(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記連結固定部は、前記光源モジュールと連結したとき、前記発光部が直線状に実装された前記複数の発光素子の延長線上の位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の連結装置。
前記連結固定部は、前記接続部を2つ備え、それぞれの前記接続部に前記光源モジュールが連結されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の連結装置。
前記接続部は2極の接触部を有し、前記連結固定部は、前記発光部を介して前記接続部の前記2極の接触部を短絡させる配線パターンを有していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の連結装置。
【発明を実施するための形態】
【0015】
実施の形態1.
実施の形態1では、本発明に係る照明器具の一例として、天井などの被取付部(以下、被取付部として天井を例に説明するが天井に限定されない)に取り付けられる、逆富士形の照明器具1000について説明する。
以下の説明において、便宜上、天井面側(被取付面側)を上面側とし、床面側(被取付面と反対側)を下面側として説明を行う。
【0016】
図1は照明器具1000の傾斜図であり、
図2は
図1に示す照明器具1000の分解傾斜図であり、
図3は
図2に示す本体部100の傾斜図であり、
図4は
図2に示す光源部200の傾斜図であり、
図5は
図2に示す光源部200の分解傾斜図であり、
図6は
図5に示すLEDユニット220の分解傾斜図であり、
図7は
図6に示すLEDモジュール221の傾斜図であり、
図8は
図6に示す連結部222であり、
図9は
図5に示すA部の拡大図である。なお、詳細を説明する為、
図8には配線パターン221fを図示する。
【0017】
はじめに、照明器具1000の各部の構成を説明する。
照明器具1000は、天井(被取付部)に当接するように設置される本体部100と、本体部100に着脱可能に取り付けられる光源部200から構成される。
【0018】
本体部100は、光源部200を本体部100に取り付けするためのバネ部110と、照明器具1000の外部から引き込まれた電源電線が接続される端子台120を備えている。
【0019】
本体部100は、略箱形状をしており、上面側が下面側より大きく形成された逆富士形状をしている。
また、下面側には、光源部200の一部が挿入されて固定される開口部101が形成されており、開口部101と対向する上面側には取付部102が形成されている。
【0020】
本体部100の取付部102には、バネ部110、端子台120が取り付けられている。また、取付部102には、商用電源供給用の電源電線を引き込む電源引込孔103や、天井へ固定する為の天井固定孔104が形成されている。
【0021】
バネ部110は、略円弧形状をしており取付部102に取り付けられている。バネ部110により、光源200は本体部100に保持される。
【0022】
端子台120は、電源引込孔103を介して外部から引き込まれる電源電線が接続されるものであり、光源部200へ電力を供給する為の端子台コネクタ121を備えている。
【0023】
光源部200は、保持部210、LEDユニット220(または、光源装置ともいう)、カバー部230、光源蓋部240、連結金具250、点灯装置260を備えている。
【0024】
保持部210は、LEDユニット220が取り付けられる保持正面部211と、保持正面部211の両端部から垂直に突出した保持側面部212から構成されており、長尺状に形成されている。
【0025】
また、保持正面部211のLEDユニット220が取り付けられる面の背面(上面側)には、バネ部110と連結する連結金具250が取り付けられている。
【0026】
LEDユニット220は、複数のLED素子221a(発光素子ともいう)と複数のLED素子221aが実装されたLED基板221bを備えたLEDモジュール221(光源モジュールともいう)と、保持正面部211に固定され、対向するLEDモジュール221同士を連結させる連結部222を備えている。
LEDユニット220は、複数のLEDモジュール221を連結部222(連結装置ともいう)により連結するものであり、長尺状に形成されている。なお、連結の詳細に関しては後述する。
【0027】
LEDモジュール221は、略長方形状をしたLED基板221bと、LED基板221bに実装される複数のLED素子221aと、LED基板221bの両端に実装され連結部222と接続する凹型コネクタ221cから構成されている。
