特許6263181IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

安定化溶液及び有機溶媒の段階的な添加に基づいて非晶質炭酸カルシウム(ACC)を調製する新規の方法に関する。本発明の工程によって製造されたACCは溶液/懸濁液にて及び乾燥粉末としての双方で高い安定性を特徴とし、たとえば、紙、染料、プラスチック、インク、接着剤、大理石修復、医療機器及び医薬業界にて使用され得る。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、非晶質形態の典型的な特定のXRDスペクトル及びラマンのスペクトルを示す非晶質炭酸カルシウムを製造するための製造方法に関する。本発明の新規の方法は、安定化剤としての水素結合分子と有機溶媒を利用し、水性相に懸濁した場合及び乾燥粉末としての固体状態で高い安定性を有するACCを生じる。本発明の方法は一般に、可溶性カルシウム塩と第1の安定化剤を含む溶液を可溶性炭酸塩(たとえば、可溶性のアルカリ炭酸塩)を含む溶液と混ぜ合わせてACCの懸濁液を形成することと、安定なACCが単離され得る安定化ACC懸濁液を形成させるように水混和性有機溶媒と第2の安定化剤を添加することを含む。一部の実施形態では、第1の安定化剤と安定な安定化剤は同一であってもよく又は異なっていてもよい。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

従って、一実施形態では、本発明は、ACC懸濁液を形成させるように可溶性カルシウム塩と第1の安定化剤を含む溶液を可溶性炭酸塩を含む溶液と混ぜ合わせる工程と;第2の安定化剤と有機溶媒がその形成の約2分以内にACC懸濁液と接触し、それによってACCの安定化された懸濁液を得る限り、任意の順で同時に又は順次、水混和性有機溶媒と第2の安定化剤を含む溶液とを添加する工程を含み、安定化剤の総量が安定化された・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】マイクロラマンを用いて採取された炭酸カルシウムの幾つかの試料のラマンのスペクトルを示す図である。スペクトルは以下の試料:(A)本発明の工程によって製造されたACC;(B)結晶化後のACC;(C)バテライト及び(D)カルサイトのものである。縦線はCO2振動のバテライトの主ピークのラマンシフトを表す。

【図2】本発明の工程によって製造されたACCのXRDスペクトルを示す図である。ACCのXRDスペクトルは約20〜30の2θからの広くて強度の低いピークを特徴とする。

【図3】バテライトのXRDスペクトルを示す図である。バテライトのXRDスペクトルは24、27及び約33θにおける3つの主ピークを特徴とする。

【図4】カルサイトのXRDスペクトルを示す図である。カルサイトのXRDスペクトルは約29θでの最も優勢なものを伴った複数のピークを特徴とする。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

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