(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6266004
(24)【登録日】2018年1月5日
(45)【発行日】2018年1月24日
(54)【発明の名称】静かな経鼻カニューレ
(51)【国際特許分類】
A61M 16/06 20060101AFI20180115BHJP
【FI】
A61M16/06 C
【請求項の数】9
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2015-539934(P2015-539934)
(86)(22)【出願日】2013年10月30日
(65)【公表番号】特表2015-532888(P2015-532888A)
(43)【公表日】2015年11月16日
(86)【国際出願番号】US2013067407
(87)【国際公開番号】WO2014070833
(87)【国際公開日】20140508
【審査請求日】2016年10月28日
(31)【優先権主張番号】13/665,100
(32)【優先日】2012年10月31日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】515117442
【氏名又は名称】ベイポサーム, インコーポレイティド
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 夏樹
(74)【代理人】
【識別番号】100181674
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 貴敏
(74)【代理人】
【識別番号】100181641
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】230113332
【弁護士】
【氏名又は名称】山本 健策
(72)【発明者】
【氏名】コルテス, フェリノ ブイ. ジュニア
(72)【発明者】
【氏名】ニランド, ウィリアム エフ.
(72)【発明者】
【氏名】マクギャリティ, ジョージ
【審査官】
落合 弘之
(56)【参考文献】
【文献】
特表2007−518451(JP,A)
【文献】
米国特許第4278082(US,A)
【文献】
特表2008−526328(JP,A)
【文献】
特表2011−510707(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61M 16/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
呼吸療法を患者に提供するためのデバイスであって、前記デバイスは、
一定の内径を有する第1の細長い管腔であって、前記第1の管腔は、入口端および出口端を有する、第1の管腔と、
一定の内径を有する第2の細長い管腔であって、前記第2の管腔は、入口端および出口端を有する、第2の管腔と、
前記第1の管腔および前記第2の管腔の前記出口端に接続されるように構成されたノーズピース部分であって、前記ノーズピース部分は、
前記第1の管腔の前記一定の内径に等しい一定の内径を有する第3の管腔であって、前記第3の管腔は、前記第1の管腔の前記内径を狭窄させずに、前記第1の管腔の前記出口端に接続されるように適合させられた入口端を有し、前記第3の管腔は、前記第1の管腔から第1の呼吸ガス流を受け取って前記第1の呼吸ガス流を前記第3の管腔の出口端に送達するように構成される、第3の管腔と、
前記第2の管腔の前記一定の内径に等しい一定の内径を有する第4の管腔であって、前記第4の管腔は、前記第2の管腔の前記内径を狭窄させずに、前記第2の管腔の前記出口端に接続されるように適合させられた入口端を有し、前記第4の管腔は、前記第2の管腔から第2の呼吸ガス流を受け取って前記第2の呼吸ガス流を前記第4の管腔の出口端に送達するように構成され、前記第2の呼吸ガス流は、前記ノーズピース部分内の前記第1の呼吸ガス流とは別個に維持される、第4の管腔と
を有する、ノーズピース部分と
備える、デバイス。
【請求項2】
前記第1の管腔および前記ノーズピース部分は、前記第1の管腔の前記入口端から前記第3の管腔の前記出口端への前記第1の呼吸ガス流のための略一定直径の流路を画定し、
