特許第6266735号(P6266735)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6266735交通情報表示制御装置、交通情報表示制御プログラムおよび交通情報表示制御方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6266735
(24)【登録日】2018年1月5日
(45)【発行日】2018年1月24日
(54)【発明の名称】交通情報表示制御装置、交通情報表示制御プログラムおよび交通情報表示制御方法
(51)【国際特許分類】
   G09D 1/00 20060101AFI20180115BHJP
   G08G 5/00 20060101ALI20180115BHJP
   G06Q 50/10 20120101ALI20180115BHJP
【FI】
   G09D1/00 A
   G08G5/00 A
   G06Q50/10
【請求項の数】12
【全頁数】18
(21)【出願番号】特願2016-235968(P2016-235968)
(22)【出願日】2016年12月5日
【審査請求日】2016年12月5日
(73)【特許権者】
【識別番号】394013002
【氏名又は名称】三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100099461
【弁理士】
【氏名又は名称】溝井 章司
(72)【発明者】
【氏名】鶴 直樹
(72)【発明者】
【氏名】高梨 郁子
(72)【発明者】
【氏名】米沢 みどり
【審査官】 吉田 英一
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2010/140517(WO,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2008/0030300(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09D 1/00
G06Q 50/10
G08G 5/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示装置を制御する交通情報表示制御装置であって、
フライト情報を取得するフライト情報取得部と、
第1の形式と第2の形式の表示情報を生成し、上記表示装置に対応して表示形式が登録された表示設定情報に基づき、上記第1の形式または上記第2の形式の表示情報を、上記表示装置の表示エリアに表示するように制御する表示制御部とを備え、
上記第1の形式は、上記フライト情報に含まれる場所情報、時間情報及び便名を便情報として上記表示装置に表示させる形式であり、
上記第2の形式は、上記フライト情報の中で共同運航であることを示すフライトをグループ化して抽出し、上記グループ化したフライトのグループ便情報を表示させる形式であることを特徴とする交通情報表示制御装置。
【請求項2】
上記第1の形式は、上記便情報を上記便情報に含まれる上記時間情報に基づき時系列に表示させる表示形式であり、
上記第2の形式は、上記グループ便情報として上記グループ化したフライトの上記場所情報、上記時間情報および上記便名を表示させる表示形式であり、同一グループ内で上記場所情報、上記時間情報の重複を取り除いた表示形式であることを特徴とする請求項1に記載の交通情報表示制御装置。
【請求項3】
上記フライト情報には共同運航であることを示すフライトに関して、主となるフライトおよび従となるフライトを指定する情報が含まれ、
上記表示制御部は、上記第2の形式で表示させるときに、主となるフライトの場所情報および時間情報を表示させることを特徴とする請求項2に記載の交通情報表示制御装置。
【請求項4】
上記第2の形式は、グループ化したフライトの場所情報、時間情報および便名をマトリックス形式で表示する表示形式であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の交通情報表示制御装置。
【請求項5】
上記表示制御部は、上記第2の形式で表示させるとき、共同運航であることを示す情報が付与されていないフライトについては、単一のフライトで1つのグループであると判定し、表示させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の交通情報表示制御装置。
【請求項6】
上記場所情報は、便の到着地を示す情報であり、
上記時間情報は、上記便の出発時間を示す情報である
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の交通情報表示制御装置。
【請求項7】
上記場所情報は、便の出発地を示す情報であり、
上記時間情報は、上記便の到着時間を示す情報である
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の交通情報表示制御装置。
【請求項8】
上記表示制御部は、上記表示装置の分割された表示エリアの表示を制御し、
上記分割された表示エリアに上記第1の形式および上記第2の形式を合わせて表示するように制御するとき、上記便情報と上記グループ便情報の表示を同期して変更するように動作することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の交通情報表示制御装置。
【請求項9】
上記表示設定情報は、さらに、
上記グループ便情報の表示に関して1つのグループ便に含まれる便名が所定の表示エリアに表示できないときに表示のスクロール形式を定め
上記表示制御部は、上記第2の形式で表示させるときに、上記表示設定情報に基づき、
上記表示エリアの一部をスクロールさせることを特徴とする請求項3〜8のいずれか1項に記載の交通情報表示制御装置。
【請求項10】
さらに、
上記第1の形式および上記第2の形式に関して複数の言語で表示を切り替えることを定めた言語設定情報を記憶部に備え、
