−1.68(m,16H),3.54(t,2H,J=6.6Hz),4.11(s,2H),8.63−10.13(br,1H)
13C NMR(75MHz)14.1,22.6,25.9,29.2,29.3,29.35,29.38,29.5,31.8,67.6,72.1,175.1
【0200】
(調製例2)
<D−a−02(ペンチロキシ酢酸)の合成>
調製例1のブロモデカンの代わりに、ブロモペンタン(市販品)を使用した以外は、調製例1と同様にして、構造式(108)で表されるD−a−02(ペンチロキシ酢酸)が得られた。
【0201】
構造式(108)
【化108】
D−a−02(ペンチロキシ酢酸)
1H NMR(300MHz)
0.89(t,3H,J=6.6Hz),1.21−1.69(m,6H),3.54(t,2H,J=6.6Hz),4.11(s,2H),9.78−10.32(br,1H)
【0202】
(調製例3)
<D−a−03(デシロキシプロピオン酸)の合成>
調製例1のグリコール酸メチルの代わりに、乳酸エチル(市販品)を使用した以外は、調製例1と同様にして、構造式(109)で表されるD−a−03(デオキシプロピオン酸)が得られた。
【0203】
構造式(109)
【化109】
D−a−03(デシロキシプロピオン酸)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.9Hz),1.18−1.50(m,14H),1.48(d,3H,J=6.6Hz),1.56−1.72(m,2H),3.35−3.56(m,2H),5.31(q,1H,J=6.6Hz),8.65−10.14(br,1H)
【0204】
(調製例4)
<D−a−04(4−ブチルフェニルメトキシ酢酸)の合成>
調製例1のブロモデカンの代わりに、4−ブチルベンジルクロリド(市販品)を使用した以外は、調製例1と同様にして、構造式(110)で表されるD−a−04(4−ブチルフェニルメトキシ酢酸)が得られた。
【0205】
構造式(110)
【化110】
D−a−04(4−ブチルフェニルメトキシ酢酸)
1H NMR(300MHz)
092(t,3H,J=6.6Hz),1.24−1.64(m,4H),2.62(t,2H,J=7.5Hz),4.70(s,2H),4.94(s,2H),8.55−10.10(br,1H)
【0206】
(調製例5)
<D−a−05(オクチロキシ酢酸)の合成>
調製例1のブロモデカンの代わりに、ブロモオクタン(市販品)を使用した以外は、調製例1と同様にして、構造式(111)で表されるD−a−05(オクチロキシ酢酸)が得られた。
【0207】
構造式(111)
【化111】
D−a−05(オクチロキシ酢酸)
1H NMR(300MHz)
0.85(t,3H,J= 6.6Hz),1.15−1.65(m,12H),3.52(t,2H,J=6.9Hz),4.09(s,2H),10.42−10.52(br,1H)
13C NMR(75MHz)
14.0,22.5,25.8,29.1,29.6,29.3,31.7,67.6,72.1,175.8
【0208】
(調製例6)
<D−b−01(デシルチオ酢酸)の合成>
ブロモデカン(市販品、1.00g、4.5mmol)、チオグリコール酸メチル(市販品、0.53g、5.0mmol、1.1equiv.)をジメチルホルムアミド(3mL)−テトラヒドロフラン(3mL)混合溶媒に溶解し、水素化ナトリウム(0.20g、1.1equiv.)を室温で加えた。
60℃で12時間撹拌した後、溶媒を減圧下で留去した。
得られた油状物質をエタノール(5mL)に溶解し、次に水酸化ナトリウム(0.36g、0.9mmol、2equiv.)を水(2mL)に溶解した水溶液を室温で加えた。
室温で12時間撹拌した後、6mol/L塩酸(0.3mL)を加え、混合物の溶媒を減圧下で留去し、酢酸エチル−ヘキサン混合溶媒を用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製することで、構造式(112)で表されるD−b−01(デシルチオ酢酸)(0.78g、75%)が得られた。
【0209】
構造式(112)
【化112】
D−b−01(デシルチオ酢酸)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.6Hz),1.15−1.68(m,16H),2.65(t,2H,7.5Hz),3.25(s,2h),8.95−10.22(br,1H)
13C NMR(75MHz)
14.1,22.6,28.7,28.9,29.1,29.3,29.45,29.50,31.9,32.8,33.5,176.8
【0210】
(調製例7)
<D−c−01(N−デカノイルグリシン)の合成>
グリシンエチル塩酸塩(市販品、1.40g、10.0mmol)をテトラヒドロフラン(市販品、10mL)と混合し、炭酸水素ナトリウム(1.68g、20.0mmol,2equiv.)を室温で加えた。この混合物にデカン酸クロリド(市販品、2.30mL、11.0mmol、1.1equiv.)を室温で滴下し、室温で3時間撹拌した後、溶媒を減圧下で留去した。
得られた油状物質をエタノール(10mL)と混合し、次に水酸化ナトリウム(0.80g、20.0mmol,2equiv.)を水(3mL)に溶解した水溶液を室温で加えた。
室温で12時間撹拌した後、6mmol/L塩酸(0.5mL)を加え、混合物の溶媒を減圧下で留去し、酢酸エチル−ヘキサン混合溶媒を用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製することで、構造式(113)で表されるD−c−01(N−デカノイルグリシン)(1.65g、72%)が得られた。
【0211】
構造式(113)
【化113】
D−c−01(N−デカノイルグリシン)
1H NMR(300MHz)
0.88(t,3H,J=6.6Hz),1.10−1.75(m,14H),2.24(t,2H,J=7.5Hz),4.85(s,2H),6.25−6.45(br,1H),9.12−10.60(br,1H)
【0212】
(調製例8)
<D−c−02(N−デカノイルアラニン)の合成>
調製例6のグリシンエチル塩酸塩の代わりに、アラニンメチルエステル塩酸塩(市販品)を使用した以外は、調製例7と同様にして、構造式(114)で表されるD−c−02(N−デカノイルアラニン)が得られた。
【0213】
構造式(114)
【化114】
D−c−02(N−デカノイルアラニン)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.6Hz),1.10−1.70(m,14H),1.51(d,3H,J=7.2Hz),2.25(t,2H,J=7.5Hz),5.80−5.95(m,1H),6.30(d,1H,J=7.5Hz),9.10−10.50(br,1H)
【0214】
(調製例9)
<A−b−06(N−デカノイル−2−オキシインドール)の合成>
オキシインドール(市販品、270mg、2.0mmol)、無水デカン酸(市販品、0.82mL、2.2mmol、1.1equiv.)をトルエン(4mL)と室温で混合した。
110℃で12時間撹拌した後、混合物の溶媒を減圧下で留去し、酢酸エチル−ヘキサン混合溶媒を用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製することで、構造式(90)で表されるA−b−06(N−デカノイル−2−オキシインドール)(0.52g、90%)が得られた。
【0215】
構造式(90)
【化115】
A−b−06(N−デカノイル−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.6Hz),1.19−1.78(m,14h),3.04(t,2H,J=7.2Hz),3.70(s,2H),7.12−7.35(m,3H),8.21(d,1H,J=8.1Hz)
【0216】
(調製例10)
<A−b−01(N−アセチル−2−オキシインドール)の合成>
調製例9の無水デカン酸の代わりに、無水酢酸を使用した以外は、調製例9と同様にして、構造式(85)で表されるA−b−01(N−アセチル−2−オキシインドール)が得られた。
【0217】
構造式(85)
【化116】
A−b−01(N−アセチル−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
2.64(s,1H),3.69(s,2H),7.14(dd,1H,J=1.2,7.5Hz),7.24(d,1H,J=7.5Hz),7.31(t,1H,J=8.1Hz),8.21(d,1H,J=8.1Hz)
