特許第6267538号(P6267538)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6267538
(24)【登録日】2018年1月5日
(45)【発行日】2018年1月24日
(54)【発明の名称】スプレーガン
(51)【国際特許分類】
   B05B 7/02 20060101AFI20180115BHJP
   B05B 7/06 20060101ALI20180115BHJP
   B05B 7/08 20060101ALI20180115BHJP
【FI】
   B05B7/02
   B05B7/06
   B05B7/08
【請求項の数】5
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2014-32342(P2014-32342)
(22)【出願日】2014年2月21日
(65)【公開番号】特開2015-157244(P2015-157244A)
(43)【公開日】2015年9月3日
【審査請求日】2017年1月6日
(73)【特許権者】
【識別番号】390028495
【氏名又は名称】アネスト岩田株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100144048
【弁理士】
【氏名又は名称】坂本 智弘
(74)【代理人】
【識別番号】100186679
【弁理士】
【氏名又は名称】矢田 歩
(74)【代理人】
【識別番号】100189186
【弁理士】
【氏名又は名称】大石 敏弘
(72)【発明者】
【氏名】藤原 芳裕
(72)【発明者】
【氏名】小林 朋哉
【審査官】 増永 淳司
(56)【参考文献】
【文献】 特開平09−290184(JP,A)
【文献】 特開2003−010739(JP,A)
【文献】 国際公開第2008/093441(WO,A1)
【文献】 特開2006−326452(JP,A)
【文献】 特開昭63−077649(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2010/0308134(US,A1)
【文献】 実開平03−034855(JP,U)
【文献】 特開2001−239191(JP,A)
【文献】 特開平07−284699(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B05B 7/02
B05B 7/06
B05B 7/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
模様吹き用外部混合式のスプレーガンであって、
塗料噴出ノズル部を有するガン本体と、
前記塗料噴出ノズル部より前記ガン本体側に設けられ、塗料噴出方向と略平行にエアを噴出する複数の模様吹きノズルが、前記塗料噴出ノズル部の正面視で、周方向に略均等間隔かつ前記塗料噴出ノズル部から略等しい距離となる位置に配置された模様吹きノズル部と、
前記塗料噴出ノズル部の外周を覆うように装着され、前記塗料噴出ノズル部の外径以上の開口を有する中央開口端と前記中央開口端に連なり前記塗料噴出方向に内径が広がるように傾斜した内壁面を有するキャップであって、塗料の粒度調整用エアを噴出する複数の粒度調整ノズルが、前記正面視で、周方向に略均等間隔かつ前記塗料噴出ノズル部からの距離が略等しい前記内壁面の位置に形成されている粒度調整ノズル部を有する前記キャップと、を備え、
前記粒度調整ノズルが、噴出する塗料に対して斜めに前記粒度調整用エアを吹き付けるために、前記塗料噴出ノズル部の前記塗料噴出方向の軸線に対して前記粒度調整ノズルの軸線が所定の傾斜角度を有するように形成され、
前記キャップが、前記中央開口端と前記模様吹きノズル部の外周部との間に隙間が形成されるように前記ガン本体に装着されることで、前記模様吹きノズル部側にエアを供給するスリット部が形成されていることを特徴とするスプレーガン。
【請求項2】
前記所定の傾斜角度が、110度以上140度以下であることを特徴とする請求項1に記載のスプレーガン。
【請求項3】
前記粒度調整ノズルが、前記正面視で、前記塗料噴出ノズル部の中心から前記模様吹きノズルの対向する外周に接するように引いた2つの直線で記載される範囲外に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスプレーガン。
【請求項4】
前記粒度調整ノズル部が前記各粒度調整ノズルの開口面積を総和した総開口面積Aを有し、
前記スリット部が総開口面積Bを有し、
前記模様吹きノズル部が前記各模様吹きノズルの開口面積を総和した総開口面積Cを有し、
これら総開口面積の関係が総開口面積A<総開口面積B<総開口面積Cであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のスプレーガン。
