特許第6282073号(P6282073)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6282073
(24)【登録日】2018年2月2日
(45)【発行日】2018年2月21日
(54)【発明の名称】装飾コード
(51)【国際特許分類】
   H04R 1/10 20060101AFI20180208BHJP
【FI】
   H04R1/10 104Z
【請求項の数】3
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2013-200639(P2013-200639)
(22)【出願日】2013年9月26日
(65)【公開番号】特開2015-70340(P2015-70340A)
(43)【公開日】2015年4月13日
【審査請求日】2016年9月23日
(73)【特許権者】
【識別番号】501069669
【氏名又は名称】金谷 勉
(74)【代理人】
【識別番号】110000822
【氏名又は名称】特許業務法人グローバル知財
(72)【発明者】
【氏名】金谷 勉
【審査官】 菊池 充
(56)【参考文献】
【文献】 特開2012−020416(JP,A)
【文献】 特開平06−057613(JP,A)
【文献】 実公昭42−001430(JP,Y1)
【文献】 特開2007−000501(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3146621(JP,U)
【文献】 特開2011−155623(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04R 1/10
B44C 1/00−11/04
A44C 7/00−27/00
D05C 1/00−17/02
D04D 1/00−11/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気機器の外部接続に使用されるコードにおいて、
前記コードの外周に該コードを内包するように糸が編み込まれ、
前記コードを折り曲げることなく、前記コードの紐状又は帯状に関連するモチーフの象形物が前記糸によって形成され
前記コードの外周に糸で編み込まれた編み物は、前記コードを内包するチューブ形状を呈し、前記コードの外観イメージを隠し、該チューブの外周に前記象形物を形成する物であり、前記コードのファッション性又はインテリア性を向上させることを特徴とする装飾コード。
【請求項2】
前記象形物が、平面状装飾体として形成され、
前記装飾体に施された所定のモチーフが、
前記コードを木、枝又は蔓に見立てた場合に、それに接する動物、植物又は虫、
或いは、前記コードを紐又はチェーンに見立てた場合に、それに連なる宝石、真珠又は文字列、であることを特徴とする請求項に記載の装飾コード。
【請求項3】
前記糸が刺繍糸からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の装飾コード。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、オーディオ機器用イヤホンコードや電子機器の電源コードなどに対して、コードの外周に糸が編み込まれ、コードを折り曲げることなく、糸によって所定のモチーフの象形物が形成された装飾コードに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、オーディオ機器用イヤホンコード,電子機器の電源コード,電源ケーブルは、殆どが黒色系統の絶縁性樹脂で被覆されたものであり、イヤホンコードなどで白色系のものが散見される。これらのコードやケーブルは、単なるコードやケーブルの外観を呈する程度であり、飾り気のない無表情なコードと言える。長いコードやケーブルであればあるほど、机や床上に配置される場合、目が留まってしまい、景観を損ねたりする要因となる。そのため、余分に長いコードやケーブルを巻き取ったり、収納したりする。
しかしながら、イヤホンコードであればファッションの一部として利用でき、また、電子機器の電源コードや、天井吊り下げタイプの照明器具の吊り下げコードであればインテリアの一部として利用できるにも関わらず、そのような試みは少ないのが現状である。
【0003】
一方で、刺繍糸など糸で編み込まれたアクセサリーが知られている。例えば、刺繍糸を用いてブレスレットを作製して装飾性を高めたもの、或いは、チェーンで作られたブレスレットに刺繍糸を編み込んでブレスレットの装飾性を高めたものが知られている。また、ベルト、イヤリング、イヤホンコードに刺繍糸を編み込んで装飾性を高めたものが知られている。
【0004】
