特許第6272881号(P6272881)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6272881Bluetoothに基づく車載装置と携帯電話端末との自動ペアリングシステム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6272881
(24)【登録日】2018年1月12日
(45)【発行日】2018年1月31日
(54)【発明の名称】Bluetoothに基づく車載装置と携帯電話端末との自動ペアリングシステム
(51)【国際特許分類】
   H04M 1/00 20060101AFI20180122BHJP
   H04M 11/00 20060101ALI20180122BHJP
   H04W 8/00 20090101ALI20180122BHJP
   H04W 76/10 20180101ALI20180122BHJP
   H04W 84/10 20090101ALI20180122BHJP
   B60R 16/023 20060101ALI20180122BHJP
   B60R 16/02 20060101ALI20180122BHJP
【FI】
   H04M1/00 U
   H04M11/00 302
   H04W8/00 110
   H04W76/02
   H04W84/10 110
   B60R16/023 Z
   B60R16/02 630B
【請求項の数】6
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2015-535977(P2015-535977)
(86)(22)【出願日】2013年11月8日
(65)【公表番号】特表2016-504777(P2016-504777A)
(43)【公表日】2016年2月12日
(86)【国際出願番号】CN2013086769
(87)【国際公開番号】WO2015010389
(87)【国際公開日】20150129
【審査請求日】2015年4月10日
(31)【優先権主張番号】201320451682.9
(32)【優先日】2013年7月26日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】515038273
【氏名又は名称】シェンジェン エスイージー サイエンティフィック ナビゲーションズ カンパニー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】SHENZHEN SEG SCIENTIFIC NAVIGATIONS CO.,LTD
(74)【代理人】
【識別番号】100121728
【弁理士】
【氏名又は名称】井関 勝守
(74)【代理人】
【識別番号】100165803
【弁理士】
【氏名又は名称】金子 修平
(72)【発明者】
【氏名】ツウ ジャリャン
(72)【発明者】
【氏名】ロウ ウンシェン
(72)【発明者】
【氏名】トン シゥンミン
【審査官】 永田 義仁
(56)【参考文献】
【文献】 特開2005−268933(JP,A)
【文献】 特開2005−223636(JP,A)
【文献】 特開2005−203943(JP,A)
【文献】 特開2009−012577(JP,A)
【文献】 特開2008−042717(JP,A)
【文献】 特開2003−189370(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60R 16/00−17/02
H04B 7/24− 7/26
H04M 1/00
H04M 1/24− 3/00
H04M 3/16− 3/20
H04M 3/38− 3/58
H04M 7/00− 7/16
H04M 11/00−11/10
H04M 99/00
H04W 4/00−99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
Bluetoothに基づく車載装置と携帯電話端末との自動ペアリングシステムであって、
前記システムは、車載装置(10)と、リモートサーバ(11)と、携帯電話端末(12)とを含み、
前記車載装置(10)は、プロセシングユニット(101)と、モバイルネットワークにより前記リモートサーバ(11)と通信するための無線通信モジュール(102)と、前記携帯電話端末(12)とBluetooth通信接続を確立するための車載Bluetoothモジュール(103)と、点火スイッチポート(104)とを含み、
前記プロセシングユニット(101)は、前記点火スイッチポート(104)、前記無線通信モジュール(102)及び前記車載Bluetoothモジュール(103)にそれぞれ接続され、前記点火スイッチポート(104)の信号を取得して前記車載Bluetoothモジュール(102)がBluetooth機能をオン/オフするように制御し、前記無線通信モジュール(102)により前記リモートサーバ(11)と通信して前記携帯電話端末(12)がBluetooth機能をオン/オフするように制御するために用いられ、
前記リモートサーバ(11)は、モバイルネットワークにより前記車載装置(10)及び前記携帯電話端末(12)とそれぞれ通信接続され、