前記第2の管腔および前記ノーズピース部分は、前記第2の管腔の前記入口端から前記第4の管腔の前記出口端への前記第2の呼吸ガス流のための略一定直径の流路を画定する、請求項1に記載のデバイス。
【請求項3】
前記第3の管腔の前記入口端と前記第1の管腔の前記出口端とのうちの一方は、拡大された部分を備え、前記拡大された部分は、前記第3の管腔の前記入口端と前記第1の管腔の前記出口端とのうちの他方の外径に略等しい内径を有し、
前記第4の管腔の前記入口端と前記第2の管腔の前記出口端とのうちの一方は、拡大された部分を備え、前記拡大された部分は、前記第4の管腔の前記入口端と前記第2の管腔の前記出口端とのうちの他方の外径に略等しい内径を有する、
請求項1に記載のデバイス。
【請求項4】
前記ノーズピース部分の前記第3の管腔および前記第4の管腔は、可撓性材料から形成される、請求項1に記載のデバイス。
【請求項5】
前記ノーズピース部分の前記第3の管腔および前記第4の管腔は、それらのそれぞれの長さに沿って、0.635cmの最小曲率半径を有する、請求項4に記載のデバイス。
【請求項6】
前記第1の管腔および前記第2の管腔は、それらのそれぞれの長さに沿って、1.27cmの最小曲率半径を有する、請求項1に記載のデバイス。
【請求項7】
前記第1の管腔と前記第2の管腔とは、略等しい長さを有する、請求項1に記載のデバイス。
【請求項8】
前記第1の管腔の前記一定の内径は、前記第2の管腔の前記一定の内径に等しい、請求項1に記載のデバイス。
【請求項9】
前記第1の管腔および前記第2の管腔の前記内径を狭窄させずに、前記第1の管腔および前記第2の管腔の前記入口端に接続されるように適合させられたコネクタをさらに備える、請求項1に記載のデバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、概して、呼吸療法に関し、より具体的に、呼吸療法を提供することにおける使用のためのデバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
呼吸系の病気を患う患者は、例えば呼吸を補助するために、酸素等の呼吸ガス補助流を投与され得る。これらの呼吸ガスは、典型的に、酸素タンク等の呼吸ガス供給源から患者インターフェースに提供される。患者インターフェースは、呼吸ガス供給源に結合され得、経鼻または経口吸入のための患者への呼吸ガス流の送達のために、患者の鼻道と連通し得る。患者に提供される呼吸ガス流は、患者の吸気率および患者の呼吸系の病気に基づいて選択され得る。
【0003】
1つの一般的な患者インターフェースは、経鼻カニューレである。経鼻カニューレは、典型的に、1つ以上の鼻腔用突起を含み、各突起は、使用中、それぞれの鼻孔の中に挿入される。経鼻カニューレは、随意に、カニューレに取り付けられた管材をユーザの耳に掛け、かつ、ユーザの顎の下で管材をきつく引っ張ることによって使用中に保たれても、いくつかの他の手段によってユーザに固着されてもよい。従来の経鼻カニューレは、米国特許出願公開第US2008/0121230号Alに説明される。
【0004】
呼吸療法のための改良されたデバイスが、所望される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】米国特許出願公開第2008/0121230号明細書
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の局面は、呼吸療法を患者に提供するためのデバイスを対象とする。本発明の1つの局面によると、呼吸療法を患者に提供するためのデバイスは、一対の細長い管腔とノーズピースとを備える。第1の細長い管腔は、一定の内径を有する。第1の管腔は、入口端と出口端とを有する。第2の細長い管腔は、一定の内径を有する。第2の管腔は、入口端と出口端とを有する。ノーズピース部分は、第1の管腔および第2の管腔の出口端に接続されるように構成される。ノーズピース部分は、第3の管腔と第4の管腔とを有する。第3の管腔は、第1の管腔の一定の内径に等しい一定の内径を有する。第3の管腔は、第1の管腔の内径を狭窄させずに、第1の管腔の出口端に接続されるように適合させられた入口端を有する。第3の管腔は、第1の管腔から第1の呼吸ガス流を受け取って第1の呼吸ガス流を第3の管腔の出口端に送達するように構成される。第4の管腔は、第2の管腔の一定の内径に等しい一定の内径を有する。第4の管腔は、第2の管腔の内径を狭窄させずに、第2の管腔の出口端に接続されるように適合させられた入口端を有する。第4の管腔は、第2の管腔から第2の呼吸ガス流を受け取って第2の呼吸ガス流を第4の管腔の出口端に送達するように構成される。第2の呼吸ガス流は、ノーズピース部分内の第1の呼吸ガス流とは別個に維持される。