また、電気機器の外部接続に使用される電気コードにおいて、電気コードの外周に装飾具を組み付けた装飾電気コードが知られている(特許文献1を参照。)。特許文献1に開示された装飾電気コードの場合、装飾具は、毛皮材、レース布材、紐材、線材であり、電気コードの外周へ巻き付け、縫い付け、編み込み、若しくは接着により取り付けて組み付けている。また、装飾具は、連結材の長さ方向に、玉状又は塊状に加工された金属材、プラスティック材、木材、ゴム材、ガラス材、陶磁器材、宝石、ビーズ細工材から選択される少なくとも一種又は二種以上を組み合わせて連結して成り、同連結材を電気コードの長手方向に沿わせその外周へ取り付けて組み付けている。
【0005】
しかしながら、特許文献1の装飾電気コードの場合、コードの外周へ巻き付け、編み込みなどによって取り付けた装飾具だけでは、装飾デザイナーの考える多種多様のモチーフが第三者に伝わり難いという問題がある。
ここで、装飾デザイナーの考える多種多様のモチーフとは、例えば、コードといった紐状あるいは帯状のものと関連する動物、植物、虫、宝石、真珠又は文字列などといったモチーフを表現するには、コードの外周へ巻き付けたり編み込んだりするだけでは難しいということである。コードは収納する場合を除き、コードの使用状態では、極度に折れ曲がることなく、しなやかに蛇行する程度であり、また一般的に径は数mm程度である。このようなコードの外周に装飾する場合、自ずと幾何学的な模様になりがちであり、装飾デザイナーの考える多種多様のモチーフを描き出す模様を表現することは難しい。
【0006】
また、フレキシブルなチューブ本体に塊状の装飾体が数珠繋ぎに連結されているイヤホン装置が知られている(特許文献2を参照。)。イヤホンコードが装飾化されたものであるが、イヤホン端末器を安定的に装着することに重点しており、この場合もまた、装飾デザイナーの考える多種多様のモチーフが第三者に伝わり難いという問題がある。
【0007】
また、電線の特定区域に接続された複数のバルブを具えたビーズランプが知られている(特許文献3を参照。)。複数連なったビーズの中に電線を貫通させたもので、ビーズによって電線が装飾化されたものであるが、この場合もまた、装飾デザイナーの考える多種多様のモチーフが第三者に伝わり難いという問題がある。
【0008】
また、イヤホンコードの構成体である電線コードの外周に設けられ、イヤホンコードの外周に装着された花柄、星柄、球状柄、矩形柄、柱状柄、ハート柄および螺旋状柄等の装飾模様を形成するイヤホンコード用装飾具が知られている(特許文献4を参照。)。特許文献4のイヤホンコード用装飾具の場合、花柄、星柄、球状柄、矩形柄、柱状柄、ハート柄および螺旋状柄等の装飾模様によって、イヤホンコードが装飾化されたものであるが、コードの外周に沿って装飾を施したものであることから、この場合もまた、装飾デザイナーの考える多種多様のモチーフが第三者に伝わり難いという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2012−20416号公報
【特許文献2】特開2005−045671号公報
【特許文献3】実登3104267号実用新案登録公報
【特許文献4】特開2004−180252号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
上記状況に鑑みて、本発明は、電子機器に接続されるコードの外周に、所定のモチーフの象形物が形成された装飾コードを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明者はデザイナーであり、某刺繍糸の供給メーカーと協業し、刺繍糸などの糸の装飾デザイン性に着眼し、電気機器のコードなどの無表情なコードを、よりファッショナブルに、よりインテリアらしくし、購入者の興味を掻き立てるような、装飾コードを開発した。
【0012】
すなわち、上記目的を達成すべく、本発明の装飾コードは、電気機器の外部接続に使用されるコードにおいて、コードの外周に該コードを内包するように糸が編み込まれ、コードを折り曲げることなく、糸によって所定のモチーフの象形物が形成されたことを特徴とする。
本発明の場合、糸でコードのドレスを編んだイメージを醸し出すように、コードの外周に糸を編み込んでいく。本発明では、様々な色や太さの糸、例えば刺繍糸で外周を編み込むことにより、コードの外観の装飾性を高めることができると共に、糸によって所定のモチーフの象形物を形成することにより、さらに装飾性を高めている。
糸は、ウールや麻のような短繊維や、絹やポリエステルのような長繊維など各種の繊維を一定の方向にそろえ、適当な必要とする細さに引き伸ばしたのち、適当な撚りをかけ、均一な強伸度を保つように加工したものであり、絹糸、ミシン糸(例えば、スパン、レジロン、ウーリーおよびカタン)、刺繍糸がある。刺繍糸は光沢を持ち、装飾性をより高めることができるため、糸には刺繍糸が好適に用いられる。
【0013】
