【実施例】
【0070】
限定されない下記の実施例は、本発明の特に有利な実施態様及びそれを作るための便宜的な関連方法を説明するためにだけ提供される。
【0071】
下記の本発明の経口フィルムストリップは、別に示されていなくあるいはその反対で文脈から明白でない限り、常温、即ちほぼ23℃、及び大気圧で作られた。
【0072】
〔実施例1〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表1】
【0073】
約43.48gの水及び30.25gのエタノールを含有する溶媒混合液を最初に容器中に入れた。次いで約6.54gのケトプロフェンを溶媒混合液に加え、そして5分間超音波処理して混合し、そして500rpmで混合した。次いでケトプロフェン/溶媒溶液のpHを、pHが5.5以上になるまで1NNaOHで調整し、その結果合計1.54gのNaOHの添加となった。次いで6.42gのDUOLITE(登録商標)1083 コレスチラミンイオン交換樹脂を、攪拌下にpH調整ケトプロフェン溶液にゆっくり加えた。次いで2.34gの塩酸リジンを、ケトプロフェンのイオン交換樹脂への最大薬物結合のため更にpH調節する目的で加えた。次いで、約0.20gのマスキングフレーバー、約0.4gのメントール、約0.16gのCREMOPHOR(登録商標) ELP PEG-40 硬化ヒマシ油及び 0.16gのスクラロースを加えそして500rpmで混合した。いずれもShin Etsu Chemical Co. Ltd of Tokyo, Japanの、約6.79gの低粘度PHARMACOAT (登録商標)603ヒドロキシプロピルメチルセルロース(“LV HPMC”)及び約2.29gの高粘度METOLOSE(登録商標)60SH50 ヒドロキシプロピルメチルセルロース(“HV HPMC”)を、ケトプロフェン/溶媒/味覚マスキング剤組成物に加え、そして得られたコーティング溶液は約5分間超音波処理した。次いで超音波処理されたコーティング溶液は従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。得られたウエハースの平均質量は77.66mg(sd=4.25mg)で、そして厚さは115μm(sd=8.2μm)であった。実施例1に従って形成されたウエハースは苦味及び/又は喉刺激がなかった。
【0074】
〔実施例2〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表2】
【0075】
約46.33gの水及び30.17gのエタノールを含有する溶媒混合液を容器に入れ、そして続いて約6.47gのケトプロフェンを加えた。ケトプロフェンは溶解するまで溶媒混合液中で混合し、5分間超音波処理し、そして次いで500rpmで混合した。ケトプロフェン/溶媒混合液のpHは、約1.03gの量1NNaOHを用いて5.5以上のpHに調整し、そして15〜20分間混合した。約6.80gのDUOLITE(登録商標)1083 コレスチラミンアニオン交換樹脂を、pH調整ケトプロフェン/溶媒混合液に加え、そして得られた組成物は最大結合のために約30分間混合した。約0.20gのマスキングフレーバー、約0.10gのCREMOPHOR(登録商標) ELP PEG-40硬化ヒマシ油、約0.41gのメントール、及び次いで 約0.16gのスクラロースをpH調整ケトプロフェ
ン/溶媒混合液/交換樹脂組成物に加え、そして500rpmで15分間混合した。約6.80gのPHARMACOAT (登録商標)603 HPMC及び約2.19gのMETOLOSE(登録商標)60SH50 HPMCを加え、そして得られた組成物をコーティング溶液を形成するために1900rpmで30分間混合した。コーティング溶液は10分間超音波処理した。超音波処理されたコーティング溶液は次いで従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。各ウエハースの平均質量は66.30mg(sd=7.03mg)で、そして厚さは112μm(sd=6.2μm)であった。ウエハースは苦味及び/又は喉刺激がなかった。
【0076】
〔実施例3〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表3】
【0077】
約44.12gの水及び30.07gのエタノールを含有する溶媒混合液を容器に入れ、そして続いて約6.50gのケトプロフェンを溶媒混合液に加えた。ケトプロフェン/溶媒混合液は溶解するまで混合し、5分間超音波処理し、そして次いで500rpmで混合した。ケトプロフェン/溶媒混合液のpHは次いで約1.36gの量の1NNaOHを用いて5.5以上のpHに調整し、そして約10分間混合した。約6.50gのDUOLITE
(登録商標)1083 コレスチラミンアニオン交換樹脂を、pH調整ケトプロフェン/溶媒
混合液に500rpmで30分間混合下にゆっくり加えた。約1.56gの塩酸リジンを、pHを安定化するためにケトプロフェン/溶媒/イオン交換樹脂組成物に加えた。約0.20gのマスキングフレーバー、約0.20gのチェリーフレーバー、約0.20gのポリソルベート80、約0.40gのメントール、及び次いで 約0.25gのスクラロ
ースをpH安定化組成物に加え、そしてそれを500rpmで混合した。約6.80gのPHARMACOAT (登録商標)603 HPMC及び約2.20gのMETOLOSE(登録商標)60SH50 HPMCを加え、そして得られた組成物を、コーティング溶液を形成するために1900rpmで30分間混合した。コーティング溶液は10分間超音波処理し、そしてアスピレータを用いて脱気した。脱気されたコーティング溶液は、次いで従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。各ウエハースの平均質量は55.15mg(sd=1.75mg)で、そして厚さは89μm(sd=3.2μm)であった。得られたウエハースは苦味及び/又は喉刺激がなかった。
【0078】
〔実施例4〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表4】
【0079】
約43.83gの水及び約30.03gのエタノールを含有する溶媒混合液を容器に入れ、そして続いて約6.38gのケトプロフェンを加えた。ケトプロフェン/溶媒混合液が溶解するまで混合し、5分間超音波処理し、そして500rpmで混合した。次いでケトプロフェン/溶媒混合液のpHは、約1.02gの量の1NNaOHを用いて5.5以上のpHに調整し、そして約15分間混合した。約6.39gのDUOLITE(登録商標)1093 コレスチラミンアニオン交換樹脂を、pH調整ケトプロフェン/溶媒混合液に500rpmで30分間混合下にゆっくり加えた。約2.10gのリジン水和物を、pHを安定化させるためにpH調整ケトプロフェン/溶媒混合液/交換樹脂組成物に加えた。約0.21gのマスキングフレーバー、約0.16gのライムフレーバー、約0.10gのCREMOPHOR(登録商標) RH40 PEG-40硬化ヒマシ油、約0.15gのポリソルベート80、約0
.40gのメントール、約0.15gのスクラロースを、pH安定化組成物に加え、そして500rpmで混合した。約6.79gのPHARMACOAT (登録商標)603 HPMC及び約2.