前記携帯電話端末(12)は、前記リモートサーバ(11)からの信号に応答してBluetooth機能をオン/オフし、Bluetooth機能がオンになる場合、前記車載Bluetoothモジュール(103)と自動ペアリングし、
前記点火スイッチポート(104)はコントローラエリアネットワークトランシーバ(303)を含み、自動車コントローラエリアネットワークバスインターフェース(320)により点火スイッチ(321)に接続され、前記点火スイッチ(321)がLOCK位置からACC位置に切り替えられるとオン信号を生成し、ACC位置からLOCK位置に切り替えられるとオフ信号を生成し、
前記プロセシングユニット(101)は、マイクロプロセッサ(301)と、メモリ(302)と、デジタルシグナルプロセッサ(306)とを含み、
前記マイクロプロセッサ(301)は、前記無線通信モジュール(102)、前記車載Bluetoothモジュール(103)、前記コントローラエリアネットワークトランシーバ(303)、前記メモリ(302)、及び前記デジタルシグナルプロセッサ(306)に接続され、Bluetooth情報及び前記点火スイッチ(321)のオン信号により制御信号を発生し、前記リモートサーバ(11)により携帯電話端末(12)がBluetooth機能をオンするように制御するために用いられ、
前記メモリ(302)は、前記車載Bluetoothモジュール(102)及び前記携帯電話端末(12)のBluetoothデバイス名を少なくとも含むBluetooth情報を記憶するために用いられ、
前記デジタルシグナルプロセッサ(306)は、前記車載Bluetoothモジュール(103)と接続され、
前記携帯電話端末(12)は、前記リモートサーバ(11)の制御信号を受信した後、前記携帯電話端末(12)のBluetooth機能を自動でオンし、前記車載Bluetoothモジュール(103)と自動ペアリングし、前記車載Bluetoothモジュール(103)がBluetooth機能をオフする場合、前記携帯電話端末(12)のBluetooth機能を自動でオフし、
前記リモートサーバ(11)は、前記携帯電話端末(12)の携帯電話番号及び前記車載Bluetoothモジュール(102)のBluetoothデバイス名を記憶するためのリモートメモリ(311)をさらに含む、
ことを特徴とするシステム。
【請求項2】
前記車載装置(10)は、前記プロセシングユニット(101)に接続される応答/拒否キー(205)と、前記車載Bluetoothモジュール(103)に接続される音声入力/出力モジュール(206)とをさらに含む、
ことを特徴とする請求項記載のシステム。
【請求項3】
前記応答/拒否キー(205)は、ハンドルに取り付けられ、携帯電話端末の応答/拒否機能を制御するために用いられる、
ことを特徴とする請求項に記載のシステム。
【請求項4】
前記応答/拒否キー(205)は、ボタン(305)と、前記ボタン(305)の各動作を区別するためのエンコーダ(304)とを含み、
前記ボタン(305)は、前記エンコーダ(304)により前記マイクロプロセッサ(301)に接続され、
前記プロセシングユニット(101)は、さらに応答/拒否キー(205)が押されるとき、応答/拒否状態を検出するために用いられる、
ことを特徴とする請求項に記載のシステム。
【請求項5】
前記音声入力/出力モジュール(206)は、マイクロフォン(307)と、パワーアンプ(308)と、スピーカ(309)とを含み、
前記パワーアンプ(308)は、前記マイクロプロセッサ(301)、前記デジタルシグナルプロセッサ(306)及び前記スピーカ(309)にそれぞれ接続され、
前記マイクロフォン(307)はデジタルシグナルプロセッサ(306)に接続される、
ことを特徴とする請求項に記載のシステム。
【請求項6】
前記車載装置(10)はさらに車載電話(43)に接続される、
ことを特徴とする請求項に記載のシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車通信技術分野に関し、より具体的に、Bluetooth(登録商標:以下同様)に基づく車載装置と携帯電話端末との自動ペアリングシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
運転者が自動車を運転するとき、携帯電話をかける又は応答する必要があることがよくある。携帯電話をかけない又は応答しないことにより緊急かつ重要な用事を逃す恐れがあるが、運転途中で携帯電話をかける又は応答すると、運転者の手がハンドルから離れて自動車の運転に集中できなくなるので、安全運転に悪い影響を与える。このような安全性問題について、現在、自動車又はナビゲーターには、一般的に車載Bluetooth機能が付いているとともに、携帯電話の通話、メッセージに対するハンズフリー機能が提供されている。しかしながら、多くの運転者は、携帯電話の節電のために携帯電話のBluetooth機能を停止した後、運転時に様々な理由でBluetooth機能の再開を忘れる場合が多い。このようにして、携帯電話はBluetooth機能により、車載電話又は他の車載装置と常に相互ペアリングして通信を行うことができなくなるため、携帯電話と車載装置との間でBluetoothによりデータ伝送を行う必要があるアプリケーション(例えば、Bluetoothヘッドセット、Bluetooth音声・画像のファイル転送、及びプログラム又はデータの更新など)に困難をもたらす。