(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記要素が複数のサブ要素を含む場合、前記操作コントロールを前記要素上に移動させたと確認された後、前記要素に対して前記操作コントロールに対応する操作を実行することは、
前記操作コントロールをマッチングしている前記要素上に移動させたと確認された後、前記複数のサブ要素を表示させることと、
前記操作コントロールを前記複数のサブ要素のいずれか1つ上に移動させたと確認された後、前記サブ要素に対して前記操作コントロールに対応する操作を実行することと、を含む、
請求項1に記載の方法。
インターフェースにおける前記要素を、前記操作コントロールによる操作を可能とする状態にある操作可能要素と、前記操作コントロールによる操作を不可能とする状態にある操作不可要素とに分けること、をさらに含む、
請求項1に記載の方法。
前記要素は、番号、連絡先、プレーンテキスト、及びマルチメディアの少なくとも1つを含み、及び/又は、前記要素に合わせて生成される対応する前記操作コントロールは、呼び出し、ショートメッセージの送信、マルチメディアメッセージの送信、及びテキストのコピーの少なくとも1つを含む、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。
前記インターフェースに前記操作コントロールに関連する前記要素が複数あると検出された場合、前記要素に対して前記操作コントロールに対応するサービスを実行する技術特徴を表示させること、をさらに含む、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。
前記要素が複数のサブ要素を含む場合、前記実行モジュールは、前記操作コントロールをマッチングしている前記操作要素上に移動させたと確認された後、前記複数のサブ要素を表示させ、そして、前記操作コントロールを前記複数のサブ要素のいずれか1つ上に移動させたと確認された後、前記サブ要素に対して前記操作コントロールに対応する操作を実行するように構成される、
請求項8に記載の装置。
インターフェースにおける前記要素を、前記操作コントロールによる操作を可能とする状態にある操作可能要素と、前記操作コントロールによる操作を不可能とする状態にある操作不可要素とに分けるように構成される分類モジュール、をさらに備える、
請求項8に記載の装置。
前記要素は、番号、連絡先、プレーンテキスト、及びマルチメディアの少なくとも1つを含み、及び/又は、前記要素に合わせて生成される対応する前記操作コントロールは、呼び出し、ショートメッセージの送信、マルチメディアメッセージの送信、テキストのコピー、及び放送の少なくとも1つを含む、
請求項8乃至11のいずれか一項に記載の装置。
前記インターフェースに前記操作コントロールに関連する操作要素が複数あると検出された場合、前記要素に対して前記操作コントロールに対応するサービスを実行する技術特徴を表示するように構成される表示モジュール、をさらに備える、
請求項8乃至11のいずれか一項に記載の装置。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の実施例は、機器操作が複雑化する傾向にあるとの問題を解決する操作処理方法及び装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の実施例の一態様によると、現在のインターフェースにおける要素を検出することと、前記要素に合わせて、対応する操作コントロールを生成することと、前記操作コントロールを前記要素上に移動させたと確認された後、前記要素に対して前記操作コントロールに対応する操作を実行することと、を含む操作処理方法が提供される。
【0009】
前記要素が複数のサブ要素を含む場合、前記操作コントロールを前記要素上に移動させたと確認された後、前記要素に対して前記操作コントロールに対応する操作を実行することは、前記操作コントロールをマッチングしている前記要素上に移動させたと確認された後、前記複数のサブ要素を表示させることと、前記操作コントロールを前記複数のサブ要素のいずれか1つ上に移動させたと確認された後、前記サブ要素に対して前記操作コントロールに対応する操作を実行することと、を含むことが好ましい。
【0010】
インターフェースにおける前記要素を、前記操作コントロールによる操作を可能とする状態にある操作可能要素と、前記操作コントロールによる操作を不可能とする状態にある操作不可要素とに分けること、をさらに含むことが好ましい。
