(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6267617
(24)【登録日】2018年1月5日
(45)【発行日】2018年1月24日
(54)【発明の名称】空冷エンジンのオイルクーラ冷却装置
(51)【国際特許分類】
F01P 5/06 20060101AFI20180115BHJP
H05K 7/20 20060101ALI20180115BHJP
F01M 5/00 20060101ALI20180115BHJP
F01P 11/08 20060101ALI20180115BHJP
【FI】
F01P5/06 507
H05K7/20 G
F01M5/00 G
F01P11/08 A
【請求項の数】5
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2014-200794(P2014-200794)
(22)【出願日】2014年9月30日
(65)【公開番号】特開2016-70186(P2016-70186A)
(43)【公開日】2016年5月9日
【審査請求日】2016年12月23日
(73)【特許権者】
【識別番号】000001052
【氏名又は名称】株式会社クボタ
(74)【代理人】
【識別番号】100087653
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 正二
(72)【発明者】
【氏名】木本 清治
(72)【発明者】
【氏名】中島 英伸
【審査官】
齊藤 彬
(56)【参考文献】
【文献】
特開平04−303116(JP,A)
【文献】
特開2007−077885(JP,A)
【文献】
特開2002−371846(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F01P 5/06
F01M 5/00
F01P 11/08
H05K 7/20
WPI
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ファンケース(1)と遠心ファン(2)とオイルクーラ(3)とを備え、
ファンケース(1)はシリンダブロック(4)の前部に取り付けられ、遠心ファン(2)はファンケース(1)内に収容され、遠心ファン(2)で起こされた冷却風(5)がオイルクーラ(3)に供給されるように構成された、空冷エンジンのオイルクーラ冷却装置において、
ファンケース(1)の周壁(1a)に冷却風出口(1b)が開口され、冷却風出口(1b)にオイルクーラ(3)が配置され、ファンケース(1)内にオイルクーラ(3)に沿う冷却風案内板(7)が設けられ、ファンケース(1)内の冷却風(5)が冷却風案内板(7)でオイルクーラ(3)に案内されるように構成され、
冷却風案内板(7)の終端部(7a)が冷却風出口(1b)の終端開口縁部(1c)に向けて折り曲げられている、ことを特徴とする空冷エンジンのオイルクーラ冷却装置。
【請求項2】
ファンケース(1)と遠心ファン(2)とオイルクーラ(3)とを備え、
ファンケース(1)はシリンダブロック(4)の前部に取り付けられ、遠心ファン(2)はファンケース(1)内に収容され、遠心ファン(2)で起こされた冷却風(5)がオイルクーラ(3)に供給されるように構成された、空冷エンジンのオイルクーラ冷却装置において、
ファンケース(1)の周壁(1a)に冷却風出口(1b)が開口され、冷却風出口(1b)にオイルクーラ(3)が配置され、ファンケース(1)内にオイルクーラ(3)に沿う冷却風案内板(7)が設けられ、ファンケース(1)内の冷却風(5)が冷却風案内板(7)でオイルクーラ(3)に案内されるように構成され、
冷却風案内板(7)の前端縁(7b)から前側板(7c)が冷却風出口(1b)の前側開口縁部(1d)に向けて折り曲げられている、ことを特徴とする空冷エンジンのオイルクーラ冷却装置。
【請求項3】
請求項1に記載された空冷エンジンのオイルクーラ冷却装置において、