特定の局面において、例えば以下の項目が提供される:
(項目1)
呼吸療法を患者に提供するためのデバイスであって、前記デバイスは、
一定の内径を有する第1の細長い管腔であって、前記第1の管腔は、入口端および出口端を有する、第1の管腔と、
一定の内径を有する第2の細長い管腔であって、前記第2の管腔は、入口端および出口端を有する、第2の管腔と、
前記第1の管腔および前記第2の管腔の前記出口端に接続されるように構成されたノーズピース部分であって、前記ノーズピース部分は、
前記第1の管腔の前記一定の内径に等しい一定の内径を有する第3の管腔であって、前記第3の管腔は、前記第1の管腔の前記内径を狭窄させずに、前記第1の管腔の前記出口端に接続されるように適合させられた入口端を有し、前記第3の管腔は、前記第1の管腔から第1の呼吸ガス流を受け取って前記第1の呼吸ガス流を前記第3の管腔の出口端に送達するように構成される、第3の管腔と、
前記第2の管腔の前記一定の内径に等しい一定の内径を有する第4の管腔であって、前記第4の管腔は、前記第2の管腔の前記内径を狭窄させずに、前記第2の管腔の前記出口端に接続されるように適合させられた入口端を有し、前記第4の管腔は、前記第2の管腔から第2の呼吸ガス流を受け取って前記第2の呼吸ガス流を前記第4の管腔の出口端に送達するように構成され、前記第2の呼吸ガス流は、前記ノーズピース部分内の前記第1の呼吸ガス流とは別個に維持される、第4の管腔と
を有する、ノーズピース部分と
備える、デバイス。
(項目2)
前記第1の管腔および前記ノーズピース部分は、前記第1の管腔の前記入口端から前記第3の管腔の前記出口端への前記第1の呼吸ガス流のための略一定直径の流路を画定し、
前記第2の管腔および前記ノーズピース部分は、前記第2の管腔の前記入口端から前記第4の管腔の前記出口端への前記第2の呼吸ガス流のための略一定直径の流路を画定する、項目1に記載のデバイス。
(項目3)
前記第3の管腔の前記入口端と前記第1の管腔の前記出口端とのうちの一方は、拡大された部分を備え、前記拡大された部分は、前記第3の管腔の前記入口端と前記第1の管腔の前記出口端とのうちの他方の外径に略等しい内径を有し、
前記第4の管腔の前記入口端と前記第2の管腔の前記出口端とのうちの一方は、拡大された部分を備え、前記拡大された部分は、前記第4の管腔の前記入口端と前記第2の管腔の前記出口端とのうちの他方の外径に略等しい内径を有する、
項目1に記載のデバイス。
(項目4)
前記ノーズピース部分の前記第3の管腔および前記第4の管腔は、可撓性材料から形成される、項目1に記載のデバイス。
(項目5)
前記ノーズピース部分の前記第3の管腔および前記第4の管腔は、それらのそれぞれの長さに沿って、約0.635cm(4分の1インチ)の最小曲率半径を有する、項目4に記載のデバイス。
(項目6)
前記第1の管腔および前記第2の管腔は、それらのそれぞれの長さに沿って、約1.27cm(2分の1インチ)の最小曲率半径を有する、項目1に記載のデバイス。
(項目7)
前記第1の管腔と前記第2の管腔とは、略等しい長さを有する、項目1に記載のデバイス。
(項目8)
前記第1の管腔の前記一定の内径は、前記第2の管腔の前記一定の内径に等しい、項目1に記載のデバイス。
(項目9)
前記第1の管腔および前記第2の管腔の前記内径を狭窄させずに、前記第1の管腔および前記第2の管腔の前記入口端に接続されるように適合させられたコネクタをさらに備える、項目1に記載のデバイス。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明は、同様の要素が同じ参照番号を有する添付の図面と併せて読み取られる場合、下記の発明を実施するための形態から最も良く理解される。複数の類似要素が存在するとき、単一参照番号が、具体的要素を参照する小文字記号とともに、複数の類似要素に割り当てられ得る。要素を集合的に参照するとき、または、非具体的な1つ以上の要素を参照するとき、小文字記号は、除かれ得る。慣例に従って、図面の種々の特徴は、別段示されない限り、正確な縮尺で描かれていない。対照的に、種々の特徴の寸法は、明確にするために拡大または縮小され得る。図面に含まれるのは、下記の図である。
