【文献】
NEC Group,Maximum bandwidth reduction for low-cost MTC UE based on LTE [online],3GPP TSG RAN WG1 Meeting #68 R1-120259,2012年 1月31日,第1-6頁,[retrieved on 2017.08.21], Retrieved from the Internet: <URL: http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_68/Docs/R1-120259.zip>
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記スリープ指示信号の受信に応じて、前記受信ユニットは、1つ以上の前記サブフレームについての前記第2のシグナリング情報を受信しないよう指示する、請求項1に記載の通信デバイス。
前記スリープ指示信号は、前記サブフレームの終点よりも前記サブフレームの始点に近い前記サブフレーム内の時刻に前記通信デバイスによって受信される、請求項1に記載の通信デバイス。
前記スリープ指示信号は、前記第2の狭帯域制御チャネルの始点に近い前記サブフレーム内の時刻に前記通信デバイスによって受信される、請求項3に記載の通信デバイス。
前記複数の通信デバイスはグループへ分割され、前記スリープ指示信号の前記識別子は、前記第2の狭帯域制御チャネルから前記第2のシグナリング情報を受信しなくてもよい前記通信デバイスのグループのうちの1つの指示を与える、請求項5に記載の通信デバイス。
前記スリープ指示信号の前記識別子が、前記モバイル通信ネットワークによって前記通信デバイスに割当てられた無線ネットワーク識別子番号を与えるように構成される、請求項5に記載の通信デバイス。
前記第2の狭帯域制御チャネルは、第2の周波数範囲の前記複数の通信リソースエレメント内で形成され、前記第3の制御チャネルは、前記第2の周波数範囲の前記複数の通信リソースエレメント内で形成される、請求項1に記載の通信デバイス。
前記スリープ指示信号の受信は、前記通信デバイスによって、前記サブフレームの終点よりも前記サブフレームの始点に近い前記サブフレーム内の時刻に、前記スリープ指示信号を受信することを含む、請求項12に記載の方法。
前記スリープ指示信号の受信は、前記通信デバイスによって、前記第2の狭帯域制御チャネルの始点に近い前記サブフレーム内の時刻に前記スリープ指示信号を受信することを含む、請求項14に記載の方法。
前記スリープ指示信号の前記識別子は、前記モバイル通信ネットワークによって前記通信デバイスに割当てられた無線ネットワーク識別子番号を与えるように構成される、請求項16に記載の方法。
前記第2の狭帯域制御チャネルは、第2の周波数範囲の前記複数の通信リソースエレメント内で形成され、前記第3の制御チャネルは、前記第2の周波数範囲の前記複数の通信リソースエレメントで形成される、請求項12に記載の方法。
【発明を実施するための形態】
【0014】
次に本開示の実施形態を、単なる例示として、添付の図面を参照して説明する。図面において類似の部分は対応する参照符号を備える。
【0015】
従来のネットワーク
図1は、従来のモバイル通信システムの基本的機能を示す概略図である。
【0016】
ネットワークは、コアネットワーク102に接続された複数の基地局101を含む。各基地局は、その範囲内で通信デバイス104との間でデータが通信され得るカバレッジエリア103(即ちセル)を提供する。データは、無線ダウンリンクを介して、基地局101からカバレッジエリア103内の通信デバイス104へ送信される。データは、無線アップリンクを介して通信デバイス104から基地局101へ送信される。コアネットワーク102は、基地局
101との間でデータをルーティングし、認証、モビリティ管理、課金などといった機能を提供する。
【0017】
通信デバイスという用語は、モバイル通信システムを介してデータを送信し、又は受信することができる通信端末又は装置を指すのに使用する。通信デバイスには、通信端末、リモート端末、送受信機デバイス、又はユーザ機器(UE)といった他の用語も使用されてよく、これらは移動体であっても移動体でなくてもよい。
【0018】
モバイル遠距離通信システム、例えば、3GPP定義のLTE(Long Term Evolution)アーキテクチャに従って構成されたモバイル通信システムは、直交周波数分割多重(OFDM)ベースの無線アクセスインターフェースを無線ダウンリンク(いわゆるOFDMA)及び無線アップリンク(いわゆるSC‐FDMA)に使用する。データはアップリンク及びダウンリンクにおいて複数の直交サブキャリア上で送信される。
図2に、OFDMベースのLTEダウンリンク無線フレーム201を例示する概略図を示す。LTEダウンリンク無線フレームは、LTE基地局(エンハンスドNodeBと呼ばれる)から送信され、10ミリ秒間続く。ダウンリンク無線フレームは10サブフレームを備え、各サブフレームは1ミリ秒間続く。プライマリ同期信号(PSS(primary synchronisation signal))及びセカンダリ同期信号(SSS(secondary synchronisation signal))は、周波数分割複信(FDD(frequency division duplex))システムの場合には、LTEフレームの第1及び第6のサブフレームで送信される。物理ブロードキャストチャネル(PBCH(physical broadcast channel))はLTEフレームの第1のサブフレームで送信される。PSS、SSS、及びPBCHについては以下でより詳細に論じる。
【0019】
図3に、従来のダウンリンクLTEサブフレームの構造の一例を表すグリッドを与える概略図を示す。サブフレームは、1ミリ秒の期間にわたって送信される所定数のシンボルを備える。各シンボルは、ダウンリンク無線キャリアの帯域幅に亘って分散する所定数の直交サブキャリアを備える。
【0020】
図3に示すサブフレームの例は、14シンボル、及び20MHzの帯域幅にわたって間隔を置いて配置された1200サブキャリアを備える。LTEにおいてデータが送信され得る最小単位は、1サブフレーム上で送信される12サブキャリアである。明確にするために、
図3には個々のリソースエレメントを示しておらず、その代わりに、サブフレームグリッド内の個々のボックスが1シンボル上で送信される12サブキャリアに対応する。
【0021】
図3には、4つのLTEデバイス340、341、342、343のためのリソース割当が示されている。例えば、第1のLTEデバイス(UE1)のためのリソース割当342は5ブロックの12サブキャリアに亘り、第2のLTEデバイス(UE2)のためのリソース割当343は6ブロックの12サブキャリアに亘り、以下同様である。
【0022】
制御チャネルデータは、サブフレームの最初のnシンボルを備えるサブフレームの制御領域300で送信され、nは3MHz以上のチャネル帯域幅では1から3シンボルまで可変であり、1.4MHzのチャネル帯域幅では2から4シンボルまで可変である。制御領域300で送信されるデータは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、物理制御フォーマット指示チャネル(PCFICH(physical control format indicator channel))、及び物理HARQ指示チャネル(PHICH(physical HARQ indicator channel))上で送信されるデータを含む。
【0023】
PDCCHは、サブフレームのどのシンボル上のどのサブキャリアが特定のLTEデバイスに割当てられているかを指示する制御データを含む。よって、