【0028】
LED基板221bは、略長方形状をしており、一面に配線パターン221fが形成される実装面221dを備えている。
配線パターン221fは、長手両端に設けられた凹型コネクタ221cを繋ぐよう略直線状に、2列形成されている。
【0029】
LED素子221aは、実装面221dに形成された配線パターン221fに沿って略等間隔に実装されている。また、LED基板221bの長手方向と平行に2列に配設される。
【0030】
凹型コネクタ221cは、LED基板221bの長手方向両端部それぞれに、直線状に配列された2列のLED素子221aに挟まれるように実装されている。
凹型コネクタ221cは略四角形状をし、連結部222が差し込まれ導通する挿込部221eが形成されている。また、挿込部221eがそれぞれ長手外方向へ向くように配設されている。
【0031】
連結部222は、保持部210に当接する略直方体形状をした連結固定部222aと、LEDモジュール221と連結する連結本体部222bと、連結固定部222aに備えられ連結本体部222bを介してLEDモジュール221から供給される電力により発光する補助LED222c(発光部ともいう)を備えている。なお、本実施の形態では、2個の補助LED222cを備えている場合について説明するが、補助LED222cの個数を2個に限定するものではない。
【0032】
連結固定部222aは、略直方体形状をしており、LEDモジュール221の側辺と対向する、長手方向の側辺(対向側辺ともいう)の長さA(
図7に図示)がLEDモジュール221の短手方向の側辺の長さB(
図8に図示)より長く形成されている。
また、長手方向中心部には連結本体部222bが取り付けられるとともに、連結本体部222bの両側には配線パターンが形成され連結本体部222bを介してLEDモジュール221からの電力供給により点灯する補助LED222cが配設されており、各補助LED222cの外側には連結固定部222aを保持部210に固定される為の取付孔222d(固定部ともいう)が形成されている。
【0033】
連結本体部222bは、隣接するLEDモジュール221とLEDモジュール221を連結させ、導通させるものである。
連結本体部222bは、略直方体形状をしており、長手方向両端にLEDモジュール221の凹型コネクタ221cに挿し込まれる接続部222eを両側に備えている。
また、連結本体部222bは、連結固定部222aの長手方向中心にて垂直に交差するように形成されており、接続部222eは連結固定部222aより突き出すように配設されている。
【0034】
補助LED222cは、連結固定部222aの連結本体部222bの両側に形成された配線パターンに実装されており、連結本体部222bを介してLEDモジュール221から供給される電力により発光する。
また、補助LED222cは、直線状に配列されたLED素子221aの配列の延長線上に位置するように配設されている。
【0035】
カバー部230は、カバー爪部231、カバー拡散部232を備えており、LEDユニット220を覆うように保持部210に取り付けられる。
なお、カバー爪部231は、保持部210の保持側面部212に係合する。また、カバー拡散部232は断面が略円弧状をなすように形成されており、LEDユニット220を覆う長尺状である。
【0036】
光源蓋部240は、カバー部230のカバー拡散部232、保持部210の保持正面部211とから構成される端部に嵌まり込み、前記端部を塞いでいる。
【0037】
連結金具250は、断面が略L形状に形成されており、保持正面部211の背面に取り付けられている。
また、連結金具250は、バネ部110が挿入される開口部が形成されており、本体部100に備えられているバネ部110と連結される。
【0038】
点灯装置260は、端子台120を介して商用電力からの電力をLEDユニット210に供給し、LEDユニット210を点灯させる装置であり、保持部210の背面に取り付けられている。
また、点灯装置260は略直方体形状をした点灯装置本体部261と、端子台120と連結する電源コネクタ262から構成されている。
【0039】
次に、LEDユニット220の組立方法に関して説明をする。
図10は
図6に示すLEDユニット220の組立方法を示した組立工程図であり、
図10の(a)は、保持部210に連結部222を取り付ける状態であり、
図10の(b)は、取り付けられた連結部222にLEDモジュール221が接続される状態であり、
