特許第6275189号(P6275189)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6275189コンテンツにリンク情報を登録するサービス方法およびシステム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6275189
(24)【登録日】2018年1月19日
(45)【発行日】2018年2月7日
(54)【発明の名称】コンテンツにリンク情報を登録するサービス方法およびシステム
(51)【国際特許分類】
   G06F 13/00 20060101AFI20180129BHJP
   G06Q 30/02 20120101ALI20180129BHJP
   G06F 12/00 20060101ALI20180129BHJP
【FI】
   G06F13/00 540F
   G06Q30/02 470
   G06F12/00 546B
【請求項の数】20
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2016-94006(P2016-94006)
(22)【出願日】2016年5月9日
(65)【公開番号】特開2016-212882(P2016-212882A)
(43)【公開日】2016年12月15日
【審査請求日】2016年5月9日
(31)【優先権主張番号】10-2015-0064721
(32)【優先日】2015年5月8日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】505205812
【氏名又は名称】ネイバー コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】NAVER Corporation
(74)【代理人】
【識別番号】110000408
【氏名又は名称】特許業務法人高橋・林アンドパートナーズ
(72)【発明者】
【氏名】パク ソンミン
【審査官】 安藤 一道
(56)【参考文献】
【文献】 特開2002−108941(JP,A)
【文献】 特表2010−515180(JP,A)
【文献】 特開2012−013775(JP,A)
【文献】 特開2002−304477(JP,A)
【文献】 特開2002−063103(JP,A)
【文献】 国際公開第2014/065466(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 13/00
G06F 12/00
G06Q 30/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータによって実現されるリンク登録サービス方法であって、
コンテンツ作成者の端末から、リンク情報の登録許容の可否を示す権限及び前記リンク情報の変更の可否を示す権限が設定された少なくとも1つのコンテンツを受信し、
リンク登録者の端末から、前記コンテンツを通じて外部ページへの接続を提供するリンク情報の登録要請を受信し、
前記権限に基づき、推薦されたコンテンツに前記登録要請されたリンク情報を登録し、
前記リンク情報が登録されたコンテンツをユーザ端末に提供し、
前記ユーザ端末から画面に表示される前記リンク情報が登録されたコンテンツが選択されることにより、前記画面を前記リンク情報に該当する外部ページに切り換える、リンク登録サービス方法。
【請求項2】
前記ユーザ端末は、
前記リンク情報が登録されたコンテンツが表示される画面に、前記リンク情報に関する情報、および前記外部ページに関する情報を表示しないこと
を特徴とする、請求項1に記載のリンク登録サービス方法。
【請求項3】
前記リンク情報を登録することは、
前記推薦されたコンテンツに前記リンク情報以外のリンク情報が事前に登録されていた場合、入札競争に基づき、前記推薦されたコンテンツに事前に登録されていたリンク情報を前記リンク情報に変更して登録すること
を特徴とする、請求項1に記載のリンク登録サービス方法。
【請求項4】
前記リンク情報を登録することは、
前記推薦されたコンテンツに前記リンク情報以外のリンク情報が事前に登録されていた場合、予め設定された基準時間まで、前記推薦されたコンテンツに事前に登録されていたリンク情報を前記リンク情報に変更せずに維持すること
を特徴とする、請求項1に記載のリンク登録サービス方法。
【請求項5】
前記リンク情報を登録することは、
前記推薦されたコンテンツに複数のリンク情報の登録が要請された場合、入札競争に基づき、前記推薦されたコンテンツに登録されるリンク情報を決めること
を特徴とする、請求項1に記載のリンク登録サービス方法。
【請求項6】
前記リンク情報を登録することは、
受信したコンテンツを対象に、前記権限に基づいてリンク情報の登録が可能なコンテンツを抽出し、
前記抽出したコンテンツを対象に、前記リンク情報と関連する検索語に該当するコンテンツを決め、
前記決まったコンテンツを前記リンク登録者の端末に提供すること
を含む、請求項1に記載のリンク登録サービス方法。
【請求項7】
前記リンク情報を登録することは、
前記決まったコンテンツのうち、前記リンク登録者の端末で選択されたコンテンツに前記リンク情報を登録すること
を特徴とする、請求項6に記載のリンク登録サービス方法。
【請求項8】
前記リンク情報を登録することは、
前記推薦されたコンテンツを構成する複数のオブジェクト(object)を対象に、互いに異なるリンク情報を登録すること
を特徴とする、請求項1に記載のリンク登録サービス方法。
【請求項9】
前記権限が設定された少なくとも1つのコンテンツを受信することは、
前記コンテンツ作成者の端末から、前記リンク情報をコンテンツに登録が不可能なように権限が設定されたコンテンツを受信すること
を特徴とする、請求項1に記載のリンク登録サービス方法。
【請求項10】
前記リンク情報が登録されたコンテンツが選択され、前記画面が前記外部ページに切り換わった場合、前記外部ページへのユーザ流入による課金情報を生成すること
をさらに含む、請求項1に記載のリンク登録サービス方法。
【請求項11】
前記リンク情報が登録されたコンテンツが選択され、前記画面が前記外部ページに切り換わった場合、前記外部ページへのユーザ流入による報酬情報を生成すること
をさらに含む、請求項1に記載のリンク登録サービス方法。
【請求項12】
コンピュータシステムがコンテンツにリンクを登録するサービスを提供するように制御する命令(instruction)を含むコンピュータで読み取り可能な記録媒体であって、
前記命令は、
コンテンツ作成者の端末から、リンク情報の登録許容の可否を示す権限及び前記リンク情報の変更の可否を示す権限が設定された少なくとも1つのコンテンツを受信し、
リンク登録者の端末から、前記コンテンツを通じて外部ページへの接続を提供するリンク情報の登録要請を受信し、
前記権限に基づき、推薦されたコンテンツに前記登録要請されたリンク情報を登録し、
前記リンク情報が登録されたコンテンツをユーザ端末に提供すること
を含む方法によって前記コンピュータシステムを制御し、
前記ユーザ端末から画面に表示される前記リンク情報が登録されたコンテンツが選択されことにより、前記画面を前記リンク情報に該当する外部ページに切り換えること
を特徴とする、コンピュータで読み取り可能な記録媒体。
【請求項13】
コンテンツ作成者の端末から、リンク情報の登録許容の可否を示す権限及び前記リンク情報の変更の可否を示す権限が設定された少なくとも1つのコンテンツを受信し、リンク登録者の端末から、前記コンテンツを通じて外部ページへの接続を提供するリンク情報の登録要請を受信する情報受信部、
前記権限に基づき、推薦されたコンテンツに前記登録要請されたリンク情報を登録するリンク登録部、および
前記リンク情報が登録されたコンテンツをユーザ端末に提供するサービス提供部
を備え、
前記ユーザ端末から画面に表示される前記リンク情報が登録されたコンテンツが選択されることにより、前記画面を前記リンク情報に該当する外部ページに切り換えること
を含む、リンク登録サービスシステム。
【請求項14】
前記ユーザ端末は、
前記リンク情報が登録されたコンテンツが表示される画面に、前記リンク情報に関する情報、および前記外部ページに関する情報を表示しないこと
を特徴とする、請求項13に記載のリンク登録サービスシステム。
【請求項15】
前記リンク登録部は、
