(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
請求項1記載の前記挿入体は、前記注入口の外部端を通じた挿入動作が可能なように、前記挿入体に外力を伝達する接続部材を追加することを特徴とする容器注入口密封及び注入装置。
請求項3記載の前記接続部材は、前記容器の内部に配置された挿入体の落下が困難に仮止めするように前記挿入体に突出形成された接続突起に対応結合されている接続溝を備えることを特徴とする容器注入口密封及び注入装置。
請求項1記載の前記挿入体は、前記流体が注入される少なくとも一つの注入孔を具備して、前記容器内に満たされる流体の内部圧力によって、前記注入孔を覆い密閉するように、前記注入孔が露出される挿入体の底面に一端が固定される密閉板を備えることを特徴とする容器注入口密封及び注入装置。
請求項1記載の前記密着体は、前記注入口の内部端に接して、前記注入口を通した流体排出を制限する第1翼と、前記容器内に満たされた流体の内部圧力によって逆挿入されて前記第1翼とともに前記注入口の内部面に全体的に密着したり、前記注入口の内部面に部分的に密着される第2翼を備えることを特徴とする容器注入口密封及び注入装置。
容器の注入口を密封して、流体を注入する装置において、前記注入口に配置される挿入体を備え、前記挿入体の外部面から外側に延長され、前記挿入体の外部面と前記注入口の内部面との間に密封力を発生させるように介在される少なくとも一つの密着体を備え、前記注入口を密封する密封部と、前記挿入体と一端が接続される一定の長さの接続部材を備え、前記注入口の外部端を通して挿入体を挿入する外力を提供する作動部と及び前記接続部材の端部外部面に形成される第1注入孔と接続される注入ラインを前記接続部材に形成し、前記容器の内部に露出される第1注入孔を通して前記容器に流体が満たされるように注入する注入部を備えることを特徴とする容器注入口密封及び注入装置。
容器の注入口を密封し、流体を注入する装置において、前記注入口に配置される挿入体を備え、前記挿入体の外部面から外側に延長され、前記挿入体の外部面と前記注入口の内部の面との間に密封力を発生させるように介在される少なくとも一つの密着体を備え、前記注入口を密封する密封部と、前記挿入体と一端が接続されている一定の長さの接続部材を備え、前記注入口の外部端を通して挿入体を挿入する外力を提供する作動部及び前記挿入体に貫通形成された第2注入孔と連通接続されている注入ラインを前記接続部材に形成し、前記容器の内部に露出される第2注入孔を介して前記容器に流体が満たされるように注入する注入部を備えることを特徴とする容器注入口密封及び注入装置。
請求項8記載の前記第2の注入孔は、前記注入ラインの端部に備えられるノズルと接して連通接続され、前記挿入体は、前記容器内に満たされる流体の内部圧力によって前記第2の注入孔を覆い密閉するように底面に一端が固定される密閉板を備えることを特徴とする容器注入口密封及び注入装置。
請求項10記載の前記第2内径部の内部面と前記接続部材の外部面との間には、少なくとも一つのオーリング部材を備えることを特徴とする容器注入口密封及び注入装置。
請求項10記載の前記第1内径部と第2内径部との間の境界領域には、前記接続部材の外部面に突出形成された密着顎と接する少なくとも一つのパッキン部材を備えることを特徴とする容器注入口密封及び注入装置。
請求項7又は請求項8記載の前記接続部材は、前記容器の内部に配置された挿入体の落下が困難に仮止めするように前記挿入体に突出形成された接続突起に対応結合されている接続溝を備えることを特徴とする容器口密封及び注入装置。
請求項7又は請求項8記載の前記挿入体は、前記流体が注入される少なくとも一つの注入孔を具備し、前記容器内に満たされる流体の内部圧力によって、前記注入孔を覆い密閉するように、前記注入孔が露出される挿入体の底面に一端が固定される密閉板を備えることを特徴とする容器注入口密封及び注入装置。
請求項7又は請求項8記載の前記密着体は、前記注入口の内部端に接して、前記注入口を通した流体排出を制限する第1翼と、前記容器内に満たされた流体の内部圧力によって逆挿入され前記第1翼とともに前記注入口の内部面に全体的に密着したり、前記注入口の内部面に部分的に密着される第2翼を備えることを特徴とする容器注入口密封及び注入装置。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、前述のような問題点を解決するためのもので、その目的は、容器内に満たされた気体または液体などの流体が外部に漏れないように注入口を簡単かつ完全に密封処理して、気体または液体などの流体を容器の内部に注入して、内部圧を有するように満たすことができる容器注入口密封及び注入装置を提供する。
【0008】