【0008】
【
図1A】
図1Aは、本発明の局面による、呼吸療法を患者に提供するための例示的デバイスを図示する画像である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
発明の詳しい説明
本発明の実施形態は、呼吸療法を患者に提供するためのデバイスを対象とする。これらの例示的実施形態は、特に、呼吸ガス送達中に生成される雑音を最小限にしながら、高流量の呼吸ガス流を患者に提供するために好適である。開示される実施形態は、それによって、従来の経鼻カニューレよりも迅速な呼吸ガス送達を達成し得る。
【0010】
一般的概要として、本発明の開示される実施形態は、呼吸ガス流中の撹乱(例えば、渦流)を防止することによって、呼吸ガス送達中の雑音生成を最小限にする。開示される実施形態はまた、呼吸ガスからの熱の損失の減少、患者への液体形成/液体噴霧の減少、および、過剰水滴下の減少を含む呼吸ガス流中の他の撹乱も防止する。呼吸ガス流中のこれらの撹乱は、例えば、(i)略一定の内径を維持する呼吸ガス流のためのチャネルを提供すること、(ii)別個の呼吸ガス流が相互と混合することを防止すること、および/または、(iii)呼吸ガス流の方向の急変を防止することを含む、本発明によって包含されるいくつかの異なる特徴を用いて防止され得る。
【0011】
ここで図面を参照すると、
図1A〜1Cは、本発明の局面による、呼吸療法を患者に提供するための例示的デバイス100を図示する。概して、デバイス100は、一対の細長い管腔110と、ノーズピース部分130とを含む。デバイス100の追加の詳細は、本明細書に説明される。
【0012】
管腔110は、呼吸ガスを患者に提供するための流路を提供する。
図1Aに示されるように、各管腔110は、呼吸ガス流を受け取るための入口端112と、呼吸ガス流を伝えるための出口端114とを有する。例示的実施形態において、管腔110は、細長い可撓性管である。管腔110として使用するために好適な管は、本明細書の説明から当業者に知られる。
【0013】
各図示される管腔110は、一定の内径、すなわち、管腔110の全長に沿って略一定である内径を有する。一方の管腔110の一定の内径は、他方の管腔110の一定の内径と略等しくあり得、または、異なり得る。例示的実施形態において、各管腔110は、その意図される使用に応じた一定の内径を有する。幼児の場合には約
0.1397cm(0.055インチ
)、小児科患者の場合には約
0.1905cm(0.075インチ
)、成人の場合には約
0.3175cm(0.125インチ
)である。管腔110はまた、略等しい長さを有し得、または、異なる長さを有し得る。例示的実施形態において、管腔110は各々、約
25.4〜
45.72cm(10〜18インチ
)の長さを有する。
【0014】
管腔110は例示的実施形態において可撓性管材を備え得るが、管腔110の可撓性は、例えば、管腔110内の呼吸ガス流の方向の急変を防止するために、限定されることが望ましくあり得る。管腔110の可撓性は、本明細書の説明から当業者によって理解されるように、例えば、管腔110の壁のために選択される材料および厚さに基づいて、限定され得る。例示的実施形態において、管腔110は、それらのそれぞれの長さに沿って、約
1.27cm(2分の1インチ
)の最小曲率半径を有する。
【0015】
ノーズピース部分130は、管腔110から呼吸ガスを受け取る。ノーズピース部分130は、管腔110の出口端114に接続されるように構成される。
図1A、1Bに示されるように、ノーズピース部分130は、一対の管腔132を含む。各管腔132は、管腔110から呼吸ガス流を受け取るための入口端134と、呼吸ガス流を患者に送達するための出口端136とを有する。下記により詳細に説明されるように、管腔132の入口端134は、管腔110の出口端114に接続されるように適合させられる。管腔132の出口端136は、患者による呼吸ガスの吸入のために、患者の鼻孔内に位置付けられるように適合させられる。したがって、出口端136は、ノーズピース部分130の経鼻突起として機能する。