【0218】
(調製例11)
<A−b−02(N−アセチル−6−クロロ−2−オキシインドール)の合成>
調製例9の無水デカン酸及びオキシインドールの代わりに、無水酢酸及び6−クロロ−2−オキシインドール(市販品)を使用した以外は、調製例9と同様にして、構造式(86)で表されるA−b−02が得られた。
【0219】
構造式(86)
【化117】
A−b−02(N−アセチル−6−クロロ−2−オキシインドール)
1H NMR(300 MHz)
2.65(s,3H),3.67(s,2H),7.05−7.30(m,2H),8.24(dd,1H,J=1.8,7.8Hz)
【0220】
(調製例12)
<A−b−03(N−アセチル−5−フルオロ−2−オキシインドール)の合成>
調製例9の無水デカン酸及びオキシインドールの代わりに、無水酢酸及び5−フルオロ−2−オキシインドール(市販品)を使用した以外は、調製例9と同様にして、構造式(87)で表されるA−b−03(N−アセチル−5−フルオロ−2−オキシインドール)が得られた。
【0221】
構造式(87)
【化118】
A−b−03(N−アセチル−5−フルオロ−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
2.65(s,3H),3.70(s,2H),6.96−7.26(m,2H),8.20(dd,1H,J=4.8,8.1Hz)
【0222】
(調製例13)
<A−b−04(N−アセチル−5−ブロモ−2−オキシインドール)の合成>
調製例9の無水デカン酸及びオキシインドールの代わりに、無水酢酸及び5−ブロモ−2−オキシインドール(市販品)を使用した以外は、調製例9と同様にして、構造式(88)で表されるA−b−04(N−アセチル−5−ブロモ−2−オキシインドール)が得られた。
【0223】
構造式(88)
【化119】
A−b−04(N−アセチル−5−ブロモ−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
2.65(s,3H),3.70(s,2H),7.39−7.45(m,2H),8.10(d,1H,J=8.7Hz)
【0224】
(調製例14)
<A−b−05(N−ベンゾイル−2−オキシインドール)の合成>
調製例9の無水デカン酸の代わりに、無水安息香酸(市販品)を使用した以外は、調製例9と同様にして、構造式(89)で表されるA−b−05(N−ベンゾイル−2−オキシインドール)が得られた。
【0225】
構造式(89)
【化120】
A−b−05(N−ベンゾイル−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
3.76(s,2H),7.17−7.82(m,6H),7.20(dd,1H,J=1.2,7.5Hz),8.13(d,2H,J=6.9Hz)
【0226】
(調製例15)
<A−b−07(N−デカノイル−5−フルオロ−2−オキシインドール)の合成>
調製例9のオキシインドールの代わりに、5−フルオロ−2−オキシインドール(市販品)を使用した以外は、調製例9と同様にして、構造式(91)で表されるA−b−07(N−デカノイル−5−フルオロ−2−オキシインドール)が得られた。
【0227】
構造式(91)
【化121】
A−b−07(N−デカノイル−5−フルオロ−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.6Hz),1.20−1.78(m,14h),3.04(t,2H,J=7.2Hz),3.71(s,2H),6.96−7.24(m,2H),8.20(dd,1H,J=4.8,8.1Hz)
【0228】
(調製例16)
<A−d−01(N−Boc−2−オキシインドール)の合成>
調製例9の無水デカン酸の代わりに、ジ−tert−ブチルジカーボネート(市販品)を使用した以外は、調製例9と同様にして、構造式(104)で表されるA−d−01(N−Boc−2−オキシインドール)が得られた。
【0229】
構造式(104)
【化122】
A−d−01(N−Boc−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
1.63(s,9H),3.63(s,2H),7.09−7.32(m,2H),7.23(d,1H,J=7.5Hz),7.77(d,1H,J=7.8Hz)
【0230】
(調製例17)
<A−d−02(N−Boc−6−クロロ−2−オキシインドール)の合成>
調製例9の無水デカン酸及びオキシインドールの代わりに、ジ−tert−ブチルジカーボネート(市販品)及び6−クロロ−2−オキシインドール(市販品)を使用した以外は、調製例9と同様にして、構造式(105)で表されるA−d−02が得られた。
【0231】
構造式(105)
【化123】
A−d−02(N−Boc−6−クロロ−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
1.63(s,9H),3.60(s,2H),7.10(dd,1H,J=1.8,8.1Hz),7.15(d,1H,J=8.1Hz),7.85(d,1H,J=1.8Hz)
【0232】
(調製例18)
<A−d−03(N−Boc−5−フルオロ−2−オキシインドール)の合成>
調製例9の無水デカン酸及びオキシインドールの代わりに、ジ−tert−ブチルジカーボネート(市販品)及び5−フルオロ−2−オキシインドール(市販品)を使用した以外は、調製例9と同様にして、構造式(106)で表されるA−d−03(N−Boc−5−フルオロ−2−オキシインドール)が得られた。
【0233】
構造式(106)
【化124】
A−d−03(N−Boc−5−フルオロ−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
1.63(s,9H),3.64(s,2H),6.92−7.04(m,2H),7.76(dd,1H,J=4.8,9.0Hz)
【0234】
(調製例19)
<A−c−01(N−(フェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)の合成>
オキシインドール(市販品、270mg、2.0mmol)、フェニルイソシアネート(市販品、0.24mL、2.2mmol、1.1equiv.)をトルエン(4mL)と室温で混合した。
110℃で12時間撹拌した後、混合物の溶媒を減圧下で留去し、酢酸エチル−ヘキサン混合溶媒を用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製することで、構造式(92)で表されるA−c−01(N−(フェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)(0.46g、92%)が得られた。
【0235】
構造式(92)
【化125】
A−c−01(N−(フェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
3.77(s,2H),7.11−7.61(m,8H),8.64(d,1H,J=8.4Hz),10.68(bs,1H)
【0236】
(調製例20)
<A−c−02の合成>
調製例19のオキシインドールの代わりに、6−クロロ−2−オキシインドール(市販品)を使用した以外は、調製例19と同様にして、構造式(93)で表されるA−c−02が得られた。
【0237】
構造式(93)
【化126】
A−c−02
1H NMR(300MHz)
3.75(s,2H),7.11−7.22(m,3H),7.37(t,3H,J=7.5Hz),7.58(dd,2H,J=1,2,7.5Hz),8.37(d,1H,1.2Hz),10.58(s,1H)
【0238】
(調製例21)
<A−c−03(N−(フェニルアミノカルボニル)−5−ブロモ−2−オキシインドール)の合成>
調製例19のオキシインドールの代わりに、5−ブロモ−2−オキシインドール(市販品)を使用した以外は、調製例19と同様にして、構造式(94)で表されるA−c−03(N−(フェニルアミノカルボニル)−5−ブロモ−2−オキシインドール)が得られた。
【0239】
構造式(94)
【化127】
A−c−03(N−(フェニルアミノカルボニル)−5−ブロモ−2−オキシインドール)1H NMR(300MHz)
3.76(s,2H),7.11−7.45(m,8H),8.10(d,1H,J=8.7Hz)
【0240】
(調製例22)
<A−c−04(N−(フェニルアミノカルボニル)−5−フルオロ−2−オキシインドール)の合成>