図3に示すサブフレームの制御領域300で送信されるPDCCHデータは、UE1が第1のリソースブロック342を割当てられていること、UE2が第2のリソースブロック343を割当てられていること、以下同様を指示することになる。PCFICHは、PDCCHが送信されるサブフレームに、当該サブフレームにおける制御領域の持続期間(即ち1から4シンボルまで)を指示する制御データを含み、PHICHは、以前に送信されたアップリンクデータがネットワークによって正常に受信されたか否かを指示するHARQ(Hybrid Automatic Request)データを含む。
【0024】
あるサブフレームにおいては、そのサブフレームの中央帯域310のシンボルが、プライマリ同期信号(PSS)、セカンダリ同期信号(SSS)、及び物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を含む情報の送信に使用される。この中央帯域310は、通常、(1.08MHzの送信帯域幅に対応する)72サブキャリアの幅である。一度検出されたPSS及びSSSは、LTEデバイス104がフレーム同期を達成し、ダウンリンク信号を送信しているエンハンスドNodeBのセル識別を決定することを可能にする同期信号である。PBCHはセルに関する情報を搬送し、LTEデバイスがセルにアクセスするために求めるパラメータを含むマスタ情報ブロック(MIB(master information block))を備える。物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)上で個々のLTEデバイスへ送信されるデータは、そのサブフレームの通信リソースエレメントの残りのブロックで送信され得る。これらのチャネルの更なる説明を以下の各項で行う。
【0025】
図3には、システム情報を含み、且つ、R
344の帯域幅に亘るPDSCHの領域も示す。
【0026】
LTEチャネル内のサブキャリアの数は、伝送ネットワークの構成に応じて変動し得る。通常、この変動は、1.4MHzチャネル帯域幅内の72サブキャリアから、
図3に示すように20MHzチャネル帯域幅内の1200サブキャリアまでである。この分野で知られているように、PDCCH、PCFICH、及びPHICH上で送信されるデータは、通常、サブフレームの全帯域幅にわたるサブキャリア上に分散する。従って、従来のLTEデバイスは、制御領域を受信し、復号するためにサブフレームの全帯域幅を受信することができなければならない。
【0027】
仮想キャリア
あるクラスのデバイス、例えばMTCデバイス(上述のスマートメータのような準自律的な、又は自律的な無線通信デバイスなど)は、比較的低頻度の間隔での少量のデータ送信を特徴とする通信アプリケーションをサポートし、よって、従来のLTEデバイスよりも大幅に簡素なものとすることができる。通信デバイスは、全キャリア帯域幅にわたるLTEダウンリンクフレームからのデータを受信し、処理することができる高機能LTE受信機ユニットを含み得る。しかし、そうした受信機ユニットは、少量のデータを送信し、又は、受信しさえすればよいデバイスには過度に複雑なものとなり得る。従ってこれは、LTEネットワークにおける抑制機能MTCタイプデバイスの幅広い展開の実用性を制限し得る。MTCデバイスといった抑制機能デバイス(reduced capability device)には、代わりに、デバイスへ送信される可能性の高いデータ量にもっと見合ったより簡素な受信機ユニットを設けることが好ましい。更に、上記説明のように、モバイル通信ネットワーク及び/又は通信デバイスに、通信デバイスの電力消費を節約し得る機構を含めることが望ましい。
【0028】
従来のモバイル遠距離通信ネットワークでは、データは通常、ある周波数キャリア(第1の周波数範囲)においてネットワークから通信デバイスへ送信され、データの少なくとも一部は該周波数キャリアの帯域幅のほぼ全体にまたがる。通常、通信デバイスは、周波数キャリア全体、即ち所与の遠距離通信規格によって定義される最大システム帯域幅にまたがるデータを受信し、復号することができない限り、ネットワーク内で動作することができず、従って、狭帯域化機能の送受信機ユニットを備える通信デバイスの使用は除外される。
【0029】
しかし、その内容が参照により本明細書に組み入れられる、PCT/GB2012/050213、PCT/GB2012/050214、PCT/GB2012/050223、及びPCT/GB2012/051326の各番号を有する同時係属の国際特許出願に開示されるように、従来のキャリア(「ホストキャリア」)を構成する通信リソースエレメントのサブセットが「仮想キャリア」として定義され、ホストキャリアはある帯域幅(第1の周波数範囲)を有し、仮想キャリアは、ホストキャリアの帯域幅と比べて狭められた帯域幅(第2の周波数範囲)を有する。抑制機能デバイスのためのデータは、通信リソースエレメントの仮想キャリアセット上で別個に送信される。そのため、仮想キャリア上で送信されるデータを、複雑さ又は機能が抑制された送受信機ユニットを用いて受信し、復号することができる。
【0030】
複雑さ又は機能が抑制された送受信機ユニットを備えるデバイス(以後「抑制機能デバイス(reduced capability devices)」と呼ぶ)は、その全機能の一部(即ちその全機能が抑制された状態にある機能のセット)を用いることによって動作することもでき、或いは、従来のLTEタイプデバイス(以後一般にLTEデバイスと呼ぶ)と比べてより簡素で、より安価であるように構築することもできる。したがって、仮想キャリアを設けることにより、より安価で、より簡素な送受信機ユニットを備える通信デバイスの使用が可能になるため、LTEタイプのネットワーク内でMTCタイプの用途のためにそうしたデバイスを展開することがより魅力的になり得る。
【0031】
図4に、ホストキャリアに挿入された仮想キャリアを含むLTEダウンリンクサブフレームを例示する概略図を示す。
【0032】
従来のLTEダウンリンクサブフレームに踏まえれば、最初のnシンボル(nは
図4において3である)は、PDCCH上で送信されるデータのようなダウンリンク制御データの送信用に確保される制御領域300を形成する。しかし、
図4から分かるように、制御領域300の外側に、LTEダウンリンクサブフレームは、仮想キャリア501を形成する中央帯域310の下方の通信リソースエレメントのグループを含む。仮想キャリア501は、仮想キャリア501上で送信されるデータがホストキャリアの残り部分で送信されるデータとは論理的に別のものとして扱われ、最初に制御領域300からの全ての制御データを復号せずに復号され得るように適合される。
図4は中央帯域の下方の周波数リソースを占める仮想キャリアを示しているが、一般には、仮想キャリアは、代替として、中央帯域の上方の周波数リソース、又は中央帯域を含む周波数リソースを占めることもできる。仮想キャリアが、ホストキャリアのPSS、SSS若しくはPBCH、又はホストキャリア上で動作する通信デバイスが正しい動作のために必要とし、既知の所定の位置に見つけられることが予期されるホストキャリアによって送信される任意の他の信号によって使用されるいずれかのリソースとオーバーラップするように構成される場合、仮想キャリア上の信号は、ホストキャリアの信号のこれらの側面が維持されるように配置され得る。
【0033】
図4から分かるように、仮想キャリア501上で送信されるデータは、制限された帯域幅にわたって送信される。これは、ホストキャリアの帯域幅より狭い帯域幅であれば、任意の適切な帯域幅とすることができるはずである。
図4に示す例では、仮想キャリアは、12ブロックの12サブキャリア(即ち144サブキャリア)を備える帯域幅にわたって送信され、これは2.16MHzの送信帯域幅と等しい。そのため、仮想キャリア上で送信されるデータを受信するデバイスは、2.16MHzの帯域幅上で送信されるデータを受信し、処理することができる受信機を備えていさえすればよい。これによって抑制機能デバイス(例えばMTCタイプのデバイス)は、簡略化された受信機ユニットを備え、さらに、上記説明のように、従来から、デバイスが信号の全帯域幅にわたるOFDM信号を受信し、処理することができる受信機を備えることを必要とするOFDMタイプの通信ネットワーク内で動作することができるようになる。