上記表示制御部は、上記言語設定情報に基づき、上記第1の形式および上記第2の形式の表示する言語を切り替えることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の交通情報表示制御装置。
【請求項11】
コンピュータを、請求項1〜10のいずれか1項に記載の交通情報表示制御装置として機能させる交通情報表示制御プログラム。
【請求項12】
フライト情報取得部がフライト情報を取得するフライト情報取得ステップと、
表示制御部が第1の形式と第2の形式の表示情報を生成し、表示装置に対応して表示形式が登録された表示設定情報に基づき、上記第1の形式または上記第2の形式の表示情報を、上記表示装置の表示エリアに表示するように制御する表示制御ステップとを
備え、
上記第1の形式は、上記フライト情報に含まれる場所情報、時間情報及び便名を便情報として上記表示装置に表示させる形式であり、
上記第2の形式は、上記フライト情報の中で共同運航であることを示すフライトをグループ化して抽出し、上記グループ化したフライトのグループ便情報を表示させる形式であることを特徴とする交通情報表示制御方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば航空機などの交通機関の交通情報を表示する交通情報表示制御装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
航空機のフライト情報(例えば、便名、エアライン名、出発地、到着地、到着予定時刻など)を表示装置に表示する交通情報表示制御装置として、フライトインフォメーションシステム(以下、FISと言う)がある。
FISは、空港の出発ロビーで出発予定時刻順にフライト情報を一覧表示する。またFISは、空港の到着ロビーで到着予定時刻順にフライト情報を一覧表示する。
特許文献1(特開平10−171351号公報)では、到着予定時刻順に、定刻、変更到着時刻、航空会社、便名、経由地、出発地、ターミナル等が表示されるように構成されている。しかしながらこの構成では、便数が多くなる場合表示が煩雑になり、例えば出迎え客が、出迎えの対象となる人が乗っている便が予定どおり到着するのか、便の到着状況を確認するのは困難な場合がある。
【0003】
またコードシェア便(共同運航便)と呼ばれる2社以上の航空会社が一つの航空機を共同で運航する場合がある。例えばA社、B社、C社がA社所有の航空機をコードシェアする場合、A社としては例えばA123として便名を設定し、ユーザにチケットを販売する。同じくB社としては例えばB456として、C社としては例えばC789として便名を設定し、ユーザにチケットを販売する。この場合、実は1つの航空機による運航にも関わらず、A社からチケットを購入したユーザには便名はA123として認識され、B社からチケットを購入したユーザには便名はB456として認識され、C社からチケットを購入したユーザには便名はC789として認識される。
よってフライト情報としては、A社所有の航空機による運航であるから便名A123を表示するというだけでは、B社・C社からチケットを購入したユーザに対する情報が不十分であり、また便名A123、B456およびC789を横または縦に並べて表示する場合は、表示量が増え、わかりやすさに欠ける表示となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平10−171351号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この発明は、航空機などの交通情報を、コードシェア便を考慮して表示することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係る交通情報表示制御装置は、表示装置を制御する交通情報表示制御装置であって、フライト情報を取得するフライト情報取得部と、第1の形式と第2の形式との少なくともいずれか一方を、上記表示装置の表示エリアに表示するように制御する表示制御部とを備え、上記第1の形式は、上記フライト情報に含まれる場所情報、時間情報及び便名を便情報として上記表示装置に表示させる形式であり、上記第2の形式は、上記フライト情報の中で共同運航であることを示すフライトをグループ化して抽出し、上記グループ化したフライトのグループ便情報を表示させる形式であることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
この発明の交通情報表示制御装置によると、コードシェア便の便数に関わらず、場所情報と時間情報とをわかりやすく表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】実施の形態1におけるシステム全体の構成図である。
図2】実施の形態1における交通情報表示制御装置100の構成図である。
図3】実施の形態1で用いるフライトデータ情報11の一例を示した図である。
図4】実施の形態1で用いるフライトデータ情報11の一例を示した図である。
図5】実施の形態1で用いる表示設定情報12の一例を示した図である。
図6】実施の形態1で用いる表示設定情報12の一例を示した図である。
図7】実施の形態1で用いる表示情報13の一例を示した図である。
図8】実施の形態1で用いる表示情報13の一例を示した図である。
図9】実施の形態1における全体の処理の流れを示した図である。
図10】実施の形態1における表示制御部2の処理の流れを示した図である。
図11】実施の形態1における表示制御部2の処理の流れを示した図である。
図12】実施の形態1における表示装置300の表示画面例を示した図である。
図13】実施の形態2における交通情報表示制御装置100の構成図である。
図14】実施の形態2で用いる言語設定情報14の一例を示した図である。
図15】実施の形態2における表示制御部2の処理の流れを示した図である。
図16】実施の形態1の変形例に係る交通情報表示制御装置100の構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態1.