調製例19のオキシインドールの代わりに、5−フルオロ−2−オキシインドール(市販品)を使用した以外は、調製例19と同様にして、構造式(95)で表されるA−c−04(N−(フェニルアミノカルボニル)−5−フルオロ−2−オキシインドール)が得られた。
【0241】
構造式(95)
【化128】
A−c−04(N−(フェニルアミノカルボニル)−5−フルオロ−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
3.80(s,2H),6.99−7.10(m,3H),7.35(t,2H,J=7.5Hz),7.59(dd,1H,J=1.2,7.5Hz),8.29(dd,1H,J=4.8,9.0Hz),10.46−10.76(br,1H)
【0242】
(調製例23)
<A−c−05(N−(オクチルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)の合成>
調製例19のフェニルイソシアネートの代わりに、オクチルイソシアネート(市販品)を使用した以外は、調製例19と同様にして、構造式(96)で表されるA−c−05(N−(オクチルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)が得られた。
【0243】
構造式(96)
【化129】
A−c−05(N−(オクチルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.87(t,3H,J=6.6Hz),1.18−1.68(m,12H),3.40(q,2H,J=6.9Hz),3.70(s,2H),7.13(dd,1H,J=0.9,7.5Hz),7.23(dd,1H,J=0.9,7.5Hz),7.31(t,1H,J=8.1Hz),8.24(d,1H,8.1Hz),8.47−8.67(br,1H)
【0244】
(調製例24)
<A−c−06(N−(ブチルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)の合成>
調製例19のフェニルイソシアネートの代わりに、ブチルイソシアネート(市販品)を使用した以外は、調製例19と同様にして、構造式(97)で表されるA−c−06(N−(ブチルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)が得られた。
【0245】
構造式(97)
【化130】
A−c−06(N−(ブチルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
0.96(t,3H,J=7.2Hz),1.34−1.74(m,4H),3.39(q,2H,J=6.9Hz),3.69(s,2H),7.13(dd,1H,J=0.9,7.5Hz),7.24(d,1H,J=7.5Hz),7.30(t,1H,J=8.1Hz),8.24(d,1H,8.1Hz),8.48−8.63(br,1H)
【0246】
(調製例25)
<A−c−07(N−(4−ブロモフェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)の合成>
調製例19のフェニルイソシアネートの代わりに、4−ブロモフェニルイソシアネート(市販品)を使用した以外は、調製例19と同様にして、構造式(98)で表されるA−c−07(N−(4−ブロモフェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)が得られた。
【0247】
構造式(98)
【化131】
A−c−07(N−(4−ブロモフェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
3.78(s,2H),7.20(dd,1H,J=0.9,7.5Hz),7.26(d,1H,J=7.5Hz),7.34(t,1H,J=8.1Hz),7.40−7.52(m,4H),8.27(d,1H,J=8.1Hz),10.72(bs,1H)
【0248】
(調製例26)
<A−c−08(N−(4−フルオロフェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)の合成>
調製例19のフェニルイソシアネートの代わりに、4−フルオロフェニルイソシアネート(市販品)を使用した以外は、調製例19と同様にして、構造式(99)で表されるA−c−08(N−(4−フルオロフェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)が得られた。
【0249】
構造式(99)
【化132】
A−c−08(N−(4−フルオロフェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
3.75(s,2H),6.90−7.10(m,2H),7.17(dd,1H,J=0.9,7.5Hz),7.23(d,1H,J=7.5Hz),7.32(t,1H,J=8.1Hz),7.48−7.56(m,2H),8.26(d,1H,8.1Hz),10.62(bs,1H)
【0250】
(調製例27)
<A−c−09(N−(4−メトキシフェニルアミノカルボニル)−5−フルオロ−2−オキシインドール)の合成>
調製例19のオキシインドール及びフェニルイソシアネートの代わりに、5−フルオロ−2−オキシインドール(市販品)及び4−メトキシフェニルイソシアネート(市販品)を使用した以外は、調製例19と同様にして、構造式(100)で表されるA−c−09(N−(4−メトキシフェニルアミノカルボニル)−5−フルオロ−2−オキシインドール)が得られた。
【0251】
構造式(100)
【化133】
A−c−09(N−(4−メトキシフェニルアミノカルボニル)−5−フルオロ−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
3.75(s,2H),3.79(s,3H),6.87(dt,2H,J(doublet)=9.0Hz),6.95−7.04(m,3H),7.44(dt,2H,J(doublet)=9.0Hz),8.29(dd,1H,J=4.8,8.8Hz),10.41(bs,1H)
【0252】
(調製例28)
<A−c−10(N−(4−メトキシフェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)の合成>
調製例19のフェニルイソシアネートの代わりに、4−メトキシフェニルイソシアネート(市販品)を使用した以外は、調製例19と同様にして、構造式(101)で表されるA−c−10(N−(4−メトキシフェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)が得られた。
【0253】
構造式(101)
【化134】
A−c−10(N−(4−メトキシフェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
3.75(s,2H),3.79(s,3H),6.89(dt,2H,J(doublet)=9.0Hz),7.21−7.38(m,3H),7.44(dt,2H,J(doublet)=9.0Hz),8.28(d,1H,J=8.4Hz),10.50(bs,1H)
【0254】
(調製例29)
A−c−11(N−(4−トリフルオロメトキシフェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)の合成
調製例19のフェニルイソシアネートの代わりに4−トリフルオロメトキシフェニルイソシアネート(市販品)を使用した以外は、調製例19と同様にして、構造式(102)で表されるA−c−11(N−(4−トリフルオロメトキシフェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)が得られた。
【0255】
構造式(102)
【化135】
A−c−11(N−(4−トリフルオロメトキシフェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
3.81(s,2H),7.15−7.42(m,5H),7.62(dt,2H,J(doublet)=8.8Hz),8.30(d,1H,J=8.1Hz),10.78(bs,1H)
【0256】
(調製例30)
A−c−12(N−(2−トリフルオロメチルフェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)の合成