ここで、コードは、電子機器に接続されるコードで、例えば、音源機器のイヤホンジャックに接続され音声の空気振動を伝送するチューブ(イヤホンコード)、電気照明用ソケットコード、USB(Universal Serial Bus)端末接続コード、電気機器の電源コードを指す。
【0014】
イヤホンコードの場合、身に付けるアクセサリーやネックレスと同様な装飾性を醸し出すことが可能になる。また、天井から吊り下げる照明器具の吊り下げ型ソケットコードの場合、所定のモチーフの象形物が吊り下げ型ソケットコードに現れることでインテリアの一部としてソケットコードの外観の装飾性を高めることになる。また、床を這う電源コードの場合、所定のモチーフの象形物が床に描かれたように現れることになり、電源コードの外観の装飾性を高めることになる。
【0015】
また、本発明の装飾コードにおいて、コードの外周に糸で編み込まれた編み物は、コードを内包するチューブ形状を呈し、該チューブの外周に象形物を形成する物である。
糸で編み込まれた編み物が、コードを内包するチューブ形状を呈することにより、従来のコードの外観イメージ(黒などの単色で覆われたイメージ)を隠して、糸でコードのドレスを編んだイメージを確実に醸し出すことができる。また、編み物が、チューブの外周に象形物を形成することにより、コードといった紐状あるいは帯状に関連するモチーフを表すことができる。
【0016】
また、本発明の装飾コードにおいて、上記の象形物が、平面状装飾体として形成され、装飾体に施された所定のモチーフが以下の1),2)の何れかであることが好ましい。
1)コードを木、枝又は蔓に見立てた場合に、それに接する動物、植物又は虫。
2)コードを紐又はチェーンに見立てた場合に、それに連なる宝石、真珠又は文字列。
コードを木、枝又は蔓に見立て、それに接する動物、植物又は虫をモチーフとして装飾体を形成することで、コードに施されるモチーフが、違和感なくコードの外周に存在することができ、コードの装飾性をさらに高めることができる。コードを紐又はチェーンに見立てた場合も同様に、それに連なる宝石、真珠又は文字列をモチーフとして装飾体を形成することで、コードに施されるモチーフが、違和感なくコードの外周に存在することができ、コードの装飾性をさらに高めることができる。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、電子機器に接続されるコードのファッション性あるいはインテリア性を向上させることができる。例えば、イヤホンコードであればファッションの一部として利用でき、また、電子機器の電源コードであればインテリアの一部として利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】実施例1の装飾コードの外観図
図2】実施例2の装飾コードの外観図
図3】実施例3の装飾コードの外観図
図4】実施例4の装飾コードの外観図
図5】実施例5の装飾コードの外観図
図6】実施例6の装飾コードの外観図
図7】実施例7の装飾コードの外観図
図8】実施例8の装飾コードの外観図
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明していく。なお、本発明の範囲は、以下の実施例や図示例に限定されるものではなく、幾多の変更及び変形が可能である。
【実施例1】
【0020】
図1は、実施例1の装飾コードの外観図を示している。図1では携帯電話端末11にイヤホンコード2が挿し込まれた状態を示している。イヤホンコード2の外周に該コードを内包するように刺繍糸が編み込まれている。そして、イヤホンコード2を折り曲げることなく、刺繍糸によって、蔓に片手で掴まる猿のモチーフの象形物1が形成され、装飾コードを形成している。
イヤホンコード2の外周に編み込まれる刺繍糸は、刺繍糸による編み物と同様に、各種の色や模様を表現することが可能である。
【実施例2】
【0021】
図2(1)〜(3)は、実施例2の装飾コードの外観図を示している。図2(1)〜(3)では、照明器具12と該照明器具12を天井から吊り下げるソケットコード3を示している。ソケットコード3の外周に該コードを内包するように刺繍糸が編み込まれている。
図2(1)では、ソケットコード3を折り曲げることなく、刺繍糸によって、木に留まっているキツツキ(鳥)のモチーフの象形物4aが形成され、装飾コードを形成している。
また、図2(2)では、ソケットコード3を折り曲げることなく、刺繍糸によって、波形の装飾デザインの象形物4bが形成され、装飾コードを形成している。
また、図2(3)では、ソケットコード3を折り曲げることなく、刺繍糸によって、ソケットコード3を細い枝に見立て、枝に生える葉のモチーフの象形物4cが形成され、装飾コードを形成している。
ソケットコード3の外周に編み込まれる刺繍糸は、刺繍糸による編み物と同様に、各種の色や模様を表現することが可能である。
