(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6267939
(24)【登録日】2018年1月5日
(45)【発行日】2018年1月24日
(54)【発明の名称】吊りボルト取付用インサート
(51)【国際特許分類】
E04B 1/41 20060101AFI20180115BHJP
【FI】
E04B1/41 502J
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2013-236510(P2013-236510)
(22)【出願日】2013年11月15日
(65)【公開番号】特開2015-96674(P2015-96674A)
(43)【公開日】2015年5月21日
【審査請求日】2016年11月1日
(73)【特許権者】
【識別番号】510153618
【氏名又は名称】株式会社サワタ
(74)【代理人】
【識別番号】100154014
【弁理士】
【氏名又は名称】正木 裕士
(74)【代理人】
【識別番号】100154520
【弁理士】
【氏名又は名称】三上 祐子
(74)【代理人】
【識別番号】100069578
【弁理士】
【氏名又は名称】藤川 忠司
(72)【発明者】
【氏名】澤田 操
【審査官】
新井 夕起子
(56)【参考文献】
【文献】
実公昭43−017889(JP,Y1)
【文献】
米国特許第05957644(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04B 1/41
E04B 9/18
E04G 9/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
アンカー用の径大頭部と吊りボルト用のネジ孔とを有する金属製のインサート本体を、金属板材の中央部にインサート本体挿通孔を開口しその開口周辺に複数の水平取付板片と複数の立上り取付板片とを設けてなる金属製インサート取付板の前記インサート本体挿通孔に挿通して、このインサート本体が前記水平取付板片から下方へ所望に長く突出する位置で前記立上り取付板片をインサート本体の外周面に固着してなるもので、コンクリート型枠又はデッキプレートに設けたインサート本体取付孔にその上方よりインサート本体を挿通し、前記インサート取付板の水平取付板片をコンクリート型枠又はデッキプレートの上面に載置して釘又はタッピングビスで固定するようにした吊りボルト取付用インサート。
【請求項2】
前記インサート取付板の複数の水平取付板片には夫々の基端部に、インサート本体の外周面に当接する立上り段部が形成されている請求項1に記載の吊りボルト取付用インサート。
【請求項3】
前記インサート取付板の複数の立上り取付板片の少なくとも上端部は、夫々インサート本体の外周面に係合する円弧状に形成されている請求項1又は2に記載の吊りボルト取付用インサート。
【請求項4】
前記インサート本体が前記インサート取付板の水平取付板片から下方へ突出する突出長さは、コンクリートが固化してコンクリート型枠が撤去された後のコンクリート下面又はデッキプレートの下面を覆うように所要厚みに形成される断熱材、保温材、耐火材等の被覆層の厚みより長くなるように設定される請求項1〜3の何れかに記載の吊りボルト取付用インサート。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンクリート建物の天井部の構築に用いるコンクリート型枠又はデッキプレートに取り付けて、天井下地等用の吊りボルトの上端部を取付け固定するのに使用される吊りボルト取付用インサートに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の吊りボルト取付用インサートとして、特許公報等の公知文献を具体的に挙げることはできないが、従来より使用されているこの種のインサートは、上端部にアンカー用径大頭部を形成すると共に吊りボルトの上端部が螺着される吊りボルト用ネジ孔を形成した金属製の内筒と、中間部に突設された鍔部の下方に周方向に複数に分割形成された分割片を有する拡縮可能な樹脂製の外筒とからなるもので、このインサートの使用にあたって、コンクリート型枠の所定箇所に設けた孔に外筒の鍔部下方を挿通させた後、外筒内に内筒をハンマーで軽く打ち込むことにより外筒の分割片の下部側を拡径させて、外筒の上端鍔部をコンクリート型枠上面に係止させると共に、内筒のアンカー用径大頭部下面部に内筒の上端を係止させ、それによって内外両筒をコンクリート型枠に固定するようにしたものがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記従来のインサートは、金属製の内筒と樹脂製の外筒からなるものであるが、金属製の内筒は製作が比較的容易で安価であるのに対し、樹脂製外筒は製作に非常に手間がかかってコストが高くつき、結局インサートの価格が高くなり、加えて樹脂製の外筒は長年使用する間に径年変化によって材質が劣化し易く、強度が低下するという問題があった。
【0004】