図10の(c)は、LEDモジュール221に追加の連結部222が接続される状態であり、
図10の(d)は、長尺状にLEDユニット220が組み立てられた状態である。
【0040】
はじめに、保持部210の長手方向端部に、連結部222の取り付けを行なう。
連結部222は、接続部222eが保持部210の小口方向を向くように配置され、保持正面部211と連結固定部222aが当接した状態で、ねじにより取付孔222dを介して保持部210に固定される。
【0041】
次に、連結部222にLEDモジュール221を接続させる。
LEDモジュール221は、長手両端に配設された凹部コネクタ221cのどちらか一方を、保持部210に固定された連結部222の保持部210長手中心方向へ向いた接続部222eに接続を行なう。
このとき連結部222の連結固定部222aより突出した接続部222eは、LEDモジュール221のLED基板221bの端部と当接し凹部コネクタ221cと接続する。
【0042】
次に、LEDモジュール221に追加の連結部222を接続させる。
LEDモジュール221の長手方向両端部に備えた凹部コネクタ221cのうち、連結部222と接続されてない凹部コネクタ221cに、追加の連結部222を新たに接続する。
このとき、追加の連結部222はLEDモジュール221に接続させた後に、保持部210にねじにより固定する。
【0043】
次に、追加の連結部222に追加のLEDモジュール221を接続させる。
このように、LEDモジュール221と、連結部222の接続を保持部210の長手方向と略同等になるまで接続を繰り返し行ない、LEDユニット220は長尺状に構成される。なお、LEDユニット220の両端部は連結部222が配置される。
【0044】
最後に、LEDユニット220の端部には、点灯装置260からの電力を入力する電源入力用コネクタ223が接続され、LEDモジュール221に二列形成された配線パターン221fのうち一列に電力が供給されるとともに、他方側の端部に短絡用コネクタ224が接続され、配線パターン221fの他方側の列に電力が供給されLEDユニット220は直列点灯をすることができる。
【0045】
次に、LEDユニット220の変形例を、
図11を用いて説明を行なう。
図11の(a)は、LEDモジュール221の連結された数量が異なるLEDユニット220′を示したものであり、
図11の(b)は異なる長さのLEDモジュール221′を連結させたLEDユニット220′′である。
【0046】
本実施の形態では、LEDユニットはLEDモジュール221を4つ連結したLEDユニット220に関しての説明を行なっているが、連結するLEDモジュール221の数量、またはLEDモジュール221の長さは、光源部200の長さなどとの関係により適宜変更することができる。
例えば、
図11の(a)に示すLEDユニット220′は、LEDモジュール221を2つ連結したものである。
また、
図11の(b)に示すLEDユニット220′′は、LEDモジュール221と、LEDモジュール221よりも短く形成されたLEDモジュール221′が連結され形成されているものである。
【0047】
本実施の形態では、保持部210に固定される連結部222によって、LEDモジュール221が保持、連結されることで、LEDユニット220を容易に構成することができる。
【0048】
本実施の形態では、LEDモジュール221のLED素子221aと、連結部222の補助LED222cが、LEDモジュール221と連結部222を連結しLEDユニット220を構成したときに、LED素子221aと補助LED221aが直線状になるように配設されることで、LEDユニット220の光の連続性を保つことができる。
【0049】
本実施の形態では、連結固定部222aの長手寸法が、LED基板221bの短手寸法より大きく形成することで、LEDモジュール221に取り付けの為の孔を設けなくてよく、LEDユニット220全体の基板寸法を小さくすることができる。
【0050】
なお、本実施の形態では、LEDユニット220は天井に取り付けられる逆富士型照明器具を用いて説明を行なっているが、一例であり、LEDユニット220は天井埋込型照明器具などに他の照明器具にも適用することができる。
【0051】
なお、本実施の形態では、連結本体部222bの接続部222eは2極仕様のもの(2極の接触部(電極)を有するもの)を図示、説明しているが、1極仕様のもの(1極の接触部(電極)を有するもの)でも良く、1極仕様のときはLEDユニットの両端部には、電源入力用コネクタ223が接続される。
【0052】
実施の形態2.