中国実用新案登録第202798704号には、車内の携帯電話の位置決め及びモニタリングを行うことにより、車内の携帯電話のBluetooth機能をオンにするか否かを判断して、その携帯電話のBluetoothを正確に検索、ペアリングする車内の携帯電話Bluetooth自動ペアリング装置が開示されている。しかしながら、当該装置は、携帯電話のSIMカードをRFID-SIMカードにグレードアップして、そのRFID-SIMカードにおける情報の読み取りにより車内の携帯電話Bluetooth自動ペアリングを行うことが要求され、無線周波数識別ユニット及びRFID情報読み取りユニットが組み立てられる必要があるので、普及し押し広げることが困難である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明が解決しようとする課題は、従来技術における上記の問題点について、Bluetoothに基づく車載装置と携帯電話端末との自動ペアリングシステムを提供することにある。このシステムは、携帯電話端末の消費電力を低減できるだけでなく、車載端末及び携帯電話端末のBluetooth機能を運転者が手動でオン、検索、ペアリング、接続、切断、オフする必要なく、SIMカードのグレードアップも必要とせずに全ての携帯電話端末のSIMカードに適用できる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の課題を解決するための技術方案は、車載装置と、リモートサーバと、携帯電話端末とを含むBluetoothに基づく車載装置と携帯電話端末との自動ペアリングシステムを提供する。
【0005】
上記車載装置は、プロセシングユニットと、無線通信モジュールと、車載Bluetoothモジュールと、点火スイッチポートとを含み、
上記プロセシングユニットは、点火スイッチポート、無線通信モジュール及び車載Bluetoothモジュールにそれぞれ接続され、点火スイッチポートの信号を取得して車載BluetoothモジュールがBluetooth機能をオン/オフするように制御し、無線通信モジュールによりリモートサーバと通信して上記携帯電話端末がBluetooth機能をオン/オフするように制御するために用いられ、
上記無線通信モジュールは、モバイルネットワークにより上記リモートサーバと通信するために用いられ、
上記車載Bluetoothモジュールは、携帯電話端末とBluetooth通信接続を確立するために用いられ、
上記リモートサーバは、モバイルネットワークにより上記車載装置及び上記携帯電話端末と通信接続するために用いられ、
上記携帯電話端末は、リモートサーバの信号に応答してBluetooth機能をオン/オフし、Bluetooth機能がオンになる場合、車載Bluetoothモジュールと自動ペアリングするために用いられる。
【0006】
本発明に係る、Bluetoothに基づく車載装置と携帯電話端末との自動ペアリングシステムにおいて、上記点火スイッチポートはコントローラエリアネットワーク(ControllerArea Network、以下CANという)トランシーバを含み、自動車CANバスインターフェースにより点火スイッチに接続され、上記点火スイッチがLOCK位置(ロック位置)からACC位置(アクセサリ位置)に切り替えられるとオン信号を生成し、ACC位置からLOCK位置に切り替えられるとオフ信号を生成する。
【0007】
本発明に係る、Bluetoothに基づく車載装置と携帯電話端末との自動ペアリングシステムにおいて、
上記プロセシングユニットは、マイクロプロセッサと、メモリと、デジタルシグナルプロセッサ(digitalsignal processor、以下DSPという)とを含み、
上記マイクロプロセッサは、無線通信モジュール、車載Bluetoothモジュール、CANトランシーバ、メモリ、及びDSPに接続され、
上記メモリは、車載Bluetoothモジュール及び携帯電話端末のBluetoothデバイス名を少なくとも含むBluetooth情報を記憶するために用いられ、
上記DSPは車載Bluetoothモジュールと接続され、さらにマイクロフォン、パワーアンプ及びマイクロプロセッサにそれぞれ接続される。
【0008】
本発明に係る、Bluetoothに基づく車載装置と携帯電話端末との自動ペアリングシステムにおいて、当該Bluetooth情報は、車載Bluetoothモジュール及び携帯電話端末のBluetoothデバイス名を少なくとも含む。
【0009】
本発明に係る、Bluetoothに基づく車載装置と携帯電話端末との自動ペアリングシステムにおいて、上記リモートサーバは、携帯電話端末の携帯電話番号を記憶するためのリモートメモリをさらに含む。
【0010】
本発明に係る、Bluetoothに基づく車載装置と携帯電話端末との自動ペアリングシステムにおいて、上記リモートサーバは、2G、2.5G、2.75G、3G、又は4Gのモバイルネットワークにより、上記車載装置の無線通信モジュール及び上記携帯電話端末と接続される。
【0011】
