(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明について詳細に説明する。本明細書で範囲を「 〜 」で表すときは、特に記載した場合を除き、両端を含む。本発明で比または割合(%等)について示した値は、特に記載した場合を除き、質量に基づく値である。「w/v」は、溶媒の容積中の溶質の質量(重量)の割合(%)を表す。
【0011】
成分(A)の抗炎症剤としては、例えばグリチルレチン酸及びその誘導体、グリチルリチン酸及びその誘導体、アズレン及びその誘導体、レチノール及びその誘導体、エルゴステロール及びその誘導体、トコフェロール及びその誘導体、チアミン及びその誘導体、リボフラビン及びその誘導体、ナイアシン及びその誘導体、パントテン酸及びその誘導体、ピリドキシン及びその誘導体、ビオチン及びその誘導体、葉酸及びその誘導体、アスコルビン酸及びその誘導体、ε−アミノカプロン酸、アラントイン、d-カンフル、l-メントール、尿素、感光素301号、酸化亜鉛などが含まれる。中でもグリチルリチン酸、グリチルレチン酸、それらの誘導体が抗炎症効果の点で好ましい。
【0012】
グリチルリチン酸は甘草の根に含まれ、甘みと抗炎症効果を持つため口腔用製品などに従来より使用されてきた。グリチルリチン酸の誘導体としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩やアンモニウム塩等の塩類、グリセリンエステル、アルキルエステル、ステアリルエステル等のエステル類が挙げられる。具体的には、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸二ナトリウム、グリチルリチン酸三ナトリウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム、等が挙げられる。中でも、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム、グリチルレチン酸ステアリルが特に好ましい。
【0013】
グリチルレチン酸は、グリチルリチン酸の加水分解によって得られ、分子構造は平面性を有し、3位及び11位がコルチゾン類似であることからグリチルリチン酸以上の抗炎症作用を有する。グリチルレチン酸の誘導体としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩やアンモニウム塩等の塩類、グリセリンエステル、ステアリルエステル等のエステル類が挙げられる。中でもグリチルレチン酸グリセリン、グリチルレチン酸ステアリルが特に好ましい。
【0014】
成分(A)の抗炎症剤は、1種または2種以上を組み合わせて使用することができる。成分(A)の配合量は、当業者であれば、適宜決定できるが、例えば0.001〜10質量%配合することができ、0.01〜5質量%で配合することが好ましく、0.1〜3質量%で配合することがより好ましい。
【0015】
本発明に用いられる成分(B)HLB2〜7のポリオキシアルキレン・アルキル共変性シリコーンは、油中水型乳化組成物の乳化剤として用いられる。また、詳細な構造は特に限定されるものではないが主鎖としてポリジメチルシロキサン構造を持ち、その一部が分岐又は架橋していても良く、主鎖の一部がポリオキシアルキレンおよびアルキルで変性されているものであればよい。ポリオキシアルキレンとしてはポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン、又はそれらの混合物が乳化安定性上好ましい。アルキルとしては炭素数が1〜30が好ましく、より好ましくは炭素数3〜20であり、特に好ましくは8〜18であり、その一部が分岐していても良い。
主鎖の一部が架橋したものの例としてはPEG−10ラウリルジメチコンクロスポリマー、PEG−15ラウリルジメチコンクロスポリマーなどが知られている。これらが含有された原料としてKSG−310、KSG−320、KSG−330、KSG−340(いずれも信越化学工業社製)などが入手可能であり、いずれのものも使用可能である。
主鎖の一部が分岐したものの例としてはラウリルPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコンなどが知られており、KF−6038(信越化学工業社製)の商品名で入手できる。感触の観点からは主鎖の一部が分岐したものがより好ましい。
【0016】
本発明に用いられる成分(B)のHLB2〜7のポリグリセリン・アルキル共変性シリコーンは、油中水型乳化組成物の乳化剤として用いられる。また、詳細な構造は特に限定されるものではないが主鎖としてポリジメチルシロキサン構造を持ち、その一部が分岐又は架橋していても良く、主鎖の一部がポリグリセリンおよびアルキルで変性されているものであればよい。グリセリンの重合度としては2〜10が好ましく特に好ましくは3〜5である。主鎖の一部が架橋したものの例としては(ラウリルジメチコン/ポリグリセリン−3)クロスポリマーが知られており、原料としてKSG−710、KSG−810、KSG−820、KSG−830、KSG−840(いずれも信越化学工業社製)などが入手可能であり、いずれのものも使用可能である。