図1Aに示されるように、各管腔132は、他方の管腔132における呼吸ガス流とは別個にそのそれぞれの呼吸ガス流を維持する。
【0016】
各図示される管腔132は、一定の内径を有する。一方の管腔132の一定の内径は、他方の管腔132の一定の内径と略等しくあり得、または、異なり得る。しかしながら、各管腔132の一定の内径は、それが結合されるそれぞれの管腔110の一定の内径に等しい。
【0017】
前述のように、各管腔132は、それぞれの管腔110と接続されるように適合させられる。接続される場合、各対の管腔110、132は、管腔110の入口112から管腔132の出口136に届く呼吸ガス流のための略一定直径の流路を画定する。略一定直径の流路を維持するために、管腔132は、管腔110の内径を狭窄させずに、管腔110に接続される。本発明は、管腔110と管腔132とを接続するための任意の特定の機構に限定されない。例示的実施形態は、例証の目的のために本明細書に提供される。
【0018】
図1Bは、管腔110の出口端114を管腔132の入口端134に結合するための例示的機構を図示する。
図1Bに示されるように、管腔132の入口端134は、拡大された部分138を備える。拡大された部分138は、管腔132の残りよりも大きい内径を有する。具体的に、拡大された部分138は、管腔110の出口端114の外径に略等しい内径を有する。ゆえに、管腔110の出口端114は、摩擦嵌合において、拡大された部分138内にスライド可能に位置付けられることができる。本位置において、管腔110の一定の内径は、最小限の中断を伴って管腔132の等しい一定の内径内に遷移し、それによって、
図1Cに示されるように、呼吸ガス流のための略一定直径の流路を維持する。
図1B、1Cは、拡大された部分を含むように、ノーズピース部分130を図示するが、それはそのように限定されないことが、理解される。拡大された部分は、ノーズピース部分130または管腔110のいずれか上に位置し得る。
【0019】
例示的実施形態において、ノーズピース部分130は、可撓性材料、例えばシリコーンゴムから形成される。ゆえに、管腔132は、望ましくは、管腔110に関連して前述のように、管腔132内の呼吸ガス流の方向の急変を防止するように成形され得る。例示的実施形態において、管腔132は、それらのそれぞれの長さに沿って、約
0.635cm(4分の1インチ
)の最小曲率半径を有する。
【0020】
デバイス100は、本明細書の説明から当業者によって理解されるように、前述の構成要素に限定されず、代替または追加の構成要素を含み得る。
【0021】
デバイス100はさらに、コネクタ140を含み得る。コネクタ140は、管腔110の入口端112に接続されるように適合させられる。コネクタ140は、入口ポート142を画定し、呼吸ガス源から送達管に接続されるように構成される。コネクタ140は、望ましくは、ノーズピース部分130に関連して前述のように、管腔110の一定の内径を狭窄させずに、管腔110に接続される。ゆえに、コネクタ140は、ノーズピース部分130によって使用されるものと類似の結合機構(単数または複数)を含み得る。
【0022】
デバイス100はさらに、患者による吸入のための呼吸ガス源を含み得る。例示的実施形態において、源は、患者への送達のために、加熱および加湿された呼吸ガスを発生させる。源は、幼児の場合には1〜8リットル/分(lpm)、小児科患者の場合には5〜20 lpm、または、成人の場合には最大40 lpmの流量で呼吸ガスを提供するように構成され得る。好適な加熱および加湿された呼吸ガス源は、当業者に公知となる。例えば、源は、Vapotherm Flowrest System、Vapotherm Careflow System、Precision Flow unit、または、Vapotherm 2000iであり得、これらは全て、Vapotherm, Inc.(Stevensville, Maryland, USA)によって提供されている。他の好適な呼吸ガス源は、本明細書の説明から当業者に公知となる。
【0023】
本発明は、具体的実施形態への参照によって本明細書に図示および説明されるが、本発明は、示される詳細に限定されることを意図されない。むしろ、種々の改変が、特許請求の範囲の均等物の範囲および射程内にあって本発明から逸脱しないように、詳細に行われ得る。