前記推薦されたコンテンツに前記リンク情報以外のリンク情報が事前に登録されていた場合、入札競争に基づき、前記推薦されたコンテンツに事前に登録されていたリンク情報を前記リンク情報に変更して登録すること
を特徴とする、請求項13に記載のリンク登録サービスシステム。
【請求項16】
前記リンク登録部は、
前記推薦されたコンテンツに前記リンク情報以外のリンク情報が事前に登録されていた場合、予め設定された基準時間まで、前記推薦されたコンテンツに事前に登録されていたリンク情報を前記リンク情報に変更せずに維持すること
を特徴とする、請求項13に記載のリンク登録サービスシステム。
【請求項17】
前記リンク登録部は、
受信したコンテンツを対象に、前記権限に基づいてリンク情報の登録が可能なコンテンツを抽出し、抽出したコンテンツを対象に、前記リンク情報と関連する検索語に該当するコンテンツを決め、前記決まったコンテンツを前記リンク登録者の端末に提供すること
を特徴とする、請求項13に記載のリンク登録サービスシステム。
【請求項18】
前記情報受信部は、
複数のリンク情報が前記コンテンツに登録要請される場合、前記コンテンツ作成者の端末から、入札競争のために利用される入札価格の範囲が指定されたコンテンツを受信すること
を特徴とする、請求項13に記載のリンク登録サービスシステム。
【請求項19】
前記情報受信部は、
前記コンテンツ作成者の端末から、前記リンク情報をコンテンツに登録が不可能なように権限が設定されたコンテンツを受信すること
を特徴とする、請求項13に記載のリンク登録サービスシステム。
【請求項20】
前記リンク情報が登録されたコンテンツが選択され、前記画面が前記外部ページに切り換わった場合、前記外部ページへのユーザ流入による課金情報または報酬情報を生成する情報生成部
をさらに備える、請求項13に記載のリンク登録サービスシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、コンテンツ作成者が登録したコンテンツにアウトリンク(outlink)を設定して当該ウェブページへの接続を提供する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、モバイルインターネット技術の発達に伴ってスマートフォンなどのユーザ端末が大衆化しており、ユーザ端末におけるモバイルインターネットの使用が増加している。
【0003】
モバイルインターネットの発達に付随し、ユーザは、端末にインストールしたソーシャルネットワークサービス(Social Network Service)専用アプリケーションを実行することにより、知人や友達などに直接会わなくても日常を共有することができるようになった。
【0004】
ユーザは、SNSで結ばれた友達とチャットを行うことはもちろん、写真や動画なども共有することができる。同じ関心事をもつユーザ同士がSNSで近しい関係を構築するケースが増えていることから、SNSを利用した広告も増加している。
【0005】
SNSを利用した広告モデルの一例として、特許文献1には、広告主端末機から収集した広告を許可されたユーザ端末機に提供し、提供された広告にクリックが発生することによってユーザ端末機に報酬を提供する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】韓国登録特許10−1436390号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
複数のコンテンツ作成者からリンク情報が設定されていないコンテンツを受信し、リンク情報のみを有しているリンク登録者からリンク情報の登録を受け、受信したコンテンツにリンク情報を登録して提供するリンク登録サービス方法、システム、および記録媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
コンピュータによって実現されるリンク登録サービス方法は、コンテンツ作成者の端末から、リンク情報の登録許容の可否を示す権限が設定された少なくとも1つのコンテンツを受信し、リンク登録者の端末から、前記コンテンツを通じて外部ページへの連結を提供するリンク情報の登録要請を受信し、前記権限に基づき、推薦されたコンテンツに前記登録要請されたリンク情報を登録し、前記リンク情報が登録されたコンテンツをユーザ端末に提供し、前記ユーザ端末から画面に表示される前記リンク情報が登録されたコンテンツが選択されることにより、前記画面を前記リンク情報に該当する外部ページに切り換えてもよい。
【0009】
コンピュータシステムがコンテンツにリンクを登録するサービスを提供するように制御する命令(instruction)を含むコンピュータで読み取り可能な媒体であって、前記命令は、コンテンツ作成者の端末から、リンク情報の登録許容の可否を示す権限が設定された少なくとも1つのコンテンツを受信し、リンク登録者の端末から、前記コンテンツを通じて外部ページへの接続を提供するリンク情報の登録要請を受信し、前記権限に基づき、推薦されたコンテンツに前記登録要請されたリンク情報を登録し、前記リンク情報が登録されたコンテンツをユーザ端末に提供することを含む方法によって前記コンピュータシステムを制御し、前記ユーザ端末から画面に表示される前記リンク情報が登録されたコンテンツが選択されることにより、前記画面を前記リンク情報に該当する外部ページに切り換えてもよい。
【0010】
リンク登録サービスシステムは、コンテンツ作成者の端末から、リンク情報の登録許容の可否を示す権限が設定された少なくとも1つのコンテンツを受信し、リンク登録者の端末から、前記コンテンツを通じて外部ページへの連結を提供するリンク情報の登録要請を受信する情報受信部、前記権限に基づき、推薦されたコンテンツに前記登録要請されたリンク情報を登録するリンク登録部、および前記リンク情報が登録されたコンテンツをユーザ端末に提供するサービス提供部を備え、前記ユーザ端末から画面に表示される前記リンク情報が登録されたコンテンツが選択されることにより、前記画面を前記リンク情報に該当する外部ページに切り換えてもよい。
【発明の効果】
【0011】
本発明の実施形態によると、複数のコンテンツ作成者からリンク情報が設定されていないコンテンツを受信し、リンク情報のみを有しているリンク登録者からリンク情報の登録を受け、受信したコンテンツに設定された権限に基づいて当該コンテンツにリンク情報を登録して提供することにより、コンテンツ上に分別なく存在するリンク情報によるサービス品質の低下を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の一実施形態における、リンク登録サービスシステムと通信する端末の概括的な様子を示した図である。
図2】本発明の一実施形態における、コンテンツ作成者の端末で生成されるコンテンツの一例を示した図である。
図3】本発明の一実施形態における、リンク登録サービスシステムの内部構成を説明するためのブロック図である。
図4】本発明の一実施形態における、リンク登録サービス方法を示したフローチャートである。
図5】本発明の一実施形態における、コンテンツを表示するユーザ端末の画面を示した図である。
図6】本発明の一実施形態における、リンク登録サービスシステムに登録されたリンク情報を対象にして推薦コンテンツを決める動作を説明したフローチャートである。
図7】本発明の一実施形態における、権限が設定されたコンテンツの状態を示した図である。
図8】本発明の一実施形態における、コンテンツに登録されたリンク情報を通じて外部ページに連結する動作を説明するために提供された図である。
図9】本発明の一実施形態における、1つのコンテンツに登録された複数のリンク情報を説明するために提供された図である。
図10】本発明の一実施形態における、コンテンツにリンク情報を登録することによって発生する課金情報および報酬情報を説明するために提供されたフローチャートである。
図11】本発明の一実施形態における、コンピュータシステムの内部構成の一例を説明するためのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】
本実施形態は、インターネットまたはモバイルインターネット上で提供されるウェブページにて特定のコンテンツを選択した場合に、選択したコンテンツに登録されたアウトリンク(outlink)を提供するすべてのリンク情報登録サービスシステムに適用することができる。例えば、ポータルウェブサイト、SNS、ショッピングサイトなどで提供されるコンテンツをクリックした場合、クリックしたコンテンツに登録されたランディングページ(landing page)を提供するすべてのサービス分野に適用することができる。特に、本実施形態は、ハッシュタグとコンテンツを主とするSNSにて、コンテンツ本来のサービス品質がリンク情報によって低下しないようにするために利用することができる。