主鎖の一部が分岐したものの例としてはラウリルポリグリセリル-3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン等の名称が知られておりKF−6105(信越化学工業社製)の商品名で入手することができる。感触の観点からは主鎖の一部が分岐したものがより好ましい。
【0017】
成分(B)は本発明の油中水型乳化組成物に1種又は2種以上を組み合わせても良く、さらに成分(B)以外の界面活性剤を配合しても良い。
成分(B)の配合量は、当業者であれば、適宜決定できるが、例えば0.1〜10質量%であればよく、0.2〜5質量%が好ましく、0.5〜3質量%含有するのが特に好ましい。
【0018】
さらに本発明には成分(C)として紫外線吸収剤を含有することができる。紫外線吸収剤とはUV−A領域(320〜400nm)又はUV−B領域(290〜320nm)に吸収を有するものであればいずれのものでも良く、水溶性油溶性いずれのものも用いられる。紫外線が肌に与える影響は広く知られており、成分(A)と組み合わせる事により、より効果的に肌の炎症・黒化を抑えることができる。
【0019】
油溶性紫外線吸収剤としては、例えばパラアミノ安息香酸(PABA)、PABAモノグリセリンエステル、N,N−ジプロポキシPABAエチルエステル、N,N−ジエトキシPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAブチルエステル、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル等の安息香酸系紫外線吸収剤;ホモメンチル−N−アセチルアントラニレート等のアントラニル酸系紫外線吸収剤;アミルサリシレート、メンチルサリシレート、ホモメンチルサリシレート、オクチルサリシレート、フェニルサリシレート、ベンジルサリシレート、p−イソプロパノールフェニルサリシレート等のサリチル酸系紫外線吸収剤;オクチルシンナメート、エチル−4−イソプロピルシンナメート、メチル−2,5−ジイソプロピルシンナメート、エチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、メチル−2,4−ジイソプロピルシンナメート、プロピル−p−メトキシシンナメート、イソプロピル−p−メトキシシンナメート、イソアミル−p−メトキシシンナメート、オクチル−p−メトキシシンナメート〔=2−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート〕、2−エトキシエチル−p−メトキシシンナメート、シクロヘキシル−p−メトキシシンナメート、エチル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、2−エチルヘキシル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、グリセリルモノ−2−エチルヘキサノイル−ジパラメトキシシンナメート、3,4,5−トリメトキシケイ皮酸3−メチル−4−[メチルビス(トリメチルシリキシ)シリル]ブチル等のケイ皮酸系紫外線吸収剤;2−フェニル−5−メチルベンゾキサゾール、2,2’−ヒドロキシ−5−メチルフェニルベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニルベンゾトリアゾール、ジベンザラジン、ジアニソイルメタン、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、4−(1,1−ジメチルエチル)−4’−メトキシジベンゾイルメタン、5−(3,3−ジメチル−2−ノルボルニリデン)−3−ペンタン−2−オン、オクトクリレン〔=2−シアノ−3,3−ジフェニル−2−プロペン酸−2−エチルヘキシルエステル〕、ポリシリコン−15〔=ジメチコジエチルベンザルマロネート〕等が挙げられる。ただしこれら例示に限定されるものでない。中でも安息香酸系紫外線吸収剤、ケイ皮酸系紫外線吸収剤、オクトクリレン、ポリシリコン−15が、(A)成分との併用による抗炎症効果促進の点から好ましく用いられ、ケイ皮酸系紫外線吸収剤が特に好ましい。
【0020】
水溶性紫外線吸収剤としては、例えば2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−4’−メチルベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸塩、4−フェニルベンゾフェノン、2−エチルヘキシル−4’−フェニル−ベンゾフェノン−2−カルボキシレート、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、4−ヒドロキシ−3−カルボキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤;フェニルベンゾイミダゾール−5−スルホン酸およびその塩、フェニレン−ビス−ベンゾイミダゾール−テトラスルホン酸およびその塩等のベンゾイミダゾール系紫外線吸収剤;メチレンビス−ベンゾトリアゾリル−テトラメチルブチルフェノール等ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤;3−(4’−メチルベンジリデン)−d,l−カンファー、3−ベンジリデン−d,l−カンファー、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチルエステル等が挙げられる。中でもベンゾイミダゾール系紫外線吸収剤、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤等が、(A)成分との併用による抗炎症効果促進の点から好ましく、ベンゾイミダゾール系紫外線吸収剤が特に好ましく用いられる。