21gのMETOLOSE(登録商標)60SH50 HPMCを加え、そして得られた組成物はコーティング
溶液を形成させるために1900rpmで30分間混合した。コーティング溶液は次いで
10分間超音波処理し、そしてアスピレータを用いて脱気した。脱気したコーティング溶液は次いで従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。ウエハースの平均質量は55.15mg(sd=1.75mg)で、そして厚さは89μm(sd=3.2μm)であった。ウエハースは苦味及び/又は喉刺激がなかった。
【0080】
〔実施例5〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表5】
【0081】
約47.73gの水及び約30.10gのエタノールを含有する溶媒混合液を容器に入れた。約7.55gのケトプロフェンを溶媒混合液に加えそして溶解するまで混合し、5分間超音波処理し、そして500rpmで混合した。次いでケトプロフェン/溶媒混合液のpHは、約1.19gの量の1NNaOHを用いて5.5以上のpHに調整し、そして約15分間混合した。約7.42gのDUOLITE(登録商標)1093 コレスチラミンアニオン交換樹脂を、pH調整ケトプロフェン/溶媒混合液に500rpmで30分間混合下にゆっくり加えた。約2.45gのリジン水和物を、pHを安定化させるためにケトプロフェン/溶媒/交換樹脂混合物に加えた。約0.20gのマスキングフレーバー、約0.46gのチェリーフレーバー、約0.10gのCREMOPHOR(登録商標) RH40 PEG-40硬化ヒマ
シ油、約0.22gのポリソルベート80、約0.40gのメントール、約0.15gのスクラロースを、pH安定化組成物に加え、そして500rpmで混合した。約6.86gのPHARMACOAT (登録商標)603 HPMC及び約2.20gのMETOLOSE(登録商標)60SH50 HPMCを加え、そして得られた組成物はコーティング溶液を形成するために1900rpmで30分間混合した。コーティング溶液を次いで約10分間超音波処理し、そしてアスピレータを用いて脱気した。脱気されたコーティング溶液は次いで従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。ウエハースの平均質量は50.11mg(sd=2.16mg)で、そして厚さは68μm(sd=3.9μm)であった。得られたウエハースは苦味及び/又は喉刺激がなかった。
【0082】
〔実施例6〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表6】
【0083】
約45.90gの水及び約30.14gのエタノールを含有する溶媒混合液を容器に入れた。約6.47gのケトプロフェンを溶媒混合液に加えそして溶解するまで混合し、5分間超音波処理し、そして500rpmで混合した。次いでケトプロフェン/溶媒混合液のpHは、約1.02gの量1NNaOHを用いて5.5以上のpHに調整し、そして約15分間混合した。約6.39gのDUOLITE(登録商標)1093 コレスチラミンアニオン交換樹脂を、pH調整ケトプロフェン/溶媒混合液に500rpmで30分間混合下にゆっ
くり加えた。約0.20gのマスキングフレーバー、約0.15gのライムフレーバー、約0.10gのCREMOPHOR(登録商標) RH40 PEG-40硬化ヒマシ油、約0.17gのポリ
ソルベート80、約0.40gのメントール、約0.15gのスクラロースを、pH安定化組成物に加え、そして500rpmで混合した。約6.81gのPHARMACOAT (登録商標)603 HPMC及び約2.20gのMETOLOSE(登録商標)60SH50 HPMCを加え、そして得られた組成物はコーティング溶液を形成するために1900rpmで30分間混合した。コーティング溶液は約10分間超音波処理し、そしてアスピレータを用いて脱気した。脱気されたコーティング溶液は次いで従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。ウエハースの平均質量は53.71mg(sd=3.31mg)で、そして厚さは81μm(sd=3.9μm)であった。得られたウエハースは苦味及び/又は喉刺激がなかった。
【0084】
〔実施例7〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表7】
【0085】
約73.27gの水を容器に入れた。約4.2gのリジン水和物を加えそして溶解するまで500rpmで混合した。リジン水和物/水混合液のpHは次いで、約6.51gの量のケトプロフェンを用いて5.5以上のpHに調整し、そして約15分間混合した。約6.40gのDUOLITE(登録商標)1093 コレスチラミンアニオン交換樹脂を、pH調整混合液に500rpmで30分間混合下にゆっくり加えた。約0.20gのマスキングフレーバー、約0.16gのライムフレーバー、約0.10gのCREMOPHOR(登録商標) RH40PEG-40硬化ヒマシ油、約0.15gのポリソルベート80、約0.40gのメントール、
及び約0.16gのスクラロースを組成物に加え、そして500rpmで混合した。約6.50gのPHARMACOAT (登録商標)603 HPMC及び約2.01gのMETOLOSE(登録商標)60SH50 HPMCを加え、そして得られた組成物はコーティング溶液を形成するために1900rpmで30分間混合した。コーティング溶液は約10分間超音波処理し、そしてアスピレータを用いて脱気した。脱気されたコーティング溶液は次いで従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。ウエハースの平均質量は59.71mg(sd=1.67mg)で、そして厚さは88μm(sd=4.8μm)であった。得られたウエハースは苦味及び/又は喉刺激がなかった。
【0086】
〔実施例8〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表8】
【0087】
約72.82gの水及び約1.5gのNaOHを容器に入れ、そして500rpmで混合した。約6.51gのケトプロフェンをpHが5.5以上になるまでゆっくり加え、15分間混合し、5分間超音波処理し、そして0.04gの1NNaOHを溶液が6.5〜
6.8のpHになるように加えた。約6.39gのDUOLITE(登録商標)1093 コレスチラ
ミンアニオン交換樹脂を、pH調整混合液に500rpmで30分間混合下にゆっくり加えた。約2.34gの塩酸リジンを、等モル量で1NNaOHに加え、約2.34gの量を溶液に加えた。約0.40gのマスキングフレーバー、約0.30gのライムフレーバー、約0.30gのCREMOPHOR(登録商標) RH40 PEG-40硬化ヒマシ油、約0.30gの
ポリソルベート80、約0.40gのメントール、及び約0.30gのスクラロースを組成物に加え、そして1000rpmで混合した。約6.50gのPHARMACOAT (登録商標)603 HPMC及び約2.02gのMETOLOSE(登録商標)60SH50 HPMCを加え、そして得られた組成物をコーティング溶液を形成するために2000rpmで最低限30分間混合した。コーティング溶液を約10分間超音波処理し、そしてアスピレータを用いて脱気した。脱気されたコーティング溶液は次いで従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。ウエハースの平均質量は64.38mg(sd=2.44mg)で、そして厚さは86μm(sd=4.6μm)であった。この製剤化は優れた機械的特性、特に改良された引裂強度を備えた良好なフィルムを形成した。得られたウエハースの味は苦味及び/又は喉刺激及び/又は灼熱感がなく良好であった。
【0088】
〔実施例9〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表9】
【0089】
約73.40gの水及び約25.60gの1NNaOHを容器に入れ、そしてよく混合した。約6.51gのケトプロフェンを攪拌しながら加えた。ケトプロフェンを溶解するまで、次いでケトプロフェン溶液を15〜20分間超音波処理した。約0.4gのNaOHを加え、そして溶液が6.5〜6.8のpHになるまで溶液を500rpmで混合した。約6.40gのDUOLITE(登録商標)1093 コレスチラミンアニオン交換樹脂を、pH調整混合液に500rpmで30分間混合下にゆっくり加えた。約2.11gのリジン水和物