【0015】
本明細書において、「コンテンツ」とは、インターネットまたはモバイルインターネットを介して提供される情報であって、イメージ、動画、ゲーム、映画、ミュージックビデオ、音楽、オーディオ、音声、文字、符号などを包括したものを意味する。
【0016】
本明細書において、「リンク情報」とは、アウトリンク(outlink)を示すものであって、「リンク情報」には、現在のウェブページを外部ページに自動接続するためのアドレス情報(Uniform Resource Locator:URL)が含まれてもよい。「外部ページ」は、リンク情報が登録されたコンテンツと関連する詳細情報を含み、リンク登録サービスシステム以外の外部サーバから提供されるウェブページであって、外部ページの一例としては、ランディングページ(landing page)が挙げられる。
【0017】
本明細書において、コンテンツ作成者の端末、リンク登録者の端末およびユーザ端末とは、PC、スマートフォン(smart phone)、タブレット(tablet)、ノート型パンコンなどであって、コンピュータ処理機能を備えるすべての端末を意味する。以下では、各端末の主要役割にしたがい、コンテンツ作成者の端末、リンク登録者の端末およびユーザ端末に区分して説明する。
【0018】
本明細書において、「ハッシュタグ(hash tag)」とは、予め指定しておいた記号の後ろに特定の単語を入れることによって特定の主題に対する単語であることを表現するものであって、例えば「#フィギュア」とした場合には、この単語はフィギュアに関連するものであることを意味する。
【0019】
図1は、本発明の一実施形態における、リンク登録サービスシステムと通信する端末の概括的な様子を示した図である。図1では、リンク登録サービスシステム100、コンテンツ作成者の端末110、リンク登録者の端末120およびユーザ端末130を示している。図1では、コンテンツ作成者の端末110、リンク登録者の端末120およびユーザ端末130が1つである場合を例示的に示しているが、これは一例に過ぎず、リンク登録サービスシステム100と通信するコンテンツ作成者の端末110、リンク登録者の端末120およびユーザ端末130は複数が存在してもよい。
【0020】
図1に示す双方向矢印は、リンク登録サービスシステム100と、コンテンツ作成者の端末110、リンク登録者の端末120、ユーザ端末130との間で有線/無線ネットワークを介してデータが送受信されることを意味している。
【0021】
コンテンツ作成者の端末110、リンク登録者の端末120およびユーザ端末130は、PC、スマートフォン(smart phone)、タブレット(tablet)、ノート型パンコンなどであって、リンク登録サービスシステム100と関連のあるウェブ/モバイルサイトへの接続、またはサービス専用アプリケーション(以下、「サービスアプリ」と称する。)のインストールおよび実行が可能なすべての端末装置を意味する。ここで、コンテンツ作成者の端末110、リンク登録者の端末120、およびユーザ端末130は、ウェブ/モバイルサイトへの接続またはサービスアプリの制御下で、サービス画面の構成、データ入力、データ送受信、データ格納などのようなサービス全般の動作を実行する。
【0022】
コンテンツ作成者の端末110は、イメージや動画などのコンテンツを生成し、生成したコンテンツをリンク登録サービスシステム100にアップロードしてもよい。このとき、コンテンツ作成者の端末110は、リンク情報を何も含んでいないコンテンツをリンク登録サービスシステム100にアップロードしてもよい。例えば、コンテンツ作成者の端末110は、リンク登録サービスシステム100と関連のあるウェブ/モバイルサイトに接続したり、コンテンツ作成者の端末110にインストールされたサービスアプリを実行したりすることによって形成されたユーザインタフェースを利用することで、前記生成したコンテンツをリンク登録サービスシステム100に送信してもよい。
【0023】
リンク登録者の端末120は、リンク登録サービスシステム100にアップロードされたコンテンツを対象とし、登録しようとする1つ以上のリンク情報の登録をリンク登録サービスシステム100に要請し、要請したリンク情報をリンク登録サービスシステム100に送信してもよい。例えば、リンク登録者の端末120は、リンク登録サービスシステム100と関連のあるウェブ/モバイルサイトに接続したり、端末120にインストールされたサービスアプリを実行したりすることによって形成されたユーザインタフェースを利用して1つ以上のリンク情報の登録をリンク登録サービスシステム100に要請し、前記ユーザインタフェースを利用して当該リンク情報をリンク登録サービスシステム100に送信してもよい。
【0024】
ここで、リンク情報とは、アウトリンク(outlink)であって、リンク情報が登録されたコンテンツが選択された場合に、選択されたコンテンツと関連のあるランディングページ(landing page)に接続するためのURLを含んでもよい。1つのリンク登録者の端末120から複数のリンク情報の登録が要請されてもよい。
【0025】
リンク登録サービスシステム100は、クライアント(client)であるコンテンツ作成者の端末110、リンク登録者の端末120およびユーザ端末130を対象にしてソーシャルネットワークサービス(SNS)を提供するサービスプラットフォームの役割をする。特に、リンク登録サービスシステム100は、コンテンツ作成者の端末110、リンク登録者の端末120およびユーザ端末130に、ソーシャルネットワークサービスを通じてコンテンツやリンク情報などを登録するためのサービスを提供するためにユーザインタラクション(interaction)が入力されるユーザインタフェースを提供してもよい。ここで、リンク登録サービスシステム100は、ユーザ端末130上にアプリケーション形態で実現されてもよいが、これに限定されることはなく、クライアント−サーバ環境でソーシャルネットワークサービスなどを提供するサービスプラットフォームに含まれる形態で実現されてもよい。
【0026】
リンク登録サービスシステム100は、コンテンツ作成者の端末110から権限が設定されたコンテンツを受信し、リンク登録者の端末120からリンク情報の登録要請および要請されたリンク情報を受信してもよい。リンク登録サービスシステム100は、コンテンツに設定された権限を確認し、受信したコンテンツのうちでリンク登録者の端末120に推薦するコンテンツを決め、決まったコンテンツのうちでリンク登録者の端末120によって選択されたコンテンツに、リンク登録者の端末120から登録要請されたリンク情報を登録してもよい。例えば、コンテンツ1が選択された場合に、リンク登録サービスシステム100は、コンテンツ1をクリックすれば外部ページ(例えば、ランディングページ)に接続されるように、リンク登録者の端末120から提供されたリンク情報1をコンテンツ1に登録してもよい。なお、コンテンツに設定される権限についての詳細は、後述する。
【0027】
このように、リンク登録サービスシステム100は、SNSやブログなどにアップロードされたコンテンツを対象としてリンク登録者の端末120から受信したリンク情報を登録させる仲介の役割をなすことができ、リンク登録者の端末120は、コンテンツを直接生成しなくても、自身が所望するランディングページと関連をもつリンク情報を所望するコンテンツに登録させることができる。言い換えれば、リンク登録者の端末120は、特定のコンテンツを選択(例えば、クリックやタッチなど)したときのアウトランディング(out landing)をリンク登録サービスシステム100から購入することができる。
【0028】
ユーザ端末130は、リンク登録サービスシステム100と関連のあるウェブ/モバイルサイトに接続したり、ユーザ端末130にインストールされたサービスアプリを実行したりすることにより、リンク登録サービスシステム100に登録されたコンテンツを含むウェブページをユーザ端末130の画面に表示してもよい。ここで、ユーザ端末130でリンク情報が登録されたコンテンツが選択されると、ユーザ端末130の画面は、選択されたコンテンツに登録されたリンク情報に該当する外部ページに切り換わってもよい。ユーザ端末130は、リンク登録者の端末120またはコンテンツ作成者の端末110になってもよいし、リンク登録サービスシステム100と関連のあるウェブ/モバイルサイトに接続したり、サービスアプリを実行したりするすべての端末になってもよい。