【0021】
成分(C)は1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。成分(C)の配合量は、当業者であれば適宜決めることができるが本発明の油中水型乳化組成物中、0.01〜20質量%、好ましくは0.1〜15質量%、より好ましくは1〜10質量%であれば紫外線吸収効果に優れ、製剤の安定性にも優れる。油溶性紫外線吸収剤と水溶性紫外線吸収剤を組み合わせる事により、紫外線吸収効果が高まるとともに感触的に優れたものが得られるため好ましい。
【0022】
本発明の油中水型乳化組成物は、化粧料、医薬部外品、外用医薬品などに用いることができるが化粧料、医薬部外品に特に好適に用いることができる。
【0023】
本発明の油中水型乳化組成物には、必要に応じて本発明の効果を損なわない範囲で、通常、化粧料等の製剤に使用される成分、すなわち、水(精製水、温泉水、深層水等)、アルコール、油剤、界面活性剤、金属セッケン、ゲル化剤、粉体、アルコール類、水溶性高分子、皮膜形成剤、樹脂、紫外線防御剤、包接化合物、抗菌剤、香料、消臭剤、塩類、PH調整剤、清涼剤、動物・微生物由来抽出物、植物抽出物、血行促進剤、収斂剤、抗脂漏剤、美白剤、抗炎症剤、活性酸素消去剤、細胞賦活剤、保湿剤、キレート剤、角質溶解剤、酵素、ホルモン類、ビタミン類等を加えることができる。
【0024】
本発明の油中水型乳化組成物の性状は液状、乳液状、クリーム状等のいずれであってもよく、使用時に振ることで均一な油中水型になるシェーキングタイプも含まれる。乳液、クリーム、美容液、パック、ファンデーション、メイクアップ化粧料等の皮膚用化粧料に属する形態;ヘアートリートメント、ヘアースタイリング剤等の頭髪化粧料に関する形態;等とすることができる。
【実施例】
【0025】
次に以下に実施例を挙げて本発明を詳細に説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するものではない。
【0026】
実施例1〜
3及び5
、参考例4並びに比較例1〜3:油中水型乳化組成物
表1に示す組成の油中水型組成物を下記製造方法により調製し、「1.製剤安定性」について、以下に示す評価方法及び判定基準により評価判定し、結果を併せて表1に示した。
【0027】
【表1】
【0028】
(製造方法)
A:成分(1)〜(9)を混合する。
B:成分(10)〜(16)を混合する。
C:AにBを加えて乳化し、油中水型組成物を得た。
【0029】
〔評価項目1:製剤安定性〕
得られた油中水型組成物を5℃、50℃の恒温槽に保管し、定期的に状態観察を行った。
[評価] :[判定]
問題なし :◎
わずかに状態変化が見られる :○
分離が見られるが使用可能 :△
分離、変色、沈殿など使用上問題がある :×
【0030】
表1に示すようにPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコンによる油中水型組成物は抗炎症剤であるグリチルリチン酸誘導体を配合する事により、製剤の安定性が損なわれた。これに対し、本発明品はいずれも十分な安定性を得ることができた。
【0031】
実施例6
及び7、参考例8並びに比較例4〜6:日中用美容液
表2に示す組成の油中水型日中用美容液を下記製造方法により調製し、「1.製剤安定性」「2.しっとり感」について、以下に示す評価方法及び判定基準により評価判定し、結果を併せて表2に示した。
【0032】
【表2】
【0033】
(製造方法)
A:成分(1)〜(7)を混合する。
B:成分(8)〜(16)を混合する。
C:AにBを加えて乳化し、日中用美容液を得た。
【0034】
〔評価項目2:しっとり感〕
化粧品評価専門パネル10名に、実施例
、参考例及び比較例を使用し、肌の「しっとり感」について、各自が以下の評価基準に従って5段階評価し、更に全パネルの評点の平均点を以下の判定基準に従って判定した。
[判定基準] :[評点]
とてもしっとりする :5
かなりしっとりする :4
しっとりする :3
あまりしっとりしない :2
しっとりしない :1
[評点の平均点] :[判定]
4.5以上 :◎
3.5以上〜4.5未満 :○
2.5以上〜3.5未満 :△
2.5未満 :×
【0035】
表2に示すように実施例においてはいずれも優れた製剤安定性とともにしっとりとした感触があることがわかった。比較例はいずれも長期間での安定性に劣り、しっとり感に満足のいくものでもなかった。
【0036】
実施例9