本実施の形態では、交通情報は航空機のフライト情報であるとし、フライト情報を空港に設置された表示装置に表示する交通情報表示制御装置100について、説明する。
図1は、交通情報表示制御装置100を含むシステム全体の構成図である。図1に示すように、交通情報表示制御装置100は、ネットワーク400を介してフライト情報管理サーバ200から定期的にフライト情報を取得する。
また交通情報表示制御装置100は、ネットワーク400を介して空港に設置された表示装置300の表示を制御する。表示装置300には、空港内の出発ロビー、到着ロビー等に設置されているLCD(Liquid Crystal Display)を用いたメインボードと呼ばれる大型ディスプレイや、天井、通路または壁に設置されたディスプレイ等が含まれる。フライト情報管理サーバ200はコンピュータであり、該当の空港から離発着する国内線・国際線の情報を保有していて、交通情報表示制御装置100からのリクエストにより、最新のフライト情報を送信する。
【0010】
図2は、本実施の形態における交通情報表示制御装置100の構成図を示した図である。
交通情報表示制御装置100は、コンピュータであり、プロセッサ910、記憶装置920、入力インタフェース930、出力インタフェース940といったハードウェアを備える。
また交通情報表示制御装置100は、機能構成として、フライト情報取得部1、表示制御部2を備える。以下の説明では、フライト情報取得部1と表示制御部2との機能を、交通情報表示制御装置100の「部」の機能という。交通情報表示制御装置100の「部」の機能は、ソフトウェアで実現される。
また記憶部150は、記憶装置920で実現される。記憶部150には、フライトデータ情報11、表示設定情報12および表示情報13が記憶されている。
【0011】
プロセッサ910は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
プロセッサ910は、プロセッシングを行うIC(Integrated・Circuit)である。プロセッサ910は、具体的には、CPU(Central・Processing・Unit)である。
【0012】
記憶装置920は、補助記憶装置921及びメモリ922を含む。補助記憶装置921は、具体的には、ROM(Read・Only・Memory)、フラッシュメモリ、または、HDD(Hard・Disk・Drive)である。メモリ922は、具体的には、RAM(Random・Access・Memory)である。記憶部150は、メモリ922により実現される。なお、記憶部150は、補助記憶装置921により実現されていてもよいし、補助記憶装置921とメモリ922の両方により実現されてもよい。
【0013】
入力インタフェース930は、マウス、キーボード、タッチパネルといった入力装置と接続されるポートである。入力インタフェース930は入力された情報を交通情報表示制御装置100に取り込む。入力インタフェース930は、具体的には、USB(Universal・Serial・Bus)端子、RS−232Cといったシリアルインタフェースである。
なお、入力インタフェース930は、LAN(Local・Area・Network)と接続されるポートであってもよい。
【0014】
出力インタフェース940は、ディスプレイといった表示機器のケーブルが接続されるポートである。出力インタフェース940は、具体例として、USB端子、HDMI(登録商標)(High・Definition・Multimedia・Interface)端子、RS−232Cといったシリアルインタフェースである。ディスプレイは、具体的には、LCD(Liquid・Crystal・Display)である。
【0015】
補助記憶装置921には、「部」の機能を実現するプログラムが記憶されている。このプログラムは、メモリ922にロードされ、プロセッサ910に読み込まれ、プロセッサ910によって実行される。補助記憶装置921には、OS(Operating・System)も記憶されている。OSの少なくとも一部がメモリ922にロードされ、プロセッサ910はOSを実行しながら、「部」の機能を実現するプログラムを実行する。
交通情報表示制御装置100は、1つのプロセッサ910のみを備えていてもよいし、複数のプロセッサ910を備えていてもよい。複数のプロセッサ910が「部」の機能を実現するプログラムを連携して実行してもよい。
【0016】
「部」の機能による処理の結果を示す情報、データ、信号値、および、変数値は、補助記憶装置921、メモリ922、または、プロセッサ910内のレジスタ又はキャッシュメモリに記憶される。なお、図1において、「部」の各部と記憶部150とを結ぶ矢印は、各部による処理の結果を記憶部150に記憶する、あるいは、記憶部150から情報を各部が読み出すことを表している。また、各部同士を結ぶ矢印は、制御の流れを表している。矢印の記載は一部省略しているものもある。
なお、情報が各部同士でメモリ922を介して授受されることを表すメモリ922と各部間の矢印については省略する。
【0017】
「部」の機能を実現するプログラムは、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD(Digital・Versatile・Disc)といった可搬記録媒体に記憶されてもよい。
なお、「部」の機能を実現するプログラムを交通情報表示制御プログラムともいう。
交通情報表示制御プログラムは、「部」として説明している機能を実現するプログラムである。また、交通情報表示制御プログラムプロダクトと称されるものは、交通情報表示制御プログラムが記録された記憶媒体及び記憶装置であり、見た目の形式に関わらず、コンピュータ読み取り可能なプログラムをロードしているものである。