【0029】
図2は、本発明の一実施形態における、コンテンツ作成者の端末で生成されるコンテンツの一例を示した図である。
【0030】
コンテンツ作成者の端末200は、イメージ、動画、ミュージックビデオなどのコンテンツを1つ以上生成してもよい。コンテンツ作成者の端末200は、自身が生成したコンテンツに、他の端末(例えば、リンク登録者の端末)でリンク情報の登録を許容するか否か、および登録されているリンク情報を変更するか否かを示す権限を設定してもよい。
【0031】
一例として、コンテンツ作成者の端末200は、コンテンツ1〜コンテンツ3を生成することもあるし、N個のコンテンツを生成することもある。ここで、コンテンツ1〜3をリンク登録サービスシステム100に送信しようとした場合、コンテンツ作成者の端末200は、リンク情報の登録を許容するか否かを示す表示情報、およびリンク情報の変更を許容するか否かを示す表示情報を利用して当該コンテンツに権限を設定してもよい。
【0032】
例えば、リンク情報の登録を許容する場合、コンテンツ作成者の端末200に表示されるコンテンツアップロード画面210でコンテンツ2およびコンテンツ3の表示情報(202、203)が選択されることにより、コンテンツ2とコンテンツ3には、リンク情報の登録を許容するという権限が設定されるようになる。コンテンツ1の表示情報(201)が選択されなかった場合、コンテンツ1には、リンク情報の登録を許容しないという権限が設定されるようになる。さらに、コンテンツ作成者の端末200は、当該コンテンツに登録されているリンク情報を変更するように許容するか否かを設定してもよい。例えば、コンテンツ2の表示情報(205)が選択されることにより、コンテンツ作成者の端末200は、コンテンツ2に、登録されているリンク情報が入札競争などによって変更可能なように許容する権限を設定してもよい。コンテンツ1およびコンテンツ3の表示情報(204、206)が選択されなかった場合、コンテンツ作成者の端末200は、コンテンツ1およびコンテンツ3に、リンク情報の変更が不可能であることを示す権限を設定してもよい。
【0033】
言い換えれば、コンテンツ作成者がコンテンツを他の用途として利用されたくなく、自身が作成した固有の状態のままで提供されることを望む場合、コンテンツ作成者の端末200は、コンテンツ1のように、リンク情報の登録を許容しないことに加え、リンク情報の変更も許容しないように権限を設定することができる。また、コンテンツ作成者の端末200は、コンテンツ2のように、他の端末がアップロードしたリンク情報をコンテンツに登録するように許容することに加え、コンテンツに登録されているリンク情報も他の端末がアップロードしたリンク情報に変更できるように権限を設定することもできる。さらに、コンテンツ作成者の端末200は、コンテンツ3のように、リンク情報の登録は許容するが、リンク情報は変更できないように権限を設定することにより、特定のユーザにコンテンツ3の独占権を付与することもできる。
【0034】
図3は、本発明の一実施形態における、リンク登録サービスシステムの内部構成を説明するためのブロック図であり、図4は、本発明の一実施形態における、リンク登録サービス方法を示したフローチャートである。
【0035】
本実施形態に係るリンク登録サービスシステム300は、プロセッサ310、バス320、ネットワークインタフェース330、データベース340、およびメモリ350を備えてもよい。メモリ350は、オペレーティングシステム351およびサービス提供ルーチン352を含んでもよい。プロセッサ310は、情報受信部311、リンク登録部312、サービス提供部313および情報生成部314を含んでもよい。他の実施形態において、リンク登録サービスシステム300は、図3の構成要素よりもさらに多くの構成要素を備えてもよい。しかし、大部分の従来の技術的な構成要素を明確に図に示す必要はない。例えば、リンク登録サービスシステム300は、ディスプレイやトランシーバ(transceiver)のような他の構成要素を含んでもよい。
【0036】
メモリ350は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体であって、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)、およびディスクドライブのような永久大容量記録装置(permanent mass storage device)を含んでよい。また、メモリ350には、オペレーティングシステム351およびサービス提供ルーチン352のためのプログラムコードが格納されてもよい。このようなソフトウェア構成要素は、ドライブメカニズム(drive mechanism)(図示せず)を利用してメモリ350とは別のコンピュータで読み取り可能な記録媒体からロードされてもよい。このような別のコンピュータで読み取り可能な記録媒体は、フロッピ(登録商標)ドライブ、ディスク、テープ、DVD/CD−ROMドライブ、メモリカードなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体(図示せず)を含んでよい。他の実施形態において、ソフトウェア構成要素は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体ではないネットワークインタフェース330を利用してメモリ350にロードされてもよい。
【0037】
バス320は、リンク登録サービスシステム300の構成要素間の通信およびデータ送信を可能にする。バス320は、高速シリアルバス、パラレルバス、SAN(Storage Area Network)、および/または他の適切な通信技術を利用して構成されてもよい。
【0038】
ネットワークインタフェース330は、リンク登録サービスシステム300をコンピュータネットワークに接続するためのコンピュータハードウェア構成要素であってよい。ネットワークインタフェース330は、リンク登録サービスシステム300を無線または有線接続を介してコンピュータネットワークに接続させてもよい。
【0039】
データベース340は、権限が設定されたコンテンツと、当該コンテンツをアップロードしたコンテンツ作成者の端末110のIDとをマッチングさせて格納および管理してもよい。データベース340は、リンク情報と、当該リンク情報をアップロードしたリンク登録者の端末120のIDとをマッチングさせて格納および管理してもよい。ここで、コンテンツ作成者の端末110のIDやリンク登録者の端末120のIDは、MACアドレスなどである。さらに、リンク情報が特定のコンテンツに登録された場合、データベース340は、リンク情報の識別情報と登録された特定のコンテンツの識別情報とをマッチングさせて格納および管理してもよい。このとき、1つのコンテンツに複数のリンク情報が登録されてもよい。
【0040】
データベース340は、リンク登録サービスシステム300内に含まれてもよいし、必要によっては、ユーザ端末130またはこの両者すべてに含まれてもよいし、リンク登録サービスシステム300とは別の他のシステム上に構築された外部データベースとして存在してもよい。
【0041】
プロセッサ310は、基本的な算術、ロジック、およびリンク登録サービスシステム300の入出力演算を実行することにより、コンピュータプログラムの命令を処理するように構成されてもよい。命令は、メモリ350またはネットワークインタフェース330によって、バス320を介してプロセッサ310に提供されてもよい。プロセッサ310は、情報受信部311、リンク登録部312、サービス提供部313および情報生成部314のためのプログラムコードを実行するように構成されてよい。このようなプログラムコードは、メモリ350のような記録装置に格納されてもよい。
【0042】
情報受信部311、リンク登録部312、サービス提供部313および情報生成部314は、図4のステップ410〜ステップ440、図6のステップ610〜ステップ640、および図10のステップ1010〜ステップ1020を実行するために構成されてもよい。
【0043】