【0034】
上記説明のように、LTEのようなOFDMベースのモバイル通信システムにおいて、ダウンリンクデータは、サブフレーム単位でサブフレーム上の異なるサブキャリア上で送信されるように動的に割当てられる。そのため、あらゆるサブフレームにおいて、ネットワークは、どのシンボル上のどのサブキャリアがどのデバイスに関連するデータを含むかを示さなければ(signal)ならない(即ちダウンリンクリソース割当シグナリング)。
【0035】
図3から分かるように、従来のダウンリンクLTEサブフレームでは、この情報は、サブフレームの最初の1つ以上のシンボルの間にPDCCH上で送信される。しかし、先に説明したように、PDCCHで送信される情報は、サブフレームの全帯域幅にわたって広がり、従って、狭められた帯域幅の仮想キャリアを受信することしかできないシンプルな受信機ユニットを有するモバイル通信デバイスによって受信され得ない。
【0036】
そのため、
図4から分かるように、仮想キャリアのいくつかのシンボルを、シグナリング情報の送信のために割当てられる仮想キャリア制御領域502として確保することができ、シグナリング情報は、仮想キャリア501のどの通信リソースエレメントが割当てられているかを指示するリソース割当メッセージとすることができる。いくつかの例では、仮想キャリア制御領域502を備えるシンボルの数は固定され得る。
【0037】
仮想キャリア制御領域は、例えば、仮想キャリアの最初の数シンボルなど、仮想キャリア内の任意の適切な位置に配置することができる。別の例では、仮想キャリア制御シンボルは、別個のサブフレームの仮想キャリアPDSCH送信を参照し得る。
【0038】
図5に、2つの連続するサブフレームn 320、サブフレームn+1 321についての、
図4に示す仮想キャリア構成に対する簡略化された構成を示す。
図4に示す例については、ホスト制御領域300を介してリソース割当メッセージを通信することができ、ホスト制御領域300は、全帯域幅対応の通信デバイスへのPDCCH540であるホスト共有チャネルのリソースを割当てるためのPDCCHに対応する。
図5に示す簡略化された例では、仮想キャリア501が、ホストシステムの周波数帯域幅のほぼ中央領域に示されている。上記説明のように、抑制機能デバイスの間で共有されるリソースを割当てるための仮想キャリア制御領域502が示されている。よって、仮想キャリア制御領域502は通信デバイス104へリソース割当メッセージを送信し、仮想キャリア501に対応する周波数範囲内から仮想キャリアPDSCH
510の通信リソースを割当てる。
【0039】
図5では、制御領域300は、制御領域300が
図4で表示されている位置に対応する位置に示されており、一例では、通信デバイスへメッセージを通信して、通信デバイスによって共有される通信リソースを割当てるPDCCHとすることができる。メッセージを受信するために、通信デバイス104は、PDCCH300の全周波数範囲にわたって送信される信号を受信し得る受信機ユニットを有する必要がある。
【0040】
狭帯域制御チャネル
広帯域制御チャネル領域は、通常、無線アクセスインターフェースのサブフレームの同じ部分に、ホストキャリアの周波数帯域内の全てのサブキャリアにわたって存在するため、例えば、LTEシステムが、広帯域制御チャネル領域と共にサブフレーム内で狭帯域制御チャネル領域を提供することが提案されている。広帯域制御チャネル領域はLTEの例のPDCCH300に対応し得る。そのため、近隣のセルの2つの基地局が広帯域制御チャネル領域で同時に、従って、相互に干渉し合う可能性のある異なる制御チャネル情報を送信することになる場合がある。近隣のセルにおいて異なる周波数的位置に存在し得る、例えば異なるサブキャリアのセットをカバーする各サブフレーム内で狭帯域制御チャネル領域を提供することによって、例えば、シグナリング情報を、異なるセル内の通信デバイスへ、同一チャネルセル間干渉を生じる可能性を低減しつつ通信することができる。更に、狭帯域制御チャネル上で送信され、又は受信される信号に、ビーム形成技術を適用することもできる。例えばLTEのためのそうした構成が3GPPで提案されている。
【0041】
図6に示すように、狭帯域制御チャネル領域600も提供され、例えばLTEの狭帯域制御チャネル領域600はEPDCCH600を含み得るはずである。狭帯域制御チャネル600は、特に、通信デバイスへリソース割当メッセージを通信する。しかし、狭帯域制御チャネル領域600は広帯域制御チャネル領域300より周波数が狭く、広帯域制御チャネル300の送信後のサブフレームほぼ全体に亘る。
図6の例に示すように、狭帯域制御チャネル600は、仮想キャリ
ア501内に形成される。よって一例では、狭帯域制御チャネル600をEPDCCHとすることができるはずであり、広帯域制御チャネルをPDCCH300とすることができるはずであるが、これらは、LTEの例に適用可能な、それぞれの広帯域制御チャネル及び狭帯域制御チャネルの単なる例にすぎないことを当業者は理解するであろう。
【0042】
スリープ指示信号(SIS)
上記説明のように、本開示の実施形態は、1つ以上の通信デバイスへスリープ指示信号を通信することにより、これら1つ以上の通信デバイスが、一例においては、EPDCCHである狭帯域制御チャネルで通信されるシグナリング情報を検出し、回復しなくてもよいことを指示するための構成を提供することができる。そうした構成が
図7a及び
図7bに示されている。
【0043】
図7aは
図6に示す例に対応する。
図7a及び
図7bでは、1つ以上のサブフレーム内で通信リソースを割当てられないものとして識別される1つ以上のモバイル通信端末へスリープ指示信号(SIS)を通信するためのスリープ制御チャネル700が設けられている。以下で明らかになるように、電力の節約のために、共有通信リソースを割当てられないことになる通信デバイスは、その受信機の少なくとも一部の電源を落とすことができる。これらの通信デバイスにその受信機の少なくとも一部の電源を落とすよう知らせるために、SISは、通信デバイスが狭帯域制御チャネルからシグナリング情報を検出しようとする前に又はその後において、可能な限り速やかに提供されるべきである。そのため、
図7aに示すように、スリープ制御チャネル700は、狭帯域制御チャネル600のほぼ先頭に配置され、当該サブフレームについての「スリープ」指示を提供し得る。
【0044】
スリープ制御チャネル700の割当の構成例が
図7bにより詳細に示されている。
図7bには、各々12通信リソースエレメントを備える2つのリソースブロック720、722が示されている。狭帯域制御チャネル600は、仮想キャリアに割当てられ、従って、仮想キャリアに割当てられた(第2の)周波数範囲の一部を形成する共有通信リソース540と並んで示されている。
【0045】
明らかなように、上記説明はダウンリンク上での信号受信に関連して提供されているが、制御チャネル上で送信されるリソース割当は、通信デバイスによるモバイル通信ネットワークへのアップリンク送信のための通信リソースのものであってもよい。
【0046】