本発明は、上記の事情に鑑み、インサート全体を金属製のものとすることにより、製作が容易でコストの低減化を図ることができると共に、長年に亘って強度が低下することなく、安全に使用できる吊りボルト取付用インサートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の吊りボルト取付用インサート1は、アンカー用の径大頭部4と吊りボルト用のネジ孔5とを有する金属製のインサート本体2を、金属板材Mの中央部にインサート本体挿通孔6を開口しその開口周辺に複数の水平取付板片7と複数の立上り取付板片8とを設けてなる金属製インサート取付板3の前記インサート本体挿通孔6に挿通して、このインサート本体2が前記水平取付板片7から下方へ所望に長く突出する位置で前記立上り取付板片8をインサート本体2の外周面に固着してなるもので、コンクリート型枠N又はデッキプレートPに設けたインサート本体取付孔14にその上方よりインサート本体2を挿通し、前記インサート取付板3の水平取付板片7をコンクリート型枠N又はデッキプレートPの上面に載置して釘15又はタッピングビス18で固定するようにしたことを特徴とする。
【0006】
請求項2は、請求項1に記載の吊りボルト取付用インサートにおいて、前記インサート取付板3の複数の水平取付板片7には夫々の基端部に、インサート本体2の外周面に当接する立上り段部9が形成されていることを特徴とする。
【0007】
請求項3は、請求項1又は2に記載の吊りボルト取付用インサートにおいて、前記インサート取付板3の複数の立上り取付板片8の少なくとも上端部8aは、夫々インサート本体2の外周面に係合する円弧状に形成されていることを特徴とする。
【0008】
請求項4は、請求項1〜3の何れかに記載の吊りボルト取付用インサートにおいて、前記インサート本体2が前記インサート取付板3の水平取付板片7から下方へ突出する突出長さLは、コンクリートKが固化してコンクリート型枠Nが撤去された後のコンクリートK下面又はデッキプレートPの下面を覆うように所要厚みに形成される断熱材、保温材、耐火材等の被覆層16の厚みTより長くなるように設定されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明によれば、吊りボルト取付用インサート1を構成するインサート本体2及びインサート取付板3の全部が金属材で形成されるから、長年に亘る使用により材質が劣化して強度が低下することがなく、長期に亘って安全に使用できる。また、この吊りボルト取付用インサート1は、インサート本体2を、金属板材Mの中央部にインサート本体挿通孔6を開口しその開口周辺に複数の水平取付板片7と複数の立上り取付板片8とを設けてなる金属製インサート取付板3の前記インサート本体挿通孔6に挿通し、立上り取付板片8をインサート本体2の外周面に固着してなるもので、部品点数が少なく、構造が簡単であるから、製作が容易でコストの低廉化を図ることができる。
【0010】
また、コンクリート型枠N又はデッキプレートP上に打設したコンクリートKの固化後に、吊りボルト17の上端部をインサート本体2のネジ孔5にねじ込む際に、インサート本体2をインサート取付板3の水平取付板片7から下方へ所望に長く突出しているため、インサート本体2のネジ孔5の位置が、水平取付板片7からの下方突出分だけ低くなり、従ってネジ孔5に対する吊りボルト17のねじ込み作業がし易くなる。
【0011】
請求項2に係る発明によれば、インサート取付板3の複数の水平取付板片7には夫々の基端部に、インサート本体2の外周面に当接する立上り段部9を形成しているため、コンクリート型枠N又はデッキプレートPのインサート本体取付孔14にインサート本体2を挿通して、水平取付板片7をコンクリート型枠N又はデッキプレートPの上面に固定した状態において、インサート本体2は、固着される立上り取付板片8と、当接される立上り段部9と、挿嵌される金属板材M中央部のインサート本体挿通孔6との3つの部材で保持されることになって、インサート本体2をコンクリート型枠N又はデッキプレートPに対し垂直姿勢に堅固に立設でき、コンクリートKの打設時の横荷重に十分耐えることができる。
【0012】
請求項3に係る発明によれば、インサート取付板3の複数の立上り取付板片8の少なくとも上端部8aが、インサート本体2の外周面に係合する円弧状に形成されているから、その上端部8aの内周面がインサート本体2の外周面に対し面接触状態に当接して溶接されることにより、各立上り取付板片8をインサート本体2に対し強固に固定することができる。
【0013】
請求項4に係る発明によれば、インサート本体2がインサート取付板3の水平取付板片7から下方へ突出する突出長さLを、コンクリートが固化してコンクリート型枠N又はデッキプレートPが撤去された後のコンクリートK下面を覆うように形成される断熱材、保温材、耐火材等の被覆層16の厚みTよりも長くなるように設定することによって、吊りボルト17の上端部をインサート本体2の下端部のネジ孔5にねじ込む際に、インサート本体2下端部のネジ孔5が被覆層16内に埋もれることなく、被覆層16の下面に露出することになるから、吊りボルト17のねじ込み作業に支障をきたすことがない。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本発明に係る吊りボルト取付用インサートを示す斜視図である。