ステップ410で、情報受信部311は、コンテンツ作成者の端末110から、リンク情報の登録許容の可否および変更の可否を示す権限が設定されたコンテンツを1つ以上受信してもよい。このとき、コンテンツには権限が設定されているだけで、リンク情報は何も登録されていない状態で受信されてもよい。
【0044】
ステップ420で、情報受信部311は、リンク登録者の端末120から、1つ以上のリンク情報の登録要請を受信してもよく、要請されたリンク情報を受信してもよい。情報受信部311は、リンク登録者の端末120からURL情報が含まれたリンク情報を受信するだけで、イメージ、動画、音楽などのコンテンツは受信されなくてもよい。
【0045】
例えば、情報受信部311は、ユーザ端末130でコンテンツ1がクリック(click)された場合に、ユーザ端末130を外部ページ(例えば、ランディングページ)に接続させるためのURL情報が含まれたアウトリンクを受信してもよい。このとき、リンク登録者が、1つのコンテンツに含まれたオブジェクト(object)別に異なるリンク情報を登録するために複数のリンク情報それぞれに対する登録を要請した場合、リンク登録部312は、1つのコンテンツを対象として登録が要請された複数のリンク情報を登録してもよい。なお、オブジェクト毎に識別子を有し、オブジェクトの識別子とコンテンツの識別子とを対応させて管理する。例えば、リンク登録者がリンクを登録しようとするオブジェクトをタッチすると、イメージプロセッサによって、タッチされた地点に相当するオブジェクトが認識され、当該オブジェクトにリンク情報を登録することができる。
【0046】
ステップ430で、リンク登録部312は、コンテンツ作成者の端末110で生成されたコンテンツに、リンク登録者の端末120から受信したリンク情報を登録してもよい。
【0047】
例えば、リンク登録部312は、受信したコンテンツを対象に、リンク登録者の端末120から登録要請されたリンク情報を登録するためのコンテンツを決めてもよい。もっとも、リンク登録部312がリンク情報を登録することができるコンテンツは、リンク情報の登録を許容する権限が設定されたコンテンツである。そこで、リンク登録部312は、コンテンツ作成者の端末110で作成されたコンテンツにリンク情報の登録を許容する権限が設定されているかどうかの判定を行い、当該権限が設定されているコンテンツにリンク情報を登録する。また、リンク登録部312は、決まったコンテンツをリンク登録者の端末120に推薦してもよい。ここで、リンク登録部312は、1つ以上のコンテンツを推薦コンテンツとして決め、推薦コンテンツのうちでリンク登録者の端末120によって選択されたコンテンツに当該リンク情報を登録してもよい。
【0048】
ステップ440で、サービス提供部313は、権限にしたがってリンク情報が登録されたコンテンツ、およびリンク情報が登録されていないコンテンツをユーザ端末130に提供してもよい。例えば、ユーザ端末130の画面には、コンテンツ作成者の端末110からリンク登録サービスシステム300にアップロードされたコンテンツが表示されてもよいが、前記コンテンツは、設定された権限にしたがい、リンク情報が登録されたコンテンツであってもよいし、リンク情報が登録されていないコンテンツであってもよい。このとき、ユーザ端末130の画面にはコンテンツだけが表示され、コンテンツに登録されたリンク情報に関する情報または外部ページに関する情報は表示されなくてもよい。
【0049】
図5は、本発明の一実施形態における、コンテンツを表示するユーザ端末の画面を示した図である。
【0050】
図5によると、ユーザ端末の画面500は、コンテンツ作成者の端末110で設定された権限にしたがい、リンク情報が登録されているコンテンツ及びリンク情報が登録されていないコンテンツが配置されるコンテンツ領域510、配置されたコンテンツの主題を示すハッシュ情報が配置される領域520を含んでもよい。この例では、ハッシュ情報は、「フィギュアマニア」である。
【0051】
ここで、当該コンテンツにリンク情報が登録されていたとしても、コンテンツ領域510にはコンテンツ自体が表示されるだけで、リンク情報に関する情報または外部ページに関する情報は表示されなくてもよい。すなわち、コンテンツ領域510には、リンク情報が登録されているコンテンツやリンク情報が登録されていないコンテンツ、コンテンツ固有の情報(例えば、イメージ)だけが表示されるようになる。これにより、ユーザは、コンテンツ領域510に表示されるコンテンツをクリックするまでは、当該コンテンツにリンク情報が登録されているのか、あるいは登録されていないのかを視覚的に確認することはできない。
【0052】
一例として、コンテンツ1(511)にはリンク情報1が登録されており、コンテンツ2(512)にはリンク情報が何も登録されていない場合、画面には、コンテンツ作成者の端末110で生成されたコンテンツ1およびコンテンツ2(例えば、イメージ1およびイメージ2)が同じように表示されるだけで、コンテンツ1のリンク情報、またはコンテンツ1をクリックすることによって接続される外部ページに関する情報(例えば、外部ページの内容を要約した情報)は、コンテンツ1上に表示されなくてもよい。これにより、ユーザ端末でコンテンツ1が選択されて画面が外部ページに切り換わって初めて、ユーザはコンテンツ1にリンク情報が設定されていることを確認することができる。ユーザ端末でコンテンツ2が選択された場合には、ユーザ端末は、画面500を切り換えずにそのまま維持して表示してもよい。
【0053】
このように、コンテンツだけが表示され、登録されているリンク情報は表示されないことにより、コンテンツのサービス品質が低下(例えば、イメージ上にリンク情報が表示されることで固有のイメージが毀損される現象)することを減らすことができる。
【0054】
図6は、本発明の一実施形態における、リンク登録サービスシステムに登録されたリンク情報を対象にして推薦コンテンツを決める動作を説明するためのフローチャートである。
【0055】
ステップ610で、リンク登録部312は、コンテンツ作成者の端末110から受信したコンテンツを対象に、各コンテンツに設定された権限に応じて、リンク情報の登録が許容されたコンテンツを抽出してもよい。具体的には、リンク登録部312は、受信したコンテンツからリンク情報の登録を許容するか否かを示す情報を抽出した上で、リンク情報の登録を許容する情報を有するコンテンツを抽出してもよい。
【0056】
ステップ620で、リンク登録部312は、抽出したコンテンツを対象に、当該コンテンツに設定されたフォロワ(follower)数、クリック数(Click Through Ratio:CTR)、コメント数(例えば、文字やイメージ)、およびリンク情報と関連する検索語に基づいて推薦コンテンツを決めてもよい。
【0057】
一例として、リンク登録者の端末120は、リンク情報を登録するために提供される画面において、検索ウィンドウにコンテンツの属性情報(例えば、「フィギュア」)を検索語として入力してリンク登録サービスシステム300に送信してもよい。これにより、情報受信部311は、リンク情報を受信しながら、前記コンテンツの属性情報(例えば、「フィギュア」)を共に受信してもよい。リンク登録部312は、前記抽出したコンテンツを対象に、コンテンツの属性情報が「フィギュア」に該当するコンテンツを推薦コンテンツとして決めてもよい。ここで、リンク登録部312は、コンテンツ作成者の端末110からコンテンツを受信したときに共に受信した当該コンテンツのハッシュタグ(hash tag)に基づいて前記属性情報に該当する推薦コンテンツを決めてもよい。例えば、リンク登録部312は、前記抽出したコンテンツのハッシュタグを対象とし、「フィギュア」が含まれたコンテンツを推薦コンテンツとして決めてもよい。
【0058】
リンク登録部312は、前記決まった推薦コンテンツをリンク登録者の端末120に提供してもよい。これにより、リンク登録者の端末120は、前記推薦コンテンツを画面に表示してもよい。
【0059】
ステップ630で、リンク登録部312は、前記推薦コンテンツを対象に、前記リンク登録者の端末120で選択されたコンテンツに登録要請されたリンク情報を登録してもよい。
【0060】