【請求項5】
前記ガン本体が、粒度調整ノズル部に供給するエアの供給量を調節する粒度調節部を有することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のスプレーガン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はスプレーガンに関し、特に、模様吹き用外部混合式のスプレーガンに関する。
【背景技術】
【0002】
建築仕上げ用の塗材を吹き付けるスプレーは、たとえば、下地吹き(ベース吹き)を行ったタイル材等に凹凸模様等の吹付(玉吹き)を行うようになっている(下記特許文献1参照)。
【0003】
そして、このような機能を有するスプレーガンとして、たとえば特許文献2に開示されるように、塗料が噴出されるノズル(塗料噴出ノズル)の周囲に塗料噴出方向と略平行に圧縮空気を噴出する模様吹きノズルを備えたものが知られている。模様吹きノズルからの圧縮空気は、塗料噴出ノズルからの塗料を引きちぎり比較的大きな粒子を形成することによって模様状(たとえば玉模様状)とするようになっている。
【0004】
しかし、特許文献2に示すスプレーガンは、塗料の吐出方向が不規則になり、塗布材の模様の均一性が図れないという不都合を有していた。また、特許文献1および特許文献2に示すスプレーガンはベース吹き工程と模様吹き工程ではノズルとキャップの種類が異なり、工程ごとに別のノズルとキャップにいちいち交換するという煩わしさがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平01−127079号公報
【特許文献2】特開昭63−224756号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、塗布材の模様の均一性が図れるスプレーガンを提供することにある。また、ベース吹き工程と模様吹き工程で同一のノズルとキャップを使用するスプレーガンを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、以下の構成によって把握される。
(1)本発明のスプレーガンは、模様吹き用外部混合式のスプレーガンであって、塗料噴出ノズル部を有するガン本体と、前記塗料噴出ノズル部より前記ガン本体側に設けられ、塗料噴出方向と略平行にエアを噴出する複数の模様吹きノズルが、前記塗料噴出ノズル部の正面視で、周方向に略均等間隔かつ前記塗料噴出ノズル部から略等しい距離となる位置に配置された模様吹きノズル部と、前記塗料噴出ノズル部の外周を覆うように装着され、前記塗料噴出ノズル部の外径以上の開口を有する中央開口端と前記中央開口端に連なり前記塗料噴出方向に内径が広がるように傾斜した内壁面を有するキャップであって、塗料の粒度調整用エアを噴出する複数の粒度調整ノズルが、前記正面視で、周方向に略均等間隔かつ前記塗料噴出ノズル部からの距離が略等しい前記内壁面の位置に形成されている粒度調整ノズル部を有する前記キャップと、を備え、前記粒度調整ノズルが、噴出する塗料に対して斜めに前記粒度調整用エアを吹き付けるために、前記塗料噴出ノズル部の前記塗料噴出方向の軸線に対して前記粒度調整ノズルの軸線が所定の傾斜角度を有するように形成され、前記キャップが、前記中央開口端と前記模様吹きノズル部の外周部との間に隙間が形成されるように前記ガン本体に装着されることで、前記模様吹きノズル部側にエアを供給するスリット部が形成されていることを特徴とする。
(2)本発明のスプレーガンは、(1)の構成において、前記所定の傾斜角度が、前記塗料噴出方向の軸線に収束する角度、好ましくは110度以上140度以下、であることを特徴とする。
(3)本発明のスプレーガンは、(1)又は(2)の構成において、前記粒度調整ノズルが、前記正面視で、前記塗料噴出ノズル部の中心から前記模様吹きノズルの対向する外周に接するように引いた2つの直線で記載される範囲外に配置されていることを特徴とする。
(4)本発明のスプレーガンは、(1)ないし(3)のいずれかの構成において、前記粒度調整ノズル部が前記各粒度調整ノズルの開口面積を総和した総開口面積Aを有し、前記スリット部が総開口面積Bを有し、前記模様吹きノズル部が前記各模様吹きノズルの開口面積を総和した総開口面積Cを有し、これら総開口面積の関係が総開口面積A<総開口面積B<総開口面積Cであることを特徴とする。
(5)本発明のスプレーガンは、(1)ないし(4)のいずれかの構成において、前記ガン本体が、粒度調整ノズル部に供給するエアの供給量を調節する粒度調節部を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
このように構成したスプレーガンは、塗布材の模様の均一性が図れるようになる。また、ベース吹き工程と模様吹き工程の両工程を同一のノズルとキャップで一貫して行えることが図れるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明のスプレーガンの実施形態1の概略を示す断面図である。