【
図2】(a) はインサート取付板の展開図、(b) はその斜視図である。
【
図3】(a) は同上の吊りボルト取付用インサートをコンクリート型枠に使用した場合の使用状態を示す断面図、(b) は(a) のX−X線断面図である。
【
図4】コンクリート型枠の撤去後にコンクリート下面を覆うように断熱材、保温材、耐火材等の被覆層を形成した状態を示す断面図である。
【
図5】吊りボルト取付用インサートをデッキプレートに取り付ける実施形態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下に本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明すると、
図1に示す吊りボルト取付用インサート1は、夫々金属製のインサート本体2とインサート取付板3とからなる。インサート本体2は、金属丸棒材からなるもので、上端部には平面視六角形のアンカー用の径大頭部4が形成され、下端部側に吊りボルト用のネジ孔5が形成されている。
【0016】
インサート取付板3は、
図2に示すように、中央部にインサート本体挿通孔6を開口形成し、この開口形成したインサート本体挿通孔6を挟んで対向する位置に両側一対の水平取付板片7,7を延設すると共に、インサート本体挿通孔6を挟んで前記両側一対の水平取付板片7,7と直交する位置に両側一対の立上り板片8,8を延設したもので、各水平取付板片7には釘又はビスを挿通する孔7aが複数設けられている。
【0017】
そして、両側一対の水平取付板片7,7には夫々の基端部に、インサート本体の外周面に当接する両側一対の立上り段部9,9が形成され、また両側一対の立上り板片8,8の夫々上端部8a,8aは、インサート本体2の外周面に係合する平面視円弧状に形成されている。
【0018】
図2の(a) は、インサート取付板3を形成するために所要形状に形成された展開形状の金属板材Mを示すもので、この金属板材Mの中央部に方形状に形成される中央板部10にインサート本体挿通孔6が設けてあり、このインサート本体挿通孔6を挟んで例えば左右に対向する位置に両側一対の水平取付板片7,7が形成されると共に、各水平取付板片7と中央板部10との間に立上り段部9が平面状に形成され、またインサート本体挿通孔6を挟んで前記両側一対の水平取付板片7,7と直交する位置に両側一対の立上り板片8,8が平面状に形成され、そして中央板部10と各立上り段部9との境界部に折り目11が設けられ、各水平取付板片7と各立上り段部9との境界部に折り目12が設けられ、また各立上り板片8と中央板部10との間に折り目13が形成されている。
【0019】
上記した
図2の(a) に示されるような平面状金属板材Mの両側一対の立上り段部9,9を折り目11,11を介して中央板部10に対し直角下向きに折り曲げると共に、水平取付板片7,7を折り目12,12を介して立上り段部9,9対し夫々直角上向きに折り曲げ、そして両側一対の立上り板片8,8を折り目13,13を介して中央板部10に対し直角上向きに折り曲げると共に、両立上り板片8,8の上端部8a,8aを夫々インサート本体2の外周面に係合する平面視円弧状に曲げることによって、
図2の(b) に示すような立体形状のインサート取付板3を形成する。これらの曲げ加工は、プレス機械によって行なう。
【0020】
上記のように形成したインサート取付板3をインサート本体2に取り付けるには、インサート取付板3の上方より、インサート本体2を、立上り板片8,8の円弧状上端部8a,8a間に差し込んで、中央板部10のインサート本体挿通孔6に挿通し、しかしてインサート本体2が水平取付板片7,7から下方へ所望に長く突出する位置で立上り取付板片8,8の円弧状上端部8a,8aの内周面をインサート本体2の外周面に溶接することにより、立上り取付板片8,8をインサート本体2に固着する。この場合、溶接はスポット溶接が好ましい。
【0021】
上記のような構成の吊りボルト取付用インサート1を
図3の(a) ,(b) に示すようなコンクリート型枠Nに取り付けるにあたり、コンクリート型枠Nには、インサート本体2の外径より僅かに大きい内径のインサート本体取付孔14を設けておいて、このインサート本体取付孔14に、その上方よりインサート本体2を挿通して、インサート取付板3の水平取付板片7をコンクリート型枠Nの上面に載置し、そして水平取付板片7の孔7aから釘15を打ち込むことにより、水平取付板片7をコンクリート型枠Nに固定し、これによって吊りボルト取付用インサート1をコンクリート型枠Nに取り付ける。尚、上記釘15に代えてビスを使用してもよい。
【0022】
こうして吊りボルト取付用インサート1をコンクリート型枠Nに取り付けた後、コンクリート型枠N上にはコンクリートK(
図4参照)を打設する。そして、コンクリートKが固化したならば、コンクリート型枠Nを撤去し、釘15はそのまま残しておく。このコンクリート型枠Nを撤去した後、