【0011】
前記要素に対して前記操作コントロールに対応する操作を実行した後、前記方法は、前記操作不可要素を操作可能状態に戻すこと、をさらに含むことが好ましい。
【0012】
前記要素は、番号、連絡先、プレーンテキスト、及びマルチメディアの少なくとも1つを含み、及び/又は、前記要素に合わせて生成される対応する前記操作コントロールは、呼び出し、ショートメッセージの送信、マルチメディアメッセージの送信、及びテキストのコピーの少なくとも1つを含むことが好ましい。
【0013】
前記操作コントロールを他のインターフェースに移動させること、をさらに含み、前記他のインターフェースに、前記操作コントロールに関連する前記要素が1つあると検出された場合、前記他のインターフェースにおける任意箇所に移動させると、前記要素に対応する前記操作コントロールのサービスを直接実行し、前記他のインターフェースに、前記操作コントロールに関連する前記要素が複数あると検出された場合、前記他のインターフェースに、前記操作要素に対して前記操作コントロールに対応するサービスを実行する技術特徴を表示させることが好ましい。
【0014】
前記インターフェースに前記操作コントロールに関連する前記要素が複数あると検出された場合、前記要素に対して前記操作コントロールに対応するサービスを実行する技術特徴を表示させること、をさらに含むことが好ましい。
【0015】
前記技術特徴は、移動距離、目標位置、及び移動ルートを含むことが好ましい。
【0016】
本発明の実施例の他の一態様によると、現在のインターフェースにおける要素を検出するように構成される検出モジュールと、前記要素に合わせて、対応する操作コントロールを生成するように構成される生成モジュールと、前記操作コントロールを前記要素上に移動させたと確認された後、前記要素に対して前記操作コントロールに対応する操作を実行するように構成される実行モジュールと、を備える操作処理装置がさらに提供される。
【0017】
前記要素が複数のサブ要素を含む場合、前記実行モジュールは、前記操作コントロールをマッチングしている前記操作要素上に移動させたと確認された後、前記複数のサブ要素を表示させ、そして、前記操作コントロールを前記複数のサブ要素のいずれか1つ上に移動させたと確認された後、前記サブ要素に対して前記操作コントロールに対応する操作を実行するように構成されることが好ましい。
【0018】
インターフェースにおける前記要素を、前記操作コントロールによる操作を可能とする状態にある操作可能要素と、前記操作コントロールによる操作を不可能とする状態にある操作不可要素とに分けるように構成される分類モジュール、をさらに備えることが好ましい。
【0019】
前記分類モジュールは、さらに、前記要素に対して前記操作コントロールに対応する操作が実行された後、前記操作不可要素を操作可能状態に戻すように構成されることが好ましい。
【0020】
前記要素は、番号、連絡先、プレーンテキスト、及びマルチメディアの少なくとも1つを含み、及び/又は、前記要素に合わせて生成される対応する前記操作コントロールは、呼び出し、ショートメッセージの送信、マルチメディアメッセージの送信、及びテキストのコピーの少なくとも1つを含むことが好ましい。
【0021】
前記実行モジュールは、さらに、前記操作コントロールを他のインターフェースに移動させるように構成され、前記他のインターフェースに前記操作コントロールに関連する前記要素が1つあると検出された場合、前記他のインターフェースにおける任意箇所に移動されると、前記要素に対応する前記操作コントロールのサービスが直接実行され、及び/又は、前記他のインターフェースに前記操作コントロールに関連する前記要素が複数あると検出された場合、前記他のインターフェースに、前記操作要素に対して前記操作コントロールに対応するサービスを実行する技術特徴が表示されることが好ましい。
【0022】
前記インターフェースに前記操作コントロールに関連する操作要素が複数あると検出された場合、前記要素に対して前記操作コントロールに対応するサービスを実行する技術特徴を表示するように構成される表示モジュール、をさらに備えることが好ましい。
【0023】
前記技術特徴は、移動距離、目標位置、及び移動ルートを含むことが好ましい。
【発明の効果】
【0024】
本発明の実施例によれば、現在のインターフェースにおける要素を検出し、当該要素に合わせて、対応する操作コントロールを生成し、当該操作コントロールを前記要素上に移動させたと確認された後、当該要素に対して当該操作コントロールに対応する操作を実行することにより、機器操作が複雑化する傾向にあるとの問題を解決し、ユーザーの操作体験を向上させる。