調製例19のフェニルイソシアネートの代わりに2−トリフルオロメチルフェニルイソシアネート(市販品)を使用した以外は、調製例19と同様にして、構造式(103)で表されるA−c−12(N−(2−トリフルオロメチルフェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)が得られた。
【0257】
構造式(103)
【化136】
A−c−12(N−(2−トリフルオロメチルフェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)
1H NMR(300MHz)
3.83(s,2H),7.18−7.40(m,4H),7.60(t,1H,J=7.8Hz),7.63(d,1H,J=7.8Hz),8.20(d,1H,J=8.4Hz),8.30(d,1H,J=8.4Hz),11.0(s,1H)
13C NMR(75MHz)
36.9,116.6,112.9,122.9,124.0,124.8,124.9,125.1,126.1,126.2,128.4,132.6,134.5,141.3,149.8,177.7
【0258】
(実施例1)
<A013(N−アセチル−3−デシロキシアセチルオキシインドール)の合成>
N−アセチルオキシインドール(A−b−01)(100mg、0.57mmol)、デシロキシ酢酸(D−a−01)(123mg、0.57mmol、1.0equiv.)、4−(ジメチルアミノ)ピリジン(市販品、105mg、0.85mmol、1.5equiv.)をジクロロメタン(4mL)に溶解し、縮合剤としてN−[3−(ジメチルアミノ)]プロピル−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩(市販品、165mg、0.85mmol、1.5equiv.)を室温で加えた。
室温で12時間撹拌した後、5重量%クエン酸水溶液(10mL)を加え、酢酸エチル(20mL)を用い抽出した。
得られた有機層を分離し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させた。溶液を濃縮後、酢酸エチル−ヘキサン混合溶媒を用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製することで、A013(N−アセチル−3−デシロキシアセチル−2−オキシインドール)(160mg、76%)が得られた。
【0259】
(実施例2)
<B003(6−クロロ−3−デカノイル−4−ヒドロキシクマリン)の合成>
6−クロロ−4−ヒドロキシクマリン(市販品、100mg、0.51mmol)、4−(ジメチルアミノ)ピリジン(市販品、93mg、0.76mmol、1.5equiv.)をジクロロメタン(4mL)に溶解し、デカン酸クロリド(0.12mL、0.56mmol、1.1 equiv.)を室温で加えた。
室温で12時間撹拌した後、5重量%クエン酸水溶液(10mL)を加え、酢酸エチル(20mL)を用い抽出した。
得られた有機層を分離し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させた。溶液を濃縮後、酢酸エチル−ヘキサン混合溶媒を用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製することで、B003(6−クロロ−3−デカノイル−4−ヒドロキシクマリン)(134mg、71%)が得られた。
【0260】
(実施例3)
<A033(N−(フェニルアミノカルボニル)−5−ブロモ−3−デカノイル−2−オキシインドール)の合成>
A−c−03(N−(フェニルアミノカルボニル)−5−ブロモ−2−オキシインドール)(100mg、0.30mmol)、4−(ジメチルアミノ)ピリジン(市販品、55mg、0.45mmol、1.5equiv.)をジクロロメタン(4mL)に溶解し、デカン酸無水物(108mg、0.33mmol,1.1equiv.)を室温で加えた。
室温で12時間撹拌した後、5重量%クエン酸水溶液(10mL)を加え、酢酸エチル(20mL)を用い抽出した。
得られた有機層を分離し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させた。溶液を濃縮後、酢酸エチル−ヘキサン混合溶媒を用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製することで、A033(N−(フェニルアミノカルボニル)−5−ブロモ−3−デカノイル−2−オキシインドール)(127mg、87%)が得られた。
【0261】
(実施例4)
<B020(4−ヒドロキシ−3−(オクチルアミノカルボニル)クマリン)の合成>
4−ヒドロキシクマリン(市販品、103mg、0.64mmol)、4−(ジメチルアミノ)ピリジン(市販品、94mg、0.77mmol、1.2equiv.)をジクロロメタン(4mL)に溶解し、オクチルイソシアネート(市販品、120mg、0.77mmol、1.2equiv.)を室温で加えた。
室温で12時間撹拌した後、5重量%クエン酸水溶液(10mL)を加え、酢酸エチル(20mL)を用い抽出した。
得られた有機層を分離し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥させた。溶液を濃縮後、酢酸エチル−ヘキサン混合溶媒を用いたシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製することで、B020(4−ヒドロキシ−3−(オクチルアミノカルボニル)クマリン)(165mg、82%)が白色固体として得られた。
【0262】
(実施例5)
<A001の合成>
実施例3のA−c−03の代わりに、市販の2−オキシインドールを使用した以外は実施例3と同様にして、A001が得られた。
【0263】
(実施例6)
<A002の合成>
実施例3のA−c−03の代わりに、市販の6−クロロ−2−オキシインドールを使用した以外は実施例3と同様にして、A002が得られた。
【0264】
(実施例7)
<A003の合成>
実施例3のA−c−03の代わりに、A−d−02(N−Boc−6−クロロ−2−オキシインドール)を使用した以外は実施例3と同様にして、A003が得られた。
【0265】
(実施例8)
<A004の合成>
実施例3のA−c−03の代わりに、市販の5−フルオロ−2−オキシインドールを使用した以外は実施例3と同様にして、A004が得られた。
【0266】
(実施例9)
<A005の合成>
実施例3のA−c−03の代わりに、A−b−06(N−デカノイル−2−オキシインドール)を使用した以外は実施例3と同様にして、A005が得られた。
【0267】
(実施例10)
<A007の合成>
実施例3のA−c−03の代わりに、市販のN−メチル−2−オキシインドールを使用した以外は実施例3と同様にして、A007が得られた。
【0268】
(実施例11)
<A008の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、A−d−01(N−Boc−2−オキシインドール)及び市販の4−ブチルシクロヘキサンカルボン酸を使用した以外は実施例1と同様にして、A008が得られた。
【0269】
(実施例12)
<A009の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、A−d−02(N−Boc−6−クロロ−2−オキシインドール)及び市販の4−ブチルシクロヘキサンカルボン酸を使用した以外は実施例1と同様にして、A009が得られた。
【0270】
(実施例13)
<A010の合成>
実施例1のD−a−01の代わりに、市販の4−ブチルシクロヘキサンカルボン酸を使用した以外は実施例1と同様にして、A010が得られた。
【0271】
(実施例14)
<A011の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、A−d−01(N−Boc−2−オキシインドール)及びD−c−01(N−デカノイルグリシン)を使用した以外は実施例1と同様にして、A011が得られた。
【0272】
(実施例15)
<A012の合成>
実施例1のA−b−01の代わりに、A−d−02(N−Boc−6−クロロ−2−オキシインドール)を使用した以外は実施例1と同様にして、A012が得られた。
【0273】
(実施例16)
<A014の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、A−b−05(N−ベンゾイル−2−オキシインドール)及び市販の4−ブチルシクロヘキサンカルボン酸を使用した以外は実施例1と同様にして、A014が得られた。