一例として、前記リンク登録者の端末120にコンテンツ1〜4が推薦コンテンツとして提供され、前記コンテンツのうち、リンク情報1を登録しようとするコンテンツとしてコンテンツ1が選択された場合、リンク登録部312は、コンテンツ1にリンク情報1を登録してもよい。例えば、リンク登録部312は、リンク情報1の識別子情報と前記選択されたコンテンツ1の識別子情報とをマッチングさせて格納することで、コンテンツ1にリンク情報1を登録してもよい。
【0061】
ここで、前記決まった推薦コンテンツの数が予め設定された推薦数以上となり、1つの画面に表示するのが困難なほどに多い場合に、リンク登録部312は、各推薦コンテンツに設定されたフォロワ数、クリック数、およびコメント数に基づいて推薦コンテンツをフィルタリングしてもよい。例えば、リンク登録部312は、推薦コンテンツを対象に、フォロワの数が多いとかクリック数が多い順に整列させ、整列させた推薦コンテンツのうちから前記推薦数のコンテンツを抽出してリンク登録者の端末120に提供してもよい。リンク登録部312は、提供を受けた推薦コンテンツのうち、リンク登録者の端末120で選択されたコンテンツに当該リンク情報を登録してもよい。このとき、リンク登録部312は、フォロワ数、クリック数、およびコメント数のうちの少なくとも1つを組み合わせてフィルタリングを行ってもよいし、フォロワ数、クリック数、およびコメント数それぞれに互いに異なる加重値を適用してフィルタリングを行ってもよい。
【0062】
ここで、コンテンツに登録されたリンク情報は、各コンテンツに設定された権限にしたがって他のリンク情報に変更されてもよい。
【0063】
図7は、本発明の一実施形態における、権限が設定されたコンテンツの状態を示した図である。
【0064】
図7によると、コンテンツ2とコンテンツ4は、リンク情報の変更が可能なように権限が設定されたコンテンツであり、コンテンツ1およびコンテンツ3は、リンク情報の変更が不可能なように権限が設定されたコンテンツを示している。
【0065】
コンテンツ1には、いかなるリンク情報の登録も許容しないように権限が設定されているため、登録されているリンク情報は存在しない。
【0066】
コンテンツ3は、リンク情報の登録が許容されるように権限が設定されたコンテンツであって、リンク登録サービスシステム300でリンク登録者の端末120から登録要請されたリンク情報が登録された状態を有してもよい。コンテンツ3には、リンク情報の登録が変更できないように権限が設定されることにより、リンク登録部312は、他のリンク登録者の端末からコンテンツ3を対象にしてリンク情報の登録が要請されたとしても、前記登録されたリンク情報を変更することはできない。このように、コンテンツ3は、特定のリンク登録者の端末120がコンテンツ3の使用権限を独占的に持つことができる。
【0067】
このとき、前記コンテンツ3の使用権限に対する時間制限が存在してもよい。例えば、1時間、12時間、1日、1週間などのように予め設定された基準時間内には前記コンテンツ3に登録されたリンク情報の変更が不可能であり、リンク登録部312は、前記基準時間が経過した後には、前記コンテンツ3を対象にしてリンク情報の登録を要請した他のリンク登録者の端末に独占的使用権限を付与してもよい。すなわち、リンク登録部312は、前記基準時間まではコンテンツ3に登録されたリンク情報が変更されないまま保たれるようにリンクを保障するが、前記基準時間が経過した後には、コンテンツ3に登録されたリンク情報を他のリンク登録者の端末から要請されたリンク情報に変更してもよい。ここで、基準時間は、リンク登録者の端末120からの入力によって設定されてもよい。
【0068】
ここで、リンク登録部312は、入札競争に基づいてコンテンツ3に対する独占的使用権限を付与してもよい。例えば、リンク登録部312は、コンテンツ3を対象にしてリンク情報の登録を要請したリンク登録者の端末を対象に、高い入札価格を提示したリンク登録者の端末に前記独占的使用権限を付与してもよい。これにより、リンク登録部312は、独占的使用権限が付与されたリンク登録者の端末から登録要請されたリンク情報を前記コンテンツ3に変更して登録してもよい。なお、リンク登録者の端末による入札には、時間制限を設けてもよい。すなわち、リンク登録者の端末による入札は、所定の期間においてしかできず、当該所定の期間において、最も高い入札価格を提示したリンク登録者の端末に独占的使用権限を付与する。ここで、所定の期間の起算点は、コンテンツ作成者の端末110からコンテンツ3を受信したときであってもよいし、最初のリンク登録者の端末による入札があったときであってもよい。
【0069】
再び図7において、コンテンツ2は、リンク情報の変更が可能なように権限が設定されているが、登録されているリンク情報はないコンテンツを示している。コンテンツ2は、リンク情報が登録されていない状態から、リンク登録者1によってリンク情報1が登録された後でも、コンテンツ2に設定されたリンク情報1が他のリンク登録者によって要求された他のリンク情報に変更することが可能である。すなわち、入札競争によってリアルタイムでリンク情報の登録を変更することのできるコンテンツであることを意味する。
【0070】
例えば、複数のリンク登録者の端末からコンテンツ2を対象にリンク情報の登録が要請され、端末1が最も高い入札価格を提示した場合、リンク登録部312は、複数のリンク登録者の端末のうちで最高の入札価格を提示した端末1が登録要請したリンク情報1をコンテンツ2に登録してもよい。ここで、端末2から端末1よりも高い入札価格が提示された場合に、リンク登録部312は、前記コンテンツ2に登録されていたリンク情報1を、端末2が登録要請したリンク情報2に変更して登録してもよい。同じ方法により、リンク登録部312は、リアルタイム入札競争によってコンテンツ2に関するリンク情報の登録を変更してもよい。
【0071】
コンテンツ4は、事前にリンク情報が登録されている状態から、登録されていたリンク情報を、リアルタイム入札競争によって他のリンク登録者の端末から要請されたリンク情報に変更できることを示すものであって、コンテンツ2に既にリンク情報が登録されている状態でリアルタイム入札競争を行うのと同じであるため、重複する説明は省略する。
【0072】
ここで、コンテンツ2および4のように、リアルタイム入札競争を行うように権限が設定されている場合でも、リンク登録部312は、登録されているリンク情報を一定時間だけ維持することを保障してもよい。例えば、リンク登録部312は、5分、10分、20分、30分などのように予め設定された一定時間内には、前記コンテンツ2および4に登録されたリンク情報が変更されることなく維持されるように保障してもよいが、前記一定時間は、コンテンツ3に適用される基準時間よりは小さな値で事前に設定されてもよい。ここで、一定時間は、コンテンツ作成者の端末110またはリンク登録サービスシステム300によって設定されてもよい。
【0073】
一方、コンテンツ作成者の端末110は、リンク情報の登録を許容するように権限が設定されたコンテンツを対象に、当該コンテンツの入札競争時に適用しようとする入札価格範囲を設定してもよい。さらに、コンテンツ作成者の端末110は、設定された入札価格範囲をリンク登録サービスシステム300に送信してもよい。
【0074】
例えば、コンテンツ2および4のように、入札競争によって登録されるリンク情報を決める場合、リンク登録部312は、コンテンツ2および4に設定された入札価格範囲に基づいてリンク登録者の端末から当該コンテンツに対する入札価格を受信してもよい。入札価格範囲は、最小入札価格および最大入札価格を含んでもよいし、最小入札価格だけを含んでもよい。このように、入札価格範囲が設定された場合に、リンク登録部312は、特定のコンテンツに対するリンク情報の登録を要請したリンク登録者の端末それぞれに入札価格範囲を提供してもよい。さらに、リンク登録部312は、リンク登録者の端末から受信した入札価格に基づいて当該コンテンツに登録されるリンク情報を決めてもよい。
【0075】
図8は、本発明の一実施形態における、コンテンツに登録されたリンク情報を通じて外部ページに接続する動作を説明するために提供された図である。
【0076】
図8によると、ユーザ端末の画面800には、リンク情報が登録されているコンテンツ及び/またはリンク情報が登録されていないコンテンツが表示されている。このとき、ユーザ端末のユーザが、リンク情報が登録されているコンテンツ1(801)をクリックまたはタッチして選択した場合、ユーザ端末130は、選択されたコンテンツ1(801)の識別子情報をリンク登録サービスシステム300に送信してもよい。これにより、リンク登録サービスシステム300は、データベースから前記コンテンツ1(801)の識別子情報とマッチングしているリンク情報1の識別子情報を検索し、検索された識別子情報に該当するリンク情報1をユーザ端末130に送信してもよい。