【0018】
図1に示したフライト情報管理サーバ200も、コンピュータであり、ハードウェアとしては、図2に示した交通情報表示制御装置100と同様に、プロセッサ910、記憶装置920、入力インタフェース930、出力インタフェース940といったハードウェアを備える。
フライト情報取得部1は、入力インタフェース930を介してフライト情報管理サーバ200からフライト情報を受信し、フライトデータ情報11にフライト情報を記憶する。
表示制御部2は、第1の形式と第2の形式との少なくともいずれか一方を、表示装置300の表示エリアに表示するように制御する。
【0019】
図12に到着ロビーに設置された、表示装置300の第1の形式と第2の形式の表示例を示す。表示エリア32が第1の形式の表示例であり、フライト情報に含まれる場所情報(出発地)、時間情報(到着予定時刻および変更後到着時刻)及び便名を便情報として表示装置300に表示する。第1の形式は、便情報を時系列に、すなわち到着予定時間(定刻)が近い順に上から表示するので、便ごとの情報が把握しやすい。
【0020】
また表示エリア34が第2の形式の表示例である。表示エリア34にはグループ便表示エリア35が複数含まれ、この例ではグループ便表示エリア35が縦6行に表示されていることを示している。表示制御部2はフライト情報の中で共同運航であることを示すフライトをグループ化して抽出し、このグループ化したフライトのグループ便情報の場所情報(出発地)、時間情報(到着予定時刻および変更後到着時刻)および便名を表示するように制御する。第2の形式では、同一グループ内で出発地、到着予定時刻および変更後到着時刻の重複を取り除き、共同運航便の中の主となる便から取得した出発地情報および到着予定時刻情報および変更後到着時刻情報を表示するので、共同運航をグループ化した情報が把握しやすい。
【0021】
第1の形式は、18便を時系列に、第2の形式はグループ化された便情報を6グループ表示しているが、それぞれ表示する便数は適宜設計可能である。特に第2の形式は、図12の例では、グループ便表示エリア35を縦6行のマトリックス形式(行と列で構成される表形式)とも表現できるが、例えば縦3行横2列のマトリックス形式で6グループ表示するように、グループ便表示エリア35を任意の形式で構成してもよい。
【0022】
表示エリア33は、「国際線 到着」に関する情報を表示していることを示す表記、時間を示す時計および日時を表示しているが、その他任意の情報を任意に表示する。表示エリア33は、省略可能であり、また表示エリア32、表示エリア33および表示エリア34の並びは、一例であるので、図12に示すように縦に右側、中央、左側と3分割するのではなく、横に3分割または中央エリアがない2分割で構成してもよい。一般的に人間の目線は左側から右側に動くためそれを考慮し、図12では、左側の第2の形式で概要表示、右側に第1の形式で詳細表示としているが、これは逆に構成しても構わない。
【0023】
また表示制御部2は、第2の形式で表示させるとき、共同運航であることを示す情報が付与されていないフライトについては、単一のフライトで1つのグループであると判定し、単一のフライトをグループ便表示エリア35に表示させるように制御する。
【0024】
図3図7を用いて、フライトデータ情報11、表示設定情報12および表示情報13の構成を説明する。フライトデータ情報11については、図3に示すように到着便フライトデータ情報11aと、図4に示すように出発便フライトデータ情報11bが含まれる。到着便フライトデータ情報11aには、フライト情報取得部1により到着予定時刻、変更後到着時刻、便名、航空会社、主従区分、コードシェア便名、出発地、経由地および最新状況が1つの便ごとに1レコードとして登録される。「主従区分」は、コードシェア便の中で、主となる便か従となる便かを示す情報であり、図3に示す例では、1が主、2が従であることを示している。また「コードシェア便名」は、1つのグループ内に含まれる便名を示し、「主」の便には1以上の従の便名が記憶されている。「従」の便名には、主の便名のみが記憶されている。よって、「主従区分」が「1」である便の「コードシェア便名」の情報を取得すると、「主従区分」が「1」である便を主とした、グループ便情報が取得できる。なお「主従区分」が「2」である便の「コードシェア便名」の情報は、従の便から主の便の情報を取得したいときに用いられる。
【0025】
出発便フライトデータ情報11bには、出発予定時間、変更後出発時間、便名、航空会社、主従区分、コードシェア便名、到着地、経由地及び最新状況が1つの便ごとに1レコードとして登録される。「主従区分」および「コードシェア便名」に登録される情報については、図3に示すように到着便フライトデータ情報11aと同様である。
【0026】
図5に大型ディスプレイに関する表示設定情報12aの一例を示す。大型ディスプレイとは、例えばメインボードであり、表示エリアをいくつかに分割して所定の情報を表示する設定を行う。表示設定情報12aには、表示装置ID、到着/出発区分、表示エリアごとの設定(「右」、「中央」、「左」の表記)、第2の表示形式に関する「マトリックス形式」、「スクロール形式」(表示切替の形式)の設定が登録される。表示装置IDは、表示装置300ごとに単一に付与されたIDであり、到着/出発区分は、例えば1が到着、2が出発を示す。表示エリアごとの設定(「右」、「中央」、「左」)は、例えば表示エリアを3分割したとき、それぞれの表示エリアに何を表示するかを設定している。「右」、「左」は、例えば1が第1の形式での表示、2が第2の形式での表示であることを示し、「中央」は、例えば1が時計の表示、2がカメラ映像の表示であることを示す。