【発明を実施するための形態】
【0026】
なお、衝突しない限り、本願の実施例及び実施例中の構成特徴を組み合わせることができる。以下、図面を参照しつつ実施例を結合して本発明を詳しく説明する。
【0027】
以下の実施例において、端末はモバイル端末(例えば、携帯電話、タブレット等)であってもよいし、他のタイプの端末であってもよい。端末で実行されるオペレーティングシステムとしては、例えば、現在広く利用されているアンドロイドシステム、或いはWindowsオペレーティングシステム、iOSシステム等の様々なタイプのシステムであってもよいが、これには限定されない。
【0028】
本実施例において操作処理方法が提供され、
図1は、本発明の実施例による操作処理方法を示すフローチャートであり、
図1に示すように、以下のステップS102〜S106を含む。
【0029】
ステップS102:現在のインターフェースにおける要素を検出する。
【0030】
ステップS104:要素に合わせて、対応する操作コントロールを生成する。
【0031】
ステップS106:操作コントロールを要素上に移動させたと確認された後、当該要素に対して当該操作コントロールに対応する操作を実行する。
【0032】
上記実施例において、インターフェースにおける要素については、要素を選択してから、当該要素に対して関連選択を行って対応する操作を実行することではなく、インターフェースにおける要素に対して対応する操作コントロールを生成し、操作コントロールを当該要素上に直接移動させた後、操作コントロールに対応する操作を実行するようにすることで、機器操作が複雑化する傾向にあるとの問題を解決し、ユーザーの操作体験を向上させる。
【0033】
本実施例において、要素が複数のサブ要素を含み得る場合、操作コントロールを当該要素上に移動させたと確認された後、当該要素に対して当該操作コントロールに対応する操作を実行することは、当該操作コントロールをマッチングしている当該要素上に移動させたと確認された後、当該複数のサブ要素を表示させることと、当該操作コントロールを当該複数のサブ要素のいずれか1つ上に移動させたと確認された後、当該サブ要素に対して当該操作コントロールに対応する操作を実行することと、を含んでもよく、このように要素に対応するサブ要素を再選択する方式によって、ユーザーのために選択可能項目を増加させ、操作の正確度を向上させる。
【0034】
例えば、端末でメールを書く中、メール要素として、送信ボックス、受信ボックス、下書きボックス等のサブ要素があり、インターフェースにおけるメール要素に応じて開けコントロールを生成し、当該開けコントロールをメール要素上に移動させた後、メール要素は送信ボックス、受信ボックス、下書きボックス等のサブ要素をさらに表示させることになり、続いて、開けコントロールを送信ボックスに移動させた後、端末で送信ボックスを開ける。
【0035】
本実施例において、異なる操作コントロールがあり、対応する操作コントロールを選択した後、インターフェースにおける要素を分類することができ、インターフェースにおける要素を、当該操作コントロールによる操作を可能とする状態にある操作可能要素と、当該操作コントロールによる操作を不可能とする状態にある操作不可要素とに分けることが好ましく、当該要素に対して、当該操作コントロールに対応する操作を実行した後、当該操作不可要素を操作可能状態に戻すことができ、対応する操作コントロールを選択した後に要素を分類することにより、ユーザーの操作中における誤操作を防止する。
【0036】
本実施例において、現在のインターフェースでは、当該インターフェースに当該操作コントロールに関連する当該要素が複数あると検出された場合、当該要素に対して当該操作コントロールに対応するサービスを実行する技術特徴を表示させ、当該技術特徴は移動距離、目標位置、ルートを含むことができ、要素の技術特徴の多様化はユーザーのために異なるユーザー体験をもたらし、ユーザーが操作コントロールに対して、異なる選択を行ってサービスの操作を実行させることができる。
【0037】
例えば、現在の音楽インターフェースに合わせて、対応する放送コントロールを生成し、現在のインターフェースにおいて放送できる歌が複数ある場合、ユーザーが当該放送コントロールで放送対象となる歌を選択しやすくするために、ユーザーの聴き回数に基づいて歌を配列する。
【0038】