本実施の形態2では、天井などの被取付部に設けられた埋込穴に埋め込まれ設置される埋込型照明器具を一例として説明を行なう。なお、実施の形態1と同様の構成は実施の形態1と同じ符号を付して詳細な説明を省略し異なる構成について説明する。
図12は埋込型照明器具2000の傾斜図であり、
図13は
図12に示す埋込型照明器具2000の分解傾斜図であり、
図14は
図13に示す角連結部410の傾斜図であり、
図15は
図13に示すB部の拡大傾斜図である。
【0053】
埋込型照明器具2000は、埋込穴に埋め込まれ設置される本体部300と、本体部300に取り付けられる点灯装置260と、枠部310と、LEDユニット400(または、光源装置)と、LEDユニット400を保持する光源保持部320を有する。
【0054】
本体部300は、被取付部に埋め込まれ取り付けられる本体取付部301と、本体取付部301と対向する位置に本体開口部302が配設され、本体取付部301周部より本体開口部302方向へ形成された本体側面部303が形成されている。
また、本体開口部302の外周には略鍔形状をし、枠部310が取り付けられる開口周部302aが形成されている。
【0055】
枠部310は、断面が略「コ」字形状に形成された一辺が、「ロ」字形状になるよう配置されており、開口周部302aを覆うように本体部300に取り付けられる。
【0056】
光源保持部320は、断面が略ハット形状をしており、略四角形状をしたLEDユニット400が取り付けられる光源取付部321と、本体部300に当接しねじなどにより本体部300に固定される固定部322を有している。
【0057】
LEDユニット400は、光源保持部320にLEDモジュール221が「ロ」字形状に配置され構成されており、LEDモジュール221と、連結部222と、LEDモジュール221とLEDモジュール221を直角に連結する角連結部410(または、連結装置ともいう)とから形成される。
【0058】
角連結部410は、光源保持部320に取り付けられ略正方形状をした角連結固定部411と、角連結固定部411に互いが垂直な関係になるよう配設され導通する第一の連結コネクタ部412、第二の連結コネクタ部413と、角連結固定部411に備えられ第一の連結コネクタ412、第二の連結コネクタ部413を介して隣接するLEDモジュール221から供給される電力により発光する角用補助LED414(または、補助発光素子ともいう)とを備えている。
【0059】
角連結固定部411は、略正方形状をしており、一辺がLEDモジュール221の短手方向の長さBと略同等の長さになるよう形成されている。
また、LEDモジュール221と隣接する二辺にはそれぞれ第一の連結コネクタ部412と、第二の連結コネクタ部413が取り付けられるとともに、第一の連結コネクタ部412と第二の連結コネクタ部413との導通によりLEDモジュール221から電力供給され点灯する角用補助LED414が配設されている。
また、角連結固定部411の中心部には、光源保持部320に固定される為の角用取付孔415が形成されている。
【0060】
第一の連結コネクタ部412、第二の連結コネクタ部413は、隣接するLEDモジュール221とLEDモジュール221を略垂直に連結させ導通させるものである。
なお、第一の連結コネクタ部412と、第二の連結コネクタ部413は、略箱形状をした同一のものが設置されており、先端にはLEDモジュール221の凹部コネクタ221cに差し込まれる接続部222eを片側に備えている。
また、第一の連結コネクタ部412、第二の連結コネクタ部413はそれぞれ角連結本体部411の2辺よりLEDモジュール221に突き出すように配設されている。
【0061】
角補助LED414は、第一の連結コネクタ部412と第二の連結コネクタ部413を導通する事により、隣接するLEDモジュール221から電力供給され点灯するものである。
また、角補助LED414は、隣接するLEDモジュール221に配設されたLED素子221aの延長線に配置されている。
【0062】
光源ユニット400は、LEDモジュール221を略垂直に連結する箇所に角連結部410を用いて「ロ」字形状を構成している。
【0063】
本実施の形態では、角連結部410が、隣接する二辺にLEDモジュール221と接続する第一の連結コネクタ部412と第二の連結コネクタ部413を備えていることで、LEDモジュール221を垂直に連結することできる。また、略四角形状をした照明器具2000などの四隅まで、LEDユニット400を設置することができる。
【0064】
本実施の形態は、略正方形状をした埋込型照明器具2000に関して説明を行なっているが、一例であり、天井直付照明器具や、直方形状の照明器具など他の照明器具にも適用することができる。
【0065】
また、本実施の形態では、角連結部410は正方形状したものに関して説明を行なったが、長方形状などであってもよいとする。
【0066】
実施の形態3.