を加えた。約0.41gのマスキングフレーバー、約0.30gのライムフレーバー、約0.80gのCREMOPHOR(登録商標) RH40 PEG-40硬化ヒマシ油、約0.30gのポリソ
ルベート80、約0.41gのメントール、及び約0.30gのスクラロースを組成物に加え、そして500rpmで混合した。約6.51gのPHARMACOAT (登録商標)603 HPMC
及び約2.00gのMETOLOSE(登録商標)60SH50 HPMCを加え、そして得られた組成物は、
コーティング溶液を形成するために2000rpmで最低限30分間混合した。コーティング溶液を約10分間超音波処理し、そしてアスピレータを用いて脱気した。脱気されたコーティング溶液は次いで従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。ウエハースの平均質量は53.63mg(sd=3.14mg)で、そして厚さは79μm(sd=3.1μm)であった。得られたウエハースの味は苦味及び/又は喉刺激及び/又は灼熱感がなく良好であった。
【0090】
〔実施例10〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表10】
【0091】
約75gの水及び約1gの水酸化ナトリウムを容器に入れ、そしてすべてのNaOHが溶解するまで400rpmで混合した。約6.54gのケトプロフェンを加え、混合液は400rpmで攪拌した。約6.40gのDUOLITE(登録商標)1093 コレスチラミンアニオン交換樹脂を混合下にゆっくり加え、そして得られた組成物は600rpmで約20分間そして次いで50rpmで50分間混合した。約0.30gのスクラロース及び0.40gの人工ライムフレーバーを加え、そして得られた混合液を400rpmで攪拌した。
マスキングフレーバー、約0.31gの天然ライムフレーバー、約0.30gのCREMOPHOR(登録商標) RH40 PEG-40硬化ヒマシ油、約0.29gのポリソルベート80、及び約
0.41gのメントールプレミックスを次いで加えそして600rpmで数分間混合し、そして次に混合速度を1000rpmまで上げそして均一になるまで混合した。次いで約6.50gのPHARMACOAT (登録商標)603 HPMC及び約2.02gのMETOLOSE(登録商標)60SH50 HPMCを含有するプレミックスを加え、そして得られた組成物は350rpmで混合し、そしてポリマーを完全に投入後HPMCが溶解するまで速度を200rpmに減速し、コーティング溶液を得た。コーティング溶液は次いで従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。ウエハースの平均質量は47.24mg(sd=2.88mg)で、そして厚さは80μm(sd=2.7μm)であった。得られたウエハースの味は苦味及び/又は喉刺激がなく良好であった。
【0092】
〔実施例11〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表11】
【0093】
約74.74gの水及び約1.08gの水酸化ナトリウムを容器に入れ、そしてすべてのNaOHが溶解するまで400rpmで混合した。約6.51gのケトプロフェンをゆっくり加え、そして混合液をpHが5.5以上になるまで400rpmで攪拌した。約6
.42gのDUOLITE(登録商標)1093 コレスチラミンアニオン交換樹脂を混合下にゆっく
り加え、そして得られた組成物は600rpmで約30分間混合した。約0.90gのリジン水和物、0.30gのスクラロース及び約0.41gの人工ライムフレーバーNo.53を加え、そして得られた混合液は400rpmで約10分間攪拌した。次いで約0.31gの天然ライムフレーバー、0.45gのCREMOPHOR(登録商標) RH40 PEG-40硬化
ヒマシ油、約0.37gのポリソルベート80、及び約0.42gのメントールを含有するプレミックスを加えそして600rpmで30分間混合し、その後混合速度を1000rpmまで上げそして組成物を均一になるまで混合した。次いで約6.54gのPHARMACOAT (登録商標)603 HPMC及び約2.49gのMETOLOSE(登録商標)60SH50 HPMCを含有するプレミックスを加え、そして得られた組成物は250〜400rpmで混合し、そしてポリマーを完全に投入後、HPMCが溶解するまで速度を200rpmに減速し、コーティング溶液を得た。コーティング溶液を続いて脱気した。脱気されたコーティング溶液は従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。ウエハースの平均質量は50.78mg(sd=1.77mg)で、そして厚さは67μm(sd=2.5μm)であった。得られたウエハースの味は苦味及び/又は喉刺激がなく良好であった。
【0094】
〔実施例12〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表12】
【0095】
約75.57gの水及び約1.08gの水酸化ナトリウムを容器に入れ、そしてすべてのNaOHが溶解するまで400rpmで混合した。約6.51gのケトプロフェンをゆっくり加え、そして混合液をpHが5.5以上になるまで400rpmで攪拌した。約6
.48gのDUOLITE(登録商標)1093 コレスチラミンアニオン交換樹脂を混合下にゆっくり加え、そして得られた組成物は600rpmで約30分間混合した。次いで約0.32gのスクラロース、約0.41gのマスキングフレーバー、約0.30gの人工ライムフレーバー、約0.34gのCREMOPHOR(登録商標) RH40 PEG-40硬化ヒマシ油、約0.3
0gのポリソルベート80、及び約0.42gのメントールを含有するプレミックスを加え、そして600rpmで30分間混合し、その後混合速度を1000rpmまで上げそして組成物を均一になるまで混合した。次いで約6.59gのPHARMACOAT (登録商標)603HPMC及び約2.01gのMETOLOSE(登録商標)60SH50 HPMCを含有するプレミックスを加え、そして得られた組成物を250〜400rpmで混合し、そしてポリマーを完全に投入後、HPMCが溶解するまで速度を200rpmに減速し、コーティング溶液を得た。コーティング溶液をウエハース形成に先立って緩やかに攪拌し、そして攪拌コーティング溶液は従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。得られたウエハースの平均質量は51.11mg(sd=1.05mg)で、そして厚さは75μm(sd=3.5μm)であった。得られたウエハースの味は苦味及び/又は喉刺激がなく良好であった。
【0096】
〔実施例13〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表13】
【0097】
約72.96gの水及び約1.54gの水酸化ナトリウムを容器に入れ、そして500rpmで混合した。約6.52gのケトプロフェンをゆっくり加え、混合液をpHが5.
5以上になるまで15分間攪拌し、そして5分間超音波処理した。約6.39gのDUOLITE(登録商標)1093 コレスチラミンアニオン交換樹脂を混合下にゆっくり加え、そして得られた組成物を600rpmで約30分間混合した。約2.34gの塩酸リジンを計量しそして1NNaOHに等モル量加え、溶液に溶解されるまで混合し、そして得られた溶液を混合液に加えた。次いで約0.30gのスクラロース、約0.40gのマスキングフレーバー、約0.63gのトウッティフルッティ、約0.30gのCREMOPHOR(登録商標) RH40 PEG-40硬化ヒマシ油、約0.33gのポリソルベート80、及び約0.42gのメ
ントールを含有するプレミックスを加え、そして次いで1000rpmで混合した。次いで約6.53gのPHARMACOAT (登録商標)603 HPMC及び約2.02gのMETOLOSE(登録商標)60SH50 HPMCを含有するプレミックスを加え、そして得られた組成物は2000rpmで最小限30分間混合し、コーティング溶液を得た。コーティング溶液を続いて10分間超音波処理しそしてアスピレータを用いて脱気した。脱気コーティング溶液は従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。得られたウエハースの平均質量は60.66mg(sd=1.82mg)で、そして厚さは83μm(sd=3.2μm)であった。得られたウエハースは苦味及び/又は喉刺激がなかった。