冷却風案内板(7)の前端縁(7b)から前側板(7c)が冷却風出口(1b)の前側開口縁部(1d)に向けて折り曲げられている、ことを特徴とする空冷エンジンのオイルクーラ冷却装置。
【請求項4】
ファンケース(1)と遠心ファン(2)とオイルクーラ(3)とを備え、
ファンケース(1)はシリンダブロック(4)の前部に取り付けられ、遠心ファン(2)はファンケース(1)内に収容され、遠心ファン(2)で起こされた冷却風(5)がオイルクーラ(3)に供給されるように構成された、空冷エンジンのオイルクーラ冷却装置において、
ファンケース(1)の周壁(1a)に冷却風出口(1b)が開口され、冷却風出口(1b)にオイルクーラ(3)が配置され、ファンケース(1)内にオイルクーラ(3)に沿う冷却風案内板(7)が設けられ、ファンケース(1)内の冷却風(5)が冷却風案内板(7)でオイルクーラ(3)に案内されるように構成され、
背面板(8)を備え、背面板(8)はシリンダブロック(4)に取り付けられ、背面板(8)で冷却風案内板(7)を収容したファンケース(1)の背面が覆われ、
オイルクーラ(3)からクーラ取付ステー(3a)が導出され、冷却風案内板(7)から案内板取付ステー(7d)が導出され、クーラ取付ステー(3a)が背面板(8)の後面に沿い、案内板取付ステー(7d)が背面板(8)の前面に沿い、クーラ取付ステー(3a)と案内板取付ステー(7d)が背面板(8)を挟んで締結具(9)で背面板(8)に共締めで固定されることにより、オイルクーラ(3)と冷却風案内板(7)とが背面板(8)に取り付けられている、ことを特徴とする空冷エンジンのオイルクーラ冷却装置。
【請求項5】
請求項1から請求項3のいずれかに記載された空冷エンジンのオイルクーラ冷却装置において、
背面板(8)を備え、背面板(8)はシリンダブロック(4)に取り付けられ、背面板(8)で冷却風案内板(7)を収容したファンケース(1)の背面が覆われ、
オイルクーラ(3)からクーラ取付ステー(3a)が導出され、冷却風案内板(7)から案内板取付ステー(7d)が導出され、クーラ取付ステー(3a)が背面板(8)の後面に沿い、案内板取付ステー(7d)が背面板(8)の前面に沿い、クーラ取付ステー(3a)と案内板取付ステー(7d)が背面板(8)を挟んで締結具(9)で背面板(8)に共締めで固定されることにより、オイルクーラ(3)と冷却風案内板(7)とが背面板(8)に取り付けられている、ことを特徴とする空冷エンジンのオイルクーラ冷却装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空冷エンジンのオイルクーラ冷却装置に関し、詳しくは、オイルクーラの冷却効率を高めることができる空冷エンジンのオイルクーラ冷却装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、空冷エンジンのオイルクーラ冷却装置として、次のものがある(例えば、特許文献1参照)。
ファンケースと遠心ファンとオイルクーラを備え、ファンケースはシリンダブロックの前部に取り付けられ、遠心ファンはファンケース内に収容され、遠心ファンで起こされた冷却風がオイルクーラに供給されるように構成された、空冷エンジンのオイルクーラ冷却装置。
【0003】
この種のオイルクーラ冷却装置によれば、遠心ファンで起こされた冷却風でオイルクーラを強制空冷することができる利点がある。
【0004】
しかし、特許文献1のものでは、ファンケースの背面板に冷却風出口が開口され、冷却風出口の背後にオイルクーラが配置されているため、問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2007−77885号公報(
図1〜6参照)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
《問題点》 オイルクーラの冷却効率が低くなる場合がある。
特許文献1のものでは、ファンケースの背面板に冷却風出口が開口され、冷却風出口の背後にオイルクーラが配置されているため、遠心ファンからオイルクーラに供給される冷却風の風量が少なく、オイルクーラの冷却効率が低くなる場合がある。