本発明で解決しようとする技術的課題は、以上に述べた技術的課題に限定されず、述べてない、また他の技術的課題は、以下の記載から、本発明が属する技術分野で通常の知識を持つ者は明確に理解することができるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記の目的を達成するための具体的な手段として、本発明は、気体や液体からなる一定量の流体が満たされた容器の注入口を密封して、流体を注入する装置において、前記注入口の外部端を通して挿入され、前記注入口の内部端を通して逆挿入し、前記注入口に配置される挿入体と、前記挿入体の外部面から外側に延長され、前記挿入体の外部面と前記注入口の内部面との間に介在されて密封力を発生させる少なくとも一つの密着体を備え、前記密着体は、前記容器の内部に位置された挿入体が前記注入口の内部端から外部端に向かって逆挿入されながら前記容器の内部側に自由端が向くように折り畳まれることを特徴とする容器注入口密封及び注入装置を提供する。
望ましくは、前記挿入体は、前記容器の内部に自由端が向うように折られた密着体と接する突出部を備える。
望ましくは、前記挿入体は、前記注入口の外部端を通じた挿入作動が可能になるように、前記挿入体に外力を伝達する接続部材を追加的に含む。
【0010】
さらに望ましくは、前記接続部材は、前記容器の内部に配置された挿入体の落下が困難に仮止めするように前記挿入体に突出形成された接続突起に対応結合できる接続溝を備える。
望ましくは、前記挿入体は、前記流体が注入される少なくとも一つの注入孔を具備して、前記容器内に満たされる流体の内部圧力によって、前記注入孔を覆い密閉するように、前記注入孔が露出される挿入体の底面に一端が固定される密閉板を含む。
望ましくは、前記密着体は、前記容器内への流体注入初期時、前記注入口の内部端に接して、前記注入口を通した流体排出を制限する第1翼と、前記容器内への流体注入終了時、前記容器内に満たされた流体の内部圧力によって逆挿入されて前記第1翼とともに前記注入口の内部面に全体的に密着したり、前記注入口の内部面に部分的に密着する第2翼を含む。
【0011】
また、本発明は、気体又は液体で構成される一定量の流体が満たされた容器の注入口を密封し、流体を注入する装置において、前記注入口に配置される挿入体を備え、前記挿入体の外部面から外側に延長され、前記挿入体の外部面と前記注入口の内部面の間に密封力を発生させるように介在される少なくとも一つの密着体を備え、前記注入口を密封する密封部と、前記挿入体と一端が接続される一定の長さの接続部材を備え、前記注入口の外部端を通して挿入体を挿入する外力を提供する作動部及び前記接続部材の端部外部面に形成される第1注入孔と接続される注入ラインを前記接続部材に形成し、前記容器の内部に露出される第1の注入孔を通して前記容器に流体が満たされるように注入する注入部を含むことを特徴とする容器注入口密封及び注入装置を提供する。
【0012】
また、本発明は、気体又は液体で構成される一定量の流体が満たされた容器の注入口を密封し、流体を注入する装置において、前記注入口に配置される挿入体を備え、前記挿入体の外部面から外側に延長され、前記挿入体の外部面と前記注入口の内部面との間に密封力を発生させるように介在される少なくとも一つの密着体を備え、前記注入口を密封する密封部と、前記挿入体と一端が接続される一定の長さの接続部材を備え、前記注入口の外部端を通して挿入体を挿入する外力を提供する作動部及び前記挿入体に貫通形成された第2の注入口と連通接続されている注入ラインを前記接続部材に形成し、前記容器の内部に露出される第2の注入孔を通して前記容器に流体が満たされるように注入する注入部と、を含むことを特徴とする容器注入口密封及び注入装置を提供する。
【0013】
望ましくは、前記第2の注入孔は、前記注入ラインの端部に備えられるノズルと接して連通接続され、前記挿入体は、前記容器内に満たされる流体の内部圧力によって前記第1の注入孔を覆い密閉するよう底面に一端が固定される密閉板を含む。
望ましくは、前記注入口と組み立てられて前記接続部材が挿入配置される案内部をさらに備え、前記案内部は、前記注入口の雄ねじ部と結合される雌ねじ部を形成し、前記注入口に着脱可能に組み立てられる第1内径部と、前記接続部材の外部面と接して前記接続部材の上下移動を案内する第2内径部を貫通形成した一定の長さの案内アダプターを備える。
【0014】
さらに望ましくは、前記第2内径部の内部面と前記接続部材の外部面との間には、少なくとも一つのオーリング部材を備える。
さらに望ましくは、前記第1内径部と第2内径部との間の境界領域には、前記接続部材の外部面に突出形成された密着顎と接する少なくとも一つのパッキン部材を備える。
望ましくは、前記挿入体は、前記容器の内部に自由端が向くよう折れて密着体と接する突起部を備える。