本発明に係る、Bluetoothに基づく車載装置と携帯電話端末との自動ペアリングシステムにおいて、上記携帯電話端末は、携帯電話のBluetooth機能を自動でオン/オフするソフトウェアがインストールされ、当該ソフトウェアは、リモートサーバにより携帯電話端末のBluetooth機能をオンするように制御し、上記車載Bluetoothモジュールと自動ペアリングし、携帯電話端末のBluetoothと車載Bluetoothモジュールとのペアリング関係がなくなる場合、携帯電話端末のBluetooth機能を自動でオフする。
【0012】
本発明に係る、Bluetoothに基づく車載装置と携帯電話端末との自動ペアリングシステムにおいて、上記車載装置は、携帯電話端末の応答/拒否機能を制御するための応答/拒否キーと、携帯電話端末の音声入力/出力機能を切り替えるための音声入力/出力モジュールとをさらに含む。
【0013】
本発明に係る、Bluetoothに基づく車載装置と携帯電話端末との自動ペアリングシステムにおいて、上記応答/拒否キーはハンドルに取り付けられる。
【0014】
本発明に係る、Bluetoothに基づく車載装置と携帯電話端末との自動ペアリングシステムにおいて、応答/拒否キーは、ボタンと、上記ボタンの各動作を区別するためのエンコーダとを含み、
上記ボタンはエンコーダによりマイクロプロセッサに接続され、
上記プロセシングユニットは、さらに応答/拒否キーが押されるとき、応答/拒否状態を検出するために用いられる。
【0015】
本発明に係る、Bluetoothに基づく車載装置と携帯電話端末との自動ペアリングシステムにおいて、
音声入力/出力モジュールは、マイクロフォンと、パワーアンプと、スピーカとを含み、
上記パワーアンプは、マイクロプロセッサ及びスピーカにそれぞれ接続される。
【0016】
本発明に係る、Bluetoothに基づく車載装置と携帯電話端末との自動ペアリングシステムにおいて、上記車載装置はさらに車載電話に接続される。
【発明の効果】
【0017】
本発明のBluetoothに基づく車載装置と携帯電話端末との自動ペアリングシステムは、車載装置が点火スイッチの信号により車内の携帯電話端末のBluetooth機能を正確に制御して車載Bluetoothと自動ペアリングすることで、多くの運転者が携帯電話の節電のために携帯電話Bluetooth機能を停止した後、運転時に様々な理由でBluetooth機能の再開を忘れる問題を解決でき、よりスマート化かつ、効率的で利便性の高いサービスを運転者に提供できるという有益な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0018】
以下、図面及び実施例に基づいて本発明をさらに説明する。
図1図1は、本発明に係る、Bluetoothに基づく車載装置と携帯電話端末との自動ペアリングシステムの概略図である。
図2図2は、本発明に係る、Bluetoothに基づく車載装置が携帯電話端末と自動ペアリングするプロセスの概略図である。
図3図3は、本発明の第1の実施例に係るワンタッチ応答/切断電話システムの概略図である。
図4図4は、本発明の第1の実施例に係るワンタッチ応答/切断電話システムのハードウェアの原理構造図である。
図5図5は、本発明の第2の実施例に係る車載電話に接続されるシステムの概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本発明の技術的特徴、目的及び効果をより明確に理解するために、図面を参照しながら本発明の具体的な実施形態を詳細に説明する。
【0020】
図1に示すように、本発明に係る、Bluetoothに基づく車載装置と携帯電話端末との自動ペアリングシステムの概略図において、当該システムは、自動車点火スイッチの信号に応じて、車載装置10及び携帯電話端末12がBluetooth機能をオン/オフするように制御する。点火スイッチがオン信号を送信すると、車載装置10のBluetooth機能がオンになり、リモートサーバ11により携帯電話端末12がBluetooth機能をオンするように制御され、車載Bluetoothと自動ペアリングする。点火スイッチがオフ信号を送信すると、車載装置10のBluetooth機能がオフになるとともに、携帯電話端末12のBluetooth機能が自動でオフする。
【0021】
当該システムは、車載装置10と、リモートサーバ11と、携帯電話端末12とを含む。車載装置10は、プロセシングユニット101と、無線通信モジュール102と、車載Bluetoothモジュール103と、点火スイッチポート104とを含む。
【0022】
プロセシングユニット101は、点火スイッチポート104、無線通信モジュール102、及び車載Bluetoothモジュール103にそれぞれ接続され、自動車点火スイッチのオン/オフ信号に応じて車載Bluetoothモジュール102のBluetooth機能をオン/オフするように制御し、点火スイッチがオン信号を送信する場合、オン信号及び車載Bluetoothモジュール103のBluetooth情報により制御信号を発生するために用いられる。
【0023】
点火スイッチポート104は、自動車点火スイッチの信号に応答して受信するために用いられる。具体的に、点火スイッチポート104は、CAN又はケーブルにより点火スイッチの信号に応答して受信し、点火スイッチがLOCK位置からACC位置に切り替えられるとオン信号を生成し、ACC位置からLOCK位置に切り替えられるとオフ信号を生成するために用いられる。