図2】本発明のスプレーガンの銃身部の先端部を示す正面図である。
図3】本発明のスプレーガンの銃身部の先端部を拡大した断面図である
図4】本発明のスプレーガンの銃身部の先端部を示した斜視図である。
図5】本発明のスプレーガンの銃身部の先端の正面図であり、模様吹きノズルと粒度調整ノズルとの配置関係を示した図である。
図6】(a)、(b)は、本発明のスプレーガンの銃身部の先端の正面写真であり、(a)はスリット部が形成されている場合を示し、(b)はスリット部が形成されていない場合を示した写真である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
【0011】
(実施形態1)
図1は、本発明のスプレーガンの実施形態1の概略を示す断面図である。
図1において、スプレーガン1があり、そのガン本体10の銃身部11の先端部Tには塗料が噴射される塗料噴出ノズル部20が取り付けられている。塗料噴出ノズル部20は、銃身部11に形成された塗料供給口12に連通され、この塗料供給口12を通して塗料が塗料噴出ノズル部20に供給されるようになっている。塗料噴出ノズル部20には、それと同軸に配置されるニードル21を備え、引金30の操作によって該ニードル21を軸方向後方へ移動させ、これにより、該ニードル21に設けられたニードル弁21Aが塗料噴出ノズル部20とのシールを解除し、塗料は塗料噴出ノズル部20の塗料噴出口22から塗料流として噴出できるようになっている。銃身部11の後端部であってニードル21の延長上には、塗料噴出量調整つまみ23が設けられ、この塗料噴出量調節つまみ23の回転によって塗料噴出ノズル部20の塗料噴出口22のシート部とニードル弁21Aの開度が調節され、塗料の噴出量を調節できるようになっている。
【0012】
一方、スプレーガン1の握り部14からは圧縮空気(この明細書においてエアと称する場合がある)が空気ニップル41、空気通路42を介して空気弁部43に送り込まれ、さらに、空気通路44へ導かれるようになっている。空気弁部43は、引金30の上述した操作によって空気弁棒45を軸方向後方に移動させることによって開弁させるようになっている。
【0013】
空気弁部43から空気通路44へ導かれる圧縮空気は、塗料噴出ノズル部20の周囲に形成された複数(図では6個だが6個に限定されない)の模様吹きノズル50(図2参照)に導かれるようになっている。模様吹きノズル50は、塗料噴出ノズル部20と略平行になるように配置され、これにより、模様吹きノズル50からの圧縮空気は塗料噴出ノズル部20の塗料噴出方向とほぼ平行に噴出されるようになっている。また、模様吹きノズル50は塗料噴出ノズル部20よりガン本体10側に設けられ、これにより、塗料噴出ノズル部20の先端は模様吹きノズル50の先端より前方に突き出すようにして配置されている。模様吹きノズル50は、スプレーガン1の先端部Tを正面視した図2に示すように、塗料噴出ノズル部20を中心とする周方向に略均等間隔に、かつ、塗料噴出ノズル部20から略等しい距離となる位置に配置されるようになっている。模様吹きノズル50の径はたとえばφ2mm以上φ2.5mm以下となっている。このような各模様吹きノズル50からの圧縮空気は、塗料噴出ノズル部20からの塗料を引きちぎり比較的大きな粒子を形成することによって模様状とするように機能するようになっている。なお、この明細書では、複数の模様吹きノズル50を纏めて模様吹きノズル部と称する場合がある。
【0014】
また、銃身部11の先端部Tを拡大した断面図である図3に示すように、塗料噴出ノズル部20の外周を覆うようにキャップ52が配置されている。このキャップ52はキャップカバー53を介して銃身部11に装着されている。このキャップ52は、その斜視図である図4に示すように、塗料噴出ノズル部20の外径以上の開口を有する中央開口端52Hと、該中央開口端52Hに連なり塗料噴出方向に内径が広がるように傾斜した内壁面52Wと、を有している。キャップ52の内壁面52Wには、複数(図では6個だが6個に限定されない)の粒度調整ノズル55が形成され、これら粒度調整ノズル55は、塗料噴出ノズル部20を中心とする周方向に略均等間隔に、かつ、塗料噴出ノズル部20からの距離が略等しい距離となる位置に配置されている。この場合、粒度調整ノズル55は、たとえば、図5に示すように、塗料噴出ノズル部20の中心から模様吹きノズル50の対向する外周に接するように引いた2つの直線(図中点線で示す)で記載される範囲外に配置されるようになっている。粒度調整ノズル55と模様吹きノズル50のこのような配置関係は、互いの効果を打ち消し合わないように配慮されたものとなっている。各粒度調整ノズル55からの圧縮空気(粒度調整用エア)は、塗料噴出ノズル部20からの塗料に直接に衝突させるようにして、少ないエアエネルギーによって塗料を微粒化できるように機能するようになっている。このため微粒化促進された塗料でベース吹き工程を行えるようになっている。