望ましくは、前記接続部材は、前記容器の内部に配置された挿入体の落下が困難に仮止めするように前記挿入体に突出形成された接続突起に対応結合する接続溝を備える。
【0015】
望ましくは、前記挿入体は、前記流体が注入される少なくとも一つの注入孔を具備して、前記容器内に満たされる流体の内部圧力によって、前記注入孔を覆い密閉するように、前記注入孔露出される挿入体の底面に一端が固定される密閉板を含む。
望ましくは、前記密着体は、前記容器内への流体注入初期時、前記注入口の内部端に接して、前記注入口を通して流体排出を制限する第1翼と、前記容器内への流体注入終了時、前記容器内に満たされた流体の内部圧力によって逆挿入されて前記第1翼が付いている前記注入口の内部面に全体的に密着したり、前記注入口の内部面に部分的に密着される第2翼を備える。
【発明の効果】
【0016】
前記のような本発明によれば、次のような効果がある。
(1)注入口を通して下降挿入された後、逆方向に逆挿入される挿入体の外部面に備えられた密着体が挿入体の外部面と、注入口の内部面との間に介在されて密封力を発生させることができるため、挿入体の下降挿入及び、上昇逆挿入動作によって一定量の流体が満たされる容器の注入口を簡単かつ完全に密封処理することができる。
(2)容器の注入口に挿入体を逆方向に挿入して密封する作業を流体が満たされる容器の内部圧力によって行うことができるため、注入口を密封する構造を単純化することができる。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、添付された図面を参照して、本発明が属する技術分野で通常の知識を持つ者が本発明を容易に実施することができる好ましい実施例を詳細に説明する。ただし、本発明の好ましい実施例の構造原理を詳細に説明するにあたり、関連する公知の機能又は構成についての具体的な説明が本発明の要旨を不必要に曖昧にすると判断される場合には、その詳細な説明を省略する。
また、図面全体にわたって同様の機能及び作用をする部分については同一の符号を使用する。
明細書全体で、どの部分が他の部分と「接続」されているとする時、これは「直接的に接続」されている場合だけでなく、その中間に他の素子を間に置いて「間接的に接続」されている場合も含む。また、いくつかの構成要素を「含む」というのは、特に反対される記載がない限り、他の構成要素を除外するのではなく、他の構成要素をさらに含むことができることを意味する。
【0019】
本発明の第1実施例に係る容器注入口密封及び注入装置(100)は、
図1・
図3に示すように、飲料水などの液体や空気のような気体で構成される流体が満たされる容器(1)の注入口(2)を流体の流出がないように簡単で完全に密封処理することができ、前記容器内に満たされる流体の内部圧力を利用して密封力を得られるよう挿入体(111)、密着体(113)を備える。
【0020】
前記挿入体(111)は、前記容器(1)の端部に備えられ流体の注入及び排出が行われる注入口(2)の外部端(2a)を通して容器の内部に挿入された後、前記注入口(2)の内部端(2b)を通して反対に逆挿入されることにより、略中空円筒形状の注入口(2)の内部に配置される円筒形状の挿入構造物である。
これらの挿入体(111)は、容器(1)の外部から前記注入口(2)の外部端(2a)を通じた図面上の上部から下部への対応挿入及び前記容器の内部で前記注入口(2)の内部端( 2b)を通じた図面上の下部から上部に向かう逆方向への逆挿入が可能なように、前記注入口(2)の内径よりも相対的に小さい外径サイズを持つ円筒体で構成され、ゴム、樹脂またはプラスチックのような弾性体からなることが望ましい。
このとき、前記挿入体(111)は、前記注入口(2)の外部端(2a)と内部端(2b)の間に相当する長さとほぼ同じか、比較的短い長さを持つ大きさに備えることが望ましい。
【0021】
前記密着体(113)は、前記挿入体(111)の外部面から外側に一定の長さの放射方向に延び、円周方向に連続され、一定の厚さを持つリング形状の板体に形成することができる。
このような密着体(113)は、前記挿入体(111)の外部面と前記注入口(2)の内部面との間に介在され密着されることにより前記容器の内部に満たされた流体が外部に流出できないようにする密封力を発生する。
【0022】
前記挿入体(111)の外部面に延長されている密着体(113)は、前記容器(1)の内部に位置された挿入体(111)が、前記注入口(2)の内部端(2b)から外部端(2a)に向かって逆に挿入される過程で、前記容器の内部に自由端(113c)が向くように、前記挿入体から延長されている始点が自然に折り畳まれると同時に、前記挿入体の外部面と前記注入口の内部面との間に介在されて密着されるものである。