本実施例において、要素は、番号、連絡先、プレーンテキスト、及びマルチメディアのうちの少なくとも1つを含むことができ、当該要素に合わせて生成可能な対応する当該操作コントロールは、呼び出し、ショートメッセージの送信、マルチメディアメッセージの送信、及びテキストのコピーの少なくとも1つを含むが、本発明の実施例では上述した要素と操作コントロールに限定されず、インターフェースにおける異なる機能要素に合わせて、異なる対応する操作コントロールを生成してもよい。
【0039】
本実施例において、操作コントロールは現在のインターフェースで操作されることができるだけでなく、他の複数のインターフェースに移動させて操作されることもできる。操作コントロールを他のインターフェースに移動させ、当該他のインターフェースに当該操作コントロールに関連する当該要素が1つあると検出された場合、当該他のインターフェースにおける任意箇所に移動させると、当該要素に対応する当該操作コントロールのサービスを直接実行し、また、当該他のインターフェースに当該操作コントロールに関連する当該要素が複数あると検出された場合、当該他のインターフェースに、当該操作要素に対して当該操作コントロールに対応するサービスを実行する技術特徴を表示させることが好ましく、当該技術特徴は移動距離、目標位置、ルートを含むことができ、操作コントロールを異なるインターフェース間で移動させることにより、ユーザーによる自律操作の選択余地を増加させ、ユーザー体験を向上させる。
【0040】
本実施例において、上述の方法を実現するための操作処理装置がさらに提供され、上述の実施例及び好適な実施形態で説明したものについて、ここではその説明を省略する。
【0041】
なお、下記装置におけるモジュールの名称は当該モジュールを限定するものではなく、例えば、検出モジュールは「現在のインターフェースにおける要素を検出するように構成されるモジュール」として表記されることができ、また、以下のモジュールはいずれもプロセッサで実現されることができ、例えば、検出モジュールは「現在のインターフェースにおける要素を検出するためのプロセッサ」又は「検出モジュールを備えるプロセッサ」等として表記されることができる。
【0042】
図2は本発明の実施例による操作処理装置の構成を示すブロック図の1であり、
図2に示すように、当該装置は、検出モジュール22と、生成モジュール24と、実行モジュール26とを備え、以下、該構成について説明する。
【0043】
検出モジュール22は、現在のインターフェースにおける要素を検出するように構成される。
【0044】
生成モジュール24は、当該要素に合わせて、対応する操作コントロールを生成するように構成される。
【0045】
実行モジュール26は、当該操作コントロールを当該要素上に移動させたと確認された後、当該要素に対して当該操作コントロールに対応する操作を実行するように構成される。
【0046】
上記装置によると、インターフェースにおける要素については、要素を選択してから、当該要素に対して関連選択を行って対応する操作を実行することではなく、インターフェースにおける要素に対して対応する操作コントロールを生成し、操作コントロールを当該要素上に直接移動させた後、操作コントロールに対応する操作を実行するようにすることで、機器操作が複雑化する傾向にあるとの問題を解決し、ユーザーの操作体験を向上させる。
【0047】
本実施例において、要素が複数のサブ要素を含む場合、当該実行モジュールは、当該操作コントロールをマッチングしている当該操作要素上に移動させたと確認された後、当該複数のサブ要素を表示させ、そして、当該操作コントロールを当該複数のサブ要素のいずれか1つ上に移動させたと確認された後、当該サブ要素に対して当該操作コントロールに対応する操作を実行するように構成される。
【0048】
図3は本発明の実施例による操作処理装置の構成を示すブロック図の2であり、
図3に示すように、該装置は、検出モジュール22と、生成モジュール24と、実行モジュール26と、分類モジュール32と、表示モジュール34とを備え、検出モジュール22、生成モジュール24及び実行モジュール26は上述で説明した同様な機能を実現するものであり、ここではその説明を省略する。以下、該装置について説明する。
【0049】
分類モジュール32は、インターフェースにおける当該要素を、当該操作コントロールによる操作を可能とする状態にある操作可能要素と、当該操作コントロールによる操作を不可能とする状態にある操作不可要素とに分けるように構成され、さらに、当該要素に対して、当該操作コントロールに対応する操作を実行した後、当該操作不可要素を操作可能状態に戻すように構成される。