【0027】
また「右」や「左」で2を設定したとき、「マトリックス形式」および「スクロール形式」の設定が有効になる。「マトリックス形式」は、例えば1が縦3行横2列の表示であり、2が縦3行横3列の表示であることを示す。「スクロール形式」は、例えば1が主便を含めて全体をスクロールする、2が主便の表示は固定で従便はスクロールすることを示す。
【0028】
具体的に説明すると、図12に示したグループ便表示エリア35aでは、A123便が主便であり、B456便およびC789便が従便である。また表示していないが、従便としてさらにD999便が存在するとする。このとき「スクロール形式」が1の場合、全体が切り替わるので、一定間隔でA123、B456、C789の表示とD999の表示が交互に切り替わる。また「スクロール形式」が2の場合、主便の表示は固定なので、一定間隔でA123、B456、C789の表示とA123、D999の表示が交互に切り替わる。
また図12のグループ便表示エリア35aの例では、グループ便は最大3便ずつ表示しているが、同時に表示する便数は任意に設定できる。
【0029】
図6に天井、通路または壁に設置されたディスプレイ等に関する表示設定情報12bの一例を示す。表示設定情報12bには、表示装置ID、到着/出発区分、表示形式、第2の表示形式に関する「マトリックス形式」、「スクロール形式」の設定が登録される。表示設定情報12bで設定される表示装置300は、表示エリアの大きさから1つの表示形式で全体を表示することを設定されているものであり、例えば「表示形式」の1が第1の形式での表示、2が第2の形式での表示であることを示す。「マトリックス形式」および「スクロール形式」については、表示設定情報12aで説明したとおりであり、「表示形式」が2のときに有効になる情報である。
【0030】
表示設定情報12に設定される表示エリアの設定で、第1の形式または第2の形式をどのように設定するかは、表示装置300の表示エリアの大きさ、表示装置300の設置場所、または時間帯や季節等に応じて設定する。
【0031】
表示情報13は、表示装置300での表示のために表示制御部2により構成された情報であり、図7に第1の形式に関する表示情報13aの一例を示し、図8に第2の形式に関する表示情報13bの一例を示す。表示情報13aには、航空会社ロゴ、航空会社名、便名、到着予定時間、変更後到着時間、出発地、経由地、最新状況が記憶される。表示情報13aには、第1の形式で表示する便数以上の便情報が記憶されている。
【0032】
表示情報13bには、メイン/サブ、航空会社ロゴ、航空会社名、便名、到着予定時間、変更後到着時間、出発地、経由地、最新状況が記憶される。メイン/サブは、表示情報ではなく、主便か従便かを示す情報であり、メインが主便、サブが従便を示している。到着予定時間、変更後到着時間、出発地、経由地、最新状況には、メインの便だけ登録されていて、表示装置300での表示に用いられる。航空会社ロゴの情報の保持については、表示情報13aに関して説明したとおりである。表示情報13bには、第2の形式で表示するグループ便数以上の便情報が記憶され、表示制御部2は表示情報13aと表示情報13bとを同期して生成するので、それぞれの情報に記憶されている便数と便情報は同期している。なお第2の形式が6グループ表示する設定で、6グループ目がグループ便の場合、第2の形式で設定された便数が第1の形式で設定された便数を超えてしまう場合があるが、表示情報13aとしては第1の形式で表示する便数のみ設定するように構成してもよいし、第2の形式に合わせて通常の便数を超えて設定するように構成してもよい。
表示情報13に含まれる航空会社ロゴについては、ロゴ画像そのものを表示情報13に記憶してもよい。また表示情報13にはロゴ画像を示すIDを記憶しておいてもよい。その場合は表示装置300において、送信されたロゴ画像を示すIDによって紐付かれる、予め記憶されているロゴ画像を表示する。
【0033】
このように、表示制御部2が表示を制御する場所情報は、出発便に関しては便の到着地を示す情報であり、到着便に関しては便の出発地を示す情報である。また時間情報は、出発便に関しては出発時間を示す情報であり、到着便に関しては便の到着時間を示す情報である。
【0034】
図9図11を用いて本実施の形態の処理の流れについて、説明する。図9に示すように、フライト情報取得部1はフライト情報管理サーバ200より、フライト情報を取得し、フライトデータ情報11を更新する(ステップS1)。この処理は、任意のタイミング(例えば5秒単位)で実行され、フライト情報取得部1は表示の対象となるフライトデータを5秒単位で更新する。またフライト情報取得部1は交通情報表示制御装置100が管理している表示装置300に表示する最大の便数であり、最大のグループ便数を満たす最新のフライト情報をまとめてフライト情報管理サーバ200から取得し、フライトデータ情報11を都度更新して記憶する。
【0035】
その後、表示制御部2は到着用の表示装置300の表示を変更し(ステップS2)、合わせて表示制御部2は出発用の表示装置300の表示を変更する(ステップS3)。
なおステップS1に示した処理に関して、フライト情報取得部1はフライト情報管理サーバ200から最新のフライト情報を、便数を固定せずに取得し、フライト情報取得部1が最大の便数であり、最大のグループ便数を満たす最新のフライト情報をフライトデータ情報11に記憶するように構成してもよい。
【0036】