実施の形態1および実施の形態2ではLEDモジュール221を連結する為の連結装置について説明を行ったが、本実施の形態では、LEDモジュール221の拡張を目的とした連結部について説明を行う。なお、本実施の形態では、実施の形態1、実施の形態2と同様の構成については実施の形態1、実施の形態2と同じ符号を付して詳細な説明を省略し、異なる構成について詳細に説明する。
図16の(a)は本実施の形態における拡張連結部500の斜視図であり、
図16の(b)は
図16の(a)に示す拡張連結部500の組立参考図である。
【0067】
拡張連結部500(または、連結装置ともいう)は、LEDモジュール221に接続し、LEDモジュール221の点灯面積(発光面積)を拡張するものである。
拡張連結部500は、取付部材600(例えば、実施の形態1の保持部210に相当する)に固定される略四角形状をした拡張部510(または、連結固定部ともいう)と、LEDモジュール221と連結する拡張接続部520と、拡張部510に備えられ拡張接続部520を介してLEDモジュール221から供給される電力により発光する拡張LED530(または、発光部ともいう)を備えている。
【0068】
拡張部510は、略直方体形状をしており、長手方向の長さがLEDモジュール221の短手長さB(
図8図示)より長く形成されている。
また、長手方向中心部には拡張接続部520が取り付けられるとともに、拡張接続部520の両側には配線パターンが形成され拡張接続部520を介してLEDモジュール221からの電力供給により点灯する拡張LED530が配設されており、各拡張LED530の外側には拡張部510を取付部材600に固定される為の拡張固定孔540が形成されている。なお、配線パターンは拡張LED530に電気を供給するとともに、拡張接続部520の2極の接触部(電極)を短絡させるよう形成されている。
【0069】
拡張接続部520は、隣接するLEDモジュール221に接続され、導通するものである。
拡張接続部520は、略直方体形状をしており、LEDモジュール221の凹型コネクタ221cに挿し込まれる接続部222eを片側に備えている。
また、拡張接続部520は、接続部222eが拡張部510の長手方向中心より垂直に突き出すように拡張部510に配設されている。
【0070】
拡張LED530は、拡張部510の拡張接続部520の両側に形成された配線パターンに実装されており、拡張接続部520を介してLEDモジュール221から供給される電力により発光する。
また、拡張LED530は、直線状に配列されたLED素子221aの配列の延長線上になるように配置されている。
【0071】
次に、拡張連結部500の変形例を
図17、
図18を用いて、拡張連結部500との差異について説明を行なう。
図17は、拡張部510の形状が異なる拡張連結部700を示したものであり、
図18はLEDモジュール221とLEDモジュール221を連結する拡張連結部800を示したものである。なお、詳細を説明する為、
図18の(a)には配線パターンを図示する
【0072】
図18に示す拡張連結部700は、取付部材600に固定される略T形状をしたT形拡張部710と、LEDモジュール221と連結する拡張接続部520と、T形拡張部710に備えられ拡張接続部520を介してLEDモジュール221から供給される電力により発光する拡張LED530を備えている。
【0073】
T形拡張部710は、拡張LED530が実装される拡張基板部711と、T形拡張部700を取付部材600に固定する為の拡張固定孔540が形成された拡張固定部712から構成されている。
拡張基板部711の短手長さは、対向するLEDモジュール211の短手長さB(
図8に図示)と略同じ大きさに形成されているとともに、長手方向に複数の拡張LED530が直線状に配設できる寸法に形成されている。
拡張固定部712は、拡張基板部711の長手側面の両側より垂直方向へ形成されている。また、LEDモジュール211と対向する端部とは反対側の端部に形成されている。
【0074】
次に、
図18に示す拡張連結部800に関して説明をする。
拡張連結部800は、取付部材600に固定される拡張連結基板部810(または、連結固定部ともいう)と、LEDモジュール221と連結する拡張接続部520と、拡張接続部520を介してLEDモジュール221から供給される電力により発光する拡張LED530を備えている。
【0075】
拡張連結基板部810は、略四角形状をしておりLEDモジュール211と対向するC辺811はLEDモジュール211の短手長さB(
図8図示)より大きく規制されており、C辺811と略垂直な関係に位置するD辺812は複数の拡張LED530が直線状に配設できる寸法に形成されている。
また、C辺にはそれぞれ拡張接続部520から接続部222eが突き出すように配設されている。
また、拡張連結部810には取付部材600に固定される為の拡張固定孔540が、水平・垂直方向に隣接する4つの拡張LED530の対角の中心に形成されている。
なお、拡張本体部520の両側には拡張LED530に電力供給する為の配線パターン820が形成されており、配線パターン820は拡張LED530、拡張固定孔540との絶縁距離を保つように形成されている。
【0076】
本実施の形態では、LEDモジュール221に拡張部510を備えた拡張連結部500が接続されることで、LEDモジュール221を拡張させ、点灯面積を拡大することができる。
【0077】
なお、本実施の形態では、拡張LED530を長手方向の3個実装されたもの図示しているが、基板の長さと拡張LED530の個数は、取付部材600の長さなどとの関係により適宜変更することができる。