【0077】
一例として、ユーザ端末130は、リンク情報1に含まれたURLを受信してもよく、受信したURLに基づき、前記画面800をURLが示す外部ページ810に切り換えて表示してもよい。例えば、外部ページ810が、象のフィギュアイメージのコンテンツ1(801)と関連のある詳細情報を提供するランディングページであるとする。外部ページ810は、前記画面800に表示された象のフィギュアイメージと同じイメージまたは類似するイメージが表示される領域811、象のフィギュアを販売する販売者情報(ウェブサイト名など)が表示される領域812、象のフィギュアを購入するための購入情報が表示される領域813などを含んでもよい。
【0078】
図9は、本発明の一実施形態における、1つのコンテンツに登録された複数のリンク情報を説明するために提供された図である。
【0079】
図9によると、ユーザ端末の画面900に表示されるコンテンツのうち、コンテンツ1(910)には1つのリンク情報が登録されており、コンテンツ2(920)には複数の互いに異なるリンク情報が登録されている。ここで、コンテンツ2(920)に含まれているオブジェクト(object)別に、互いに異なるリンク情報が登録されてもよい。
【0080】
例えば、オブジェクト1(921)には帽子と関連するリンク情報が登録され、オブジェクト2(922)にはTシャツと関連するリンク情報が登録され、オブジェクト3(923)にはズボンと関連するリンク情報が登録されてもよい。ここで、オブジェクト1〜3それぞれに登録されたリンク情報は、同じリンク登録者の端末から受信した情報であってもよいし、それぞれ異なるリンク登録者の端末から受信した情報であってもよい。
【0081】
言い換えれば、オブジェクト1〜3それぞれに登録されたリンク情報に該当する販売サイトは同じであるが、ランディングページだけが異なってもよいし、オブジェクト1〜3それぞれに登録されたリンク情報に該当する販売サイトが互いに異なるサイトであってもよい。
【0082】
図10は、本発明の一実施形態における、コンテンツにリンク情報を登録することによって発生する課金情報および報酬情報を説明するために提供されたフローチャートである。
【0083】
ステップ1010で、ユーザ端末の画面に表示されたコンテンツのうち、リンク情報が登録されているコンテンツが選択された場合、情報生成部314は、コンテンツを通じてリンク情報に該当する外部ページにユーザを流入させた対価として課金情報を生成してもよい。
【0084】
例えば、情報生成部314は、前記コンテンツを通じて外部ページに流入したユーザの数が多いほど、高い広告費用を請求する課金情報を生成してもよい。この他にも、情報生成部314は、前記コンテンツを通じて進入した外部ページでの品物購入の可否、流入したユーザ端末の外部ページへの会員加入の可否、外部ページ関連アプリケーションのインストールの可否などに基づいて加重値を適用して課金情報を生成してもよい。
【0085】
さらに、情報生成部314は、リンク情報が登録されたコンテンツが選択されるたびに、当該コンテンツを作成したコンテンツ作成者の端末110のための報酬情報を生成してもよい。例えば、情報生成部314は、コンテンツを通じてユーザを外部ページに流入させた報酬として、リンク登録サービスシステム300と関連のあるサービスアプリで利用可能なマイレージの積立、ポイントの積立、サイバーマネー、クーポン、物理的商品(例えば、商品券)などの報酬情報を生成してもよい。前記報酬情報は、リンク登録者の端末に付加される課金情報の一定の割合に基づいて生成されてもよい。例えば、課金情報が10である場合には、課金情報の1%などの割合で報酬が適用されるように報酬情報を生成してもよい。
【0086】
ステップ1020で、情報生成部314は、生成された課金情報をリンク登録者の端末に提供し、生成された報酬情報をコンテンツ作成者の端末に提供してもよい。
【0087】
例えば、ユーザ端末でリンク情報が登録されたコンテンツが選択されることにより、リンク登録部312は、ユーザ端末から選択されたコンテンツの識別子情報を受信してもよい。リンク登録部312は、受信したコンテンツの識別子情報とマッチングされているリンク情報の識別子情報をデータベースから検索してもよい。これにより、情報生成部314は、検索されたリンク情報の識別子情報とマッチングされているリンク登録者の端末のIDをデータベースから検索し、前記受信したコンテンツの識別子情報とマッチングされているコンテンツ作成者の端末のIDをデータベースから検索してもよい。また、情報生成部314は、前記リンク登録者の端末のIDに基づいて前記生成された課金情報をリンク登録者の端末に提供し、前記コンテンツ作成者の端末のIDに基づいて前記生成された報酬情報をコンテンツ作成者の端末に提供してもよい。
【0088】
このように、リンク登録サービスシステム300は、コンテンツに登録されたリンク情報を通じて外部ページに流入したユーザによって発生する収益をコンテンツ作成者と共有することができる。収益を共有することにより、コンテンツ作成者は、SNSに登録したイメージ、動画、ミュージックビデオなどのコンテンツによって付加的な利益を得ることができ、リンク登録者は、リンク情報を登録するために別途でコンテンツを作成するという苦労を減らすことができる。
【0089】
本発明の実施形態に係る方法は、多様なコンピュータシステムによって実行可能なプログラム命令の形態で実現され、コンピュータで読み取り可能な媒体に記録されてもよい。
【0090】
本実施形態に係るプログラムは、PC基盤のプログラムまたはモバイル端末専用のアプリケーションで構成されてもよい。本実施形態におけるサービスアプリは、独立に動作するプログラム形態で実現されてもよいし、特定のアプリケーションのイン−アプリ(in−app)形態で構成され、前記特定のアプリケーション上で動作可能なように実現されてもよい。
【0091】
また、本発明の実施形態に係る方法は、サービスアプリケーションがコンテンツ作成者の端末、リンク登録者の端末、ユーザ端末を制御して実行されてもよい。このようなアプリケーションは、ファイル配布システムが提供するファイルを通じて、前記サービスアプリケーションがコンテンツ作成者の端末、リンク登録者の端末、ユーザ端末にインストールされてもよい。一例として、ファイル配布システムは、アプリケーションがコンテンツ作成者の端末、リンク登録者の端末、ユーザ端末の要請にしたがって前記ファイルを送信するファイル送信部(図示せず)を備えてもよい。
【0092】
図11は、本発明の一実施形態における、コンピュータシステムの内部構成の一例を説明するためのブロック図である。コンピュータシステム1100は、少なくとも1つのプロセッサ1110、メモリ1120、周辺装置インタフェース(peripheral interface)1130、入力/出力サブシステム(I/O subsystem)1140、電力回路1150、および通信回路1160を少なくとも備えてよい。ここで、コンピュータシステム1100は、ユーザ端末に該当してよい。
【0093】
メモリ1120は、一例として、高速RAM、磁気ディスク、SRAM、DRAM、ROM、フラッシュメモリ、または不揮発性メモリを含んでよい。メモリ1120は、コンピュータシステム1100の動作に必要なソフトウェアモジュール、命令語集合、またはその他にも多様なデータを含んでよい。ここで、プロセッサ1110や周辺装置インタフェース1130などの他のコンポーネントからメモリ1120へのアクセスは、プロセッサ1110によって制御されてよい。
【0094】
周辺装置インタフェース1130は、コンピュータシステム1100の入力周辺装置および/または出力周辺装置をプロセッサ1110およびメモリ1120に結合させてよい。プロセッサ1110は、メモリ1120に格納されたソフトウェアモジュールまたは命令語集合を実行し、コンピュータシステム1100のための多様な機能を実行してデータを処理してよい。
【0095】
入力/出力サブシステム1140は、多様な入力/出力周辺装置を周辺装置インタフェース1130に結合させてよい。例えば、入力/出力サブシステム1140は、モニタやキーボード、マウス、プリンタ、または必要に応じてタッチスクリーンやセンサなどの周辺装置を周辺装置インタフェース1130に結合させるためのコントローラを含んでよい。他の側面によると、入力/出力周辺装置は、入力/出力サブシステム1140を介さずに周辺装置インタフェース1130に結合されてもよい。