図10は、ステップS2およびステップS3の処理を詳細に説明したものであり、ステップS2とステップS3の処理とはフライトデータ情報11が異なるが処理としては同じなので、ステップS2の詳細説明として図10を説明する。表示制御部2は到着便フライトデータ情報11aから出発地(場所情報)、時間情報(到着予定時間および変更後到着予定時間)、便名を取得し、第1の形式で図6に示す表示情報13aを構成し、記憶する(ステップS11)。具体的には、コードシェア便か否かに関わらず、到着便フライトデータ情報11aに含まれる項目を選択し並び替え、1つ1つの便として情報を構成する。次に、表示制御部2は到着便フライトデータ情報11aの主従区分を参照し、フライトをグループ化し、第2の形式を構成し、表示情報13bに記憶する(ステップS12)。
なお図10には、ステップS11からステップS12に処理が流れるように示しているが、表示情報13aと表示情報13bを同時に生成するという意味合いでは、ステップS11とステップS12は並行して処理されてもよい。ステップS12の詳細処理は、図11を用いて後述する。
【0037】
次に表示制御部2は、表示情報13a、表示情報13bの変更に伴い、表示設定情報12a、表示設定情報12bを参照して表示を変更すべき表示装置300を特定し(ステップS13)、対象の表示装置300を順次抽出する(ステップS14)。対象の表示装置300の表示エリアごとの設定および第2の表示形式に関しては「マトリックス形式」、「スクロール形式」の設定を参照して、対象の表示装置300に表示情報13を送信して表示エリア全体の表示を変更する(ステップS15)。
【0038】
表示制御部2はステップS14の処理に戻り、次の表示装置300に対して、ステップS15で表示を変更する制御を行う。表示制御部2は、ステップS15でメモリ922に表示を変更した表示装置IDと表示変更時間とを記憶しておき、ステップS14でメモリ922に記憶された情報を参照して抽出すべき表示装置300が存在せず、全ての表示装置300に対して表示を変更する制御を行ったと判定したときに、処理を終了する。
表示制御部2はステップS3の処理についても図10で示した処理と同様の処理を行う。
このようにステップS15において表示制御部2は、表示装置300の分割された表示エリアの表示を制御し、分割された表示エリアに第1の形式および第2の形式を合わせて表示するように制御するとき、第1の形式の便情報と第2の形式のグループ便情報の表示を同期して変更するように動作する。
【0039】
またステップS15において表示制御部2は、第2の形式で表示を制御するとき、グループ便情報の表示に関して1つのグループ便に含まれる便名がグループ便表示エリア35に表示できない場合には、上述したとおり表示設定情報12の設定に基づき表示をスクロールさせる。具体的には、スクロール形式情報とグループ便に含まれる全ての便情報とを表示装置300に送信し、表示装置300の側で表示をスクロールするように制御する。
【0040】
図11を用いて、ステップS12で示した表示情報13bの構成処理について詳細を説明する。図10と同じく到着便に関する表示制御として説明する。表示制御部2は到着便フライトデータ情報11aを参照し(ステップS21)、未処理のグループ便があるか確認する(ステップS22)。未処理のグループ便があるかどうかの確認は、「主従区分」が「主」の便情報について処理済みのフラグが付与されていないものがあるかどうかを確認する。この情報は、表示制御部2がメモリ922に記憶する。未処理のレコードの中で「主従区分」が1の便の「コードシェア便」情報を参照し、複数のレコードをグループ便と特定し、グループ化する(ステップS23)。「主区分」のフライトの場所情報、時間情報を取得し、到着便フライトデータ情報11aに含まれる項目を選択し並び替えた上で、主便については、到着予定時刻、変更後到着時刻、出発地、および経由地情報を構成し、従便については、これらの情報を構成せずに、表示情報13bに記憶する(ステップS24)。ステップS24で該当の「主従区分」が「主」の便情報について、処理済みのフラグが付与し、ステップS22の処理に戻り、次の未処理のグループ便についてステップS23、ステップS24の処理を行い、ステップS22で未処理のグループ便がないと判定したときに処理を終了する。
【0041】
以上説明したように、表示制御部2は、表示設定情報12に基づき、表示装置300の表示エリアに第1の形式と第2の形式との少なくともいずれか一方を表示するように制御する。これは、表示装置300の表示エリアに第1の形式を表示するように制御すること、表示装置300の表示エリアに第2の形式を表示するように制御すること、表示装置300の表示エリアに第1の形式と第2の形式を合わせて表示するように制御すること、およびその他の関連情報も合わせて表示するように制御することを含む。この場合、第1の形式、第2の形式の位置、大きさは任意である。
上述したように、この表示エリアの設定は、表示装置300の表示エリアの大きさ、表示装置300の設置場所、または時間帯や季節等に応じて任意に設定できる。
また表示装置300の表示エリアに第2の形式を表示するように制御することとは、すなわち、交通情報表示制御装置100は、フライト情報を取得するフライト情報取得部1と、フライト情報の中で共同運航であることを示すフライトをグループ化して抽出し、グループ化したフライトのグループ便情報を表示させる第2の形式を表示装置300の表示エリアに表示するように制御する表示制御部2とを備えている。
そしてその第2の形式は、グループ便情報としてグループ化したフライトの場所情報、時間情報および便名を表示させる表示形式であり、同一グループ内で場所情報、時間情報の重複を取り除いた表示形式である。
【0042】