【0023】
ここで、前記密着体(113)は、前記容器(1)の内部に流体を注入する初期に、前記注入口(2)の内部端(2b)に接して、前記注入口(2)を通して流体が外部に排出されることを制限する第1翼(113a)と、前記容器(1)の内部に流体が完全に満たされる流体注入終了時、前記容器内に満たされた流体の内部圧力によって前記第1翼(113a)とともに、逆挿入され、前記注入口(2 )の内部面に密着し密封力を発生させる第2翼(113b)を備えている。
【0024】
この時、前記第2翼(113b)は、前記挿入体から延長され始めの端を含む翼の一部は、前記注入口の内部面に位置される一方で、自由端を含む翼の残りはくさびの機能を持つように、前記注入口の内部端から容器内部側に突出することが望ましい。
【0025】
前記密着体(113)は、前記挿入体(111)の上部及び下部の外部面にそれぞれ備えられること図示して説明したが、これに限定するものではなくそれ以上の数で備えられたり、一の翼とすることができ、前記注入口(2)の内部端に位置して、内部面に密着される第2翼(113b)は、くさび機能による前記内部端(2b)での密封力を高めることができるよう、外部端に隣接する第1翼(113a)の厚さよりも相対的に大きいサイズの厚さに備えることが望ましい。
【0026】
前記挿入体(111)の外部面からリング形状として突出する第1翼(113a)と第2翼(113b)は、互いに同一の外径サイズに備えられるもので図示して説明したが、これに限定するものではなく注入口(2)の内部端(2b)近傍に位置する第2翼(113b)の自由端が前記内部端にかかって容器外部に押し出されないように、異なる外径のサイズに備えられることができる。
【0027】
そして、前記挿入体(111)は、前記注入口と挿入体の間での密封力を高められるよう、前記注入口(2)の内部端(2b)に、各自由端(113c)が向くように折られた密着体(113)である第1、2翼(113a、113b)と接して前記挿入体(111)の全体外径を増大させられるよう弧形断面を持つリング形状の少なくとも一つの突出部(115)を備えることができ、前記第2翼(113b)に近接して形成される第2翼と接する突出部(115)は、前記内部端(2b)での密封力を高められるよう、外部端に隣接する第1翼(113a)に近接して形成される他の突出部よりも相対的に大きい外径サイズに備えることができる。
【0028】
前記注入口(2)の内部端に位置し、その内部面に密着される第2翼(113b)は、前記内部端(2b)での密封力を高めることができるよう、前記注入口の外部端に隣接する第1翼(113a)の厚さよりも相対的に大きいサイズの厚さに備えることが望ましい。
【0029】
前記挿入体(111)の外部面から前記第1、2翼と隣接するように弧形断面に突出する突出部(115)も互いに同じ外径サイズに備えるものとして図示し説明したが、これに限定されるものではなく注入口(2)の内部端(2b)近傍に位置する第2翼(113b)の端部が前記内部端にかかって容器外部に押し出されないように、異なる外径のサイズに備えられることができる。
このとき、前記挿入体(111)から延長される密着体(113)の第1、2翼に近接して突出形成される突出部(115)は、前記注入口の外部端側に折れる密着体と接するように隣接する第1、2翼(113a、113b)より、前記注入口の内部端(2b)に近接する位置に備えなければならない。
【0030】
一方、前記挿入体(111)は、前記注入口(2)の外部端(2a)を通して上部から下部に挿入する動作を可能にする一定の強さの外力を提供する一定の長さの接続部材(116)を含んでいる。
これらの接続部材(116)は、前記容器の内部端を通して露出され前記容器の内部に配置された挿入体(111)が自重による落下が困難に仮止めするように前記挿入体に突出形成された接続突起(114)と対応結合される接続溝(116a)を備えることができる。
【0031】
ここで、前記接続溝(116a)と接続突起(114)は、前記容器内に満たされる流体の内部圧力によって、注入口の内部端から外部端側に逆挿入される上昇動作が行われる間、前記挿入体(111)の落下が困難に仮止めしながら密封した後、前記挿入体との選択的な分離が可能なように抑止嵌方式やネジ結合方式で接続することが望ましい。
これにより、前記接続溝(116a)に接続突起(114)が抑止嵌され仮止めし接続されたり、前記接続溝(116a)に形成された雌ねじ部と前記接続突起(114)に形成された雄ねじ部との間のネジ結合によって接続することができる。
【0032】
つまり、これらの接続部材(116)と挿入体(111)の間の接続方式は、抑止嵌接続やねじ接続に制限されず、挿入体(111)と接続部材(116)の間の着脱が可能な止め方式または磁力を利用した磁力方式など、さまざまな仮止め接続方式を選択的に採用することができる。