【0007】
本発明の課題は、オイルクーラの冷却効率を高めることができる空冷エンジンのオイルクーラ冷却装置を提供することにある。
【0008】
本発明の発明者らは、研究の結果、ファンケースの周壁に冷却風出口を開口し、冷却風出口にオイルクーラを配置し、ファンケース内の冷却風を冷却風案内板でオイルクーラに案内すれば、オイルクーラの冷却効率が飛躍的に高まることを発見し、この発明に至った。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(請求項1,2,4に係る発明に共通する発明特定事項)
図1,2に例示するように、ファンケース(1)と遠心ファン(2)とオイルクーラ(3)とを備え、
ファンケース(1)はシリンダブロック(4)の前部に取り付けられ、遠心ファン(2)はファンケース(1)内に収容され、遠心ファン(2)で起こされた冷却風(5)がオイルクーラ(3)に供給されるように構成された、空冷エンジンのオイルクーラ冷却装置において、
図3(A)(B)に例示するように、ファンケース(1)の周壁(1a)に冷却風出口(1b)が開口され、冷却風出口(1b)にオイルクーラ(3)が配置され、ファンケース(1)内にオイルクーラ(3)に沿う冷却風案内板(7)が設けられ、ファンケース(1)内の冷却風(5)が冷却風案内板(7)でオイルクーラ(3)に案内されるように
構成されている。
(請求項1に係る発明に固有の発明特定事項)
図3(A)(B)に例示するように、冷却風案内板(7)の終端部(7a)が冷却風出口(1b)の終端開口縁部(1c)に向けて折り曲げられている、ことを特徴とする空冷エンジンのオイルクーラ冷却装置。
(請求項2に係る発明に固有の発明特定事項)
図3(C)に例示するように、冷却風案内板(7)の前端縁(7b)から前側板(7c)が冷却風出口(1b)の前側開口縁部(1d)に向けて折り曲げられている、ことを特徴とする空冷エンジンのオイルクーラ冷却装置。
(請求項4に係る発明に固有の発明特定事項)
図3(C)に例示するように、背面板(8)を備え、背面板(8)はシリンダブロック(4)に取り付けられ、背面板(8)で冷却風案内板(7)を収容したファンケース(1)の背面が覆われ、
オイルクーラ(3)からクーラ取付ステー(3a)が導出され、冷却風案内板(7)から案内板取付ステー(7d)が導出され、クーラ取付ステー(3a)が背面板(8)の後面に沿い、案内板取付ステー(7d)が背面板(8)の前面に沿い、クーラ取付ステー(3a)と案内板取付ステー(7d)が背面板(8)を挟んで締結具(9)で背面板(8)に共締めで固定されることにより、オイルクーラ(3)と冷却風案内板(7)とが背面板(8)に取り付けられている、ことを特徴とする空冷エンジンのオイルクーラ冷却装置。
【発明の効果】
【0010】
(請求項1に係る発明)
請求項1に係る発明は、次の効果を奏する。
《効果
1−1》 オイルクーラの冷却効率を高めることができる。
図3(A)(B)に例示するように、ファンケース(1)の周壁(1a)に冷却風出口(1b)が開口され、冷却風出口(1b)にオイルクーラ(3)が配置され、ファンケース(1)内にオイルクーラ(3)に沿う冷却風案内板(7)が設けられ、ファンケース(1)内の冷却風(5)が冷却風案内板(7)でオイルクーラ(3)に案内されるように構成されているため、遠心ファン(2)からオイルクーラ(3)に供給される冷却風量が多くなり、オイルクーラの冷却効率を高めることができる。
【0011】
《効果
1−2》 オイルクーラの冷却効率を高めることができる。
図3(A)(B)に例示するように、冷却風案内板(7)の終端部(7a)が冷却風出口(1b)の終端開口縁部(1c)に向けて折り曲げられているため、冷却風案内板(7)で案内される冷却風(5)の流れが終端部(7a)で受け止められ、オイルクーラ
(3)に案内される冷却風(5)の風圧が高まり、オイルクーラ
(3)の冷却効率を高めることができる。
【0012】
《効果
1−3》 冷却風案内板の振動騒音を抑制することができる。