【0274】
(実施例17)
<A015の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、A−c−06(N−(ブチルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)及び市販の4−ブチルシクロヘキサンカルボン酸を使用した以外は実施例1と同様にして、A015が得られた。
【0275】
(実施例18)
<A016の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、A−c−01(N−(フェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)及び市販の4−ブチルシクロヘキサンカルボン酸を使用した以外は実施例1と同様にして、A016が得られた。
【0276】
(実施例19)
<A017の合成>
実施例1のA−b−01の代わりに、A−b−02(N−アセチル−6−クロロ−2−オキシインドール)を使用した以外は実施例1と同様にして、A017が得られた。
【0277】
(実施例20)
<A018の合成>
実施例1のD−a−01の代わりに、D−a−03(デシロキシプロピオン酸)を使用した以外は実施例1と同様にして、A018が得られた。
【0278】
(実施例21)
<A019の合成>
実施例1のA−b−01の代わりに、N−(フェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール(A−c−01)を使用した以外は実施例1と同様にして、A019が得られた。
【0279】
(実施例22)
<A020の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、A−c−06(N−(ブチルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)及びD−a−03(デシロキシプロピオン酸)を使用した以外は実施例1と同様にして、A020が得られた。
【0280】
(実施例23)
<A021の合成>
実施例3のA−c−03及びデカン酸無水物の代わりに、A−c−01(N−(フェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)及びD−a−03(デシロキシプロピオン酸)を使用した以外は実施例1と同様にして、A021が得られた。
【0281】
(実施例24)
<A022の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、A−b−06(N−デカノイル−2−オキシインドール)及び無水酢酸を使用した以外は実施例1と同様にして、A022が得られた。
【0282】
(実施例25)
<A023の合成>
実施例1のA−b−01の代わりに、A−b−03(N−アセチル−5−フルオロ−2−オキシインドール)を使用した以外は実施例1と同様にして、A023が得られた。
【0283】
(実施例26)
<A024の合成>
実施例1のD−a−01の代わりに、市販の10−ブロモデカン酸を使用した以外は実施例1と同様にして、A024が得られた。
【0284】
(実施例27)
<A025の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、A−c−01(N−(フェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)及び市販の10−ブロモデカン酸を使用した以外は実施例1と同様にして、A025が得られた。
【0285】
(実施例28)
<A026の合成>
実施例3のA−c−03の代わりに、A−b−04(N−アセチル−5−ブロモ−2−オキシインドール)を使用した以外は実施例3と同様にして、A026が得られた。
【0286】
(実施例29)
<A027の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、A−d−03(N−Boc−5−フルオロ−2−オキシインドール)及び市販の4−ブチルシクロヘキサンカルボン酸を使用した以外は実施例1と同様にして、A027が得られた。
【0287】
(実施例30)
<A029の合成>
実施例1のA−b−01の代わりに、A−b−04(N−アセチル−5−ブロモ−2−オキシインドール)を使用した以外は実施例1と同様にして、A029が得られた。
【0288】
(実施例31)
<A030の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、A−b−04(N−アセチル−5−ブロモ−2−オキシインドール)及びD−b−01(デシルチオ酢酸)を使用した以外は実施例1と同様にして、A030が得られた。
【0289】
(実施例32)
<A031の合成>
実施例2の6−クロロ−4−ヒドロキシクマリン及びデカン酸クロリドの代わりに、A−c−05(N−(オクチルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)及び市販の塩化ベンゾイルを使用した以外は実施例2と同様にして、A031が得られた。
【0290】
(実施例33)
<A034の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、A−c−03(N−(フェニルアミノカルボニル)−5−ブロモ−2−オキシインドール)及び市販の4−ブチルシクロヘキサンカルボン酸を使用した以外は実施例1と同様にして、A034が得られた。
【0291】
(実施例34)
<A035の合成>
実施例1のA−b−01の代わりに、A−c−03(N−(フェニルアミノカルボニル)−5−ブロモ−2−オキシインドール)を使用した以外は実施例1と同様にして、A035が得られた。
【0292】
(実施例35)
<A036の合成>
実施例1のA−b−01の代わりに、N−(フェニルアミノカルボニル)−5−フルオロ−2−オキシインドール(A−c−04)を使用した以外は実施例1と同様にして、A036が得られた。
【0293】
(実施例36)
<A037の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、A−c−04(N−(フェニルアミノカルボニル)−5−フルオロ−2−オキシインドール)及びD−b−01(デシルチオ酢酸)を使用した以外は実施例1と同様にして、A037が得られた。
【0294】
(実施例37)
<A038の合成>
実施例1のA−b−01の代わりに、A−c−07(N−(4−ブロモフェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)を使用した以外は実施例1と同様にして、A038が得られた。
【0295】
(実施例38)
<A039の合成>
実施例3のA−c−03の代わりに、A−c−07(N−(4−ブロモフェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)を使用した以外は実施例3と同様にして、A039が得られた。
【0296】
(実施例39)
<A040の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、A−c−07(N−(4−ブロモフェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)及び市販の4−ブチルシクロヘキサンカルボン酸を使用した以外は実施例1と同様にして、A040が得られた。
【0297】
(実施例40)
<A041の合成>
実施例1のA−b−01の代わりに、N−(4−フルオロフェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール(A−c−08)を使用した以外は実施例1と同様にして、A041が得られた。
【0298】
(実施例41)
<A042の合成>
実施例3のA−c−03の代わりに、A−c−08(N−(4−フルオロフェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)を使用した以外は実施例3と同様にして、A042が得られた。
【0299】
(実施例42)
<A043の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、A−c−08(N−(4−フルオロフェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)及び市販の4−ブチルシクロヘキサンカルボン酸を使用した以外は実施例1と同様にして、A043が得られた。