図4に示すように、コンクリートKの下面には、グラスウール、ロックウール、発泡スチロール等からなる断熱材、保温材、耐火材等の被覆層16が、コンクリートKの下面を覆うように要厚みの層状に形成される。
【0023】
この場合、インサート本体2がインサート取付板3の水平取付板片7から下方へ突出する突出長さは、
図4に示すように、コンクリートが固化してコンクリート型枠が撤去された後のコンクリート下面を覆うように形成される断熱材、保温材、耐火材等の被覆層16の厚みTより長くなるように設定される。従って、同図に示すように、天井下地材の一部を構成する吊りボルト17の上端部をインサート本体2の下端部のネジ孔5にねじ込む際に、インサート本体2下端部のネジ孔5が被覆層16内に埋もれることなく、被覆層16の下面に露出することになるから、吊りボルト17のねじ込み作業に支障をきたすことがない。
【0024】
この発明に係る吊りボルト取付用インサート1は、上記のように、インサート1を構成するインサート本体2及びとインサート取付板3の全部が金属材により形成されるから、長年に亘る使用によって材質が劣化して強度が低下することがなく、長期に亘って安全に使用することができる。また、この吊りボルト取付用インサート1は、インサート本体2を、金属板材Mの中央部にインサート本体挿通孔6を開口しその開口周辺に複数の水平取付板片7と複数の立上り取付板片8とを設けてなる金属製インサート取付板3の前記インサート本体挿通孔6に挿通し、前記立上り取付板片8をインサート本体2の外周面に溶接してなるもので、部品点数が少なく、構造が簡単であるから、製作が容易でコストの低廉化を図ることができる。
【0025】
また、この吊りボルト取付用インサート1によると、インサート取付板3の複数の水平取付板片7には夫々の基端部に、インサート本体2の外周面に当接する立上り段部9を形成しているから、インサート本体2をコンクリート型枠Nのインサート本体取付孔14に挿通して、水平取付板片7をコンクリート型枠Nの上面に固定した状態において、インサート本体2は、溶接によって固着される立上り取付板片8と、外周面に当接される立上り段部9と、挿嵌される金属板材M中央部のインサート本体挿通孔6とによって保持されるため、インサート本体2をコンクリート型枠Nに対し垂直姿勢に堅固に立設できて、コンクリートKの打設時の横荷重に十分耐えることができる。
【0026】
因に、インサート取付板3に立上り段部9が設けられていない場合には、インサート本体2は、溶接によって固着される立上り取付板片8と、挿嵌される金属板材M中央部のインサート本体挿通孔6とで保持されるが、インサート本体挿通孔6は保持力が弱く、実質的に立上り取付板片8だけで保持されるから、インサート本体2はコンクリートKの打設時の横荷重に十分耐えきれずに、コンクリート型枠Nに対し垂直姿勢を維持できないおそれがある。
【0027】
また、この吊りボルト取付用インサート1によると、インサート取付板3の複数の立上り取付板片8の上端部8a,8aは、夫々インサート本体2の外周面に係合する平面視円弧状に形成されているから、立上り取付板片8の上端部8aの内周面がインサート本体2の外周面に対し面接触状態に当接して溶接されることにより、各立上り取付板片8をインサート本体2に対し強固に固定することができる。
【0028】
以上説明した
図3及び
図4に示す実施形態では、吊りボルト取付用インサート1をコンクリート型枠Nに取り付ける場合について説明したが、
図5には、吊りボルト取付用インサート1をデッキプレートPに取り付ける実施形態を示している。即ち、このデッキプレートPの場合は、デッキプレートPの所要箇所にインサート本体取付孔14を設けておいて、
図5に示すように、このインサート本体取付孔14にその上方よりインサート本体2を挿通し、インサート取付板3の水平取付板片7をデッキプレートPの上面に載置してタッピングビス18により固定する。吊りボルト取付用インサート1の構造及びその作用については、
図1〜
図4で説明したものと全く同じであるから、構成部材の符号を付して、その説明を省略する。
【0029】
また上述した
図1〜
図5に示す実施形態において、インサート取付板3は、インサート本体挿通孔6を挟んで対向する両側一対の水平取付板片7,7と、インサート本体挿通孔6を挟んで前記両側一対の水平取付板片7,7と直交する位置にある両側一対の立上り板片8,8とを備えているが、これに限るものではなく、インサート本体挿通孔6の周辺に例えば周方向に120°のピッチで放射状に配設した3つの水平取付板片7,7,7と、これら3つの水平取付板片7,7,7相互間から立ち上がる3つの立上り取付板片8,8,8とを備えたものでもよい。
【符号の説明】
【0030】
1 吊りボルト取付用インサート
2 インサート本体
3 インサート取付板
4 アンカー用の径大頭部
5 吊りボルト用のネジ孔
6 インサート本体挿通孔
7 水平取付板片
8 立上り取付板片
9 立上り段部
10 中央板部
14 インサート本体取付孔
15 釘
16 被覆層
18 タッピングビス
M 金属板材
N コンクリート型枠
P デッキプレート