【0024】
無線通信モジュール102は、モバイルネットワークにより制御信号をリモートサーバ11に送信するために用いられる。
【0025】
車載Bluetoothモジュール103は、携帯電話端末12とBluetoothペアリング関係を確立するために用いられる。車載Bluetoothモジュール103のBluetooth情報は、Bluetoothデバイス名を少なくとも含む。また、車載Bluetoothモジュール103は、Bluetoothデバイス名を少なくとも含む携帯電話端末10のBluetooth情報を記憶するために用いられる。
【0026】
リモートサーバ11は、制御信号に応じてモバイルネットワークにより携帯電話端末12がBluetooth機能をオンするように制御するために用いられる。具体的に、リモートサーバ11は、2G、2.5G、2.75G、3G、又は4Gのモバイルネットワークにより車載装置10の無線通信モジュール102及び携帯電話端末12と接続される。リモートサーバは、携帯電話端末の携帯電話番号、Bluetoothデバイス名などを記憶するためのリモートメモリをさらに含む。
【0027】
携帯電話端末12は、Bluetooth機能を自動でオン/オフし、Bluetooth機能がオンになる場合、車載Bluetoothモジュール103と自動ペアリングするために用いられる。具体的に、携帯電話端末12は、携帯電話のBluetooth機能を自動でオン/オフするソフトウェアがインストールされる。当該ソフトウェアは、リモートサーバ11により携帯電話端末12のBluetooth機能をオンするように制御し、車載Bluetoothモジュール103と自動ペアリングし、車載Bluetoothモジュール103とのペアリング関係がなくなる場合、携帯電話端末12のBluetooth機能を自動でオフする。
【0028】
図2に示す本発明に係る、Bluetoothに基づく車載装置が携帯電話端末と自動ペアリングするプロセスの概略図において、ステップS20と、ステップS21と、ステップS22と、ステップS23と、ステップS24と、ステップS25と、ステップS26と、ステップS27とを含む。
【0029】
ステップS20において、車載装置10は点火スイッチポート104により自動車点火スイッチの信号に応答して受信し、オン信号である場合、ステップS21〜ステップS25を実行する一方、オフ信号である場合、ステップS26〜ステップS27を実行する。具体的に、点火スイッチがLOCK位置からACC位置に切り替えられるとオン信号とみなし、ACC位置からLOCK位置に切り替えられるとオフ信号とみなす。
【0030】
ステップS21において、車載Bluetoothモジュール103がBluetooth機能をオンする。
【0031】
ステップS22において、プロセシングユニット101は、自動車点火スイッチの信号に応じて、点火スイッチの信号及び車載Bluetoothモジュール103のBluetooth情報により制御信号を発生し、無線通信モジュールがモバイルネットワークによりその制御信号を上記リモートサーバ11に送信するように制御する。
【0032】
ステップS23において、リモートサーバ11は制御信号に応じて、モバイルネットワークにより携帯電話端末12がBluetooth機能をオンするように制御する。具体的に、リモートサーバ11は、2G、2.5G、2.75G、3G、又は4Gのモバイルネットワークにより、車載装置10の無線通信モジュール102及び携帯電話端末12と接続される。
【0033】
ステップS24において、携帯電話端末12はBluetooth機能を自動でオンし、車載Bluetoothモジュール103にペアリング接続要求を発する。具体的に、ステップS24はステップS241とステップS242とをさらに含む。
【0034】
ステップS241において、携帯電話端末12はBluetooth機能を自動でオンする。
【0035】
ステップS242において、車載Bluetoothモジュール103のBluetooth情報に応じて、車載Bluetoothモジュール103にペアリング要求を発する。ここで、Bluetooth情報はBluetoothデバイス名を含む。
【0036】
ステップS25において、車載Bluetoothモジュール103は、携帯電話端末12のペアリング要求に応答して自動ペアリング及び接続を完成する。具体的に、ステップS25はステップS251とステップS252とをさらに含む。
【0037】
ステップS251において、メモリ302は携帯電話端末12のBluetooth情報が予め記憶される。
【0038】
ステップS252において、車載Bluetoothモジュール103は携帯電話端末のBluetooth情報に応じて、携帯電話端末12のペアリング要求に応答し、自動ペアリングを完成する。
【0039】
ステップS26において、車載Bluetoothモジュール103はBluetooth機能をオフする。
【0040】
ステップS27において、上記携帯電話端末12は車載Bluetoothモジュール103とのペアリング接続でなくなった後、携帯電話端末12のBluetooth機能をオフする。
【0041】
図3に示す本発明の第1の実施例に係るワンタッチ応答/切断電話システムの概略図において、携帯電話端末12及び車載装置10のBluetoothが互いにペアリングした後、運転者が運転時に携帯電話をワンタッチで応答/切断することができる。