【0033】
そして、前記接続部材(116)は、一定の長さを持つ棒部材で構成されることを図示して説明したが、これに限定されるものではなく、人力によって、前記注入口(2)を通して容器内に配置された挿入体(111)の落下を困難に仮止めするように、前記注入口の中に配置することができ、接続の機能を実行するワイヤのような、さまざまな手段で代替することができる。
【0034】
また、前記の接続突起(114)は、前記挿入体(111)の上部に開放されるように一定の深さ陥没形成された凹溝(112)の床面に一定の高さを備えるように突出形成されているものと図示して説明したが、これに限定されるものではなく、前記挿入体に陥没形成された接続溝に対応結合するように、前記接続部材の下部に突出形成することができる。
【0035】
そして、前記挿入体(111)は、前記容器の内部に流体を注入することができるよう、外部から供給される流体が一定の強さの供給圧力で一方向注入される少なくとも一つの注入孔(118a)を貫通形成し、前記容器(1)内の流体の注入完了時満たされた流体の内部圧力によって、前記注入孔(118a)を自然に覆い密閉できるように、前記注入孔(118a)が露出されて、流体の内部圧力に対して影響を受ける挿入体(111)の底面に一端が固定される密閉板(118)を備えることが望ましい。
【0036】
これにより、前記密閉板(118)は、前記注入孔を通して流体の注入が行われる間、注入孔(118a)を開放するように自由端が反っているが、前記容器の内部に満たされる流体の内部圧力が大きくなると、流体の内部圧力によって前記密閉板(118)は、挿入体(111)の底面に密着され、前記注入孔を遮断することにより、これを通じた流体の外部への流出を遮断することになる。
【0037】
このような構成を持つ容器注入口密封及び注入装置(100)を利用して、注入口を密封し、容器の内部に流体を注入する作業は、まず
図4aに示すように、前記挿入体(111)の接続突起(114)と前記接続部材(116)の接続溝(116a)を互いに接続し仮止めした後、前記挿入体(111)を容器の注入口(2)の上に配置する。
【0038】
そして、
図4bに示したように、前記接続部材(116)と接続された挿入体(111)が、注入口(2)の外部端(2a)を通して注入口の内部に下降挿入されると、前記挿入体(111)の外部面に備えられた密着体(113)の第1、2翼(113a、113b)は、前記注入口の内部面に干渉され、各自由端(113c)が注入口の外部端(2a)の容器の外側を向くように折れなが・・ら前記注入口(2)の内部を大きい摩擦抵抗なく自然に通過することになる。
【0039】
続いて、
図4cに示すように、前記挿入体(111)が、前記注入口(2)の内部端(2b)を貫通して前記容器の内部に配置されると、前記密着体(113)の第1、2翼(113a、113b)と注入口(2)の間の接触及び干渉が自然に解除されるので、前記挿入体の外部面から延長された第1、2翼(113a、113b)は、初期状態で弾性復元され、前記挿入体( 111)の外部面に略直角の状態を持つように広げられる。
【0040】
そして、前記挿入体(111)は、使用者が把持している接続部材(116)の端部と結合され仮止めされるので、前記容器の内部に落下せず、接続部材の端部に吊り下げられた状態で、前記密着体の上部側の第1翼(113a)が、前記注入口(2)の内部端(2b)と接するように配置される。
【0041】
図4cに示すように、前記挿入体(111)に備えられた注入孔(118a)と連通接続されている注入ラインを通して気体または液体などの流体が一定の強さの供給圧力で一方向に注入されると、前記注入孔を通じた流体の供給圧力によって前記注入孔を覆っていた密閉板(118)の自由端は、外側に反られながら開放される注入孔を通して注入される流体が容器内に満たされることになる。
【0042】
前記注入孔(118a)を通した注入は、前記挿入体(11)の外側に広がる密着体である第1翼(113a)が、前記注入口の内部端に接して、前記注入口を通した流体の外部排出を制限して、これらの制限は前記容器内に残留する気体のような流体が外部に排出されることを含められる。
【0043】
続いて、
図4dに示すように、前記容器(1)の内部に注入孔(118a)を通した流体注入が完了して前記容器の内部圧力が上昇されると、前記挿入体(111)は、前記流体が満たされた容器の内部圧力によって、前記注入口の内部端から外部端側に逆挿入されるように上昇移動される。