図3(A)(B)に例示するように、冷却風案内板(7)の終端部(7a)が冷却風出口(1b)の終端開口縁部(1c)に向けて折り曲げられているため、冷却風案内板(7)の曲げ剛性が高まり、冷却風(5)の風圧による冷却風案内板(7)の振動が低減され、冷却風案内板(7)の振動騒音を抑制することができる。
【0013】
《効果
1−4》 ファンケース内の塵埃排出機能が高い。
図3(A)(B)に例示するように、冷却風案内板(7)の終端部(7a)が冷却風出口(1b)の終端開口縁部(1c)に向けて折り曲げられているため、冷却風案内板(7)に沿って終端部(7a)に送られた冷却風(5)に含まれる切草等の塵埃は、折り曲げられた終端部(7a)の案内で、冷却風出口(1b)から排出されるため、ファンケース(1)内の塵埃排出機能が高い。
【0014】
(
請求項2に係る発明)
請求項2に係る発明は、
請求項1に係る発明の効果1−1に加え、次の効果を奏する。
《効果
2−1》 オイルクーラの冷却効率を高めることができる。
図3(C)に例示するように、冷却風案内板(7)の前端縁(7b)から前側板(7c)が冷却風出口(1b)の前側開口縁部(1d)に向けて折り曲げられているため、冷却風案内板(7)で案内される冷却風(5)の前方への逃げが前側板(7c)で堰き止められ、オイルクーラ(3)に多くの冷却風(5)が供給され、オイルクーラ(3)の冷却効率を高めることができる。
【0015】
《効果
2−2》 冷却風案内板の振動騒音を抑制することができる。
図3(C)に例示するように、冷却風案内板(7)の前端縁(7b)から前側板(7c)が冷却風出口(1b)の前側開口縁部(1d)に向けて折り曲げられているため、冷却風案内板(7)の曲げ剛性が高まり、冷却風(5)の風圧による冷却風案内板(7)の振動が低減され、冷却風案内板(7)の振動騒音を抑制することができる。
(請求項3に係る発明)
請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加え、請求項2に係る発明の効果2−1,2−2を奏する。
【0016】
(請求項4に係る発明)
請求項4に係る発明は、
請求項1に係る発明の効果1−1に加え、次の効果を奏する。
《効果
4》 背板の振動騒音を抑制することができる。
図3(C)に例示するように、クーラ取付ステー(3a)と案内板取付ステー(7d)が背面板(8)を挟んで締結具(9)で背面板(8)に共締めで固定されるため、背面板(8)の曲げ剛性が高まり、冷却風(5)の風圧による背面板(8)の振動が低減され、背面板(8)の振動騒音を抑制することができる。
(請求項5に係る発明)
請求項5に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれかに係る発明の効果に加え、請求項4に係る発明の効果4を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】本発明の実施形態に係るオイルクーラ冷却装置を備えた空冷エンジンの縦断正面図である。
【
図3】本発明の実施形態に係る空冷エンジンのオイルクーラ冷却装置を説明する図で、
図3(A)はオイルクーラとその周辺部分の正面図、
図3(B)は
図3(A)の側面図、
図3(C)は
図3(A)のB−B線断面図、
図3(D)は
図3(B)に示す冷却風案内板のD方向矢視図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
図1〜
図3は本発明の実施形態に係る空冷エンジンのオイルクーラ冷却装置を説明する図であり、この実施形態では、V形2気筒火花点火エンジンのオイルクーラ冷却装置について説明する。
【0019】
このエンジンの概要は、次の通りである。