【0098】
〔実施例14〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表14】
【0099】
約109.74gの水及び約10%のNaOH溶液を容器に入れ、そして均一性を保証
するために500rpmで混合した。約10.59gのケトプロフェンをゆっくり加え、混合液をpHが5.5以上になるまで500rpmで約30分間攪拌し、そして溶液が透
明になるまで10分間超音波処理した。約10.32gのDUOLITE(登録商標)1093 コレスチラミンアニオン交換樹脂を混合下にゆっくり加え、そして得られた組成物を500rpmで約30分間混合した。約0.36gのスクラロース、約1.52gのISOMALTIDEX
(登録商標) イソマルトを加えてそして混合液中で攪拌した。約1.21gのペパーミ
ントフレーバー、0.57gのCREMOPHOR(登録商標) RH40 PEG-40硬化ヒマシ油、約0
.27gのポリソルベート80、及び約0.84gのメントールを含有するプレミックスを別のビーカー中で作製し、そしてこのフレーバープレミックスを加え、そして主製剤混合液へ混合し800rpmで1時間攪拌した。次いで約9.72gのPHARMACOAT (登録商標)603 HPMC及び約3.2gのMETOLOSE(登録商標)60SH50 HPMCを含有するプレミックスを加え、そして得られた組成物は800rpmで1時間混合し、コーティング溶液を得た。コーティング溶液は続いて真空を用いて脱気した。脱気コーティング溶液は従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。得られたウエハースの平均質量は52.34mg(SD=1.44mg)であった。得られたウエハースの味は苦味及び/又は喉刺激がなく良好であった。
【0100】
〔実施例15〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表15】
【0101】
約109.74gの水及び約10%のNaOH溶液を容器に入れ、そして均一性を保証するために500rpmで混合した。約10.59gのケトプロフェンをゆっくり加え、
混合液をpHが5.5以上になるまで500rpmで約30分間攪拌し、そして溶液が透
明になるまで10分間超音波処理した。約10.32gのDUOLITE(登録商標)1093 コレスチラミンアニオン交換樹脂を混合下にゆっくり加え、そして得られた組成物を500rpmで約30分間混合した。約0.36gのスクラロース、約1.52gのISOMALTIDEX
(登録商標)イソマルトを加えてそして混合液中で攪拌した。約1.21gのスペアミントフレーバー、0.57gのCREMOPHOR(登録商標)RH40 PEG-40硬化ヒマシ油、約0.27gのポリソルベート80、及び約0.84gのメントールを含有するプレミックスを別のビーカー中で作製し、そしてこのフレーバープレミックスを主製剤混合液へ混合し800rpmで30分間攪拌した。次いで約9.72gのPHARMACOAT (登録商標)603 HPMC及
び約3.20gのMETOLOSE(登録商標)60SH50 HPMCを含有するプレミックスを加え、そし
て得られた組成物は800rpmで1時間混合し、コーティング溶液を得た。コーティング溶液は続いて真空を用いて脱気した。脱気コーティング溶液は従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。得られたウエハースの味は苦味及び/又は喉刺激がなく良好であった。
【0102】
〔実施例16〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表16】
【0103】
約109.74gの水及び約10%のNaOH溶液を容器に入れ、そして均一性を保証
するために500rpmで混合した。約10.33gのケトプロフェンをゆっくり加え、混合液をpHが5.5以上になるまで500rpmで約30分間攪拌し、そして溶液が透
明になるまで10分間超音波処理した。約10.07gのDUOLITE(登録商標)1093 コレスチラミンアニオン交換樹脂を混合下にゆっくり加え、そして得られた組成物を500rpmで約30分間混合した。約0.35gのスクラロース及び約1.49gのISOMALTIDEX(登録商標)イソマルトを加えてそして混合液中で攪拌した。約0.93gのペパーミ
ントフレーバー、0.56gのCREMOPHOR(登録商標)RH40 PEG-40硬化ヒマシ油、約0.26gのポリソルベート80、約1.24gのサリチル酸メチル及び約0.82gのメントールを含有するプレミックスを別のビーカー中で作製し、そしてこのフレーバープレミックスを主製剤混合液へ混合しそして800rpmで1時間攪拌した。次いで約9.48gのPHARMACOAT (登録商標)603 HPMC及び約3.13gのMETOLOSE(登録商標)60SH50 HPMCを含有するプレミックスを加え、そして得られた組成物は800rpmで1時間混合し、コーティング溶液を得た。コーティング溶液は続いて真空を用いて脱気した。脱気コーティング溶液は従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。得られたウエハースの味は苦味及び/又は喉刺激がなく良好であった。
【0104】
HPC/HPMC製剤
〔実施例17〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表17】
【0105】
約74.52gの水及び約7.02gのケトプロフェンを容器に入れ、そして約10分
間超音波処理した。約1.10gの量の1NNaOHをpHが5.5以上になるまで加え
、そして15〜20分間混合した。約10.07gのDUOLITE(登録商標)1093 コレスチラミンアニオン交換樹脂を混合下に加え、そして得られた組成物を500rpmで約30分間混合した。約2.27gのリジン水和物を、pHを調節するために加えた。約0.15gのスクラロース、約0.31gのライムフレーバー、約0.10gのCREMOPHOR(登
録商標)RH40 PEG-40硬化ヒマシ油、約0.19gのポリソルベート80、約0.40g
のメントールを主製剤混合液中に混合し、そして500rpmで15分間攪拌した。次いでHercules of Inc. of Wilmington, DEから市販の約6.04KLUCEL(登録商標)LF ヒ
ドロキシプロピルセルロース ("HPC")、及び約2.01gのMETOLOSE(登録商標)60SH50 HPMCを加え、そして得られた組成物を1900rpmで30分間混合し、コーティング溶
液を得た。コーティング溶液は続いて10分間超音波処理しそしてアスピレータを用いて脱気した。脱気コーティング溶液は従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。ウエハースの平均質量は54.68mg(sd=2.07mg)でそして厚さは79μm(sd=2.5μm)であった。得られたウエハースは苦味及び/又は喉刺激がなかった。
【0106】
〔実施例18〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表18】
【0107】
約74.65gの水及び約7.05gのケトプロフェンを容器に入れ、そして約10分間超音波処理した。約1.11gの量の1NNaOHをpHが5.5以上になるまで加え
、そして15〜20分間混合した。約6.93gのDUOLITE(登録商標)1093 コレスチラミンアニオン交換樹脂を混合下に加え、そして得られた組成物を500rpmで約30分
間混合した。約0.16gのスクラロース、約0.31gのライムフレーバー、約0.13gのCREMOPHOR(登録商標)RH40 PEG-40硬化ヒマシ油、約0.21gのポリソルベート80、約0.41gのメントールを主製剤混合液中に混合し、そして500rpmで15分間攪拌した。次いで約6.02KLUCEL(登録商標)LF HPC、及び約2.03gのMETOLOSE(登録商標)60SH50 HPMCを加え、そして得られた組成物を1900rpmで30分間混
合し、コーティング溶液を得た。コーティング溶液は続いて10分間超音波処理しそしてアスピレータを用いて脱気した。脱気コーティング溶液は従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。ウエハースの平均質量は53.72mg(sd=0.85mg)でそして厚さは75μm(sd=2.9μm)であった。得られたウエハースは苦味及び/又は喉刺激がなくよい味を有した。