上記説明のように、狭帯域制御チャネル領域が抑制機能デバイスと共に仮想キャリア用途に使用される例では、厳密に狭帯域である抑制機能受信機は、ホストキャリアPDCCHからのシグナリング情報を受信することができない。よって、狭帯域制御チャネル領域600を用いるのでなく広帯域制御チャネル領域300だけを用いる通信デバイスが、広帯域制御チャネル領域300に通信デバイスのための制御情報がないときに、広帯域制御チャネル領域300の後に続くサブフレームの間にスリープモードに入ることは、目下のところ不可能である。これは、狭帯域制御チャネル領域600を用いる通信デバイスは、狭帯域制御領域600全体を受信するためにサブフレームに間中ずっと「起動して」いなければならないためだからである。その結果、全ての抑制機能通信デバイスは、たとえそれらのデバイスが、少なくとも一部のサブフレームにおいて、シグナリング情報によってアップリンク送信又はダウンリンク送信をスケジュールされていない可能性があっても、あらゆるサブフレームの全体を処理しなければならなくなる。そうしたサブフレームにおける受信電力消費及び信号処理作業は、潜在的に多くの抑制機能通信デバイスにとって無駄になり得るはずである。MTCデバイスでは、低電力消費、限られた電池容量、しかも長寿命で動作することが期待され、そうした無駄な電力を最小限に抑えることが望ましい。SISは、狭帯域制御チャネル領域に利用可能な限られたリソースに埋め込むことができ、しかも、複数の通信デバイスに送信されるべき実際のDCIメッセージのための十分な余地が残る。
【0047】
従って、実施形態は、EPDCCHのような仮想キャリア制御領域(狭帯域制御チャネル領域)の先頭にごく少量の情報を埋め込み、ある特定の通信デバイスに、そのサブフレームの残りの部分の処理を休止し得ることを指示するように構成され得る。狭帯域制御チャネル領域は高度に制限されたリソースで動作する可能性が高いため、このSISは、極めてコンパクトに表現されなければならず、しかも同時に、複数の通信デバイスがこのSISを1つのサブフレームで受信できるようにすることが好ましい。
【0048】
図7aの例示実施形態に示すように、狭帯域制御領域600の先頭には、そのダウンリンク又はアップリンクリソースが当該サブフレームで割当てられていない少なくとも1つの通信デバイスの識別情報を伝えるためのSISが埋め込まれている。よって通信デバイスは、識別情報が伝えられるSISを復号しようと試み、SISで識別されていることを確認した場合には、そのサブフレームの残りの処理を放棄してよい。
【0049】
SISの構造の一例では、仮想キャリアは、1.4MHz、即ち6RBの最小許容LTE帯域幅にあることになる。仮想キャリアは、サブフレームごとにその幅が可変である広帯域制御領域300の後から開始し、又は、仮想キャリアは、新しいキャリアタイプ上に今後出現し得るような制御領域のないキャリア上で動作する。そうした限られたリソースでは、制御オーバーヘッド(control overhead)を最小化することが望ましく、そのため、一例では、狭帯域制御チャネル領域はわずか1RBの幅であり、仮想キャリア内のどこかに隣接して位置決めされる。例えば、狭帯域制御チャネル領域はサブフレームの両スロットを占有し得るが、これは一例にすぎない。SISが占めるリソースを最小化することがより望ましく、そのため、一例では、SISは、1つのOFDMシンボル、従って12リソースエレメントを占めるように構成される。PDCCH及びEPDCCHのフォーマットを保持して、SISはロバスト性のためにQPSK変調を使用するものと想定される。従って、最大で24ビットをSISの実装に利用できる。この構成は、
図7(b)に要約されており、
図7(b)には、仮想キャリアの最初の2リソースブロックだけの拡大表現が示されているが、明らかなように、これは一例にすぎない。
【0050】
以下で明らかにされるように、スリープ制御チャネル700からSISを受信するモバイル通信デバイス104は、その受信機の少なくとも一部の電源を落とし、従って、サブフレームの全長に亘る狭帯域制御チャネル600からのシグナリング情報を回復する必要を避けることになる。従って、狭帯域制御チャネルが後続のサブフレームの共有チャネル540のリソースを割当てるために、通信デバイスへリソース割当メッセージを通信する典型的な構成では、通信デバイスは狭帯域制御チャネル600で送信される信号全体を受信しなくてもよいため、スリープ制御チャネル700で送信されるスリープ指示信号は、通信デバイスにその受信機の電源を落とすよう知らせることになる。
【0051】
従って、以下に明らかにされるように、通信端末に対する電力の節約が実現され、電力の節約は、スリープ制御領域の時間的位置、及びSISを伝える領域の幅に応じて行われる。所与の例では、広帯域制御領域が3シンボルの幅である場合、通信デバイスは、サブフレーム内の14のOFDMシンボルのうちの4シンボル後にスリープできる。
【0052】
図8には、第2の狭帯域制御チャネルがホストキャリアの周波数範囲内の異なる周波数に配置された第1の部分801及び第2の部分802から形成されていることを除いて
図7に示す実施形態に対応する別の例示実施形態が示されている。狭帯域制御チャネルの第1及び第2の部分は、第1の広帯域制御チャネル300からサブフレーム上に広がっている。しかし、この例に示すように、SISは、スリープ制御チャネル領域の第1の部分804及び第2の部分806で送信され、これにより、通信端末でSISを正しく受信する可能性を高めるためのいくらかの周波数ダイバーシティを与えることはできる。
図7に示す例と同様に、1つ以上の通信デバイスが適切な識別子を用いて識別されている第1の部分804及び第2の部分806からスリープ制御チャネルでSISが送信される場合には、通信デバイスは、狭帯域制御チャネル801、802の残りの部分についてのシグナリング情報を受信しなくてもよく、そのため、通信デバイスの受信機の電力を低下させることができる。
【0053】
一般に、スリープ制御チャネル領域全体は、分散する狭帯域制御領域の複数の部分の間で、例えば、それらの部分それぞれのリソース可用性に応じて不均等に分割されてよく、制御領域の所与の部分の周波数幅全体に広がっていなくてよい。また、スリープ制御チャネル領域は、そうした分散狭帯域制御領域全体にわたってインターリーブ(interleave)されていてもよい。そうした分割及びインターリーブの方式は、仕様で定義することもでき、RRCによって準静的に(semi−statically)構成することもできる。
【0054】
上記から明らかなように、これまでの実施形態は、局所的なEPDCCHに類似した狭帯域制御領域を有したものであったが、
図8に示す構造は、分散したEPDCCHに類似している。とはいえ、前述の実施形態の方法はこの実施形態にも適用される。
【0055】
スリープ指示信号フォーマット
上記説明のように、一例では、SISは、SIS識別情報(SISI)と呼ばれ得る24ビットフィールドで伝えられる通信デバイスの識別子を通信するのに十分な容量を含むことができる。SISIは、初期セットアップ時に、RRCによって通信デバイスにおいて構成することができるはずである。SISIは、複数のデバイスが1つのサブフレームでSISを送信することができるように、24ビットより短い方が好ましいはずである。例えば、通信デバイスのSISIが6ビットの長さである場合には、SISは、各通信デバイスがそれらのSISIを求めてサーチするものと予期される、各々6ビットの長さの4つの非オーバーラップ領域へ分割することができる。このようにして、2
6=64台の通信デバイスに1仮想キャリア当たり1つのSISIを提供することができ、4台の通信デバイスにサブフレームごとに1仮想キャリア当たり1つのスリープ指示を与えることができる。24ビットのスリープ制御チャネル領域のSISIの長さ及び分割の他の組み合わせにより、他のサポートされる通信デバイスの量が生じるはずである(例えば、SISIを8ビットの長さとし、256台の通信デバイスをサポートすることもでき、3台の通信デバイスがサブフレームごとに1仮想キャリア当たり1つのスリープ指示を受信することができる)。
【0056】
可変SISI長