【0300】
(実施例43)
<A044の合成>
実施例3のA−c−03の代わりに、N−(フェニルアミノカルボニル)−5−フルオロ−2−オキシインドール(A−c−04)を使用した以外は実施例3と同様にして、A044が得られた。
【0301】
(実施例44)
<A045の合成>
実施例1のA−b−01の代わりに、A−c−10(N−(4−メトキシフェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)を使用した以外は実施例1と同様にして、A045が得られた。
【0302】
(実施例45)
<A046の合成>
実施例3のA−c−03の代わりに、A−c−10(N−(4−メトキシフェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)を使用した以外は実施例3と同様にして、A046が得られた。
【0303】
(実施例46)
<A047の合成>
実施例1のA−b−01の代わりに、A−c−09(N−(4−メトキシフェニルアミノカルボニル)−5−フルオロ−2−オキシインドール)を使用した以外は実施例1と同様にして、A047が得られた。
【0304】
(実施例47)
<A048の合成>
実施例3のA−c−03の代わりに、A−c−09(N−(4−メトキシフェニルアミノカルボニル)−5−フルオロ−2−オキシインドール)を使用した以外は実施例3と同様にして、A048が得られた。
【0305】
(実施例48)
<A049の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、N−デカノイル−2−オキシインドール(A−b−06)及び市販のメトキシ酢酸を使用した以外は実施例1と同様にして、A049が得られた。
【0306】
(実施例49)
<A050の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、A−b−07(N−デカノイル−5−フルオロ−2−オキシインドール)及び市販のメトキシ酢酸を使用した以外は実施例1と同様にして、A050が得られた。
【0307】
(実施例50)
<A051の合成>
実施例3のA−c−03及びデカン酸無水物の代わりに、A−b−07(N−デカノイル−5−フルオロ−2−オキシインドール)及び無水酢酸を使用した以外は実施例3と同様にして、A051が得られた。
【0308】
(実施例51)
<A052の合成>
実施例3のA−c−03及びデカン酸無水物の代わりに、A−b−07(N−デカノイル−5−フルオロ−2−オキシインドール)及び無水安息香酸を使用した以外は実施例3と同様にして、A052が得られた。
【0309】
(実施例52)
<A053の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、A−c−11(N−(4−トリフルオロメトキシフェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)及び市販のデカン酸を使用したいがいは実施例1と同様にして、A053が得られた。
【0310】
(実施例53)
<A054の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、A−c−12(N−(2−トリフルオロメチルフェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)及び市販のデカン酸を使用した以外は実施例1と同様にして、A054が得られた。
【0311】
(実施例54)
<A055の合成>
実施例1のA−b−01の代わりに、A−d−03(N−Boc−5−フルオロ−2−オキシインドール)を使用した以外は実施例1と同様にして、A055が得られた。
【0312】
(実施例55)
<A056の合成>
実施例1のA−b−01の代わりに、A−d−02(N−Boc−6−クロロ−2−オキシインドール)を使用した以外は実施例1と同様にして、A056が得られた。
【0313】
(実施例56)
<A057の合成>
実施例1のD−a−01の代わりに、D−a−05(オクチロキシ酢酸)を使用した以外は実施例1と同様にして、A057が得られた。
【0314】
(実施例57)
<A058の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、A−c−01(N−(フェニルアミノカルボニル)−2−オキシインドール)及びD−a−05(オクチロキシ酢酸)を使用した以外は実施例1と同様にして、A058が得られた。
【0315】
(実施例58)
<A059の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、A−c−04(N−(フェニルアミノカルボニル)−5−フルオロ−2−オキシインドール)及び市販のノナン酸を使用した以外は実施例1と同様にして、A059が得られた。
【0316】
(実施例59)
<A060の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、A−b−06(N−デカノイル−2−オキシインドール)及び市販の4−クロロ安息香酸を使用した以外は実施例1と同様にして、A060が得られた。
【0317】
(実施例60)
<A061の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、A−b−06(N−デカノイル−2−オキシインドール)及び市販の4−フロロ安息香酸を使用した以外は実施例1と同様にして、A061が得られた。
【0318】
(実施例61)
<A062の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、A−b−06(N−デカノイル−2−オキシインドール)及び市販の4−メトキシ安息香酸を使用した以外は実施例1と同様にして、A062が得られた。
【0319】
(実施例62)
<A063の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、A−b−06(N−デカノイル−2−オキシインドール)及び市販の2−アセトキシ安息香酸を使用した以外は実施例1と同様にして、A063が得られた。
【0320】
(実施例63)
<B001の合成>
実施例2の6−クロロ−4−ヒドロキシクマリンの代わりに、市販の7−メトキシ−4−ヒドロキシクマリンを使用した以外は実施例2と同様にして、B001が得られた。
【0321】
(実施例64)
<B004の合成>
実施例2の6−クロロ−4−ヒドロキシクマリンの代わりに、市販の6−フルオロ−4−ヒドロキシクマリンを使用した以外は実施例2と同様にして、B004が得られた。
【0322】
(実施例65)
<B006の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、市販の4−ヒドロキシクマリン、及び市販のメントキシ酢酸を使用した以外は実施例1と同様にして、B006が得られた。
【0323】
(実施例66)
<B009の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、市販の6−フルオロ−4−ヒドロキシクマリン及び市販の4−ブチルシクロヘキサンカルボン酸を使用した以外は実施例1と同様にして、B009が得られた。
【0324】
(実施例67)
<B011の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、市販の4−ヒドロキシクマリン、及びD−c−02(N−デカノイルアラニン)を使用した以外は実施例1と同様にして、B011が得られた。
【0325】
(実施例68)
<B012の合成>
実施例2の6−クロロ−4−ヒドロキシクマリンの代わりに、市販の6−メチル−4−ヒドロキシクマリンを使用した以外は実施例2と同様にして、B012が得られた。
【0326】
(実施例69)
<B013の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、市販の4−ヒドロキシクマリン、及び市販のN−ベンゾイルグリシンを使用した以外は実施例1と同様にして、B013が得られた。
【0327】
(実施例70)
<B015の合成>
実施例1のA−b−01の代わりに、市販の4−ヒドロキシクマリンを使用した以外は実施例1と同様にして、B015が得られた。
【0328】
(実施例71)
<B016の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、市販の4−ヒドロキシクマリン、及びD−c−01(N−デカノイルグリシン)を使用した以外は実施例1と同様にして、B016が得られた。