【0108】
〔実施例19〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表19】
【0109】
約73.84gの水及びリジン水和物を容器に入れ、そして500rpmで混合した。約6.54gのケトプロフェンをpHが5.5以上になるまでゆっくり加え、そして15
分間混合した。約6.43gのDUOLITE(登録商標)1093 コレスチラミンアニオン交換樹脂を混合下にゆっくり加え、そして得られた組成物を500rpmで約30分間混合した。約0.31gのライムフレーバー、約0.10gのCREMOPHOR(登録商標)RH40 PEG-40硬化ヒマシ油、約0.22gのポリソルベート80、及び約0.40gのメントールを含有するプレミックスを別のビーカーで作製し、そしてこのフレーバープレミックスを主製剤混合液中に混合した。約0.16gのスクラロースを加えて500rpmで15分間攪拌した。次いで約2.01gのMETOLOSE(登録商標)60SH50 HPMC及び約6.00gのKLUCEL(登録商標)LF HPCを加え、そして得られた組成物を1900rpmで30分間混合し
、コーティング溶液を得た。コーティング溶液は続いてアスピレータを用いて脱気しそし
て10分間超音波処理した。コーティング溶液は従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。ウエハースの平均質量は57.68mg(sd=1.2mg)でそして厚さは79μm(sd=3.1μm)であった。得られたウエハースの味は苦味及び/又は喉刺激がなく良好であった。
【0110】
CMC/HPMCナトリウム製剤
〔実施例20〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表20】
【0111】
約84.02gの水、約50.01gのエタノール、約7.14gのケトプロフェン及び約3.50gのDUOLITE(登録商標)1083 コレスチラミンアニオン交換樹脂を容器に入れ、そして約30分間超音波処理した。約0.24gのライムフレーバー及び約0.10gのポリソルベート80を加え、そして混合液を10分間超音波処理した。次いでAshland Chemical Company of Kentuckyから市販のセルロースガム、約9.14gのAQUALON(
登録商標)CMC-7LFカルボキシメチルセルロースナトリウム(“CMC ”)を加え、そして
得られた組成物を400rpmで15分間混合し、その後攪拌速度を30分間1900rpmに増加し、コーティング溶液を得た。コーティング溶液は続いてアスピレータを用いて脱気しそして15分間超音波処理した。コーティング溶液は従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。
【0112】
〔実施例21〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表21】
【0113】
約75.21gの水及び約6.50gのケトプロフェンを容器に入れた。均一懸濁液を形成するために、得られた組成物を500rpmで混合した。約1.52gの量の1NNaOHを加えることによって、そして約15〜20分間混合することによって、pHが5.5以上になるまでpHを調整した。約6.39gのDUOLITE(登録商標)1083 コレスチ
ラミンアニオン交換樹脂を混合下に加え、そして得られた組成物を500rpmで約30分間混合した。約0.23gのライムフレーバー、約0.19gのポリソルベート80、
約0.42gのメントール、約1.07gのイソマルト及び約0.12gのCREMOPHOR(
登録商標)ELP PEG-40硬化ヒマシ油を加えた。約6.83gの AQUALON(登録商標)CMC-7LF CMCナトリウム及び約2.23gのMETOLOSE(登録商標)60SH50 HPMCを加え、そして得られた組成物を1900rpmで30分間混合し、コーティング溶液を得た。コーティング溶液は続いて10分間超音波処理した。超音波処理コーティング溶液は従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。得られたウエハースの平均質量は47.93mg(sd=0.54mg)でそして厚さは79μm(sd=2.4μm)であった。得られたウエハースの味は苦味及び/又は喉刺激がなく良好であった。
【0114】
〔実施例22〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表22】
【0115】
約96.93gの水、約10.05gエタノール及び約6.51gのケトプロフェンを容器に入れた。均一懸濁液を形成するために、得られた組成物を500rpmで混合した。約1.54gの量の1NNaOHを加えることによって、そして約15〜20分間混合することによって、pHが5.5以上になるまでpHを調整した。約6.40gのDUOLITE(登録商標)1083 コレスチラミンアニオン交換樹脂を混合下に加え、そして得られた組
成物を500rpmで約30分間混合した。別のビーカーに、透明溶液が形成されるまで1NNaOHと等モル量の約2.34gの塩酸リジンを混合した。この塩酸リジン溶液を混合液に加えた。約0.41gのチェリーフレーバー、約0.21gのポリソルベート8
0、約0.41gのメントール、約1.09gのイソマルト及び約0.12gのCREMOPHOR(登録商標)ELP PEG-40硬化ヒマシ油を加え、そして得られた混合液を1900rpm
で30分間攪拌した。約6.81gの AQUALON(登録商標)CMC-7LF CMCナトリウム及び約
2.22gのMETOLOSE(登録商標)60SH50 HPMCを加え、そして得られた組成物を1900
rpmで30分間攪拌し、コーティング溶液を得た。コーティング溶液は続いて10分間超音波処理した。超音波処理コーティング溶液は従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。ウエハースの平均質量は70.71mg(sd=1.50mg)でそして厚さは94μm(sd=4.0μm)であった。得られたフィルムは優れた機械的性質、特に引裂強度の改善を有し、快適な清涼感を有して苦味及び/又は喉刺激はなかっ
た。
【0116】
〔実施例23〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表23】
【0117】
約97.54gの水、約10.03gエタノール及び約6.54gのケトプロフェンを容器に入れ、そして均一懸濁液を形成するために、得られた組成物を500rpmで混合した。約1.03gの量の1NNaOHを加えることにより、そして15〜20分間混合することにより、pHが5.5以上になるまでpHを調整した。約6.43gのDUOLITE(登録商標)1083 コレスチラミンアニオン交換樹脂を混合下に加え、そして得られた組成
物を500rpmで約30分間混合した。約2.11gの塩酸リジンをpHを更に安定化するために混合液に加えた。約0.41gのチェリーフレーバー、約0.22gのポリソ
ルベート80、約0.40gのメントール、約1.07gのイソマルト及び約0.12gのCREMOPHOR(登録商標)ELP PEG-40硬化ヒマシ油を加え、そして得られた混合液を50
0rpmで15分間攪拌した。約6.84gの AQUALON(登録商標)CMC-7LF CMCナトリウ
ム及び約2.24gのMETOLOSE(登録商標)60SH50 HPMCを加え、そして得られた組成物を
1900rpmで30分間攪拌し、コーティング溶液を得た。コーティング溶液は続いて
10分間超音波処理し、そしてアスピレータを用いて脱気した。脱気コーティング溶液は従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。得られたウエハースの平均質量は48.87mg(sd=0.93mg)でそして厚さは75μm(sd=3.1μm)であった。この製剤は、優れた機械的性質、特に良好な引裂強度を備えた、苦味及び/又は喉刺激がない透明フィルムを形成した。
【0118】
〔実施例24〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表24】
【0119】
約46.53gの水、約30.04gエタノール及び約7.01gのケトプロフェンを容器に入れた。均一懸濁液を形成するために得られた組成物を500rpmで混合した。約1.10gの量の1NNaOHを加えることによって、そして約15分間混合することによって、pHが5.5以上になるまでpHを調整した。約6.89gのDUOLITE(登録商標)1093 コレスチラミンアニオン交換樹脂を混合下に加え、そして得られた組成物を5