第1の例に類似した別の例では、SISIの長さは、eNB101によって、通信デバイスがどれ程の頻度でSISを受信する可能性が高いかに見合うように調整される。この調整は、例えば、ある時間履歴にわたる通信デバイス104についてのダウンリンクトラフィックプロファイルに基づくものとすることもでき、アプリケーションに従ったネットワーク構成によるものとすることもできる。相対的にSISを受信する可能性がより高い通信デバイス104は、他の通信デバイスがやはり同じサブフレームでSISを受信するためのスリープ制御チャネル領域の余地を残しつつSISIがより頻繁にシグナリングされ得るように、より短いSISIを受信し得るはずである。SISIがRRC構成可能である場合には、通信デバイスのトラフィックプロファイルが変化していることをネットワークが検出する際に、又は、通信デバイスの予想される必要に変化が生じたというアプリケーションからの指示によってSISIを変更することができる。
【0057】
SISIとしての順次オフセットC‐RNTI
別の例では、前述の実施形態の新しいSISIの導入の代わりに、SISIは、セル‐無線ネットワーク仮識別子(C‐RNTI(Cell−Radio Network Temporary Indentifier))とすることができる。これは、RRC上で送信されなければならない情報量を低減させる。しかし、C‐RNTIは常に16ビット長であり、そのため、スリープ制御チャネル領域の例では、多くとも24ビットであり、1サブフレーム当たり1台の通信デバイスにしかシグナリングすることができない。従って、例示実施形態では、ネットワークは、C‐RNTIの2進ビットパターンがネスト(nest)されるようにC‐RNTIを選択する。通信デバイスはその場合、通信デバイスがそこでそのC‐RNTIの復号の試行を開始すべきスリープ制御チャネル領域内のオフセットを用いて構成されればよい。例えば、16進法で表され、次いで2進法で表された以下の3つのC‐RNTI、
通信デバイス0 C‐RNTI:0x66E9=0110011011101001、
通信デバイス1 C‐RNTI:0xCDD3=1100110111010011、
通信デバイス2 C−RNTI:0x9BA7=1001101110100111、
が使用される場合、送信されるSIS=011001101110100111になる。
【0058】
よって、3つの通信デバイスのC‐RNTI全てを18ビット以内に埋め込むことができ、明らかに、更に6つの通信デバイスを同様にネストすることもできる。通信デバイスは、通信デバイスがこの例においては(左端のビットから数えて)位置0、1、又は2から開始するスリープ制御チャネル領域で復号することになるように、例えばRRCによって構成されればよい。特定のリソース内でのC‐RNTIの多重化を可能にするようにネストされるC‐RNTIを選択するこの特定の方法は、通信デバイスのC‐RNTI’をネストすることによって、RRC構成が、通信デバイスが通信デバイス自体のC‐RNTIのための復号を開始すべき位置からのスリープ制御チャネル領域におけるビットごとのオフセットだけを伝えればよいという点で有利である。
【0059】
SISIのCDM
別の例では、複数のSISIがスリープ制御チャネル領域700で送信され得る。複数のSISIは、各々、複数の送信間の干渉が、通信デバイスにおける復号後に適切な閾値を下回るように、異なるコードを用いてスクランブル(scramble)される。例えば、LTEの別の箇所で使用される直交符号(OCC(orthogonal cover code))、又は、ウォルシュ・アダマール系列をこの目的で使用することもできる。1つの実施においては、同じスクランブルされていないSISIを複数の通信デバイスのために構成することができ、通信デバイスは、符号領域で区別され、十分な符号直交性を与えられる。通信デバイスは、スリープ制御チャネル領域をスクランブル解除するのにどのスクランブリング符号を使用すべきかと共に、どのスクランブルされていないSISIに対して反応し得るかを与えられるように構成される必要がある。後者(どのスクランブルされていないSISIに反応し得るか)は、上記説明のその他の実施形態のうちの1つ、特にC‐RNTIのオフセットの例によって提供され得ることができ、C‐RNTIのオフセットは、スリープ制御チャネル領域の容量を大幅に増やすことができるはずである。スクランブリング符号のリストは、仕様によって提供され、RRCによってシグナリングすることができるはずである。
【0060】
グループスリープ指示信号
別の例は上記の例示実施形態に対応するが、1つのSISIを一度に複数の通信デバイスに適用することができる。例えば、これは、(SISIが通信デバイスによって保持される他の識別情報と無関係である)上記の第1の例の場合と同様にSISIのRRCシグナリングによるものとすることができる。この場合には、全て同じ識別情報を有する通信デバイスのグループを1つのサブフレームにおいてスリープさせることができ、よって、スリープ制御チャネル領域700の容量が更に増加する。
【0061】
スリープ制御チャネル領域
一般に、スリープ制御チャネル領域700は、当該サブフレームについての追加データ及び(1つ以上の)SISIを伝えることもできる。これはより多くのリソースが確保されることを必要とし得る。例えば、領域が仮想キャリアの帯域幅に亘り、(1つ以上の)SISI並びに、Rel‐8のPCFICHと同様の目的で、狭帯域制御領域に関するフォーマット指示を搬送することが適切となり得る。
【0062】
上記説明のように、一例では、第2の狭帯域通信チャネルはEPDCCH600であり、第1の広帯域制御チャネルはPDCCH300である。明らかなように、狭帯域制御チャネルは、同一チャネル間干渉の低減及びビーム形成機能に関していくつかの利点を提供するため、ホストキャリアの周波数範囲からの信号を受信するための機能を有する従来の通信デバイスは、狭帯域制御チャネル600からのシグナリング情報を受信するようにも構成される。したがって、一例においては、SISを送信するためのスリープ制御チャネル領域700が狭帯域制御チャネル600の一部を形成しないことが望ましい場合がある。そうした構成が
図9に示されている。
【0063】
図10では、仮想キャリ
アの共有リソース
540の一部として送信されるスリープ制御チャネル900は、狭帯域制御チャネル600のいかなる部分も使用しないように送信される。そのため、狭帯域制御チャネル600を使用して、リソース割当メッセージといったシグナリング情報を、フル機能通信デバイスと、仮想キャリア501の周波数範囲内で動作するにすぎない第2の抑制機能通信デバイスの両方へ通信することができる。
【0064】
いくつかの例示実施形態は、第2のタイプの抑制機能通信デバイスが第1のタイプのフル機能デバイスと共に基地局によってサービスされるセル内に存在し、広帯域制御チャネル領域300と狭帯域制御チャネル領域600の両方が第1のタイプ及び第2のタイプの通信デバイスへ無線アクセスインターフェースによって提供される構成を与えることができる。基地局は、無線アクセスインターフェースが、第2の周波数範囲を含む第1の周波数範囲をカバーするホストキャリア内に存在する仮想キャリアを提供する第2の周波数範囲内の狭帯域制御領域600の位置を特定するように構成することができる。よって、例えば基地局のスケジューラは、第2のタイプの通信デバイスが狭帯域制御チャネル600(EPDCCH)からの通信リソースへのアクセスを許可する制御情報を受信することができると共に、第1のタイプのデバイスにも狭帯域制御チャネル600からの通信リソースへのアクセスが許可されるように、狭帯域制御チャネル600の位置を第2の周波数範囲内の仮想キャリアの一部として特定するように適合される。しかし、第2のタイプの通信デバイスの抑制された機能の結果として、狭帯域制御チャネルは、第2の周波数範囲内のみの通信リソースへのアクセスを許可し、他方、第1のタイプのフル機能デバイスには、ホストキャリアの第1の周波数範囲内の共有リソースへのアクセスが許可され得る。そのため、第1のタイプのフル機能通信デバイスと、同じ狭帯域制御チャネルからの通信リソースへのアクセスを許可する制御情報を受信する第2のタイプの抑制機能通信デバイスとの共存は、通信システムが利用できる通信リソースを効率よく使用する構成を与える。
【0065】