【0042】
当該システムは車載装置10と、リモートサーバ11と、携帯電話端末12とを含む。車載装置10はプロセシングユニット101と、無線通信モジュール102と、車載Bluetoothモジュール103と、点火スイッチポート104と、応答/拒否キー205と、音声入力/出力モジュール206とを含む。
【0043】
プロセシングユニット101は、点火スイッチポート104、無線通信モジュール102及び車載Bluetoothモジュール103にそれぞれ接続され、自動車点火スイッチのオン/オフ信号に応じて車載Bluetoothモジュール102のBluetooth機能をオン/オフするように制御し、点火スイッチがオン信号を送信する場合、オン信号及び車載Bluetoothモジュール103のBluetooth情報により制御信号を発生するために用いられる。具体的に、プロセシングユニット101は、マイクロプロセッサ301と、メモリ302と、DSP306とを含む。
【0044】
マイクロプロセッサ301は、無線通信モジュール102、車載Bluetoothモジュール103、CANトランシーバ303、メモリ302、及びDSP306に接続され、Bluetooth情報及び点火スイッチ321のオン信号により制御信号を発生し、リモートサーバ11により携帯電話端末12がBluetooth機能をオンするように制御するために用いられる。
【0045】
メモリ302は、車載Bluetoothモジュール102及び携帯電話端末12のBluetoothデバイス名を少なくとも含むBluetooth情報を記憶するために用いられる。
【0046】
DSP306は上記車載Bluetoothモジュール103と接続され、信号に対してA/D又はD/A変換を行うために用いられる。
【0047】
点火スイッチポート104は、自動車点火スイッチの信号に応答して受信するために用いられる。具体的に、点火スイッチポート104は、CAN又はケーブルにより点火スイッチの信号に応答して受信し、点火スイッチがLOCK位置からACC位置に切り替えられるとオン信号を生成し、ACC位置からLOCK位置に切り替えられるとオフ信号を生成するために用いられる。
【0048】
無線通信モジュール102は、モバイルネットワークにより制御信号をリモートサーバ11に送信するために用いられる。リモートサーバは携帯電話端末の携帯電話番号を記憶するためのリモートメモリをさらに含む。
【0049】
車載Bluetoothモジュール103は、携帯電話端末12とBluetoothペアリング関係を確立するために用いられる。車載Bluetoothモジュール103のBluetooth情報は、Bluetoothデバイス名を少なくとも含む。また、車載Bluetoothモジュール103は、Bluetoothデバイス名を少なくとも含む携帯電話端末10のBluetooth情報を記憶するために用いられる。
【0050】
リモートサーバ11は、制御信号に応じてモバイルネットワークにより携帯電話端末12がBluetooth機能をオンするように制御するために用いられる。具体的に、リモートサーバ11は、2G、2.5G、2.75G、3G、又は4Gのモバイルネットワークにより車載装置10の無線通信モジュール102及び携帯電話端末12と接続される。
【0051】
携帯電話端末12は、Bluetooth機能を自動でオン/オフし、Bluetooth機能がオンになる場合、車載Bluetoothモジュール103と自動ペアリングするために用いられる。具体的に、携帯電話端末12は、携帯電話のBluetooth機能を自動でオン/オフするソフトウェアがインストールされる。当該ソフトウェアは、リモートサーバ11により携帯電話端末12のBluetooth機能をオンするように制御して車載Bluetoothモジュール103と自動ペアリングし、携帯電話端末12のBluetoothと車載Bluetoothモジュール103とのペアリング関係でなくなる場合、携帯電話端末12のBluetooth機能を自動でオフする。
【0052】
応答/拒否キー205は、携帯電話端末の応答/拒否機能をワンタッチで制御するために用いられ、運転者の操作を便利にするために、ハンドルに取り付けられてもよい。具体的に、応答/拒否キー205は、ボタン305とエンコーダ304とを含む。
【0053】
ボタン305はエンコーダ304によりマイクロプロセッサ301に接続される。
【0054】
音声入力/出力モジュール206は、携帯電話端末の音声入力/出力機能を切り替えるために用いられる。具体的に、音声入力/出力モジュール206は、マイクロフォン307と、パワーアンプ308と、スピーカ309とを含む。
【0055】
パワーアンプ308は、マイクロプロセッサ301及びスピーカ309にそれぞれ接続される。
【0056】
本実施例は、操作が便利で安全であり、運転時に運転者の手をハンドルから離す必要なく、携帯電話の応答/拒否操作ができるというメリットを有する。
【0057】
図4に示す本発明の第1の実施例に係るワンタッチ応答/切断電話システムにおけるハードウェアの原理構造図において、当該システムは車載装置10と、リモートサーバ11と、携帯電話端末12とを含む。車載装置10は、プロセシングユニット101と、無線通信モジュール102と、車載Bluetoothモジュール103と、点火スイッチポート104と、応答/拒否キー205と、音声入力/出力モジュール206とを含む。