【0050】
表示モジュール34は、インターフェースに操作コントロールに関連する操作要素が複数あると検出された場合、当該要素に対して当該操作コントロールに対応するサービスを実行する技術特徴を表示するように構成され、当該技術特徴は移動距離、目標位置、ルートを含む。
【0051】
本実施例において、実行モジュール26は、さらに、操作コントロールを他のインターフェースに移動させるように構成され、当該他のインターフェースに当該操作コントロールに関連する当該要素が1つあると検出された場合、当該他のインターフェースにおける任意箇所に移動されると、当該要素に対応する当該操作コントロールのサービスが直接実行され、及び/又は、当該他のインターフェースに当該操作コントロールに関連する当該要素が複数あると検出された場合、当該他のインターフェースに、当該操作要素に対して当該操作コントロールに対応するサービスを実行する技術特徴が表示される。
【0052】
以下、好適な実施例及び実施形態を結合しながら本発明を説明する。
【0053】
(好適な実施例1)
この好適な実施例において操作を素早く開始することができる方法が提供され、操作の開始エントリーと対応する要素とを完全に分離させている。携帯電話における様々な操作実行可能インターフェースに、タッチパネルを介してドラッグ可能な対応する操作コントロールを設ける。操作コントロールがユーザーによりある具体的なインターフェース要素にドラッグされると、当該インターフェース要素に対して対応する操作を直接開始する。
【0054】
当該操作コントロールの操作タイプや数量は、インターフェース上の要素に応じて自動的に生成される。例えば、ショートメッセージリストインターフェースの場合、インターフェースに番号、連絡先、プレーンテキストが存在するため、対応する操作コントロールとして、呼び出し、ショートメッセージの送信、マルチメディアメッセージの送信、テキストのコピーがインターフェースに出現する。ブラウザインターフェースの場合、現在のページに呼び出し可能な番号が存在するときに、ユーザーの操作のために、ダイヤルコントロールを自動的に生成してインターフェースに表示させる。ユーザーが操作することによって、現在のページに呼び出し可能な番号がなくなる場合、ダイヤルコントロールが自動的に消える。
【0055】
この好適な実施例において、ユーザーがある対応する操作コントロールを選択した後に、インターフェースにおける当該操作コントロールとは無関係の要素は、全て操作不可状態となる。例えば、ユーザーが呼び出し操作コントロールをドラッグすると、インターフェースにおける操作可能状態の要素は、呼び出し操作を実行可能な要素のみであり、ユーザーが当該操作コントロールへの操作を解除したら、インターフェースが元の状態に戻る。
【0056】
この好適な実施例において、当該インターフェースにおける元素が複数のサブ要素を含む場合、操作コントロールを再びドラッグする操作特徴ことにより、サブ要素を選択して操作を開始することができる。例えば、名刺ファイルに複数の番号が保存されており、ダイヤルコントロールを当該名刺に関連するアバター上にドラッグすると、当該名刺ファイル内の複数の番号を表示させ、ダイヤルコントロールを再びドラッグすることで所望の番号をダイヤルアップに選択することができ、当該操作特徴は、特定のドラッグ距離、特定の目標位置、ルート等であってもよい。
【0057】
上述の好適な実施例では、当該操作可能なインターフェースにおいて、ユーザーが異なる要素を1ページ内に自由に配置してもよい。
【0058】
図4は、本発明の好適な実施例によるモバイル端末の操作処理装置の構成を示すブロック図であり、
図4に示すように、モバイル端末40は、検出モジュール42と、コントロール生成モジュール44と、分類モジュール46と、操作実行モジュール48とを備え、モバイル端末において、上述した検出モジュール42、コントロール生成モジュール44、分類モジュール46、及び操作実行モジュール48は、それぞれ検出モジュール22、生成モジュール24、分類モジュール32、及び実行モジュール26と同様な機能を実現し、以下、該装置について説明する。
【0059】
検出モジュール42は、現在のインターフェースの要素にサポートされる全ての操作を検出するように構成される。
【0060】
コントロール生成モジュール44は、検出モジュールにより検出された実行可能な操作に合わせて、携帯電話のインターフェース上に、対応する操作コントロールを生成するように構成される。