00rpmで約30分間混合した。約2.27gの塩酸リジンを、pHを更に安定化するために加えた。0.42gのチェリーフレーバー、約0.19gのポリソルベート80、
約0.40gのメントール、約1.02gのイソマルト及び約0.10gのCREMOPHOR(
登録商標)RH40 PEG-40硬化ヒマシ油を加え、そして得られた混合液を1900rpmで
30分間攪拌した。約6.50gの AQUALON(登録商標)CMC-7LF CMCナトリウムセルロー
スガム及び約2.02gのMETOLOSE(登録商標)60SH50 HPMCを加え、そして得られた組成
物を1900rpmで30分間攪拌し、コーティング溶液を得た。コーティング溶液は続いて10分間超音波処理した。超音波処理コーティング溶液は従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。得られたウエハースの平均質量は54.68mg(sd=2.07mg)でそして厚さは79μm(sd=2.5μm)であった。得られたウエハースの味は苦味及び/又は喉刺激がなく良好であった。
【0120】
〔実施例25〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表25】
【0121】
約46.67gの水、約30.01gエタノール及び約7.05gのケトプロフェンを容器に入れた。均一懸濁液を形成するために得られた組成物を500rpmで15〜20分間混合した。約1.11gの量の1NNaOHを加えることによって、pHが5.5以
上になるまでpHを調整し、そして溶液を500rpmで約15〜20分間混合した。約6.90gのDUOLITE(登録商標)1093 コレスチラミンアニオン交換樹脂を混合下に加え、そして得られた組成物を500rpmで約30分間混合した。約0.30gのライムフレーバー、約0.19gのポリソルベート80、及び約0.11gのCREMOPHOR(登録商標)RH40 PEG-40硬化ヒマシ油を加え、そして得られた混合液を500rpmで攪拌した。
約0.40gのメントール、約0.17gのスクラロース及び約1.01gのイソマルトを含有するプレミックスを加え、そして得られた組成物を500rpmで30分間混合した。約6.51gの AQUALON(登録商標)CMC-7LF CMCナトリウムセルロースガム及び約2
.05gのMETOLOSE(登録商標)60SH50 HPMCを加え、そして得られた組成物を1900r
pmで30分間攪拌し、コーティング溶液を得た。コーティング溶液は超音波及び低真空を用いて脱気した。脱気コーティング溶液は従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。得られたウエハースの平均質量は60.05mg(sd=1.35mg)でそして厚さは83μm(sd=2.2μm)であった。フィルムは優れた機械的性質を有した。得られたウエハースは苦味、灼熱感及び/又は喉刺激がなく良い味がした。
【0122】
〔実施例26〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表26】
【0123】
約65.84gの水、約0.85gのNaOHを容器に入れた。続いて、ケトプロフェンを、約5.53gの量で、pHが5.5以上になるまで加えた。約5.41gのDUOLITE(登録商標)1093 コレスチラミンアニオン交換樹脂を混合下に加え、そして得られた組
成物を400rpmで約40分間混合した。約0.26gのライムフレーバー、約0.1
3gのポリソルベート80、及び約0.08gのCREMOPHOR(登録商標)RH40 PEG-40硬化ヒマシ油及び約0.32gのメントールを含有するフレーバープレ混合液を、別のビーカー中で形成し、そしてメントールが溶解するまで混合し、加えてそして得られた混合液を500rpmで攪拌した。次いでフレーバープレミックスをケトプロフェン混合液に加え
て、そして得られた混合液を300rpmで15分間攪拌した。約0.16gのスクラロース及び約0.84gのイソマルトを加え、そして得られた混合液を300rpmで15分間攪拌した。約5.10gの AQUALON(登録商標)CMC-7LF CMCナトリウム及び約1.6
3gのMETOLOSE(登録商標)60SH50 HPMCを含有するプレミックスを加えた。フィルム形成
ポリマープレミックスの添加後、攪拌を停止しそして混合液を30分間脱気できるようにした。この脱気コーティング溶液は従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。ウエハースの平均質量は39.98mg(sd=0.68mg)でそして厚さは68μm(sd=2.5μm)であった。フィルムは優れた機械的性質を有した。得られたウエハースは口中ですばやく溶解し、そしてウエハースの味は苦味及び/又は喉刺激がなく良好であった。
【0124】
〔実施例27〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表27】
【0125】
約73.56gの水及び次いで約4.21gのリジン水和物を容器に入れた。この組成物を溶解するまで混合し、そして次いで500rpmで混合した。ケトプロフェンを、約6.52gの量で、pHが5.5以上になるまでゆっくり加えた。約6.41gのDUOLITE(登録商標)1093 コレスチラミンアニオン交換樹脂を混合下に加え、そして得られた組
成物を500rpmで約30分間混合した。約0.31gのライムフレーバー、約0.2
1gのポリソルベート80、及び約0.14gのCREMOPHOR(登録商標)RH40 PEG-40硬化ヒマシ油及び約0.40gのメントールを含有するフレーバープレ混合液を、別のビーカー中に形成し、そしてメントールが溶解するまで混合した。フレーバープレ混合液をケト
プロフェン混合液に加えて、そして得られた混合液を攪拌した。約0.16gのスクラロース及び約1.04gのイソマルトを加え、そして得られた混合液を500rpmで15分間攪拌した。約5.55gの AQUALON(登録商標)CMC-7LF CMCナトリウム及び約1.7
5gのMETOLOSE(登録商標)60SH50 HPMCを加え、そして得られた組成物を1900rpm
で30分間混合した。次いで組成物は10分間超音波処理し、そしてアスピレータを用いて脱気した。吸引コーティング溶液は従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。ウエハースの平均質量は61.70mg(sd=0.64mg)でそして厚さは82μm(sd=3.1μm)であった。フィルムは優れた機械的性質、特に引裂強度
を改善した。得られたウエハースの味は苦味及び/又は喉刺激がなく良好であった。
【0126】
〔実施例28〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表28】
【0127】
約73.56gの水及び次いで約4.22gのリジン水和物を容器に入れた。この組成物を溶解するまで混合し、そして次いで500rpmで混合した。ケトプロフェンを、約6.53gの量で、ゆっくり加え、そして15分間混合した。約6.42gのDUOLITE(
登録商標)1093 コレスチラミンアニオン交換樹脂を混合下に加え、そして得られた組成
物を500rpmで約30分間混合した。約0.44gのライムフレーバー、約0.22
gのポリソルベート80、及び約0.80gのCREMOPHOR(登録商標)RH40 PEG-40硬化ヒマシ油及び0.41gのメントール及び0.23gのスクラロースを含有するフレーバープレ混合液を、別のビーカー中に形成し、そしてケトプロフェン混合液に加えた。約1.
00gのイソマルトを加え、そして得られた混合液を500rpmで15分間攪拌した。約5.57gの AQUALON(登録商標)CMC-7LF CMCナトリウム及び約1.76gのMETOLOSE(登録商標)60SH50 HPMCを加え、そして得られた組成物を1900rpmで30分間混合した。次いで組成物は10分間超音波処理し、そしてアスピレータを用いて脱気した。吸引コーティング溶液は従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。得られたウエハースの平均質量は63.20mg(sd=1.33mg)でそして厚さは91μm(sd=3.0μm)であった。製剤は優れた機械的性質、特に優れた引裂強度を備えたフィルムをもたらした。得られたウエハースの味は苦味及び/又は喉刺激がなく良好であった。