【0058】
プロセシングユニット101は、点火スイッチポート104、無線通信モジュール102、車載Bluetoothモジュール103、及びDSPにそれぞれ接続される。
【0059】
点火スイッチポート104は、自動車点火スイッチの信号に応答して受信するために用いられる。
【0060】
無線通信モジュール102は、モバイルネットワークにより制御信号をリモートサーバ11に送信するために用いられる。
【0061】
車載Bluetoothモジュール103は、携帯電話端末12とBluetoothペアリング関係を確立ために用いられる。
【0062】
プロセシングユニット101は、マイクロプロセッサ301と、メモリ302と、DSP306とを含む。ここで、マイクロプロセッサ301は、無線通信モジュール102、車載Bluetoothモジュール103、CANトランシーバ303、メモリ302、及びDSP306に接続され、Bluetooth情報及び点火スイッチ321のオン信号により制御信号を発生し、リモートサーバ11により携帯電話端末12がBluetooth機能をオンするように制御するために用いられる。メモリ302は、車載Bluetoothモジュール102及び携帯電話端末12のBluetoothデバイス名を少なくとも含むBluetooth情報を記憶するために用いられる。DSP306は上記車載Bluetoothモジュール103と接続され、信号に対してA/D又はD/A変換を行うために用いられる。応答/拒否キー205は、携帯電話端末の応答/拒否機能をワンタッチで制御するために用いられ、運転者の操作を便利にするために、ハンドルに取り付けられてもよい。具体的に、応答/拒否キー205は、ボタン305とエンコーダ304とを含む。ボタン305はエンコーダ304によりマイクロプロセッサ301に接続される。エンコーダ304は、ボタン305の各動作を区別するために用いられる。
【0063】
エンコーダ304の回路出力線数が多いほど、コーディング可能な数量が多くなる。すなわち、区別して入力し得る線数が多くなる。例えば、応答/拒否キー205は応答又は拒否2つの動作を有する場合、少なくとも1本の回路出力線が必要となる。車載装置10が応答状態である場合、応答/拒否キー205が押されると拒否になり、車載装置10が拒否状態である場合、応答/拒否キー205が押されると応答になる。プロセシングユニット101は、エンコーダ304が送信する信号を正確に読み取るために、応答/拒否キー205が押されるときの応答/拒否状態を判断する必要がある。
【0064】
音声入力/出力モジュール206は、携帯電話端末の音声入力/出力機能を切り替えるために用いられる。具体的に、音声入力/出力モジュール206は、マイクロフォン307と、パワーアンプ308と、スピーカ309とを含む。
【0065】
パワーアンプ308は、マイクロプロセッサ301及びスピーカ309にそれぞれ接続され、マイクロプロセッサ301から出力する音声信号を増幅して出力するために用いられる。
【0066】
リモートサーバ11は、制御信号に応じてモバイルネットワークにより携帯電話端末12がBluetooth機能をオンするように制御するために用いられる。
【0067】
携帯電話端末12は、Bluetooth機能を自動でオン/オフし、Bluetooth機能がオンになる場合、車載Bluetoothモジュール103と自動ペアリングするために用いられる。
【0068】
本発明は、当該構造図のワークフローを例として説明する。
【0069】
先ず、車載装置10はプロセシングユニット101のマイクロプロセッサ301を起動させ、点火スイッチポート104のCANトランシーバ303により自動車33のCANバスインターフェース320に接続し、点火スイッチ321のオン信号に応答して受信し、車載Bluetoothモジュール103のBluetooth機能をオンすると同時に、メモリ302に記憶される車載Bluetoothモジュール103及び携帯電話端末12のBluetoothデバイス名を読み出して制御信号を発生し、無線通信モジュールにより当該信号をリモートサーバ11に送信する。
【0070】
次に、リモートサーバ11はリモートメモリ311に記憶される情報を読み出し、その制御信号を対応する携帯電話端末12に送信し、携帯電話端末12がBluetoothデバイスをオンするように制御する。点火スイッチ321はオン信号を送信すると車載装置10のBluetooth機能をオンし、リモートサーバ11により携帯電話端末12がBluetooth機能をオンするように制御し、車載Bluetoothと自動ペアリングする。
【0071】
その後、携帯電話端末12は制御信号に含まれるBluetooth情報に応じて、車載Bluetoothモジュール103にBluetoothペアリング要求を正確に送信し、車載装置10の応答を待つ。マイクロプロセッサ301はメモリ302における携帯電話端末12の情報を読み出し、当該ペアリング要求に応答してペアリングを完成する。
【0072】
ペアリングした後、運転者は車載装置により携帯電話端末12をワンタッチで応答/拒否することができる。
【0073】