図9に示す構成は、(1つ以上の)SISを通信するためのスリープ制御チャネル領域700が、通常は、第2の狭帯域制御チャネル600と仮想キャリア501の共有リソース540の両方の一部を形成するはずの、仮想キャリアの領域において形成される例を示す。
図9に示す例について理解されるように、フル機能通信デバイスは、SISを受信するように、又は、SISを含むスリープ制御チャネル領域700後から開始する第2の狭帯域制御チャネル600からのシグナリング情報の受信を開始するように適合されることが必要になる。
【0066】
図10に示す例によれば、狭帯域制御チャネル600は、ホストキャリアの全範囲を使用することができる通信デバイスと、仮想キャリア501だけに制限される機能が抑制された狭帯域通信デバイスによって共有される。この制御領域は、Rel‐11について3GPPによって定義されているEPDCCHとすることができる。従って、この実施形態においては、スリープ制御チャネル領域700は、その存在によって非仮想キャリア通信デバイスが妨げられないように、仮想キャリア共有リソース540の先頭であって、EPDCCHによって使用されないサブキャリア上にのみ挿入される。
図9に例示する例と同様に、スリープ制御チャネル領域700は、そのリソースが追加データを含むのに十分な大きさである場合には、(1つ以上の)SISI以外の追加データを含むことができる。例えば、スリープ制御チャネル領域700は、所与のサブフレーム内のスリープ指示に含まれない仮想キャリア通信デバイスのための、(共有)制御領域の位置に関する仮想キャリア通信デバイスへの情報を提供することができる。
【0067】
アーキテクチャの例
図11に、適応されたLTEモバイル通信システムの一部を示す概略図を示す。システムは、コアネットワーク1408に接続された適応エンハンスドNodeB(eNB)1401を含み、コアネットワーク1408は、カバレッジエリア(即ちセル)1404内の複数の従来のLTEデバイス1402及び抑制機能デバイス1403へデータを通信する。抑制機能デバイス1403は各々、従来のLTEデバイス1402に含まれる送受信機ユニット1406の機能と比べて、狭められた帯域幅にわたってデータを受信することができる受信機ユニット、及び狭められた帯域幅(又はeNB1401によってサポートされるアップリンクキャリアの全帯域幅)にわたってデータを送信することができる送信機ユニットを含む送受信機ユニット1405を有する。
【0068】
適応eNB1401は、例えば、
図4から
図10を参照して上述したような仮想キャリアを含むサブフレーム構造を用いてダウンリンクデータを送信するように構成される。よって、抑制機能デバイス1403は、上述のようにアップリンク仮想キャリア及びダウンリンク仮想キャリアを用いてデータを受信し、送信することができる。
【0069】
上記説明のように、複雑さが減らされたデバイス1403は、狭められた帯域幅のダウンリンク仮想キャリアにわたってデータを受信するため、ダウンリンクデータを受信し、復号し、アップリンクデータを符号化し、送信するのに必要な送受信機ユニット1405の複雑さ、消費電力、及びコストは、従来のLTEデバイスで設けられる送受信機ユニット1406と比べて削減される。
【0070】
セル1404内のデバイスのうちの1つへ送信されるべきコアネットワーク1408からのダウンリンクデータを受信する際、適応eNB1401は、そのデータが従来のLTEデバイス1402に向けられたものか、それとも抑制機能デバイス1403に向けられたものか判定するように構成される。これは任意の適切な技術を用いて達成され得る。例えば、抑制機能デバイス1403に向けられたデータは、そのデータがダウンリンク仮想キャリア上で送信されなければならないことを指示する仮想キャリアフラグを含んでいてもよい。適応eNB1401が、ダウンリンクデータが抑制機能デバイス1403へ送信されるべきことを検出した場合には、適応eNB1401に含まれる適応スケジューリングユニット1409が、そのダウンリンクデータがダウンリンク仮想キャリア上で当該の抑制機能デバイスへ送信されることを確保する。別の例では、ネットワークは、仮想キャリアがeNBから論理的に独立しているように構成される。より具体的には、仮想キャリアは、コアネットワークには別個のセルとして見えるように構成される。コアネットワークから見て、仮想キャリアがセルのホストキャリアと物理的に同じ位置にあること、又は、ホストキャリアとの相互作用を有することは分からない。パケットは、任意の従来のセルについてルーティング(route)される通りに、仮想キャリアへ/仮想キャリアからルーティングされる。
【0071】
別の例では、適切なキャリア(即ちホストキャリア又は仮想キャリア)への、又は適切なキャリアからのトラフィック(traffic)をルーティングするために、ネットワーク内の適切な箇所でパケット検査が実行される。
【0072】
更に別の例では、コアネットワークからeNBへのデータが、特定の通信デバイスのための特定の論理接続上で通信される。eNBには、どの論理接続がどの通信デバイスと関連付けられるか指示する情報が提供される。eNBでは、どの通信デバイスが抑制機能デバイスであり、どの通信デバイスが従来のLTEデバイスであるか指示する情報も提供される。この情報は、抑制機能デバイスが最初に仮想キャリアリソースを用いて接続されたはずであることから導出することもできる。他の例においては、抑制機能デバイスは、接続手順においてeNBへ抑制機能デバイスの機能を指示するように構成される。したがって、eNBは、通信デバイスが抑制機能デバイスであるかそれともLTEデバイスであるかに基づいて、コアネットワークから特定の通信デバイスへのデータをマッピング(map)することができる。
【0073】
アップリンクデータの送信のためのリソースをスケジュールする際、適応eNB1401は、リソースをスケジュールされるべきデバイスが、抑制機能デバイス1403であるかそれとも従来のLTEデバイス1402であるか判定するように構成される。いくつかの例においては、これは、上述のように仮想キャリアのランダムアクセス要求と従来のランダムアクセス要求とを区別する技術を用いてPRACH上で送信されるランダムアクセス要求を分析することによって達成される。いずれの場合も、適応eNB1401において、ランダムアクセス要求が抑制機能デバイス1402によって出されたと判定される際に、適応スケジューラ1409は、アップリンク通信リソースエレメントの許可が仮想アップリンクキャリア内に存在することを確保するように構成される。
【0074】
上述の実施形態は、仮想キャリアシステムにおける通信デバイスのマイクロスリープと同様の振る舞い(microsleep−like behavior)を可能にするように構成される。この構成は、接続モードの通信デバイスに関連したダウンリンク又はアップリンクのリソース割当てがないサブフレームの処理を放棄することによって、当該通信デバイスにおける電力の節約の達成を可能とし得る。この構成は、ネットワークが、この情報を、最小限のダウンリンク制御領域リソースの損失により、1つのサブフレームにおいて複数の通信デバイスへシグナリングすることを可能にする。各実施形態はLTEに言及して説明されているが、UMTSといった他の無線通信システムにおいても適用でき、また、FDDシステムとTDDシステムの両方で適用できる。
【0075】
要約
例示実施形態に従って動作するモバイル通信ネットワーク及び通信端末の例示を提供する流れ図が
図12に示されており、これは以下のように要約される。
【0076】
S1:モバイル通信ネットワークの、基地局やeNBといった1つ以上のネットワークエレメントが、通信デバイスへ、及び/又は通信デバイスからデータを通信するための無線アクセスインターフェースを提供するように構成される。
S2:ネットワークエレメントによって提供される無線アクセスインターフェースは複数の時分割サブフレームを含むように構成され、各サブフレームは複数の通信リソースエレメントを含む。