【0061】
分類モジュール46は、ユーザーに操作されている操作コントロールのタイプによって、インターフェースにおける全ての要素を、モバイル端末により操作可能状態に設定された現在の操作コントロールによる操作を可能とする要素と、モバイル端末により操作不可状態に設定された現在の操作コントロールによる操作を不可能とする要素とに分けるように構成される。
【0062】
操作実行モジュール48は、ユーザーが操作コントロールを対応する操作可能要素にドラッグするインターフェース操作に応じて、対応する端末動作を実行するように構成される。
【0063】
ユーザーが画面におけるスライドとクリックとの2種類の操作により慣れているため、この好適な実施例で提供される方式により、ユーザーが携帯電話の機能を利用する時の操作感をさらに増加させ、ユーザー体験をより好適なものにする。
【0064】
この好適な実施例において、操作要素と被操作要素とを分離させることで、ユーザーが異なる要素を同一のページ内に自由に配置し、例えば、音楽とショートメッセージをまとめて配置することができ、ユーザーが音楽に関するコントロールを操作する際に、ショートメッセージが利用不可状態にある一方、音楽が操作不可状態にある。これにより、ユーザーの利用時の操作自由度を向上させるとともに、操作混乱を引き起こすことはなく、ユーザーに抜群の操作快感をもたらすことができる。
【0065】
(好適な実施例2)
図5は、本発明の好適な実施例によるモバイル端末の操作処理を示すフローチャートであり、
図5に示すように、この好適な実施例の方式が全てのモジュールに適用されるため、
図5において、携帯電話における代表的なサービスである音声呼開始を例として、好適な実施例に係る操作処理プロセスを説明し、当該フローチャートは以下のステップS502〜S524を含む。
【0066】
ステップS502:呼び出しを開始可能な要素、例えば、名刺ファイル、ダイヤル盤、ショートメッセージリスト等が存在するインターフェース上に、ドラッグ可能な呼び出しダイヤルコントロールを生成する。
【0067】
ステップS504:携帯電話が当該呼び出しダイヤルコントロールを含むインターフェースに移行した後、当該ダイヤルコントロールへのスライド操作を検出する。
【0068】
ステップS506:ダイヤルコントロールをドラッグする操作が発見されると、最終位置として番号に関連するインターフェース要素上までドラッグしているか否かを判定する。
【0069】
ステップS508:ダイヤルコントロールは、番号に関連するインターフェース要素上にドラッグされていなければ、自動的に元の位置に戻り、次回の操作を待つ。
【0070】
ステップS510:ダイヤルコントロールは、最後、番号に関連するインターフェース要素上にドラッグされていれば、当該要素が1つだけの番号に対応するか否かを判定する。
【0071】
ステップS512:当該インターフェース要素が、例えば、通話履歴の1件、番号を1つだけ含む名刺、又は本文に何ら番号も含まれていないショートメッセージ(1つの送信元番号だけを含む)等、1つだけの番号に対応していれば、当該番号への呼び出しを直接開始する。
【0072】
ステップS514:当該インターフェース要素が複数の番号に対応していれば、各番号(又は、当該番号に対応する他の識別情報、例えば、氏名、描出)を表示させるとともに、インターフェース上に、それぞれの番号への呼び出しを開始するためにダイヤルコントロールをスライドさせる対応する距離を提示する。
【0073】
ステップS516:ダイヤルコントロールへのスライド操作を検出する。
【0074】
ステップS518:所定の時間内にユーザーによる操作がなければ、ダイヤルコントロールが自動的に元の位置に戻り、今回の処理過程を終了させ、ユーザーによる次回の操作を待つ。
【0075】
ステップS520:ユーザーがダイヤルコントロールを適時に操作していれば、ユーザーによるダイヤルコントロールのドラッグ距離がある番号に対応する距離要求を満足するか否かを判定する。
【0076】
ステップS522:ユーザーの操作がいずれの番号に対応する要求も満足していなければ、ダイヤルコントロールが当該ユーザーによる操作直前の位置に戻り、ユーザーがスライド操作によりそれらから1つの番号を呼び出しに選択するのをさらに待つ。
【0077】
ステップS524:一方、ユーザーの操作がある番号に対応する距離要求を満足していれば、当該番号への呼び出しを直接開始する。
【0078】