また上述したように、表示制御部2は、表示装置300の分割された表示エリアの表示を制御し、分割された表示エリアに第1の形式および第2の形式を合わせて表示するように制御するとき、第1の形式の便情報と第2の形式のグループ便情報の表示を同期して変更するように動作する。例えば、図5に示した表示設定情報12aにおいて、表示装置ID003は、「右」が1、「左」が2と設定されているので、右側の第1の形式の表示と左側の第2の形式の表示は、表示形式は異なるものの同じ便情報が同期して切り替えられる。この変形例として、左側は第2の形式で左上から左下に時系列で早いものを表示し、続いて右側は第1の形式で右上から右下に次の便情報を表示するように、表示制御部2が制御してもよい。
【0043】
更なる変形例として、表示装置ID004のように、「右」が2、「左」が2と設定されているとき、右側と左側と同じ情報を表示するように構成してもよいが、別の便情報を表示するように構成してもよい。別の便情報とは、例えば左側は第2の形式で左上から左下へ、続いて右側も第2の形式で右上から右下への順番に時系列で早いものから並べて表示させることを示す。
これらの変形例を実行するときは、フライト情報取得部1は表示可能な最大の便数に応じたフライト情報をフライトデータ情報11に記憶するものとする。
【0044】
また第2の形式の「マトリックス形式」および「スクロール形式」に関して、時間帯ごとに異なる設定をする変形例も構成可能である。この場合表示装置IDごとに、時間帯と少なくとも「マトリックス形式」と「スクロール形式」とのいずれか一方との表示設定情報12に記憶する。例えば、図5に示した表示設定情報12aでは表示装置ID001は、マトリックス形式が1となっているが、8〜10時の混雑時間帯は、マトリックス形式を2としてより多くの便情報を表示するように設定する。また表示装置ID004は、スクロール形式が1となっているが、12〜15時の比較的空いている時間帯は、スクロール形式を2として、主便の情報を強調表示するように設定する。そしてこの変形例の場合、表示制御部2はステップS15の処理で、表示装置IDごとに時間帯により表示設定情報12で異なる設定を参照し、時間帯に応じた表示設定を行う。
【0045】
本実施の形態では、交通情報表示制御装置100は、入力インタフェース930を介して情報を取得し、出力インタフェース940を介して情報を出力する構成であった。しかし、交通情報表示制御装置100が通信装置を備え、通信装置を介して情報を受信してもよい。また、交通情報表示制御装置100は、通信装置を介して情報を送信してもよい。この場合、通信装置はレシーバとトランスミッタとを備える。具体的には、通信装置は通信チップまたはNIC(Network・Interface・Card)である。通信装置はデータを通信する通信部として機能する。レシーバはデータを受信する受信部として機能し、トランスミッタはデータを送信する送信部として機能する。
【0046】
また、本実施の形態では、交通情報表示制御装置100の「部」の機能がソフトウェアで実現されるが、変形例として、交通情報表示制御装置100の「部」の機能がハードウェアで実現されてもよい。
図16を用いて、本実施の形態の変形例に係る交通情報表示制御装置100の構成について説明する。
【0047】
図16に示すように、変形例の交通情報表示制御装置100では、図2のプロセッサ910及び記憶装置920に替えて、処理回路909を備える。
処理回路909は、前述した「部」の機能及び記憶部150を実現する専用の電子回路である。処理回路909は、具体的には、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA(Gate・Array)、ASIC(Application・Specific・Integrated・Circuit)、または、FPGA(Field−Programmable・Gate・Array)である。
「部」の機能は、1つの処理回路909で実現されてもよいし、複数の処理回路909に分散して実現されてもよい。
【0048】
別の変形例として、交通情報表示制御装置100の機能がソフトウェアとハードウェアとの組合せで実現されてもよい。すなわち、交通情報表示制御装置100の一部の機能が専用のハードウェアで実現され、残りの機能がソフトウェアで実現されてもよい。
プロセッサ910、記憶装置920、および、処理回路909を、総称して「プロセッシングサーキットリ」という。つまり、交通情報表示制御装置100の構成が図2および図16のいずれに示した構成であっても、「部」の機能及び記憶部150は、プロセッシングサーキットリにより実現される。「部」を「工程」又は「手順」又は「処理」に読み替えてもよい。また、「部」の機能をファームウェアで実現してもよい。
これら説明した変形例の交通情報表示制御装置100の構成は、実施の形態2でも適用可能である。
【0049】
このように本実施の形態によると、コードシェア便の便数に関わらず、場所情報と時間情報とをわかりやすく表示することができる。
同じ航空機を複数の航空会社が運航する場合、航空会社ごとに「会社名や便名」は異なるが、それ以外の航空機固有の情報である「場所情報(行先や出発地)」や「時間情報等」は旅客や出迎え客にとって、気になる情報である。これらの情報でまとめて(重複を省いて)表示することで、共同運航であることを知らない旅客や出迎え客など誰にとっても、またコードシェア便の便数にかかわらず、見た目にわかりやすく、探しやすい情報として表示することができる。表示制御部2による第2の形式により、このような効果を得ることができる。
一方、従来の表示方式に慣れている人や、便名や航空会社名で探したい人がいることも考慮し、表示制御部2による第1の形式を併用して、二つの表示方式で直近の便を重複させて表示させる。それにより、飛行機に慣れた人に対しても慣れない人に対しても、わかりやすい情報提供を行うことができる。
【0050】
実施の形態2.