S4:ネットワークエレメントによって提供される無線アクセスインターフェースは、各サブフレームに、無線アクセスインターフェースの帯域幅に実質的に対応する帯域幅を有する第1の広帯域制御チャネルを含むように構成される。
S6:通信デバイスのうちの1つ以上へ第1のシグナリング情報を通信する。
S8:ネットワークエレメントによって提供される無線アクセスインターフェースは、各サブフレームに、第2の狭帯域制御チャネルを含むように構成される。第2の狭帯域制御チャネルは、第1の広帯域制御チャネルより狭い帯域幅と、サブフレーム内の第1の広帯域制御チャネルの持続期間より長いサブフレーム内の持続期間とを有するように構成される。
S10:第2の狭帯域制御チャネルで通信デバイスのうちの1つ以上へ第2のシグナリング情報を通信する。第2のシグナリング情報は、例えば、通信デバイスへリソースを割当てるためのリソース割当メッセージである。
S12:通信デバイスのうちの1つ以上へスリープ指示信号(SIS)を送信する。SISは通信デバイスのうちの1つ以上へ、通信デバイスが第2の狭帯域制御チャネルからの第2のシグナリング情報を受信しなくてもよいこと、言い換えると、第2の狭帯域通信チャネルには当該の1つ以上の通信デバイスについてのシグナリング情報がないことを指示する。或いは、SISは、第2の狭帯域制御チャネルでシグナリング情報を受信することになる通信デバイスのうちの1つ以上の指示を含むこともできる。
S14:通信デバイスはSISにおけるその識別子を識別し、SISが、第2の狭帯域通信チャネルに当該通信デバイスについてのシグナリング情報がないという指示を表す場合、その受信機の少なくとも一部への電力供給を低減し、それによって電力を節約する。
【0077】
一例によれば、モバイル通信ネットワークを用いて通信デバイスへデータを送信し、及び/又は通信デバイスからデータを受信する方法が提供される。方法は、
通信デバイスへ、及び/又は通信デバイスからデータを通信するための1つ以上のネットワークエレメントを用いて、第1の周波数範囲に亘る複数の通信リソースエレメントを提供し、第1の周波数範囲内にあって、第1の周波数範囲より狭い第2の周波数範囲内の複数の通信リソースエレメントを与える無線アクセスインターフェースを提供することであって、無線アクセスインターフェースは、
複数の時分割サブフレームを含み、各サブフレームは、第1の周波数範囲の複数の通信リソースエレメント及び第2の周波数範囲の複数の通信リソースエレメントを含み、
複数のサブフレームのうちの少なくとも1つは、
当該サブフレームの一部に、通信デバイスのうちの1つ以上へ第1のシグナリング情報を通信するための、第1の周波数範囲に実質的に対応する帯域幅を有する第1の広帯域制御チャネルを含み、
複数のサブフレームのうちの少なくとも1つは、
当該サブフレームの第2の部分に、第1の広帯域制御チャネルより狭い帯域幅と、当該サブフレーム内の第1の広帯域制御チャネルの持続期間より長い当該サブフレーム内の第2の狭帯域制御チャネルの持続期間とを有する第2の狭帯域制御チャネルを含み、
第2の狭帯域制御チャネルは、通信デバイスのうちの1つ以上へ第2のシグナリング情報を通信するように構成されるものである、無線アクセスインターフェースを提供することと、
通信デバイスのうちの1つ以上へスリープ指示信号を送信することであって、スリープ指示信号は通信デバイスのうちの1つ以上へ、通信デバイスが第2の狭帯域制御チャネルからの第2のシグナリング情報を受信しなくてもよいことを指示するものである、スリープ指示信号を送信することと、を備える。
【0078】
上記説明から理解され得るように、何台の通信デバイスが1つのサブフレームにおいてSISを受信し得るかには明らかに限界がある。リソースが割当てられない他の通信デバイスは、そうした仮想キャリアにおける通常の動作に従ってサブフレーム全体を復号しなければならないことになる。
【0079】
本開示の例には、多様な改変を加えることができる。本開示の実施形態は、概ね、従来のLTEベースのホストキャリアに挿入された仮想キャリアを介してデータを送信する抑制機能デバイスに関して定義されている。しかし、例えば、従来のLTEタイプのデバイスと同じ機能を有するデバイスや、高度な機能を有するデバイスなど、任意の適切なデバイスが、前述の仮想キャリアを用いてデータを送受信することができることが理解されるであろう。
【0080】
更に、アップリンクリソース又はダウンリンクリソースのサブセット上で仮想キャリアを挿入するという一般原理は、任意の適切なモバイル遠距離通信技術に適用することができ、LTEベースの無線インターフェースを用いるシステムだけに限定しなくてもよいことも理解されるであろう。
【0081】
本発明の多様な他の態様及び特徴は、下記の番号が付された項により定義されている。
【0082】
1.モバイル通信ネットワークへデータを送信し、又は、前記モバイル通信ネットワークからデータを受信するための通信デバイスであって、
前記モバイル通信ネットワークは、前記通信デバイスのための無線アクセスインターフェースを提供し、
前記通信デバイスは、
前記モバイル通信ネットワークの1つ以上のネットワークエレメントによって提供される前記無線アクセスインターフェースを介して前記モバイル通信ネットワークへデータを送信するように適合された送信ユニットと、
前記モバイル通信ネットワークの前記1つ以上のネットワークエレメントによって提供される前記無線アクセスインターフェースを介して前記モバイル通信ネットワークからのデータを受信するように適合された受信ユニットと、
を含み、
前記無線アクセスインターフェースは、第1の周波数範囲に亘る複数の通信リソースエレメントを与え、
前記無線アクセスインターフェースは、時分割された複数のサブフレームを含み、
少なくとも1つの前記サブフレームは、
前記通信デバイスへ第1のシグナリング情報を通信するための前記サブフレームの一部内の第1の広帯域制御チャネルを含み、
少なくとも1つの前記サブフレームは、
前記サブフレームの第2の部分内にあって、前記第1の広帯域制御チャネルよりも狭い帯域幅と、前記サブフレーム内の前記第1の広帯域制御チャネルの持続時間よりも長い前記サブフレーム内の第2の狭帯域制御チャネルの持続時間とを有する、前記第2の狭帯域制御チャネルであって、前記第2の狭帯域制御チャネルは、前記通信デバイスへ第2のシグナリング情報を通信するように構成される、前記第2の狭帯域制御チャネルを含み、
前記受信ユニットは、
前記通信デバイスへ、前記通信デバイスが前記第2の狭帯域制御チャネルから前記第2のシグナリング情報を受信しなくてよいことを指示するスリープ指示信号を受信するように構成され、且つ、
前記スリープ指示信号の受信に応じて、前記第2の狭帯域制御チャネルから前記第2のシグナリング情報の受信を停止するように構成される、
通信デバイス。
2.前記スリープ指示信号の受信に応じて、前記受信ユニットは、1つ以上の前記サブフレームについての前記シグナリング情報を受信しないよう指示する、上記項目1に記載の通信デバイス。
3.前記スリープ指示信号は、前記サブフレームの終点よりも前記サブフレームの始点に近い前記サブフレーム内の時刻に前記通信デバイスによって受信される、上記項目1又は上記項目2に記載の通信デバイス。
4.前記スリープ指示信号は、前記第2の狭帯域制御チャネルの始点に近い前記サブフレーム内の時刻に前記通信デバイスによって受信される、上記項目3に記載の通信デバイス。
5.前記スリープ指示信号は、識別子を含み、
前記受信機は、前記通信デバイスへ、前記識別子によって識別される前記通信デバイスが前記第2のシグナリング情報を受信しなくてもよいことを指示する前記スリープ指示において、前記通信デバイスに対応する識別子を検出するように構成される、
上記項目1〜上記項目4のいずれか1つに記載の通信デバイス。
6.前記スリープ指示信号の前記識別子は、前記第2の狭帯域制御チャネルから前記第2のシグナリング情報を受信しなくてもよい前記通信デバイスのグループのうちの1つの指示を与える、上記項目5に記載の通信デバイス。