このような場合、前記密着体(113)を構成する第1翼(113a)と第2翼(113b)は、各自由端(113c)が内部端(2b)の容器内部を向くように折られなが・・ら前記注入口と挿入体の間に介在されることにより、前記挿入体の全体的な外径を増大させ、前記注入口を密閉する密封力を発生させることになる。
この時、前記第2翼(113b)は、前記挿入体(111)の外部面から始まる始めの段を含む翼の一部は、注入口の内部面に位置する反面、前記の自由端を含む翼の残りは、前記挿入体(111)が容器の内部圧力によって容器の外部に引き出されることを防止しながらシール機能を維持できるように、前記注入口の内部端から前記挿入体の底部の一部に加え、容器の内部に突出し露出されることが望ましい。
【0044】
これに加え、前記注入孔(118a)を通した流体の注入が中断されるにつれ、前記密閉板(118)は、前記容器の内部圧力によって挿入体の底面に密着されて前記注入孔(118a)を通した流体の流出を防止するように遮断し、前記挿入体と共に上昇される接続部材は、前記接続溝と接続突起間の接続を解除して挿入体から分離除去する。
【0045】
最終的に、前記容器(1)は、
図4eに示すように、前記注入口(2)の外部面に形成された雄ねじ部(2c)とねじ結合される外部栓(190)を結合して仕上げ処理することにより、前記外部栓は密着体に加え、容器内に注入された流体が外部に漏れないように完全に密封することができるものである。
【0046】
本発明の第2の実施例による容器注入口密封及び注入装置(100a)は、
図5・
図7に示すように、飲料水などの液体または空気のような気体で構成される流体が満たされる容器(1)の注入口(2)を流体の流出がないように簡単で、完全に密封処理することができ、前記容器内に満たされる流体の内部圧力を利用して密封力を得ることができるよう密封部(110)、作動部(120)と注入部(130)を備える。
前記密封部(110)は、第1の実施例と同様に、前記容器の注入口(2)の内部に配置される挿入体(111)と、前記挿入体(111)の外部面から外側に延長され前記挿入体(111)の外部面と前記注入口(2)の内部面との間に密封力を発生させるように介在される少なくとも一つの密着体(113)を含むとするところ、これに対する詳細な説明は、以下省略して、同じ部材に対しては、同一符号を付与する。
【0047】
前記動作部(120)は、前記注入口(2)の外部端(2a)を通した上部から下部に挿入する動作を可能にするよう一定の強さの外力を提供する一定の長さの接続部材(121)を含んでいる。
【0048】
これらの接続部材(121)は、前記挿入体(111)の上部面に一定の深さ陥没形成された凹溝(112)に端部が挿入されて接するように、前記凹溝の内径とおよそ同じ外径サイズを持つ一定の長さの円筒部材で構成されるものと図示して説明したが、これに限定されるものではなく、前記凹溝の内径よりも相対的に小さい外径サイズを持つ一定の長さの円筒部材である接続バーの形で構成されることができる。
【0049】
前記接続部材(121)は、前記容器の内部端を通して露出されて前記容器の内部に配置された挿入体(111)が自重による落下が困難に仮止めするように前記挿入体に突出形成された接続突起(114)と対応結合される接続溝(121a)を備えることができる。
ここで、前記接続溝(121a)との接続突起(114)は、前記容器内に満たされる流体の内部圧力によって、注入口の内部端(2b)から外部端(2a)側に逆挿入される上昇動作が行われる間、前記挿入体の落下が困難に仮止めしながら密封した後、前記挿入体(111)との選択的な分離が可能になるように抑止嵌方式やネジ結合方式で接続されていることが望ましい。
【0050】
また、前記の接続突起(114)は、前記挿入体(111)の上部に開放されるように一定の深さ陥没形成された凹溝(112)の床面に一定の高さを持つように突出形成されているものとして図示し説明したが、これに限定されるものではなく、前記挿入体に陥没形成された接続溝に対応結合するように、前記接続部材の下部に突出形成することができる。
【0051】
前記注入部(130)は、前記接続部材(121)の端部外部面に側方に吐出口が露出するように形成された第1注入孔(131)と接続される注入ライン(132)を前記接続部材(121)の本体内部に形成し、前記注入ライン(132)は、前記第1注入孔(131)を通した流体注入を予め設定された供給圧力で一定に維持しながら、供給できるようにレギュレータを持つ外部供給ライン(133)と連通接続される。
これにより、前記容器の注入口(2)を通して挿入され、前記挿入体に加え、容器の内部で露出される第1注入孔(131)を通して前記容器に流体が満たされることになる。
この時、前記第1注入孔(131)は、前記接続部材(121)の底部付近に形成されることが好ましく、このような第1注入孔(131)は、前記挿入体の凹溝と接続部材との間の接続の結合時、前記凹溝によって側方に露出された第1注入孔(131)を覆わないよう組み立て設計しなければならない。