【0096】
電力回路1150は、端末機のコンポーネントの全部または一部に電力を供給してよい。例えば、電力回路1150は、電力管理システム、バッテリや交流(AC)などのような1つ以上の電源、充電システム、停電検出回路(power failure detection circuit)、電力変換器やインバータ、電力状態表示子、または電力生成、管理、分配のための任意の他のコンポーネントを含んでよい。
【0097】
通信回路1160は、少なくとも1つの外部ポートを利用して他のコンピュータシステムとの通信を可能にしてよい。または、上述したように、必要に応じて、通信回路1160はRF回路を含み、電磁信号(electromagnetic signal)とも知られているRF信号を送受信することにより、他のコンピュータシステムとの通信を可能にしてもよい。
【0098】
このような図11の実施形態は、コンピュータシステム1100の一例に過ぎず、コンピュータシステム1100は、図11に示されたコンポーネントの一部が除去されてもよいし、図11には示されていない追加のコンポーネントをさらに備えてもよいし、2つ以上のコンポーネントを結合させる構成または配置を有してもよい。例えば、モバイル環境の通信端末のためのコンピュータシステムは、図11に示されたコンポーネントの他にも、タッチスクリーンやセンサなどをさらに備えてもよく、通信回路1160には、多様な通信方式(WiFi(登録商標)、3G、LTE、Bluetooth(登録商標)、NFC、Zigbee(登録商標)など)のRF通信のための回路が備えられてもよい。コンピュータシステム1100に含めることができるコンポーネントは、1つ以上の信号処理またはアプリケーションに特化した集積回路を含むハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアとの組み合わせによって実現されてよい。
【0099】
上述したコンテンツにリンク情報を登録するサービス方法は、図1図11を参照しながら説明した詳細な内容を土台としてより短縮された動作または追加される動作を含んでもよい。また、2つ以上の動作が組み合わされてもよく、動作の順序や位置が変更されてもよい。
【0100】
本発明の実施形態に係る方法は、多様なコンピュータシステムによって実行可能なプログラム命令の形態で実現され、コンピュータで読み取り可能な媒体に記録されてもよい。
【0101】
このように、本発明の実施形態によると、コンテンツ作成者の端末からアップロードされたコンテンツにリンク登録者の端末から要請されたリンク情報を登録し、リンク情報が登録されているか否かが表示されないように、リンク情報が登録されているコンテンツとリンク情報が登録されていないコンテンツを同じように表示することにより、リンク情報が登録されたコンテンツのサービス品質を維持することができる。
【0102】
上述した装置は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、および/またはハードウェア構成要素とソフトウェア構成要素との組み合わせによって実現されてもよい。例えば、実施形態で説明された装置および構成要素は、例えば、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor)、マイクロコンピュータ、FPA(field programmable array)、PLU(programmable logic unit)、マイクロプロセッサ、または命令を実行して応答することができる様々な装置のように、1つ以上の汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータを利用して実現されてもよい。処理装置は、オペレーティングシステム(OS)およびOS上で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーションを実行してよい。また、処理装置は、ソフトウェアの実行に応答し、データにアクセスし、データを格納、操作、処理、および生成してもよい。理解の便宜のために、1つの処理装置が使用されるとして説明される場合もあるが、当業者は、処理装置が複数の処理要素(processing element)および/または複数種類の処理要素を含んでもよいことが理解できるであろう。例えば、処理装置は、複数のプロセッサまたは1つのプロセッサおよび1つのコントローラを含んでもよい。また、並列プロセッサ(parallel processor)のような、他の処理構成(processing configuration)も可能である。
【0103】
ソフトウェアは、コンピュータプログラム、コード、命令、またはこれらのうちの1つ以上の組み合わせを含んでもよく、所望するとおりに動作するように処理装置を構成したり、独立的または集合的に(collectively)処理装置に命令したりしてよい。ソフトウェアおよび/またはデータは、処理装置に基づいて解釈されたり、処理装置に命令またはデータを提供したりするために、ある種類の機械、コンポーネント、物理装置、仮想装置(virtual equipment)、コンピュータ格納媒体または装置、または送信される信号波(signal wave)に永久的または一時的に具現化(embody)されてもよい。ソフトウェアは、ネットワークによって接続されたコンピュータシステム上に分散され、分散された態様で格納されても実行されてもよい。ソフトウェアおよびデータは、1つ以上のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されてもよい。
【0104】
実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段によって実行可能なプログラム命令の形態で実現されてコンピュータで読み取り可能な媒体に記録されてもよい。前記コンピュータで読み取り可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独でまたは組み合わせて含んでもよい。前記媒体に記録されるプログラム命令は、実施形態のために特別に設計されて構成されたものであってもよいし、コンピュータソフトウェア当業者に公知な使用可能なものであってもよい。コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピディスク、磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光媒体、フロプティカルディスク(floptical disk)のような光磁気媒体、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を格納して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令の例は、コンパイラによって生成されるもののような機械語コードだけではなく、インタプリタなどを使用してコンピュータによって実行される高級言語コードを含む。上述したハードウェア装置は、実施形態の動作を実行するために1つ以上のソフトウェアモジュールとして動作するように構成されてもよく、その逆も同じである。
【0105】
以上のように、実施形態を、限定された実施形態と図面に基づいて説明したが、当業者であれば、上述した記載から多様な修正および変形が可能である。例えば、説明された技術が、説明された方法とは異なる順序で実行されたり、かつ/あるいは、説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が、説明された方法とは異なる形態で結合されたりまたは組み合わされたり、他の構成要素または均等物によって対置されたり置換されたとしても、適切な結果を達成することができる。
【0106】
したがって、異なる実施形態であっても、特許請求の範囲と均等なものであれば、添付される特許請求の範囲に属する。
【符号の説明】
【0107】
100:リンク登録サービスシステム
110:コンテンツ作成者の端末
120:リンク登録者の端末
130:ユーザ端末
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11