上記ステップを経て、ダイヤルできる要素が存在するインターフェースのそれぞれに呼び出しダイヤルコントロールが存在する場合、ユーザーが呼び出しコントロールを、番号を含む任意の1つの要素上にドラッグすることで呼び出しを開始することができ、番号を含む要素に1つを超えた番号が含まれている場合、番号ごとにドラッグ操作特徴をインターフェースに表示させることになり、上記好適な実施例において、当該特徴とは、対応するドラッグ距離である。ユーザーによるダイヤルコントロールの操作がある番号に対応する特徴を満足すると、当該番号への呼び出しを開始する。
【0079】
当該操作処理装置は、検出モジュールと、コントロール生成モジュールと、分類モジュールと、操作実行モジュールとを備え、上述したモジュールは、実施例における検出モジュール42、コントロール生成モジュール44、分類モジュール46、及び操作実行モジュール48と同様な機能を実現し、以下、該装置について詳しく説明する。
【0080】
検出モジュールは現在のページにおける全ての要素にそれぞれサポートできる操作を検出し、検出の完了後、現在のページで実行可能な操作を全てコントロール生成モジュールに伝送し、コントロール生成モジュールはインターフェース上に、対応する操作コントロールを生成する。
【0081】
ユーザーがあるコントロールを操作した後、分類モジュールは、ユーザーが現在操作しているコントロールに応じて、インターフェースにおける全ての要素を操作可能要素と操作不可要素とに分けるとともに、操作可能要素を操作可能状態に、操作不可要素を操作不状態にセットするように発効する。ユーザーが現在の操作コントロールを操作して、ある操作可能要素への操作を開始し、例えば、当該操作コントロールを当該操作可能要素上にドラッグする場合、操作実行モジュールを、当該要素に対してユーザーによる当該操作を実行させるように起動する。
【0082】
最後、携帯電話のインターフェース、アプリケーションプログラム及び無線周波数などが当該操作に応答し、全体の操作プロセスが終了する。
【0083】
以下、具体的な応用場面を結合しながら本発明の好適な実施例及び実施形態を説明する。
【0084】
図6は、本発明の好適な実施例による通話履歴からの呼び出しの開始を示す図であり、
図6に示すように、
当該操作コントロールが画面の下側にある。
図6に示すように、当該ページにおいて、連絡先の氏名についてメッセージ、電話操作を行うことができ、電話番号について、この2つの操作に加え、名刺として保存する操作を行うこともできるため、画面の下側において、メッセージ、電話、保存という3つの操作コントロールを自動的にページに生成させる。
【0085】
ユーザーが指で電話ダイヤルコントロールを氏名1にドラッグすると、携帯電話が、当該操作への応答として、氏名1をダイヤル呼び出しする。
【0086】
図7は、本発明の好適な実施例によるショートメッセージモジュールの応用を示す図であり、
図7に示すように、
ショートメッセージリストに複数件のショートメッセージがあり、送信元が氏名1である最新のショートメッセージの本文には何ら番号も含まれておらず、送信元が氏名2である最新のショートメッセージの本文には、電話番号として識別された番号が1つ含まれ、送信元が氏名1である最新のショートメッセージの本文には、電話番号として識別された番号が2つ含まれるとする。
【0087】
この好適な実施例において、現在のインターフェースで操作可能な要素はショートメッセージしかなく、ショートメッセージで操作可能な要素はショートメッセージの送信元、ショートメッセージ本文における番号を含む。ショートメッセージに対応する操作がメッセージの開き、削除、返信を含み、また、ショートメッセージの送信元、ショートメッセージ本文における番号に対応する操作として、メッセージへの返信、呼び出しがあるため、現在のインターフェースに開き、削除、返信、呼び出しという4つの操作コントロールを表示させる。
【0088】
ユーザーが呼び出しコントロールを、氏名2が存在するショートメッセージにドラッグするように操作する場合、当該ショートメッセージにそれぞれ、氏名2とショートメッセージにおける電話番号である番号2という2つの呼び出し可能な要素があるため、この好適な実施例において、ユーザーが操作コントロールを再び操作してそれらから1つを呼び出しに選択することが必要である。
【0089】
この好適な実施例において、異なる目標位置を用いて操作要素を区別することにより、ユーザーが呼び出しコントロールを氏名2が存在する箇所にドラッグした後、インターフェースにおける他の要素のいずれも操作不可状態となり、異なる位置に氏名2と番号2という2つの呼び出し可能な対象が出現し、この場合、ユーザーが再び呼び出しコントロールを氏名2上にドラッグすると、氏名2への呼び出し操作を直接開始する。