携帯電話に電話が来たとき、運転者は応答/拒否キー205を押して電話に応答する。マイクロフォン307は運転者による音声信号を受信し、DSP306に伝送してデジタル信号にA/D変換する。当該デジタル信号は、マイクロプロセッサ301により処理された後、車載Bluetoothモジュール103に送信され、Bluetoothにより携帯電話端末12に伝送される。携帯電話端末12はBluetoothにより応答の音声信号を車載Bluetoothモジュール103に送信する。当該応答の音声信号は、DSP306によりアナログ信号にD/A変換され、パワーアンプ308に伝送されて音声増幅を行い、スピーカ309により出力される。運転者が応答/拒否キー205を再び押すと携帯電話が切れる。
【0074】
一方、点火スイッチがオフ信号を送信した場合、車載Bluetoothモジュール103のBluetooth機能がオフし、携帯電話端末12はペアリングでなくなると、そのBluetooth機能は自動でオフする。
【0075】
当該システムにおける車載装置10及び携帯電話端末12は、いずれもリモートサーバ11によりソフトウェアのグレードアップを行ってもよく、ユーザーの好みに応じてより使いやすいサービスを提供することができる。さらに、ハードウェアシステムのグレードアップを行ってもよく、例えば車載装置において運転者が操作しやすい位置にタッチパネルを取り付けることで、よりスマート化かつ、効率的で利便性の高いサービスを運転者に提供することができる。
【0076】
図5に示す本発明の第2の実施例に係る車載電話に接続されるシステムの概略図において、携帯電話端末12及び車載装置10のBluetoothが互いにペアリングした後、自動車における既存の車載電話に当該車載装置が接続され、運転者は携帯電話の電話を車載電話に転送することができる。
【0077】
当該システムは、車載装置10と、リモートサーバ11と、携帯電話端末12と、車載電話43とを含む。車載装置10は、プロセシングユニット101、無線通信モジュール102、車載Bluetoothモジュール103、及び点火スイッチポート104に接続される。
【0078】
プロセシングユニット101は、点火スイッチポート104、無線通信モジュール102、及び車載Bluetoothモジュール103にそれぞれ接続され、自動車点火スイッチのオン/オフ信号に応じて車載Bluetoothモジュール102のBluetooth機能をオン/オフするように制御し、点火スイッチがオン信号を送信する場合、オン信号及び車載Bluetoothモジュール103のBluetooth情報により制御信号を発生するために用いられる。
【0079】
点火スイッチポート104は、自動車点火スイッチの信号に応答して受信するために用いられる。具体的に、点火スイッチポート104は、CAN又はケーブルにより点火スイッチの信号に応答して受信し、点火スイッチがLOCK位置からACC位置に切り替えられるとオン信号を生成し、ACC位置からLOCK位置に切り替えられるとオフ信号を生成するために用いられる。
【0080】
無線通信モジュール102は、モバイルネットワークにより制御信号をリモートサーバ11に送信するために用いられる。
【0081】
車載Bluetoothモジュール103は、携帯電話端末12とBluetoothペアリング関係を確立するために用いられる。車載Bluetoothモジュール103のBluetooth情報は、Bluetoothデバイス名を少なくとも含む。また、車載Bluetoothモジュール103は、Bluetoothデバイス名を少なくとも含む携帯電話端末10のBluetooth情報を記憶するために用いられる。
【0082】
リモートサーバ11は、制御信号に応じてモバイルネットワークにより携帯電話端末12がBluetooth機能をオンするように制御するために用いられる。
【0083】
携帯電話端末12は、Bluetooth機能を自動でオン/オフし、Bluetooth機能がオンになる場合、車載Bluetoothモジュール103と自動ペアリングするために用いられる。具体的に、携帯電話端末12は、携帯電話のBluetooth機能を自動でオン/オフするソフトウェアがインストールされる。当該ソフトウェアは、リモートサーバ11により携帯電話端末12のBluetooth機能をオンするように制御して車載Bluetoothモジュール103と自動ペアリングし、携帯電話端末12のBluetoothと車載Bluetoothモジュール103とのペアリング関係でなくなる場合、携帯電話端末12のBluetooth機能は自動でオフする。
【0084】
車載装置10と接続される車載電話43は、車載Bluetoothが携帯電話とBluetoothペアリングした後、携帯電話の電話を車載電話43に自動で転送するために用いられる。
【0085】
本実施例は、自動車本来の電話システムを使用するので、音声入力/出力モジュールを新たに設ける必要なく、コストを低減するというメリッとを有する。
【0086】
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は、本発明を制限するものではなく、例示的なものにすぎない。本発明の主旨及び特許請求の範囲による保護範囲を逸脱しない範囲で、当業者が本発明に基づいて行う複数の変形及び変更は、本発明の保護範囲に属するものである。
図1
図2
図3
図4
図5