7.前記スリープ指示領域の前記識別子が、前記ネットワークによって前記通信デバイスに割当てられた無線ネットワーク識別子番号を与えるように構成される、上記項目5に記載の通信デバイス。
8.前記スリープ指示信号は、第3の制御チャネルから前記通信デバイスによって受信され、前記第3の制御チャネルの少なくとも一部は、前記第2の狭帯域制御チャネルの一部から形成される、上記項目1〜上記項目7のいずれか1つに記載の通信デバイス。
9.前記無線アクセスネットワークは、前記第1の周波数範囲内にあって、前記第1の周波数範囲より狭い第2の周波数範囲内の複数の通信リソースエレメントを提供し、
前記第3の制御チャネルは、前記第2の周波数範囲内の前記複数の通信リソースエレメントから形成される、
上記項目8に記載の通信デバイス。
10.前記第2の狭帯域制御チャネルは、前記第2の周波数範囲の前記複数の通信リソースエレメント内で形成され、前記第3の制御チャネルは、前記第2の周波数範囲の前記複数の通信リソースエレメント内で形成される、上記項目8に記載の通信デバイス。
11.前記第2の狭帯域制御チャネル及び前記第3の制御チャネルは、前記第2の周波数範囲内の前記複数の通信リソースエレメントのいずれも共有しない、上記項目10に記載の通信デバイス。
12.前記受信ユニットは、狭帯域化された機能を提供するように構成され、
前記通信デバイスは、機能が抑制された通信デバイスであり、
前記抑制機能受信機は、前記第2の周波数範囲内の前記複数の通信リソースエレメントのみを介して送信された信号を受信するように構成され、
前記第2の狭帯域制御チャネル内を通信される前記第2のシグナリング情報は、前記通信デバイスに前記第2の周波数範囲の前記複数の通信リソースエレメントの1つ以上を割当てるためのリソース割当メッセージを含み、
前記送信ユニットは、1つ以上の前記第2の周波数範囲の割当リソース内のデータを送信し、又は、
前記受信ユニットは、1つ以上の前記第2の周波数範囲の割当リソースからのデータを受信する、
上記項目9〜上記項目11のいずれか1つに記載の通信デバイス。
13.通信デバイスを用いて、モバイル通信ネットワークへデータを送信し、又は、前記モバイル通信ネットワークからのデータを受信するための方法であって、
前記モバイル通信ネットワークは、前記通信デバイスのための無線アクセスインターフェースを提供し、
前記方法は、
前記モバイル通信ネットワークの1つ以上のネットワークエレメントによって提供される前記無線アクセスインターフェースを介して前記モバイル通信ネットワークへデータを送信し、及び/又は、
前記モバイル通信ネットワークの1つ以上のネットワークエレメントによって提供される前記無線アクセスインターフェースを介して前記モバイル通信ネットワークからのデータを受信する、
ことを備え、
前記無線アクセスインターフェースは、第1の周波数範囲に亘る複数の通信リソースエレメントを与え、
前記無線アクセスインターフェースは、複数の時分割されたサブフレームを含み、
少なくとも1つの前記サブフレームは、
前記通信デバイスへ第1のシグナリング情報を通信するための前記サブフレームの部分内の第1の広帯域制御チャネルを含み、
少なくとも1つの前記サブフレームは、
前記サブフレームの第2の部分内にあって、前記第1の広帯域制御チャネルよりも狭い帯域幅と、前記サブフレーム内の前記第1の広帯域制御チャネルの持続時間よりも長い前記サブフレーム内の第2の狭帯域制御チャネルの持続時間とを有する、前記第2の狭帯域制御チャネルであって、前記通信デバイスへ第2のシグナリング情報を通信するように構成された前記第2の狭帯域制御チャネルを含み、
前記方法は、
前記通信デバイスへ、前記通信デバイスが前記第2の狭帯域制御チャネルから前記第2のシグナリング情報を受信しなくてよいことを指示するスリープ指示信号を受信し、
前記スリープ指示信号の受信に応じて、前記スリープ指示信号の受信に対する応答として、前記第2の狭帯域制御チャネルから前記第2のシグナリング情報を受信しない、
ことを備える方法。
14.前記スリープ指示信号の受信の応答は、1つ以上の前記サブフレームのための前記シグナリング情報を受信しないことを含む、上記項目1に記載の方法。
15.前記スリープ指示信号の受信は、前記通信デバイスによって、前記サブフレームの終点よりも前記サブフレームの始点に近い前記サブフレーム内の時刻に、前記スリープ指示信号を受信することを含む、上記項目13又は上記項目14に記載の方法。
16.前記スリープ指示信号の受信は、前記通信デバイスによって、前記第2の狭帯域制御チャネルの始点に近い前記サブフレーム内の時刻に前記スリープ指示信号を受信することを含む、上記項目15に記載の方法。
17.前記スリープ指示信号は、識別子を含み、
前記方法は、前記スリープ指示内の前記通信デバイスに対応する識別子を検出することを含み、
前記識別子は、前記通信デバイスへ、前記識別子によって識別される前記通信デバイスが前記第2のシグナリング情報を受信しなくてもよいことを指示する、
上記項目13〜上記項目16のいずれか1つに記載の方法。
18.前記方法は、
前記複数の通信デバイスを分割することによって設けられた複数のグループの1つに、前記グループのいずれの前記通信デバイスが前記第2の狭帯域制御チャネルから前記第2のシグナリング情報を受信しなくてもよいことを指示する、前記スリープ指示信号の前記識別子を与え、
前記スリープ指示信号の前記識別子から、前記識別されたグループに基づいて、前記通信デバイスが前記第2の狭帯域制御チャネルから前記第2のシグナリング情報を受信しなくてもよいことを識別する、
ことを備える上記項目17に記載の方法。
19.前記スリープ指示領域の前記識別子は、前記ネットワークによって前記通信デバイスに割当てられた無線ネットワーク識別子番号を与えるように構成される、上記項目17に記載の方法。
20.前記スリープ指示信号の受信は、第3の制御チャネルから前記通信デバイスによって前記スリープ指示信号を受信することを含み、前記第3の制御チャネルの少なくとも一部は、前記第2の狭帯域制御チャネルの一部から形成される、上記項目13〜上記項目19のいずれか1つに記載の方法。
21.前記無線アクセスネットワークは、前記第1の周波数範囲内にあって、前記第1の周波数範囲より狭い第2の周波数範囲内の複数の通信リソースエレメントを提供し、
前記第3の制御チャネルは、前記第2の周波数範囲内の前記複数の通信リソースエレメントから形成される、上記項目20に記載の方法。
22.前記第2の狭帯域制御チャネルは、前記第2の周波数範囲の前記複数の通信リソースエレメント内で形成され、前記第3の制御チャネルは、前記第2の周波数範囲の前記複数の通信リソースエレメントで形成される、上記項目20に記載の方法。
23.前記第2の狭帯域制御チャネル及び前記第3の制御チャネルは、前記第2の周波数範囲内の前記複数の通信リソースエレメントのいずれも共有しない上記項目22に記載の方法。
24.狭帯域化された機能を有する前記通信デバイスであって、抑制機能通信デバイスである前記通信デバイスを提供することを備え、
前記無線アクセスインターフェースを介して前記モバイル通信ネットワークからのデータの受信は、前記抑制機能通信デバイスを用いて、前記第2の周波数範囲内の前記複数の通信リソースエレメントのみを介して送信された信号を受信することによって、データを受信することを備え、
前記第2の狭帯域制御チャネル内で通信された前記第2のシグナリング情報は、
前記第2の周波数範囲の前記複数の通信リソースエレメントの1つ以上を前記通信デバイスに割当てるためのリソース割当メッセージを含み、
データを送信することは、1つ以上の前記第2の周波数範囲の割当リソース内のデータを送信することを含み、又は、
データを受信することは、1つ以上の前記第2の周波数範囲の割当リソースからデータを受信することを含む、
上記項目21〜上記項目23のいずれか1つに記載の方法。