図13を用いて、本実施の形態のシステム構成図について説明する。本実施の形態において、実施の形態1と異なる点は、言語設定情報14を備え、複数の言語で表示を切り替える点である。その他の構成は、図2を用いて実施の形態1で説明したとおりである。
言語設定情報14は、第1の形式および第2の形式に関して複数の言語で表示を切り替えることを定めて、他の情報とともに、記憶部150に備えられているものである。表示制御部2は、言語設定情報14に基づき、表示する言語を切り替える。
【0051】
図14は、本実施の形態で用いる言語設定情報14の構成を示したものである。図14に示すとおり、言語設定情報14が、表示形式ごとに表示を切り替える言語を、複数記憶している。表示形式1は、第1の形式を示し、日本語、英語、中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語、アラビア語の7言語で表示を切り替えることを設定している。表示形式2は、第2の形式を示し、日本語、英語の2言語で表示を切り替えることを設定している。図14には図示していないが、表示形式ごとに表示を切り替える間隔を設定できる。例えば第1の形式は8秒、第2の形式は15秒と設定することができる。
【0052】
図15を用いて、本実施の形態にかかるステップS2およびステップS3の処理を説明する。ステップS2とステップS3の処理とはフライトデータ情報11が異なるが処理としては同じなので、ステップS2の詳細説明として説明する。またステップS31〜ステップS34は、図10で示したステップS11〜S14と同じである。ステップS35において、表示制御部2は表示設定情報12を参照し、表示エリアごとの設定および第2の表示形式に関しては「マトリックス形式」、「スクロール形式」の設定を行い、さらに第1の形式の表示または第2の形式の表示が含まれるときは、言語設定情報14を参照し、表示言語の切り替えを設定する。その後対象の表示装置300の表示エリア全体の表示を変更する(ステップS36)。
【0053】
このように本実施の形態によると、複数の言語による便情報を表示することで、外国人にもわかりやすく情報を提供できると共に、第1の形式と第2の形式の表示言語数を個別に設定することができるため、より利便性が向上する。例えば第1の形式では7言語表示とすることで、より多数の人に均一に情報を提供することができる。それに合わせて第2の形式では、日本語と英語の2か国語による表示とすることで、その場に応じた多数の人に集中的に情報を提供することができる。このように第1の形式による均一性のある表示と、第2の形式による集中的な表示の組み合わせで、多くの人にわかりやすい表示ができる可能性が広がる。
【0054】
なお図14に図示していないが、言語設定情報14は時間帯や表示装置ID毎に設定してもよい。その場合、ステップS35において、表示制御部2は言語設定情報14を参照して、時間帯や表示装置300に応じた言語切り替え表示を行い、より多くの人にわかりやすい表示ができる可能性が広がることが期待できる。
【符号の説明】
【0055】
1 フライト情報取得部、2 表示制御部、11 フライトデータ情報、12 表示設定情報、13 表示情報、14 言語設定情報、100 交通情報表示制御装置、200 フライト情報管理サーバ、300 表示装置、400 ネットワーク。
【要約】
【課題】航空機などの交通情報を、コードシェア便を考慮して表示することを課題とする。
【解決手段】フライト情報取得部1は、フライト情報を取得し、表示制御部2は、第1の形式と第2の形式との少なくともいずれか一方を、表示装置300の表示エリアに表示するように制御し、第1の形式は、フライト情報に含まれる場所情報、時間情報及び便名を便情報として表示装置300に表示させる形式であり、第2の形式は、フライト情報の中で共同運航であることを示すフライトをグループ化して抽出し、グループ化したフライトのグループ便情報を表示させる形式である。
【選択図】図2
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16