【0052】
一方、前記注入部(130)は、
図9aと9bに示すように、前記接続部材の本体内部に形成された注入ライン(132)の端部に備えられるノズル(134)と接して連通接続される第2注入孔(135)を、前記挿入体(111)に貫通形成することにより、前記第2注入孔を通して注入される流体を前記容器に満たすことができる。
ここで、前記第2注入孔(135)を貫通形成した挿入体(111)は、前記容器(1)内の流体の注入完了時満たされた流体の内部圧力によって前記第2注入孔(135)を自然に覆い密閉できるよう底面に一端が固定される密閉板(136)を備えることができる。
これにより、前記密閉板(136)は、前記第2注入孔を通した流体の注入が行われる間、第2注入孔を開放するように自由端が反っているが、前記容器の内部に満たされる流体の内部圧力が大きくなると、流体の内部圧力によって前記密閉板(136)は、挿入体の底面に密着され、前記第2注入孔(135)を遮断することにより、これを通した流体の外部への流出を遮断することになる。
【0053】
一方、前記注入口(2)は、前記注入口を通して前記容器の内部に挿入する下降動作をより円滑に行うことができるように前記接続部材を案内する案内部(140)を備えている。
前記案内部(140)は、前記注入口(2)の外部面に形成された雄ねじ部(2c)と結合される雌ねじ部(141a)を内部面に形成し、前記注入口に着脱可能に組み立てられる第1内径部(141 )と、前記接続部材(121)の外部面と接して前記接続部材の上下移動を案内する第2内径部(142)を貫通形成した一定の長さの案内アダプター(143)を備える。
ここで、前記第2内径部(142)は、前記第1内径部(141)の内径サイズよりも相対的に小さい内径で構成されることが望ましく、前記第1内径部(141)と第2内径部(142)の各内径サイズは、これに組み立てられる注入口(2)の外径サイズと接続部材(121)の外径サイズに応じて変更することができる。
【0054】
そして、前記第2内径部(142)の内部面と前記接続部材(121)の外部面との間には、組み立ての部位に形成される隙間を通した流体の外部への流出を制限するように、少なくとも一つのオーリング部材(142a)を備えすることが望ましい。
また、前記第1内径部(141)と第2内径部(142)の間の境界領域には、前記接続部材(121)の外部面に突出形成された密着顎(125)と接して前記接続部材の外部面と前記案内アダプター(143)の内部面との間に形成される隙間を通した流体の外部への流出を制限するように、少なくとも一つのパッキン部材(145)を備うことが望ましい。
【0055】
このような構成を持つ容器注入口密封及び注入装置(100a)を利用して、注入口を密封し、容器の内部に流体を注入する作業は、先に
図8aに示したように、前記挿入体(111)の接続突起(114 )と前記接続部材(121)の接続溝(121a)を互いに接続して仮止めし、前記案内アダプタ(143)の第2内径部(142)に前記接続部材(121)を挿入した後、前記接続部材の下段に仮止めされた挿入体(111)を容器の注入口(2)の上段に配置する。
そして、
図8bに示したように、前記接続部材と接続された挿入体(111)を注入口の内部面に挿入して配置して、
図8cに示すように、前記案内アダプタ(143)の第1内径部(141)と、前記注入口の雄ネジ部(2c)をネジ結合することにより、前記案内アダプタ(143)を注入口(2)に組み立て位置固定する。
【0056】
同時に、前記案内アダプタ(143)の第2内径部に上下移動可能なように組み立てられた接続部材(121)へ直下部に外力を伝達すると、前記接続部材の下部端と接続された挿入体(111)は、注入口(2)の外部端(2a)を通して注入口の内部に挿入される。
このとき、前記挿入体(111)の外部面に備えられた密着体(113)の第1、2翼(113a、113b)は、前記注入口の内部面に干渉され、各自由端(113c)が注入口(2)の外部端(2a)を向くように折られながら、前記注入口(2)の内部を大きい摩擦抵抗なしに自然と通過することになる。
【0057】
続いて、
図8dに示したように、前記案内アダプタ(143)の第2内径部(142)に組み立てられた接続部材(121)の下降動作によって、前記挿入体(111)が、前記注入口(2)の内部端(2b)を貫通して前記容器の内部に配置されると、前記密着体(113)の第1、2翼(113a、113b)と注入口(2)との間の接触及び干渉が自然に解除されるのため、前記挿入体の外部面から延長された第1、2翼(113a、113b)は、初期状態で弾性復元され、前記挿入体(111)の外部面におよそ直角の状態を持つように広げられる。