【0128】
HPMC/ペクチンCMCナトリウム/ペクチン及びCMCナトリウム/HPMC/ペクチン製剤
〔実施例29〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表29】
【0129】
約73.59gの水及び次いで約1.02gのNaOHを容器に入れた。この組成物を500rpmで混合した。約6.51g量のケトプロフェンをゆっくり加えて、そして15分間混合し、そして5分間超音波処理した。500rpmで混合しながら、約6.44
gのDUOLITE(登録商標)1093 コレスチラミンアニオン交換樹脂をゆっくり加え、そして得られた組成物を500rpmで約30分間混合した。更にpHを安定化させるために約2.11gのリジン水和物を加えた。約0.30gのマスキングフレーバー、0.31gのライムフレーバー、約0.31gのポリソルベート80、及び約0.40gのCREMOPHOR(登録商標)RH40 PEG-40 硬化ヒマシ油及び0.40gのメントール及び0.30gの
スクラロースをケトプロフェン混合液に加え、そして500rpmで混合した。約2.00gのペクチン、約4.50gのPHARMACOAT (登録商標)603 HPMC及び約2.01gのMETOLOSE(登録商標)60SH50 HPMCを加え、そして得られた組成物を2000rpmで最小限30分間混合した。次いで組成物を10分間超音波処理しそしてアスピレータを用いて脱気した。吸引コーティング溶液は従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。得られたウエハースの平均質量は56.64mg(sd=0.68mg)でそして厚さは118μm(sd=5.8μm)であった。得られたウエハースの味は苦味及び/又は喉刺激及び/又は灼熱感がなく良好であった。
【0130】
〔実施例30〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表30】
【0131】
約89.50gの水及び次いで約1.03gの1NNaOHを容器に入れた。この組成物を500rpmで混合した。約6.53gの量で、ケトプロフェンをpHが5.5以上になるまでゆっくり加えた。ケトプロフェンを含有する混合液を15分間攪拌し、そして5分間超音波処理した。500rpmで混合しながら、約6.42gのDUOLITE(登録商
標)1093 コレスチラミンアニオン交換樹脂をゆっくり加え、そして得られた組成物を5
00rpmで約30分間混合した。約2.11gのリジン水和物をpHを更に安定化させるために加えた。約0.31gのマスキングフレーバー、0.33gのライムフレーバー、約0.30gのポリソルベート80、及び約0.42gのCREMOPHOR(登録商標)RH40 PEG-40 硬化ヒマシ油及び0.43gのメントール及び0.30gのスクラロースを含有するフレーバープレ混合液を、ケトプロフェン混合液に加えそして500rpmで混合した。約2.06gのペクチン、約3.58gの AQUALON(登録商標)CMC-7LF CMCナトリウム
セルロースガム及び約2.01gのMETOLOSE(登録商標)60SH50 HPMCを加え、そして得ら
れた組成物を2000rpmで30分間混合した。次いで組成物は10分間超音波処理し、そしてアスピレータを用いて脱気した。吸引コーティング溶液は従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。得られたウエハースの平均質量は53.08mg(sd=0.97mg)でそして厚さは79μm(sd=3.4μm)であった。フィルムは優れた機械的性質を有した。得られたウエハースの味は苦味及び/又は喉刺激がなく良好であった。
【0132】
〔実施例31〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表31】
【0133】
粘度を下げるために約20gの水を実施例27からの約80gの残存材料に加えた。次いで得られたコーティング溶液は従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。得られたウエハースの平均質量は40.86mg(sd=0.37mg)でそして厚さは65μm(sd=2.2μm)であった。得られたウエハースは苦味及び/又は喉刺激がなく良い味であった。
【0134】
〔実施例32〕
味マスクケトプロフェンを含有する崩壊性経口フィルムは下記の成分から作り出した:
【表32】
【0135】
約80.76gの水及び次いで約0.31gの1NNaOHを容器に入れた。この組成物を500rpmで混合した。ケトプロフェンを約4.52gの量で、pHが5.5以上になるまでゆっくり加えた。混合液を含有するケトプロフェンを5分間超音波処理しそして0.4gの1NNaOHを加え、そして得られた組成物をpHが6.5〜6.8になるまで500rpmで混合した。500rpmで混合中に、約4.44gのDUOLITE(登録
商標)1093 コレスチラミンアニオン交換樹脂をゆっくり加え、そして得られた組成物を
500rpmで約30分間混合した。約1.48gのリジン水和物を、pHを更に安定化させるために加えた。約0.20gのマスキングフレーバー、0.33gのライムフレーバー、約0.20gのポリソルベート80、及び約0.81gのCREMOPHOR(登録商標)RH40 PEG-40硬化ヒマシ油及び0.40gのメントール及び0.30gのスクラロースを含
有するフレーバープレ混合液を、ケトプロフェン混合液に加えそして500rpmで混合した。約3.03gのペクチン、約3.04gの AQUALON(登録商標)CMC-7LF CMCナトリ
ウム又はMETOLOSE(登録商標)60SH50 HPMCを加えて、そして得られた組成物を2000r
pmで30分間混合した。次いで組成物は10分間超音波処理し、そしてアスピレータを用いて脱気した。吸引コーティング溶液は従来のコーティング技術を用いて単層ウエハースに形成した。2〜3のウエハースの平均質量は43.87mg(sd=2.03mg)でそして厚さは64μm(sd=3.4μm)であった。得られたウエハースの味は苦味及び/又は喉刺激がなく良好であった。
【0136】
当然のことながら、種々の他の変更は明らかであり得てそして本発明の範囲及び精神から逸脱することなしに当業者によって容易になされ得るものである。従って、ここに補足される請求範囲は本明細書に記載の説明に限定されることを目的とするものではなく、請求項はむしろ、本発明が関係する当業者によってその同等物として取り扱われ得るすべての特性を含み、本発明中に属する特許を受けることができる新規性のすべての特性を包含すると解釈されるべきである。従って、本発明は、本明細書に記載のいずれかただ1つの実例の実施態様に限定されるものではない。
【0137】
要約の目的で、このように本発明は一般的に下記に関する:
(1).少なくとも1つの水分散性又は水崩壊性フィルム形成ポリマー、
酸性医薬有効成分及び
主要味覚マスキング剤としての少なくとも1つのアニオン交換樹脂、
を含んでなる可食性経口フィルムストリップ。
(2).前記ストリップは更に、
可食性アルカリ剤を含む、
上記(1)に記載の可食性経口フィルムストリップ。
(3).ストリップは、水酸化物、可食性重炭酸塩、可食性炭酸塩、塩基性アミノ酸、緩衝剤及びその混合物から選択されるアルカリ剤を含む、上記(1)又は(2)に記載の可食性経口フィルムストリップ。
(4).前記ストリップは更に1つ又はそれ以上の副次的な味覚マスキング剤を含む、1つ又はそれ以上の上記(1)〜(3)に記載の可食性経口フィルムストリップ。
(5).副次的な味覚マスキング剤は、1つ又はそれ以上の1つ又は複数の甘味料、1つ又は複数の着香料、1つ又は複数の冷感剤、及び1つ又は複数の味覚受容体ブロッカーから選択される、1つ又はそれ以上の上記(1)〜(4)に記載の可食性経口フィルムストリップ。
(6).前記副次的な味覚マスキング剤は、デキストロース、ラクトース、フルクトース、マンニトール、庶糖、トレハロース、スクラロース、キシリトール、マンニット、アスパルテーム、サッカリン、ソルビトール、サッカリンナトリウム、シクラミン酸ナトリウム、アセスルファム、蜂蜜、イソマルト、マルトデキストリン、デキストリン、デキストレートから選択される少なくとも1つの甘味料を含む、1つ又はそれ以上の上記(1)〜(5)に記載の可食性経口フィルムストリップ。