【0329】
(実施例72)
<B017の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、市販の4−ヒドロキシクマリン及びD−a−03(デシロキシプロピオン酸)を使用した以外は実施例1と同様にして、B017が得られた。
【0330】
(実施例73)
<B019の合成>
実施例1のA−b−01の代わりに、市販の6−フルオロ−4−ヒドロキシクマリンを使用した以外は実施例1と同様にして、B019が得られた。
【0331】
(実施例74)
<B021の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、市販の4−ヒドロキシクマリン、及びD−a−02(ペンチロキシ酢酸)を使用した以外は実施例1と同様にして、B021が得られた。
【0332】
(実施例75)
<B022の合成>
実施例4の4−ヒドロキシクマリンの代わりに、市販の6−フルオロ−4−ヒドロキシクマリンを使用した以外は実施例4と同様にして、B022が得られた。
【0333】
(実施例76)
<B023の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、市販の4−ヒドロキシクマリン及びD−b−01(デシルチオ酢酸)を使用した以外は実施例1と同様にして、B023が得られた。
【0334】
(実施例77)
<B024の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、市販の4−ヒドロキシクマリン及びD−a−04(4−ブチルフェニルメトキシ酢酸)を使用した以外は実施例1と同様にして、B024が得られた。
【0335】
(実施例78)
<B025の合成>
実施例4のオクチルイソシアネートの代わりに、市販のドデシルイソシアネートを使用した以外は実施例4と同様にして、B025が得られた。
【0336】
(実施例79)
<B026の合成>
B026は、B023をジクロロメタン中、m−クロロ過安息香酸と反応させることで合成された。
【0337】
(実施例80)
<B027の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、市販の6−フルオロ−4−ヒドロキシクマリン及びD−b−01(デシルチオ酢酸)を使用した以外は実施例1と同様にして、B027が得られた。
【0338】
(実施例81)
<B028の合成>
実施例1のA−b−01の代わりに、市販の6−クロロ−4−ヒドロキシクマリンを使用した以外は実施例1と同様にして、B028が得られた。
【0339】
(実施例82)
<B029の合成>
実施例1のA−b−01の代わりに、市販の6−メチル−4−ヒドロキシクマリンを使用した以外は実施例1と同様にして、B029が得られた。
【0340】
(実施例83)
<B030の合成>
実施例1のA−b−01及びD−a−01の代わりに、市販の4−ヒドロキシクマリン及びD−a−05(オクチロキシ酢酸)を使用したいがいは実施例1と同様にして、B030が得られた。
【0341】
(試験例1)
<黄色ブドウ球菌、大腸菌に対するMICの測定>
実施例1〜84で得られた各化合物の黄色ブドウ球菌及び大腸菌に対する最小発育阻害濃度(MIC)の測定を行った。
【0342】
Staphylococcus aureus Smith株、
Staphylococcus aureus 209P株、
Staphylococcus aureus MRSA No.17(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌:MRSA)、
Escherichia coli K−12株、及び
Escherichia coli BE1121株の各菌株を、普通ブイヨン培地(ポリペプトン(日本製薬社製)1重量%、細菌用魚エキス(極東製薬工業社製)1重量%、塩化ナトリウム0.2重量%)で37℃にて一晩振盪培養した。培養終了後、普通ブイヨン培地で各細菌が2×10
4CFU/mL〜9×10
4CFU/mLになるよう希釈した。
【0343】
各試験サンプルは、普通ブイヨン培地でそれぞれ256mg/Lに調製した。ここから、2倍段階希釈を行い、0.125mg/Lまで11段階の希釈を行った。
【0344】
前記各濃度の試験サンプルを含む普通ブイヨン培地50μL/ウエルに、前記の希釈した各菌液をそれぞれ50μL/ウエル添加し、37℃で一晩静置培養した。
培養終了後、菌の増殖の有無を濁度にて目視して判定し、各菌株のMICを求めた。結果を表1〜表3に示す。
【0345】
(試験例2)
<腸球菌に対するMICの測定>
実施例1〜84で得られた各化合物の腸球菌に対する最小発育阻害濃度(MIC)の測定を行った。
【0346】
Enterococcus faecalis 5038株、及び
Enterococcus faecalis NCTC12201株(バンコマイシン耐性腸球菌:VRE)を、ハートインフュージョンブロス培地(ベクトン・ディッキンソン社製)で37℃にて一晩振盪培養した。培養終了後、ハートインフュージョンブロス培地で希釈し、各細菌が2×10
4CFU/mL〜9×10
4CFU/mLになるよう希釈した。
【0347】
各試験サンプルは、ハートインフュージョンブロス培地でそれぞれ256mg/Lに調製した。ここから、2倍段階希釈を行い、0.125mg/Lまで11段階の希釈を行った。
【0348】
前記各濃度の試験サンプルを含むハートインフュージョンブロス培地50μL/ウエルに、前記の希釈した各菌液をそれぞれ50μL/ウエル添加し、37℃で一晩静置培養した。
培養終了後、菌の増殖の有無を濁度にて目視して判定し、各菌株のMICを求めた。結果を表1〜表3に示す。
【0349】
(試験例3)
<クロストリジウム ディフィシル菌及びウェルシュ菌に対するMICの測定>
実施例1〜84で得られた各化合物のクロストリジウム ディフィシル菌及びウェルシュ菌に対する最小発育阻害濃度(MIC)の測定を行った。
【0350】
Clostridium difficile JCM1296株及び
Clostridium perfringens PB6K株を、CD培地(プロテオースペプトン(Becton、ベクトン・ディッキンソン社製)4重量%、リン酸水素二ナトリウム0.5重量%、リン酸二水素カリウム0.1重量%、硫酸マグネシウム0.01重量%、塩化ナトリウム0.2重量%、果糖0.6重量%、pH7.4)で37℃、10%CO
2含有嫌気培養条件下で48時間静置培養した。培養終了後、CD培地に懸濁し、各細菌が2×10
4CFU/mL〜9×10
4CFU/mLになるよう希釈した。
【0351】
各試験サンプルは、CD培地でそれぞれ256mg/Lに調製した。ここから、2倍段階希釈を行い、0.125mg/Lまで11段階の希釈を行った。
【0352】
前記各濃度の試験サンプルを含むCD培地50μL/ウエルに、前記の希釈した各菌液をそれぞれ50μL/ウエル添加し、37℃、10%CO
2含有嫌気培養条件下で一晩静置培養した。
培養終了後、菌の増殖の有無を濁度にて目視して判定し、各菌株のMICを求めた。結果を表1〜表3に示す。
【0353】
【表1】
N.D.:未決定
【0354】
【表2】
【0355】
【表3】
N.D.:未決定
【0356】
表1〜表3の結果より、本発明の前記一般式(1)〜一般式(5)のいずれかで表される、3−アシルオキシインドール化合物、及び3−アシル−4−ヒドロキシクマリン化合物のいずれかに属する化合物は抗菌活性を有し、更にそれらの多くは、MRSA、VRE、クロストリジウム ディフィシル菌などの多剤耐性菌に対して特異的な抗菌活性を有することが認められた。
【0357】
本発明の態様としては、例えば、以下のものなどが挙げられる。
<1> 下記一般式(1)から一般式(3)のいずれかで表されることを特徴とする化合物、その互変異性体、幾何異性体、乃至それらの塩である。
【化137】
ただし、前記一般式(1)から一般式(3)において、
X
1は、単結合、及び炭素数1〜8のアルキレン基のいずれかを表す。
Y
1は、単結合、−O−、−NHCO−、−NHCOO−、−S−、−SO−、及び−SO
2−のいずれかを表す。
Z
1は、ハロゲン原子を有していてもよい炭素数8〜30の環状のアルキル基、直鎖または分岐アルキル基のいずれかを表す。
X
2は、単結合、−CO−、−CONH−、及び−COO−のいずれかを表す。
Y
2は、−CN、−NO
2、アルコキシ基及びハロゲン原子の少なくともいずれかを有していてもよい炭素数1〜30の炭化水素基、及び水素原子のいずれかを表す。