【0015】
また、各粒度調整ノズル55は、図3に示すように、空気通路44から粒度調整弁57を介して圧縮空気が導かれる空気通路46に連通され、該粒度調整弁57の開弁によって圧縮空気が噴出されるようになっている。粒度調整弁57は、図1に示すように、それを取付けた調整弁棒59の他端であって銃身部11の後端部に設けられた粒度調整つまみ(この明細書において粒度調節部と称する場合がある)58の回転によって、シート部との開度が調節され各粒度調整ノズル55へ送られる圧縮空気の流量調節がなされるようになっている。
【0016】
また、各粒度調整ノズル55は、図3に示すように、その軸線O’が塗料噴出ノズル部20の塗料噴出方向の軸線Oに対して傾斜角度θ(たとえば110度以上140度以下)を有するように形成されている。これにより、粒度調整ノズル55は、噴出する塗料噴出ノズル部20からの塗料に対して斜めに収束するようにして圧縮空気(粒度調整エア)を吹き付けるようになっている。ここで、各粒度調整ノズル55の傾斜角度θは、それを大きくした場合に、微粒化エネルギーは大きくなるが前方への塗料搬送効果にブレーキがかかる。その不都合を回避するため、傾斜角度θを小さくした場合は、前方への塗料搬送効果は増大するが微粒化エネルギーは小さくなる。よって傾斜角度θはこれら不都合を回避するための調和点として設定されている。粒度調整ノズル55の径はたとえばφ1.1mm以上φ1.3mm以下となっている。なお、この明細書では、複数の粒度調整ノズル55を纏めて粒度調整ノズル部と称する場合がある。
【0017】
そして、キャップ52は、図3に示すように、その中央開口端52Hと前記模様吹きノズル50の外周部(外周端面)との間に隙間60が形成されるようにガン本体10に装着されるようになっている。これにより、隙間60は、空気通路46に連通され、空気通路46からの圧縮空気が模様吹きノズル50の先端に供給されるスリット部60として機能するようになっている。スリット部60は、模様吹きノズル50の前方から模様吹きノズル50の先端に向かう方向に傾斜されて形成され、その傾斜角度γは約90°となっている。また、スリット部60の幅はたとえば0.3mm以上0.7mm以下となっている。なお、図6は、スプレーガンの銃身部の先端の正面の写真であり、(a)はスリット部60が形成されている場合を示し、(b)はスリット部60が形成されていない場合を示している。実機テストにおいて、図6(a)、(b)に示すように、スリット部60から供給されるスリットエアがキャップ52などへの塗料付着を著しく減少させることが確認できた。
【0018】
なお、上述した構成において、粒度調整ノズル部における各粒度調整ノズル55の開口面積を総和した面積をAとし、スリット部60における総開口面積をBとし、模様吹きノズル部における各模様吹きノズル50の開口面積を総和した面積をCとした場合、A<B<Cの関係を有するようになっている。この場合、A、B、Cの比率をたとえば1:2:2.5の比率にすることが好ましいことが確認されている。
【0019】
このように構成したスプレーガンは、塗料噴出ノズル部20より後方に塗料噴出方向と略平行に圧縮空気を噴出する複数の模様吹きノズル50が配置されていることから、塗料噴出ノズル部20からの塗料の噴出の直進性を確保することができるようになる。そして、キャップ52に形成した粒度調整ノズル55は、塗料噴出ノズル部20から噴出する塗料に対して斜めに圧縮空気を吹き付けるために、塗料の噴出方向の直進性を損なうことなく塗料の微粒化を促進させることができるようになる。このため、塗布材の模様の均一性が図れるようになる。また、このように構成したスプレーガンはこれら圧縮空気の流量調節ができる機能を備え塗料の微粒化程度を変えることができる。このため、ベース吹き工程と模様吹き工程の両工程を同一のノズルとキャップで一貫して行えることが図れるようになる。
【0020】
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【符号の説明】
【0021】
1 スプレーガン
10 ガン本体
11 銃身部
12 塗料供給口
14 握り部
20 塗料噴出ノズル部
21 ニードル
21A ニードル弁
22 塗料噴出口
23 塗料噴出量調整つまみ
30 引金
41 空気ニップル
42 空気通路
43 空気弁部
44 空気通路
45 空気弁棒
46 空気通路
50 模様吹きノズル
52 キャップ
52H 中央開口端
52W 内壁面
53 キャップカバー
55 粒度調整ノズル
57 粒度調整弁
58 粒度調節つまみ
59 調整弁棒
60 隙間(スリット部)
図1
図2
図3
図4
図5
図6