図1に示すように、このエンジンはシリンダブロック(4)とシリンダヘッド(10)とファンケース(1)を備えている。シリンダブロック(4)は、クランクケース(11)と左右一対のシリンダ部(12)(12)で構成されている。左右一対のシリンダ部(12)(12)はクランクケース(11)の上部から左右斜め上向きに突出されている。各シリンダ部(12)の突出端にはシリンダヘッド(10)が組み付けられ、シリンダヘッド(10)の上部にシリンダヘッドカバー(13)が組み付けられている。シリンダブロック(4)とシリンダヘッド(10)の前部にはこれらを前側から覆うファンケース(1)が設けられている。ファンケース(1)内には遠心ファン(2)が収容されている。
【0020】
図1に示すように、左右一対のシリンダヘッド(10)(10)の前部間には吸気マニホルド(14)が架設され、吸気マニホルド(14)の後部に燃料ミキサ(図示せず)が取り付けられている。シリンダ部(12)の周囲にはシリンダ冷却風路(15)が形成され、左右一対のシリンダ部(12)(12)間にはシリンダ間冷却風路(16)が形成されている。
遠心ファン(2)はクランク軸(17)に取り付けられ、ファンケース(1)の前方から空気を吸引し、遠心方向に送風し、ファンケース(1)周壁(1a)に沿う冷却風(5)を発生させ、シリンダ冷却風路(15)やシリンダ間冷却風路(16)に冷却風(5)を供給する。
【0021】
このエンジンは、オイルクーラ(3)を強制空冷するオイルクーラ冷却装置を備えている。
図1,2に示すように、オイルクーラ冷却装置は、ファンケース(1)と遠心ファン(2)とオイルクーラ(3)とを備えている。
前記の通り、ファンケース(1)はシリンダブロック(4)の前部に取り付けられ、遠心ファン(2)はファンケース(1)内に収容され、遠心ファン(2)で起こされた冷却風(5)がオイルクーラ(3)に供給されるように構成されている。
【0022】
図3(A)(B)に示すように、ファンケース(1)の周壁(1a)に冷却風出口(1b)が開口され、冷却風出口(1b)にオイルクーラ(3)が配置され、ファンケース(1)内にオイルクーラ(3)に沿う冷却風案内板(7)が設けられ、ファンケース(1)内の冷却風(5)が冷却風案内板(7)でオイルクーラ(3)に案内されるように構成されている。
図3(B)に示すように、冷却風出口(1b)は矩形に開口されている。オイルクーラ(3)は、放熱部(3b)と通風隙間(3c)を備え、放熱部(3b)は内部にオイル通路を備え、通風隙間(3c)は隣合う放熱部(3b)(3b)の間に形成されている。オイルクーラ(3)で冷却されたエンジンオイルはクランクケース(11)内のオイル溜め(図示せず)に戻される。エンジンオイルはオイル溜めとオイルポンプ(図示せず)とオイルフィルタ(図示せず)とオイルクーラ(3)からなるオイル循環経路を循環する。
【0023】
図3(A)(B)に示すように、冷却風案内板(7)の終端部(7a)が冷却風出口(1b)の終端開口縁部(1c)に向けて折り曲げられている。
図3(C)に示すように、冷却風案内板(7)の前端縁(7b)から前側板(7c)が冷却風出口(1b)の前側開口縁部(1d)に向けて折り曲げられている。
【0024】
図1に示すように、オイルクーラ冷却装置は、背面板(8)を備え、背面板(8)はシリンダブロック(4)に取り付けられ、背面板(8)で冷却風案内板(7)を収容したファンケース(1)の背面が覆われている。
図3(C)に示すように、オイルクーラ冷却装置では、オイルクーラ(3)からクーラ取付ステー(3a)が導出され、冷却風案内板(7)から案内板取付ステー(7d)が導出され、クーラ取付ステー(3a)が背面板(8)の後面に沿い、案内板取付ステー(7d)が背面板(8)の前面に沿い、クーラ取付ステー(3a)と案内板取付ステー(7d)が背面板(8)を挟んで締結具(9)で背面板(8)に共締めで固定されることにより、オイルクーラ(3)と冷却風案内板(7)とが背面板(8)に取り付けられている。
【符号の説明】
【0025】
(1) ファンケース
(1a) 周壁
(1b) 冷却風出口
(1c) 終端開口縁部
(1d) 前側開口縁部
(2) 遠心ファン
(3) オイルクーラ
(3a) クーラ取付ステー
(4) シリンダブロック
(5) 冷却風
(7) 冷却風案内板
(7a) 終端部
(7b) 前端縁
(7c) 前側板
(7d) 案内板取付ステー
(8) 背面板
(9) 締結具