(7).前記副次的な味覚マスキング剤は、イソマルトを含んでなる甘味料組成物及び1つ又はそれ以上のスクラロース、アスパルテーム、サッカリン及びアセスルファムから選択される甘味料を含む、1つ又はそれ以上の上記(1)〜(6)に記載の可食性経口フィルムストリップ。
(8).前記副次的な味覚マスキング剤は、メントール、ウインターグリーン、ペパーミント、スイートミント、スペアミント、バニリン、チェリー、バタースコッチ、チョコレート、シナモン、クローブ、レモン、オレンジ、ラズベリー、バラ、スパイス、バイオレット、薬草、フルーツ、ストロベリー、ブドウ、パイナップル、バニラ、モモ、キウイ、パパイヤ、マンゴ、ココナツ、トウッティフルッティ、りんご、コーヒー、プラム、スイカ、ナッツ、緑茶、グレープフルーツ、バナナ、バター、及びカモミールの精油又は抽出物から選択される少なくとも1つの着香料を含む、1つ又はそれ以上の上記(1)〜(7)に記載の可食性経口フィルムストリップ。
(9).副次的な味覚マスキング剤は、メントール、ウインターグリーン、ペパーミント、スイートミント、スペアミントの1つ又はそれ以上の精油又は抽出物から選択される冷感剤を含む、1つ又はそれ以上の上記(1)〜(8)に記載の可食性経口フィルムストリップ。
(10).副次的な味覚マスキング剤は、味覚受容体ブロッカーとしてPEG−40硬化ヒマシ油を含む、1つ又はそれ以上の上記(1)〜(9)に記載の可食性経口フィルムストリップ。
(11).酸性医薬有効成分はサリチレート類、プロピオン酸誘導体、酢酸誘導体、エノール酸誘導体及びフェナム酸誘導体から選択される、1つ又はそれ以上の上記(1)〜(10)に記載の可食性経口フィルムストリップ。
(12).酸性医薬有効成分はケトプロフェンである、1つ又はそれ以上の上記(1)〜(11)に記載の可食性経口フィルムストリップ。
(13).活性成分は単位当り約3mgから約75mgまで変動する量で経口フィルムストリップ中に存在する、1つ又はそれ以上の上記(1)〜(12)に記載の可食性経口フィルムストリップ。
(14).アニオン交換樹脂は強塩基性アニオン交換樹脂である、1つ又はそれ以上の上記(1)〜(13)に記載の可食性経口フィルムストリップ。
(15).アニオン交換樹脂はコレスチラミンである、1つ又はそれ以上の上記(1)〜(14)に記載の可食性経口フィルムストリップ。
(16).フィルム形成ポリマーは、1つ又はそれ以上のセルロース、セルロース誘導体、合成又は天然ゴム、メタクリル酸ポリマー、メタクリル酸コポリマー、アクリル酸ポリマー、アクリル酸コポリマー、ポリアクリルアミド、ポリアルキレンオキシド、ポリアルキレングリコール、カラギーナン、プルラン(pullunan)、ローカストビーンガム類、マメ澱粉、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、アルギン酸、アルギン酸塩、カルボキシビニルポリマー、ペクチン、ペクチン誘導体、キサンタンガム、キサンタンガム誘導体、エンドウ澱粉及び澱粉誘導体及びその混合物である、1つ又はそれ以上の上記(1)〜(15)に記載の可食性経口フィルムストリップ。
(17).フィルム形成ポリマーは、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、及びその混合物から選択されるセルロース誘導体である、1つ又はそれ以上の上記(1)〜(16)に記載の可食性経口フィルムストリップ。
(18).フィルム形成ポリマーは、カルボキシメチルセルロースナトリウム又はメチルセルロース及びヒドロキシプロピルメチルセルロースの混合物である、1つ又はそれ以上の上記(1)〜(17)に記載の可食性経口フィルムストリップ。
(19).経口フィルムストリップは、ヒマシ油誘導体、セチル及びパルミチルアルコール、エタノール、水添植物油、ポリビニルアルコール、シメチコン、ソルビタンエステル、グリセリルモノステアレート、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンステアレート、ポロキサマー、ポリエチレンソルビタン脂肪酸エステル及びその混合物から選択される少なくとも1つの乳化剤を含む、1つ又はそれ以上の上記(1)〜(18)に記載の可食性経口フィルムストリップ。
(20).経口フィルムストリップは更に、粘膜結合のための生体接着剤、更なるpH調節のための緩衝剤、着色剤、安定剤、抗酸化剤、賦形剤、透過促進剤、可塑剤及び殺菌保存料から選択される少なくとも1つの補助成分を含む、1つ又はそれ以上の上記(1)〜(19)に記載の可食性経口フィルムストリップ。
(21).前記経口フィルムストリップは、医薬有効成分としてのケトプロフェン、アニオン交換樹脂としてのコレスチラミン、アルカリ剤、及び味覚受容体ブロッキング剤、冷感剤、少なくとも2つの甘味料及び1つ又はそれ以上の着香料を含んでなる副次的な味覚マスキング剤を含む、1つ又はそれ以上の上記(1)〜(20)に記載の可食性経口フィルムストリップ。
(22).前記経口フィルムストリップは、乾燥経口フィルムストリップの質量に基づいて約10から50wt%まで変動する量で医薬有効成分としてのケトプロフェンを含む、1つ又はそれ以上の上記(1)〜(21)に記載の可食性経口フィルムストリップ。
(23).前記経口フィルムストリップは、乾燥経口フィルムストリップの質量に基づいて、約12から50wt%まで変動する量で少なくとも1つのアニオン交換樹脂を含む、1つ又はそれ以上の上記(1)〜(22)に記載の可食性経口フィルムストリップ。
(24).前記経口フィルムストリップは、乾燥経口フィルムストリップの質量に基づ
いて、約0.17から6.5wt%まで変動する量で味覚受容体ブロッキング剤を含む、1つ又はそれ以上の上記(1)〜(23)に記載の可食性経口フィルムストリップ。
(25).前記経口フィルムストリップは、乾燥経口フィルムストリップの質量に基づいて、約0.7から3.0wt%まで変動する量で冷感剤を含む、1つ又はそれ以上の上記(1)〜(24)に記載の可食性経口フィルムストリップ。
(26).前記経口フィルムストリップは、乾燥経口フィルムストリップの質量に基づいて、約0.25から3.0wt%まで変動する量で少なくとも2つの甘味料を含んでなる甘味料組成物を含む、1つ又はそれ以上の上記(1)〜(25)に記載の可食性経口フィルムストリップ。
(27).前記経口フィルムストリップは、乾燥経口フィルムストリップの質量に基づいて、約0.3から4.5wt%まで変動する量で1つ又はそれ以上の着香料を含む、1つ又はそれ以上の上記(1)〜(26)に記載の可食性経口フィルムストリップ。
(28).1つ又はそれ以上の上記(1)〜(27)に記載の可食性経口フィルムストリップを製造する方法であって、
臨床的有効量の酸性医薬有効成分を薬理学的に認められた溶媒中に溶解又は懸濁して活性成分溶液を形成すること;
場合により活性成分溶液のpHを5.0と10.0間のpHに調整すること;
少なくとも1つのアニオン交換樹脂を場合によりpH調整された活性成分溶液に導入すること;
活性成分/アニオン交換樹脂溶液を1つ又はそれ以上の水溶性又は水混和性ポリマーと混合してフィルム形成組成物を製造すること;
清涼剤、乳化剤、着香料、甘味料、味覚受容体ブロッカー又は補助添加剤から選択される1つ又はそれ以上の添加剤を場合により組み込むこと;
フィルム形成組成物を場合により超音波処理及び/又は真空処理して取り込まれた空気を除去すること;
場合により脱気されたフィルム形成組成物をコーティング、押出し又はキャスティングしてキャスティング基材上に湿潤フィルムを形成すること;
コーティング、押出し又はキャスティング湿潤フィルムを乾燥すること;
乾燥フィルムをキャスティング基材から取り外すこと;及び
乾燥フィルムを個々の経口フィルムストリップに切断すること
を含んでなる、上記可食性経口フィルムストリップを製造する方法。
(29).患者の口腔へ場合により粘膜接着剤を介して1つ又はそれ以上の上記(1)〜(28)に記載の可食性経口フィルムストリップ剤形を貼布すること、及び剤形が患者のGI管におけるその後の吸収のために溶解するを可能にすることを含んでなる、可食性経口フィルムストリップを投与する方法。
(30).少なくとも1つの水分散性又は水崩壊性フィルム形成ポリマー、
塩基性医薬有効成分、
主要味覚マスキング剤としての少なくとも1つの陽イオン交換樹脂、
任意の可食性酸性薬剤、
及び1つ又はそれ以上の任意の副次的な味覚マスキング剤
を含んでなる可食性経口フィルムストリップ。
【0138】
本明細書及び添付特許請求の範囲で使用されるように、冠詞としての用語「a」は単数か又は複数を含んでよい。