〜11並びに参考例12及び13 日焼け止め
表3に示す組成の日焼け止めを下記製造方法により調製し、「1.製剤安定性」、「3.べたつき」、「4.きしみ」の各項目について、以下に示す評価方法及び判定基準により評価判定し、結果を併せて表3に示した。
【0037】
【表3】
【0038】
(製造方法)
A:成分(1)〜(10)を混合する。
B:成分(11)〜(18)を混合する。
C:AにBを加えて乳化し、日焼け止めを得た。
【0039】
〔評価項目3:べたつき〕
化粧品評価専門パネル10名に、実施例
及び参考例を使用し、使用途中からとまり際の「べたつき」について、各自が以下の評価基準に従って5段階評価し、更に全パネルの評点の平均点を以下の判定基準に従って判定した。
[判定基準] :[評点]
まったくべたつかない :5
ほとんどべたつかない :4
わずかにべたつく :3
ややべたつく :2
かなりべたつく :1
[評点の平均点] :[判定]
4.5以上 :◎
3.5以上〜4.5未満 :○
2.5以上〜3.5未満 :△
2.5未満 :×
【0040】
〔評価項目4:きしみ〕
化粧品評価専門パネル10名に、実施例
及び参考例を使用し、とまり際から使用後の「きしみ」について、各自が以下の評価基準に従って5段階評価し、更に全パネルの評点の平均点を以下の判定基準に従って判定した。
[判定基準] :[評点]
まったくきしまない :5
ほとんどきしまない :4
わずかにきしむ :3
ややきしむ :2
かなりきしむ :1
[評点の平均点] :[判定]
4.5以上 :◎
3.5以上〜4.5未満 :○
2.5以上〜3.5未満 :△
2.5未満 :×
【0041】
シェーキングタイプ日焼け止め
(成分) (質量%)
1.ハイドロゲンジメチコン処理微粒子酸化亜鉛 2.0
2.ジメチルポリシロキサン処理微粒子酸化チタン 5.0
3.トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル 5.0
4.トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 3.0
5.パルミチン酸オクチル 3.0
6.パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 8.0
7.ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 1.0
8.ジメチコジエチルベンザルマロネート 1.0
9.オクチルトリアゾン 0.5
10.デカメチルシクロペンタシロキサン 10.0
11.ラウリルポリグリセリル−3−
ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 注1 2.0
12.グリチルレチン酸 0.05
13.トラネキサム酸 0.5
14.乳酸 0.05
15.乳酸ナトリウム 0.1
16.精製水 残量
17.Tinosorb(登録商標)M 注8 2.0
18.ジプロピレングリコール 5.0
19.エタノール 5.0
20.オレンジ油 適量
注8 BASF社製
【0042】
(製造方法)
(1)成分1〜4をローラーにて均一に分散する。
(2)成分5〜11を溶解させた後、(1)を添加し均一に混合溶解する。
(3)成分13〜19を混合溶解させた後、室温で(2)へ添加し乳化する。
(4)(3)に成分20を添加混合し、容器に充填しシェーキングタイプ日焼け止め
を得た。
【0043】
ファンデーション
(成分) (%)
1.ラウリルPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 注2 2.0
2.PEG−9ポリジメチル
シロキシエチルジメチコン 注3 1.0
3.ジメチルポリシロキサン 5.0
4.イソプロピルトリイソステアロイルチタネート
処理赤酸化鉄 0.6
5.イソプロピルトリイソステアロイルチタネート
処理黄酸化鉄 1.8
6.イソプロピルトリイソステアロイルチタネート
処理黒酸化鉄 0.2
7.オクチルシリル化処理酸化チタン 10.0
8.金属石鹸処理タルク 5.0
9 ポリメチルシルセスキオキサン 注9 2.0
10.パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 5.0
11.ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 1.5
12.ベンジルジメチルステアリルアンモニウムヘクトライト 0.5
13.アスタキサンチン 0.05
14.リノレン酸 0.01
15.大豆リン脂質 0.5
16.精製水 残量
17.1,3−ブチレングリコール 15.0
18.ペンチレングリコール 1.0
19.アセチルサリチル酸 0.1
20.塩化ナトリウム 0.5
21.シソ抽出液 0.1
22.アラントイン 0.1
23.香料 適量
注9 トスパール2000B (モメンティブ社製)
【0044】
(製造方法)
(1)成分1〜15をローラーにて均一に分散する。
(2)成分16〜22を均一に混合する。
(3)(1)に(2)を添加し、乳化する。
(4)(5)に成分23を加えて、ファンデーションを得た。