【実施例3】
【0022】
図3は、実施例3の装飾コードの外観図を示している。図3では音楽用携帯プレーヤー13にイヤホンコードが挿し込まれた状態を示している。図3において、14a,14bがイヤホンであり、イヤホン(14a,14b)と音楽用携帯プレーヤー13の間がイヤホンコードである。イヤホンコードの外周に該コードを内包するように刺繍糸が編み込まれている(5a,5c,5f)。そして、イヤホンコードを折り曲げることなく、刺繍糸によって、蔓に咲く小花のモチーフの象形物(5b,5d,5e)が形成され、装飾コード5を形成している。
イヤホンコードの外周に編み込まれる刺繍糸は、刺繍糸による編み物と同様に、各種の色や模様を表現することが可能である。
【実施例4】
【0023】
図4は、実施例4の装飾コードの外観図を示している。図4ではノート型パソコン15とACアダプター16を結ぶ電源コードを示している。この電源コードの外周に該コードを内包するように刺繍糸が編み込まれている。そして、電源コードを折り曲げることなく、刺繍糸によって、沢山の蝶々の群れといったモチーフの象形物6aが形成され、装飾コード6を形成している。
電源コードの外周に編み込まれる刺繍糸は、刺繍糸による編み物と同様に、各種の色や模様を表現することが可能である。
【実施例5】
【0024】
図5は、実施例5の装飾コードの外観図を示している。図5では携帯電話端末11にイヤホンコード、或いは、電源コードやUSB端末接続コードが挿し込まれた状態を示している。イヤホンコード等のコードの外周に該コードを内包するように刺繍糸が編み込まれている(7a,7e)。そして、コードを折り曲げることなく、刺繍糸によって、“REY”の3文字のモチーフの象形物(7b,7c,7d)が形成され、装飾コード7を形成している。コードの外周に編み込まれる刺繍糸は、刺繍糸による編み物と同様に、各種の色や模様を表現することが可能である。
【実施例6】
【0025】
図6(1),(2)は、実施例6の装飾コードの外観図を示している。図6(1),(2)では携帯電話端末11にイヤホンコード、或いは、電源コードやUSB端末接続コードが挿し込まれた状態を示している。図6(1)では、イヤホンコード等のコードの外周に該コードを内包するように刺繍糸が編み込まれている(8b,8c)。そして、コードを折り曲げることなく、刺繍糸によって、葉のモチーフの象形物(8a,8d)が形成され、装飾コード8を形成している。また、図6(2)では、イヤホンコード等のコードの外周に該コードを内包するように刺繍糸が編み込まれている(9e)。そして、コードを折り曲げることなく、刺繍糸によって、葉のモチーフの象形物(9a〜9d,9f)が形成され、装飾コード9を形成している。図6(1),(2)において、装飾コード(8,9)の外周に編み込まれる刺繍糸は、刺繍糸による編み物と同様に、各種の色や模様を表現することが可能である。
【実施例7】
【0026】
図7(1)〜(3)は、実施例7の装飾コードの外観図を示している。図7(1)〜(3)では携帯電話端末11にイヤホンコード、或いは、電源コードやUSB端末接続コードが挿し込まれた状態を示している。イヤホンコード等のコード(21〜23)の外周に該コードを内包するように刺繍糸が編み込まれている。そして、コード(21〜23)を折り曲げることなく、刺繍糸によって、鳥(21a,21b)、リボン22a、チェーン22bや宝石(22c,23a〜23f)のモチーフの象形物が形成され、装飾コードを形成している。コードの外周に編み込まれる刺繍糸は、刺繍糸による編み物と同様に、各種の色や模様を表現することが可能である。
【実施例8】
【0027】
図8(1)〜(3)は、実施例8の装飾コードの外観図を示している。図8(1)〜(3)では携帯電話端末11にイヤホンコード、或いは、電源コードやUSB端末接続コードが挿し込まれた状態を示している。イヤホンコード等のコード(31〜33)の外周に該コードを内包するように刺繍糸が編み込まれている。そして、コード(31〜33)を折り曲げることなく、刺繍糸によって、花や葉(31a〜31f,32a,32b,33a〜33c)のモチーフの象形物が形成され、装飾コードを形成している。コードの外周に編み込まれる刺繍糸は、刺繍糸による編み物と同様に、各種の色や模様を表現することが可能である。
【産業上の利用可能性】
【0028】
本発明の装飾コードは、アクセサリー、ネックレス、インテリアグッズとして有用である。
【符号の説明】
【0029】
1,4a〜4c,5〜9 象形物
2 イヤホンコード
3 ソケットコード
11 携帯電話端末
12 照明器具
13 音楽用携帯プレーヤー
14a,14b イヤホン
15 ノート型パソコン
16 ACアダプター
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8