Z
2は、ハロゲン原子を有していてもよい炭素数5〜30の炭化水素基で表される基のいずれかを表す。
X
3は、単結合、及び−NH−のいずれかを表す。
Y
3は、−O−、−NH−、−NHCO−、−NHCOO−、−S−、−SO−、及び−SO
2−のいずれかを表す。
X
4は、炭素数1〜8のアルキレン基のいずれかを表す。
Zは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルコキシ基、及び炭素数1〜20の炭化水素基のいずれかを表す。
R
1は、アルコキシ基、−OH、−CN、−NO
2及びハロゲン原子の少なくともいずれかを有していてもよい炭素数1〜30の炭化水素基で表される基のいずれかを表す。
<2> X
1及びX
4がメチレン基であり、X
2が−CO−、及び−CONH−のいずれかであり、X
3が単結合であり、Y
1及びY
3が−O−であり、Y
2がメチル基、及び置換基としてアルコキシ基、トリフルオロメチル基、及びハロゲン原子の少なくともいずれかを有していてもよいフェニル基のいずれかであり、Zが水素原子、及びハロゲン原子のいずれかであり、Z
1及びZ
2が炭素数8〜12の環状のアルキル基、直鎖または分岐アルキル基のいずれかである前記<1>に記載の化合物、その互変異性体、幾何異性体、乃至それらの塩である。
<3> X
1及びX
4がメチレン基であり、X
2が−CO−、及び−CONH−のいずれかであり、X
3が単結合であり、Y
1及びY
3が−S−であり、Y
2がメチル基、及び置換基としてアルコキシ基、トリフルオロメチル基、及びハロゲン原子の少なくともいずれかを有していてもよいフェニル基のいずれかであり、Zが水素原子、及びハロゲン原子のいずれかであり、Z
1及びZ
2が炭素数8〜12の環状のアルキル基、直鎖または分岐アルキル基のいずれかである前記<1>に記載の化合物、その互変異性体、幾何異性体、乃至それらの塩である。
<4> X
1、X
3、及びY
1が単結合であり、X
2が−CO−、及び−CONH−のいずれかであり、X
4がメチレン基であり、Y
3が−O−、及び−S−のいずれかであり、Y
2がメチル基、及び置換基としてアルコキシ基、トリフルオロメチル基、及びハロゲン原子の少なくともいずれかを有していでもよいフェニル基のいずれかであり、Zが水素原子、及びハロゲン原子のいずれかであり、Z
1及びZ
2が炭素数8〜12の環状のアルキル基、直鎖または分岐アルキル基のいずれかである前記<1>に記載の化合物、その互変異性体、幾何異性体、乃至それらの塩である。
<5> 下記一般式(4)、及び一般式(5)のいずれかで表されることを特徴とする抗菌化合物またはその塩である。
【化138】
ただし、前記一般式(4)、及び一般式(5)において、
Zは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルコキシ基、及び炭素数1〜20の炭化水素基のいずれかを表す。
Z
2は、ハロゲン原子を有していてもよい炭素数5〜30の炭化水素基で表される基のいずれかを表す。
Z
3は、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルコキシ基、及び炭素数1〜20の炭化水素基のいずれかを表す。
<6> 前記<1>に記載の一般式(1)から一般式(3)のいずれかで表される化合物、その互変異性体、幾何異性体、乃至それらの塩の製造方法であって、
下記一般式(6)または一般式(7)で表されるオキシインドール化合物、及び下記一般式(8)で表される4−ヒドロキシクマリン化合物のいずれかを、有機溶媒中、縮合剤及びアミン塩基の存在下で、カルボン酸と混合することで反応させる工程を含むことを特徴とする化合物、その互変異性体、幾何異性体、乃至それらの塩の製造方法である。
【化139】
ただし、前記一般式(6)から一般式(8)において、
Z
1は、ハロゲン原子を有していてもよい炭素数8〜30の環状のアルキル基、直鎖または分岐アルキル基のいずれかを表す。
X
2は、単結合、−CO−、−CONH−、及び−COO−のいずれかを表す。
Y
2は、−CN、−NO
2、アルコキシ基及びハロゲン原子の少なくともいずれかを有していてもよい炭素数1〜30の炭化水素基、及び水素原子のいずれかを表す。
X
3は、単結合、及び−NH−のいずれかを表す。
Zは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルコキシ基、及び炭素数1〜20の炭化水素基のいずれかを表す。
<7> 前記<1>に記載の一般式(1)から一般式(3)のいずれかで表される化合物、その互変異性体、幾何異性体、乃至それらの塩の製造方法であって、
下記一般式(6)または一般式(7)で表されるオキシインドール化合物、及び下記一般式(8)で表される4−ヒドロキシクマリン化合物のいずれかを、有機溶媒中、アミン塩基の存在下で、カルボン酸クロリドと混合することで反応させる工程を含むことを特徴とする化合物、その互変異性体、幾何異性体、乃至それらの塩の製造方法である。
【化140】
ただし、前記一般式(6)から一般式(8)において、
Z
1は、ハロゲン原子を有していてもよい炭素数8〜30の環状のアルキル基、直鎖または分岐アルキル基のいずれかを表す。
X
2は、単結合、−CO−、−CONH−、及び−COO−のいずれかを表す。
Y
2は、−CN、−NO
2、アルコキシ基及びハロゲン原子の少なくともいずれかを有していてもよい炭素数1〜30の炭化水素基、及び水素原子のいずれかを表す。
X
3は、単結合、及び−NH−のいずれかを表す。
Zは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルコキシ基、及び炭素数1〜20の炭化水素基のいずれかを表す。
<8> 前記<1>に記載の一般式(1)から一般式(3)のいずれかで表される化合物、その互変異性体、幾何異性体、乃至それらの塩の製造方法であって、
下記一般式(6)または一般式(7)で表されるオキシインドール化合物、及び下記一般式(8)で表される4−ヒドロキシクマリン化合物のいずれかを、有機溶媒中、アミン塩基の存在下で、カルボン酸無水物と混合することで反応させる工程を含むことを特徴とする化合物、その互変異性体、幾何異性体、乃至それらの塩の製造方法である。
【化141】
ただし、前記一般式(6)から一般式(8)において、
Z
1は、ハロゲン原子を有していてもよい炭素数8〜30の環状のアルキル基、直鎖または分岐アルキル基のいずれかを表す。
X
2は、単結合、−CO−、−CONH−、及び−COO−のいずれかを表す。
Y
2は、−CN、−NO
2、アルコキシ基及びハロゲン原子の少なくともいずれかを有していてもよい炭素数1〜30の炭化水素基、及び水素原子のいずれかを表す。
X
3は、単結合、及び−NH−のいずれかを表す。
Zは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルコキシ基、及び炭素数1〜20の炭化水素基のいずれかを表す。
<9> 前記<5>に記載の一般式(5)表される抗菌化合物またはその塩の製造方法であって、
下記一般式(8)で表される4−ヒドロキシクマリン化合物を、有機溶媒中、縮合剤及びアミン塩基の存在下で、カルボン酸と混合することで反応させる工程を含むことを特徴とする抗菌化合物またはその塩の製造方法である。
【化142】
ただし、前記一般式(8)において、
Zは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルコキシ基、及び炭素数1〜20の炭化水素基のいずれかを表す。
<10> 前記<5>に記載の一般式(4)表される抗菌化合物またはその塩の製造方法であって、
下記一般式(8)で表される4−ヒドロキシクマリン化合物を、有機溶媒中、アミン塩基の存在下で、イソシアネートと混合することで反応させる工程を含むことを特徴とする抗菌化合物またはその塩の製造方法である。
【化143】
ただし、前記一般式(8)において、
Zは、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜6のアルコキシ基、及び炭素数1〜20の炭化水素基のいずれかを表す。
<11> 前記<1>から<4>のいずれかに記載の化合物、その互変異性体、幾何異性体、乃至それらの塩を含有することを特徴とする抗菌剤である。
<12> 前記<5>に記載の抗菌化合物またはその塩を含有することを特徴とする抗菌剤である。
<13> 前記<11>から<12>の少なくともいずれかに記載の抗菌剤を含有することを特徴とする感染症治療薬である。