【0090】
図8は、本発明の好適な実施例による緊急呼び出し機能を示す図であり、
図8に示すように、
現在、国内では、呼び出し可能な緊急呼び出し番号及びこれら番号に対応する機能を知らないユーザーが少なくない。結果、多くの緊急状況下でどのような番号を呼び出すべきか、ユーザーが迷ってしまう。この好適な実施例において、緊急呼び出しインターフェースがダイヤル盤の存在を必須とする現状を徹底的に変えることができる。
図8に示すように、緊急呼び出しインターフェースにおいて、呼び出し可能な要素として、火災、盗難、急病通報番号等の固定電話番号があり、ユーザーが記憶通りに入力する際に、番号と機能との対応関係が混乱になってしまうのを回避するために、これらの番号を自動的に生成させてインターフェース上に設定することができる。
【0091】
これらの緊急呼び出し番号について、緊急呼び出しを開始する操作しが実行できないため、緊急呼び出しコントロールを設定し、表示効果といえば、ユーザーが手を使って呼び出しダイヤルコントロールを緊急呼び出しコントロール上にドラッグする際に、携帯電話に、呼び出し可能な緊急呼び出し番号又は対応する機能を自動的に表示させ(例えば、「救急電話」を120として直接表示し、「交通事故」を114として直接表示する)、さらに、如何にして呼び出しダイヤルコントロールをドラッグして当該緊急呼び出しを開始するかユーザーを案内するようにし、
図9の実施例において、ユーザーがドラッグ距離によってどの番号を呼び出すか選択することができるのは明らかなことであり、かなり自由でユーザー体験が優れている操作方式となり、ユーザーがコントロールをどの方向へドラッグしても、最終的にドラッグした距離がある要素の判定基準に達していれば、当該要素への緊急呼び出しを直接開始する。
【0092】
この好適な実施例において、ユーザーは緊急呼び出し番号を記憶する必要はなく、いつでも所要の緊急呼び出しを簡単に開始することができる。
【0093】
携帯電話端末のアプリケーションにおいて、ユーザーが操作するにつれ、現在のインターフェースにおける一部の要素が隠れたり消えたりすることがあり、この好適な実施例では、操作可能な操作コントロールを自動的に更新することができる。
【0094】
図9は、本発明の好適な実施例によるページめくり操作を示す図であり、
図9に示すように、例えば、ブラウザにおいて、ブラウザのページに呼び出しを開始可能な番号が存在することがあるが、ユーザーによるページめくり等の操作に伴って、これらの番号が消えてしまうこともある。この場合、該ページにおける呼び出し可能な番号の有無によって、該ページに呼び出しダイヤルコントロールを表示させる必要があるか否かを自動的に判定することができる。
【0095】
図9に示すように、ブラウザの閲覧ページに呼び出し可能な番号が存在する場合、ブラウザに呼び出しダイヤルコントロールを表示させ、ユーザーが該コントロールを番号上にドラッグすれば、呼び出しを直接開始することができる。ユーザーがページにおける表示内容を変更させることにより番号を消えさせると、ダイヤルコントロールも消える。
【0096】
従来技術に比べ、このような方法は、操作が簡便であるだけでなく、呼び出しダイヤルコントロールを表示させたり消えさせたりすることにより、ユーザーをある程度案内するように機能することができる。
【0097】
もちろん、当業者にとって、上記の本発明に係る各モジュール又は各ステップは汎用の演算装置によって実現することができ、単独の演算装置に集中させることができるし、或いは、複数の演算装置からなるネットワークに分布させることもでき、或いは、演算装置が実行可能なプログラムコードによって実現することで、それらを記憶装置に記憶させて演算装置によって実行することもでき、或いは、それらを夫々集積回路モジュールに作製し、或いはそのうちの複数のモジュール又はステップを単一の集積回路モジュールに作製して実現可能であることは明らかなことである。このように、本発明の実施例は如何なる特定のハードウェアとソフトウェアの組み合わせにも限定されない。
【0098】
以上は、本発明の好適な実施例に過ぎず、本発明を限定することは意図していない。当業者であれば、本発明に様々な変更や変形が可能である。本発明の思想や原則内の如何なる修正、均等の置き換え、改良なども、本発明の保護範囲内に含まれるべきである。