そして、使用者が把持しているか、前記第2内径部(142)との摩擦力によって下降が一時中断された接続部材(121)の端部と接続された挿入体(111)は、前記容器の内部に落下されず、接続部材の端部にぶら下がっている状態を維持するようになり、前記密着体の中で上部側の第1翼(113a)が、前記注入口(2)の内部端(2b)と接するように配置される。
この時、前記接続部材(121)の外面に側方に露出される第1注入孔(131)は、前記注入口(2)の内部端(2b)や容器内に配置し外部へ露出される。
【0058】
このような状態で、前記外部供給ライン(133)と連通し接続されて前記接続部材(121)に備えられた注入ライン(132)を通して気体または液体などの流体が一定の強さの供給圧力で一方向に注入されると、前記注入ラインと連通接続された第1注入孔を通して吐出される流体は、前記容器内に満たされ、前記容器の内部圧力を増加させることになる。
【0059】
一方、
図9aと9bに示したように、前記挿入体(111)に第2注入孔(135)を貫通形成し、第2の注入孔(135)と接して連通されているノズル(134)を前記連結部材(121)に備える場合、前記第2注入孔(135)を通して流体が注入されると、前記挿入体(111)の底面に密着していた密閉板(136)は、注入される流体の吐出力によって反り第2注入孔を開放することになる。
また、前記容器の内部に満たされる流体の内部圧力が大きくなると、流体の内部圧力によって前記密閉板(136)は、挿入体の底面に密着され、前記第2注入孔(135)を遮断することにより、これを通じた流体の外部への流出を遮断することになる。
【0060】
続いて、
図8eに示したように、前記容器(1)の内部に、第1注入孔(135)を通して流体注入が完了し前記容器の内部圧力が高くなると、前記挿入体(111)は、前記流体が満たされた容器の内部圧力によって、前記注入口の内部端(2b)から外部端(2a)側に逆挿入されるよう前記接続部材(121)に加え、上昇され、前記接続部材は、案内アダプタ(143)の第2内径部(142)に沿って上昇移動される。
このとき、前記案内アダプタ(143)の上昇移動は、前記接続部材(121)の外面に形成された密着顎(125)と、前記パッキン部材(145)との間の詰まりの動作によって制限されたり、前記第1翼よりも相対的に厚い厚さを持つ第2翼と、注入口の内部面との密着力によって容器内部端を超えないように制限され、前記案内アダプタと接続部材との間の組み立て部位で発生する間隙を通した流体の外部への流出を防止することになる。
すなわち、前記注入口(2)内に逆挿入された挿入体(111)の密着体(113)を構成する第1翼(113a)と第2翼(113b)が各自由端(113c)の容器内部側を向くように折られなが・・ら前記注入口と挿入体の間に全体または一部が介在されることにより、前記挿入体の全体的な外径を増大させ、前記注入口(2)を自然に、そして完全に密閉する密封力を発生させることになる。
【0061】
前記容器の内部に自由端が向くように折られた第1翼(113a)は、前記注入口の内部面に密着され、前記第2翼(113b)は、前記注入口内に逆挿入された挿入体が注入口から分離離脱されて密封機能を喪失しないように自由端を含む本体の一部は、自由端近傍に配置されてくさび作用をするようになるのである。
そして、前記外部供給ライン(133)を通して一定圧力の流体が事前に設定された内部圧力を持つように容器内部に満たされると、前記外部供給ラインに接続されたレギュレーター(図示せず)によって前記注入ラインに残留する流体を外部に排気処理することが望ましい。
連続して、前記第1注入孔(135)を通して流体の注入を中断した状態で、前記挿入体と共に上昇される接続部材(121)は、前記接続溝と接続突起間の接続を解除して前記注入口に逆圧入された挿入体(111)から分離除去し、前記注入口の雄ネジ部(2c)と、第1内径部のネジ結合された案内アダプタ(143)を分解して、前記注入口(2)から分離除去する。
【0062】
最終的に、前記案内アダプタ(143)が分離除去された容器(1)は、第1の実施例と同様に、前記注入口(2)の外部面に形成された雄ねじ部(2c)とねじ結合される外部栓(190)を結合して仕上げ処理することにより、前記外部栓は密着体に加え、容器内に注入された流体が外部に漏れないように完全に密封することができる。
【0063】
以上で説明した本発明は、前述した実施例及び添付された図面によって限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で様々な置換、変形及び変更が可能であることは、本発明が属する技術分野で通常の知識を持つ者に明らかであろう。